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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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最新のスキンケア情報をおひとつ。深く話すと長いので、手短に。

 

先日の資生堂のセミナーで知りましたが、去年の1月の医学論文ですでに発表されておりますが、(なので、最新ではないんでしょうけど。私は全然知りませんでした。失礼しました)

資生堂が、スギ花粉に含まれるたんぱく質が、肌のバリア機能を低下されることを発見したそうです。

これまでその特異的なタンパク質は、目や鼻のアレルギー症状を引きおこすことは知られていたそうですが、皮膚の表皮の細胞への作用を科学的に実証したのは、これが初めてだそうです。

 

鶏と卵じゃないですけど、

乾燥・バリア機能低下→皮膚への異物侵入→アレルギー反応過剰→炎症が起こる→掻く→さらに乾燥・バリア機能低下→。。。と無限に繰り返されるかもしれない事態。

まさに、春って、昔よりも肌にとって平和ではなくなってきました。

 

この逆の発想というか事実は、スギ花粉が皮膚についたら、アレルギーなどがもともとなくても、皮膚のバリア機能を壊して、そこから異物が入る。といった悪循環におちいる可能性大です。アレルギーの方は、さらに厳戒態勢が必要とされたわけです。

 

そうなってくると、いかにスギ花粉が皮膚につかないように肌を保護する重要性が出てきます。

 

今、アレルギーのない方あh、ご注意くださいません。

フェイスブックで先に上げてましたが、やっと「リブレ」が届きました!!

こちらは、簡易型血糖値測定器です。

糖尿病の方で、とくにインスリン注射をされる方の場合、血糖値測定というのは必須ですが、1回1回指先に針を刺して、血糖値を測るということをしないといけなくて、痛いし、メンドクサイし、うまく針が刺さらないこともあり、毎日、しかも1日に最低2回とか、実際やってみると嫌になってくるものです。

そんな苦痛から解放される機器の登場です。

「FreeStyleリブレ」!

http://jp.abbott-diabetescare.com/patient/products/

こちら、大人気で、ちょっと前にお願いしていたんですが、生産が追いつかず、納品が遅れに遅れ、やっと今日いただくことができました!

私の後に頼んだクリニックは、納品未定だそうです。。

DSC_0020読み取る器械(リーダー)。

 

DSC_0021 センサーです。DSC_0026 貼るとこんな感じ。ちょっと下のほうに貼りすぎました。これでは半袖で隠れないかな。まあ、今はいいや。

30分間水につけっぱなしOKです。30分になる前に、水から出せばいいらしい。

詳しいことはまた書きますが、糖尿病でなくても血糖値スパイク(グルコーススパイク)を起こしている方は、私も含め、実はとんでもない数いらっしゃって、糖尿病の予備軍、あるいは、2歩手前、3歩手前の方って、ものすごく多いです。年齢が上がれば上がるほど。

40歳過ぎていたら、可能性はすごく上がります。

20代、30代だから大丈夫、というものではありませんが、あくまで確率が40歳以上はとても高くなってきます。

これは、検診では見つからないんですね~。

空腹時に高血糖というのは、かなりヤバいです。糖尿病を色濃く疑う。

血糖値スパイクの時点で注意できれば一番いいわけです。

即時に確認できるのが、これのすごいところ!(誤差は多少あります)

血糖値の変動が見れるんです!無茶クチャ大事です!!

何にどれくらい反応するのかを、その場で(しばらく時間がかかることも。血糖値の変動を見ますから)。

20170316001956 その水色は、私が自分で、血糖値のOKの幅を決めた範囲です。

80~140で設定しておきました。

 

私は、低血糖な時間が長いようで(解析結果では)、自分でも低血糖になっている時というのがわかるくらいです。

でも、どれくらいかがわからない。。。

 

これ、とっても便利です!!

ちなみに、写真のグラフ、血糖値の上がっているところは、130なんですが、その前が、68とか71とか、わりと低めで、そのあと、130まで上がるわけです。

上がったから、また一気に下がってきます。。。

体に悪いですね。

 

で、この130の前に何と食べたのか、というと、

あのブログでも紹介した、アメリカのプロテインバー!!

表示では、糖質8gでした。。

 

それでこんなに上がりますか。。ふざけてますね~。

上がったから下がってきます。。。下がってくるのがよくわかるので、体感で実感できました!!

 

詳しくは、また明日!もう寝ぼけてきたので。。ZZZ

 

 

 

 

ブログでも再三申し上げていますが、不妊治療をされている方で、美容医療をされる場合は、必ずお伝えください。

 

美容医療の中には、内服薬を処方するものがあります。

よく処方されるのが、トラネキサム酸です。

妊婦の方が絶対飲んでダメな薬ではありませんが、妊娠の可能性がある場合、私は処方はしません。

妊婦さんに投与する薬は、おそらくどの科に行っても、絶対に必要な場合のみです。

メリットとデメリットであきらかにメリットの勝つ場合だったり。

 

これは、栄養療法をやる前からですが、私はあまり薬は出したくない派です。

トラネキサム酸も、うちで言うところの肝斑セットをしていないのに、ず~っと薬だけ飲むというのは、最初の説明で、うちではそういうのは勧めていません、と必ず説明しています。

ず~っと出す医師もいますが、それはその医師の考え方で、私は出したくありません。

でも、治療をいろいろやっていく上で、仕方ないので、出しているわけです。

栄養療法を始めてから、薬の代わりに、食事とサプリでいきますから、全員とは言いませんが、かなりの割合の方が、栄養療法併用肝斑セットに変更されました。

(料金は高くなりますが、体調も肌も中から元気になって、サプリも10%オフになるので、栄養療法も美容医療もされている方は、9割以上がこちらです。)

 

薬を飲んだら、必ず肝臓で解毒が必要となります。

肝臓を余分に働かすわけです。自分のシミのために。

病気で必要な薬はしかたないところがありますが、美容と体とどっちが大事?という問題です。

 

薬を飲まない場合もそうで、光・レーザー治療で、妊婦さんで実験がされたものがありません。

目的は美容なのに、万が一のことがあったら困りますから、まず実験はされません。

理論上、関係ないと思われても、実験されたデータがない以上、万が一のことが起こったら、世界中も誰も、「貴女がしたレーザーは関係ないですよ」と100%言い切ることはできません。

少ない人数ではわからなかったことも、大勢やっていくうちに、発覚する副作用合併症もあります。

赤ちゃんと自分の美容と、どっちが大事やねんという話で、妊娠も美容医療も舐めているというか、軽く考えすぎです。。。

どちらも医療ですから、体はどこかで繋がっていきます。

 

妊娠の可能性があるなら、邪魔をしないようなこと(スキンケアだったり、妊娠中でも使えるクリニック専売品の高機能化粧品だったり、サプリだったり)がたくさんあるというのに、そういうことはしないで、レーザーをしたいがために妊娠の可能性のことは黙ったまま、受ける方がたまにいます。

他力本願なのか、なにも考えていないのか、あるいは別の理由があるのかわかりませんが、不妊治療中に美容医療をされたいなら、それは言っておかないと、なにかあってからでは遅すぎます。

 

以前に、不妊治療をされている方の中には、美容医療(肝斑やシワたるみ治療)もしたいと言われ、婦人科の治療の合間など一緒に計画して、合い間合い間にされている方もいらっしゃいました。

危ない橋は渡らせるわけに行きませんから、結構綿密な打ち合わせの上、予約されていました。妊娠の兆しや体調の変化があったら、必ず連絡をもらって、その時点では美容医療の予約は取らないという条件付きです。

 

赤ちゃんに影響がそれほどないと言われている薬でも、肝臓を動かす以上、栄養を余分に使います。解毒のためです。

妊娠したい時に、ただでさえ栄養がないのに、そんなことに栄養を使っている場合ではない、と私は思っていますし、薬も他のものに変えれるなら変えて(治療法も変えないといけないこともありますが)、栄養療法を始めてからは、必ず栄養療法をおすすめしているので、知らせていただいた時点から、妊娠の成立や維持に大事な栄養を教えています。

 

不妊治療だけでなく、いろんな体調の変化を黙っている、もしくは言わない方もいて、(予約時に、体調の変化や薬の追加なども必ず聞いているのに、それでも言わない)、それでは、美容も妊娠も成り立たない。。うまくいきません。

誰も医者が管理していない、というか知らないからできないわけです。

それでなにもかも手に入れるというのは、そんな甘いものではないでしょう。

(ちなみに、妊娠すると一気に栄養が減りますから、高額なレーザーをやっても、妊娠してない時ほどの効果は出ないと思います。それだったら、美容でも予算をかけずにできることに専念するほうがよほどいいです。)

 

ほんとによくあるパターンが、レーザー治療をお休みさせるだけではなく、ろくでもない不妊外来に通っていて、知っていたら、別のところに行くようにもっと早くに言っていたのに、というパターンです。。

他の症状の改善というなら、マイペースでゆっくりもありですが、ガンと不妊だけは、タイムリミットがあります。しかも早ければ早いほどいい。。

時間が勝負ですから、無駄な時間を使っている場合ではないのですが、ご本人は、そこのクリニックがちゃんと調べてた上で人工授精や体外受精をしているわけではないことを知らないし、こちらも知っていない以上、忠告もできず、なにも変わらない。。時間とお金だけが無駄に過ぎていることも。。。

 

黙っておられて、一番困るのは、不妊とガンです。美容医療よりも絶対的に体優先です。

優先順位を悩んでいる暇がないくらい、時間が大切です。お金も。

美容医療も栄養療法もそうですが、症状に対して、計画性をもって、治療方針を決めているわけですが、計画が狂った場合、人間だから狂うこともあるでしょうけど、その都度修正している時間がもったいないガンと不妊治療。言っておくだけで、事前になんとか回避できたり、もっといい治療が出てきたりするわけです。防げるんです。

時間は大切にされてください。

時間だけはお金で買えませんから。

 

 

書かなきゃいけないネタが続いておりまして、追いつきませんな。。書く時間がない。。

で、順番にいきます。

 

今日の「ガッテン!」盲腸でしたね~。

盲腸、正しくは虫垂は取ったらいけない、というのは以前から聞いておりました。でも、患者さんの症状によったら、取らなきゃいけない場合もあるので、そのときは仕方ないですが、取った場合の対処の仕方も教えてくれていたので、ためになりました。ね~。

やっぱり、人間の体の中に、いらないものなんて、何一つありませんね。

 

さて、先日の糖尿病と睡眠薬の話に戻ります。

 

やはり中高年の方々のガッテン!視聴率というのはとても高いのですが、あの放送のあと、内科の友達が言っていましたが、やはり次の日の外来診察時に、糖尿病の患者さん何人も、ガッテン!の睡眠薬の話を聞かれたそうです。

 

こういうテレビ番組観て(特に、ガッテン!とか)、自分にどうかと聞いてこられる患者さんというのは、自分でも病気をなんとかしたい!よくしたい!お思っておられる前向きな方です。

でも、患者さんは、ず~っと飲んでいる薬があると、新しいことが出てこようが、最近こういう薬が改めて見直されてきているとか(医療業界の中で、一般的にではなく)、いい薬が新しく入ったとか、どんないい理由があろうとも、薬を変えることに抵抗のある方というのは、少なからずいらっしゃいます。

患者さん自身、特に体調に困っていないので(血液検査などで、困ったことになっていても、患者さんの実感として出てくるのは、もっと後ですから。。自覚症状はそうそうありません)、薬を変えることを嫌がられます。

変えて、ひどくなったら困るじゃないか、ちょっと怖いな、めんどくさいな、などなど。。今、この薬で(直接)困っていないのに、どうして変えるんだ、と思ってしまうわけです。

 

でも、ガッテン!をみて、新しい薬について聞いてこられたわけです。

内科の友達は、渡りに船とばかりに、ガッテン!の薬は保険が通っていないから、出せないけど、新しい治療法や薬に興味があるんだったら、ちゃんと保険が通っているいい薬がありますよ、と薬を変えることに成功したそうです。何人も!

 

糖尿病の薬には、疲れ切った膵臓にムチ打つような薬もあり、それが必要な方もいるとは思いますが、できれば変えていこうという方も大勢いて、それであれば、SGLT2製剤とか、いろいろ糖尿病の治療に対する考え方も昔とかなり変わってきてる。薬も昔にはなかったような薬が開発されて、保険が通るようになったりしていますから、そういうところは医学の進歩と国民皆保険のありがたさですね。

 

友達は、ガッテン!様様と喜んでいました。ずっと患者さん説得していても変えてくれていなかったわけですから。

 

あれ観て、睡眠薬頂戴と言われても、不眠症でないとまず保険も通らないわけで、でも、もともと睡眠薬飲んでいた方で、糖尿病なんだったら、一石二鳥ですよね。

テレビの影響って大きいから、困ることもあるでしょうし、実際、ありますが、説明してあげて、いい方に変われば、結果オーライですよね。

その影響で、普段病院なんか全然行かないような方が病院に行くので、開業医の中には、患者さん増えてうれしい(お客さん増えてうれしいと同じ意味です)と喜ぶ医者もいます。

それだけ、自分の体調などを気にされている方が実はとても多いということですね。

説明しても、わかってもらず、くれ、くれ、どうしてくれないんだ?!と文句言われたら、それは困りますが、そこまで言う人って、そんなに多くないので(多くはないけど、実に濃かったりするので、時間がかかるのはかかります。。外来しばらくストップしますから。。)、現実的な被害はガッテン!の場合は出ていませんよね。むしろ、民放や雑誌のほうが、健康被害出るような、実際出ているようなことって、多いと思いますけどね~。

 

 

 

今日は簡単に。。

またフェリチンについても書きますが、今日は忙しいので、簡単に。

 

基本、私は顔のレーザー治療はできなくても(もう3か月以上やっていない。。うう、、やりたいのに。。)、血液検査は、毎月やっています。時間が取れなくても1か月半には1回栄養解析をしています。

 

鉄はかなりしっかり摂っていますが、フェリチンがなかなか上がりません。

昨日の結果は、59でした。

一時、70や90までいったことがありますが、この値は偽物で、マスクかかっていますから、そのまま信じたらひどい目に遭います。

血液検査は、そのまま信用するものではなく、深読みしていかないと本当の栄養状態は見えてきません。

女性の場合は、月経前か後かでも違いますけどね。甲状腺も。

 

ヘモグロビン(Hb)は、とうとう15.1 まで来ましたね。

14.5くらいはウロウロしていましたが、とうとう15越えか~。

ちょっと感慨深いです。

(栄養のない方、タンパク質不足の方は、ちょっと脱水気味なので、Hbは高めに出ます。特に女性のHbは、かなりマスクがかかるので、そのまま信じたらダメです。経過を診ないと。もちろん他の項目で総合的に判断します)

 

私はピロリがいて、20年ほど前に除菌しています(もちろん自費。保険が通る前に除菌しました)。

胃が悪い期間が長かったのと、その後も胃が悪い癖にバカバカ食べるから、結構胃に負担がかかっていて、なかなか大変です。

MCVは高いですね~。B12葉酸飲んでいますが、そんなたくさん飲んでいないので、こちらが下がってはきません。

小球性の赤血球がほとんどいない気がするので、そのまま正球性と大球性だと思いますが。

 

今回、感慨深いひとつに、MCH 36.2  MCHC 35.0まで来ました。

おおっ!!

 

家族に見せたら、「Hb、15.1。オッサンや。。」と言われました。

(これは、オッサン、いえオジサンがHbが高いのではなく、男性は生理がないので(出血しないから)、女性よりもHbが通常高いです。

私の年齢がいい年なので、「オッサン」と言われただけで、要は男性並みの赤血球という意味です。)

こんだけ赤血球元気だったら(大球性があっても)、体まだまだ元気ですね。

もうちょっと無理させていただきましょう。

頑張って!

「お知らせ」でもお知らせしましたが、3月のキャンペーンのお知らせです。

 

さて、今花粉症真っただ中でしょうか?

私は栄養療法で花粉症というかアレルギーに効くサプリを飲んでいるので、全くの無縁です。

栄養療法をやってよかったのは、ひとつに花粉症とはおさらばしたことですね。

開業していつだったか、猫アレルギーのひどいのになり、猫カフェに行って、30分ほどで体がムズムズして、気のせいかと思っていたら、1時間後には、手の平療両方とも真っ赤に腫れあがり、ビックリしました。

幸い、すぐに手を流水で洗ったら、少し落ち着きましたが、この頃はよほど栄養なかったんでしょうね。。

今年、去年だったか行った時には、全く大丈夫でした。栄養療法をやっている限り、猫も花粉もアレルギーなしでいけそうです。

 

うちのクリニックでも花粉症で栄養療法されている方は、あまり今の季節関係ないので、すっかり忘れていましたが、久しぶりの患者さん方にお会いすると、ああ、今花粉症の季節だった!と浦島太郎みたいになっています。

この季節は、目立った花粉症はなくても、肌荒れの方がとても多くて、炎症を抑えるレーザーに変えたりする方がとても多かったのに、今はあまりないです。

アレルギー用のサプリを飲んでいない方で、アレルギー持ちとご自覚のない方でいらっしゃいましたが、早めに対処できたので、今は大丈夫です。

 

でも、レーザーしている方全員は栄養療法しているわけではありませんから、イオン導入のキャンペーンでした。

毎年恒例行事でしょうか。。プラセンタかトラネキサム酸か。

どちらもいいので、お好きなほうをこの機会にお試しください。

 

で、気温が少し上がってくると、やはり毛穴のつまりを言いだす方が増えます。

特に、栄養が足りないと、気になって気になって仕方がない、という感じです。

どちらにしろ、そういう方に、きつい治療もピーリングの石けんも私はやりません。

他にすることたくさんあるし、余計にひどくなりますからね。

ただ、やっていい方もいらっしゃるので、そういう方のために、です。

気温が上がってくると、毛穴対策を無理ない範囲で、というのも毎年の恒例行事ですね~。

 

そして、紫外線がもう冬ではないです。

ちょっと強くなったのと、日が暮れるのが少し遅くなってきているのと、気温も上がって、みなさん外に出る機会も増えますから、日焼け止め啓蒙キャンペーン開始ですね!

啓蒙は冬の間もずっとですけど。

春だから油断している方もまだまだいらっしゃるんですよね。

皆さんお好きなサンプルプレゼントで、数に限りがありますが、商品によったら、結構たっぷり試せる量をお渡ししていますから、この機会にぜひお試しを。

日焼け止めは、ほんとに塗り心地の好みや乾燥感の感じ方や塗りやすさの違いなと、個々によってかなり違います。

うちで日焼け止めは色違いも合わせると、18種類を超えていたと記憶しています。

それだけ、環境やTPO、好みによって、購入されるものが違うため、結果これだけの種類を揃えることになってしまいました。

耐水テストがされているものはありませんが、年中日常生活で困ることはないくらいの品ぞろえだと思います。

 

そして、そろそろ体型が気になってきた方に、部分痩身のトゥルースカルプをされる場合は、AC BODYを無料でお付けします。

AC BODYの間、ほぼずっと横についていますから

(話かけても返事をされない方、あまり話さない方の場合は、話も続きませんし、話かけられるのが嫌なのかと判断して、必要最低限しかいないようにしてますが)

これがAC BODYを効かすためのポイントです。設定と、日常生活での注意事項ですね。

 

そして、今回のキャンペーンの目玉賞品が、ヘム鉄とBB(マルチビタミン&ミネラルのサプリ)の10%オフキャンペーンです!!

めったに下がりませんから、今回で2回目でしょうか。。。?

前回の時も、結構買いだめされる方がいました。

この機会にぜひどうぞ!

サプリをネットで購入される場合は(許可の出た方のみ)、10%オフにはなっておりません。院内のみですから、お気を付けください。

 

肌荒れ相談の方にもサンプルプレゼント忘れてました。

結構長くお試しできるように、こちらのたっぷりと差し上げています。

私が忘れていたら、誠に申し訳ありませんが、声をかけていただいてよろしいでしょうか。。?

 

解析される方に、サプリお試しか他のアミノ酸プレゼントも読み通りでした。

 

あと、なんか思いついて、忘れてしまったんだな~。

急に思い出したり、思いついたりしたり、またアップいたします。

 

 

 

夕方に、悪いニュースが流れてきましたね。

豊胸手術後に、患者さんが突然無くなったというニュースでした。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

 

まだ司法解剖の結果が出ていないので、死因は公表されていません。

ほんとの突然死だったり、病死なのかもしれないし、手術となんらかの因果関係があるのかもしれませんし、そこはまだわかりません。

 

ただ、ひとつ言えるのは、今回のことに限らず、豊胸手術でヒアルロン酸を入れるならまだしも、シリコンバッグを入れるのは、絶対に局所麻酔では止めましょう。

局所麻酔でする手術ではありません。

局所麻酔で使える量は体重当たりきまっていますから、麻酔のアレルギーがなくても、量を超えると、キシロカイン中毒で死亡することも。悪徳美容外科や質の悪い美容外科、麻酔を舐めているインチキ美容外科クリニックなどで、よくある死亡事故です。

麻酔科医に来てもらう経費を浮かせるために、というバカ丸出しのクリニックもあります。

 

これ以上入れたら危険、というところで、麻酔の注射止めるとしますよね。

そんな量で、痛みなく、シリコンバッグ入れれるほど、豊胸手術は簡単ではありません。

もう20年くらい前ですが、当時形成外科として働いていた私の出張先が、レーザーと保険の形成外科のところでした。

昔は、ニューハーフの方に、怪しいこともしていた?とうわさがあり(ホルモン注射くらいなら平気でやっていたようです。怪しいというのは、いわゆる性転換の手術みたいなことまでやっていたかも?というウワサです)、その当時のあやしいドクターが止めて、しばらくほったらかしになっていたところに、たまたまうちの形成外科に、普通の保険診療とレーザー外来の出張バイトが入ってきたところでした。

そこは美容外科まではいかないけど(昔の美容外科は、形成外科医でないところも多く、怪しいところがとても多かったです)、そういうところで働いていたナースがいて、そこは院長が全身麻酔をかけられないから(麻酔科研修も外科研修もしてない、バッタもんの医者だから)、なんと局麻で豊胸手術をやっていて、危ないことこの上ない。量が使えないから、その日は院内中に患者さんの叫び声が響き渡り、その声の中、手術が進むそうで、地獄だったと言っていました。。。

「量に気を付けているから、仕方ない」と思われた方。

実は、この医者、脂肪吸引だったか、豊胸かどっちか忘れましたが(脂肪吸引だったかな)、局所麻酔剤使い過ぎて、1度患者さんを殺しています。

それで、クリニック名を変えて、また開業と。よくある話です。

なので、麻酔薬を大量に使うのは懲りているだけの話で。。。

当時もかなりオッサンの医者でしたが、あれから20年、もうかなりの年では。。?目、見えているのか?メスを持つのか?患者さんの体やまして顔に?

いまだに、広告宣伝されていますよ。普通に見ますから、日常何処でも。

知らないのは、患者さんだけです。

もちろん、そんな医者は学会に入っているわけもなく、医師免許があるというだけの話で、世にも恐ろしい話です。

 

大手チェーン店もそうですが、脂肪吸引による死亡事故(事故と呼べないものもあり)が結構ありましたよね。。

安いところは薄利多売なので、マクドの感覚で手術されたらたまんない。。

 

私は手術はしないので、うちの患者さんで手術が必要な場合(私から診ても、だったり、患者さんがどうしてもやりたいと希望された場合など)、どんな手術をするのかで、どこで受けますか?と一緒に相談します。

患者さんがすでにリサーチされていて、何軒かで診察カウンセを済ませてこられている場合もあり、その経過や報告をしてもらって、一緒に考えます。

(場合により、そこは行ったらダメですよ、と止めることあり。それで行くかどうかは患者さん次第ですが、時間もったいないですしね。それだったら、他を回る時間にあてるほうがいいので、たいてい行くのを止められます。)

いざ、手術となると、うちでしているレーザーなども止めたり、あちらの手術の邪魔になってはいけませんから、患者さんと一緒に、患者さんが一番いい方法で進めていかないといけませんから。

 

患者さんが、どこに行っていいかわからないと言われたら、紹介するところがありますから、とりあえず専門の形成外科の先生に診てもらって意見聴きましょう!となります。

(当たり前ですが、美容外科の手術、今時、形成外科医の認定医以外にやってもらったら、ダメですよ。特に、チェーン店なんで、形成外科医ですらないんですから。もと内科医や麻酔科医が練習しました!みたいな手術、してほしいですか?

私だったら、形成外科医認定医で美容外科医でもあるドクターに絶対に頼みます。特に格安チェーン店の医者は、形成外科出身であっても、ただの「出身」で、まともに研修なんて受けずに、嫌になったら止めてバックレた連中も多いらしいので、わざわざそんなところで受けなくても。。と思いますけど。。一般病院の形成外科のドクターがバイトで美容外科に行っているのとはわけが違いますよ。)

 

患者さんが候補を上げて、カウンセを受けてこられた際は、どう言われたのかお聴きして、アドバイスをして今後の話をしています。

もう1回行って、このポイント聴いて来なきゃとか、心配症の方なのに、副作用軽く言い過ぎていないのか?ほんとにそんな軽いか?!ということもあり、なんか聴いていておかしくないかと思った時は、別の美容外科に行って診察カウンセを受けてくるように言っています。

(そしたら、全然違ったりするので、やっぱりあそこはダメだな~。どこもせちがらいな。。こうやって何かあっても患者さんが泣きをみるわけだ。。。ということはとても多いです。

副作用合併症が軽く言い過ぎ。。。

例えば、いつから仕事にいけるのか、とか。

病気じゃないから、仕事にはそりゃ行けますが、人前に顔を出せるか、というは話で、どれくらいの腫れと内出血なら許せるのかは、患者さんのキャラによるので、術式にもよりますし、そこ辺を細かく聞いて説明してくれるドクターがどうかが良い悪いの違いかなと私は考えています。)

 

ヒアルロン酸やボトックスの注射と違って、手術は元に戻せませんからね。一生キズが残るし。。

「最後の手段」と思って、クリニック選びは慎重に焦らずお願いしたい。悔いのない人生を!

たくさんの悔いある方々を診てきたので。。再手術も簡単ではないし、元には戻せません。。

死んでしまったら、元も子もないです。。

先日の睡眠障害と糖尿病の話の回、いろんなところで問題視?されて、とうとうNHKが「誤解を招く表現でした」と謝罪されましたね。

今日、というか今まさに、その再放送のはずで、私は楽しみに待っていて、録画までしているというのに、豆腐の回じゃないか~っ!!

私は、これ観たよ!美味しかったよ!良かったよ!植物性のものがとても吸収しにくいことも改めわかったよ!

だから、糖尿病のやって==!!

まだ私、ちゃんと観てない==っ!!!

(オンデマンドなら観れるのか?!オンデマンドしかないのか?!)

 

前回の後、ガッテンのHPに内容がまとめて書いてくれているので、少し読みました。

研究をしていたのは、阪大じゃなくて大阪市大だったんですね。

でも、今回のも今までのそうですが、新しい治療や最新の研究で分かったことなどは今までだって、放送されてきましたよ?

ちゃんと、保険が使えるかどうかもいつも言っていらしたし、番組でテロップも流しているし、コメントもちゃんとされていましたよ?毎回どこかの専門のドクターが

(その道では有名なドクターらしい。多分。科が違うと、そのドクターがどれくらい有名か、というのがわからないのですが、その科のドクターに聞いたら、有名と言われたことが多いし、NHKなので、やはりそういうドクターを呼んでくる)

コメントして、デメリットとメリット、言っていましたけどね。

 

まあ、私ちゃんと診ていないので、今回の「誤解を招く表現」というのがわかりませんが。

(厚労省や学会からもクレームなどが入ったようですね)

 

でも、以前にも「ヒアレイン(番組では商品名は言っていませんが)で近視が治る」というように思いこんだ中高年が眼科受診して眼科は大変だったとか聞いたことがありますが、番組では、ちゃんと、そういう乾燥性角膜炎(でしたっけ?)のせいで、視力が落ちている場合がある(だったかな?)というようなケースの紹介をしていて、テロップも、「当てはまらない症例もあります」みたいなことは流していたし、それもドクターや立川さん方のコメントもフォローされていましたけど。それを、なんでも治ると思いこんだ視聴者に責任もあると思います。

 

前に、「シミに効く塗り薬」みたいな回があり、「え~?!何紹介すんねんっ?」と思ったら、前癌病変(皮膚癌の一歩手前)などに使う抗がん剤の塗り薬の話で、「シミ」は「シミ」でも、「赤いシミ」(赤い湿疹皮膚炎みたいに見えます)の話でした。。

「シミ」ちゃうんやん。。。まあ、中高年の患者さんの中には、「シミ」と言って受診する方もいるわな。。。

(実際、ホクロ相談と言って、赤イボ(「老人性血管腫」「ルビースポット」と医学用語で言います)だったりします。中高年ではなくて、結構若い方がそういって、予約取ったりします。)

 

今回もHP観たり、他の肩が要点をまとめて書かれたのを観た時に、糖尿病のひとつの病態として、睡眠障害があり、睡眠不足はインスリン抵抗性を上げるのは知っていたので、そのせいで、病気が悪化するのはさもありなん、と思いましたし、実際、大学病院で研究されていて、それで改善する患者さんもいて、研究段階で保険は通っていないような話もされていたと記憶しましたが。。

まあ、「ガッテン!」は中高年の方に影響力があるし、NHKだから、というのが問題なのかもしれません。

 

いろいろな医薬品があって、適応外であっても、こういう病態があるから、こういう病気にこの薬は保険が通っていないけど、効くのではないか?と誰かが気づいて、研究を始めたり、適応のある患者さんでデータを摂取り出したら、どうも効いてそうだとか、そういうところから医学の発展ってあると思います。

全然違う治療法が見つかったり、それが少しでも患者さんの負担が少なく、効く方がいるのであれば、研究がどんどん進んで、データが揃って、それで保険で認めてもらえるようになったらいいと思います。

そういうことも認めてもらえないなら、医学のすべての研究は成り立たないんですけどね。。

 

睡眠薬が血糖値を直接下げるなんて、ガッテン!は言っていないし、医者であれば、血糖降下剤みたいな作用がないことなんて誰でも知っています。

どっかの精神科医が、「睡眠薬が血糖値を下げるわけがない。(→当たり前だ)

そんなのは聴いたことがない。

(→だって、大学病院や特殊な機関での研究段階なので、他の人が知っているわけがない。まして科が違えば、たとえ学会発表されていても、知る由もない。。まして、精神科医で、血糖値の乱高下による情緒不安定、インスリン拮抗ホルモンであるアドレナリンやノルアドが大量に出ることでのパニック障害のような自律神経の乱れなど、薬を出す前に、そういうことを少しでも考えている医者がどれだけいるのか?!と聞きたい。

重度鉄不足によるうつ病と誤診されている患者さん、甲状腺機能低下があるのに気づいてもらえず、抗うつ薬を大量に処方され、薬漬けにされている患者さん。。

一度でも薬を出す前に、血液検査で、除外診断を考えたことがあるのか?!と問いたい。

私ですら、何度そういう患者さんを診たことか!!

私は精神科医ではないので、勝手に精神科の薬を主治医の許可なく、減薬することはできませんが、症状が良くなったら、薬は減らしてもらえるはずだからと、栄養状態や血糖値の安定化、足りない重要なホルモンの補充をどこまでやるのか、患者さんと相談しながらやるだけですが。。

 

話を戻します。

で、その精神科医が、「睡眠障害と生活習慣から糖尿病の改善という場合もあるかもしれないが、うんたらかんたら」と言ったそうで、

Ⅰ型糖尿病を除き、糖尿病が生活習慣病じゃ~っ!!!日常生活、とっても大事なんじゃ~っ!!だから、夜間の睡眠でなにが起こっているのか、研究するのも大事なんじゃ~っ!!

ほんとにこの精神科医、患者さん薬漬けにしてるんだろうな~と思いました。

 

まあ、NHKだからということで、今、なんでもなんくせつけられますからね。ガッテン!には、末永く、いろんな情報を拾ってきて放送してほしいし、糖質制限にしても、ちょっとずつ広めていってくれているのは、NHKくらいのもんで、糖質制限している側から言えば、まだまだですが、テレビというのは、いろいろな抵抗勢力というのがありますから、もし睡眠薬で治ったら、困る人も出るんでしょう。糖尿病が治ったら、困る人もいるのかもしれません。そういう抵抗勢力も含めて、報道する、というのは結構現場は大変です。

 

っていうか、民法の医療関係番組、もっとひどいですよ?!

ガッテン!ほど影響力がないからいいわけ??!!

TBSのたまにやっているゴールデンに医者をひな壇みたいにしてやっている番組で、医者によったら医学的におかしなこと平気で言っているし、番組の進め方もおかしなことたくさんあるし、朝日だって、糖質制限反対が目立つので、事実と逆のことを報道したり(故鳩山さんの死因は、糖質制限って、わけわからんことを朝の番組で流してましたよ。)

TBSなんか、今だに、変な人出てきて、女性のおっぱい、ムチャクチャ振り回すでしょ。

たるみを治すだか、おっぱい大きくするだとか、これ、医師法に抵触しないんですか?

そもそも、おっぱいなんて、細~い靭帯という繊維で吊っているだけなのに、おっぱいを揺らさないことがおっぱいを垂れさせないコツです。

これは、ワコールの人間科学研究所(という名前だった思います。。すみません)で、データーを発表されてました。だから、重力に負けないようにブラジャーで支えないと垂れやすいです)

あんなにおっぱい振り回して、靭帯ぶちぶち切りまくって、それを何度も番組呼んであたかも効くように放送するって、そっちのほうがひどいと思います。

信じておっぱい垂れても、病気じゃないからいいわけ?放送信じた女性が悪いの?

ガッテン!の一部だけ信じた患者さんとどう違うの?

民間放送のほうがよほどBPOに通告しなきゃいけないこと、山ほど放送していると思いますけど?

そっちももっと注意しろよっ!!って。

 

ふ~。ガッテン!の再放送観られなかったから、怒っちゃいました。

まだ先日のガッテン!を観ていないのですが、要約すると、糖尿病の方は、睡眠障害があるから、インスリン抵抗性が上がって、よけい糖尿病が悪化する、だから、睡眠障害をなんとかして熟睡させてあげると、糖尿病が改善、というようなことでよろしいのでしょうか?

 

ガッテン!の内容は観ていないので、置いておいて、

糖尿病の方が、夜間熟睡できないのは、栄養療法をやっているものから言わせていただくと、当たり前と言えば当たり前です。

これは糖尿病の方だけではなく、ある程度の耐糖能異常がある方全員なので、大勢の方にあてはまることですが、夜に糖質を結構がっつり摂って(この糖質の種類によったら、少量であっても、ガッツリ!同様です。例えば、耐糖能の落ちている方の食後のアイスクリームやお菓子などの砂糖・果糖ブドウ糖液の入ったもの)、寝てしまうと、夜間寝ている間に、血糖値が乱高下して、低血糖発作を起こしていますから、体の中では、インスリンと逆の働きをするホルモン総動員で、自律神経も振り回されてボロボロです。

ご本人はさっさと寝たつもりが、体の中は全然寝てなくて、それどころか、ず~っとやっきになって、なんとかしようとてんてこ舞い。。

これは疲れるでしょう。だって、寝てないんだから。

 

熟睡できるという、今までとは機序の違う睡眠薬を紹介されたようですが、阪大(→大阪市立大学でした)がそういうデータを取っておられるそうなので、効く方もいると思いますが、睡眠薬飲む前に、せめて夜間の糖質を減らすなり、無くすなり、種類を変えるなりするほうが良く効くのでは?

寝てるのに、全然疲れが取れないという方は、夜間の糖質を止めてみるのがひとつの一番簡単な方法です。

 

まあ、そんな簡単に止められたら、糖尿病になっていない!というオチになりますか。

糖の中毒性が大概ひどいから、病気にまでなるわけで。。。

せめて主治医と相談して、夜間の血糖値の安定化を測るだけで違うと思いますが、薬だけでどこまでいけるのか、ご本人の努力がなにより大事で。。

だから、睡眠薬って話になっちゃうんですかね。

阪大(→大阪市立大学でした)の結果を待ちましょう!

 

ひとつの病態の原因が、たった一つということはないので、その睡眠薬が効く方もいらっしゃるから、そうやってデータを取っておられるわけでしょうし、血糖値が乱高下すらせず、ずっと高いまま、という場合ももちろんあるわけで。。

(ずっと高くても、いろんなホルモンはそれなりに総動員だと思います。まだ出せるのであれば。

これが、出せなくなったら、もっとひどいことになってしまうので。。。大変です。。)

 

でも、食事の変更だと、薬使わずに済むので、ぜひ一度やってみていただきたいものです。

(加筆です。

**糖尿病で薬を飲んでいる方は、必ず主治医に相談してから、糖質制限はやってください。薬の種類によったら、低血糖になりすぎて、命の危険に関わることもあります。自己判断は絶対におやめください。)

 

 

 

先日の続きです。

 

シャンプーやトリートメントに硫黄を入れておいて、一体なにが「スーパーナチュラル」なんだか、私にはさっぱり理解できません。

 

そりゃ、硫黄もどっかその辺から取ってきたら、天然のものでしょう。硫黄の温泉のとこなんか行ったら、天然の硫黄だらけです。

 

ちなみに、硫黄には角質溶解作用があるため、硫黄の温泉に入ると、角質が溶けて、お肌が一見ツルツルすべすべになります。なので、「美肌の湯」みたいにうたっているところもあるかもしれません。

が!ニキビだらけの脂性の方がちょっと入るのはいいですが、溶かすということは、ケミカルピーリングと同じです。脱脂力も強いです。

乾燥肌の方、敏感肌(それだけ皮膚のバリアが弱いということ=角質が薄くて弱いということ)、子供やお年寄り(皮膚のバリアが弱い)が長湯すると、ガサガサになります。

乾燥がひどくなる=バリアが壊されることで、異物が侵入し、炎症反応が起こり、かゆくなる、掻いてますます炎症がひどくなる、場合により赤くなる。

 

皮膚科では、硫黄の入った薬は、ニキビの方に処方していました。硫黄カンフルロ―ションというやつです。昔の薬ですが、今も出している医師もいるかもしれません。好きな人は好きかも。

乾燥肌の方には出さないし(出すわけがない)、塗るにしてもニキビのところだけで、全体に塗ったりはしません。

 

それをシャンプーに混ぜたら、そりゃあスッキリというか、皮脂取りすぎるでしょ。乾燥しすぎるのをごまかすために、なんかいっぱい混ぜてあります。

 

それを使っている患者さんですが。。

私のブログの「おススメしない化粧品シリーズ:オーガニック化粧品」は読んでいらっしゃったんですが。。

それで、石けんシャンプーを使われたようですが、うまくいかなくて、またこのオガーニックのろくでもないのに戻れたました。

 

石けんシャンプーを使ってみて、うまくいかない方というのは、結構いらっしゃいます。

石けんシャンプーには、洗浄成分のアルカリのみで、他に何も入っていないので、洗浄力・脱脂力もそこそこあり、傷んだ髪の毛をごまかすものが何も入っていませんから、合成シャンプー・トリートメント・ヘアクリームなど、ろくでもないものを大量に、しかも長年使っていた方で、栄養状態も悪い(これは、ほぼ全員です。あなたもですよ。)と、バシバシになります。キシキシいうか。手櫛は水に塗れていると、まず通らないでしょう。(これは通らなくていいです。摩擦が多いから当たり前です。)

石けんシャンプーの後、必ず専用のリンスで中和させてください。

(中和させずに、バシバシがひどくなるのは、これは当たり前です。)

 

洗髪後に、椿油を使うかどうかですが、乾燥が気になる方は使えばいいです。皮脂の代わりです。そのうち、皮脂がちゃんと出るようになって、髪の毛をコーティングして、ツルツルの髪の毛になります。動物と同じです。

(だから、犬や猫を、合成シャンプーで洗ったら、ダメですよ。必要もないのに、勝手に人間の間違った、こまめにシャンプーで洗わないといけないという「常識」を押し付けるから、犬や猫が皮膚病になるんです。飼い主がペットの皮膚のバリア機能を破壊しているわけです。)

 

石けんシャンプーでうまくいかない方というのは、合成洗剤のようなシャンプーで、角層のバリアが破壊され、皮膚自身が保湿することもできなくなり、皮脂すらも出せなくなってしまっているところに、今までだったら、合成シャンプーやトリートメントに、質の悪い保湿剤が山ほど入っていて、それらでごまかされていたので、それなしでは生きていけないくらいの状態になっていたところに(麻薬と同じですね)、石けんのみで洗うわけですから、ほんとの姿が露呈します。

ガサガサのパシパシなのは、それが本当のあなたの髪の毛の姿です。

 

これに我慢できない方が多いので(そりゃそうだと思います)、脱落されるわけですが、ここでじっと我慢するか(皮膚がもとに修復され、保湿ができるようになり、皮脂も出るようになるまで)、我慢できない方には、低刺激のもっと使いやすいシャンプーなど、使いやすい方法や商品をブログや診察に来られた時に、教えています。

 

だから、その方もバシバシになったのかと思いましたが、なんとこの方!

石けんシャンプーに変えたら、ベタベタになったというのです!!

 

恐るべし、オーガニックシャンプー!!

 

ま、使い続けていたら、この後、バシバシになっていくんですが。。

 

硫黄なんかで皮脂やら保湿成分取りすぎるから、体は困って、皮脂を一生懸命出していたんですね。。それで頑張って、バランスをなんとか取っていたんですよ。

硫黄が止まった瞬間に、体はそんなことわかりませんから、いつもみたいに、ドバっ!ドバっ!と出していたわけで、なにも入っていない石けんシャンプーだから、ベタベタになったわけです。。

 

これはもう体が、「もうそんな出さなくて大丈夫なんだ」とわかるまで我慢するしかないです。

こんなシャンプー捨てるか、お風呂掃除にでも使うかですが、どちらにしろ、即刻止めることが重要。

 

でも、患者さんは、「高かったのに。。」とあきらめない。

ブログ読んだんだから、その時にちゃんと止めていれば、このバカ高いシャンプーやトリートメントを買わずに、しかも被害もここまで出なくて済んだのに。。

 

ちなみに、この方は、薄毛相談で受診です。

メソセラピーするほどではなく、ヘアケアと栄養に気を付ければ終わりです。塗り薬も私いらないと思いますが、患者さんがどうしても欲しいというなら出す、というレベルです。

ただ、おかしなことはすべて止めないといけません。

おかしなこと止めていないのに、それが「毒」みたいなもんですよね。自分で邪魔しているわけですから、1億円の特効薬を塗ったところで意味がないです。

 

糖質・グルテン・カゼイン・タバコ・アルコール・カフェインなどは、中毒性があるので、脳にも作用しますから、これは自力で難しいことが多いです。自分だけで抜け出すのは、かなりの強い意志もいりますし、強い意志だけでは無理なこともあります。医療の力を借りないといけないこともあります。

でも、シャンプー止めるなんて、捨てるだけです。

他を使えばいいんですから。

 

栄養状態ももちろんひどく、特に貧血がひどい。うちの患者さん、貧血多いです。隠れ貧血なんて、女性ほぼ全員です。

この方の貧血のひどさは、ワースト1くらい?っていうほどひどい。

でも、スポーツは好きだから止めない。

今はダメ、しないように言いましたが、止める気もないし、栄養を足すつもりもない(栄養療法をする気もない)。

これで、なんとかしてくれ、というのは、私には無理です。

そうこうしている間に、もう時間終了ですから、止めたくない、やりたくない、と言っている方に、無料で時間延長してまで、説得はしません。

こういう方には、「説得」ではなく、ただウザいだけです。ウザがられて、私の時間を使うわけにもいきません。

おかしなことを全部止めて、少しでも栄養療法をするなら、全力で応援しますけど、考え方が真逆だとね。自分の考えにあったクリニックで治療するのが一番ですが、お金巻き上げられて終わらなければいいんですけどね。