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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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昨日の続きです。

 

シワはたるみと違って、どこのシワか、どれくらいの深さなのかによって、治療法がいろいろ変わります。

 

浅~いチリメンジワというのか、小じわというのか、そもそも小じわの定義が人によっても全然違うため、おススメはこれ!というひとつがなかなか難しい。。

 

特に若い方の「気になるシワ」は、レーザーを使うこともありますが、スキンケアをちゃんとするだけで良くなることもありますし、シワ用のクリニック専売化粧品の軽いもので良くなることも多いです。

 

大人のシワでも、場所によったら、クリニック用の化粧品で結構対応ができます。

(スキンケアをちゃんとするのは、大前提です。)

 

クリニック用化粧品でも、強さを選んでいけば、それほど困ることもなく、そこそこ良かったりもします。

 

ところが、眉間のシワやおでこのシワ目じり、目じりの深いシワ、口回りのシワ。。

ようは動くところですね。

 

動いたせいでできる、折りたたみジワ。

 

長年、そこばっかり折りたたまれるので、年月が経てば経つほど、深くなりますよね。

完全な溝になる。

まるで、ナイフの先で、ピーッと薄く削ったみたいな、シワ。。

 

この深さは、浅いようで、結構深いです。

 

こういう。シワは、患者さんがどこまで浅くしたいのか

(シワを消す、というのは無理と思っておきましょう。一見、消えたように見えることもありますが、消えたわけではないし、こちらから、「消します」と言うと、言い過ぎです。患者さんが、「消えた!」と喜ばれることはありますが、よくみると、消えているわけではなく、うっすらと残っています。

溝を浅くする、と思っておかれたほうがいいです。)

それによっても違ってはきますが、動くせいでできたシワで、そこまで深くなってしまうと、いろいろな治療を組み合わせないと、患者さんの満足度というのは、低くなります。

 

動いたせいでできるシワ(表情ジワと言います)は、まず動くのを止めないといけません。

 

もうこれ以上折りたたませないようにする。

 

それが、いわゆるボトックス治療というやつです。

(ボトックス®は、アラガン社の商標登録です)

 

でも、動きを止めただけ。

 

溝は残る。

 

深い溝を早く改善したいというなら、レーザーなどよりもヒアルロン酸注入と言って、注射器の中に寒天みたいに入っているものを注射して溝を埋めるという治療法があります。

 

レーザーなどにも世の中にはきついものもあって、1度の効果が高いものもありますが、その分の副作用合併症もきつい。

 

全部、レーザーなどでなんとか、となると、回数がかかりすぎるのと、何回やっても、全体の良くなった印象と、溝のシワの印象とのギャップが大きいかも。

 

注射系はいやだという方もおられて

(注射で刺す以上、内出血、腫れは可能性があります。溝の深さとヒアルロン酸の粒の大きさや入れる深さが違うと、ちょっとミミズ腫れみたいになっちゃったり。

日にち薬で馴染んできますが、なかなか馴染みにくいこともあります。

もちろん、吸収していずれなくなります。)

それはそれでいいんですが、ひとつの治療では、効果に限界があるということです。

 

 

なんの治療にもメリットデメリットがありますから、理解した上でやるのは、個人の責任でるからなんでもいいと思います。

 

理解せず思いこんでやっちゃうと、こんなはずじゃなかった、になりがちです。

お気を付けください。

 

一昨日にFacebookに上げた記事のコピペです。

 

以下、コピペです。

 

 

今世間はお盆休みですよね。

 

海外に行かれている方も多いと思います。

免税店も含めて、化粧品を買って帰る方も多いのではないでしょうか。

お土産としてもらう方も多いのではないでしょうか。

 

海外では買わないことともらっても使わないことですね。

 

それが一番安全。

 

ブログでも書いていますが、アトピー素因のある方は、そういうのは絶対使わないこと!

 

国産であっても、赤くなってる、湿疹が出てるなど、そういう異常があるところには使わないで下さい、とちゃんと書いてあります。

 

学会でも問題になってましたけどね。

化粧品のパッケージを読まないって。

好き勝手な使い方して、おかしくなって、文句を言う。

 

ちゃんと説明書通りに使えばなにも起こらなかったはずなのに、ということは往々にしてあります。

 

アトピーというか、皮膚炎起こして大変なことになっているのに、平気で化粧品塗りたくってる人、結構います…。

しかも、質の悪いものを何個も重ねて…。

 

良くなるものもなるわけないやろって当たり前なんですが、止めませんねー。

 

それでも塗っていいと保障はできないけど、同じ塗るなら、まだ刺激ないかも、という化粧品勧めても買うわけでなし…。

 

肌をなんとかしようとは思ってないのか?と思います。

 

 

そういうひとは、お決まりのステロイド漬けです。そういうクリニックに薬だけもらいに行くから。

 

アトピー素因がなくても、乾燥肌の方も含めて、肌に塗るものは慎重に。

思い込みも止めること。

 

製薬会社が作ってるから安心安全、ということもないですよ。

会社名なんて、それっぽく勝手につけられるわけですし。

 

ドラッグストアに行って、 すごいイチオシ!!みたいに派手派手しいポップと一緒に並んでいたら、とりあえず止めておくこと。

 

それは、ドラッグストアが儲けが大きいから売りたいだけです。

 

ホントに良い商品というのは、あまり卸値を下げないので、ドラッグストアの儲けは少ない。

なので、大体的に場所押さえてまでは売らない。

 

これはお店としては当たり前のことですから、自分が引っかからなければ良いですから話です。

「化粧品の安全性①」の続きです。

 

で、化粧品の安全性に関してですが、安全性を確認するのに、いろいろな実験が行われていて、その試験をして安全性が確認されたものが市場に出てきているはずです。本来は。

性善説で言うと。

 

欧米で、化粧品の動物実験が禁止され、そのあとに、日本で最初に動物実験を止めたのが、実は資生堂です。

自然派化粧品やオーガニック化粧品を使っている方は、資生堂を悪の手先、化学薬品の塊、そのせいで皮膚がダメになるんだ、みたいに思っておられる方がおられますが、最初に止めたのはなんと資生堂です。

 

それにならって、そのあと各社化粧品メーカーが動物実験を止めて、1989年より動物実験は各社の発表が正しいとすると実施されていないはずだそうです。

 

動物実験の代わりに、科学の進歩により、代替実験が行われ、資生堂に方に前気になることがあって、お聞きしましたが、そりゃあ、すごいテストをされていました。

 

ちなみに資生堂の化粧品には、いわゆるオーガニック化粧品や自然派化粧品のようなものはあまりほとんど入っていません。

それは、調べてみると、皮膚と人体にとって、皮膚から塗るには刺激があるから、使わない、という回答でした。

 

その時、ここまで調べているのか?!と驚愕でした。

それで、なんらかのアレルギーなり出たら、それはもうその人の個体の問題。だと思います。

(というか皮膚のバリア機能の状態や免疫力、ひいては、ようは栄養状態と普段のスキンケアの問題なので)

 

 

検査に、ものすごっくお金がかかります。時間も。

 

 

で、実際に、どんな検査があるのか、しているのか、というのを、実際されてきた先生が講演してくださいました。

 

 

多くの方が買っている、ネットや通販の怪しい、マイナーなところの化粧品会社が、私は常々安全テストなんてしているわけがない、と思っておりますが、

(規模からいっても無理でしょうし、外注で頼むと、ものすごくお金がかかります。HPなどのあやしさから言って、消費者の健康と安全を考えているとは、とうてい思えない。いかに、今、たくさん買わせるか?!という企業の思いがだだもれのサイトを見て、思えるはずがない。)

それで、お聞きしました。

 

「大手は別として、ネットや通販のあやしい小さい会社が、実際、今おっしゃったような検査をしているものでしょうか?」

 

大手ほどはやっていないだろうけど、一番簡単な(?)検査があって、それだけで済ませているところが実際多いかも。。

 

小さいところや大手でも予算があまりつかないところ(?)は、資生堂や花王が使っているから、化粧品の材料成分としては安全、というもとに、その材料を使うところが多いそうです。

(本当は、使うのであれば、自分たちでちゃんと調べなければならない。仕入れ先が変われば、成分も違う可能性もあります。)

 

今の法律で、全成分を表示さえすれば、極端な話、何をしてもいい、そうです。

企業の全責任に置いてやるから。

 

 

高機能性化粧品などの医薬部外品に関しては、今の動物実験なしで、代替法だけで検査して(大手であっても)、そのあと、いきなり人間でのテストですから、危ない、とおっしゃってました。

医薬部外品に関しては、動物実験がないと、ほんとに安全かどうかは確認が不十分だと。

(カネボウのロドデノールの白斑の問題とか。

動物実験があれば、あの被害は避けられたかもしれません。。)

 

 

で、倫理審査委員会の先生がおっしゃってましたが、化粧品などの安全性を審査して、承認する、ということをされているわけですが、多くのマイナーな企業が、

「処方成分すら出さない。どれは有効成分なのかもわからない。安全性の資料が全く出てこない。」とおっしゃってました。

 

あれは、検査なんか全然してないでしょうね。ともおっしゃってました。

 

 

動物実験反対!というのを、自分のところの商品の「売り」にしているメーカーってありますけど、日本の大手化粧品メーカーは、もう30年ほど前にとっくに止めているわけです。

今更、なにを。。という話で、全然「売り」でもなんでもない。

それよりも、他のちゃんと安全テストをしたのかどうか聴きたい。

あんだけ、食べ物エキスまぜまくりで、何が「お肌に優しい」だ?!といつも思います。

 

食べ物エキスだけでなく、科学薬品の成分であっても、刺激の多いものを平気でいれていたり、日本人にはダメだっちゅーねんっ!!て。

 

皆さんが化粧品で迷ったら、スタンダードにやはりせめて国産の、どこにも売っている、長いこと売っていて、多くの人が使っている化粧品からせめて選ぶのが一番被害は少ないのではないでしょうか。

国産だから、売れているから(売れているらしい、というだけで、ほんとにいい商品だから売れているのかどうかは別です)安心というわけでは決してないのですが、少なくとも、そういう時に海外のものやオーガニック・自然派化粧品は手を出さない!!絶対に!!

 

このブログをずっと読んでくださっている方は、ご存知のことですが。

今、情報格差がものすごいです。

たくさんの情報からどれだめ取捨選択できるかで、どれだけ企業の広告宣伝に乗せられることなく、自分で、自分にとっていいものを選び取れるか、まさにサバイバルですね。

 

情報を一方的に鵜呑みにせず、心地いいいキャッチコピーは疑ってかかると、おのずから、怪しいものにはひっかかりにくくなるんですけどね。。

高機能化粧品に、過大に期待すること自体が、ひっかかりやすくなります。

化粧品にそこまで期待はしない。

医療ではないのですから。

 

 

 

 

 

 

先日の美容皮膚科学会で、ほとんどがレーザーなどの機器を使った治療や注入剤を使った治療の話が大半でした。

まあ、美容皮膚科学会ですから、それはそうだと思います。

そういう意味では、美容医療で使う機器の話をこれほど聴ける学会もないのかもしれません。

私も美容医療の機器は好きですし、自分にもやりますが、栄養状態が悪いのに、特に強い治療をやるというのは、副作用が強く出るリスクが高いので、あまり興味がありません。

侵襲性はそれほどなく、あまり生体の恒常性を邪魔しすぎない美容医療が好きです。

取り返しがつきやすいものというか。

それでもちゃんと効果が出ますし、安全を最優先でやりたいです。

 

今年は、スキンケア関係の話が全然なくて。。

毎年こんなんだったかな。。というくらい。。

 

スポンサーの問題もあるのもかもしれませんが。

 

一番期待していたのが

教育講演の「化粧品から機能性化粧品へ  -安全性と効能評価の為の倫理的課題」というものでした。

 

講演が始まってすぐに座長の先生から、

「本来、こういう講演は、美容皮膚科学会でやるものではないんですが、倫理審査委員会をずっとされている先生がいらっしゃって、こういう機会を借りてぜひ知ってもらいと思って、・・・」云々、おっしゃってまして。

私は逆にびっくりです!

美容皮膚科学会でやらなきゃ、どこでやる?! 皮膚科学会ってこと・・?

(基本、皮膚科学会で、美容の話は、スポンサードセミナーでなければされません。そのために美容皮膚科学会を作って分けられたので。

皮膚科学会で化粧品の話が出ても、保湿剤や日焼け止めで、あくまでも皮膚の健康のため、アトピーや敏感肌の方が使えるように、というための話だったり、レーザー治療に関しては保険が通るものだけの演題です。)

 

まあ、してくださってなにより。

とても嬉しくて楽しみにしていました。

 

でも、おそくら聴いているのは、ドクターはとても少ないかも。。。

各化粧品メーカーや企業の開発担当者のほうが多いのでは。。?と思ってしまうくらい。。

 

 

で、実際の講演ですが、化粧品が規制緩和の影響か、機能拡大して、いわゆる高機能化粧品がどんどん出てきて、皮膚トラブルがとても増えています。

 

皮膚トラブルに大して、ず~っとパッチテストを実施されて、多くの患者さんを診てこられている先生のご講演で、やはり、海外の化粧品、オーガニック化粧品の見直しをかなりおっしゃってました。

 

海外のものや国産でもオーガニック・自然派化粧品と言われるものに、かなりの確率で、食べ物や口にするもののエキスが入っています。

今や、というかかなり前から、皮膚科学、皮膚医学では、「食べ物は皮膚に塗らない」という常識(日本だけじゃないですよ。先進国では当たり前ですよ)が、そういうメーカーは知らないのか無視しているのかわかりませんが、今も作り続け、販売もされている。。

 

もちろん、海外のものは、添加物の問題があります。

日本では認可はされているけど、あまり日本のメーカーは使わないものだけど、海外のメーカーは当たり前に使っているとか。。

こういうのは山ほどあります。

まして、現地土産とか個人輸入となると、野放しです。

日本では認可されていない成分も平気で入っています。

欧米人は大丈夫でも、日本人はダメ、という成分もあります。

 

ちなみに、皆さんが使っているシャンプーで、

「イソチアゾリン」という成分が入っていたら、今すぐ止めましょう。

これは結構な確率でパッチテストで陽性(刺激が多いということ)になるそうです。

 

これが入っている有名なシャンプーがあって、ボディソープや石けんもそうですが、パッチテストをしなくても、これらのメーカーのをアトピーやアトピーの気がある方が使うと、てきめん、皮膚がかゆくなります。

ひどい場合は、湿疹皮膚炎が出ることも。

そのせいで出ているのか、掻いて出たのか、もう見分けがつかないくらいの時も。

商品名聴いただけで、即刻止めるように言っています。

 

これらの問題も成分が入っているのを止めてもらうだけで、ステロイドを使うこともなく、自然に、しかも短期間で治ることもあります。

だって、原因は、それだから。

(実際は。その添加物だけではないんでしょうけど。)

 

 

アトピーの方は、体に(基本、全身)石けんは使わないように言います。

特に、体で使う必要はありません。よほどの時以外。

どうしても使いたいなら、安全性が証明されているもので、部分洗いなら、です。許可するのは。

 

で、やはりアトピー素因のある方は、いろんなものに負けやすく、金属アレルギーも起こりやすいし、ヘアカラーとかそうですが、なんでもなりやすく、ひどくなりやすい。

 

エステで使われる化粧品も、海外のものやオーガニックのものが多い。

無知でしかないですね。

そういうのがいいと、何の根拠もなく、なんかイメージ、ってやつで思いこんでいる。

非常~に危ない。

そういうものを、下手したら、全身に塗られるわけです。

スクラブした後や、ゴシゴシ擦った後に塗られることもあるわけです。。。

 

ナノテクノロジー化粧品についても、安全性の保障はない、と言われてました。

そりゃあそうでしょう。

ナノの化粧品なんて、自然界に存在しないものですから、皮膚に塗ることの、浸透することへの本当の影響は?

それがバンバンと市場に出回り、今では、食器洗い洗剤としても当たり前のようにスーパーで売られていますよね。

あんなの、まず、皮膚につけていいの?! そもそも、下水に流していいの?!と思います。

 

下水に流す場合、生態系にどんな影響が出るのかってわかんないですよね。

すぐには影響が出なくても、何年、何十年、となると、安全性なんて、どうやって検査しているの?と素直な疑問です。

 

それを言いだすと、洗濯洗剤の50倍抗菌とかもそうですけど。

その抗菌剤まみれの衣類を、自分の肌に直接つくことに、なんの不安もないんだな、ということにびっくりです。

 

 

一体、何をもって「安全」とメーカーは言うんでしょう。

浸透性はいいのかもしれませんが、安全性はどうやって確かめのか?

 

 

→続く。長くなったので、わけます。

 

 

 

告知が大変遅くなり、申し訳ありません。

バタバタしている間に、7月が終わってしまいました。。。

こちら京都は、祇園祭が終わり、今度は五山の送り火の雰囲気が盛り上がってきましたかね。

 

さて、8月のキャンペーンです。

大して変わり映えもせず、厚労省からの規制もあるので、そう大したことができるわけでもありませんが。。。

 

この季節に皆さんがお悩みのことで、ちょっといつもお返しができればいいなと思います。

 

この季節、毛穴はどうしても気温の上昇、皮脂も増えるし、毛穴も拡大して、と気にされる方がとても多いです。

 

実際は、どういう毛穴で何が起こっているのか、ダーマスコピーでも確認を取りながら、診断と治療を説明していくわけですが。。。

 

いろいろいい治療法、これはとりあえずやって様子を診たら?というものはあっても、それがその方がしていいのかどうかは全く別の問題です。。。

 

毛穴を気にされている方は、とにかく、こじらせている方がとても多い!

 

こじらせて悪化の一途をまっしぐら!って感じです。

 

いろいろやってほしくても、させられないんですよね~。

 

まず落ち着かせること。

今やっているおかしなことは全部止めてもらうこと。

 

それだけで、ちょっとマシになるってんだから、驚きですね~。どれだけいらんこをしてきたか、ってね。

 

こじらせが済んで落ち着いた方なら、適応あることが多いんですけどね、落ち着いたら、もうそんなに気にならなくなったりするので、あまり要らなくなったりもする。

 

商売上がったりですか(笑)。

 

イオン導入は、恒例ですね。定番中の定番。

安価なわりに、ちょっといい。

大きい期待はしたらダメ。たかだイオン導入ですから。

(やり方が間違っていると、これは凶器になりますよ)

 

この紫外線も近赤外線も強い毎日、お天気が過酷なので、お肌も過酷です。

労わってあげるために、イオン導入のおまけです。

 

 

そして、日焼け止めですね。

日焼け止め塗るのに、夏も冬も関係ないと言えばないです。年中必要です。

ただ、今やっぱり、きついですわね。

活性酸素ばんばん増えるでしょう。

しっかりと紫外線カットしてもらうには、たっぷりとケチらずに塗ることがとても重要。

 

自分に合ったものでね。

 

この機会に、いろいろお試しください。

塗り直し用とか。

もっといいものがあるかもしれません。

 

部分痩身は、夏の定番ですね。

ほんとは夏前から、春、というか、冬の終わりから準備っているんでしょうけど。

 

つけ焼き場で、結構結果いい!という方もおられますが、余裕を持ったほうがいいのも事実。

ほんとは、血液検査とかやりながら、オーソモレキュラー療法併用で行うのが一番効率がいいんですけどね。

 

キャンペーンではないですが、この季節、やはり多汗症でワキ汗を止めるボトックス治療や、ふくらはぎを細く見せたい、ふくらはぎボトックスも人気です。

 

夏はイベントが多いですからね。

その前に、気になっているところを一度診てもらおう、ということです。

 

今年は酷暑ですから、オーソモレキュラー療法はとても重宝すると思います。

夏を元気に乗り越えろ~!!!

 

 

今朝(26日)のFacebookも、育毛の話でした。

なので、こちらにも載せておきます。

 

以下、コピペです。

 

肉食美肌 育毛の器械 育毛 薄毛

先日書いた、芸人さんたちがお店で買い物する番組の話ですが、

顔の美顔器の横に、頭の育毛?のための器具も置いてありました。

 

頭を器械でマッサージみたいにするの、ありますよね。

あるいは、道具を使って、グイグイなんかするヤツ。

 

顔のマッサージは一切勧めてませんが、
(詳細は私の本をお読みください)
頭のマッサージは勧めています。

 

と言っても、洗髪時や育毛剤塗る時くらいで、わざわざ時間を取ってやるというのは勧めてないのと、道具を使うのはもっと勧めてません。

 

というか、顔と同様、頭にも道具は使わない!

 

皆さん、なんでもやりすぎるんです。
やればいいと思ってる。

 

こういうことって、やりすぎたら、余計ひどくなります。
生えてきてる毛、ドンドンすり潰していきますよ。

 

頭皮のマッサージしたら、顔がリフトアップするといのは、言い過ぎで、それはヘッドスパの宣伝でしょう。

 

 

そんなことよりも、頭皮のマッサージと言いながら、引っ張らないこと!

引っ張ったら、頭皮もたるんで、顔に来ますよ。

 

さて、その頭の道具ですが、
タコ足みたいな器具があり、それを芸人さんの頭で試すというのをされてました。

 

オー!みたいなことを仰ってましたが、そのあと、頭皮のやったところ、真っ赤っかに!!

 

「血行良くなってる~!!」と番組では言ってましたが、いや、赤くなりすぎだし…。(-_-;)

 

ちょっとアカンレベルの赤さと思いましたが…。

 

血行良くなって、皮膚が赤くなるって、熱いお風呂入ったわけじゃないんだから、道具でも擦っただけで、しかもほんのちょっとですよ、数回ぐいぐいって。

 

皮膚が赤くなる原因は、
熱、もしくは炎症です。
血管拡張とか赤ら顔はいろいろまだありますが、今の体の場合。

 

今の場合、熱を加えていないので、炎症でしょう。

うーん、これたいがいですね…。(゚-゚)

 

おそろしわー。

 

美顔器もそうですが、こういう道具使って、こじらせにこじらせた人と言うのは、誰にも相談はせずに、えげつない状態で皮膚科に来られます。

 

ホントに目も当てられません…。

 

自分の指でやる場合は、疲れますからね、そこまでえげつなくはならない。

 

道具を使うと、人では無理な力が入りますから。

 

道具は、わかって使わないと、凶器に変わります。

 

広告に乗る前に、ちょっと考えることが大切です。

保険診療で先日来られた患者さんが、円形脱毛症でお悩みでした。

うちに来られたのは、別の疾患でしたが、その疾患の説明が終了したら、これはどこで相談したらいいんですか?と相談されました。

 

円形脱毛症は、皮膚科です。

 

でも、保険診療でほとんどすることはありません。

 

なぜなら、自然に治るから。

 

そのうち、と言われると困るかもしれませんが、明日明後日ってことはないでしょうけど、しばらくしたら勝手に治ってます。

(抜毛症と言って、自分で抜いているとかは別。もちろんベースに他の病気があって、薄毛になっているのも、別です。

別の病気がベースの場合は、見た目が全然違うのと、他にいろいろ診たら、絶対ではないですけど、円形脱毛症かどうかがすぐに皮膚科医であればわかります。)

 

だから、出す薬はないと言えばない。

 

すぐに治るから、心配いりませんよという話はしますが、それだけでは患者さんも心配だろうから、一応保険で通る薬はあるので(どこまで効いているのかは、よくわかりません。。。塗らなくても治るものだから。)

、もし心配だったら、何もせずに待つのが心配だったら、塗ってみてもいいですよ、という話をします。

 

そういう意味で言えば、同じ塗るなら、自費の育毛剤のほうがいいですが、まあ値段が違うから。

 

ほとんどの方が塗らずに様子を診ることが多いです。

心配な方は、もちろん塗ったらいいです。ステロイドでなければ。

 

まず診断が大事ですけどね。

 

円形脱毛症で治るから様子を診ていると、たまに、一個治ってはまた別のところ、一個治っては別のところ、というのを繰り返し、しまいには、絶えず3~4個はどっかにある、治るけど、同時進行で別のところにまたできる、というのを繰り返す方。ど

あるいは、どんどん拡大して、とうとう全頭脱毛にまでいってしまう方。ごくまれにおられます。

 

こうなると、もともとが円形脱毛症でも、かなり詳しい検査もいりますが、保険の検査では、これといった異常は見つからないことも。。。

 

こうなると、ステロイドを使われることも多いです。

塗り薬だったり、飲み薬だったり。。

 

困った時のステロイドです。

これは何科とか、何の病気かに関わらず、もう出す薬がない、という時に、ステロイドをいくと、パッと改善することがあるので、最後の必殺技のように使われることもありますが、1回チャレンジはありかもしれませんが、長期となってくると、副作用も心配。。。

 

保険診療で、多発性円形脱毛症のひどいのや、全頭脱毛レベルとなると、大きな病院(大学病院とか)レベルの皮膚科で診ていることが多いですが、ほんとにいきなり治る方もいたら、治ってまたいきなり抜ける、という方もいて、難治性です。

 

生えてきても産毛とか。そこから育たないとか。。。

 

なんとかしたいという方は、このまま効いているのかどうかもわからないようなステロイドをずっと使っていくのも嫌だ、と思っているなら、オーソモレキュラー療法です。

 

くれぐれも、市販というか、ネットで、育毛剤やシャンプー買わないように。

 

ネットで、そういうので検索して、広告しか出てきません。

基本、水(お湯)で十分です。

いらん刺激をしない!というのもとても大切です。

 

育毛剤で、今皆さんが市販で(ネットでも)買える医薬品として効果が実証されているものは、リアップ®だけです。

これは、医薬品です

育毛剤?まがいのものをネットや新聞の折り込み広告で買わない!

いらんものは塗らない!!

 

下手したらかぶれて、生えてきたらいいですが、こういうのは大体刺激になって、ダメージに負けて、ますますひどくなることがほとんど。。

 

こじらせないことが大切です。

 

そのレベルまで行ってしまったら、市販のものは一切使わない。

どうせ効かないし、お金と時間の無駄です。そもそも、皮膚に異常があったら使うなと書いてあるはずです。

皮膚科に受診するようにも書いてあるはずです。

 

まして、頭用の育毛グッズの器具とか機械とか絶対にダメですよ。

使うなら、主治医に相談してください。

簡単に手に入る、ほとんどのものが、育毛関係の場合、ろくでもないです。

 

そんなもので良くなるなら、難治性で病院でも苦労しないはずです。

 

オーソモレキュラー療法に話を戻します。

 

いろいろ保険で調べて異常がなかった場合、栄養欠損は絶対にあります。

すべての毛根が活動できるだけのエネルギーが足りないのでしょう。

順番に休んでる。

 

髪の毛作る工場も材料が来ないから、休みっぱなし。

 

それだけでなく、免疫系も暴走しているのかもしれない。

 

オーソモレキュラー療法やったから、すぐに生えてくるわけではないでしょうけど(かなりひどい栄養欠損だから)、

少なくとも、免疫の暴走は止めないといけないし、いつでもすぐに作れるように材料は入れておいてあげないと、他何をしても、効果悪すぎですよね。

 

食事も糖質ばっかり食べてたら、毛根も周りの栄養血管も、もちろん皮膚も糖化しちゃうでしょ。

キャラメリゼみたいに、ベッタベタでは、毛も生えにくかろう。

 

環境は整えてあげないとね。

 

 

ちなみに、育毛剤も、一応保険の薬よりは、効果が高いと言われている塗り薬(個人輸入の医薬品)や医薬部外品で市販のものよりは効果が高いものも処方します、希望の方は。

 

男性の薄毛は話が全然違いますよ。

男性の薄毛は、とりあえず、リアップ®買って、AGA専門クリニックで、スタンダードな厚労省承認の飲み薬をもらうか、です。

(副作用はいろいろとあるから、よく説明聞いて!)

検査もあるでしょうけどね。

 

AGA専門クリニックに行くと、いろいろな検査や治療を勧められると思いますが、とりあえず、この上2つでしばらく様子を診たら?

それだけで結構生える方、多いですよ。

 

男性も、市販の、ネットや通販の怪しいものに手を出さない!!

外用で、リアップ®以上の効果は、一切認めれてないですよ。医薬品だから。

もちろん変なシャンプーも器具も。

 

男性も、もちろん多少栄養欠損はベースにありますから、栄養の補充です。

AGAの場合は、ちょっと栄養素の種類変えますけどね。

 

全頭脱毛の方に、育毛メソセラピーと言って、海外の育毛剤(医薬品)を直接毛根のところに注射するのも、うちでもやりますが、それはあまりおススメしていません。

 

なぜなら、1回が高いのと、何回で効いてくるのか、ほんとに全頭の場合は、わからないからです。

(痛いし。。ブロック注射しても、全頭となると。。。)

 

患者さんがそれでもいいと言われたらやりますが、先に栄養補充ですね、やっぱり。

どうしても、というなら、せめて同時進行。

材料ないと、注射しても効率悪いでしょ。

 

普通の薄毛には、結構これはいいんですけどね。薄毛と、多発性円形脱毛症は全然違うから。

 

こじらせないことが大切で、今書いた、できることをちゃんと全部やったけど、ダメっぽい。。となったら、やはり専門クリニックで相談しましょう。

それが一番の近道です。

 

 

 

 

 

 

開業前から診ている患者さんというのが、何人かおられます。

昔の勤務していた頃からとなりますと、もう10年以上となります。

開業して、場所も処置や診察料も全然違うというのに、わざわざまた受診を続けてくださっていて、大変ありがたいことですね。

 

10年以上となると、お互い結構見た目の年がいくものですが、この方々、あまり見た目変わっておられませんね。

不思議です。

 

写真で見たら細かいところは違うのかもしれませんが、冷静に見ても、あんまり変わってないような印象。

 

この印象っていうのが実はとても大切です。

 

仮に全然老けてないし、よく見てもほんとに老けてないのに、「拭けてる」という印象をもたれたら、嬉しくないですよね。

その逆です。

 

開業していからの長いお付き合いの患者さんもおられますが、アラフォー、アラフィフとなってくると、しばらく何年も来られない時があります。

久しぶりに来られて、実は病気になってました、親の介護が大変だった、ということもとても多いです。

 

30代の方で久しぶりに来られたら、妊活していた、出産して育児が大変だった、子供が大変だった、と

女性の一生は、ちょっとした波乱万丈です。

皆さん大変です。

 

それで久しぶりにお会いすると、「老けはったな。。。」と思う方と、本当に変わってないな~という方と、これまた分かれます。

 

10年以上お付き合いのある患者さん皆さんが、毎月とかこまめに受診されていたわけではないですが、間が数年くらい空いた方もおられます。

でも、久しぶりでも、お肌のコンディションもそう悪くもならず、シミもシワたるみも、そう増えていない。

(40前後になると、たった半年で、かなり老けます。実は。)

 

来られないとわかっている時に、化粧品を買いだめした方もおられますが、さすがに途中で切れてるでしょう、ということもあります。

 

その場合、市販の、私がお勧めしている化粧品などを使ってしのいでいたそうです。

 

スキンケアの細かいことは忘れておられたり、勘違いされていることはもちろんありますが、こういう老けない方というのは、大筋間違えていない。

 

間が空いても、おかしなことはされておらず、質の良い、刺激の少ない化粧品を塗っておられただけ。

 

チリも積もれば山となる、で、こういうちょっとした日常生活の積み重ねがとても大切で、一番大事なのは、

「いらんこと、せんこと」

 

女性はついやっちゃうんですよね~。

他力本願というか。。。欲に目がくらんで、ついいらんこと、やっちゃう。。

わかった上で、ちゃんと確認されてやる分には、そうひどいことにはならないんですが。。。

こういう場合に、そこまで確認してやっている方はほとんどおられません。。

 

どれだけ、皮膚を攻撃しなくても済むか、どれだけ守り抜くか、ですね。

 

途中からオーソモレキュラー療法を併用されている方だと、もっとお肌も綺麗です。

ほんとにレーザーいらないな、というくらい、維持できてる方もおられます。

 

不老不死ではもちろんないですが、人間の体(皮膚)って、ほんとにすごいんですね~。とても正直です。

 

継続は力なり、で、わずかなことでも継続していくと、必ず結果が出るんですね~。

 

私も、長年からの患者さんにお会いすると、私も頑張らねば!といつも思います。

ゆるああ、美容医療にしろ、化粧品にしろ、サプリでもそうですが、どんどんこじらせる人、多いですよね。

 

何が良くて、何が悪いのか、効くものには必ず副作用合併症があって、そのリスクを無視して、メリットのみを求めると、どんどんこじらせの泥沼にはまって抜け出せなくなるわけで、やはりこれも栄養欠損のひどい場合のひとつの症状でしょう。

 

思いこんだら、止められない、わかっていても止められない。。。

結構恐ろしいです。

 

誰か助けて!となるわけです。

 

 

レーザーでも薬でもなんでもそうですが、強いほうが効く、きついほうが効く、と思っている患者さん、医療関係者、医者も含め、わりといます。

 

弱いと確かに、全部ではないですが、効果が悪いことが多い。

でも、その分、リスクはとても少ない。

 

きついと一度の効果は確かにあるかもしれませんが、副作用合併症が大きすぎれば、回復に時間がかかり、余計悪化することもあるし、かなりの時間がかかることもあります。

 

ちょうどいいところ、というのが、個人差が大きく、個体差というのもあるし、価値観が違うので、その人によってのちょうどいい、とはかなり難しい。

 

なにより費用の問題もあるし。

 

例えば、シミや肝斑治療で、効かないからと、どんどん強くしてください、と訴える患者さん、効かないから、どんどん強くしますね、と平気でいうクリニックやエステ。。。

まあ、医者でやってたら、バカか?!となるわけですが。。

患者さんやエステなどの素人、素人集団のクリニックでは往々にしてあったりします。

 

シミや肝斑は、やりすぎると、たいてい、濃く悪化しますから(特に肝斑)、患者さんが怖がってもうやらないこともあるし、濃く悪化したのをますます自分で触って、余計こじらせるケースもあります。

 

こじらせるのは、選んだクリ二ックや処置が悪かったというのもありますが、シミ・肝斑の場合は、スキンケアができてなくて、悪化させているケース、もしくは両方、というのがとても多い。

 

シミ・肝斑治療で、一番きついのは、テープを貼るQスイッチレーザー(今は新しいピコレーザーでしょうけど、ピコは本来副作用が少なく、シミを薄くしたりなくすものです。ただ、日本人のデータがQスイッチほど出そろってないし、昔よりは症例も増えたんでしょうけど、まだまだこれからなんでしょう。

ちゃんとしたドクターのもとでピロレーザーをあてるのは、リスクを承知の上でする分には問題ないと思いますが、皮膚科でも形成外科でもない、なんちゃって美容クリニックで、ピコレーザーを置いているところもあり、ピコレーザートーニングとか、スキンケアの指導もせずに、わけわからんことをしています。

そういうところで受ける、最新治療(データが出揃っていない)を受けるというのは、ほんとに勇気ある行動ですね。

100万もらっても、私はやりませんわ。。副作用合併症治すのに、100万では全然足りないから。。)

 

まあ、シミ・肝斑にする強いレーザー治療となると、レーザーの種類も値段も、まあ高くはなりますが、まあ、まだマシでしょう、たるみや毛穴治療に比べたら。

 

たるみ治療に関しては手術じゃなくても、天井知らずとは言いませんが、種類もたくさんあるし、1回がもともと高いし、患者さんの年齢層も高いし、それでクリニックが選びを間違えた、こんな副作用合併症聞いてない!というのは、ちょっと自己責任もあるでしょう。

一番悪いのは、そりゃあクリニックですけど、二十歳の子供、騙したわけでもないでしょうし、いい年になったら、そこそ見抜けませんとね。お金いくらあっても足りませんよね。

 

 

そういう意味では、一番タチが悪いのが、毛穴治療かもと思いました。

 

毛穴は、若い人、20代、30代も気になって、こじらせる人、とても多いです。

 

化粧品でこじらせたなんて、可愛いほうで、化粧品止めれば、かなり良くなるし、そこにちゃんと栄養入れてあげて、スキンケアをちゃんとやれば、若い子はすぐに良くなります。

本当です。

 

ところが、思い詰めると、やはり処置や施術がしたくなる。。

 

エステで騙されて高額ローン組まされる人もいるし(もうこんなのは、国民生活センターに相談しましょう、無料です。法律が変わって、契約の解約ができて、お金も戻ってきます。全部ではないかもしれませんが、とりあえず、センターに相談を。)、全然効かずに悪化だけするから、そこでやっぱりクリニック!とクリニックでの処置に切りかえる人も多いです。

 

毛穴の(開きの)強い治療となると、やはりフラクショナルレーザーで、種類もたくさんあります。

 

そして、1回がそこそこ高いです。そして回数もいる。

副作用合併症、結構出ます。

軽かったら、その分、確かに効果も弱いので、回数が余計にかかることは了承しておかないと。

(まともなクリニックは、そういう説明があるかと思います)

 

 

思いこんで、フラクショナルレーザーに、ケミカルピーリングに、とどんどん積み重ねて、効かないから、フラクショナルレーザーも、どんどんきついのにしたりと、結構キリがないです。

 

フラクショナルが安いとなると、これまた問題ですが、安くても、回数がいるので、なんやかんやで結構な金額がいくかと。。

 

フラクショナル系をやる時、クリニック側も、ガンガン行こう!と思っているところが多いような気がします。

いいんだか悪いんだか。。

まあリスク承知なら、全然いいと思います。

 

ちなみに、フラクショナルって、剣山みたいにレーザー打ち込みますよね。

剣山で刺したみたいに、綺麗に針穴にそって、色素沈着を起こすことがあるそうです。

これは何をしても取れないと聴いたことがあります。

フラクショナルの副作用合併症でも、学会でもあ~んまり言わないんですよね。。。

 

レーザー関係そうですが、結構な機器を揃えているクリニックもありますよね。

レーザー一台がとても高いので(いわゆる高級外車よりも高い。まあピンキリですけど)、処置の料金も高めにしているところがほとんど。

高めでなければ、薄利多売ということです。

 

きついレーザーを薄利多売だなんて。。。

ぞっとしますね。。。

 

たくさんの機械を置いているところというのは、経費がかかりますし、処置も好きだから、いけいけガンガン!勧めてくるところも多いでしょう。

(レーザーの台数が少なくても、そういう営業のところはある)

それがいい時もあるし、悪い時もあるでしょうけど。

 

いけいけガンガンのクリニックに行ったら、まして患者さんから、「○○希望」という予約だったら、絶対に止めてくれません。

 

まともなところだと、適応がなければ、止めてくれるでしょうけど。。。

 

そもそも、適応ってなに?という話にまでもっていかれると、絶対にやったらダメなのか?!というわけではない。

 

効くとは思わないけど、やりたいって言ってるんだし、お金ももらえるし、最低限の説明はしたし、させたらいいや、という感じのことも多いです。

 

そもそもドクターがちゃんと肌を診ましたか? スキンケアの話も出ましたか? 紫外線カットについて、日焼け止めについて、どこまでの時間を割いてくれましたか?

 

きついレーザーをあてればあてるほど、紫外線はダメージがひどくなり、色素沈着を呼んできます。

なので、必ず日焼け止めの話は必要なわけです。

 

いけいけガンガンのところで、フラクショナルをすると、ほんとに誰も止めてくれません。

 

そんないいカモ、クリニックから止めるわけないでしょ。

それで効かないと言おうものなら、次のさらにきつい(高い)のを勧められるだけです。

 

肌がおかしくなろうと、止めてはくれません。

 

だって、患者さんからやりたい、って言って受診しているんだもの。

 

フラクショナルもてきと=にあてられれているのであれば、それほど副作用はないですが(全然効かないでしょうけど)、いけいけガンガンのところで、がっつりあてるところもあり(そのためのフラクショナルでしょ?ってこともあるでしょう)、どんどん皮膚がおかしくなります。。。

 

さすがにお金が続かないから、お金がなくなる、というのは、これ一番冷静にさせてくれます。

そこで、こんなにお金かけて、効果はこれだけ?!となったり、なんかどんどん肌がおかしくなる。。(実は副作用)と気付くかどうか。

 

そこまでいっちゃう人って、化粧品でもこじらせているので、二重苦三重苦、四重苦とキリがないです。。

 

患者さんから経過を聞いていて、もう誰か途中止めろよ、といつも思いますね~。

 

だ~れも止めない。お金巻き上げることはあっても。

 

まさに飛んで火に入る夏の虫。

 

フラクショナルでかなりこじらせて高額払っている方が来られたので、書きました。

 

ここまで行っちゃうんだな。。。きついレーザーはその分、皮膚温の上昇も激しいでしょうから、活性酸素が必ず増えます。

栄養状態が悪いと、簡単に負けます。余計に副作用が大きくなります。

 

慎重さをもってほしいものですが、思いこんだらね~。呪いが解けるのに、かなり時間かかる人もおられます。。

 

きつければきついほど、より慎重に。

こじらせないようにしてください。

 

 

 

 

スクリーンショット (271)

美容医療をやっていると、必ず予約の電話の時に、「その日に絶対にやりたいんですけど」とか「説明はいらないので、レーザーだけしてくれたらいいです」とかいう、悪徳美容外科からしたら、お得意様でしかないという人が、たま~にいます。

 

はっきり言って、うちでは、こういう人は、お断りします。

まあ、正確に言うと、断るというよりも、

「説明・診察なしでは、処置はしません。適応があって、理解されてないと、処置はしません。」

「お金を払うからと言って、必ずしも処置ができるとは限りません」

「ご希望の処置以外のものを勧めることがあります」

 

まあ、他の美容クリニックでは言わないようなことを、うちでは言うわけですが。。

 

なので、絶対にやりたい!という人は、うちには来ません。

まあ、来られても困りますけど。

 

普通の方というのは、美容医療を全く知らなくて、初めてこういうところに電話したんです。当日やるものではないんですか?できればやりたいんですけど。というのは、よくあります。

 

で、さっきみたいなことを言われると、そりゃあ、そうですよね。診ないとわかりませんよね。わかりました。となります。

 

他院でやったことがあるから、説明いらないとか、他では問題なかったから、問題ないです、とか。

 

楽観的にもほどがあるというか、その前のクリニックでまともな説明聞いてませんからね、お金払って、マッサージのチケットか化粧品買うみたいに、買える、と思っていること自体、とても危険です。

 

「効く」ということは、必ず副作用合併症があるということで、確率が高いのか低いのかとか、副作用や合併症の程度にもよりますが、なにかあった時に、聴いていたらやらなかったのに!という人も出てくるでしょう。(説明しても、言う人は言いますが)

 

もうカウンセする前から、やる!と決めて来られるわけですから、悪徳クリニックは、のどから手が出るほど、ほしいカモでしょうね~。

 

私もレーザーとか美容医療好きですから、やりたい気持ちはわかりますし、他院でやったことがあればそれはなおさらでしょう。

 

でも、レーザーというのは、料理と同じで、材料が一見同じでも設定によって、全く効果が変わります。

 

スキンケアというのは、料理の下準備みたいなもので、手間暇かけたほうが料理って美味しくなるでしょう。

 

高くても不味い店もあるでしょうし、安くてもそんなに悪くない。悪くないけど自分の好みじゃないとか、いろいろあるでしょう。

 

お金かければいいってもんじゃないですけど、格安は完全におかしい。

薄利多売だけでは、解決できないくらいの安さになると、もうそれは恐ろしいでしょう。

医療ですからね、薄利多売=質が悪いことに直結しますから、そこは覚悟してやるべきでしょうし、わかっててやったのなら、文句も言うな、と思います。

(実際は、安いと見せかけて、行ってみると、コースやらなんやかやつけられたり、別のものを契約させられたりで、ビックリするくらい、高いことになっている。。

安さにつられていく人は、向こうの戦略にまんまとはまったので、そのまま乗っかり続けます。向こうのほうが、上手です。契約のプロですから。)

 

まあ、そういうクリニックは、関わらないのが一番ですけど。

 

初診で、当日レーザーしたいのかどうか(適応があった場合)というのは、全員にお聴きしています。

やりたいと言われた方には、なるべくそのあとの予約をわざと埋めるようなことはしてませんが、わざわざ確保しているわけではないです。

 

なので、その予約のあとに埋まることはあります。

 

その場合、当日待ってできることもあるし、後日のこともあります。

 

ていうか、ほとんどの方がスキンケアできていないわけですから、もちろん理解さえしていれば、当日から、スキンケアとレーザー治療の同時進行は何も問題がないし、したい方はされたらいいです。

 

運悪く?、当日できなくて、後日の予約となった場合、それまで言われたスキンケアを徹底してやっていればいいわけです。

 

それだけで、その後日までに肌が見違えるようになっている方もおられるし、肌が変わったおかげでレーザーの設定も変えることができたり、とそれはそれで良いことづくめです。

 

同時進行が一番早いのは早いでしょうけど、顔が赤黒くて、擦りまくっている自覚もない人に、レーザー治療(特に肝斑)を初めて、擦るな!といったところで、本人は擦っているつもりが全くないので、止めません。

止める気もないです。

 

それでレーザーあてるのは、さすがにもったいないと思いませんか?

 

肌の状態を診て、そのあとの枠が空いていても、こうい場合には、レーザーはあてません。

まあ、ものによったら、回復させるレーザーがあるので、そちらを勧めることはあります。

(でも、それをやったからって、スキンケアがどうでもいいわけではないです)

 

なんの処置であれ、後日処置になっても、それまでにやっておくこと、気を付けておくこと、というのは、山のようにあるんですけどね。

 

他力本願だと、ここがすっぽり抜け落ちるので、効果がとても悪いです。

お金ばかりかかるから、あちこちのクリニックを点々として(劇的に変わることがないかを探す)、余計にお金と時間を無駄使い。

そのうち、ロシアンルーレットと同じで、理解していないままやっていると、いい加減なクリニックも見抜けませんから、とんでもない副作用合併症が出てくることも。

 

美容医療は、さすがに医療ですから、ちゃんとやれば、そこそこ効きます。

自分ではこれ以上どうしようもないという状態を改善させてくれます。

 

だからこそ、今一度冷静になって、レーザーなどに過大な期待をせずに、冷静に受け止めることが必要です。

 

だから、私の拙著「きれいな肌をつくるには赤いお肉を食べなさい」を読んど、予備知識もっておくほうがいいんですよね~。

 

この本は、前半、肌にいい食事の話と、後半はスキンケアの話です。

顔の洗い方、日焼け止めや化粧品の塗り方・塗る量などもイラストで載せてもらっているので、超~おススメです。

 

ブログずっと読んでいただいている方には、重複する内容になりますが、まとまっているのと、寝ながら書いていないので(書いていても、ちゃんとプロがチェックしてくださって、わかりづらい表現はなくしてます)、端的でとてもわかりやすいです。

一般女性が誰が読んでもわかりやすいようにと思って、書きました。

ターゲットは、一般女性です。

 

 

もちろん、本読んでなくても、ブログで基本がわかっている方、ブログも知らなかったけど、当日話を聴いて、それがスッと受け入れられる方であれば、全く問題ありません。

 

次元の違う人がね、いきなり、クレンジングの話や使っている化粧品がダメ、食事がダメと言ったところで、ダメのオンパレードみたいな人も多いですから、大変です。

今までと真逆の話をされますから。カルチャーショック以上に、受け入れられない人も。。。まあ、話が勧めません。

 

 

新しいことを受け入れる余裕、

違う概念を知った時に、それについて考えられる思考能力

的確な判断力。

 

昔は、こういう人が当たり前で、わんさかとおられたのに。。

ここ10年以上は、かなり減りましたね。。

やっぱり食事がとても良くないですね。

 

同じお金を払うなら、少しでも副作用合併症が少なく、治療効果がいい、というのが理想でしょう。

 

それをできるかどうかは患者さんにかかっています。

 

新しいことにチャレンジできる精神自体も、アンチエイジングの賜物です。