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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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昨日のNHKスペシャル、ご覧になりましたか?

「ニッポン”精子力”クライシス」

 

今、日本人男性の精子がヤバいというお話。

 

番組のサイトより、

「去年発表された調査結果では、欧米人の精子の数が40年で半減。別の調査では、日本人の精子の数は欧州4カ国と比較して最低レベルだった。数の問題だけではない。「動きが悪く、卵子までたどり着けない」「DNAが傷ついており、自然妊娠しにくい」などと指摘されるケースも多いという。」

 

欧米人で半減ですか。。あんなに肉食べているのに。。。(魚全然食べてないけど)

 

欧米人ほど肉を食べない日本人男性、精子力はそりゃあ落ちるでしょう。。。

糖質のわ割合は昔よりもとても増えているし。。

 

ちなみに、アメリカ人は日本人の3倍肉を食べます。

先進国の中で、日本人の平均摂取カロリーは最下位で、中国、韓国よりも負けています。

日本人の平均摂取カロリーは、アフリカなどの諸外国同様、もしくはそれ以下です。

女性ならさらにもっと、です。

 

日本人の精子の話に戻りますが、

①数が少ない

②動いていない・動きが悪い

③受精しても細胞分裂を起こさない

 

数の問題だけではなく、質も低下しているわけです。

 

その結果、もちろん不妊症になるわけです。

 

不妊症の原因の男女比は、1:1.

当たり前ですね。

妊娠希望の患者さんが結構たくさんおられますが、ご主人が協力的(というか、当たり前ですが)なご夫婦と、全面非協力、というか、自分は関係ないから、とひどいご主人まで。。。

 

ほんとは子供が欲しくないにか、ほんとに自分の精子は問題がなくて問題があるとすれば、自分じゃないと思いこんでいるのか、調べるのが怖くて現実を知りたくないから、逃げているのか、それはわかりません。。

 

妊娠希望の方に必ずお聴きするのが、婦人科的な異常がまずないのかどうか、ご主人の精子は問題なかったんですか?ということの2点です。

 

この2点、どちらかがひっかかると、オーソモレキュラー療法も中身が全然変わってきます。

 

ご主人の精子に問題がある方も結構おられます。

 

ご主人と受診されることもあるし、ご主人の検診結果など持ってきてもらって、奥様から話を聴いて、ちょっとだけサプリを出すこともあります。

 

でも、お二人に大事なのは、まず食事です。

 

 

オーソモレキュラー療法でお食事日記は全員確認するわけですが、ほんとにボロボロの食事内容というのは、結構あります。

ボロボロ具合にもまたさらにレベルがわるわけですが。。。

 

お櫃は別としても、ご主人、同じもの食べているんですよね?

ご主人も体ボロボロですよ、きっと。

精子大丈夫ですか?という話は必ずします。

 

精子に問題があったとしても肝心の妊娠を維持していくための母体の栄養状態は整えておかないといけませんから、女性の体調管理はどういう事情であれ必ず必要です。

 

さて、NHKに話を戻します。

 

精子力が落ちている男性お二人に、どっかの精子専門で診ておられる医師がアドバイスして、精子力がどうなるか、というの取材されてました。

 

精子力を強くする方法、というのを紹介されてました。

 

確かに、活性酸素を減らすことも大事ですし、質のいい睡眠も大事です。

適度な運動も大事でしょう。

(取材の中で、メタボな男性がランニングされてましたが、ウォーキングではなくて、ランニングは活性酸素が増えます。。。25歳過ぎてウォーキング以上の運動をするなら、活性酸素対策がサプリで必要です)

アドバイスの生活を何日されたのか忘れましたが、精子力はちょっと改善してました。

 

アドバイスの中に、一番肝心な食事が抜けていて、コンビニばかりのは注意されて、彼女が料理作ってましたが(ひじき山盛りで。。。)。

コンビニの焼き鳥、コロッケ、菓子パン、安いアイスクリーム三昧などの食生活よりはましでしたが。。

 

もっと肉魚卵食わせろ!と思ってみてました。

 

精子力を落とす原因のひとつに推測されているのは、飽和脂肪酸の摂りすぎというのがありました。

 

いや、欧米人、魚介類の割合少ないですから。

アメリカでは悪い油も摂りすぎでしょうし。

 

と言って、今の日本人が魚食べているかというと食べてないんですよね~。全然。。

 

業界類の摂取量はず~っと落ちていっています。

 

NHKでのその先生からのアドバイスのひとつに、「亜鉛」が出てましたが、そこには今回は全く触れずにスルーでした。

番組でもいろいろ意図があるので、全部を1個ずつ丁寧に言っている時間もないんでしょうし、結局サプリの話になるので、NHKとしては、そういう話はいらないのかもしれません。

 

印象的だったのが、この精子力が落ちていた男性お二人以外にも多くの男性が、血液検査では全く問題がなく、精子を調べてみて初めて、精子力が落ちていることがわかる。

精子を調べることで、今後の病気のかかりやすさ、起こり得る病気などが予想できるので、病気を防ぐことにも役立つとおっしゃってました。

 

 

そりゃあそうでしょう。

精子が元気でないこと自体、栄養足りてないわけですから、そりゃあ病気にいろいろなるでしょう。

 

「亜鉛」は、アルコール摂取で大量に減ります。

また糖質の摂取でも大量に減ります。

亜鉛が減ることで、質のいいインスリン(血糖値を下げるホルモン)が作れませんから、ますます食後高血糖になり、ゆくゆく糖女病になっていくわけです。

 

亜鉛が減ると、細胞増殖がまずできませんから、精子はとても影響が受けやすい。

感染症にもかかりやすくなりますしね。

 

 

「血液検査で全く異常がないのに」というところで、「血液検査の読み方がおかしい」とはならないところが、現代の日本の医療の悲しいところです。

 

その「全く異常がない」と診断された方々も、オーソモレキュラー療法で血液検査の深読みをすると、おそらく全然栄養がなく、精子大丈夫ですか?と必ずなっていると思います。

 

先天的な問題だと難しいかもしれませんが、後天的な問題であれば、精子は必ず回復しますよ。

 

サプリも必要ですが、患者さん自身もちゃんと食事頑張らないといけませんけどね。

 

女性の卵子は、もう新しく作るということができません。

生まれた時に、残っている卵子の数が決まっています。あとは減って行くだけです。

なので、オーソモレキュラー

療法では、卵子の質を上げていくことに専念します。

子宮と卵巣の安定化も目指します。

 

男性の精子は、70日かけて作られているので、どんどん新しい質の良い精子を作り変えていくことなんて、全然できます。

 

精子力が落ちていること自体、とてもお疲れであることには違いありませんが。。。

 

男性も女性もとても疲れています。

 

原因は、

糖質の摂りすぎ・食事の中での割合が高すぎ・糖質単品の食事が多すぎ・タンパク質食べなさすぎ・野菜食べなさすぎ・質の悪い油摂りすぎ・小麦乳製品摂りすぎ・添加物摂りすぎ、ですね。

 

ちなみに、亜鉛が一番多く含まれているのは、「牡蠣」です。

次に牛肉、次に魚。

魚はミネラル豊富です。

 

お肉も含めたいろんなたんぱく質が必要です。

 

牛や豚の脂は、飽和脂肪酸でも実はオレイン酸がとても多く、オリーブオイルと同じです。

(ちなみに鶏肉はリノール酸が多い。炎症をおこしやすくなる可能性があります)

 

肉も大事ですが、必ず魚介類も同じくらい、あるいはそれ以上に食べること!

肉が悪いんじゃなくて、魚を全然食べてないことが悪いんですよ。

 

 

 

 

 

「やってはいけない美容医療」続きです。

 

 

ノビエール(ほんとは歯科用で、歯科用に歯茎だったか、歯根だったか、なんか忘れましたけど、歯科領域でFDAが承認したもので、皮膚や皮下に打つものではないです)は、もうかなり前から、共済会から外すと連絡が来てました。

 

そんなものを打つ医者がいるんだ!とこの時初めて知りましたよ。

 

PMMAも同様です。

 

皮膚皮下になにか異物を入れたら、回収できませんから、それこそ安全なものでないと。

 

 

例えばヒアルロン酸(100%のものですよ。FDAや厚労省承認のもの)とか。

 

 

 

今回、脂肪溶解注射とBNLSが外れたのもびっくりしました。

 

脂肪溶解注射は、うちではトゥルースカルプという部分痩身機を導入してから止めました。

副作用がね~。

 

注射の方法や注入部位を選ばないと、普通の副作用ではないトラブルもさらに起こります。

もともと皮下に注射する薬剤じゃないから。

 

 

BNLSは、日本で発売された時に、確か取り扱い代理店に、作用機序を聞いたら、「わかりません」と答えられたように記憶してます。。。

なんじゃそりゃと思って、導入しませんでした。

 

もうすっごい昔の話ですよ。

いまだにやっているクリニックがあったとは、それが驚きです。

 

そして、カバーから外れるくらい、トラブルが多かったというわけですかね。。。

 

 

 

そして、注入剤による豊胸。。。

 

これもトラブル多いですよね。。たとえ、承認のヒアルロン酸であったとしても入れる量がものすごく多いですから、トラブルは必須。

 

わかっているドクターがちゃんと入れる分には、それほど問題はないかもしれませんが、医者によって、やっぱりむちゃくちゃなのと(え~?!という入れ方を発表しているのを学会で何度か聞いたことがあります。。)、吸収のスピードが量や場所によってさまざまですから、おっぱい形が途中、おかしい。。

 

実際、おかしい方を診たことがあり、へこんだところだけ注射してほしい言われましたが、お断わりしました。

 

豊胸は、普通のぷち整形のヒアルロン酸と同じように簡単に考えていると、大変なことになります。

あれは、ほんとは、ちょっとした手術レベルです。

麻酔薬も結構使うし。

 

こちらもカバーから外れるくらい、トラブルが多いのでしょう。。

 

 

美容皮膚科も、勉強あまりしていないのに、経験もないけど、むちゃくちゃやる医者というのが増え、皮膚科形成外科医でもなく、そして勉強もしない。。。

恐ろしいですね。。

 

わからなかったら、手を出さなければ済む話ですが、それもわからない。自分の限界がわからない。

ほんとに恐ろしい。。

 

普通の医療事故じゃないから。

 

 

今から美容医療を考えてる方々、どこのクリニックに行こうかと悩んでいる方々。

今あげた項目をメニューに上げて、副作用も載せてないようなHPだったら、そのクリニックはまず外してみては?

 

ちなみに、まともなクリニックでノビエールは取り扱いしませんよ。

レディエッセ®という注入剤の、ジェネリックというか、類似品というか、レディエッセ®が高いからノビエール入れてるということが多いようなので、そういうものには近づかない。

うちはもうレディエッセ®取り扱い止めましたけどね。厚労省承認にヒアルロン酸でいいのが出たから。レディエッセ®よりももつし、まあ安全かな。いろんな意味で。

レディエッセ®のほうが優れている点もありますが、まあその点関係ないことも多いので。

レディエッセ®からそのヒアルロン酸に切り替えた時に、今までの患者さんで、同じことできますか?と不安がった方もおられましたが、皆さん、問題なく切り替わりました。

レディエッセ®に戻して、と言われたことはうちではないですね。

 

#やってはいけない美容医療 #ノビエール  #PMMA #レディエッセ

「やってはいけない美容医療」続きです。

 

 

先日来られた患者さんで、PRPにこれを混ぜたのを頬から下のほぼ顔中に注射されて、おかしくなった、心配というご相談でした。

確かに触ると、小さいしこりだらけです。

 

患者さんもご自身で触るとわかるので、ず~っと何年もの間、心配だったそうで、泣いておられました。

 

 

不幸中の幸い、見た目では全くわからないのが救われています。

 

このしこりを焼ききるような処置をするほどの大きさでもないし、多数ありますから、全部焼いていたら、顔中火傷だらけでになりますから、実際できません。

 

最後にされてから、4,5年経っているのと、診察してみて、今からこれ以上ひどくなることはまあないと判断しました。

 

今、気になっておられることに対して、状況を説明して、私ができること、やったほうがいいことを提案しました。

 

ず~っと10年近く悩んでおられたそうです。。不安な毎日を過ごされてました。。

やるせませんね。。

 

 

ちなみに、この患者さんに、PRPにFGFを混ぜてやったのは、大手チェーン店です(安売りではないほうなので、かなりの金額を払っておられます)。

 

内容を確認するのに、そこのHPをみたら、まだ大々的に再生医療として、FGF混ぜてます。今です、今もです!

 

いかに、自分のところのPRP+FGFが素晴らしいのか、副作用が少なのか、ということが延々と書いてあるんですが、そういう根拠はよくわからない。。もう少し調べたらわかるのかもしれませんが、とりあえずパッと見ました。

(ちなみに、HPには、副作用合併症については一切記載がなく、そう言うのは自分のところのやり方では出ないような表記になっています。この広告自体、厚労省のガイドラインに完全に引っかかっていると思うのですが。。。)

 

 

で、実際の患者さんも、しこりについて一切聞かされていなかったそうで、ほとんどの美容クリニックが実際そうだったりすることも多いんですが。。あとでしこりのことを言ったら、「ハリだから」と言われたそうです。。。

 

患者さんが気にされて言うと、そのしこりを緩和する薬をさらに注射されたとのことですが、これも説明はなく、余計にひどくなったそうです。当時。

。。。それはステロイド注射では。。?と思いましたが。。

 

 

再生医療のひとつのPRPは、ちゃんとした(ってなに?どこ?と思うこともしばしありますが。。)クリニックで、副作用合併症も含めて説明され納得の上されるのであればいいですが、今時FGF混ぜているクリニックではやらないほうが良いと思いますよ。

学会がもう何年も前に問題視しているようなものなので。

まして、副作用合併症の説明もしないというのは論外。

 

 

大手だから、老舗だから、有名だから、流行っているから、大丈夫、ということは一切ないです。ええ。。ほんとに。。

 

 

長所もあるけど欠点もある。

なんでもそうですけど、副作用合併症がそれほど問題にならない・いずれは消えるようなものであれば、欠点もありだと思うのですが。。。

このFGFのしこりは、そう消えない。。。

 

→続く

#やってはいけない美容医療 #PRP #FGF #しこり

日本美容医療責任共済会というところがありまして、美容医療に携わる医師のための賠償責任保険みたいなものです。

 

自動車を運転される方は、皆さん、自動車そのもの、同乗者のケガ、対物、そして対人のケガに対しての保険って入っておられるでしょう。

それの医療バージョンです。

 

一般的な保険診療は、各学会、日本医師会で保険が用意されており、日本医師会に加入している場合は、この医師倍賞責任保険は義務で強制加入です。

ただ、カバーされる範囲は、保険診療に限って、です。

 

美容医療(レーザーや注射などの美容医療、美容外科手術)については、保険金がおりません。

 

美容外科学会が運営している保険がありますが、死亡とか失明など身体障碍者1級とかそれ相応の後遺症のみ、保険金がおります。

(条件はあるはずですよ)

美容外科学会は、日本に2つありまして、形成外科認定医のみで成り立っているほうと、もともと何科の医者かわからない、誰でもお金を払えば入れるほうの、皮膚科形成外科でもなく、手術経験もないような、研修医終わったところですけど、美容外科で儲けたい、みたいなあやしい医者も混じっているでしょう。

この美容外科の保険は、こちらの形成外科医ではないほう。

 

あやしい医者も混ざって手術するわけですから、そりゃいろいろな重篤な後遺症が出ることもあります。

重篤な後遺症は、ちゃんとしたドクターでももちろん起こります。事故と同じ。

 

ただ、確率が違いすぎることと、正しい医学知識(と経験ですが、知識すらない医者もいる)があれば、そんなことにはならなかっただろうということも多々あるかと思います。。

 

なので、こちらは驚くほど保険料が高い!

 

そりゃあそうだ。

 

私は手術はしないので、入っておりません。この美容外科学会も止めたし。関係ないなと思ったので。

 

私が入っているのは、この表題の「日本美容医療責任共済会」です。

こちらは、日本美容皮膚科学会も絡んでいるし、もともと抗加齢美容医療学会が、こういう保険がいるでしょう、と共済会を作ってくださったわけです。

 

手術じゃない美容医療で、重篤な副作用や後遺症というのは、ほとんどないですが(ゼロではないです。麻酔薬も扱うし、ヒアルロン酸注入による塞栓事故が日本でも起こっています)、ちょっとしたことはあって、そう言う時にカバーしてくれる保険です。

 

美容医療だったらなんでも保険金がおりるのではなく、条件があり、もちろん違法行為は一切ダメです。

(医師がいなくて、ナースやエステティシャンでやったとかの医師法違反など)

学会が認めていること以外を勝手になんでもかんでも、個人輸入してやっているとかもいろいろ規定があります。

 

厚労省承認の美容医療というのは、ものすごく少ないので、アメリカのFDA承認をいうのは、まず必須です。

FDAの承認が取れていないようなものは、まずカバーされないと思ったほうがいいです。

 

ということは、FDA承認じゃない、美容医療機器、医薬品は、安全性に関して、かなりリスキーということです。

 

絶対ではないですし、機器も薬も、ようは使う医者次第ですから、ちゃんと副作用を説明の上、患者さんも納得していれば、そして、その医者がどうしてもそれでないとダメだ、他のFDA承認のではダメなんだ~!というのであれば(そんなものはそうないと思いますが。。。)、選択肢の一つかもしれません。

 

でも、これだけいろいろな美容医療がある中で、わざわざ、それを選ばなくても。。。と私は思います。

 

ほんとに他ではダメなの?って。

 

こちらの共済会で、定期的に、日本国内での美容医療が安全に行われ、患者さんが被害に遭わないように、日夜会議を開いて検討してくださっているわけですが、その会議で、「この治療はカバーから外す」と改めて表明されることが時々あります。

 

ようは、それだけ、トラブルが多いということです。

 

この程度のトラブルは仕方ない、あるかもしれない、というレベルではなく、

それはイカンだろうとか、そんな風に適応外使用すんな!とか、やり方がむちゃくちゃにする医者が多くて、その結果被害も多くて困っている(一番困っているのは患者さん)という代物です。

 

今回、と言っても少し前ですが、通達が来てました。

 

<カバー範囲から除外する項目>

(1)ノビエール

(2)PMMA含有注入物 ノビエール等 ★PMMA: PolyMethyMethacrylate

(3)FGFの適用外使用(注入・注射・PRPとの混注)

(4)フォスファチジルコリン等を含有する脂肪溶解注射・BNLS

(5)注入剤による豊胸術

 

 

FGFを注射・注入・PRPに混ぜない!というのは、かなり前から学会でも危険視され、絶対にやらないようにと言われていたと思いますが。。

いまだにやっているクリニックが結構あるんですね。。。

検索かけたら出てきましたわ。。。

 

→続く

 

#やってはいけない美容医療 #PRP  #FGF  #ノビエール #フォスファチジルコリン #脂肪溶解注射 #BNLS #注入剤による豊胸

 

今朝(26日)のFacebookも、育毛の話でした。

なので、こちらにも載せておきます。

 

以下、コピペです。

 

肉食美肌 育毛の器械 育毛 薄毛

先日書いた、芸人さんたちがお店で買い物する番組の話ですが、

顔の美顔器の横に、頭の育毛?のための器具も置いてありました。

 

頭を器械でマッサージみたいにするの、ありますよね。

あるいは、道具を使って、グイグイなんかするヤツ。

 

顔のマッサージは一切勧めてませんが、
(詳細は私の本をお読みください)
頭のマッサージは勧めています。

 

と言っても、洗髪時や育毛剤塗る時くらいで、わざわざ時間を取ってやるというのは勧めてないのと、道具を使うのはもっと勧めてません。

 

というか、顔と同様、頭にも道具は使わない!

 

皆さん、なんでもやりすぎるんです。
やればいいと思ってる。

 

こういうことって、やりすぎたら、余計ひどくなります。
生えてきてる毛、ドンドンすり潰していきますよ。

 

頭皮のマッサージしたら、顔がリフトアップするといのは、言い過ぎで、それはヘッドスパの宣伝でしょう。

 

 

そんなことよりも、頭皮のマッサージと言いながら、引っ張らないこと!

引っ張ったら、頭皮もたるんで、顔に来ますよ。

 

さて、その頭の道具ですが、
タコ足みたいな器具があり、それを芸人さんの頭で試すというのをされてました。

 

オー!みたいなことを仰ってましたが、そのあと、頭皮のやったところ、真っ赤っかに!!

 

「血行良くなってる~!!」と番組では言ってましたが、いや、赤くなりすぎだし…。(-_-;)

 

ちょっとアカンレベルの赤さと思いましたが…。

 

血行良くなって、皮膚が赤くなるって、熱いお風呂入ったわけじゃないんだから、道具でも擦っただけで、しかもほんのちょっとですよ、数回ぐいぐいって。

 

皮膚が赤くなる原因は、
熱、もしくは炎症です。
血管拡張とか赤ら顔はいろいろまだありますが、今の体の場合。

 

今の場合、熱を加えていないので、炎症でしょう。

うーん、これたいがいですね…。(゚-゚)

 

おそろしわー。

 

美顔器もそうですが、こういう道具使って、こじらせにこじらせた人と言うのは、誰にも相談はせずに、えげつない状態で皮膚科に来られます。

 

ホントに目も当てられません…。

 

自分の指でやる場合は、疲れますからね、そこまでえげつなくはならない。

 

道具を使うと、人では無理な力が入りますから。

 

道具は、わかって使わないと、凶器に変わります。

 

広告に乗る前に、ちょっと考えることが大切です。

保険診療で先日来られた患者さんが、円形脱毛症でお悩みでした。

うちに来られたのは、別の疾患でしたが、その疾患の説明が終了したら、これはどこで相談したらいいんですか?と相談されました。

 

円形脱毛症は、皮膚科です。

 

でも、保険診療でほとんどすることはありません。

 

なぜなら、自然に治るから。

 

そのうち、と言われると困るかもしれませんが、明日明後日ってことはないでしょうけど、しばらくしたら勝手に治ってます。

(抜毛症と言って、自分で抜いているとかは別。もちろんベースに他の病気があって、薄毛になっているのも、別です。

別の病気がベースの場合は、見た目が全然違うのと、他にいろいろ診たら、絶対ではないですけど、円形脱毛症かどうかがすぐに皮膚科医であればわかります。)

 

だから、出す薬はないと言えばない。

 

すぐに治るから、心配いりませんよという話はしますが、それだけでは患者さんも心配だろうから、一応保険で通る薬はあるので(どこまで効いているのかは、よくわかりません。。。塗らなくても治るものだから。)

、もし心配だったら、何もせずに待つのが心配だったら、塗ってみてもいいですよ、という話をします。

 

そういう意味で言えば、同じ塗るなら、自費の育毛剤のほうがいいですが、まあ値段が違うから。

 

ほとんどの方が塗らずに様子を診ることが多いです。

心配な方は、もちろん塗ったらいいです。ステロイドでなければ。

 

まず診断が大事ですけどね。

 

円形脱毛症で治るから様子を診ていると、たまに、一個治ってはまた別のところ、一個治っては別のところ、というのを繰り返し、しまいには、絶えず3~4個はどっかにある、治るけど、同時進行で別のところにまたできる、というのを繰り返す方。ど

あるいは、どんどん拡大して、とうとう全頭脱毛にまでいってしまう方。ごくまれにおられます。

 

こうなると、もともとが円形脱毛症でも、かなり詳しい検査もいりますが、保険の検査では、これといった異常は見つからないことも。。。

 

こうなると、ステロイドを使われることも多いです。

塗り薬だったり、飲み薬だったり。。

 

困った時のステロイドです。

これは何科とか、何の病気かに関わらず、もう出す薬がない、という時に、ステロイドをいくと、パッと改善することがあるので、最後の必殺技のように使われることもありますが、1回チャレンジはありかもしれませんが、長期となってくると、副作用も心配。。。

 

保険診療で、多発性円形脱毛症のひどいのや、全頭脱毛レベルとなると、大きな病院(大学病院とか)レベルの皮膚科で診ていることが多いですが、ほんとにいきなり治る方もいたら、治ってまたいきなり抜ける、という方もいて、難治性です。

 

生えてきても産毛とか。そこから育たないとか。。。

 

なんとかしたいという方は、このまま効いているのかどうかもわからないようなステロイドをずっと使っていくのも嫌だ、と思っているなら、オーソモレキュラー療法です。

 

くれぐれも、市販というか、ネットで、育毛剤やシャンプー買わないように。

 

ネットで、そういうので検索して、広告しか出てきません。

基本、水(お湯)で十分です。

いらん刺激をしない!というのもとても大切です。

 

育毛剤で、今皆さんが市販で(ネットでも)買える医薬品として効果が実証されているものは、リアップ®だけです。

これは、医薬品です

育毛剤?まがいのものをネットや新聞の折り込み広告で買わない!

いらんものは塗らない!!

 

下手したらかぶれて、生えてきたらいいですが、こういうのは大体刺激になって、ダメージに負けて、ますますひどくなることがほとんど。。

 

こじらせないことが大切です。

 

そのレベルまで行ってしまったら、市販のものは一切使わない。

どうせ効かないし、お金と時間の無駄です。そもそも、皮膚に異常があったら使うなと書いてあるはずです。

皮膚科に受診するようにも書いてあるはずです。

 

まして、頭用の育毛グッズの器具とか機械とか絶対にダメですよ。

使うなら、主治医に相談してください。

簡単に手に入る、ほとんどのものが、育毛関係の場合、ろくでもないです。

 

そんなもので良くなるなら、難治性で病院でも苦労しないはずです。

 

オーソモレキュラー療法に話を戻します。

 

いろいろ保険で調べて異常がなかった場合、栄養欠損は絶対にあります。

すべての毛根が活動できるだけのエネルギーが足りないのでしょう。

順番に休んでる。

 

髪の毛作る工場も材料が来ないから、休みっぱなし。

 

それだけでなく、免疫系も暴走しているのかもしれない。

 

オーソモレキュラー療法やったから、すぐに生えてくるわけではないでしょうけど(かなりひどい栄養欠損だから)、

少なくとも、免疫の暴走は止めないといけないし、いつでもすぐに作れるように材料は入れておいてあげないと、他何をしても、効果悪すぎですよね。

 

食事も糖質ばっかり食べてたら、毛根も周りの栄養血管も、もちろん皮膚も糖化しちゃうでしょ。

キャラメリゼみたいに、ベッタベタでは、毛も生えにくかろう。

 

環境は整えてあげないとね。

 

 

ちなみに、育毛剤も、一応保険の薬よりは、効果が高いと言われている塗り薬(個人輸入の医薬品)や医薬部外品で市販のものよりは効果が高いものも処方します、希望の方は。

 

男性の薄毛は話が全然違いますよ。

男性の薄毛は、とりあえず、リアップ®買って、AGA専門クリニックで、スタンダードな厚労省承認の飲み薬をもらうか、です。

(副作用はいろいろとあるから、よく説明聞いて!)

検査もあるでしょうけどね。

 

AGA専門クリニックに行くと、いろいろな検査や治療を勧められると思いますが、とりあえず、この上2つでしばらく様子を診たら?

それだけで結構生える方、多いですよ。

 

男性も、市販の、ネットや通販の怪しいものに手を出さない!!

外用で、リアップ®以上の効果は、一切認めれてないですよ。医薬品だから。

もちろん変なシャンプーも器具も。

 

男性も、もちろん多少栄養欠損はベースにありますから、栄養の補充です。

AGAの場合は、ちょっと栄養素の種類変えますけどね。

 

全頭脱毛の方に、育毛メソセラピーと言って、海外の育毛剤(医薬品)を直接毛根のところに注射するのも、うちでもやりますが、それはあまりおススメしていません。

 

なぜなら、1回が高いのと、何回で効いてくるのか、ほんとに全頭の場合は、わからないからです。

(痛いし。。ブロック注射しても、全頭となると。。。)

 

患者さんがそれでもいいと言われたらやりますが、先に栄養補充ですね、やっぱり。

どうしても、というなら、せめて同時進行。

材料ないと、注射しても効率悪いでしょ。

 

普通の薄毛には、結構これはいいんですけどね。薄毛と、多発性円形脱毛症は全然違うから。

 

こじらせないことが大切で、今書いた、できることをちゃんと全部やったけど、ダメっぽい。。となったら、やはり専門クリニックで相談しましょう。

それが一番の近道です。

 

 

 

 

 

 

開業前から診ている患者さんというのが、何人かおられます。

昔の勤務していた頃からとなりますと、もう10年以上となります。

開業して、場所も処置や診察料も全然違うというのに、わざわざまた受診を続けてくださっていて、大変ありがたいことですね。

 

10年以上となると、お互い結構見た目の年がいくものですが、この方々、あまり見た目変わっておられませんね。

不思議です。

 

写真で見たら細かいところは違うのかもしれませんが、冷静に見ても、あんまり変わってないような印象。

 

この印象っていうのが実はとても大切です。

 

仮に全然老けてないし、よく見てもほんとに老けてないのに、「拭けてる」という印象をもたれたら、嬉しくないですよね。

その逆です。

 

開業していからの長いお付き合いの患者さんもおられますが、アラフォー、アラフィフとなってくると、しばらく何年も来られない時があります。

久しぶりに来られて、実は病気になってました、親の介護が大変だった、ということもとても多いです。

 

30代の方で久しぶりに来られたら、妊活していた、出産して育児が大変だった、子供が大変だった、と

女性の一生は、ちょっとした波乱万丈です。

皆さん大変です。

 

それで久しぶりにお会いすると、「老けはったな。。。」と思う方と、本当に変わってないな~という方と、これまた分かれます。

 

10年以上お付き合いのある患者さん皆さんが、毎月とかこまめに受診されていたわけではないですが、間が数年くらい空いた方もおられます。

でも、久しぶりでも、お肌のコンディションもそう悪くもならず、シミもシワたるみも、そう増えていない。

(40前後になると、たった半年で、かなり老けます。実は。)

 

来られないとわかっている時に、化粧品を買いだめした方もおられますが、さすがに途中で切れてるでしょう、ということもあります。

 

その場合、市販の、私がお勧めしている化粧品などを使ってしのいでいたそうです。

 

スキンケアの細かいことは忘れておられたり、勘違いされていることはもちろんありますが、こういう老けない方というのは、大筋間違えていない。

 

間が空いても、おかしなことはされておらず、質の良い、刺激の少ない化粧品を塗っておられただけ。

 

チリも積もれば山となる、で、こういうちょっとした日常生活の積み重ねがとても大切で、一番大事なのは、

「いらんこと、せんこと」

 

女性はついやっちゃうんですよね~。

他力本願というか。。。欲に目がくらんで、ついいらんこと、やっちゃう。。

わかった上で、ちゃんと確認されてやる分には、そうひどいことにはならないんですが。。。

こういう場合に、そこまで確認してやっている方はほとんどおられません。。

 

どれだけ、皮膚を攻撃しなくても済むか、どれだけ守り抜くか、ですね。

 

途中からオーソモレキュラー療法を併用されている方だと、もっとお肌も綺麗です。

ほんとにレーザーいらないな、というくらい、維持できてる方もおられます。

 

不老不死ではもちろんないですが、人間の体(皮膚)って、ほんとにすごいんですね~。とても正直です。

 

継続は力なり、で、わずかなことでも継続していくと、必ず結果が出るんですね~。

 

私も、長年からの患者さんにお会いすると、私も頑張らねば!といつも思います。

こないだ観ていたテレビ番組で、実際に芸人さんがショッピングモールとかお店に行って、自腹で欲しいものをあれこれ見ながら買う、という晩食いです。

 

この日は、東急ハンズにも寄られました。

 

男性の芸人さんが、顔を白塗りによくされるそうで、何で白くしているのかよく効きとれなかった聴き取れなかったんですが、餅粉?と言われたような、聞き間違いからもしれません。

それをどうやって落としているのかもよく聞こえませんでしたが、とにかく肌が荒れたそうです。

 

「肌が荒れたから、美顔したい」みたいなことを言われてました。

 

。。。うーん。。。意味がわからない。。

 

まず、肌荒れに、これがいいよ~と女性芸人さんおススメの化粧品。

なんか化粧水みたいなのをスプレーするもの。

 

。。。なんでやねん。。。

 

これいいなら、すぐになくなる!すぐに買いに来れへんから、と何本か(3本だったか?)まとめ買い。。

 

。。。なんでやねん。。。

 

 

その男性芸人さんが肌荒れに一番欲しかったのが、いわゆる美顔器。

 

コロコロローラーってやつです。

 

。。。なんでやねん。。。

 

 

でっかい球体が2個ついたものと、なんと2本、購入されました。

 

 

小さいほうは特にお気に入りというか、とても欲しかったらしく、

「これだと、暇な時、ずっとやってられるでしょ。」

 

。。。なんでやねん。。。

 

肌荒れ、と言われて、どうして誰も、皮膚科に行けば?と言わないんでしょうね。。

 

化粧水でも化粧品はなんでもそうですが、薬ではないので、皮膚に異常があるところには塗らないでください、皮膚科でご相談ください、と国内で売られている日本語の表示のあるものはほとんど書いてあります。

(書いてなければ、それ、かなりヤバいですよ。)

 

なので、肌荒れだなと自覚しているのに、化粧品、しかも使い慣れた者でもないのに、新しいもの、塗ったらいかんのです。

よけいにひどくなることが多いから。

 

前のが刺激になっている可能性があり、もっとほんとに低刺激であることが科学的に証明されているもの、データの出ているもの、軽いアトピーや湿疹皮膚炎がある患者さんが使っても大丈夫でした、というような化粧品であれば、とにかくそちらに変えてみる、というのは一応ありですが、これは肌荒れの程度によります。

 

うちにも肌荒れ相談に来られる方で、敏感肌用の化粧品がほしい、と言って来られる方おられますが、その中には、ホンマもののアトピーや顔全部真っ赤っかの湿疹皮膚炎の方もちらほら。。。

 

。。いや、化粧品自体、なんでも塗ったらいかんし。。

 

こういう方は、化粧品、日焼け止めも含めて、一切止めです。

塗っていいのは医薬品だけです。

医薬品でも、乳液やクリームタイプは沁みる、かゆい、ということもあり、ひどい場合は、ベタベタのワセリン基材しか無理、ということも。。

 

化粧品で、調子悪いのを治してもらう、という考え方は一体どこから来るんでしょうね。。

普通に考えて、ダメでしょ。

 

皮膚科に行く暇がないというのだったら、ほんとに、な~んにも塗らないほうがよほどましです。

新しい被害が起こらなくて済みます。

 

男性だからかもしれませんが、肌荒れしているところに、美顔器でキレイになる、と思いこんでいるとは、広告や宣伝というのは恐ろしいですね。

 

どの美顔器も、説明書に、異常があったら使わないでください、と必ず書いてます。

なにか凝りやすくなりますからね~。

訴えられたら、メーカー負けますからね。自衛で必ず記載があります。

消費者はすべて無視していますが。。。

 

 

ちなみに、その男性芸人さん、ほんとに餅粉を顔に塗っているんだったら、

(餅粉かどうか知りませんが)

肌荒れしている皮膚に、食べ物を塗るなんて、肌殺す気?って思います。

 

正確には、お米の食物アレルギーになります。

 

先日の「ホンマでっか?!TV」でもやっていたでしょ。

もうかなり前から、世界中の皮膚科。アレルギーを扱う医者からしたら、食べ物は絶対に皮膚に塗ったらいけない、というのは常識です。

(なので、オーガニック化粧品、自然派化粧品などの、天然エキス配合とか、食べ物が原材料になっているものは、絶対に使ってはいけません。

「茶のしずく石鹸」の二の舞になりますよ。

 

食物アレルギーは、かなり個体の問題が大きいので、下手すると一生治りませんよ。

さすがにお米食べられなかったら、日本人は困るでしょう。

 

 

テレビの番組の話に戻りますが、

この美顔器や化粧品にしろ、ステマだったら、知りません。

ほんとうにいいと思って、タレントさんが勧めているのではなく、「お仕事」だったら、で、その人が使わないんだったらかまいませんが。。

(それが良いんだと信じたら、信じたほうも悪いでしょう。広告宣伝というのは、そういうものです)

 

 

わざわざ半顔だけやって、「全然違う=」とかされてましたから、もしかしたらステマなのかもしれません。

そこはわかりません。

「なんでやねん」だらけの時に、最近は「ステマなのかな~」と思うこともしばしば。。。

真相は番組スタッフしかわからない。。

 

ファッションは好みの問題だし、害はないので、いくらでもタレントさんが勧めたのを買ったらいいですけど、皮膚に塗る。皮膚になにかを行うっていうのは、慎重にやらないと、それでやられたら、取り戻すのに、大変な労力が必要です。

 

しかも下手したら、どこの皮膚科いっても、まともなところは、全部化粧品止めるように言われますよ。

 

最悪パターンは、化粧品止めろと一言も言わずに、強いステロイドの塗り薬だけ出された場合です。

 

ステロイドで無理矢理でも一時だけ治まりますが、原因のひどいことを止めないわけで、益々ひどくなります。

それを、またステロイドで抑える。

 

患者さんも、これ塗らないといけない、繰り返すっておかしいよな。。とは気づいてはいるんですが、塗らないと、どんどん真っ赤っかになるから、止めたくても止められないんです。

 

そうしているうちに、ステロイドの副作用で顔は真っ赤っかになってきますから、ますます止められなくなる。。

 

ステロイドは、ここぞという時に、効果的に使わないとね。

 

知り合いが、肌荒れで悩んでいたら、皮膚科行くように言ってあげてくださいね。

間違っても、化粧品や美顔器、勧めないように。営業じゃないんだから。

 

皮膚科行っても、ステロイド漬けにされて終わりかもしれませんが、最近は、そんなことない開業医さんも増えてきたように思います。

(化粧は止めろよ、とよく思いますけど。。ひどい場合は。)

 

 

 

 

肉食美肌 優先順位 習い事 暇で始めた仕事

こちらもFacebookのコピペです。

 

以下、コピペです。

 

 

患者さんの中には、習い事で忙しいという方って結構おられます。

今まで専業主婦だったけど、暇だからパートでちょっと仕事しようかなといきなり始める方もおられます。
(生活のためとかではなく、あくまでも暇だから)

 

私は、女性はもっと社会に出るべきと思ってるので、暇なら、習い事も仕事もドンドンやってください!というほうです。

 

 

ところが、栄養欠損のひどい方がいきなりそういうのを始める場合、初診がマイナス10000点、ちょっと良くなってマイナス5000点になったくらいなので、まだ0点にすら来てないのに、新しいことにチャレンジし出す方も結構出てきます。

 

患者さんいわく、自信がついた!いろいろやりたくなった!と、やる気十分なのはとても素晴らしいことですが、体は実際そこまでついていかない…。

 

仕事にしろ、習い事にしろ、どんなに好きなことでも、ワクワクする分、脳がたくさん働きます。
(実際は、楽しいことだけッテコトハないですよね。人間関係の新しいストレスは必ず出ますし。)

新しい環境にもず慣れないといけません。

 

なにより、時間の拘束ができます。

たとえ時間が短かったとしても。

 

スケジュールが決まる、しかも融通の全くきかないタイムスケジュールというのは、かなりのストレスです。

 

ずーっとそういう生活をしてきてる、しないといけないという場合はまだ良いんですが、今までそうじゃない生活をずーっとしてきて、いきなり、というのは、慣れるのにかなりの時間を要します。

 

ただでさえ栄養ないところに、ますます使う羽目になります。

 

そうなってくると、これは全員共通ですが、食事学おろそかになります。

 

食べる時間がない
買い物に行く時間がない
作るのがめんどくさい
できあいのお総菜でいいや
野菜は食べない
カット野菜だけ食べてる
などなど

 

と、今まで全部手作り、野菜もタンパク質もたっぷり食べられるようにしてたのに、ひどい食事に変わります。

 

新しいことして、栄養欠損ドンッ!!と減っているところに、メタメタな食事…。

 

あっと言う間に、マイナス10000点逆戻りです。

 

ちょっと体調良くなって、その人なりに楽になっていたところの逆戻りですから、これはこれはかなりツラい。

 

1度知ってしまいましたからねー。
体が言うこと聞いてくれる楽さを。

 

栄養欠損のひどい方は、新しいことを始める時は、かなり慎重にいかないと。

 

 

自分の生活の中で、何を1番に持ってくるのか?

 

暇だから始めた習い事やパートの仕事ですか?
自分の体犠牲にして食生活もぼろぼろになって、それでもそれは続けないといけないものなんですか?

 

 

続けるというなら、その分サプリはかなり増やさないといけないし、食事も、お総菜にしても少しでもいいものを、としてしたら、ビックリするようなお金がかかりますよ。

それでもいいんですか?

 

今の自分にとって、優先順位を見直しましょう。

 

妊娠は、タイムリミットがあるので、妊娠第一なら、寄り道せずに、そちらに専念されるほうをお勧めしてます。

時間はお金で買えません。

 

妊娠関係なくても、早く体が楽になったほうが良くないですか?

早く良くなって、なんでもチャレンジできる体を手に入れましょう!

落ち着いたら、始めたらいいんです。

今は、治すとき。

 

肉食美肌 子供の食事 子供にお菓子  グズる 成長が遅い 子供のメタボ 乱暴な子供 大人しすぎる子供

Facebookのコピペです。

反響が大きかったので、こちらにも載せておきます。

子供のいない私が言っても説得力はないですが、医学的見地からの意見として耳を傾けてください。

実行してみた患者さんは、ほんとに家事も育児も楽に楽しくなった、と笑顔でおっしゃいます。

多くのお母さんに、早くそこまでいってほしいです。

余裕が持てるように。

 

 

以下、コピペです。

 

オーソモレキュラー療法に来られる患者さんほぼ全員、お菓子糖質三昧で(お菓子少しでも他にろくなものを食べてないので、糖質の割合が8割を超える)、体調が大変なことになって、頑張って、お菓子は食べなくなりました、という方、結構多いです。

 

わりとスッと、お菓子断ちできる方とできない方と、もともとの栄養状態と飲むサプリの量で、分かれてきます。

患者さんの意思もいりますけどね。

 

その患者さん全員、糖質の中でもお菓子(砂糖や安物のシロップ)が非常に良くないというのは、理解されているはずです。

 

自分はきっぱり止めたのに、自分の子供、しかも小さい子供に、平気でお菓子、相変わらずあげてます。
場合により、安物のお菓子を。
(詳しくは私の本を参考に)

 

(@_@)なんで…?

 

自分の子供、廃人にする気…?

 

空腹時にいきなりお菓子だけとか、ご飯まで時間があるから、めんどくさいので、お菓子や果物あげる。
晩ごはんの後に毎晩お菓子あげる。

 

晩ごはんの後にお菓子って、そんなんしたら、子供夜中起きたり、グズるし、怖い夢見たーとなりますよ。

 

グズったらお菓子やジュースをあげると言うのは、動物と同じです。

 

暴れるからこそエサやって、落ち着かせるわけです。
しかも、糖質で!!

 

自分にやったらいけないことは、子供にもやったらいかんでしょ。

 

ダンナや親は、もう大人ですから、だめ!と言ったところで、勝手に買い食いされますから、大人は、本人が変えようと思わない限り、不可能です。

 

でも、小さい子の食生活は、ほとんど全て母親にかかってる家庭が多いでしょう。

 

お菓子ダメなの、分かってて、なんで子供にあげるの?と聞くと、

欲しがるから。

と、全員言います。

 

欲しがったって、あげなきゃ良いわけで、そもそも家にあったら、欲しいと言うでしょ。

 

タンパク質全然食べさせずに、砂糖中毒にしてきたわけですから、そりゃあ血糖値下がるから、ちょーだいと言うでしょ。

 

そうなる前に一緒にタンパク質食べとくとか、その前の食事が、子供からしたら栄養もないし、血糖値上下するから、そりゃあグズるでしょう。

 

自分が最初お菓子止めるのが大変だったみたいに、子供も大変です。

 

ぐずっても、うるさくても、我慢するか、根気よく相手するかしないといけませんよね。

 

今までお菓子さえあげてたら、しばらく静かだったから、自分が楽だったでしよ。

だから、お菓子をあげる。

 

もう母親である患者さん自身が、子供の食事を変えていく、やる気と情熱?パワーが、栄養ないから、ないんです。

 

躾って、根気と情熱ですよね。躾けるほうも大変だし、パワーが必要です。

 

そんな、2歳や4歳とか、小学校上がる前から、お菓子糖質三昧にしてたら、小学校ではメタボだし、場合により、多動症のようになります。
発達も遅れるし、アレルギーは増えるし、すぐ病気になる。

 

いいんですか?
自分の子供、そんなになつても。

 

お菓子糖質三昧で育てた子は、血糖値の上下激しいから、ホントに言うこと聞きませんよ。
乱暴にもなりがち。
(逆パターンもあり。ひ弱で大人しすぎる。成長できないんです…。エネルギーもないし、活動できないんです)

 

困るでしょ?

 

自分もやってるだから、子供にもしましょう。
一緒にやりましょう。

 

お菓子食べさせる前に、どれだけのタンパク質と野菜食べさせましたか?
ごはんも食べさせてないのに、お菓子あげたら、ホントに廃人パターンです。

 

子供はまだ若いから、変えればすぐに良くなります。

 

30年も40年も経つと大変です。

今の間に、肉食美肌に変えましょう!

すつごいできる子になりますよ。
子育てラクチンのはずです。