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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ホーム > 2017年01月29日



ブログでも何度も書いている不妊治療されている方々の栄養療法のついての話です。

 

レーザー治療などで来られていて、実は不妊治療しているんですとか(薬などの関係があるので、事前に必ず言っていただきたいです。取り返しのつかないことになったら困りますから)、不妊治療をしていたけど、もうあきらめましたとか(注:40代ですらないのに)、最初から妊娠目的で栄養療法で受診される方など、皆さん事情はいろいろです。

関西だけでなく、他の都道府県の不妊外来をしている婦人科事情がとてもよくわかります。

 

はっきり言って、ろくなところがない。

どこも、お金のことしか考えてない。患者さんを妊娠させようなんて、健康な赤ちゃんを産んでもらおうなんて、ほんとに微塵も考えてないやろ~っ!!って感じで、この業界のひどさにギョーテンします。

ちゃんとしている婦人科だったら、まあうちには来られていないわけですが、まあ、結構な数のクリニック、有名どころも含めて、ひどいの一言です。

妊娠しなかったら、全部、患者さんのせいですからね。いい気なもんです。人の弱みにつけこんで、悪徳美容クリニックも大概ですが、もっと悪質かもしれません。。

 

ひどいところだと、貧血の検査すらしてない。女性ホルモン値測っただけで、もういきなり人工授精勧められている患者さんもいました。

「え、検査、たったこれだけですか?」

(検査結果のコピーはお持ちの分は全部持ってきていただいています。コピーを持っていない場合は仕方ないので、患者さんの記憶による話からになりますが。された検査の結果のコピーは、全部もらっておきましょうね。自費で高額な検査をされているんですから、病院変える時に、また検査やり直しということもあったら、お金ばかりかかります。またやらないといけない検査もありますから、そこはちゃんと主治医に聞きましょう。自費でするのに、そんな説明もしない婦人科にかかったら、ダメですよ。)

 

体質改善というか、食事指導は一切誰もされていないし、日常生活の指導もなしです(冷やすな、とかの注意事項も含めて)、何もすることがないなら、漢方くらい処方してあげれば?と思いますが。。

わけわからんサプリのパンフだけ渡されて、説明も一切なしで、カウンターで買ってくださいとか。。

 

患者さんのうちの何人かに、どうしてそこのクリニックを選んだんですか?と(私に土地勘のない地域だった場合)とお聴きすると、皆さん、地元では有名で、とか、月経不順で別の婦人科に行っていたけど、妊娠希望と言ったら紹介されたとか(公的病院や準公的病院から)。。なるほど。。

 

器質的に問題があった場合(例えば、卵管が細いとか、卵巣になにか異常があるとか、精子に問題があるとか)、私に直接できることはありません。

なんの病気であっても、私にできることは、栄養面でのサポートです。

不妊の原因は、男:女=1:1なので、女性だけが一生懸命やってもダメではありますが、女性は生理があるのと全然肉魚卵食べていないので、男性よりも圧倒的に栄養不足ですから、まずそこをなんとかする。

最近は男性でも糖質中心だったり、男性として普通には食べているけど、ストレスが多すぎて、栄養が全然足りてない、というのはよくあります。そのせいで、精子にも影響が出ることがあるようです。

男性側も食事を含めた栄養のサポートは必要です。奥様と一緒のご来院であれば、男性もうちはOKです。

 

私は産婦人科医ではないないので、ちょっと離れたところから診た立ち場での意見と思って聞いてください。

妊娠したいのにできない時というのは、なにか理由があると思います。授かりものですから、タイミングというのはあると思いますが、数年レベルではなく、5年も10年も妊娠したいのにできないとまでなってくると、やはりなにか原因があると思います。

ほとんどの方が婦人科で夫婦揃って検査されて、結果「全く異常なし」という方がうちには来られていますが、器質的な異常がなかったというだけで、栄養面(ホルモンも含めて)の検査は全くされていません。

で、うちでそういう検査をするわけですが。。

ホルモン値で、「これで妊娠はしませんよ」という例をいくつも診ます。(そういう検査すらされていない方多数)

そして、これは全員に共通ですが、ひどい栄養失調です。

痩せている方(BMI 18.5以下と思ってください)は特に輪をかけてひどいです。

 

ホルモン異常にしても、そのホルモンを作れないところまで追い込んだのは、栄養失調です。命に直結はしないホルモンまで作っている余裕がないから、体も必死なわけで、苦渋の決断です。

それくらい栄養失調がひどいわけで、もしそんな状態で妊娠したら、赤ちゃんの命も健康も維持できないだろうし、母体も危ない。赤ちゃんも生きるのに必死だから、どんなに栄養の足りないお母さんであっても、栄養は奪いにかかります。でも、栄養がないから、それでもないところをさらに母体は奪われてしまいます。

赤ちゃんも母体も危ないのです。

 

だから、神様が妊娠させない。

女性の体を守るためのひとつの選択だと思っています。

 

じゃあ妊娠した女性みんな、妊娠していない女性と比べて、そんなに栄養が足りているのかというと、足りていないと思います。似たりよったり。

でも、ちょっとした差が多分どこかにある。それがホルモンだったり、いくつかの栄養素だったり。

その場合に妊娠したら、赤ちゃんも母体も苦しいかもしれませんが、神様から許可が出て、最初の試練なのかもしれません。乗り越えられると判断されたから、許可がおりたのかもしれません。

(栄養が足りていると、この試練はとても簡単になるので、試練でなくなり、喜びだけになると信じているのですが。。)

 

神様に、大丈夫と思ってもらえるように、栄養を上げていく手助けをすることが私の役割です。なので、婦人科でなにか治療をされている場合、それを止める必要はありませんが、検査結果から、今治療(排卵誘発剤・人工授精・体外受精など)しても、妊娠しないし、しても流産の可能性がとても高いから、今は止めておいたほうがいいという話はします。

高いお金をかけての不妊治療は、妊娠しなかった場合、ご夫婦のお金と時間だけでなく、「未来への希望」という大事なものまで奪ってしまうので(次もダメなんじゃないか、やっぱりダメなんじゃないか、というあきらめに変わってしまう)、条件が満たしていない時は、できたら止めておいてほしいと思います。

 

他院で不妊治療を先にされていて、うちにアンチエジングの治療で通っていらした患者さんが、アラフォーなんですが、ずっと治療を高いお金を払って、1年くらい(もっとだったかな?)されていて、レーザーの処置の時に、「もう妊娠をあきらめようと思う」と言われたので、(前から栄養療法の話はしていたのですがされていなかった)、まだスタートにも立っていないのに!!それであきらめるなんて早すぎる!高い不妊治療はしなくてもいいから、自分の体のためにも栄養療法をしてください!」とお願いして、検査をしてくださいました。

そしたら、甲状腺に問題が見つかり、これでは妊娠はかなり非常に難しい。。。

その説明をして、ホルモン剤を飲むように勧めました。(これは保険が通ります)

でも、ホルモン剤は妊娠中に良くないと思いこんでいらっしゃったので、なかなか飲まれませんでした。

お忙しい方なので、毎月レーザー治療に来られているわけでもなく、レーザーに来られた時しか説得もできないから、異常がわかっても、ご本人が飲みたくないのであれば、処方もできませんから、数か月は内服は始まっていません。

 

ちなみに、甲状腺ホルモンは、ステロイドホルモンや女性ホルモンなどのホルモン療法と違って、足りないのであれば体にとってなくてはならないホルモンで、妊娠中に止めるのはもってのほかで、むしろ増量しないといけないホルモンです。長期飲んだからと言って、他のホルモン療法みたいに副作用等を心配しなくてもいいホルモン剤です。ただし、検査しながら、正しく飲めば、の話で、勝手に飲んでいいホルモンではないです。

 

この甲状腺を診てない不妊クリニックが大半です。

それで、どうやって妊娠出産まで持っていくのか、勉強すればするほど、はあ~っ?!って感じなくらい、絶対に必要です。

 

この患者さんは、後から聞いた話では、その不妊クリ二ックは測ってましたが、初診の時1回だけで、そこから検査しておらず、1年以上検査されていませんでした。甲状腺は結構変動しますから、1回見ただけではね。。。また、値の細かいところまでのフォローをどこまでしているのかは、眉唾もので。。内分泌専門と看板が上がっていても、ほんとにこの後、ひどい目に遭うのですが。。

 

で、数か月後にやっと説得に成功して、薬を開始し、検査も必要ですから(これも保険診療です)、さらに詳しい検査を追加すると、さらに甲状腺で引っかかりました。

うちでそのままフォローしてもいいんですが、甲状腺のエコーも専門でしてほしかったし、万が一のことも考えて、患者さんが通いやすい範囲で、甲状腺専門のクリックを探して(私に、その辺の土地勘がなかったから)、患者さんのご近所にある、とある大学病院に紹介状を書いて相談することになりました。

他に行ってもいいかな、というクリニックが(ネット上)見当たらなかったのと、一応大学病院なので、なにかあっても耳鼻科もあるし、とりあえず行くだけ行ってみましょう、となりました。

→続く

 

 

 

 

ちょっと忙しくてブログサボりました。スミマセン。。。

フェイスブックはちょこちょこアップしてますので、よろしければそちらもどうぞ。

https://www.facebook.com/aikohifukaclinic/

 

さて、久しぶりにスキンケアの話をちょっと。

スキンケアの話は、ブログでもう何万回もしているので(ウソです。数百回くらい?)、基本は大きく変わっていません。

ちょこちょこアップデートはされていますが。。

 

先日、5年ぶりくらいの患者さんがシミ治療に来られました。

この5年間、体の他のところを治療されていて(美容ではなく)、やっと落ち着いたそうで、シミ(肝斑)が気になってきて、治療しようと思われたそうです。

(前はたるみ治療でした)

 

患者さんの洗顔はなるべく診るようにしています。時間の許す限り。特に、初診の方や久しぶりの方は必ず診ます。それで、お肌を普段どれだけ刺激しているのかが、とりあえずわかります。

(その後、お肌を診たら、決定的にわかりますが。。)

 

で、その方はとても優しく洗ってらして、ただ、泡がちょっと少な目とか、指使いとか細かいところを注意しました。

それだけちゃんと洗っている方(実際、お肌のキメも他の方に比べて良かったです。)は、大体基本ができている方なんですね~。

「うちのブログって読んでいらっしゃるんですか?」

「5日前から読み始めました。」

とおっしゃってましたが、ブログに載っていた化粧品にも結構変えたり、かなりさかのぼって読みこまれたみたいで、スゴイ!の一言。

実践もバッチリです!

こういう方は、話が早いので、カウンセもおさらい程度で、次々と次のステップの話に進んでいけます。

で、早速肝斑治療も始めることになりました。

 

お帰りの時におっしゃってましたが、ご家族の方が、スキンケアにとても熱心で、すっごい勉強されているそうです(ネットとかで。。。)。。。

すっごいお肌を触って、一生懸命「お手入れ」(?)されているそうで。。。

はたから見てても、「絶対に間違っている。。」と思ったそうで、私のブログを読むように何度も言ってくださったそうなのですが、ご家族は聞く耳持たず、ご自分の信念を貫いておられるそうです。。

 

「もうこれは、私がキレイになって証拠を見せてやる!」と受診してくださいました。

ありがとうございます。責任重大です。お二人分の運命がかかっているのですね。

 

肝斑はやっかいで、他のシミやらアザやらが合併して、ちょっと時間がかかることもありますが、もうこれだけ正しいスキンケアができている方は、結構早いです。

(栄養不足だと難しいこともありますが、栄養不足はみんな一緒。女性はみんな栄養不足。程度の差は大きくある時もありますが。。こういう場合は、栄養療法必須です!でないと、結構な時間とお金がかかりすぎるから。。外側だけの治療の限界です。体に助けてもらわないとね。)

アザが下にいたら厄介ですが、こういう方はアザの治療にも早くいけるから、魔法みたいにはいきませんが、他の方より断然早い!

 

楽しみですね~。

 

「正しいスキンケア」とは、一言でいうと、いらんことをしないスキンケアです。

刺激になること・摩擦は、考えられる限り、一切止めることです。

情報格差と、どれだけすぐに始めるかの実行力が、モノを言う=!!

(あと、客観性も必要。自分のしてきたことが素直に間違っていたからこうなったんだ、と認められるのかどうか。あとは、理解力というか読解力ですね。

同じ文章でも、全部理解する方もいれば、おかしなアレンジをプラスしてあらぬ方向に行ってしまう方。。運命の分かれ道。。?)

早く得をするのは、自分です。自分のために、正しい知識を知りましょう。

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