プロフィール
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子育て中のお母さん、これから妊娠しようと思ってい女性すべてに読んでほしいと思っているマンガ、「斎藤さん」。
いじめの問題、お受験や塾の問題、PTAやママ友の問題。
盛りだくさんです。
今、そう言ったことで悩んでいる方には、なにかしらヒントがあるかと思います。
勇気ももらえますよ。
12巻では、斎藤さんが2人目を妊娠している最中のお話。
産婦人科で知り合ったギャルママにも斎藤さんのいつものおせっかいと愛情が注がれています。
産婦人科医の女医さんと斎藤さんとの会話で、
女医さんのセリフ、
「とにかく、細い!細すぎ!」
「日本の若い女の子の「美」の基本はまず「ヤセ」でしょ
それもかなりの
なに食べてんのかと思えば おかしとかジャンクフードとか ロクな栄養もとってないし
母胎としてちゃんと発育してないコも増えてきてて
こんな経済大国の日本なのに低体重児や流産の発生率が後進国なみに多いのよ」
原文そのまま貼らせていただきました。
この漫画、2006~2011年に連載されてました。
12巻は最後のほうですが、それでも今から8年くらい前の話。
今は、妊婦さん・不妊治療中の方の現状は、もっとひどいかと思います。
(低栄養状態の割合が)
この部分読んだ時、自分のブログ読んでるのかと思いましたよ。
医者だったら、普通考えることは同じ。
取材されたんでしょうか。
きっと作者の小田さんのお近くには、こういう当たり前の考え方をされるドクターがおられるのかもしれませんね。
小田さんご自身が、漫画の中でも食事のシーンが多く、ごはん(白米)は食べますが、ちゃんとタンパク質も野菜もしっかりの食事になっていて、それを大切にされていることが、他のマンガ読んでいても、よくわかります。
本当に女性にはおススメのマンガです。
元気もらえます!
今も、「リブラブ」が、オフィスユーで連載中です。
こちらは、家族って?友達って?って言うヒューマンドラマ。
恋愛も入ってます。
肝斑を早く良くする方法
毎度毎度書いていることで恐縮ですが、肝斑を早く良くする方法。
私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」に書いてる通りなんですけどね。
①可能な限り、摩擦と刺激を止める!
初診で来られた方の中には、そんなに顔を触るのに擦っていない方も結構おられます。
でも、洗顔のやり方を見ていると、同じところばっかり触ってる。
特に、肝斑のシミのあるところ。
他は、全然洗えてません。
洗えていないところは、ほんとにあまり触っていないので、肌が白くキレイです。キメも結構残っています。
肝斑のところ、結構ファンデで何度も塗る方、結構多いです。
指もですが、スポンジで何度も何度も何度も。
これはかなり擦っているのと同じです。
コンシーラーを絶対使うなとは言いませんが、ファンデを何度も重ね塗りするくらいなら、コンシーラーで一度塗りしたほうがよほどいいですが、カバー力のあるものを重ねた分、クレンジングで取らなきゃ!と何度もそこばっかり触ってしまっている方がいるので、結構擦っていることにもなります。
触り方は、そんなに悪くなく、優しく触っているのに。。という方で、化粧品が良くないこと、これは多々あります。。
これについては、頻繁に書いてますし、拙著に端的に書いてますから、何が良くて何がダメなのか、それをまず知ること。
でないと、選べませんからね。
②紫外線カットはしっかりする!実は、肝斑の場合、これかなり重要です。
低刺激の化粧品を求めるあまり(実際は低刺激ではないんですが)、SPFやPA値の低いものを選んでいる方もたまにいて、過ごしている環境にもよりますが、SPF値などが低いと、皆さん塗っている量自体がとても少ないので、全然足りてません。
結果、紫外線の害、うけまくり、となります。
環境やTPOに合わせて、汗をかく場合は、汗に強い物ではないと意味がないです。
下手すると、汗かいた習慣に落ちてるかもよ?!
時々おられますが、マスクで日焼け止め代わり。
実際、こういう目的でのマスクは一切勧めていません。
まず、マスクの素材がガーゼにしろ、紙にしろ、結構お肌、特に肝斑を擦っています。
インフルエンザの予防や花粉症、仕事でするというのなら、仕方ないですが、紫外線カット目的で、というのなら、全然お角違いです。
いますぐ、不必要なマスクは止めましょう。
マスクしたところで、日焼け止めは必ず必要です。
③お肌のターンオーバーを良くする
これは、「化粧品」「ピーリング」と思われがちですが、実は、肉魚卵です。食事と栄養です。
いろんなタンパク質を摂ることで、お肌の必要な栄養素は全部入っています。
体で勝手になんとかしておいてもらうわけです。
ここが結構皆さん、忘れがち、というか、あまり興味がない。。。
でもトラネキサム酸は欲しがる。。。
まあ、まず騙されたと思って、この3つを本にそってやってみてください。
いざ、ほんとにかなり良くなります。
ちょっと前に書いた、「円形脱毛症は自然に治るので、治療はない」というくだりの補足です。
自然に治るから、円形脱毛症、なわけでもあります。
一般の方の中には、薄毛=円形脱毛症という病名、みたいに思っておられる方がいるかもしれませんが、細かく分けるといろいろあります。
まず、「多発型円形脱毛症」。
これも、日にち薬で自然に治りますが、1個治っては、またでき、と再発を繰り返して、絶えずどこかにある状態がず~っと続いている、というのは、結構な難治性です。
「び漫性脱毛」
なんとなく、抜け毛の範囲が広い、というか、はっきりここまで、と言えるわけではなく、頭頂部や分け目のところ中心に、全体に広がっていることもあります。
調べてみると、病気が見つかることもあり、病気があれば、病気の治療最優先になることが多いと思いますが、その病気の治療をしたからと言って、抜け毛が治るわけではない。。。
徐々に治っていくこともありますが、悪化させずに早く治す方法は、育毛治療も同時進行で始めることです。
(「抜毛症(自分で毛を抜いていて、そのために円形脱毛症に診えたり、び漫性脱毛症に診えたりする。診察で、そこは見ぬきます。結構子供に多いです。ストレスが多いってこと。
治療法は、塗り薬とかよりも、環境を変えてあげる。習い事は一旦全部止めるとか。
「全頭脱毛」
これが一番やっかいです。
頭の毛だけに関わらず、眉毛やまつ毛、ワキ毛や陰毛などの体毛にまで脱毛が及ぶことがあります。
他にもありますが、メジャーなところがこれくらい。
保険診療では、もちろん病気があったらダメだから、血液検査をされることも多いですが。栄養解析ではないですよ。検査する項目がだいたい決まっていますから。
1個や数個の進行しない「円形脱毛症」は、ほんとに一時的なものですから、なにか薬をいっても、薬のせいで良くなったのか、自然に治ったのかわかりづらいかもしれませんが、ほとんどは自然治癒かと思います。
保険診療で出される薬の典型は、「ステロイド剤」です。
飲み薬で出ることもあるし、塗り薬で出ることもあります。
食生活の改善は必須です。
ステロイド摂ったからって、どこまで効いているのかはわかりません。
なにも効いていないということは全くないでしょうけど。
ステロイド。。。
長期化することが多いので、結構長期(短期でも)ステロイドいくのは、気が引けます。。。
根本的治療という意味からはちょっとずれるし。。。
どのタイプであっても、ヘアケアとオーソモレキュラー療法は基本です。
具体的なこれらの説明は保険診療ではやりません。
なので、結果、自費診療 となるわけです。
#女性セブン #大島椿 #椿油 #馬油 #ホホバオイル
女性セブンの記事の補足です。
かゆみ対策には、お肌を乾燥させないように保湿しましょう、というところのくだり。
保湿剤の選び方のところ。
皮脂に近いということで、椿油をおススメしています。
記事の中に、ホホバオイルとか馬油が出てきてますが、ちなみに私が言ったのではないので念のため。
で、椿油も、わざわざ「大島椿の椿油」と限定しております。
いつもブログを前から読んでくださっている方は、何度も書いていることなので、ご存知で申し訳ありません。
昔の記事を知らない方もおられますから。
スーパーやドラッグストアに行くと、大島椿の椿油シリーズの横に、
ほんとに似たようなパッケージで、ちょっとこぶりで、値段も安くなっている、椿油、ありますよね。
いつも横に必ず置いてある。
まあ、メーカーが違っても、椿油シリーズということで並べてあるのでしょう。
その横には、杏油とか、他の油が置いてますから、まとめておくのは当たり前ですよね。
くどいようですが、私が勧めているのは、「大島椿」さんです。
ここの油は、ちゃんと検査されて、品質がいいことを確認してあるから、安心して使えます。
お肌に塗る油の場合、宇津木先生のご著書にも出てきますが、油の欠点は酸化です。
どんな油でも空気に触れると、必ず酸化します。もちろん皮脂もです。
で、椿油自体、油の中でも、オメガ9で、酸化に強い油です。
(オメガ9なので、調理に使うのもとてもいいです。普通では売ってませんし、いいやつは高いので、まあわざわざ買わなくても。。。口にする機会があれば、ぜひどうぞ!
オメガ9のオリーブオイルみたいに香りがあるわけではないので、料理の邪魔になることもなりません。風味を損なわないので、やはり和食、天ぷらとかにはとてもいいです!)
搾りたての原油と、ドラッグストアでよく置いている大島椿の椿油と、大島椿のアトピコスキンヘルスケアのオイルD(椿油)の酸化具合を比べた検査があり、
オイルDになると、皮脂よりも酸化しにくかったんです。
(もちろん他の種類の油よりも酸化しにくい)
油の欠点の酸化しやすい、という点をクリアしています。
酸化全くしないわけではないので、保湿剤として使う場合は、オイルDをおススメはしていますが、普通のほうを使ってもOKです。
精製度合が違うので、香りや手触りが全然違いますけどね。お値段も。
両方試して、使いわけてもいいと思います。
もちろん、私の本でも出てくる「椿油洗顔」は、どちらでも。オイルDですると、すぐになくなってしまいますが。。
(全身の保湿する時は、広範囲に使えるスプレータイプが、アトピコスキンケルスケアにはあります。これはとても便利です)
それと、油の場合、原材料はなにか?というのも結構大事で、どんな油でも微量のタンパク質の混入があります。
原材料によったら、タンパク質含有量も微量と言っても、多いかもしれない。
たいした量ではないでしょうけど、お肌の弱い方、バリア機能の弱い方だと、皮膚からそのタンパク質が入ってきて、アレルギーの原因となります。
その原材料が、口にするような油だったら、食物アレルギーになり、その食材がもう食べられなくなってしまいます。。
(治らないわけではないですが、とても大変です。。。食物アレルギーはならないにこしたことない。予防が大事。)
で、大島椿さんは、ちゃんと調べてあるんですよね~。
市販のほうもオイルDのほうも。安心して使っていただけるんです。
ここまで消費者の安全のために検査したり、確認している化粧品メーカーって、ほんとになかなかないですよ。
例えば、資生堂や花王は、自分のところで研究所がありますから、大学も顔負けの実験がいろいろできます。
そこまで大規模な研究所じゃないと、そう自社で徹底的に調べるってできません。
その場合は、第3者機関にお願いして調べてもらうんです。もちろん、コストが結構かかります。
そこまでコストをかけて販売している化粧品メーカーというのは、皆さんはご存知ないでしょうが、かなりの希少価値です。。。
口で安全安心とイメージ戦略のみで、なにも検査なんかされていないのが実態です。
特に、オーガニック化粧品とか自然派化粧品とか、まあしてないでしょう。
そういう検査を最初からするつもりだったら、オーガニック化粧品も自然派化粧品も、最初から作るわけないので。
いろんなタンパク質が混入しまくりですから、そこに手を出そうとは思わない。
塗るものに関しては、天然に近いほど、危ない。かぶれやすいし、刺激もある。アレルギーにもなりやすい。
特に、敏感肌の方。
馬油もよく皮脂に近いと言われていますが、そういう検査までされている馬油を見たことがないです。
もし、検査しているメーカーがあれば、教えてください。
で、くだんの似たパッケージの椿油。
そっくりさんのほうは、いつからか、「オーガニック」との表示が! あと、「生搾り」と。
昔はなかったんですよ。
「生搾り」で、ほんとに何も検査していないと、危ないという話はさっきしましたね。
で、「オーガニック」の椿油、ということですが。。
一体、どこの国の椿畑?
ドラッグストアやスーパーで売る場合、デパートで売るよりも、もっと大量に製造しないといけません。
それだけ全国、どこでも買えるくらい流通させようと思ったら、それだけの原材料もいるわけです。
なので、ドラッグストアで売っているほうは、国産の椿だけではなく、中国のものも入っています。
アトピコシリーズのは、国産のみです。
気になる方は、値段は高いですが、アトピコシリーズのほうを使ったらいいです。
それくらい、国内の畑だけで大量に用意するのは大変。
で、今時、いきなり「オーガニック」の椿畑が、そんな広大な畑が一体どこにあると。。。?
で、産地も書いてないし、よくあるオーガニック認証マークもありません。
まあ、そりゃあ書く必要はないんですが、メーカーとして、このパッケージは良くないんじゃない?と思います。
そこまで書くならねー。
本当に、自社製品に自信があるなら、パッケージを酷似させる必要はないわけで、それこそ、うちのを買ってくれないと困る!他社と一緒にされたら困る!と、そっくりさんのところは、マネを止めるべきでは。。?
中身は全然違います。
まあ、好きな方を選ばれたらいいですが、化粧品は科学なので、私は品質を科学で証明してくれているメーカの商品を選ぶし、患者さんにも勧めています。
ああやって記事になると、こうやって話題にした時もそうですが、ドラッグストア行って、それでもまだ安いほう買う人いますからね~。
酸化しまくりです。
特に、生搾りは。
ちなみに、肉魚たくさんしっかり食べていない人ほど、油(皮脂も化粧品の油分も)は酸化しやすく、過酸化脂質になりやすく、皮膚に炎症を起こし、赤くなります。
だからこそ、皮膚に油を塗る時は、品質重視でないと、逆効果なんです。
ちなみに、ちなみに、鉱物油で作ってある、やっすいミネラルオイルは、ひどいかぶれ方をする方もいるので、ご注意ください。
かぶれも酸化もアレルギーも、個人の問題も大きいですが、安い油は、口にするのも、皮膚に塗るのも、おススメしません。
#肉魚美肌 #かゆみ対策 #肌の乾燥 #ヒルドイド #ヘパリン類似物質 #よけいにかゆくなる #女性セブン
さっきインスタグラムで女性セブンの取材記事のことあげました。
こちらにもリンクしてると思います。
この季節のかゆみ対策として、欠かせないのが、お肌の乾燥対策です。
記事にも書いて頂いておりますが。
乾燥肌と言うと、病院で処方されるヒルドイド、ジェネリックなら、ビーソフテン。
成分名は、ヘパリン類似物質です。
これは、載せてません。
あまり知られていませんが、ヒルドイド(ヘパリン類似物質)の副作用に、かゆみがあります!
なので、ヒルドイドを塗るときは、かゆくなるかもと思って塗らないと、何でかゆくなってるのか、わからなくなりますし、かゆいところが余計にかゆくなると、拷問のようですね。
そういうこともあって載せてません。
病院でもらった薬、薬局で買った薬、化粧品、なんでもそうですが、合う合わないは人それそですから、万能のものはありません。
うちでも出すことはありますが、そこまで出さないな〜。
本日発売の女性セブンに、かゆみ対策の取材を受けて、載っております!
紙面の関係上、医学的なことをすべて載せるスペースはありませんが、一般の方に知っておいていただきたいことを、ほぼほぼ載せてくださってます。
前に取材してくださった同じライターさんなのですが、今回も、とてもわかりやすく、シンプルに、ポイントも押さえて記事を書いてくださってます!
イラストがあまりに楽しくて、チェックする時、思わず笑ってしまいました。
ぜひ買って下さい!
魚缶レシピも載っていて、私も楽しみにこれから読みます!
Facebookに追加で内容について投稿しています。また、こちらにもコピペしますが、Facebookどうぞご覧ください!!
今日の「ホンマでっか?!TV」、ご覧になりました?
肉食が良い、という話でしたね。
すっごく嬉しかったです!!
空前の肉ブームで、肉の消費量が今までのMAXと放送されてましたね。
でも実際は、肉を食べてる人と食べてない人との差がむちゃくちゃ激しいです。
本当は、この全然食べていない人が食べなきゃいけないんですけど。。。
で、すっごい食べている人は、全然魚を食べていない。
WHOが、赤身肉と肉の加工食品を制限するように、前に言われて以来、肉が悪者になっているところがありますが、赤身肉と、添加物だらけの加工肉を、一緒にするなよ、というのがまずひとつ。
そして、肉しか食べてないことが問題であることが、2つ目。
魚を食べないことが問題なわけです。肉が悪いのではなく。
食生活の中での、肉と魚との割合、肉、魚(魚介類)、卵、大豆などの植物性タンパク質の割合を、本当はちゃんと見ないといけません。
そして、肉を食べても、ちゃんと消化吸収できているのか、というのが、3つ目です。
消化吸収できないと、未消化になり、発酵してガスは出るし、悪玉菌は増えるし、と腸内環境が悪化します。
これがとても良くない。
炎症も怒るし、大腸ガンにもなりやすい。
そして、食物繊維が全然足りない。 これが、4つ目。
野菜(イモやニンジン、カボチャ、根菜類ではなく、葉物野菜)やキノコ、海藻(ひじきは食べなくていい)が足りない。
お肉たくさん食べるんだったら、この4つ、全部クリアしないと、肉が悪者になってしまいます。
肉が悪いんじゃないのに。
悪いのは、食べ方や食べているもの、消化吸収できない胃腸が悪いわけです。
「ホンマでっか?!」によく出ておられる、あの筋肉ムキムキの先生、お名前、どなたでしたっけ?
肉で、鶏の胸肉が、低カロリーでおススメ!と言われてました。
ボディビルをされている方は、カロリーにこだわられますから、鶏肉となるのかと思いますが、筋肉を維持する以前に、からだの細胞を維持するために(もちろん、筋肉も)、鉄や亜鉛などのミネラル、ビタミン類は、鶏肉よりも赤い豚肉や牛肉のほうが断然豊富です。
(ビタミンAは、鶏肉のほうが多いです)
特に、牛肉や豚肉はコレステロールが豊富です。卵も。
お年寄りや最近の女性、痩せている方(男性でも)で、コレステロールがすっごい低い方、結構います。
もうほんとに、栄養欠損です。
コレステロールがないと、脳神経細胞が作れません。
いろんなホルモンもビタミンDも作れません。細胞の膜も作れないとので、すぐにつぶれてしまいます。
血液検査によって、卵の制限をかけることがありますが(肝臓で調節できない方がおられるので)、コレステロールやカロリーはちゃんとないと、体の細胞をいい状態には保てません。
カロリーをある程度摂っておかないと、せっかく摂ったタンパク質がエネルギー源になってしまって、減りますよ。
鶏肉も食べたらいいですけど、豚肉・牛肉もちゃんと食べましょうね。
特に、痩せている女性や筋トレしている男性で、肉と言えば鶏肉しか食べていない人、結構いますから。
筋肉だけついても(女性は、鶏肉だけ食べてもあまりつきません)、体の中は、大事な栄養素全然足りないはずです。
日本では、お年寄りの筋肉が全然なくて、歩くのが困難、動きにくくなって関節も固まりやすくなって、などなど、いろいろ問題が多いです。
厚労省もちょっと前から、お年寄りにもっとたんぱく質を食べるようにやっと言いだしたところです。
お肉屋サンの会長さんでしたっけ?出演されておられて、81歳!お若い! お元気!
お肉を食べているお年寄りが元気なのは、もちろんそれだけ栄養も入ってきているわけですが、お肉を食べて消化吸収できるくらいに、消化液も作れていて、元気な腸をお持ちということです。
それだけ元気ということは、いろんなホルモンも結構作れていたりします。
なので、元気。
前にも書きましたが、どっかの大手が、EPAだったかのサプリに、アラキドン酸まで入れていて、ビックリしたことがあります。
なんで、わざわざアラキドン酸、入れるわけ。。?
(過剰になりすぎていて、過剰になると、炎症を起こしやすくなります。)
その理由は、
高齢者になると(なってなくても)、肉などを食べないから、アラキドン酸すら足りないから、という理由かなと思いました。
アラキドン酸まで飲ませるなら、先に血液検査してほしいところですけどね。
肉は食べてなくても、マーガリン、ショートニングてんこ盛りのパンは食べているお年寄りも結構多いので。
女性にラム肉、とおっしゃっていた先生がおられました。
カルニチンが豊富だから、ダイエットや熱を産生して冷え症にいいと。
確かに、カルニチンは、エネルギー代謝に必要ですが、冷え症に一番大事なのは、実は鉄です。
そして、ビタミンB群も亜鉛も。ビタミンAもです。
もちろんたんぱく質も。
元気な赤血球をたくさん作ることが冷え症の一番の改善策です。
詳しくは、私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」をお読みください。
それぞれのお肉に(魚も卵も大豆も)、得意な栄養素がありますから、いろいろなものをローテーションすることが大切です。
すぐに同じものばかり食べちゃうでしょ。日本人って。
ほんとに食物アレルギーになりますよ。ちゃんと散らさないと。
いきなりたくさんお肉食べても、消化できるかは別の話ですから、無理ない範囲で、お肉は増やしてください。
もちろん魚もそれ以上に食べること。
昨日の育毛剤で肝障害の続きです。Facebookに今朝載せました。
肝障害だけではないし、頻度がそれほど多いものではないです。
甘く考えるな、という話。
医薬品を、サプリみたいに思ってはいけない。
市販のサプリでも、肝障害の報告は世界中であります。
個人が解毒できるのかどうかの問題は、さまざまです。
医薬品でもサプリでも、入っている添加物だけがダメだったということもあれば、有効成分そのものがダメだったということもあります。
すくなくとも、その成分を解毒するのに、その人の肝細胞は、とってもしんどくて大変だったんだ、ということ。
専業主婦の女性で、健康診断や人間ドックを受けていない方、結構おられます。
40代、50代、60代であっても、です。
検査していないから、気付いていないだけで、実は脂肪肝、糖尿病や糖尿病の手前の方、結構います。
お菓子とパンしか食べてないから、血液ドロドロの方も結構います。。。
検診もせずに、健康で元気で寿命を全うできればいいですが。。。
以下、フェイスブックのコピペです。
昨日に引き続き、医薬品の副作用の話。
美容医療で肝斑などによく出されるトラネキサム酸の飲み薬。
市販でも売ってますよね。
よく市販の許可が出たな〜とたまに思うことがあります。
市販のものは、病院処方よりも薄く(1粒当たりが)、一応2ヶ月飲んだら1ヶ月休むように書いてますけど、買った人が守ってるかどうかも不明…。
まあ自己責任ですね。使用方法守らないのは。
市販のでなくても、ずーっと何年も飲んでる方もおられます。
肝斑があっても、うちでは一旦止めてもらいます。
肝臓を休ませるためです。
よく書いてることですが、うちでは50代以上ではほとんど処方しません。
40代に処方する場合、検診とかの血液検査の結果を診て、短期間であれば、という条件付きであれば、処方します。
トラネキサム酸で肝斑を完治させてくれるものでもないし、ちょっと抑えることができる、くらいに思って下さい。
ずーっと飲むつもりですか?
顔をこすり倒したり、日焼け止めの塗り方が悪い、塗ってないとなると、効くわけもありません。
それでずーっと飲んで、しかも検診も受けずに、気づいたら、肝障害や血栓による障害で大変だった、とは目も当てられません。
トラネキサム酸の血栓性静脈炎はたまに聞きます。
私自身は、患者さんで診たことないですけど。
はっきりした血栓でなくても、少なくとも血行は悪くはさせてると思います。
抗プラスミン作用ですから。
若い人にも、処方しないこともあります。
ピルとは併用しませんし。
ホントに血栓ヤバイから。
結構飲んでいます、という方に、片っ端から一旦止めるように言ってますが、中には、内緒で他院で処方だけしてもらって、肝障害になった方おられました。
うちでは、シワたるみ治療で通っておられましたが、体調に変わりないか確認したら、トラネキサム酸による肝障害になったとのこと。
え?だって、止めてたでしょ?
半年以上だったか1年以上だったか、結構な時間が経ってるんですか、ずーっと飲んでたそうです…
トラネキサム酸飲ませられないような方には、医療用サプリをおすすめして代わりに飲んでもらってます。
そのほうがよほど根本的な治療に役立つからです。
活性酸素除去です。
理解して飲む方と、理解せずに、トラネキサム酸ばかりほしがる方と分かれますね…。
トラネキサム酸も欲しがらないけど、サプリも飲まないという方もいます。
これだと、スキンケアもそこまでできてない、肝斑も結構ひどい、となると、なかなか良くはなりません…。
気長にしてたら良くなるよかもしれませんが、悪化するほうが勝つかと思います。
まあヒドさと、スキンケアかどこまでできてるのか、食事の内容によりますが…。
トラネキサム酸を、サプリと思ってる方もいて、肝斑のサプリ下さい、肝斑のサプリ飲んでます、という方もいます…。
なので、副作用があるとは考えておられません。
薬は、なんでもメリットデメリットがありますから、特に美容やアンチエイジングで飲む場合は、ホントに必要なのか、代わりに何かないのか、とわかっておかないと自分が困ります。
デメリットのほうが大きいと判断した方が、どうしてもトラネキサム酸飲みたいなら、まず血液検査です。
続けるなら定期的な検査がいります。
ある程度健康で元気であってこその、美容とアンチエイジングです。
肝臓悪いのに、育毛も美肌もなるわけないです。
医薬品を気軽に考えるのは止めましょう。
育毛話の続きです。
年末の学会誌にだったか、掲載されてましたが、厚労省から、海外からの個人輸入による育毛のための医薬品(ミノキシジルとフィナステリド)の内服薬で肝障害が起こったらしく、注意喚起が来てました。
海外からの個人輸入と言っても、皆さんが怪しい業者から買っている偽物ではなく、ちゃんとしたルートで買っている本物のようです。
(クリニックで処方されたからと言って、まっとうなルートかどうかはわかりませんよ)
細かい経緯は載ってなかったのでわかりませんが、肝障害を診察した医師からは、育毛のための内服薬と因果関係があるだろうとの意見だったそうです。
ミノキシジルもフィナステリドも、サプリではなくて医薬品ですから、もちろん副作用があります。
国内で承認されているプロペシア®も肝障害の副作用報告があります。
これを飲んでいる際には、定期的に肝機能検査を普通はやります。
自分のところでやらないなら、他院でした結果をチェックするかです。
でも、多くのAGAクリニックでは、そういったフォローはされていないのかもしれません。
自費診療なので、一度に大量に処方は可能であり、可能だからと大量処方をしているクリニックもあるでしょう。
どんな薬でも、肝障害は起こってもおかしくはないわけです。
肝臓で解毒しないといけませんから、肝臓が余分に働かないといけないわけです。
若いならまだしも、AGA治療の場合、男女ともだいたい40代以上が多いと思います。
(最近は、低年齢化してきてます。。。もっと肉を食え!と思います)
40歳で、パッと切り替わるわけではありませんが、やはり40歳も過ぎると、実は体のいろんなところにいろいろ問題があって、血栓傾向も上がるし、耐糖能は悪くなるし、女性だと女性ホルモンもどんどん減ります。男性もでしょうけど。
いろいろガタが来やすくなってくるので、メンテナンスが必要なわけです。
どこにガタがきているのか、ガタが来る前にメンテでなんとかなるのか。
こればっかりは検査しないと、わかりません。
外から見ただけでは、また自分の自覚症状だけではわからないことがたくさんあります。
なので、検診しかり、人間ドックしかり、定期的に受けておく必要があります。
市町村からくる特定機能検診のご案内、40歳過ぎたらくるでしょう?
そういうことです。
検診を全然受けてもいない、病院にも行かない、となると、勝手に、「健康」と思っている方、たくさんいます。
確かに、本当に、「健康」な方もおられると思いますが、それも検査しないとわかりません。
ほんとに病院に行くこともなく、毎日が元気で楽しく、ボケることもなく、足腰も頭もしっかりしたまま、やり残したこともなく、眠るように死ねたらいいですが、こんな理想的な「老衰」で死ぬなんて、どれだけ稀なことか!!
これこそ、本当に「健康」な方でないと、なかなか。。。
『不健康」の典型の一つに突然死があります。
一瞬で死ねたら、ご本人は楽かもしれませんが、予期せず突然って、いろいろやり残したこともあるでしょうし、なにも準備もできていないでしょうし、ものすごく心残りがあることと思います。
だから検診は受けておくことをお勧めしていますが、健康診断の血液検査なんて、微々たる項目です。
これで、「問題なし」「健康」と言われても、ほんとに??ということだらけ。
特に、肝障害は結構見逃されているのでは?と思います。ビタミンB6不足がすごいから。
なので、検診などでは、ぜひとも肝臓のエコー(腹部エコー)も一緒にしておくことがお勧めです。
検査していない、検査していても見逃されている、そういう状態のところに、医薬品が入ってくると、肝障害が一気にわかりやすくなることもあります。
その処方したクリニックがどれくらい処方して、フォローはどうしていたのかはわかりませんが。仮に1年に1回検査しても足りないのかもしれないし、かと言って、数か月で自費でやるのか、と言われたら、患者さんが嫌がるでしょう。。
それくらい、医薬品というのは、副作用合併症が出たら、やっかいです。
肝臓がやられているのに、しっかりした太い毛が生えてくるわけ、ないですよね。。
肝臓は、ほんとに労わらないと。
クリニックで処方されても、肝障害がなる時はなります。
どこまで解毒できるのか、肝臓の予備能力は、人それぞれ違うわけですから。
まして、海外からの個人輸入のやつを、「安いから」というだけの理由で、ず~っと飲んでる人。
もうあ~あ~という自己責任です。。。
ほんとに何が起こるかわかりませんよ。慢性の炎症は、小さいキズでも、繰り返し起こることで、そこからガンになっていくきっかけになってしまいます。
肝硬変まで進んでしまうと、結構な取り返しのつかないことに。。。