プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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美容医療の治療の中で、注射で刺すものがあります。

 

一番たくさん刺されるとしたら、やはりワキのボトックス治療でしょう。

 

どれくらい刺すのかは、クリニックによっても違うと思いますが、ワキボトックスは、たくさん細かく刺せば刺すほど、長く持ちます。

たくさん刺せば刺すほど、時間がかかるので、安売りチェーン店では、たくさんも刺してくれないでしょう。

時間がかかることをしたら、薄利多売になりませんからね。

 

で、うちでは、ボトックスと注射する薬液の中に麻酔薬を入れているので、注射されたところを中心に、次に刺す時は、麻酔が効いていますから、全く痛くない。

 

薬液をまんべんなく、細かく、でも汗の腺の多そうなところはより密集して注射していくため、さっき刺したところから少しずらして、何周も注射していきます。

 

でも、1回目は、なにも注射されていないので、痛いですよね。

 

痛いのはいやだという方には、美容医療用の、超極細針(別途がいります)をおススメしていますが、もともとのワキボトックスの値段込で使っている針も、普通の病院では使わないような、極細針です。

それよりもさらに細い針ですが、うちでは、そこまでされる方は、あまりいません。

 

痛かったら、途中からでも針変えられますよ、と声はかけていますけど、あまり言われたことはないです。

 

さらに細い針を頼む方はもう最初から頼んでおられます。

 

それでも、ボトックス自体が沁みる薬なのと、たくさん刺しますから、麻酔が効くまで痛いのは痛いですよね。

 

私も久しくやっていませんが、久しぶりびやると、そうだった~!と思うくらいには痛いです。

 

 

で、今回から、さらに麻酔のクリームを先に塗るオプションをご用意しました。

 

 

昔していたことがありますが、クリームを拭きとった後が、ヌルヌルして、注射しにくくなるのと、たくさんのアルコールで拭かない限り、やはりやりにくくなります。

ヌルヌルも残っているし、いくら消毒しても、普通の消毒したくらいでは、やはり残っているので、そこに注射するのも、ちょっと気になる。

医療用の麻酔クリームではありますが。

 

 

少しでも痛みをマシに使用と思うなら、皮膚を引っ張りながら刺してあげないと、刺し口でもたつくと痛みは余計ひどくなるので、ヌルヌルしていると、引っ張れません。。滑るんですよね。。

 

そしたら、結局痛いのでは。。?とするのを止めていました。

 

幸い、うちでは、あまりそこまで痛みを言う方がおられなかったので。

 

 

でも、先日、痛みに弱い患者さんが、ワキボトックスしたいけど、痛いの嫌だ、と悩んでおられて、たまたま他の患者さんで、顔に針を刺す処置(スタンプ法と一応呼んでますが)で、麻酔クリームを変えたら、かなりマシだったといわれました。

 

昔使っていたのよりも、この時使った麻酔クリームのほうが断然質が良くなっていた、というわけです。

 

 

それを使ったからと言って、痛みが全くなくなるわけでもないし、ヌルヌルはヌルヌルのままですが、(いつもよりも、もう少しアルコール消毒させてください。ヌルヌル減らすために。ティッシュで、あまりゴシゴシ擦りたくないので。。。多少は、ティッシュ使いますけどね。)、やはり一部の患者さんには、最初の痛みがネックかな、と。

 

で、ワキボトックスのオプションです。

 

プラス 麻酔クリーム

1回 別途 2160円(税込み)です。

 

他は何も変わっていません。

薬液にもともと麻酔薬は入れているのは、込の値段です。

 

麻酔クリームは、ワキに塗って、しばらく置きます。

最低でも20分はおきますので、いつもよりもちょっと時間がかかります。

 

ワキですから、基本、ベッドに横になっているほうが、クリームは浸透しやすいかと。

 

腕を上げっぱなしにしておけとは言いませんが(かなり負担になるので)、座って雑誌読んだりして、汗出てきて、麻酔クリームと合わさって、服が汚れても困るし、麻酔クリームがなにより流れることが困ります。

 

なので、腕は、下しておいていいので、横になっておいてください。

 

かなりマシかな~と思っています。