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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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美容医療の中でも、もともと強い治療というのは、個人的にあまり好きではなく、基本は、日常生活に困らない治療というのをメインに入れています。

炭酸ガスレーザーは仕方ないなと思うし、Qスイッチレーザーも仕方ないと思いますが、Qスイッチレーザーは、効果は悪くても他に選択肢もあるのはあるので、適応のある患者さんには長所と短所を説明の上、選んでもらっています。

 

例え、テープを貼らない治療であっても、例えば、IPLのフォト系(うちではライムライト、アキュチップなど)でさえも、設定を強くして行った場合、栄養の足りない方は、副作用も強く出ると思っています。

もちろん、患者さんがスキンケアをどれだけちゃんとやっているのかもかなり重要ですが、副作用などの出やすさというのは、肌質・個人差・体質などとひとくくりにされてきている感がありますが、栄養がちゃんと足りていれば、結構安全にいけますよ?ということも出てきました。

肌にちゃんと栄養が回っているというのは、とても大切です。何をしようがしまいが。

 

昔、学会のセッションで、フラクショナルレーザーの効果などについての議論だったんですが、その時に、葛西先生が、フラクショナルレーザーを始め、多くの美容医療(光・レーザー・RFなど)は、イリュージョンで、何年か経つともとに戻るから意味がない、ような発言をされました。

これはこれで当時もまたえらい問題提起になったわけですが、やはりいろいろな機器を売りたい業者がいて、学会でご高名な先生方が、素晴らしい発表をされることも多く、結果が素晴らしいからにはそれなりのプレトリートメントや患者さんをちゃんと選んでいる(診断・適応がしっかりしている)・皮膚の状況に合わせた詳細な設定・積み重ねたデータなどなど、そのドクターなりの創意工夫があって、業者のくれる設定で、何も考えずに、てきと~にやったから何でも効くわけではありません。

でも、そういうことは考えずに、業者に乗せられ、また誇大広告で患者さんをおびき寄せ、いい加減な治療で結局困るのが患者さんになるわけで、そういうことを危惧されてのご発言だったと思います。

実際、数年(4,5年だったか)たって、フラクショナルレーザーで、ニキビ跡の凹みが戻ってしまった症例を発表されていました。

治療が済んで良くなって、何年かたったら、全くの元通りではなかったですが、確かに、治療終了時よりも、戻っていました。

浮腫ってるだけ、ということを強調されていました。

 

フラクショナルレーザーでは、もちろんそれなりのダメージも加えるわけで、そのおかげでコラーゲンが増えているんでしょうし、実際、コラーゲンの増生した結果の写真(顕微鏡などで)を出しているドクターもわりといらっしゃって、でも、確かに、葛西先生ほどの長期のアフターの写真を出していたドクターは当時少なくて、長期フォローで、どの時点で変わるんだろう、増えたコラーゲンは、一体どこに消えたんだろう、とずっと思っていました。

 

栄養療法を勉強してわかりましたが、ほんとに女性は動物性たんぱく質を全然摂っていません。

患者さんみなさんにそういうと、大勢の方が「摂っています!」と反論されますが、そんな一口二口の肉や、魚一切れ食べたからって、全然足りていません。

全身の細胞で必要とされている蛋白質が全然足りていないわけで、異化亢進と言って、体は仕方ないから、たんぱく質の貯蔵庫である筋肉を食べます。筋肉からたんぱく質を調達してくるのです。

だから、多くの女性は、痩せていて、スタイルも一見いいし、流行の服もおしゃれに着こなしていらっしゃいますが、筋肉がとても細く、脂肪ものっていませんから、服を脱ぐと、若々しい腕脚には見えません。

 

酵素なんて、外から摂っても意味がないし、酵素はたんぱく質でできていますから、ちゃんと口からたんぱく質を摂って、自分の力で酵素を作らせないといけません。

内臓の臓器も全身の血管も全てコラーゲンでできていますし、もちろん皮膚のコラーゲンもそうです。

で、そのコラーゲンは、たんぱく質がないと作れません。

 

豆を食べているから、と言われる方も多いですが、1日に何キロの大豆を食べているのか知りませんが(何キロというレベルではないでしょう)、大豆食べたって、吸収率は肉魚卵にはかないません。もちろん栄養価も。

大豆は大豆で食べたらいいですが、大豆だけ食べても、動物性のものを食べないと意味がないのです。

 

筋トレもそうですが、食も細い方が、頑張ってジムに通ったところで、しんどいだけで全然筋肉なんかつかないでしょ。

中には、筋肉が次第についてくる方もいらっしゃいますが、口からちゃんと動物性たんぱく質を摂っていないのに、筋肉がついた、ということは、他から(体のどこかから)無理やり奪ってきたんです。

女性は男性よりも筋肉がつきにくいと言われていますが、ホルモンの問題もあるでしょうが、まず口から材料になるたんぱく質を摂っていないからです。

筋トレで、無理に筋肉の細胞を壊すから、修復するわけで、その時に、前よりも筋肉の繊維が太くなるから、筋肉がさらにつくわけですが、たんぱく質を摂っていないのに、筋肉がついたということは、体がこの修復を優先してしないといけないと判断したからで、その修復分のたんぱく質をどこから持ってきたのかが問題です。

どこかが、犠牲になっているのです。

 

なので、私は、栄養が足りない方に、筋トレやマラソン・ジョギング・激しいスポーツなどは一切勧めていません。もっと栄養がついてからでないと、どこかが犠牲になるから、余計に体調は悪くなります。

スポーツなどをすると、交感神経が活発になって、終わった直後などはすっきりと、そしてハイになり、気持ちよく感じることもありますから、一見楽しかったし、なんかやっぱりスポーツは体にいいんだな、と思ってしまいますが、栄養が足りないと、そのあと、疲れがどっときませんか。余計にしんどくなりませんか。

スポーツをすると、特に息が切れるほどにしたら、活性酸素は増えますし、普段よりも運動量も増やしたわけですから、栄養をさらに使っています。ただでさえ足りない栄養をもっと使ってしまったわけです。そりゃ、しんどくなるわけです。

口から摂っていないんですから、体中で栄養の奪い合いです。

 

皮膚も同じです。

いくらコラーゲンを増やすレーザーなどをやったところで、増やすコラーゲンの材料が来ていませんから、思ったほどの効果はえられないのではないでしょうか。

破壊力がそれほどないものであれば、適度な刺激が繊維芽細胞を刺激して、コラーゲンをちょっと増やして、いい方向に向かわせてくれると思いますし、体のたんぱく質の奪い合いに巻き込まれるほどにまではいかないかもしれません。

 

でも、結構な強い治療をすると、それだけの破壊力がありますから、こうなると修復をしないわけにいかないから、コラーゲンの増生は無理やりにでも始まります。

でも、そこの修復が済めば、増やしたコラーゲンはまた分解されて、体の他の必要なところに回されてしまいます。

体の仕組みというのはよくできています。

 

そういう仕組みがあるから、フラクショナルレーザーなどで増やしたコラーゲンは、しばらくして、どこか別の大事な場所に運ばれてしまったのでは?と思っています。

 

コラーゲンのサプリを飲むのではなく、ちゃんと口からまず食事で栄養を、動物性たんぱく質を摂りましょう。

内臓の大事なところから回って行きますから、皮膚にまで届くのは、まだまだ先です。

皮膚や髪の毛などは、命に直結しませんから、栄養がある程度余っていないと、体も回してくれません。

 

言うまでもありませんが、たんぱく質だけ摂っても、コラーゲン合成のスイッチは入りません。他の栄養素ももちろん必要です。

 

栄養が足りている方が、強い治療をするのは、結構いい結果が出ると思います。

でも、栄養が足りていれば、老化のスピードはかなり遅くできますから、そんなに強い治療はあまり必要ないのかもしれませんね。

 

先日ご報告しましたが、不妊治療で悩んでいらっしゃったアラフォーの患者さんが、めでたく妊娠され、順調に赤ちゃんが育っています。よかったです~。

 

さて、この方、不妊治療をされていらっしゃいました。

特に、体に器質的な問題(卵管狭窄とか、臓器などの問題のことです)は全くなく、排卵もされていらっしゃたので、排卵誘発剤を使うことなく、

(不妊外来にいくと、この排卵誘発剤(無茶高い!)をバンバン、バンバン、使われている患者さんがすごく多いことにびっくりします。しかも、どんどん使うように(お金も使うように)、そこの医者から煽られている患者さんがすごく多くて、不妊治療の話を患者さんから聞いているだけで、そんなことになっているんだ。。。とびっくりすることが多いです。。人の弱みに付け込んで、お金を巻き上げているクリニックの多さにびっくり。。

排卵誘発剤を使うことが悪いことではありません、と思います。婦人科は専門ではないですが。本当に必要な方はいらっしゃると思います。

ただ、体質改善にあたるようなことをなにかされるわけでも、提案されるわけでもなく。。本当に、お金だけまきあげてられていらっしゃる方しか、私はみたことがないのです。。)

人工授精をされていたんだったか。。

 

不妊治療は、何をするにしても、お金がかかります。

最初からここまで、と予算を決めていらっしゃる方もいらっしゃるし、やってダメだったときの精神的ショック大きいだけでなく、何度も失敗しているうちに希望までなくしていくことが、かなりダメージだと思うので、どこまでやっていくのか、お金にある程度余裕がある場合、夫婦ともども精神的にボロボロになる前に一体誰が止めてくれるのか。。。(うちに来られている患者さんで、実は不妊治療をしていました、という方で、クリニック側から、もうやめておかれては。。?と提案された方はどなたもいらっしゃいませんでした。。)

患者さんが妊娠したい以上、止める権利は医者には確かにないし、希望されるのであれば、それをなんとか叶える手伝いができないか、とそのこと自体は正しいと思いますが、現代の医学でも難しいこともあるでしょうし、何度も何度もやって、失敗して、本当にボロボロになられた方も診たのも事実です。

 

この妊娠された患者さんには、私が栄養療法を知って、すぐに血液検査で栄養状態を確認したほうがいいことをお伝えして、やっとしていただいて、そしたら、いろいろと異常が見つかり(栄養欠損だけでなく)、そのあと、検査を追加して、さらにひっかかったので、大学病院の専門家に紹介したところ、うちでこのまま診るのか、そちらにお願いするほうがいいのか、で、そちらで診ていただけるようになりました。

まず、不妊に悩んでいらっしゃる方には、この検査はとても重要で(妊娠を考えていなくても、患者さんの体調を整えるためにも重要です)、患者さんも不思議に思って、その不妊治療のクリニックにそれを聞いたら(その検査をしているのかどうか)、一応されていました。

ただ、初診時1回のみで、1年間検査なしです。

いつから異常になっていたのかわかりませんが、まあ、検査もせず、人工授精だけ繰り返されていたわけです。

それでは、まず妊娠はしにく。

 

栄養療法の妊娠を考えている方用の本がたくさん出ていますから、それらもご紹介して、食事も頑張っていただいて、サプリはそれほど飲まれていませんが、まあちょっとだけ。

私としては、時間も迫っているので(女性の場合、妊娠可能年齢にある程度の制限がありますから)、もっとサプリも食事も頑張ってほしいところですが、こればっかりは、ご本人次第なので。。

でも、毎回、サプリ頑張って!と励まし、これも絶対追加したほうがいいから、1日1粒でもいいから、となんやかんやしているうちに、今回の自然妊娠に至りました。

何が良かったのかはわかりませんが、患者さんも食事はかなり頑張っておられたようです。

 

で、

ほとんどの不妊治療専用クリニックが分娩施設がない、という状態なんですが。。。

妊娠・出産で一番大変な分娩を他院任せで、一番お金のかかる(クリニック側から言えば、お金の儲かる)の「不妊治療」だけを抜き取ってやる、というのも、なんだかな、と思いますが、クリニックにもいろいろな事情やケースがありますから、全部のクリニックが金儲け主義ではもちろんありませんが。。。

こちらのクリニックも分娩はできず、しかも提携先なし!

(なんじゃ、そりゃ。。。と思いましたが。。。

提携先もないって、ほんとにここで妊娠させるつもりがあるのか?とちょっと思いましたが。。。)

出産施設って、女性の好みも出ますから、提携先をみんながみんな気にいるわけでもないでしょうし、そりゃ、難しいと思いますけどね、いつでもあちらのベッドが空いてるわけでもないでしょうし。。

分娩だけ押し付けやがって、と周りの産婦人科から思われれているのかもしれないし、その辺はわかりません。

 

こちらの患者さんは、自分で分娩先を探すように言われたそうです。9週目までしか、うちは診ませんから、と。。。

(なんじゃ、そりゃ、と思いましたが。。)

 

ここからが本題です。

 

妊娠したら、管理栄養士さんから、急に「食事指導」というのが始まったそうです。(1回1000円。有料です。)

患者さんが、正直に、飲んでいるサプリを見せたところ、こんなの飲まなくていい!必要ないっ!!鉄なんか妊娠後期でないといらないっ!!とこっぴどく言われて、せっかく、頑張って飲もうとされていたサプリを飲むのを止めてしまったそうです。。

 

妊娠した!と連絡をいただいた時、ほんとはレーザー治療で予約されていたんですが、レーザーできないし、妊娠したらまた栄養状態が変わるから、血液検査しましょう!としたところ、ちょっと良くなっていた栄養が、妊娠した途端、赤ちゃんが無茶苦茶摂ってますね~!!という状態に変わっていて、こら大変だ!と、もともと隠れ貧血のある方ですし、もっと食事とサプリを頑張って!お金が許すなら、サプリももうちょっと増やして!と言って、患者さんも頑張る!と言っていた矢先、この管理栄養士の邪魔です。

 

はっきり言いますが、不妊で悩んでいた時に、栄養指導なんて、なにも入らなったくせに(血液検査も初回しかしていないくせに)、妊娠した途端、なんや、それっ?!

(ここで妊娠した!と他院で思われたいために、流産されたら困るから、いきなりやり出すのかな、と思いましたが。。)

ついでに言うと、患者さんは自然妊娠で、あんたんところで、妊娠したんじゃないから!患者さんの力だから!!

見かねた患者さんのダンナさんが、ちゃんとあいこ先生の言うように飲め~!!とかつを入れてくださって、先日うちに来られました。

栄養療法をしている妊婦さんみんな、このサプリを飲んで、妊娠も維持しているし、産後もすごく楽になっているそうだし、赤ちゃんにもママにもいいから、安心して頑張って!!と励ましました。

隠れ貧血のひどい方の邪魔をするとは。。う~ん、許せん!

 

でね、患者さんが栄養療法サプリ見せたら、その管理栄養士さんが、「ここのサプリ、飲んでいる人多いんですよ~」と言われたそうで。。。

妊娠した人しか栄養指導は入らないわけで、ということは、妊娠した人しか、この管理栄養士さんとは会わないわけで、ここのクリニックで妊娠した多くの人が栄養療法して、栄養療法のサプリを飲んでいたわけで、

じゃあ、妊娠したのは、栄養療法のおかげじゃないんですかね?

妊娠した患者さんの多くが、ここのサプリを飲んでいる、という事実から、なにか考えないんですかね?この方は。。

他のサプリとどう違うのかくらい、調べろよ、と思いますが、そんな金儲け主義のクリニックに何を言っても無駄かもしれません。

毎回、栄養指導にお金を払って、サプリ飲むな!肉食べすぎ!と言われるそうで(肉食べたから、妊娠したんですよ、きっと。もちろん肉だけ食べていたらだめですが、肉は一番栄養価が高いので)、もう受けなくていいですよ、と言っておきました。だって、お金も払うんですよ!いらんでしょ。

 

医学が進歩したおかげで、不妊治療で妊娠される方も大勢いらっしゃると思います。

不妊治療もされたい方は、もちろんされたらいいと思います。経済的に無理のない範囲で。

でも、不妊治療される方もされない方も、食事は最低見直してください。

器質的な問題を栄養で変えるのは無理だと思いますが、それだけで変わる方もきっと大勢いらっしゃると思います。とりあえず、栄養療法の本を読んでください!

目から鱗のことがたくさん載っています。赤ちゃんのためだけでなく、女性にとって、元気になる方法がたくさん載っています。

いいことが雪崩でのように起こりますよ。

栄養解析(栄養療法の血液検査)をされる方は、必ずお読みください。

 

初診から栄養療法目的で来られる方も、再診の方で、栄養解析をされたい方も、まず最低かかってくるお金が、¥10.800(税込み)です。

この中に入っている項目は、まずは最低限の血液検査、その結果を私だけで判断するのではなく、溝口先生の意見もお聞きしているので、溝口先生に解析依頼をしています。これは全員です。その結果を踏まえて、溝口先生は解析レポートを作ってくださって、それがクリニックに送り届けられます。

ここまでが、¥10.800(税込み)です。

 

で、他にオプションの項目があります。

オプションの項目は、本当はやったほうがいい項目ばかりです。

ただ、特殊な項目なので、検査代金が他の基本項目と違って、結構かかります。

お金の問題がありますから、あくまでオプションにしていて、強制にはしていませんが、年齢、症状、今後どうしていきたいのか目的によって、オプションの意味が全然変わってきます。

 

例えば、20代の若い患者さんの場合、いろいろな症状をお聞きして、予算があるなら、オプションをつけるにしても、優先順位が示せる場合があります。

症状からしても、このオプションはつけないと、という方も20代でもいますが、予算がないなら、それはつけられませんから仕方ありません。

 

年齢が上がれば上がるほど、オプションは必要と思っておりましたが、ずっと患者さんの結果を診てくると、年齢に関係ない場合というのも結構診てきました。

今は、若い方も、体の中もボロボロです。

まして、40代、50代、60代と年がいけばいくほど、検査にひっかかる項目と程度のひどさは、ある程度比例しています。

 

大体、血液検査をされたい方は、あらかじめおっしゃっている方が大半ですから、当日採血ということもありますが、次回に、となります。

この時に時間があれば、オプションの説明用紙をお渡しして、時間があれば、説明をすることもありますし、全ての内容はほぼ用紙に書いていますから(簡単なものですが)、読んできていただいて、次回採血の時に、オプションをどうするかお聴きしています。

予約確認電話の時点で、もう決めていらっしゃる方もいますし、すっかり忘れていて、採血の最中にもう一度説明して、その場で追加する(採血の量は同じなので)ことも多いです。

ようは、お金の問題なので。

 

なので、栄養療法目的で初診で来られた方も、その場での説明ですし、再診の方で、話の流れで、いきなり採血となっても、その場でオプションの説明するだけですから、時間としたら十分だと思っています。

ほとんどの方が、全てつけられますが、もちろん全員ではありません。

でも、予算がいけるなら、みなさん全部したいと思っていらっしゃるわけです。

(すでに調べたことがあって、今回はいりませんねと、つけなくても済む場合もあります)

 

栄養療法で来られていない方でも、肌荒れ相談、シミやシワ相談、赤ら顔相談、ニキビなどなど、結局、肌のキレイさ、若々しさなどは、栄養でほぼ決まると言っても過言ではないくらい、かなりの割合で重要ですから、時間がなくても、栄養の話をちらっとは全員の方にしています。

食事の改善まで言える時間がないこともありますが、血液検査で、今の状態を知るのと、その原因が血液検査でわかることも多いので、調べたほうがいいですよとはほぼ全員の方に言っています。

そうは言っても、みなさんが栄養解析をされるわけではないので、オプションの説明用紙まではお渡ししていない方もいらっしゃいます。

オプションの説明まではしていなくても、血液検査自体に大した害があるわけでもないですし(針で刺されるときにちくっとするくらいと、お金の問題)、調べること自体、私は大賛成なので、いきなり血液検査で予約を取られても、私から止めることはありません。

オプションの説明は、来られてからすればいい話ですから。

 

ちなみに、これらのオプションを足さなかった場合に、食事とサプリメントを始めることは可能ですが、ほんとは、ひっかかっている場合(異常がある場合)、時間とお金をすっごい無駄にします。

オプションに異常があった場合、サプリの優先順位も変わるし、場合によったら、医薬品が必要なこともあったり、他院に紹介したり、血液検査が保険で追加になったり、食事の内容が変わったり、糖質制限の程度も全然変わります。

どこまでやるかは患者さん次第ですが、知っておいてもらうことが大事です。

採血されるている方全員、私も含めて、栄養が足りている方というのは、誰一人いないんですが、説明を聞いて理解できる方と、理解できないというか、それよりも自分はそんなことはないと信じていないのか、その辺はわかりませんが、信じていない方も、さすがに血液検査で数値で出てくると、信憑度が増すようです。やっと信用すると言いますか。。そう思うと、数字で結果が出る、ということはとてもわかりやすいですね。

 

栄養解析をすると予約を取られた時点で、枠も押さえていますし、準備もしています。

他の処置と同じで、その場になって、採血をやっぱり別の日に、と言われるのであれば、それは全額キャンセル料をいただきます。

オプションを聞いて、もっとゆっくり考えたい、決められない、という方は、説明も聞かずに予約を取るのは絶対におやめください。

採血だけでしかお時間を摂っていないので、説明の時間が限られています。

(っていうか、説明の内容はそれほどありません)

オプションで悩む方は、予算で悩んでおられるですから、いくらまでと、症状などから、もうこちらでオプションを選ぶ感じです(患者さんも予算内でおまかせされますから)。

でも、それを説明を聞いた上で、もっとじっくりゆっくり考えたいと言われるのであれば、そんな方は今まで誰一人いらっしゃらなかったので、私には考えが及びませんが、そういうタイプの方は、なんでもそうですが、たとえ血液検査であっても、説明も聞かずに予約を取るのは絶対にお止めください。

 

 

ちょっとのどがやられて気管支炎になっていたのは書きましたよね。

木曜日だったか、仕事が終わったくらいはまだ全然大丈夫でしたが、後片付けをしている間に、なんかどんどんしんどくなってきて、しんどいというより、早く寝てしまいたい、という感じでしょうか。

 

動物って、体調が悪いと、飲まず食わずで、じ~っと寝て、回復するのを待つ、ってわかります?

人間も同じです。

ただ、人間の場合、野生動物のような免疫力や回復力が多分ないのと、もう生活自体が、いろんな情報に振り回されたり、刷り込まれたり、休みたくても、自分の意志だけでは無理だったり、まあ大変ですよね。

野生動物で、回復しない=死 ですから、人間はそうはいきません。

まあ、医学もかなり進歩していることですし。

 

で、家に帰って、もう晩御飯も食べずに寝たいと思っていて、食欲はありましたが、もう食べるのがメンドクサイというか、寝るのを優先させて、寝ている間に、体の回復力になんとかしてほしい、というのでいっぱいで、まあ、寝ればいいんですが、その日の昼もろくなものを食べていないので(プロテインとサプリは飲んだかな)、このまま寝たら、回復はするかもしれませんが、たんぱく質を摂っていないから、筋肉が痩せてしまいます。

また、ちゃんと栄養を摂って寝たほうが回復力は勝るのに決まっています。

こういう時に、点滴してあげるといいんですが、ビタミンくらいしか摂れません。

(できなくないけど、ちょっと大そうかな。時間もかかるし。)

 

なので、どうせ喉も乾いているから、普段飲んでいるサプリをさらに量を増やして飲んで、さらに、こういう時に飲んだほうがいいサプリで(ちょっと高くなりますが)、栄養をドーピングして、これで筋肉も萎えることなく、胃腸に負担をかけることなく、休めます。

おかげで、翌朝にはかなりマシになっていました。

仕事を週末まで乗り切らないとね。

 

ちょっと前から断食道場みたいなの、流行っているじゃないですか。

女性誌で特集が組まれるくらい。

断食道場は昔からありましたけど。。

 

使いすぎた胃腸を、週末なり、数日なり、休ませてあげるのに、食事を少し止めるのが、絶対に悪いとは言いません。

「食べる」、特に、「たんぱく質を食べる」というのは、非常にエネルギーを使います。

だから、たんぱく質を食べると、体があったまるくらいの熱が出ます。

あったかいものを食べて、あったまるのって、ちょっとの時間でしょ?すぐに寒くなるでしょ。

でも、動物性蛋白質を食べた時なんか、結構な時間、熱が発生していますから、自家発電です。

栄養も摂れるし、中からずっとぽかぽかしているし、いいことだらけです。

「食べない」ことで、その分の栄養ももらえませんが、消化吸収に使われるエネルギーは使わなくて済みます。

すっごいしんどい時や病気の時って、食欲ないでしょ?

体が、そこにエネルギーを使わないように、わざと食欲をなくしているわけです。

 

なので、食欲がある時は、食べたほうがいいわけですが、まあ、それでも休ませたい場合ですね。

1回くらい食べなくても、人間死にはしませんが、その分の代償は必要となります。

 

代償を払わず、体の機能を落とさず、回復を早めつつ、でも胃腸も休ませたい、となると、胃腸に負担のならないようなサプリを摂らないといけません。

スムージーや青汁飲んでも、意味ないですよ。

ビタミンだけとっても、たんぱく質相当のものを摂らないと。

 

最近は、医師がついている断食合宿みたいなのもあるようですが、出されるリンゴジュースとかに、ちゃんと栄養入っているんですかね。。?

なんか、野菜や果物の話しか書いていないような気がしますが。。

 

ちゃんと、消化吸収に負担のならないように栄養をきちんと摂っての断食道場は、やりたい方はやったらいいと思いますが、栄養が摂れていないなら、反対です。体に悪いだけだと思います。

まあ、確実に筋肉は痩せるし、脳からしたら、もう飢餓状態ですから、「食え~っ!!」とものすごい命令出マスからね、合宿からかえってきた途端に、えげつなく食欲が出て、無茶クチャ食べて、リバウンドどころか、余計に胃腸に負担をかけて終わり、という結果に。。

 

なにしてんだか。

 

流行りでなんでもやらないようにね。

きちんと調べてから、なんでもやりましょうね。

 

 

昨日参加した形成外科学会。

私のメインに聴きたかったのは、抗加齢と手術ではない美容医療のこと、そして、症例副作用報告と一般演題で発表される葛西先生のレーザートーニングのトラブルについてのでした。

いろいろ聴きたい演題が時間が重なって、ひとつ聴いては、今度はあっちと、いつもながらこういう学会だと、何かが聴けなくなるので、いつも悩みどころです。

 

さて、今回も葛西先生のレーザートーニングのトラブル、一部(一部ではないのかもしれませんが)のクリニック・医師による、悪質な医療とも呼べないような、えげつない処置で生じた白斑、そしてそれを助長させた企業など、なんとかしないといけないということと、レーザートーニングを行うのであれば、一部のわかっている医師が治験的にやるべきというご講演でした。

葛西先生は、学会で、レーザートーニングのひどいトラブルをなんとかしようと発表されていらっしゃるのですが、残念ながら学会として正規にトラブル解決窓口が作られるわけでもなく、法的な権限はないとしても声明文を出すでもなく、悪く言えば、「放置」です。

 

しかも、いつも発表された後の質疑応答(質問コーナーみたいなものです)で、企業の姿勢や悪質なクリニックのせいで、ひどい被害者が出ているのをなんとかしようと話題なることもなく、いつもいつも、学会で有名な先生方が、「私はそんな白斑なんて副作用起こしたことがない。レーザートーニングは肝斑にちゃんと効くから、そんな極論(葛西先生ご自身は、どんなにちゃんと指導して、適切に照射したとしても、白斑という合併症が起こる可能性がゼロではない以上、やるべきではない、肝斑は保存的治療のみで、というお考えです)はおかしい」みたいな意見や、「肝斑の原因の究明がここまで進んだ、こういうことが原因のようです」などなど、話がいつも逸れていきます。

 

葛西先生ご自身がトーニングを否定していらっしゃっても、ちゃんとしたドクターがまず患者さんにスキンケアや内服・外用などの保存的治療をして、その治療の流れのひとつとして、レーザートーニングを選択してやること自体を否定されているわけではありません。

いつも、そう発表されていらっしゃいます。

問題は、患者さんに、合併症は副作用の話なども全くせず、キャンペーンで格安のお金でおびき寄せて(高めのところもあるかもしれませんが)、スキンケアの話も全くせず、内服・外用などの話も全くせず、しかも適当~に、ナース(あるいは、受付、というかなんの資格もない一般人)にあてさせている医師・クリニックが問題であって、そういうところの被害は、本当にえげつないです。

 

詳しくは、「レーザートーニングの真実」http://anti-lasertoning.com/

必ず、お読みください。

 

肝斑に、わかってか、わからずか、Qスイッチレーザーやフォト系を当てられて、一時的に濃くなりました、悪化しました、というレベルではありません。

悪化して、色素増強(シミが濃くなる)した中に、本当に、真っ白に水玉みたいに、レーザーの形にそって、ポン!とキレイ~に抜けるんです。

人工的なものがいきなり顔にいくつも出るわけで、しかも回りは、ものすごく黒いシミなわけですから、目立つなんてもんじゃないです。

 

美容医療のトラブルって、いろいろ出ますし、人間ですから、たまたま副作用が出た、ということもあります。避けられないトラブル、仕方なかったトラブルもあります。

でも、ちゃんとしたクリニックであれば、それが本当に処置したことでの合併症であれば(いいがかりはダメですよ)、それが落ち着くまで、ちゃんとケアしてくれるはずです。

中には、どうしようもなく戻せないこともありますが、そんなのは、手術ではないし、RFの火傷とは違うので、光・レーザーで、一時的にシミが濃くなっても、時間をかければ、ほとんど良くなります。

(患者さんも、ちゃんとスキンケアをしないといけませんよ)

 

ところが、このレーザートーニングでできた白斑、しかも、こういう悪質なクリニックが作った白斑というのは、最悪です。

 

ちゃんとしたクリニックであれば、白斑の可能性というのは、常に頭の中にありますから(ナースにさせているのは、問題外だと私は思います)、なにかあったら、すぐに気づいて、すぐに対処してくれますから、被害が最低限で済むし、また、対応が早ければ、見た目の回復も割と早かったりします。改善しにくいものもありますが。

 

悪質クリニックの場合は、そりゃもうひどいですから、まず発見しようが知っていようが、そんなことは知ったことではないわけで、ごまかして、コースを買わせることしか頭にありません。

白斑やシミが濃くなったところで、もう1コースやったら、消えるから、というわけわからんことを言って、お金をさらに巻き上げて、という、どんどん被害は大きくなります。

そうなると、さすがに、見た目をなんとかすると言っても、これはお金と時間をかけても、かなり無理があって、「戻る」「戻せる」とは言いがたいです。。不可逆性の副作用がひどすぎます。

だって、手術でもなく、たかがシミ用のレーザーですよ?シミのレーザーで、ここまでのことが起こるって、誰が考えます?皮膚を焼くようなレーザーでも、血が出るとか、1週間かさぶただらけになるとか、真っ赤に腫れあがるとか、皮膚をめくりまくるとかやないんですよ?テープも貼らない、すぐに化粧ができるレーザーでですよ?

なにより患者さん側がここまでの副作用が起こるとは思っていないから(説明も受けていないし)、びっくりどころではすみません。

そういう意味では、施術の程度と副作用のひどさが、確かにアンバランスで、それを悪徳クリニックが大勢の患者さんに使うもんだからえらいことになっています。

 

レーザーの機器自体が悪いのではなく、売れればいいと思って、注意事項などの説明もなく、t-ニングで肝斑が治せる!と大体的に宣伝して爆発的に売った業者と、またそれに乗った悪徳医者が悪いわけです。

文明や科学というのはどうしてもそういう面があるんでしょうけど、これが医療だっていうだから、大変なわけです。

 

一番問題なのは、悪徳クリニックを学会でも野放しで、いくら法的措置ができないと言っても、そういう被害者が増えると、きちんとチーニングをされているクリニックやドクターも迷惑でしょうし、結果、美容医療は怖いんでしょ?みたいなイメージを広がらせることにもなり、自分たちの首を絞めることになりかねないと思うんですが、学会としてなにか対策を設けたほうがいいと私は思うんですが、何も動きがありません。

 

また、学会の有名な先生方のクリニック(大学病院とか、超有名クリニックが多いです。お値段もそこそこお高いと思いますし、患者さんの理解度と言いますか、レベルも高いと想像します)に、そんなトーニング1階5980円とか1階9900円とかの格安クリニックに値段だけで良く調べもせずに言って、安直に何も考えずにお金を払って、えらいめにあったような患者さんは、あまり行かないと思います。

理解のある方は、やる前にもある程度調べていらっしゃるし、お金がある程度ある方は、そんな格安がおかしいことくらい、すぐにわかることですから、普通怖くて、なにをされるかわかりませんから、まあ、行きません。最初から、ちゃんとした(していると思っている)クリニックに行かれることが多いと思います。

(老舗で有名で、値段も高いから、ちゃんとしているわけでは、これまたないんですが。。)

 

うちにも、そういう被害の患者さんが来られますが、そりゃもう、ひどいです。あれを見たら、こんな被害は放置したらいけない!と思うと思うんですけど。。。

被害を出しているクリニックって、もう決まってますしね。

うちに来るのは、東大阪市だったかな、Sクリニックの被害が大半です。まあ、話聞いても、皮膚を診ても、やっていることは、むっちゃクチャです。

 

どうして、学会は動いてくれないんでしょう。。

 

葛西先生の一般演題の時の質疑応答も、悪徳クリニックの話からまたそれて、一般演題はあまり時間がありませんから、仕方ないのかなと思っていましたが、症例副作用報告の検討会みたいなセッションでも、また話は逸れて。。。

。。。なんで。。?

 

そのあとで、葛西先生をお見かけして、たまたま移動されるところかでお一人だったので、ご挨拶させていただきました。

ずっとご挨拶をしたかったんですが、なかなか機会がなく、やっと夢が叶いました!

こういう被害者が出た場合に、学会が何もしてくれないなら、どうしたらいいのお聞きしたら、「Pmda」というのを教えてくださいました。

http://www.pmda.go.jp/safety/reports/hcp/pmd-act/0003.html

 

こういう被害者をなんとかしないと思っている良心的な医師のみなさん、こちらかにどんどん報告すれば、症例が多く溜まって来れば、国のほうで動いてくれるかもしれません。

厚労省と消費者庁で管轄が違うので、縦割り行政なんでしょうけど、消費者庁にもそういう報告窓口があります。

http://www.kokusen.go.jp/jiko_uketuke/index.html

 

患者さんは、http://www.kokusen.go.jp/t_box/t_box.html こちらに。

 

葛西先生とお話しましたら、なんと!私のことを知ってくださっていたそうで、感激でした!!

私で少しでもお役に立てることがありましたら幸いです。

先生のご活躍を応援しておりますし、先生の姿勢(患者さんを助けたい!という思い)に感動しております。

先生が学会で、そういう意見をおっしゃったところで、どこからかお金がもらえるわけでもなく、もちろん無料でそいう活動をされていらっしゃるわけで、損することはあっても、得することは何もありません。

それでも、誰かがなんとかしないといけない!という思いで、活動されていらっしゃるわけです。

こんな素晴らしい先生は、他にはなかなかいらっしゃいません。

すっかり忘れていましたが、今日4月8日は、「シワの日」でした。

誰が決めたのか知りませんが(やはり、ボトックス・ヒアルロン酸のアラガン社でしょうか)、この「シワの日」のために、アラガン社が、女性の顔に、マジックでシワを書いた新しいバージョンのポスターなどいただいているので、院内に貼ってあります。

 

 

いや、小学生じゃないんだから。

落書きか。そう思いましたか。笑けますね~。

 

このポスター、見た方はご存知でしょうけど、確かにマジックで落書きしたように見えます。

ほんとは、シワの怖さというか、あるのとないのとで、どれくらい印象が変わるのかは、本物の方を使うか、せめてCGで、年取らせてみた写真と並べるほうが、もっとインパクトがあると思うんですけど。。

なかなか難しいのかな。

 

まあ、注射は、ほどほどに。やりすぎず。ちょこっと良くなったらOK 、くらいの気持ちで受けていただきたいです。

それが、トラブルを減らすコツです。ちょっとずつ変えるというのは、案外誰もきづ気付きません。

なんかキレイになったんじゃない?なんかした?くらいの感覚です。

そんな感じだと、素人をだますには十分んです。。

 

話は変わりますが、4月8日は、「シワの日」ではなくて、「シバの日」で、うちの結記念日です。

特に、何もしていませんが。。平常運転通りです。

あ、先日頼んだあかうしのお肉ですき焼きを食べました。

今回のも、500g。

結構な量ですが、二人で食べきれました。

ごちそうさまでした。

 

肌荒れ相談で来られる患者さんの中には、いわゆる「肌断食」をされていた方・されている方が、時々いらっしゃいます。

私もブログで「いらんことはしない!」「必要以上に触らない!」「必要ないものは塗らない!」など何度も言っていますが、肌断食(?)を勧めることって、まあありません。

今、顔中に赤くて炎症真っ只中の皮膚炎になっていて、ひりひりする・かゆい・痛いなどの症状があった場合は、何も塗らないようにということはたまにあります。

薬ですら、ダメな場合も。(まあ、ちょっとは使うことも多いですけど)

化粧品はもってのほかで、化粧品を塗らないので、せっけんで顔を洗う必要もないので、ぬるま湯洗顔のみで、嵐が過ぎ去るのを待つ、みたいな。。とにかく、今は刺激しないことを最優先で、一切禁止することが、たま=にです。

 

以前にもブログで紹介した、宇津木先生のご本(肌断食という書名ではありませんが)、覚えていらっしゃいますか?

あまりにも、みなさんがテレビや雑誌やネットのわけわからん化粧品などを、とてもいいと思っていたり、やればやるほどいい!みたいに思って(騙されて)いるので、ま反対の意見も知ろう!ということで、とてもわかりやすく書いてくださっているので、ご紹介しました。

化粧品会社の言い分、それを否という側の言い分、両方聞いた上で、自分の頭で判断する、というのが正解だと思うわけですが。

 

例えば、皮膚科医であっても、美容皮膚科医・形成外科医・美容外科医であっても、スキンケアに対する考え方が、100人いれば100人とも違います。

大体、摩擦をなくす・保湿・日焼け止め、というこの3本柱の根幹は同じかと思いますが、細かいところで意見が分かれてきます。

そして、もちろん、個々の患者さんも、肌質も環境も、まして今の状態も目標も違うので、細かくわかれます。

そういう意味では、正解はなく、患者さんの肌が良くなれば正解でしょうし、時間がかかることもありますから、ちょっと時間がたたないと、何が正解だったのか、わからない(気づかない)こともあるでしょう。

一緒に肌の経過を診て、スキンケアを変えていかないといけなこともあります。

肌は生き物ですから、刻一刻と状況が変わることもあります。

 

よくみなさんがされている「肌断食」は、洗顔は純せっけんのみ、もしくは水(ぬるま湯)のみ、保湿はワセリン、あるいは、ほんとに何もつけない。(もちろん、日焼け止めも)

 

でも、私は、日焼け止めも塗りたいし、簡単な化粧(っていっても、BBで肌に色をつけるくらいですが)くらいは、したい。

 

シミの治療でも、あまり積極的に治療もしないし、シワやたるみもそれほど気にしないし、最低限のスキンケアでいいという方の場合、日焼け止めを塗るのかどうかは、お好きにされたらいいですが(うちでは、シミや肝斑に、光・レーザー治療はしませんが)、そういうのが気になる方の場合、私は、日焼け止めは必要だと思っています。

ワセリンだけでは、日焼け止めもファンデーションも作れないので、なにかしらの薬剤がいるわけですが。。

 

肌断食をして、いらんことを全部止めるわけですから、そのうち、肌の機嫌も良くなって、調子が良くなることが考えれます。

もちろん、肌の調子の悪い時に、肌断食で乗り切れる方は、そして、肌断食をやってみたい方・我慢できる方は、されたらいいと思います。

 

ただ、乗り切るのがいつか、というのは、神様しかわかりません。。

1週間後なのか、1か月後なのか、3か月後なのか、半年後?1年後?3年後?

それは、わかりません。

 

日本は四季があるので、肌の状態はまだ戻っていないところに、季節の変わり目が来て、それについていけない方がものすごく多いです。

 

散々過保護で甘やかされて、薬漬けになっていた人に、いきなり、無人島で生活しろ!と無人島に放り込んだところで、やっていける人といけない人がいるのと同じで、スパルタについてける肌とついていけない肌があります。

 

なので、よほどのことがない限り、私は勧めてはいません。

 

いらんスキンケア(そうなると、スキンケアではないですが)は全部止めないといけませんが、保湿は必要なわけで、しかも自分の肌が乾燥しているわけですから、自分で自分の保湿剤を作れていないので、そういう時こそ、化粧品の出番です。というか、それが本来の化粧品の役割だと思います。

 

最低限のものだけ使って、お肌が落ち着いたら、いろいろチャレンジしたい方はされたらいいですし、もっと添加物を減らしていきたい方は、ここまで来たら、引き算をする。足すことでは一生やっていけません(、いけないこともないですけど)。

でも、最初から無理して飛ばして、引き算!引き算!ってやらなくてもいいと思います。

個人の肌の状態によっても違うので、そこは診察しないとわかりませんけど。

 

唯一無二のスキンケアや化粧品があるわけではないんです。

 

以前、来られた患者さんで、ほんとに肌断食をされている方で(患者さんのいうことを信じるのであれば)、肌断食は、もう2年以上されているそうです。

 

ところが、顔は真っ赤っかで、キメも全然なく、もちろんツヤもなく、なので若さが全く足りません。。。

そんなことを言って、ほんとはいらんことを一杯していることも多いですが、この方は、ほんとに何もしていないと言われます。

2年以上やっていたら、多少は良くなるものですが。。

 

。。。?

 

と思っていましたが、その方、洗顔はこすりまくるわ、普段あら顔はしょっちゅう触っているし、何かを塗る時も、刷り込んでこすり倒し。。。

ここまでやってしまっていたら、顔も真っ赤っかで、ツヤもキメもなくなるんだな。。とわかりました。

どんなものを使うのか、肌に何を塗るのか、も大事ですが、それ以上に大事なのが、肌の触り方かもしれません。。

 

 

なんでもやってみる・やってみて試してみる、ということは、やってみないとわかりませんけど、とりあえず、チャレンジするのはいいことです。

どこまで様子をみたらいい?と聞かれたら、診ていないので、わかりません。。

ただ、とりあえず、ちゃんとやってみて、ダメだったら、すぐに引き返すなり、立ち止まるなどをされてください。被害が少なくて済みますからね。

今日は嬉しいニュースです。

不妊治療をされていた患者さんが、めでたく妊娠されました!おめでとうとございます!!

まだ安定期に入っていませんから、焦らず、無理せず、転ばず、確実に育てていかないといけませんが、とりあえずおめでたいです!

不妊治療は、もともと婦人科でされていて、うちには、美容医療で来られていたんですが、私が栄養療法を勉強し始めたので、栄養解析をお勧めして、そこでいろいろと不妊の問題が見つかり、最初、薬を嫌がっておられて(誤解していらっしゃったので)、誤解を解いて、飲んだほうが良い旨、説得して、うちで最初少し薬を出していましたが、他にもちょっと気になることがあって、事情を説明して専門のところで、診てもらっていました。

栄養状態も、女性は全員そうですが、もちろん悪く、無理ない範囲でのサプリと食事を頑張るよう、励まして、なかなか食事もできるようになるのに時間もかかって、サプリもそんなにたくさんは飲まれてはいなかったんですが、ちょっと前に、やっぱりこのサプリも1日1粒でいいから足したほうがいいなどなどアドバイスをしていたら、妊娠したというお電話をいただきました。良かったです。

 

妊娠出産繋がりで、どこかの校長先生の発言が問題とされて、今日辞職されたニュースが報道されていました。

朝の朝礼でしたっけ?

朝礼の中で、言われたことの一部が問題になったようですが、前後の話を報道せずに、その部分だけを切り取って報道したりするのは、どうかと思います。

一連の流れの中での言葉であって、その前後を全部聞いた上で、問題だ、いや問題じゃないと議論すべきと思います。切り取りで判断したらダメだと思うんですけど。

発言全部を聞いていないので、発言がいいも悪いも、私には判断できませんが、報道で問題にされていたのが「女性のもっとも大事なのは、2人以上産むこと」でしたっけ?

この部分だけを取り上げてるなら、女性だけの問題ではなくて(妊娠出産は、男性には絶対にできないので、役割分分担で言えば、女性にしかできない仕事です。でも、女性一人で妊娠できるわけではないですし)、もちろん男性の問題でもあるし、夫婦やカップルを1世帯とするなら、人間男女ペア二人に、二人以上の子供がいないと、その世帯いずれは滅びてしまうわけです。

なので、少子化が問題になっていて、少子化の進んでいる日本は、このままでは、超高齢化社会の先は、日本人がいなくなってしまうわけです。

個人の問題だけではなく、国として、とても大事なことですね。

 

ちなみに、私は子供を産んでいないし、これからも産みません。絶対に産まないとは言い切れませんが、まあ、超高齢出産です、もし妊娠したら。

私が産んでいないということは、うちの世帯は、夫婦が死ねば、滅びてなくなります。

日本の少子化対策にもなんの貢献もできていません。

妊娠出産はとても大事なことですし、生きて生まれきたからには、全ての生物に備わっている「種の保存」が本能としてはあるわけですが、そこは人間ですから、個々の事情や考え方があるので、全員が子供を欲しいわけではないでしょうし、いろいろな理由で妊娠がうまくいかないこともあります。

私ももし強制されたら、ちょっと困りますね。

 

社会にそういう面での貢献はできていませんので、だからこそ、妊娠したい方・子供が欲しい方が、好きな人数子供がもてるように、暮らしていきやすい社会になったらなと思います。

例えば、国からの経済的援助や今問題になっている保育園の問題ですよね。

 

でも、その前に、「不妊」「妊娠しにくい」「妊娠してもうまくいかない」「二人目がなかなかできない」などなど様々な問題があります。

 

産みたい方・産める方には、私の分まで、どんどん産んでほしいです。

欲しい方が欲しいだけ子供を持てる環境になってほしいです。

私は産婦人科医ではないので、詳しいことはわかりませんし、器質的な問題(例えば、卵管が詰まっているとか、病気や生まれつき子宮がないとか無精子症など体の構造上の問題など。自分でどうこうできるレベルの問題ではなく、医療の力を絶対に借りないと難しい部分)に対して、私はなにもできません。検査もそうですし、手術も処置も、器質的な問題には何もできません。

 

約1年前から栄養療法オーソモレキュラーを勉強して、不妊症の勉強というか、今の不妊症で悩んでいる女性男性の現状などを知ることができました。

やはりみなさん、動物性たんぱく質を食べなさすぎ。。

男性もです。

栄養が足りないせいで、起こっている問題も、実はとても多いそうです。

うちでもそうですが、結構、不妊症でいろいろ治療されていた・されている患者さんというのは、とても多いです。

妊娠できた方・もうあきらめてしまった方、さまざまです。

不妊治療は、もちろん自費で、保険は通りません。

 

不妊治療をされている方が、美容医療をしたいからというので、うちに来られるわけですが、妊娠した時点で、もちろん美容医療はほとんどダメですが、多くの患者さんから、やっている治療やされていた治療をお聞きしていました。

現在進行形の方の場合、一緒に、どういうタイミングで美容医療をしていくか相談しもってやらないといけないと思うんですが、人工授精で卵子を取り出す前とか、受精卵を移した後など、薬を投与するような治療は、うちでは一切やりませんので、そういうことは黙っている方(たまにいます。黙っているというより、聞いているのに、予約の時点で言わない方)は非常に困りますし、もしなにかあったら、責任取れませんから、だから予約時に聞いているわけで。。そういうことがあると、今後の治療はお断りしますけどね。お互いの信用だけでやっていますから。

 

多くの患者さんから、治療内容を聞いてきましたが、婦人科クリニックに関しては、結構な数の事情を聞いてきましたが、誰一人、体質改善と言いますか、妊娠しやすい体質に変えていくような「なにか」をしてもらっている方は、誰もいませんでした。

器質的な問題がなければの話ですが、ほとんぞ全員が排卵誘発剤などの薬物治療か体外受精や人工授精で、漢方薬すらもらっていない方がほとんど。。愕然としました。日常生活(体冷やすなとか食事とか)の指導をしてもらっているわけでもなく、びっくりしました。

あげくの果てに、患者さん自身が自分で(ちょっと怪しい)薬局で、バカ高い漢方を買っていて、中身を確認したら、症状から言って、保険でもらえるから!っていう話もとても多く、保険併用が無理な場合は、うちで自費で買っても、そんな高い値段しないからって!そういうのもとても多いです。。。

 

血液検査をほとんどされていない方もいました。一体、その婦人科でなんの検査をされてこられたんだか。。

 

ちなみに、今回妊娠された患者さんの、血液検査で引っかかった一部について、不妊治療専門クリニックのくせに、こんな検査もしていないのか?!と思っていたんですが(患者さんも思ったようで)、患者さんがそこで聞いてみたら、一応検査されていました。(項目はすっごい少なかったですが。。。)

その時は、なんと!ひっかかっていなかったんですね。

女性の場合(男性もでしょうけど)、体調なんて、どんどん変わりますからね。いい時もあれば、悪い時もある。

なので、頻繁にではありませんが、定期的なチェックって必要だと私は思います。

(そこでは、一度して終わりだったようです。。。)

 

最後に足したサプリのおかげがどこまでかはわかりません。

たまたまそういうタイミングだったのかもしれませんし、患者さんも食事を結構頑張っておられましたから、じわじわといい方向に向かっていて、いいタイミングが来たのかもしれません。

私のしたことで役に立ったのは、サプリや検査は何も関係なく、励ましたことくらいなのかもしれません。

でも、患者さんは妊娠できて、本当に良かったです。

若い方はまだいいですが、アラフォーとなってくると、時間が迫ってきます。

栄養療法オーソモレキュラーをしたから、妊娠の確率がいくら上がるとか、確率で出せるものではありません。

ただ、栄養が十分足りてくると、体内年齢がほんとに若くなりますから、妊娠可能年齢が上げていけるし、妊娠確率も実際の年齢よりも若い年齢で考えていくことができるようです。

 

体の中から!いい方向に変えましょう!

貴女が動けば、必ずいい方向に変わります!栄養療法の妊娠に関する本もたくさん出ています。

ぜひ、一度お読みになったり、栄養療法をやっているクリニックのHPをご覧になることをお勧めします。

 

 

 

 

 

さて、またまた昨日の続きです。

 

私が思うに、日本の女性は全員栄養失調です。よほど、赤みの肉や卵・魚などガンガン食べていたら、その上で月経量が少ない(こういう方の場合は、健康なので少ないってことはないかなと思います。いわゆる普通)とか、病気や閉経で月経がない場合は、毎月の出血がありませんから、比較的栄養が貯めやすいです。

 

逆に、生理(月経)がある限り、しかも毎月あれば、毎月大量に(月経過多でなくても)血が奪われるわけです。

かといって、男性ほど肉もレバーも食べないし、栄養が足りないのは当たり前で、特に、最近、ここ10年くらいでしょうか、異様な痩せブームといいますか、若い子なんか、むっちゃ、細~いっ!!

昔の9号(Mサイズ)と今の9号って、全然違いますよっ!!特に、今の若い子のブランドなんか、無茶苦茶細いっ!!

日本の女性痩せすぎです。

(これは、厚労省のデータで出ています)

 

以前にも書きましたが、今って、戦後の日本よりも栄養状態が悪いそうな。。。

GDP世界3位の日本人、そんな裕福な国で、一体全体みんな何食ってんだか。。。

 

特に、女性っ!!

パンとお菓子とパスタば~っかっ!!あとは、ごはんですが、メインは、パンとお菓子というのが、無茶苦茶多いです。

パンって、トーストやバゲットで、おかずがあって、っていうのじゃないですよ、ほんとに、コンビニの菓子パンや調理パンの添加物まみれのものです。

ほんとにひどい子は、菓子パン1日3個で食事終わりってことも。。。

そりゃ~、日本経済、うまく回らんわ。

 

ず~っとお菓子を食べている子や、食事はパン(マーガリン・ショートニングてんこ盛り)で、単品としたらカロリー高いもの食べてんのに、どうして痩せているっかって?!

そりゃ、肉も魚も卵も全然食っていないからです。

お菓子とパンは、エネルギーにはなりますが、栄養はゼロどころか下手したらマイナスです。

(消化吸収するのに、添加物まみれの炭水化物は、山ほど栄養素を使います)

栄養が入ってこないのに、そんなものばっかり食べるから、普通に計算して、栄養マイナス、になっていくのがおわかりでしょう。

 

だから、冷えるわ、頭痛いわ、肌荒れてるわ、髪の毛ぬけるわ、胃腸の調子悪いわ、下痢か便秘か、たんぱく質食べるとすぐにもたれるわ、会議にはついていけないわ、食後特に午後むっちゃ眠くなるわ、イライラするわ、情緒不安定だわ、物忘れ増えたわ、思考力下がるわ、判断力鈍るわ、頑固になるわ、怒りっぽくなるわ、うつっぽいわ、なんかぼ=っとして動く気もないわ、やる気もないわ、なんかすべてがコントロール不能になるわ、などなど。

みなさん、困ってませんか?

特に女性!

 

だから、女性は全員栄養失調です。

アスリートの女性で、焼き肉屋で山ほど食べる人っていますよね。

でも、そういう方は、普段ガンガン使っているので、あれだけ召し上がっても、足りていないかもしれません。

インとアウトのバランスで、出ていくほうが、使うほうが多すぎる。

スポーツ(特に激しい運動)というのは、体からしたら、活性酸素は増えるわ、栄養はバカほど使うわ、いいことなしです。

でも、スポーツが好きな方は、やらないほうが逆にストレスですから、ちゃんと必要な栄養素を補って、されてくださいね。でないと、体に負担になって、故障とかもしやすくなると思います。破壊だけしている、再生が追いつかなくなるのです。

 

栄養が足りないのが女性全員だとしても、全員に、さっきあげた症状全部が出るわけではないんですよね~。これ、不思議です。

どの辺に、不都合が出てくるのか、ほんと、人によって違います。

いくつかかぶるのはあるでしょうけど。あと、程度も全然人によって違います。

栄養が足りない全員=強迫障害が出る、思考力や判断力が落ちる、というわけではないんですよね~。

 

でも、逆はありで、なんでも程度というのがありますが、誰でも、「思い込んでしまった」ということはあります。

でも、それが、ついうっかりとか、あとから反省できるレベルで、次から回避できればいいんですが、もう自分でコントロール不能!というレベルまでいっていると、結構やばいですよね。病的だと思いませんか?

思考力や判断力にしても、昔はもっとマシだった、昔はもっとできたのに、っていうことないですか?

これもレベルの問題はありますが、脳がうまく働いていない場合は、栄養のバランスは絶対におかしいはず!

栄養だけで解決すべてできるわけではもちろんないですが、栄養が足りていれば、ここまででなくても済んだのでは?ということもあります。

同じ薬を飲んでも、副作用が出にくかったり、体のほうが強いからなんとかなったり。

 

いわゆる、理解の悪い方、コミュニケーションの取れない方など、そういう訓練をされてこなかったのかな、本をあまり読んだことがないのかな、全て流されているだけで、自分の頭で考える癖がついていないのかな、と今まではずっと思っていました。

でも、該当しない方ももちろんいらしゃって

(原因をわかっておかないと、また同じことをされますからね。どうして、そうなっちゃったのか、の思考回路を知りたいんです)

 

でも、これって、やはり栄養が全然足りていない!

 

っていうことは、栄養をちゃんと足せば、頭も体も、全~部いい方向に回り出すってことです。

 

今、思考力も判断力もちゃんとしているから、私は栄養失調ではないわ、とお思いの方。

そういう方は、もっとたんぱく質を摂ったら、ますます賢く、元気に、無敵なりますよ~。フハハハ~!

 

とりあえず、食事のバランスを見直してください。

 

 

遅くなりました。

ケトン体を測定した場合の料金のお知らせです。

測定できるのは、

①栄養療法を受けておられる方

②トゥルースカルプを受けておられる方、もしくは全身痩せ(ダイエット)のご相談をされている方

限定とさせていただきます。

 

料金は、血糖値+ケトン体の両方を測ります。

 

栄養解析の血液検査に追加される場合:

    1回 ¥1.080(税込み)

*保険診療での採血時に追加はできません。

栄養療法診察時やトゥルースカルプ処置時・ダイエット相談時にされる場合:

     1回 ¥2,160(税込み)

 

いつ採血するかで、測定結果はある程度変動することがあります。

 

アシドーシスを疑った場合(って、もうそれは、糖尿病性の昏睡状態でしょうけど)、保険が通ると思いますが、そんな昏睡状態の方を私を診ていることはまずないでしょうし、それ以外にアシドーシスになるような病態の方も診ていないでしょうから、うちでは保険が通りません。

 

採血をしている時かどうかで、手間暇が変わるので、すみませんが料金を変えさせていただきました。

 

ケトン体がそれほど出ていなくても、もちろん痩せることは可能ですが、

ケトン体が全然出ていないのに、体重が減っている場合、脂肪ではなく、筋肉や骨が減っただけ・痩せただけの可能性があるので、あまりいい痩せ方ではないかと思います。

また、太っている方が全身痩せたい場合ですが、ケトンさえ出ればいいというものではありませんので、基本全員の方に、栄養解析は勧めています。

どうして痩せないのか、痩せにくいのか、太りやすいのか、科学的に分析するわけです。

あと、現状の問題点と今後のリスクも確認しておかないとね。

健康に、なおかつ体の負担にならないように、痩せないとね。痩せりゃ~いい、というものではないんです。

年齢にもよりますし、今までの食生活(と運動の有無もですが)に、ほとんど左右されますので、インスリンをはじめとした各種ホルモンの値も調べたほうがいいですし、太っている(太っていなくても、内臓脂肪がかなりついていて、おなかが内側から出ている))場合、かなり食生活が乱れているはずですから、糖尿病の予備軍(まさに発症する寸前、あるいは、すでに糖尿尿で専門医紹介の方もたまに)だったり、高脂血症・高コレステロール血症のバランスが悪かったり、痩せるために必要な栄養素が全然なかったり、運動はしたほうがいいけど、激しい運動は今はまだダメな方(運動には強度がいろいろありますから)だったりすると、栄養状態に合わせた運動に変えていただく必要があります。無理したって、ダメなんですよね~。マゾじゃないんだから。ダメなものはダメ!

 

ちなみに、コレステロールが少々高いのはいいんですが、HDLとLDLのバランスが悪い場合は、話が別です。

根本的に食生活を見直していただく必要があるし、各種ホルモンも調べないといけないと思います。

バランスが整うまで、サプリや場合により医薬品が必要なことも出てきます。

 

糖質の代謝だけ診ていてもダメで、たんぱく質代謝・脂質の代謝、もちろん、ビタミン・ミネラル・腸内環境も、全~部大事です。

栄養解析で、かなりのことがわかりますよ~。

 

人間ドッグなどは、ちゃんと別に受けてくださいね。

 

特に、40歳を超えた方は。車検と同じで、点検が大事です。

40歳過ぎたら、いろんなことが体の中で起こってきます。ほとんどに雪雪崩のごとく、一気にばたばたと坂道を転がるように、体内では大変なことになっています。

その症状に気付く方・症状が表に出てくる方と、全然出てこない方・出てても気づかない方、どちらにしろ大変です。

検診などを全然受けておられない方が、トゥルースカルプをしたいと希望された場合、血液検査(自費)をしてからでないと、処置自体お断りすることがあります。

効く治療ですからね~、危ない人には危ないです。

効かないエステや機械と一緒にされたら困るくらい、危ない人には危ないです。これも検査しないとわからないことですが。。

手術ほどではありませんが。。

 

いつまでも健康第一!

健康は科学の力で手に入れる!

ダイエットも科学的に健康に!