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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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Facebookでも書きましたが、アトピー協会より、先日の件(企業が勝手に、アトピーの方にさもいい商品であるかのように錯覚させるようなマークを使用して、患者さんが間違えて買って私がこちらの協会に連絡した)について、ご報告のお手紙を頂戴いたしました。

 

日本アトピー協会http://www.nihonatopy.join-us.jp/

 

 

協会のほうでは、今年4月に、賛助企業に商品などにマーク(推奨商品のマークではなく、登録会員であるというどうでもいい内容ですが、いかにも勘違いさせることが魂胆の)を貼らないように伝えているそうです。

すぐに企業2社に連絡して使わないようにと至急訂正するように指示されたそうです。

 

まあ、こういう悪質な企業というのは、もぐらたたきのようなものですから、跡を絶ちませが、

協会のほうでも今後さらにいろいろと注意してくださると思いますが、皆さんも自分の身は自分で守れるようにしましょう。

皆が皆、その怪しい商品を買うわけではなく、一部の方が引っかかるわけですから。

 

 

こちらの協会のことは私もよく知らなかったのですが、この発足の経緯を書いてくださってました。

 

こちらの推奨マーク(アトピー協会推奨商品。ほんとの推奨のものです)は、平成15年に発足されたそうです。

 

今は、金沢大学皮膚科教授の竹原和彦先生が、アトピー性皮膚炎不適切治療健康被害実態調査委員長をお務目の頃、被害アンケートを依頼されたそうです。

また患者さんからの電話相談で、「ところで何かいいものはありませんか?」という問い合わせもあり、なにかできることがあるのではないか・という思いで始められたそうです。

 

竹原和彦先生は、アトピービジネスが全盛で、とてもひどかった頃(当時京大でいらっしゃったと思いますが)、皮膚科学会で、どんな科学的根拠のないひどいものでも、「プラセボ効果」で一時期的に効果が出る、というデータを出していらっしゃったのをとてもよく覚えています。

(確か、プラセボで、約2割ほどちょっと良くなります。後の8割は、不変と悪化です。

その後、ちょっと良くなったのも、もとに戻るか、悪化になります。

この2割があるから、患者さんが信じてしまうわけです。)

 

当時のアトピービジネスは、本当にひどくて、「水」を使った治療?(高額な「水」を完治すると言って買わす。中身はただの水道水。こういう「水」商法は今でもガンなどであるでしょう。)や、塗り薬もさまざまありました。

 

漢方薬の塗り薬やステロイドは一切入っていませんと謳っていて、すぐに良くなる・治る!と評判になったものすべて、ステロイド入り、ひどいのになると、超最強の強さのステロイドというありさま。

(これは、皮膚科でもされてかなり問題になりました。「あそこの薬はよく効く!」と評判のクリニックは、なんのことはない、ただ強い強いステロイドが軟膏ツボの入って処方されているだけです。こうしてステロイドの被害者がますます増えるわけです。

ステロイドが悪いのではなく、そうやって騙して、副作用も説明もしないし、診察もしない、それでもバンバン、しかも大量に出す、買えるようにしてある、ということが非常に問題。)

 

全身イソジン療法というのがありました。

(これは学会で、すぐに禁止されていました。)

これをやるまたバカな医者がいたわけです。患者さんの肌は、消毒剤でボロボロです。

 

竹原先生は、弱みにつけこんで何ら科学的根拠もない商品を売ってぼろ儲けする企業と真っ向から戦っていらっしゃったと思います。

 

この手紙を読んだ時に、竹原先生のことも思い出したし(アトピーのプラセボの話は、よく患者さんにしていますが)、皮膚科学会に参加して毎年思うことですが、皮膚科学会って、かなり真面目な学会です。

患者さん側に立っているというか。

もちろん保険診療という制約がありますから、ステロイドも免疫抑制剤などもそりゃあ使うんですけどね。保険の範囲内で最大限良くするにはどうしたらいいか、という考えがとても目立ちます。

 

それに引き換え(こう表現したら言い過ぎかもしれませんが、それくらい、皮膚科学会が真面目と思っていただければ)、

例えば、私が参加する抗加齢医学会や美容医療の学会は、もともと保険診療でできないことをやっているので、学会の中心にいらっしゃる先生の中に、企業と組んでいるなという、企業側の先生が目立ちます。

患者さん側ではないわけです。

学会としてそうなっているわけではありませんが、この竹原先生みたいな、患と者さんを食い物にする悪徳企業や悪徳クリニックと真正面から戦う委員会みたいなのはありません。

あっても、とても小さい。

運営する人数も足りず、普通の大学や診療業務をこなしながらでの少人数での活動となると、ままならないです。

動くほうにも、それなりの精神力と体力がないと、そういう委員会やって自分の仕事増やしても、それに見合うお金をもらえるわけでなし、企業がからまないと旨い話はないわけで。。。企業と戦う側なんて。損するばかり。。自分の身を削りながらのボランティアですから。。。

 

そういう先生が何人もいっしゃるのは知っていますが、企業側の医者が多いのか、なかなか大きくはならないし、「学会として」というスタンスがあまり感じられないように思います。。

表面だけということはないですが、悪徳に関して、そう強く動くわけではない。。

(業界で、有名だけど、表面だって、学会もいけないね、とは言っているけど、取り締まることができるわけでもなし、なんかうやむやのままいっちゃっているのが、肝斑のレーザートーニング問題が表だったくらいです。)

 

まあ、なんでもそうですが、まさに、そういう治療をする医師の良心にかかっているので、医師次第です。。

そうなると、クリニック選びがとても重要。。

 

話がそれました。

アトピー協会に戻ります。

 

今は、商品の安全性の確認のために、さまざまな化学物質の不使用宣言、製品に使用されているすべてのSDS(セーフティーデータシートGHS対応の国際基準)、物性試験データなど、必要と思われるすべての試験データの提出を企業に求めているそうで、提出されない場合は、その商品は検討しないとのことです。

 

現在は賛助会員としての入会は断っているそうです。

(問い合わせがかなり多い。)

 

「患者さんにとって、本当に必要な支援」を念頭において、活動されていらっしゃいます。

そのお気持ちがとてもよく伝わるお手紙で、いたく感動してしまい、胸が熱くなりました。

 

隔月に、「あとぴいなう」という通信紙を発行されていて、送ってくださいました。

中身はとてもいいです! すらばしい情報が満載でした!!

こちらは、アトピーの患者さんに限って送料無料で送ってくださるようです。

(中身はダウンロードしてどなたでも見られます。

http://www.nihonatopy.join-us.jp/now.html

 

アトピーの方、ご家族の方は、わけわからんネットの変なサイトを見ずに、こちらをまず読んでほしいです。

情報にも優先順位がありますよ。

いい情報から取れ入れましょう。

 

 

今朝のFacebookに書いたこぴぺです。

昨日の続きです。

 

以下、コピペです。

 

昨日のワセリンの続きですが、その悪徳商品の説明のページに、理化学研究所のデータを勝手に載せています。
ワセリンを塗って皮膚を保護すると、アトピーの発症などが抑えられたというもの。
バリア機能の落ちているアトピーの皮膚を、ワセリンで保護するわけです。

資生堂のドゥーエを新生児から使って、四年後のアトピーの発症が抑えられただったか(年齢がちょっと今あやふやです)、世界初の論文があります(医師が発表したもの)。理化学研究所よりも先だったように思います(違ったらスミマセン)。
そのあとも他にも論文があったと記憶してます。

 

こういう怪しい商品の紹介で、勝手にそういう論文のデータをコピペして、さも自分の所の商品での結果であるかのように見せる手口というのは、昔からあります。

 

一応引用元は書いてありますが、小さかったり、英語だったり、話のもって行き方もかなり良くない。
(だって確信犯だから)

 

こういうことをすること自体、「最低です」と宣伝しているようなもの。

 

その商品の優位性をうたうなら、その商品を人間に実際使ってみてどうかというデータがいるわけです。

なので、よそんちの赤ちゃんに、しかも大勢、勝手に塗って実験するなんてできません。
人権侵害です。
皮膚科医もしくは小児科医の指導のもと(もちろん診察あり)に行う実験です。
(いきなり赤ちゃんにではなく、科学的に安全性の確認作業テストも済んで、大人で先にチェックされてますよ。)

アトピー用もしかりです。

かぶれさせたら傷害事件です。治せもしないんだから。

 

世の中で売っている「アトピー用」「赤ちゃん用」でホントにデータを取って売られている商品なんてまあないです。(Facebookに追加です。クリニック専売品ではなく、市販と言う意味で)

私の知る限り(データを確認できたのは)、大島椿のアトピコスキンケアヘルスシリーズとドゥーエのみです。
企業の口からのでまかせでもなく、第三者が安全性を証明しているわけです。

でも、こういうのは、やらせサイトの怪しいところには絶対に載ってません。

そのへんを教えないところが、ビジネスの臭いがプンプンします。

さて、アトピー協会認定を勝手にかたる化粧品会社の話の続きです。

 

まず患者さんが使っていたのは、2つ。

①「水だけで作った化粧水」(商品名は違います)

。。。って、ただの水やんっ!!

 

とここでツッコめなかった人。もっと肉魚卵を食べて頭を使わないと、一生詐欺被害の人生になりますよ。もっと賢くなりましょう。

 

で、実際こちらのHPにも、水だけと書いています。純水100%!!

それをなんかいろいろやって、弱酸性にしたとかどうとか。。それで高保湿なんですってっ!!!

それは、ノーベル賞ものでは?!

 

「試験データ取得済み 日本産業皮膚衛生協会調べ」と書いていますが、そのデータなど詳細は一切載っていません。

ところで、「日本産業皮膚衛生協会」って、何。。。?

どこの誰が調べたわけ。。?

そのデータ、皮膚科医に見せて、一体誰が信じるっちゅーっねんっ!!

 

前からもよく書いていますが、人間の皮膚に水は毒です。お風呂や洗顔などの短い時間はいいですが、魚やカエルじゃないんだから、人魚でもないんだから、水で濡らしっぱなしはいけません。

お風呂もずっと入っていたら、皮膚ふやけてくるでしょう?角質がふやけてしまっています。

ふやけた角質は、物理的な摩擦にとても弱いと思います。

お風呂上りに、ずっと濡れたままで、体を拭かずにいたら、寒く寒くなって、「風邪引くから早く拭きなさい」と子供の時言われませんでしたか?

そして、濡れたまま自然乾燥した後は、バリバリに乾燥します。

 

皮膚についた水も、よほど湿度の高いところにいない限り、蒸発してなくなります。

その蒸発する時に、皮膚の熱を奪うので、冷えます。

なので、しもやけの人は、手を洗ったら、さっさとハンカチで拭く、温風でもないハンドドライヤーなんかで乾かすと、ますます冷えて、しもやけがひどくなります。

これは、皮膚科医の常識です。

 

そして、水は蒸発する時に、そこの水分も奪うので、余計に乾燥するのです。

これも皮膚科医の常識です。

 

温泉水のスプレーがあるでしょう?

アトピーや肌荒れ、乾燥肌で使っていたら、即刻止めてもらっています。

シューっとかけると、気持ちいいですよね。噴水の横にいるような。

気分はリフレッシュできるかもしれません。ほんの一瞬だけ、湿度は上がっても、その後、すぐに皮膚の水分が持っていかれて乾燥します。

リフレッシュになるからとやるのは構いませんが、その後、冷えるのと乾燥するのは覚悟の上でやるならどうぞご勝手に、という感じです。

 

 

そこまでデータというのであれば、何も入れていない純粋で、どんな高保湿ができるのか、ぜひ、学会発表も論文も出して、世界中に知らしめてほしいものです。

 

で、この水100%がですね、敏感肌・ママも赤ちゃんも使えると謳って、1本80g¥1,620、 200g1本¥2,916  で売られているわけです。

 

さて、水の原価はいくらでしょうか。

どんな処理をされているのかわかりませんが、ぼろ儲けですね!

経営がうまい!と褒めるべきところですか?

 

そして最悪なパターン極め付けが、

登録会員こちらのマークを勝手に商品につけて宣伝しているところ。

「日本アトピー協会」http://www.nihonatopy.join-us.jp/index.html

という非営利団体がありまして、アトピーや肌の弱い方にいろいろ情報を発信している団体です。

詳しいことは知りませんが、この団体自体はあやしいところではないと思います。

 

こちらの協会の推奨商品というのがあって、アトピーの方が安心して購入できるように認定されているわけです。

アトピー協会推奨こういうマークがそういう商品には貼ってあります。

私が実際商品で見たことがあるのは、塩素除去のシャワーヘッド(以前ブログかフェイスブックで紹介したやつです。うちにもあります。私は使っていませんが)と、タオルです。

どちらもなるほど!という商品でした。

他は知りません。

 

さっきの紫のほうのマークは、

http://www.nihonatopy.join-us.jp/support/company/index.html

こちらのページに、法人(企業の)賛助会員の一覧があります。

賛助会員というのは、簡単に言うと、まあこちらの団体の理念を理解してお金を払えば入れるわけです。どこまでの審査をされているのかは知りません。賛助会員だから、何がどうこうというわけではないので、審査はそれほど必要もないのかもしれません。

もちろん、賛助会員が作った商品が推奨品ではありません。

 

この企業一覧のところ、各社の各自で紹介文が書いてあるページですが、なぜかここのページは、この紫のマークがわざわざ載っています。

自分たちで載せたのか、そこはわかりません。

まあ登録会員マークなんて、登録企業一覧のページではどうでもいい話です。

 

でも、それを広告宣伝に使うとなると話は全然別です。

 

あまりにもひどいと思ったので

(患者さんは、京都の老舗有名雑貨店で購入されたらしく、それまで普通の宇津木先生の肌断食を純石鹸とワセリンでやっていたのに、有名店で、その広告で買っちゃったそうです。その雑貨店ももっと確認しろよ!と思いますが、そんなこともわからないのか、グルなのか(お金もらってわざわざ置いている)その辺はわかりません)

アトピー協会に連絡しました。

こんな悪質なことをされてますが、ご存知ですか?ってね。

すぐにご連絡いただきまして、法人企業には、このマークは使わないように言っているそうです。

無断使用ですよね。

誤解を招くような行為は、こちらの協会の主旨に一番反すると思います。

(個人的には、脱会しろ!と思いますが)

企業に連絡して使わないように言うとおっしゃってました。

(今の時点ではまだ消されていませんが)

 

そしてさらにひどいのが、もう1個ワセリンをクリニックのワセリンよりも安全と言って、添加物が入っていて何が安全なのかよくわかりませんが、原価の安いワセリンをこれまた高額で売っている企業がありまして、これも京都のその同じ雑貨店で購入されたものです。

病院のワセリンが危ないとな!

初耳ですわ~!!

ワセリンと言っても、市販のものでも病院のものでも確かにいろいろ種類があります。

うちで取り扱っているものは、一番精製度合いの高いもので、目の中にも使用するものです。

(それでも、ワセリンですから、無茶苦茶安いです。自費で買っても。自費治療で欲しいと言われたら、、ちょっと値段が上がるので(それでも安いですけど)、薬局の安いのでいいですよ、と言っています。まあ、ワセリン自体は、そんな頻繁には出しませんが。くわしくは、私の本にワセリンについてのことが書いてあります)

そんなに安全というのなら、その会社の社員全員、社長も含めて、その商品目の中入れてみいっ!!

アホかっ!!

 

興奮すると口が悪くなりますね。お許しください。また血糖値が上がったらどうしてくれよう。。

 

話がそれました。このひどい会社の話は次にします。

 

この2つの商品調べていて、どうも大元締めが同じ会社ようなんですが。。。。まあどうでもいいや。

この2つの商品を紹介しているサイトがありまして、赤ちゃんや子供のアトピー情報のサイトなんですが。。。

 

こちらでこの水がですね、なんと勝手に、「アトピー協会認定」と嘘八百書いてあるんです。

どこのアトピー協会やねんっ!!

もうこれ、詐欺でしょ。

でも問い詰めたところで、「間違えてしまいまいた。訂正しておきます」で終わりです。

だって、第3者の情報紹介サイトに体裁がなっていますから。

 

で、この怪しい情報サイトに、このわけわからんワセリンもどきクリームも、アトピーにおススメ!!として載っております。

 

で、一体どこの誰がこのサイトを運営しているのかというと、それはどこにも書いていないわけです。

なので、クレームどころか質問もできない。

使った方の声、といって、やらせ感満載と思うような、アトピーがこれを使って劇的に治りました!!という、久しぶりにアトピービジネス再来の鐘が思いっきり鳴ったわ~。

 

こういうサイトでは、必ずいろんな企業のたくさんの商品が、アトピーにとっていかに素晴らしい商品か

!ということがてんこもり載っています。

日常生活の過ごし方とかは、その辺のサイトとかこぴぺしてきて、いかにももっともらしく体裁を整えておけば完成です。

 

確かにそういう情報が役立つこともあるかもしれません。

でも、ちゃんと誰かが皮膚科医監修のもとに作られたサイトではないので、偽物の情報が必ず入ってきて、ひどいのになると、9割以上、おかしな情報だらけ、ということも。。

 

そのサイト全部は見ていませんが、あちゃ=っと思っている商品が他にも堂々と載っていたり、なにがアトピーにおススメやねんっ!とツッコみどころ満載で、そうなってくると、その中に本当にいいものが仮にあったとしても(あるのか?!)、全部やらせの質が悪いから、わざわざみんなでお金出しあって、名前上げてます、一番お金払った企業のは大きなページで載せます、ランキングも上位にします、1位はお金次第です、と言ってるサイトで載せて宣伝するしかない、って感じか?と思ってしまいます。

 

こういうサイトには、載せられないほうが良いんじゃないですかね~。同類にされてしまいますよ。

載せている企業は、さっさと抜けたほうがいいです。

もっともらしいサイトにするために、商品名を勝手に入れられている企業もあるかもしれませんが、やっぱり抜いてもらっては?

 

人の弱みにつけ込む悪人って、どの時代もどこにでもいます。

たとえ厚労省が法律作って取り締まったとしても、なくなりません。犯罪がなくならいのと同じです。

悪い人はどこにでもいます。

 

商品は、消費者が買わなければ、売れません。

売れないと、企業は売れる商品を開発して販売しようとします。

こうい悪徳商品が売れなければ、どの企業も買わないのです。

誠実な商品だけが売れるとなると、そういう企業はその業種から撤退するか、表にはあまり出てこないかも。

だから、消費者側が賢くなりましょう。

(昔からもこういうのありましたけどね、まともなお店では取り扱われなかったし、買う人もそれほどいませんでした。いかにも騙される、という人が買う感じでした。普通の方が被害を被ることってあまりなかったと思います。)

 

誠実なものだけが売られるように。

そんな世の中、来ないとは思いますが、悪いものが堂々とはびこる世の中にはしたくないです。

 

 

 

 

 

 

facebookのコピペですが、ちょっと付け足しです。

また詳しく書きます。

 

以下の件ですが、アトピー協会に連絡しました。

早速お返事をいただき、法人企業には、その登録会員マークを使わないように言っているそうです。

企業に連絡しますとのことでした。

よかったです。

少しは、被害者が減りますかね。

こういう悪徳企業は、次から次へと出てくるので、消費者が相手にしないのが、滅びるコツなんですが。。。

 

 

以下、コピペです。

 

 

アトピー協会と言うところがありまして、民間の組織団体で、アトピーの方に、情報発信されたり、協会推奨の認定マークがあり、協会がどういう基準でそれを決めているのかは知りません。
どこまで学会が関与しているのかも知りませんが、私の知る限りは、怪しい団体ではないと思っています。
昔大問題になった「アトピービジネス」(アトピーで悩んでいる方の弱みにつけこんで、なんのこんきょもないもの、害のあるものなどを高額に売りつける輩が横行して、学会が真っ向から戦ってました。そのおかげで以前よりは落ちつきましたが、なくなったわけではない。ネット普及で、ますます把握しにくくなったという感じでしょうか。)
をしているようなところではないと(多分)思います。

そこの協会推奨マークがあるんですが、私が今までで見たのは、塩素除去のシャワーヘッド(以前に紹介したやつ)とガーゼタオルです。
この推奨マークをもらうのに(審査はもちろんされているはずですが)いくらかかるのかは知りません。
そういうお金が協会の活動費になったりもします。

初診の肌荒れ相談の方の場合、使っている化粧品は、全部先に聞いておいて調べるんですが、その中に、「水だけの化粧水」(正式名称は違います)とか、ワセリンになんか混ぜてるとか、なんじゃそりゃあ?と調べました。

まあよくある怪しい化粧品売っているサイトそのもので、何の科学的根拠もなく、良いんですよ!!と一方的に言っているだけ。
まあよくある話です。

そしたら、このアトピー協会のマークがあります!

何を根拠に認定してるわけ?!とよく見たら、アトピー協会推奨マークではなく、アトピー協会登録会員のマークでした。

医者でない場合、学会でもありますが、賛助会員と言って、寄付金など払ったり、会費が高かったりとしますが、そうすれば企業が加入できます。
審査基準がどうなっているのか知りませんが、協会の趣旨に賛同することが条件で、「賛同します」とサインしてお金を払えば会員です。

悪いことではないですが、会員だからどうこうの問題でもないし、会員だから良心的な企業ではありません。
お金さえ払って、こういうのにたかる連中というのはどこにでもいます。

そこがどういう企業か知りませんが、登録会員だというどうでもいいことを、商品のページにわざわざ載せて、消費者にあたかもアトピー協会が推薦してるかのような宣伝をするような企業にろくなところはありません。
推奨マークをのせるならわかりますが、登録会員なんて、ホントにどうでもいい。
最初からそれがやりたくて、会員になったんだろうと思っちゃいますね。

やっすいやっすい原価のものを、あたかも素晴らしい科学の結晶のようにうたって、高額に売る。
アトピービジネスでないとは言えないのでは?

これを野放しにしている協会にも問題があると思います。
把握していないだけかもしれませんが。

またネットで買ったのかと思っていたら、患者さんは、雑貨店みたいなところで買ったそうです。
有名な雑貨店なので、店頭にあったら、信じちゃいますよね。
店の人が、おすすめ!!とかPOP書いてたら、バカか共犯でしょう。

こういうのを置くお店も悪い。
確認して置いてほしいものです。

お年頃になってくると、シミ(肝斑もくすみも含む)も気になるし、シワたるみも気になるし、とあちこち気になってきますね。

お金に余裕があれば、両方一度に治療していくことは可能ですが、そうそう同時進行されていく方というのも多くはないです。

 

多くの方が、どちらかを先にして、落ち着いたら、もう片方、ということが多いです。

後回しの片方は、クリニック専売品の化粧品などでフォローしてあげていると、先にしていた片方が落ち着くまでの間でも、結構良くなります。

 

ただし、最低限、正しいスキンケアは必須です!

何をするにしても、です。

(そこに栄養が加わると最強なんですが、興味ない方、というか、自分は栄養足りていると思いこんでいる方にいくら説明しても他人事なので、もう仕方ないですね。)

 

やはり日々の努力が効果に最も影響します。

 

初診でスキンケアの重要性を理解して、バンバンやれちゃう方は、もうなんでもすぐに良くなること請け合いですが(限界はありますよ)、なかなかやらない(やれない)方が多いのも事実。。

 

ちょっとスキンケアなかなか大変だろうな。。という時(特に日焼け止めの塗り直しとか)、顔の色って、シミにしろ、肝斑にしろ、くすみにしろ、化粧で隠そうと思えば、完全ではなくてもちょっとは隠せます。

(シミの濃さや使うファンデーションによったら、余計に露呈することもあります)

 

でも、シワたるみって、化粧では隠せません。。

 

日焼け止めをちゃんと塗っていないと、シワたるみ系の治療ももちろん効きは悪いですが、シミの治療みたいな、紫外線カットしていないせいで悪化するということはありません。

 

なので、患者さんがスキンケアを理解して、ある程度実践できるようになるまでの時間稼ぎとしても、シミやシワたるみかどちらから先にしようか悩んでおられる時は、シワたるみからおススメしていることが多いです。

 

シミや黒ズミがあまりにひどい場合は、色の治療からのこともありますし、患者さんがどちらを先にともう決めておられる場合は、そちらからです。

お金を払うご本人が決めるのが一番なので、同じくらい気になっていて、自分では決められない、という時のアドバイスです。

 

スキンケアは、無茶苦茶頑張っていなくても、日焼け止めの塗り直しがちゃんとできていなくても、しつこいくらい擦るな擦るなと来院のたびに言いますから、刷り込まれて擦らなくなる方が多いです。

引っ張ることでシワたるみはひどくなるので、シワたるみ治療にとっても大事なことです。

 

シワたるみの治療で皮膚の代謝も上がって、ちょっと頑張っているスキンケアとクリニック用化粧品は頑張る必要がありますが、そんなものでも数か月~半年で顔のまだら感が取れて、全体にトーンアップします。

色白になったところに、シミだけが点々と残っている、という感じです。

 

ここまでくると、最初肝斑あるかも、と肝斑疑いだった方も、肝斑治療しなくて(肝斑の可能性があると、シミ治療ではなく、肝斑治療に変わります。その分、お値段もちょっと高くなる。いろいろ必要にもなります)、いきなりシミ治療(きつめの)をできることがあります。

 

理想は、白人のようにベースの色が白く(明るく、色素が少ない)、シミだけポン!と色がついてる、というのが、一番安全で早くシミが取れます。シミのところにだけ、光やレーザーが入るんです。

 

一番大変でお金も時間もかかるのが、色黒プラスいろんなシミがある、という方。

これは、もうほんとに大変です。。

ちょっとでもきつくすると、シミの悪化・火傷のリスク上昇などが目白押しですから。

危なくて、一か八かの賭けはおススメしていません。

根気強くやっていくしかないんですが。。こういう方は、結果を焦るとろくなことにならないです。

 

あまりスキンケアを頑張らない方でも、さすがに医療の力を借りると、数回くらいはとても良かった!と効果が出てしまいます。

で、そういう方の場合、「やらなくてもなんとかなってんやん」と思わせてしまうことが問題です。。。・

そう思わせちゃったら、その人は、ほぼもう二度とスキンケアやろうなんて思わないので、あ~という感じですが、ここで皆さんのいうところのくすみぐらいなら、これが、たかが化粧品で合っても、越冬とれまえ、

同じ治療をするなら、自宅でできるケアをしてあげるだけでも、全然違います。

 

ちょっと良くなったことで、もっと頑張ればもっと早く良くなる?と思っていただいたら、こっちのもので、治療はバンバン一気に進ます。

 

てきと~に光やレーザーをあてればいい、なんてものではないです。

シミ(肝斑含む)の治療は、やる側からしたら、知識と経験がどこまであるのか、tによっても違います。

 

お金をかけないコツは、スキンケアと栄養です。

 

頑張ってください!!

 

 

 

 

 

Facebookに書いたこぴぺです。

facebookは流れてしまうので、こちらにも載せておきます。

 

 

無添加石けんが昔のことを思えばかなり広まってきたんだなあと思います。
朝ならぬるま湯洗顔も。

 

初診の患者さんの中には、無添加石けん洗顔にしてたのに、肌が乾燥するからと皮膚科に行ったら、無添加石けんはきついから止めるように言われ、何を使ったらいいのかわからなくて、前に使っていたクレンジングと洗顔フォームのW洗顔に戻したら、余計にドンドンヒドくなった…という方が増えてきました。

 

無添加石けんはアルカリ性で、皮膚は弱酸性ですから、汚れも良く落ちるし、脱脂力もあります。
なので、ファンデ塗ろうがウオータープルーフの日焼け止めであろうが、石けんだけで洗顔を勧めているんです。
洗浄力が高いのに一番害がないですし、しかも安いし、どこでも売ってる。

 

ブログでも本でも書いていますが、ファンデや日焼け止めも落とすくらいに洗浄力高いわけなので、皮膚のバリア機能が落ちている方(そういう方は、皮膚の保湿も追いついていない。皮膚への攻撃を続けていたり、直すだけの栄養が足りない)が使うと、乾燥する、しみる、バリバリになる、などなど出てしまうわけです。

 

皮膚科医が、診察の上で無添加石けんを止めるように言うのは、よくわかります。
乾燥で困って皮膚科に来るくらいなわけですから、バリア機能は破綻していることが多いでしょう。

 

でもね、止めさすなら、別のものを教えないと、患者さんにどうしろと?

 

止めさせて、また市販の安物の合成界面活性剤のW洗顔野放しって、なんのために止めさせとんねん。ひどなってるやないか?

皮膚科医の敵は皮膚科医だった

というお話。

 

本でもブログでも、そういう人は大島椿の椿油を使うように書いていますが、試さない人もいます。
言ってみたら、皮脂膜の代わりもしてくれてるわけです。

 

知ってるけど買わない…。
その間に、ますます肌はバリバリになる…。

 

で、この7年以上の間に、椿油と無添加石けん洗顔でまだヒリヒリすると言われたのは二人だけです。
かなり栄養欠損のヒドい方でした。

 

こういう場合は、無添加石けんを使わずに、値段は上がりますが、他の洗顔料に変えます。
その方の肌の状態とメイクの濃さによっても違います。
(だから診察が必要)

 

無添加石けん止めさすなら、そこまでしろ!!と思います。

 

また、バリバリの原因は、皮膚の触り方、他に使っている化粧品、もちろん栄養状態が関係しているので石けんだけの問題じゃあない。
石けんだけ目の敵にされるんですよね~。

 

他のクリニックで、無添加石けん止めさせられて、そこは違うシリーズを一式勧められ、全部買ってシリーズで使って、余計にヒドくなったという方もいます…。

 

なんでこのシリーズ?!(゜Д゜;)
ひどなんの当たり前やん?!(-_-;)
というのもあれば、

 

あー、これねー。メーカーが宣伝しているほど、中身良くないんですよね。
(一時期使ってみて、あーあーという経験あり。値段と中身も合ってないし、そこまで肌にも優しくないなどなど)

 

そこの先生はそれ好きなんでしょうけど…、バリア機能破綻してる人に一式買わさんでも様子診たら?とは思います。
それで良くなる人もいるから、使っておられるんでしょうけど…。
皮膚科医なんだから、もうちょっとちゃんとしたものを取り扱って欲しいなと思います。

 

自己流でダメなときは、専門クリニックを受診ですが、皮膚科だからと過信しないこと!

 

何でも合う合わないがあるから、これ合わないかもと言ったときに(ちゃんと再診して診てもらう)、次どうするかです。

それがどう合わないのか、使い方が悪いこともたくさんあります。
品物が悪いんじゃなくて悪いのはあなたの触り方!とか。

 

ちゃんと触ってるけど合わない、というか足りないなら、他のものも考えないといけません。

 

で、根本的に栄養欠損がひどいと化粧品や薬でどうこうなるものではないです。

オーソモレキュラー療法がいります。

昨日の国民生活センターのHPを見ていて見つけました。

 

東京都のくらしに関わる情報サイトです。

つけ爪やエクステの接着剤からホルムアルデヒド検出ですっ!!

http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/test/secchakuzai_press.html

 

ホルムアルデヒドっ??!!

 

目、腐るでっ!!

 

正しくは、腐るのではなく、刺激による炎症反応ですが、見た目はいわゆる「かぶれ」ですが、炎症反応がどこまで強く出るのかは人それぞれ。

体質(というか栄養不足)によったり、使われている接着剤の質にもかなり左右されるでしょうけど。。

 

ホルムアルデヒドは、広く接着剤に使われているそうです。

あの接着剤のイヤな臭いが、ホルムアルデヒドの臭いだそうです。

いい臭いしませんものね。。

 

ホルムアルデヒドは、発がん性も言われていて、市販されている接着剤などは、一般人の場合、そうたびたび触れるものでもないし、臭いもそのときだけだし(吸い込みますから)、濃度が薄めてあるので、安全のために検査が義務付けられているようです。

 

接着剤といえば、「つけまつ毛」。

あれも、専用の接着剤でつけますよね。

ずっとつけていると、いつかどっかでだいたいかぶれてきますから、もう感作されて、つけられなくなることがほとんど。。

トラブルは多かれ少なかれあります。

大丈夫な方が、たま~にオシャレのためにつけたい!というのは、まあ仕方ないでしょうけど。。

(それでもかぶれる人はかぶれます。おすすめするものではありません。)

 

でも、つけ爪やエクステの接着剤は、ホルムアルデヒドを検査する法規制がないそうで(新しい文化ですものね)、法律が追い付いていない。。。業者のやりたい放題ですか。。

 

そもそも、目の中に入るものが、医療用ではないなんて。。。

(医薬品として、誰も作ろうとは思わないでしょうけど。。。科学が進歩したらわかりませんが、目や皮膚(まつ毛も含めて)の安全を図ろうと思ったら、そうそう作らないでしょう。)

 

接着剤は、乾いてしまっても、毎日涙は出ていますし、汗などでも徐々に溶けてきます。

それが周りの皮膚につくだけではなく、目の中に入ります。

エクステやっている間、ず~っと調子の悪い人もいます。

すぐ眼科行くように言いますが、行っても、止めるように絶対言われるだけですから、だから行かない。。

(行く前に止めても、ちゃんと眼科で、目が大丈夫か診てもらいましょう。)

 

エクステされているときも、ず~っと滲みている方、涙出ている方、多いでしょう。

 

あんなものはやったらダメだと私は思いますね。

 

どんどんまつ毛抜けるし(ただでさえ弱っているまつ毛に重しつけるようなもんなので、ますます弱って、抜けます。さらに接着剤の影響か(影響でしょう)、次のまつ毛も全然生えてこない。。。周りの皮膚も赤くなってきた、かゆい、黒ずんできた。。

 

眼の中に入ってもいい接着剤を、科学が進歩して誰かが開発してくれたら、ありだと思いますが。。。

 

つけ爪なんて、接着剤の中にホルムアルデヒド入っていたら、つけ爪つけたら、ホルムアルデヒド密封ですよね!

自分の爪に、ホルムアルデヒドパックしているようなものでは。。?

よく浸み込むし、ほぼ密閉に近くなりますから、揮発もしないし、ず~っと爪と触れていますか。。。

 

ホルムアルデヒドは、建築資材(建築関係の接着剤など)にもよく使われていますから、「シックハウス症候群」が問題になって、かなり資材に使う量なども厳しくなったような気がします。。

(なので、建築費などあまりにも値切ったら、接着剤とかなんでもそうですが、目で見えないところで、手抜きされたり、質の悪いもの(ホルムアルデヒドなどがたくさん入っているもの)

 

エクステも少しは下火になったのか(全盛期のことを思えば)、と勝手に思っていましたが、そうでもないのと、店同士のせめぎ合いで、コスト削減となると、接着剤の質を落とすしかないとなって、非常に危ない。

(美容師資格ない店は、逮捕されるようになりましたけどね。)

 

女性の国会議員の何人か(ここんところ話題になった方々)、皆さんエクステしてましたね。

(たまたまかもしれませんが。。。)

クリニックいくほうが、時間も空きますけどね。。確実だし。

自まつ毛なので、よほどのことがないかぎり、変には見えません。

 

危ないエクステよりも、医薬品で自まつ毛伸ばしてほうが手っ取り早いし、まだ安全だし(厚労省の認可を取っているから)、時間もお金もずっとかからないと思います。

医薬品なので、副作用がないわけでもないですが、これもかなり個人差があります。

 

でも、医薬品の副作用なんて、ホルムアルデヒドに比べれば、ほんとにかわいいもんです。

オシャレは我慢、とはよく言ったものですが、いや=、さすがにホルムアルデヒドはね。。。

 

 

 

とても嬉しいことがあったので、ご報告します。

 

遠方の方からお手紙をいただきました。

IMG_20170803_234835

とても丁寧な字で、一字一字、気持ちを込めて書いてくださったのがとてもよくわかるお手紙でした。

手紙を書いてくださるだけでも、結構な時間を取ったでしょうね。。

ありがとうございます!!

 

10年以上ずっとアゴからコメカミにかけて、フェイスラインとニキビやニキビ跡に悩んでいて、ひどい時は首までできていたそうです。

いつも膿んでいて、メイクものらず、髪の毛で隠して悪化して、再発悪化を繰り返して、皮膚科に受診しても治らず、強い薬でニキビ以外のお肌も荒れちゃって、止めてしまって。。

ネットやテレビの情報で、高い化粧品を買ったり、せっせと化粧品を塗ったり。。でも効果もなく。。

 

そんなときに私のブログをたまたま読まれて、衝撃を受けられ、すぐにクレンジングを止めて石けん洗顔にして、最低限の保湿にしたら、1か月もしないうちに、ニキビが全くなくなったそうです!!

30歳~30代前半の女性かなと思いましたが、高校卒業以来、一つもニキビや肌荒れがない時がなかったそうで、その時の嬉しさを伝えてくださいました。

ひどかったニキビ跡もかなり薄くなられたそうです。

肌がずっとコンプレックスだったのが、今では堂々と顔を出して人に会えます。とお礼の気持ちを書いて送ってくださいました。

 

文面からも、本当に嬉しい気持ちがとてもとても伝わって、そのまま載せるのは許可をいただいていませんので、経過を書かせていただきましたが、この方の嬉しさが皆さんに伝わったのか、私のつたない文章で申し訳ないです。

 

本当に良かったですね!!

手紙を読んで、とても胸が熱くなりました。

ひどかった時の経過や、良くなって喜ばれている時のお顔を目に浮かぶくらい、とても気持ちが伝わりましたよ!!

こちらこそ、ありがとうございます!!

 

この方のように、多分最初はちょっとしたささいなことがきっかけで、その後、ネットやテレビ・雑誌などの情報に振り回され、皮膚科に行っても処方される薬は保険の場合は大体似たり寄ったりで(保険で通るものが決まっていますから)、自費の美容クリニックに行っても、ちゃんと診てくれるところは少なく。。。

これも書かれてましたが海外のきつい薬を出されたり、その他よくあるのが、ピーリングやイオン導入をガンガンさせられたり。。

ピーリングもイオン導入もダメではないんですが。。肌の診察もせずに、ナースやエステティシャンまかせのお金さえもらえれば、後はどうでもいい、治らなくても、そんなの知らない、というクリニックもあります。

ちゃんと診てもらった上で、ピーリングやイオン導入が必要、と判断されたのであればいいんですが。。

 

クレンジングを止めて、純石けんと最低限の保湿だけで治って本当の良かったですね!

 

この方のように、たったこれだけで、お肌が見違えるようになる方も結構いらっしゃいます。

悪循環のポイントが、ほんとに使っていた化粧品や触りすぎが原因のこともあるし、ひとつひとつは大したことなくても、たくさん積み重なったり、相乗効果で悪くなっていることもあります。

 

でも、これだけで良くなられたのは、基本の栄養は、そこそこいけていらっしゃったんでしょうね。

良かったです~。

 

栄養が全然行けていない方だと、まず純石けん洗顔についていけない方もいます。

今まで、甘やかし放題の、しかも麻薬なみの化粧品で、もう薬漬けみたいに何が何だかわからなくなってしまっているようなお肌だと、こうはなかなかいきません。

栄養のサポートがある程度はないと、綺麗に修復されていかないんですよね。

 

また、素直に、今までのものを断ち切って、切り替えることができたのも、素晴らしいです!!

これがなかなかできない方も多いです。。

石けん洗顔やってみたけど、すぐあきらめて、元に戻した。。という方が多い。。

 

いつも若いお譲さん方を診ていて思うのが、女性の人生で、一番「いい」時ですよね。

やりたいことがたくさんあって、「若さ」っていうのは、その時だけで、お金で買えるものではないし、40代50代以上なら、肌が荒れていてもいいのかというわけではありませんが、20代30代の一番いい時に、本来なら何もしなくても輝いているようなお肌のはずが、輝くどころかトラブル満載。。。

いわゆる「娘さん」時代を、一番輝いて、キラキラ✨して過ごしてほしいと思っています。

 

放っておいても若さゆえ、結構無頓着してもわりと肌は綺麗、というのが、本来の20代30代なんですが、その一番いい時を、暗く、コンプレックスを抱えて、人目を気にして生きていく、なんて、もう涙が出ます。

 

本当に、一人でも多くの女性に(最近は男性もお手入れやりすぎの方が増えて、男性の肌トラブルも多い。。。)、正しいスキンケア、シンプル イズ ベスト!の肉食美肌を知ってほしいです。

その上で、いろいろ試すことがダメとは言いません。

いろいろやってみないとわからないこともあるので、できれば、どんどんいらないものをそぎ落としての引き算がいいと思いますが(化粧品に関しては)、お肌が強ければ少々のことはへっちゃらだったりもします。

(だからって、触りすぎはよくない。いずれ、ドバーッとツケを払う日がやってきます。。。)

 

若い人なんて、ほんとは肌が綺麗なはずですから、それを生かして、邪魔はせずに、メンテナンスをしてほしいと願わずにいられません。

 

今日も来られていた患者さんで思いましたが、何があんなに憎いのか?!というくらい、自分の顔を擦り倒しますよね。ぐおおお==っ!!!って感じで。。

一体、どうしたいのか。。

(本人は、擦っているつもりもないし、ごく当たり前と思っていることも多い。でないと、汚れや化粧品が落ちないでしょ?洗うなってこと?となることも。。。)

そこまで考え方が合わないと、洗顔は注意だけで直るものではないです。。マンツーマンで、手指持って、洗顔させる、というスキンケア指導やスキンケア講習並みのことから教えないと(教えても)、なかなか直らない。。

 

本当にブログ読んだだけで(私の本でもいいです)、パッと理解されて、しかもすぐに実行に移されて、ちょっと悪循環にはまっているだけだったんですね!!

お肌が綺麗になったのは、もともとの体とお肌の持っていた力で、綺麗にしてくれたのは、この方の体と栄養です。

私のブログ等は、戻るスイッチを押す手助けをしただけです。

 

もしかしたら、本も買って読んでくださったかもしれませんが、スキンケアだけではなく、食事も頑張って栄養もさらに足してあげるとこれからますます綺麗になっていきますよ~!!

そして、私も元気をたくさんいただきました!!

感謝いたします!!

 

 

 

前にもブログで書きましたが、資生堂の市販で買える純粋レチノール(エリクシールから、6月21日発売されたやつ)、医薬部外品として、効能認可を取ったものです。

 

IMG_20170729_232135 資料が暗くなってしまいました。。詳しくは、資生堂のHPをご覧ください。

_20170729_232237  サンプルくださいました。

今回の学会発表で、このエリクシールでの実験データの結果を発表されてました。

とても綺麗なデータです。写真も素晴らしい!(写真で違いがわかるというのは、生で見ると、もっと違いがわかるということです。)

エリクシールは、ようは市販なので、誰でも買えるということです。

それでここまではスゴイですね~。

 

私の知る限り、おそらく市販のシワ用化粧品では、これが一番かな。

ここまでちゃんとデータを出しているのって。科学者の集まりですから(笑)。科学の結晶ですね。

 

化粧品の商品は別としても、やはりシワに効くのは、市販では、一番はレチノールだと思います。

この辺は、科学者なら、結構認める事実だと思いますよ。

 

ただ、純粋なレチノールを商品化できるのか、という問題と、容器などもとても大事で、酸化してしまっては、レチノールもくそもありません。効果は出ません。

市販のいろんな化粧品で、レチノールが裏の成分表見たら入っているものって、わりとあったりしますが、この容器、こりゃダメだ。。というものが大半。。。

 

笑っちゃうのが、なんかオーガニック化粧品や自然派化粧品、漢方化粧品、と言っておいて、いかにも自然のものでとても効果が出るようにしてます!天然植物エキス配合!だから効く!(効くわけありませんが)、とかなんとか散々書いておいて、成分表に、「レチノール」と平気で書いてあることです。

で、そんなことは、どこにも宣伝されていなくて、効いているのは、天然エキスでもなんでもなくて、わずかなレチノールやんっ!という、ツッコみどころ満載な化粧品って、結構あります。

そういうのをお持ちの方は、裏の成分表確認してみてください。

結構ツルツルになる、しっとりする、などと思っている自然派化粧品っぽいのは、平気で入っているもの多数。

でも残念なことに容器が無茶苦茶なので、レチノール酸化しまくり。。。

 

で、エリクシールは市販ですが、クリニック専売品は、もっと濃いです。なので、効果はさらに全然違います。

その分、副作用というか、レチノイド反応(赤くなったり、乾燥したり、皮がめくれたり、ひりひりしたりなど)が出ます。

どこまでの反応が出るのかは、人によって違います。

 

いきなり、本当の高濃度(クリニック用のでね)をつけたら、誰でも出ますが、大勢の人は出ないんだけど。。という濃度で出たら、それは、あなたの栄養失調です。

お肌のビタミンAが足りないから、濃いのが入ってきて、細胞びっくりしたんです。

メーカーにクレームを付けるまえに(かぶれた!とかね)、あなたの栄養状態を見直しましょう。

 

漢方化粧品に入っていて、知らずに使っていた患者さんが、顔が真っ赤になって、ガサガサに皮がめくれた!と初診でおっしゃっていたことがあり、完全にレチノイド反応でした。

市販のひどいのは、というか大半? 安全テストとかなんにもしてないのにもありますし、すぐに効かなくなるから(容器が悪くて酸化するから)最初から、濃い?のを入れているのかもしれません。

無農薬野菜の宅配だったか、そういうセットに一緒に入っていた漢方化粧品のチラシだったので、信用して買ったそうです。。。

漢方の自然派化粧品だと思っていたら、無茶苦茶ケミカルでした!という話。。。

(ケミカルが悪いわけではありません。自然派化粧品のほうが、経皮感作というアレルギーの問題を無視している、というか知らない会社が多い。ま、知っていたら、そんな化粧品ばんばん作れませんけどね。テストにお金かかって仕方がないから。)

 

 

ちなみに私が使っているのは、医療用のレチノールです。

なので皆さんが買える市販のとは全然違います。

レチノールならなんでもいいでしょ、とまた質の悪いレチノールを買わないように。

下手したら、かぶれるだけですよ。効果ないか。

効けば効くほど、危ないので、医師の診察と説明が必要です。だから、クリニック専売品なんです。

 

で、レチノール使うくせに、日焼け止めを塗らない、というのは、論外の話です。

朝塗る場合は、紫外線カット(ちゃんと日焼け止めを塗ること)は当たり前ですよ。

守らない人は、レチノール使っちゃダメですよ。余計にかぶれますよ。

今朝フェイスブックに載せたコピペです。

昨日の続きです。

 

スクラップ &ビルト

壊すだけでもダメ。
古いのは壊さずに新しく作るだけ、というのはなかなか難しいのと、古いのも自然に壊れるレベルくらいには壊していかないと、古いのは邪魔でしょう。元気な若者に混じって、お年寄りがよれよれになりながら、仕事してたら周りも気を使いますよね?
仕事のペースもあわせてあげないといけないし。
若い人たちの仕事の量やスペードに付いていけないなら、引退してもらった方が仕事の効率は上がりますね。
人間の社会であれば適材適所で、お年寄りのスピードでもいい仕事があってみのんびり無理せずやってくれたらいいですよ~となりますが、これ、自分の体の細胞だったらどうします?
若くて元気な細胞にバリバリと働いて欲しくないですか?

あそこの調子が悪いから、ちょっとぱっと行って治してきて、とお願いしても、私も調子悪くてねぇ~
すぐには動かれないよ、最近膝も悪くて腕もそんなに上げられないんだよ、と細胞に言われたら?
いつ治るのかわかんないですよね。

だから、体は、スクラップ&ビルトで、常にドンドン更新しているんです。

でも、材料ないとね。
新しいコラーゲンは作れません。

筋トレもそうですよ。
材料入れてないのにやっても、筋細胞破壊してるだけで、筋肉つきませんよ。
かと言って、市販のプロテイン飲んでも、消化吸収できないと意味ないし、消化吸収できても、そのプロテインの中身はタンパク合成してくれる組成に果たしてなってますか?
(患者さんが飲んでる、市販のプロテイン、有名どころも含めて、ちゃんとそこまで考えて作ってあったのは見たことがないです。ただの一度も…。)

壊すだけでもダメ。
作るだけでもダメ。
壊さないのはもっとダメ?
(作らないなら、せめて壊さない方がまし、ですね。究極の選択ですが、最後の手段って感じで、これを、うまく機能しているとは言えない)

うまく働くように、体に任せるのが一番楽ちんです。
ホントにうまくやってくれます。
そのために、材料入れてあげましょう!