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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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もう2月ですね=。早いです。。

バレンタインと言っても、私には関係ありませんが、この季節になると、お菓子屋さんもケーキ屋さんも、チョコレートだらけになるので、しかも珍しいのや、ムチャクチャおいしいのや、たくさん出てくるので、私としては、興奮するシーズンです。

2月は、ダイエットがうまくいかない月ですね。。(って、いつもやん!)

やっぱり、江部先生のレシピ集にあったように、ものすっごく濃いカカオを溶かして、ラカントで甘さを出そうかしらん。。。

さて、2月のキャンペーンは、毎年恒例になってきましたか?化粧品やサプリの、なんでもキャンペーンです!

ただし、なにか処置をされている方で、処置と同じ日に買われる場合です。

医薬品のキャンペーンはやらないので、申し訳ありませんが、ロゲインやパントスチンなどは、適応除外となります。

ビタミン剤は、病院用の医薬品と言えば医薬品ですが、ビタミン剤は、サプリ扱いとさせていただきます。

トラネキサム酸や漢方薬とかは、キャンペーンではありません。ご注意を。

化粧品とサプリが、適応除外のモノ以外は、全てキャンペーンと言っても、今世界的に品薄の、ラエンネックP.O.は、お一人様1回のご購入につき、1箱とさせていただきます。

割引きの時に、たくさん買いたいと思われると思いますし、例年でしたら、それもありなんですが、なんせ、世界的に在庫がないもんで、うちもストックはありますが、なるべく大勢の欲しい方に行きわたるように。。

(私も、品薄となってからは、全く買っていません。注射で頑張るしかない、でも、注射するのを、つい忘れちゃうんですよね。。だから、サプリが好きなんですが。)

あと、オバジ・メディカルの商品は、ホントに在庫が無くなり次第、終了です。

(エラスチダーム・エラスティラッシュ・デコルタージュシステムなどですね。)

新しいオバジから、新しく提供されるまで、もうちょっとかかるのかな、全くの未定で予測不可能ですので、こちらも、割引きで購入される場合は、お一人様1回のご購入につき、各種1個までとさせていただきます。

2月中に、なにか2回以上処置に来られて、合計2個以上買う、というのは、アリはアリですが。。。

AZAクリアも、大量にお出しするのは止めています。

顔中に必要な方は、少々大目にお出しすることはありますが、たまにしか出ない程度のニキビで、1回につき、2本以上欲しい、となると、なんで?ただの買いだめ?となるわけですが、多めに買って、全然診察に入らないと、間違った使い方をして、肌に負担になっていることもたまにあります。

あまり害のない化粧品でも、季節も変わるし、患者さんの肌も変わるし、また取説をちゃんと守っていたつもりが、いつのまにか、全然違った使い方に変わっていた、ということもあり、そうなると、たかが化粧品といえども、クリニック用の化粧品だから安心と思っておられるところも、落とし穴になって、しばらくお会いしないと(診察なしで、化粧品ばっかり買われている場合)、肌診て、ビックリ!!みたいに、なにした?!と仰天することもあるので、なんかアレ?おかしいな?という時は、必ず診察に入ることをお勧めします。

ただの保湿だけの化粧品で、トラブルがなんにもない、というのであれば、おそらく問題はないかと思いますが。。

そして、そして、2月のバレンタインキャンペーンの、オーレリーのお菓子は!!

大人気の、ショコラパリジェンヌです。

チョコレートブラウニーみたいで、もっと濃い、っていうか、生チョコケーキとブラウニーを足して2で割ったような、お菓子です。

私は、オーレリーのお菓子の中では、一番好きかも。。いや、イチゴのロールケーキも捨てがたい、いや、キャラメルエクレアも、ショートケーキも、いやいや、、とキリがないので止めます。

このショコラパリジェンヌ、他では売っていない、お味です。

これは、発送可能なはずですから、遠方の方も、ぜひどうぞ!チョコ好きには堪りません~♡

2月におススメの処置は、基本1月と同じです。

まあ、うちで扱っているどの処置も、どの季節でもおススメです。

ワキボトックスは夏前とか、そういう季節の人気モノというのは、確かにありますが、今は、あまり季節関係ないですね~。

注射系は、もうメンテナンスの領域ですから、季節関係ありませんが、ヒアル・レディエッセなどは、やっぱり、イベント前に、増える傾向ではあります。

2月は、独身の方は、バレンタインに向けて、ここ一番の踏ん張り時ですから、みなさん気合いが入って、注射系をされる方も多いです。

でも、注射系は、やるなら、お早目に!

デートの直前にやるのは、慣れている方はいいですが、初回です、というのは、避けたほうが私はいいと思います。心配の種を増やすだけでは?経過が気になるでしょ?

慣れていらっしゃる方は、計算して、何日前くらいには済ませておく、と決めておられる方もいらっしゃるし、定期的に受診しておられる方は、前もって相談されているので、いついつのイベントに向けて、いつごろからやったらいいかな・という具合に。

3月のイベントに間に合うように、と2月(の始めのほうで)に処置をされる方が多いです。

そしたら、3月は結構自然でいい感じになるから。

いかにも、やりました!って、誰が見てもわかるようなのは、ちょっと引きませんか。。?

まあ、ご本人がいいならいいんですが。。。

(でも、周りは、引いていると思いますよ。。

自分で、あれっ?!こんなはずでは。。?と思ったら、やっちゃった~!と告白してしまうほうが気が楽では?と思います。

言えない方もいらっしゃるでしょうが、周りは、きっとその人がいないところで、ウワサをしているはずですから、自分で言っちゃうほうが、真実を言えるからいいと思いますけどね。)

春の薄着に備えて、というのであれば、トゥルースカルプもAC BODYも人気ですが、そろそろ脱毛の季節でしょうか。。(季節はないんですけどね)

脱毛の予約が増えてきましたね。みなさん、春を気にされ始めましたかね。

なんでもそうですが、延々と悩んでいるなら、相談してしまうほうが早いですよ。

相談 = 当日処置!っていうわけではないので、そこは、話を聞いてゆっくり考えては?

とりあえず、まず、診察とカウンセですね。

どこで何をするにしても、なんの処置をされるのか、名前くらいは覚えておいて、調べてからやったほうがいいですよ。

いいことしか言わないクリニックは、猛烈に赤信号です。

そんないいことだけの治療は、あり得ませんから。

カウンセは、軽い気持ちでもいいんでしょうが、処置や手術は、慎重にね!

天橋立の旅行記の途中ですが、ちょっと閑話休題。

部分痩身機のトゥルースカルプが、「SPUR」3月号に載ってました。

もちろん、うちのクリニックではなく、アベニュー表参道クリニックの記事です。

うちのことではないですが、トゥルスカが載っていると、トゥルスカLOVE♡の私としては、とても嬉しいので、ブログに載せておきます。

載っているのは、「スリミングなら、このサロン&クリニックに任せて!」のコーナーです。

アベニュー表参道クリニックのトゥルスカの記事は、今までにも何度か雑誌に載っていますから、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらのクリニックでは、かなりの数をされていらっしゃいますからね~。

同じ機械でも、各クリニックによって、考え方もやり方も(もちろん値段も)違います。

うちは、私一人でやっていて、術前のサイズ測定から、施術はもちろんのこと、術後のサイズ測定まで、全部一人でやりますし、今は、術後の経過を診せに来てくれる方メインで、予約を取っていますから、それほどの数はこなせませんし、取っていません。自分ひとりでできる範囲ですね。

(今は、施術後の経過を診せに来れない方も、料金は変わりますが、施術可能は可能ですが。)

アベニューの記事では、なぜかいつも、「痛すぎるけど、効果は抜群!」「痛みに苦手な方はよく考えて」みたいな(今回もそう載っていましたが)内容が載っていて。。。

(「なぜか」ではないのはないんですが。。。)

確かに、アベニューのトゥルスカは効きますよ!熱痛いのを我慢しただけのことはあります。

それは、知っています。この記事は、本当です。いろんな雑誌・TVで、ウソややらせや宣伝が多い中、このアベニューの記事は、ホントにホントです。

トゥルスカは、熱痛いのは熱痛いんですが、患者さんによったら、ケロっとされていらっしゃるし、温度を上げられる方の場合、私が怖くなるくらい、「上げてください、平気だから。」と、普通に眉間をしかめることもなく、おっしゃることがあるので、私が、「いやいや!」と温度を上げるのをためらうこともあるくらい。

どこをあてるのか、そのあてるところの脂肪の量、そして、個人差、体調による、などなど、温度の感じ方が、人それぞれです。

6.4×6.4㎝の1スタンプ 40㎠ のスタンプは、1回あたりの面積が大きいため、深くまで熱も入るので、同じ温度設定なら、他の大きさのスタンプよりも、一番効きます。

ただ、その分、熱痛さも感じやすいと予想しますし、実際、そうであることが多いです。

(記事に載っていたのは、この40㎠のモノでしたね。)

例えば、うちの場合だと、スタンプの大きさをまず選びます。

5×5㎝ =25㎠ のものと、

6.4×6.4㎝ = 40㎠ のものと、

新しいアゴ下や細かいところ用の、5×3.2㎝ = 16㎠ のものの3種類から選びます。

どこをやりたいかにもよりますが、今は、それぞれを組み合わせるのが可能になりましたし、1回に絶対16スタンプ使わなくても、割高ですが、単発で照射が可能にしました。

(ただし、単発の場合は、5スタンプ以上からにしています。

追加は、1スタンプから可能です。)

面積からの、コストパフォーマンスがいいのは、やはり40㎠ で、16スタンプ使用が一番一度に、広い面積をカバーできるので、たくさんの場所をいっぺんにやりたい方には人気です。

例えば、二の腕と、膝と腰、とか、太ももと膝周りとか、腰とおなか、ワキ腹とか。

ふくらはぎと二の腕と腰、とか、様々です。

でも、太っていわけではなく、いわゆる、どちらかと言えば、普通~痩せ体型の方の部分痩せの場合、脂肪が少な目なので、二の腕などは感じやすかったりして。

うちでは、人数が少ないので、個人差かもしれませんが、二の腕は、私もやってみましたが、大きいスタンプよりも、25㎠でやるか、16㎠でやるか、小さ目を勧めています。

カバーできる範囲は減りますが、温度が上げていけます。

また、ホントに痩せている方の場合、スタンプが浮く、と言いますか、全ての面積に、肌がつかないことがあります。

(脂肪のついている方は、十分つきますが。)

二の腕にしても、前側にあてるのか、後側なのか、振袖部分なのか、どこにあてるのかで、微妙に変わってくると思いますが。

大きい面積を、高い温度であてられると、理論上、一番効くわけですが、うちの二の腕のモニターの方で、25㎠で、片腕2スタンプずつしかしていない方がいらっしゃって、25㎠で2スタンプなんて、すっごい小さいので、振袖部分全部もカバーできませんから、どうせ効かないと思うし、もったいないから、止めておいたら?と止めました。

でも、患者さんが、どうしてもやってみたいとおっしゃって、(残り12スタンプを下腹部に使われて、どうしても残りを二の腕にしたい、と言われたのです。)、効かなくてもいいから、とされたんですが、これが、効いたんですね~!!

(写真は、ブログに載せていたと思いますが。。違ったかな?うちに来られた方には、いつもお見せしている写真です。)

これには、私のほうがビックリ!

やってみるもんですね~。

ところが、私には効かないのです。。どして?

私の場合、自分であてているから、あてているところが肝心の場所からずれているのか、脂肪だと思っているところが、実は筋肉が弛んでいるのか、そのモニターさんほど、温度も上げられません。

(なぜか、私は、うちの患者さんほど、温度が上げていけません。。

いける日もあるんですが。。患者さんよりも、熱さを感じやすいです。9割以上の方が、2スタンプ目からは、慣れちゃって、ある程度へっちゃらになるんですが、私は、何スタンプになろうと、ひとり、「アツアツ!」と、熱いお風呂に飛び込んだみたいに、ひとり、アワワワっ!となります。。。どして?

う=ん、、私こそ、温度を上げなければいけないのに。。

効果が悪いのは、また、自分でやる時は、照射中に、他のことをやりながらやったりしますから、温度調整に集中していなくて、温度を上げるのを忘れていたりすることも多々あるからかも。。。)

全然脂肪のついていないふくらはぎで、すっごい温度が上げられる方もいて、ええ=!と私のほうが引く!みたいな方もいらっしゃいます。

(いくら、患者さんがへっちゃら!と言っても場所や脂肪によったら、ある程度で温度を上げるのを止めています。

副作用(火傷など)が心配なので。

高いから、火傷する、というわけでもないですし、こんな温度で?!(しかも、やっている時、患者さんは、わりとへっちゃらだったのに)と、こちらがビックリする時も、ごくまれにあったりします。

(この場合は、水膨れとかではなく、赤みとか腫れとか、一部の内出血やしこりですね。

そういうことが起こることがあるかもしれない、という話をしているので、そうなった患者さん自身は、あまり気にしておられなくて、連絡もされません。自然に消えていくのが大半なので、経過を診せに来た時に、そういえば、そんなことがありました、と思いだしたように言われます。。。

心配だから、電話ください~!と、私がビックリする、みたいな感じです。

そういうことがあった方も、あれくらいなら構わないから、温度上げてください(その分、効くから)を言われるので、どうしようかと悩んでしまいます。。。

結果、安全重視でいきますから、温度はそこまで上げないわけですが。

たまたま、その場所だけの問題なのか、その日の体調やむくみ具合などによるのか、今のところ、よくわかりません。。

1回目はもっと温度が高くて、何も起こらなかったのに、2回目の時、温度は1回目よりも上げていけなかったのに、腫れと赤みが長引いた方もいらっしゃって、どこまで温度を上げていっていいのか、というのが、目下の課題ですね。

やっぱり、一度で最大限の効果を出したいと、私も患者さんも思いますからね。

話を戻します。すみません。

クリニックによって、やり方が違う話でしたね。

温度上げていけませんって!と言っていたところが、上げていける場合もあったりしますから、こればっかりが、当日実際にあててみないとわからないのが現状です。

うちのやり方は、眉間をしかめてまでの我慢は止めてもらっています。

大体の方が、笑いながらおしゃべりしているか、寝ていることも。。

ううー。。。と暴れたくなるくらいという方のほうが圧倒的に少ないです。そこまでの我慢は、今は止めてもらっています。

う~ん、早く終わって、くらいで、十分我慢できる範囲であれば、我慢してもいいですが、そこまで我慢しなくても、というスタンスで、温度は決めています。

なので、記事ほど、「痛すぎる」治療では、うちでは位置づけてはいないのですが。。。

こちらの予想よりも、低い温度の場合は、やはり効果は弱くなるので、それは回数がその分かかってきます。(どこまでボリュームダウンをしたいのかにもよりますが)

誰がしても、大半の方が無理!という場所もありますが、9割以上の方が、「45℃3分以上」という条件は、ほぼ満たします。それは、あまり苦労なく、満たすことが大半です。

それ以上になってくると、どこまで上げるのか、どこまで我慢(?)するのか、という話になってきます。

目安は、BMI が、キュテラ推奨は、28まで、です。

それ以上の方の場合、やってダメではないですが、回数かかりすぎ。。。。

まず、そういう方の場合、全身痩せだし、おそらく、メタボや他の病気があったり、病気予備軍だったりと、部分痩せどころではなく、他にまずやらないといけないことがあったりすることが多いです。

病気も何もなくて、お金も回数も構わない、というのであれば、いいんですが、効率悪すぎではあります。

日本人の場合、BMI が、28以上というのは、かなり少ないかと。

BMI = 25~26くらいまでであれば、やれますが、1か所2回(メーカー推奨 1治療部位 2回が基本)では終われない。。。

減るのは減りますが、人間欲が出てくるので、もっとやりたくなります。2回では済まないです。

(どこをやるのかにもよりますが)

BMI =20以下の方・やるところに脂肪が少ない方は、1回で終わることが多いです。

BMI は、体脂肪を全く計算に入っていないので、筋肉が付いている方はどうしても重くなりますから、BMIだけで、体型を決めるのは所詮無理な話ですが、ある程度の目安としてお考えください。

まあ、あまり女性で、BMIは大きいけど、脂肪があまりなくて、筋肉のせいでした~!みたいな方は、あまり診たことがありません。

プロのアスリートの方などはありえるかもしれませんが。。。

大半の女性が、全体に脂肪がついていたら(付き過ぎていたら)、BMI は、やはり大きいのが常です。悲しい。。。

ご参考までに。

お待たせしました!

顔筋体操やフェイシャルヨガの本命です。

なかなかブログを書く時間がなくてスミマセン。なんか時間がなくて、うまく時間を作れない上に、もう冬眠するのか?!というくらい眠い日があります。

朝、起きたら、繭を作っていたりして。。。

(これは、冬眠ではなく、完全変態でしたね。

「変態」って、変質者のことじゃないですよ。蛹を経て、幼虫から成虫に変わることです。)

 

さて、顔筋体操の前フリを前にしましたね。覚えていらっしゃいますか?

本題です。

 

ちょっと前の学会だったかセミナーだったか、企業主催のものではなく、ちゃんとした学会主催のセミナーだったと思います。

こういうセミナーや講演会は、講演されるのはドクターだけではなく、企業で研究をされていらっしゃる方や全くの異業種の方(とは言っても、健康や美容・老化予防などに何かしら関係していらっしゃる職種)の講演もあったりと、全然違う世界のお話しがあることもあり、目からウロコで、ホホー!とタメになることもしばしば。

 

そのセミナーは、珍しく、顔筋体操というか、そういう講演内容でした。

美容医療をやっているドクターであれば、顔の筋肉を動かせば動かすほど、シワができ、しかもシワが深くなることはわかっているので、へ~?と思って、どんな内容かな、と待っておりました。

講師をされるのは、歯科衛生士の方で、その世界では、どうも有名な方です。

26歳くらいだったような。。。30歳にはまだなっていない若い女性でした。

でも、カリスマ歯科衛生士と、マスコミからは呼ばれそうな、経歴の持ち主だったと思います。

ハリウッドセレブだったか、いわゆるセレブのスゴイ方を顧客に持っていらっしゃるようです。

この若さで、スゴイですね~。ご自分のサロンというか教室というか、そういうのもオープンしておられるようです。

ははー!

 

さて、講演の内容ですが、歯科口腔関係の方は、よく噛め!とやはりおっしゃいます。

前にも言いましたように、歯やアゴの健康のためには、その他もろもろ合わせて、「よく噛む」ことは、そりゃ、いいことがたくさんあります。

でも、エラは大きく成長していきます。

長所もあれば、欠点もある、というか、なんでも二面性があるわけです。

よく噛む話も多少されたかもしれません。この辺はあまり覚えていません。

まあ、当たり前の話ですから。

 

それと、口腔内の健康の話だったかと。

口腔内を健康に保つためには、唾液の量というのが、実はとても大切で、年齢とともに、唾液は減ってきます。

唾液が減ることで、口腔内の洗浄がうまくいかず、口腔内にいらん細菌が増えたり、そのせいの口臭が出ることもあります。

唾液が少ないので、うまく消化もいきません。飲み込むのも、ちょっとつらくなったりと、年を重ねると、どなたでも、遅かれ早かれ、いろいろ出てくるのです。

 

「唾液を増やす顔筋体操」を伝授します!となり、さあ、みなさんもご一緒に!と声をかけられます。

 

さすが、有名な方ですから、(講演会も慣れていらっしゃるようで)、お話しがとてもお上手で、話も持って行き方、乗せ方がとてもうまいです。

こういう話で、人を引き込む、というのが、「カリスマ性」というものなのだな、と私は思うんですが。

 

唾液を増やす方法というのは、舌で、歯茎の上(唇と歯茎の間)をなぞる顔筋体操です。

芸人のシルクさんが、口の中をぐるぐる回しておられた、アレです。

前フリの話、覚えていらっしゃいます?

患者さんのお母様が、この体操をしていたって話。

唾液を出すためなら、それは、正解です!

(試しにやってみてください。その場所には、唾液腺がたくさんあるので、舌で刺激すると、唾液が確かに、ダ=っと出てきます。

おお==!!スゴイっ!!)

後日談ですが、先日来られた患者さんが、俳優の渡辺博之さんが、このグルグル体操をTVで、口の周りのシワが取れる、とか言って、放送されていたそうです。

シルクさん以外にも、多くのタレントさんが、TVで言っていた模様ですから、唾液の話でお母様がされていたのか、シワが取れると思ってされていたのか(シワは取れないでしょう。。)、それは、わかりません。

でも、唾液を出すために、食事前とか、口が渇いて困っている時など、刺激してあげるのは、健康のためにもとてもいいと思います。

(だからって、TV見ながら、何時間も、とかは、やりすぎだと思いますよ。

唾液の減る病気でもない限り、やりすぎはいけません。

なんでも、ほどほどに。。)

 

さて、その歯科衛生士さんに、一緒にやりましょう!と声をかけられ、私も含め、和まりのドクター方は、ぐるぐる回しておられました。

 

私は、目が悪く、普段はコンタクトレンズなんですが、過矯正はしていなくて、レーザーが当てやすいように、手元重視している程度にしか矯正していません。

学会会場やスライドによっては、とても見にくいことがあり、可能な限り、前のほうの席に座って参加していることが多いです。

ヘタすると、前から2~3列目に座っていることも多く、前から1~3列目くらいの、会場の左右の席だと、座長席や演者席・次演者席だったりして、周りに、結構学会の重鎮や有名な先生方がたくさん座っておられることがあります。学会にもよりますが。

 

このセミナーの時も、私は前のほうにいまして、私から見える席には、エライ先生方が座っていらっしゃいました。

一緒にやりましょう!となった時も、私から見える範囲では、先生方もされていらっしゃいました。

このあたりくらいまでは、おかしな話ではなかったんですが。。。

講演の後半くらいからか、半ばというか、ここからがどうも本番だったようで。。。

いよいよ、顔筋体操の始まりです。

患者さんの症例写真が出て、その方の勧めた顔筋体操で、目が大きくなった中学生の話とか、いろいろ。。

ほっぺを膨らますんだったか、口をすぼめるんだったか、なんか忘れましたが(やるつもりがないので)、法令線をなくすだか、浅くするだか、そのために、そのお勧めする顔筋体操をやろう!という話の流れでして。。。

 

「さあ!ご一緒に!」

と言われた時、私はもちろんやりませんし、私から見える範囲では、どなたもされませんでした。

(まあ、当たり前かな、と。)

後ろを振り返って見ていないので、一体どれだけのドクターが、その顔筋体操をされたのかは、わかりません。

ただ、その衛生士さんが、とてもとまどっていらっしゃって、(おそらく、全然誰もやっていないから。。。)、いつもの講演会であれば、ここは一番の見せ場なんでしょうね~。

一番会場が盛り上がるところで、和気あいあいと笑い声も出てくるところが、多分全然している人がいないようで。。。。

(まあ、当たり前かな、と。)

 

「みなさん、お疲れですかね。。。」みたいなコメントをされていらっしゃいました。

(おそらく、口の周りのグルグル体操は、みんなしてたんだと思います。

会場内は、和気あいあいで、「どうですか~?スゴイでしょう~!」みたいに、話が進んでいましたから。)

 

ホントだったら、この見せ場で、ワッ!と盛り上がって講演は終わるでしょうけど、しらけたわけではありませんが、シーンというか、盛り下がったというか、不完全燃焼な感じで講演が終わったように感じました。

200~300人くらいいるドクター相手(しかも美容専門の)に、よくこの人、講演、引き受けたな、とそのことに、私は感銘を受けましたね~。

 

ちなみに、顔も体と同じで、年と共に、顔の筋肉もたるんでいくし、ブルドッグみたいに、下に下がっていきます。

そりゃ、顔の筋肉も、ある程度鍛えられていて、しっかりと支持機能が保たれていれば、弛む・下に下がる、というのは、ある程度防げるのかもしれません。

ですが、顔と顔以外の筋肉の最大の差は、顔の筋肉は皮膚と一枚でくっついているんです。体はひっついていません。筋肉の複雑な絡み合いも、体にはありませんしね。

腕を動かしても、関節以外は、シワが出ないでしょ?

でも、眉毛を動かす、目をギュッとつぶる、口をすぼめるなど、筋肉を使えば、顔はシワだらけです。

顔の構造は、かまぼこ板と同じです。

板だけ動かす、かまぼこだけ動かす、って、できないんです。

筋肉が動くと、皮膚が絶対一緒に動きます。

筋肉は、伸び縮みをしますから、皮膚は、そのたびに、折りたたまれ、溝を作るわけです。シワの完成ですね。

同じ動きばかりしていると、溝が深くなり、シワは完全に固定してしまって、もう戻せません。体と全然話が違うんです。

筋肉だけ動かす、というのは、顔である以上、不可能なんです。

顔筋体操で、ほっぺの筋肉を鍛えれば、多少、法令線が下に下がるのが、マシになるのかもしれません。でも、マシになるほど、筋トレしたら、おそらく、法令線に、折りたたみジワは、かなりくっきり出ますよ。

表情の豊かな方、不自然に口角だけ上げている方もそうですが、口周りの筋肉を使うから、口周りにシワが多いです。仕方ないです。

法令線を浅くするのは、注入剤で比較的簡単に浅く見せることはできますが、表面の細かい、折りたたみジワは、結構消せませんよ。ある程度浅くはできるのはできますが。。。

ヒアルロン酸の柔らかいヤツや、水光注射(種類や手技にもよるでしょうけど)など、細かく打てば、多少マシにはなることもありますが、そういうのは、表面の浅いところに入れるの場合は、吸収も早いし、もちろん内出血・腫れのリスクもあるし、その割に、消せるわけでもなく、効果に患者さんが満足されるかどうかは、意見がわかれるところ。

法令線を浅くするほどの満足感は得にくいかも、トータルで考えたら。

 

シワ増やしてまで、マシになるかどうかもわからないタルミのために、顔筋体操をする意味が、私にはわかりませんね~。

こういうセミナーの場合、学会発表ではありませんから、講演をしてくださった方に何か質問をする(誰かが)というのは、マナーになります。

普通の講演であれば、どなたかが興味があるわけで、質問する人数を制限するくらいのことも多いです。

決まって、質問される先生もいらっしゃいます。

会場から質問がなければ、座長の先生が質問されたり、会場のどなたかに話を振ったり、と座長の先生の腕の見せ所です。

「質問をする」というのが、興味がある証拠、と言えば、そうなるわけですが、会場は、ものすごい数のドクターがいて、その前で、あまりに当たり前すぎる、今更そんなことも知らんの?的な質問だったら恥ずかしいですし、話もちゃんと聴いていないと質問も見当違いになったりしますし、(話が難しすぎて質問が出ないこともありますが)、考え方が違うからと言って、面と向かって難癖つけるというのもどうでしょう、という感じですし(学会発表は違いますよ。対極にあるドクターがいろいろ意見も言われて、活発に議論されます。)、反対意見の場合は、やんわりとご自分の意見を述べる、というのが大人なマナーですかね。

こういう講演会では、よほど有名なドクターでない限り、質問の前に、自分の所属と氏名・お礼を一通り言うのが常識と言えば常識です。

この質問をする、というのは、結構勇気というか、絶対聴きたい!と自分を奮い立たせないとなかなかできない(質問したくても)、ということもあります。(何百人の前で、自分が意見をするわけですから。演者でもないのに。)

 

さて、この講演が終わり、座長の先生が、どなたかご質問を、となりましたが、どなたも質問されません。。。

盛り下がったまま、というか、う~ん。。。ちょっと質問しにくいというか、次元が違いすぎるというか。。。なんというか。。。難しいですね。。

ドクターで、顔筋体操をしてタルミの改善!なんて、こういう場でもし言ったら、それでも医者か!と、あきれられて無視されるか、袋叩き(反論でね)か、どちらかだと思いますが、美容専門のドクターでない方に、ましてわざわざ講演をしに来てくださった方に、噛みつく人はさすがにいないでしょう。。おとなげないというか。。。土俵が違うんだし、ドクター何百人 VS 相手はお一人ですから、それもね。。。あんまりね。。。

 

すると、学会で知らない人はいない、というくらい有名な先生が、質問をされました。

お礼も述べられ、実におだやかに、スマートに、

「そういう体操をすると、シワが増えると言われていますが、その辺はどうですか?」

とものすごく丁寧に質問されました。

 

→「はい、それは私もわかっています。」

(そうか、わかっているのか。じゃあ、なんで?人にさせるわけ?)

「患者さんには、小さいシワと、大きなタルミと、どっちがイヤですか?とお話しして、選んでいただいています。」

自信をもって、はっきり元気に言われました。確信を持っておられますね~。

 

。。。。。。

 

ふ~む。。。。

そんなことを言われたら、誰だって、素人さんは、大きなタルミがイヤ、って言うに決まってるじゃないですかね。

実に、うまい言い方です。

勉強になりますね~。

こりゃ、素人さんは、やっちゃうな~。

 

前にも書きましたが、倍賞美津子さんのシワ。

あれを見て、「小さいシワ」と言える方、いますか?

私は小さいとは思いませんね~。

シワの出やすい皮膚や骨格の方って、いらっしゃいます。

白人とかそうです。

日本人でも、白人のような皮膚や骨格で、シワの目立つ・出やすい方って、いらっしゃいます。

表情が豊かなだけで、シワが増えていない場合もあるかもしれません。

もちろん、紫外線や活性酸素など、様々な老化の要素も加わってくるので、「シワ=顔動かしすぎ」というわけではありません。

ただ、表情ジワは、やはり動かしている回数に、かなり関わってくるでしょう。増強されるというか。。

 

その衛生士さんは、まだ20代と若く、顧客だという写真を出しておられたセレブ(だったか)の方も若く、まだまだみなさん、シワに悩む年齢ではありません。これからですね。

 

自分がとても信じていることを人に話してわかってもらおうとする場合、確信もあって、気持ちもこもりると、言葉に説得力があります。

いわゆる「カリスマ性」があると言われる方は、話の内容も話し方も上手で、言葉にとても力があるのを感じます。

そういう方が、自信を持って勧めるわけですから、鬼に金棒ですね。

そりゃ、素人さん、やるでしょ。

 

なんでもそうですが、プラセボ効果って、最初、2割くらいの方がよくなることが多いようです。

(昔、日本皮膚科学会で、アトピービジネスが大問題になった時に、アトピービジネスのプラセボ効果について、発表があり、最初、2割の患者さんが症状の改善を言われました。

例えば、たたの水道水を渡して、「神の水」とかなんとか言って、絶対アトピーがこれで治ります、とか完全に信じ込ませ、患者さんも信じた場合ですね。

あとの、7割は、不変と悪化です。

最初の2割も、効くわけありませんから、その後、不変・悪化に変わっていました。

信じることって、恐ろしいんですよ、ホントに。

なので、何の治療をするにしても、もうやるなら、「効く!」と思ってやるほうが、よりよく効くと思います。

どんなにいい治療でも、絶対効かない!とか、イヤだなイヤだな、と思いながら治療をしていると、多分、効きは悪くなると思います。

病は気から、っていうのは、正しいわけです。)

TVや雑誌やいろんな広告で、「劇的に効いた!」みたいな宣伝文句があり、何人かは、確かに効いたのかもしれません。

(いつまで効果が続いたのかは別として)

そういう意味では、「効いた!」というのは、ウソにはならないのかもしれません。

でも、医療は、それでは困るんです。

いくら個人差がある、と言っても、たまたま、この人には効いた、というのは、医療ではありえません。

病院行って、「たまたま効くかもしれない」薬や治療をされたら、困っちゃいますよね。

効く治療して~!ってね。

そんなのは、ただの、おまじないです。たまたま、その人自身の力で、良くなったんだと思います。たまたまね。

命のかかわる病気の話は、ちょっと置いておいて、

私たち美容医療をしている医者が求めるのは、ある程度なにかしらの効果をお約束できる治療や薬です。

その約束の裏には、ちゃんと科学的な実証があるものです。(実証の信憑性など細かい問題はいろいろありますが)

でないと、患者さんに、約束できませんから。「たまたま」では、医療は困るんです。

個人差ありますが、ちょっとでも少なくなるように、少しでも早く良く効くために、いろいろと検証したり、検証されているものを取り入れているわけです。

科学がキライな方は、クリニックには来ないで、頑張って、おまじないを続けてください。

個人の自由ですから~。

おまじないは、心の支えにはなりますが、大きな期待はされないほうが。。。所詮、おまじないですから。

(美容医療でも、あまりに大きな期待は禁物だというのに)

 

チチンプイプイ~♪

 

 

 

 

 

 

 

お待たせしました。

顔筋体操・フェイシャルヨガの話です。

ですが、その前に、ちょっと前フリです。

話が長くなりそうなので、先に、フッておきます。

 

かな~り前の話ですが、患者さんから処置中に聞かれましたが、患者さんのお母様が、舌で、歯茎に沿って、動かす顔筋体操をされていたそうです。

(唇と歯の間の隙間のところを、舌で、ぐる~っと回す運動です。

よく、お笑いのシルクさんが、口周りのシワがなくなる、と言って、TVや雑誌で昔やってましたよね。今もしているのか知りませんが。。。

ちなみに、そんなことで、シワがなくなるかっ!と私はもちろん思っていますし、うちの患者さんには勧めていません。やっている、とおっしゃったら、止めてください、と止めてもらっています。

そんなにやりたいなら、好きなだけやったらいいですが、(私が困るわけでなし)、タイタンやジェネシスやボトックス・ヒアルロン酸などで、シワの治療をうちで受けておられる方が、そういうことを止めるように言っているのに、止めない方は、うちでの治療をお断りしています。

医学的に根拠のない、巷の情報を信じて、指示に従っていただけない方の治療は、せっかくの医療の効果の妨げをされるので、理解しておられないと判断して、お断りしています。)

 

「この体操はいいんですか?」と聞かれ、もちろん、私が勧めているわけではないですから私に聞かれても、一体何にいいのか、さっぱりわかりませんが、

「何の目的で、その体操をお母様はされているんですか?」と逆にお聞きしたら、わかりません、とのことでした。

どんな番組で、誰が勧めていたのか、それもご存知ないそうで、とにかく、家に帰ったら、お母様がされているので、詳細をお母様に聞いても、とにかくTVでいいって言っていたから、という感じだったようです。

 

化粧品でも、スキンケアの方法でも、美容医療でも薬でもサプリでもなんでもそうですが、まず、何のためのやるのか?目的が大事なわけです。

目的によって、やったほうがいいのか、止めておくほうがいいのか、なんでも二面性がありますから、立場が変われば、意見も変わるわけです。

次に、誰が言っているのか?

(どなたが言っているのか、も大事ですが、番組にもよります。

例えば、「ためしてガッテン!」だと、毎回全部を観ているわけではないですが、各分野の(医療に関しては)学会で有名な方を呼ばれて、意見を参考にされて番組が構成冴えているように思います。

学会で有名、というのも、もちろんいい意味での有名で、大勢の関係者が、あの先生なら、とうなづけるような方を呼んできていらっしゃるかと思います。

ふざけていて、根拠もないのに、インパクトだけド~ンとあって、視聴率目的しかないのか?!というような意見は、そう取り上げてはいらっしゃらないように思って観ています。

なので、「ガッテン!」に出ていらっしゃると、この先生は有名なエライ先生なんだろうな~、と思ってしまう節もあり、ちょっと洗脳されてますか?

私は皮膚科医ですが、今は、専門がどんどん分かれていて、学生の時に習ったことは、もう全然古くなっていて、医学の進歩は凄まじいものがあります。

内科や外科、皮膚科以外のことは、もう全然わからないし、皮膚科のことにしたって、最新の医療(病気のほうのね)なんか、もう全然わかりません。

皮膚科学会に行っても、美容医療(に関する)セクションを聞いていたら、皮膚の悪性腫瘍やアトピーのこととか聴けません。聴ける時間があっても、企業セミナーや展示を観に行ったりしていますから、自分と直接関係のない専門分野までは、もう勉強している時間がありません。

ちょっとした学会誌やセミナーのついでに、小耳にはさんで、ほー、今はそうなのか。。と勉強をちょっとするくらいです。

なので、皮膚科以外になると、もっとわかりませんが、それでも、「ガッテン!」に出て来られる先生方のお話しは、とてもわかりやすく、タメになるし、なるほど!と合点のいく話で、さすが、ガッテン!と思っちゃいます。

民放の番組だと、もっともらしく放送されていても、特殊な場合の話だったり、そういうこともあるだろう、という話だったり、「ホンマか~?!」と疑って調べた方がいいな、と思ってしまうことから比べると、雲泥の差かな、と思います。

当たり触りのないことなら、ドクターであれば、ネットでちょっと調べたら、適当になんか言えるのかもしれませんが、やはりそこは、その分野の第一線のドクターがおっしゃっているのとでは、中身の厚さが全然違います。

適当なコメントの、なんと薄っぺらいことか・・・・。

最近は、そういうちゃんとしたドクターと、医師免許のあるタレントさんとが、同じ番組内で、同じようにコメントを言ったりする番組があるので、視聴者の方からしたら、かなりややこしいし、何を信じていいのかわかりませんよね。もっともらしく作ってあったりしますしね。

 

え~っと、なんの話でしたっけ。。。?

そうそう、誰が言っているのか?

それを勧めているのは、美容医療専門のドクターですか?

それとも、メイクアップアーティストの方?オカマさん? 自称、美道家という方?(この、美道家って、一体、何なんでしょうね。。。)、ビューティアドバイザーとかいう方? 歯医者さん?ドクター?ドクターでも、どこの誰?何が専門?ホントに専門?ちゃんと医者やってる?などなど。。

一体、誰が言っているんですか?

それで何を根拠に言っているわけ?信じられるの?

ひとつの意見として、情報として、聞いておくのはいいですが、どうして、TVで言っていた、というだけで、そのまま信じますかね。

信じて、勝手にやっておいて、効果が出なかったり、副作用が出たりして、「信じてやったのに!!」と言ったところで、TVは、責任取ってくれないですよ。

調べもせずに、信じて、困るのは、貴女ですよ。

 

このブログでもよく出てくる、「よく噛む」という行為。

顔筋体操でもよく出てきますか?

まず、「よく噛む」ことの長所ですが、

①唾液もたくさん出て、噛むことで食物が細かくなるし、消化が良くなる→胃腸にはとてもいいです。

②早く満腹に感じやすい→ダイエットに役立つ

③アゴの骨や歯の発育にいいらしいですね。歯医者さんは、よく噛むことをとても勧められますね。

④脳の活性化に役立つらしいです。ボケ予防にもいい、と言われていたりしてますね。

⑤噛むことで、筋肉を使うので、血行が良くなる

あら、いいことだらけですね~。

 

では、欠点。

①エラ(咬筋)が大きくなる(筋トレしているわけですから)→顔がでかくなる・四角くなる

 

「よく噛む」ことは、とてもいいことです、特に、健康の面において。

私も、よく噛んで食べれば、それだけで、もうちょっと痩せるのに、と思います。

でも、お金を払って、エラボトックスをしに来ているのに、ガムを噛んだりスルメを噛んだり、というのは、勧めていません。

アンタが筋トレして、どうするっ?!(ボトックスで、動きを止めにいくわけですから)

食事で根菜類を食べるとか、食事中によく噛むのは、止めはしませんが、1口につき、30回噛むとか、100回(!)噛むとかしていると、そりゃ~、エラは、とっても大きくなると思いますよ。

もともと、エラの大き目の方は、年々、エラ、大きくなっていませんか?

それは、筋トレしている年数が長くなって、ますます鍛えられているから、エラの筋肉が大きく立派になっていっているです。

 

歯ぎしりの治療でも、ボトックスをすることがあります。

歯ぎしりするから、エラが大きく強くなるのか、エラが大きいから、歯ぎしりがきつくなるのか、鶏か卵か、みたいなもんですが。。。。

スポーツ選手の方で、奥歯を食いしばるのに、ボトックスすると、食いしばることができなくなるので、わざとやらない(食いしばりたいから)、とおっしゃる方もいらっしゃるので、好みは人それぞれです。

何をどうしたいのか。

それによって、「よく噛む」ですら、全然おススめ度が変わるわけです。

目的が違ったら、貴女の苦労は、水の泡どころか、逆効果なわけですよ。

 

最初の話に戻します。

舌をぐるぐる回して、歯茎のところを舐めて、一体、何をしたいのか?

それで、何の恩恵をあずかろうとしているのか、目的がはっきりしていて、しかも根拠があるなら、良いと思いますが、目的も根拠もなく、一生懸命やったって、意味ないどころか、逆効果かも?!

目的がわかっていないなら、はっきりわかるまで、やらないほうがいいです。

 

どっちにしても、そんなことで、その周辺の血行くらいは良くなるでしょうけど、シワが消えるわけでなし、舌で皮膚を伸ばすことになるから、鼻下、弛みますよ、意味がわからないなら、止めておかれたらどうですか?と、患者さんにはお答えしました。

(ちょっとやったくらいで、鼻下伸びませんけどね、こういうのって、みなさん、TV観ながら、何時間もやっていたりしますからね。なんでもやりすぎなんですよ。やればいいってものではないですよ、仮にとても良いことだったとしても。)

 

さて、顔筋体操の前フリは、ここまでです。

何の目的でするのか、よく覚えておいてくださいね。

 

 

 

 

今日が今年最後の診療日となりました。

おかげさまで忙しくも充実した1日を送ることができました。最後の〆の日に、充実させていただくことができて、感謝いたします。

(スタッフの手が足らず、お電話に出ることができず、お電話をいただいた方には、ご迷惑をおかけしたかもしれません。申し訳ありません。)

電話は、1月4日土曜日にならないと通じませんが、この休みの間に、何かご心配なことなどございましたら、どうぞご遠慮なく、(メールアドレスをお渡ししている方は)メールでお問い合わせください。

24時間体制ではありませんが、お返事いたします。(すぐに、というのは無理ですよ。)

最近来られた方は大丈夫だと思いますが、全然来られていない方は、肌のことを聞かれても、診ていないので、わかりませんよ。一般的な話しかできませんので、その編はご了承ください。

最近来られた方も、フルネームと、いつ、何をしたのか、というのは、書いてくださいね。

メールを見た時に、必ずしもカルテがあるわけではないので、覚えていなかったり、あやふやだと、一般的な話になっちゃうかもしれません。

 

今年1年、多くの患者さんに、遠方からも来ていただき、当院の治療方針をご理解いただき、治療を受けていただいて、本当にありがとうございました。

感謝いたします。

私のしている治療や指導は、そんな特別なことではないので、綺麗になったり、いろいろ改善された方は、患者さんご自身がスキンケア・ヘアケアなど頑張られた結果です。

私は、それのちょっとだけ手助けしただけですから。

患者さんが良くなっていただいて、本当に心から嬉しいです。

改善していく経過を診ていくのが大好きなんですよね~。

(レーザーで、毛穴が小さくなっているとか、シミが薄くなっているとか、全患者さんの経過を(全部一人で施術しますから)診てますので、変化の違いを堪能させていただきました。

いつも一人、心の中で、「おおっ?!」と声を上げております。)

結果を独り占めです~♡

 

また、業者の方々にも大変お世話になり、いろいろ勉強させていただきました。

今年は、業者さんを通じても、多くの方とお話しさせていただく機会を与えていただき、本当に視野が広がった一年でした。

ありがとうございます。

私を陰でささえてくれたスタッフ・家族にもこの場を借り増して、ありがとう!

おかげさまで、一年、無事に外来を終えることができました。

また、治療をされていらっしゃらない方も、普段のスキンケアに、少しでも何かお役にたてたのであれば、幸いです。

不必要な、おかしな化粧品やスキンケア、はたまたおかしなエステなどのわかわからん施術の誘惑に打ち勝って、本当に必要なことだけを、その方自身で、ある程度選択できるようになっていただければ、理想です。

あくまでも、その方自身が主導であって、広告や宣伝にのせられるのではなく、ご自身で、「こっちが利用してやる!」くらいの勢いで、化粧品の購入や施術ができればいいと思うんですが。。。

世の中には、まだまだいいものがたくさんあり、マイナーなために、あまり知られていないものが、私がまだ知らないものを含めて、たくさんあると思います。

良いモノ・良いことって、なかなか広がらないんですよね。。

良いモノばかりに出会えたらいいんですが、なかなか、宣伝のほうが勝ちますからね、そういうわけにもいきません。

消費者がどんどん賢くなって、おかしな広告は、どんどん跳ね返してくださいね!

市販の化粧品で、そうそう高いモノはいりませんよ、ホントに!

そんなものより、スキンケア、頑張ってくださいね!一生モノですから!

 

良いモノと言えば、大島椿の方から連絡があり、私が先日紹介した「アトピコ スキンヘルスケア」、医療機関、および、調剤薬局限定で、現在流通しているそうです。

(なので、どこのドラッグストアでも、売っているわけではないんですね。)

大変、失礼しました。

椿オイル自体は、どのラインも、椿オイル100%なので、どのラインでも、あまり変わらないのかな、と思っています。

精製度が違うので、商品によって、サラサラ度は微妙に違うかもしれません。

でも、どのラインにも、無色透明の椿オイルがありますから、無色透明シリーズでは、あまり差はないのかも、と勝手に思っています。

また、大島椿の方に聞いておきますね。

(洗浄以外の、保湿のシリーズが充実しているのは(油以外で)、このアトピコ スキンヘルスケアシリーズだけだと思います。詳しくは、処置中などにお聞きください。)

 

大島椿の方から、「うちの患者さんのキャンペーンによろしければどうぞ」と、椿油をいただきました。

ありがとうございます。

1月のキャンペーンにぜひ使わせていただきます。

無料でくださったので、もちろん、患者さんにも無料でプレゼントです!

ただ、数に限りがありますので、キャンペーン内容はまた考えておきます。

(それでも、早い者勝ちかな、と。。。すみません。)

すみません、1月のキャンペーン、まだ考えていません。。。

今年も、大勢の方から、たくさんの食べ物をいただきました!(食べ物以外も)

この場をお借りして、お礼を申し上げます。

スタッフ共々、診療の合間にいただき、ひと時の癒しとなり(またまた私の脂肪となり)、大変助かりました。

あるいは、診療が終わってから、楽しみに皆でいただきました。

ありがとございます。

(今年に限らず、来年もですが、ホントに、お気持ちだけで十分ですよ~!そう思っていただく気持ちがありがたいので。)

 

今年一番の目玉は、やはりトゥルースカルプでしょうか。

何故か日本で一番最初に購入してしまい、一番最初ということは、学会発表もしなきゃね。。と、学会発表も、もんのすごく久しぶりにやり、そのおかげで、多くの著名な先生方とお話しする機会ができ、とても有意義な一年でした。

16㎠の小さいサイズのハンドピースも、購入したことですし、来年も学会発表決定ですね。

私の場合、皮膚を切り取った検査や血液検査をしているわけではないので、学術的なことは全然発表できないんですが、いわゆる臨床経過のご報告ですね。

私なりの見解なので、それをきっかけにして、大学病院や大きな病院で、学術的なことを発表していただけるととてもありがたいのですが。。。

(大学病院は、厚労省が認可していない医療機器を簡単に入れて患者さんに治療していく、というのがなかなかできません。

その辺が、一番開業医と違うところです。自由が利かないというか。

なので、最新の、特に美容に関する医療機器は、開業医が一番に買って、いろいろ試して、業界に広まっていく、というのが一般的でしょうか。。)

キュテラの、XEO(タイタン・ジェネシス・ライムライト・アキュチップなどがのっている総合治療機です)が欲しくて開業した、と言っても過言ではありませんが

(いや、ちょっと過言ですが。。)

トゥルースカルプは、それと同等の、いや、それ以上に、私にとって大事な機械になりました。

 

先日、キュテラの担当の方と話をしていた時に、トゥルースカルプを愛用しているドクターから、一言ずつコメントをもらっているので、私も一言、と言われ、

「トゥルスカがあって、よかった。。」

「トゥルスカなしでは、生きていけません。」

「ダイエットのやる気をなくさせる悪魔の機械。」と3つ言ったら、

最後の、「悪魔の機械」を、「いい機械」に変えましょうか?と言われたので、「いえ、悪魔の機械で!」と言ったら、「どうやって、訳そうかな。。。アメリカ本社で却下されるかも。。。」と言われしまいました。。。

まさに、悪魔の機械~。フハハハ==!!

(先日、家族から、トゥルスカをやっているのに、お菓子を食べてばかりいたので、「そんなことばかりしていたら、病気になる!」と怒られてしまいました。。。ハハハ。。。。

患者さんと比べて、私や、トゥルスカをやっているのに太る方というのは、やはり効果が出ても、効果は悪いです。食べすぎてたら、食べ過ぎた分だけ、もったいないことに。。。

ちょっと反省。。。また、最近、糖質制限を、ちょこっと本格的に(?)始めました。。。できる範囲で。。。)

 

次のヒットは、やはり、クリニカタナカの田中先生の開発された、「ドクターエビーゼ」の化粧品ですね!

オイルと日焼け止め、最高です~♡

まだ、自分の顔に、レーザー治療jをする時間がないんですが、ついつい先延ばしにしちゃうくらい、この化粧品に助けてもらっているのかも。。

いいわ~♡

(エビーゼのオイルが、来年1月11日(から発送分)から変わります。

アスコルビン酸やATPなど大事な成分の濃度などは従来と同じだそうなので、安心されてください。

もう少し、保湿効果を持たすために、基剤のオイルの配合がちょっと変わるようです。

なので、新しいのが来るまでは、(うちの場合)前の在庫が無くなったら、下手すると、オイルが切れる可能性ありです。

(日焼け止めは、変更なしです。)

患者さんの買うための在庫が無くなったらいけないと思って、昨日私の手持ちのオイルが切れましたが、自分の分を買うのを我慢しています。。。ううう。。。欲しい。。。

次のヒットは、目の下のヒアルロン酸ですね。

鈍針(丸い針)を使ったら、思った以上に、内出血がなく、思った以上に、なじみやすく、結構いいかも~♡

(あくまでも、私が、以前より思った以上に、ということですよ。魔法みたいに、20歳みたいになれるわけではないですよ。)

食わず嫌いならぬ、やらず嫌いだったのかしらん。。

(と言っても、最近になって、やっと、いろんな種類の鈍針が出てきて、わりとポピュラーになってきました。それまで高かったり、手技のセミナーも少なかったりと、はじめにくい環境でしたかね、と言いつつ、きっかけは、自分の目の下の凹みが気になりだしたことでした。

自分にまず試せることがじゃないと、患者さんにいきなりできませんからね。)

 

この3つが、ダントツに、今年の私のお気に入り、というか、トピックでした。

来年も、新しいことで、いいかな、と思うことがあれば仕入れてきます。

なるべくダウンタイムのない、痛くない治療がいいな。

不自然ではなく、自然に近いことで。

来年も学会発表頑張ります!

少しでも学術的なことが発表できるように。

従来までの治療にしても、もっとなにか新しい使い方ができないか、今までのやり方でももっと技を磨いていけないか、力を入れていきますね!

新しい化粧品も、探しています!(これは、毎日いつもです。)

いろんなコンセプトの化粧品があったほうが、いろんな方の肌や悩みに答えることができると思うんですが、できればこれも、ダウンタイムのない化粧品がいいな。シンプルなモノか、とてもよく効くもの。

比較的、どなたでも、安心して使えるようなモノが理想です。

今のシリーズのモノでも、新商品情報はあるので、春が楽しみです~♡

 

より一層切磋琢磨していきます!体重ばかり成長するのではなく、人間として成長していくように頑張ります!

「世の中にいいことは広めたい委員会」「おかしなことはやらない委員会(違ったっけ?)」の活動も引き続き、委員長として、地味~にやっていくつもりです。

少しでも多くの方が、おかしなことにひっかからなくて済むように、応援お願いいたします!

(顔筋体操・フェイシャルヨガの話がまだ途中でしたね。この休みの間に、なんとか書きますね。)

いいことは広めてくださいね!

来年は、みなさんにとっても私のとっても、とてもいい年です!ホントです!

来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

年末年始は、やはり注射系が多いですね。

うちは、手術をやらないので、そうそうダウンタイムのある治療って、ありません。

テープを貼る炭酸ガスレーザーか、注射系くらいでしょうか。

注射と言っても、ボトックスやヒアルロン酸やレディエッセですから、そんなムチャクチャ血が出るわけではありませんが、内出血のリスクはゼロではないので、大事な用事の直前にする、というのは、私個人的にはおススメしていません。

患者さんがそれでもいいなら(コンシーラーも用意したとか、慣れていらっしゃる方とか。内出血に慣れているのではなく、なにかあっても、まあこういうこともあるか、と美容医療に対して理解しておられて、前向きな方のことです)、もちろんやりますが。

それほど気にされない方は、普段でも普通にされます。

でも、かなり気になる、もし内出血や腫れが思ったよりひどかったら、どうしよう~!と、気が気でない方は、やはり長期の休み前にされるのが、安心かな、と。

年末年始、イベントも増えますから、そういう意味でも、早めにやって、落ち着かせておく、という方も多いです。

イベントに合わせて、2週間以上前には終わらせて、最高の状態にもっていく、というのは理想でしょうか。

2週間あれば、腫れ・内出血があっても、まあ、たいがい引きますものね。よほどのことがない限り。普通は、そこまでかかりませんが、慎重に慎重を重ねて、ホントに大事な用事の時は、これくらいのほうがおススメです。

なじむのにも、1~2週間あったほうが、より自然です。

 

モニターの方の写真を、私がまだ整理できていないので、お見せできないのですが、

(ホント、すみません。。。)

目の下の凹み、もちのいいほうのヒアルロン酸、以前にブログでも、なじむのに時間がかかります、とお伝えしていた分です。

結構、大目にいれると、ホント、減りません。

私が9月の始めに、自分で入れ過ぎた分、まだ減りませんからね。

だいぶ、なじみはしましたが。。。私としては、もうちょっと減ってほしい。。。

(もうちょっと減ると思ってました。。。うう。。。)

 

モニターの患者さんやモニター以外の方でも、結構、いい感じです。

やっぱり、鏡を見て自分で手を反対向きにしてやるのとは、大違いですね。

やっぱ、やりやすいわ~。(って、当たり前ですが。。)

エセリスソフトに比べて、なじむのに時間かかりますよ、とかなり脅して(?)処置させていただきましたが、あら、自然じゃない?

(モニターの方からは、エセリスソフトの時よりもいい、と言っていただきました。

エセリスソフトをされていて、やっぱり吸収が早いので、もちのいいほうにされました。)

今のところ、思った以上に、とてもいいです。吸収も遅いし。

 

エセリスソフトも、多めにいれると、吸収遅いんですけどね。(場所にもよりますが)

 

今は、ソフトのほうももちのいいほうも、カニューラという鈍針(先の尖っていない針)を使ってやっていますが(目の下とかの凹みの場合。シワではなく。)、カニューラを入れる穴は、一回り大きな針で、孔をあけないと刺さらないのですが、この穴をなるべく小さくしようとすると、カニューラがうまく入っていきません。

何度かやり直しをして、入りやすいところを探すわけですが、いくら1穴と言っても、何度も同じところをいじられるのって、皮膚のダメージも気になるし、触っているうちに、内出血や腫れも助長するかもしれないし、患者さんも気持ち悪いと思います。

なので、今は、小さい穴の時も、全例、局所麻酔をしてから、穴をあけています。

(前までは、一番小さい穴の時は、麻酔はしていませんでした。)

そのほうが、患者さんも楽だし、私もやりやすいから、結果、皮膚のダメージはマシかな、と。

(この局所麻酔は、料金は込みです。別途必要ありません。)

先日、目の下の凹みで注入希望された患者さんが、とても喜んでいらっしゃいましたが、凹みで悩んでいたから、多少、膨らんでも、気にしません、とおっしゃってました。

うーん、なるほど。。

でも、やっぱり、膨らんだら膨らんだで、結構気になりますよ~。

今の私の状態って、もう気にしていませんが、最初、入れすぎてなじむまで、自分でも、アチャチャ!と思ってましたし、業者さんとか美容医療をよく知っていらっしゃる方も、アチャー!と思ってらしたでしょうし。。仲のいい担当の方は、「疲れていらっしゃるんですが?」と

遠慮がちに声をかけてくださったので、「いえ、ヒアルロン酸を入れすぎました。。。」と答えてました。ハハハ。。

その後、針も変えたから、やりやすくなりました。

(針を変えてからは、自分にはまだやっていません。だって、減らないから!)

凹みにしろ、膨らみにしろ、どれくらいで気になるのかは、その方それぞれです。

芸能人で、顔パンパンにされている女性(最近は男性も)の場合、次にいつ入れられるかわからないから、わざと入れすぎて、アチャー!と思っているのか、これくらいがちょうどいい~♪とご機嫌なのか、わかりませんね。

 

ヒアルロン酸は、入れた後、水を吸って膨らみますから(程度には結構差がありますが)、最初から入れすぎるのは、入れすぎOK!大歓迎!という方はいいんですが、不自然なのや、膨らむのは絶対イヤ!という方は、ちょうどいいか、少な目がいいです。

まあ、これも好みですが。

 

今、平らなところに入れたら、ちょっとしか入れていなくても、絶対に膨らみます。

どこまで膨らむのかは、わかりませんが。

「谷」を「平ら」にする、というのが、本来の目の下の凹み治療の目的かな、と。

なので、「平ら」なところに入れると、「山」になるわけで。

それで本当にいいんですか?ということです。

目の下の凹みの場合、膨らむのがOKでないなら、ちょっと減った?と、ホントに減ってから入れたほうがいいです。

でないと、膨らみ過ぎは、目の下は、やっぱり変かな。。

涙袋とかホホのトップを高くとか、ゴルゴラインとかなら、少々、オーバー目もありかな、と思いますが。。

(いや、涙袋のオーバーは、やっぱりおかしいでしょ!)

 

トゥルスカも同じです。

トゥルースカルプは、「山」を「平ら」にするというか、まさにヒアルの反対で、ボリュームダウンです。

太い部分にするのはいいんですが、「平ら」なまっすぐなところにやったら、必ず凹みます。

凹んでいいなら、やりますが。

全体のボリュームダウンをしたいなら、それは、部分痩身ではないですね。

(例えば、太もも全体1周とか。。。)

全体広い範囲にあてていくかですが(お金いくらかかるでしょう。。)、それでも、「平ら」なところは、凹みでるでしょう。

その部分にだけ、脂肪がついていないとね。

 

ちなみに凹みは戻せません。と思います。

今のところ診ていると、トゥルスカで減ったところは、戻んないですね。

5キロ太ったら、わかりません。

(というか、5キロだと、新たな脂肪も付いてくるので、全体もかなり太るし。

それでも、やったところは、多少マシでしょうけど。)

3キロ程度なら、十分、ごまかせますね。

 

何事もほどほどに。。

デメリットをちゃんと理解して、されるなら、それは全然OK!です。

でも、メリットだけで、なんとかして!というのは、不可能ですから、リスクはご自分でお背負っていただく形になりから、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

今年のクリスマスケーキは、モンブランにしました~!!

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ムチャ可愛いです~♡

普段のモンブランは、とてもシンプルで、余計な飾りとはなく、まさに、モンブラン!なのですが、クリスマスケーキでいただいたことはなく、楽しみにしてました。

 

オーレリーのケーキは、ホールでもとても小ぶりで、お菓子好きが2人もいたら、2日あれば、ペロリんちょ!です。

(だから、私は太るのか。。。)

3~4人もいたら、十分1日で平らげちゃいますよ。

 

普段のモンブランは、栗のクリームの中身は、メレンゲで、とてもシンプルです。

和栗(?)なのか、なんか栗なんですけど、いかにも栗!みたいな、人工的な栗っぽいのではなく、じわーと栗、ホントの栗、みたいな主張があるクリームなんです。

それがクリスマスケーキとなると、クリームの部分は同じでも、中身は?メレンゲ?巨大なメレンゲ?とずっとこの3年間謎でした。。。

今晩、やっと謎が解けました。

(正解は、スポンジ生地みたいな感じです。タルトとも違う。。。)

スタッフと分けて、私の分は、今晩は食べずに、明日の朝いただきます。

(今晩は、ご飯の食べ過ぎです。。。

もう、おなかが、ホントのはちきれて、病院に行かないといけないかな、とちょっと焦りました。。。

消化剤と胃腸の運動を活発にする薬を飲んで、やっと落ち付きました。。。

やれやれ。。ダイエットをする気があるのか? いや、ないっ! 

そうそう、私は、毎月できる限り、タイタン・ジェネシス・ライムライトとやれる時はやるようにしていますが、忙しいと、1か月が、1か月半くらい空くこともしばしば。。。

自分で自分にやるのは、大層メンドクサイのです。。

今月は、なんか忙しくて、11月ちょい前からやってません。。AC BODYも~!!

なので、もう2か月くらい?やってないかも。。

いつもなら、2か月も空くと、自分で鏡を見て、ヤバい!ヤバい!とかなり焦って、やるんですが、今回、あまり焦って来ないんですよね。

ライムライトも2か月空くと、なんか顔がくすんだような、こんなに顔黒かったっけ?と思うのが常ですが、今回は、あまり気にならない。。?目が悪くなったのか・・・?

そしたら、先日、いつも来られている患者さんから、「痩せた?」と聞かれたので、「(体重はホントに変わってないので)トゥルスカのおかげですよ。」と言ったら、「ううん、顔。」とおっしゃったので、「あれ、タイタンしたっけっ?!」と思っちゃいました。

(いつも私は、タイタンをして、1週間くらいすると、「痩せた??」と聞かれます。全く痩せてはいないので、トゥルスカ同様、タイタンがないと、私は生きてはいけません。)

タイタンしてないし、なんでかな~?と思ったら、

「アゴ下のトゥルスカですわ~!!」

確かに、アゴ下のトゥルスカをあててから、チラホラ、そういうことをおっしゃる患者さんが出てきて、私も、ちょっとフェイスライン、変わったかも。。と実は密かに、ほくそ笑んでいました。ニヤリ。

でも、やったのはアゴ下ですから、法令線とか関係ないのにな~、と思ってましたが、確かに、タイタンをやっていないのに、全然マシです。

おお=!!

トゥルスカをアゴ下にやって、むくみが取れ、血行が良くなったのか?!

でも、ライムライトやジェネシスでの効果の分が、トゥルスカで補えるわけもなく、なんであまり気にならないのかな~?と思ったら、思い当たるのは、田中先生の、ドクターエビーゼしかありません。

だって、今、化粧品は、ほぼ、エビーゼだけです。

ちょっと足す日もありますが、エビーゼメインだし、エビーゼ一色の日も増えました。

これに変えてから、いつも来られてる患者さんから、肌を褒められる機会がものすごく増えました。

前からも、たまに言われることはありましたが、言われる頻度が、全然違うっ!!

エビーゼ様様です。(いや、田中先生様様です)

アゴ下のトゥルスカとエビーゼだけで、どこまで持つのか、診てみたい気もしますが、もうそろそろいい加減、やっておかないとね。

なんとか、時間を作って、やりますっ!

 

さて、モンブランですが、切り分ける時に、包丁についたクリームをなめましたが、いつも通り、絶品でしたっ!!

モンブランは、普段からの定番メニューなので、クリスマスが終わったら、頼まれてみてはいかがですか?

(発送は無理ですが)

甘さ控え目なので、いくらでも食べられそうなところが恐ろしい。。。

 

 

タイのバンコクと京都を行ったり来ている患者さんから、今バンコクで流行っているという石けんをいただきました。

私も患者さんも、純石けんを使っていますが、話のネタにどうぞ、といただきました。

(顔・体用の石けんですが、患者さんも私も、顔に使うつもりはありません。)

 

患者さんからも、患者さん以外の方からも、お菓子をはじめ、いろいろいただきますが、それら全部をブログに載せることは、申し訳ありませんができません。

いろいろなレストランに食べに行ったのを、患者さんから、ブログにアップして!と言われながらも、なかなか載せてません。

モニターの方の写真も、撮らせていただいて、全然写真整理ができていないので、なかなかブログにも載せることができない状態です。

すみません。。。

その時、たまたま写真を取り込みした時の中に入っていた分や、ケータイでパッと適当に撮ったので載せられたとか、あるいは、お菓子や食べ物の時は、興奮して先に食べちゃって(写真を撮る前に)、気が付いたら、アチャ~、と食べた跡の残骸のような、ブログの載せられるような状態で、そうなると、写真は載せられません。すみません。。。

写真を撮る習慣が元々ないもので。。

レストランに行っても、カメラを持ち歩いていないので、わざわざ持っていくのを忘れてsまうと、ケータイで撮るしかなく、いくらお店の方に許可をいただいても、音を鳴らせてまで撮るのははばかられる時は、撮りません。

(食べることに夢中で、忘れている時もありますが。。。

基本、お皿が来たら、写真なんか撮っていずに、さっさと食べたい派なんです。)

 

患者さんは、本当にお気遣いなく!

そう思ってくださるお気持ちだけで、十分ですので。

お心遣いはありがたいですが、患者さんの肌や頭髪などが、スキンケアやヘアケアを頑張られて、どんどん良くなっていくのが、私は何より嬉しいので。

本当にお気持ちだけで十分ですから。

 

この石けんをくださった患者さんは、バンコクに1か月の半分とは言いませんが、結構頻繁にバンコクに行かれ、一度行くと、2週間近くあちらに滞在されます。

(バンコクで、大きなデモなどがあると、心配です。)

紫外線(近赤外線も)の強いバンコクで、日焼け止めや保湿などのスキンケアをとても頑張ってしていらっしゃいます。

 

さて、そのバンコクでは、皮膚科のドクターが作ったという、この石けんが今バカ売れだそうで。。

IMG_20131223_214925688.jpgIMG_20131223_21515394.jpg中身はういろうみたいで、おいしそうです。

マンゴスチンの皮が入っているですって。

美白になる、というウワサです。

バンコクでは、マネをして、似たような商品が山ほど売られているそうです。

これは、日本人用のお店で、売っている商品だそうです。

 

一緒に、もひとつ、別の種類もいただきました。

IMG_20131223_214932717.jpgIMG_20131223_215048885.jpg白カオグルアという植物の入った石けんですって。

右の写真の白いのは、果皮や果肉ではないと思うんですが。。。こういうデザインの石けんなのかな、と。

 

マンゴスチンのほうは、要は、ピーリング剤が入っています。

 

アジアの方は、ピーリング剤がホントに好きですね~。

一番人気の理由は、「美白」なんですね~。

(光・レーザー治療よりも(大体)安い、というのも、ポイントかも。)

ピーリングをすることで、溜まっている角質を剥がして、その角質の中にあったシミのカスも一緒に剥がれていきますから、ピーリングをしたら、その後、溜まっていた分、白くなります。

(溜まっているモノがあればね。)

表面の角質が剥がされて薄くなりますから、角質を作ろうとしますから、皮膚の代謝が活発になって、皮膚の生まれかわりが早くなります。

溜まっていたシミは、代謝が早くなることで、一緒に外に追い出される仕組み、というわけです。

 

こういう話を聞くと、ピーリングやりたくなるでしょ?

(ケミカルピーリングの効果は、それ以外にもいろいろあるんですが、それは、今ちょっと置いておきます。)

光・レーザー機器を置いていないクリニックは、ケミカルピーリングのこのいい面だけを言って、患者さんに勧めるわけです。

あるいは、レーザーを置いているクリニックでも、ドクター自らピーリングを患者さんにする、というクリニックは、まあ、あまりありませんから(うちは私がやりますが)、ナースに適当にさせたらいいや、と思っているクリニックも、患者さんがやりたいって言ったら、止めることもなく、そのままやったりしていることもしばしば。。。

(で、こういうクリニックは、2回目以降のケミカルピーリングの処置の時も、ドクターの診察はありません。。。

エステレベルのケミカルピーリングであれば、ドクターの診察は要らないと思いますが、クリニックレベルのものであれば、ナースだけで、どこまでちゃんとやっているのかは、疑問が残ります。

ナース教育がちゃんとやっているクリニックもあり、患者さんの肌の状態によったら、ちゃんと止めてくれることもあるでしょうが、その日のお金は欲しいから、止めたほうがいいな、と思っていても、その日ととりあえずやっちゃって、次回は止めたほうがいいですよ、と言ったりします。

結果的に、やらないほうが良かった、というのと、やる前から、やらないほうがいいのに、やってしまうのとでは、全然意味が違いますが、これは、患者さんには、わかりませんよね。

何かあったら、ちゃんとドクターを呼んでくれるようなクリニックだったら、(その日の肌の状態で、違う処置を勧めたりするようなクリニックだったら)、ナース任せでもある程度いいと思うんですが。。。)

 

どんな処置にも、いい面と悪い面があって、ケミカルピーリングで、皮膚の代謝が良くなったり、毛穴掃除をしたり、ニキビの治療に役立ったり、と、それは決して嘘ではないし、それは、ピーリングのとてもいい面なんですが、角質を剥がすことで、バリア機能が一時的に弱くなります。

肌のバリア機能である角質が薄くなることで、いろいろな刺激やダメージ(擦ること・紫外線や近赤外線・化粧品の添加物・クレンジングなどの洗剤などなど)が直撃するので、角質が元の、あるいはある程度の厚さになるまで、普段よりも敏感になっていることを心がけないといけません。

普段以上に、刺激のない生活、普段以上にスキンケアに気を配ってあげるということが必要だと私は思います。

 

特に、乾燥肌の方は、実は目では見えない小さな傷みたいなものが皮膚の表面にはあって、ピーリング剤は、たいてい酸性ですから、とても沁みたり、痛かったりします。

もうそれだけで、不快感マックスですから、精神衛生上も良くないでしょう。

ただでさえ、普段のスキンケアすらうまく行っていないのに、ピーリングをして、普段以上に気を遣ってくださいね、と言われたところで、どうしたらいいんですか?とキレたくなります。

 

ケミカルピーリングの種類や強さにもよりますが、その人がどうしたいのか、どこまで目指すのか、副作用はどこまでOKなのか、普段のスキンケアはできているのか、肌の調子はどうか、季節は?普段どんな環境にいることが多いのか、などなど、いつでも誰でもケミカルピーリングをしていいとは、私は思いません。

 

うちでは、ケミカルピーリングをやりたい、と希望して受診されても、実際、私が勧めず、他の処置をすることが多いです。

あるいは、ケミカルピーリングをするにしても、ホームケア用のもので、回数で調整してもらったり、など。

(ホームケアもいろいろですが)

 

私自身は、ケミカルピーリングは大好きで、自分にも時々やります。

最近は、あんまりしてませんけどね。それほどケミカルピーリングの必要を感じないから。

皮脂も毛穴に溜まっていないし。これだけ、寒いと、皮脂もそんなに出ないでしょ。

 

今の時期、乾燥して、肌がミイラのように固まっちゃって、代謝も落ちている方も多いので(そのせいで、ぶつぶつが出たり。それをニキビだと思って、ピーリングをして、ますますひどくなるという。。。)、まずは、保湿!です。

 

それでも、角質をちょっと剥離して代謝を良くしたいなら、レーザーで十分ですよ。

ピーリングほどめくらなくても。

例えば、ライムライトやジェネシスとか。

光が角質をちょっと飛ばしてくれます。

それで、十分です。

 

タイタンは、角質剥離作用は一切ありませんが、血行が良くなるので、それで肌の調子がいい、とおっしゃる方もいらっしゃいます。剥離したくない方にはいいのでは?

 

かかとみたいに、角質が溜まりまくっていて、ホントに鏡餅みたいに、ごわごわと硬くなっているなら、ピーリングもいいんですが、日本女性総敏感肌!と思うくらい、クレンジングや間違ったスキンケアや高機能化粧品のせいで、お肌がエライことになっている方がとても多いのに、そこでピーリングなんて、一体、なにをめくろうと言うのでしょう。。。

角質ゼロってことはないから、何かはめくれるかもしれませんが、キメはないわ、肌は余計ボロボロだわ、何をしたいんだか。。。

 

ピーリングにはまる方は、手触りが忘れられないことがあるみたいです。

たかが手触りのために、肌のバリア機能、壊し過ぎて、どうしたいの?と思います。

 

日本で、TVや雑誌の通りのスキンケアをしている方で、ピーリングをしたほうがいいくらい、角質が溜まっている方って、そうそういないですよ。

まあ、ニキビのボコボコにひどい方は、また話が変わるので、その辺は、主治医のドクターとよく相談してください。

メリット・デメリットのどっちが勝つのか?

ニキビの場合は、毛穴の詰まりを掃除してくれたり、詰まりにくい肌をもう一度再生しなおしたり(やりたくなる言い方になってますが)、殺菌効果も期待できたり、と、レーザーなどではできないメリットもあるのは事実です。

でも、美白目的の方であれば、ライムライトをはじめとした、フォト系の光治療のほうがそりゃ、有効です。

だって、直接、メラニンの茶色に働きかけるわけですから。

ピーリングみたいに、新陳代謝をどうこう、とまどろこしい話ではないのです。

(実際、いろいろ他にも効果はあるんですけどね。メラニンに直接働いて、分解するとか破壊するとか、そんなことはしてくれないわけです。)

光・レーザーだったら、そこまでバリア機能を破壊もしませんし、ジェネシスだったら、アトピーの方にもうちではやりますから(肌の調子が良くなるので)、新陳代謝を早めるだけでいいなら、十分です。

(ジェネシスでは、くすみは取れても、シミには直接働きません。フォト系とは違います。)

 

患者さんが何をどうしたいのか。

それで、おススメの処置の説明(メリット・デメリット含めて)があると思うので、その中から(複数ある場合は)ご自分に撮って一番都合のいい処置を選んだらいいと思います。

複数ない場合は、メリット・デメリットで、それで自分がいいのかどうかで、決めたらいいと思います。

「○○をしたい」と処置の名指しでは、ないわけです。

希望通りの処置が合えばいいですけどね。

とりあえず、どんな感じか(自分に合っているかどうかは、そっちのけで)やってみたい、というのも、患者さんんがいいならいいのかもしれませんが。。。

処置にったら、とりあえずやっていいものと、勧めないものもあります。

やっても、それほど害はないけど、肌がボロボロで、やっても、他の人みたいな効果はまだ出ませんよ、ということもあります。

そういう方の場合、お金を有効に使いたいなら、まずは、スキンケアを先にして、お肌の調子をもうちょっと整えてからやったほうが、有効でしょう。

そういうのも含めて、思い違いや思い込んでおられる方も、結構いますから、一旦、そういった思い込みを置いておいて、診察・カウンセを受ける、というのが一番いいと思います。

迷ったら、必ずその日にやるのではなく、納得いくまでゆっくり考える、というのが正しい選択ですよ。例え、デメリットが少なくてもね。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は書く時間が無くなったので、クルスカの続きです。

 

クルスカがおもしろい機械だということと、私の考える欠点を書きました。

では、私の考える長所は?

(何の施術でも、メリットデメリットがありますから。)

 

クルスカは、やったことはありませんが、数か月かかるようですが、効くのは効く、という話は昨日しましたね。

 

では、それ以外の特徴は?

 

自分で使っていないので、具体的なことはわかりませんが、部分痩せの機械で、冷やすのは、これだけなんですね。多分、今のところ。

(エステのヤツのは、論外ですよ。)

 

「冷やす」と聞いて、思い出したのが、映画の「南極料理人」です。

堺雅人さんが好きで、堺さんの出た映画は結構観たんですが、「南極料理人」面白かったです。

その時の番宣だかなにかで、実際の料理人のモデルになった方が出て来られて、おっしゃっていたのが、「南極は、普通の6倍のカロリーを摂取しないと死んでしまう」ということ。

なので、南極では、1日6回だったか、たくさん食事を摂らないといけないそうです。

私も、南極に行って、ご飯食べなかったら、痩せられるのかしらん、と思ったのを覚えています。

 

数年前だったか、いつか忘れましたが、日本肥満学会で確か発表があったんですが、体を冷やしたら体重減少を認めた(脂肪だけが減ったのかどうかまで忘れましたが)、とにかくちょっと痩せた、というような発表がありました。

飲み物で冷やしたのか、何か飲食物だったと思いますが、体温を何度か下げて、冷やしますから、体温を上げようとして、脂肪が燃焼されるわけですね。

(どれくらい冷やしたら、どれくらい脂肪が減るのか、など詳細は忘れました。スミマセン。。。

「冷やす」ことが嫌だったので、あまり調べませんでした。

でも、ものすごく脂肪が減ったわけではなかったような気がします。食いつかなかったので。違っていたら、スミマセン。。)

 

「南極料理人」の話と合わせて、体を冷やすことは、脂肪燃焼には役立つはずです。

(程度がわかりませんが。。)

 

それからすると、クルスカ後に、氷の塊みたいなものが体に張り付いているわけですから(というか、自分の体の一部が凍っているわけで)、しばらく(数時間、とやった患者さんはおっしゃってました)の間、体は冷えますよね。

逃れられない「冷え」ですよね。

その間、脂肪はどこまで燃焼するのか?

とても面白い機械です。

ま、氷のまま何日も続くわけではありませんから、そんな対して燃焼はしないかとは思いますが。。

 

私は、真冬になると、腰にカイロを貼って、寒いのが嫌いなので、真冬は、なりふり構わず、温かく!というのが普段のテーマなんですが、おととしの冬の時に、痩せていらっしゃる患者さんが、みなさん薄着(それ、寒くないんですか?!というレベルの薄着です。車の方も多かったのかもしれませんが。)で、薄着にしたら、美人でスタイルも良くなるのでは?!と、患者さん方を見習って、その冬は、カイロを使いませんでした。

。。。ものすごく寒くて、(筋肉があまりないから熱を出さないんですよね。)、痩せるかな、痩せるかな、と一冬越しましたが、結局痩せず、腰も痛いし、とにかく寒いのがツライし、で、次の年から、またカイロの生活を始めました。

(スタイルのいい患者さん方が、薄着で痩せたわけではなく、食生活や普段の運動など、とても気を付けていらっしゃるから、細くていらっしゃるわけですが。。)

 

次の年、カイロをやっぱりしようと思ったきっかけは、腰痛で、家の廊下で、ただ歩いていただけなのに、いきなり、腰がギクッとして、幸い、ちゃんと動けましたが、これ以上なら絶対ヤバいっ!と焦るような前兆で、これは温めなければ!!と思ったのがきっかけです。

(整形外科医ではないので、腰痛に関しては無知なんですが、ギックリ腰がどうしてなるのかは、まだ解明されていないそうです。

自分なりに考えるに、まず、筋肉が全然足りないので(特に、腸腰筋のインナーマッスルと腹筋やワキ腹(腹横筋など)の筋肉など。ま、全てなんですけどね、私の場合。。)、腰痛が起こりやすいのと、補強してくれる筋肉がない中でも、一応筋肉が体を支え動くわけですから、結構な負荷(力)がいろんなところにかかっているのでは?と思います。

へなちょこ筋肉なので、余計に負けやすいでしょうね~、と思ってます。

 

プロのアスリートの方が、いきなりダーッと動くんじゃなくて、先に、ちょっと体を動かして、温めてから、本格的に動かれますよね。

体を温めていないと、筋膜や腱が硬いので、弾力性がなく、切れやすいようなイメージです。

牛スジも冷たいと硬いけど、ゆっくり温めてあげると、トロットロッ!に溶けておいしくなりますよね。

話がまた食べ物に行きましたが、イメージわかりますか?

全然運動もしていないし、筋肉もないので、せめて筋膜が動きやすいように、温めておいて、動きやすくしておこうと思ったのが、カイロ再開のきっかけです。

 

なので、今年は、寒くなったけど、カイロまだ早いかな~?と思いましたが、早速始めて、今は毎日幸せです。

カイロを発明した方に感謝です。

カイロを腰に貼っていると、ジワーッと腰から体全体が温まって、ムチャクチャ気持ちいい~♡

楽だわ~♡

(おなかに貼っている患者さんもいらっしゃいます。おなか・腰とダブルの方も。)

毎日カイロです。家にいる時も。

寒いほうが脂肪は理論上燃焼しますが、私は絶対冷やすのはイヤですね~。

だって、体調悪くなるんですもの。

疲れ取れないし、免疫も下がるでしょうし、胃腸の働きは悪くなるし、何よりじっとして動きたくなくなるから。。。などなど。

(ホントは、寒さを吹っ飛ばすくらい、そこで動いて体温を上げることで、脂肪が燃焼されるわけですが。。。そういうこと、したくない。。。)

 

東洋医学の先生の中には(東洋医学でなくても)、「体を温めるだけで病気は必ず治る!」

まで言い切る先生もいらっしゃいます。

 

実際は、なんでも治るわけではないですが、そう言うくらい、体は冷やすな!温めろ!というのが、大事なわけです。

中医学が本場の中国は、生野菜ばかりの料理って、あまりないでしょ。

ほとんどが火を通した料理ですよね。

口から入るものと健康が密接に関わっていますもの。

汗かくくらい暑いのもイヤなんですが、私は温める派です。

だから、私は、クルスカは最初から除外していたわけです。

(私のおなかなら、クルスカ挟めると思います。。でも、トゥルスカでkなり減ったから、しゃがんでお肉集めないと、難しいかな。。ちょっとは挟めるかな。)

 

冷やすのが好きな方、あるいは平気な方で、挟める方は、ひとつの選択肢です。

冷やすことで、人一倍効く方もいらっしゃると思いますよ。

 

でも、冷え症の方は、かなりツライでしょうから、止めておいては?

(冷え症には、トゥルスカがおススメ! むくみもセルライトも取れるし!

って、結局、トゥルスカの宣伝になってしまいました。。)

 

どちらにしろ、クルスカは、挟めないとね。。。

ちゃんとしたクリニックは、そういうこと(副作用とかダウンタイムとか挟めなかったからどうなるのか、など)の説明もあるかと思います。

何をするにしても、ちゃんと話を聞きましょね。

(鵜呑みにするのもダメですが。。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔筋体操のことを書こう書こうと思っているのに、なかなか進みませんね。すみません。

今日、「美ST」の2月号(最新号で、今日発売です。年間定期購読を申し込んでいるので、自動的に届きます)が届いたので、触れておきます。

 

雑誌の書いてあることを、そのまま鵜呑みにする人って、一体どれくらいいらっしゃるんでしょうね。

でも、雑誌が売れている限り、かなりの人数が、鵜呑みまではいかなくても、信じてしまうことも多いでしょうね。

特に、大手の出版社の雑誌となると、やはり信じてしまいますか。

このブログを読まれている方は、世の中のからくりというか、それが広告戦略というもので、理解していただいた方も増えたでしょうか。

そういう広告は、今に始まったことではなく、昔から、やらせ、というか、サクラというか、ヨイショ記事もあるでしょうし、それは、どの雑誌でもTVでも、やっていることで、だから世の中うまく経済が回っているわけで、違法行為でない限り、悪いことをしているわけではないのでしょう。

ただ、不景気になって、雑誌やTVには、広告に見せかけていないけど実は広告、みたいな記事も増えて、かなり巧妙になって、昔だったら、広告・宣伝って、わかりやすかったから、ひっかかる方もまだ少なかったんでしょうが、最近のは、一見わかりづらいというか。。

わかる方はわかっていらっしゃるんですけどね。

そのまま信じたほうが悪いのか、いえ、一番悪いのは騙したほうなんでしょうけど。

記事に関しては、ライターの考えです、と言ってしまえば、出版社はそれでいいんでしょうかね。

極端な意見で、一方的に、メリットだけ書いて、デメリットは記事にしないというのも、読者をその施術に誘導していて、それはいいんでしょうか。

メーカーは、自分のところの商品ですから、そりゃ、いいこと言いますし、誘導もするでしょう。でも、それは当たり前です。

購入するドクターは、そんなことはわかっていないと、お金がいくらあっても足りません。

記事は、ライターの方の好みや出版社の思惑もあるでしょうから、それは自由なんでしょうけど、言い切るなら、何がどういいのか、他の施術と比べてどうなのか、値段やデメリットなども、ちゃんと書けば?と思います。反対意見も含めて。

施術の名前だけ、連呼する記事を、信じるほうが悪いんですかね。

 

今回、トルコで開催された、欧州皮膚科学会を取材に行かれたことが記事になっていました。

それは大きな学会でしょう。

藤本先生お気に入りの機械が中心に載っていました。

藤本先生とご一緒に行かれたので、藤本先生の好みに機械のメリットを聞く機会も多いでしょうし、美STナンバー1の藤本先生ですから、藤本先生の好きな機械(あるいは、押したい?)が取り上げられるのは仕方ないと思います。

それぞれでのドクターで考え方も違いますし、美容医療で使う機械の好みも100人100通りですから。

特に、ダウンタイムが出る施術かどうか、という点は、ドクターでも大きくわかれます。

(もちろん、患者さん側も。)

何をどこまでどうしたのかで、ここまでのダウンタイムなら許せる、とか、それはケースバイケースですが。

 

ま、それはいいとして、今月号でもまたしても、キュテラの悪口が載っていて、ここまできたら、キュテラ社は、抗議してもいいんじゃないでしょうか。

 

キュテラ社のブースが写されていましたが、暗い明かりでスタッフすら写っていない写真で、「ちょっぴり寂しい佇まい。・・・・メーカーに勢いがあるかないかは一目瞭然。・・・・(一部抜粋)」と書かれてました。

ていうか、この写真、一体いつ撮ったの?という写真です。

オープン前か、クローズの後なのか。

他のブースの写真と、照明の明るさが全然違うじゃないですか。

そりゃ、私は現地を見に行っていったわけでもないですけど、他のブースの明かりは、白いのに(こういう商業展示の場合、普通に白い明かりでしょ、全部の会場自体が。大きなホールみたいなところで、細かく仕切られるので、照明はほぼ同じはずです。)、なんでね、キュテラのとこだけ、間接照明みたいな明かりやねん。

 

これ、ホントに、オープン前かクローズ後の、全体照明が消されている時では?

 

商業展示中に、ブースにスタッフが誰一人いないなんて、こんな大きな学会であり得ないですよ。

スタッフすら写っていない時って、展示時間外の写真じゃないんですかね。

それを、「寂しい佇まい」と言っているんだとしたら、おかしくないですか?

こういうの、「やらせ」とか「いやがらせ」って、言わないのかしらん。

両隣のブースの明かりとかもどうなっているのか、見せてほしいですよね。なんか暗そうですけどね。。

(全体が写っている写真だと、クローズ後なのか、展示中なのか、一目瞭然ですよね。)

今度、キュテラの方に会ったら、聞いておきますけど。

 

私は、キュテラユーザーと言っても、キュテラ社の社員でも、お金をもらっているわけでもなんでもないですけど、明らかに、写真、おかしいと思います。

キュテラの機械を使っているクリニックにも、そちらの機械はダメな会社の機械ですよ、と言っているようなもので、失礼ですし、なにより、その治療を受けて満足されている患者さんに、一番失礼ですけどね。

(そのくせ、他のページでは、ジェネシスが載っていたり、レディエッセやオバジの新シリーズ(「ZO」のほう)が載っていたり、と、これはどちらも、キュテラが日本の正規代理店です。よくわかりませんね。。。機械だけ、けなしたいわけですか?)

 

このライターさんは、キュテラの機械で、なんかあったんですかね。

なんか、恨みでもあるんですかね。。

でも、それなら、キュテラの機械が悪いんじゃなくて、その受けたクリニックのやり方、というか、当て方ですけどね。

ちゃんとしたクリニックで受けてから、機械自体の評価はしてほしいものです。

恨んでいないなら、キュテラのライバル会社から頼まれているのか?と勘ぐりたくなりますけどね、ここまでくると。

 

美STは、いつも機械や施術の連呼をしている記事が多いですが、マドンナリフトさえすればいい、とか、レブライトならいい、とか言うものではないですよ。

藤本先生があてたら、確かにマドンナリフトもレブライトもいいでしょう。

それは、機械以上に藤本先生がいいからです。

(もちろん、他にもいいドクターはいらっしゃいますよ。)

でも、患者さんにとって、マドンナリフトがいいのか、レブライトでないとダメなのか、他の機械ではダメなのか、その場合のメリット・デメリットは? それはまた全然違う話です。

 

美STが施術だけ書いて、デメリットをあまり書かないので、美STが勧めている機械の、私が考えるデメリットを書いておきます。

何の機械でも施術でもメリット・デメリットがあって、金額もそうですし、ダウンタイムはあるのか、きつい治療なのか(その分の副作用のリスクも上がります)、マイルドな治療なのか(その分回数がかかったり、効果が出るにも時間がかかります。でも、人にはバレない。)、などなどいろいろです。

患者さんの希望も好みも状況もいろいろなので、だからこそ、治療に選択肢があるわけで、一つのクリニックに、そりゃ全部あればいいですが、そんなクリニックはなかなかなくて、その場合は、いろんなクリニックに、診察・カウンセに行って、相談するしかありません。

よっぽど変な施術でない限り(学会は認めていないとか)、ちゃんとドクターから、メリット・デメリットの説明があり、患者さんが効果・副作用・ダウンタイム・金額と全て納得されたのであれば、やってみるしかありません。

思った通り・以上のこともあるでしょうし、期待外れのこともあるでしょうし、やらないとわからないこともあります。

効果を誇張されて説明を受けることもあれば、副作用を過少に言われることもあるでしょう。

だから、ある程度は、自分でも調べていったほうがいいのはいいんですけどね。そのほうが、いろいろ聞けますしね。
(コストパフォーマンスは、患者さん側からしたら、かなり重要ですよね。

ちなみに、東京の美容医療は、関西、というか、東京以外と比べると、非常に高いことが多いです。全部とはいいませんが。。。

ちゃんとされているのに、良心的な価格にされている数少ないクリニックもちゃんとありますが、関西と比べても、やはり圧倒的に高いです。

土地代は人件費などの問題もあるんでしょうけど。

東京以外で治療を受けた場合とで、コストパフォーマンスは変わるでしょうね。。というよりも、都道府県に関わらず、やったクリニックによって、かなり違うでしょうね。)

 

話を戻します。

記載の、一押しマシンの、私の考えるデメリットですね。

 

まず、マドンナリフトですが、私も将来、自分にもやってみたいと思う施術ですが、この欠点は、ダウンタイムです。

学会のセミナーも何度か受けましたが、週末やって、週明けから仕事、とか、休みの日に、とか、気軽にできる日本人が一体どれだけいるのか。。

そりゃ、日本全体で探せば大勢いらっしゃるでしょう。

マドンナリフトを本格的にやっているクリニックって、本当に少ないですから、日本中の患者さんがそれぞれのクリニックに予約を取れば、少々予約は待つでしょうけど、こなせますかね、どうでしょう。

(お盆休みや年末年始に予約は集中するんじゃないですかね。)

東京は人口も多いし、日本中から患者さんも集まってくるし、クリニックも多いですから、東京はいいですが、例えば、関西で、九州で、四国で、患者さんの近所のクリニックで、となると、そうそう導入するクリニックは、多くないと思いますよ。

基本的に、日本人はダウンタイムのある治療を嫌う傾向にあり、私もそうですが、自分もしたくないし、患者さんにもしたくないです。

こういう機械は、決して安いものではなく、患者さんが大勢集まって集客できないと、機械代もペイできません。

また、こういうダウンタイムの出る治療は、ドクターなら誰でもできるわけでもなく(なんでもいいなら、レーザーは当てられるでしょうけど。。。恐ろしい。。。)、強い治療になればなるほど、それこそ、ちゃんとしたドクターにしてもらわないと私はダメだと思いますよ。

学会で有名でないドクターでも、ちゃんとトレーニングして、ちゃんと施術をしてくれるドクターはいらっしゃるわけで、ひょっとしたら、貴女の近所で、機械を導入してくれるかもしれませんが、それだけダウンタイムがあるものを、できますか?

手術よりは、ダウンタイムは軽いと思いますが、結構、勇気と根性がいるのでは。。。?

まだまだ導入しているクリニックが少ないので、もうちょっと増えてくるとは思いますが、どこのクリニックでもバンバン気軽にできる、というものではないと思います。

やる方もやられる方も、かなり覚悟がいると思います。

強い治療というのは、ホントに診察・カウンセに時間をかけないと、トラブルの元ですからね。結果、不幸になるのは、患者さんです。

 

モナリザタッチのアタッチメントが載っていましたが。。。

(モナリザタッチ。

ご存知でしょうか。すっごい簡単に書いておきますが、膣のアンチエジングに使います。)

ヨーロッパでは、ものすごく需要があるそうで。さすが、ヨーロッパですね。

日本でも需要はあると思いますが、国民性というか、なかなかオープンにはなりにくいかな、と。。

やるクリニックも、婦人科はいいでしょうけど、皮膚科・形成外科でやるのか、となると、クリニック側も患者さんも、結構抵抗があるのでは。。。?と思うのは私だけ・・?

患者さんからしたら、やってくれる科は、関係ないかもしれませんけど。

こういうのも、東京は人口が多い分、需要もあって、密かに広まっていくのかもしれませんが、地方はどうでしょう。

こういう特殊な機械は、1地方にひとつ、あるいは、1県に1台くらい?で、その地域の患者さんは、そこに行く、みたいな感じですかね。

どこのクリニックでもできるわけでもないでしょうし。。

あと、顔や体の皮膚と違って、外から見えませんから、患者さんの主観のみでしか、評価が難しいと思います。

そりゃ、患者さんの主観は一番大事ですが、医療ですから、客観的評価も欲しいところですね。

どうやって評価しているのかな。。どなたか教えてください。

日本ではなかなか表に出てこない話ですから、取り上げてくれて、多くの方に知ってもらうというのは、とてもいいことだと思いますが、「トレンド」というのとは、ちょっと違うのでは。。

最新医療ではありますが。。

 

マドンナリフトもモナリザタッチもそうですが、こういう特殊なものは、早く導入したクリニック勝ちなところがあります。

需要と供給の関係ですね。

ホントに大勢の患者さんが、ある程度気軽にできる、というのが、美容医療の主流にはなりやすいような気はしますが。。。

ちなみに、マドンナリフト・モナリザタッチのDEKA社は、イタリアの会社ですから、欧州皮膚科学会は地元であり、力の入れようもあるでしょう。

まして、欧州ではモナリザタッチが注目もされていますし。他社も開発に乗り出しているようです。

展示ブースの大きさや場所は、企業がお金を出して買うので、学会側がタダで、場所を提供してくれるわけではありません。

(ある程度の地元企業ごひいきくらいはあるかもしれませんが)

それを言うなら、逆に、DEKA社の日本の学会では、美容皮膚科学会でも美容形成外科学会でも展示ブースはとても小さかったですよ。

(だからって、DEKA社が勢いがないとは、私は思いませんけどね。)

 

国民性・文化が変われば、注目される施術・人気の施術も違うので、ヨーロッパでは人気、アメリカでも人気、というのは、ひとつの参考にしか過ぎません。

 

さて、部分痩せの「クルスカ」(ゼルティック社の「クールスカルプ」のことです。皮下脂肪を挟み込んで、その部分を4℃に凍らせません。2~3か月ほどかけて、脂肪がゆっくり減っていきます。(らしいです。学会などの講演を何度も聞きましたので、その講演によると)

うちのトゥルスカの、冷たいバージョンみたいなものでしょうか。)についてです。

 

クルスカは、私自身試したことはありませんが、この機械の原理も理解できますし、実際、効くと思います。(時間はかかりますが)

でも、これ、アメリカ人並みの肥満の人、というか、ホントに脂肪が挟める方ですね、そういう方には、アリでしょうけど、日本人の女性の部分痩せって、うちの患者さんもそうですが、いわゆる「肥満」ではないけど部分痩せをしたい、という方には、なかなかの不向きです。

脂肪が挟めないんですよね。

がっつり挟めようが、ちょびっとしか挟めなかろうが、おそらく、料金は同じかな、と。。

挟める方は、ひとつの選択肢だと思いますよ。

それと、時間がかかりすぎます。

下腹1回挟むだけ、ならいいんですが、例えばワキ腹とか、両腰とか、太ももとか、左右あるものは、挟むヤツが、1台に1個しかついていないので、左右あるものは、2回(1回=約1時間)かかります。2時間ですね!

ベッドに座って、本でも読みながら2時間過ごせたらまだ患者さんは楽ですが(それでも2時間は結構大変では?)、太ももの後ろとか腰側とかだと、変な体位で1~2時間我慢するのか、って、ホントに大変。。。

ちゃんとしたクリニックは、その間、ちょっとでも患者さんが過ごしやすいように工夫してくれていると思いますが、挟む場所によったら、工夫にも限界があるかな、と。。

クリニック側も、2か所するとなると、2時間ちょいベッドが塞がるわけで、回転をよくしたいクリニックでは嫌がられる施術です。

(2時間以上ベッドを塞いでおいて、患者さんから、いくらいただける?と経営の話にもなってきます。時間がかかる分、この値段設定は、難しいでしょうね。そうそう値下げはされないのでは。。?)

ナースからしたら、1~2時間挟んだら、放置しておいたらいいから楽かもしれませんが、患者さんからしたら、放置プレイで、(他院で、これをされた方が、放置プレイに嫌気がさして、あと、冷たいのもつらかったそうです、うちに来られて、トゥルスカをされました。)、結構不安(というか不満)が出ることも。。

また、4℃で凍った脂肪が、一体何時間で元に戻るのか。

これは、季節や体温などの個人差もかなり出ると思います。

冬にやるのはつらくないんでしょうか。。

私は、女性の体は(男性もね)冷やすのは絶対に良くないと思っているので、部分痩せの機械を選ぶ時に、クルスカは最初から除外でした。デモもやろうとは思いませんでした。

これは、個人の考え方なので、冷たいのが好きな方もいらっしゃるでしょうし、男性にはウケるのかも?  おもしろいのは面白いですよね。 ホントに凍るようですし。

トゥルスカを始めたとした、熱を加える・温める治療は、皮膚のタイトニングの可能性がありますが(トゥルスカをやると、脂肪が減っていても、皮膚は余りません。皮膚も引き締まっているんです。コラーゲンも増えているのか、妊娠線も良くなっているし。でも、皮膚生検で確認したわけではないので、これは、見た目からの推測です。)、

クルスカは冷やして、脂肪を減らすわけですから、皮膚は引き締まりません(と思います。)

脂肪が減るのはいいですが、皮膚はどうなっているのかな。。?

よく効いたら、皮膚は絶対余ってくるので、余ったままなのか、あるいは、そこまで効かないのか。。それとも、引き締まるのか。。?

皮膚がどうなるのかは、あまり学会やセミナーでも聞いた記憶がないような。。。あまり触れられていないですね。

ビフォーアフターの写真でも、よくわからなかったから(皮膚の余剰は)、引き締まるんでしょうか? 勘違いでしょうか。

脂肪吸引後みたいに、ガードル履いたほうがいいんですかね。

される方は、クリニックにその辺のところも確認されたほうがいいですよ。

治療自体は、とてもおもしろい新しい考え方の機械ですし、ダイエット専門のクリニックだったら、たくさんある機械のうちの1台、みたいにあったらいいでしょうけど。

インパクトは、ムチャクチャありますよね~。

(夏は冷房代、節約できて、涼しくていいのかしらん。)

 

欧米人でOK!、でも、日本人でいけるかどうか、適しているかどうか、なんて、全然違うんですよ。

体型も文化も違いますから。

クルスカの場合、熱は加えませんから、温める系の機械で生じる可能性のある火傷のリスクはゼロでしょうけど、凍傷というか凍らせることでの副作用もあります。

デメリットのない機械なんて、ありません。

 

美STによると、2014年のトレンド(?)の機械だそうなので、ご興味のある方は、一度されてみてはいかがでしょう。

 

最先端の美容医療は、確かに、欧州やアメリカの皮膚科学会などに参加しないと知ることはできません。(日本の企業というのは、ほぼ皆無に近いので)

でも、その最先端が、どこまで実際の貴女の治療に直結するのか、となると、直結することもあるでしょうし、それはあまり関係ないかも、ということもあるでしょう。

最先端の治療であっても、日本人に適したやり方が確立するのに、時間もかかります。

最先端の場合、うちのトゥルスカもそうですが、やはり患者さん相手に、試させていただく形になるので、リスクも、何年も経った機械よりはあります。

その分、モニター料金であれば、かなりお安くできることもあります。

(モノによっては、出始めはかなり高額な治療もありますよ。)

患者さんが、自分はどうしたいのか、どこまで目指すのか、それでまず、自分なりに機械を選択されるのもありでしょう。

でも、診察で向いていない、と言われることもあるでしょうし、適応がある・ないも、クリニックによって全然違います。

機械の種類も大事ですが、一番大事なので、親身になって相談にのってくれるドクターだと思います。

副作用ゼロの医療は存在しないので、治療前の説明と、何か起こった後の対処の仕方も含めて、信頼できるクリニックで治療を受ける、というのが、トレンドよりも大事だと思います。

美容医療に関しては、流行に乗る必要はないと思いますよ。

ご自分にとって、本当に必要かどうかを、まずゆっくり考えてください。