いや~、今日のセミナー、良かったです。
私も漢方好きですが、栄養療法を始めてから、最初は併用していましたが、自分自身も患者さんも、体調が良くなるから、どんどん飲み忘れが出て、自然に漢方を切って行くような形になっていました。
時々、自分も患者さんにも出す、っていう感じでした。ここは、使ったほうがいい、というラインというか、病態があって、そういう時に使っています。
改めて、漢方の素晴らしさを実感できたセミナーでした。
漢方で、足りない栄養を足してくれるとかではないんですが、なんかいい感じに、全身を助けてくれるんですよね~。
(薬によったら、全身ではないですが)
栄養療法をやっていて、す~っとうまく行く方と、ご本人も食事頑張っているし、サプリも飲んでいるけど、なかなか大変という方もいて、サプリを追加っていっても、いくらでも追加できるわけではないですし(予算がありますから)、う~ん、、困りましたね、という場合に、漢方、いいですね!! すっかり、そういう使い方、忘れてましたわ。
また明日から、使っていこう!
(患者さんは、処方希望されるかどうかは、好みがありますけどね。)
漢方って、ドクターによって、選ぶ漢方が似ているようで、あまり似ていません。
一般的に、たくさんの種類を出す先生もいたら、1~2種類、多くても3種類くらいの先生といろいろです。
処方する種類も、似てないながらも、ああ、確かに!と共感できるものから、おお!そういう方法が!と大変タメになるものから、ちょっと考え方が違うな、ということもあります。
患者さんの症状や体質も、お一人ずつ、似ているようで、微妙に違いますから、どの方でも同じわけではないですし、自分の好きな漢方(漢方に限らず薬もそうですが)って、なんとなくあって、自分にとっての使いやすいのってあります。
人によって違うというので思い出しましたが、先日たまたまテレビを観ていて、薬剤師さんが、漢方を処方している話だったかと思いますが、こういう時はこう!という漢方が、えっ?!というのがあったりして、あと、言い方かな。もうちょっと詳しく説明してあげないと、何も考えずに、なんでもかんでも飲む人出てくるのに。。
(その薬剤師さんは言ったのかもしれませんが、番組構成上、カットされていることもあるので、テレビはわかりません。。)
テレビだから、簡単に、こういう時はこう!って言い切ってほしいんでしょうけど。。。
薬局行ったら、市販の漢方ってあるんですよ。誰でも買えるんですよね。病院でもらう医療用のよりは、薬自体の量は少ないんですけど、買えるのは買えるんですよ。
診察してもらう分には、頓服みたいな使い方の場合、そういう説明がありますが、市販で勝手に、そういう情報で買う場合、わかりませんよね。
あまり続けたらダメな薬でも、市販の場合、ずっと続けている人っています。。。
危ないなああ。。あ”==って思います。
漢方も人によって、合う合わないが結構激しいですから、初めての漢方を、いきなり大量に買ったり、もらったりしないほうがいいですよ。
薬は薬だし、合わなかった場合に、飲む機会ないですしね。体質が根本的に違う場合だと、下手したら逆効果だし。。
テレビで影響力大きいんだから、ちょっとそういうことも言ってあげたらいいのに、と思って眺めてました。
市販の漢方は、結構高いのに、合わなかったら、どうするんだろ。
テレビで言っていたから、っていっても、自分で買った以上、自己責任ですからね。
みなさんが想像しているより、市販の漢方は高いですよ。とりあえず、ちょっとためしに、というのはありかと思いますが。
まあ、実際、飲んでみないとわからないことも多いですし。
だからこそ、合わなかったから、診察に入って、調整していくんですよ。
これは漢方に限らず、治療はなんでもそうです。
一発目で、ドンピシャ!であえば、それはとてもラッキーなことです。