プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2024年4月
« 12月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近投稿した写真

ホーム > 化粧品



昨日の続きです。

合わない化粧品は、コイツだ!と見つける作業が難航する場合があります。

皮膚科に行って、パッチテストまで、ものすごい数をされているのに、肝心の犯人らしきものがなぜか入っていなかったり。。。

(これは、そのクリニックが悪いんですが、何をパッチテストをするのかを、患者さんに決めさせていて、これを調べなきゃ!と、誰も客観的に判断しないまま、されていました。

患者さんが調べたいものは、一緒に混ぜてやればいいんですが、患者さんだけで判断したものだけしかやらないと、いつまでたっても、犯人は見つかりません。)

こういう場合、順番に、容疑者を絞っていくために、順番に止めるか、一切止めて治ってから、1個ずつ始めていくか。。

ホントは、一斉に止めて、しばらく何もせずに、その間にパッチテストをするなり、皮膚のバリア機能を強くするなりして、完全に良くなったら、怪しくなさそうなモノから順番に使っていくか、ケースバイケースです。

実際は、患者さんが、いきなり全部止めるのはイヤだとなりますから、

(皮膚の程度によります。いくとこまで言っちゃうと、ホントに全部止めないと、えげつないことになりますよ、となるので、そういう意味では、早め早めに、適当に止めておいて、さっさと皮膚科に行くのが正解ではあります。)

使っている中から、それはいらないでしょ、というのは、どんどん止めてもらって、最後に、患者さん側から必要だと判断するものの中から、怪しい順番に止めて、良くなるかどうか、様子を見るかな。

原因が1個だけではない時もあり、1個だと大したことがなくても、複数かぶると、ダメ、ということもあるので、単純に犯人が見つけられないこともあります。

肌が荒れちゃったら、何を塗ってもダメ、ということも多いです。

バリア機能が破壊されてしまうと、こういうことにも一気になることもあります。

なかなか化粧品を止めてもらえない時に、順番に止めさせていく場合もそうですが、悪化するまでの、その前後も含めて、何を塗っていたのか、どういう状況だったのか、かなり事細かに聞いて、犯人捜しです。

そうやって、経過を整理していくと、こいつじゃないんかいな、というものが出てきます。

でも、患者さんは、それとは思っていなかったり、使い続けたいので、いろいろと、いかにそれが原因ではない、ということをコンコンと言ってくれますが、大体それが原因です。

本当に、薄々わかっていらっしゃることも。

よくあるのが、検討違いの濡れ衣が多いです。

例えば、「C」という化粧品を患者さんが、「このせいで、顔が真っ赤になるんです」と言ってこられ、実際、受診しても赤くもなく、たった1度赤かったようですが、すぐに治ったそうです。

でも、「絶対にC!」と思っていらっしゃいます。

でも、この「C」は、半年以上前から使っているもので、半年間何も問題はありませんでした。

(年使ったから、絶対にかぶれない、ということはないですが、かなり確率から言えば、ものすごく下がるかな、と。。

急に赤くなるとか、いきなりのかぶれの場合、それ前後で使った化粧品を順番に聴いています。)

半年以上でかぶれるかな、新しくとか、久しぶりにとか、他になにか使ったものはないですか? →「ないです。」

で、「C」はもう使いたくないから、AとBを使いたいと言われました。

変えるのは構わないんですが、原因がどうかは別として、「C」が怖くて使いたくないだろうし、違ったとしても、気持ちはわかります。

でも、実は、「A」「B」にも、同じ成分は入っていて、「C」でかぶれるなら、「A」「B」でもかぶれるよね?

「AとBは大丈夫です」と言われます。

。。。じゃあ、「C」も大丈夫では。。?

実は、この時、久しぶりに、2年前のファンデーションを使われ、それで真っ赤になったようでした。(その時しか赤くなっていないそうで。。。)

パッチテストをしたわけではないですが、私はこれだと思いました。

経過からの判断です。

ここまで聞き出すのに、ものすごく時間がかかり、最初、患者さんは何も変えていない(2年前に使っていたものですから、変えていないと言えば変えていませんが、ものすごく久しぶり(2年ぶりくらい)ですから、中身も蒸発したり、酸化したりと成分変わりますからね)と、悪気なく、ず~っとおっしゃってました。

結局、「C」は「A」と「B」に交換されたわけですが、するのはいいんですが、もし、「C]なら、AとBでもいずれかぶれてきますし、濡れ衣のせいで使われなくなったC、Cを使わないことでの不便さが、いつか出てくるだろうな、という商品でした。

患者さんの中には、思い込んだら、こうっ!という方がいて、正解の時もあるし、違う時もあるんですが、客観的にみていかないと、人生、肌荒れなんて、これからも起こりますから、思い込みで全部止めて行ったら、使うものがなくなっちゃうんですよね。。

で、そういう時に限って、止めていないモノの中に、新犯人がいるので、事態はますます悪化をたどります。。

渦の中に入ってしまうと、自分のことですから、なかなか冷静な判断・客観的にみることが難しいのかと思います。やっぱり、あせっちゃいますかね。

診察の最後のほうになって、実はこの方、クレンジングを止めていないことが判明いたしました。。。クレンジングジェルだかミルクのあとに、純石けんは使っておらず、赤ちゃんでも使えるせっけん?赤ちゃん用石けん?なんだ、そりゃ?誰が赤ちゃんで実験したわけ?どこの病院で?とツッコみを山ほど入れたくなるようなネーミングの石けんでした。

思わず聞いた時に、イスから転げ落ちそうになりました。。気を失いそうで。。

トホホ。。。

去年や今年はやっていませんでしたが、キャンペーンで何度か、純石けんをお配りしたことがあります。

クレンジングを止めてもらうためです。

もちろん、この方にも差し上げていて、もう2年以上通っていらっしゃいます。

。。まだまだ私のクレンジング廃止運動が足りなかったようです。

凹みますね。。まだ、足らんのか。。道は遠いですね。

ず~っとクレンジングをやることで、肌のバリア機能がちょっとずつちょっとずつ破壊されていて、そこに、2年前のファンデーションがとどめを刺したのかな、と。

(受診時には治っていらっしゃったので、推測でしかないです。ホントの急性の化粧品かぶれは、原因をさっさと止めれば、薬を塗らなくても、すぐに治ります。原因と取り除くだけです。)

また、クレンジングを止めていない中で、クレジングが原因かと思って、クレンジングもいろいろ変えられてたようです。。うう。。最悪の事態突入。。

(不幸中の幸いというか、このクレンジングを止めていない間、極度の乾燥はありましたが、赤みなどの皮膚炎は起こらなかったんです。エビーゼをオイルも含めてたっぷり塗っているのに、乾燥する、と言われていて、エビーゼの上から、ナビジョンの乳液やクリームまで塗っておられて、もともと乾燥肌の方でしたが、え~?と不思議でした。そんなに乾燥するのか?!と、ここで気づけばよかったんですね。私のほうも、純石けん洗顔だと思いこんでいました。すみません、気づけなくて。。

赤みなんかがちょっとでも出れば、気づいたかもしれないところが、運が悪かったのか、良かったのか。。)

当院に通院中の方が、化粧品かぶれと思ったら、とりあえず原因かな、と思うものは止めていただいたらいいんですが、ホントに検討違いなこともあるし、そこで自己判断すると、いらん化粧品まで買う羽目になるし、それで余計かぶれるし、といいことひとつもないですから、何かあったら、とりあえず、メールをください。

同じ止めていくなら、怪しいものから、サッサと止めていきたいし、他に刺激がないか、もう一度全部見直したほうがいいので、確認もさせてください。

特に、長引いている時、あまりにもひどい時は、ターゲットをさっさと絞らないとね。取り返しがつく間に、防御しないといけません。

化粧品って、健康な肌のためのものなので、好きな時に、好きな化粧品が使えるように、トラブルは早めに封じ込めましょうね。

季節の変わり目は、お肌のバランスを崩す方も多いですが、アレルギー性のものは、また別として、おかしなことをせず、保湿ができていれば、しばらくしたら戻ります。

自分の肌の力で、ちゃんと季節や環境に順応していきます。

保湿を足したりしなくても、時間は余分にかかるかもしれませんが、落ち着くこともあります。

バランスの崩し方・崩している程度にもよるんでしょうけど。

女性の肌にトラブルが起こったら、見た目(皮膚炎の様子のことです)にもよりますが、真先に疑うのは、化粧品です。

化粧品という言い方がおかしければ、肌に塗るモノ全て、です。

ホントに、ホントに、何にも塗るモノを変えていなければ、化粧品以外のモノを次に疑いますが、順番は化粧品です。

化粧品かぶれは、季節の変わり目の肌荒れ・なんか調子が悪い、というのとは、全然違います。

原因を止めない限り、一時的にごまかすことはできるかもしれませんが、その後、もっとひどくなります。

おかしいな、と思ったら、その原因をすぐさま止めて様子を見るということが一番大事ですが、これが、できない方というのがいらっしゃいます。。

かぶれとか、赤みとか、痒み・痛みもなんでもそうですが、体が、「これ、イヤだから、止めてね」とサインを送っているわけです。

サインを送っているのに、止めてくれないから、「まだ気づかないわけ?!」と、どんどんサインを大きくしていくわけです。

なので、ホントに原因であるモノを止めないと、そりゃ~ひどいことになります。

化粧品のどれかが原因なわけですが、患者さん自身で止めていて、どんどん良くなって、受診された時には、かなりマシになっていた、というのは、とても喜ばしいパターンです。

一番多いかもしれません。良かった、良かった。

一部の方が、どんどんこじらしていくという、恐ろしいことに。。。

実は、こういうこじらせてしまった方のうちの半分(くらいかな?)は、ホントはどれが一番悪いのかわかっているんです。

でも、止めない!

どうしてかというと、その化粧品を使いたいから!です。

ず~っと、しかもどんどんかぶれがひどくなり、まあ、エライことになっています。特に、目の周り(上まぶたや下まぶた)は、とてもデリケートな場所ですから、茶色い、シワシワのパンダみたいになっています。

これを、皮膚科用語で、「色素沈着を伴った苔癬化」状態と言います。

目の周りの黒ずみですら、治すのはかなり大変なのに(完全に消せないことも多いです。ものすごく時間とお金をかけて、薄くしていく、というのが目標です)、この苔癬化は、果たして消えるのかな?といつも思います。

皮膚がダルダルになっているし、ごわごわだし、普通の皮膚の状態ではないので、切り取るしかないんじゃない?とまで思います。

アトピーの方の、ごわごわ茶色い皮膚って、わかりますか?

まだ、首とか肘や膝の後側なら、少々ごわごわ硬くなっていても、色素沈着が少しでも薄くなって、保湿でしっとりさせておいてあげれば、時間はかかりますが、かなり良くなることがあります。(もう、アトピーは出なくて、昔の名残に限ります)

でも、目の周りの苔癬化だけはね、多少は良くなるかもしれませんが、ホントに多少であって、う~ん。。。というレベルのような。。時間をかければ良くなるのかな。。

そもそも、目の周りに苔癬化を起こす人って、また起こしていることが多いです。

繰り返すんですね。

それが肌質の問題なのか、おかしな化粧品ばかり使って、皮膚炎を繰り返しても、また止めないのか、根本的に皮膚の触り方やスキンケアが間違っているのか、

(大体全部のことも多いです。肌質の方の場合は、スキンケアをちゃんとやろうが、ホントにホントの(なんちゃってじゃなくて)敏感肌用を使っていても、荒れる時は荒れるので、これは可哀そうで、仕方のないことで、早く再生医療が美容医療でメジャーになればいいなと思います)

ちょっとでも良くなったかな、と思っていたら、またおかしくなるので、結局いつまでたっても、良くならない、ということがとても多い気がします。

どうしてもその化粧品が使いたい場合は、女性は、見て見ぬふりをして、使い続けますね。

どうして、そんなに、その化粧品にこだわるのか、私の理解の範囲を超えます。

一生使うな!と言っているわけではないんですよ。

ただの化粧品かぶれですから、アレルギーなら、もうその成分は一生ダメ!ということもありますが、良くなるまでの間止めて、良くなったら、同じような目的のもので、肌に優しいものを探せばいいわけで、見つからないこともありますが、とりあえず、早く治すなり、悪化を止めないと、もっとエライことになるわけで。。

。。でも、止めない。

なんでですかね。

こういう方は、ホントのエライことにならないと、いくら言ってもわからないんでしょうけど、自分は大丈夫、このままで治る、みたいに、変なところだけ楽観的です。

(現実逃避と言ったほうが正しいのかも)

絶対に止めないんですよね。

カウンセ中に、黙ったまま、わかったようなふりをしていても、家に帰ったら、また使う。

誰のためだと思っているんでしょうね。

私は、全く困らないし、私の皮膚が荒れるわけでもなんでもなくて、自分自身の皮膚が取り返しのつかないことになるから、少しでも早く止めろとくどくどと言っているわけです。

こういう方の場合、カウンセ中の大半(30分以上~1時間くらい。ひどい時は、もっとです)を、その化粧品を止めさせる説得になることがあって、途中でバカらしくなってくることもあります。

なんで、ここまでして、説得せなあかんねん、って。

本人が言ってもきかないんだから、もう好きにしたらいいんちゃうん?困るのは、この人やし。。。と思いつつ、説得が続くわけですが、それだけしても、実際、家に帰って、止めているかどうかは、はなはだ疑問です。

(カウンセ終了まで、使いたいオーラ満載なので。

しかも、逆に、いかにこれが必要か、どうして自分は使ってしまったのか、今も使っているのか、という言い訳を延々と語られます。私を説得しようとされているのかもしれません。

要は、私に、「それ、使っていていいですよ。使っていても、治りますよ。良くなるから、大丈夫ですよ。」と言ってほしんだと思います。

言うわけ、ねーだろっ!!

 

女性は、言い訳好きですか。もちろん全員ではなく、女性の中のこういう人たち。

女性の中には、言い訳が好きな方が多い?気がする?

言い訳人生~♪

男性って、どうですか?

今は、男性患者さんって、ほとんど診てないし、患者さん以外で、男性と話していても、あまり言い訳人生の人って、私は見たことないですね。

昔働いていたクリニックや病院でも、同じ数くらい男性診てましたが、男性ってあまり話さない方も多いせいか、言い訳をしてまで、原因を止めないとかって、あまりいなかったですね。ゼロではなかったと思いますが、あまり記憶にないです。

あ!以前に働いていた美容クリニックで、男性患者さんで、日焼けをバンバンして真っ黒で、日焼け止めを塗る気もないけど、シミを取ってくれ、という方は、多かったです。(だから、男性のシミ治療ってやりたくない。性別に関わらず、女性でも日焼け止めをちゃんとン塗らない方は、お引き受けしませんが。)

男性のほうが、女性よりも、肌のトーンが黒い方が多いです。

(これは、ファンデーションや日焼け止め成分の入ったものを、使ってきた期間の影響が一番大きいかなと)

なので、強い治療は、とても危ないです。

でも、取りたがる。

日焼け止めを塗っていない方の場合、性別に関わらず、30代、40代と年を重ねる毎に、どんどんシミが濃くなりますから、いくら地肌が黒いといっても、シミはもっと黒いんです。さすがに気になるようで。。

そう言えば、女性の場合は、自分は塗ろうとは思ったけど、どうして塗れなかったのか、延々と言い訳をされます。

言い訳をされたところで、強い治療をやるわけでもなんでもないんですが、日焼け止めを塗っていないんだから、理由に関わらず、治療をやらないだけなんですが、同情してもらって、感情に訴えようとされるんでしょうか。仕方ないですよね、と私が治療をすると思っていらっしゃるんでしょうか。。科学もくそもないですよね、感情論でレーザーがあてられるんだったら。

男性の場合は、言い訳はされずに、「塗ります、塗ります」と、とりあえず、その場だけは、やり過ごすというか、ごまかすというか。

その時は、本気なのか、てきと~に言っておられるのかはわかりません。でも、結局、次回来られたら、塗っていないので、結果、やらない。同じです。言い訳をあまりされたことはなかったような気がします。

言い訳をしたいなら、いくらでもされたらいいですが、現実から目をそらしたって、何も解決しません。

治したいのか、治したくないのか。どっちかです。

治したいなら、イヤでもやらなきゃ仕方ないです。でないと治療も改善もないんですから。

ちょっとでも良くしたいなら、過去の言い訳をしたって、仕方ないです。

未来のために、前を向きましょう。

さっさと止めて、さっさと治して、それから、またやればいいんです。

ただし、質のいい、化粧品を使って、です。

客観的にみる、ということがとても大切なので、なかなか自分では難しいことも多いので、そのために、診察というものがあります。

客観的にみると、原因はすぐに見つかることも多いです。

 

P1250830.JPG  ハロウィーンのカボチャが後におりますね。ハロウィーン、ちょっと好きかも。ハロウィーングッズを集めたら、クリニックがオレンジだらけになって、ちょっと可愛いです。もっと集めようかしらん。

お知らせでもお知らせしました。(日本語、変。。)

エビーゼ リニューアルです!

今までのも良かったですが、体温でちゃんと温めて使わないと、顔の上で擦って伸ばしてしまう羽目になるので、患者さんによったら、うまく使えないかも。。。と危惧しておりました。(そういう方には、勧めていませんでした)

私も使い始めの時は、たまに、ポロポロかすみたいなのが出たことがありましたが、しっかり温めて練ったら、出なくなったので、練り具合が足らないのかな、と思っていました。

しっかり温めれば、困ったことはなかったです。

太陽にあたって、ジリジリと暑い時、温かいにしろ、熱を感じる時には、近赤外線を浴びているわけで、紫外線と同じで、長年の蓄積で、光老化をしてしまうわけです。

紫外線対策も必要なのは言うに及びませんが、近赤外線対策も必要となります。

近赤外線をカットしてくれるのは、このエビーゼをおいてない!と言っても、過言ではないでしょう。

そのエビーゼが、スゴ~く塗りやすくなりましたっ!

これなら、簡単にすーっと伸びるし、保湿効果アップだけでなく、アスタキサンチンまで入った優れもの!

サーモンべージュの色がついているので、少し色味が欲しい時で、ファンデまではいらない時など、お肌をキレイに見せてくれると思いますよ。

ツヤも出て、いい感じです♪

パッケージも、銀色になって、ピカピカ☆です。

オオっ=!!

ぜひ、パウダールームでお試しください。

いらっしゃる環境によれば、これからの季節、これ1本でいけるかもしれないし、いけないかもしれないし。

その辺を確実に確かめる方法はありませんが、1本で行こう!行きたい!という方は、処置中にご相談ください。

(これを塗って、過ごす環境を、事細かく教えてくださいね。でないと、私も推測できません。)

私だったら、こうします、というお返事をいたします。

(ただ、肌質によって、この辺は変わります。私とは違う肌質の場合、話は変わることがありますよ。)

注意事項ですが、以前に来られただけで、全然診察や処置にも入らず、化粧品やサプリだけをカウンターで購入される方。

新しい商品はお売りできません。

以前に来られた時に、説明・カウンセを受けられたモノ、試されたモノは、引き続き買っていただけますが、新しいモノなどは、お試しもいただけないですし、また、全然診察を受けていない方で、間違った使い方をされていることが発覚しましたので、今後は購入いただけません。

必ず、診察なり、説明を受けて、テスターのあるモノはお試しになってから、ご購入ください。

間が空いても、定期的に処置に来られている方に限っては、確認ができますから、新しいモノでも、診察・カウンセの時間がなかった場合などに、商品によったら、ご購入していただける場合があります。

これは、もう商品によって違います。

(ZOオバジは、絶対にダメです。必ず、診察・説明が最初は必要ですし、商品によったら、定期的な診察が必要です。)

もちろん、医薬品は絶対にダメです。

医薬部外品・クリニック専用化粧品も、商品とその方のお肌(前回診察した時の状態)・体調によって、購入できる場合と、診察が必要な場合と、いろいろです。

買われる量によっても、違いますが。

ある程度、効くモノは、クリニック用の化粧品と言えど、デメリットというか、副作用というか、注意事項が必ずあります。

また、副作用のないモノであっても、使い方を間違えると、とんでもないことになったりします。

(これは、市販されているモノ、全てにあてはまりますよ。ちゃんと使用説明書は読みましょう。)

綺麗になろうと思って、使い方を間違ったせいで、汚くなっていたら、どっからツッコんでいいんだか。。。目もあてられません。。

そこそこの値段はするものもありますが、私お気に入りの、せっかくのいい商品ばかりですから、正しく使って、楽しんでいただきたいものです。

すみません、遅くなりました。

昨日の続きの本決まりの分の続きです。

さて、どこまで書きましたっけ?

イオン導入は、秋冬の定番ですね。

たかがイオン導入でも、簡単で安い割に、結構いいものです。

イオン導入自体で効果を出していきたいなら、チリも積もれば山となる、となりますが、肌荒れや乾燥などの一時的なトラブルであれば、ちょっとバランスを戻すきっかけになったりしますし、特にプラセンタは栄養分がかなり補充されますから、おススメです。

トラネキサム酸は、ヒアルロン酸が入っているので(シワ用のモノではないし、ヒアルロン酸は導入されません)、乾燥肌・肌あれの方にはいいですよ。

ナビジョンのDR&Wのシリーズは、前回通りです。

乾燥具合や炎症具合で、おススメできる方は限られてきますが。。

おススメしない場合は、別のモノをおススメしています。

詳しくは、処置中にどうぞ。

(処置中にお聞きになりたいことは、予約時か、処置が始まって、すぐにお聞きくださいね。

処置の時間に限りがありますから。他の話をしている間に、処置が終わって、次の方がいらっしゃると、お話しする時間がありませんのでね。

特に、ジェネシスだけ、とか時間の短い処置の方は、お早目に。

先に、メールでちょっとさわりだけでも聞いておくのも、ひとつの方法ですよ~。)

目元のシワキャンペーン秋冬の定番となりました。

シワの場所、深さ、肌の状態、年齢などによって、おススメのモノが違います。

なんでもいいからやればいいってもんではありません。

(お金ももったいないです)

ある程度効く化粧品には、必ず多かれ少なかれ、副作用というか、デメリットや注意事項がありますから、診察を受けて、説明を聞いてから買っていただいています。

なんでもそうですけどね。

クリニックで扱うものって、普通の化粧品やサプリではありませんから。

大した副作用もないものもありますが、せっかく買うんですもの。適応のあったものを正しく使ったほうが(目的にもあったもの)楽しいし、効果的だと思います。

今回のヘアケアは、医薬品ではないし、サプリメントも医療用ですから、使い方とか、効果とか違いとか、テスターのあるものもありますし、なにより適応ですね。

まあ、説明はあとからメールなどでいいから、と買って帰られてダメではないですが。。。やっぱり聞いてから買われたほうが。。正しいヘアケアをしていないと、これまたお金がもったいない、時間もね。

より効かすために、こういうのは使わないとね。

食欲抑制剤は、こんなスプレーなんて可愛いもので、本格的な医薬品って、いくつか種類があります。

ただ、私はそういうのは、あまり好きではないです。サノレックスを取り扱っていましたが、あまり売っていませんでした。

一番心配なのは、肝臓などへの負担ですね。

マジで肝機能障害をきたす可能性がありますし、なにより、不健康にさせるから。

食欲抑制剤は、効き過ぎるのはホントにヤバいです。危ないですし、ハマる患者さんは、もっとヤバいです。キレイには痩せないんですよね。。

私も、食欲との闘いがいきなり起こることがあり、炭水化物の恐ろしいところは、ちょっと続けて食べると、たちまち呪いにかかってしまって、抜け出すのに大変です。。

(これは、食いしん坊に人でないと、わからない感覚かも。。)

お菓子と3fを並べて置いているのに、お菓子を取ってしまう、この悲しさ。。。

3fを取って、スプレーすれば、ちょっと気がまぎれるというのに、手に取らない分をどうすることもできないんですよね。。。

反省あるのみ。。ちょっとしたことなんですけどね。。

体重と体脂肪率の低下が、頭打ちです(って、食べているからですが)。。なんでもおいしい秋、心を入れ替えねば!

私も頑張りますっ!

鞄の中にも、もう1個入れておこうかな。。

季節の変わり目に肌荒れされる方もチラホラいらっしゃるので、ビューティフルスキンのトライアルセットのプレゼントです。

これは、ビューティフルスキンを広く知ってほしいためのプレゼントなので、もうご購入いただいた方・トライアルセットを以前にお渡しした方は、残念ながら対象外とさせていただきます。ご了承ください。

日焼け止めは、年中ですよ~。

厳密に言えば、アウトドアなどされないのであれば、SPF値は50にしなくても全然いい日が増えてくるんですが、PA値はあまり下げないほうがいいです。(状況にもよりますが)

そうなると、SPFも高いモノになってしまうということに。。

(SPF30でもPA値が+++のものもご用意しましたので、お聞きくださいね。)

これからの季節、夏ほどには汗をかきませんから、汗に強いものでなくてもよくなってきたので、日焼け止めの選択肢が増えましたね。嬉しいです。

TPOに合わせて塗り分ける、というのが、理想ですから、この機会に、いろいろ揃えてみてください。

そうそう、美肌点滴とか、今はスペシャルのお値段で、いろいろ全部(ニンニク注射も)混ぜています。

だって、せっかく点滴するなら、濃いほうがいいかな~と。いろいろ入っているほうがいいことないですか?

なので、混ぜています。

正規料金もまた変えておきますね。

代謝を上げたい方(ダイエットにしろ、体と健康・美肌のためにも)は、内容をちょっと変えますから、お聞きくださいね。

それではよろしくお願いいたします。

お待たせしました。日焼け止めの話です。

シミや肝斑治療で毎月通っておられる方には、お話ししていますが、ブログに日焼け止めのことを書くのは久しぶりでしょうか。

めっきり朝晩涼しくなって、秋らしくなり、日も暮れるのが早くなりましたね。

結構、気が緩んでる方も多いですか?

実は、まだまだ今の時期、紫外線は強いんです。

お日さんが早く沈みますから、日焼け止めを塗っておかないといけない時間はだいぶ短くはなりましたけどね。朝や昼間は、まだ夏と同じくらいと思ってください。特に、シミや肝斑が気になる方で、お金を払って美容医療をされている方、シミでなくてもシワやタルミが気になる方、お肌の老化が気になる方は、塗るべきです。

前にも書きましたが、みなさんが塗っている日焼け止めの量って、全然足りていません。

うちの患者さんでも、シミや肝斑治療の方には、かなりやいやい言いますが、絶対にうちの日焼け止めを買わないといけないわけではないので、環境とTPOに合ったもので塗り直しを環境に合わせてしていれば、それでいいわけなので、うちで買っていないなら、市販のモノを使っていればいいんですが。。。

(ここで、質の悪いモノを使っていれば、元も子もないんです。。。顔中、赤くなったり、調子が悪くなったり、乾燥やカサカサはもちろんのこと、痒くなったり、ひりひりしたり、とトラブル続き。

一番困るのは、そういう感触はないのに、気づかない間に、なんとなく赤くなって、そのあと、全体に色素沈着を起こし、元々あった肝斑とまじりあって、どこまでが肝斑かもわからなくなり、そこに赤黒さも加わって。。。とあらら。。状態に。。)

患者さんの中には、うちで日焼け止めを、ほんのたまにだけ買われる方がいて、市販のモノと使い分けをいろいろされているのかな、と思っていたら!

なんと!そのたまに買っているだけで、間に合っていたらしく。。。

患者さんには、1日何回くらい日焼け止めを塗っていますか?と細かく聞いて、1日過ごす環境などお聞きして、そんなに要らないかも、もうちょっと、いるかも、とか、う~ん、ちょっと心配かな、とか全然足りませんとか申し上げるんですが、大体ちゃんと塗っている方で、1か月で1~2本くらいのペースです。

いらっしゃる環境によったら、ホントに全然塗り直しがいらなくて、休みの日も明るい間は寝ています、というような方だと、1か月1本でも余るかもしれませんが、1日2~4回塗っている方々が、3~4か月に1本では。。。

日焼け止めを塗る前の保湿がまたベタベタな時に、薄く塗って、乳液などに伸びてしまって、ごく少量で全体に塗れてしまって、結果、ものすごく足りないとか。。

指に、ほんのちょっとずつだけ取って、それを1本の指で、ちょっとずつ何度も何度も塗っていって、塗り方にもかなりムラがあって、結局足りていないとか。。

(この塗り方は、指で必要以上に力も入るし、時間もかかるし、肌にこまめに触ることで刺激になるし、と悪いことだらけです。)

具体的には、処置中に聞いてください。

学会で発表があったのが、みなさんの平均の塗っている量は、規定値(紫外線のSPFとか決めている時に塗っている量)4分の1、だったそうです。。。。

4倍少ないんですよ!

実際、4倍を一度に塗るのは、無理だと思いますから(4分の1に慣れていた方は)、とりあえず、今までの最低2倍、自分でええ~っ!?と思う量を塗ってみましょう。

ちゃんとたくさん塗っておいたら、塗り直しの回数を減らすことも可能です。

ケースバイケースにはなりますが。

ともかく、足らない!ということです。

秋は、過ごしやすくなって、油断焼け、というのが、とても多いです。

10月になったら、確かに紫外線はちょっと減りますが、外に出る機械も増えますから、頑張り時です。

ただ、乾燥もひどくなってくる時期ですから、日焼け止めを塗るのはいいですけど、乾燥にも注意してくださいね。

今日から開催されている、日本美容外科学会総会に参加しています。

こちらの学会は、美容医療初心者の多い美容皮膚科学会と違って、形成外科学会会員であり、形成外科学会認定医の資格がないと、入ることすらできませんでので、そういう意味では、プロ中のプロの集団とも言えます。

シンポジウムはもとより、一般演題まで、かなりのハイレベルで、とても勉強になります。

(なのに、レーザーのところで、一部寝てしまいました。。。うう。。一番聴きたかった演題と言っても過言ではありません。。直前まで普通に起きていたのに、突然意識が無くなっちゃいまいた。。うう。。明日は、そんなことがないように頑張ります。クリニックを休診にしてまで参加させていただいているので、患者さんのためにも頑張ります。)

今日1日だけでも結構濃い内容でした。

美容医療から化粧品まで。

そうそう、ペリカン注射も実物を見てきました。

(単純に注射するだけで、どこまで効くのかは、実際やってみないと、わかりません。

副作用も含めて。

こういう注射系って、注射に限らずなんでもそうですが、ドクターのやり方で、効果って、全然違うんですよね。

そういうちょっとしたコツは、結局は自分で見つけていくしかないので、理論を理解した後は、実際やっていくしかありません。

資料を送ってくださっていたみたいなので、クリニックに帰れば届いているようです。

ちょっと楽しみ~♡)

気になっている機械もいろいろとみてきました。

明日も引き続き、みてきます。

今日、あらためていいな、と思ったのは、Drオバジが本当に作りたかった化粧品というキャッチコピーの、「ZOスキンケアシステム」です。

少し前にあったキュテラのセミナーで、野本先生の講演をお聴きして、「おおっ?!いいんじゃない?!」と思って、うちのコンセプトに合うもの(ダウンタイムの出ないもの)だけ仕入れて、自分にも使ってみて、ご興味のある患者さんも使いだして、といい感じでした。

今日、セイコメディカルビューティークリニックの曽山聖子先生のZOオバジの講演を聴いて、おおっ!とさらになり、もうちょっと追加して使ってみてもいいかも~♡と思いました。もうすでに一度野本先生の講演を聴いて、自分でも使っていたから、より良さがわかった感じです。

(聖子先生は、相変わらずお美しく、憧れの女医さんです。あんな風に私もなりたい~。患者さんの立場に立って、診察もされる尊敬するドクターです。

こちらであれば、オバジニューダームシステムの時もそうでしたが、ダウンタイムの出る治療であっても、患者さんが無理なく続けていけるように、一番いい方法を教えてくださいますから、鹿児島の方は幸せですね。

もちろん、新潟の方は、「ビューティフルスキン」の産みの親でいらっしゃる野本先生がいらっしゃいますから、ZOオバジのダウンタイムが出る治療も安心ですね。)

講演の後、キュテラ(ZOオバジの正規代理店)の担当の方から、もう一度ZOのことをいろいろ確認して、触感も確認してきました。

IMG_20140903_163049807.jpgZOオバジシリーズです。新商品も。

全部うちでは入れていません。

IMG_20140903_163129693.jpg オバジ先生の看板。等身大ではないか。。

ボディ用のオバジのデコルタージュシステムがもう在庫がなくなり(アンチエジング用のクリームのほうはまだちょっとだけあります。)、う~ん、どうしようかな~、顔用を体に使うしかないかな~、と思っていたところ、

(使うのはいいんですが、お金がかかります。。体だと塗る面積廣広すぎですから。。)

ジェイメックが、オバジニューダームシステムの正規代理店に決まったそうで、エラスチダーム(アイクリーム)もデコルタージュシステムも、もう少し待てば、またクリニックで取扱いができるようになるらしく、それまで待っていようと思っていましたが、ZOから新しく、ボディ用が出ました。

すっごく大きくなったので、かなりのお得です。

体用なのに、なんと!レチノール入りです。すごいっ!

(デコルタージュシステムにはあったハイドロキノンは入っていません)

目元にも、ZOから新しくアイクリームが出ていて、私は今2本目ですが、これ、ちょっといいんですよね。

エラスチダームも良かったですけど、この辺は好き嫌いというか、好みが分かれるのかも。

うちでは、「ZO」のほうにしてしまうつもりですが、前のエラスチダームが欲しいという方は、取扱いが開始になったら、仕入れるので、おっしゃってください。

新しいのが合わなくて使えないとか、なにかあれば。

個人の肌に合うかどうかは、使って見ないとわかりませんからね。

(エラスチダーム アイセラムは、まだもう少あります。エラスチダームにクマ対策を足したヤツです。)

新しい「ZO」シリーズで、足そうと思っているのが、肝斑でもシミ治療でもそうですが、ひと段落して、ちょっと光・レーザー治療はお休み、という時に、これいいんじゃない?と思いつきました。

私なりの使い方をするというか。

私の思う副作用というか、副産物というか、思うところがあるので、一度カウンセを受ければ、以後カウンターで買えるものと、毎回診察がいるものと、ちょっと分けさせていただきます。ずっと患者さんだけで使っていいものと、一旦止めたり、中止したりするものなどなど。チェックしたほうがいい商品(と私は思っている)があるので。

ご興味のある方は、処置時にご相談ください。

(もう処置をお休みされている方は、化粧品相談でご予約をおとりくださいね。)

学会から帰ったら、追加で発注します。

そこで、ZOオバジを今月のキャンペーンに早速加えますね。

オバジ商品は、処置(コストの発生する)をされた方が同日にご購入の場合、10%オフとさせていただきます。

ただ、どなたでも絶対使えると許可を出すわけではありませんので、ご了承ください。

うちでは、メインとなっているスキンケアラインがいくつかあります。

まず資生堂のナビジョンですね。そして、クリニカタナカの田中先生開発の「ドクターエビーゼ」、そして、オバジです。

あとは、シンプルなただの保湿だけ、という商品もあります。

それぞれの化粧品が、独自のコンセプトがありますから、他社製品とは混ぜてつかいづらいことがあります。

ナビジョンは、資生堂ですから、一般的な化粧品と同じ考え方で、化粧水・乳液・クリームと用意されていて、他の美容液(美白剤とか)や他社商品といろいろ混ぜても、比較的使いやすいです。

エビーゼは、これまた独特で、ものすごい奥まで、有効成分がたっぷり入りますから、他のと併用する場合は、エビーゼが先です。

基本、エビーゼはエビーゼだけで使ったほうが使いやすいです。

一般的な化粧品と使い方や入っているものなど全然違うので、ナビジョンのエビーゼも使いたいという方は、朝晩で分けて使っていらっしゃる方も。

エビーゼは一度使いだすと、これまたはまるんですよね~。

ものすごくシンプルだし。香りに癒されるし。なんか、これいい!というのが実感しやすいというか、使っていて嬉しくなる化粧品ですものね。

そして、Drオバジも独特です。

一切の油分は持ってこない、というか、クリーム基剤はありますが、一般的なクリームとは違います。

なので、オバジだけで乾燥する、と思っても、オバジ先生は油分を使わないコンセプトですから、他社製品とはせっかくなので、混ぜないほうがこれまたいいです。

混ぜてもいいですが、効果が弱くなる可能性があります。

それなりのダウンタイムというか、ちょっとしたこともありますので、その辺は、ホームケアでここまでいけるんだ!という化粧品ですから、多少のことは我慢してもらうかもしれません。

なんでも混ぜればいい、というものではないので、クリニック用の化粧品の場合、それぞれのコンセプトを理解して使い分けないと、お互いが邪魔したり、せっかく塗っても効果が悪かったり、吸収が悪かったり、とちゃんと理由があって、そう開発されたものなので、自己流は止めたほうがいいです。

最近改めて思うのが、やっぱり化粧品って、肌が健康な方のためのものですね。

特に、何か有効成分が入っていると特に、です。

(肌あれの時に、お勧めする化粧品というのは、また全然違うことがあります。使えることもありますが、ケースバイケースです)

どのラインが合うのか、ホントに個々によって違いますし、実際2週間は使わないとわかりません。

(2週間過ぎたから、絶対大丈夫、というものではありませんが、2週間過ぎると、大体合うはず。。合わないことが出てくるのは、かなり確率として下がるはずです。)

選択肢がいくつかあると、選べない方もいらっしゃいますが、それぞれのコンセプトが違いますから、(私なりのおススメのポイントも違います)、詳しくはご相談ください。

もう虫の音が秋満載ですね。

昼間の暑さは、残暑となり、今年の夏は短かったですね。

夏の終わりには、みなさん、シミの予備軍も溜まっています。

どんなに日焼け止めを頑張ったところで、予備軍をゼロにすることはできませんから、ちょっとだけで済んだ方から結構溜まりまくっていらっしゃる方まで、ピンキリでしょう。

この時期、湿度も朝晩下がって乾燥が夏とは違う様相で始まり、気温も朝晩下がりますから、肌の代謝も落ち気味になることがあります。

そういう時に、何で代謝を上げていくかですが、そのうちにひとつに、私は、ナビジョンのDRシリーズを使うことがあります。

乾燥がひどい場合は、あまりおススメしない場合もあります。

もっと本格的な秋や冬には、人によったら、乾燥が進んだり、刺激になるかもしれないので、お肌を診ないとわかりません。

で、今回のキャンペーンに、ナビジョンのDRを含んだ3点セットです。

ローションと乳液とクリームのセットです。

それであれば、乾燥する心配はないかな、と。

どの分をDRにするかは、お肌の状況によりますから、処置中に診させていただいて、お選びします。

WのシリーズもDRのシリーズも値段は同じなので、全部をDRにしてもお値段は同じです。

なので、全部DRにしたら?とおススメする方もいらっしゃるかもしれません。

時々あるのが、他院で診察もされず、何の説明も受けずにDRシリーズを買って使っていらっしゃる方。

たいてい、お肌ボロボロです。キメが荒れていたり、顔が変に赤かったり、まだらに色素沈着していたり、乾燥するのにギトギトの皮脂が出て、混合肌なんてもんじゃない!とどうしたらいいかわからなくなっていたり、と、トラブルだらけ。

まあ、これ全部がDRのせいではなく、まともなスキンケアもできていないところに、肌も診てらえず、クリニック専売のDRシリーズを使うから、どんどんおかしくなってしまっているわけです。

私は、使っていい方、使ってダメな方、使っていい時期とダメな時期、どれくらいの期間使うのか、お肌によって違います。

ホームケアである程度効く商品というのは、ちゃんと診察と適応があって、「効くから!」「クリニックに行けば買えるから」という理由だけで使っていいものではありません。

自己流は自己流です。素人の方(医療関係者で、ナビジョンのセミナーや担当者から詳細を聞いていない方と思ってください)が、評判だから、と使っても、ロクなことにはなりません。

やはり専門家と相談しましょう。

今回は、DRが入らないと、キャンペーンにはなりません。

それ以外の方には、また思いついたら、途中でもキャンペーン追加しますね。

(今はまだ思いついていないので。。。すみません。。)

乾燥の季節、季節の変わり目に定番の、トラネキサム酸とプラセンタのイオン導入です。

イオン導入はお手軽で、大した副作用もなく、料金も安いので、定番中の定番ですね。

当院では、超音波導入や、もっと電気的に大量に導入するような機械は入れていません。

それらの機械は、どうしても、皮膚を押しながらとか、マッサージするように、時に結構な力で押すことがあり、たまの1回押したからと言って、すぐに肝斑になるわけではありませんが、患者さんに、マッサージするな!押すな!力を入れるな!と普段から力説している私からしたら、と~っても気になってしまうんです。。。

なんかひ、のどのどっかにひっかかるような、気持ち悪いんです。

イオン導入よりもたくさん入るのはわかっていますが、ひっかかるのに、そこまでして入れなくてもいいんじゃない?と思っているので、うちでは今のところ、導入していません。

注射でもなく、押すこともなく、マッサージすることなく、大量導入できる機器が発売されれば、ぜひとも入れたいのですが。

私が知らないだけで、あるんですかね?あったら、メーカーの方、ぜひ教えてください。

注:イオン導入でも、クリニックによったら、ぐいぐい、ゴシゴシ擦っているので、ご注意ください。そんなことを繰り返せば肝斑は悪化します。

まだ昼間は暑い日も多く、季節の変わり目は、皮脂がまだまだ出ていて、毛穴の開きや汚れ・つまりが気になります。冬になれば、そんなに気にならないんですけどね。

そこで、毛穴の開きに、それ用のイオン導入と毛穴掃除にピーリングの石けんです。

結構な開き・つまりは、本格的なケミカルピーリングをおススメします。ただし、鼻だけですけど。

その方の肌の状況によって違いますから、これまたなんでもいいからやればいいというものではありません。

どのホームケア商品も治療もそうですが、自分の肌に合っていないものであれば、どんなにすばらしいモノであって、やらないほうがマシですよ。

効くモノは、なんでも多かれ少なかれ、副作用がありますから。

今回は、お肌のことだけでなく、体のことも、ということで、初のAC BODYのキャンペーンです。

トゥルスカご希望の方で、痩せている方は、圧倒的に太ももが多いです。

特に、外側~後側、おしりにかけて、セルライトが一番つくところですね。

ついてしまたセルライトは、もうトゥルスカとか医療機器で分解するしか、取れないと私は思います。

医療機器でなくても、マシになる機器があるとは思いますが、時間と回数がかかり過ぎです。。。

トゥルスカは、冷え症であればあるほど、すごい即効性があるので(すごい冷え症の患者さんに、太ももを片側だけあてると、1週間で差が出ました)、さすが、セルライトでFDAの承認を取るだけあるなと思います。

でも、せっかくセルライトを取っても、また血行が悪いと、、また脂肪居ついてしまいますから、そういう意味では、冷やさない・マッサージ・適度な運動などは必須です。

女性は、筋肉量も男性と比べて少ないので、血行も悪く、体温も低め、特におしり~脚は、とても冷たいことがあります。

(なので、よけい、そこにセルライトがつくわけです。あまり使う場所でもないところに。

使う場所であれば、セルライトも脂肪もそうそうつきません。)

冷え症でもなく、運動も好きな方は、あまり関係ないかもしれませんが、AC BODYで、マッサージ効果、筋トレ効果もあるので、運動嫌いにはお勧めです。

たまの1回(例えば1~2か月に1回)やったところで、セルライトが取れるものでも痩せるわけでもなんですが、同じ30分運動したところで、運動量は限られています。(sんどいしね)

同じ30分なにかするのであれば、AC BODYの30分は全然運動量のケタが違いますよ。筋肉の使い方というか刺激の量というか。

たまの1回でもやらないよりはやったほうがマシだし、なによりマッサージ効果はスゴイですから、むくみやすい方にはすごい人気です。むくみは即効性があります。

メタボ改善にも役立ちます。できれば、続けるほうがいいです。

週1~2回を続けると、結構短期間で、太ももは締ってきます。

ほんとは、私が一番やらないといけないんですが、なかなか時間がなくて。。。(自分にAC BODYをするのは、ものすごいメンドクサイし、患者さん以上にセッティングに時間がかかるのです。もちろん、後かたづけもしないといけないし。。)ううう。。

私の代わりに、どうぞこの機会にご体験ください。

レーザーの処置中に一緒にやりますから、いつもより、ちょっとお時間が延長です。

すごい汗をかく方も多いので、着替えていただきますから、脱ぎ着しやすい服装で来られるほうが楽ですよ。

本格的な冬がやってくる前から、血行を良くして、筋トレしてはいかがでしょうか。

おススメです。

もう目の周りの乾燥ジワがひどくなりだした方、増えてきましたね。

基本は保湿ですが、もう保湿だけでは追いつかない、という方には、クリニック専用化粧品によるアイケアがおススメです。

市販のアイクリームとは、一味違うので、必ずカウンセをお受けくださいね。

コツや注意点がありますから。

20代の方は、保湿専念でいいと思いますけど、どうしていいかわからない方は、処置中にご相談ください。

そして、本格的な抜け毛・薄毛の季節です。

毎日のヘアケアは必須です。まず、基本ですね。

基本のシャンプーなどのシリーズを、キャンペーンとさせていただきました。

育毛に、どこまでサプリや育毛剤(塗る方)を足していくのか、難しいところですね。

だって、キリがないし、終わりがないから。

始めたら、増やしたいところまで来たら終わり、ってわけにはいきません。

死ぬまで、老化は続きますから、毛はどんどん細く、数は減って、薄毛に向かっていきます。

やらなきゃいけないものではないですが。。気になるなら、やったほうがいいものですね。ヘアケアって。

ただ、みなさん気にし過ぎ!全然薄毛じゃないのに、20代の頃を比べて、薄い!減っている!と気にされます。

そりゃ、確かに20代よりは減っていると思いますが、周りと比べて、全然大差ないでしょ。

そりゃ、治療始めて構いませんが、ホントに終わりはないし、どんなにお金と時間をかけたところで、20代と同じにすることはできません。

その辺の程度(同世代の中でのランクというか)がわかっていないと、どれだけお金を使っても、満足されないので、不幸です。

40代以上の方は、今のいい状態をできるだけ維持することに専念することが大事であって、20代に戻すことは考えないでください。

なったら、もうけもの、くらいに思ってください。

それは、シミでもシワでもなんでもそうです。美容医療は万能ではありません。

(STAP細胞があれば、できるのかもしれませんが。)

でも、どうしても気になるし、本格的にサプリも塗り薬もずっと続けるほどの予算もない、という、大して薄毛じゃない方の場合、一度育毛メソセラピーをしてみるのはいいかもしれません。

薄毛じゃない方が、メソセラピーを希望されても、サプリや外用でいいんじゃないですか?まだしなくても、とお断わりしていましたが、結局ずっと続けるのにお金かかりますからね。(シミでもシワでもそうですけど)

サプリや外用よりも、薬の内容も浸透の量も、一番効果があるのは、注射で直接入れることですから、たまの1回、濃いのを入れて刺激してやるくらいだったら、予算的にもしやすいし、あとは、おうちでホームケアまで行かなくても、ヘアケアを頑張って、というのもアリだな、と最近思うようになりました。

やっぱり直接入れてあげると、効果はそれなりに高いですからね。

ホントの薄毛の方は、続けてやっていくから、結構なお金がかかりますが、薄毛じゃないけど(医学的に)ご本人だけが気にしている場合は、たまの1回でいいかも、と思います。

注射で入れる量を調整して、お手軽にできるようにしましたから(回数がいることがありますから)、気になる方は、この機会にご相談ください。

お肌も体も髪の毛も、季節の変わり目は、変調をきたしやすいので、どうぞご自愛くださいませ。

化粧品に話が途中ですが、ちょっとセミナーの話に。。。

ちなみに、クリニック専用化粧品やちゃんとしたドクターが開発された化粧品の中には、良質な抗酸化剤が入っていて、皮膚の奥まで成分が浸透しているのを確認されている化粧品があります。いわゆる化学薬品(オーガニック好きの人からしたら、何をもって科学薬品と呼んでいるのかよくわかりませんが)というか、人工的な成分です。

何かの花や葉っぱから直接絞って出した成分ではありません。

その話は、また今度。

さて、昨日から東京に移動して、今日はジェイメックの「リフティング&タイトニング シンポジウム」に行って来ました。

ジェイメックというのは、業界最大の企業で、レーザー機器等の販売・取扱い代理店・化粧品販売(自社製品・海外製品)・ホームケア機器販売・クリニック経営のためのいろいろな物を取り扱っている会社です。

取扱っているレーザー機器は、業界1です。(代理店もされているので)

幅広くお仕事されています。

うちの移転の際にも、お花をいただき、誠にありがとうございます。

企業主催のセミナーというのは、まあ言ってみれば自社製品の宣伝を兼ねているので、ヘビーユーザーである、一流どころのドクターに講演をお願いしての勉強会です。

ジェイメックで「リフティング&タイトニング」と言えば、サーマクールとウルセラが今の代表で、多分それが中心の話なんだろうな~、と思い、うちにはどちらもないので、聞きに行くかどうかちょっと迷いましたが、ウルセラに興味があったのと、今回のセミナーの座長は、新橋武先生、講演されるのは、加王文祥先生・石川浩一先生・宮田成章先生・藤本幸弘先生ときたら、やはり聞きに行かねば!と申し込みました。

春は学会シーズンで、夏に美容皮膚科学会があり、秋はセミナーの季節となります。

学会主催でなくても、企業セミナーであっても、新しい情報がまとまって聴けるのは、とてもありがたいことなので、できる限り参加したいものです。

新しく出た治療法や薬の話のこともありますし、医療機器を使ってみて、新しくわかったことがテーマのこともありますし、来年の学会まで待っていたら、情報に偏りができますから、秋~冬のセミナーは大切なんですね~。

サーマクールは、初期の1代目とその後のと私も使ったことがありますし、自分にもやったことがあります。

開業時に、キュテラのゼオ(タイタン・ジェネシス・ライムライトなどがのっている機械です)は絶対に欲しかったので、タイタンがあるのに、サーマクールも買うというのは、普通の一開業医ではあまりしません。

同じお金を出すなら、全然違う機械をいれます。

タイタンとサーマクールと、似てるようで全然違うわけですが、この辺は、ドクターの好みがかなり出ますし、両方欲しくても、現実的に難しいこともあります。

今日みたいに、サーマクールの話をまとめて聴くのは、ものすごい久しぶりですね~。もう10年くらいでした?何年経ちましたっけ?サーマ出たのって。

さて、ウルセラです

顔にしろ、アゴや首にしろ、タルミの原因というのは、皮膚だけの問題ではないんですが、脂肪や筋膜・筋肉などもあります。複数が合わさっていることも。

アゴ下のタルミって、今年の美容皮膚科学会でも発表したんですが、いわゆる「二重アゴ」と呼ばれるものです。

顔のタルミ治療にもウルセラはとてもいい機械だと思いますが、アゴ下にもいいだろうな~、と思っていました。

タルミ治療の場合、どの部分(どの深さ)が弛んでいて、どうしたらいいのか、という原因の見極めをすることが、まずとても大事ですが、見極めをしても、治療ができないとおもしろくないですよね、患者さんも。

ウルセラでできるタルミ治療というのは、SMASという筋膜の部分をターゲットにしているんですが、顔をガンガンにウルセラするのは、私は、フェイスリフトも専門でやる形成外科医でないとやったらダメ!と思っていました。(かなり危ないと思っているので)

実際、今も思っています。

なので、私は形成外科医ではないので、ウルセラを将来買ったとしても、ガンガンに顔にあてるのは、やらないだろうな~と、今の時点では思っています。

なんでも副作用がありますから、うまいことばかり言ってくるクリニックでやったら、ダメです。

パワーをさげれば、副作用も軽くなるでしょうけど、肝心の効果が悪くなってしまっては、元も子もないわけです。

他院で、ウルセラを受けたけど効かなかった、という方が時々来られますが、はあ?という場所を部分うちされえいて、照射するのはその場所でいいの?(その弛みを改善するのに)ということもあり。。。あ~あ~。ということも多いです。

広範囲あてると、お金がかかりますから、患者さん側の都合で、小さい範囲だけあててもらった、ということはあるでしょうけど、そこだけあてても効かないのでは。。?とウルセラを持っていない私ですら予想できるのに、実際ウルセラをやっているドクターがわかっていないはずはなく、そういう説明もすることなく、お金を巻き上げて施術をしているという。。。

(医療機器は、その機械の原理というか、どうして効くのか、ということを理解していないと、照射方法の工夫というのができません。あと、経験も大事です。経過をずっと見ていく、というのも。

メーカーが言うままに、適当にあてりゃーいいってものでもありません。)

患者さんからしたら、「一番強いウルセラをやったのに、効かない」と思ってしまうんでしょうけど、照射方法の工夫と、事前の効果の予想の説明がないから、そういう単純な発想になってしまうんでしょうね。

ちゃんと、「それでは効きませんよ。効いたらラッキーですよ」と、説明があったら、患者さんも、もっと広範囲やるか、止めておくか選べたのに、と思います。

患者さんが、リスクも含めて理解された上で、治療を受けるのはいいと思いますが、クリニックは選ばなきゃ。

基本、効果の高い治療というのは、リスク・ダウンタイムなども大変だったり、痛ったり、等々。程度の差はあれ、仕方ない場合が多いです。

軽~いウルセラ(というのがあるのかどうか知りませんが)で、効果が出ればいいんでしょうけどね。

ドクターによって、やり方が全然違いますから、機械が同じなら効果も同じ、ではありません。ウルセラに限らず。なんでもそうです。

アゴ下の脂肪を減らして、二重アゴの改善、というのは、トゥルースカルプのアゴ下用のスタンプはとてもいいんですが、皮膚もちょっと引き締めてくれている感じもして、軽くする分、伸びてしまった皮膚も元気になりますね。

でも、50代半ば以降になると、脂肪だけの問題ではなく、でもその部分の脂肪を減らすことはとても大事です。でも、脂肪だけではダメなんですよね。他の部分も弛んでくるんです。

どこまでやるのかは、患者さんの価値観ですが。

年がいけばいくほど、大変です。

アラフィフくらいまでだったら、二重アゴは、そこまでひどいことは少ないでしょうけど。

今日のセミナーで、いろんな使い方がわかったので、良かったです~。

学会だと、企業主催のセミナーは、いろんな企業が同時開催だったりして、聴けない(他のところで聴くから)ことも多いので、こういうセミナーはいいですね。

ウルセラね~、あったらいいな、と思いますけど、痛いのはね。。。私痛いのキライ。

(痛さも、照射の設定で工夫できるようです。)ダウンタイムとね。あと、コストですね

患者さんが結構な金額を払うことになりますね。。。

こういうセミナーに行くと、その機械が欲しくなるところが困りますね。

(まんまと企業の思うツボですが)

でも、他にもたくさん欲しい機械はあって、ふ~む、という感じですね。

これ1台でなんでも万能の効く!という機械はないので、どこまで望むのか、で、いくつか治療目的に合わせて揃えないといけませんが、そうそう何台も揃えられませんから、なるべく多くの方ができる需要の多い機械から、でしょうね。

もう眠いので、寝ます。途中で意味不明なところがあったかもしれません。お許しください。

コンビニやファストフードやインスタント食品など添加物まみれの食生活をしているのに、化粧品だけ「オーガニック化粧品」の貴女、しかも「なんちゃってオーガニック」の貴女。

なんか根本的に間違っていると思うのは私だけでしょうか。。

せめて化粧品だけでもってか?

まだ逆のほうが、肌は綺麗なんじゃないですかね、いや、肌は汚いか、でも体は健康だから、よほど間違った化粧品を使わない限り、そごく肌が汚くなることはないかな、と思います。

そこまでして、みなさんが使いたい「オーガニック化粧品」、なんなんでしょうね。。

これは、時に、「ミネラルなんとか」になったり、「敏感肌用」「アトピーでもいける」「赤ちゃんもママも」(これ、ひどいコピーですよね、なんで赤ちゃんと大人が同じやねんっ!て。椿油やワセリンってこと?)「無添加なんとかかんとか」「ドクターズコスメ」などなど、言葉は巧みに変わりますが、HPはどこも似たり寄ったり。同じ会社が作っているのか、というくらい、マネマネ~、楽でいいわね~。

日本人は、流行りが好きですね、ホントに。

流行っているから、安心、なんてことは、絶対にないですよ。

さて、最近急成長している、とある化粧品会社の話です。

私も患者さんからよく名前を聞くし、雑誌やネットでも見たことありますが、ちゃんと診たことはなかったんですけど、先日、ここのを使っている、といいう患者さんがいらっしゃったので、HPを拝見しました。

またしても、マネマネ~のよくあるパターン。。恥ずかしくないのかな。ま、どこが一番最初に始めたのか私にはわからないので、どれも同じにしか見えません。

ここのコンセプトというか、ここだけではなく、よくあるのが、「口に入れていいものだから安心して肌につけられます」というパターン。

誰が言ったの?

いかにも素人さんらしい詐欺の手口。

ちょっとよく考えればわかることなんですけどね、つい、「そうですよね~!」と納得してしまいやすい発想。

(顔筋体操と同じですね。)

昔は、成分だけを抽出する技術がなかったですし、一般で売っている、そういう化粧品もない時代でしたから、自分たちで手作りしたりするしかありませんでした。

(戦前以前~戦後どれくらいかは、ちょっとわかりません。)

民間伝承で、昔からいいと言われていることを、自分自身でやってみるしかない時代です。

でも、今は(というか、かなり前から)、科学が進歩して、成分だけを抽出できるようになって、かぶれる成分を抜くことができるようになったわけです。

添加物もたくさん作られ、いろんな商品(もちろん食べ物や飲み物にも)に混ざられるようになって、そのおかげでいろんな恩恵も受けています(便利さや安さや、安定供給など。みせかけのおいしさとかみせかけのキレイさとか。)。

私は、化粧品は「科学」と思っています。

なので、「科学者」がエビデンス(証拠)をありきで作った化粧品しか使いません。患者さんにも勧めていません。

精製水にグリセリンを混ぜる、というのも、立派な化学ですよ。ま、グリセリンを混ぜているだけで、文明社会の恩恵ですが。

石けんづくりもそうですが、油(廃油とか)で作った、昔ながらのせっけん(純せっけんです。商品化されているのは、廃油ではありませんよ。念のため。)も、科学です。

どれくらいの割合で混ぜるのか、わかっていないと、石けんは作れません。

石けん作りもお手製化粧品もそうですが、料理と似てます。

料理も、科学だったりします。

どうして、人間がその成分をおいしいと思うのか、科学的に証明できるんでしょう。

ただ、料理は、科学的に反応を考えて作っていらっしゃる方もいるでしょうけど、天性のカンと経験と舌の感覚で、とてもおいしい料理ができることも多いです。

自炊される方のほとんどが、科学的に料理をしている、という感覚はないと思います。

私も、そんなことを考えては料理はしていません。

料理は味見して調整ということができますが、化粧品はできない、というか、しないですよね。(できる材料とダメな材料があるでしょう)

よくこうい化粧品会社のつくる化粧品は、大体、花や草木の成分が、「なんとかエキス」と山ほど入っているんですよね。

。。。なんで・・?

花や草木の成分がたくさん入っていたら、何がいいんですか?

全く私にはわかりません。

じゃあ、その辺の雑草でもいいってこと?何がどういいんですかね。

なんでも混ぜりゃーいいってものではないんです。

本来、化粧品というのは、その作った作り手が、必要と思った成分しか混ぜていません。

防腐剤にしろ、香料にしろ、そのコンセプトには必要だったんでしょう。

(防腐剤のおかげで、冷蔵庫に入れなくても、洗面所にほっておいても、大きな瓶に入っていて、半年たっても、くさらないんですよ。)

あれもこれも、と混ぜていくと、下手したら、なにか化学反応がそれぞれ起こってしまうかもしれないじゃないですか。

大変ですよ、調べるのも。

その手間暇を考えて、どこまで混ぜるのか、って難しいと思います。原価代もその分上がりますしね。

あんなに、植物エキスを多数混ぜて、何も起こらないんでしょうか。

で、たくさん入ったからって何がいいんでしょう。

有効成分以外、入っていても、それだったら、その「なんとかエキス」って、いらないんじゃないですか?

欲張っても仕方ありません。

またそれぞれの成分で、吸収具合・浸透具合も全然違うわけですから。

その患者さんが使っていて化粧品会社は、「酸化したら老化するから、抗酸化剤を化粧品の中にたくさん入れました!」というもの。

成分表をみても、てんこもり、いろんな天然らしき成分が、「なんとかエキス」「かんとかエキス」とつらつらと書いてあります。

植物(花や木や葉っぱや野菜・フルーツなど)には、「フィトケミカル(ファイトケミカルとも言います)」という、成分があって、これが体にとてもいいんです。

いろんな刺激(紫外線や虫やいろんな病気など)から、葉っぱや根っこや花などを守るために、この「アク」みたいな成分を自分で作り出しているんです。

人間と違って、動いたり、虫を追い払ったり、日焼け止め塗ったりなんて、植物にはできませんからね。

人間だけが、このフィトケミカルを作り出せないので、これらを摂取しないといけません。

摂取したら、強くなるというか、いわゆる「抗酸化」作用ってヤツですね。(抗酸化だけではないでしょうけど)

だから、色の濃い野菜や、いろんな食べ物をバランスよく食べましょう、と言われるわけです。偏ったら、この栄養成分も偏ってしまうからです。

なので、このフィトケミカルを、化粧品に入れて、肌にも与えてあげましょう。

どうですか?うん、うん、塗りたい!と思いましたか?はい、これ、間違っています。

フィトケミカルは、本当です。抗加齢医学をしていく上で、これは知っていないといけない事実であり、科学です。

でも、これらは、食べものや飲み物で摂取をすることが原則。あるいは、そこにサプリメントとして足すか、です。

肌に塗ったらいいかというと、何度も言うように、かぶれたり刺激になる可能性があります。

でも、肌にも塗りたいですよね。食べたり飲んだりしても、全身に回っちゃいますから、肌にばっかり、摂取した分全部がいくわけではないので、塗ったらもっといいんじゃない?と誰でも考えると思います。

ここまでは間違っていません。

サプリメントもそうですが、試験管の中で、「こんなに吸収しています」というダイエットサプリ、ありますよね。あんな単純なことは、体内では起こりませんよ。

そんなので実験終了していたら、そんな楽なことはないです。それで済んだら、製薬会社は、もっとウハウハですよ~。

皮膚も一緒です。

仮に混ぜて塗っても、どこまで皮膚に入っているのか、わかりません。ただの推測とイメージです。

科学的に、「こう作ったら、ここまでは入っているんじゃない?」と思っても、実際測定すると、全然入っていません。

それほど、皮膚のバリア機能を突破させるというのは、大変なんです。

じゃあ、どうやって確認しているかというと、ちゃんとした実験室がないと(もちろんスタッフも知識も、お金もね)確認できません。

大変だと思います。

特に、皮膚にどこまで入っているのか、皮膚をそのたびに切り取るわけにもいきません。

勝手にいろいろ混ぜて、何にもおかしな反応が起こっていない、という保障はどこにあるんでしょうか。

実験したの?どこで?誰にしてもらったんでしょう。

そこまで実験してスゴイというなら、医学論文で発表すればどうでしょう。

大勢の方に、その化粧品の素晴らしさがわかってもらえると思いますよ。

老舗のオーガニック化粧品は、そんな派手なポップもメーカーとしては作っていないし、パッケージもそれほど目立たないし、雑誌やTVにバンバンとお金をまいているわけではないので、宣伝もそれほどされていません。

宣伝すると、莫大な経費がかかりますから、化粧品の売値も上げざるを得ません。

老舗は、そんなべらぼうに(詐欺まがいのことをして)儲けようとしている感じは、あまり受けませんけどね。

地球と人間のためにやっている、というコンセプトが、ひっそりと見えます。

宣伝していない分、地味だったりするかもしれません。

基礎化粧品の目的は、保湿です。(あと、日焼け止めね)

ただの保湿で、アンチエジングとか美白とかあまりそういうラインを作っていない企業も多いです。

(最近は、それでも、ちょっと出てきましたけどね。)

添加物も少ないぶん、天然の成分も必要最低限なので、使っても、可もなく不可もなく、使っても使わなくても、あまり変わらないかも。。。?

(だったら、要らないんじゃないのかな。。)

大した成分が入っていない、ということはそういうことです。

また、塗りづらかったり、塗り心地が良くなかったり、などなど、あまり使っていて、嬉しいことって、ないこともあります。

なるべく、添加物を減らして、肌にもやさしく、となると、結局こうなってきます。

それだったら、最初から、精製水とグリセリンだけでいいでしょう。

まあ、もうちょっと添加物が入っていても、種類によったらいいかなと思いますが。

うちに来られる患者さんの中で、いわゆる「オーガニック化粧品」を使っておられる方、結構な割合でいらっしゃいます。

その理由は、「肌に優しいと思ったから」というものです。

でも、ホントに肌に優しいんですか?

。。。なんでそう思うんでしょう。。?

前にもオーガニック化粧品のことって、何度か書いていますが、もうイヤになるくらい詐欺まがいの化粧品が多くて、もうどっからツッコんでいいんだかわからないくらい、アチャ~っというHPで、でも、これで騙されちゃうわけね、とあきれるやら、相手の販売戦略にホホー!と思ったり(はっきり言って、どこも似たり寄ったりで、みんなどこかのマネで、イメージ戦略です。中身は何もないことも多いです。)、大半のモノがあまり近寄りたくないです。変な新興宗教みたいで。。どれも似たりよったり。。

オーガニック化粧品と言っても、ピンキリであります。

いわゆる老舗ブランドいうヤツは、私もモノによったら、人生で買ったこともありますし、パンフレットを読んだこともあります。モノによったら、使ってもいいのかも、と思うものもあります。

比較的主要都市には店舗があって、オーガニック好きなら大体の方が知っているような、昔からあるブランド。

日本発祥ではなくて、ヨーロッパ発祥のブランドが大半かと思います。

で、うちに来られる患者さんの中で、こういう老舗を使っておられる方というのは、あまり、というかめったにいません。

「オーガニック」という看板を前面に出して、急成長しているベンチャー企業が出した化粧品を使っている方が大半です。。。

これまた、なんで。。。?

「オーガニック化粧品」という響き、つい買いたくなる気持ちわかります。

だって、そういうふうに、新しく発売した企業が、いかにも「肌に優しく、地球にも優しく、しかも素晴らしい!肌本来が持っている機能を引き出します、なんたらかんたら。。」

まあ、ホントだとしたら、そりゃ素晴らしいでしょう。

でもね、地球に優しくても、人間に優しいとは限りませんし、肌に優しいというのも、またこれ、全然関係ないことです。

食べられるモノと皮膚に使っていいモノは、全然違うのです。

漆なんて、皮膚かぶれるでしょ。桃やパイナップルとか果物の汁が口の周りの皮膚につくと、痒くなるでしょ。赤くなって、皮膚炎を起こすこともあります。

食べ物の汁というのは、皮膚をかぶれさせることが多いです。

だって、気持ち悪いでしょ?肌についていたら。なので、みなさん、すぐにふきますよね。体の防御反応ですよ。つけっぱなしにしていたら、ダメなことを体はわかっているのです。

里芋なんて、皮向く途中で、すっごい皮痒くなるでしょ。

いわゆる「アク」が、皮膚にとってはダメだったりします。

「アク」は食べる時も、苦味とかあまりおいしくない時もありますが、そこには栄養がたっぷり入っていることもあり、それはそれぞれの食べ物によって違います。

良い時も悪い時もあるし、目的によって違います。

科学的に作ったものはダメで、天然に存在するものなら安全、なんて、なりませんよ。

人工的に作ったヒアルロン酸なんて、アレルギーを起こす可能性なんて、ムチャクチャ低いです。人間の皮膚にも存在している成分ですしね。なんかの葉っぱや花のエキス塗るよりも、ずっと良かったりします。

老舗というか、オーガニック化粧品でよくあるのが、小麦とか何かの外皮を使ったスクラブ剤です。

いつの時代ですか、って感じですが、そんなもので肌を洗ったら、皮膚は傷だらけです。今すぐ捨ててもらっています。

スクラブがなくても、天然のピーリング剤(ピーリング作用のあるもの)がたっぷり入っていることもあるし、それを塗って、紫外線に当たると、かぶれてシミになるものもあります。

柑橘系オイルは、紫外線にはあたらないようにとよく言われています。

ローズオイルだって、かぶれる人はかぶれますよ。

天然だから大丈夫というものは存在しないし、誰にでも合うものはありません。合う合わないは、成分が優しいとかダメとかとは別に、誰にでもあるんです。

アロマオイルも、嗅ぐのは良くても、肌に塗るのは、かぶれやすかったり、なんでも混ぜればいいというものではありません。

オーガニック化粧品の多くが、ハーブだったり、葉っぱや花だったり、なんかイメージがよくしてあるというか、「自然」=「安全」という考えそのものを、まず止めないと。

安全でないものもたくさんあるんです。

そもそも、オーガニック化粧品を使っている人は、野菜でもなんでも、無農薬・化学調味料無添加で暮らしているんですかね?

暮らしている、という方は、そりゃそうですよね、そりゃ、化粧品もオーガニックですよね、と思います。

ただ、こういう方は、老舗のちゃんとしたオーガニック化粧品を使っておられますし、そういうお店で売っているモノしか使われません。あるいは、手作りか。

(純石けんだけで、何も塗らない、という方もいるでしょう。石けんも使わないかも。)

オーガニック化粧品の説明で書いてあるのが、化粧品の原料も無農薬のほうがいい、という一文が多いです。

残留農薬が非常に気になる方、化粧品なんかよりも、普段口にしている野菜のほうがよほど農薬摂取の量は多いですよ。多分ケタが違うくらい。

化粧品なんて、原料から、その成分だけを取り出すわけですから(普通は)、原料そのものの原液を皮膚に塗るわけではありません。原液のことから考えると、かなり薄まっているはずです。

食べるモノは、添加物まみれなのに、なんで、化粧品だけこだわりますかね。

だから、そういう、おかしなメーカーのを買っちゃうんですよ。イメージだけを重要視するから。

また、植物を育てたことのある人はおわかりでしょうが、無農薬で育てるのって、品種によったら、とても難しいですよね。虫はつくし、葉っぱは食べられるし、なんか病気になるし。。。世話も大変です。

「オーガニック化粧品」の原料である植物が、一体どこまでの「オーガニック」にしているのかしりませんが、みなさんのイメージ通りの畑で、果たして育てているんでしょうか。。?

野菜でも、有機野菜や減農薬で育てるのも大変で、どんどん使っていい畑もどうしても減ってきます。

世話も大変で、人件費ばかりものすごくかかりますから、有機野菜・無農薬野菜・減農薬野菜など、とても高いです。季節によったら、手に入りません。

畑の確保と維持が、ムチャクチャ大変だと思いますよ。

老舗のオーガニック化粧品は、昔から、ずっと守っておられる畑はお持ちかもしれません。

それだけ、安定して、長年供給してきているわけですから、それだけのノウハウはお持ちでしょう。

でないと、それだけ長年世界中の多くの方に支持されていく、というのには、何か理由があるはずで、それを疑い出したら、もう何も使えない、というのもありますね。

おかしい企業というのは、自然淘汰されていくことも多いです。

商売がヘタで潰れちゃった、という場合もあるでしょうけど、長年(10年20年どころではないでしょう)続いているので、消費者の信頼はある程度得ているんだと思います。

メーカーにもよりますが、また、商品にもよりますが、患者さんが使っていて、肌にトラブルがなければ、私から止めることはありません。

でも、ここ数年とかで立ち上げた会社で、そんな簡単に、しかも大量に、「オーガニック」な材料が用意されていらっしゃるんでしょうか。

急成長している会社って、経営者の手腕がスゴイんだろうな、とは思いますが、やり方がウマいといいますか、そういう意味では経営者の鏡なんでしょうね、でも、化粧品に限って言えば、急成長しているから、たくさん売れているから、肌に優しいわけではありません。

「茶のしずく」の石けんも、カネボウの美白剤も大変なことになりましたよね?

起業してから時間が立てば経つほど、使っている人が多くなればなるほど、かぶれたり、合わない人も、人数は多くなります。

なんでもそうです。

合計の人数が増えるわけですから。

多くの方が使えば使うほど、何かあったら気づきやすいです。

まだ、老舗でないところは、年数が少ないので、被害者が少ないのかもしれないし、これから出てくるのかもしれません。

出ないのかもしれないし、出てくるのかもしれません。

新しく企業した化粧品会社が絶対ダメというわけではありませんが、今までの多くの老舗のメーカーに勝てる・あるいは同等に戦えるだけの、何かがあるのか、と言われたら、まだ未知数だと私は思います。

使いたいなら、使ったらいいですが、どうして、そこまで、最近注目されたのを、信じ切るのか、それは危ないですよ。

「オーガニック化粧品」は、コンセプト自体は、素晴らしいもので、中には、いい商品もあることもあるので、使いたいなら使えばいいんですが、それなら、老舗ブランドから入門したらいいと思うんですけどね。

どうして、こういうのは買わないんでしょうね。。