土曜日、クリニックが終わってから、東京で開催されている美容外科学会に行ってきました。
さきほど、家に帰ってきました。
この美容外科学会は、形成外科学会がやっているほうではなく、主に開業医の美容外科中心のほうの、いわゆる本当の昔からある、美容外科です。
形成外科の専門医の資格がなくても、「美容外科医」と、自分で言えば、極端な話、誰でも「美容外科医」になれるほうの、美容外科学会です。
いい悪い、は別として、実際の実践に場に、より近いのは、こちらになるのかな。。。?
でも、医学的にどうなのか?というところまで、検討をちゃんとされてるわけではないので、そのまま、真に受けると、自分がとんでもない目にあったりしますから、ケースバイケースでしょうが。。。
今回の学会会場は、ホテルオークラ東京でした。
ホテルオークラ。巨大ですよね。
東京の、老舗のホテルは、どこも巨大です。
近くの駅から歩いたら、ちょっと遠いですね。。
今回は、時間もぎりぎりで移動するし、朝も早いし、やっぱりオークラに泊まるしかないか。。。でも、オークラ、学会のホテルとして泊まるには、結構高いです。。
う~ん、どうしようかな。。。と悩んでいたら、以前雑誌でも見かけた、「伝統のフレンチトースト」、思いだしました。
一度、食べてみたかったんんですよね~。
ブログのネタもかねて、オークラに泊まってみるか、と今回、オークラに決めました。
楽天で、スタンダードダブル、一人で、31,500円なり。朝食に、フレンチトースト(サラダと紅茶、もしくはコーヒー付)で、税・サービス料込です。(宿泊税別)
いいお値段です。
会場は、オークラの本館の宴会場で、着いてすぐに、学会の手続きをして、その後、ホテルのロビーへ、チェックインへ。
ロビーに近づいたら、すばやくドアマンの方が、「どちらにいかれますか?」と声をかけてくださいます。
チェックインがスムーズにいくように、手配してくださいました。
お部屋は、一番下の、スタンダードですが、かなり広くて、アメニティの充実ぶりもすごいです。タオルもふんだんにあって、フカフカのバスローブまで。至れり、つくせり。
ただ、トイレの便座が、ウォッシュレット機能しかなく、冷たいです。。ちょっと悲しい。。
。。。なんで、31,500円も払って、便座冷たいねん、とちょっとムッとしました。(トイレ、座るのが、ヒエっ!となるから、苦手です。。)
ポット用に、大きなミネラルウォーターがおいてあり、ありがたく、いただきました。
朝、7時半に、「オーキッドルーム」に、フレンチトーストを予約してるので、
(フレンチトーストは、数量限定なので、予約制です。スムーズにいくために、朝食に時間もあらかじめ、伝えておきます。学会会場に、8時半か9時までにはいかないといけないので、朝ご飯は、7時半です。
フレンチトーストは、お客さんが来てから、焼くので、15分ほど、お時間をいただきます、と書いてありました。)
絶品と噂のトーストのために、6時半起きです。(髪の毛が、朝お風呂に入ったら、乾かさないといけないので。)
ううう。。。なんで、トーストのために、早起きやねん。。。(自分で選んだんですけど。。)
支度ができて、レストランのフロアへ。(ロビー階でした)
ロビーについても、「オーキッドルーム」がどこにあるのかわかりません。
エレベーターを降りて、頭を2回ほどキョロキョ、としだしたら、すぐさま、ホテルマンの方が、「どちらをお探しですか?」と、声をかえてくださり、レストランの入り口がわかるところまで、案内してくださいました。
レストランは、もっともオークラを象徴するダイニングだそうで、天井がとても高いです。
ホテル内は、老舗ですから、悪く言えば、ちょっと昭和な感じですが、「古くさい」というよりは、「伝統」という言葉がぴったりです。
なんか、居心地がいいんですよね。ゆっくりできるというか。。。。雰囲気なんでしょうか。。?
レストランのスタッフの方々は、キビキビとムダのない接客なのに、とても丁寧で、ものすごい気配りをされています。
すぐに、予約のテーブルに案内してくださり、フレンチトーストを焼くのに、15分少々かかうことを、もう一度説明されました。
その間に、紅茶とサラダを持ってきてくださいます。
(サラダの写真はありませんが、ドレッシングもちょうどよく、ホントに、「ホテルのおいしいサラダ」の代表みたいな感じでした。シンプルだけど、手間暇かかってます。
紅茶も、ポットで、火傷するくらいの熱々で、朝食ブッフェに慣れていたので、新鮮な驚きでした。)
とても気持ちいい空間で、のんびりお茶をして、サラダを食べていると、いよいよフレンチトーストのおでましです!
写真は、ワンピースです。
プランを選ぶ時に、ワンピースか、ツーピースか、さんざん迷ったんですが、一応ダイエッターなので、ワンピースにしました。
女性なら、ワンピースで、十分と書いてあったような。。。
最初、「よろしければ、追加もどうぞ。」とおっしゃってたので、ジュースがほしくなり、トマトジュースを追加でオーダーしました。
タバスコと、ウスターソース(リー&ぺリンの)、レモンが添えられていて、またそのトマトジュースが、ムチャクチャおいしいっ!
。。。うま~♪ 生絞り? やっぱり、ブッフェのトマトジュースとは、くらべものにはなりませんね。
そして、いよいよ、フレンチトーストへ。。
バターとメープルシロップが添えられていますが、まずが、なにもつけずに一口。。。
。。。。うま。。。うまいっ!。。。うま~い♡ 。。なにこれ?むちゃくちゃ、おいしい~♪
バターをのせると、熱々なので、あっという間に、バターが解けていきます。
もうね、メープルシロップは、全部かけちゃいます!ダイエットなんて、関係ないです!!
一口、一口、ゆっくり噛みしめながら、味わいました。
テイクアウトも可能だそうで、レシピも、HPで公開されていらっしゃいますが、これは、ここで食べないと、この味は、やっぱり無理かも。。。。
材料も、とても吟味されてるんでしょうし、焼き方も、当たり前ですが、プロですから、家庭では、ぜえったい無理っ!と思いました。
ブッフェじゃないので、他のお客さんも、のんびり優雅に食事をされていて、スタッフは、その間をキビキビと動かれいて、朝から、むちゃくちゃ優雅に、ゆったりした別の時間を過ごさせていただきました。
これは、31,500円、するわ。。。。(全部でですけど)
納得価格です。
朝食代がいくらするのか忘れましたが、素泊まりにして、フレンチトーストとちょこちょこ頼むなら、宿泊プランのほうがお得だったと思います。
(アラカルトで頼んだら、ホントにいいお値段してたはず。。)
このお値段、理解できました。
その後、トマトジュース分、チェックしていただきました。
その際、部屋番号を忘れてしまい、向かいの席においてある、バッグの中を見ればすぐにわかったんですが、「え~っと。。あ、バッグを見れば」と立ち上がろうとしたら、「こちらで、お調べしますので、大丈夫ですよ。」と、ホントにその後、調べてくださってました。
結構な手間でしょうに。。この朝の、スタッフからしたら、忙しい時間だというのに。。
その後、部屋に戻ろうと、エレベーターに向かうと、「絶対の一品」という、看板が。。。
オークラには、たくさんのレストランがあるんですが、それぞれの、レストランの、「これは、絶対召し上がってみてください」という感じの、一品が紹介されている、小さなパンフレットが、その看板の下に、並べてあって、私が、持って帰らないわけがない!
。。。ということで、全部、集めなければ!
1枚ずつ集めていると、先ほどのホテルマンの方が、「なにか、お探しですか?」と、また声をかけてくださいます。
チェックアウトの時もそうですし、最後に帰る時に、荷物を持っていると、どこからともなく、ホテルの方が寄ってこられて、サッと荷物を運んでくださったり、手伝ってくださいます。
小さいお宿は別として、こういう大型ホテルで、いまどき、こういうサービスをしてくれるところ、ホントに減ってますよね。
オークラで過ごしていて、「これが、世界のVIPを魅了する、ホテルオークラ東京のサービスなのか!」と、よくわかりました。
便座が少々冷たくても(本館でした)、これは、31,500円、安いかも。。
新しい、外資系のホテルとは、内装とか、そりゃ全然違いますが、これは、世界に誇れる、日本の代表するホテルなんだな、と、ちょっと感動です。
これだけ、気持ちよく過ごせると、また機会があれば、ぜひオークラに泊まりたいです!
外資系の高いホテルは、そりゃ、ハードはとてもいいですが、ソフトが値段に見合うか、というと、同じホテルでも、その時のスタッフによっても違いますしね。ムラがありますね。
宿泊のスタッフは、よくても、レストランは、もひとつ、とか。。
ひどいところは、ホントに、ハードだけで、べらぼうな値段を取られますよね。まあ、そういうところは、もう行きませんが。
(この東京以外の、オークラが、そこまでいいのかは、よく知りません。他府県のオークラにも泊まったことも、レストランも使ったこともありますが、このオークラ東京とは、やはり別物かと。。。私の少ない経験で判断すると。。
京都なんて、オークラって名ばかり?中身は、京都ホテルのままでしょうか。。今回泊まって、オークラのイメージは、180度変わりました。)
このホテルに泊まって、サービスを見せていただいただけで、とてもいい勉強になりました。
ありがとうございました。
追記: この、オークラの、「絶対の一品」。。。全部、制覇したいです。。。