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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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いや~、今日のセミナー、良かったです。

 

私も漢方好きですが、栄養療法を始めてから、最初は併用していましたが、自分自身も患者さんも、体調が良くなるから、どんどん飲み忘れが出て、自然に漢方を切って行くような形になっていました。

時々、自分も患者さんにも出す、っていう感じでした。ここは、使ったほうがいい、というラインというか、病態があって、そういう時に使っています。

 

改めて、漢方の素晴らしさを実感できたセミナーでした。

漢方で、足りない栄養を足してくれるとかではないんですが、なんかいい感じに、全身を助けてくれるんですよね~。

(薬によったら、全身ではないですが)

栄養療法をやっていて、す~っとうまく行く方と、ご本人も食事頑張っているし、サプリも飲んでいるけど、なかなか大変という方もいて、サプリを追加っていっても、いくらでも追加できるわけではないですし(予算がありますから)、う~ん、、困りましたね、という場合に、漢方、いいですね!! すっかり、そういう使い方、忘れてましたわ。

また明日から、使っていこう! 

(患者さんは、処方希望されるかどうかは、好みがありますけどね。)

 

漢方って、ドクターによって、選ぶ漢方が似ているようで、あまり似ていません。

一般的に、たくさんの種類を出す先生もいたら、1~2種類、多くても3種類くらいの先生といろいろです。

処方する種類も、似てないながらも、ああ、確かに!と共感できるものから、おお!そういう方法が!と大変タメになるものから、ちょっと考え方が違うな、ということもあります。

患者さんの症状や体質も、お一人ずつ、似ているようで、微妙に違いますから、どの方でも同じわけではないですし、自分の好きな漢方(漢方に限らず薬もそうですが)って、なんとなくあって、自分にとっての使いやすいのってあります。

 

人によって違うというので思い出しましたが、先日たまたまテレビを観ていて、薬剤師さんが、漢方を処方している話だったかと思いますが、こういう時はこう!という漢方が、えっ?!というのがあったりして、あと、言い方かな。もうちょっと詳しく説明してあげないと、何も考えずに、なんでもかんでも飲む人出てくるのに。。

(その薬剤師さんは言ったのかもしれませんが、番組構成上、カットされていることもあるので、テレビはわかりません。。)

テレビだから、簡単に、こういう時はこう!って言い切ってほしいんでしょうけど。。。

 

薬局行ったら、市販の漢方ってあるんですよ。誰でも買えるんですよね。病院でもらう医療用のよりは、薬自体の量は少ないんですけど、買えるのは買えるんですよ。

診察してもらう分には、頓服みたいな使い方の場合、そういう説明がありますが、市販で勝手に、そういう情報で買う場合、わかりませんよね。

あまり続けたらダメな薬でも、市販の場合、ずっと続けている人っています。。。

危ないなああ。。あ”==って思います。

 

漢方も人によって、合う合わないが結構激しいですから、初めての漢方を、いきなり大量に買ったり、もらったりしないほうがいいですよ。

薬は薬だし、合わなかった場合に、飲む機会ないですしね。体質が根本的に違う場合だと、下手したら逆効果だし。。

テレビで影響力大きいんだから、ちょっとそういうことも言ってあげたらいいのに、と思って眺めてました。

市販の漢方は、結構高いのに、合わなかったら、どうするんだろ。

テレビで言っていたから、っていっても、自分で買った以上、自己責任ですからね。

みなさんが想像しているより、市販の漢方は高いですよ。とりあえず、ちょっとためしに、というのはありかと思いますが。

まあ、実際、飲んでみないとわからないことも多いですし。

だからこそ、合わなかったから、診察に入って、調整していくんですよ。

これは漢方に限らず、治療はなんでもそうです。

一発目で、ドンピシャ!であえば、それはとてもラッキーなことです。

 

もう7月ですね。早いですね~。

さて、京都と言えば、祇園祭。今年も後祭りももちろんあり、祇園祭が去年から少し変わりました。あまり実感はまだありませんが、2回山鉾の巡行が観られるのはやっぱり楽しいかな。

祇園祭と言えば、2年前の7月に、クリニックは、四条高倉から四条富小路に移転しました。前のところが手狭になったので。

なぜかうちのあとに、某大手美容外科チェーンが居ぬきで入りました。京都は、ほんとに狭いので、場所がないですものね。

でも、前のところは、ほんとに狭いんですけどね。

 

なので、うちからしてみれば、7月は祇園祭というよりも移転記念のほうがメインイベントなのかしらん。

祇園祭の名前が好きなので、キャンペーンは、「祇園祭」とつけましたが、ほんとは、移転2周年記念キャンペーンです。

(祗園の「ぎ」は、めんどくさいので、こちらの漢字で勘弁してください。ああ。。私の祇園祭愛が薄れているんだわ。。)

 

今回の目玉はやはり化粧品でしょうか。

この季節、たくさん必用な日焼け止めを、処置されている方は、10%オフとしました。

この機会に、気になっている日焼け止めやアウトドア用など、いろいろお試しください。

他にも、化粧品の福袋のようなセットと、それぞれの商品を買われる場合は、サンプルがぼってりとついてきます。

 

あと、7月1日から始まる消化管チェックシートをご提供します。

しかも無料です。(ただし、栄養解析をされている方限定。過去1回でも受けていれば、OKです。)

1にも2にも、大事な胃腸です。血液検査で出たサプリよりも、優先する場合もあります。

これをご希望の方は、ご予約時にお申し付けください。当日いきなりだと、対応できない場合もございます。

チェックシートにご記入いただき、それで簡単に解析しますので、いつもよりお時間5~10分ほどお早目にお越しください。

処置などが終わってからでも、チェックされてもいいですが、結果については、処置中にでませんから、お話は別に日になります。

 

 

 

さて、昨日の続きです。

 

私のおならが臭い時がある話の続きですが、

以前より、臭い時はありましたが、確かにここ数か月くらい、臭いがある時、臭いのひどさ(というか、きつさ?)がひどかったような気がします。ちょうど胃腸の調子が悪いけど、ガンガン食べていた時と合うのかしらん。

 

おならをしてみないと、臭いがするのかどうかわからないので、さっきまで全然臭いしなかったのに、食後しばらくしたら、強烈な臭いがいきなりしたり、とよくわかりませんでした。

そのおならを洗面所や寝室でしようもんなら、家族から大ヒンシュクで、ヒンシュクどころか怒られるくらい。。うう。。臭いするとは思わなかったから。。

 

で、家族が私につけたあだ名が、「スカンク」でした。

 

話は変わりますが、最近ニュースでも物騒な事件が多いですよね。

怖いな~という話を家族としていて、通り魔とか、もし遭遇したらどうしよう、という話をしていた時に、

「屁、かましたれ!」

「。。。いや、まじめな話で、」

「大丈夫!スカンクだから!!

今まで、スカンクって、全然意味わからんかったけど、攻撃力あるんやな~って、わかったわ!」

と言われてしまいました。。。

 

前はそこまでひどくなかったと思います。。

 

ところがっ!!

悪玉菌だけを殺すサプリを飲み始めたところ!!

あきらかに、臭い時の臭いが変わりました。

まだ、理想の量まで行っていませんが、そこまでいかなくとも、スカンクじゃないっ!!

あえて言うなら、かすかにたくあん?みたいな感じです。

おお=!! すごいっ!!

 

違うんですね~。

 

悪玉菌が減ったところに、善玉菌を植え付けるわけです。

腸の中は、椅子取り合戦ですから、場所を空けてあげないと、いい菌が増える場所がありません。

場所を作らないとね。

 

おならが臭いから(しかもたまたまとか、時々とか)、悪玉菌が絶対に多いから除菌しなきゃ!というわけではありませんし、他の症状などと合わせての判断です。

まず、消化管がちゃんと動くように、胃腸に負担をかからないようにもしてあげないといけないでしょうし、そういう栄養もいります。食事は毎日するわけですから、食事で負担にならないように。

 

腸内細菌へのアプローチですが、かかる費用は、ほんとにピンキリです。

検査ひとつにしても。

また、予算がいけて、いいやつめいっぱい飲むぞ!となったとしても、ついていけるかは別の問題。。。

悪玉菌がすごく多いひとは、菌を殺すと、その反動で、胃腸症状が一時的に悪化することもあるそうで。。

私は、そこまでじゃなかったから、まあ、よかったです。

 

おならでお悩みでしたら、一度ご相談ください。

胃腸の調子が悪いのに、私ほど食べる人はいないと思いますから、そこまで悪化している人はいないと思います。

動物性たんぱく質を全然食べていない人の場合、おならがほんとに臭くないことがありますが、だから胃腸=元気・健康、というわけではありませんので、勘違いされませんように。

動物性たんぱく質をちゃんと食べていないと、胃腸を動かすガソリンも、粘膜が傷んだ時の修復作業も一向に進みませんから。

 

 

 

 

さて、今日は腸内環境の話。

 

今日、患者さんから大爆笑をいただきましたので、これはぜひみなさんからも笑いを取らねば!と思いました。

前ふりが長いので、今日、そこまで書けるかしらん。。。

 

以前に、私のうんちにいる菌(腸内環境)を調べた話はブログでも書いたと思います。

いわゆる悪玉呼ばわりされるクロストリジムが多くて、「やや太りやすいでしょう」、ビフィズス菌などは少な目で、うう~ん。。。という環境でした。

うんちは、それほど臭くはなかったですが(まあ、こんなもんだろうという程度)、おならが臭い時は臭かった!

全然臭いがしない時ももちろんありますが、いつ臭いがする、きついおならかはわかりません。

腸内環境をなんとかしないとな~と思いつつ、お値段も比較的マシはサプリで、結構いい感じだったので、それで様子を診てました。

 

この腸内環境の、どんな菌が住んでいるのか、どんな菌がどれくらいの割合なのか、本格的に調べようと思ったら、多分1回の検査に5万くらいかかると思います。どうしてもこれがしたいという方は、取り寄せます。

私がしたのは、もうちょっと簡単なものです。

うちで、¥16.000くらいだったかな。税込みで多少前後したと思いますが、まあ、そんなものだったかと。(違っていたら、ごめんなさい。でも高くても、2万を超える設定にはしていません。)

 

サプリと食事で、1年前と比べると、ずいぶん体調も良くなって、うんちもほぼバナナみたいなのが出るし、色も明るめの茶色の日がほとんどだし、すこぶる快腸~(^^♪ いい感じです。

たまに(時々?)忙しかったり、ストレスが多い時なのかな、胃腸が動いていない?消化がうまくいっていないような時に、おならがすごく臭い時があって、それでも前よりはマシなのか、でも、おならの臭さはひどくない?という時も。。状態によって、変動あり。

 

私は、動物性たんぱく質を食べるのは、全然平気なので、食べている時は、いつなんどきも(よほどのことがない限り)ガンガンいきます。食べて、2~3時間くらいも、特に胃もたれや気持ち悪さも全然ないので、つい消化剤を飲むのを忘れてしまうくらいなんですが、そうすると、翌日のおならがひどく臭かったりして、ああ、うまくいかなかったんだ。。。と悲しくなる話は前にも書きました。

 

悪玉も多かった私の腸内環境が、栄養が足りてきて、どう変わったのかはわかりませんが、ちょっとはマシ?と思っていました。

 

ちなみに、腸内環境は日々変動するとは言っても、そう簡単に、変わるわけではないそうです。。

やはり、変える(しかもいい方向に)のは、まあ大変だそうで。。。(お金と時間が。。)

どこまでするのか難しいところですね。

 

私は、耐糖能異常がひどいので(今までのツケで)、一生糖質制限だと思いますが、たまに食べます。

お米や雑穀は全然OK。普段食べない分、久しぶりにたくさん食べたりすると、一気に脂肪肝になったり、体が処理していないのがよくわかります。(血液検査で確認済みで、これだけも、私は、処理していないのか?!と自分の運動不足を呪うのですがあ。。)

 

糖質を摂らない時は、耐糖能もくそもありませんが(血糖値が動かないから)、久しぶりに摂ったら(久しぶりだから、よけい過敏になっているのかもしれませんが。。新入社員がいきなりお酒飲まされたような感じに似てます。)、血糖値のコントロールが良くないな、というのが体の感じでわかりますから、もしやこれは、リーキーガットでは?

(今は時間がないので、リーキーガットについては割愛します)

と思って、リーキーガット用のサプリを少し前に飲み始めました。

腸に炎症のある患者さんにも出していて、私も一度飲んだほうがいいのかもと思っていたところだったので、試すチャンス!と思って、始めてました。栄養も満点だし。

始めて見ると、なんとなくいい気もする。うんちは絶好調だし、たまにおならは臭いけど、疲れている時だけだし、とこのまま様子を診ようかと思っていました。

 

先日の抗加齢医学会で、栄養療法関連のセミナーは、やはり今話題の腸内環境で、(栄養療法じゃなくても、腸内環境は学会でも、いたるところで、講演がありましたが)いろんな先生方やMSSのスタッフの方々に、私の腸内環境について話をしていたら、桑島先生から、「先生、食べすぎ。ちょっと控えたら?あと、肉も食べすぎちゃう?」とアドバイスをいただき、やはり疲れている時は、栄養は摂らなきゃいけませんが、はい、ちょっと休ませます。。自覚症状がないからって、ガンガン食べてました。消化吸収も悪いくせに。。

(このあと、疲れている時は、食べる量を控えて、消化しやすいようなたんぱく質に替えたり、サプリをいろいろ足したりしました。

もともと、肉:魚介類は、1:1にしている私ですが、疲れている時は、魚多めにしたりしました。まあ、魚食べている量も、みなさんが思っている量よりは、とても多いと思いますが。。。)

 

この時の学会で勧めてもらった、悪い菌を減らすサプリを足して、「植菌」を始めました。

やはり、私の腸の中の悪い菌をちょっと減らしたほうがいいようです。

その減ったスペースを、善玉で埋め尽くすわけです。

いつも飲んでいるサプリよりも、単価は高くなるし(アメリカの最高峰のサプリなので)、いつものサプリも量を減らすにしろ、絶対に譲れないサプリもあるし、足すのはいいですが、お金はかかります。。

患者さんに出すにしろ、自分で、先にどんな感じなのか見ておくのもいいかなあ。

 

その治療を始める前に、もぅ一度腸内環境を簡単でいいから確認しておこうと、またうんち検査をしました。

まだ結果は帰ってきていませんが、今のところ、サプリの副作用もあまり出ず、体はついて行っているようです。

→続く

時々、通っておられる患者さんやお電話で、「○○のキャンペーンはやっていませんか?」と聞かれることがあります。

 

3~4年くらい前まではやっていたんですけどね、その時々のシーズンなどに合わせて、人気のレーザーや注入系のキャンペーンを。

 

でも、公益社団法人の日本美容医療協会 http://www.jaam.or.jp/index.html (内閣府認定)に、かなり以前に載っていたんですが、ブログでも当時取り扱いましたが、美容医療のキャンペーンは、消費者を、期間限定と焦らせて、必要もないのに、させてしまうからダメ、みたいなことが載っていて、それを読んだ時に、「まあ、確かに」と思って、それ以来、止めています。

化粧品とかはしていますが、季節に合わせて、患者さんが必要なものをお得に買えるようにとしているものなので、それはいいかなと続けています。

まあ、美容医療のキャンペーンを相変わらず続けているところもあるし、そこらへんは、てきと~です。

厚労省の狙いは、格安クリニックの、いつもずっとキャンペーンなのに、いかにも期間限定と見せている広告や、あやしいビフォーアフターの写真や、誇大広告満載の宣伝と、しかも中身は全くのウソだったり、しかも実際トラブルが多かったりと問題が山積みなので、それらをメインになんとかしたいわけで、多くの良心的にやっているクリニックを締めつけたいわけではないと思います。

良心的なクリニックがHPなどで出されている、自分のところのモニターさんのビフォーアフターの写真は、ほとんどがほんとだと思いますし。。

 

ま、うちの話に戻しますが、季節や月ごとのキャンペーンをなくした代わりに、レーザーや注入系などに定期的に通っていらっしゃる方が、あれこれ追加される分にはお得にしています。

 

レーザーなどの継続お値引きも、コースの代わりですし、まとめて全額払わなくていいし、その日される分だけのお支払いです。

ボトックスは、単独でされる方と、レーザーや他の注射(ヒアルロン酸とか)を3か月以内にされている方とで、値段が違いまして、何か他のをされている方のほうが、かなりお得です。

(ボトックスは、2万円ほど安くなります。)

レーザー治療等に、注射系を追加される場合は、同じ日にしたら、注射代金は10%オフですし、同じ注入剤を2本以上、あるいは、2か所以上される場合は、セット割りがもともとあって、レーザーや他の処置と同じ日にすれば、セット割りからさらに10%オフですから、だいぶお得です。

 

自分でもHPの料金表に書いていて、とてもわかりにくく、う~ん、パッと見、よくわからん。。と思いますが、どう書いたら、一番わかりやすいのかが、よくわからず、あんな書き方になりました。もうちょっと、わかりやすくなんないかな~。

まさに、知る人ぞ知る割引です。

これだと、期間限定とかキャンペーン関係なく、お得にしたかったら、ご自身の好きな時にできるので、いいかと思います。

 

まあ、ご参考までに。

 

前回の時に、ピロリの有無を調べる検査の話をしました。

 

患者さんの子供の時からの食生活や胃腸の状態などを聴いていて、ちょっと胃カメラ受けてきたほうがいいですよ、という方もわりといらっしゃいます。

でも、胃カメラを受けたことのある方も受けたことのない方も、みなさんすぐにいくわけではありません。

できれば、行きたくない、という方のほうが多いかも。メンドクサイという方と、怖い・しんどそうなどのイメージですかね。

 

患者さんにいつも言っていますが、人間ドッグや検診センター専門のところであれば、普通に考えて、胃カメラを担当するドクターというのは、お上手です。

下手くそで時間がかかっていたら、必ずクレームになりますし、かといって、見逃しが多くても困るわけで、短時間で、あまり患者さんをしんどくさせず、見るべきところはちゃんとチェックしてくれるドクターを選んでいるはず。

開業医さんの場合もそうで、開業医で胃カメラをあげておられるところは、これも上手じゃないとクレームになりますから、上手な方だと思います。

(ただ、やはり例外というのは、どこの業界でもあるでしょうから、これが難しいところでしょうけど。。

患者さんの胃カメラの結果を聴いていて、血液検査のデーターや患者さんの訴える症状などから、「胃カメラ問題ないと言われた」というのが、ほんとかな。。?と疑わしいと思わざるを得ないこともあり、だからといって、すぐに調べてきたほうがいい場合は、それほどないんですが、次の機会があったら、一度別のクリニックで調べてみてはどうですか?と言っています。

(あやしいところは、かなりあやしいので。。そこは、他院で調べてどうなのかというのがわからない限り、わかりませんしね。。)

 

すぐに胃カメラを受けない方のために、ペプシノーゲンⅠ・Ⅱというのを調べます。

(これは、全く保険が通りません)

同じ採血で結果が、しかも数字でわかりますから、とても便利です。

 

この数字がおかしかったら、全然胃カメラを受けたことのない方であれば、ほんとに急いでいってきてくださいとお願いすることもあります。

 

他にも胃酸の出具合や胃粘膜の炎症度合なども推し量ることができるのと、定期的に測ることで、推移を診ていると、あれ?ということに出会うこともあり、いろんなことの早期発見につながる場合もあります。

 

血液検査というのは、あまり侵襲(害)がないわりに、とても多くの情報が得られるので、とてもいいです。

自費検査だからこそ、できることがあり、保険診療の範囲でできることは、何でもルールがありますから、そのルールの中でやるのは当たり前だし、基本は、病気の方のためのもの、あるいは、病気を疑うための方のものであって、病気でもないけど、予防に役立てたいから、早期発見をしたいから、という場合に、保険は適応されません。検査項目に限界があるのは、当たり前です。

 

予算に限りがある場合は、最初だけ調べて、症状に変化がなければ、次は調べないこともありますが、あやしい数字が出てしまった方は、調べたほうがいいし、症状により、推移をみていくこともあります。

この辺は、患者さんの症状とデーターによるので、ケースバイケースです。

 

これらの値によったら、ピロリと合わせて、最初におススメするサプリの内容が変わったり、医薬品が必要になったり、ほんとに内容が、ガラッと変わることがありますから、特に予算に限りのある場合は、ピロリや胃腸が最優先になることもあるし、あまりに栄養状態が悪いと、ピロリの除菌に体がついていけないこともあるので(副作用からなかなか立ち直れない)、そのための栄養をさきにマシにしておくこともあります。

ほんとに、ケースバイケースです。

ここをほっておいて、次に行っても、無駄になりますから、疑わしい方は、検査も必須ですし、それ専用のサプリや薬も必須です。

 

→続く

 

 

ところで、イギリス、EU離脱ですね!

私は、株とか一切やっていないので、株価がどうとか言われても、よくわからないんですが、急激な円高と合わせて、えらいことになっているというのは、よくわかります。

今って、景気のいいところと悪いところと格差がどんどん激しくなってきているの?という感じでしたが、景気のよかったところも、大変になるんでしょうか。。。どうなんでしょう。。リーマンショック以上、とさっきからテレビで報道されています。えらいことなんですね。。。

 

さて、オプションの昨日の続きですが、

ヘリコバクター・ピロリ菌がいるかどうかの有無のチェックは、全員の方に勧めています。

今までに、調べたことのある方が別ですが。

ただ、それも何で調べたのかで、ほんとは、いるのに、いないと出たり(抗体価の細かいところをみています)することもありますし、その検査結果を直接みないと、ほんとにいないのか、いる可能性があるのかも、わかりません。

うちで検査しても微妙~な時もありますし。

(あんまり怪しい時は、胃カメラを受けてきてもらいます。どこを受診して良いのかわからないと言う方には、医師会でお世話になっている近所の先生のところに行くように勧めています。

自宅の近くで探しても、よくわからない方で、早速行ってこられるかたもいらっしゃいます。しばらく予数を見て、おかしくなったら、やっぱり胃カメラ受けてきてください、とお願いします。

 

ピロリがいなかった・あるいはいたけど除菌できた、などなど、そういう方には、ペプシノーゲンⅠ Ⅱくらい押さえておいたほうがいいです。

このペプシノーゲンの値がおかしかったら、胃カメラに行ってもらったりします。

 

 

患者さんの中には、「ピロリは今度人間ドッグで調べてもらうから、今回はいいです。」(自費です)

 

自費の場合、値段設定をいくらにするのかですが、検査だけしても、現状把握はある程度できても、治療にはなりません。

でも、栄養療法の場合、患者さんからしたら、食生活がガラッと180度変わる場合もあるし、動物性たんぱく質を増やすということは、エンゲル係数は結構あがることがあります(糖質は安いので)、サプリを摂るにしても、普通のサプリではないので、たくさん買えば、お値段もそこそこになります。

特に、食事があんまりできない方というのは、理由はいろいろあるでしょうけど、なかなかお金がかかることもあります。

 

うちで、ピロリの検査をしたら、500円くらいだったかな。(単品ではできませんよ)

おそらく、どこの人間ドッグよりも、確実に安いと思います、

それだったら、もうさっさとして、次の段階に行くことのほうが、よほど大切です。

→続きます

 

栄養療法の際に行う、血液検査ですが、一番最初は、オプションってやっていなかったんですね。

でも、自分で勉強していくと、これはないといけない、というのがわかってきますから、ちょっとずつ増えていったという感じです。

まだHP用の原稿を書いていないので、HPにアップしていませんが、来られた患者さんには、説明用紙をお渡ししています。

採血の際に、説明して、オプションをどこまでつけるのか、つけたほうがいいのか、ないとダメ!というレベルまできているのか。。。

人それぞれです。

 

うちで、オプション全部つけたら、オプション代金全部で、9800円くらいだったかな。(オプション単独は受け付けていません)

自費の血液検査というのは、みなさんが思っている以上に検査代(検査会社に支払う卸値)が高いので、儲けをほとんど乗せていません。

大事なのは、食事と食事で足らない分のサプリになるので、少しでもそちらにお金を回してもらおうと思ってです。

オプションは、本来全て必要と思っている検査項目です。

でも、予算があるなら、どうするか、となるわけですが。

 

20代前半くらいまでの若い方の場合、もし予算に限りがあるのであれば、オプション全てなし、という方もたまにいらっしゃいます。

でも、オプションの中でも、せめてこれだけでも、と思うのはあります。

でないと、飲んだほうがいいサプリや、医薬品が必要なこともあって、全然変わってくるので、食事を頑張ろうと、サプリを飲もうと効率悪すぎ。。となります。

 

年齢がいけばいくほど、それだけ栄養失調の時間も長いわけで、患者さんの困っている症状も多彩になるし、かなりひどいところまでいきます。

もう一体、どっから手を付ければいいんだか、と途方に暮れてしまうこともあります。

体というのは、結局全部繋がっていますから、どっかが悪ければ、それに繋がっているところは全部、調子が悪い可能性があります。

 

年齢が上がると、普通にしていても、「老化」は起こりますから、月日を経過した分、体の中は火の車状態です。

年齢がいけばいくほど、オプションをやらないと、食事指導自体だけでなく、サプリの重要性、医薬品の必要性が大きくなります。

今までのツケが回ってきた感じです。。

 

こういった自費の検査というのは、かなり幅広く、うちでも取り寄せする準備はしていますが、実際、3万や5万も出して、どれだけの患者さんがやりたいのか、他の検査では無理なのか、で、予想してたのと同じような結果が出たところで、今までの指導と変わらなかったりすると、患者さんもやりたくないですよね。

 

最大限の情報で、できる限りお金をかけずに、というのが、私の理想ですが。。

 

IMG_20160610_232835もうすでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、「はたらく細胞」の3巻が6月9日に発売されました。

いや=、待ってましたね~。

このマンガ、大好きです~。いつも楽しみにしています~。

 

今回も内容はもりだくさんです。

私の印象に一番残ったのは、T細胞が胸腺で教育されて、一人前になるという話は知っていましたが、具体的なイメージというのがよくわかりませんでした。

細胞が細胞を教育するの?どうやって。。。?みたいに思っていましたが、こうやってマンガになると、とてもわかりやすいというか、(ほんとにこのままのことが起こっているわけではありませんが)、なんか合点がいきましたね~。

 

このマンガ、学生時代に読んでいたら、もっと学生時代の勉強がわかりやすかったのかもしれません。

抗原抗体反応については、とてもわかりやすいです。

学生時代、イメージが全然できなくて、すっごいここでつまずきました。

これ、読んでいたらな。。。

 

1巻、2巻ともとても勉強になったんですが、家の中をいくら探しても1巻が見つかりません。。

誰かに貸したかな。?

ないとわかると、ますます読み返したくなるのが私なんですが、もう1巻買いなおしちゃおうかな。。。

 

ご興味のある方は、ぜひ一度どうぞ。

 

発売日に買いに行くと、限定バージョンが売っていて、同じ値段だったらと限定のほうにしてレジに行きました。

IMG_20160610_232858 白血球と血小板が書いてある抗菌ポストカードです。(使いませんね。。。)

IMG_20160610_232909 好中球とキラーT細胞のキーホルダーです。(使わん。。。。)

まあ、いいか、話のネタに、とレジにで並んでいる時に、発見してしまいました。。

 

限定バージョンは値段が違った。。。

IMG_20160610_233007  1500円っ!!(税抜き)!!

 

1500円払ってまで、私は抗菌ポストカードもキーホルダーもいらんな。。。

多分、漫画だけなら500円くらいでしょうか。。?

。間違えた。。。

どなたか欲しい方、いらっしゃいますか~?

(まあ、中身が良かったから、もういいんですけど。。でも、捨てるのは忍びないので。。)

 

 

 

 

昨日アップしたつもりが、また寝ぼけてアップできていませんでした。。うう。。

さて、

 

女性誌「STORY」に溝口先生が出ています。

 

先日の学会のセミナーで溝口先生がおっしゃっていたので、初めて知りました。

 

女性誌を見るのは大好きなんですが、ずっと不景気だった時から、雑誌だけでなく、いろんなものの広告宣伝が巧妙になってきて、またそれを一切疑うことなく信じる女性が多くて、あからさまな広告をうつ雑誌も出てきたりと、この10年くらい、一時どんどんひどくなっていました。

なりふり構わず、という感じでしょうか。

 

最近は、ちょっと落ち着いてきたんでしょうか。

女性の多くが、だまされなくなってきたというのも大きいのかもしれませんが、まだまだ簡単に騙される女性が多いも事実。。

情報は、広告も含めて、毎日ものすごい量がいろんなところから発信されていますが、その中から自分で、取捨選択しないといけません。

うまい話になればなるほど、疑ってかかると言いますか、情報源のソースも確認。

スポンサーがいる場合のソースは、とりあえず話半分以下くらいに聞いておくのも大事なポイントです。

気になる情報は、裏も取る、信じ込みすぎない、のも自己防衛ですね。

 

さて、話を戻します。

 

今回は、溝口先生の「グルテンフリー」の話です。

雑誌で「グルテンフリー」が取り上げられるとは思いませんでしたから、これはびっくりです!

「STORY」読んだの久しぶりでしたが(あ、美容院で出してくださってました)、頑張っているんですね~。

 

世の中には、いろんな情報がありますが、いくらそれが正しいとしても、反対勢力が大きければ、つぶされてしまいます。

日の目をなかなか見ないことも多いし、広まるのに、結構時間がかかったりします。

テレビにしろ、雑誌にしろ、業界の中には、こういう情報を発信したい!多くの人に知ってほしい!と思っても、スポンサーが絡んできますから(歯向かうと給料がもらえないわけです。働く場所もなくなってしまう。。)、情報を出せないこともたくさんあります。

出しても、一瞬で終わるとか。。逆の意見がもっと大きく報道されて、事実上消されてしまう、あるいはダメなレッテルを貼られて終わり。。ということもあるでしょう。

 

なので、グルテンフリーを載せるとは!(しかも溝口先生です!多くのドクターの中から溝口先生を選んでいるところがえらい!)

あっぱれですね。

 

でも、表紙には、載っていません。

載せられなかったのかもしれませんし、そう大きくはない記事ですから、表紙にはスペースがなかったのかもしれません。その辺はわかりません。

 

でも、記事にされたこと自体がすごいです!

編集部のみなさん、これからも頑張ってください!!

 

患者さんもそうですが、女性も男性もパン食べすぎ。。。ほんとに1日パンだけ、という方も。。

女性の場合は、そこにまだお菓子が追加されて(最近男性もですが)、小麦粉三昧。。

しかも動物性たんぱく質全然食べてないし。。

こりゃ、体調悪くなりますよ!

 

同じ糖質を摂るなら、ごはん(白米)にしましょうね。

白米に、ひえやあわやキビなどの雑穀を混ぜるのもいいですね。
(だからってたくさん食べていいわけではないですよ。)

 

私は普段あまり小麦は取らないようにしていますが、料理でちょっと使ったりします。

あと、お惣菜で買ったものの材料の中に小麦成分が入っていることはあります。

家でする料理で使うのは、例えばカツや揚げ物する時や天ぷらする時かな。

前に大豆粉で作ったことがありましたが、私はそこまでグルテンアレルギーでもないし、糖尿病でもないので、それくらいはいいかなと思って使ってます。

あまり塊では食べないようにしています。

食べても、ほんと~にたまに、ですね。

(どこまでの糖質制限をするのかは、その人の症状や血液検査の結果によって違います。

食べる順番を変えるだけでいい人から、徹底して抜いたほうがいい人まで、ピンキリです。)

 

とりあえずやってみる価値はものすごくあるので、ぜひみなさんもやってみてください。

詳しくは、溝口先生のグルテンフリーの本を読まれるのが一番いいですよ。