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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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前回の続きですが、ずっと書くのを忘れておりましたが、ケトン体がすぐに測れるようにうちではしています。

うちで検査される場合は、全て自費です。

去年に、まあダイエット目的で、簡で測定できる機器を導入しました。

なぜ、ダイエット目的かというと、うちでは、糖尿病の患者さんを、保険診療では診ないから(内科医でも糖尿病専門医でもないので診れません)、ケトン体測定が一体どういう場合保険が通るのか知りませんが、少なくとも糖尿病の診断がついているとか、それこそケトアシドーシス疑いじゃないと、ダメでは?と思いますし、そう保険でバンバン測って、全部保険が通るとも思いません。

 

発端は、自分の血糖値は、たまに、今どうなのかな?と思った時で時間があったら調べていましたが、ケトン体も測れることを知って、ケトン体が出ていないと、ダイエットはうまくいかないことも多いので、自分の体はどうなっているのかなと思ったのがきっかけです。

測る時間帯によっても、かなり変動すると思いますが、食事の影響も受けますし、で、私はというと、測った時間が悪かったのか、高いのは高いんですが、自分の想像よりははるかに低くて。。

ありゃ?という感じです。

いくら甲状腺機能低下とは言え、私の体は一体どれだけ省エネなんだろう。。ふ~む。。と考えることもしばしば。

(ただの運動不足なんですが。。もうちょっと動かないといけないのはわかりきっているんですが。。)

 

ケトン体の測定ですが、どなたでも希望されたら測れるわけではありません。

必ず、栄養療法の採血と同じ時にされるか、栄養療法で診察カウンセリングを受けておられる時とか、あとは、トゥルースカルプの部分痩身や全身ダイエット相談・治療を受けられている方限定とさせていただきます。

費用は、すみません、コストみてくるのを忘れました。。

ちゃんと調べて、アップしますね。

 

今日は、本の紹介です。

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光文社新書から出版されている、宗田哲男先生ご執筆の「ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか」です。

こちらの本は、江部先生のブログで紹介されていたので(江部先生のブログは毎日

拝見しております。ちなみに、江部先生の医療者向けセミナーも参加しております)、知っていたんですが、なかなか読む時間がなくて、先日やった読み終わりました。

溝口先生もご推薦の本で、早く読まなきゃ!とずっと焦っておりましたが、こちらは読みだすと、もう、無茶苦茶おもしろくて、アッ!というまに読んでしまうというか、続きが早く読みたくなる本です。

「おもしろい」というのは言い方が難しいんですが、興味深いと言いますか、す~っごく勉強になるだけでなく、実が、糖尿病学会と糖質制限の因縁と言いますか、反対勢力の内部事情と言いますか、う~ん、すごいです、この本。感動しましたね、私は。

 

私は、糖尿病専門医どころか内科医ですらないんですが、自分が糖質制限する5年半ほどまで、糖代謝や脂質代謝、もちろんたんぱく質代謝のことなんか全然わかっておらず(大学で習っているというのにです)、糖質制限をしたら、痩せるのはわかっていましたが、炭水化物の呪いにどっぷり漬かっていた私は、実践する気が起こらず、でもさすがに6年くらい前のゴールデンウィークの時に、体重が史上最高を更新し、さすがにいかん!と糖質制限をして、江部先生の本を読んだのがきっかけです。

江部先生の本を読み倒し、セミナーにも参加して、糖代謝を勉強して、ああ、そういうことだったのか、と糖尿病に関する謎だらけだったことがかなり解決されました。

そして、まだまだ糖尿病専門医(糖尿病を診ている専門医ではない医師含む)の中で、糖質制限反対派が大勢いて、頭から反対!と勉強もせずに言っている医者たちがいることを知りました。

ダイエットレベルであれば、命に今直結するわけではありませんが、糖尿病は進行して全身の血管が侵され、血管がやられるので、あらゆる臓器がやられる可能性のある病気です。

なめていたら、とんでもないことになることを改めて知りました。

糖尿病で足が腐っている患者さんは大学病院にいた時にたくさん診ましたが、食事制限ができない結果の中のひどい場合、くらいの認識で、実際、糖尿病のどんな治療がされているのか、それが果たして正しかったのに、そうなったのか、までは思いもしませんでした。

薬も飲んでいたのにね~、薬もさぼって、食事も好きなもの食べていたのかな、という認識です。

 

ところが、糖質制限をちゃんと勉強すると、そんな患者さんばかりでなく、学会の言う通りにしているというのに、どんどん悪化する方もいらっしゃることを知って行きます。ぞっとしました。

 

一番最初に糖質制限を勉強すると、医師として糖尿病は避けて通れないわけですが、糖尿病学会が糖質制限反対の意向を示しているのがよく理解できませんでした。(今でもですが)

糖尿病というのは、糖がうまく処理できないというか、その方にとっては、糖は毒なわけですよね。だったら、減らせばいいんじゃない?食べなきゃいいんじゃない?毒なんだから、と単純に思いました。

ところが、それは、学会推奨の食事内容ではアカンらしいです。

ごはんをたくさん食べるそうな。糖尿病にいいらしいです(私は、全くそうは思いません。)

なんじゃそりゃ?!となるんですが、その辺のことも、こちらの本には詳しく書いてあります。

糖尿病の方、疑いのある方、ご家族の方には、もちろん一般書ですから、ぜひ読んでいただきたいですし、なにより、妊娠性糖尿病で悩んでいらっしゃる女性、これから妊娠を考えている・今妊娠している女性全員に読んで欲しい本です。

これからのみなさんの人生が、ほんとに180度変わるかもしれません。輝かしい、素敵な未来が待っています。

 

そして、一番に読んでいただきたいのが、はやり医療関係者、特に、糖尿病の患者さんを診ているドクターです。

こちらの本には、ケトーシスとケトアシドーシスの違いが、とてもわかりやすく書いてあります。

 

私も研修医の時に、背中に皮膚移植した患者さん(肥満の方でした)の術後管理で、ずっとうつぶせで、栄養は点滴で補うんですが、何日目か忘れましたが、尿でケトン体が検出されました。

そりゃもう大騒ぎでした。結局、上の先生がそんなに慌てることはないと点滴のメニューを変えて(糖を増やしただけだったと思いますが)、無事?退院されましたが。。。

 

この本を読んだら、糖尿病専門医や代謝専門のくせに、「糖質制限すると、ケトアシドーシスになったら困るから」とバカみたいなことはもう言わなくなると思います。

血ガス測ってから言えっ!!ってか。

 

ケトーシス=ケトアシドーシスではありません。

勉強していくと、必ず、医学部教育と国家試験勉強で、ケトアシドーシス=昏睡、と習った怖さとの現実との違和感に、あれ?と自然となります。

習ったことがそのまま正しければ、ちょっと食事ができていないと(糖質が摂れていないと)、ケトアシドーシスと隣り合わせ、ということになり、そんな危ない体だったら、人間は、石器時代や氷河期など生き残ってこれなかったでしょうね。。

もちろん、そのあとの時代でもそうです。今みたいに、食べ物が豊富では全然ない時代のほうが長かったわけですから。

でないと、みんなケトアシドーシスで死んでいます。昔なんて、ケトアシドーシスを診断する検査も対処できる薬もないんですから。

 

宗田先生の本の話に戻しますね。

詳細はぜひ実際に読んでいただいて、宗田先生の言葉で感動していただきたいのですが、世界初の発見をされ、発表されています。論文も投稿中だったか、もう載る準備ができているんだったか、すごい先生です。

学会と一口で言っても、いろんな学会があって、それぞれのキャラが全然違うと思うんですが、内科系は人数も莫大だから、権威ってすごいんですかね。あまりそういうところにいないので、その辺がよくわからないんですが。。。長いものにまかれるっていうのは、恐ろしいな。。と思います。

いや~、想像以上にえげつなかったですね。。。

 

厚労省の方々も、欧米の先進国などと比べて、今の日本人の栄養状態が悪いこと、どうしたらもっと良くなるのか、優秀な官僚の方々はわかっていらっしゃる方は大勢いるのでは?と思っています。

でも、いろいろな政治的な思惑や学会とのしがらみなどで(だって、なにより糖尿病学会が糖質制限を認めていないんですから)、なかなか難しいんでしょうね。お役所もいろいろ複雑だしね。。

いいことってなかなか広がらないんですよね。。

欧米各国が糖質制限を認めて、国を挙げて実践している先進国が増えているというのに、ただでさえ、日本人は欧米人よりも動物性蛋白質の摂取量が極端に少ないのに、女性や子供は悲惨ですよね。

一体、厚労省はどうするつもりでしょう。

このままでは、ほんとに炭水化物に日本は滅ぼされてしまいます。

国をあげて、なんとかしないといけないのに。

 

ちなみに、私の周りの内科系ドクターは、みなさん糖質制限に理解があって、糖尿病の患者さんがやってみたいと言ったら、喜んで協力されると思います。

勤務医ドクターの場合は、病院全体の方針や管理栄養士(病院内基準もありますし)との連携もあるでしょうから、大体的に糖質制限を一人で勝手にばんばん勧めるのはちょっと難しいと思いますが、診察時に個別に対応する分には、協力的だと思います。

開業医の先生の場合は、すぐに対応できますから、大きな病院よりも順応や対応はずっと早いし、個別指導も積極的だと思います。

ちょっと聞いたところによると、糖尿病を診ているドクターの半分くらいが糖質制限推奨派で、ただ、どこまでの糖質制限をさせるのかが意見の分かれるところで、どこまでさせていいのかが、ガイドラインも何もありませんから、徹底させるのは難しいようです。特に、医者自身がある程度糖質制限できていないと(勉強した上で)、不安でしょうしね。

私自身、糖尿病の1~3歩くらい手前にいたので、ほんとに糖質制限できてよかったです。人生が変わりました。まだまだ変えていきます。

1年前に栄養療法も知って、この1年間勉強もして、糖代謝だけでなく、脂質・たんぱく質代謝・ビタミン・ミネラル・腸内環境・その他もろもろ勉強してきて、ほんとに良かったです。自分にとっても、私が診る患者さんにとっても。まさに激変でした。体調、良くなりすぎ(笑)。

もっと大勢の方に、本当の正しい糖質制限を知ってほしいです。

テレビや雑誌で載っている糖質制限は、スポンサーのことがあるのか、学会の手前なのか、厚労省の手前なのか、反対勢力のせいなのか、わかりませんが、間違った糖質制限の知識満載です。

わざと間違ったやり方でさせておいて、体調が悪くなったら、「ほらっ!糖質制限、危ないでしょ。止めておきましょうね。」と言いたいのかな、と悪質な罠のように感じるくらい、ひどい記事もあります。

最悪な場合は、その記事が、代謝内分泌専門医(しかも有名で権威のある大学病院の)の意見だったりして。。。本気で言っているのかな。。言わされているのかな、でも、これ、本気じゃやなかったら、かなり恥ずかしいけどな。。。

 

まあ、とりあえず、この本、読んでください。

 

 

 

今日あった嬉しい話から。

 

どこの県からお電話いただいたのかはわからないんですが、若い女の子で、うちのブログを見て、クレンジングをやめて、せっけん洗顔にしたら、すっごい肌が綺麗になって、肌のお悩みもかなりなくなったのかな。

とっても嬉しくなって、お礼が言いたくなって、わざわざお電話くださったそうです。

ありがとうございます!!

そして、本当に良かったですね!

 

若い方の肌の場合は、いらんことをやめてあげれば、本当~にすぐに良くなりますから、代謝も早いしね、高い化粧品はいりません。

若い方(私からしたら、30代前半までは、まだまだ若いです。20代なんて!!全然これから!医学的には子供と同じ、とは言いませんが、私の印象としては、高校生と変わらんくらいです。(ほんとは、そんなことないですが。。やっぱ、言い過ぎ。。??)まあ、それくらい、若いってことです。

 

若い子って、たくさん欲しいものありますよね。お金はでもそんなないですよね。

あったとしても、欲しいもののほうが多いですよね。

だったら、高い化粧品は買わなくていいので、スキンケアで、いらんことをせず最低限の保湿と日焼け止めを頑張って、それでも気になる場合は、時々とかたまに、なんかレーザーをしたら、いいと思いますよ。

それでももっと!という方は、スキンケアもレーザーもいいですが、一番大事なのが、食事と栄養です。

食費にお金かけてください。

動物性たんぱく質にね!

肉ばっかりはダメですよ。全然食べていない方が、手っ取り早く栄養価上げるのに、牛肉などは栄養価抜群ですが(赤身ね)、魚でないと入っていない栄養素もあるし、貝もとてもいいです。もちろん、卵も大豆製品も。

私は、肉たくさん食べますが、1週間で見たら、肉と魚(というか魚介類)は半々くらいです。

卵は、肉魚とは関係なく、食べていますし、大豆食品は、副菜というかごはん代わりというか、大豆関係もたくさん食べます。

私の場合、消化吸収がちょっと悪いので、たくさん食べていても、ちょっと効率が悪いのと、消費する分が多いようで、それでもまだまだです。

(ちなみに、肉を食べる時は、種類に関わらず、肉だけだったら、200g前後は1度に食べるようにしていますし、魚の切り身の時だったら、魚だけだったら、サーモンの切り身は、1回2~4切れは食べますし、2切れだったら、そこにブリの切り身2切れ足すとかです。魚だけでおなかいっぱいにしようと思ったら、魚はたくさんいりますね。

飽きてもこまるので、そういう時は、卵や大豆食品をかなり足すようにはしています。

昼間は時間がないのと、すぐにおなかいっぱいになるので(って、結構食べているか。短時間でが~っと食べているのがいけないんでしょうけど)、メインは晩御飯ですが。

 

さて、今もテレビで、クレンジングのふき取りシートのCMをちょうどやっていました。

このブログを読んでいらっしゃる方は、そういう、毎日山のようにある誘惑に負けることなく、純せっけんにで慣れてください。慣れてしまえば、久しぶりに普通のクレンジングとW洗顔されると、あまりの取られすぎにびっくりしますよ。バシバシ、ビシビシしているのがとてもよくわかります。

大事なものが奪われた感は絶大です。

 

「純せっけん」は、どこのメーカーでもいいですが、必ず!!裏の成分表を、ご自身で見て、確認してから買ってくださいね。

必ず、「せっけん素地」と書いてあるものを買ってくださいね。他にもなにか書いてあったら、それは、純せっけんではないので、全然話が違います。

私が勧めているのとは似ていますが、別もので、それはダメです。

使い方が違いますし、それで、日焼け止めもメイクも落とせません。

牛乳せっけんの無添加シリーズでも(違うシリーズは、純せっけんではありませんよ。無添加シリーズのすべてを私が勧めているわけでもありませんよ。純せっけんの話ですよ。)、ミヨシでも、シャボン玉でも、松山油脂でも、太陽油脂(パックス)でも、コープには必ず売っていますよね、サラヤさんは純せっけんは出していたかな、純せっけんではないけど、優しいシリーズを出しています。それでメイクや日焼け止めが落とせるかは別です。サラヤの「アラウ」シリーズ、好きですが、純せっけん、出てたかな?他にも、白バラせっけんでしたっけ?探せば、いろいろなメーカーが出しています。

固形ならいいわけでなく、白ければいいわけでもなく、ちゃんと成分を自分で確認しましょう。

そういうのを省くから、またメーカー側の嘘の広告にまんまと騙されて、せっけん素地が混ざっているだけの質の悪いせっけんを買って、また肌は綺麗にならない、となっていくんです。

肌が綺麗になれるかどうかは、貴女のちょとしたひと手間というか、ちょっと立ち止まって考えるかどうかにかかっています。

 

ちゃんと純せっけんのみで洗っているのに、ちょっと慣れないな、落ちている感じがしないな、という時は、ブログで何度も紹介している、大島椿の椿油(一番のおススメは、アトピコのオイルDです。皮脂よりも酸化しにくいから。)

水とせっけんで落ちないなら、油で落ちます、というか、それでも落ちないって、一体なにはいってんねんっ!っていう話で。。あとは、洗い方が根本的に間違っているか、両方か、です。

 

で、これまた何度も言っているのに、一番刺激しちゃいけない目の周りのアイメイク落とすのに、椿油や純せっけんを持っているのに、アイメイク落としには使わず、市販のアイメイクリムーバーをずっと使っている方がいて。。

だから、肌汚いんですよ。

ごくたま~に、デパートで買う高いアイメイクリムーバーを絶対に使うな!とまではいいませんが、そういう方って、毎日アイメイクもしているし、毎日リムーバーも使っているわけです。

しかも、しかも、アイメイク自体もリムーバー自体も、安物で。。。

。。うん、わかった!綺麗にならなくていんですよね?

まぶたが老化して垂れようが、色素沈着だらけでパンダみたいになろうが、炎症を起こして、赤黒くなろうが、気にしない、ということですね。

じゃあ、考え方が違うので、お好きにどうぞ。

私のまぶたが老化進むわけでもないので、どうぞどうぞ。

 

さて、今日お電話くださった方が、肌は綺麗になったけど、毛穴から洗顔後、ぷっと白いのが出てくるけど、ほっておいていいんですよね?と言われていたそうで、これもよく聞かれますが、ブログでも何度か書きましたが、ほっておいてOKです。

 

だって、外に出してくれているわけですから、ありがたいですよね。

中に詰まってしまって、出てこないことのほうが困るかな、と。

それに、そのあと、保湿とか何か塗れば、消えちゃいますよね。見えなくなるというか。

だったらいいんじゃないですか。

極端な話ですが、気づくから気になる、というか。。

下にも埋まっているし、外に飛び出てて、キリがない、という方は、いろいろは方法がありますが、これも、肌のバリア機能がちゃんとしているというか、いい状態じゃないと、何をしてもうまくいかないし、かえって副作用も出たりします。

効く治療というのは、副作用も多かれ少なかれあります。

これもどこで妥協するか、です。

とにかく、最低限で肌を触る、ということですね。

肌さえ元気であれば、本当に、レーザーがしたい、ピーリングがしたい、とか、いつでもできます。しかも、すごく効くし、もちもいいし、なにより安全です。副作用に皮膚のほうで耐えてくれる、というか、皮膚もへっちゃらで強いので、気にしてません。ど~んとこいっ!となってくれます。

 

肌の本当の元気を取り戻すのが一番の美肌であって、まずは正しいスキンケアです。

ほんと~にすみません、昨日は寝てしまいました。

さて、どこまで書きましたっけ?

 

そうそう、大島椿のキャンペーンの椿油、3月1日にご来院いただて、キャンペーン適応の方の分は、ちゃんと取り置きしておりますので、どうぞご安心くださいませ。後から追加して申し訳ありません。次回来られた時に、お渡ししますね。

 

肌荒れの季節本番となりましたが、毛穴もそろそろ気になって来られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

花粉の季節は、特に春はお肌もトラブル続きです。

でも、ちゃんとスキンケアができていて、おかしな化粧品を使っていなければ、結構荒れませんよ。

実は、肌を荒らしている一番の原因は、自分自身なんですよ~。

肌の触り方から使っている化粧品まで、全部自分がやっていることです。

毛穴にしろ、肌荒れにしろ、まずは見直しが優先です。

 

ただ、それだけでいけるわけではないので、そこからは医療の力が必要になりますが、美容医療だけでは、これまた効率が悪い。っていうか、お金と時間が結構かかることがあります。マメな維持にもね。

栄養がある程度足りていると、ちょっとくらいの化粧品にも負けないし、花粉症もどんとこい!です。

肌自体に強く、賢く、美しくなってもらえるんです、体の中からね。

本当~の美しさです。

栄養が足りてくるのに、時間はかかりますが、とりあえず、肉も魚も全然食べていないくせに、お菓子とパンばっかり食べるのを、まず止めましょう。それだけでも、ちょっとマシになるはずです。

お菓子とパンを絶対に食うなっ!とは言いませんが(場合と症状により言いますが)、先に、肉魚卵大豆など、山ほど食ってから、食えっ!!ってなわけです。

 

先日、スキンケアと毛穴相談で来られた患者さんが、初診1回だけでは、両方の話は無理です。

よほど、ブログをちゃんと読んでいただいていて、しかも実践されていて、もうスキンケアは復習くらいで、サッと流してOK!という場合は、別ですが、まあ、無理です。

顔の肌を診た瞬間に、かなりいらんことを今までされてきたな、というのがとてもよくわかりました。

なので、よけいに毛穴が目立つんです。

こんな時に、レーザー(種類によりますが)をやって、絶対にダメではないですが、支払ったお金の価値は絶対に出ません。クリニックが儲かるだけです。

患者さんが効果を実感するのに、なんぼ金使うねんっちゅー話どすえ。

他力本願を心でどこかで願っている方は、スキンケアの話なんかしても、耳もかさないし、まあ、人の話は聞いていません。

聞いているのかもしれませんが、そわそわされているというか、上の空というか、気になって仕方ない毛穴のことで頭一杯なんでしょうね。。

(だったら、先に毛穴相談にされたらいいわけですが。。どちらにしろ、スキンケアに話は戻るんですが、とりあえず気になっている毛穴の話を聞けたことで、ちょっと気が済むというか、落ち着くと思うんです。

予約の時に、いろいろ聞きたいことがある方に、優先順位をつけていただきますが、まずは、ご自身が気になっている順番で話を聞いていかれるのが一番ですので、いつもそうおススメして、順番を決めてもらっています。

 

シミでも毛穴でもたるみでもシワでもなんでもそうですが、気になるから、余計に隠そうと(触ったり、厚化粧したり、いらん化粧品を使ったりなどなど)されるわけですが、それが一番悪目立ちをさせているわけです。肌のきめも荒らしますし、炎症を起こさせるので。

気持ちはわからないことはないですが、ここがぐっと我慢して、ほんのしばらく、最低限しか触らないようにするのが、最大の治療です。

ここで、できるかどうかで、そのあとのお金の使い道と肌が綺麗になるかどうかの運命の分かれ道です。

ファイナルアンサーではありませんが、ここで方向を間違うと、軌道修正にかなりのお金と時間がかかり、しかもその間に老化は進んでいきますから、気が付いた時には、元に戻すこともできません。老化は止められないので。。

 

とりあえず、その患者さんには、スキンケアの話をしましたが、ちょっとだけ化粧品を購入され、毛穴の再カウンセの予約を取って帰られました。

最初の話を実践しないのであれば、この次回予約は全く無駄になるので、大丈夫かな、(スキンケアを)直す気があるのかな、と心配していましたが、次の予約まで1週間もなかったんですが、2回目来られた時には、いやな赤みがかなり引いて、毛穴もちょっとマシになっていました。

ああ、スキンケア、頑張られたんだな、とすぐにわかりました。

そりゃ、まだまだですが、少なくとも、かなり行動に変化があったことは十分わかるくらいに、皮膚の触り方を考えられたんだと思います。

こうなると、レーザーやってもOKです!

いや、良かった、良かった。

スキンケアがちゃんとできていれば、レーザーはとてもよく効きますから。

あとは、栄養が増えれば、言うことなしなんですけどね。カウンセの時間が全然足りないので(肌だけでも足りません。。)、栄養については、栄養療法の一般書を読んでもらって、簡単に先に食事だけでも変えるように言っています。

そしたら、ほんとに綺麗になりますからね~。

みなさんも頑張ってくださいね~。

 

栄養解析をされる方に、恒例のビタミックス®を差し上げていましたが、いろいろな栄養素を摂っていただきたいので、特に、動物性たんぱく質ですね、なので、今回は、プロテインにしました。

(大豆アレルギーの方は、試食テストをしていただいてから(実費必要です)、差し上げます。無理な場合は、他のに変えますね)

 

トゥルースカルプの部分痩身をされる方は、できれば、先に栄養解析で、痩せにくい原因を探ったほうが断然いいです。

AC BODYにしても、栄養が全然足りない方は、筋肉がほんとにつきませんね。

AC BODYの設置値がMAXまで行った方がいらっしゃるんですが、筋肉はついていませんでした。(栄養療法を始める前の方です)

 

なんでもそうですが、物事には適応というのがあって、やっていい人。やったらダメな人がいます。

ほんとに、クリニックだけが儲かる仕組みに、世の中なってますか。

せっかくうちのブログを読んでいただいているんですが、そういうのに引っかからないように、されてくださいね。

すぐに引っかかる、という方は、かならい栄養が足りていないのかも?!

さきほどの患者さんも、顔に触るのが止められなかったら、栄養療法したら(っていうか、したほうがいいに決まっていますが)と思います。脳の中のバランスが、いろいろ悪いんちゃうかな~?と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログサボってすみません、なんか忙しいんですよね。。何が忙しいのかよくわからないんですが、家に帰るのも遅くて、ブログ書く時間がありませんでした。

 

さて、ろくでもないオーガニック?化粧品第3弾です。

 

前回、ピーナッツアレルギーのNHKスペシャルの話を書きましたね。

 

何度もブログで書いていますが、ここ数年で急成長してポッとでてきた、なんちゃってオーガニックの化粧品が大嫌いで、患者さんにも、勧めていません。

中身もないのに、一見よさげなことだて言って、イメージ戦略だけ上手い会社の作っている化粧品なんて、怖くて、自分の顔に塗れませんよね~。

いわゆる「オーガニック化粧品」の老舗のものであれば、商品によったら、止めてはいません。(確認してからですが)

いくら老舗のオーガニック化粧品と言えども、ケミカルピーリング作用のあるものが結構入っているものがありますし、かなり粗いスクラブ商品もあったり(スクラブに関しては、いつの時代の話やねん、科学は進歩しているんだから、どうしていまだに、そんなものを使わないといけないのか謎ですが。。。ま、そういうのを買う人・なんか効いていると勘違いして喜ぶ人がいるから、企業としてが売るんでしょうけど。。)、全ての商品が問題ないわけではないので、もちろん、植物エキスにかぶれる方も大勢いらっしゃいますし、ケースバイケースです。

最近の、「口に入れても大丈夫だから安心」というでたらめをうたうような、一番わけわからん化粧品は、全て止めてもらっていました。

 

うちでお勧めしている、大島椿の椿油、スーパーやドラグストアで売っているロングセラーのものやアトピコのものもそうですが、椿油100%です。

(両者の違いは、精製度の違いです。)

椿油の食用は、一般には売られていませんが、油専門店には売られています。

私は、食べたことはありませんが、大島椿でも食用の椿油を作って売っているとお聞きしていました。

日本では、おそらく昔から椿油は、塗ったり、食べたりといろいろな使い方をしていたと思うので、食べ物になるわけですから、大丈夫と思いつつ、このNHKスペシャルを観た後、気になって、大島椿の担当者の方に、「アトピコのオイルDに、たんぱく質は入っていませんんか?」と聞きました。

そしたら、すぐにお返事をくださって、「以前に、食品分析センターに依頼して、「たんぱく質成分は検出されませんでした」と回答いただいています。」とのこと。

素晴らしい!!

もうとっくに検査されていたわけです。

しかも、食品分析センターという、ちゃんとした第3者機関に、です。

 

いろいろなことを、「自社調べ」とよく書いている化粧品会社があります。

自社製品同士の比較とか、そんなことは、自社調べでいいでしょうし、その商品の良さを伝えるデーターなどは、もちろん自社調べになりますが、こういう大事なことは、自社調べっていっても、隠蔽されていたり、「自社調べ」していないくせに表示だけしている、ということもあるでしょうし、そうなってくると、確かめる方法はなく、消費者がいちいち自分のお金で検査して確認してから購入する、なんて、やってられませんよね。

ようは、誰も確かめないから、という理由で、てきと~に表示している場合もあるでしょう。

まさに、確認できないのです。

たまに、国民生活センター(消費者センター)で、いろいろな商品を調べてくれている時がありますが(以前にもブログで書いた、コンドロイチン・グルコサミンもです。うそパッチの企業がたくさんありましたよね。実名で公表されていますから、またご覧ください。昔、日焼け止めも、バカな企業が、SPF100とかSPF150とか、バカな商品を売り出して、同センターで調べたところ、100や150とか言っていおいて、SPFが50どころか、30もなかったんだったか、ひどいもので、それで、日本では、表示が、SPF50、もしくは、それ以上の場合は、SPF50+と決められました。どこの企業がそんな隠蔽をしていたのか、忘れましたが。なので、日焼け止めも、特に市販のものは、信頼している企業のもの以外は、これまた勧めていません。)、自分の気になっている商品を、調べてくれていることばかりでもないですし。

そこで、食品分析センターがあるわけですが、依頼して、どれくらいの費用がかかるのかは、私は知りませんが、手間暇もお金もかかるわけで、でも、そうやって、消費者のために、ちゃんとできあがった商品を確認しておかないと、という企業の姿勢に感動します。

はっきり言いますが、そこまでしている企業って、ほんと、全然ないですよ。

だって、そこまでの表示義務が、医薬品ではないので、ありません。

みなさんがパッケージで見ることができる栄養成分の表示ですが、食べ物でも飲みものでも、市販のサプリでも、あくまで、これを目指して作りました、という表示であって、完成した商品が、それだけの栄養成分を含んでいるわけではありません。製造工程の過程で、栄養成分はいろいろ失活していきますからね。完成品がどうなっているのか、また、そのつもりで作ろうとしたけど、勝手に中身を変えていることもあるでしょうし、信じたらダメな商品もたくさんあります。

 

で、大島椿の椿油ですが、アトピコのオイルDは調べていたけど、市販のロングセラーの分は、調べていなかったそうで、私から聞かれたことで、すぐにそちらも分析依頼をかけられたそうで、もちろんそちらも、たんぱく質は検出されませんでした。

まあ、精製しているだけですから、当たり前と言えば当たり前ですが、「調べる」という

姿勢がほんとに素晴らしいです。

なので、大島椿の椿油に関しては、安心して、使っていただけるわけです。

今までも、椿油の話は散々していて、他のはダメですよと、これだけ言っているのに、他社製品の混ぜ物が入ったものや、ほぼ原油に近いものなどを使っている方がいて、しかも、同じだと勝手に思い込んでいる方がいて、そんな高いものでもないし、簡単に手に入るものなのに、なんで素直に買わないのか理解に苦しみます。

前にも何度も書いていますが、食べる場合は、原油に近い(しぼりたて)ほうがいいですが、油の欠点は、酸化ですから、皮膚に塗る場合は、酸化しにくいものでないといけません。酸化した油は、過酸化脂質と言って、皮膚に炎症を起こします。

大島椿のアトピコに関しては、皮脂よりも酸化しにくく、安定しているというデーターをちゃんと出しておられるので、これまた安心して使えるわけです。

 

他社の椿油の場合、製造工程のラインで、他のものを作っていて、それが混入している可能性もあるでしょうし、またいろいろ混ぜることでの、厄介ごとも増えるわけですから、それをちゃんとわかって調べるなりされているならいいんですが、まあ、そんな企業、なかなか見つけれられないんじゃないでしょうか。

だから、勧めていないんですよ。

 

ちょうど、NHPスペシャルの後に、小児科学会か小児皮膚科学会かアレルギー学会だったか、なにかあったそうですが、小児科のドクターが大勢参加されている学会で、企業展示ブースに大島椿さんが出展されていて、大勢の小児科医から、私と同じように、たんぱく質を含むのかどうか聞かれたそうです。

やはり小児科の先生のほうが、食物アレルギーには敏感でいらっしゃいます。

子供の食物アレルギー(大人もですが)は、深刻ですからね。命にかかわることもありますから。

なんでも皮膚に塗ればいいわけではありません。

ポッと出の、ベンチャーの化粧会社は、そういうこと、わかって売っているんですかね。。

 

さて、続きです。

 

とばしとばし書いていくと、何を書こうとしていたのか、忘れてしまいますね。

 

一番みなさんに知ってほしかったのは、これ!

NHKスペシャルです。

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586603/

ご覧になった方もいらっしゃると思います。

見逃した方は、NHKのオンデマンドでしたっけ?見ることができます。

私ももう一度観たいです。

NHKのこういうスペシャルって、結構お金も手間暇もかかっていて、と~ってもわかりやすいですよね。

オンデマンドの定期契約してもいいかなと時々思います。そしたら、いつでも何回でも観れるはずだから。(詳細はNHKのサイトをみてくださいね)

 

それについて、千葉県の皮膚科の先生が、詳しく書いてくださっているサイトを見つけました。

勝手に、リンクさせていただいております。

http://sogahifuka.com/blog/?p=2354

素晴らしいですよね!こんな丁寧に詳しく書いてくださって!!とてもありがたいです。

 

一般の方には、ちょっと専門用語が出てくるので、一部わかりにくいところがあるかもしれませんが、ようは、アレルギーというのは、初めて体の中に入ってきたい場合には、まだならない、ということをまずは知ってください。

アレルギー反応が出るのは、2回目以降です。

食物アレルギーが、必ずしも口から食べたものだけで起こるわけではなく、皮膚から入ってきても、「経皮感作」といって、アレルギーが成立してしまうわけです。

 

海外では、このNHKスペシャルで取り合げられたような、大体的な実験(子供を対象にしても)がされて、発表されたりするんですが、こういうデーターは大変ありがたいですよね。

このピーナッツアレルギーのデーターは、アメリカだと勝手に思ていましたが、ロンドンだったんですね。

 

ピーナッツアレルギーというのは、重症な症状を起こしてしまうことがあり、一口にアレルギー反応といっても、軽いものから重症なものまでさまざまですが、本物のピーナッツアレルギーは、本人である子供も親も大変だと思います。

 

食物アレルギーの場合、アレルギーとして出てくる前に、食べないようにしていたら、アレルギーの予防になると以前は思われていて、今アレルギーはないのに、特定の食品を避けたりするのが、勧められる時代がありました。

例えば、今は卵アレルギーではないけど、卵をさけて生活する(赤ちゃんの話ですが)と、卵アレルギーにならないのでは?という感じです。

のちのち、避けることによって、アレルギーの発症を予防する証拠はない、と実証されたようです。

 

で、このロンドンの実験ですが、すっごい簡単に書きますと、赤ちゃんを対象に、ピーナッツを食べさせて育てたグループと、食べさせないで育てたグループとに分けて、5歳の時に、ピーナッツアレルギーを調べました。

そしたら、ピーナッツを全然食べていないほうがアレルギー発症率が高かったんです。

 

じゃあ、どこで、ピーナッツが体の中に入ったのか?!と侵入ルートを探すわけですが(だって、口から食べさせていませんから)、

そしたら、なんと!お母さんが、赤ちゃんのスキンケアとして塗っていたピーナッツオイルだったんです!!

皮膚に塗って、「経皮感作」が成立して、アレルギーの完成です!

 

ああああ。。。。おそろしい。。。

 

食べられるものすべてが、皮膚に塗ったら、絶対にアレルギーをおこすわけではありません。

起こしやすいものというのがあります。

アレルギーを起こしてくるのは、たんぱく質なので、アレルギーが入っていたら、ヤバいわけです。

同じように塗っても、全然へっちゃらという方もいれば、なんか調子が悪くなる。かゆくなる、などピンキリです。

製造過程も含めて、ちゃんと製品を調べたのか?と思ってしまいます。

→続く

 

お待たせしました。

なんちゃってオーガニック化粧品のろくでもない話パート2です。

 

以前にも書きましたけど、地球にやさしいからって、人間の皮膚にやさしいかどうかっていうのは全然別の話で、野菜でも草でも植物って、「アク」がありますよね。そのアクの中に、実はいい栄養分があったりするので、食べ物として体に食べるのはとてもいいことも多いのは事実です。

 

でも、皮膚に塗るのは、全然別です。

 

口~食道~胃腸の粘膜に、そういう成分が付着するのと、皮膚に付着するのは、免疫の働き方が全然別で、口~肛門までというのは、基本、外と繋がっていますから、住んでいる細菌にしたって、口の中というのは、とても汚いし、大腸にもいろいろな菌がいます。

口から入ってくるものって、全て全部が滅菌されたものばかり食べているわけでもないですし、口から入ってくるものに、いちいち気にしていたら、人間、石器時代から生き残ってきていないでしょう。

口から入ってきて、腸にまで到達して、吸収されていって、栄養になるので、よりごのみなんか、している場合ではないんですね。

生野菜なんて、ちゃんと洗われていない場合もあるでしょうし(実は、土や虫よりも農薬のほうが怖かったりしますが。。)、野菜以外にも、加熱していないものも食べるでしょうし、だから、胃酸で殺菌もしてくれるわけですが、全てが胃酸で万事OKというわけでもないでしょうし、でも栄養があるなら、せっかくだから吸収しないと、食べた意味がないですよね。

腸での免疫は、「免疫寛容」というのがあって、とてもおおらかだそうです。(腸の粘膜の調子が良ければ、の話ですが)

 

でも、皮膚は違います。

皮膚は、体の中での、最前線のバリアであり、外界のものと超~戦っている場所です。

免疫部隊が、絶えず見張っているわけで、まして、皮膚って、食べ物をつける場所ではもともとないですから、皮膚もびっくり!ですわな。

 

もし、皮膚に塗って、免疫部隊に見つかって、一度攻撃されたら、たぶん、ず~っと目をつけられます。

皮膚だけの話であれば、皮膚にまた塗る→なんか反応が出る→次から塗るのをやめておく、また塗ったところで、また反応(赤くなったり、かゆくなったり、ひりひりしたり、など)が出る、反応は止めてくれるまで、どんどん強くなっていく場合もあります。

それでも、皮膚だけであれば、皮膚だけの反応で済むからまあいいんですが。。

 

目をつけているものが、今度皮膚からでなくても、口から食べて、腸の中に入って、吸収された時に、同じ免疫部隊が出てきて、攻撃します。

いわゆる、アレルギー反応ですね。食物アレルギーですね。

程度にもよりますが、なにに食物アレルギーが出るかで、外食は不可能、自炊するにしても、むっちゃ大変!となっていまうこともあるわけです。。

大人になってから出してしまった食物アレルギーって、治るんかな。。?と思います。

(IgEの即時型の分です。アレルギーにもいろいろあるそうで。

ただ、このIgEの分は、中には、アナフィラキシーショックといって、血圧が下がったり、呼吸が止まったりと、命にかかわるくらいの大きな反応が出ることがあるので、なんだ、アレルギーか、で済ませられるものではありません。)

治るのかもしれませんが、治ったかどうか、最終的には、食べてみるしかないので、自分の体を使って実験するわけです。

アレルギー反応が重篤であれば、試す人もいないでしょうし、試すのを勧める医者もいないかと。。

重篤な方のアレルギー反応を、わざと体内に入れて確認する場合は、どうしてもそれが必要であれば、入院の上、医師が横について、点滴もしながら(いつでもすぐに薬が投与できるように)、試す、ということは、一応あります。。

患者さんも医者も大変です。。で、もし本当に反応が起こったら、もっと大変です。。

まあ、あまり一般的にやるものではないかと。。

 

「茶のしずく」のせっけんの話に戻します。

事件をお忘れの方・ご存知ない方のために、日本アレルギー学会のHPより参照です。

http://jsall-web.sharepoint.com/Pages/default.aspx

 

もちろん、使った方全部が絶対にアレルギーになるわけではないんですが、たくさんある化粧品の成分の中で、わざわざ、そういうのを使わなくてもいいんじゃない?そういうのを入った化粧品を買わなくてもいいんじゃない?と思います。

そこまでして、その成分、必要ですかね。

 

何度も言いますが、皮膚がかぶれるだけ(ただの刺激で)だったり、皮膚だけのアレルギー反応だったらいいんですが(皮膚だけのアレルギー反応っていうのはなくて、アレルギーというのは、基本全身で起こります。ただ、その目で見えるような反応の症状が、見つけやすいかどうかで、皮膚にだけ反応が出ているように見えることがあります。皮膚だけだし、と思って軽く考えて、繰り返し反応を起こしていると、いきなり全身に、わっ!と出ることもあり、どの時点で、どんな反応が出るのかは、神様しかわかりません。予測不可能です。

ただ、確率としては、ある、ということです。)

全身の反応になると、口からは入れられません。食事が不便どころの話ではなく、栄養摂取に障害も出てくるかもしれないし、重症な反応を引き起こす可能性が大きくなります。

 

ほんとにむか~しからある、ヨーロッパとかの老舗のオーガニック化粧品メーカーとかありますよね。

全部の成分ではないでしょうけど、もう長年使われているので、アレルギーを起こすようなものは入っておらず、大した反応が出た方もいなかった、という証明になっているのかもしれません。

長年使われてきて、なにか問題のあった成分は、商品として消えていった歴史があるのかもしれません。

あるいは、気づかれていないだけで、実は、そういう症状の方もいるのかもしれません。

そのへんは、メーカーの研究の歴史にもよるんでしょうし、問題のあった方の人数が少なくて、公けになっていないだけかもしれませんし、仕方ないくらいにしか思っていなくて、日本のように問題にされなかったのかもしれません。

 

アレルギーだけでなく、いろんな病気が、医学の進歩にともなって、当時はわからなかったこと・気づいていなかったこと・関係しているとは思われていなかったことなどが、あとからわかることもあって、「茶のしずく」の場合、最初にきづいて、調べていった先生がすごいなと思いましたが、そういう方が、一人ではなかったということと、ちょうど情報化社会で、使っていた方も多かったし、問題も大きく取り上げられましたね。

また日本人の場合、便乗と言いますか、全然関係ない方も心配になって、皮膚科を受診したり、心配されたりして、大問題になりましたね。

 

今、ほんとに、ナチュラルブームというのか、なんちゃってオーガニックブームで、昔から使っているハーブエキス混ぜるだけでなく、アレルギーを起こしやすい食べ物(たんぱく質含有)を混ぜているものがどんどん出てきて、バカのひとつおぼえみたいに、「口に入れるものだから安心」と決まって書かれていると、もう反吐が出ます。

誰か、止めてくれ、と願います。

消費者庁・厚労省の官僚の方々、止めてください。

 

口から入れるものすべてがアレルギーを起こすわけでも、もちろんないんですが、そういうことをわかって作られている化粧品が一体どれだけありますかね。

調べた上で、安全を確認した上で、混ぜている分には、好みみたいなものですから、好きにすればいいと思いますが。

(でも、混ぜたほうがいい、というデーターすら、もっていないはずですよ。そういうデータ取るのも、お金かかりますからね。)

そういうことも知らずに作っている、ポッと出のベンチャー企業の作っている化粧品、動物実験すらせずに、研究開発費をケチっているのに、一体どうやって調べているというんでしょう。

そもそも、そういうことも知らないから、いろいろ変なものを混ぜるし、もっともらしい宣伝文句でごまかします。

 

例えば、また資生堂の話になりますが、以前、研究員の方とお話した時に、オーガニック流行りの話を私がやばいみたいなことをその時も言っていたですが、私の知る限り(って、資生堂全部の化粧品の全成分を調べたわけではないですが)、資生堂の化粧品の中には、そういう刺激のある食べ物系が入っている、ヤバいものはないはずです。

研究員の方もおっしゃってましたが、実際、調べてみると、そういうほうが刺激になっているから、成分に混ぜない(使わない)とおっしゃってました。

 

大手化粧品会社全部が、その辺を徹底して調べているかどうかは知りません。

でも、ちゃんとしているところは、使っていないか、昔使っていても、どんどん切り替えていると思いすよ。

混ぜているよな植物エキス(というか、口から入れるものだった場合)は、ちゃんと安全性を調べていると思います。それだけの知識と資金と施設もお持ちなので。

だって、「茶のしずく」問題もあったし、あれでビビらずに、放置しているような会社はやばいでしょ。

 

だから、素人がちょっと勉強したくらいで、化粧品開発製造販売なんて、できるものではありません。

薬学的知識に加え、医学的な知識も最低必要で、薬と化粧品で、全然別ものですからね。

なので、私にはそこまでの知識も資金も施設もないので(一番大事なのは知識だと思います)、化粧品開発はしません。

将来はわかりませんが、今の時点で、私の欲しい化粧品は、もうどなたかが作ってくれているので、餅は餅屋で、勝てるわけもありません。相手は、ホントのプロですから。

それだったら、親しい化粧開発の方々に、好き勝手、こんな化粧品がいい、ここはいい、あそこはこう変えてほしい、と言っているほうがよほど気楽でいいです。

 

口から食べる場合、なるべく天然に近いものを精製度合いの低いものを口に入れるようにしていますが、逆に化粧品は、精製度合いの高いものを使うようにしています。

天然のものであれば、せいぜいアロマオイルの一部くらいで(私は、皮膚が強いので、あまりかぶれませんが)、あるいは安全性が検査されて、なおかつ信用できる企業のものを使っています。

使いやすとかの便利さや値段・使いここち(皮膚に乗せた時の触感なども)も大事ですが、一番は、安全性ですね。

だって、ほぼ毎日ですから。

 

香りづけは、好きな香りの場合、リラクゼーション効果があるので、理解できますが、そのなんかわけわからん植物エキス、一体何がどういいんでしょう。

そこのHP見ても、入れたことのメリットを示す、ちゃんとしたデーターが載っている企業は、ほとんどありません。

イメージのみです。

それだったら、かぶれたり、アレルギーの可能性のあるものをわざわざいれなくても、最初から入れなくてもいいんじゃない?

ていうか、そんなもの、買わなくて、他の入っていないものを買えばいいと思います。

→続く

 

 

 

 

 

 

なんちゃってオーガニック化粧品のろくでもない理由の②は、ちょっとお待ちくださいね。

ネタが長いので、時間のある時に書きます。

 

さて、今日は簡単に。

 

糖質制限をどこまでするのか、ですが、

これは、患者さんによって全然違います。

ゆる~いので全然OKという方から、徹底してください!という方まで、これがほんとにピンキリです。

徹底してください!の方も、一生糖質を食べたらダメというわけではないですが、食べ方などいろいろ注意もしていれば、たまに食べることに問題はそれほどありませんが、食べ方を間違えると、かえってそのあと、体がしんどくなるので、食べたくなくなったり、きちんと糖質制限ができていると、「糖質を食べない」=「我慢」ではなくて、目の前に出されても、別に食べない・食べようと思わない、というレベルに達しますから、みなさんが思っているほど、つらいわけでも我慢しているわけでもないです。

 

今、糖質制限を徹底していて、つらい、もうこのまま一生食べられないのか?という患者さんが時々いらっしゃいますが、これは、まだ糖の毒が抜けていないんです、麻薬と同じですね。切れたら、また食べたくなる。。。

こういう方の場合は、自力だけでは難しく、サプリも含めて、ちょっと医療の力を借りないと、結構しんどいかも。。もちろん、なによりご本人も頑張って呪いを解けるようにあ努力もかなり必要ですが。。

 

ただ、中には、自分では徹底しているつもり、なんですが、食べたものの内容を聞いてみると、普通よりもちょっと少な目、というだけで、しっかり摂っていて、それで呪いをとくのは、不可能ですから、いつまでたっても中毒症状なので、ちょっと食べない時間が長くなっただけで、禁断症状が出てくるので、それを我慢したら、むちゃくちゃつらい!!となってしまいます。

こういう方は、サプリの力も借りないと難しいですが、まずは、「食べている」という自覚から、です。

自覚がない方は絶対に治らないし、治す気もないので、ご本人次第ですね。

 

一番最悪パターンは、ご自分ではできているつもりの、糖質結構摂っていますよパターンで、一体何が糖質で何が糖質でないかが、わかっていない場合です。

ま、こりゃ、無理でしょう。そりゃ、そうだ。

何が緑黄色野菜かもご存知ない方、最近増えましたね。。

料理するしないに限らず、体調管理したかったら、それくらいの情報は知っておかないといけないかと思うんですけど。。。

野菜なら何食べてもいいと思っている方も、結構いますし、間違いだと思っていないけど、思い切り間違いというのがとても多く、なので、そういう料理の本を含めて、購入して読むように伝えたり、待合室に見本が山ほどおいてあるので、それを写メで撮ったりして、書籍購入や取り寄せの目安にしてください、と言っているんですが、そういう人に限って、そういう本は買わない。

こうして、ますます知識格差は広がって行くんですね。。

良くなるわけがないから、やる気もなくなっていくし、行動力が伴っていない段階で、もうやる気も最初にないわけで、どんどん差が出ます。

こういう方は、とりあえず、サプリにちょっと助けてもらって、まずは行動が起こせるくらいにはしてもらう、というのも大事です。

 

どこまで徹底するのかは、栄養解析の血液検査の結果と、ご本人がどうしたいのか、今どんな症状で困っているのか、などなどで違ってきます。

血液検査せずに徹底したほうがいい方も中にはいらっしゃいますが、何か持病があったり、薬を飲んでいたりすると、あまりやったらいけない方もいて、それもさまざまです。

 

ゆるくやる場合は、食べる順番や食べ方、糖質の種類や調理法、追加で足す栄養素や商品など、サプリを使う場合もあれば、使わない場合もあります。

 

でも、血液検査等で、徹底してください!に入ってしまった方は、まあ、言ったところで、やるかどうかは患者さん次第ですし、私が困るわけでもなく、やらなかったら、患者さん自身が、お金はかかるわ、体調はどんどん悪くなるわ、いろいろな病気が待っているわ、肌も髪もボロボロだわ、などのオンパレードになるだけですから、まあ、好きにされればいいと思います。

やるなっ!って言ってんだから、やらないほうがいいわけで、やる気のない方に真剣に関わっていても無駄ですから、もうこちらも割り切って、「ただの医者と患者」の冷めた関係で、たんたんと仕事をこなしていくだけです。

さっき言ったようなことがオンパレードで順に始まって行きますから、それで、「治らない」「よくならない」と文句を言うような方は、当たり前でしょう、と言い返すだけですが、理解できていない場合は、糖質は摂るけど、マシにしたいとなると、サプリ代もえげつなく高くなりますから、お金は覚悟してもらわないといけません。

あ~あ~、というパターンです。

 

 

 

前に出していた体のサビつきチェックの結果が返ってきました。

 

結果は、サビつき度は、「やや高い」。

IMG_20160213_001224 全国平均よりもやや高い。

ガーンっ!!。。。

 

まあ、想定内ですが。。

 

どれくらいサビているのかを検査するのに、いろんな方法があると思いますが、こちらの検査は、おしっこでできる検査ですから、簡単ですね。

 

日から始めるサビない生活のポイントは、

「ストレス・寝不足に気をつけましょう」

そりゃ、そうだ。ごもっとも。

 

どして、ばれたの?

、はい、寝不足です。

ストレスって、あんまりないかと思いますが、なんか忙しくて、やらなきゃいけないことがどんどんたまっていて、それがストレスですかね。

 

私は栄養療法の血液検査で、活性酸素にちと負ける結果になっています。

1年前よりはマシになりましたが、もっとウニやいくらや白子を食べないといけませんね。

それようのサプリも飲んでいますが、追いつかないんですよね~。食事も大事だし。まだ足らんのです。

 

とりあえず、今日はもう寝ます。

 

 

今月の婦人画報に溝口先生が載っていました。

うつ特集だったと思います(今、手元にないので)。

いろいろなうつの治療法などが紹介されている中に、溝口先生とオーソモレキュラーが紹介されていました。

やるな、婦人画報!

ぜひ、まだ読まれていない方は、ご購入されて、ゆっくり読んでくださいね。

 

みなさんが読まれている女性雑誌、いろいろあると思います。

私は、テレビも大好きですが、雑誌も好きで、毎月普通の女性よりは雑誌に目を通しているほうかな?と思います。

といっても、年齢層の全然違う雑誌までは見ていませんが。

 

きれいなモデルさんが、キレイな恰好でたくさん載っているのを眺めているのも好きですし(マネはなかなかできませんgな)、そのほかの情報も得られます。

「はたらく細胞」を見つけても、婦人画報でしたっけ?

(婦人画報は、年間購読で取っているので)

特に、今流行っていること(というか、誰かの働きで、流行らせようとしていること)が、まあだいたい載っていますよね。

ファッションはそれでいいと思うんですよ。

絶対に流行りってあるし、すぐに廃れることでも、最先端のファッションってそういうものでしょうし、それはそれで楽しいですよね。世界経済も潤うってもんです。

でも、美容や健康話はね~。

おかしなことも多いですから。。。

 

健康専門雑誌は、あまり読みませんが、一般の女性誌で、美容健康特集一冊まるまるみたいな雑誌が増えましたか。

その草分け的存在だったアラフォーの雑誌、私はこの雑誌がアラフォーの女性をダメにしたと思っていますが、もう定期購読やめました。

ろくでもないのは、前からでしたが、一般読者を誘導しようとしているばかりか、あきたらず、業者と組んで、美容医療に関わるドクターたちに、その施術をする機械や薬を扱っていないとダメ!みたいなことまでやりだして、別段流行ってもいない施術をさも流行っているように、誘導していく、その姿勢が気に食わないと言いますか。。

まあ、一般読者は別として、医者のくせに、そんな手法に乗せられるほうがバカなんですけどね。興味を持つのはいいと思いますが、そのまま信じちゃ、アホ丸出しです。

よく勉強もせずに、業者の口車に乗せられて、個人輸入して、てきと~に患者さんに高いお金払わせてやっっちゃう、という最悪パターン。。

患者さんもたまったものではないですが、それで副作用や合併症が出て、一番困るのは患者さんです。

よく効く治療は、それだけの副作用があるし、副作用の軽い施術は、効果もマイルドです。

どこらへんの施術を選ぶのか、どうしたいのか、肌質はどうなのか、などなどで相談して決めていくわけですが。。

 

その雑誌は、わりと売れいたらしく(今は知りませんが)、そのまま信じて乗っかる女性が多く、またこんなろくでもないことを流行らせようとしているのか?!と注意喚起もしないといけないし、それで定期購読をしていたんですが、読むところもほとんどないし、結局ろくでもないところを見たら、ムカムカ腹が立つだけだし、わざわざ買わなくても、チェックだったら立ち読みでいいんじゃない?その分のお金を他の雑誌に回してあげるほうが、日本経済にもいいんじゃない?と定期購読を去年止めました。

(結局、立ち読みもしていませんが)

 

テレビでもマスコミでも、絶対にスポンサーをいうのがいて、スポンサーがいないと番組や雑誌を作ることができません。死活問題です。

なので、ある程度のやらせというか、そこの商品に関連したことの悪口は載せられないし、否定するようなことも載せられません。よいしょ記事ばかりになってしまうことも多いでしょう。

実際の編集部やライターさんも、わかっていても、仕事としてしょうがないこともわかったうえで、記事や番組って、ジレンマを感じつつ、作っておられることもあると思います。

(なりふり構わず、お金のことしか考えていない番組や雑誌もありますが)

同じ番組や雑誌でも、それをどう受け取るのか、どこまで信じるのか、それは、見る側の責任ですから、全部が全部、雑誌やテレビで言っていることが絶対に正しいと受け取るほうもどうかと思います。

「絶対に正しい」ことなんて、そうそうなくて、別の角度からみたら、真逆もあり得る、それこそ絶対に反対意見もあるはずですから。

ようは、自分はどちらの意見に考えが近いか、どう思うかを、ほんとは、考えないといけないんですけどね。

その情報源は、信用できるところなのか、一体誰がそう言っているのか、この辺も大事なところです。

 

美容や健康に関する話ですが、ちょっとくらい前から、雑誌を読んでいて、編集側の苦悩が見えるというか、本当にいいことを記事にしようとしている、実際に記事になっているのを見るようになりました。

スポンサーの手前もあるのに、頑張ってんな~!って感じです。

ただ、スポンサーも当然いるので、極端な場合、真逆のことが、ページを変えたら、載っていたりもします。。

そのへんが苦悩でしょうか。。

なんとかならんのか!と思いますが、なんともならないでしょう。。

 

いいことってなかなか広がらないんですよね~。

いいことが広まると、反対派の、ろくでもないことで儲けている人たちが反対するので、邪魔しますね。

知る人ぞ知る、世界になってしまうこともあるかもしれません。

時間がとてもかかることもあります。

いいことって、地味だったり、あんまり儲からなかったりと、派手な宣伝もしないですし、だまして誘導してくるわけではないので、静かな活動といいますか。

宣伝してても上品だったりするので、他のガンガンされている宣伝にかえ消されてしまうこともしばしば。

まあ、いいことだけ載せていたら、やっぱりスポンサーが集まらないんですよね。

 

本当にみなさんの健康と美容のために(健康であれば、美容は勝手についてきますよ)、そういう情報を取捨選択できるようになってほしいです。

ちゃんと裏を取るというか、いろんな情報を比べる力を持ってほしいです。

 

時々、患者さんで、「私はいっぱい勉強(美容や健康の)したから、化粧品選びもスキンケアも食事も栄養もあバッチリです!!」と自信満々の方がいらっしゃいます。

でも中身は、まんまと、悪徳い商業ベースに見事に乗っただけと言いますか、まんまと引っかかっただけで、あ~あ~、という結果です。

だから、体調もお肌もボロボロなわけでしょう?根本的に間違っているから。

「バッチリ!」の結果が、それなわけです。

 

おそらく、その「勉強した」題材自体が、悪徳企業のシナリオで勉強しているから、乗っかってしまうわけで、題材の選んでいる時点で、ずれているんです。

一番目の段階で間違ってしまっているんですよね。

これは、偏差値とか学歴とか関係しません。

自分の頭で、ちゃんと考えるかどうか、です。

しいて言うなら、生活IQでしょうか。

自分の頭で考えられない・考えたけどわからない・判断できない、という方は、思考力や集中力が低下していて、本を読んでも、字がたくさん書いてある本や文章もでしょうけど、頭に入ってこなくなっていませんか?

それは、栄養が足りていないからです。

何からしたらいいのか、わからない、という方は、まずは、栄養療法から始めてみてください。そうすると、全部がうまく回り出しますから。

それから、いろいろと勉強されたりしたらいいんじゃないでしょうか。