プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2018年11月
« 10月   12月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近投稿した写真

ホーム > 医療, 栄養・食事 > 良い歯ぎしりと悪い歯ぎしり



良い歯ぎしりと悪い歯ぎしり

 

ホンマでっか?!TVで、歯ぎしりとか歯の食いしばりのこと、やってましたね。

 

マツコ・ラックスさんが、奥歯がすり切れて、ツルツル平らになつてると言われてました…。

 

前にも、ためしてガッテン!の時にも、歯ぎしり、歯の食いしばりの特集されてました。

 

歯ぎしりでも、食いしばらず、歯がすり切れないようなのは、ストレス発散になって、ストレス発散になることで胃腸いい負担も減るから、これは良い歯ぎしりなので、放っておいて良い、というもの。

 

対して、食いしばりや歯がすり切れるのは、歯にもアゴにも、もちろん顎関節にも負担がすごいから、マウスピースをはめた方が良かったり、歯科口腔外科で相談しましょう、というものでした。

 

歯ぎしりはともかくとして、歯の食いしばりや、歯がすり切れるまで歯ぎしりしてしまうのは、交感神経の緊張状態ととても関係してます。

 

夜間低血糖になっていたり、夜間血糖値が乱高下してたり。

 

そうなると、脳も副腎もずーっと起きてますから、寝てても寝てない。
寝ても寝ても疲れが取れない…。

 

歯の食いしばりなどは、体が教えてくれている氷山の一角です。

 

夜の糖質を止めると、睡眠の質も上がり、翌朝の体調にもとても良いのと、歯の食いしばりや歯ぎしりはともかくとしてするにしても入る力がかなりマシなようです。

 

夜の糖質を止められない、という方は、夜摂る糖質の質を見直したり、量や食べる順番を見直す事ですマシになる方もいますが、耐糖能が悪すぎると、結構気をつけても、糖質摂ると、血糖値乱高下する方もいます。

血液検査で、どこまでの糖質制限をするのか、見極めも大事です。

 

池田先生がボトックス注射の話されてましたね。

 

美容系クリニックでは、だいたいどこもされてると思いますが、歯ぎしりや歯の食いしばりは、定期的に擦ることになるので、薬の耐性の問題が出てきます。

そういう意味では、厚労省承認のアラガン社のボトックスビスタでしてくれるところに行って下さい。
(うちもアラガンです)
それなりの値段はします。
安かったら、おかしい。
(これも高いから大丈夫ではないんですが…。)

 

ボトックス注射の適応のない方もいるので、もちろん副作用合併症はありますから、ちゃんと診察カウンセをしてくれるところで、受けてくださいね。

 

ボトックス注射をするのは、いわゆるエラの部分です。
咬筋の力を緩めます。
側頭筋で結構力をかけている方もいて、その場合は効きにくい。
それでも、咬筋の力は緩めておいたほうがいいかと私は思います。
側頭筋が100%ではないから。

 

あまりヒドくない方は、早速今晩から糖質見直して下さい。
その分、ちゃんと肉魚卵と良質の油を増やして下さいね。

 

夜にホントに低血糖になつてなくても、栄養足りないせいで、歯の食いしばりが起こることもあります。
夢見が悪いというか。

そういう方は、オーソモレキュラー療法専門クリニックで相談して下さいね。

225

リーチした人数
45

エンゲージメント数

カテゴリ:

医療, 栄養・食事