美容医療の治療の中で、注射で刺すものがあります。
一番たくさん刺されるとしたら、やはりワキのボトックス治療でしょう。
どれくらい刺すのかは、クリニックによっても違うと思いますが、ワキボトックスは、たくさん細かく刺せば刺すほど、長く持ちます。
たくさん刺せば刺すほど、時間がかかるので、安売りチェーン店では、たくさんも刺してくれないでしょう。
時間がかかることをしたら、薄利多売になりませんからね。
で、うちでは、ボトックスと注射する薬液の中に麻酔薬を入れているので、注射されたところを中心に、次に刺す時は、麻酔が効いていますから、全く痛くない。
薬液をまんべんなく、細かく、でも汗の腺の多そうなところはより密集して注射していくため、さっき刺したところから少しずらして、何周も注射していきます。
でも、1回目は、なにも注射されていないので、痛いですよね。
痛いのはいやだという方には、美容医療用の、超極細針(別途がいります)をおススメしていますが、もともとのワキボトックスの値段込で使っている針も、普通の病院では使わないような、極細針です。
それよりもさらに細い針ですが、うちでは、そこまでされる方は、あまりいません。
痛かったら、途中からでも針変えられますよ、と声はかけていますけど、あまり言われたことはないです。
さらに細い針を頼む方はもう最初から頼んでおられます。
それでも、ボトックス自体が沁みる薬なのと、たくさん刺しますから、麻酔が効くまで痛いのは痛いですよね。
私も久しくやっていませんが、久しぶりびやると、そうだった~!と思うくらいには痛いです。
で、今回から、さらに麻酔のクリームを先に塗るオプションをご用意しました。
昔していたことがありますが、クリームを拭きとった後が、ヌルヌルして、注射しにくくなるのと、たくさんのアルコールで拭かない限り、やはりやりにくくなります。
ヌルヌルも残っているし、いくら消毒しても、普通の消毒したくらいでは、やはり残っているので、そこに注射するのも、ちょっと気になる。
医療用の麻酔クリームではありますが。
少しでも痛みをマシに使用と思うなら、皮膚を引っ張りながら刺してあげないと、刺し口でもたつくと痛みは余計ひどくなるので、ヌルヌルしていると、引っ張れません。。滑るんですよね。。
そしたら、結局痛いのでは。。?とするのを止めていました。
幸い、うちでは、あまりそこまで痛みを言う方がおられなかったので。
でも、先日、痛みに弱い患者さんが、ワキボトックスしたいけど、痛いの嫌だ、と悩んでおられて、たまたま他の患者さんで、顔に針を刺す処置(スタンプ法と一応呼んでますが)で、麻酔クリームを変えたら、かなりマシだったといわれました。
昔使っていたのよりも、この時使った麻酔クリームのほうが断然質が良くなっていた、というわけです。
それを使ったからと言って、痛みが全くなくなるわけでもないし、ヌルヌルはヌルヌルのままですが、(いつもよりも、もう少しアルコール消毒させてください。ヌルヌル減らすために。ティッシュで、あまりゴシゴシ擦りたくないので。。。多少は、ティッシュ使いますけどね。)、やはり一部の患者さんには、最初の痛みがネックかな、と。
で、ワキボトックスのオプションです。
プラス 麻酔クリーム
1回 別途 2160円(税込み)です。
他は何も変わっていません。
薬液にもともと麻酔薬は入れているのは、込の値段です。
麻酔クリームは、ワキに塗って、しばらく置きます。
最低でも20分はおきますので、いつもよりもちょっと時間がかかります。
ワキですから、基本、ベッドに横になっているほうが、クリームは浸透しやすいかと。
腕を上げっぱなしにしておけとは言いませんが(かなり負担になるので)、座って雑誌読んだりして、汗出てきて、麻酔クリームと合わさって、服が汚れても困るし、麻酔クリームがなにより流れることが困ります。
なので、腕は、下しておいていいので、横になっておいてください。
かなりマシかな~と思っています。