プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2024年4月
« 12月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近投稿した写真

ホーム > 医療



いつも「この世界の片隅に」を毎週日曜日楽しみに観ております。

観るテレビ番組は一応決めたものを観るようにしているので、終わったら、テレビを消します。

消し忘れていると、「林先生の初耳学」が始まります。

始まる前の番宣で、「小顔になる?!美顔ローラーで?!」みたいなことを言うので、そのまま観ることに。

 

林先生の番組はどれもおもしろいし、ためになることも多いですが、もうキリがないので、基本は観てません。

林先生の番組、とても多いですものね。

以前、林先生の講演会を企業主催セミナーで拝聴したことがあって、「本当にとても頭のいい方だ」ということがとてもよくわかる、大変興味深い講演会でした。

林先生の講演会は、機会があったら、行く価値ありますよ。

やっぱり、生は違う!

 

さて、話を戻します。

 

美顔ローラーは、つかみの話で、本当は、小顔にするとかいうパーソナルトレーナーの方が出てきました。

本も出されたそうで。。。

題名、ずばり、「小顔」!その下に、「ワークアウト」と書いてありました。

 

で、小顔にするのに、顔ではなくて、手の平やら背中やらマッサージというか、押しているのか、「痛いっ!痛いっ!!」という施術をされるそうな。。

 

終わった後、女性の芸人さんの顔が、「小さくなってる~!!」とか番組でやってましたが、私にはあまり変わってないようしか見えませんでしたが。。。

 

まあ、それだけ痛いことをしまくると、アドレナリン出まくりでしょうし、血圧も脈も速くなる。

変な汗も出るでしょう。

少なくとも、リンパの流れは変わります。

血行良くなった、と言ってしまえばそれまでですが。。。血行良くなった分、多少むくみも取れます。

顔のむくみも取れて、ややスッキリすることは可能です。

 

むくみを取ったくらいでは、ビフォーアフターの写真は、ほぼ変わりません。

ひいき目にみて、若干か。。?という程度で、だから美容系の学会の発表も論文も、リフトアップやタイトニング、引き締めもそうですが、見た目では客観的な判断ができないので(信ぴょう性にも欠けるので)、数値で客観的に測定できる器械で差を明確に出したりされます。

手術まですると、誰の目にもアフターは明らかですが、光・レーザー・RF機器などで、患者さんは実感してとても喜んでおられるけど、写真で比べると、微妙=みたいになることは、学会では周知の事実です。

なので、たかがむくみを血流を良くして取ったところで、写真による差はほぼないですし、あったら、かなり怪しい。。

利尿剤飲ませたわけでもないんですから。

ご本人の多少の実感はあってもね。

 

だから、顔筋マッサージとか、顔にカッサ(とかいう韓国のだったか、三日月形の石みたいなので、顔(頬)をごりご押し上げるわけです。リンパを流しているわけですが。。)や美顔器が流行ったりするわけです。

(流行るというか、流行らせようとメーカーが仕掛けて、多くの方が宣伝にのせられたわけです)

 

この番組観てて、すっごい不思議に思ったのが、「小顔」って言葉、基本、こういうので使っちゃいけない。

特に、本では、普通の出版社は規制がかかっていて、外すはずなんですけどね。

 

なんで、規制がかかっているかというと、本当に小顔にしているわけでもなく、もちろん科学的根拠もなく、消費者庁からも措置命令も出ているし、厚労省もなんか出してたと思います。

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG23046_T20C13A4CR8000/

http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/160630premiums_1.pdf

 

この措置命令出る前に、かなり前だったと思いますが、勧告だったか忘れましたが出てるはずですよ。

 

私が本を出す時に、知り合ったライターさんだったか、出版関係者の方だったか、出版あるある話をお伺いしていた時に、「小顔」についておっしゃってました。

 

「小顔」と題名をつけたら必ず売れるそうですが(皆飛びつくから)、厚労省や消費者庁からの指導もあるので、ライターさんのところにも、そういう本であっても、「小顔」という言葉は使わないでくれ、と出版社のほうから指示が入るそうです。

 

そうなると、「むくみを取ってスッキリ!」とかになって、当たり前の話ですが、当たり前ではインパクトにかけるので、とても困る、みたいなことをおっしゃってました。

 

それよりももっと後に、この措置命令出てますからね~。

 

なので、なんで今回、「小顔」って言う題名で出版できているのかな、ととても不思議でした。

「小顔強制」って書いていないと、ぎりぎりセーフとか言うやつなんでしょうか?

「ワークアウト」ならいいとか?

 

よくわかりません。。

 

で、出版社は消費者庁や厚労省の見解に従っているのに、テレビ番組って、結構従わないんですよね~。

これは番組にも寄りますけどね。

紹介するのはいいですけど、こういう事実があるのに、持ち上げるだけの内容というのはいただけない。

 

林先生の番組でも、こういうことやるんだ=と思ってしまいました。TBSだから? 放送局によって違う?

(普段、そんなに観てないから、今回だけのか、いつもなのかは知りませんよ。)

 

ちなみに、「痛いっ!痛いっ!!」っていう整体?マッサージ?

大変危険です。

皆さんが知らないだけで、消費者庁に被害やクレームの訴えが相次いでいて、厚労省で問題になっています。

http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_170526_0002.pdf

 

テレビでもよくやってるでしょう?

そういう痛い、激痛のサロンみたいなところに芸人さん連れていって、絶叫させて笑いとる番組。

 

痛い時点で、それは体が止めろって言っている証拠ですから、止めてあげないといけない。

本当に痛いけど、我慢しないといけないのは、医療だけです。

メリット(治療効果)のためにはデメリット(痛みなど)は我慢してくださいということです。

 

デメリットも、内出血がでたり、鈍痛や激痛が続いたり、皮膚や筋肉の挫滅、びらん、炎症、神経過敏やはたまた神経損傷などそう言った、本来であれば傷害罪で訴えられてもおかしくないようなことを、他人の体にしてもいいと法律で許されているのは、医師だけ、つまり医療だけです。

 

「治療のため」という大義名分があるからです。

(だからこそ、ちゃんと治療して良くしないと、それはもう大義がない。)

 

アジアでは、なんかこういう痛い治療が効く、みたいに思っているところ、多い気がします。

それと、日本人、痛いの好きですね。

テレビでこういう痛い整体やマッサージ放送されると、お客さんが押し寄せるそうですね。

日本人って、ちょっとマゾッ気があるんでしょうか?

 

台湾でしたっけ?香港でしたっけ?激痛の足裏マッサージとか、棒や板で顔や体ゴリゴリ押しまくって、こすりまくってするわけわからんやつとか、タイでしたっけ?うつ伏せになって踏まえるやつ(これは、痛い場合とそうでもない時とあるみたいですけど)。

 

なんかいつの時代の話やねん、といつも思います。

 

足裏マッサージでも、リクレクソロジーとなると、痛いことはしない。体や顔のマッサージも同様です。

欧米とアジア文化の違いというよりも、科学というか医学の発展のスピードの違いなのかといつも思います。

日本は、欧米に引けを取らない素晴らしい医学技術も、国民皆保険という世界に類を見ない、日本中同じ治療や薬が皆もらえるという素晴らしい制度まであるのに、そういう非科学的なことも横行してます。

 

リンパ流すだけなら、そんな痛いことをしなくても、むくみなんて、リンパに沿って撫でるだけで流れます。

押す必要も引っ張り上げる必要もありません。

 

東洋医学の、西洋医学ではできないこと、漢方や鍼灸など、良いところも日本は取り入れていて、本来、世界でトップレベルの情報が入ってくるはずなのに、なんでこういう情報に流されるかな~といつも思います。

 

ちなみに、本当に鍼灸とかツボを専門でされている素晴らしい先生は、痛いことはされませんよ。

無駄なところは押さないし、ここぞ!というツボだけ狙われます。

だって、鍼灸も、あんな細い針をスッと刺しているだけで、押してもぐいぐいもしてないでしょう。

ツボは、少し刺激してやればそれでいいんです。

むしろ素人がツボの位置もわかっていないのに、ぐいうぎ押しまくること自体、かなり問題です。

(で、問題になっているんですけど)

 

ちなみに、番組で出ていた女性の芸人さんコンビお二人とも、かなりエラが張っているので、あれをマッサージとかで「小顔」にするのは不可能です。

 

骨まで削れとは言いませんが、少なくともエラボトックスして、咬筋萎縮させて小さくしないと。

 

医療の場合は、「小顔」にさせることが可能なので、医療では多分使っていいはずです。

科学的根拠あるわけですし。実際、小顔になるから。

(注射の副作用合併症はもちろんありますよ。効く、ということはそういうことです)

 

 

 

もう8月が終わりましたね。

早いですね~。

最近天候がおかしいですね。

暑いかと思うと、朝晩急に冷えたり、雨もよくわからないし。。

天候に振り回されると、ストレスもたまるし、体もなんとか順応しようとてんてこまいです。

そういう時は、お肌もなにかと調子が悪くなります。

季節の変わり目ってやつですね。

 

大したキャンペーンではないですが、季節の変わり目に、お肌が早く回復できるようなものにしました。

 

①ボディ用化粧品の10%オフ。

顔ももう乾燥を感じている方も出てきていますが、体はもっとです。

まず、体は石けんでもボディソープでも止めることです。お湯だけで洗う。どうしても気になるなら、気になるところだけ石けん使ってもかまいませんが、基本お湯だけです。

これだけで、かなりお肌の乾燥は防げます。

 

石けんで皮脂膜取っちゃうと、皮脂膜がなかなか回復してこない方、結構増えています。

 

そういう方や、お湯でしか洗ってないのに乾燥するという方、どちらにしろ、皮膚の保湿が自前でできない方ですね。

そういう方は、やはりなにか外から足してあげないといけません。

 

夏の間に、腕や脚、デコルテや背中など結構日に焼けてしまった方もいらっしゃるのでは?

日焼け止め塗っていても、腕脚体にまで塗り直しを普段からしている方も少ないでしょうし、私もひと夏終わると、なんとなく腕の色がワントーン濃くなっているような気がします。

 

ボディ用にも美白成分の入ったものもありますから、同じ保湿するなら、そういうのもありです。

 

体にレーザーあてる、というのはものすごく贅沢ですしね~。

ㇾ-ザー当てても、乾燥肌は治りませんしね。

 

②恒例と言えば恒例の、光・レーザー治療されていて、ご希望の方にはプラセンタのイオン導入のプレゼントです。

イオン導入は、その間、皮膚をゆっくりと観察もできますし、単純で比較的安いのに、そこそこいい(即効性は普通ないですよ)ので、結構好きです。

(自分にはできないけど。。。)

 

③乾燥の季節と言えば、やはりシワです。

鏡餅にヒビが入るようなものです。

完全にひび割れまでしてしまうと、化粧品云々の問題ではなくなってくるので。。。

そうなる前に少しでも、予防できたらというものです。

また、肌トラブルにとてもいいことがあります(皆が皆ではないですよ)

 

当日いきなり言われても準備ができませんから、必ず事前にご予約をお願いたします。カウンセもメールで済ませてくださいね。

 

④髪の毛も同様です。秋は抜け毛薄毛の季節です。

少しでも早く、防ぐために。

 

⑥、秋だから日焼け止めを手を抜く方が出てきます。

秋は結構油断焼けが多いですから、まだまだ日焼け止めは夏と同じくらいの対策が必要です。

そんな頑張る方には、日焼け止め10%オフの割引です。

 

サンプルプレゼントもありますから、おうちでゆっくりお試しができます。

 

あと、キャンペーンではないですが、

アトピーなどの全身でも顔だけでもいいので、皮膚トラブルの方のオーソモレキュラー療法のモニター募集と、

顔のADM(遅発性太田母斑様色素)のレーザー治療のモニターも募集しております。

よろしければ、お問い合わせください。

 

オーソモレキュラー療法 全身皮膚病 皮膚病 皮膚炎

 

フェイスブックで反響が大きかったので、こちらにも載せておきます。

「皮膚病」と表題しましたが、皮膚トラブルというのは、いや、トラブルなんですが、軽すぎるし、「皮膚病」というとなんかちょっと違う。。

アトピーでないときに、皮膚の病態を一言で誰にでもわかりやすく表す言葉って、ないんですよね~。

昔の人でいうところの、広範囲なひどめの「ハタケ」とでもいうんでしょうか。。。

(最初、皮膚科外来初めてした時、年配の方が、「ハタケ」「ハタケ」と言われるので意味がわかりませんでした。

そういう医学用語にあてはまるものがないから。

ちなみに、ある年齢以上の方しか使いません。若い方だと全くわからない。

医学用語で言うところの、湿疹皮膚炎の軽いのからひどいのまで、乾燥肌のひどいのも、苔癬化した(ゴワゴワの硬い)皮膚も、カサカサ(落屑がついている)しているもの、ぜ~んぶひっくるめて言っているようなものなのかな。)

 

病名というか、分類上の病変部の病態の単語はあるんでしょうけど。

 

 

以下、コピペです。

 

 

あまりにも嬉しすぎてご報告です。

 

ひどいひどい皮膚(ごわごわ、色素沈着でこげ茶色、ガサガサ、かゆい、乾燥など)の状態の患者さんが、先週オーソモレキュラー療法に来られて、採血もして、食事も変えてサプリも買って帰られました。

 

子供の時は、普通の皮膚科に通っておられましたが、根本的な治療ではなく、ステロイド出して終わり、一生塗らないといけないといわれ、もういやになって皮膚科に行くのをやめていたそうです。
(保険診療では仕方ないんですけどね。。根本的な治療がないから。対症療法なので。。)

 

採血結果が悪すぎたので、解析結果が出るのは先なので、今日(1週間後)、診察来てもらったのですが、肌が見違えるように変わってました!!

 

顔色も良くなり、立ちくらみもなくなり、朝も起きやすいし、体重がこの1週間でプラス1kg!!
(かなり痩せすぎの方です。今まで増えたことがなかったそうで、毎日測るのが楽しみだそうです)

 

ごわごわの皮膚がしっとりして、柔らかくなり、色まで明るくなってました!

 

採血結果から、栄養さえ足せば変わるだろうけど、これは時間がかかるだろうな、、、と思っていたので、とてもうれしい誤算です!!

 

1週間でここまで変わるとは!!!

 

ほんとに、細胞増殖が進んで、新しい皮膚が、いらん皮膚を、追い出した!って感じでした。

 

う~ん。。。皮膚ってすごいな。。

 

サプリも頑張って飲まれてますが、食事もすごく頑張られました。
前より、だいぶ食べられるようになったとのこと。
(実際、お食事日記も頑張っておられました。胃腸のサプリはもちろん飲んでもらっています。)

 

なによりお母様の協力がいいのでしょう。

 

母は強し!!

 

若い方ですから、回復も早い。

 

でも、ここまで早いとは~!!!😂

1ヶ月後が楽しみですね。

 

皮膚、特に全身や広範囲の皮膚病でお悩みの方こそ、オーソモレキュラー療法を始めてほしいです。

 

全身に塗り薬って、もう大変でしょ?

少し塗るくらいならいいけど。

苦労して全身塗っても、毎日のことだし、治るわけでもないし。。ステロイドの副作用との戦いだし。。。

 

負けない肌に作り変えてしまいましょう!!

先日も問い合わせがありましたが、ふくらはぎボトックスに限らず、美容医療は、お金さえはらえば、誰でもなんでもかんでもやってもらえるのが当たり前と思っている方のなんと多いことか!

 

これは、格安チェーンクリ二ックとか、そういうところでなくても、美容クリニックのホームページなどに、すごく簡単に誰でもやっていいようなことが書いてあるからだと思います。

副作用合併症のことは全然書いていないし。。

 

なので、美容クリニックに行ったことのない方だと、検索かけてトップに出たクリニックなどの宣伝広告をそのまま鵜呑みにしてしまう方も割と多い。

 

 

今までスポーツなどをされてきたせいで、ふくらはぎの筋肥大が目立っていて、気にされている女性はわりとおられます。

 

細いとなおさら、ボコッと飛び出た筋肉が気になるようです。

 

今は、棒みたいな凹凸のない脚が流行っていますから。

 

昔はそういうメリハリのない脚を大根脚(足首がないのも含めて)、筋肉がしっかりした脚はカモシカのようなと脚と憧れの対象になったような時代があったと思います。

30年以上前でしょうか。。?

 

まあ確かに肥大しすぎていると、見た目気になるのはわからんでもないです。

 

脚全体の細さと肥大がアンバランスで、ブーツが履けない、ジーンズや細身のパンツが困る、と言ってこられる方もおられます。

学生の時にスポーツ(陸上やバレーなど脚を使う競技)されていた方が圧倒的に多いです。

 

筋肉がどうしてそこまで肥大したかというと、それだけ体を支えるのにその太さ(大きさ)が必要だったからです。

 

スポーツを止めてトレーニングも止めれが、筋肉は次第に落ちていきますが、ふくらはぎは毎日体を支えますから、多少は落ちても肥大はそこそこ残っておられます。

 

私はスポーツとは無縁の人生なんですが、ふくらはぎには筋肉がついていて、肥大と言われたら肥大です。ボコッと少し出てます。

 

スポーツもしていないのに何故か?と言われたら、やはりこの重い体を支えるのに毎日筋トレしているわけですから、この筋肉がないと体を支えきれません。歩けなくなるかも。

 

歩けなくなるところまでにはしませんが、階段降りる時に力が入らなかったり、脚がかくかくしたり、走る時にうまく走れなかったりするかもしれません。

 

私もふくらはぎボトックスをやって、脚を細く見せたい(というよりもボコッと出ているのをなめらかにしたい)という気持ちはありますが、今の体重でやったらダメだよな~と思ってやっていません。

 

医学的な適応をどこからなら、というのは、医者によって全然違うので、特に美容の場合、そういう意味での正解はないわけですが、やりたいからと言って、誰でもやっていいわけではありません。

 

そのための診察と説明(カウンセリング)が必要なわけです。

 

もちろん注射ですから腫れ内出血の可能性もあるし、思ってもみないような確率は低くても他の副作用合併症もあるでしょう。

あくまでも、確率の問題なので、頻繁に起こることではないですが、起こった人からしたら、100%の確率で起こったわけです。

 

ものすご~く軽く考えていた方が、副作用合併症の、脅すわけでもなく、普通の説明ですら、そんなのがあるって知らなかった、やるのを止める、ということもありますし、筋肉と患者さんが言っていたけど、診察したら脂肪だったとか、持病がある(ことを隠していた)ことでやらないこともありますし、ネットなどで思いこみをしていないか、勘違いしていないかの確認も必要なわけです。

 

うちのHPの初診時の注意書きにも書いていますが、今妊娠の可能性がまさにあるのに、平気で、レーザーや注射をやりたいやりたいという人もたまにいます。

 

まして、ボトックスは、注射後2回月経(約2か月)がくるまで絶対避妊です。

 

可能性があるならやらない、やれないと説明すると、ただの注射じゃないですか?!レーザーあてるだけなんでしょう?!という人もいて、赤ちゃんと自分の美容とどっちが大事なんですか?赤ちゃんになにかあってもいいんですか?!と医者に言わせるひどい人もごくたまにいます。

 

人の思い込みっていうのは恐ろしいです。

 

それも含めた診察です。

 

うちでは、電話カウンセリングという、よく美容クリニックがやっているようなことはしません。

あれは、「カウンセリング」という名の、営業です。

ちょっと聞いてみようと思って電話してきた人に、良いことたくさん言って、その気ににさせて、副作用合併症の話はせずにとりあえずクリニックに来させるためのものです。

クリニックに来たら、もう離しません、やるまでは。副作用合併症の話が出ても、ものすごく軽い。

まあ、確率の低~い副作用合併症を言いだしたら、もうキリもないので、そんなことまでは言わないのが普通かと思いますが、腫れ内出血や避妊すら言っていないところもあります。

 

以前に、二十歳の女性が、とあるクリニックにふくらはぎボトックスで相談にいったら、電気で神経を焼ききる手術(ちなみに1回30万円)をやろう!いますぐやろう!と5分も診察していないのに、医者が立ち上がってせかされたそうです。

値段もそうですが、ろくに診てもいないのに、こんなのおかしい!と思って、そこを出て(うまく帰れてよかったです。囲まれるところがありますから。。)、うちに来てくださいました。

 

二十歳なんて、私からしたら高校生と同じくらい子供です。

でも、そんな若い子でも、ろくな診察もなく、いきなりやろう!っておかしいと気づくわけです。

 

「効く」ものには必ずなにかしら副作用合併症があります。

程度の差はいろいろですが、診察することと患者さんの理解度と心構えで、副作用合併症を最大限減らしていくわけです。

 

うちのふくらはぎボトックスは、厚労省承認のアラガン社のボトックスビスタ®を使っています。

承認薬ですが、かなり安くしています。

ほとんどの方が、顔のレーザーなどに一緒につけられるので、ボトックスは定期的にだいたい打つことになりますから、レーザーもして注射もとなるとお金がかかります。

で、患者さんサービスとして安くしました。

 

そしたら、安いからという理由で、レーザーをしない初診の人が増え、そういう値段で安くできるクリニックを回っている人というのは、無断キャンセル、遅刻、ドタキャンなどがとても多い。

結果、多かったです。

それで、レーザーしている人としないで注射だけくる人とで値段を変えました。

 

ふくらはぎボトックスは、最初の値段設定のままです。

アラガン社なのに、かなりお得にしています。

(ボトックス®はアラガン社の商標登録です。韓国製や他国のものは、ボトックス®ではないです。アラガン社のは検査などがちゃんとしていますから、一番高い。それでも、できればボツリヌストキシン製剤は、アラガンのを注射したほうがいいです。切れ味がいいのと耐性ができにくいのと。耐性ができたら、おそらく一生ボツリヌストキシン製剤は使えませんよ。)

 

ふくらはぎボトックス®だけしに来られる方も多いですが、顔のボトックスの時ようなマナーを守らない方がいまだかって出なかったのと、ふくらはぎボトックス®は回数がいりますからね。

早く良くしたいから、倍量注射して!とたま~に言う方おられますが、毎日体を支えていますから、一度にガッ!と効かせるのは非常~に危ないと私は思います。

極端すぎることは体がついていかない。

普通にやっていても、注射後効いてきたら、慣れるのに少し時間が必要です。

何度かやっているとさらに慣れますが、初回なんて慎重に考えておかないと。

 

話を聴く前から、やりたい!やりたい!となっちゃっている人は、実はとても危険です。

自分には合わないこともあるかもしれない、他の治療が向いていることもあるかもしれない、など冷静に考えられる状態に戻れる、ということが美容医療には必要です。

 

 

 

 

 

こちらもFacebookのコピペです。

反響が大きかったので載せておきます。

 

 

#高濃度ビタミンC点滴 #副腎疲労 #リラクゼーション 

今日は仕事が終わってから、高濃度ビタミンC点滴をしました。

ものすごく久しぶりです。

やる前からワクワク((o(^-^)o))。

 

この点滴大好きで、している最中に、寝落ちしてしまいます。

 

脳と副腎にビタミンCがたっぷりと補充されてリラックスできます。

脳と副腎を休ませることができます。

 

途中で寝落ちしては少し起きて、または寝落ちして、と、ウトウトなんだけどぐっすりみたいな。

とても気持ち良いです。

 

起きたあとは、かなり元気!

 

ホントは毎日でもやりたいところですが、なかなか時間と手間暇とでやれないというか、やらないというか。

 

副腎疲労のかた、ストレスの多い方、すごく疲れている方にはとてもお勧めです。

ビタミンCの他に、いろいろビタミン、ミネラルが入ってますから、相乗効果でとても良いです。

悩んでいる症状によって、少し中身を変えることもあります。
症状でアレンジするのが、ポイントだったりします。

 

ちなみに副腎疲労が強すぎると、寝落ちまでいきません。
まだまだビタミンCが足りないから。
それでもちょっとリラックスできますけどね。

やってる最中は寝落ちしないけど、夜はぐっすり寝られるようになったと言う患者さんもおられます。
足りない分は、補充してあげましょう。

 

#肉食美肌 #妊婦の栄養 #妊娠中の栄養

Facebookのコピペです。大事なことなので、こちらにもコピペしておきます。

 

妊娠中、一体どこまで食べて良いのか、な思っているのであれば、答えは、
「いけるなら、どこまでも!」
です。

 

消化吸収できてるのなら、まだまだ食べろ!です。

 

糖質じゃないですよ。

 

肉魚卵の動物性タンパク質メインと、ダイズなどの植物性タンパク質。
そして、良質の油たっぷりともちろん野菜も、生も温野菜もたっぷりと。

 

 

食べ過ぎたら問題では-?と心配する必要はありません。

食べ過ぎて困るのは糖質だけです。

 

今上げたものは、消化吸収できる範囲であれば、ここがポイントですよ、いくらでも、いつでも、起きてる間ずっとでも食べてください。

 

赤ちゃんの分、自分である母体の分、言ってみれば大人二人分相当です。

 

赤ちゃんは小さくても、あんな小さい細胞が、あの赤ちゃんの、大きさにまで細胞を増やし、しかも人間の精密に計算されたりの奇跡としか思えない体を作っていくわけです。
いくらでも栄養要ります。

 

食べれば食べるほど、赤ちゃんは、優秀で元気になると思ってください。

 

それだけ、細胞がドンドン作ってくれる材料やエネルギー源を与えているわけですから。

 

いくつになっても、栄養を足せば細胞は動いてくれますが、あとから足すより、今まさに作ってる最中に足すほうが良いに決まってます。

 

結構、私食べてるよな、と思っても、まだ入るなら、もっと食べてください。

 

上に、キリはありません。

 

食べられないから、サプリで摂る、そして、市販の安物の合成のサプリを買って飲む、中身が薄いらしいから、表示よりもたくさん飲んでおこう、というのは絶対に止めて下さいね。

 

本来、口から食べ物で摂る分には、過剰症というのは存在しません(糖質以外)。

 

不必要、過剰と体が判断したら、もう入りません。
足りないから、吸収するわけです。

 

口からいくら肉を入れたところで、女性の場合はとくに、消化液も少ないですから、まず、タンパク質過剰になることはありません。

 

ところが合成のものは、天然(食べ物)ではないので、薬と同じで、過剰とか関係なく入ってしまいます。

 

合成の天然界に存在しないものがたくさん入ってくると、体のシステムはいろいろ混乱します。
それが副作用合併症というヤツです。

 

市販の合成のサプリを飲むなら、規定量は守らないといけないのと、そんなの飲むなら、肉魚卵食べれば?と思います。
そのほうがよほど栄養価が高い。

 

妊娠は、赤ちゃんに栄養をあげることができる時間が決まってますから、一刻一刻赤ちゃんは成長してるわけで、少しでも早く、たくさん栄養あげて下さい。

結局それが、妊娠中も産後も授乳も、ご自身が一番回復が早くて楽ですよ。

 

これは8月に入った時くらいに患者さんに教えてもらったことですが、

「dプログラムの口紅がもう販売中止だから売ってなかった」とのこと。

 

え=っ?!

 

この方は、ビューティフルスキンのメイクアップ化粧品をお使いですが(妊娠もされているし、赤ちゃんが生まれてからのこともあるし、いいことです)、もうちょっと口紅で色が欲しい時に困っておられたので、ビューティフルスキンのよりは添加物が増えるけど(と言っても、市販のものよりも全然少ない)、とdプログラムの口紅を教えたので、使っておられたようです。

患者さんがどこの店に行ったのか聞いて、他にここでも変えますよ、買えるお店をいくつか教えました。

 

早速、その帰り、私も口紅探しの旅へ、

 

普段、全くと言っていいほど口紅はつけません。

休みの日もほとんどつけません。

 

学会参加中で、第3者の人がいっぱいいるところとか、ちゃんとした恰好をしている時とか(さすがに唇に色も何もないとバランス悪い)、美容院行く時とか、食事会など(どうせすぐに取れますが)、そういう時だけ。

 

最初つけても、あまり口紅を塗りなおす習慣がないため、そのまま放置もざらにあります。

 

昔は、口紅は外資系のやら(発色がキレイ)高いのやら持っていて、いくら使わないとは言っても、1~2シーズンに1本くらいは、流行りの色を買ってたような気がします。

 

でも、結局似たような色ばっかりで、使いきるわけでもなく、そう頻繁には買ってませんでした。

 

オーソモレキュラー療法始めて、しばらくしてから、なんか口紅がかぶれるわけではないけど、気持ち悪くてムズムズする。

 

我慢してつけていると、若干腫れている気もしてきた。

 

これは止めとけと言っているなということで、2,3年前に外資のも国産高めのものも全部捨てました。

 

何にもないのはさすがに大人なので困りますから、ビューティフルスキンで物足りない時は、dプログラムのを使ってました。

 

それも続けて塗っていると、なんかムズムズし出して、持っているけどあまり塗らないようにしてました。

 

それから、またしばらくして、ムズムズがなくなり、塗る時間もどうせ短いですし、トラブルはありませんでした。

 

それがなくなるですと?!

 

いくらあまり塗らないからと言って、なくなるのは困ります。

 

ドラッグストア8軒ほど回って(数日かけて)、自分の好きな使う色のを、1本ずつ買い足しました。

一番好きなよく使うのは、2本目も買っておきました。

 

今、資生堂の化粧品の容器が足りないそうで、容器も全部「メイドインジャパン」にしているからだそうです。

 

なので、容器を作る工場を、優先順位で回しているから、今だけでリニューアル、というならいいんですが、復活する兆しもないとか、リニューアルのため一旦製造中止でもないとか、となると、次いつ買えるか(似たようなものにしても)、わかりませんよね。

そのために、買いだめに行きました。

 

さすがに何軒か回りましたが、もうわずかでした。

わずかに置いていたのが私が持っているやつだったりしました。

 

まあ、とりあえず目標数はゲットしました。

目標数以上買うのも意味ないし。。

 

早く容器の工場の態勢を立て直して、今止めているブランドの再開を望みます。

 

dプログラムのメイク用品なんか、専用サイトからもなくなっているし!!

 

以前に(かなり前ですが)、dプログラムの担当の方に、「口紅の新色は出ないんですか?」とお聴きすると、予算がつかないから出ません、と言われたことがあります。

 

資生堂の中には、社会貢献と言えるくらい、コストがかかっていて、需要が少ないから再三が合わない部門というのが必ずあり、人数少ないものから切られていきますよね。。(絶対ではない)

 

もっと広く知られて売れていればいいんですけど。。

宣伝もしないしな~。

 

宣伝しても、イメージとか雰囲気だけでの勝負なので、知っている人でないと、わからないかもと思うことも。

 

他メーカーの化粧品が、結構あからさまなので、良いものが送れをとるのは止めてほしい。。

 

早く回復して、早く再開できるようにお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ザ・世界仰天ニュース」、ご覧になりましたか?

我らが溝口先生、出演でした!!

 

とてもわかりやすい話でしたね~。

 

テーマは、「砂糖中毒」!!

とてもわかりやすかったので、一般の方にもご理解いただけ科と思います。

 

ただ、やはりテレビ番組ですから、かなりの重症の砂糖中毒の方の話でしたから、観ている女性の多くは、「私はここまでひどくないし、そんなにお菓子も食べていないし、大丈夫。あそこまでひどくない。ごはんも食べてるし。」と、実はちょっとヤバいのかも?と思っているんだけど、逆に自分は大丈夫、と言い聞かせるようにしてしまった方、おられませんか?

 

程度の問題ではありますが、結構な砂糖中毒の方、ほんとにウヨウヨおられます。

 

 

先日来られた患者さんで、シミ相談とオーソモレキュラーもちょっと気になっているという方でした。

 

健康診断の結果は、3年くらい前のしかなかったと言われましたが、持ってきてもらいました。

 

それを診て、

「糖この3年前で、糖尿病の2、3歩手前かも。ろくなもの食べてませんね~。肉や卵取摂らずに、悪い油、例えばマーガリンやショートニング、お菓子とか、あとパンやパスタの麺類とかばっかり食べていたんじゃないですか?

鉄欠乏もひどい。

3年経って、生理が36回来ているわけですから、さらに鉄欠乏は進んでいるから、シミがどんどんひどくなっているんですよー」

みたいな話をしていたら、

 

なんと!

この検診時、パティシエをされていたそうです。

 

どうしても試食がありますよね。

バターだけでケーキやお菓子を作っているお菓子屋サンは、皆無ではないですが、個人の採算度外視して、赤字にならなきゃいいや、くらいにお持っているお店でないと、全商品バター!というのは、まあありません。

まして、大手は、必ずショートニング混ぜてくるし、牛乳100%の生クリームではなく、植物油脂のホイップクリームを大量に使います。

生クリームを混ぜることはあっても、ホイップクリーム大量です。

 

洋菓子のパティシエの患者さんが他にもおられましたが、オーソモレキュラー療法はされていない方でしたが、肌の状態や体格から診て、栄養欠損はひどい。。

ちょっと説明しても、レーザーはしてもオーソモレキュラー療法はされません。。。

 

で、この今回のパティシエだった患者さん、1年ほど前に私の本を読んで、体調も悪くて、当てはまることばっかりで、このままではいけない!と、

なんと!

転職されたそうです!!

 

体調は、かなり良くなったそうです。

 

ほんとにお菓子は食べなくなったそうですが、お食事日記は、和食になっていて、ごはんを食べるのはまあいいとしても、カロリーが全然。。。

 

下手すると、納豆と味噌汁とごはんで終わり。

カロリーもないわ、動物性タンパク質もないわ。。。

和食にするなら、良い油もっと使ったおかずにしないと。

ああ、そうなると和食とは呼びませんが。。洋食ですね。

 

カロリー確保と動物性タンパク質の確保ができるなら、和食風でもなんでもOKです。

 

無茶な糖質の食べ方はされていませんでしたから、耐糖能が悪化していることはそれほどないと思いますが、油も肉もない和食なので、糖質の処理をするための栄養素がありません。

それと今までのツケで、どこまで回復したか、あるいは、悪化を引きずっているか。。結果待ちです。

 

この方のすごいところは、本読んで、自分ヤバい!と転職までして、すっぱりと断ち切れたところです。

そこまで重症ではなかった。

良かった、よかった。

多少、耐糖能がおもわしくなくても、糖質の呪いを解けているようなので、食事を直せば、ぐんぐん良くなります。ちょっとサプリに助けてもらえばなおさらです。

 

 

これまた別の患者さんですが、お肌の状態と、検診結果で、

やはり、

「お菓子が多いんじゃないかな。ちょこちょこ食べてませんか?糖質の割合がとても多いはず。8割、9割?」

と言っていたら、

 

「ほんとに私お菓子食べないんです~!!」

と言われ、

「じゃあ、ごはん?」と細かく聴いていくと、

 

毎日アイスクリームは必ず1個食べるそうです。

(溝口先生が番組で勧めておられた、高脂肪のアイスクリーム、例えばハーゲンダッツとかね。私も患者さんに、アイスクリーム食べるなら、添加物のないもの、乳脂肪分の多いもの、商品名であれば、やはりハーゲンダッツを勧めています。

明治でもいいと思います。高くて、添加物なくて、乳脂肪が多ければ、どこのでも。)

ちなみに、ハーゲンダッツではないです。

 

安いアイスだと、砂糖ですらなく、果糖ブドウ糖液などのシロップになるので、血糖値の上がり方がより急上昇に。。

なので、高いのを選ばないといけません。

(高くても、添加物ない、シロップ使っている、という粗悪なものもあるので、ご注意。確認を!!)

 

そして、砂糖入りの缶コーヒーはかかせないそうです。。。

 

それだっ!!!

 

問診表には、

「清涼飲料水は全く飲まない」にチェックされてました。

 

コーヒーや紅茶だと、砂糖やシロップをたんまり入れても

(缶やペットボトルで、砂糖換算で、角砂糖20個くらいは入ってますよ。)

清涼飲料水だとは思っていない方も多く、そういう意味では、安物の甘いジュースと同じです。

むしろカフェイン入っている分、もっと悪いかも。

 

番組みたいに、1日お菓子に1万円、まで行かなくても、1日食べたものは菓子パン3個だけ(ごはんもおかずもなしですよ、ほんとに口にしたのは)、という女性患者さんは、結構ざらです。

生理は止まるわ、体調悪いわ、肌ツヤ悪いわ、顔色悪いわ、と散々です。。

 

でも、こういう方でも、トイレでドーナッツ隠れ食いまでしないし~、となるのかも。

 

砂糖中毒の症状がどう出ているのか、だけの違いで、基本は全く同じです。

 

とりあえず、コンビニスイーツとか、日常にお菓子を持ってこない、持ってくるなら、肉体労働か、肉魚卵に大豆に野菜、良い油をたんまり毎日摂っていて、そのあとのデザートですね、日常に持ち込むなら。

 

 

先日、とあるお菓子屋サンのコンセプトなるものを読んだんですが、

『特別な日にだけ食べるのではなく、毎日の日常のちょっとしたお楽しみに取り入れてほしい」と、

女性の好きそうな言葉と、写真と雰囲気で載ってました。

 

あかんっちゅーっねんっ!!

 

お菓子は、特別にしましょう。

誕生日、お客さんが来た(たまの)、お正月、クリスマス、なにかのイベント。

 

子供の時、そうだったことないですか?

 

なので、そういう時は、添加物のない、高いところの、いいお菓子を食べましょう。

 

安物のお菓子を毎日持ち込んで、廃人になることだけは止めましょう。

 

ほんとに砂糖中毒が抜けると、そんなに食べたいと思わなくなります。

 

私も、珍しいところ、よほどいいところのものを食べる機会があれば、いろいろ準備した上で、一口味見はしてみたいですが、1個丸々はいらない。

途中で、ほんとにもういいです、となります。

残り食べなきゃいけなかったら、ちょっといやいやだったりすることもあります。一口でいいのに=、って。

前ほど、感動しない。

 

きっとお肉でセロトニンがちゃんと出ているから、お菓子ではもう出ないんですよね~。

前ほどの感動がありませんから。

お菓子には冷静です。

 

糖質が食べたい時は、1日の摂取カロリーが足りていない時かな~。

そう言う時は、ちょっと危ない。

油を摂ればすぐに済みますが、そういう時に目の前にあると、手が伸びることもあります。

やばし!と翌日、というか次に気を付けます。

 

そうそう、テレビ番組では、小麦中毒の話もされていて、結構、テレビ的には、NBな話題が満載でした。

(スポンサーとかね。いろいろな団体からの圧力とかね。テレビや新聞の報道って、結構知らないだけで、規制がかかっています。)

 

日本テレビ、えらい!! すごい!!

 

砂糖中毒も然り、糖質の呪いは、自力でやるのは実は結構大変で、私は、オーソモレキュラー療法始める前に糖質制限を始めたので、中毒はすぐに溶けたように見えましたが、呪いは完全に解かれておらず、完全に抜けるのに5年くらいかかりました。

食べては止めての繰り返しでした。

 

もっと早くオーソモレキュラー療法を始めていたら、今頃こんなに苦労しなくて済んでいるのに、とついつい思って胃増しますね。

 

一般の方に、もっと広くオーソモレキュラー療法が広まればいいと思います。

 

#砂糖中毒 #糖質の呪い #オーソモレキュラー療法

 

 

 

昨日の続きです。

 

シワはたるみと違って、どこのシワか、どれくらいの深さなのかによって、治療法がいろいろ変わります。

 

浅~いチリメンジワというのか、小じわというのか、そもそも小じわの定義が人によっても全然違うため、おススメはこれ!というひとつがなかなか難しい。。

 

特に若い方の「気になるシワ」は、レーザーを使うこともありますが、スキンケアをちゃんとするだけで良くなることもありますし、シワ用のクリニック専売化粧品の軽いもので良くなることも多いです。

 

大人のシワでも、場所によったら、クリニック用の化粧品で結構対応ができます。

(スキンケアをちゃんとするのは、大前提です。)

 

クリニック用化粧品でも、強さを選んでいけば、それほど困ることもなく、そこそこ良かったりもします。

 

ところが、眉間のシワやおでこのシワ目じり、目じりの深いシワ、口回りのシワ。。

ようは動くところですね。

 

動いたせいでできる、折りたたみジワ。

 

長年、そこばっかり折りたたまれるので、年月が経てば経つほど、深くなりますよね。

完全な溝になる。

まるで、ナイフの先で、ピーッと薄く削ったみたいな、シワ。。

 

この深さは、浅いようで、結構深いです。

 

こういう。シワは、患者さんがどこまで浅くしたいのか

(シワを消す、というのは無理と思っておきましょう。一見、消えたように見えることもありますが、消えたわけではないし、こちらから、「消します」と言うと、言い過ぎです。患者さんが、「消えた!」と喜ばれることはありますが、よくみると、消えているわけではなく、うっすらと残っています。

溝を浅くする、と思っておかれたほうがいいです。)

それによっても違ってはきますが、動くせいでできたシワで、そこまで深くなってしまうと、いろいろな治療を組み合わせないと、患者さんの満足度というのは、低くなります。

 

動いたせいでできるシワ(表情ジワと言います)は、まず動くのを止めないといけません。

 

もうこれ以上折りたたませないようにする。

 

それが、いわゆるボトックス治療というやつです。

(ボトックス®は、アラガン社の商標登録です)

 

でも、動きを止めただけ。

 

溝は残る。

 

深い溝を早く改善したいというなら、レーザーなどよりもヒアルロン酸注入と言って、注射器の中に寒天みたいに入っているものを注射して溝を埋めるという治療法があります。

 

レーザーなどにも世の中にはきついものもあって、1度の効果が高いものもありますが、その分の副作用合併症もきつい。

 

全部、レーザーなどでなんとか、となると、回数がかかりすぎるのと、何回やっても、全体の良くなった印象と、溝のシワの印象とのギャップが大きいかも。

 

注射系はいやだという方もおられて

(注射で刺す以上、内出血、腫れは可能性があります。溝の深さとヒアルロン酸の粒の大きさや入れる深さが違うと、ちょっとミミズ腫れみたいになっちゃったり。

日にち薬で馴染んできますが、なかなか馴染みにくいこともあります。

もちろん、吸収していずれなくなります。)

それはそれでいいんですが、ひとつの治療では、効果に限界があるということです。

 

 

なんの治療にもメリットデメリットがありますから、理解した上でやるのは、個人の責任でるからなんでもいいと思います。

 

理解せず思いこんでやっちゃうと、こんなはずじゃなかった、になりがちです。

お気を付けください。

 

法令線が気になる方、シミほどではないですが、結構おられます。

 

あまり美容医療をご存知ない方は、勘違いされておられることが多い部位ですが、法令線は、「シワ」ではなく、「たるみ」です。

 

なので、シワ治療では、法令線治療としては、不十分ということになります。

シワ治療とたるみ治療では、値段が全然変わってきます。

もちろんやることも、似ているようで全然違う。

 

法令線に沿って、ナイフで削ったみたいな小さい溝は、シワです。

 

痩せている方で、皮膚もペラペラ、皮下脂肪もあまりついていないような顔の方で、口を動かした時に折りたたみジワがもろに法令線に出る方がいます。

 

栄養状態が悪いと、皮膚のコラーゲンもスカスカだし、コラーゲンすかすかということは、弾力性のエラスチンも補充もされていないし、減る一方です。

 

そこまでひどいと、栄養欠損の皮膚というのは、概ね乾燥していますから、折りたたみジワはとてもつきやすくなります。

 

つきたてのお餅を曲げても、すぐに戻りますけど、干からびてきた鏡餅曲げたら(そう曲げればませんが)バキっと割れ目ができるでしょう。

極端に言えば、ああいう感じ。

 

保湿がもうちょっとしっかりしていれば、そこまでひび割れは出なかったかもしれません。

(鏡餅に毎日オイルを塗っていたら、干からびるのがちょっと遅くなるの、わかります?それと同じです)

 

この法令線のひび割れの場合は、確かにシワ治療になると思いますが、ほとんどの方は、法令線の重さ、段差のことを言われます。

 

だから、指で頬っぺた引っ張って、これくらいになればいいのに、ってするでしょう?

 

ようは、頬全体が重力で下に下がってきて、ブルドッグみたいになっているわけです。

 

そのせいの段差です。

 

なので、たるみ治療が必要となります。

 

タイトニングやリフトアップ系の光治療やRF、あるいは超音波などいろいろあります。

効果や回数、副作用や合併症も、もちろん値段もピンキリです。

どれがいいとか悪いとかではなく、自分の好みの問題が大事かもしれません。

 

私は、痛いのも嫌だし、日常生活に支障が来る、影響が出るのも嫌で、治療の後にすぐに人と会っても困らない治療が基本好きです。

 

侵襲性があまりなくて、生体の恒常性をそこまでは損なわないもの。

 

全く損なわないものはないですが、侵襲性の強いことをするなら、それに耐えられる皮膚=栄養状態にしておかないと、副作用合併症がひどく出ます。

 

強い治療ばかり、重ねてやったり、連続してやったりとされているクリニックもありますが、いつもほんとに大丈夫なのかなと思います。

 

明らかな副作用や合併症が増えているわけではないようですが。

 

たるみ治療の光・RF・超音波、すべて43℃以上の熱を加え、皮膚を43℃以上にします。

 

43℃を超えると、活性酸素が出ます。

 

侵襲性の少ない治療であれば、43℃を超えて活性酸素が出ても、処理できる範囲なのかなと思います。

(それすらも処理できない方も稀におられます。こういう方は、設定を強くはしていってはいけない。)

 

侵襲性が大きいと、コラーゲンはその分増えるかもしれませんが(ダメージが大きい分)、活性酸素もたくさん出るでしょう。(だからこそ、ダメージが大きいわけですが。。)

 

どこまでの人なら、それが処理できるんでしょう。

 

腫れが引いたら、活性酸素の害は果たして終わりなんでしょうか?

 

体の仕組みというのはなんでもそうですが、軽い刺激を回数受ける分には対応できても、大きな刺激を一度にドーン!というのは、あまりの急激な変化というのを体は嫌います。

対応するのに、てんやわんやで、細胞も総動員で働きまくりでしょう。

 

患者さんの中には、結構きつい治療を何度もやってきているのに(長年)、なんか肌そんなに若々しく見えないし、なんかちょっとずつひどくなっている気がする。。という方がたまに来られます。

 

考えられるのは、きつり治療でも設定がゆるゆるで効かないような設定でずっとされてた(危ないから、トラブル回避のため。その分、回数でコースを買わされたりしてる)、あるいは、副作用合併症のほうが効果よりも勝ってしまった、活性酸素を処理できなかった、と可能性があります。

 

どちらなのかは、そのこのカルテなど診ない限りわかりません。

 

どこのクリニックなのか、照射後どういう変化があったのか、すべての経過と検診結果などあれば持ってきていただいて、推測していくわけですが、活性酸素を処理できなかったほうとなると、そのダメージは一体いつまであるの?というのは、はっきり言ってわかりません。

 

なので、そういう方の場合は、侵襲性の低いものから始めてもらって様子を診て(と言っても、うちのはほぼ侵襲性はあまりないのですが、治療温度で差があるので)、栄養もしっかり摂ってもらって活性酸素に負けない肌にしていく。

 

もちろん、当たり前の話ですが、スキンケアがむちゃくちゃだったら、活性酸素や照射の設定云々の話ではないです。

 

何度言っても、顔をひっぱり続ける方、美顔器でぐいぐい押して引っ張るのを止めない方、(つい引っ張っちゃった! 気を付けているのに、ではなく、止める気がない方)は、たるみ治療はお断りしています。

効くわけがないから。

 

光・RF・超音波などで侵襲性がどうこう心配というのであれば、あとは、ヒアルロン酸注入によるプチ整形です。

 

法令線にたくさん入れるのは、危ないし、変な顔になるので、たくさんは勧めません。

 

どこにどれだけ入れるかですが、少量であったり、ちょっとずつ増やしていくなら、侵襲性はそこまでないかも。

活性酸素がどこまで増えているのかはわかりませんが、少なくとも皮膚温は上がらないから。

 

ただ、これも一度にたくさんとなると、急激な変化に、体がどう対応するのかはわかりません。

それが、腫れや違和感、鈍痛、神経痛などのいわゆる副作用合併症につながりやすいこともあるのかもしれません。

 

光・RF・超音波で、もしかなりの侵襲性のあることをするのであれば、もう手術でいいんじゃない?と思うこともあります。

きっとそれだったら、手術のほうが侵襲性低いよ、ということも。

 

ただし、手術はキズ跡は残るし、うまい先生にやってもらわないと、目も当てられません。

うまい先生だとそれなりのお値段しますし、うまい先生だからといって、手術の場合も、手術なりの副作用合併症はあるわけです。

 

だって、切りますからね。

 

世の中にはいろんな治療があるので、自分の顔に合わせて、いろいろ提案してくれるクリニックがいいと思いますよ。

その場合のメリットデメリットも含めての説明です。

最後は、やはり治療によって値段も効果が出るまでの時間が違いますから、その方の好みでかなり分かれます。

これ!っていう一つの提案だけよりも、比較も大切です。