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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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新商品ラッシュが続きますね~。

とてもいいことですよね。しかも、どの商品も素晴らしいときたもんだ!

 

さて、今回は、新潟の野本真由美先生が患者さんのことを考えて開発された、本当のミネラルファンデーションのシリーズ、「ビューティフルスキン」から、新商品発売のお知らせです。

 

なんと!日焼け止めのローションが出ました!!

「ビューティフルスキン ノンUVミルク SPF30 PA+++」です。

 

今までは、ミネラルで日焼け止めを作る場合、いらん添加物を混ぜずに作ろうとすると、まさに、ただの粉でした。

粉がコンパクトに固まっていたり、液体状になっている時点で、何か混ぜ物は入っているのです。

しかも紫外線吸収剤なしで作ったら、かなり白くなるし、SPFなどはなかなか上げていけないし、塗りにくかったりもしたり、とかなりこちらが我慢というか、使いづらい面もあります。添加物が入ることでの恩恵は受けられないわけです。

まさに、どこで妥協するのか、考え方はひとそれぞれですが。

なので、今まで、液体状でもクリーム状でも、そういった日焼け止めが使えないような(かゆくなったり、しみたりされるので)方の場合は、こちらの日焼け止めを、裏バージョンの使い方などもお教えして、使ってもらっていました。

それはそれでよかったんですが、やはり液体やクリームの完成品のようなわけにはいきません。

 

今回のは、なんと、UVミルクなんですが、もちろん紫外線吸収剤不使用で、鉱物油・カルボマー・アルコール・香料・着色料・パラベン、すべてフリーで、しかも、今回最大の目玉は、

界面活性剤フリーっ!!

おお!!素晴らしい!!

そんなの、無理って思っていました。作れたとしても、塗り心地や仕上り感がもひとつだったり、値段がムチャクチャ高かったりと、ちょっと使えないかな。。と思っていました。

IMG_20160306_003411 いろいろな技術が駆使されていることで、従来難しかったことを、可能にしたように感じました。

IMG_20160306_000454 ほんとに、白浮きしません。

実は、こんな日焼け止めを待っていました。

界面活性剤のない日焼け止めって、そうそうないです。

(界面活性剤が入っていなければ、なんでもいいわけではありませんよ)

 

いや~、よかったです。

年中これ1本でいけるのか、色がほしかったらどうするのか、だれでも使いやすいのか(おすすめと使いやすいと感じるかどうかは別の話です)好みもありますから、詳細は処置時などにお聞きください。

 

1本30mlで、¥2.982と消費税で、¥3.220(税込み)です。

また、キレイに展示した写真を載せますね。

3月7日から発売です。お楽しみに!!

 

 

ナビジョンDRより、新商品発売のお知らせです。

303

従来のスポッツカバーとスキンケアベールのDRバージョンですね。

値段を比べてくるのを忘れましたが、据え置きのような気がします。

今までのも良かったですが、今回は、さらにうるおい成分たっぷりと言いますか、しっとりとさらに塗りやすくなりましたね。

まだ手の甲に塗ったくらいで、顔に塗っていないのでわかりませんが、確かに、しっとりと塗りやすいです前のスポッツカバーは、結構硬くて、と言っても、市販で売っている、アザの方用?の有名な某ファンデーションよりも、無茶苦茶塗りやすいし、アザの患者さんに、カバー力は落ちるかもしれないけど、それよりは塗りやすいですよ、と勧めたところ、某それよりも、塗りやすいし、値段も安いし、しかもカバー力も勝ると喜んで買って帰られました。ついでに、資生堂の、本当のアザ用のファンデーションが変える場所もお教えしておきました。

 

基本、私は、患者さんに、「ファンデーション」として、何度も、いくつも塗るのは勧めていません。

むしろ、止めるように勧めています。

厚塗りすればするほど、汚く見えるし、本人の自己満足だけで、実際全然隠れていないのに、これだけ塗ったんだから、それで見えている分には仕方ない、ともこれ以上しようがないからあきらめる、というところまでいかれるわけですが、ほんとに塗っていないほうがマシでは?というくらい、肌が汚く見えています。

結構うまく隠せたとしても、厚塗り感満載で、周りの人は、みんな心の中で、「なんて化粧の厚い人なんだろう、化粧の下の肌は、さぞ汚いんだろうな、」と思っているんです。

しかも、そんなにうまく隠せている方は、ご自身で思っている以上に少なく、隠せていないですよ。

透けて見えるので、灰色がよけい際立たせ、あ”==という感じです。

ちょっとファンデの厚塗りや重ね塗りを止めるだけで、もうちょっと肌も綺麗に見えるし、肌もマシになっていくのに、と思うし、実際患者さんに言いますが、そこが我慢できないらしく、ず~っと触り続け、ひどくなり、レーザーなんか効くわけありません。。

 

止めたところで、院内で塗らなくても、家に帰ったら塗るわけで、また日常生活、毎日、何度も何度も、塗るわけです。しかもボロボロになった、いつ洗ったのかわからないようなスポンジで塗るから、うまく塗れるわけでなく、なので、余計に擦って塗って、肝斑の悪化・誘発はやぶさかではない。。

あ”===、本当に悪循環です。。

悪循環から抜け出せるのは、その人自身の気の持ちようで、その人にかかっています。

 

とはいえ、止めさせて、1日2日でシミは消えたり薄くなるわけでもなく、せめて、1~2週間は待てほしいところなんですが、劇的に変わるわけではないので、ご本人が気づからいくらいのレベルのこともあり、また気になり出して、待てなくて、振り出しに戻る方もいらっしゃいます。

 

止めたところで、市販のまたおかしなコンシーラーやろくでもないパウダリーファンデを買うくらいなら、確かにナビジョンは塗りやすく、よくできています。

特に、コンシーラーで、市販の硬いものだと最悪で、どこでそれを伸ばす気だ?!と突っ込みたくなるような代物。。。そんな硬いものを、皮膚の上で、伸ばす気でか。。。擦るわけですわな。。わなわな。。

ある程度の硬さがないと、市販のものは、すぐに崩れやすいのかもしれません。カバー力も下がるのでしょう。

 

そういう意味では、さらに塗りやすくなって、新登場です。

 

い新しいスキンケアベールの中身は、前のと同じ大きさだそうで、レフィルを新しいの、ケースは前のでいけるそうです。

でも、新しいケースのほうが、なんかコンパクトでした。

 

ビューティフルスキンの、本当のミネラルファンデに勝るものはないんですが、いかんせん、持ち運びの便利さはどうか、塗りやすいかどうか、慣れるまでの時間などなど、そりゃ、どっかで我慢がいることもあります。

添加物を極力減らす、ということは、そういうことです。

どこかで、何かを妥協しないといけません。

化粧品とは、添加物との戦いですね。

どこまで妥協するのか、どこまで便利さや仕上がりの良さを追求するのか、安全面はどうか、コストも含めて、常に戦いですかね。

(私は、そこまでは戦ってはおりませんが。。

いらんことをしなければ、まあ、そんな戦わなくても、肌も呑気に機嫌よく過ごしてくれているようです。必要なことだけ最低限して、ほっておく、というのが一番らくちんで、お肌もご機嫌よろしい。)

 

市販の、おかしなものを買うくらいなら、という方には、超~お勧めです。

あと、どんな化粧品を使ったところで、アザではないんですから、完全に隠そうとするのは止めておきましょうね。

化粧品にそこまで期待してはいけません。

期待するから、もっともっとと、いろいろ使いたくなるし、いらんことがどんどん増えて、肌が汚くなります。

いじる回数を増やさない!

 

試してみたい方は、ご予約時や追加でご連絡ください。

対応できないこともありますので、ご了承くださいね。

 

新商品の発売にあたり、当院ではすべて切り替えますので、

(どうしても前のバージョンがいいという方には、ご用意もしますが)

前のバージョンの在庫セールを行います。

前のバージョンのスポッツカバーとスキンケアベールを、色を問わず、20%オフとさせていただきます。

在庫が無くなり次第、終了ですので、ご了承くださいませ。

 

 

 

 

ほんと~にすみません、昨日は寝てしまいました。

さて、どこまで書きましたっけ?

 

そうそう、大島椿のキャンペーンの椿油、3月1日にご来院いただて、キャンペーン適応の方の分は、ちゃんと取り置きしておりますので、どうぞご安心くださいませ。後から追加して申し訳ありません。次回来られた時に、お渡ししますね。

 

肌荒れの季節本番となりましたが、毛穴もそろそろ気になって来られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

花粉の季節は、特に春はお肌もトラブル続きです。

でも、ちゃんとスキンケアができていて、おかしな化粧品を使っていなければ、結構荒れませんよ。

実は、肌を荒らしている一番の原因は、自分自身なんですよ~。

肌の触り方から使っている化粧品まで、全部自分がやっていることです。

毛穴にしろ、肌荒れにしろ、まずは見直しが優先です。

 

ただ、それだけでいけるわけではないので、そこからは医療の力が必要になりますが、美容医療だけでは、これまた効率が悪い。っていうか、お金と時間が結構かかることがあります。マメな維持にもね。

栄養がある程度足りていると、ちょっとくらいの化粧品にも負けないし、花粉症もどんとこい!です。

肌自体に強く、賢く、美しくなってもらえるんです、体の中からね。

本当~の美しさです。

栄養が足りてくるのに、時間はかかりますが、とりあえず、肉も魚も全然食べていないくせに、お菓子とパンばっかり食べるのを、まず止めましょう。それだけでも、ちょっとマシになるはずです。

お菓子とパンを絶対に食うなっ!とは言いませんが(場合と症状により言いますが)、先に、肉魚卵大豆など、山ほど食ってから、食えっ!!ってなわけです。

 

先日、スキンケアと毛穴相談で来られた患者さんが、初診1回だけでは、両方の話は無理です。

よほど、ブログをちゃんと読んでいただいていて、しかも実践されていて、もうスキンケアは復習くらいで、サッと流してOK!という場合は、別ですが、まあ、無理です。

顔の肌を診た瞬間に、かなりいらんことを今までされてきたな、というのがとてもよくわかりました。

なので、よけいに毛穴が目立つんです。

こんな時に、レーザー(種類によりますが)をやって、絶対にダメではないですが、支払ったお金の価値は絶対に出ません。クリニックが儲かるだけです。

患者さんが効果を実感するのに、なんぼ金使うねんっちゅー話どすえ。

他力本願を心でどこかで願っている方は、スキンケアの話なんかしても、耳もかさないし、まあ、人の話は聞いていません。

聞いているのかもしれませんが、そわそわされているというか、上の空というか、気になって仕方ない毛穴のことで頭一杯なんでしょうね。。

(だったら、先に毛穴相談にされたらいいわけですが。。どちらにしろ、スキンケアに話は戻るんですが、とりあえず気になっている毛穴の話を聞けたことで、ちょっと気が済むというか、落ち着くと思うんです。

予約の時に、いろいろ聞きたいことがある方に、優先順位をつけていただきますが、まずは、ご自身が気になっている順番で話を聞いていかれるのが一番ですので、いつもそうおススメして、順番を決めてもらっています。

 

シミでも毛穴でもたるみでもシワでもなんでもそうですが、気になるから、余計に隠そうと(触ったり、厚化粧したり、いらん化粧品を使ったりなどなど)されるわけですが、それが一番悪目立ちをさせているわけです。肌のきめも荒らしますし、炎症を起こさせるので。

気持ちはわからないことはないですが、ここがぐっと我慢して、ほんのしばらく、最低限しか触らないようにするのが、最大の治療です。

ここで、できるかどうかで、そのあとのお金の使い道と肌が綺麗になるかどうかの運命の分かれ道です。

ファイナルアンサーではありませんが、ここで方向を間違うと、軌道修正にかなりのお金と時間がかかり、しかもその間に老化は進んでいきますから、気が付いた時には、元に戻すこともできません。老化は止められないので。。

 

とりあえず、その患者さんには、スキンケアの話をしましたが、ちょっとだけ化粧品を購入され、毛穴の再カウンセの予約を取って帰られました。

最初の話を実践しないのであれば、この次回予約は全く無駄になるので、大丈夫かな、(スキンケアを)直す気があるのかな、と心配していましたが、次の予約まで1週間もなかったんですが、2回目来られた時には、いやな赤みがかなり引いて、毛穴もちょっとマシになっていました。

ああ、スキンケア、頑張られたんだな、とすぐにわかりました。

そりゃ、まだまだですが、少なくとも、かなり行動に変化があったことは十分わかるくらいに、皮膚の触り方を考えられたんだと思います。

こうなると、レーザーやってもOKです!

いや、良かった、良かった。

スキンケアがちゃんとできていれば、レーザーはとてもよく効きますから。

あとは、栄養が増えれば、言うことなしなんですけどね。カウンセの時間が全然足りないので(肌だけでも足りません。。)、栄養については、栄養療法の一般書を読んでもらって、簡単に先に食事だけでも変えるように言っています。

そしたら、ほんとに綺麗になりますからね~。

みなさんも頑張ってくださいね~。

 

栄養解析をされる方に、恒例のビタミックス®を差し上げていましたが、いろいろな栄養素を摂っていただきたいので、特に、動物性たんぱく質ですね、なので、今回は、プロテインにしました。

(大豆アレルギーの方は、試食テストをしていただいてから(実費必要です)、差し上げます。無理な場合は、他のに変えますね)

 

トゥルースカルプの部分痩身をされる方は、できれば、先に栄養解析で、痩せにくい原因を探ったほうが断然いいです。

AC BODYにしても、栄養が全然足りない方は、筋肉がほんとにつきませんね。

AC BODYの設置値がMAXまで行った方がいらっしゃるんですが、筋肉はついていませんでした。(栄養療法を始める前の方です)

 

なんでもそうですが、物事には適応というのがあって、やっていい人。やったらダメな人がいます。

ほんとに、クリニックだけが儲かる仕組みに、世の中なってますか。

せっかくうちのブログを読んでいただいているんですが、そういうのに引っかからないように、されてくださいね。

すぐに引っかかる、という方は、かならい栄養が足りていないのかも?!

さきほどの患者さんも、顔に触るのが止められなかったら、栄養療法したら(っていうか、したほうがいいに決まっていますが)と思います。脳の中のバランスが、いろいろ悪いんちゃうかな~?と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません、アップがかなり遅れてしまいました。。

もう3月ですね~。早いですね~。

 

3月のキャンペーンの内容をあまり考えていなくて、今回の目玉は、栄養療法のサプリのヘム鉄ですっ!!

。。でも、これ以外は考えていませんでした。。

途中でまた追加するかもしれません。

まあ、毎年似たようなキャンペーンですが、それぞれの季節に合わせてのおススメび施術だったり、化粧品だったりしますので、どうしても同じようなものになりますか。ていうか、同じです。

 

あっ!!

大島椿の椿油、年始にいただいたのをすっかり忘れていました。。

1回のお支払いが5万円以上の方に、大島椿の椿油(市販のもの)をおひとつ差し上げます。

(オイルDを使っているから、要らないという方は、どうぞおっしゃってくださいませ。)

 

 

私は栄養療法をしているので、花粉症の薬を全く飲んでいませんが、昔から思えば、考えれないです。素晴らしいですね!!

花粉症などのアレルギーのない方も、この季節、肌荒れを起こす方がとても多いです。

そういう方のために、おススメのレーザー治療やイオン導入のキャンペーンは、とてもいいんですが、根本的な治療として、肌を強くしておく、というのがとても大切です。

一番大事なのは、栄養もそうですが、スキンケアですね、

 

すみません、無茶苦茶眠いので、書き換えですが、寝させていただきます。

お休みなさいzzzz

 

ブログサボってすみません、なんか忙しいんですよね。。何が忙しいのかよくわからないんですが、家に帰るのも遅くて、ブログ書く時間がありませんでした。

 

さて、ろくでもないオーガニック?化粧品第3弾です。

 

前回、ピーナッツアレルギーのNHKスペシャルの話を書きましたね。

 

何度もブログで書いていますが、ここ数年で急成長してポッとでてきた、なんちゃってオーガニックの化粧品が大嫌いで、患者さんにも、勧めていません。

中身もないのに、一見よさげなことだて言って、イメージ戦略だけ上手い会社の作っている化粧品なんて、怖くて、自分の顔に塗れませんよね~。

いわゆる「オーガニック化粧品」の老舗のものであれば、商品によったら、止めてはいません。(確認してからですが)

いくら老舗のオーガニック化粧品と言えども、ケミカルピーリング作用のあるものが結構入っているものがありますし、かなり粗いスクラブ商品もあったり(スクラブに関しては、いつの時代の話やねん、科学は進歩しているんだから、どうしていまだに、そんなものを使わないといけないのか謎ですが。。。ま、そういうのを買う人・なんか効いていると勘違いして喜ぶ人がいるから、企業としてが売るんでしょうけど。。)、全ての商品が問題ないわけではないので、もちろん、植物エキスにかぶれる方も大勢いらっしゃいますし、ケースバイケースです。

最近の、「口に入れても大丈夫だから安心」というでたらめをうたうような、一番わけわからん化粧品は、全て止めてもらっていました。

 

うちでお勧めしている、大島椿の椿油、スーパーやドラグストアで売っているロングセラーのものやアトピコのものもそうですが、椿油100%です。

(両者の違いは、精製度の違いです。)

椿油の食用は、一般には売られていませんが、油専門店には売られています。

私は、食べたことはありませんが、大島椿でも食用の椿油を作って売っているとお聞きしていました。

日本では、おそらく昔から椿油は、塗ったり、食べたりといろいろな使い方をしていたと思うので、食べ物になるわけですから、大丈夫と思いつつ、このNHKスペシャルを観た後、気になって、大島椿の担当者の方に、「アトピコのオイルDに、たんぱく質は入っていませんんか?」と聞きました。

そしたら、すぐにお返事をくださって、「以前に、食品分析センターに依頼して、「たんぱく質成分は検出されませんでした」と回答いただいています。」とのこと。

素晴らしい!!

もうとっくに検査されていたわけです。

しかも、食品分析センターという、ちゃんとした第3者機関に、です。

 

いろいろなことを、「自社調べ」とよく書いている化粧品会社があります。

自社製品同士の比較とか、そんなことは、自社調べでいいでしょうし、その商品の良さを伝えるデーターなどは、もちろん自社調べになりますが、こういう大事なことは、自社調べっていっても、隠蔽されていたり、「自社調べ」していないくせに表示だけしている、ということもあるでしょうし、そうなってくると、確かめる方法はなく、消費者がいちいち自分のお金で検査して確認してから購入する、なんて、やってられませんよね。

ようは、誰も確かめないから、という理由で、てきと~に表示している場合もあるでしょう。

まさに、確認できないのです。

たまに、国民生活センター(消費者センター)で、いろいろな商品を調べてくれている時がありますが(以前にもブログで書いた、コンドロイチン・グルコサミンもです。うそパッチの企業がたくさんありましたよね。実名で公表されていますから、またご覧ください。昔、日焼け止めも、バカな企業が、SPF100とかSPF150とか、バカな商品を売り出して、同センターで調べたところ、100や150とか言っていおいて、SPFが50どころか、30もなかったんだったか、ひどいもので、それで、日本では、表示が、SPF50、もしくは、それ以上の場合は、SPF50+と決められました。どこの企業がそんな隠蔽をしていたのか、忘れましたが。なので、日焼け止めも、特に市販のものは、信頼している企業のもの以外は、これまた勧めていません。)、自分の気になっている商品を、調べてくれていることばかりでもないですし。

そこで、食品分析センターがあるわけですが、依頼して、どれくらいの費用がかかるのかは、私は知りませんが、手間暇もお金もかかるわけで、でも、そうやって、消費者のために、ちゃんとできあがった商品を確認しておかないと、という企業の姿勢に感動します。

はっきり言いますが、そこまでしている企業って、ほんと、全然ないですよ。

だって、そこまでの表示義務が、医薬品ではないので、ありません。

みなさんがパッケージで見ることができる栄養成分の表示ですが、食べ物でも飲みものでも、市販のサプリでも、あくまで、これを目指して作りました、という表示であって、完成した商品が、それだけの栄養成分を含んでいるわけではありません。製造工程の過程で、栄養成分はいろいろ失活していきますからね。完成品がどうなっているのか、また、そのつもりで作ろうとしたけど、勝手に中身を変えていることもあるでしょうし、信じたらダメな商品もたくさんあります。

 

で、大島椿の椿油ですが、アトピコのオイルDは調べていたけど、市販のロングセラーの分は、調べていなかったそうで、私から聞かれたことで、すぐにそちらも分析依頼をかけられたそうで、もちろんそちらも、たんぱく質は検出されませんでした。

まあ、精製しているだけですから、当たり前と言えば当たり前ですが、「調べる」という

姿勢がほんとに素晴らしいです。

なので、大島椿の椿油に関しては、安心して、使っていただけるわけです。

今までも、椿油の話は散々していて、他のはダメですよと、これだけ言っているのに、他社製品の混ぜ物が入ったものや、ほぼ原油に近いものなどを使っている方がいて、しかも、同じだと勝手に思い込んでいる方がいて、そんな高いものでもないし、簡単に手に入るものなのに、なんで素直に買わないのか理解に苦しみます。

前にも何度も書いていますが、食べる場合は、原油に近い(しぼりたて)ほうがいいですが、油の欠点は、酸化ですから、皮膚に塗る場合は、酸化しにくいものでないといけません。酸化した油は、過酸化脂質と言って、皮膚に炎症を起こします。

大島椿のアトピコに関しては、皮脂よりも酸化しにくく、安定しているというデーターをちゃんと出しておられるので、これまた安心して使えるわけです。

 

他社の椿油の場合、製造工程のラインで、他のものを作っていて、それが混入している可能性もあるでしょうし、またいろいろ混ぜることでの、厄介ごとも増えるわけですから、それをちゃんとわかって調べるなりされているならいいんですが、まあ、そんな企業、なかなか見つけれられないんじゃないでしょうか。

だから、勧めていないんですよ。

 

ちょうど、NHPスペシャルの後に、小児科学会か小児皮膚科学会かアレルギー学会だったか、なにかあったそうですが、小児科のドクターが大勢参加されている学会で、企業展示ブースに大島椿さんが出展されていて、大勢の小児科医から、私と同じように、たんぱく質を含むのかどうか聞かれたそうです。

やはり小児科の先生のほうが、食物アレルギーには敏感でいらっしゃいます。

子供の食物アレルギー(大人もですが)は、深刻ですからね。命にかかわることもありますから。

なんでも皮膚に塗ればいいわけではありません。

ポッと出の、ベンチャーの化粧会社は、そういうこと、わかって売っているんですかね。。

 

さて、続きです。

 

とばしとばし書いていくと、何を書こうとしていたのか、忘れてしまいますね。

 

一番みなさんに知ってほしかったのは、これ!

NHKスペシャルです。

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586603/

ご覧になった方もいらっしゃると思います。

見逃した方は、NHKのオンデマンドでしたっけ?見ることができます。

私ももう一度観たいです。

NHKのこういうスペシャルって、結構お金も手間暇もかかっていて、と~ってもわかりやすいですよね。

オンデマンドの定期契約してもいいかなと時々思います。そしたら、いつでも何回でも観れるはずだから。(詳細はNHKのサイトをみてくださいね)

 

それについて、千葉県の皮膚科の先生が、詳しく書いてくださっているサイトを見つけました。

勝手に、リンクさせていただいております。

http://sogahifuka.com/blog/?p=2354

素晴らしいですよね!こんな丁寧に詳しく書いてくださって!!とてもありがたいです。

 

一般の方には、ちょっと専門用語が出てくるので、一部わかりにくいところがあるかもしれませんが、ようは、アレルギーというのは、初めて体の中に入ってきたい場合には、まだならない、ということをまずは知ってください。

アレルギー反応が出るのは、2回目以降です。

食物アレルギーが、必ずしも口から食べたものだけで起こるわけではなく、皮膚から入ってきても、「経皮感作」といって、アレルギーが成立してしまうわけです。

 

海外では、このNHKスペシャルで取り合げられたような、大体的な実験(子供を対象にしても)がされて、発表されたりするんですが、こういうデーターは大変ありがたいですよね。

このピーナッツアレルギーのデーターは、アメリカだと勝手に思ていましたが、ロンドンだったんですね。

 

ピーナッツアレルギーというのは、重症な症状を起こしてしまうことがあり、一口にアレルギー反応といっても、軽いものから重症なものまでさまざまですが、本物のピーナッツアレルギーは、本人である子供も親も大変だと思います。

 

食物アレルギーの場合、アレルギーとして出てくる前に、食べないようにしていたら、アレルギーの予防になると以前は思われていて、今アレルギーはないのに、特定の食品を避けたりするのが、勧められる時代がありました。

例えば、今は卵アレルギーではないけど、卵をさけて生活する(赤ちゃんの話ですが)と、卵アレルギーにならないのでは?という感じです。

のちのち、避けることによって、アレルギーの発症を予防する証拠はない、と実証されたようです。

 

で、このロンドンの実験ですが、すっごい簡単に書きますと、赤ちゃんを対象に、ピーナッツを食べさせて育てたグループと、食べさせないで育てたグループとに分けて、5歳の時に、ピーナッツアレルギーを調べました。

そしたら、ピーナッツを全然食べていないほうがアレルギー発症率が高かったんです。

 

じゃあ、どこで、ピーナッツが体の中に入ったのか?!と侵入ルートを探すわけですが(だって、口から食べさせていませんから)、

そしたら、なんと!お母さんが、赤ちゃんのスキンケアとして塗っていたピーナッツオイルだったんです!!

皮膚に塗って、「経皮感作」が成立して、アレルギーの完成です!

 

ああああ。。。。おそろしい。。。

 

食べられるものすべてが、皮膚に塗ったら、絶対にアレルギーをおこすわけではありません。

起こしやすいものというのがあります。

アレルギーを起こしてくるのは、たんぱく質なので、アレルギーが入っていたら、ヤバいわけです。

同じように塗っても、全然へっちゃらという方もいれば、なんか調子が悪くなる。かゆくなる、などピンキリです。

製造過程も含めて、ちゃんと製品を調べたのか?と思ってしまいます。

→続く

 

お待たせしました。

なんちゃってオーガニック化粧品のろくでもない話パート2です。

 

以前にも書きましたけど、地球にやさしいからって、人間の皮膚にやさしいかどうかっていうのは全然別の話で、野菜でも草でも植物って、「アク」がありますよね。そのアクの中に、実はいい栄養分があったりするので、食べ物として体に食べるのはとてもいいことも多いのは事実です。

 

でも、皮膚に塗るのは、全然別です。

 

口~食道~胃腸の粘膜に、そういう成分が付着するのと、皮膚に付着するのは、免疫の働き方が全然別で、口~肛門までというのは、基本、外と繋がっていますから、住んでいる細菌にしたって、口の中というのは、とても汚いし、大腸にもいろいろな菌がいます。

口から入ってくるものって、全て全部が滅菌されたものばかり食べているわけでもないですし、口から入ってくるものに、いちいち気にしていたら、人間、石器時代から生き残ってきていないでしょう。

口から入ってきて、腸にまで到達して、吸収されていって、栄養になるので、よりごのみなんか、している場合ではないんですね。

生野菜なんて、ちゃんと洗われていない場合もあるでしょうし(実は、土や虫よりも農薬のほうが怖かったりしますが。。)、野菜以外にも、加熱していないものも食べるでしょうし、だから、胃酸で殺菌もしてくれるわけですが、全てが胃酸で万事OKというわけでもないでしょうし、でも栄養があるなら、せっかくだから吸収しないと、食べた意味がないですよね。

腸での免疫は、「免疫寛容」というのがあって、とてもおおらかだそうです。(腸の粘膜の調子が良ければ、の話ですが)

 

でも、皮膚は違います。

皮膚は、体の中での、最前線のバリアであり、外界のものと超~戦っている場所です。

免疫部隊が、絶えず見張っているわけで、まして、皮膚って、食べ物をつける場所ではもともとないですから、皮膚もびっくり!ですわな。

 

もし、皮膚に塗って、免疫部隊に見つかって、一度攻撃されたら、たぶん、ず~っと目をつけられます。

皮膚だけの話であれば、皮膚にまた塗る→なんか反応が出る→次から塗るのをやめておく、また塗ったところで、また反応(赤くなったり、かゆくなったり、ひりひりしたり、など)が出る、反応は止めてくれるまで、どんどん強くなっていく場合もあります。

それでも、皮膚だけであれば、皮膚だけの反応で済むからまあいいんですが。。

 

目をつけているものが、今度皮膚からでなくても、口から食べて、腸の中に入って、吸収された時に、同じ免疫部隊が出てきて、攻撃します。

いわゆる、アレルギー反応ですね。食物アレルギーですね。

程度にもよりますが、なにに食物アレルギーが出るかで、外食は不可能、自炊するにしても、むっちゃ大変!となっていまうこともあるわけです。。

大人になってから出してしまった食物アレルギーって、治るんかな。。?と思います。

(IgEの即時型の分です。アレルギーにもいろいろあるそうで。

ただ、このIgEの分は、中には、アナフィラキシーショックといって、血圧が下がったり、呼吸が止まったりと、命にかかわるくらいの大きな反応が出ることがあるので、なんだ、アレルギーか、で済ませられるものではありません。)

治るのかもしれませんが、治ったかどうか、最終的には、食べてみるしかないので、自分の体を使って実験するわけです。

アレルギー反応が重篤であれば、試す人もいないでしょうし、試すのを勧める医者もいないかと。。

重篤な方のアレルギー反応を、わざと体内に入れて確認する場合は、どうしてもそれが必要であれば、入院の上、医師が横について、点滴もしながら(いつでもすぐに薬が投与できるように)、試す、ということは、一応あります。。

患者さんも医者も大変です。。で、もし本当に反応が起こったら、もっと大変です。。

まあ、あまり一般的にやるものではないかと。。

 

「茶のしずく」のせっけんの話に戻します。

事件をお忘れの方・ご存知ない方のために、日本アレルギー学会のHPより参照です。

http://jsall-web.sharepoint.com/Pages/default.aspx

 

もちろん、使った方全部が絶対にアレルギーになるわけではないんですが、たくさんある化粧品の成分の中で、わざわざ、そういうのを使わなくてもいいんじゃない?そういうのを入った化粧品を買わなくてもいいんじゃない?と思います。

そこまでして、その成分、必要ですかね。

 

何度も言いますが、皮膚がかぶれるだけ(ただの刺激で)だったり、皮膚だけのアレルギー反応だったらいいんですが(皮膚だけのアレルギー反応っていうのはなくて、アレルギーというのは、基本全身で起こります。ただ、その目で見えるような反応の症状が、見つけやすいかどうかで、皮膚にだけ反応が出ているように見えることがあります。皮膚だけだし、と思って軽く考えて、繰り返し反応を起こしていると、いきなり全身に、わっ!と出ることもあり、どの時点で、どんな反応が出るのかは、神様しかわかりません。予測不可能です。

ただ、確率としては、ある、ということです。)

全身の反応になると、口からは入れられません。食事が不便どころの話ではなく、栄養摂取に障害も出てくるかもしれないし、重症な反応を引き起こす可能性が大きくなります。

 

ほんとにむか~しからある、ヨーロッパとかの老舗のオーガニック化粧品メーカーとかありますよね。

全部の成分ではないでしょうけど、もう長年使われているので、アレルギーを起こすようなものは入っておらず、大した反応が出た方もいなかった、という証明になっているのかもしれません。

長年使われてきて、なにか問題のあった成分は、商品として消えていった歴史があるのかもしれません。

あるいは、気づかれていないだけで、実は、そういう症状の方もいるのかもしれません。

そのへんは、メーカーの研究の歴史にもよるんでしょうし、問題のあった方の人数が少なくて、公けになっていないだけかもしれませんし、仕方ないくらいにしか思っていなくて、日本のように問題にされなかったのかもしれません。

 

アレルギーだけでなく、いろんな病気が、医学の進歩にともなって、当時はわからなかったこと・気づいていなかったこと・関係しているとは思われていなかったことなどが、あとからわかることもあって、「茶のしずく」の場合、最初にきづいて、調べていった先生がすごいなと思いましたが、そういう方が、一人ではなかったということと、ちょうど情報化社会で、使っていた方も多かったし、問題も大きく取り上げられましたね。

また日本人の場合、便乗と言いますか、全然関係ない方も心配になって、皮膚科を受診したり、心配されたりして、大問題になりましたね。

 

今、ほんとに、ナチュラルブームというのか、なんちゃってオーガニックブームで、昔から使っているハーブエキス混ぜるだけでなく、アレルギーを起こしやすい食べ物(たんぱく質含有)を混ぜているものがどんどん出てきて、バカのひとつおぼえみたいに、「口に入れるものだから安心」と決まって書かれていると、もう反吐が出ます。

誰か、止めてくれ、と願います。

消費者庁・厚労省の官僚の方々、止めてください。

 

口から入れるものすべてがアレルギーを起こすわけでも、もちろんないんですが、そういうことをわかって作られている化粧品が一体どれだけありますかね。

調べた上で、安全を確認した上で、混ぜている分には、好みみたいなものですから、好きにすればいいと思いますが。

(でも、混ぜたほうがいい、というデーターすら、もっていないはずですよ。そういうデータ取るのも、お金かかりますからね。)

そういうことも知らずに作っている、ポッと出のベンチャー企業の作っている化粧品、動物実験すらせずに、研究開発費をケチっているのに、一体どうやって調べているというんでしょう。

そもそも、そういうことも知らないから、いろいろ変なものを混ぜるし、もっともらしい宣伝文句でごまかします。

 

例えば、また資生堂の話になりますが、以前、研究員の方とお話した時に、オーガニック流行りの話を私がやばいみたいなことをその時も言っていたですが、私の知る限り(って、資生堂全部の化粧品の全成分を調べたわけではないですが)、資生堂の化粧品の中には、そういう刺激のある食べ物系が入っている、ヤバいものはないはずです。

研究員の方もおっしゃってましたが、実際、調べてみると、そういうほうが刺激になっているから、成分に混ぜない(使わない)とおっしゃってました。

 

大手化粧品会社全部が、その辺を徹底して調べているかどうかは知りません。

でも、ちゃんとしているところは、使っていないか、昔使っていても、どんどん切り替えていると思いすよ。

混ぜているよな植物エキス(というか、口から入れるものだった場合)は、ちゃんと安全性を調べていると思います。それだけの知識と資金と施設もお持ちなので。

だって、「茶のしずく」問題もあったし、あれでビビらずに、放置しているような会社はやばいでしょ。

 

だから、素人がちょっと勉強したくらいで、化粧品開発製造販売なんて、できるものではありません。

薬学的知識に加え、医学的な知識も最低必要で、薬と化粧品で、全然別ものですからね。

なので、私にはそこまでの知識も資金も施設もないので(一番大事なのは知識だと思います)、化粧品開発はしません。

将来はわかりませんが、今の時点で、私の欲しい化粧品は、もうどなたかが作ってくれているので、餅は餅屋で、勝てるわけもありません。相手は、ホントのプロですから。

それだったら、親しい化粧開発の方々に、好き勝手、こんな化粧品がいい、ここはいい、あそこはこう変えてほしい、と言っているほうがよほど気楽でいいです。

 

口から食べる場合、なるべく天然に近いものを精製度合いの低いものを口に入れるようにしていますが、逆に化粧品は、精製度合いの高いものを使うようにしています。

天然のものであれば、せいぜいアロマオイルの一部くらいで(私は、皮膚が強いので、あまりかぶれませんが)、あるいは安全性が検査されて、なおかつ信用できる企業のものを使っています。

使いやすとかの便利さや値段・使いここち(皮膚に乗せた時の触感なども)も大事ですが、一番は、安全性ですね。

だって、ほぼ毎日ですから。

 

香りづけは、好きな香りの場合、リラクゼーション効果があるので、理解できますが、そのなんかわけわからん植物エキス、一体何がどういいんでしょう。

そこのHP見ても、入れたことのメリットを示す、ちゃんとしたデーターが載っている企業は、ほとんどありません。

イメージのみです。

それだったら、かぶれたり、アレルギーの可能性のあるものをわざわざいれなくても、最初から入れなくてもいいんじゃない?

ていうか、そんなもの、買わなくて、他の入っていないものを買えばいいと思います。

→続く

 

 

 

 

 

 

いや~、なかなか忙しいのと疲れちゃって、今日はもう寝ようと思います。

 

簡単ブログ更新で勘弁してください。

 

前にも、レチノールのすっごい強いのを顔に塗っても、栄養療法をやりながらやったら、それほどレチノイド反応も出ず、日常にまあ許せる範囲くらいで、使っていくことができる話をちょっと書いたと思います。

栄養がどれだけ足りているかどうかで、レチノイド反応具合も変わるので、自分の栄養状態がわかるので、とてもおもしろいです。

なので、どんな反応が出るのか、マシで全然OKなのか、ちょっと目立つ?仕事に支障が出る?のかは、まあ、日によって違うのと、思った以上の反応が出て、びっくりギョーテン!することも。。

スリル満点です。

 

さて、それを、首と手指の甲に塗ってみました。

 

手は、塗って、数分もしないうちに、カ=っ!!と熱くなり、塗ったところだけ、見事に赤くなりました。

おお==っ!

どうなるんやろ。。

そのまま寝てしまったんですが、朝には消えていました。

2回塗りましたが、まだ、効果はよくわかりません。

でも、かさかさとめくれてくることもなく、今後の継続に期待です。

 

で、首は、まだらに真っ赤っかになって、一部ガサガサに。。一部は、ガサガサがひっかかって、突っ張っているような感じがします。

ガサガサといっても、バババ~っと皮がめくれているわけではなく、乾燥のひどいの、みたいな感じです。

派手に出ましたね~。でも、まだ反応のしたら、マシなほうだと思います。

首の皮膚の代謝が、顔や手に比べたら、私、悪いな。

まあ、首にこれだけの反応が出たので、これが再生した後が楽しみです。

 

もうね、自分の顔にレーザーあてるのもメンドクサイのに、首や手にまであててられないんですよ。効果がいいのはわかっていますが、顔もやって、体もやって、なんてしていたら、時間かかってしょうーがないので。やってらんないっす。

 

マネしないようにしてくださいね。

マネしてもいいですけど、レチノイド反応がひどい出ても、責任もてませんよ。

栄養療法で、私の場合は、代謝を上げるように調整していますから、完璧ではないですけど、一般の女性よりは、皮膚の代謝は、いいほうだと思います。

なので、まだ、なんやかんや言っても、反応がマシなわけです。

もし、チャレンジしてみたい方がいらっしゃったら、処置中にご相談ください。結構、おもしろいですよ。

 

今日、ひとつの仕事が一段落しました。ふう~。

いや、良かったです~。

ひとつ終わったので、次の仕事がまた待っているだけですが、今日はしばしの休息で、といっても休日出勤ですが、お昼ご飯を食べに行ったついでに、気になっていたお店によったりと少しぶらぶら。としていると、アッ!というまに、もう4時過ぎ。。。またしても、自分の顔や顎や体などに、いろいろやりたかったレーザー等々ができませんでした。。。うう。。

まあ、いいや。また今度。院内の溜まっている仕事を少しして、本屋さん行って、大丸行って帰りました。

今日はいい日でした。

 

さて、なんちゃってオーガニックシリーズも溜まっているんですが、ちょっとお先にマスクの話。

うちの患者さんでも、続けて何人かが間違った使い方をされていたので、注意喚起です。

 

インフルエンザやら風邪やら花粉症やらで、マスクをされている方、どんどん増えてきましたね。

私は基本、仕事以外ではマスクはしません。

自分が風邪で咳している時は別ですけど。

 

1年前までは、乾燥すると、咳が出てきて、季節問わずですが、やはり真冬が一番喉の粘膜も乾燥するので、毎年咳喘息のようにひどくなると言いますか、気管支炎をこじらせるような形になります。

処置中もしょっちゅうのど飴をなめて、加湿もして、それでも咳が突然出だす。

喉の粘膜に、何かが、ピッ!とついた瞬間がわかると言いますか、ものすごい勢いで、体外に排出しようとしているのがわかります。

もうそうなってくると、悪循環にはまるので、早めにきつい咳止めを飲んで抑えたり(副作用は覚悟の上ですが)してました。

でも、ある日ふと、「この薬、効くんじゃない?」と始めたみた薬が、のどの保湿剤みたいな感じなんですが、それを飲みだしたら、いつもだったら咳が始まるような環境でも出なくなり、水をこまめに飲んだり、のど飴をちょっと舐めるだけで、全然出なくなりました。

喜んでいいんですが、一生、この薬(大した副作用はないんですが)、飲むんかな。。とちょっとブルーに。。

そして、ちょうど運命的な出会いの栄養療法の勉強を始めて、私のこの症状は、ただの栄養が足りないだけでした。

栄養療法を始めたら、ぴたっと止まって、ほとんど薬を飲まなくてもよくなり、たま~に、湿度の無茶苦茶低い日に、念のため、飲んでおこうか、という程度で済むようになりました。

栄養療法さまさまです。

 

昨日、いつも飲んでいるサプリがちょうどなくなり、クリニックの在庫も患者さんの分まで足らない事態になり(発注は結構しているんですが、処方に追いついていないような状況で。。そうなると、自分の分は買えません。。)、でもそこそこ足りてきているから、1~2日くらい大丈夫でしょう、と1種類ぬけたですが、そしたら、久しぶりい咳が出てきて、水ばっかり飲むから(脱水気味も、のどによくない。喉の粘液が濃くなって、へばりついたり、のどの粘膜がぴきぴきしているのが、わかります)、トイレばっかり行くし、でも口も喉もカラカラでしゃべりすぎです。。)、なんで?!と思っていたら、夜にはちょっと落ち着いて、今日、そのサプリが届いたのでガンガン飲みまくったら、全く出ないんですよね~。

たまたまかもしれませんし、散々水飲んで、落ち着いたのかもしれませんが、ちゃんとサプリは飲んでおこうと硬く思いました。

 

幸い、いたって健康で、インフルエンザ対策も花粉症対策もバッチリなので、マスクはめんどくさいので、しないんですが、ヤバい咳をしているのに、マスクしていない人って、街中にいますよね。

確かに、そういう人から、飛沫感染されないように、マスクは必要な時もありますね。

 

感染症対策や花粉症は、もうどうしようもないし、仕事でマスクが絶対必要な方などは、そりゃもうしないといけませんわね。

 

でも、一部の患者さんで、診察や処置後に、いきなりマスクをする方がいて、「花粉症ですか?」とお聞きすると、「すっぴんだから」と。

 

。。。。

 

すっぴん隠しに、マスクしている人、世の中には、結構多いそうですね。

 

はっきり言いますが、そういうことしているから、肌、汚いんですよ。

だって、マスクの淵で、皮膚、擦っているでしょ?

大体、紙製のマスクだし、ガーゼと言っても、結局、目の下の辺の頬のところ(肝斑も出やすい場所周辺一体)、擦れているでしょ。

 

医療関係者の方で、マスクの上の淵にそって、赤くなっている方がいて、でもしないといけないので、いろいろ工夫をアドバイスしたんですが、医療関係者だって、できればつけたくないと思いますよ。でも、しないといけないから。

 

すっぴんを隠そうとして、マスクで擦っていたら、世話ないですよね。

 

ひどい人になると、日焼け止めの代わり、とまで言いますね。

 

そんなぺらっぺらっの、やっすい紙マスクで、横も上も下も空きまくりのマスクで、一体、何が防げると思っているんでしょう。。

通しまくりです。

こんな人には、シミの治療はしませんが。。

 

先日来られた患者さんも、肌全体が炎症を起こして赤黒くなっているのに(なんちゃってオーガニックを始め、ろくでもない化粧品を使っていたから)、帰りに、ぺらっぺらのマスクをしていて、「?」と思って理由を聞と、やはり、すっぴんだから、と。

そういうことするから、余計に炎症が起こって、赤くなるんですよ、と言ったら、もうすぐ北海道に行くから、マスク要りますよね?と聞かれて、意味が全然わからなかったんですが、「風が寒くて強いからマスクをしないといけない」だそうです。。

そんなぺらっぺらのマスクで、一体何を、何から、守ろうとしているんでしょう。

北海道に住んだり、旅行すると、ずっとマスクするんでしょうか。。

 

確かに、湿度も低く、温度も低い風って、皮膚、痛いですよね。刺すように痛い。

でも、そんなもの、マスクで守ってもらうなら、どこまで分厚いのをするねんって。

 

するなら、ほんとの防寒具で、顔下半分、というか、目以外、覆うかでしょう。

 

スキーやスノボで、ちょっと吹雪の時や厳寒時の恰好って言ったら、わかりやすいですかね。

 

マスクは、マスクです。

花粉症やインフルエンザ対策でしようと、皮膚が擦れるのは、同じように擦れます。

でも、そういうデメリットがあっても、しないといけないから、するわけです。

なんにもで、メリット・デメリットがありますから、その時々で、何を優先にするのか、何を犠牲にするのか、人によっても価値観が違います。

選ぶのは、貴女です。

すっぴんを隠したくて、マスクをする人は、皮膚が擦れて肝斑が悪化しようが、炎症を起こして赤黒くなろうが、貴女が選んだんだから。

受け入れましょう。

 

 

 

以前より、オーガニック風化粧品を使っている患者さんが増えましたね~。

オーガニック風と言うのは、一体何がオーガニック化粧品なのか、何をもって、「オーガニック」と呼んでいるのか(勝手に、メーカーが、自称「オーガニック」と言っているだけで、誰かが証明したわけでもなんでもないので)、私には全くわかりません。

 

オーガニックがいいとそういう商品を買う人は、一体、何がいいんですかね。

食べる場合は、わかります。

そりゃ、野菜でも農薬なんて少ないほうがいいし、肉や魚でも養殖よりも天然(野生)だったり、飼育養殖されていても、餌に薬品などが入っていないほうがいいです。

でないと、食べる側の人間も、その薬が口から入ってしまいますから。

 

それを言い出すと、化粧品の材料になっている植物エキスに、農薬が入っていないほうがいいという考え方なんですかね?

ていうか、そこまで考えて、そもそも購入を決めているんですかね?

そこまでこだわるってことは、野菜も無農薬を購入されていたり、肉や魚や卵なども、より天然に近い形で飼育されたものを買っていらっしゃると?

それは、大変ですね~。

 

さて、そうまでして、植物エキスって入れないとダメですか?

何がそんなにいいんですかね。データーを見せてほしいな。イメージではなくて。

 

普通のどこにでもある化粧品に、「オーガニックエキス配合」しかもご丁寧に、「オーガニック認定」のエキス配合だか、商品自体で認定取ったとかで売り出しています。

今のご時世、「オーガニック」と書きさえすれば、何も考えない、イメージ戦略にまんまと乗っかった人達がいくらもで買ってくれるから。他の商品との差別化ですね。ただの販売戦略ですね。

その中身は、すっごい安物の界面活性剤てんこ盛りの質が悪い化粧品であっても、オーガニック化粧品を称賛している人達のいうところの植物エキスがものすごい微量~入っていただけで、いいんですかね?

そのエキス、一体、なんの役に立つというんでしょう。

 

本当のオーガニック好きという方は、基本

あまり美容皮膚科には来られないと思いますし、実際、少ないです。

オーガニック好き=本物のべジタリアン、という方は、診たことないかな。あったかな。

オーガニックで、シミを取れ(レーザーはダメ。ようはスキンケアで。使うなら、オーガニックみたいない化粧品で)という方が、お一人来られたことがあって、無理です、と断りました。

オーガニックは好きだけで、ベジタリアンではない、という方は、まだ一番マシです。

で、こういう方が使っていらっしゃるオーガニック化粧品は、大体老舗のオーガニックを使っていらっしゃって、(老舗のオーガニックだからと、全商品使っていいわけではありません。皮膚科学とはかけ離れているので、もみ殻などのスクラブが商品として販売されていたりするので、老舗オーガニックでも、止めさせることも多いです。

 

一番最悪のパターンが、なんちゃってオーガニックで、しかもなんちゃってベジタリアン、という二重苦の方です。

オーガニック風のわけわからん化粧品で、肌はボロボロだわ、動物性たんぱく質(特に肉)を全然食べていないので、栄養は普通の女性でも栄養失調なのに、さらにひどい栄養失調で、したがって、脳に栄養が回っていないので、判断力・読解力・集中力などすべてが落ちていて、メーカーの広告戦略に見事にはまっていきますね。向こう側にとって、都合のいい情報のみにどっぷり漬かっていますから、抜け出すのが大変で、洗脳を解いてこれないというか、もう考え方がずれているので、どこからどこまでおかしな思い込みをされているのかが、皆目わかりません。

1たかが1時間ちょっとのカウンセくらいでは、同じ次元の世界に戻してこれないです。

 

そういう患者さんの中には、「すっごい勉強しています!」と張り切って言われる人がいますが、その勉強したと言われるベースの情報が、あちら側の誘導しようとしている情報から得ているので、いつまでたっても、こちら側にはたどり着けないわけです。

 

スキンケア相談の患者さんの場合、初診時に使っている化粧品の名前(メーカー・商品名)は全部お聴きしていますが、時間のある限り、受診されるまでに一応全商品ネットで調べます。

ほぼ100%と言っていいくらい、ベンチャーの新しい自称オーガニック風化粧品で、全然名前も知らないことも多くて、どうして、それを知ったのかもお聞きすることもありますが、ほんとにネットのSEO対策に素直~に乗っていて、それがお金をかけて誘導していることに全く気付いていない。

こりゃ、どこの会社もSEO対策にお金かけるわな。

 

もうほんとに全部、そこの商品名で検索して、そのサイトをあけた瞬間に、あ========、、ろくでもない、と思います。

なんの根拠もなく、大きい字・派手な字で、「とっても優しい」「敏感肌」「オーガニック」「無添加」と単語の羅列で、あと、値段ね。今がいかにお買い得かどうかの誇張。

こういうところの商品って、全成分表示を探すのも大変で、ほんとにひどいところはいくら探しても見つからない。

もっともらしく、地球の環境を考えているような文言が、みんなしてコピペしたん?それとも、同じ会社が作ってるん?というくらい、似たり寄ったり。

見る人が見ればすぐにわかるHPなんですが、こういう単純であからさまなものをそのまま信じてしまうんですね~。

企業は、今って、楽ですね~。中身がなくても、こうやって、消費者誘導して質の悪いのを作っても、誰かが調査するわけでなし、好き勝手「優しい」とかなんとか言っていたら売れるんですからね~。

 

もうそんなところのHPを開けてみているだけで、むかむかして気持ち悪くなりますが、一応商品のところを見るまでは見ないといけませんから見るんですけどね。

 

こういうところに共通して書いてある最悪の宣伝文句が2つあります。

①動物実験はしていません。

②口に入れるものだから安全。

 

はあ~っ?!

 

まず、①ですが、そりゃ、動物実験しなくて済んだらいいですよ。

でも、料理作っているわけではないですからね。

いろんなものを一体どういう根拠のもとに混ぜて作っているのかしれませんが、配合を変えるだけで、化学反応というのは全然変わってきます。

天然のもの同士でも起こす時は起こします。

動物実験せずに、「刺激がない」なんて、どうやって確認しているんですかね?

老舗が作っているもので、大昔からわかっているような配合であれば(作り方も含めて)、歴史が物語るように、あまり問題にならなかった=売っていられる、のかもしれません。

でも、ベンチャー企業は違うでしょう。

動物実験をしてないということは、人間がいきなり実験台です。

大手(例えば資生堂や大島椿など、ちゃんとデーターを取っているところ。動物実験をどこまでされているのかまでは知りませんが、必要な場合はしているでしょうし、アトピコやドゥーエなどのシリーズは、ボランティアで敏感肌などの方を集めて、本当に刺激がないかというのを調べておられます。もちろん、敏感肌などの方の前に、いわゆる健康な人で大丈夫なことは確認済みの上での、敏感肌の実験があるわけです。)

は、そういうことをする場合、皮膚科医の協力のもとにされていますし、万が一、ボランティアの方がただれたり、かぶれたりしたら大変ですから。

資生堂のほどの大手でも、そういう実験をする時に、ボランティアの方の人数を集めるのは、とても大変ですよ。

ポッと出のベンチャー企業が、それほどの数で、安全性を確認してから、売り出しているとは、とても思えません。物理的に。

ということは、買っている消費者が、実験台そのものです。

それでかぶれたとか文句言われても、ネット販売が中心ですからね。もうアクセスできないようにHPたたんでしまえばいいわけで、あのカネボウや茶のしずくの時みたいに、えげつなく大勢が使っているわけではないので、少人数がかぶれたといったところで、社会的に問題視もされません。よくある話だし。皮膚科行って、化粧品かぶれですね、と言われて終わりです。

そんな堂々と、「動物実験していません!」と言っている化粧品、使いたくないな~、私。

水にグリセリン混ぜただけのとはわけが違うんですから。どうやって、安全性を確保しているんだか。。。

 

人間っていうのは、非常に傲慢で、他の生物を犠牲にしないと生きていけない動物です。

そこが、他の生物と違うところで、他の生物も自分が生きていくために、違う動植物を餌として食べて、その命を奪いますが、おなかが空いている分だけ食べますよね。残すってこともないし、必要最低限ですよね。人間だけが、必要以上に犠牲にしてしまうわけです。

かといって、ここまで文明にどっぷり漬かってしまうと、山奥で自給自足するわけにもいかないので、日々、犠牲になってくれた生物に感謝して大事に生きていくしかないと思います。

そんないかにもの言葉に乗っかるんではなく。

 

動物実験もしていない、マスカラやアイシャドウ・アイライン・目薬なんか、目に入る場合、絶対に怖くて使えませんけどね。下手したら、失明ですよね。

 

②口に入れていいものしか使いません、なんて、最悪です。

うちの患者さんで化粧品のことを相談された場合、食べ物は絶対に皮膚に塗るな!と言っています。

アレルゲンの分析までされた化粧品は別ですが。

(ちなみに、椿油は食用がありますが、大島椿に関しては、ちゃんと調査されているので大丈夫です。今日は時間がないから詳しくは書きませんが。なので、皮膚にオ天然オイルを使う場合、大島椿の椿油以外、私は勧めていません。

 

先に触れておきますが、茶のしずくで、重篤な小麦アレルギーを引き起こしたのを、みなさんお忘れでしょうか。

 

今日は遅いので、続きはまた次回に。