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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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フェイスブックのコピペです。

反響が大きかったのと、流れちゃうので、ブログにも転記しておきます。

 

せめて牛乳飲む時は、低脂肪のは止めておくことと、一気のみは避けましょう。

ちびちび飲んで、血糖値の上昇くらいは抑えましょう。

せめて、ね。

 

牛乳だけではなく、チーズ、ヨーグルトも同様です。

(チーズはほんとにいいのを買わないと、結構添加物入ってますよ。)

テレビで、ペット用のミルクで、乳糖フリー(犬や猫も乳糖不耐症)のを宣伝してました。

人間のも抜いて売ればいいのに、と思いましたが、きっとあの甘さがなく、マズイので、どこも売らないんでしょうね。。そこまでして牛乳飲まなくてもいいと思いますが。。。

カゼインは入っているから、やっぱりそれでもおいしいのかな?

 

純生クリームになると、カゼインはかなり減りますが、バターよりも多いです。

私もたま~に料理に使います。

純生クリームは美味しいので、やはりカゼイン入ってるんだな~と実感します。

 

バターも微量に入ってます。だから美味しい。

うちでは、バターはOKにしてます。

 

カゼインアレルギーや絶対カゼイン抜いたほうがいい方は、バターはやはりNGで、そういう方の場合は、「ギー」です。

バターからカゼイン(というかタンパク質)を抜いて、脂のみです。

味のしないキャラメルみたいな感じで、ギーも美味しいですが、売っているところが少ないのと高いので、私は使っていません。

 

 

以下、コピペです。

 

 

昨日の「ホンマでっか?!TV」、ご覧になりましたか?

 

どこかの先生が、ご自身のデータで牛乳などの乳製品を摂ってるお年寄りのほうが長寿だから、牛乳を飲め、ということを仰ってました。

実際のデータの詳細をみないと、ホントに牛乳のおかげなのかはわかりません。

 

ま、それは置いといて、

 

小杉さんが、
「でも、牛乳は牛の赤ちゃんの飲み物で、ヒトには濃すぎる、って聞いたことあるんですけど~」
って、質問されました。

 

お!
すごく良いことをテレビで仰いましたね~!

 

台本に書いてあるんでしょうけど、番組関係者に、オーソモレキュラー療法実践されてる方か興味ないある方がおられるのかと思いました。

 

オーソモレキュラー療法で、牛乳の話になると、よくこのフレーズが出てきます。

「牛乳は牛の赤ちゃんの飲み物であって、人間が飲むものではない」

 

質問された先生は、言いたい人は勝手に言っとけ、みたいな感じでしたが、乳糖不耐症やカゼインアレルギーのこと、牛乳貧血のことなどはご存知ないのでしょう。

 

牛乳すごく甘いですから、乳糖が。

 

なので、いきなり一気飲みすると、ビックリするくらい血糖値上がりますよ。

 

日本人は、乳糖不耐症の方が結構多いそうです。
程度が軽いと、ご本人が気づいていないだけのことも。

 

牛乳に入ってるカゼインは、美味しいですが、麻薬と同じレベルの中毒性があるので、止められなくなります。

 

乳製品は、また食べたくなる。

 

そしてカゼインアレルギーですね。

カゼインで腸内環境悪化して体調は、悪くなります。
腸粘膜に穴を空けます。

 

なにより、カルシウムだけが濃すぎて、1つのミネラルだけ、しかも大量に摂るということは絶対避けないといけません。
他のミネラル入らなくなりますから。

 

なので、牛乳貧血と言う事態も起こる。

 

ヘム鉄は、入るところが違いますから入りますが、亜鉛も含めて他のミネラルが入るのを邪魔されますから、ずーっと続けてると困ったことにも…。

乳製品は、いろいろ困ることが結構あります。

私も牛乳好きですが、体に悪いけど~と思いながら飲む嗜好品です。

たまに飲みます。

牧場とか行った時とか、そういう機会がある時とか。

 

牛乳中毒は結構ヤバいですよ。
気づいて、すぐに止められたらいいですが。

先日の部分痩身の続きの話です。

エステのわけわからん機械の話じゃないですよ。医療機器の話ですよ。

 

医療で使う部分痩身の機械は大きく分けて、2種類あります。

 

というか、その前に、部分痩身というのは、全体に痩せるというのではなく、例えば、二の腕とか、内股だけ、とか、腰のジーンズ履いた時にのっかる部分とか、下腹部だけとか、局所だけ皮下脂肪を減らしたい、そこだけ細くしたい、というための医療です。

 

従来は、脂肪吸引という手術しかありませんでした。

これは今でもされていますが、確かに効果が確実にあるでしょうけど、無理矢理皮下脂肪を引きちぎって吸いだすわけですから、副作用合併症も半端ないです。。。

一番怖いのは、脂肪塞栓で、これは上手いドクターがちゃんとやっても、このリスクはゼロにはできません。

格安大手チェーンクリニックで、一時脂肪吸引の事故死(?)が続きましたね。

原因ははっきりしないものもあるでしょうけど、いくらリスクはゼロではないと言っても、そう格安クリニックで続くと、医師側に問題はなかったのか?という話にもなるでしょう。

(美容外科手術は、形成外科認定医を持っている美容外科医の先生にしてもらいましょうね。

選ぶ基準の最低条件は、形成外科認定医かどうか。

これは前提条件です。そこからスタート。形成外科医ですらない、というのは、圏外です。そういうところで手術するから、トラブルが必然的に多くなる。

手術は、いくらリスクがゼロにならないとは言え、自分で上げてどうする?!って話ですから、術前に最低限のことは確認もでき、回避できるわけですから、それくらいは最低チェックしましょう。)

 

手術の一番多い副作用は、出血です。

血が出るのは当たり前ですが、ひどいと血圧低下などのトラブルも。。

 

まあ、痛みも半端なさそうだし、手術は覚悟がかなりいりますね。

 

その後に登場したのが、「脂肪溶解注射」です。

これは、学会の美容医療損害賠償保険から除外されてしましました。

トラブルが多いのでしょう。

もともと皮下脂肪内に注射する薬ではない、というのもあるのかもしれません。

これはね、やり方によったら、結構なトラブルがほんとに出ます。。

その割に、薬の内容によったら、全然効果出ないし、回数かかる(お金かかる)し、効く薬は手に入らなくなっていくし、とちと厄介です。

使う薬剤によって、効果がかなり差が出たりもします。

 

で、こういった後から登場してくるのが、部分痩身機器です。

2種類の内訳は、

①温める系

温めるとは言っても、結構熱い! ターゲット部位に熱源となるようなものをあてて、細胞の自殺をうながす。

これも機種ややり方や患者さんの感じ方もとても意見がわかれるでしょう。

 

中には、かなり破壊する機械もあります。

(副作用はそこそこ出ます)

 

②冷やす系

先日の機械です。

 

①にしろ、②にしろ、脂肪吸引みたい大量に破壊もできないし、吸いだすこともできません。

 

熱なり冷やすことで脂肪細胞が自殺(アポトーシス)して死んで、中の脂肪敵が出てくるのか、脂肪細胞を殺して、細胞膜を破ったことによって、出してくるのか。

 

一見似ているようで全然話が違って、やっぱり他殺(アポトーシスでないほう)は、それだけのダメージがなにかしら出ます。

その分効果も出やすく、回数も少なくても済む場合もあります。

そりゃあ刺激して自殺して死んでくれたほうが、周りの組織へのダメージは最低限で済むでしょう。

 

それぞれの機械が特徴が似ているようだけどなんか違う(実は全然違う)ので、何を選ぶにしても、メリットだけではなく、デメリットをちゃんと聞いてからえらびましょうね。

 

さて、中身が漏れてきてその後、脂肪滴はどうなるのかです。

 

 

マクロファージと言って、からだの中のお掃除細胞が出てきて、食べてしまってくるくれる分は多少あります。

でも、結構な量を分解したら(マクロファージの大きさから推し量る貪食能では到底無理な量)、その後は?

 

脂肪吸引みたいに吸いだしませんから、その行く先ですね。

 

体の中を覗いたわけではありませんが、おそらくリンパ管や血管の中に入って、肝臓で代謝されることに。

 

→続く

 

 

 

 

 

患者さん何人かから聞かれたので載せておきます。

 

 

先日の、「見た目のアンチエジング研究会」で毎年近大の山田先生が、見た目のアンチエイジングに関係する論文などのアップデートを一気に講演してくださいます。

講演時間に限りがありますから、載せてくださったスライド全部を講義されるわけではないですが、その講義スライドの中から興味深いのを見つけました。

 

おなかとかの皮下脂肪をはさんで凍らせて脂肪を減らす、っていう機械ご存知ですか?

 

美容医療の医療機器として、すごい特許技術でもってして完成した医療機器なんですが、テレビでもそこそこ取り上げられたりして、一時フリーペーパー誌のエステの広告で、なんちゃってのパッチもんのそっくりさんの機械が登場~!!

 

ほんとにこういうエステはろくでもないですね。

 

もちろん、医療用はすごい特許技術でつくられているわけで、エステは国家資格をもたない普通の一般人がエステティシャンしているわけですから、医療機器が扱えるわけではないですし、エステの機械はほんとに危ない。

 

4℃に凍らせて、皮下脂肪だけ凍って、皮膚は凍らない、というところが特許技術なわけで、簡単にマネできるものではないです。

 

なので、トラブルが予想通り、ものすごく多かったようで、さっさと厚労省と警察は取り締まらないのかとずっと思っておりましたが、すっかり忘れていました。

(最近、フリーペーパー誌をあまり見る機会がなく、見ても、そういう広告あんまり見なくなったから)

 

それを受けて、医療用の機械を、厚労省が認可した経緯があると聞きました。

その辺はわかりませんが、美容医療の機器が厚労省の認可を取っていくのは、とてもいいことですね。

今まで全然そういう話が遅れていたから。

 

今、こういう部分痩身のための美容医療って、手術による脂肪吸引は置いといて、手術以外で、となると、この凍らすやつか、熱を加えるやつか(熱の程度は機械それぞれ違いますが)、どちらかです。

 

熱を加えるものは、最大のリスクは火傷です。

 

うちの部分痩身機のは、熱を加えるタイプです。

熱で脂肪細胞に自殺してもらう。。

(冷やす場合は、凍らせて自殺してもらう。)

 

今ではありませんが、最初使い始めた時、結構設定温度を強くしてました。

患者さんが我慢できる範囲内ですが、今よりもだいぶ設定温度が高かったです。

そのほうが断然効きが良かったから。

そしたら、やっている最中はまだなんともなくても、後から火傷が出た方が何人かいらっしゃいました。

今は照射方法や設定などを変えたので、設定を変えてからの火傷はないですが、全員の患者さんに、火傷などのリスクの話はしないといけません。

副作用のリスクはゼロにはならないから。

 

で、一方、凍らす機械のほうは、一時的な知覚鈍麻などはあっても、火傷はしませんから(凍らすから当たり前ですが)、副作用があまりないような、それほど気にしなくてもいいようなことがいろいろ言われてました。

(副作用ではないですが、凍らせた部分はでっかいアイスノンを体に埋め込んでいるようなものなので、戻ってくるのに結構時間がかかります。欧米人よりは代謝の悪い日本人女性は、血行悪いので、もっとかかるかと。。。やったことのある患者さんが来られて、経過を教えてもらいましたが、冷え症の方、特に冷えると体調(胃腸など)が悪くなる方は、かなり気を付けてください。戻るまでその冷たいままでしょうから。)

 

で、話を戻します。

研究会のスライドです。

 

この凍らせる機械をもっているアメリカの形成外科のドクターが自分のところの患者さんで調べたもので、なんでも術後に、脂肪の塊ができる「奇異生脂肪過形成」というものができてたそうで。

 

この「奇異生脂肪過形成」。

脂肪が蓄積して塊になるそうで、痛みなどはなくても見た目の塊とわかるそうです。

 

メーカーの発表では、これができるのは、4000回に1回くらいの頻度で極めて低いとのことですが、このクリニックでの調べると、発生率0.72%、約138人に1人くらいの計算になったそうな。

 

この「奇異生脂肪過形成」、脂肪吸引で取り除くしかないようで、しかも塊がやわらかくなってからしないといけないそうです。、でないと再発する恐れがありとか。

 

患者さんによっては、複数回の脂肪吸引手術がいる可能性があるため、やる前に患者さんに知らせておくべき、との論文でした。

 

0.72%を、多いと取るか少ないと取るか、でもありますが、これできたらちょっとやっかいですね。

手術しなくてもできる部分痩身の機械なのに。

 

いろんな副作用合併症があるんだなと思いました。

 

脂肪を4℃に凍らせるわけですから、まあ、いろいろ出てもおかしくはないですよね。

 

何にでも、「効果がある」というのは、リスクを伴うものです。

 

うちもラジオ波で脂肪細胞を自殺してもらって部分痩身を図る、トゥルースカルプという医療機器ですが、オーソモレキュラー療法をはじめて、こういう患者さんが効く効かない、やってもいい、危ない、といのが、かなりわかってきました。

 

40歳以上の方は、検診などの採血結果を確認してから、もしくはうちで採血するか(自費)。

大丈夫だったら、リスク承知の上でやりましょう、となります。

 

40歳未満でも、内臓脂肪にも効くので、内臓脂肪が無茶苦茶多い方にも、先に食事などの改善が要りますから、勧めます。

 

採血していくと、こういう方は効く、効かないというのが結構わかります。

その旨、患者さんに伝えて、どうするか考える、という形です。

 

話を、冷却医療に戻します。

 

体を冷やすと、体は体温を維持しようとして、脂肪を燃やして、熱に変えます。

なので、部分痩身した部分以外も、全体に痩せる可能性はあると思います。

冷たいのに耐えられるなら。。。

 

女性で、冷えると途端に体調すっごい崩す方、おられるでしょう。

そういう方は、いくら承認機でも注意が必要です。

 

何をするにしても、よく話を聴いて、特に、副作用合併症のことなど。

 

効く治療にリスクはつきもの。

 

わかってやる分には、その方の自由ですから、されればいいですが。。。

 

リスクをあまり言わないクリニックも多いようなので、その辺はちゃんと説明してくれるドクターのところで受けましょうね。

 

こういうリスクって、あんまり表に出てこないから、出しておきます。

 

リスクの高いものど慎重に。ゆっくり気が済むまでカウンセだけで、別のクリニックに行ってみる、セカンドオピニオンを受けてみる、というのもありです。

 

 

 

 

 

うちで妊娠のために、オーソレモキュラー療法をされていて、結構すぐに妊娠してしまう方というのがわりとおられます。

 

全然違う要件で受診されて、その改善したいことにも効くわけですが、実は妊活中とか妊娠したいけどあきらめてる、という方もおられて、オーソモレキュラー療法の話をして、妊娠云々も大事だけど、自分の体のためにもやってみては?食もも変えてみては?と始められることも多いです。

 

年齢に関係なくとも、中には、いわゆる「健康」ではない、保険診療でなにかしらの病態に対して治療中、治療の必要なレベルの方もおられます。

 

今までちゃんと調べていないから気づかなかっただけで、実は結構大変なことになっている方もおられます。

 

日常生活に困るような自覚症状があまりないと、検査データだけ見せて説明したところで、患者さんとしては、そこまでの重症とはあまり実感がないのが困るところでもあります。

 

妊娠前の栄養解析(血液検査)で、びっくりするくらい悪くても、食事を変えてもらって、サプリを飲んでもらうと、ほんとにすぐに妊娠する方がいて、でもデータは悪いままです。

初診時よりは良くなってはいますけど、まだまだ悪いまま。

スタート地点がかなりマイナスから始まっているから。

 

この状態でも神様Ok出したんだ。。と唖然とすることもあります。

あまりにもデータが悪いので、妊娠の維持ができるのか、維持自体はできても、母体と赤ちゃんは本当に大丈夫なのか(いろいろな意味で)、出産予定日までの限られた時間の中で、ものすごく早急に栄養改善をしていかないといけないのがかなり難しいことがわかります。

(食事も変えず、サプリもあまり飲まず、元の状態も悪くて、その後の経過持トラブル続きという方を何人か診たので。。。)

 

こういう方は、栄養改善だけではなく、もともとの病気もあるので、妊娠で悪化することもあり、使える薬はもっと限られて、食事を変えると言っても、急に変えて理想の食事にいくのは並大抵ではありません。

 

妊娠した途端に、赤ちゃんも必死ですから、母体から栄養根こそぎもっていこうとします。

ほんとに、妊娠前と妊娠直後で、ここまで栄養欠損進むんだ、と驚愕です。

 

一気に母体の健康状態が悪くなります。

 

サプリをそこそこ飲んでいても、食事が完全に変えられたわけではないですから、つわりもひどい方も多いし、つわりが終わっても、つわり中もですけど、マタニティブルーと言うんでしょうか、うつっぽくというか、やる気がなくなるというか、すべて投げやりになるというか、一気にやる気のホルモンが作れていないのがわかります。

(皆はそうではないんですが、もともとそういう気のあった方はひどくなる傾向に。。)

 

この時点で、食事がある程度整っている方はまだなんとかなるんですが、血糖コントロールもエネルギー代謝もあまりうまく言っていないところへのいきなりの妊娠です。

 

サプリをそこそこ足しても追いつかないようです。

 

食事がなんとかいけていた方も、実はベースはそこまでいけてないと、つわり前後で一気に食事が総倒れ状態に。。。

逆戻りします。

 

血糖コントロールもエネルギー代謝が悪くて、糖質が食べたくなったり、体や脳がうまく言うこと効かなくなったら、そこは自分の意志で、戻ってこられる工夫をいろいろして乗り切らないといけなくて、でも、できない。やれない。栄養が足りないから。

 

悪循環です。

 

こういう時の食事の努力も、間違った方向に行きがちで、ご本人は、すごくやってるつもりでも、全然真逆なことを頑張っていたりもします。

 

努力がもったいないですよね。つらい思いして頑張ったのに、間違っているなんて、これほどショックなことはないと思います。

 

だからこそ、食事でポイントがずれて、大きく間違えるといけないわけです。

 

妊娠の難しいところは、ゆっくり食事の立て直しをしてられないところ。

ゆっくりして悪いわけではないですが、栄養欠損が進むので、どんどん母体がやられていくほうが買ってしまうことがあって、そうなると赤ちゃんの健康も心配になります。

 

ともかく時間がない。

病気も押さえ込めない。

 

検査をしなければわからなかったことで、検査しないほうが幸せだったのか?と一瞬思うこともありますが、検査をして悪化していることがわかるからこそ、対策が取れるわけで、ハラハラドキドキし通しで、そんな心配はよそに無事に済むのかもしれませんが、こればっかりはわかりません。

 

出産で終わりではなく、授乳も子育てもこれからですから、どこがゴールなのかもわかりません。

 

第一目標は、トラブルなく、無事に出産できることですが。

 

あれだけ切望した子供がせっかく授かったのに、今更あきらめて全部投げ出すの?!って、。。。

もう自分だけの体じゃないから。

今もおなかの中で一刻一刻育っているわけで。赤ちゃんも無事に成長して生まれてきたいわけで、もっと栄養欲しいと思っているはずです。

赤ちゃんも栄養満点で生まれてくると、自分が後で楽なの、わかってますから。

それくらい、羊水の中と、外界では、ストレス具合が違うことも赤ちゃんはわかっています。

 

 

妊娠を今考えている方は、ほんとにいますぐ食事の見直しをしてほしい。

 

糖質依存から抜け出すことと、どんな食事が妊娠に良くて悪いのか、知識を頭に叩きこんでおくこと。

 

自炊したことない方は、妊娠出産子育てと、自炊は絶対必要になるので、これを機会に自炊できるように練習しておくこと。

 

料理は慣れです。

ずっとやっていたら、そのうち、手を抜いてもいいとこと、要領よく作れる工夫とかもわかってきます。

慣れることが大事。

 

妊娠に良い食事は、もちろん体にもお肌にもいいわけですから、今のうちからそういう料理(タンパク質と良質の油中心の野菜もたっぷりの料理)

そういうのが食べられる胃腸にしておくこと。にも慣れておく。

小麦・大麦、乳製品(バター以外)は摂らなくてもいい生活にしておくこと。

 

今のうちにほんとに始めてほしいです。

 

自然と妊娠して、自然に出産までトラブルなくいった、という場合はいいんですが、妊娠自体がなかなかできない、と悩んでいる、あるいは将来不安、という方は、食事だけは早く変える!!!

 

それだけで、かなりのトラブルが防げます。

医学の進歩で、いろいろわかってしまうので、安心安全に出産までいってほしいです。

シミ・肝斑の初診の患者さんの中には、他院でシミのためにフォト系の光治療をされた方も結構おられます。

 

ただ、そういう方の中に、そのやったクリニックで、「肝斑のところは避けますね」と言われ、そこは一切治療されてません、という方、結構おられます。

 

肝斑かどうかは患者さんが知らなかったとしても、その「肝斑」と言われた部分のシミが気になって治療してほしくて行ったのに、そこ全部避けられて光あてられたら、何にしに行ったわけ?ってなりませんかね。

 

同じ料金払って、肝心のところ、頬上部(目の下くらいから)ほぼ全部避けられている方多数。。

すぐに終わっちゃいますよね。あてるところ、ほぼないし。

 

で、こういうことを言うクリニックの大半が、ドクターが当てずにナースにさせているわけですが、ちゃんと指示出してしている分にはダメとは思いませんけど、肝斑って、はっきりわかりやすいところだけじゃなくて、その周りにも実はあったり、全然関係ないところにもあったりします。

 

例えば、口回り、口の上下ですね。

鼻下のヒゲみたいに見えているようなのも実は肝斑だったりします。

 

「肝斑避けますね」と言われて、避けられたのは頬だけで、実は口回り当たっていたりもします。

 

顔のシミって角度や照明が変わると、さっき診察室ではわからなかったけど、処置室で実際横になって、間近で診ると、ここも怪しいな~というところも出てきます。

 

肝斑なのか、くすんでいるのか、炎症後色素沈着なのか、もうぐちゃぐちゃに混ざっていて、境界もはっきりしないような茶色もあります。

 

濃い肝斑はわかりやすいですが、薄くなると、境界がわかりません。

 

もうどっかに肝斑があったら、顔中肝斑があるかもしれない。。

 

それくらいの気持ちでシミ治療はやらないと、肝斑は良くなりません。

 

見た目にはっきりした肝斑がなくても、実は隠れていて、隠れ肝斑があった、ということも。

(ほんとはなかったけど、光やレーザーをあてた刺激で出てきたのか、まさにもうすぐ出ようとしていたのが出てきたか、その辺もわかりません)

 

で、おそらくこういうクリニックでは、ものすご=く弱く、少なくとも悪化してトラブらないように、とりあえず光は当てました、とてきと~にしていることもあると思います。

 

真剣に取り組むのであれば、顔のシミ治療希望で、「肝斑避けますよ」は、ないでしょう。

 

というか、フォトを患者さんに当てるなら、肝斑の対処がわかっていないなら、するな、と思います。

 

肝斑を真剣になんとかしようと思ったら、日焼け止めや刺激をしないなどの徹底したスキンケアの指導やチェックも必要で、そんなことに時間取っていたら、儲かんないですからね。

 

それだったら、トラブルことなく、「肝斑避けますね~」とお金もらって、さけて当てれば、早く終わるし、願ったり叶ったりでしょう。

 

でも、患者さんはそれでいいんですか?

一番気にしていたところは治療されていないのに。

 

治療してほしかったところが、ちょうど当ててもらえたところなら、いいのかもしれませんが、それでもそこだけに全体照射の値段取られてたら高すぎるでしょうけど。。

承諾したのは患者さん自身なわけで。。

 

でも、ひどいところだと、お金払うまではそんな説明はなく、処置室に横になって寝転んだ状態で、もう医者もいない、ナースだけで照射する直前に、「肝斑は当てられませんから、避けますね^」と言われた方もおられました。

これだと、了承もくそもないですよね。

日本人の性格から言って、その場でガバッと起きて、話が違う!と言える方はほとんと皆無でしょう。

だいたいが、「え?!」と思った瞬間に治療始まったりもしますし、わけわからんまま、1回目終了、ということもあるでしょう。

 

こういうところで、コースは買ってはいけないし、診察カウンセの段階で、「避けます」と言われたら、冷静になって考えましょう。処置はその場でやらない。

 

だって、なんとかしてほしかったところに、なにもしてくれないわけでしょう?

 

こういうクリニックは、ひどいところだと、洗顔もなく、化粧したままのカウンセで、一体なにを診察しているのかわからないところもあるし、肌は全然診てない、あとでナースから説明があります、とレーザーの名前を言われただけ、という方も結構おられます。

スキンケアの話も出ないし、トラネキサム酸の内服、副作用全くないと言われてたり、薬の話すら出ないところもあります。

 

知らなかったら、そういうものなのか、と思うのかもしれませんが、

話は聞きにいかないとわからないし、どういうところかも診察を受けないとわかりませんが、そういうところで、処置はやったらダメでしょう。

 

ほんとに一旦冷静になりましょう。

 

#肉食美肌 #鉄欠乏 #COPD #喫煙感受性 #慢性閉塞性肺疾患 #喫煙 #リスク #メディカトリビューン

 

Facebookのコピペです。

反響が大きかったので載せておきます。

タバコの害。。

ほんとに減ってほしいですね。

家族が一番可哀想ですね。。

 

以下、コピペです。

 

 

開業してから、勝手にいろいろな医療関係の雑誌や新聞みたいなのが送られてくるようになりました。

ありがたいのは、「メディカトリビューン」。

 

いろんな学会発表や論文があるなかから、トピックスだったり、なにか変わった報告など紹介してくれています。

 

その発表の内容をかいつまんでなので、それをどう捉えるのかは、実際の論文や発表を確認しないとわかりませんが、ざっと知ることができて便利です。

自分の専門分野であっても、全部の学会発表も論文も見られないし、まして科が違えばなおさらです。

 

その中から1つご紹介です。

 

タバコを吸ってると、将来肺の病気になりやすい、ってなんとなくわかります?

 

肺の病気でよくあるのが、COPDと言って、慢性閉塞性肺疾患と言う、気流閉塞の状態です。

ようは、息が全然できない。

よく聞くのは、ずっと溺れているような感じだそうです。

街中でも酸素ボンベをカートで押して、鼻から吸っておられる方いらっしゃるでしょう?

ホントに大変だと思います。

 

タバコは、ものすごく活性酸素増えますし、有毒物質、発ガン性も含めて山ほど入ってますから、なにが起こってもおかしくないですが、このCOPDは、確実にタバコが発症リスクをあげます。

 

喫煙感受性というのがあって、COPDの方は、喫煙感受性が高いそうです。
気流が詰まりやすいと言うことです。
だから、タバコ吸ってCOPDになるんでしょうけど。

 

タバコ吸わない方は、この喫煙感受性が高いらしく、短時間の受動喫煙でも、大きな健康リスクがある、という論文もあるんだとか。

 

ホントに受動喫煙、根絶してほしいです。

 

タバコ吸うのは、その人の自由ですが、煙を出すな、口からも吐くな、全部自分で吸えーっ!と思います。
(今流行ってる電子タバコ、どれも受動喫煙ゼロではないですよ)

 

で、鉄欠乏の人がタバコ吸ってると、ますますこの気流閉塞型起こりやすくなって、COPDの発症リスク上がるそうで。

 

マウスでの実験でしたが、人間でも同じようなこと、起こってるでしょうね。

 

 

患者さんで、タバコも吸わないのに、肺の検査で気流閉塞のヒドい方がいて、アラサーだったと思いますが、肺年齢74歳だったかな、76歳だつたかな。
すごく悪い方おられました。

 

もちろんヒドい鉄欠乏。

 

でも、検診そこは「異常なし」なんですよね~。

検診って一体…。

 

鉄欠乏は、肺の病気に関わらず、総べての病気であると思っておいたほうがいいです。

男性も、です。

 

で、鉄が足りないなら、他の栄養素も足りてるわけはないですよ。

 

血液検査で、鉄の過不足を診る、というのは実は結構大変で、保険診療では限界があります。

フェリチンだけ測っても、役に立ちません。
それだけでは全く判断できません。

 Facebookで反響が大きかったので、こちらにも載せておきます。

日曜日の「見た目のアンチエイジング研究会」での話です。

以下、コピペです。

 

昨日の研究会で、プラセンタのセミナーがありました。
発表されていたのは、注射の効果が中心でした。

 

医療用のプラセンタが良いことは知っています。

 

うちにも注射薬は置いています。

サプリのほうは、もう取り扱いを止めました。

 

ラエンネックのを置いてましたがとにかく高い!

需要と供給の関係で、もともと高いのがさらに値上がりして、在庫がなくなった時点で止めました。

 

オーソモレキュラー療法やってなかったら、そのまま高くても取り扱いしてたと思います。

 

サプリで即効性はわかりませんが
(それは注射もですが、たまにたくさんすると、即効性?をいう方がいて、プラセボなのなか、ホントなのかがわかりません。)
胎盤エキスを継続的に入れてあげる、というのは、手っ取り早いと思います。

ホルモン剤も入ってないし。

 

オーソモレキュラー療法を自分に始めた時に、サプリは全部医療用の天然の高品質高吸収のものに変えました。

 

合成のは、医薬品でしたが、全部止めました。

 

サプリ切り替えたと言っても、プラセンタと同じようなものはないので、最初は飲んでましたが、オーソモレキュラーのサプリの効果がわかると、当然そちらに予算をかけたくなります。

両方フルで飲むと大変な金額に…。

 

で、自分は止めました。

お金をオーソモレキュラーのサプリに回しました。

 

 

患者さんは、よっぽどプラセンタ気に入っていた方はともかくとしても、飲んでるけど、改善したい効果はよくわからない、と言っていた方に説明して、全員オーソモレキュラー療法してもらったら、それこそ短期間で違いがわかってもらえたので、結局全員切り替わりました。

 

とても良いと思いますが、基本の栄養素押さえた上での追加かと思います。

 

レバーよりももっと栄養価が高い、みたいなものかもしれませんが、どんな成分入ってるか、患者さんの困ってる症状の原因は?

それらによって全然違いますから、プラセンタだけでカバーすると言うのは、ちと難しい…。

 

あくまでも追加、ですね。

 

注射にハマってる方は、そこそこおられますが、他の治療法、知らないんだな~と思います。

 

うちにも、注射してほしいと電話機かかってきますが、こういう方は診察も入らず、ジュースのカウンター行くみたいにしか考えていないので、絶対診察には入りません。

診察に入らないと、うちでは一切なにもしませんから、来られません。

情報を引き寄せるのも、患者さん次第なので、仕方ないですね。

 

例えば、レバーたくさん食べたら、翌朝元気だった、すっぽん食べたら、翌朝プルプルだった、みたいなイメージってわかります?

 

プラセンタも胎盤エキスですから、すごく栄養価の高いお肉のエキスを摂っているような感じです。

いろいろミックスされた材料を入れているのは入れているんですけどね。

サプリと同じで、その方にとっての適量がどれだけなのか、またそれでどれだけもつのかが、かなり個人差があるところで。。。

 

 

まだあまり美容医療が発展してなかった頃からある若返りの治療として使われてきました。

 

フランス、日本、韓国もだったかな。

胎盤療法は好きな国です。

 

ヒトプラセンタの注射は、他人から作った薬剤を体内に入れるわけなので、感染症の問題が100%クリアにはなりません。

未知のウィルスなどがあるかもしれないから。

 

その昔、フランスで、あまりにもプラセンタ注射が流行って(フランスは医療費ゼロでしたっけ?)、困った国がプラセンタ注射したら、献血一生不可、としたら、フランスで献血される方が激変して、困った政府は、プラセンタ注射してても献血OKとしたとか。

 

そのちょっと後に、日本でもプラセンタ注射したことあったら、献血不可、同意書もちゃんと取りなさい、と厚労省から指導が出て、当時美容クリニックでは、プラセンタ注射する人が減って困るのでは。?となりました。

 

フランスみたいに、言っているだけで(美容クリ二ックへの厚労省からの嫌がらせ)、すぐに献血OKになるだろうと言われていましたが、ちっとも献血不可も同意書も解除にならず。。。

 

ようは、日本では、献血される方とプラセンタ注射される方が、全然かぶりませんでした。っていうオチがあるわけですが。。。

 

一応血液製剤と同じ扱いになりますからね~。

プラセンタサプリも形式上、感染症のリスクに対しての同意書が必要です

(ヒトプラセンタのラエンネックの場合。国産ですが、認可されていないので、一旦海外に出して海外から仕入れます。その際、税関のところに提出する薬監申請に同意書が必要です)。プラセンタの注射のときは、この感染症のリスクがゼロにはならない話をしたら止める方もおられます。前からしている方は、プラセンタ入れてこそ!と続けてやっておられる方と、なんか止めておきます、という方と分かれます。

私は自分に注射する時は、プラセンタ入れます。自己責任で。

まあ大丈夫だとは思っていますが、リスクがゼロではない。(患者さんにもそう言いますし、私もしていることを言います)私の場合は、多めに注射してもあまり違いはわかりません。それよりも、ビタミン濃い目の注射や点滴するほうがよほど即効性あります。

(これは症状に合わせてビタミン剤の種類や量を選ぶからもあると思いますが)。

 

注射は毎日できないから、なので、自宅で飲めるプラセンタサプリなわけですが。。う~ん。。高い。。まあ仕方ないんですけどね。原材料がなかなか手に入らないから。。

最近、晩御飯が終わると、気付いたらダイニングテーブルに座ったまま、寝落ちしてます。

しばらく寝ている時もあるみたいです。1時間くらい。。?

いっそのこと、2時過ぎまで寝てくれていたら、「ゴールデンタイム」寝たことになるんですけど。。。

(こんな寝方で、果たしていいのか?!という問題はありますが。。)

 

糖質摂っているわけでもないのに、一気に緊張感が緩むんでしょうかね。

 

よくサラリーマンの男性が、一杯ひっかけてから帰宅する、ってありますよね。

奥さんからしたら、さっさと家に帰ってこい!とお思いでしょうが、ああやって、仕事の緊張感を家に持ち込まないようにされているのかと思います。

リセットするみたいな、オンとオフをそこまでゆる~く切り替えておられるのかなと。

 

私の場合、帰ってきたら、座ることもなく、そのままキッチンで晩御飯を作ります。

着替えずに、作ることもあります(大した服じゃないし)。

そのまま1時間くらい立ちっぱなしのこともあります。

家族はできたものから食べています。

全部作り終えて、やっと座って食べだします。

食べ終わったら、もう動けませんね。

 

ちょっとだけ作って、先に座って食べてから残りを作ろう、なんて、翌日休みの日で余裕があるとか、よほど元気な時でないと、先に一度座ると、もう動けません。

 

晩ごはん食べてからが私のリセットなのか、しばらくボーっと動けません。

サプリも飲まずに、マンガ読んだり、テレビ観たりと、ダラダラしてます。そのうち寝落ちしてる。

寝落ちしなければ、しばらくしてから、パソコン開けてごそごそし出します。

 

そこから寝落ちすることもあるし、日によります。

 

いつも思うのが、晩ごはん食べて、もうさっさと寝てしまって朝早起きしたほうが絶対にいいのがわかっているんですが、めったにやりませんね~。

 

朝型に切り替えたいとずっと思っているんですが、切羽詰まった用事がなければ、多分起きれない。ぐっすり寝ただけに絶対なる、と思って切り替えないられない状態です。。。

 

寝落ちして起きた後も、もう眠くてたまらないから、メールのチェックだけして寝よう(患者さんからメール相談来てるかもしれないから)と、パソコン開いてしばらくしたら、目と頭がらんらんとしてきて、すっかり覚醒状態に。。。

 

夜中に覚醒してどうする?!と思いますが、もう起きてしまったものは仕方ないです。

(なので、ゴールデンタイムの10時~2時に寝れば、うまくいかないかなと想像はします)

 

副腎お疲れ気味ですね~。

 

こういうことを繰り返して、疲弊していくんでしょうね。。。

幸い、私は、オーソモレキュラー療法始めたころよりは、副腎ホルモン少し減りましたが、まだ一応十分な量は出ているようなので、ほんとはもっと労わらないといけないんですが。。

なかなか。。。

 

睡眠時間の確保、というのは、栄養同様、とても大事です。

 

晩御飯の後、ボーっとせずにすぐに動けばいいんですが(動ける日もありますが)、この「ボー」としたリセットもいるのかもな=とも思います。

 

ひどい時は、食後の夜のサプリも飲まずに、ボーっとしているときがあって(食後すぐに飲んだほうがやはり吸収がいいです)、寝落ちすると、サプリ飲まずに寝てしまおうと思いますが、翌朝、翌日がなんぁしんどい、効率悪いな~ということがわかっているので、どうしても必要なものだけなんとか寝る前でも飲みます。

 

同じ休むなら、ベッドでぬくぬくと休んだほうが絶対いいんですが、ほんの短い時間でも目をつぶっているだけでもマシです。

ものすごく忙しい肩は、目だけでも、数分、数十秒でもいいので、こまめにまぶた閉じてみてください。

 

寝る数時間前~寝る直前は、できるだけ糖質を摂らないほうが良い睡眠が得られます。

寝ている間、血糖値を乱高下させないわけです。

 

 

糖質を摂って、血糖値が乱高下すると、眠くなりますよね。

特に低血糖までいくと、意識なく寝ていたりすることもあります。

これは、とても良くないです。副腎を疲労させます。

 

同じ寝るなら、良い睡眠のほうがいいに決まってますよね。

 

血糖値の安定化は、副腎を労わるのに、非常~に重要です。

 

 

今日は、「見た目のアンチエイジング研究会」に参加してきました。

 

いろいろと為になる話がたくさん聴けて、とても良かったです。

オーソモレキュラー療法をはじめて、今までの美容皮膚科美容外科のレーザーやおプチ整形や手術三昧の話も大切ですが、どちらかというと、体の中からとか、皮膚の仕組みの解明とか、そちらの抗加齢学の中身のほうが勉強していて楽しいです。

 

特に最近の、というか先日の美容皮膚科学会は、企業主体のような気がして、ますますなんかきなくさいと思ったのは私だけでしょうか。。。

 

さて、今日の講演の中で一番聴きたかったのが、市橋正光先生の「経口摂取での紫外線対策」。

いわゆる、今流行っている「飲む日焼け止め」です。

 

先に、結論から言いますと、やっぱり要らないかな~と。

 

市橋先生は、太陽光線の研究においては第一人者の先生です。

市橋先生の紫外線だけではなく、光についてのご講演はいつも楽しみにしています。

 

で、今回もいろいろ実際調べられたそうで、今発売されているもの、どれを飲んでも、せいぜいSPF1~2程度。

傘を差しているのと変わらない、とおっしゃてました。

 

ようは、どれも抗酸化作用のあるもので、紫外線による活性酸素による害を減らそうというものではありますが、いかんせん、効果なさすぎ。。

 

昔、「ヘリオケア」という「飲む日焼け止め」の元祖というか、最初ので始めのサプリがありまして、うちでも取り扱ってましたが、患者さんに、これで日焼けは防げませんよ、あくまで日焼け止めをちゃんと塗っている上での足しですよ、お守りみたいなものですよ、と説明して納得された方に売っていました。

 

塗る日焼け止めでは限界があるため、特に南の島に行くとかなると、やはり活性酸素の害が心配です。

どこまで効くかわからないけど、少しでも抗酸化作用があれば、飲まないよりはましかなと思ってました。

 

そのうち、アメリカで、これは効かないという論文が出たとか出なかったとか。。

 

で、うちも取り扱いを止めました。

 

そうこうしているうちに、クリニック用でも市販でも「飲む日焼け止め」が各社からあやしいものがたくさん出て、クリニックでも売ってたりします。

 

先日来られた患者さんも、クリニック専売品の、トマトが主成分の「飲む日焼け止め」を購入されて飲んでました。

 

お値段、一箱、1万3000円ほどか。

 

私の本も読んでおられたというのに。。。ああ。。無駄なお金だ。。。

 

抗酸化剤として、高かったから飲み切るのはいいですが、大きな期待はしないようにと説明しました。

(肝斑もシミもあって、治療をしてもらおうと美容クリニックに行ったら、肝斑のところは全部避けますと言われ、フォト(光治療)をコースで買ってされていた方でした。

でも、肝斑のところが気になっていっているのに、そこ避けられたら、何しに行ったのかわかりませんよね。。。

 

それで、トラネキサム酸だけ、ずっと飲んどけと言われて処方されていたそうです。

うちに受診されるちょっと前に、そのトマトの「飲む日焼け止め」を勧められ買ったそうな。。。

 

ろくでもないクリニックは、ろくでもないものを売る、というのはよくある話で、人の弱みにつけ込んでなにしてんだか。。。って話ですが。。

お高い社会勉強代となりました。

 

信用できないと判断したら(コース残っているけど、おかしいなと思って、行かなくなったそうです)、薬やサプリであっても関わったらいけませんね。

金儲けのことしか考えてないから。

もちろん、シミ治療するのに、スキンケアの話は一切されていません。日焼け止めの話も。)

 

 

で、市橋先生のお話は、どういった成分が紫外線によるDNAダメージ(活性酸素によって傷つけられるわけです)を修復してくれるのに役立つのか、という論文を元に講演されてました。

 

ただの抗酸化剤と割り切って、こういったサプリを飲むのは構いませんが、ほんとに南の島行く時に、日焼け止め塗るのをいい加減にして、これ飲んでるあkら大丈夫!みたいに思っていたら、大変なことになるのは自分です。

 

今後の商品の開発に期待する、とおっしゃってました。

 

確かにそうです。

 

でも、オーソモレキュラー療法をやっていると、同じ抗酸化剤を飲むなら、もっと体全体に役立つものを摂ったほうが絶対に役に立ちます。

 

だって、活性酸素なんて、紫外線以外にもいろんなことで増えるわけですから、1個1個の原因に対応していたら、キリがありません。

 

どんなことが原因であろうと、「活性酸素」から守ってくれればいいわけです。

 

抗酸化作用のあるものは、いろんな種類がありますから、同じお金を使うなら、抗酸化作用もあって、体もお肌も元気に綺麗になるものがいいですね。

 

トマトの成分に、結構な大金。。。う~ん。。。

そのお金でどれだけのオーソのサプリが買えることか!!

 

クリニック専売サプリと言っても、ピンキリです。

怪しいものから、良いものまでさまざまで、クリニックだから安心、とはなりません。

 

ましてシミを気にしていっているのに、スキンケアの話どころか日焼け止めの重要性も説明しないクリニックが売っているサプリって、それほんとに患者さんのこと考えて売ってる?と思います。

 

栄養欠損がひどいと、心の隙がどんどん大きくなって、こういうのにつけこまれます。

そして、皮膚はどんどんひどくなる。。。

すべてが悪循環です。

 

うまい話、夢のような話は今の医学ではまだまだ存在しません。

わらをもすがる、っていうのは、やっぱりわらだから。

楽にキレイになる、っていいうのは、やっぱないです。

ご自身の努力の賜物です。

レーザーやクリニック用サプリでもあっても、そのご自身の努力を後押ししてくれるだけで、ベースがないと押せません。

 

 

先日、地下鉄の乗っていたら、母娘の二人連れが。

 

娘さんのほうは、おそらく20代。

お母さんのほうは、おそらく40代後半か、と勝手な推測です。

 

顔は一見若く、というか年齢不詳で、いつまでも少女のような雰囲気を残している女性って、ごくたまにいますよね。良くみたらそうでもないんだけど、雰囲気がいい意味で若い。

すごく幸せを感じながら過ごしておられる方の中に、こういう方おられます。

他には、あまり金銭面で苦労していない方に多かったり、あまり世間の荒波にもまれていなかったり、あまり常勤フルタイムで働いていない方、生活にあくせくしていない方、誰か(親だったり夫だったり)保護者がいて守られているような方。。

こういう方の中にも、年をとらないような(精神的に、なんでしょうか。。)方がおられます。

 

で、その女性、着ている洋服も母娘で貸し借りしているような、どの年齢でも着られるような上品なワンピース。

靴やバッグの感じも、一瞬パッとみたら、年上の友達や姉妹にも見えないことはない。

 

私も一瞬姉妹かなと思いましたが、すぐに母娘かと思いました(違っているかもしれませんよ)。

 

娘さんのほうはそうでもなかったんですが、お母さんと思われる女性が痩せすぎで、顔はとても小さいのですが、頬の真ん中に、ものすごく深いゴルゴラインが。。。

(ゴルゴラインというのは、「ゴルゴ13」という漫画の主人公の顔に、「ハ」の字で線が引かれていて、頬の目の内側の線を延長させたような、線っぽい凹みのことです。

たるみの一種です。)

 

で、この女性、もうラインという線ではなく、完全に陥没というくらい、凹んでいます。

ここまで凹みがひどいのは、結構久しぶりに見ました。

なんか手術した?というくらいのレベル。。

片方しかなかったら、手術跡なのかなと思うくらいの。

 

細いから、若い子も着られるワンピースもよく似合っておられましたが、顔のど真ん中の凹みは、ものすごく老けて見えます。

 

ただ、若い子でも、痩せすぎで、コラーゲンすかすかの皮膚だと、ゴルゴラインが激しく出ている人、最近、というか、ちょっと前から多いですね~。

 

なので、一瞬、姉妹?と思ったんですが、手の甲や指の感じが、40代後半でした。

脚の皮膚のツヤ感とかも。

 

でも、20代30代でも、40代後半に見えるような女性、増えましたね。

 

原因は、栄養失調ですけど。

特に痩せすぎと検診で言われている人。

 

ゴルゴラインがあまりにも目立っていると、法令線うんぬんどころではありません。

法令線を仮にピッ!と伸ばしたところで、ゴルゴラインこれだけあったら、悪い意味の年齢不詳です。。

 

子供でもゴルゴラインある子がいて、そういう子は目の下のクマもひどい。

 

こういう子供もゴルゴラインひどい女性もそうですが、栄養失調の中でも、鉄欠乏のえげつなさ!!

 

これでコラーゲン作れったって、そりゃあ無理です。

 

子供で出てたら、一体どんな食事を与えられているのだろう。。と思います。

 

こういうゴルゴラインのひどい女性が、法令線が気になるからタイタンしたい、レーザーしたい、と来られますが、問題は法令線よりももっと目立っていてひどいところがあるやろ~っ!!と思うのですが、ご本人はあまり気にしていない様子。。。

う~ん。。なんでだ。。と思いますが、栄養欠損がひどいと、一旦思いこんだら、そこしか見えなくなるというか、もうそこだけ!みたいになる方もおられます。

 

ゴルゴラインに、タイタンは効きません。

(タイタンというのは、たるみやシワに使う光治療機の名前です。)

 

という話は、全員の方にします。

 

ゴルゴラインは、手術以外でとなると、普通はヒアルロン酸などを使った注射になります。

注射で引っ張ったり、凹みを埋めたり。

 

でも、注射が嫌、怖い、という方もいて、顔全体のアンチエイジング目的で、ゴルゴラインに直接効くものではない、とわかった上でタイタンするのはいいですよ、と了承された上でタイタンをすることはあります。

 

中には、ず=っと続けていると、ゴルゴラインがかなりマシになる方もおられました。

ゴルゴライン残ってますけどね、最初の写真と比べると、すっごく浅くなってました。

結構な回数をしていくと、こういうものにも役立つんだな、とわかりました。

 

ただ、時間もかかりすぎるし、お約束できるものではないので、やはり第一選択は、ヒアルロン酸注入だと思います。

 

そのほうが早いですし、注射したら、もうすぐ結果が出ているわけですから。

 

ただ、ヒアルロン酸はいつかはなくなりますし、コラーゲンを増やしているわけではないので、しばらくして落ち着いたら、タイタンでもなんでもいいんですが、コラーゲンを増やして引き締めるような光などの治療を併用しておくと、ヒアルロン酸がなくなっても、結構見た目の効果がまたもっているように見えます。

ヒアルロン酸で支えながら(下に落ちていくのを)、コラーゲンを増やしたのが功を奏したというわけです。

とてもいいことですが、両方やったらお金はかかりますわね。。

 

ゴルゴラインはね、40代後半~50代以降で出てるのは、当たり前かもしれませんし、多少は出てても、そう老けては見えないかもしれませんが(年相応ということです)、凹みすぎる、というのは、いくらアラフィフでも、もっと老けさせます。

 

まして、20代30代ではもっとです。

 

ゴルゴラインが完全に消せなくても、ちょっとでも浅くなったら、顔の印象かなり変わるのにな~と思って、いつも見てますが、これはやったことのある方しか、この良さというか、やったほうがいいというのはわからないので、やらず嫌い、みたいなのは実はとてももったいないです。

怖いという方は、いつでも溶かせるヒアルロン酸にしておかれたら、もし嫌になっても梳かせますし、放っておいても吸収してなくなります。

それに老化を止めているわけではありませんから、入っていても、たるみが進むと、ゴルゴラインがまた目立ってきます。

 

やった方は、もっと早くやっておけばよかった~!!と皆さんおっしゃるくらい、劇的に印象が変わります。

法令線なんて、どうでもいいとは言いませんが、先に絶対ゴルゴラインでしょ!というくらい、実はとても大切です。

 

注射による、腫れ。内出血などのリスクはもちろんありますし、どこでも入れられるわけではありません。

注入剤の中身もちゃんと説明を聴くように。

今時、アクアミド使っているクリニックなんて、悪徳のところしかないかと思いますが。

(学会ではもうすっごい前に禁止されています。アメリカのFDAも承認していません。)

 

栄養欠損ひどい方ほど、わらをもすがる、なのか、よく騙されて、え~っ?!みたいなことをされてひどい目に遭っておられるので、言っておきます。

取り返しのつくことならいいんですけどね。。

注射は取り出せないし、非吸収性のものはとてもやっかいです。。