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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ゴールデンウィーク初日に、九州自動車道が開通したんですね。よかったです。これで熊本付近の流通が前ほどではなくても、動き出しますね。

今日、テレビで、どこかで日本各地のうまいものの祭典みたいなのを取材していた番組があって、熊本のあかうしを使った肉料理の熊本のお店が出展されているのが放送されていました。

レストランやホテルの建物だったかが地震で壊れてしまって、夏休みも予約でいっぱいだったのが予約が取れなくなって、以前のように建物が運営できるようになるのにまだまだかかるそうで、ということは仕事がなくなってしまったわけで、このイベントに声をかけてもらって、本当によかったと店主の方がおっしゃってました。

今日、スーパーで熊本のトマトとスイカを買いました。熊本と言っても広いから、どの地域のかはわかりませんが、熊本・大分などの被災された地域の方、周りの方の生活が早く戻ってほしいと願います。

義援金も大事ですが、義援金が集まって、実際に使われるのに、時間がかかるし、どの部分に回るのかもお任せですからわかりませんよね。

東北の時も、被災された方の生活に回るのかと思いきや、東北~福島とは全然関係ないところにお金が一部使われて、問題になっていましたよね。

義援金はそれはそれで必要ですが、実際に、被災地域でお仕事されていらっしゃる方が、前と同じように仕事が再開できるのも大事だと思います。

私の大好きな熊本のあか牛ですが(くまもんも大好きです)、物流が大変でしたから、落ち着かれるまで注文は控えていましたが、九州自動車道が開通したので、ちょっとご迷惑でないか聞いてみようと思います。

あか牛をネット販売されていらっしゃるところはたくさんあります。

http://www.akaushi.jp/

こちらは、熊本県畜産農業協同組合連合会のサイトです。義援金も受け付けていらっしゃいます。

 

きっと日にち指定は無理でしょうから、その辺も含めて、急ぎませんから、いただきたいです。

九州特産のものをたくさん欲しいです。

スーパーやデパートで、九州物産展などを、可能な限りしてほしいですね。

博多に行った時に、持てるだけ、地元のものは買って帰ったんですが、全部食べちゃいました。

さて、お肉の話ですが、とてもいいサイトを見つけました。

http://www.jmi.or.jp/

 

 

 

 

 

 

 

http://www.jmi.or.jp/common/download.php/ヘルシーパートナーNo.21.pdf?id=NzU2

肉だけ食べるというのは、もちろんダメですが、動物性たんぱく質の重要さがとてもわかりやすく書いてくれています。

今の栄養状態が戦後よりも悪いのもデーターが載っていますよ。

とてもいい冊子でした。

どこでもらえるのかしらん。。お肉屋さんとかでおいておいてほしいな。

先日ご報告しましたが、不妊治療で悩んでいらっしゃったアラフォーの患者さんが、めでたく妊娠され、順調に赤ちゃんが育っています。よかったです~。

 

さて、この方、不妊治療をされていらっしゃいました。

特に、体に器質的な問題(卵管狭窄とか、臓器などの問題のことです)は全くなく、排卵もされていらっしゃたので、排卵誘発剤を使うことなく、

(不妊外来にいくと、この排卵誘発剤(無茶高い!)をバンバン、バンバン、使われている患者さんがすごく多いことにびっくりします。しかも、どんどん使うように(お金も使うように)、そこの医者から煽られている患者さんがすごく多くて、不妊治療の話を患者さんから聞いているだけで、そんなことになっているんだ。。。とびっくりすることが多いです。。人の弱みに付け込んで、お金を巻き上げているクリニックの多さにびっくり。。

排卵誘発剤を使うことが悪いことではありません、と思います。婦人科は専門ではないですが。本当に必要な方はいらっしゃると思います。

ただ、体質改善にあたるようなことをなにかされるわけでも、提案されるわけでもなく。。本当に、お金だけまきあげてられていらっしゃる方しか、私はみたことがないのです。。)

人工授精をされていたんだったか。。

 

不妊治療は、何をするにしても、お金がかかります。

最初からここまで、と予算を決めていらっしゃる方もいらっしゃるし、やってダメだったときの精神的ショック大きいだけでなく、何度も失敗しているうちに希望までなくしていくことが、かなりダメージだと思うので、どこまでやっていくのか、お金にある程度余裕がある場合、夫婦ともども精神的にボロボロになる前に一体誰が止めてくれるのか。。。(うちに来られている患者さんで、実は不妊治療をしていました、という方で、クリニック側から、もうやめておかれては。。?と提案された方はどなたもいらっしゃいませんでした。。)

患者さんが妊娠したい以上、止める権利は医者には確かにないし、希望されるのであれば、それをなんとか叶える手伝いができないか、とそのこと自体は正しいと思いますが、現代の医学でも難しいこともあるでしょうし、何度も何度もやって、失敗して、本当にボロボロになられた方も診たのも事実です。

 

この妊娠された患者さんには、私が栄養療法を知って、すぐに血液検査で栄養状態を確認したほうがいいことをお伝えして、やっとしていただいて、そしたら、いろいろと異常が見つかり(栄養欠損だけでなく)、そのあと、検査を追加して、さらにひっかかったので、大学病院の専門家に紹介したところ、うちでこのまま診るのか、そちらにお願いするほうがいいのか、で、そちらで診ていただけるようになりました。

まず、不妊に悩んでいらっしゃる方には、この検査はとても重要で(妊娠を考えていなくても、患者さんの体調を整えるためにも重要です)、患者さんも不思議に思って、その不妊治療のクリニックにそれを聞いたら(その検査をしているのかどうか)、一応されていました。

ただ、初診時1回のみで、1年間検査なしです。

いつから異常になっていたのかわかりませんが、まあ、検査もせず、人工授精だけ繰り返されていたわけです。

それでは、まず妊娠はしにく。

 

栄養療法の妊娠を考えている方用の本がたくさん出ていますから、それらもご紹介して、食事も頑張っていただいて、サプリはそれほど飲まれていませんが、まあちょっとだけ。

私としては、時間も迫っているので(女性の場合、妊娠可能年齢にある程度の制限がありますから)、もっとサプリも食事も頑張ってほしいところですが、こればっかりは、ご本人次第なので。。

でも、毎回、サプリ頑張って!と励まし、これも絶対追加したほうがいいから、1日1粒でもいいから、となんやかんやしているうちに、今回の自然妊娠に至りました。

何が良かったのかはわかりませんが、患者さんも食事はかなり頑張っておられたようです。

 

で、

ほとんどの不妊治療専用クリニックが分娩施設がない、という状態なんですが。。。

妊娠・出産で一番大変な分娩を他院任せで、一番お金のかかる(クリニック側から言えば、お金の儲かる)の「不妊治療」だけを抜き取ってやる、というのも、なんだかな、と思いますが、クリニックにもいろいろな事情やケースがありますから、全部のクリニックが金儲け主義ではもちろんありませんが。。。

こちらのクリニックも分娩はできず、しかも提携先なし!

(なんじゃ、そりゃ。。。と思いましたが。。。

提携先もないって、ほんとにここで妊娠させるつもりがあるのか?とちょっと思いましたが。。。)

出産施設って、女性の好みも出ますから、提携先をみんながみんな気にいるわけでもないでしょうし、そりゃ、難しいと思いますけどね、いつでもあちらのベッドが空いてるわけでもないでしょうし。。

分娩だけ押し付けやがって、と周りの産婦人科から思われれているのかもしれないし、その辺はわかりません。

 

こちらの患者さんは、自分で分娩先を探すように言われたそうです。9週目までしか、うちは診ませんから、と。。。

(なんじゃ、そりゃ、と思いましたが。。)

 

ここからが本題です。

 

妊娠したら、管理栄養士さんから、急に「食事指導」というのが始まったそうです。(1回1000円。有料です。)

患者さんが、正直に、飲んでいるサプリを見せたところ、こんなの飲まなくていい!必要ないっ!!鉄なんか妊娠後期でないといらないっ!!とこっぴどく言われて、せっかく、頑張って飲もうとされていたサプリを飲むのを止めてしまったそうです。。

 

妊娠した!と連絡をいただいた時、ほんとはレーザー治療で予約されていたんですが、レーザーできないし、妊娠したらまた栄養状態が変わるから、血液検査しましょう!としたところ、ちょっと良くなっていた栄養が、妊娠した途端、赤ちゃんが無茶苦茶摂ってますね~!!という状態に変わっていて、こら大変だ!と、もともと隠れ貧血のある方ですし、もっと食事とサプリを頑張って!お金が許すなら、サプリももうちょっと増やして!と言って、患者さんも頑張る!と言っていた矢先、この管理栄養士の邪魔です。

 

はっきり言いますが、不妊で悩んでいた時に、栄養指導なんて、なにも入らなったくせに(血液検査も初回しかしていないくせに)、妊娠した途端、なんや、それっ?!

(ここで妊娠した!と他院で思われたいために、流産されたら困るから、いきなりやり出すのかな、と思いましたが。。)

ついでに言うと、患者さんは自然妊娠で、あんたんところで、妊娠したんじゃないから!患者さんの力だから!!

見かねた患者さんのダンナさんが、ちゃんとあいこ先生の言うように飲め~!!とかつを入れてくださって、先日うちに来られました。

栄養療法をしている妊婦さんみんな、このサプリを飲んで、妊娠も維持しているし、産後もすごく楽になっているそうだし、赤ちゃんにもママにもいいから、安心して頑張って!!と励ましました。

隠れ貧血のひどい方の邪魔をするとは。。う~ん、許せん!

 

でね、患者さんが栄養療法サプリ見せたら、その管理栄養士さんが、「ここのサプリ、飲んでいる人多いんですよ~」と言われたそうで。。。

妊娠した人しか栄養指導は入らないわけで、ということは、妊娠した人しか、この管理栄養士さんとは会わないわけで、ここのクリニックで妊娠した多くの人が栄養療法して、栄養療法のサプリを飲んでいたわけで、

じゃあ、妊娠したのは、栄養療法のおかげじゃないんですかね?

妊娠した患者さんの多くが、ここのサプリを飲んでいる、という事実から、なにか考えないんですかね?この方は。。

他のサプリとどう違うのかくらい、調べろよ、と思いますが、そんな金儲け主義のクリニックに何を言っても無駄かもしれません。

毎回、栄養指導にお金を払って、サプリ飲むな!肉食べすぎ!と言われるそうで(肉食べたから、妊娠したんですよ、きっと。もちろん肉だけ食べていたらだめですが、肉は一番栄養価が高いので)、もう受けなくていいですよ、と言っておきました。だって、お金も払うんですよ!いらんでしょ。

 

医学が進歩したおかげで、不妊治療で妊娠される方も大勢いらっしゃると思います。

不妊治療もされたい方は、もちろんされたらいいと思います。経済的に無理のない範囲で。

でも、不妊治療される方もされない方も、食事は最低見直してください。

器質的な問題を栄養で変えるのは無理だと思いますが、それだけで変わる方もきっと大勢いらっしゃると思います。とりあえず、栄養療法の本を読んでください!

目から鱗のことがたくさん載っています。赤ちゃんのためだけでなく、女性にとって、元気になる方法がたくさん載っています。

いいことが雪崩でのように起こりますよ。

栄養解析(栄養療法の血液検査)をされる方は、必ずお読みください。

 

初診から栄養療法目的で来られる方も、再診の方で、栄養解析をされたい方も、まず最低かかってくるお金が、¥10.800(税込み)です。

この中に入っている項目は、まずは最低限の血液検査、その結果を私だけで判断するのではなく、溝口先生の意見もお聞きしているので、溝口先生に解析依頼をしています。これは全員です。その結果を踏まえて、溝口先生は解析レポートを作ってくださって、それがクリニックに送り届けられます。

ここまでが、¥10.800(税込み)です。

 

で、他にオプションの項目があります。

オプションの項目は、本当はやったほうがいい項目ばかりです。

ただ、特殊な項目なので、検査代金が他の基本項目と違って、結構かかります。

お金の問題がありますから、あくまでオプションにしていて、強制にはしていませんが、年齢、症状、今後どうしていきたいのか目的によって、オプションの意味が全然変わってきます。

 

例えば、20代の若い患者さんの場合、いろいろな症状をお聞きして、予算があるなら、オプションをつけるにしても、優先順位が示せる場合があります。

症状からしても、このオプションはつけないと、という方も20代でもいますが、予算がないなら、それはつけられませんから仕方ありません。

 

年齢が上がれば上がるほど、オプションは必要と思っておりましたが、ずっと患者さんの結果を診てくると、年齢に関係ない場合というのも結構診てきました。

今は、若い方も、体の中もボロボロです。

まして、40代、50代、60代と年がいけばいくほど、検査にひっかかる項目と程度のひどさは、ある程度比例しています。

 

大体、血液検査をされたい方は、あらかじめおっしゃっている方が大半ですから、当日採血ということもありますが、次回に、となります。

この時に時間があれば、オプションの説明用紙をお渡しして、時間があれば、説明をすることもありますし、全ての内容はほぼ用紙に書いていますから(簡単なものですが)、読んできていただいて、次回採血の時に、オプションをどうするかお聴きしています。

予約確認電話の時点で、もう決めていらっしゃる方もいますし、すっかり忘れていて、採血の最中にもう一度説明して、その場で追加する(採血の量は同じなので)ことも多いです。

ようは、お金の問題なので。

 

なので、栄養療法目的で初診で来られた方も、その場での説明ですし、再診の方で、話の流れで、いきなり採血となっても、その場でオプションの説明するだけですから、時間としたら十分だと思っています。

ほとんどの方が、全てつけられますが、もちろん全員ではありません。

でも、予算がいけるなら、みなさん全部したいと思っていらっしゃるわけです。

(すでに調べたことがあって、今回はいりませんねと、つけなくても済む場合もあります)

 

栄養療法で来られていない方でも、肌荒れ相談、シミやシワ相談、赤ら顔相談、ニキビなどなど、結局、肌のキレイさ、若々しさなどは、栄養でほぼ決まると言っても過言ではないくらい、かなりの割合で重要ですから、時間がなくても、栄養の話をちらっとは全員の方にしています。

食事の改善まで言える時間がないこともありますが、血液検査で、今の状態を知るのと、その原因が血液検査でわかることも多いので、調べたほうがいいですよとはほぼ全員の方に言っています。

そうは言っても、みなさんが栄養解析をされるわけではないので、オプションの説明用紙まではお渡ししていない方もいらっしゃいます。

オプションの説明まではしていなくても、血液検査自体に大した害があるわけでもないですし(針で刺されるときにちくっとするくらいと、お金の問題)、調べること自体、私は大賛成なので、いきなり血液検査で予約を取られても、私から止めることはありません。

オプションの説明は、来られてからすればいい話ですから。

 

ちなみに、これらのオプションを足さなかった場合に、食事とサプリメントを始めることは可能ですが、ほんとは、ひっかかっている場合(異常がある場合)、時間とお金をすっごい無駄にします。

オプションに異常があった場合、サプリの優先順位も変わるし、場合によったら、医薬品が必要なこともあったり、他院に紹介したり、血液検査が保険で追加になったり、食事の内容が変わったり、糖質制限の程度も全然変わります。

どこまでやるかは患者さん次第ですが、知っておいてもらうことが大事です。

採血されるている方全員、私も含めて、栄養が足りている方というのは、誰一人いないんですが、説明を聞いて理解できる方と、理解できないというか、それよりも自分はそんなことはないと信じていないのか、その辺はわかりませんが、信じていない方も、さすがに血液検査で数値で出てくると、信憑度が増すようです。やっと信用すると言いますか。。そう思うと、数字で結果が出る、ということはとてもわかりやすいですね。

 

栄養解析をすると予約を取られた時点で、枠も押さえていますし、準備もしています。

他の処置と同じで、その場になって、採血をやっぱり別の日に、と言われるのであれば、それは全額キャンセル料をいただきます。

オプションを聞いて、もっとゆっくり考えたい、決められない、という方は、説明も聞かずに予約を取るのは絶対におやめください。

採血だけでしかお時間を摂っていないので、説明の時間が限られています。

(っていうか、説明の内容はそれほどありません)

オプションで悩む方は、予算で悩んでおられるですから、いくらまでと、症状などから、もうこちらでオプションを選ぶ感じです(患者さんも予算内でおまかせされますから)。

でも、それを説明を聞いた上で、もっとじっくりゆっくり考えたいと言われるのであれば、そんな方は今まで誰一人いらっしゃらなかったので、私には考えが及びませんが、そういうタイプの方は、なんでもそうですが、たとえ血液検査であっても、説明も聞かずに予約を取るのは絶対にお止めください。

 

 

ちょっとのどがやられて気管支炎になっていたのは書きましたよね。

木曜日だったか、仕事が終わったくらいはまだ全然大丈夫でしたが、後片付けをしている間に、なんかどんどんしんどくなってきて、しんどいというより、早く寝てしまいたい、という感じでしょうか。

 

動物って、体調が悪いと、飲まず食わずで、じ~っと寝て、回復するのを待つ、ってわかります?

人間も同じです。

ただ、人間の場合、野生動物のような免疫力や回復力が多分ないのと、もう生活自体が、いろんな情報に振り回されたり、刷り込まれたり、休みたくても、自分の意志だけでは無理だったり、まあ大変ですよね。

野生動物で、回復しない=死 ですから、人間はそうはいきません。

まあ、医学もかなり進歩していることですし。

 

で、家に帰って、もう晩御飯も食べずに寝たいと思っていて、食欲はありましたが、もう食べるのがメンドクサイというか、寝るのを優先させて、寝ている間に、体の回復力になんとかしてほしい、というのでいっぱいで、まあ、寝ればいいんですが、その日の昼もろくなものを食べていないので(プロテインとサプリは飲んだかな)、このまま寝たら、回復はするかもしれませんが、たんぱく質を摂っていないから、筋肉が痩せてしまいます。

また、ちゃんと栄養を摂って寝たほうが回復力は勝るのに決まっています。

こういう時に、点滴してあげるといいんですが、ビタミンくらいしか摂れません。

(できなくないけど、ちょっと大そうかな。時間もかかるし。)

 

なので、どうせ喉も乾いているから、普段飲んでいるサプリをさらに量を増やして飲んで、さらに、こういう時に飲んだほうがいいサプリで(ちょっと高くなりますが)、栄養をドーピングして、これで筋肉も萎えることなく、胃腸に負担をかけることなく、休めます。

おかげで、翌朝にはかなりマシになっていました。

仕事を週末まで乗り切らないとね。

 

ちょっと前から断食道場みたいなの、流行っているじゃないですか。

女性誌で特集が組まれるくらい。

断食道場は昔からありましたけど。。

 

使いすぎた胃腸を、週末なり、数日なり、休ませてあげるのに、食事を少し止めるのが、絶対に悪いとは言いません。

「食べる」、特に、「たんぱく質を食べる」というのは、非常にエネルギーを使います。

だから、たんぱく質を食べると、体があったまるくらいの熱が出ます。

あったかいものを食べて、あったまるのって、ちょっとの時間でしょ?すぐに寒くなるでしょ。

でも、動物性蛋白質を食べた時なんか、結構な時間、熱が発生していますから、自家発電です。

栄養も摂れるし、中からずっとぽかぽかしているし、いいことだらけです。

「食べない」ことで、その分の栄養ももらえませんが、消化吸収に使われるエネルギーは使わなくて済みます。

すっごいしんどい時や病気の時って、食欲ないでしょ?

体が、そこにエネルギーを使わないように、わざと食欲をなくしているわけです。

 

なので、食欲がある時は、食べたほうがいいわけですが、まあ、それでも休ませたい場合ですね。

1回くらい食べなくても、人間死にはしませんが、その分の代償は必要となります。

 

代償を払わず、体の機能を落とさず、回復を早めつつ、でも胃腸も休ませたい、となると、胃腸に負担のならないようなサプリを摂らないといけません。

スムージーや青汁飲んでも、意味ないですよ。

ビタミンだけとっても、たんぱく質相当のものを摂らないと。

 

最近は、医師がついている断食合宿みたいなのもあるようですが、出されるリンゴジュースとかに、ちゃんと栄養入っているんですかね。。?

なんか、野菜や果物の話しか書いていないような気がしますが。。

 

ちゃんと、消化吸収に負担のならないように栄養をきちんと摂っての断食道場は、やりたい方はやったらいいと思いますが、栄養が摂れていないなら、反対です。体に悪いだけだと思います。

まあ、確実に筋肉は痩せるし、脳からしたら、もう飢餓状態ですから、「食え~っ!!」とものすごい命令出マスからね、合宿からかえってきた途端に、えげつなく食欲が出て、無茶クチャ食べて、リバウンドどころか、余計に胃腸に負担をかけて終わり、という結果に。。

 

なにしてんだか。

 

流行りでなんでもやらないようにね。

きちんと調べてから、なんでもやりましょうね。

 

 

昨日から、ちょっと仕事で東京に行っていて、帰ってきました。

今週は、福岡、続けけて東京、そのあとにまた東京と、結構移動が多くて忙しそうです。

なんとか栄養をたくさん摂って、この忙しさを楽に乗り越えたいですね。いや、きっと大丈夫!

 

さて、この4月6日の水曜日に、江部先生の糖質制限の本が発売されました。

その本が欲しかったんですが、水曜日に大きな本屋さんに行くのを忘れていて、家の近所の小さい本屋さんに行ったら、おいてなくて、そこの本屋さんは、店主さんの好みがかなり反映されているところなので、もともと糖質制限の本はかなり少なかったので仕方ないな、と思っていました。

じゃあ、明日帰りに(水曜日は休診日で、うちのクリニックの前は、ジュンク堂です)ジュンク堂で買おうと思ってました。

組合のサイトで買えば、ちょっとだけ安くなるんですが、できれば、中身をちょっと見てから買いたいんですよね~。

だから、本屋さんに行くのは大好きなんです。

本屋さんって、本を仕入れている方の好みと言いますか、どこも似たりよったりのようで、全然違いますよね。

雑誌やメジャーな本は、どこも一見似ていますが、それでも並べ方や見せ方が全然違う。

こんな本、あるんだ!と嬉しい発見があったりするので、本屋さんは大好きなんですが、欠点はアッという間に時間が経ってしまうこと。。

次に生まれ変わったら、職業よりもなによりも、本屋さんの子供に生まれたい!というくらい、本は好きです。

最近、読む時間が減っているのが困ったところですが。

 

で、ジュンク堂に行けたのが、8日金曜日。

でも、新刊本ですから、1階の新刊本のコーナーにあると思いきや。。

 

。。。ありません。

 

仕方ないから、2階の健康の本のコーナーに。(一般書なので、医学書のコーナーではないと思います。確認していませんが)

 

。。。ありません。。

 

ありゃ?

 

これ。。?

 

これ、新しいよね?と思って、買ったやつは違いました。ちょっと前に出たやつでした。それはそれでいいんですが。

 

たくさんの本があるので、置ける場所に限りがあるから仕方ないんでしょうけど。。

そんなことを言い出したら、そのコーナー(一般用の健康本)に、栄養療法(オーソモレキュラー)の本は一冊もありません。。

 

でも、糖質制限なんて、かなりメジャーになったと思っていたし、まして、地元京都の本屋さん、しかもジュンク堂書店みたいな大きな本屋さんで、江部先生の新刊書がないとは!

超~びっくり!!

 

ということは、まだそこまで糖質制限、しかも正しい糖質制限の認知度が浸透していないということでしょうか。。?

それとも、どこからから圧力かかっていて、本屋さんで並ばないとか?

 

雑誌やテレビで、間違った糖質制限ばかりが取り上げられるので、ほんとの糖質制限は、そんなことじゃないっ!!と憤ってしまうわけですが、どうして、本当にいいことって、なかなか浸透しないんでしょうね。

以前に比べたら、かなり認知度が上がったと思うし、それはやはり江部先生のご活躍のおかげだと思いますが。。

ああ。。まだダメなんですね。。

私、てっきり、1階の新刊本のコーナー(入ってすぐ真正面)に、平積みにされていると思っていました。。

探し方、悪かった?

(店員さんにまで確認はしていないので)

いや、結構見たんですけどね。

(腸内フローラの本は売っていました。買いましたが。藤田絋一郎先生のご本です)

 

ネットで買うしかないですか。。

 

 

 

 

遅くなってしまい、申し訳ありません。

さて、4月のキャンペーンです。

例年通り、この季節に人気のメニューや、そろそろ気になってこられたことなどをキャンペーンにしています。

なんか忘れていたことが思い出して、追加になるかもしれません。

その時は、またお知らせいたします。

 

この季節ということで、紫外線がきつくなってきましたね。

まだ春と思って油断されている方、危ないですよ~。

(って、誰でもガンガン塗れるわけではありませんが)

今までの冬用とは別に春~初夏用に別のが欲しいという方も出てきました。もう日焼け止めはいくつあっても足りない季節到来ですね。

そこで、毎年恒例の「日焼け止め塗りましょうキャンペーン」と言いますか「塗りなさいキャンペーン」と言いますか、まあ塗らせようという魂胆です。

(くれぐれも言いますが、誰でもなんでも塗っていればいいわけではありません)

 

あと、すみません、休診日のお知らせが遅くなりました。

問い合わせのあった患者さんには個別にはお伝えしていましたが、HPに掲載するのを忘れておりました。

福岡で開催される日本形成外科学会に、形成外科医ではありませんが、参加してきます。

レーザーや美容医療などは、よく講師をされるようなドクターは、形成外科のドクターのほうが多いかと思うんですが、やはりこの学会に参加して、いろいろな講演を聴いてきたいんですね~。

特に今回は抗加齢に力を入れておられる大慈弥先生の福岡大学主催ですから、楽しみです。

でも、水~金曜日という日程で、水曜日は休診日でいいとして、3日間休診にはできません。。

プログラムを出るのをまって、散々迷った末、金曜日のみ参加することとしました。

残念。。。

水曜日がいくら休診と言っても、水金と福岡にいて、木曜京都、というのもこれまた大変で、またその週末は栄養療法のセミナーで東京に行きますから、家もクリニックも私もこれまた大変です。

で、金曜日のみ学会参加です。

 

話をキャンペーンに戻します。

ちょっと気温も上がりつつある中、そろそろ毛穴が気になってきた方も増えてきましたね。

季節の風物詩ですね。

でも、肌の状態が良くなかったり、スキンケアを間違っていたりすると、きつい治療はかえって副作用を招いたり、効かないどころか余計にひどくなったりと、踏んだり蹴ったりで、クリニックが儲かるだけです。

 なので、誰でもいつでも、毛穴治療をガンガンやっていけるわけではありません。

そのためにも、普段から、正しいスキンケアと丈夫な肌を育てておくことがとても大切です。

もちろん、栄養もね。

 

そろそろ、露出も増えるころですから、ボディ用のものをお買い求めしやすく、です。

かかとのかさかさから、体hや腕足のシミやら、ツヤも含めて、もちろん、シワもです。

体にレーザーを当てるというのは、すっごい贅沢な話ですので、うちでは、ほとんど化粧品をお勧めしています。

もちろん、レーザーしたい方はされたらいいんですが、お金と時間は覚悟されてください。

 

それと3月から発売になった、スキンケアベールとスポッツカバーのキャンペーンです。

月の途中だったから、キリが悪かったので、4月からとしました。

必ず、カウンセとテスター使用をご確認ください。

 

あと、キャンペーンではないですが、栄養療法と肝斑治療の併用療法のお知らせです。

すでに両方されている方は、トラネキサム酸の内服をとっくに止めて、食事とサプリに助けてもらっています。

 

以前は、漢方薬に切り替えたりしていましたが、限界がありますね。。

もちろん、栄養だけで片付くものでもありませんが、栄養はとても大事です。

まだお渡しする説明書が作れていないので、詳細は直接お聞きください。

 

すみません。。また寝ていたので、もう寝ます。

今日は嬉しいニュースです。

不妊治療をされていた患者さんが、めでたく妊娠されました!おめでとうとございます!!

まだ安定期に入っていませんから、焦らず、無理せず、転ばず、確実に育てていかないといけませんが、とりあえずおめでたいです!

不妊治療は、もともと婦人科でされていて、うちには、美容医療で来られていたんですが、私が栄養療法を勉強し始めたので、栄養解析をお勧めして、そこでいろいろと不妊の問題が見つかり、最初、薬を嫌がっておられて(誤解していらっしゃったので)、誤解を解いて、飲んだほうが良い旨、説得して、うちで最初少し薬を出していましたが、他にもちょっと気になることがあって、事情を説明して専門のところで、診てもらっていました。

栄養状態も、女性は全員そうですが、もちろん悪く、無理ない範囲でのサプリと食事を頑張るよう、励まして、なかなか食事もできるようになるのに時間もかかって、サプリもそんなにたくさんは飲まれてはいなかったんですが、ちょっと前に、やっぱりこのサプリも1日1粒でいいから足したほうがいいなどなどアドバイスをしていたら、妊娠したというお電話をいただきました。良かったです。

 

妊娠出産繋がりで、どこかの校長先生の発言が問題とされて、今日辞職されたニュースが報道されていました。

朝の朝礼でしたっけ?

朝礼の中で、言われたことの一部が問題になったようですが、前後の話を報道せずに、その部分だけを切り取って報道したりするのは、どうかと思います。

一連の流れの中での言葉であって、その前後を全部聞いた上で、問題だ、いや問題じゃないと議論すべきと思います。切り取りで判断したらダメだと思うんですけど。

発言全部を聞いていないので、発言がいいも悪いも、私には判断できませんが、報道で問題にされていたのが「女性のもっとも大事なのは、2人以上産むこと」でしたっけ?

この部分だけを取り上げてるなら、女性だけの問題ではなくて(妊娠出産は、男性には絶対にできないので、役割分分担で言えば、女性にしかできない仕事です。でも、女性一人で妊娠できるわけではないですし)、もちろん男性の問題でもあるし、夫婦やカップルを1世帯とするなら、人間男女ペア二人に、二人以上の子供がいないと、その世帯いずれは滅びてしまうわけです。

なので、少子化が問題になっていて、少子化の進んでいる日本は、このままでは、超高齢化社会の先は、日本人がいなくなってしまうわけです。

個人の問題だけではなく、国として、とても大事なことですね。

 

ちなみに、私は子供を産んでいないし、これからも産みません。絶対に産まないとは言い切れませんが、まあ、超高齢出産です、もし妊娠したら。

私が産んでいないということは、うちの世帯は、夫婦が死ねば、滅びてなくなります。

日本の少子化対策にもなんの貢献もできていません。

妊娠出産はとても大事なことですし、生きて生まれきたからには、全ての生物に備わっている「種の保存」が本能としてはあるわけですが、そこは人間ですから、個々の事情や考え方があるので、全員が子供を欲しいわけではないでしょうし、いろいろな理由で妊娠がうまくいかないこともあります。

私ももし強制されたら、ちょっと困りますね。

 

社会にそういう面での貢献はできていませんので、だからこそ、妊娠したい方・子供が欲しい方が、好きな人数子供がもてるように、暮らしていきやすい社会になったらなと思います。

例えば、国からの経済的援助や今問題になっている保育園の問題ですよね。

 

でも、その前に、「不妊」「妊娠しにくい」「妊娠してもうまくいかない」「二人目がなかなかできない」などなど様々な問題があります。

 

産みたい方・産める方には、私の分まで、どんどん産んでほしいです。

欲しい方が欲しいだけ子供を持てる環境になってほしいです。

私は産婦人科医ではないので、詳しいことはわかりませんし、器質的な問題(例えば、卵管が詰まっているとか、病気や生まれつき子宮がないとか無精子症など体の構造上の問題など。自分でどうこうできるレベルの問題ではなく、医療の力を絶対に借りないと難しい部分)に対して、私はなにもできません。検査もそうですし、手術も処置も、器質的な問題には何もできません。

 

約1年前から栄養療法オーソモレキュラーを勉強して、不妊症の勉強というか、今の不妊症で悩んでいる女性男性の現状などを知ることができました。

やはりみなさん、動物性たんぱく質を食べなさすぎ。。

男性もです。

栄養が足りないせいで、起こっている問題も、実はとても多いそうです。

うちでもそうですが、結構、不妊症でいろいろ治療されていた・されている患者さんというのは、とても多いです。

妊娠できた方・もうあきらめてしまった方、さまざまです。

不妊治療は、もちろん自費で、保険は通りません。

 

不妊治療をされている方が、美容医療をしたいからというので、うちに来られるわけですが、妊娠した時点で、もちろん美容医療はほとんどダメですが、多くの患者さんから、やっている治療やされていた治療をお聞きしていました。

現在進行形の方の場合、一緒に、どういうタイミングで美容医療をしていくか相談しもってやらないといけないと思うんですが、人工授精で卵子を取り出す前とか、受精卵を移した後など、薬を投与するような治療は、うちでは一切やりませんので、そういうことは黙っている方(たまにいます。黙っているというより、聞いているのに、予約の時点で言わない方)は非常に困りますし、もしなにかあったら、責任取れませんから、だから予約時に聞いているわけで。。そういうことがあると、今後の治療はお断りしますけどね。お互いの信用だけでやっていますから。

 

多くの患者さんから、治療内容を聞いてきましたが、婦人科クリニックに関しては、結構な数の事情を聞いてきましたが、誰一人、体質改善と言いますか、妊娠しやすい体質に変えていくような「なにか」をしてもらっている方は、誰もいませんでした。

器質的な問題がなければの話ですが、ほとんぞ全員が排卵誘発剤などの薬物治療か体外受精や人工授精で、漢方薬すらもらっていない方がほとんど。。愕然としました。日常生活(体冷やすなとか食事とか)の指導をしてもらっているわけでもなく、びっくりしました。

あげくの果てに、患者さん自身が自分で(ちょっと怪しい)薬局で、バカ高い漢方を買っていて、中身を確認したら、症状から言って、保険でもらえるから!っていう話もとても多く、保険併用が無理な場合は、うちで自費で買っても、そんな高い値段しないからって!そういうのもとても多いです。。。

 

血液検査をほとんどされていない方もいました。一体、その婦人科でなんの検査をされてこられたんだか。。

 

ちなみに、今回妊娠された患者さんの、血液検査で引っかかった一部について、不妊治療専門クリニックのくせに、こんな検査もしていないのか?!と思っていたんですが(患者さんも思ったようで)、患者さんがそこで聞いてみたら、一応検査されていました。(項目はすっごい少なかったですが。。。)

その時は、なんと!ひっかかっていなかったんですね。

女性の場合(男性もでしょうけど)、体調なんて、どんどん変わりますからね。いい時もあれば、悪い時もある。

なので、頻繁にではありませんが、定期的なチェックって必要だと私は思います。

(そこでは、一度して終わりだったようです。。。)

 

最後に足したサプリのおかげがどこまでかはわかりません。

たまたまそういうタイミングだったのかもしれませんし、患者さんも食事を結構頑張っておられましたから、じわじわといい方向に向かっていて、いいタイミングが来たのかもしれません。

私のしたことで役に立ったのは、サプリや検査は何も関係なく、励ましたことくらいなのかもしれません。

でも、患者さんは妊娠できて、本当に良かったです。

若い方はまだいいですが、アラフォーとなってくると、時間が迫ってきます。

栄養療法オーソモレキュラーをしたから、妊娠の確率がいくら上がるとか、確率で出せるものではありません。

ただ、栄養が十分足りてくると、体内年齢がほんとに若くなりますから、妊娠可能年齢が上げていけるし、妊娠確率も実際の年齢よりも若い年齢で考えていくことができるようです。

 

体の中から!いい方向に変えましょう!

貴女が動けば、必ずいい方向に変わります!栄養療法の妊娠に関する本もたくさん出ています。

ぜひ、一度お読みになったり、栄養療法をやっているクリニックのHPをご覧になることをお勧めします。

 

 

 

 

 

さて、またまた昨日の続きです。

 

私が思うに、日本の女性は全員栄養失調です。よほど、赤みの肉や卵・魚などガンガン食べていたら、その上で月経量が少ない(こういう方の場合は、健康なので少ないってことはないかなと思います。いわゆる普通)とか、病気や閉経で月経がない場合は、毎月の出血がありませんから、比較的栄養が貯めやすいです。

 

逆に、生理(月経)がある限り、しかも毎月あれば、毎月大量に(月経過多でなくても)血が奪われるわけです。

かといって、男性ほど肉もレバーも食べないし、栄養が足りないのは当たり前で、特に、最近、ここ10年くらいでしょうか、異様な痩せブームといいますか、若い子なんか、むっちゃ、細~いっ!!

昔の9号(Mサイズ)と今の9号って、全然違いますよっ!!特に、今の若い子のブランドなんか、無茶苦茶細いっ!!

日本の女性痩せすぎです。

(これは、厚労省のデータで出ています)

 

以前にも書きましたが、今って、戦後の日本よりも栄養状態が悪いそうな。。。

GDP世界3位の日本人、そんな裕福な国で、一体全体みんな何食ってんだか。。。

 

特に、女性っ!!

パンとお菓子とパスタば~っかっ!!あとは、ごはんですが、メインは、パンとお菓子というのが、無茶苦茶多いです。

パンって、トーストやバゲットで、おかずがあって、っていうのじゃないですよ、ほんとに、コンビニの菓子パンや調理パンの添加物まみれのものです。

ほんとにひどい子は、菓子パン1日3個で食事終わりってことも。。。

そりゃ~、日本経済、うまく回らんわ。

 

ず~っとお菓子を食べている子や、食事はパン(マーガリン・ショートニングてんこ盛り)で、単品としたらカロリー高いもの食べてんのに、どうして痩せているっかって?!

そりゃ、肉も魚も卵も全然食っていないからです。

お菓子とパンは、エネルギーにはなりますが、栄養はゼロどころか下手したらマイナスです。

(消化吸収するのに、添加物まみれの炭水化物は、山ほど栄養素を使います)

栄養が入ってこないのに、そんなものばっかり食べるから、普通に計算して、栄養マイナス、になっていくのがおわかりでしょう。

 

だから、冷えるわ、頭痛いわ、肌荒れてるわ、髪の毛ぬけるわ、胃腸の調子悪いわ、下痢か便秘か、たんぱく質食べるとすぐにもたれるわ、会議にはついていけないわ、食後特に午後むっちゃ眠くなるわ、イライラするわ、情緒不安定だわ、物忘れ増えたわ、思考力下がるわ、判断力鈍るわ、頑固になるわ、怒りっぽくなるわ、うつっぽいわ、なんかぼ=っとして動く気もないわ、やる気もないわ、なんかすべてがコントロール不能になるわ、などなど。

みなさん、困ってませんか?

特に女性!

 

だから、女性は全員栄養失調です。

アスリートの女性で、焼き肉屋で山ほど食べる人っていますよね。

でも、そういう方は、普段ガンガン使っているので、あれだけ召し上がっても、足りていないかもしれません。

インとアウトのバランスで、出ていくほうが、使うほうが多すぎる。

スポーツ(特に激しい運動)というのは、体からしたら、活性酸素は増えるわ、栄養はバカほど使うわ、いいことなしです。

でも、スポーツが好きな方は、やらないほうが逆にストレスですから、ちゃんと必要な栄養素を補って、されてくださいね。でないと、体に負担になって、故障とかもしやすくなると思います。破壊だけしている、再生が追いつかなくなるのです。

 

栄養が足りないのが女性全員だとしても、全員に、さっきあげた症状全部が出るわけではないんですよね~。これ、不思議です。

どの辺に、不都合が出てくるのか、ほんと、人によって違います。

いくつかかぶるのはあるでしょうけど。あと、程度も全然人によって違います。

栄養が足りない全員=強迫障害が出る、思考力や判断力が落ちる、というわけではないんですよね~。

 

でも、逆はありで、なんでも程度というのがありますが、誰でも、「思い込んでしまった」ということはあります。

でも、それが、ついうっかりとか、あとから反省できるレベルで、次から回避できればいいんですが、もう自分でコントロール不能!というレベルまでいっていると、結構やばいですよね。病的だと思いませんか?

思考力や判断力にしても、昔はもっとマシだった、昔はもっとできたのに、っていうことないですか?

これもレベルの問題はありますが、脳がうまく働いていない場合は、栄養のバランスは絶対におかしいはず!

栄養だけで解決すべてできるわけではもちろんないですが、栄養が足りていれば、ここまででなくても済んだのでは?ということもあります。

同じ薬を飲んでも、副作用が出にくかったり、体のほうが強いからなんとかなったり。

 

いわゆる、理解の悪い方、コミュニケーションの取れない方など、そういう訓練をされてこなかったのかな、本をあまり読んだことがないのかな、全て流されているだけで、自分の頭で考える癖がついていないのかな、と今まではずっと思っていました。

でも、該当しない方ももちろんいらしゃって

(原因をわかっておかないと、また同じことをされますからね。どうして、そうなっちゃったのか、の思考回路を知りたいんです)

 

でも、これって、やはり栄養が全然足りていない!

 

っていうことは、栄養をちゃんと足せば、頭も体も、全~部いい方向に回り出すってことです。

 

今、思考力も判断力もちゃんとしているから、私は栄養失調ではないわ、とお思いの方。

そういう方は、もっとたんぱく質を摂ったら、ますます賢く、元気に、無敵なりますよ~。フハハハ~!

 

とりあえず、食事のバランスを見直してください。

 

 

まだ十津川に行ってきた話の途中ですが、ちょっとスキンケアの話を。

 

肌荒れや、なんか肌の調子が悪いと悩んでいらっしゃる方、お金や時間をかけているのに、なんでこんなに肌がキレイにならないんだろうと思っていらっしゃる方々が、私のブログを見つけて、自分の使っている化粧品から肌の触り方まで見直されて、とりあえず、何を使ってもいいかわからないので、ブログで紹介していた一般で買える化粧品に買い換えて、受診される方は結構いらっしゃいます。

 

そういう方の場合は、どれくらい実践されたかにもよりますが、tよっとお肌の落ち着いて、これからどんどんキレイになっていきます。

楽しみですね。

 

そういう方の中には、もうとりあえず一切を止めて、ぬるま湯で洗顔しているのみで、日焼け止めも保湿もしない(たまにワセリンくらい)のに変えちゃって、受診まで待つ、という方もいらっしゃいます。

それはそれで、もちろんありです。

ケースバイケースと言いますか、ほんとに受診されて、何も一切塗らないように、と指示する方もたまにいます。

赤みの炎症が強すぎるとか、もう皮膚炎(異常)レベルの時です。

医薬品の薬を使わないといけない時(ステロイド含む)もあります。

そんな時に、化粧品を塗っている場合ではないです。

だって、異常があったら、塗らないでください、医師に相談してください、って書いてあるでしょ。

診察の上で、これくらいなら、こういう化粧品なら、使ってもいいですよ、ということはありますが、診ていない方の場合、患者さんの自己判断ですから、それが正解かどうかは、やってみないと、経過を診ないとわかりません。

なので、そういう場合に、全部とりあえず止める、というのは、ありです。

まあ、そういう場合は、早めに受診してもらったほうがいいですが。炎症をなんとかしないとね。

良くなったらいいですが、悪循環にはまることも多いので、ほんとのひどい状態になる前に、早めに受診をしたほうがいいです。

 

さて、肌荒れ相談の方の場合、今使っている化粧品をすべて先に予約時にお聴きしているんですが、前日の確認電話で、化粧品を変えている方が時々いらっしゃいます。

ひどい方だと、予約日の2日前に、化粧品を変えるということをされます。

 

。。。なんで?

化粧品、もう変えてたやん?(しかも、新しく買ったのが、ろくでもなかったりして。。診察で、使うなと言われるだけなのに。。)

と不思議でたまらないです。

だって、もう2日くらいだったら、変えた化粧品で、とりあえず過ごしたらいいと思うんですが。。。

新しく買い足していっている化粧品全部が、「いいもの」とは限らないわけで、まして「自分の肌に塗っていいのか」というのは、全く別の話です。

 

そういうことをされる患者さんみなさんに、どうして受診の2日前(前日のこともあり)に化粧品を変えたんですか?と聞くと、みなさん言うのが、「買わなくても良かったのかもしれないけど、塗らなきゃ!!塗らなきゃ~っ!!と思って、買ってしまった。。」という答えがほとんどです。

 

肌荒れで悩んでいる方に、まず2パターンあるんですが、

①な~んにも考えていない方。使っている化粧品の名前もわからない、覚えていない、ドラッグストアの店頭に並んでいるやつから安いから買った、とりあえず、一番前で売っていたから買った、というてきと~な方。

それで、肌がキレイだったらいいんですけどね。。あんまりキレイじゃない、いや、ひどい。。

大体こういう方は、擦りまくっていることが多く、あと、日焼け止めも全然塗っていなくて、その分肌もひどくなっているパターンです。

今後、それではだめなんだ、と気づかれて、注意されれば、OKです。

 

一番大変なのが、

②思い込みパターンです。

「絶対に、ダブル洗顔しないといけない!」「日焼け止めを塗らないといけない!」「化粧水を塗らないといけない!」などなど、自分で、いろいろと義務を増やして、がんじがらめになっちゃっている方です。

考え方が、融通が利かなくなっているというか、他の考えが浮かばない、あるいは受け入れられなくなっているパターンです。

これは、しんどいでしょう。。ご自身も。。

ちょっと強迫観念にとらわれていると言いますか。。

こういう方全員、なんと!痩せています!

「痩せ」の程度もバラバラですが、パッと見た目、「痩せている」に分類がすぐにされる方です。

 

男性も女性そうですが、痩せすぎは良くないです。

太っているのも良くないんでしょうけど、「健康で元気」となると、痩せているよりも太っているほうです。一番いいのは、小太りが一番元気で長生きです。

もちろん、太りすぎはダメですよ。

この「太っている」っていっても、炭水化物ばっかり食べての肥満は絶対にダメですが、動物性蛋白質もたくさん食べているし、炭水化物もたくさん食べていて、小太りになった、という場合、栄養もちょっと摂れていますから、まだいいんです。

 

ところが、痩せている場合、(検診で、「痩せすぎ」と出たら、たいがいですよ。BMI計算して、18ないとか(18.5ないのも、たいがいですけど)。

そんなに痩せているのは、栄養が全然足りないからで、内臓の大事なところも栄養が足らんと悲鳴を上げていますから、皮膚になんか栄養は回ってきません。

だから、調子がすぐに悪くなるんですが、一番困るのは、脳のバランスですね。

強迫観念って、ちょっとコントロール自分でできないでしょ。

できないと思いますね~。

いろんな脳の中のホルモンが、全然足りないとか、すっごくバランスが悪くなっているとか。

だから、おかしな広告や宣伝に、すぐに乗せられてしまうし、買わなきゃいけな、使わなきゃいけない、と自分で追い込んでしまうんですよね。

栄養療法するまでは、そういうこと全然わかりませんでしたけど、栄養療法をするようになって、すっごく実感しています。

脳に栄養がいかないせいで、思考力の低下、判断力の低下などなど、物忘れもひどくなっていませんか?思い込んでいて、他の考え方が受け入れられない、あるいは、他の方法があると考えもしなかった。。

こうなっちゃうと、自力で脱出するのは、不可能とは言いませんが、かなり大変なのでは?

 

そうい時は、診察に来ていただいたらいいですが、いつもいつも診察に来れるわけじゃないですよね。1回の診察で、全部のスキンケアを隅から隅まで話ができるわけでもありません。

ひどい方になると、思考力も低下していますから、説明を聞いてもよくわからない。。。となります。

 

そういう時は、栄養療法です。

食事メインで、食事で足りない分の栄養素をサプリで補います。

そしたら、肌にも栄養が届くなるし、キレイになります(これは、ちょっと時間がかかりますが)。

頭の血流もよくなるし、ホルモンはちゃんと出ているし、脳のバランスがとても良くなります。

そうなると、おかしな広告に踊らされることなく、皮膚を触らなくて済みます。

 

とはいっても、全員の方が栄養療法されるわけではないので、とりあえず受診されたら、スキンケアの最低限のことをお教えするんですが、肌が荒れている時に、特に、日焼け止めはそんなに頑張ってやらなくていいですよ。

 

日焼け止めって、ある程度、皮膚が健康じゃない使えません。

それくらい、日焼け止めになると、いらん添加物が混ざってきます。

でないと、日焼け止めが作れませんからね~。

 

ニキビのひどい方や肌荒れ(程度にもよります)の方には、保湿は勧めても、日焼け止めは勧めていないことが多いです。

ビューティフルスキンの日焼け止め(粉のほう)であっても、顔を触らないと塗れませんから、もうしばらく止めておきましょうと止めることもあります。

 

日焼け止めは、塗らないとどんどん老化するんじゃないか、と脅迫観念にある方が、たまにいらっしゃいますが、おそらく今までの塗り方ではどうせ効いていないし、肌が荒れている時に塗ったら、入っている添加物がよけいに刺激になることもあります。

なので、させないんです。

今まで、何十年も、ちゃんとしたスキンケアをされていきていないですから、2日間しなかったからと何かが変わるものではありません。)

買う時は、成分表を観てください。

たくさん化学薬品が入っているでしょう。

商品によったら、塗らないほうがマシ、という選択肢もありますよえ。

 

 

 

 

 

 

今日は、本の紹介です。

 

その前に、今日、青森から来てくださった患者さんが、青森のお土産をくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

IMG_20160318_192122  ガラスのリンゴの置物です。

ペーパーウェイトですかね。

すっごく可愛らしいです!

白神ガラス工房さんの作品でした。

青森はガラスが有名ですか? 青森だからか、リンゴというのも可愛いし、ちょっと赤が混じっているのも、とても好きです。

ガラス細工やガラス製品って好きですね~。

ありがとうございます! 早速診察室に飾りました。

(待合室でもいいんですが、ガラスですから、あまり人が触る可能性の少ないところが念のためいいかなと思って)

 

さて、今回の本です。

溝口先生の新刊本です。

最新の栄養学というのか栄養医学というのか、とにかく最新のことが全部と言っていいくらい、載っています!

すごくいい本ですっ!!

 

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溝口先生の本は、字がたくさんあって、情報量が無茶苦茶多いので、1冊がとてもお得と言いますか、濃い~い内容で素晴らしいのですが(もちろんこれは一般書です)、以前に、溝口先生のこのシリーズのうつの本を患者さんに勧めて読んでもらったところ、「難しい。。。」と言われました。

そうか、難しいのか。。と思いました。

 

このシリーズが、ちょっと専門的なことも載っているので、医療関係者の方々には、こんなわかりやすい本はないと思うんですが、あまりそういう本を読んだり、知らない方からしたら、ちょっと専門用語が多かったり、ちょっとつっこんだ内容だったりするのかもしれません。

でも、素晴らしい内容がたくさん載っていますから、読みにくいところはとりあえず飛ばして読んでいただいていいので、まあ、読んでみてください。

 

本のいいところは、「あれ、どうだったっけ?」という時に、その本の中を探せば、どこかに必ず載っていることですね。

探すのが楽です♪ しかも、まとまって書いてくださっているので、見直しの時はとてもいいです。

 

栄養に関することも医学と同じで、どんどんアップグレードされます。ま、そりゃそうですよね。

 

栄養療法に興味ある方は、ぜひご一読を!

人生、変わりますよ。