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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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医療用ビタミンA化粧品

というのも、おかしな日本語ですが、トレチノイン(レチノイン酸)を処方できるのは、医薬品なので、これは医者だけです。

 

レチノール入り化粧品は、クリニック専売品から市販のものまで、ピンキリです。

 

今、資生堂のエリクシールから、レチノール入りの化粧品が出ていますね。

資生堂のクリニック専売化粧品のナビジョンDRは、エリクシールのをもっと濃くしたやつです。

医薬部外品です。

 

資生堂以外に、昨日書いたセミナーのブランドのものもクリニック専売化粧品です。

こちらもレチノ―ルの入った化粧品ですが、レチノールの種類や濃さはさまざまで、ビックリするくらい濃度が濃いものも販売されています。

 

ナビジョンDRのも強いほうをいきなり塗るのは、基本勧めていません。

 

その方の肌の状態、目的などに合わせて、また、レチノールでもかなり濃いとそれなりにレチノイド反応(赤くなったり、皮がカサカサ剥けたり)が出ます。

 

レチノイド反応を患者さんがどこまで理解して良しとするか、の問題でもあります。

 

レチノール入り化粧品と医薬品のトレチノインを組み合わせたのが、昨日のブランドコンセプトになります。

 

どう使うかは、クリニックの自由です。

 

トレチノイン療法は、かなり大変ですから、私とは考え方が違いますが、される場合は、必ず、行ったら、先生が診てくれるクリニックでやりましょうね。

 

ちゃんとやる前の注意点も説明してくれて(でないと危ない)、フォローしてくれるところね。

 

ほんとに副作用合併症、大変ですからね。

 

指示された通りにやらないと、通常は出ないような副作用合併症を呼んでしまうこともあるので、患者さん側の理解と努力もかなり必要とされると思います。

 

ここのブランドは、たくさんの数の化粧品があって、それを一からシリーズで買わせるクリニックもあります。

 

1個ずつ、ドクターがこうこうだから、これは必要、とアフターフォローも万全で診てくれる上で、必要だから買うのはいいとは思いますが、

説明もないどころか、ドクターの診察もなし、あとは、受付かナースしか、話してない。。。というのでは、私は勧めません。

 

それだけリスキーなものだから。

 

 

で、うちで取り扱っているのは、レチノール含有化粧品のみです。トレチノイン併用はしません。

 

とは言え、レチノールの濃さもピンキリなので(そこまでないか。。)、こちらもアフターケアの前に、事前の説明と、順番に濃度を上げていくのをお勧めしています。

 

 

私は、その中でも一番きついレチノールを使っているんですが、栄養状態が悪いと(忙しい時や体調が悪い時など)、レチノイド反応が自分にしては、出ます。

 

反応がいつもよりも強かったら、「あれ、肌弱ってんな。。栄養足りないんだ、どこで使っているかな」とお知らせしてくれます。

 

患者さんで、オーソモレキュラー療法もなにもしていない、栄養状態の悪いだろう方(肌の状態から栄養状態を判断)が、強いレチノールを塗って、レチノイド反応は出ましたが、そのあと、赤みがドス黒く変わって、まだらのシミみたいになってました。

 

スキンケアが足りないのかもというのもありますが、それよりもその方の抗酸化力が心配です。

 

しばらくしたら、まだらのシミみたいなのも消えますが、そこそこ月日がかかってました。

 

そういう方が数人おられます。

 

レチノールと言えども、濃さによっても、使い方によっても、侮っていけない。

 

 

なんであろうと、ほんとに効くものは、アフターケアが大切です。

 

 

今日は、クリニック専用化粧品の中でも、ビタミンAで有名な化粧品の企業主催セミナーでした。

 

「ビタミンA」と一口で言っても、細かい種類があって、クリニックで使うとなると、「トレチノイン」というのが一番有名だと思います。

 

「トレチノイン」というのは、ビタミンAの種類の中でも、「レチノイン酸」と呼ばれるもので、最終段階の一番強いものです。

どうして強いかと言うと、細胞の核に直接働きかけるからです。

(詳しくは、こちらも参考に。

https://www.orthomolecular.jp/nutrition/vitamin_a/)

 

細胞の核に直接働きかけるとなると、すごい効果ももちろん期待できますし、実際出ますが、それだけ急激な反応を起こさせるので、その分の反動というか、副作用合併症が出てきます。

 

もうこうなったら、薬と同じですね。

 

レバーやニンジンのビタミンAとは、全然ものが違います。

 

レチノイン酸の医薬品の飲み薬は、とても危ないというか、効果も副作用合併症も、まさに、「薬」です。

昔、20年くらい前、大学病院にいた時は、こういう薬も飲まないといけない患者さんも結構おられました。

 

実際、「トレチノイン」は、塗り薬ですが、日本では認可されておらず、トレチノインを使う医者は、海外から個人輸入などして患者さんに処方します。

完全に医薬品です。

 

 

ビタミンAに限らず、細胞の核に直接働きかけるのは、実はとても避けたいことでもあります。

 

だって、やってることは、「薬」と同じだから。

 

恩恵を受ける分、我慢しないといけない。副作用合併症を。

 

なので、本来、とても慎重に扱うものです。

(だから、「医薬品」なわけですが)

 

うちでは、トレチノインは、取り扱いしていません。したこともありませんし、今のところ、取り扱う予定もありません。

 

必要と思っていないからです。

 

トレチノイン療法は、美容医療の1つの選択肢です。

 

これを扱うかどうかは、そのドクターの好みですね。

 

オーソモレキュラー療法を学ぶ前からも、トレチノイン療法は、あまり好きではなく、確かにそれはそれで効きますが、うちの場合だったら、スキンケアと他の化粧品、光・レーザー治療でいいやん?と思います。

 

トレチノイン療法は、顔が真っ赤っかになるので、赤みが引くのがとても時間がかかる。。。

 

私は、あの真っ赤っかの状態を、あまり作りたくない。

できるだけ、ダウンタイムのない治療が好みだから、というのもあります。

 

 

オーソモレキュラー療法の考え方は、ビタミンAにしてもそうですが、細胞の核に直接働く成分は使いません。

 

プレカーサーと言って、前駆体を使います。

 

ビタミンAであれば、レチノールを入れてあげて、からだが必要な分だけ、レチノイン酸に変えてくれます。

必要な分だけ、細胞の核に働きかける。

そこをコントロールしているのは、からだです。ヒトがどうこうできるものではありません。

それをどうこうするのが、「薬」なので、だから、いろいろ弊害が出る。

もちろん、天然のものではないし、合成のものであることがほとんどです。

そこも、生体の防御機構も働きにくい。

(もう十分だったら、吸収させないなどの防御機能が備わっています)

 

前駆体で摂り入れるのが、一番らくちんで、安全安心です。

あとは、からだのほうにすべておまかせ。

 

 

で、今日のセミナーは、トレチノインありきのセミナーであり、トレチノインありきの化粧品なので、私には関係のない話ですが、そこのメーカーは、トレチノインは医薬品なの販売できませんが、クリニック専売のレチノールの化粧品を出していて、新作の発表もかねてだったので、行ってきました。

→続く

#肉食美肌 

#紫外線 

#肝斑悪化 

#シミが濃くなる 

#肌の触り方 

#日焼け止めの塗る量

#濃くなったシミを隠したい 

#コンシーラー 

#ファンデーション厚塗り 

#何度も触る 

#つい強く擦って洗う

Facebookに書いた記事です。

大事なことなので、こちらにも。

 

ちなみに、この患者さんは、説明するとすぐにわかってくださって、すぐに実行されるので、ほんとにすぐに良くなると思います。

 

以下、コピペです。

 

 

患者さんで肝斑がすごく悪化された方がいて、肝斑が悪化するには、なんでもそうですが原因があります。

 

①外からの刺激が増えてる 

②刺激の量が同じでも、その刺激を処理できなくなっている

 

シミに関しては、刺激と言うのは、活性酸素や炎症のことです。

 

炎症は、必ず活性酸素を発生させますから、突き詰めれば、活性酸素のことです。

 

②は、活性酸素対策が足りない、足りない状況になっているのは、栄養欠損が進んだ、進むようなことがあった(栄養素の消費)ということです。

 

患者さんは、思い当たることは何もないと仰いましたが、悪化する原因をずーっと説明していて、そう言えば…、ということはあとから出てきたり、思い出し足りするので、時間をかけられるならかけて、細かく確認していくというのは本当に大事ですね。

 

シミが濃くなったきっかけは、②の可能性が大きいんですが、それだけでここまで濃くなるかなー?という濃さ。

 

もちろんそうなることもありますが、それならかなりの栄養欠損進んでることになるので、体のほうが心配です。

シミが濃くなるような栄養欠損が実際あったので。その程度ですね。
(栄養解析されたので、こちらは確認できるのでそういう意味では安心)

 

 

で、1番大事なのは①です。

 

初診時は、結構皆さん肌擦ってたり、刺激のある化粧品使っていたり、触りすぎ、塗りすぎと、全部注意していくんですが、通い出して良くなってくると、また気が緩むのか、また刺激する前の触り方に戻ってることがあります。

 

最初ほどじゃなくても、今まで気をつけていたよりは、力強いですよ、ということも。

 

そして、紫外線対策が甘くなってることもあり、そう言えば、ということも思い返せば出てきたり、1番あるのが、圧倒的に塗ってる量が少なすぎる。

 

少なすぎると、何回塗り直しをしても、紫外線はカットもしてくれないし、無駄に顔に触っただけ、ということになってしまいます…。

 

もったいないですよね。

 

 

顔に触る全ての動作を、強くないかな、刺激してないかなと改めて見直すことが大切です。

 

なんでもそうですが、

自分はちゃんとやってる、他

に原因があるはず、

私は悪くないとどんどんそっちに進んでいくと、

 

もちろんそういう時もありますが、ほとんどの原因は自分の中にありますよね。

 

自分が原因でなかったとしても、避ける方法はなかったかな、次回からこうしよう、こうしてたらかわせたな、とか、そういうことに気付けたら大収穫ですよね。

 

で、自分の中の原因。

 

肌の触り方や塗っているもので、「肌に悪い」「シミが濃くなる」と思ってやってる方はまずいません。

 

 

皆さん、シミが良くなる、お肌に良い、必要なことと思ってされてるわけです。

 

なので、なにか刺激になってますよと言ったところで、何もしてません、となります。

 

自分では、気付かない、気付けないことは、結構あります。

 

そういう時は、スキンケアを1から全部やってるところをこちらが診て、チェックするしかないんですけどね。

 

その時に、ほら、これです!と指摘すると、あ、ホントだとなることが多々出てきます。

 

 

触り方は、あまりホントに変わってないという場合(変わっていても)、よくあるのが、

シミを隠すのにコンシーラーを使い出す、

というのがあります。

 

毎日見てると、ちょっと濃くなった?ってわかりますよね。

 

コンシーラーで隠そうとします。

 

これはかまわないんですが、使い方、塗り方です。

 

シミが濃くなってる=その部分の肝斑がいきり立ってるわけで、そこに、何度も触る、重ねるとなると、ますます怒らせてしまうかもしれません。

 

なので、肝斑の活動が激しい時は、普段以上に優しく扱う、それこそ「腫れ物」を触るように扱う。

 

肝斑の怒りがおさまるように、優しく、です。

 

触らないで済むなら、それが1番ですが、無理なので。

 

コンシーラーを塗るとき、硬いスティックをグリグリ擦って塗ったり、クリームタイプでもファンデーションでも、隠れないから、何度も何度も重ねて塗ったり。

 

市販のコンシーラーでは隠れませんから、重ねるときに、つい力が入ります。

 

クリームタイプのコンシーラーやファンデーションでも、厚塗りすると、指では跡が残るから、海綿スポンジやブラシを使って擦り出す…。

 

コンシーラーやファンデの厚塗りは、シミの、肝斑の濃いところだけするので、まさにそこのみ摩擦と刺激が増えて、ますます濃くなる。ますますコンシーラーをつかう、と悪循環です。

 

肝斑の神様も怒りまくりです。

 

こういうことがよくあるんですよ、と患者さんに話してたら、コンシーラー使い出したことが発覚!

 

コンシーラーでつい何度も触る方には、クリニック専売化粧品のコンシーラーで、擦らずに塗る方法を教えています。

 

パウダールームで、塗り方を説明していたら、市販のコンシーラーを塗っていた、ブラシと海綿スポンジも見せて下さいました。

 

…これはいかんです…。

 

コンシーラー塗るときに、化粧品の塗り方をもう一度説明したので、あとは、患者さんが、つい力を入れないように注意してもらうだけです。

 

市販のコンシーラーは止めて。

 

悪化した原因は、1個ずつしらみつぶしみたいにつぶしていくしかありません。

 

何個も原因が重なったことが1番の原因ですが、いろいろわかって良かったです。

 

大きな原因がわかって、それを止めてあげると、急速に良くなることも多いです。

 

紫外線の強い季節ですが、
大きな原因が見つかったので、思ってる以上に早く良くなるかと思います。

 

この前、フレッシュネスバーガーの低糖質バンズって、なに入っているのかなと思って調べた時に(結局わかりませんでした)、ふと思い出しました。

 

昔に、マクドナルドを1か月間3食食べ続けたらどうなるか、っていうアメリカのドキュメンタリー映画があったこと。

 

てっきりマイケル・ムーア監督だと勘違いしてました。

 

マイケル・ムーア監督の、「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」も観たいな~と思っていたところ、

(アメリカの小学校の給食は、スナック菓子やらファストフード、炭酸飲料でろくでもない食事に対して、フランスの小学校はフレンチだった!とか、いろんな国の、一つの局面を面白おかしく紹介してあるようです。

各国でいろいろ問題はありますが、アメリカと比べてどうか、というドキュメンタリーで、アメリカの現状を知ることもできるからほんとにおもしろそう。

と言っても、このムーア監督の映画も、2016年)

 

 

 

モーガン・スパーロック監督の映画で、2004年とかなり古いです。

どちらも、アマゾンプライムで無料で観られました。やるな!アマゾン!!

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC%EF%BC%88%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88%EF%BC%89-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B07N9BL267/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%9F&qid=1557758555&s=gateway&sr=8-1-spell

 

この「スーパーサイズ・ミー」、すっごく面白かった! 栄養医学を勉強しているものとして。

 

途中で、ドクターストップがかかったのは知ってたんですよね。

止めたと思ってました。

この監督、自分一人で1日3食、30日間、全部マクドナルド(メニューの中から選ぶ。メニューにないものは口にしない。サプリも)という快挙?を成し遂げられました!!

 

よくぞご無事で!!

(いえ、全然ご無事ではないんですが。。。肝機能、えげつないことになっています。。肝硬変の手前くらいかもとのこと)

 

時代が古いので、今のアメリカは、もうちょっと国を挙げての政策が違うところもあると思います。

まだ、ネットが普及していない時代の話、と劇中でも言われてました。

 

2人の少女が、太ったのは、マクドナルドのせい!と訴えたことから始まります。

(さすがアメリカ!でも、裁判所は棄却)

 

この映画公開してしばらくして、マクドナルドが、スーパーサイズを止めたそうです。

(スーパーサイズというのは、日本ではもともとありません。

LLどころではなくて、3Lくらいのサイズ? 昔のアメリカに行くと、ファストフードが日本とのあまりのサイズの違いにびっくりされたこと、ないですか?

(ファストフードだけではないでしょうけど)

 

30日の間に、体重測定と血液検査を何度かされます。

3回目でドクターストップ。(やり続けられましたが)

血液検査の結果がチラッと写ります。

 

アメリカと日本で、血液検査の試薬が違うので、全部同じように考えたらいけないんですが、特に、肝機能。ASTとALT。

日本では、訳あってかなり低目に出ます。これは、肝臓の本当の姿じゃないんですよね。だから、データの読み取り、深読みをしないといけないんです。

 

アメリカ(おそらくヨーロッパも)の肝機能検査の結果は、本当の肝臓の姿です。

(あちらの論文を読んでおられるドクターは、血液検査が日本の基準と比べられないので、よくおわかりでしょう)

 

脂肪肝もさることながら、あれだけ上がるのは、やぱり添加物を解毒するのに肝臓も働いているのではないでしょうか。

肝細胞、破壊されてしまっているのもかなりあると思いますが。。。

 

血液検査診ながら、どんどん担当ドクターの顔色が変わっていくのが、気持ちがよくわかるから、とてもよくわかりました。

「もうほんとに死ぬよ?!なんで、止めないの??!!」っていう感です。

 

いや、ほんとに肝不全で入院かと思いましたよ。。

 

 

ちなみに、1か月の間、恋人との仲もちょっと悪くなり。。。(なぜか恋人は、ベジタリアン)

インポテンツにもなったようです。

 

マクドナルドに限らず、加工食品には、もうほとんど亜鉛が入っていません。

亜鉛を摂ることは不可能と思ったほうがいい。

 

なのに、糖質過剰で、インスリンばんばん出るから、亜鉛はさらに減ります。。。補充がないから減る一方。。

 

男性の前立腺や性腺には、亜鉛がとても重要です。

そりゃあ、インポテンツにもなるでしょう。。

 

2000年前後のアメリカの肥満事情などもとても興味深かったです。

日本は、アメリカの後をおっかけるような形になりやすいので。。

(国民性で、肥満問題はちょっと違いますが、子供の問題や食の問題は、遅かれ早かれ、似たようなことに直面するはず)

 

 

日本はここまでひどくない、マクドナルド、ここまで食べないし、とタカをくくっているあなた。

 

ファストフード以外に、普段何を食べていますか?

コンビニ三昧じゃないですか?

他は、冷凍食品をチンしただけの外食産業や、添加物まみれのものばかり食べていませんか?

マクドナルドが、「記号」としてわかりやすかっただけで、今の日本人、添加物の摂り過ぎと栄養足りなさすぎは、似たようなものかと思います。

 

これからの時代、ますます格差が、情報にも食事にもすべて出てきそうですね。

 

 

途中で、いろんな科学者などがコメントされています。

 

その中で、チーズバーガーについて、チーズですね。アヘンと同じ、という表現が。カゼインタンパクのことです。

そこにさらに、糖質。カフェインと中毒性のあるものばかり子供に与えていくことが大問題と仰ってました。

 

オーソモレキュラー療法勉強されている方が、この映画を観れば、たくさんのツッコみどころと、食に関するさまざまな問題(アメリカだけではなく、もはや他人事ではない。日本もかなり危ない)をまとめて考えるいい機会になると思います。

 

ネタバレになるので、あまり詳しくは書きませんけど。

 

 

ちなみに、私は、この映画、晩ごはん(塩サケ 2切、キャベツの千切り)食べながら観てました。

食べながらは、観ないほうがいいかと。。

観ているだけで、胸やけしそうですが、いろいろと。。。

 

アメリカで、胃バイパス術(超肥満のために胃を小さくするための手術)を確立したドクター方の手術も出てきましたよ!

腹腔鏡で、腹腔内の映像も出てました。参考になりました。

 

いろんな意味で面白かったです!!

 

さすが、アメリカ!って感じでした。

 

 

 

 

 

ちょっと前に、ニキビ跡の凹みに、剣山みたいな針をたくさん刺す治療のこと書いたのを、覚えておられますか?

 

シンプルな方法だけに、コストも安く、患者さんも、副作用合併症を理解しているなら、やってみようと思いやすい治療のひとつかと思います。

 

1回でもそこそこの結果が出るので、出血したりするような治療は、基本あまりやりたくない私も、これはメニューとして残しています。

 

ただ、この副作用合併症、かなりの個人差があります。

 

副作用合併症としては、針で顔の広範囲をブスブスとたくさん刺していくわけですから、出血→内出血に変わる、腫れる、やったところ全体が赤くなる、などがあります。

もちろん、やってる最中の痛み、終わってからもひりひりするような感じがあります。

(痛みはしばらくしたら消えますが)

 

普通だったら、その日だけ、です。

 

夕方遅い時間にやっても、翌朝はだいたい問題ありません。化粧で隠せる程度かと思いますし、患者さんからも、そんなに気にならなかった、といわれることがほとんどです。。

 

ところが、お一人、この副作用合併症が、2,3日続いた、といわれたことがあります。

翌日も赤く、腫れて?いて、化粧しても隠しづらく、困ったそうです。

 

ほとんどの方が困らない処置なのに、たまに、こちらがびっくりするような副作用合併症が出る方というのがおられます。

理論上は、確かにそういうこともありますが、確率の問題です。

 

レーザーなどの処置であれば、パワーを下げて次回やってみる、など、続けていく場合ですが、対処の方法はあります。

 

ところが、針で刺すだけのシンプルなものになると、数を減らす?くらいしか方法はなく、数を減らしたから大丈夫という問題でもおそらくないでしょう。

 

針で刺すのに関わらず、光・レーザー治療でも、ラジオ波でも超音波でも、手術でも注射でも、なんでも副作用合併症というのはありますが、よく起こる症状と、ええ?!というようなことと。。。

確率から言っても、重篤なことが頻繁に起こるようなことは、美容医療ではあまり使えません。

そのほとんどが、程度の差はありますし、かなりひどい副作用合併症のものは、診察カウンセ前に、ちゃんと説明があるはずで、説明もしないところでは(軽く言われただけとかも)やってはいけない、ということでもあります。

 

話を戻します。

 

針で刺してコラーゲンを増やす、みたいなシンプルな処置がどうして効くのか、というと、「創傷治癒」を利用しているだけです。

 

それは、レーザー・光治療でもそうですが、まず小さいキズを作ります。

キズの作り方は、使う光やレーザー、カミソリでも、擦った、ぶつかった、なんでも、小さいキズができれば、からだは、治そうとして、コラーゲンなどを増やしていきます。

 

そのキズの部分、顕微鏡でみれば、欠損しているわけですが、欠損を埋めるかのように、欠損した両端をつなぐかのように、縮みながらもコラーゲンも増やしていって、治すわけです。

 

大きいキズだと、キズ跡が残りやすいので、副作用合併症のほうが目立つので、小さいもので、キズつけることが大事です。

(顕微錠レベルの話ですよ)

 

その結果、凹んだところにも、コラーゲンが増えて、盛り上がってくるわけで(縮んだ場合も含めて)、何度か繰り返すうちに、結構浅くなって行く。

 

その結果、凹んでしまっていた部分が全く平らとは言いませんが、かなり浅くなることで目立たなくなります。

 

レーザーでやる場合は、フラクショナルレーザーが有名です。

 

フラクショナルレーザーは、ちゃんとやれば、そこそこの侵襲もあるし、そこそこの結果も出ますが、わからずやられれば(クリニック側もムチャクチャのことも多い)、取り返しのつかない副作用合併症が出ることもあります。

 

侵襲度を下げて照射すれば、それほど困ることはない分、効果も少ないため、時間と回数がかかります。

 

となると、これは機械がとても高いので、まともなところだと、そこそこお高めの価格になっていて、それを結構な数やっていくというのは。。。

 

私はもともと、侵襲度の強い治療はあまり好きではないので、うちでは置いていません。

患者さんが副作用合併症を理解した上でフラクショナルㇾ-ザーをやりたいといわれれば、一緒にクリニックを探します。

 

そう言えば、ちょっと前に、女性の芸人さんで、ニキビ跡の凹みが目立っていた方は、10年間フラクショナルレーザーをやって綺麗になった、とかテレビ番組でタイアップ的にやっているのをチラッと観ましたが、10年かけてそれ?!とちょっとびっくりしました。

あまり言わないほうがいいんじゃないのかな。。と思ったのは、私だけでしょうか。。。

 

すみません、話を戻します。

 

さて、コラーゲン。

 

コラーゲンを作るのに、タンパク質、ヘム鉄、ビタミンCが必要なのは、まず当たり前です。

 

コラーゲンには、ビタミンC!という部分だけが独り歩きしていますが、ビタミンCだけではコラーゲンは作れません。

だから、必ず、しっかりと肉、魚、卵を食べていないといけない。

 

で、よく見落とされますが、増殖させていく時に必ず亜鉛が必要です。

あと、さまざまな反応で、微量ミネラルが多数関わっていきます。

 

だから、例えば、プロテイン、鉄(しかも非ヘム鉄)、ビタミンCだけ安いサプリを飲んでも、コラーゲンは作れないわけです。

 

まずは、食事が基本。

 

メインで活躍する、タンパク質、鉄、亜鉛が特に足りないと、創傷治癒が遅れます。

(タンパク質や鉄が足りない時点で、亜鉛も含め、ビタミン・ミネラル、なんでも足りません。足りてるわけがないです。

動物性のものをあまり食べていない、というのは、そういうことです。あらゆる栄養素が足りない。足りてるものはないと思ったほうがいいです)

 

年齢がいくつであっても、たくさんそれらの栄養素があるなら、仮にお年寄りであっても、創傷治癒は早いんです。

逆に、若くても、全然肉・魚・卵を食べていない人は、キズの治りが遅い、遅い分、キズ跡も残る。キズ跡も、皮膚の代謝も悪く、材料も足りないから、ますます消えにくい。。と悪循環です。

 

同じような処置をしても(これは、一般の保険深慮の手術でも処置でもそうでしょうけど)、同じくらい、肉・魚・卵を食べていない女性がいたとしましょう。

 

20代と40代。

 

食べている内容は、同じように糖質中心で、糖質が食生活の8~9割以上。肉魚卵は、ほんの一口二口。

どちらもキズの治りは悪く、副作用合併症は出やすいと予想されますが、やはり40代のほうが出やすいし、トラブルが多いです、確率からいくと。

 

40代は、20代のだいたい倍生きていますから、自然老化が20年分来てますね、。

それだけ紫外線の影響も単純に倍。

20年間、月経がずっとあったとしたら、20年分の鉄欠乏です。

 

それから言っても、40代のほうが、コラーゲンは増やしにくいし、キズ跡も残りやすいし、処置で発生する活性酸素の害からも逃れにくい、酸化ストレスをもろにかぶりますから、副作用合併症が出やすい。

 

20代だと、何をしても回復が早いということはなく、20代でも、頭の育毛メソセyラピー(こちらも剣山みたいなのでたくさんキズを作って、育毛のための薬剤を塗る治療。今、当院では、直接注射針で刺す方がメインで、剣山のはあまりしてません。ケースバイケースですけど)で、前の話ですが、この時疑ったのは、薬剤のアレルギーなども含めての過剰反応と、感染症です。

もちろん、針で穴をたくさんあけていますから、単純に炎症反応もたくさん出るのも、理論ではそうです。

この時は仕方ないので、数日間、抗生物質を飲んでいただきました。

(かなりしてから、栄養解析を受けておられますが、ものすごい栄養欠損でした。。。さもありなん。。)

 

このメソセラピー、かなりしてますが、ここまでひどい副作用合併症で困った患者さんは、他に一人もいません。

 

確率が低かろうと、出た患者さんにとっては、100%の確率で出てしまったわけです。

 

今では、肌などを診ただけで、ある程度の栄養状態の予測はつきますから、針でたくさん刺す治療など、うちでは侵襲性が比較的あるものは、副作用合併症の話はきつめにしています、特に栄養欠損が通常の女性よりもひどいと予測される場合。

 

 

この10年の間にも、侵襲性の結構ある美容医療もいろいろ出てきました。もう何年も前からですが。

 

多くの美容医療をやりたい!と受診される女性が、栄養欠損がひどく、他力本願の方もわりとおられます。

副作用合併症の説明もなく、またされても、自分には関係ないと軽く考えておられる方も多いです。

 

そんな中で、かなりの侵襲性のある治療を、よくやるなー、大丈夫なのかな、、と思うこともしばしば。。

 

侵襲性がかなりあるから、副作用合併症はちゃんと聞いておられると思いますけどね。

 

わかった上でされているのであれば、大きなお世話というものですし。。

 

 

最後に、有名な話を一つ。

 

学会では、こんなレーザーを使ったら、良くなった、という講演がほとんどを占めます。

時々、副作用合併症の注意喚起も含めた講演もありますが、とても少ないです。

最近では、起業と組んでいる講演も多いので、宣伝のような講演も目立ちます(ほんとに欠点もないような素晴らしい機械なのかもしれませんが。。)。

 

これもかなり前の話ですが、ニキビ跡の凹みに対して、フラクショナルㇾ-ザーをやっても、元に戻るから、こんな美容医療は、イリュージョンだ!やってはいけない!意味がない!と講演された先生がおられました。

 

当時もそうでしたが、フラクショナルレーザー推進?の先生方と大バトルになります。

 

推進派?の先生方は、皮膚の組織も知らべて、コラーゲンがちゃんと増えていることも証明されて、実際に効果あり、と仰っているので、大バトルになるのも致し方ないです。

 

ただ、この異議を唱えた先生は、あまり勉強もしていない医者が、企業の宣伝に乗せられて、なんでもかんでも、侵襲性のあるものをバンバン患者さんにやっていく、というのが良くないということで、ご自身が悪者になって、一石を投じられたわけです。

 

この一石を投じられた先生の発表された症例が、フラクショナルレーザーで凹みがかなり良くなっていたのに、3年後だったか、5年後だったか、すっかり元に戻っていた、という発表でした。

それで、イリュージョンと言われたわけです。

(実際の症例写真は、全くも元通りまでではないものの、かなり戻っていて、また凹みが目立っていました)

 

 

侵襲が大きければ大きいほど、からだは、早く治さないと!とやっきになってコラーゲンを増やします。

皮膚のキズが治らずそのままというのは、キズの拡大、しいては炎症・感染、全身へ飛び火、となるから、それくらい、皮膚のバリアというのは本来早く治さないといけないものです。

 

だから、その分、コラーゲンが増えるのは当たり前です。

肉魚卵をあまり食べていなくても。

 

ただ、落ち着いたら。。

キズがすっかり治ったら。。

 

 

からだのタンパク質の3%が毎日壊されて、作りなおされています。

スクラップ&ビルドです。

コラーゲンもタンパク質なので、毎日3%壊されます。

壊して新しく作り変えるわけですが、壊した分の再利用だけで済めばいいですが、全身のどこかで全然タンパク質が足りない事態になっていたとしたら、再利用されることもかなわず、そちらの必要なところに回ってしまいます。

 

口から、動物性タンパク質を必要最低限の充分量を摂っていないと、結果減る一方ということになります。

(消費されてしまう分もあるわけで)

 

全体としては足りない、となると、真っ先に優先されるのは、脳や肝臓、血管、腎臓や心臓、肺、など、生命に直結するところが最優先です。

皮膚なんて、命に直結しません。

まして、ニキビ跡の凹みは、からだからしたら、「見た目?瘢痕治癒してるんだから、もういいやん」とばかりに、せっかく増やしたコラーゲンも、毎日3%壊され、他の大事な臓器に持っていかれてしまいます。

 

その結果、3年後、5年後、元に戻っていてもおかしくないと思います。

 

オーソモレキュラー療法を勉強して、そういうことを考えるようになりました。

 

でも、せっかくお金をかけて美容医療したわけで、見た目もなんとかしたいですよね。

副作用合併症も困るし、できれば出ないか、軽いほうがいい。元に戻るなんて、許せない。もったいない。。

 

それだったら、ちゃんと口から、皮膚の材料をたっぷりと入れてあげましょう。

 

それが、どんな美容医療をするにしても、うまくやるこつです。

 

良くなった!と安心していても、いつかは、破壊されて持っていかれます。

持っていかれないように、毎日補充をしてあげることが、美肌の秘訣です。

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークも明日で終わりですね。

いかがお過ごしですか?

 

明日は、夜からお天気が崩れるようですが、ゴールデンウィークの間中、結構な紫外線だったと実感されたことでしょう。

この時期は、もうほとんど夏と同じです。

 

気温な夏ほどは暑くなく、風が吹くと気持ちよく、ついつい油断してしまうのが、ゴールデンウィークです。

 

アウトドアをしなくても、ついついいつもよりも外にいる時間が長くなったのではないでしょうか。

 

シミやシワ、赤みなど、お肌のことは気にされている方は、日焼け止めをたっぷりと塗られましたか?

塗り直しも、状況によってされましたか?

 

日焼け止めの質がいいという前提で話をしますが、

(スプレータイプ、ジェルタイプは、全然紫外線をカットしてくれていません。学会での講演でも、「勧めない」と何度も言われています。

日焼け止めに関しては、ある程度値段と質は比例していて、安物すぎるものは、あまり信じないほうがいいです。

塗っているつもりが質が悪いせいで、かぶれるわ、日に焼けている、では、悲惨ですよね。。。)

 

SPFが、仮に推奨のものよりも低くても、規定量通り塗れば、実はかなりの時間紫外線をカットしてくれることがわかっています。

 

なので、アウトドアでも、外で過ごす時もですが、SPFの40や50、50+など(もちろんPAは、+++以上で)の質の良いものを(紫外線をちゃんとカットするのは当たり前ですが、塗ってもかゆくならない、ガサガサにならない、ぶつぶつが出ないなど)、たっぷりとしっかりと塗っていれば、もし塗り直しができない時でも、実は結構もってくれて、紫外線を防いでくれてたりもします。

 

塗りなおせることにこしたことはありませんが、楽しくて忘れていたとか、まあ、なんやかんやでできない時がありますね。

そういう時は、とにかく、朝1回でも、塗る時にたっぷりと塗っておくことです。

 

塗る量は、塗り方も含めて、私の拙著「きれいな肌をつくるには赤いお肉を食べなさい」にイラスト入りで書いてますから、見直してくださいね。

 

 

皆さん、とにかく塗る量が少なすぎ。。。

 

保湿は、化粧水も乳液もたっぷりとベタベタに、3プッシュも4プッシュも塗るくせに、日焼け止めになった途端に、爪楊枝の頭の先くらいしか塗らない人、割といます。。。

 

どう考えても比率がおかしいですよね?

 

少なくとも、保湿がそれだけいると思っているなら、同じ量、日焼け止めもいるはずですよね?

 

でもなぜか、日焼け止めだけ、別枠なのか、極端に節約?されています。

 

少量を、また無理して伸ばそうとするから、そこでまた摩擦が起きます。

 

顔を擦り倒すわ、日焼け止め全然足りないから紫外線受けまくりだわ、何してんだか。。となります。

 

そういうことを続けていると、何か月、何年も経つと、こんなに日焼け止め塗っているのに、どうして、顔がどんどん黒くなるし、肝斑は悪化してくるし、シミが増えるんだろう。。。となります。

(何度も言いますが、質の悪い日焼け止めは、いくらたくさん塗っても、紫外線はちゃんとカットされませんよ。圏外の話なので、混ぜないでくださいね)

 

 

保湿の化粧品、例えば1本や1個がどれくらいの日数でなくなるのかは、人それぞれです。

 

まあ、ほとんどのメーカーが、1か月で1個くらいの計算はしているのかもしれません。

(大きさにもよります)

 

自分で保湿がまかなえるなら、化粧品に頼る必要はないので、少量で済む方もおられるでしょう。

 

でも、日焼け止めは、しっかり塗っていれば、1か月に1本前後はなくなるかと思います。

(大きさにもよりますが)

 

患者さんで、1本の日焼け止めを、半年以上持たせている方とか、やはり出てきます。

シミの治療をされている方の場合、シミの減りづらさ、肌の色の黒さなど診ていると、あれ?みたいなことが出てくるので、わかりやすいですが、時間がかかります。

 

うちで日焼け止めを絶対に買わないといけないわけではないので、市販の質の良いものを塗っていれば、わざわざうちで買う必要はないわけですが。。。

 

なので、ちゃんと塗っているのかどうかが、すぐには気づきにくい、ということもあります。

 

 

何度も言いますが、質の悪い日焼け止めを、たっぷり毎日、しかも顔に何度も塗ったりすると、肌はどんどんボロボロになっていくので、全然話が違いますよ。

 

広告などのイメージに騙されないことですね。

宣伝を大々的にしているから、質のいいものでもないし、大手だから、というのも関係ありません。

安いのはダメ!といわれるから、逆に、デパートの高級な日焼け止め(1本5千円代~1万円とか)もいりません。

いらない成分が入っています。

そんなので塗り直しを毎日やっていたら、そのうち、お肌、やられますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんから言われたので、再度書いておきます。

 

かなり長いので、お時間ある時に。

あるいは、分けて読んでください書くのは、わけないほうがいいかと思いました。

 

以前、もうだいぶ前ですけどね、前に書いたのは。

 

今回は、患者さんが、寝ている間に歯の食いしばりで歯が擦り切れて、顎関節症になっていて、今度エラボトックスを歯医者で受けるというから、歯科医がエラボトックスをするのは、医師法違反だから、ちゃんと美容クリ二ック(遠方の方なので。もしくは今度うちに受診された時にするか)に受診するように言いました。

 

そしたら、

「歯医者と美容皮膚科併設のところで、」

というので、

「なんだ、医者が別にいるんだ。」

(親子で開業しているとか、兄弟や姉妹、あるいは友人同士での開業など形態はさまざま)

と思って聞いていると、

「同じ先生だから」

と言います。

 

歯科医師が美容皮膚科をやることも、美容皮膚科医、というか、医師が歯科治療を行うことも、法律で禁止されています。

 

医師法違反、歯科医師法違反です。

 

まず、歯科医師のほうからいきます。

 

顎関節症で、噛みしめる力が強すぎて、寝ている間は意識がないですから、昔NHKの「ためしてガッテン!」でも特集されてましたけど、石臼のように歯をすりつぶして、歯がなくなっている方もおられます。

そこまでいかなくても、顎関節にものすごい力が加わりますから、関節に炎症を起こし、痛いだけでなく、噛み合わせも噛み方にも影響が出るでしょう。

 

歯科医院で勧められるのは、マウスピースで、歯をとりあえず保護する(これは重要)。

歯のプロテクターを作ってもらうんです。

 

でも、人によったら、気持ち悪くてはめられないという方もいるし、はめて寝てもすぐに取っちゃってるみたい、とか、あんまり役に立たないこともあります。

役に立つことももちろん多いです。

 

私も、噛みしめが続いた時、市販のプロテクターで何度か助けられました。

シリコンの、お湯でやわらかくして型を取るのが売っています。

歯医者さんで作ってもらうのよりは、簡単で、簡易ですけどね。

ほんとに応急処置ですね。

 

プロテクターを作っても、歯の食いしばりが治るわけではないです。

 

ちなみに、夜間の歯の食いしばりは、夜に食べた糖質のせいで、夜間血糖値が乱高下したり、糖新生がうまくいっていなくて低血糖になっていたりして起こることも多いです。

それだけではないですが、夜の糖質摂取と糖新生がスムーズに行くように(もしくはエネルギー代謝がうまくいくか)してあげることは多いに根本的解決になります。

 

で、美容医療では、アゴの力を緩めるために、エラ(咬筋)に、ボツリヌストキシン製剤という注射をして、筋肉を動かす神経を止めて、エラ(咬筋)に力が入らなくさせるという治療があります。

 

筋肉の緊張を取ることができるので、ふくらはぎに使ったり、脳梗塞後などの筋肉の過緊張状態のところに注射してリハビリに役立てたりします。

まぶたの眼瞼痙攣や、シワの治療でも使います。

 

なので、歯医者さんから、エラボトックスをどこかで受けてきてくださいと言われて受診される患者さんもおられます。

 

 

額関節症を診てもらっている歯科医院で、「うちでやります」と言われたら、患者さんは、法律なんて知らないでしょうし、治療の延長というか一環で、一見自然な流れで見えるでしょうけど、これは医師法違反です。

 

歯科医師が治療していいのは、大きく言うと、口腔内(歯、口蓋含む)、下顎(顎関節含む。上顎はダメ!危ないから)、口唇(口唇というのは、医学的には赤い唇だけではなくて上下の皮膚を含みます)です。

 

ここに含まれている口唇と言っても、大昔、日本は「形成外科」という科がなくて、先天異常の口唇裂という状態があるんですが、赤い唇が真ん中に繋がらず、裂けめが入った状態で生まれてくる状態です、この口唇裂を、歯科口腔外科で手術治療されてました。

 

医師法とかできる前から。

 

法律を作った時点で、もう歯科医師によって口唇裂の治療がされていて、今更、歯科医師法に、「口唇は治療してはいけない」とは明記もできないため、残されたと聞いています。

 

その後、日本にも、あやしい「美容外科」「美容整形外科」といわれるものではなく、「形成外科」ができ、形成外科医による「美容外科(正しくは美容形成外科)」が確立していきました。

 

私が大学病院で形成外科をしていた時には、もうメジャーな歯科口腔外科は、口蓋裂は、歯科口腔外科医と協力して治療にあたりますが、口唇裂に関しては、手を引いてました。

ごく一部の大学を除いて。

 

医師法ができる前の時代と違って、形成外科が確立して、口唇裂の術式も確立され、当たり前ですが、「形成外科」の知識がないと、口唇裂の手術はうまくいくはずがない。

切って縫えばいい、というものではないんです。

私がいた時も、いろんな歯科口腔外科で無茶苦茶にされた口唇裂術後の患者さんの再手術(修正のね)が結構ありました。

訴えられますからね。訴えられたら負けます。

 

ちなみに、欧米では、口腔外科医は、医師であって、歯科医師ではないです。

私が大学にいた時(15年以上前ですが)、東大病院の口腔外科の教授が医師になりました。

医師の指導の下、歯科医師の治療範囲を超えて一緒に治療にあたるのはOKなわけです。

 

ようは、歯科医師は、皮膚を触ったらいけないんです。

 

歯学部と医学部で、6年間、やっている勉強や実習の内容というのは全然違います。

人体の解剖学・生理学・生化学・薬理学などは、どちらも勉強するでしょうけど、それぞれにかける時間は、実習も含めて全然違うと思います。

 

だって、医学部教育に歯の治療の実習や勉強の時間はありません。

(医師は、というか、医師免許で、歯の治療はできませんし、してはいけません。これも法律で決められています。歯の治療は、歯科医師免許が必ず必要です)

 

もちろん大学卒業後の研修内容も当たり前ですが全然違います。

 

餅は餅屋で、それぞれの役割分担で、専門外のところは、専門の人にまかせたほうがいいことも多いですが、専門専門外という前に、触っていいかどうかの「資格」の問題です。

 

素人が弁護士のマネをするのも法律違反です。

(こないだの米倉涼子さんの弁護士のドラマでありましたね。それと同じ)

 

例えば私が、本やネット、セミナーに数回行っただけで、患者さんの歯の治療してお金取っていたら、おかしいですよね?

(歯科医師法違反なのでやりませんが。違法以前に、その程度の勉強でやりませんし、やったらいけないと思います)

医師であっても、あるいは、歯科衛生士・歯科技工士が、歯の治療を患者さんにしていたら、

こういう歯科の先生は、

歯医者なめるな!と思わないんですかね?

資格も知識も経験も、歯科医師と全然違うわけでしょう?

それと同じだと思いますけどね。

それが、「専門性」「役割分担」「チーム医療(クリニックは別別であっても)」ということだと思いますけど。。

 

 

だいぶ前の話ですが、3年前、5年前?

歯科で、法令線や唇の上下のシワ、エラもですが、ヒアルロン酸注入やボトックス注入をするということが流行りまして。。。

 

ボトックスは、もう当時厚労省認可のアラガン社がもう発売していたと思いますが、ヒアルロン酸は承認のものが国内にはありませんでした。

 

海外からの個人輸入となるし、もちろん自費診療ですから、厚労省も強制でどうこうできないところになります。

 

個人輸入の代理店業者が、たくさんそういう薬剤を売りたいわけで、歯科医に、セミナーを開いて、ヒアルロン酸やボトックスの注射の仕方を教えて、歯科医に買わせるという暴挙に出まして。。

 

歯科医院の数って、もうとっくにコンビニより多いって知ってますよね。

どこ行っても、歯科だらけですよね。

ものすごい過当競争です。

新規参入なんて、腕もないし、でも大学通ったのも開業もものすごくお金かかってますから、なんとかペイはしないといけない。

他との差別化、となると、自費治療ですが、インプラントも審美歯科も飽和状態で、どちらも当たり前ですが、知識と技術と経験が必要。

こちらも新規参入では大変。。。

で、目をつけたのが、美容医療のヒアルロン酸、ボトックスです。

 

今まで歯科医誰もしてなかったわけですから(当たり前ですが)、そりゃあ始めたら、口回りばっかり診ている患者さんが受診されてるわけですから、下手すると治療やりたいほうですよね。

 

それで、歯科医の間でものすごく流行って、で、これも当たり前ですが、無茶苦茶やるから、ヒアルロン酸の入れ方悪いから皮膚腐ったり、変なところいれてトラブルとか、まあそりゃあ無茶くちゃで、形成外科学会のヒアルロン酸のセッションでも、トラブルの問題で、歯科医師によるトラブルがかなり大問題になってました。

(あんなの、全部訴えたらいいと思いますが)

 

なんの治療もそうですが、副作用合併症があって、その治療に手を出すからには、リスクマネージメントは必要で、ヒアルロン酸やボトックスのトラブルは、軽微なものからある程度のものまで、自分で解決なり対処できるんじゃないと、手を出したらいけないわけです。

 

そりゃあなんでも重篤な副作用合併症で、大学病院や大規模病院に紹介しないといけないこともありますが、自分で予測もしておかないといけないし、避けられることは避けないといけないわけです。

 

そういうことすらわかっていない歯科医師がヒアルロン酸・ボトックスに手を出すから、患者さんは溜まったものではありません。。。

普通じゃないから、普通では起こり得ないような副作用合併症(しかも医原性の。ようはそいつのせいで)が起こるわけです。

 

当時の歯科医師(歯科医師学会?)の見解は、法律で、さっき言っていた「口唇」が入っているから、グレーゾーンだ、違法ではない、みたいなことを訴えている文書を読んだことがあります。

 

本来であれば、既得権益(本当は患者さん)を守る形成外科学会(形成外科医による美容形成外科学会も)が激しく歯科医師学会に抗議して、厚労省にもっと訴えるはずべきものですが、なぜか大人の事情(?)なのか、学会からは、そこまで表だって言われることはなく。。。

でも、厚労省が全国の各都道府県の厚生局に、歯科医師の治療範囲についての通達を出してるのは何度か見ました。

 

何年かは問題になってましたが、雑誌でも、そういうことを宣伝している歯科医院も見かけたことがあります。

 

いつからか忘れましたが、おそらくこちらも大人の事情で、あまり聞かなくなりました。

 

ボトックスもそうですが、ヒアルロン酸などの注入剤は、失明や皮膚壊死など、重篤な副作用合併症が起こる時は起こります。

どんなにうまい素晴らしい医者がやったとしても可能性はゼロにはできません。

医者がやっても、なにか重篤なことが起これば、訴えられれば絶対に負けます。

それを歯科医師がやったら、負けるに決まってます。

医者でも負けるのに、グレーゾーンだから大丈夫、とか言っている時点でおかしいわけです。

 

そして、ここ一番大事なところですが、当時も今もですが、まともなちゃんとした歯科の先生は、そんなものには手を出さない。出したらいけないって、わかっているから。

 

この流行っていた時もそうですが、

ヒアルロン酸もボトックスも、皮膚の上から注射するものです。

皮内、皮下に注入するものですから、そしてやるのは医師なので、皮膚の上から注射を刺すのは当たり前。

 

で、こういうおかしなことをする歯科医師が次に考えたのが、「皮膚から刺すのは違法」みたいな雰囲気濃厚になった後、口腔内からさして、法令線などにヒアルロン酸を注入しようとしたわけです。(!!!)

 

そんな曲芸みたいなことをやってうまくいくはずがないです。

美容医療なめんなよ、って感じです。

(皮膚科医でも、新しく美容医療始める時に、ヒアルロン酸は怖いから手を出さない、という先生も多いです)

 

で、ここが一番の重要ポイントですが、皮膚にいる常在菌と口腔内にいる常在菌は、全然種類が違います。

相容れないものです。

皮膚から注射する場合、針で刺して、皮内・皮下に入ったところで、からだの免疫細胞(皮膚の場合は、表皮のランゲルハンス細胞と真皮の樹状細胞)が想定の範囲内。

問題なしです。

 

ところが、口腔内から針でさして、皮内・皮下にもっていくというのは、口腔内細菌がいってしまいますから、皮膚からしたらびっくりです!!

ランゲルハンス細胞も樹状細胞も、「こんな敵、見たことない!!」とギョーテンするんじゃないでしょうか。

 

患者さんの免疫力がちゃんとしていれば、それほど問題になることはないかもしれませんが、美容医療において、感染症というのは、人的に避けられることは避けるのが原則です。

でも、皮膚も口腔内も細菌ゼロなんてできませんからね。

消毒したら、そのあとはある程度は、からだの免疫細胞頼みです。

多くの場合、それで問題はないですが、口腔内から皮膚側へアプローチというのは、全然違います。

 

しかも、そんな変なアプローチの仕方をする理由が、自分が違法と言われないために、という自分勝手なものなわけです。

 

そういうことも気づかずに、やっていること歯科医師を、私はとても恐ろしく感じます。。。

 

今の時代、まだ歯科でやっているのか?!とビックしたのと、エラボトックスなんて、皮膚からしかいけませんから、もとより完全に違法です。

 

皆さんも見かけたら、厚労省、厚生局、保健所、警察と通報してくださいね。

 

いかに歯科医師がボトックスを扱ってはいけないか、という話をもう一つ。

ボトックス®というのは、製薬会社のアラガン社が販売している薬剤の商品名です。

厚労省承認の、特定の病気に使う(主に保険が通っているもの)は、ボトックス®、美容医療で使うものは、ボトックスビスタ®と分かれています。

(ボトックスビスタは、美容医療すべての部位や内容で認可が取れてるわけではないですが)

 

アラガン社のボトックス®は、アラガンジャパンから買うよりも、個人輸入したほうが安い?から、個人輸入で買っているクリニックもあるようです。

(中身が本当に本物なのか、品質が劣化していないのかはわかりません。

それだけ個人輸入は輸送も長いから、クリニックと言えどもリスクなわけです。

 

アラガンジャパンに発注すると、時間帯にもよりますが、翌日クロネコヤマトがクール便で届けてくれます。

(ボトックスは冷凍便)

海外から来て、氷が解けてた(ボトックスは失活します)、という話も時々聞きます。

 

アラガン社以外は、イギリス製や韓国製、ひどいのになると中国製(普通の業者は取り扱ってませんが)などがあり、これらは、すべて個人輸入です。

厚労省の承認を取っていないからです。

 

で、アラガン社に発注をかえればすぐにクリニックに卸せるわけですが、これも当たり前ですが、買えるのは、「医師のみ」です。

「歯科医師」は買えません。

厚労省との約束ももちろんそうです。

歯科治療で使う薬ではもちろんないから、許可が下りるわけがないです。

薬剤を使う以上、万が一、局所に打った薬剤でも全身に作用したら、医者として対処しないといけないわけです。

それとセットになっています。

(医師なら対処できる、という前提がある程度あるということです。だからこそ、それだけ医師の責任が大きい)

 

なので、歯科で使われるボツリヌストキシン製剤は、アラガンジャパンのボトックスビスタ®ではなく、完全に個人輸入のものになります。

 

高いお金を払って、品質保証も資格もないもので、患者さんはいいんですかね?

私(皮膚科医。形成外科を3年ほど勉強しましたが認定医は取っていないので、形成外科医と言ってはいけない。皮膚科も専門医もっているわけではないですが)が、例えば、本やネットで勉強したからと(してなくても)、脳腫瘍の手術をするから、頭の骨をあけました、胃がんの手術をしようと開腹しました、子宮筋腫の手術をします、としようとしたところで、違法ではないです。

医師免許を持っているから。

 

でも、いくら本やネットで勉強したところで、あるいは、専門病院で数か月見学したり、勉強しました、という経歴があったとしても、そんな手術はしません。

未熟なものが手術や治療をして、患者さんになにかあった場合、すべて、未熟なのにした医者の責任です。

下手したら免許はく奪です。

これらは、資格の問題ではなく、医師としての倫理観として、人として、やったらダメなのはわかりますよね。

 

歯科医師による、美容医療は、それ以前の「資格」の問題です。

その上で、「美容皮膚科併設」って。。。違法丸出しでしょ。。

まともな歯科医師のすることではないし、はっきり言って、そういうところには近寄ったらダメです。

こんなに世の中、美容クリ二ックなんて溢れているのに、なんで、わざわざ違法なところでやるのかなと思います。

それって、無免許なんだけどね、安いから我慢してるんだ、というやつですか?

体内に入れたものって、取り出せないから、思ってもいな副作用合併症出ますよ。

美容クリ二ックでもいい加減なところでひどい目に遭っている方も多いのに、無資格無免許って。。。問題外。。。。

 

 

 

本日発売の「壮快」6月号に、こうじ甘酒について取材を受けています。

こうじ甘酒のメリットで、注意点についてお話させていただきました。

土曜日にフェイスブックとインスタでご紹介した分です。

ずっと話題になっている、サバ缶みそ汁も掲載されていて、この号は読み応え十二分でした!!

 

掲載誌を送っていただいて、土曜日読んでいたら、股関節にレバー!

おやつにレバーを食べていたら治った!という記事があり、おお!!と思って前後読むと、なんと、オーソモレキュラー療法で御馴染みの大友道明先生の記事でした!!

 

ちょうど昨日セミナーで大友先生にお会いした時に、先生も同じ号だったんですね、とサプライズでした。

 

壮快さんとオーソモレキュラー療法、ご縁がありますね~。

 

多くの方に知っていただきたいです。

 

このレバーのくだりのところも、超~おススメです!!

 

この号は、買って損はなし!

永久保存ですよ!盛りだくさんでためになる!!

ぜひ、買ってください!!

月経トラブル・妊娠希望などの続きです。

先に、フェイスブックで書いた分です。反響が大きかったので、こちらにも載せておきます。

うちのFacebookは、アカウントなしでどなたもで見られるようになっています。

Facebookのほうが写真も多いし、ほぼ毎日こまめに更新しておりますので、フェイスブックもご覧ください。

(インスタもね!)

以下、コピペです。  一つ前のブログの続きというか、関連話です。

うちには年齢に関わらず、生理が止まった、生理来てるけど排卵して無い、若年性更年期障害、早期閉経と言われた方、結構おられます。

 

婦人科で検査すらされずにピルやらホルモン剤飲まされてる方もいるので、婦人科変えて、検査してもらうように言ってます。

 

で、それぞれの診断がついて、ピルやらホルモン剤があちらから処方されます。

 

ピルもホルモン剤も全部合成のものですから、副作用合併症があり、私としては飲んでほしくないけど(美容医療の方も)、仕方ないことも多いです。

 

漢方薬で皆できれば良いんですけど、追加で処方して良くなることもありますが、そんなにすぐに対応できないことがほとんど。

 

全員の方に、食事の変更と、できれば栄養解析の血液検査をして、月経トラブルが起こっている原因になっている足りない栄養素を、
医療用サプリで足してもらってます。

天然のホルモンクリームを使うこともあります。

 

患者さんが真面目に取り組めば、結構早く良くなります。

 

欠損の具合と補充の速さにもよりますが、早い方で1,2ヶ月で体調良くなって、ピルやホルモン剤が要らなくなり、良かったですね、と言ってる間に妊娠されて、ええ?!(妊娠はまだ先、トラブル言っておられり、妊娠をトラブルなく維持できるほど、栄養まだ足りてないから、すごく焦りますが)と嬉しいサプライズもあります。

 

患者さんも食事頑張るところが、一番のポイントかなと思います。
(自分の胃腸機能も考えずに、やみくもに肉たくさん食べてもダメですよ)

 

去年、ヒルナンデス!に出た時、来るはずの生理学来なくて、緊張とかすると遅れるでしょ?

来たらめんどくさいから、遅れとけ、って思ってました。

 

このテレビ出演で、ビックリするくらい栄養激減して(血液検査しましたから)、その後ひどい気管支炎になり、赤血球はじめ、細胞バンバン潰れてて、造血機能亢進するから、ますます鉄欠乏が進んで、鉄だけではなかったですけど、その後も生理来ませんでした。

 

出してる余裕ないわな、と思っていたら、気管支炎治って、体調が戻っても生理来ず、それで女性ホルモン測ったら、完全に閉経の数値でした。

 

49歳なので、閉経してもおかしくないんですが、いきなりか?!(普通、遅れたり早まったり、量も時期も不定期になる)と思いました。

 

この数値ではもう生理来ないなと思い、生理がないということは、鉄が貯めていけるので、ワクワクしてました。

 

閉経しても、骨粗鬆症さえ気をつければ、私はむしろウエルカム。

 

そしたら、その後、生理が来たんです。

 

不正出血のこともありますから
(がんとかね。このあと、がん検診はしてます)、
とりあえずもう一度女性ホルモン測ったら、普通にバンバン出てたんですよ。

 

戻ってる!!

 

あんな完全に閉経という値から、戻るんだなーと1つ勉強になりました。

体調落ち着いて、女性ホルモン作る余裕も、生理で出す血液も余裕が出たのかと思いました。

 

鉄を貯めていけるのは、もう少し先になりそうです。
とこまで貯められるのか、有経中はなかなか貯まりませんから。

 

栄養も大事ですが、
婦人科での評価、診断が必ず必要だと私は、思います。

 

婦人科の先生の見解はどうですか?と、必ず確認してます。

 

どうしてもホルモン剤が必要な方もおられます。
時間のこともあるし。

その場合、オーソモレキュラー療法が、薬の副作用合併症をも軽くしてくれたりすることが可能です。

 

 

Facebookのほうで、少し話題になったので、こちらに書いておきます。

すでにFacebookでは記事を投稿しましたが、ほんとはこっちが先に書くつもりでした。

 

女性ホルモンと月経について、触れておきます。

 

 

年齢に関わらず、生理が止まってしまっている女性、結構多いです。

20代、30代、40代。

若い方にも結構おられます。

 

婦人科で、ホルモンの数値も測られずに、ピル処方されている方もおられるし、検査して、若年性更年期障害、早期閉経と同じ、みたいなことを言われている方もおられます。

言われてなくても、実体は、早期閉経と同じ、ということもあります。

 

私が、内診できるわけでもないですし、女性ホルモン量測っても(測ることはできますが)、この辺の値なら、という感覚は、婦人科の先生に勝てるわけがありません。

 

他に鑑別すべき疾患などもありますから、必ず婦人科で診察と検査を受けてくるようにお願いしています。

 

もうすでに婦人科の診察を受けていて、ピルなどが処方されてい方も結構おられます。

 

これは年齢に関わらずですが、うちでの場合ですけど、食事頑張って、医療用サプリを飲んだら、1か月~数か月で生理が自然に来るようになって、ピルを飲まなくても済むようになった、という方、かなりおられます。

 

良かったですね~と言っている矢先に、「妊娠しました!」となることも多々あります。

 

婦人科的に何も問題がなく、女性ホルモンが作れていないから生理が来ないとか、卵胞が成熟しないとか、排卵しないとか、詳細は人それぞれわかりませんが、こういう場合、女性ホルモンの値が、基準値内に入っていても、実は低めとか(この辺をどう診るのかは、医者によって違うと思います)、ホルモンの数値は一応いけていて、生理はくるはずなんだけど。。来ない。。

 

ということも多いようです。

 

 

私の1つの考え方として、女性ホルモンを十分に作るだけの栄養が足りない(カロリーもコレステロールも、他たんぱく質やビタミン・ミネラルはもちろん必要。

 

女性ホルモンを作ってくれるのも栄養ですが、かりに下限ぎりぎり足りていたとしても、あるいは十分な量があったとしても、出す血液がないと、からだも生理起こしたくたても、起こせない。

 

これ以上の鉄不足を防ごうと、もう流血させない。

 

ホルモンのバランスが悪いとかはもちろんありますけどね。

ホルモンの量ではなくて、実は質の問題、ということもあったりします。

 

シンプルに考えると、足りないのであれば、足せばいいわけで、

ホルモンが作れるような材料を口から食事で摂ること。

生理が起きてもいいくらい、赤血球を増やすこと・赤血球の質を上げること。

 

女性ホルモンを作る上で、絶対に必要な栄養素は、

タンパク質・コレステロール・ビタミンDは、必ず必要です。

もちろん、鉄も亜鉛もビタミンAもビタミンBやビタミンEなどなど。

女性ホルモンに関わらず、もうからだ中のもの、なんでもメジャーな栄養素全部必要です。

 

ただ、ホルモン作るのに、コレステロールは必ず必要です。

コレステロールから、ホルモンが作られていくから。

 

コレステロールの低い女性、かなりおられます。

 

ほんとに、いつも例えで出しますが、アフリカで飢餓の子どもたちよりはましというレベルの方も、あるいは変わらないという方も。。

 

なので、肉・卵・魚をたっぷり食べていないと、カロリーもしっかり摂っていないと、質の良い女性ホルモンは作れません。

 

皆さん、食べている量が、足りなさすぎるんです。

 

 

私はしっかり食べてる、という方。

 

実際は、全然「食べている」レベルが違ったり、良くないものをかなり食べていて、プラスマイナスで、マイナスになっていたり、あるいは、胃腸が悪いという自覚症状がないため、無理して食べて、胃腸をますます悪化させ、せっかく食べた栄養が全然入ってきていないか。。。

 

こういうこじらせ方をしている方もとても多いです。

 

自分の今までの考え方でこじらせてしまっていて、まして、それが間違っていると思っていないわけですから、ここまで悪化させてしまったので、自分一人でなんとかする、こじらせる前に戻す、というのは、まあそうできません。

 

できるんだったら、そこまでこじらせていないわけです。

 

なにか不調が出るからには、なにかしら、どこかに原因があります。

 

それが、婦人科的な問題でないとしたら、細胞がうまく働いていない原因は、働くだけのエネルギー、栄養が足りない場合がほとんど。

 

 

栄養だけですべてが解決できるとは言いきりませんが、栄養を、足りないところに十分補充してあげれば、それで解決できることがたくさんあります。

 

 

妊娠希望の場合、栄養補充による回復が早ければ早いほどいいわけで、本当に子供が欲しいと思っているなら、一人でこじらせている暇はないはずです。

 

さっさと、ここが違う、こうしましょう、これを止めましょう、と指摘してもらって、バンバン直していけばいくほど(食事を)、早く補充されるわけです。

 

ほんとに胃腸をこじらせている方がとても多いです。

 

今まで、それほど肉魚卵を食べてきていないわけですから、いつも言っていますが、ヤギにいきなり肉のステーキ食え!って無理矢理口の中に入れても、消化吸収できるわけがありません。

なんでも、段階が必要です。

迅速に、かつ、負担なく、栄養を足していく。効率よく。

 

皆さん、予算もあるわけですから。

限られた予算の中で、大いに助けてくれるのは、胃腸に合わせた栄養価の高い食事で、胃腸を労わりながら、どんどん吸収させていく。

これにつきます。

 

妊娠したから終わりではなく、栄養がそこまで足りていないのに妊娠した場合、赤ちゃんと自分の体調のためにも、まだ栄養の補充は続くわけです。

妊娠中も、出産と授乳に備えて。

栄養欠損が激しいと、ほんとにトラブルが多いです。

細かいことは、こういう場で書くのははばかられるほど、悲しいトラブルもあります。。

年齢がいけばいくほど、トラブルは増えます。

 

 

妊娠は関係ないという方も、生理が止まっているとか、若年性更年期障害とか、いわゆる自然の流れとは違う状態はないほうが、生理がちゃんと毎月普通に来るほうが、自然の摂理ですから、そうなるようにからだの所津亜伊を持っていて上げるほうが絶対、自分が楽に決まっています。

 

若い方の(月経があるのに)骨粗しょう症・骨折がかなり問題になっていて、骨ボロボロです。

 

ほんとにその辺でちょっと転んだだけ、つまづいたたけ、踏み込んだだけ、とかいうレベルで、簡単に骨折してたら、日常生活やっていけないでしょ。

 

月経トラブルというのは、栄養欠損の氷山の一角です。

 

わかりやすいように、からだがお知らせしてくれてるわけですから、からだの状態を見直すきっかけにしないと。