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肝斑を早く良くする方法
毎度毎度書いていることで恐縮ですが、肝斑を早く良くする方法。
私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」に書いてる通りなんですけどね。
①可能な限り、摩擦と刺激を止める!
初診で来られた方の中には、そんなに顔を触るのに擦っていない方も結構おられます。
でも、洗顔のやり方を見ていると、同じところばっかり触ってる。
特に、肝斑のシミのあるところ。
他は、全然洗えてません。
洗えていないところは、ほんとにあまり触っていないので、肌が白くキレイです。キメも結構残っています。
肝斑のところ、結構ファンデで何度も塗る方、結構多いです。
指もですが、スポンジで何度も何度も何度も。
これはかなり擦っているのと同じです。
コンシーラーを絶対使うなとは言いませんが、ファンデを何度も重ね塗りするくらいなら、コンシーラーで一度塗りしたほうがよほどいいですが、カバー力のあるものを重ねた分、クレンジングで取らなきゃ!と何度もそこばっかり触ってしまっている方がいるので、結構擦っていることにもなります。
触り方は、そんなに悪くなく、優しく触っているのに。。という方で、化粧品が良くないこと、これは多々あります。。
これについては、頻繁に書いてますし、拙著に端的に書いてますから、何が良くて何がダメなのか、それをまず知ること。
でないと、選べませんからね。
②紫外線カットはしっかりする!実は、肝斑の場合、これかなり重要です。
低刺激の化粧品を求めるあまり(実際は低刺激ではないんですが)、SPFやPA値の低いものを選んでいる方もたまにいて、過ごしている環境にもよりますが、SPF値などが低いと、皆さん塗っている量自体がとても少ないので、全然足りてません。
結果、紫外線の害、うけまくり、となります。
環境やTPOに合わせて、汗をかく場合は、汗に強い物ではないと意味がないです。
下手すると、汗かいた習慣に落ちてるかもよ?!
時々おられますが、マスクで日焼け止め代わり。
実際、こういう目的でのマスクは一切勧めていません。
まず、マスクの素材がガーゼにしろ、紙にしろ、結構お肌、特に肝斑を擦っています。
インフルエンザの予防や花粉症、仕事でするというのなら、仕方ないですが、紫外線カット目的で、というのなら、全然お角違いです。
いますぐ、不必要なマスクは止めましょう。
マスクしたところで、日焼け止めは必ず必要です。
③お肌のターンオーバーを良くする
これは、「化粧品」「ピーリング」と思われがちですが、実は、肉魚卵です。食事と栄養です。
いろんなタンパク質を摂ることで、お肌の必要な栄養素は全部入っています。
体で勝手になんとかしておいてもらうわけです。
ここが結構皆さん、忘れがち、というか、あまり興味がない。。。
でもトラネキサム酸は欲しがる。。。
まあ、まず騙されたと思って、この3つを本にそってやってみてください。
いざ、ほんとにかなり良くなります。
ちょっと前に書いた、「円形脱毛症は自然に治るので、治療はない」というくだりの補足です。
自然に治るから、円形脱毛症、なわけでもあります。
一般の方の中には、薄毛=円形脱毛症という病名、みたいに思っておられる方がいるかもしれませんが、細かく分けるといろいろあります。
まず、「多発型円形脱毛症」。
これも、日にち薬で自然に治りますが、1個治っては、またでき、と再発を繰り返して、絶えずどこかにある状態がず~っと続いている、というのは、結構な難治性です。
「び漫性脱毛」
なんとなく、抜け毛の範囲が広い、というか、はっきりここまで、と言えるわけではなく、頭頂部や分け目のところ中心に、全体に広がっていることもあります。
調べてみると、病気が見つかることもあり、病気があれば、病気の治療最優先になることが多いと思いますが、その病気の治療をしたからと言って、抜け毛が治るわけではない。。。
徐々に治っていくこともありますが、悪化させずに早く治す方法は、育毛治療も同時進行で始めることです。
(「抜毛症(自分で毛を抜いていて、そのために円形脱毛症に診えたり、び漫性脱毛症に診えたりする。診察で、そこは見ぬきます。結構子供に多いです。ストレスが多いってこと。
治療法は、塗り薬とかよりも、環境を変えてあげる。習い事は一旦全部止めるとか。
「全頭脱毛」
これが一番やっかいです。
頭の毛だけに関わらず、眉毛やまつ毛、ワキ毛や陰毛などの体毛にまで脱毛が及ぶことがあります。
他にもありますが、メジャーなところがこれくらい。
保険診療では、もちろん病気があったらダメだから、血液検査をされることも多いですが。栄養解析ではないですよ。検査する項目がだいたい決まっていますから。
1個や数個の進行しない「円形脱毛症」は、ほんとに一時的なものですから、なにか薬をいっても、薬のせいで良くなったのか、自然に治ったのかわかりづらいかもしれませんが、ほとんどは自然治癒かと思います。
保険診療で出される薬の典型は、「ステロイド剤」です。
飲み薬で出ることもあるし、塗り薬で出ることもあります。
食生活の改善は必須です。
ステロイド摂ったからって、どこまで効いているのかはわかりません。
なにも効いていないということは全くないでしょうけど。
ステロイド。。。
長期化することが多いので、結構長期(短期でも)ステロイドいくのは、気が引けます。。。
根本的治療という意味からはちょっとずれるし。。。
どのタイプであっても、ヘアケアとオーソモレキュラー療法は基本です。
具体的なこれらの説明は保険診療ではやりません。
なので、結果、自費診療 となるわけです。
#女性セブン #大島椿 #椿油 #馬油 #ホホバオイル
女性セブンの記事の補足です。
かゆみ対策には、お肌を乾燥させないように保湿しましょう、というところのくだり。
保湿剤の選び方のところ。
皮脂に近いということで、椿油をおススメしています。
記事の中に、ホホバオイルとか馬油が出てきてますが、ちなみに私が言ったのではないので念のため。
で、椿油も、わざわざ「大島椿の椿油」と限定しております。
いつもブログを前から読んでくださっている方は、何度も書いていることなので、ご存知で申し訳ありません。
昔の記事を知らない方もおられますから。
スーパーやドラッグストアに行くと、大島椿の椿油シリーズの横に、
ほんとに似たようなパッケージで、ちょっとこぶりで、値段も安くなっている、椿油、ありますよね。
いつも横に必ず置いてある。
まあ、メーカーが違っても、椿油シリーズということで並べてあるのでしょう。
その横には、杏油とか、他の油が置いてますから、まとめておくのは当たり前ですよね。
くどいようですが、私が勧めているのは、「大島椿」さんです。
ここの油は、ちゃんと検査されて、品質がいいことを確認してあるから、安心して使えます。
お肌に塗る油の場合、宇津木先生のご著書にも出てきますが、油の欠点は酸化です。
どんな油でも空気に触れると、必ず酸化します。もちろん皮脂もです。
で、椿油自体、油の中でも、オメガ9で、酸化に強い油です。
(オメガ9なので、調理に使うのもとてもいいです。普通では売ってませんし、いいやつは高いので、まあわざわざ買わなくても。。。口にする機会があれば、ぜひどうぞ!
オメガ9のオリーブオイルみたいに香りがあるわけではないので、料理の邪魔になることもなりません。風味を損なわないので、やはり和食、天ぷらとかにはとてもいいです!)
搾りたての原油と、ドラッグストアでよく置いている大島椿の椿油と、大島椿のアトピコスキンヘルスケアのオイルD(椿油)の酸化具合を比べた検査があり、
オイルDになると、皮脂よりも酸化しにくかったんです。
(もちろん他の種類の油よりも酸化しにくい)
油の欠点の酸化しやすい、という点をクリアしています。
酸化全くしないわけではないので、保湿剤として使う場合は、オイルDをおススメはしていますが、普通のほうを使ってもOKです。
精製度合が違うので、香りや手触りが全然違いますけどね。お値段も。
両方試して、使いわけてもいいと思います。
もちろん、私の本でも出てくる「椿油洗顔」は、どちらでも。オイルDですると、すぐになくなってしまいますが。。
(全身の保湿する時は、広範囲に使えるスプレータイプが、アトピコスキンケルスケアにはあります。これはとても便利です)
それと、油の場合、原材料はなにか?というのも結構大事で、どんな油でも微量のタンパク質の混入があります。
原材料によったら、タンパク質含有量も微量と言っても、多いかもしれない。
たいした量ではないでしょうけど、お肌の弱い方、バリア機能の弱い方だと、皮膚からそのタンパク質が入ってきて、アレルギーの原因となります。
その原材料が、口にするような油だったら、食物アレルギーになり、その食材がもう食べられなくなってしまいます。。
(治らないわけではないですが、とても大変です。。。食物アレルギーはならないにこしたことない。予防が大事。)
で、大島椿さんは、ちゃんと調べてあるんですよね~。
市販のほうもオイルDのほうも。安心して使っていただけるんです。
ここまで消費者の安全のために検査したり、確認している化粧品メーカーって、ほんとになかなかないですよ。
例えば、資生堂や花王は、自分のところで研究所がありますから、大学も顔負けの実験がいろいろできます。
そこまで大規模な研究所じゃないと、そう自社で徹底的に調べるってできません。
その場合は、第3者機関にお願いして調べてもらうんです。もちろん、コストが結構かかります。
そこまでコストをかけて販売している化粧品メーカーというのは、皆さんはご存知ないでしょうが、かなりの希少価値です。。。
口で安全安心とイメージ戦略のみで、なにも検査なんかされていないのが実態です。
特に、オーガニック化粧品とか自然派化粧品とか、まあしてないでしょう。
そういう検査を最初からするつもりだったら、オーガニック化粧品も自然派化粧品も、最初から作るわけないので。
いろんなタンパク質が混入しまくりですから、そこに手を出そうとは思わない。
塗るものに関しては、天然に近いほど、危ない。かぶれやすいし、刺激もある。アレルギーにもなりやすい。
特に、敏感肌の方。
馬油もよく皮脂に近いと言われていますが、そういう検査までされている馬油を見たことがないです。
もし、検査しているメーカーがあれば、教えてください。
で、くだんの似たパッケージの椿油。
そっくりさんのほうは、いつからか、「オーガニック」との表示が! あと、「生搾り」と。
昔はなかったんですよ。
「生搾り」で、ほんとに何も検査していないと、危ないという話はさっきしましたね。
で、「オーガニック」の椿油、ということですが。。
一体、どこの国の椿畑?
ドラッグストアやスーパーで売る場合、デパートで売るよりも、もっと大量に製造しないといけません。
それだけ全国、どこでも買えるくらい流通させようと思ったら、それだけの原材料もいるわけです。
なので、ドラッグストアで売っているほうは、国産の椿だけではなく、中国のものも入っています。
アトピコシリーズのは、国産のみです。
気になる方は、値段は高いですが、アトピコシリーズのほうを使ったらいいです。
それくらい、国内の畑だけで大量に用意するのは大変。
で、今時、いきなり「オーガニック」の椿畑が、そんな広大な畑が一体どこにあると。。。?
で、産地も書いてないし、よくあるオーガニック認証マークもありません。
まあ、そりゃあ書く必要はないんですが、メーカーとして、このパッケージは良くないんじゃない?と思います。
そこまで書くならねー。
本当に、自社製品に自信があるなら、パッケージを酷似させる必要はないわけで、それこそ、うちのを買ってくれないと困る!他社と一緒にされたら困る!と、そっくりさんのところは、マネを止めるべきでは。。?
中身は全然違います。
まあ、好きな方を選ばれたらいいですが、化粧品は科学なので、私は品質を科学で証明してくれているメーカの商品を選ぶし、患者さんにも勧めています。
ああやって記事になると、こうやって話題にした時もそうですが、ドラッグストア行って、それでもまだ安いほう買う人いますからね~。
酸化しまくりです。
特に、生搾りは。
ちなみに、肉魚たくさんしっかり食べていない人ほど、油(皮脂も化粧品の油分も)は酸化しやすく、過酸化脂質になりやすく、皮膚に炎症を起こし、赤くなります。
だからこそ、皮膚に油を塗る時は、品質重視でないと、逆効果なんです。
ちなみに、ちなみに、鉱物油で作ってある、やっすいミネラルオイルは、ひどいかぶれ方をする方もいるので、ご注意ください。
かぶれも酸化もアレルギーも、個人の問題も大きいですが、安い油は、口にするのも、皮膚に塗るのも、おススメしません。
#肉魚美肌 #かゆみ対策 #肌の乾燥 #ヒルドイド #ヘパリン類似物質 #よけいにかゆくなる #女性セブン
さっきインスタグラムで女性セブンの取材記事のことあげました。
こちらにもリンクしてると思います。
この季節のかゆみ対策として、欠かせないのが、お肌の乾燥対策です。
記事にも書いて頂いておりますが。
乾燥肌と言うと、病院で処方されるヒルドイド、ジェネリックなら、ビーソフテン。
成分名は、ヘパリン類似物質です。
これは、載せてません。
あまり知られていませんが、ヒルドイド(ヘパリン類似物質)の副作用に、かゆみがあります!
なので、ヒルドイドを塗るときは、かゆくなるかもと思って塗らないと、何でかゆくなってるのか、わからなくなりますし、かゆいところが余計にかゆくなると、拷問のようですね。
そういうこともあって載せてません。
病院でもらった薬、薬局で買った薬、化粧品、なんでもそうですが、合う合わないは人それそですから、万能のものはありません。
うちでも出すことはありますが、そこまで出さないな〜。
本日発売の女性セブンに、かゆみ対策の取材を受けて、載っております!
紙面の関係上、医学的なことをすべて載せるスペースはありませんが、一般の方に知っておいていただきたいことを、ほぼほぼ載せてくださってます。
前に取材してくださった同じライターさんなのですが、今回も、とてもわかりやすく、シンプルに、ポイントも押さえて記事を書いてくださってます!
イラストがあまりに楽しくて、チェックする時、思わず笑ってしまいました。
ぜひ買って下さい!
魚缶レシピも載っていて、私も楽しみにこれから読みます!
Facebookに追加で内容について投稿しています。また、こちらにもコピペしますが、Facebookどうぞご覧ください!!
昨日の育毛剤で肝障害の続きです。Facebookに今朝載せました。
肝障害だけではないし、頻度がそれほど多いものではないです。
甘く考えるな、という話。
医薬品を、サプリみたいに思ってはいけない。
市販のサプリでも、肝障害の報告は世界中であります。
個人が解毒できるのかどうかの問題は、さまざまです。
医薬品でもサプリでも、入っている添加物だけがダメだったということもあれば、有効成分そのものがダメだったということもあります。
すくなくとも、その成分を解毒するのに、その人の肝細胞は、とってもしんどくて大変だったんだ、ということ。
専業主婦の女性で、健康診断や人間ドックを受けていない方、結構おられます。
40代、50代、60代であっても、です。
検査していないから、気付いていないだけで、実は脂肪肝、糖尿病や糖尿病の手前の方、結構います。
お菓子とパンしか食べてないから、血液ドロドロの方も結構います。。。
検診もせずに、健康で元気で寿命を全うできればいいですが。。。
以下、フェイスブックのコピペです。
昨日に引き続き、医薬品の副作用の話。
美容医療で肝斑などによく出されるトラネキサム酸の飲み薬。
市販でも売ってますよね。
よく市販の許可が出たな〜とたまに思うことがあります。
市販のものは、病院処方よりも薄く(1粒当たりが)、一応2ヶ月飲んだら1ヶ月休むように書いてますけど、買った人が守ってるかどうかも不明…。
まあ自己責任ですね。使用方法守らないのは。
市販のでなくても、ずーっと何年も飲んでる方もおられます。
肝斑があっても、うちでは一旦止めてもらいます。
肝臓を休ませるためです。
よく書いてることですが、うちでは50代以上ではほとんど処方しません。
40代に処方する場合、検診とかの血液検査の結果を診て、短期間であれば、という条件付きであれば、処方します。
トラネキサム酸で肝斑を完治させてくれるものでもないし、ちょっと抑えることができる、くらいに思って下さい。
ずーっと飲むつもりですか?
顔をこすり倒したり、日焼け止めの塗り方が悪い、塗ってないとなると、効くわけもありません。
それでずーっと飲んで、しかも検診も受けずに、気づいたら、肝障害や血栓による障害で大変だった、とは目も当てられません。
トラネキサム酸の血栓性静脈炎はたまに聞きます。
私自身は、患者さんで診たことないですけど。
はっきりした血栓でなくても、少なくとも血行は悪くはさせてると思います。
抗プラスミン作用ですから。
若い人にも、処方しないこともあります。
ピルとは併用しませんし。
ホントに血栓ヤバイから。
結構飲んでいます、という方に、片っ端から一旦止めるように言ってますが、中には、内緒で他院で処方だけしてもらって、肝障害になった方おられました。
うちでは、シワたるみ治療で通っておられましたが、体調に変わりないか確認したら、トラネキサム酸による肝障害になったとのこと。
え?だって、止めてたでしょ?
半年以上だったか1年以上だったか、結構な時間が経ってるんですか、ずーっと飲んでたそうです…
トラネキサム酸飲ませられないような方には、医療用サプリをおすすめして代わりに飲んでもらってます。
そのほうがよほど根本的な治療に役立つからです。
活性酸素除去です。
理解して飲む方と、理解せずに、トラネキサム酸ばかりほしがる方と分かれますね…。
トラネキサム酸も欲しがらないけど、サプリも飲まないという方もいます。
これだと、スキンケアもそこまでできてない、肝斑も結構ひどい、となると、なかなか良くはなりません…。
気長にしてたら良くなるよかもしれませんが、悪化するほうが勝つかと思います。
まあヒドさと、スキンケアかどこまでできてるのか、食事の内容によりますが…。
トラネキサム酸を、サプリと思ってる方もいて、肝斑のサプリ下さい、肝斑のサプリ飲んでます、という方もいます…。
なので、副作用があるとは考えておられません。
薬は、なんでもメリットデメリットがありますから、特に美容やアンチエイジングで飲む場合は、ホントに必要なのか、代わりに何かないのか、とわかっておかないと自分が困ります。
デメリットのほうが大きいと判断した方が、どうしてもトラネキサム酸飲みたいなら、まず血液検査です。
続けるなら定期的な検査がいります。
ある程度健康で元気であってこその、美容とアンチエイジングです。
肝臓悪いのに、育毛も美肌もなるわけないです。
医薬品を気軽に考えるのは止めましょう。
https://www.nobelpharma.co.jp/general/lowzinc/04.html
このイラストは、ノーベルファーマ株式会社のHPからのものです。亜鉛欠乏に関しては、ここのHPが一番わかりやすいかと思います。(オーソモレキュラー療法ではないので、あくまでも保険診療の話として)
#亜鉛欠乏症 #亜鉛欠乏性皮膚炎 #やる気 #栄養充足 #オーソモレキュラー療法 #ニート #コンビニ
#カップラーメン #パン #インスタントラーメン
Facebookのコピペになります。
皮膚の大事な話。
加工食品には、ほとんど亜鉛が含まれていません。
食品添加物で、大事なミネラルを排出させるものもあります。
糖質・アルコールは、亜鉛(だけではないですが)を大量に消費します。
そして、食事で、亜鉛をたくさん摂ることはなかなか難しい。。。
栄養が足りなくなると、多彩は皮膚症状を来します。
(皮膚だけではなく、体調全般多彩は不定愁訴が出ます。)
見た目や検査などで、1個ずつ鑑別していかないといけません。
ほとんどの病気は、診断がつけば治療が決まってくるし、診断がつかない場合(あてはまる保険病名がない場合)、病態に合わせて考えていくしかありません。
両方が混ざることもあるし、いろんな病気が混ざることもあります。
以下、コピペです。
オーソモレキュラー療法をされている患者さん。
主訴は、皮膚炎。ほぼ全身の乾燥とガサガサ。
腕脚に、地図状に、赤くなっていたり、輪っかみたいにかさかさになっていたり、そこに色素沈着も加わります。
保険診療のみでやるとして、一番近い病名は、「亜鉛欠乏症」「亜鉛欠乏性皮膚炎」
でも、この病名、亜鉛以外が足りているわけがないです。
亜鉛が足りていないなら、他のビタミン、ミネラルも足りていないし、もちろんタンパク質も脂質も足りていない。
栄養解析とか特殊な勉強をしていないと、ビタミンミネラルが本当に足りているかどうか、血液検査でわかりません。
亜鉛は、まだ採血でわかりやすかった、というだけ。
(それでも、炎症があったり、膜障害があると、低値にならないことがあり、データの読み取りが必ず必要。
保険診療ではできませんが。。)
重度の亜鉛欠乏は、マスクがかかっていても、重度の欠乏には間違いない。
そういうのは、今は、保険診療で検査や治療ができます。
でも、亜鉛だけ。
亜鉛だけいっても、なかなか。。。
重度欠損だと、亜鉛だけ補充してマシになることはあります。
ずば抜けて重度の欠損の場合だったりもします。
(床ずれとか、難治性潰瘍とか)
足せばいいと思って、亜鉛だけ、どんどん増やしても、結果は実は悪くなります。
(これは、治験で結果証明済み)
単一ミネラルだけ大量にいれてはいけない。
さて、治療をされていた患者さん、始めて4ヶ月。
1ヶ月目でも見た目が全然変わり、肌の質感も全く変わりました。
どんどん良くなりました。
チャンピオンケースと言ってもいいくらい。
4ヶ月で、一番ひどかった皮疹部が、普通の肌と変わらなくなってきた。
女性にはとてもうれしい出来事ですね。
初夏の薄着の季節までに、色素沈着をもっと減らすのが目標です。
ちょっと忙しくても、負けない肌と体調を作るのも目標。
かなり丈夫になられました。
やる気もどんどん出てきて、ちょっとバイト始めようかなと。
体調がよくないと、働いてみよう、体を動かしてみようとは思いません。
自分の健康状態、精神状態を含めて、余裕が出てきた証拠です。
まさに、ニートの逆です。
良かったです~。
さらに目標は、ちょっと働いても、つらくない体をつくること。
ニートで、これではいけないと少しでも思うなら、とりあえず、コンビニ止めましょう。
お菓子、菓子パン、総菜パン、カップラーメン、インスタん食品などはできるだけ止める。
できれば、カフェインとアルコールを控える。
肉魚卵、大豆も野菜も増やしてみる。
それだけで、ちょっと動いてみようかな、なにかやろうかなと言う気持ちになると思いますよ。
とりあえず、カップラーメン、インスタンラーメン、パンは、止めてみましょう。
先日のFacebookにも書きましたが、肝斑にケミカルピーリングは勧めません。
ケミカルピーリングの種類に関わらず、です。
将来的に、使用する薬剤によったら、いいものも出てくることはあるかもしれませんが、それはわかりません。
今使えるもので、ピーリング作用はないことはないけど、あまりにも弱すぎてピーリングとまでは言ったら言い過ぎかも、というレベルであれば、それほど肝斑を刺激することはないかもしれません。
ピーリングと呼ばれる処置で使われるものは、すべて、表面の角質を剥離します。
剥離されれば、皮膚がその分、薄くなります。
最低でも半日以上。
剥離されることで、新しい皮膚を作るスイッチを入れるようなものですら、そういう維持では新陳代謝を促すと理論上はなります。
また、その時の刺激で、いろいろなサイトカインという化学物質が出て、いい方向に動いていってくれる。。ともなるはずですが、いろんなサイトカインが出ますから、必ずしもいい方向にばかりいかないこともある。
ピーリング以前に、顔を擦り倒している、日焼け止めも全然塗っていない(足りないのもNG)、肌に炎症を起こすような、もしくは合っていない化粧品を使っている、肉魚卵をあまり食べていない、などなど、こういうベースができていないと、ピーリング云々以前の問題です。。
そこにピーリングなんかしたら、悪いサイトカインばっかり出ちゃうのではないでしょうか。
それだけ、攻撃がひどいということです。
(攻撃されるから、サイトカインが出て、体のたくさんの免疫をつかさどっている細胞に知らせるために、たくさん出すわけです)
角質が薄くなった分、紫外線を始め、あらゆる刺激に負けやすくなります。
どんどん奥まで入りやすくなりますからね~。
なので、むやみと、角質は減らしたらいけません。。
先日の患者さんがしていたというケミカルピーリング。最新のもので、どこのクリニックでもやっていると言われてました。
名前は書きませんが、検索をかけると、確かにおっしゃるようにたくさんの美容クリ二ックでやっています。
美容系の雑誌などでよく紹介されたとか。
(ちなみに、一部の雑誌では、メーカーのタイアップで、ステマしてますから、雑誌にたくさん載ったから、中身がいいわけではありません。良いものもあれば、良くないものもあるし、良くない場合や認知度が低い場合は、お金をつかって宣伝もするわけです。
そうやって仕掛けることで、うちも!うちも!と乗っかるクリニックも出てくるので、業界としては、皆で盛り立てていきたいのだと思います。
それはそういうものだと思うし、わかってて患者さんも一緒の乗るのかどうかは、その人の問題ですね。)
そして、その説明は、どこのクリニックも全て同じ。
文章までほぼ同じクリニックもあるし、そこの先生の言葉に少し変えてあるところもありましたが、内容は同じでした。
同じなのは、それを売っているメーカーの宣伝文句をそのまま書いているからです。
いくつかのクリニックの説明で見かけましたが、ヨーロッパでは、CE(日本でいう厚労省の承認みたいなもの)を取得しているから、安心安全、ヨーロッパでは多くの人がやって、安全性は確立されている、というもの。
(というメーカーからの情報かなと思いましたが。
そこまで書くからには、ヨーロッパでは、データを取っているんだと思います。
じゃあ、アメリカのFDA取得は?
ちょっと調べた分では、FDAは取得されてませんでした。
厚労省の取得は、今の日本で美容医療はなかなか難しいので、それはなくても仕方ありません。
新しいものをするなら、FDA取得のものをすることが、最低限の安全性の確保の条件かと思います。
CEのみ、FDAなし、というものは、のちのち結構な問題になっていることが多いので。。。)
ただ、なんでもそうですが、こういう時って、どういう条件で取ったデータなのか、とか詳細を見ないと、ほんとは効果や安全性についてはなにもわからないということです。
で、確かにヨーロッパでは、ようは欧米人には安全であったとしても、日本人に安全かというと、全く別の話。
日本人の肌は、欧米人と、欧米人以外でもアジアであっても、全然食べているものが違いますし、日本人肌触りすぎなので、ほんとに全然肌質が違いますよ。
どこのHPを見ても、素晴らしいピーリング剤のように書かれてますね。
これがあれば、レーザーなんかいらないんじゃないですか?
ニキビ跡なんか、わざわざ高いフラクショナルレーザーとかやらなくてもこれでいいんじゃないですか?というのが素朴な疑問。。
ほんとにこれが、そこまで効くなら、1回の料金はフラクショナルレーザーよりも高いか同等くらいの金額設定になるはずだと思います。
経済の流れからいって。
でないと、誰もフラクショナルレーザーやらなくなりますからね。。。
ケミカルピーリングのクリニックにとっての最大のメリットは、
①レーザー機器のように高額でないから、金銭的にも入手は比較的安くできて、薬剤さえ手に入れれば、すぐに始めることができるということ。(個人輸入だったとしても)
②医師がしなくてもいいと思っている。
この薬剤、もしほんとにやるなら、医師がやらないと、危ないと思いますが、おそらくほとんどのクリニックがナース任せかと思います。
これをされたことがある方は、医師の診察が毎回ありましたか?
施術の最中も医師が診ていますか?
施術中はナースでも、最初と最後に医師の診察はありましたか?
ケミカルピーリングは、ほとんどが医師がノータッチでナース主導でされていることが大半です。
ちゃんと毎回医師の診察の元、ピーリングしているのであれば、それはそれでいいと思いますよ。
そこの先生のお考えなのでしょうし、責任をもっているから、診察をしてされているんでしょうし。
多くのクリニックが、メーカー提供の、ビフォーアフターの、しかも欧米人の、写真を載せていましたね。
(これは、厚労省が今は規制をかけています。表示の仕方によったら、削除するように言われる対象のものです)
なんでもやってみないとわからない、ということはありますね。
自分が実験台になっても、やってみたい方はおられるでしょう。
副作用合併症もわかった上でされるのであれば、自己責任ですから、いいと思います。
でも、肝斑の方、肝斑の疑いや可能性のある方には、いくら自己責任と言っても勧めません。
肝斑は、絶対に刺激してはいけないと思っていますから。
このピーリング剤、全然刺激ないように一見書いていますけど、そんなわけあるかいっ!というのは
ちょっと調べただけでも思った感想です。
かなりいろんなサイトカインは出るでしょう。
だからこそ、コラーゲンが増生してくるわけです。
それで済めばいいんですが。。。やっぱり済まないのではないかしらん。。。
肝斑の人に関しては、いわゆる「最新治療」に飛びつかないこと。
飛びつくメリットよりも、飛びつかないほうがメリットは各段に大きいと思いますよ。
また、飛びついたデメリットも大きいはずです。
データがちゃんと出るまで待ちましょう。
データも出ていないのにやる場合は、自分が実験台であることをお忘れなく。
一度こじらせてしまった肝斑はとても厄介です。
えげつない時間がかかることもあり、こじらせている人というのは、とにかく、なにもせずに(刺激せずに)過ごす、ということがまず耐えられない。
だから、また触る、で、こじれる。の繰り返しです。
なので、どんどん手に負えなくなる。。。
どこかで、この負のチェーンを断ち切ってほしいんですけどね。。。
肝斑へのアプローチの仕方を変えてほしんですけどね。。。ほんと、真逆に。。
そしたら、結構短期間で良くなるんですよ。ほぼわからなくするのには時間がかかりますが、目で見えては良くなるんですけどね。。刺激しなければ。。。
自分の美容医療をやっている時間がなかなか取れていない私ですが、年末31日に、なんとかボトックス注射だけやりました。
眉間とおでこです。
ボトックスというのは、アメリカのアラガン社という製薬会社が販売している、「ボツリヌストキシンA型」という成分の注射で、神経が働かないようにする薬です。
ボトックスは、アラガン社の商標登録なので、他社のもの(イギリス製や韓国製、まして中国製)は、「ボトックス」と呼んではいけません。
そう言って、患者さんに注射していたら、詐欺ってやつでしょう。
品質と値段が違いすぎるから。
ちなみに、厚労省が美容医療で認めているのは、ボトックスビスタ®という商品名です。
アラガンジャパンが発売している、医薬品です。
さて、このボトックス。(正式にはボトックスビスタですが)
一番わかりやすいのは、眉間やおでこ、目じりなどの笑いジワをなくす、というと語弊がありますが、シワを作らなくする、と思ってください。
眉間の縦ジワを、寄せようと思って眉毛を動かそうとしても眉毛が寄らない。
笑っても、目じりの、注射したところには、笑いジワは出ない。
眉毛を上げても、おでこに、おサルさんのようなシワは出ない。
いわゆる表情ジワ、っていうやつです。
ボトックスの効果は、だいたい3か月ほどです。
止めていた部位がだいたい完全復活してまた動きだすまでの期間。
個人差もありますし、部位によっても結構差が出るし、他のケアと併用していたら、効果がとっくに切れていても、シワが寄っても目立たなかったり、効果が持続しているように見えることもあります。
まあ、一つの目安はだいたい3か月。
元に戻るから、プチ整形とも言われるわけですが。
光やレーザーをあてて、自分のコラーゲンを増やして、一見老化を遅くしているような治療と比べると、ボトックスは、なんだ、戻るのか、と一定期間、特殊メイクをしてもらったような感じにとらえがちです。
まあ間違ってはいないんですけれど。。
表情ジワというのは、顔の筋肉と皮膚がぴたっと密着していて、筋肉が動いて折りたたまれると、皮膚も同じ一枚ですから、一緒の動いて折りたたまれます。
アコーディオンカーテンを想像していただくとわかりやすい。
顔の筋肉が動くとき、収縮されてシワができます。
目じりも眉間もおでこも。他もそうです。表情が動いてできるシワ全部そうです。
子供でも、顔をクシャっさせたり、目をギュッとつぶると、その瞬間シワができます。
でも、そのシワは、残らない。
子供にシワがないのは、皮膚のコラーゲンもまだまだたくさんあるし、コラーゲンの質もいい。
エラスチンという弾性繊維もしっかりしていて、量もあるし、おかるしなやかで柔軟だからです。
そして、折り畳んできている年数がまだまだ短いから。
何度も何度も折りたたんだら、シワのところは、どんどん溝になり、深くなります。
ひどいアトピーとか乾燥肌もひどいと、表面の角質自体も硬く、ひからびた鏡餅みたいな。
動かそうとすると、バキっとヒビが入るイメージです。
若い子でも、お肌の状態がそうだと、この乾燥ジワが出やすくなります。
なので、自分で保湿できない方は、シワのためにも保湿剤が必要なわけですが。
20代半ばも過ぎると、人によったら、乾燥ジワも固定しちゃうことがあります。
真皮のコラーゲンやエラスチンの状態は、今まで摂ってきた食事の栄養の質と量、紫外線にあたった量が関係してきますし、折りたたまれた回数も関係します。
なので、表情豊かな方は、シワが多い。
だから、顔筋体操や顔ヨガなんて、やればやるほど、シワが増えます。
折りたたむ回数を増やすからです。
で、ボトックスですが、
ボトックスをすると、効いている期間、折りたたむのを止めてくれるわけです。
折りたたまれればたたまれるほど、シワがひどくなるのを、短い期間であっても止めてくれるので、そういう意味では、シワの深さ=老化、とするなら、老化を一定期間、止めてくれてるわけです。
折りたたまれるのなんて、少ないにこしたことないわけです。
散々折りたたまれて、シワが深い溝になると、一体どうなるか・・?
眉間の縦ジワ、表変えていないのに、深い線が入ったみたいなシワが残っている人いるでしょう。
笑いジワも、笑っていなくても、シワが残っている。
おでこも、おサルさんのようなシワが、眉毛も動かしていないのに、横ジワが深い。
こうなると、ボトックス注射で今後これ以上折りたたませないようにすることも大切ですが、ジッとしている時にできている溝は、ボトックスでは効きません。
ヒアルロン酸注射するにも余分にお金もかかるし、もちろんシワ1本1本に入れていくため、痛いし、内出血も出るし。
レーザーしていくにしても、増えるコラーゲン量からしたら、そんな簡単に溝が埋まるわけではありません。
どんどん治療は大変になるし、お金をかければ(時間も)、多少薄くはなりますが、もともと折りたたませないようにしてきた人とはくらべものにならない。
そういう意味では、ボトックスは、20代後半からやってもかまいません。
しょっちゅう、折りたたませている方は。
私は、子供もころから、右の眉毛だけオードリーヘップバーンみたいに、上げるクセがあったようで、中学か高校の時には、右の眉毛の上がポコッと盛り上がっていたのを覚えています。左右で眉毛の位置も違って、すごく嫌でした。
ようは、それだけ、そこの筋肉を使っているから、筋トレと同じで、筋肉肥大をしているから、ポコッと膨らむわけです。
ボトックス注射をマメにしていれば、筋トレを止めていけて、繰り返せば筋肉が萎えるところまでいけば、ポコッもなくなる。理論上は。
(実際、眉毛のポコっまで取るくらいボトックスをそこに注射すると、眉毛も瞼も下がりやすくなるので、見た目が変わりますから、そうそうちょうどうまくはできませんけどね)
おでこも、高校や大学の時には、おサルのような横ジワが出るのが嫌で前髪でずっと隠してました。
おでこは、さすがに、シワは残りませんでしたが、シワが寄るのをたまたま鏡で見ると、すごく嫌でした。
ヒルナンデス!出る前にも、もうおでこと眉間のボトックスはとっくに切れていて、やったほうがいい状態でしたが、出演前にやって、内出血のこともあるし、万が一にも効きが足らないとか微調整がいるようなことをテレビ出演直前にするものじゃないと思うので、やりませんでした。
出演終わって、気管支炎になってそれどころではなく、すっかり忘れていて、年末思い出したわけです。
他の美容医療は放置していても、折りたたみは止めておかないと、シワが深くなってからでは大変ですから、これだけは慌ててやりました。
今、ちょうど症状固定と言って、効果が落ち着いたところでいい感じです。
おでこはもうちょっと入れてもよかったかも。
たまに患者さんで、この表情ジワが結構ひどい方がいて、30代とか40代とか。40代後半のこともあります。
そういう方に、シワたるみ相談の話の時に、ボトックスの話をしますが、
「ボトックスは、50歳になったらやる。それまではやらないし、そこまでやらなくていいと思っている」
という一点張り。
その「50歳」というのが、一体どこから出てきている数字なのか、根拠が全くわかりませんし、「ボトックス」=もっと年をとってからするもの、と思いこんでおられて、これまでに書いた、20代後半でもしたほうが良い人もいるんですよ、のくだりも説明しますが、まあ聞きません。
思いこみというのは恐ろしいです。
「ボトックス自体、やりたくもないし、やるつもりもない。」という毛嫌いとか主義ではなく(こういう方も多いですが)、なぜか50歳になってから、と。
今でもう十分溝が形成しつつあるのに、です。
この数年、5年、10年ほどで、ますますコラーゲンもエラスチンも減って、光老化もしていくから、坂道転げ落ちるようにひどくなるというのに、拍車をかけますか。。。っていう話です。
まあ、思いこんでいる人にいくら言っても無駄ですからね~。
機会があるたびに説明したところで(毎回、このシワが気になると言われるから)、鬱陶しがられるだけで、下手したら、営業かけてるように思われますからねー。
ちなみに、ボトックスの日本国内、アラガン社の適応基準に、「65歳未満」というのがあります。
65歳以上でも、医師が必要と思えば、もちろんやっていいわけですが。。。
なぜ、65歳以上は普通はやらないかというと、もうジッとしていても、溝が深すぎて、ボトックス打とうが打ってなかろうが、結果が変わらないんです。
もう顔中、山あり谷あり。表情ジワが固定してるので。
ということ。
で、もちろんこれも個人差があり、65歳未満なら誰でも効果があるわけではないです。
何歳であろうと、溝が深くなってしまった時点で、ボトックスだけでは改善できません。
どこまで目指しているかにもよりますけど。
なので、数ある美容医療の中で、ボトックスは、わりと早め、気になった時がやり時、というわけです。
ちなみに、ボトックスビスタ®を使っているクリニックをお勧めします。
美容医療で、ボトックス®だったら、それは海外からの個人輸入ですから、輸送状態が心配(冷凍で運ばれてこないといけない。結構、海外からはトラブル多い。)
あと、格安のはダメ。
ケタが違うのは、ボトックスではないでしょう。原価から言っても。
ボトックスと書いていても、中身は韓国製で騙して、みたいなクリニックもあるので(値段高いところでもね)、これは患者さんは残念ながら見抜けませんよね。
目の前で、ボトックスの瓶から液を吸っているところを確認でもしない限り。
最初安い値段で釣っておいて、「ボトックスがいいんですけど」と言うと、どんどん値段が上がって、挙句の果て、あなたはひどいから倍いると、20万払わされた方がおられました。
これは、厚労省や消費者庁に通報しましょう。
そして、まず電話でちゃんと事前に種類と価格を聞いておくこと。
大手だから安心、とはなりません。
大手だからこそ危ないというのは、よくあるある話です。
事前に聞いた値段と違ったら、一旦帰ってきましょう。