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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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1か月前に書いたブログが、アップされていないことが発覚しまして(私は保存のままほっておいたものと思われる)、今日アップします。

 

前後が脈絡なくなっているかもしれませんが。。

 

では、どうぞ。

 

ブログでも何度も書いていますが、今の女性は、ほんっと動物性たんぱく質を全然食べていません。

患者さんの大半が、「いや、食べていますよ」と言われることが多いですが、細かく話を聞くと、たかがお肉50g程度をたまたま食べただけとか(この「たまたま」は、1週間に1度でもなく、もっと空いています。)、すっごい食べているという方でも、「1週間に2,3回は食べていますよ」と自信満々に言われます。

 

でも、1週間の食事って、普通で考えると、1日3回×7日間=21回あるわけですよね?

そのうちの2,3回って、無茶苦茶少ないと思いませんか?

 

で、肉を食べない方は、魚(魚介類)も食べていません。

たまに1切れ食べたら、「食べてますよ!」と言われますが、たまに食べただけでは、「食べている」とは言いません。

 

魚の切り身なんて、全部身をほぐしても、ごはん茶碗1杯にもならないでしょ?

魚というのは、結構量が少ないです。

しかも、肉に比べたら、栄養価が低い。

魚でないと入っていない栄養素ももちろんあるし、肉ばっかり食べたらダメですから(これこそ、栄養バランスが悪い)、だからこそ、魚介類を食べる時は、たくさん食べなきゃ!

 

ちなみに、私が魚を食べる時は、最低2切れ食べます。1切れの時は、肉料理か卵か大豆系のなにかを足します。

魚だけの時は、違う種類の魚で、合計4切れくらい食べます。

(普段いろいろ料理するのがメンドクサイので。

料理が好きで、ちゃんと時間のある方は、いくらもでたくさんの種類のおかずを作ったらいいと思いますが、夜遅く帰ってきて、今から晩御飯と言う時は、種類よりも、とりあえず、量、ですね。)

 

肉も魚も食べていない方が、じゃあ卵食べているかというと、もちろん、そんなことはないです。

「1日1個は食べてますよ!」と言われる方も多いですが、1個でたんぱく質は全然足りません。

その日食べたたんぱく質は、卵1個だけとか。。よくあります。

(同じものを毎日食べ続けるというのは、食物アレルギーを呼んでくる可能性があがるので、少量であっても、毎日摂るのは止めてくださいね。 ただし、お米は毎日食べても、アレルギーはとても少ないです。糖質制限をどこまでするのかで、量も決まってきますが。。)

 

まして、大豆なんて、副菜でつけたり、白ごはん代わりに食べるのはいいですが、植物性のものというのは、おしなべて吸収率が悪い。

イソフラボンは、大豆にしかない栄養素ですから、大豆は大豆で食べたらいいんですが、肉・魚・卵に比べたら、全然栄養素の量はちがいます。

 

ほんとに、1週間食べたものを全部並べたとしたら、糖質が6割越えなんて当たり前。7割・8割、9割の方がたくさん来られます。

(のこりは野菜で、たんぱく質は、あっても、1割くらい。しかもその1割は、大豆含んでの1割くらい。。。という印象です。)

これでは、生理は止まるわ、肌はくすむわ、すぐに肌は荒れるし、いいのは、身長体重の少なさで、細いですが、栄養状態ボロボロです。

 

で、こんな方は、いきなり肉・魚・油をどんなにたくさん摂ろう!と決心しても、たんぱく質が足りない=酵素が作れない=消化酵素が作れない→消化酵素も作れないなら、他のホルモンも他の酵素も作れていません。

 

「酵素」なんて、外から摂っても、あんまりですよ。

口から摂った栄養で、自分で酵素を体内でちゃんと作らせないと。

 

パンケーキ食べようが、グラノーラをオサレオーガニックカフェで食べようが、マクロビしようが、ベジタリアンにあろうが、動物性たんぱく質を消化できなくなっている時点で、内臓はおばあさんと同じです。

内臓がおばあさんですから、肌や髪の毛を綺麗にして!と言われても、無理なことがわかると思います。

 

すっご眠いので、続きは明日。すみません。。。もう半分寝てます。。。ZZZZ

 

 

最近、電話でのお問い合わせで、「わきがにボトックスが効きますか?」「わきがにボトックスをしていますか?」というのが多くありました。

 

なんで?と思うんですが、どこかのクリニックで、そういう宣伝がされているのでしょうか。

 

多汗症にボトックスはやりますが、わきがの方にする場合は、わきが自体の治療ではないことを説明の上、それでも希望された場合に、多汗症の治療としてやります。

その上で、対処療法をアドバイスしていますが、わきがの治療は、基本手術です。

手術が心配、という方に、手術する際のアドバイスやどこで治療をしたらいいのか、私の考えはお伝えしていますが、予約の時点で、「わきが相談」と言われたら、基本手術なので、うちで手術はできませんから、手術ご希望でしたら、紹介になりますよ、と言わせてもらっています。

それでも話を聞いてほしい・診察していほしいと言われた場合は、予約をお取りしています。

 

よくブログでも書いていますが、「私はわきがかもしれない。。。」と悩んでいる女性のほとんどが、わきがではありません。

体調によっても、わきがでなくても、汗のにおいがきつい日というのはありますし、特にストレスの多い方は、男性も女性も汗や皮脂がたくさん出たり、それらが酸化して、ちょっとイヤなにおいになったり、いつもよりにおいがきついかも?と心配されていることが、ほんとに大半です。

(女性の、よく気が付く、という性質が、こういう場合は、わざわいしているのかもしれません。)

 

自称わきがという患者さんの、ワキ汗のにおいを嗅いで、診察しますが、ごくたま~に、軽いわきがかもしれませんね、という方も、そりゃいらっしゃいます。

ちょっとアポクリン汗腺が多いのかもしれません。

本格派のわきがというんでしょうか、一般的にわきがと言われる方よりも、全然においが軽い場合です。

 

別に、わきがって病気でもなんでもないんですけど、アポクリン汗腺が他の日本人よりも多いというだけの話で、(日本人はアポクリン汗腺が少ない民族なので)、日本人は昔から少数派というのを嫌いますから(みんな一緒が好き。昔から、村単位で一致団結とか、団体行動が基本の民族ですから、そうなってしまうんでしょうね。いい面もあれば、悪い面もありますね。)

そういう名前で呼ばれてしまう。

で、余計に女性は人に知られたくないと一人で悩んで、どうしていいかわからなくなる。

わきがじゃないのに、わきがだったらどうしようと、わきがで宣伝している悪徳クリニックに行ってしまい、わきがじゃないのに、法外なお金を取られて、えげつない手術やレーザーをあてられてしまって、取り返しのつかない傷跡が残る。。。

 

前にも書いてますが、まず手術していない皮お膚科などで、わきがかどうかの診断を受けましょう。

それから考えましょうね。

 

ワキ汗を止めるだけならボトックスで十分ですが、よく他院で効かなかった、早く切れた、という方がいらっしゃいます。

あんなケタが全然違う格安クリニックだと、何を注射されているのかわかりませんが、普通のクリニックだったら、まあ、普通に注射していると思います。

 

ただ、同じように見えて、実は中身は全然違ったりします。

 

私は、もう1年以上、ワキボトックスはしていないと思うんですが、そろそろ打たないとと思うんですが、なんかあんまり気になっていないので、打たなくてまだいいか、と先延ばしをしていたら、どんどん時間が経っちゃった、っていう感じです。

 

ワキ汗にあまりに神経質だったり、緊張すると、すごい汗が出てくるような方は別ですが、普通は、ちゃんと打てば、3か月以上持つというか、あまり必要ない、というのが私の印象です。

 

ボツリヌストキシンが、どこのメーカーか、というのもとても大事ですし、どれくらいの量を打つのかというも大事ですが、一番大事なのは、注射の打ち方かなと個人的には思っています。

 

以前に勤めていた病院で、自分のワキボトをしてもらいましたが(さすがに、ワキボトは自分で自分にできないので)、サービスしてたくさんの量を売ってくれたんですが、打ち方が、「少なっ!!」と心の中で思っていましたが、人にやっていただいていて、さすがに注文はつけられません。

(ここの病院は、ドクターによって、やり方が全然違って、クリニックとして、統一は全くされていませんでした)

たくさん注射するのは、やる側からしたら、時間もかかるし、めんどくさいことこの上ないですから、さっさと終わらせたいという人は、たくさん打ちません。。

 

ちなみに、これは、びっくりするくらい、早く切れましたね。。

 

クリニックの値段だけ聞きまくって、値段の安いところを探している人って、たまにいらっしゃいますが、値段も大事ですが、中身は、それだけではわかりません。。

ただ、あまりにも安いのは、ちょっと、というか、かなりおかしい。。と思ったほうがいいです。

昨日、書いている途中で、これまた寝てしまったので、続きを書いたので、アップします。

ほんと、寝ながら書いていると、アップしたつもりが保存のままだった、というのが見つかったりします。。ええ、1か月以上たって、先日ひとつ見つけました。。うう。。

 

前からブログでも書いていますが、肌荒れ=バリア機能の破たんしている状態と私は思っています。

肌荒れの程度=破たんの程度になって、どこまでの化粧品なら使ってもいいかは、ほんとにケースバイケースです。

 

完全に真っ赤かで、しかも皮膚炎の赤みで、ひどい人だと苔癬化までしていることもあり(もちろん、本格的なアトピーなどこれくらいはあったりします)、そんな状態で、化粧品が塗れるわけ、ありません。

 

日本の女性の場合、「化粧品は絶対に塗らないといけないもの」という認識なのか、こんなにひどいのに、なんで化粧品塗ってんの?!とびっくりするケースもあり、しかも皮膚科(保険の)を受診していても、化粧品は止められていないから、という理由で、やり続けている人もとても多いです。

そこまでいっちゃうと、もちろん、化粧品は全部止めます。

(どうしても化粧が必要な方であれば、一部試してもいいですよ、と許可を出す化粧品もありますが。。

でも、ほんとはその化粧品ですら、顔を触ることになるので、しばらく顔を触ってほしくないので、使わないで我慢してほしいんですが、全部ダメ!って言ったところで、家に帰って、またろくでもない化粧品を塗るだけなので、それだったら、かなり、というか全然大丈夫です。

 

で、その時点でご紹介する化粧品であっても、パウダールームで塗ってみたりして、その数秒・数分ですら、かゆみが出てきた・ひりひりしてきた、などがあれば、もちろん使ってはいけません。

 

肌荒れの程度によったら、たくさんの種類をつけてしまうと、どれが合っていないのかわからなくなることもあるので、そういう時に、いくつも顔のつけるのは止めるように言っていて、ほんとの必要最低限です。

例えば、保湿なら1種類のみとか。

程度によったら、日焼け止めの使用もまだ止めておいてくださいとも言います。

 

バリアが結構ひどく壊れると、どんなに肌に優しい化粧品であっても、添加物が全く入っていないわけではないので、それですら、本来入って来たらダメなゾーンまで侵入してきたり、バリアの最前線にいる部隊が過敏になっていて、なんでも攻撃したりすることがあるので、そこまでいくと、何を塗っても、合いません。

いつかもっと落ち着いたら、また使えるのかもしれませんが、少なくとも今の貴女には合っていない・使ってはいけない、となります。

 

ここまでくると、塗れるものは、もうほんとに限られてきて、保険の保湿剤ですら、クリーム・ローション基材は全滅ということもあります。

(保険の塗り薬であっても、添加物はなにかしら入っています。)

まあ、かなりひどい場合ですが。。

 

そこまではひどくない場合、化粧品を選べば塗っていい場合、パウダールームで試して問題がなかったとしても、ほんとにその化粧品が合っているのかどうか(好みの問題ではなくて、かぶれたり、赤くなったり、かゆくなったり、ひりひりしたり、という意味での「合っている・合っていない」です)は、最低2週間つけてみないとわかりませんよ、と言っています。

なにか起こるとしたら、2週間以内に起こる確率がとても高いので。

2週間超えても、合わなくなることはもちろんありますが、確率的にかなり下がります。

どちらにしろ、2週間も試せるだけのテスターやサンプルは上げられません。なので、使ってみたいなら、テスターで試した後は、現品を買っていただくしかありませんが。。

(当院取り扱いの一部のメーカーは、お試しサイズが販売されているので、1週間~10日ほど行けます。それを2セット使えば、2週間はいけます。)

 

「合う・合わない」というのも、かなり主観が入ってくる問題で、時々患者さんから、「これ合わない」「かぶれたから診てほしい」と言われることがあり、もちろん、医学的に合っていない可能性があるわけですが、で、来られたら、肌は何もなっていなくて、もう良くなった場合もあれば、何も異常はないけど、いつもと違う気がすると言われる場合もあります。

(こういう場合は、処方する薬はありませんし、必要はありません。)

 

何もなかった・良くなったのならいいわけですが、問題は、その原因です。

ほんとに、患者さんが言うように、そいつなのか?(その化粧品なのか?)

ここで間違ったままいってしまうと、真犯人は別にいることになりますから、また起こってきます。

その症状が起こった時の状況・その前後(1~2か月くらいまでさかのぼることもあります)に新しく使いだした化粧品・良くなった経過などを聞いていくと。。。

良くなっている最中にも、患者さんの思う「犯人」の化粧品も使っていたりすることもあるし、全然塗っていないところに出ていたのに、そいつが犯人にされたり、新しく買った化粧品を何個か使いだしたのに、前からいるそいつが「犯人」にされていたり。。

もちろん、やっぱり真犯人はそいつだった!ということもあるでしょうけど、犯人を見つけていく順番がおかしい。。順番につぶしていかないといけませんが、上から順にいかなきゃ。。時間がかかるだけでなく、その間も、患者さんは、真犯人を止めませんから、状況がどんどん悪化します。

新しく使ってる化粧品の中には、クリニック専売品ではなく、市販の、それ使ったらダメでしょ的なものが入っていることもあり、そんなの使っているのに、どうして、この何年も使っている、クリニック用化粧品のコイツが真っ先に疑われるのかなあ?とすっごい不思議です。

そんなに、コイツは(ずっと気に入って使っておられたわけですが)、嫌われていたのかなあ、と思いますが。。

で、もっと詳しく聞いていくと、とっくに止めていたはずのクレンジングを知らない間に再開されていて、そりゃ、バリア壊してんだから、調子悪いでしょ!ということも発覚することがあります。

 

あとは、患者さんの皮膚の触り方ですね。

ご本人は、全く擦っている意識がなくても、洗顔・保湿時に、えげつなくこすり倒したり、刷り込んだりしている人は結構いてて、そりゃ、何してもダメでしょ。

 

うちに来られた時点で、もう赤ら顔がかなりひどくなっている方がいて、急性の炎症は引いたんですが、毛細血管拡張があまりにひどすぎて、ちょっと顔を触るだけで、すぐに顔が赤くなってしまう人がたまにいます。

そうなると、何を塗っても、触らないと塗れませんから、顔は赤くなります。

合っていないから赤いのか、関係なく赤いのかも、わからなくなります。

こういう時の判断はまた難しいのですが、塗ってもいいものを見つけるのに、時間がかかります。

何も塗らないでおきましょうとなることも、ごくごくまれにあります。

 

こういう場合も含めて、ほんとに皮膚に何も塗れない方は、もう体の中から皮膚を変えていくしかないので、栄養に頼らざるを得ません。

ほんとは、スキンケアと栄養と、両方とも中からも外からもケアしたほうがいいんですが、仕方ないです。

時間はかかりますが、体のほうで治してくれるのを、ひたすら、いらんことせずに待ちます。

 

本音は、もう初診時に栄養療法をやって、スキンケアと同時進行してほしいんですが、そしたら、ほんとに相乗効果で、結構早くよくなりますが(ちゃんとやったらですよ)、自分の体(内臓)は栄養が足りていると思っていて、肌を見たら、栄養が全然足りていないのがわかりますが、そういうことを言っても、聞く耳もたれません。。外側ばっかりといいますか、化粧品ばっかりといいますか。。体に勝手に治してもらったら、すっごい楽なのに。

ところどころ、端々に、栄養の話を挟んでいきますが、全く興味なし!という感じで。。あ~あ~、となるわけです。。

間違ったほうに、あるいは、他はおかまいなしで、一極集中的に、極端に行ってしまうのも、栄養が足りないから、脳のバランスがうまく取れず、思考力や判断力が低下しているだと思うようにしているので、ほんとはこういう人ほど、栄養療法は必要なんですけどね。

こればっかりは、押さえつけてさせるわけにいきませんから、仕方ないですね。

 

 

 

今日は、クリニックを早めに閉じて、宝ヶ池の国際会館で開催されている日本皮膚科学会総会に途中から参加してきました。

昨日から開催されていますが、今日の途中から参加です。

皮膚科学会は、美容皮膚科学会を分科されたので、美容医療の話は、企業セミナーなどを除き、ほとんどされません。

レーザーのセッションがあっても、アザとか保険の効くレーザーの話があるくらいで、基本は皮膚科が保険診療で扱う病気や症状がメインで、しかも基礎研究的な話がとても多いです。

 

去年は、抗加齢医学会と完全にぶつかり、私は抗加齢のほうに行ったんですが、皮膚科学会に参加するのは、久しぶり。

おととしは行ったよな。。?

なんか久しぶりだったせいか、すっごいまじめな学会だったな。。とふと思ってしまいました。

いえ、他の学会が不真面目なのではなくて、発表されている内容がほんとに基礎研究の普段は聴きもしない内容のオンパレードになったりするので、別世界に迷い込んだ感じがしました。

皮膚科学会は女性も多いですが、形成外科学会になると、もっと女性が華やかになるし、それが美容医療をしている学会になると、華やかを通り越して、派手?になったりします。テレビに出ている女医さん風のドクターも増えるし、ブランドものもオンパレードで、そういう意味では雰囲気が全然違います。

 

私は、病気の話を聴くのではなく、今回は保湿剤の使い方やその違いによる証拠といいますか、そういう議論のセッションと皮膚のバリア機能を基礎研究の観点から、一体細胞はどうなっているのか?という話を今回は聴くつもりです。

バリア機能を守るというのは、最優先事項なので。

仕組みも含めてです。

 

今日は、午後からの参加ですが、とてもタメになりました。

勉強した内容がいつもと全然違うので、自分の思っているやり方が正しいのかどうかの確認も含めて、かなり賢くなったかも~?

 

保湿剤の基本は、とても勉強になりましたし、資生堂の京大の皮膚のバリア機能の話は、とてもすごかったです。

う~ん、、今日は、クリニック早めに閉じた甲斐がありましたね~。

ご迷惑をおかけいたしました。そのおかげで賢くなれたかも?

ありがとうございます。

 

企業展示まで回れていないので、明日回りますが、これが一番楽しみだったりします。

スキンケア関係の企業展示は、皮膚科学会のが最大になるので、新しい発見があったりします。

 

明日は、朝一のモーニングセミナーから出るつもりなんですが。。。

国際会議場8時30分始まり。。。

。。。早すぎる。。。

いえ、京都でしてもらえるだけ、泊まらなくていいので、とてもありがたい話で。。。

頑張って早起きして、朝一から勉強してきます!!

 

今日は、この辺で。

 

 

先日、開院6周年記念に、大島椿さんから、「椿の金ぷら油」をいただきました。

ありがとうございます!!

以前に担当者の方から、「実は食用も通信販売のみで売っているんです」とお聞きしていて、一度食べてみたいと思っていました。

 

食用の椿油は、油専門店などに行けば、売っているお店があると思います。

とても貴重な油なので、一般に流通はしていないかと。。

(簡単に安い値段で買えたら、ちょっとおかしい。。。なにか理由がない

と。。偽物とか、椿油でも、原油だったりとか。。。

原油はかなり油のにおいがするので、ちょっと食用には、ちょっと。。ちょっと。。。だそうです。)

IMG_20160602_233646 こちらが、「椿の金ぷら油」から、「金ぷら」と呼

ばれたそうです。

ごま油の天ぷらもおいしいですが、香りがちょっと要らない時もあるし、いい時もありますよね。その時の好みというか、食べたいものにもよりますね。

 

ごま油は、私も搾りたてのものを、茶色いのと、無色透明の香りも

ないものと2種類、キッチンに置いていて、料理によって使いわけますが、普段は、全てエキストラバージンのオリーブオイルです。

ごま油は、リノール酸が豊富で、リノール酸は確かに体に必要ですが、現代の食生活はリノール酸過多になっていることが多いので、普段の食用油に、いわゆるオメガ6の油は、あまり使わないようにしています。

(ところで、ローストアマニとか加されたものが売っていますが、あれ、なんでですか?オメガ3は加熱したらダメでしょ。)

 

で、オメガ9がオレイン酸が豊富が油なんですが、これの代表がオイルです。

調理に使うなら、オリーブオイルが一番(特に加熱料理)と思う、というか、オメガ9の油があんまりないんですよね。

 

で、椿油はオレイン酸豊富で、オメガ9なんですよね~。

和食、特に揚げ物をオリーブオイルで揚げるのは、ちょっと風味が変わるし、和食ではないかな、という感じになりますが、こちらの大島椿の「椿の金ぷら油」は、有名料亭などで使われていて、クセもなく、とてもいいそうです。

 

次の休みの日は、このいただいた油で、ぜひ天ぷら、いや金ぷらを揚げてみます!

楽しみ~(^^♪

 

オメガ9の油って、ほんと貴重ですよ。

欠点は、ちょっと、いや、かなり?お高い。。。贅沢品です。特に、天ぷらは。。。

日常にちょっと使うのは、贅沢ではありますが、オリーブオイルが苦手な方には朗報かと思います。

ホームページはこちらです。

http://www.oshimatsubaki.co.jp/special/kinpurayu/

 

注文してから、絞られるようです。油は、時間が味の決め手ですしね。

 

一度お試しください。

 

ココナッツオイルは、また別ものですから、これはこれで必要です。

流行りじゃなくて、ちゃんといるものなんだから、大丸置け~っ!!

(いつも大丸で買っていたのです。今は、在庫処分され、アマニとエゴマに売り場を占拠されてしまいました。。。うう。。。別のお店で買いますwww)

 

大島椿の通信販売事業部の方から、椿の箸置きをいただきました。

IMG_20160602_233459 椿、可愛いらしいですね~♡

ありがとうございます!

 

椿の花も大好きで、新年のご挨拶に来られる時に、希望すれば椿の苗をくださるのですが、庭に植えています。

早く大きくならないかな~。家で、椿油が収穫できるかしらん。。

ちなみに、京都の城南宮は、花の多い神社としても有名ですが、大きな椿の木が種類もたくさんあって、花の季節には、とても綺麗です。

こちらもぜひどうぞ。

 

 

 

 

 

 

「お知らせ」でもお知らせいたしましたが、栄養解析の料金を変更させていただきました。

まあ、変わっていないと言えば変わっていないんですが、最初からセットにしただけのことになります。

 

ただ、長めの処置をされている方の場合、処置中に説明を聞かれる場合は、説明するのに診察料はいりませんとしてきましたが、実際は、処置中に話すると言っても、処置中にレポートを直にみてもらえるわけではないので、処置が終わってから結局結構な時間を取ったりすることになったり、逆に処置中に寝ているのかな・・?という方もいて。。。

(タイタンやジェネシスって、あったかくて気持ちいいので、うとうとされてたり、寝ている方もちらほら。。)

 

レポートの説明は、食事の話も混ぜながらしていくんですが、普通は話を止めないところで、バンバン止めていく方もたまにいらっしゃて、そうなると、時間がいくらあっても足りません。

(実際は、時間に限りがあるので、いくらでも無限にお時間をお取りしているわけではないし、そういう方の場合、たくさん話しても(いっっぱい聞いてもおられますが)、もうキャパを越えているから、家に帰ると、もう忘れていたりします。

 

で、解析1回目が、一番大事かと思うので

(何回目の検査であろうが大事なんですが、お渡しする解析レポートの意味が家でわからないといけないので、

その説明と、赤や黄色で引っかかっていないけど、この値はおかしいんですよ、偽物ですよ、という値もたくさんありません。)

もう全員の方にしっかり聞いていただくことにしました。

 

2回目以降の場合は、ポイントだけ申し上げたらいいんでしょうけど、それであれば、処置中に話が終わる方もいらっしゃいます。

 

それとは逆に、やる気がない?のか、渡している資料は全く読んでいない・勧めた本も読んでいない・食事指導も完全に無視・サプリも最低限しか飲んでいないなどなどとくると、短い時間に終わるわけがなく、もう患者さんが好き勝手やる、というなら、まあ、いいんですが、それだったら、何しに来てるの?と単純に思って今います。

 

できるできないではなくて、やるかやらないか、です。

 

もうやる気も起らないくらい、脳が重症なのであれば、しばらく栄養が足りてくるまで、サプリなども頑張るしかないです。

(他力本願ですが、仕方ないですね。。)

これすらしない方は、ごめんなさいい、うちでは対処ができません。

 

「前みたいに、お肉が食べられなくなった。」という方って、それがいつの年齢なのかは別として、誰でもそういう時っていうのは、いつか来ますよね。

それが、「老化」ってことになるんでしょうけど。

 

ここ10年くらい? 、なんか年々そういうことをいう人(主に女性)が増えているというか、低年齢化しているような気がします。

 

大豆は良質なたんぱく質ですが、大豆だけいくら食べても、体にとって必要なたんぱく質には役不足です。

動物性たんぱく質(肉・魚(魚介類)・卵・乳製品)でないと、入っていない栄養素というのがありますから、日本のなんちゃってベジタリアンやマクロビなんかやっていたら、どんどん病気になったり、体調がどんどん悪くなります。

やっている方は、実際そうでしょう? こんなにやっているのに、体調は一向に良くなっていないことないですか?

ヨガや運動した時は、すっきりするし、そういう食事をしていたら、あまり胃もたれもないし、おなかも軽い気はするでしょうけど、すっきりするのはその時だけだし、おなかが軽いは、野菜や炭水化物というのは、消化が簡単だからです。冷静になって、ご自分の体調を始める前と今と比べてみてください。

それだけやっているのに、なにか良くなりましたか?肌の色ツヤはどうですか?シワ・たるみはひどくなっていることないですか?

それでもまだ野菜が足りない、運動が足りないと、また違う方向に走っちゃいますか?

 

はっきり言って、肉をちゃんと(1回100~200gくらい)食べない方というのは、魚介類や卵もそれほど食べていません。

食べていても、ほんの少し。

卵1個とか、魚1切れとか。

 

肉や脂ものが食べられなくなった時点で、お年寄りと一緒です。

 

お肉食べられるお年寄りは元気って、わかります?

お肉が食べられるということは、肉を分解して消化吸収がちゃんとできているということです。

それだけの消化酵素がちゃんと作られているということで、消化酵素だけ体は作りませんから、他の酵素もホルモンもちゃんと作られているのです。それだけの栄養を摂っているということです。

だから、元気なんです。

 

パンケーキ食べようが、グラノーラ食べようが、おしゃれはオーガニックカフェで、オーガニックサラダを食べようが、毎朝スムージーを飲んでいようが、肉がしっかり食べられなくなっている時点で、おばあさんと同じですから、内臓がもう老化しているんです。酵素も自分で作られないくらい。

(酵素サプリや酵素ジュースを摂っても意味がないと前にブログで書きましたよね。自分でちゃんと作らないと。)

内臓がおばあさんなのに、肌だけ若くキレイにして!髪の毛をもっと太くしっかりさせて!と言ったところで、そりゃ、無理です。だって、おばあさんだから。

 

最近、テレビを観ていたら、どんどん痩せている女性タレントさんや女優さんを観ていたら、顔が大きい人、増えているのに気づきませんか?

顔だけ見ていたらわかりませんが、上半身や全身が映ると、全体のバランスから、なんか顔(頭)だけ大きいのが目立つんです。

芸能人だからと言って、みんながみんな八頭身ではありませんから、顔は手術で変えれても、身長や腕脚の長さは変えられませんから、ごまかせないし、こればっかりは、もう大人の場合は、比率は変えられません。

 

ところが、デビュー当時や前と違って、こんなに顔大きかったっけ。。?という方がちらほら見かけるようになりました。

 

映像や写真って、実物の1.3~1.5倍くらいに見えるんでしたっけ?絶対に、実物よりは太って見えるわけですが、芸能人で細く見える女性は、実物は無茶苦茶細いです。痩せすぎに入ります。

そんな痩せすぎの芸能人の中でも、ひときわ、がりがりの、骨っぽさが目立つ女性、年齢に関係なく。

動物性たんぱく質を食べていないか、食べていてもごく少量だったり、その少量も鶏肉少しや魚を少しだけ、しかも油抜き料理とか。お菓子や食べるし、パンやパスタや食べる(あるいは、糖質も全部カットしているのかもしれません)、野菜はコンニャクは食べている。あるいは、ほんとにあまり食べてもいないのかも。

 

突然ではないんでしょうけど、どんどん動物性たんぱく質を食べてなくなって、どんどん栄養不足に拍車がかかりますから、体はとても困って、仕方ないので、自分の筋肉や骨を食べだします。でないと、生命の維持が難しくなるから。

骨はスカスカになるし、筋肉は痩せていきます。

腕脚が無茶苦茶細い女性って、多いでしょう?

そういう人は、もちろん肩も華奢すぎるし、体幹の筋肉も食べられて落ちていますから、体格の骨の輪郭は残りますが(骨の中身はスカスカでも)、それを覆っている筋肉(もちろん、脂肪なんて全然はなからないので)がペラペラなので、ただでさえ細い体は小さくなります。

たった数ミリ(~数センチ?)のことなんでしょうけど、顔の大きさは、頭の骨の大きさを変えることができませんから(頭の大きさまで小さくなりだしたら、かなりヤバいと思いますが。。)、結果、顔(頭)が大きく見えてしまうんです。ほんとにちょっとしたバランスなんでしょうけどね。

 

芸能人でとても気になっているのは、桐谷美玲さんや田中みな実さん、などです。

ストレスも多いんでしょうけど、あんなに痩せちゃって、大丈夫かな、と勝手に心配しています。

それだけ食べていないということは、栄養も足りないということでしょうし。

爆笑問題の太田さんの奥様は、足のサイズがすごく小さくなった!と前にテレビで言っておられたんですが、かなりヤバいと思います。

すぐにでも食事の見直しと、栄養療法やらないと!!

。。まあ、大きなお世話ですが。。

ちなみに、ここまで行っちゃうと、自力で食事の改善も難しいかも。。多分、全然消化吸収できないでしょうから。

 

 

すみません、続きが遅くなってしまいました。

 

さて、消化酵素ですが、今、「酵素」ブームですが、患者さんには、酵素サプリ・酵素ジュース、一切勧めていません。

「酵素」なんとかって、勝手に命名されている企業が大半ですが、そもそも完成品(商品)に、一体何の酵素がどれくらい入っているのか、って、ほとんどの商品が書いていません。

(だって、測ってないから。測っていても、ほとんど入っていないから、わざと書かない、どちらかでしょう。

医薬品ではないので、食品ですから、測る義務はありません。だから、いい加減なもんです。)

 

原材料に野菜や果物が入っていればいいと思っている(消費者を騙せる)商品のなんと多いことか!

 

ただの野菜ジュースを、「酵素ジュース」って売っていたり。。

しかも加熱した時点で、酵素なんて、失活(死んでる)してしまっているのに、容器の殺菌は一体どうされているんでしょう。。

殺菌剤が塗ってありますか、瓶に?飲むのに?殺菌剤ごと飲むの?

 

家で野菜ジュース作って、すぐに飲むのとはわけが違いますから、販売されている容器(それと中身もね!)の殺菌消毒は一体どうされているんでしょうね。。

 

ちなみに、酵素サプリに関しては、ほんとに完成品の表示を見たことがないです。。

(書いてあっても、てきと~に書いたのか、本当に測ったのかもわかりませんしね。。しかも第3者機関がベター&ベスト。ごまかせないですからね。。)

 

そんな中、市販で売っているものの中では、効果は悪いでしょうけど、消化酵素はありでしょう。

医薬品ですから。表示がちゃんとしているのは当たり前ですしね。

 

栄養解析の血液検査から、胃の状態がすごく悪いなと判断できる方って、かなり大勢いらっしゃいます。

もう最初の話を聞いているだけで、絶対に胃(と腸)は悪いでしょう。。。という方がこれまた大半で。。

胃腸の負担が大きいんですよね、こういう方がたんぱく質をガンガン食べようとすると、処理ができないから。消化吸収が全然うまくいっていない。。

 

栄養療法用の、胃腸のサプリはいくつか種類があって、とてもいいです。すごく良く効きます。

(私はしょっちゅうお世話になっているので、、違いがわかります)

 

 

。。。ただ、高いんですよね。。ええ。。ものすっごい質がいいので。

 

みなさんが予算に余裕があるわけではないので、しかも検査でも問診でも、もう胃腸が悪いのもわかっていますから、保険薬を処方することがあります。

全然量としては足りませんが

(市販のはもっと足りないです。足りないからって、勝手に増量は止めてくださいね。市販のもの・医薬品ですら、添加物が入っていますから、量を増やしたら、添加物も倍なり増量して摂ることになり、なにしてんだか。。かえって体調が悪くなります。医薬品を勝手に素人が増やすものではないです(指示以上に)

足りなくても、そんなものでも、胃腸の負担は飲まないよりは飲んだほうが軽くしてくれるわけですから、そういう説明もして処方するんですが。。。

 

栄養状態の足りない人ほど、「これ、いつまで飲むんですか?」「飲まなきゃダメですか?」などなど、飲みたくないアピールをされます。。

 

そりゃ、自分で、ガンガンたんぱく質が食べれていて、私がびっくりするくらい、「おお!すごい!」というくらい食べていて、おならも臭くなく、便も臭くなく、便秘下痢もめったにないです、みたいな方は要らないと思いますが、本人にしたら、胃もたれがないから、必要性を感じていない、という感じでしょうか。。

 

どうして胃もたれを感じないかと言えば、たんぱく質を全然食べていないから(糖質は消化吸収が簡単なので)

感じていないだけで、食べれるようになったわけでもなんでもないんですね。そういうほとんどの方が。。

この自覚のなさが、ますます病態改善を難しくするんですが。。。

(自覚がないから、食事も直さない。。でも、サプリはちょっとだけ(たくさんの方もいますが)買うから、サプリに他力本願といいますか。。。)

なのでいつまでたっても、お金をかけているわりには、全然よくならない。。良くなっても、まだこんなところなのか?!とお金と時間のもったいなさが目立ちます。

 

ご本人がよければ、それでいいんでしょうけど。。

 

こういう方の場合、毎回説明しても、処方しても結局飲まないし、言ったしりから、また「いらない」というので、もうこういう方には、あまり真剣に心配しても、自分が疲れただけですね。。

 

栄養が全然足りないから、まともな判断能力が落ちているんだろうな、と思って、毎回説得や説明をしていましたが、もうあまり言い続けるのもそろそろ止めておこうかと。。自分がしんどいだけだし、本人が「いらない」というわけですから、説明したって、お金と時間を無駄使いしたいわけですから、無駄使いさせてあげればいいですよね。。

大勢の方から、「体大丈夫ですか?」とお声をかけていただき、ありがとうございます!

ご心配をおかけいたしましたが、復活ですっ!! みなさんの愛に感謝です!私は幸せものだ~っ!!

 

無理な時が、自力の自然治癒力だけに頼るのではなく、そこはやはり医学の力を借りて、すっかり大丈夫になりました。

そんなに忙しかった?ストレス多かった?とちょっと自分でもびっくりしたんですか。。

(ストレスが多かったり、忙しいと、栄養が一気に枯渇しま。普段の倍以上は必要なので、栄養の奪い合いになってしまいます。)

 

さて、前の前の続きです。

たんぱく質をたくさん食べられない方の話です。

ブログを読んで、お肉をたくさん食べようと試みてくださった方も多いんですが、今までの人生、そんなにたんぱく質を摂ってきていないので、まず肉を消化する、消化液が作れていないんですね。

 

肉をそんなに食べていないと言う方は、魚も卵も言うほど食べていません。

(1日1切れとか、1日卵1個で、「食べてるのに!」って言ったら、ダメですよ、ぜ~んぜんっ!足りませんから!!! たまの1回(月に2回とか1回とか)に、お肉を多め(といっても、100gもない?)に食べたって、毎食毎日続けていないと、「ちゃんとしっかり食べている」にはなりません。

それと、肉ばっかり食べちゃダメですよ、魚(魚介類ですよ、甲殻類も貝もね)も、卵も大豆もですが。

 

で、絶対的なたんぱく質不足により、消化吸収に一番大事な消化酵素(消化液)が作れないので

(消化酵素の材料は、たんぱく質です)

だから、胃がもたれたり、すぐにおなかいっっぱいになったりするわけです。

 

胃の悪い方というのは、繋がっていますし、同じ消化管ですから、大体腸も悪い。

そして、胃腸が悪いから、消化吸収ができない、という悪循環にはまるわけです。

 

酵素サプリや酵素ジュースなんて、外から摂っても無駄ですよ。

そもそも、その中に、一体なんの酵素が入っているのか、完成品を調べた商品なんて、みなさんが普段買って飲んでいるものの中になんか、ないんですから。

実際、書いていないでしょう。

また、酵素は60度以上の熱で失活(役立たず)しますから、みなさんが飲んでいる酵素サプリやジュースに熱が加わっていない保証なんて、ありません。

だって、完成品を調べてもいないんですから。

 

酵素は、ちゃんと動物性たんぱく質を摂って、自分の体に、自分で作らせないと意味ないです。

市販で買っていいのは、それこそ消化酵素剤くらいです。

(買う場合は、医薬品や医薬第3類とか、ちゃんとしたやつにしてくださいね。医薬品だと、完成品を調べる義務があるので、かならい調べてあります。

サプリには、義務がないので、まず調べてません。)

 

で、自分で酵素が作れてない方に、作れるようになるまでしばらく待たせておくわけにもいきませんから、消化酵素を何かの方法で摂らないと、うまくいかないということです。

 

→続きは、また明日~。

 

 

 

 

 

先日の続きですが、栄養の足りている女性なんて、私も含めて誰もいないと言い切ってもいいくらいですが、その栄養の足りていない女性が(男性もでしょうけど)、どこまでの美容医療をやっていくのかが問題だと思います。

 

強い治療ではないんですが、うちでいえばトゥルスカ(トゥルースカルプ)とAC BODYの痩身・部分痩身ですが、やはり効く治療というのは、合併症もなにかしらあります。

 

トゥルースカルプの場合、脂肪細胞が勝手に自殺してくれるというデータがあるんですが、45度をという熱を加えることで、腹部をやった場合に、内臓脂肪が分解され、自殺した脂肪細胞の分も含めて、破壊された脂肪細胞から流出した脂肪酸がリンパと血管内に吸収されます。

中性脂肪の高い方や糖尿病予備軍の方など、かなりやばい。

特に内臓脂肪の分解は早いので、トゥルスカもAC BODYも、結構汗をかきます。(汗をかかない方は、かなり代謝が悪い。)

ということは、脱水のリスクがあります。

血液がドロドロの方が、脱水になると、血栓ができて、どこかが梗塞する恐れがあります。

 

いわゆる「健康」な方であれば、トゥルスカやAC BODYで、血栓ができやすいことはまずありませんが、血液検査でびっくりするような値をはじき出す方がいて、できるわけないやろ~っ!!と

ぎょうーテンです。

 

40歳を過ぎると、特定機能検診のご案内が来るように、いろいろと病気(特にメタボ関係)が出てくるリスクがあがります。

 

全然健康診断を受けていない女性のなんと多いことか!

特に、専業主婦やパートの方でしょうか。

会社勤めの方は、勤務先でされていることもありますが、働いていもされていない方もいらっしゃるし、されていても、検査項目がものすごく少ないこともあります(経費の関係ででしょう)。

 

40歳になっていなくても、体型などから血液検査をしないとやばい方もいらっしゃるでしょうけど、やはりアラフォー以上はかなりやばい。

痩せていても、内臓脂肪がたくさんついている方もいます。

 

検診も受けていて、内臓脂肪も見た目ではわからないほどで、肥満でもなく、ほんとの部分痩せの方は、トゥルスカは問題ないと思いますが、トゥルスカで予約を取るときに、おなかから下全部(腰、おしり、ふとももなど)、背中、腕も全部やりたい(ほぼ全身やん?)という方もたまにいて、検診の有無、身長体重を先にお聞きしています。

 

体重が重くても、筋肉や骨かもしれませんから、全部脂肪とか限らないので、診察しないとわかりませんが、40代半ば~後半以上になってくると、内臓脂肪がかなり心配な方(今すぐに食事の改善を!)がわりといらっしゃいます。

 

こういう方は、まずは血液検査と食事指導ですね。サプリの力も借りて。

とりあえず、トゥルスカをするのは、もうちょっと健康になってからです。

こういう方に無理やりやって、脱水や血栓のリスクがなかったとしても、まあ、効きませんね、こういう方は。。。

分解した分が、またすぐついちゃうんです。。使われないから。。。

 

効かないわ、危ないわ、で、誰がやるねん、という話で、うちでは、いきなりのトゥルスカは、こういう方は絶対にしません。

 

じゃあ、AC BODYは、脂肪が破壊されるわけでもないからいいんじゃない?とお思いでしょうけど、これはこれで、栄養のない方にどこまでやるべきか。。。

脱水の危険、内臓脂肪の分解はあるでしょうけど。。。

AC BODYの場合、ご本人は寝ているだけですから、ジムと違って、らくでしょうけど、機械ですから、すごい運動量にしようと思ったら可能なわけですが、たんぱく質も摂れていないのに、すごい運動をさせるということは、筋細胞の破壊だけして、修復再生が望めない可能性が高い、と思います。

栄養もないのに、そこだけ修復されても困りますし。。。

 

栄養の全然ない患者さんで、AC BODYの設定がMAXまで行った方がいて、これが、な~んにも筋肉つかなかったんです。。

当初栄養療法を勉強していなかったので、設定の数値がどんどん上げていけるから、慣れってすごいな、と思っていました。

(筋肉があまりない方は、数値を上げても、あまり不快感がなく、上げていけることもあるそうで、それもあるかもと思っていました)

 

でも、栄養療法を勉強して、この人にやったら、ダメだな、破壊しているだけだな、と気づきました。→そのあとはお断りしました。

 

マッサージ効果くらいでいいや、とするなら、いいのかもしれませんが、どのレベルだったら、その方にとってのマッサージレベルになるのかもわかりませんし、患者さんは筋トレと思って申し込まれているなら、目的が変わってきますよね。。

 

で、キャンペーンでとりあえずAC BODYをつけるのを止めました。

 

痩せている方の部分痩身にしろ、全身痩せたい方にしろ、結局大事なのは体の状態ですから、栄養解析で、肥満の原因・特定に場所に脂肪がつくわけを探ったほうが、効率が一番いいです。

栄養が足りない故に、思いこんでいる方もいて、処置だけしても、効かないのに、と説明しても、言うこと聞きませんからね、リスクと効かないと思いますけど、念を押してやることもたま~にありますが、2回目を希望されても、やりません。

 

栄養がちゃんと足りていれば、どちらもとてもいい機械だと思います。