フェイスブックのコピペです。
読んだことない方にが、ちょっとわかりづらい内容になってしまいました。。あんまり、内容書くと、ネタバレになってしまうので。。。
セイ(主人公)になるには、セイみたいに、レバーを食おう!!!
以下、コピペです。
森恒二先生原作の「自殺島」、素晴らしい~作品です。
今回2度目の全巻読みを終えました。
かなり前に1度読んでて、この時も感動したんですが、時間が経ってからまた読むと、別の発見があるので、名作は何度も読んだりします。
絵が、男性コミックなので、女性受けはしにくいかもしれませんが、読んでるうちに慣れていきます。
自殺未遂を何度も繰り返す人たちで溢れている世の中、とうとう国は、そういう人たちを、島流しにすることに決め、自殺未遂者たちが島に着いた戸頃から話が始まります。
死ねなかったことで、また自殺をする人も出る中、必死に生きていこうとする人たちと分かれます。
まさに、無人島なので(過去に生活の痕跡はある。荒れたく家とかあれだ畑とか)、まさにサバイバル!
川を探して水を飲む、バナナを見つけて食べる、海に潜って魚を捕る、海水から、塩を取る、など大変です。
この生きていこうとしたグループが、二手に分かれます。
1つは、サワダという、ヤク中の刺激を求める凶暴で、カリスマ性もあるので、洗脳という形で、そのグループの王様みたいになるグループ。
もう1つは、秩序保たれた、皆で話し合いをしながら協力して生活していこうというグループ。
どちらも食べ物に困ります。
バナナと魚は、どちらも食べてます。
秩序保たれているグループの中に、セイという男の子が、山に入り、弓で鹿を仕留めてくるようになり、こちらのグループは、定期的に、鹿肉、イノシシ肉、キジなどを摂取してます。
鹿を仕留めるセイは、その場で鹿を捌くため、傷みやすいレバーやハツは、その場で食べます。
これはいっしょによって山に入らないと食べられません。
セイは、もともと引きこもりで、人とか向き合うことを避けて、イヤなことから逃げてばかりで自殺未遂を繰り返していた人です。
山に入って、鹿肉、特にレバーを食べてから、ドンドン変わっていきます。
前向きに、恋人や仲間をまもるために、戦う強い男性に変わっていきます。
こちらのグループも、生き残って鹿肉などのジビエを食べている人達は、ドンドン前向きに生きていきます。
かたや、サワダのグループは、たまに鶏をしめて食べるくらいで、
(サワダは、死んだ人も食べたようですが)
肉、特に赤い肉を食べていません。
洗脳されているので、セイのグループを殺しに行くよう仕向けられ、戦争になります。
話の展開が目を離せなくて、一人一人の苦悩や事情、皆の成長していく姿、仲間との結束など、ハラハラドキドキ、目が離せなくて、感動もあり、涙なしでは読めない名作です。
森先生がどこまて意識されて、描かれたのかはわかりませんが、オーソモレキュラー的に、合点の行く作品です!
本能的にわかっておられるのかも。
2回目読んだ時は、そういう視点からも読みました。
登場人物全員、自殺未遂の常習犯で、全員うつ、引きこもりも大勢います。
こんな島で生きていこうとしたら、否応なしに太陽にさらされ、体を動かさないと、食べ物が得られません。
緯度が低い島のようで、みんなかなり肌を露出してます。
(服もないんですが)
太陽にさらされることで、ビタミンDが形成され、Dは、うつの改善にとても良いです。
体を動かすのもとても良いです。
そこに、ヘム鉄満点の鹿肉、イノシシ、キジなどのジビエ。
どれもお肉は、赤黒く、ヘム鉄が多い肉は、亜鉛もビタミンもたくさん含まれています。
コレステロールも摂れるし、コレステロールは、うつや脳を働かせるのにとても重要です。
これらの食材が、サワダのグループにはなかったので、カリスマ性のある狂気の人間がリーダーになると、簡単に支配、洗脳されてしまいます。
何重にも深いマンガですわー。
そういうこと考えなくても、とても良いマンガなので、オススメです!
人生とは?生きるとは? と改めて実感させら、考えさせてくれます。
最後は、国が、自殺未遂者の本当の更生プログラムとして、この島(というか、ここの人達との生活)を使ったりもします。
まさに、更生プログラムに適うと思います。
森先生の作品は、他の作品も、引きこもりやイジメ、虐待なども出てきますが、そういう人が未来を向いていく話になってます。
希望に変わる作品です。
どれもオススメです!
https://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E6%AE%BA%E5…/…/4592146212