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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今日、アラガン社の担当の方から、ジュビダーム(厚労省認可のヤツね)のお値段をお聞きしました。

。。。高いです。。。

まあ、仕方ないです。だって、厚労省認可ですから。個人輸入とは違います。

認可させるというか、してもらうには、多大なるお金(申請費用とか、データーを揃えたり、そりゃ大変だと思います)もかかっているでしょうし、何かあった場合、国が全面保障をしてくれるわけではありませんが、一応、国のお墨付きという製剤になるので、「安心料」というのも入ってきます。

ちなみに、私は、この「安心料」って、結構好きです。

個人輸入のモノが全て怪しいわけではありませんが、それだけ「厚労省認可」って、やっぱり使う側としても、使われる側の患者さんからしても、やっぱりちょっと安心なことないですか?

情報量も違いますしね。なにかあった場合、問い合わせもしやすいし。正規代理店というよりも、まさに、販売している企業自身が日本国内にあるって、やっぱり嬉しいです。

その分、お値段は、どうしても他製剤よりも高くなってしまいます。。

想像通りくらいと言えばそうですし、ちょっと高かったな、と言えば高いし。。

うちは、もともとボトックスにしろ、ヒアルロン酸、レディエッセと、レーザー治療に足しやすいようにと、お値段をそれほど高くは設定していません。

赤字ではないですが、注入剤ですごく儲かるようにはしていません。

患者さんサービスの一環とまでは言いませんが、似たようなものです。

再注入時も、無料です。(エセリスなど、鈍針のカニューレを使う場合や、麻酔テープを貼る場合は、針代・テープ代をいただきますが、良心的かと思います。)

さすがに、目の周りの値段設定をちょっと安くし過ぎて(時間が思った以上にかかったので)、少し値段改定をしましたが。

そうそう、ジュビダームの世界シェアは、世界1位だそうです。

(日本の1は、レスチレンですが。)

シェアも、どの企業がどう調べたかで、僅差だったり、順位の逆転もあるかもしれませんが、ジュビダーム自体がトップブランドであることには変わりありませんので、ご安心を。

国内での発売は、まだですが、多分発注すると思います。

やっぱり、「認可」のヒアルロン酸は、入れないとね!

ただ、お値段は、卸値が高い分、患者さんにお支払いただくお値段も、今までよりも高くせざるを得ません。。。

1本単品の価格設定もしますが、セット割引きというか、顔中できるセットみたいな、いろんな組み合わせおまかせパック、みたいな、そういうのを作って、それをちょっとお得にするくらいしかできないかも。。

アラガンと言えば、ボトックスビスタですが、みなさん、「般若ってる?!」キャンペーン、ご覧いただきましたか?

うちの患者さんには、楽しんでいただたようです。

。。。でも、「怖い~!」とのお声も多いです。。

ホントにね、お面が怖いんですよ!

ポスターを見て、ドキッ!とされた方も多かったです。

阪急電車の車内吊りの広告や新聞広告を見逃した方は、今発売の「婦人公論」だったか、次号の「婦人公論」だったか、「般若」載っているそうですよ。私も、まだ見ていないんですが。

私は、女性の眉間のシワは、ホントになくていいと思っているので、こういうキャンペーンは大歓迎なんですが、ポスター、怖すぎ。。。

インパクトがあって、確かに広告戦略としては、とてもいいと思うんですが、ポスター全体がまず黒いし、ポスターの半分は、怖い般若の顔だし。。。

これを、いつまで貼っておこうか。。。と、今スタッフと協議中です。

お面は、今月いっぱいではずすほうがいいかしらん。。。

どなたか欲しいかな、と思って、患者さんと話していた時に、子供の躾に使ったら、ムッチャ怖いかも、。。。と言っていたんですが、変なトラウマになるくらい、怖いかも。。と却下。。

欲しい方は、おっしゃってください、多数いらっしゃったら、抽選ですかね?いや、それとも、来年のシワの日に、また使うべき?!

眉間をはじめとした、おでこ、目の周りの表情ジワは、あるj程度の年齢になると、シワの溝自体が深くなってしまって、ボトックスだけではダメだし、ヒアルロン酸だけでもダメだし、両方が必要になってきます。

ジュビダームでいける場合もあれば、エセリスのほうがいいこともあります。

法令線からみになると、レディエッセを使うのか、ヒアルでいくのか。。ヒアルだと同じ場所で、いろいろ深さを変えたい時に便利ですね。混ざる心配もいらないし。

でもレディエッセのほうがいい場所もあるので、注射系の複合治療セットを、何パターンか、考えますね。

もうしばらく、お待ちください。

ヒアルロン酸の続きです。

ヒアルロン酸は、私もちょっと顔に入れていますし、レディエッセにしても、ボトックスにしても、顔のアンチエイジング治療には注入剤は必要不可欠だと思います。

どこまで、どう入れるのかは、好みが分かれるところですが、注入剤ならではのメリットがあり、(デメリットもありますが)、それなりにとてもいいものです。

でも、どうせ入れるなら、自然にいい感じで入れたいと思うのは私だけでしょうか。。

誰から見ても、不自然にまるわかり、って、ご本人はホントに幸せなのかな。。?

まあ、ご本人にしかわかりませんが。。。

ホントは、生まれつき美人みたいに、いつまでも若々しい美人みたいに、なりたかったんじゃあないのかな。。。

ちょうど良く、というのが、年を重ねるほどに難しくなるので、ちょっと足りないかな。。?そうでもないかな。。?くらいが、不自然ではなくて、でも完璧ではないけど、いい感じ。。?

ここで欲をかいて、あと、ほんの少しだけすると、もっと良くなるんじゃない?!とやってしまうと、うまくいく場合もあれば、イタイことになったりするという、加減がホントに難しいところなのも事実です。

レディエッセなのかヒアルロン酸なのか(頬の場合は、目のすぐ下まで入っている方も多いので、ヒアルロン酸のことが最近は多いんでしょうか。。)、最近、素人さんでも芸能人でも、ホントに増えましたね~。

特に、TVでは、40代もそうですが、50代以上の、名前も知らないタレントさんが、情報番組のレポーターで、街中散歩みたいなコーナーで、自然光に照らされて(スタジオの照明ではなく)、イタイことになっていることが増えましたね。。

顔、パンッパンッ!!

これを、「ハリ」というのか?!腫れてるんじゃ。。。

目のすぐ下から、フェイスラインまでパンパンに膨れ上がり、ぽっちゃりされている方(柳原加奈子さんみたいに)が顔が丸くて、ほっぺたがぷっくりしている分には、全く不自然ではありませんが、ガリガリの細い体に、アンパンマンみたいなデカい丸い顔って、どう考えてもおかしいと思いませんか?

たま~に、生まれつき、そういう顔の人、います。(学生時代に、顔だけ丸くてデカい子って、いた気がしませんか?なので、いるような気がします。最近は、あまり見ないというか、昔がわからないので、生まれつきなんです、と言われても確認しようがないからかもしれませんが。

でも、芸能人の場合、デビュー当時の映像や写真が残っているし、懐かしの映像、とかで、昔の顔が出てくるから、全然違うやんっ!!とわかってしまいますよね。

まあ、TVに出ている方は、その辺はもう開き直って、されているんでしょうけど。

久しぶりに出てきたタレントさんが、またもやパンパンで出てきて、入れすぎなのか、口元から下にむかってのライン(マリオネットライン)が逆に目立ってしまっていたり。。。

(あそこまでパンパンじゃなければ、マリオネットラインは、そこまでひどいモノでは全然ないのに、パンパンにするから、余計にちょっとしたタルミが逆に目立つ、という皮肉なことに。。)

若い方のフェイスラインって、スーッとアゴ先から耳にかけて、綺麗なラインになってますよね。ガタガタしていないですよね。

ところが、年をとってくると、マリオネットラインができ、フェイスラインが逆三角形の綺麗なハート形が崩れ、四角く台形型に近づきます。

アゴ周りからフェイスラインの段差を修正するために(ガタガタのない、一直線にするために)、その段差に注入剤を入れて、段差をなくしたりします。

そうすると、綺麗な一直線になって、若々しく見えます、というか、見えるはずです。

私にも、その段差があります。

そこに何か入れようかなと思う時もありますが、私は元々顔が丸くて、脂肪はたっぷりついているので、脂肪を取るならまだしも、入れて膨らますのか~、と。。。

だって、顔、大きくなるじゃないですか。

こうやって、どんどん段差を全て無くそうとしていくと、アンパンマンに。。

ちょうどいいくらいで止めればいいんですが、自分で自分の顔に入れるのに、私の言うところの、微調整って、やる自信がありません。

ただでさえ、鏡を見ながら、手の向きが反対で、ボトックスはできても、充填剤(ヒアルロン酸やレディエッセのことです)は難しい。。入れすぎたくないから。

入れる深さもとても大切なので、自分の顔にレディエッセは入れないですし(浅いところに万が一入ったら、エライことですから。できるかもしれませんが、なるべく危険はおかしません。

ドクターによったら、されているでしょうけど、私は、自分の顔に針を刺す、って慣れているとは言っても、患者さんにしている数よりは、圧倒的に経験が少ないわけで、やっぱり、ちょっと気合いも時間もいります。

手の向きが変わるので、やりづらいこと、この上ないです。

メンドクサイんです、自分の顔に入れるのって、私にとっては。なので、しょっちゅうもやらないし、そういう意味では、自己注の経験は言うほど増えませんよね。

芸能人以上に、美容医療をやっていることが丸わかりの女性の集団が、実はあるんです。

それは、美容関係の学会やセミナー会場です。

セミナーの種類によったら、半分くらいは、まだ美容医療をされたことのないドクターで、そうあまり目立ちませんが、本格的にされているドクターが大勢いらっしゃるようなセミナーだと、いわゆる美魔女みたいな、同じようなメイクをして、髪も綺麗にセットされているか、巻いてあるか、とにかく綺麗にされていて、スタイルも年齢を感じさせないくらい抜群で、ブランドの洋服を着て、ブランドのバッグを持って、とても華やかで綺麗です。年齢不詳の方も大勢いらっしゃいます。

まさに、TVや雑誌で出てくる、「女医」そのままです。

男性ドクターで、女性ドクターほど自分の顔に美容医療をしているか、というと、これがそこまでではないようです。

もちろん、みなさん、新しい治療など、ご自分の顔で実験もいろいろされているでしょうし、定期的にされている方も大勢いらっしゃると思うんですが、女性ほどには目立ちません。むしろ、「先生は何もされないんですか?」という見た目のドクターもいらっしゃいます。

(日焼け止めなどのスキンケアは、それなりにされていらっしゃると思いますが)

まあ、自然というか、同じ年齢の男性よりも、少し若く見える、というくらいにはされていらっしゃると思います。

(女性同様、バンバンされている男性ドクターもいらっしゃると思います。)

どうして、それほどの差が出るのかというと、女性の場合、最近やり過ぎでは。。?と思われる方が増えてきました。。

全然シワがない、話していても、どこにもシワが寄らない(ボトックスを顔中にやっていると思われます)、そして、何故か、顔がパンパンなんです。。。

目の下から、異様に膨らんでいて、そのまま頬へと。。。アンパンマンならぬ、パンパンマンです、いや、パンパンウーマンというのか。。

フェイスラインまで丸くされている方は、まだあまり見たことないですが。

(顔の形は、ハート形にする、というのは、美容医療においては、常識なので、みんな、これを目指すわけですから、アゴ~耳へのラインは、みなさんこだわっていらっしゃると思います。)

あの先生、あんな頬っぺた、膨らんでいた。。?!ということもしばしば。。

なんでかな~?と、私なりに考えた結果ですが、

さっきも言った、美しい女医さんたちというのは、体型にもものすごく気を遣っていらっしゃいますから、みなさん、細いです。

私も見習わないといけないのですが。

こういう細い女性というのは、40代、50代となっていくにつれ、もっと脂肪が落ちてきて、顔はヘタすると痩せこけてきます。

脂肪って、若さの象徴なんですね。

50代以上になると、ある程度、小太りのほうが、若々しくは見えるんです。流行りの服は似合わなくても。

モード系ではなく、見た目は婦人画報系というか、コンサバな服しか似合わなくなっても、温泉とかで裸になったら、ガリガリの方と小太りの方では、見た目の印象が違います。こういう細い方というのは、太れる体質ではないんですよね。

(40~50代にかけて、どんどん太ってしまう場合もあります。これは、太りやすい体質の方です。閉経で拍車をかけることが多いです。)

小太りの方は、顔にも脂肪がたくさんついていますから、シワも少ないです。脂肪で伸びてるんですね。ちょとずつ太れば、シワは消えますよね。

でも、どこかで脂肪の重さに耐えられなくなって、下がります、弛みやすいのです。重いですからね。

頬のトップの高さも、下がりやすいのは下がりやすいんですけどね。

なので、フェイスラインは、ボテボテです。

でも、痩せている方は、顔も痩せちゃって、フェイスラインに弛む脂肪もありません。綺麗なラインですが、顔は、皮膚と骨っぽくなっていることがあり、頬がこけたり、頬全体のボリュームが減ったりしてきます。

痩せと小太りも、多少、年をとってくると、目の下の凹み目立ってきます。

目の下が脂肪で膨らんでくることもありますが、この凹みは、年齢に関わらず、疲れて、老けて見えますよね。

痩せている方だと、この凹みから、頬のボリュームのなさが目立つので、例えば、目の下の凹みにだけ、ヒアルロン酸を入れても、頬へのつなぎ目というか、一連の流れがちょっと不自然なこともあり、(そこだけ膨らんでてもね)、どんどんいっちゃうんでしょうか。。止められない、止まらない~♪

私が自分で自分の目の下の凹みにヒアルロン酸入れたのって、去年のいつでしたっけ?9月くらいでしたっけ?

針が細すぎて、ムーっ!!と無理やり入れたので、手の向きもムチャクチャで、入れすぎてしまい、だいぶ落ち着きましたけどね、修正どうすっかな~、ほったらかしにしていました。めんどくさかったから。

どうせ、ヒアルロン酸だから、すぐに吸収するし、まあ、いいや、と気にしていなかったんです。凹んでいるよりは、疲れて見えなくなったので、まあいいや、と思っていたんです。

どころが!

この新しく導入したヒアルロン酸が全然吸収しなくて、いや~、業者さんの言っていることは、ホントでしたね~。(入れすぎたってのも、ありますが)

まだ、残っています。長いな~。

こんなに持つとは思いませんでしたよ。

最近、疲れると、ゴルゴラインが見てることがあり、それが目の下のラインとつながって、あ~、疲れてんな~、と思うことがあるんですが、これにちょっとだけ、ヒアルロン酸入れてあげるといいんだろうな、とふと今日思いました。

多少の入れたところと、頬のゴルゴラインにつながるところに、微妙~な段差があり、こんな微妙な差、自己注でようやらん、と思わず引いてしまいますね。。

ドカーン!と入れるのは、入れた後、形を整えたらいけるかもしれませんが、微量はね、深さも大事だし、そうやって、調整している間に、どんどん膨らます羽目になって、パンパンマン、いや、パンパンウーマンになってしまったら!!と、怖くて、怖くて、やれませんね~。

(怖いと言うより、メンドクサイんですよね、実際やっぱり。自己注でカニューレ(先の丸い針。カニューレを入れる前に、別の針で孔を空けて、下準備などがいるのです。これがまた、自己注するのもメンドクサくて、自分の顔だからと、テキトーに急いでやって、内出血が出て、でも、自己注で両手塞がっているから、あまり出血を止めることもせず。。と、考えるだけでもメンドクサイのに、そこまでしてやって、パンパンマンになったら!悲しすぎる。。)で微調整なんて。。。新しいカニューレを導入する時に試すか、仕方ないから、というくらい、メンドクサくて、やりたくないです。。

そこまで気にしていないし。パンパンマンのほうが、私はイヤだな、でも、ハタから見たら、「先生も入れたらいいのに、」と思われているのかしらん。。

(とりあえず、この連休の間のどっかで、タイタンをやろう~っと。

タイタンは便利です~。内出血も痛くもないし~。)

太っている人って、顔の大きさの自覚があるので、何かを入れて膨らまして、大きくする、っていうのは、積極的ではないような気がします。

でも、深いゴルゴラインは、みんなイヤですよね。

浅いゴルゴラインはね~、入れるのかどうかは、好みですしね。(お金かかりますからね。)

あ、患者さんは、気になったらされたらいいですよ。自己注ではないので、微調整はいつものことです。

疲れた時の顔で入れたら、疲れていない時に、ちょっと膨らみ過ぎ、という危険もあり、むくみやすいんでしょうけどね。

(そういう方は、タイタンでむくみとってください。)

頬がこけている、顔が痩せている方から、私はよく、「先生みたいな頬っぺたになりたい」と言われます。

(自家培養の天然モノですからね。)

痩せとデブの宿命ですね。

おデブんは、顔、こけたり、ボリューム減らしたいんですよね。。

ああ、、早く、トゥルスカの顔バージョンが出ないかしらん。。。

(頬のトップはやりませんけどね。マリオネットラインの外側の脂肪ですね。ブルドッグみたいなところ。これは、痩せている方でもちょっと出ますから、ここの脂肪は、ちょっと減らしたいところです。)

パンパンマンになってしまった女医さんは、それで満足されているんですよね。。?

私の目の下みたいに、入れすぎて、まあ、いいか、っていうレベルなのかしらん。。

初診の患者さんで、「○○クリニックに通っていたけど、先生の顔がおかしいから(パンパンマンだったり、顔面シワなしボトックス星人だったり)、同じ顔にされたらイヤなので、ここに来ました。」「タイタンをやりたかったのに、注入を勧められて、先生の顔が膨らみ過ぎていて、怖くて。。」という方が、時々混ざってきます。

そういう方は、うちに来られたらいいですよ。

人の好みは、それぞれですからね~。

(そのうち、パンパンマンが、スタンダードになったりして。)

でも、パンパンマンやボトックスやりまくり星人がお好きな方は、私はようしませんので、パンパンマン先生のクリニックにどうぞ。

昨日のヒアルロン酸の続きです。

今当院で取り扱っているエセリスは、スイスのANTHEIS社製のもので、FDAの承認は取れていないとはい言え、こちらもトップブランドですので、ご安心ください。

私が開業する前から、もう5年以上は経っているような気がしますが、最初、少数のクリニックで使われていて、あまり情報も出ておらず、(使っているクリニックが、学会で有名なドクターでなければ、学会発表をされるわけでもないですし、企業主催セミナーも、企業側がちゃんとしていないと、なかなかされていないような時代だったのか、(最近はかなり増えましたが)、そういう公けでの公表がないと、本当の情報って、伝わってこなかったりもします。

「これ、いいよ!」とどこかのドクターが言っても、好みが強かったり、企業が一役噛んでいたり、裏でお金が動いていたり、副作用などはあまり言われなかったり、などなど、偏った情報だけではわからないんですよね、ホントのところは。

薬でも化粧品でも医療機器でもそうですが、こういう美容医療関係のモノって、最初、日本に入ってくる時は、どれも前評判がすごくて(すごくなるよう、大きな声で、誰かが言っているのです)、誇大広告並みの勢いですが、いざ、使われ出すと、なんや、これ?ということも、実際しばしば。。。

本当の評価を下すには、できればもう少し広まってから、判断をくだしたほうがいいと言えばいいんですが、出遅れることもあるでしょうし、そのあたりは、いつ導入するかがクリニック側としては難しいところです。

特に、注入剤の場合は、吸収するものにしても、時間がかかるものだと、副作用などが後からわかった場合、えらいことになりますから、副作用も軽微なものであれば、安全性を確認でれきば、選択肢の一つかな、と思います。

(何を持って、安全というのか、これまた難しいところですが。。)

そういう意味では、エセリスも目の周り、目の下では以前から使われていて、特に、先の丸いカニューレ(鈍針)がお手頃になってからというもの、かなり取扱いのクリニックが増えました。うちもそのうちのひとつです。

多くのクリニックが、もう何年も使っていますから、とりあえずの心配はいらないと思いますよ。

困るのは、昔流行った、非吸収性のヒアルもどきです。

もどきと言っても、似て非なるもの。。

10年前くらいでしたっけ?すごく流行ったの。スーパーヒアルロン酸だとか、吸収しないヒアルロン酸だとか、いろんな名前で、ガンガン宣伝されてたはずです。

CE(ヨーロッパの厚労省みたいなもの)の承認は取っているものもあり、私が美容医療を始めた9年くらい前には、下火とは言え、まだされていて、でもアレルギーの問題はもう知られていて、あまり入れないように、という風潮はありました。

以前勤めていたクリニックでも在庫があったので(アクアミドです)、取扱いはされていて、以前に入れた患者さん(トラブルはその時点で起こっていないので)が、減ったからまた入れてほしい、と言って来られて、説得してやめさせるのは結構大変でした。

(ヒアルロン酸はすぐに吸収するから、と散々営業をかけられて、アクアミドをされていらっしゃったようなので、ヒアルロン酸は入れたくない、と希望されるのです。アレルギーの確率は、200分の1です。少ないと思われるかもしれませんが、このアレルギーが出たら、悲惨で、赤くなって、ちょっと腫れるだけ、薬でしばらくしたら治まるけど、また繰り返す、という程度くらいならいいんですが、ホントに、TVでやっていた扇風機オバサンまでいかなくても、赤くなってただれるとか、周りも赤くなって膨れ上がるとか、症状の程度はさまざまで、すぐに出ることもあれば、2~3年してから出ることもあり、それが恐ろしいところです。)

異物同志は混ぜないほうがいいので、他のドクターが入れたものは、どの深さに入っているのかもわかりませんし、アクアミドは、また悪いことに、結構広がりますからタチが悪い。

もうほとんどない、とう方には、ヒアルロン酸を入れてましたが、まだ残っているのが触っただけでわかる方は、お断りしていました。

先日、光・レーザー治療をしたい、とご希望の初診の方が来られたんですが、これまた顔に、まるわかりの注入剤が入っていて、予約時には、ご本人は何もしていないと言われていたのです。

ちゃんとしたものが入っている場合はいいのですが、おかしなものだと今後何が起こるのかわかりませんし、光・レーザーのせいにされてはたまりませんから、もしレーザーをされるなら、そのことも先に説明して承諾を得ないと絶対にしません。

また、わざと隠して黙っておられる方もいれば、ホントに昔過ぎて忘れていました、という方もいらっしゃいます。

隠されるのもタチが悪いですが、忘れてた、というのも(ウソかホントかは別として)、これを忘れるかっと?!と疑いたくなるような見た目だったりすると、そこまで理解の悪い方、あるいは、美的感覚のおかしな方に処置をする、というのも考え物なので、治療をお断りすることがあります。

目指しているところが違ったりしますから。こういう時に、おまかせで、と言われても、「いや、好みが違いすぎるでしょ。」と断らなければいけません。

その方の丸わかりは、鼻で、受付が一目見ただけで絶対何か入っている!!と断言するくらい、変な様相で、(でも、自己申告は問診票でも電話でもなく、受付からも来られてから、再三確認しましたが、全否定されました。)、そこまで断言するって、どれくらいの注入なん?!と半ば興味半分、恐いモノ見たさ半分。。。

で、診察室に入ってこられて、これは、ひどい!(丸わかりという意味でも、美的感覚としても。) 何とかしようと思わないのかな。。。?

レーザーがどうこう説明の前に、「鼻に何を入れているんですか?」という質問からです。

まだ全否定されるので、触診させていただきました。

手触りは、「非吸収性」のモノです。ものすごい量が入っていて、あとから2~3年前と言われていましたが(ウソかもしれませんが)、レディエッセもヒアルロン酸も多くの種類があるというのに、なんで2~3年前に、こんなもの入れられないといけないねん。。。と悲しくなりますね。

(理解していれたのなら、まだ自己責任かもしれませんが、患者さんって、そこまで申告に考えていませんからね。最悪のことが起こった時に、本当に理解しておられるわけではないでしょう。)

私が、「非吸収性」と思っているだけで、ひょっとしたら違うものかもしれませんが、「記憶ない」、と言われる以上、そこにはレーザーはあてません。

元の鼻の形は原型をとどめていないので、忘れるはずはないと思うんですが、2~3年で自分の顔になったしまったら、忘れちゃうんでしょうか。。見慣れたタンスのように。。

鼻に、これだけ大量に「非吸収性」と思われる注入剤が入っているのを、久しぶりに見ましたが、入っているところの境目がはっきりしていて、ものすごく不自然。。。量が多いからとか、そういう問題以前の問題で。。。ヒアルロン酸ではありえない見た目です。

そこのクリニック(ドクター)の手技の問題なのか、注入剤の質の問題なのか、両方なのか、ここまで来るとわかりませんでした。

とにかく、変なことはわかっているんですよね。でも、それだけ。

「非吸収性」のものは、ホントにどうしようもなくて、無傷で取り出すのは絶対に無理だし、どえらいことになっても全部取り出すのも無理と思ったほうがいいです。(ほっぺたなら、片ほほ全部切っても、残るかもしれません。鼻なら鼻全部取れば、なくなるのかもしれません。残るのかもしれません。わかりません。)

入れりゃーいいってもんでもないんですよね。

ヒアルロン酸でも、ちょっと前から、何年ももつ、みたいなヤツが出てきていて、もちろん、FDAの承認はまだ取れていないはずです。

FDAが全てではありませんが、どうしてもそれを入れたいなら、承認が下りてからでいいんじゃないですか?

そこまで急いで、それを入れないといけないんですかね。

FDAの承認が取れても、後から副作用報告がバンバン出て、取り消しされるもの、あるいは、承認内容が変更になるものもあります。

持ったら持ったで、そりゃ嬉しいです。

入れた場所、種類、量など絶妙に絡んで、ものすごくもつ、ということが結果あった、ということはあります。

これは、あくまで、たまたま。

最初から、何年も持つ、って、どうして?って思わなきゃ。

その理由が納得できたものでも、もし入れたら、その間取り出せませんから、何かあったら、3年も4年も、そのままですよ。

顔の好みも変わるし、お肌も変化します。顔の脂肪も減ってくることもあるし、逆に太ることもあります。

シリコンを入れるなら話は別ですが、そんな長期ビジョンをもって、注射しなくてもいいと思うんですけどね~。

(シリコンのいいところは、吸収もされないので経済的ではありますが、イヤになったら、抜くしかないので、また手術です。手術後、すぐになんとかできないことも多く、もちろん一度入れたから一生もつわけではありません。

ネットで、ゲイノウジンの鼻が話題になっていましたね。折れた。。?)

プチ整形らしく、「ちょっとだけ、変えてみる」、というのが、一番のおススメです。

慣れてきたら、上級者を目指すのもありでしょうけど。

ほどほどに。

特殊なものは、副作用も確認を。

ついに、日本初の、厚生労働省承認の注入用のヒアルロン酸製剤が出ました!

「ジュビダーム®ビスタ ウルトラ」「ジュビダーム®ビスタ ウルトラプラス」です。

この製品は、ボトックスビスタ®で有名な、アラガン社の製品です。

アラガン社は、アメリカの大きな製薬会社で(製薬会社だと思っていましたが、もっと多角的に、薬剤だけでなく、いろいろ展開されているようですね。知りませんでした。)、ボトックスビスタ®が厚労省が承認してから、アラガン・ジャパンが設立されて、ボトッスクの発注がとても楽になりました。

今回は、ヒアルロン酸も承認ですから、国内で、簡単に発注できる、というのも、とても魅力的です。

なんてったって、アラガンですから~。

昨日の日曜日は、このジュビダームのお披露目セミナーが、東京でありました。

厚労省承認ですから、欧米人ではなく、日本人でのデーターが取られているはずだと思います。(きっと)

FDA(アメリカの厚労省みたいなもの)でも、約1年の持続力がある、ということでも、かなり以前に承認を取っている製品です。

この持続力を、ちゃんとデーターを出しているヒアルロン酸製剤って、少ない気がするのは気のせいでしょうか。。

今回のデーター、思っていた以上に良かったです。

いや~、ヒアルロン酸って、知らない間に進化しているんですね~。勉強不足でした。

詳しくお知りになりたい方は、こちらをどうぞ。

http://vst-beauty.jp/juvedermvista/pc/

ヒアルロン製剤って、実は多くの種類があって、ひとつのメーカーであっても、それぞれの粒の大きさというか、用途別に、いろいろ種類があります。

どこに、どう入れたいのか、どうしたいのか、で、選んでいくんです。

その前に、どこのメーカーのものがいいのか、これ、とても重要です。

メーカーというか、ブランドによって、得意分野みたいなものって違いますが、似ているようで全然似ていないのが、実は、ヒアルロン酸製剤なんです。

私は、最初、Q-MED社のレスチレンシリーズを使っていました。

日本でもトップシェアを誇りますし、世界シェアは、確かこれが1位のはずです。

最高峰ブランドと言っても過言ではないかもしれません。

このレスチレンシリーズの中で、部位毎に使い分けをやっていました。

その後、レディエッセ®が出てきて、シワには入れられないし、あくまでも、ボリュームアップの製剤ですが、ヒアルロン酸に比べて、吸収が遅く、綺麗に形を作ることができて、特に、鼻やアゴには、最適です。法令線に入れるにしても、ヒアルほどの量がいらないんですね~。同じ量を入れても、持ち上げる力は、レディエッセは格段に優れているので。

レディエッセ®が出てきて、鼻にシリコンを入れる人は減ったんじゃないでしょうか。ヒアルロン酸の時は、入れすぎたら、ブヨブヨになるし、目頭まで、ヒアルロン酸が流れ込んできて、やりすぎだっつーのっ!!という、変な人タチを、雑誌の読モや、下手なゲーノージンで、見たことないですか?

アバター鼻とか、コアラ鼻とかでも呼ばれてました。

ヒアルロン酸でも、ちょっと入れる分には、鼻もいけるのにね。まあ、鼻は、レディエッセ®のほうがやっぱりいいとは思いますが。

ちなみに、レディエッセ®の欠点は、吸収がホントに遅いので、もし入れすぎてしまった時に、あるいは、減らしたい・なくしたいとなった時に、吸収を待つしかない、ということです。

マッサージをしたからといって、ヒアルみたいに、早く無くなるわけではありません。

それに引き替え、ヒアルは、吸収も早いし、遅い場合ももちろんあるんですが(部位や量によります)、最悪というか幸いというか、ヒアルロニダーゼという分解する酵素で、溶かすことができます。

(ヒアルロニダーゼは、これはこれで、問題があり、よほどのことがない限り、バンバン使うものではないと思います。反応が行きすぎると、自分自身の皮膚内のヒアルロン酸も溶かされてしまって、シワシワに。。。

入れすぎた分だけ、うまく溶けてくれればいいですが、行き過ぎてシワシワになった分は、これは、そうそう簡単には戻せないのでは。。?

(また、入れればいいのか?)

他院でやられて、あるいは気軽に「なかったことに」みたいに考えてやっちゃって、エライことになっている患者さんを、結構見てきました。

そういうのは、もううちでは触りません、というか、触れないかな。

もうそこまで行っちゃったら、何もせずに、そーっとしておくほうが一番かも。。

なんとかしようとあがいて、いろいろやった患者さんも知っていますが、東京まで治療に行ったり、費用もエライことに。。それだけやっても、ちょっとはマシになったけど、元を考えれば全然ダメダメやん、、、ということも。。

こういう酵素は大切ですが、使う場合は、患者さん側は、ホントに気軽には考えないほうがいいですよ。絶対、なんてないから。

どうしても、溶かしたい時は、少な目にしておいて、もうちょっと、という場合は、もう止めておいたほうが、私はいいと思います。欲を出して、おかしくなった患者さんも、これまた見たことがあり、結構悲惨でした。。。

ちゃんとしたところでされたので、勧められなかったり、それを押し切ってされたんですが、もちろん、やり過ぎた場合の副作用というか、見た目はひどくなる話などもされたと思いますが、(あくまで想像ですが)、こういう時の患者さんって、「良くなった自分」しか考えていないので、聞く耳もたないんでしょうね。。

話を戻しますね。

レディエッセ®が出てきてから、深いところに入れる注入剤は、ほとんどヒアルロン酸を使うことはなくなりました。

最初は、深いところ用のヒアルロン酸も用意していましたが、説明すると、患者さんみなさんレディエッセ®を選ばれたので、在庫が無くなったと同時に、ヒアルロン酸は、シワ用専用にしました。(粒の大きさとかね)

モノによったら、シワ用と言っても、余ったら、法令線・鼻・アゴにも入れるのは可能なものもありましたが、レディエッセ®と混ぜたらいけないので、そういう場所は、レディエッセを別に購入される方もいて、人それぞれでした。

レスチレンに飽きたわけではなかったんですが、他のヒアルロン酸製剤もやっぱり気になり、それぞれの商品特徴を活かして、使ってみたくなるものです。

細か~いシワや浅目のところに欲張って入れちゃうと、どのヒアルロン酸も、なかなかゼリーぽくなるというか、ある程度は仕方ないんですが、う~ん。。欲張っちゃ、イカンよ、となることも。。

(エセリスで、かなりこの問題は解決しましたが。)

ジュビダームは、確か、世界シェア2位だったと思うんですが、違いましたっけ?

それくらいメジャーな、一流ブランドのモノです。

ジュビダームは、私が、最初ヒアルロン酸を使い始めた時は、柔らかい、柔らかすぎる、という意見があり、(今回のとは、またちょっと違う話です。昔の話だし、鼻やアゴに入れることが前提の話でしたから。)、実は、使ったことはないんです。

そのほかのメーカーもちょっと使いましたが、トップランドと言われているものであっても(レスチレンではなくて)、製品によって、「粒子にムラがあるんじゃない。。?」と不安になることもあったり、なんかこの間と感じが違うな。。。なんか使いづらいな、と思うこともあったり、メーカーに聞いても、要領を得ることができなかったり、「長く持ちます」と言っていても、自称だったり。。悪いわけではないけど、他に何かないのかな。。?などなど。。

モノによったら、衛生面(安全面)は大丈夫?と疑いたくなるものも。。。怖すぎて、仕入れられません!

(安すぎるものは、ホントに怖いですよ。。うちでは、絶対に取り扱うことはありませんが。まあ、ドクターの好みですが。)

トップブランドから選ばないと、注入剤だけは、私はダメだと思うし、今まで全ての注入剤が、厚労省未認可ですから、全て個人輸入なんですね。

ちょっと手間暇もかかるし、個人輸入を仲介していただく業者さんも、おかしなところ経由では絶対ダメで、偽物が混ざっていることもあるそうです。

こういうモノを仕入れるのに、絶対にケチってはいけないんですね~。

(素人(医師以外という意味です)が個人輸入で、こういうものを買うのは絶対に止めておきましょう。知らないだけで、偽物だらけですよ。そんな値段で、買えるわけないですから。

自己責任とはいえ、アホちゃうか、と思います。中途半端なお金で偽物買って、エライことになったら、そんなハシタ金で、治せませんよ。大金積んでも治せないことも多いんですよ。初めから、ちゃんとしたお金を出して、ちゃんとしたクリニックに行きましょう。そんなお金がないなら、注入は止めておきましょう。)

ボトックスを個人輸入していた時は、4℃以下でちゃんと保持されてこないと、ボトックスは失活してしまっている可能性があるので、代理店によったら、いつ届くのかも連絡がないので、(連絡があっても、絶対ではないので)いつもひやひやしてました。もし、休診日に届いたらどうしよう!と気になって仕方なかったです。

あきらかに、中身のアイスノンとかが解けていたら、代理店に言えば、またちゃんとしたものを届けてはくれますが、時間のロスですよね。

なので、アラガンジャパンが出来た時は、アラガン様様でした~。もう悩まなくて済みましたもの。FAX1本で、翌日クロネコヤマトが届けてくれます。絶対、安心!

そこに来て、今回のヒアルロン酸承認です。

さすが、アラガンですね~。

承認を取る、というのは、よく知りませんが、どえらい苦労と時間とお金がかかるのかなと。。小さいメーカーでは、大変だと思います。

これをきっかけに、もっとどんどん国内承認の美容医療が増えて行けば、情報公開も増えますから、その結果、患者さんにもいい医療が提供できることになるわけで、韓国なみに、とまでは言いませんが、もっと美容医療がオープンになればいいですね。

未承認だと、ホントは、注入セミナーも、あからさまにどこまでやっていいのか、グレーゾーンだったりするようで。。難しいところのようです。個人セミナーみたいなものはいいはずですが。。

そういうセミナーがないと、広く技術も知られないわけで、一番困るのは患者さんなんですが、「未承認」となると、承認のものほどスムーズにいかないこともあるようです。

今回のセミナーは古山 登隆先生という一流の先生のライブがあり、Dr.Braz(ブラジルの有名なドクターだそうです)の記念講演があり、ものすご~く勉強になりました。

他にも、一流の先生方のディスカッションもあり、行って良かったです。

最初は、ヒアルロン酸のセミナーか~、とあまり期待はしていなかったんですね、実は。

レディエッセもあるし、目の周りは、結局エセリスになるし、(今回のジュビダームは、承認されている2種類とも、目の周りはダメです。目の周りでも、大きなシワならいいのかもしれませんが。。。でも、使わないかな。)う~ん。。と思ってましたが、この2種類で、結構いい感じになるな~、と思いました。

というのも、そりゃ、一流の先生が、2種の製剤を好きなだけ使って、顔中に入れていますから、そりゃ、良くなりますわね。

これを同じことを、患者さんがされたら、いくらかかるのかしらん。。。

お値段は張りますが、多種の注入剤セットで、顔中おまかせ、というセットはいいですね。

法令線にだけこだわっている方も多いですが、そこよりも、先にこっちをしたほうが。。ここを足したほうがもっと綺麗に見えるのに、ということもあり、ご提案はしますが、1本買い取りでは、足りないこともあったりすると、全部法令線に!と言われる方もいらっしゃいます。

まあ、2本目を買えばそれはそれでいいんですが、私も、2本目は様子を見てからでいいんじゃないですか?と、一度に大量、というか多めに入れることはあまり勧めていないので、よけいかもしれませんね。

2本くらい(3本でも)入れても大丈夫な場合(年齢・皮膚・骨格の状態などによります)も、あるんですが、うちに来られる方は、「いきなり極端には変わりたくない」「あくまで自然に」という方がとても多いので、(私の好みもそうです)、結果、ちょっとずつ足す、様子を見ながら足す、ということが大半です。

ある程度のシワが出てくる年齢になると、どこか1か所だけ良くなると、次に違うところが気になってくるもの。

そういう方のために、セット(いろんな注入セット)は、いいですね。まとめる分、患者さんにとっても、お得になるし。

ヒアルロン酸のいいところは、モノにもよりますが、入れる深さに関して、レディエッセほど気を遣わないというか、いや、まあ遣うんですが、万が一、入れすぎたら、レディエッセは大変なので、入れる量も部位によったら、ヒアルロン酸以上に気を遣う気がします。

エセリスはエセリスで、目の周りはデリケートですから、これまた気を遣いますし、他の場所でも、それはそれで気を遣うんですが、やっぱりヒアルロン酸は、皮膚になじむので、水も吸いますし、(そのおかげでボリュームアップがさらに増すこともあります。それがいい時もあれあ、悪い時もあります)、専用マッサージ(なんでもやればいいというものではありません。)で、かなり早くなじんだりしますので(この場合は、私も、患者さんにお願いすることもあります。指導されていない場合以外は、やらないでください。マッサージする時に塗っていただく薬をお渡しして、やっていただくので、やり方にも方法があります)、入れた直後よりも、より自然にいい感じになるのが、ヒアルロン酸のいいところですね。

(レディエッセもなじみますが、もともと、皮膚の浅いところに入れるものではないので、なじみ方や自然な感じ、というのは、ヒアルロン酸と比べるものではありません。

やっていることが全然別のことなので。)

どこをどうしたいのか、で、選ぶ注入剤って、ホントいろいろで、ボトックスも足したほうがいいし、単独で改善というのは、アンチエイジング目的ではちょっと難しいことも多いです。

いろいろ足しやすいように、うちでは、光・レーザー治療をされている方は、割と負担にならない価格設定にはしているんですけどね。

目の周り以外のヒアルロン酸を、次にどうしようかな、とちょうど考えていたところなので、ちょうど良かったです。

多分、ジュビダームは、取扱いを開始すると思います。(きっと。多分。おそらく。。)

開始する時に、セットも考えますね。

エセリスも必要ですし、エセリスにもいろいろ種類があるので、揃えてはいますが、エセリスをはじめ、実は、FDA承認が取れていないヒアルロン酸製剤って、多いんです。

(多いわけではないのかもしれませんが、有名で当たり前のように使われているものが、FDA承認がなかったり。

FDAが全てではありませんが、CE(ヨーロッパ)のみだと、問題になっているものも混ざってくる場合があるので、注意が必要ですし、FDA承認じゃないと、アメリカであまり使われていないので、症例数が全然違ったり、と情報がもっとほしい時に困ることもあります。)

注入剤に一番求めるものは、私は、「安全性」なので、今回の厚労省承認は、とても嬉しく思います。

皆さんも、ちょっと安心なこと、ないですか?

取扱いまで、もうしばらくお待ちください。

セット価格、というか、トータル注入モノセットというか、いくつかパターンを出してみますが、価格セットは、ホントに未定です。

今日は、ちょっといい話を。

このブログを読んでくださっているドクターの方々、みなさん、漢方薬って使われますか?

私は、ほんのちょっとだけ、使います。

レパートリーは、そんなに多くはないです。

西洋医学で困った時に、ちょっと足す感じといいますか、もうちょっとなんとかならんかな~?というときに、漢方を足すことで、オオっ!という相乗効果が出ることもあり、漢方薬って、ちゃんと使えれば、とても素晴らしい薬だと思うんですが、漢方専門のドクターみたいに、たくさん使いこなす、というところまでいきません。

この症状には、とりあえず、これ!みたいな決まり漢方みたいなものはありますが、もちろん、全員に効くわけではなく、いろいろ問診して、う~ん、効くのかな?と患者さんと相談して処方する場合も処方しない場合も。

これだっ!と思うのを出して、なんか違うかも。。(患者さんの症状があまり変わらない場合)、となった時に、じゃあ、次はこれ!とは、なかなか出てこない時も多々あります。

なので、その方のその時に、合うかどうか、まずは、1~2週間で様子を診て、良かったら続けてみては?とご提案して、1週間で少なくとも、なんとなくいい気がする、くらいはわかりますから、と1週間単位で処方しています。

合わない漢方って、残りがムダになりますしね。

長く飲んでいただくモノもありますが、1か月飲んで、何も良い変化がわからないなら、一旦止めませんか?とご提案しています。

以前にもブログに書いた、去年のセミナーで、野本真由美スキンケアクリニックの野本真由美先生の漢方薬のセミナーで、感動して、早速出した漢方があります。

それが、クラシエの十味敗毒湯です。

お恥ずかしいことに、私、ツムラもクラシエも、漢方薬って、中身同じだと思っていました。

同じモノもありますが、ほんのちょっとだけ違う、配合具合が微妙に違う、というものから、全然違う!みたいなモノもあるんですね!

フェイスラインに、大きな硬~い痛~いニキビが出ていた患者さんで、クレンジダームでかなりコントロールできて、ジェネシスでニキビ跡の治療もやりつつ、結構良かった方なんですが(クレンジダームのモニターになっていただいた方です)、なんかストレスで(だったと思うんですけど)、一気にニキビが悪化して、良くなっていたので、塗り薬もあまり塗っていなかったのもあったのか、バババッ!と出て、いろいろ治療を開始しましたが、クレンジダームも以前よりももっと沁みて、なんとか我慢して塗るけど、前ほど効かなくて、もうどうしようか、と患者さんと悩んでいたところ、野本先生のセミナーをお聞きして、クラシエの十味敗毒湯を処方したら、これがなんと!!劇的に効いたのです~!!みるみる内に!

ホントに、1~2週間で、どんどん退きました。

これには、私も驚き!!

実は、私が大学病院にいた時、上のドクターで、「ニキビには十味敗毒湯!」というドクターがいて、私の印象としては、あまり効いていなさそう。。。

十味敗毒湯なんか、効かないのに、というのが、私の周りでの印象だったかと思います。

ニキビに漢方なんて!というのが、私の中でのニキビ処方でした。

でも、ニキビ治療などの特集が専門誌にあると、漢方薬を、症状に合わせて、変えたりされている論文もあり、半信半疑で、しかも、これ、(結構な種類がありますから)使いこなせないよ。。と、あまり出したくない心境でした。

ひどいニキビは、若い患者さんも多く、今ほど、漢方が若い方に受け入れられている時代でもなかったような気がします。

あまり若い方から、漢方を出してほしい、と言われたこともなかったし、漢方飲んでみる?と聞いても、飲みたくない、という返事が、私の周りでは多かったです。

ところがですね~!

ツムラとクラシエの、十味敗毒湯、中身が違うんですっ!!

クラシエのには、「桜皮」という、桜の木の皮が入っているそうで、これがあるとないとで、大違い!

これが!劇的に効くんですね~!!

(男性はダメだそうです。女性のニキビです。)

これが、漢方マイブームになるきっかけですね。

ここまで、劇的に効いたのを見ちゃうと、改めて、スゴイっ!と実感しました。

(ちなみに、うちでは、漢方は全て自費です。

4週間分で、¥3.000+消費税です。処置中に相談されている方は、診察料はいりません。

薬の相談だけの方は、まず診察・診断が必要ですので、初診・カウンセリング料¥10.800(税込)が別途必要です。

十味敗毒湯(クラシエの)が、もちろん全てのニキビの方に効くわけではありません。

症状により、塗り薬も塗ってもらってますし、日常生活や食事内容の指導、スキンケアなど、患者さんも、毎日、自分のためにも、改善できることは改善する、ということが必要です。

漢方薬って、一般の方は、副作用がないように思っておられますが、この世の中、副作用ゼロのモノはありません。漢方にも注意しないといけない点ももちろんあります。)

今の若いドクター方は、授業で、漢方の時間がちゃんとあるんですってね。

私の時には、もちろんありません。

先輩ドクターが処方しているのを見聞きして、マネしたり、自分で本を読んだり、メーカーの方からアドバイスをもらったり、いわゆる独学に近いです。

セミナーも、そんなたくさんあるわけでもないし、あったとしても、なんか、「妖怪の世界」みたいに言われる漢方薬処方。。(ちゃんとやると、ものすごく奥が深くて、どんどん深みにはまって、わからなくなるような、という意味です。「妖怪の世界」に例えられたドクターがいらっしゃいました。)

先日の、野本先生の漢方三昧の素晴らしいセミナーの後に、クラシエの担当の方とお会いして、いろいろ資料をいただいたり、アドバイスをいただきました。

そして、このご本をご紹介いただきました。

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この本は、なんと!漢方薬の、各メーカーによる内容の違いがまとめられた本なのです~!

すごいっ!

詳細に載っています。各生薬の配合具合だけでなく、具体的に、保険適応病名の違いや、中身が違うことでの症状や効果の差など。

とてもおもしろい本です。

素晴らしい!

各メーカーで、そんなに変わらないのであれば、どこのメーカーの出してもいいんですが、中身が変わるとなると、話は全然違ってきます。

ちょっと真逆の成分が入っているモノもあるのです。

。。。ガーン!  

そういえば、先日、これだっ!と思う漢方を処方したら、(2週間分でしたが)、患者さんから、あまりよくわからなかった、と言われ、おかしいな。。。と思ったんですが、他のメーカーと、処方したメーカーで、中身が違うのです!

そのメーカーはメーカーでいいんですが、私の患者さんの体調というか体質というか、その辺を考えると、ちょっと違う。。となったわけです。

いろいろな考え方があるので、それが、絶対効かない、というわけではないんですが、私の目的とは、中身はちょっとずれていたわけです。

メーカーを変えてみたら、経過も違ったかも。わかりませんけどね。

でも、私のイメージは、他社の漢方だったようです。

「漢方と言えば、ツムラ」というのが一般的です。超~有名ですよね。

企業がとてつもなく大きいですしね。

大学にいた時に、ツムラの漢方以外の漢方なんて、覚えているのは、コタローのヨクイニン錠くらいです。

私の周りには、そこまで、漢方を使いこなしているドクターは、いなかったかも。。

いや、いらっしゃったかもしれませんが、聞き流していたのかもしれません。

漢方はものすごく奥が深いので、漢方専門のドクターみたいに、さっと選べるわけではありません。

本格的な本だと、意味難解で読むこと自体がイヤになる可能性もあるわけですから、クラシエの方が、わかりやすいモノをいくつかご紹介してくださいました。

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こちらは、絵も多いし、患者さんの「証」(体調・体質みたいなものです。)によっての、提案がなされていて、とてもわかりやすかったです。

ありがとうございます。

私は、花粉症なんですが、西洋医学の薬を、結構飲んでいて、かといえって、昼間ムチャクチャ、眠くなったら困るので、大量にガンガン飲むわけにもいかないんですが、多少鼻水が出てしまうのは仕方ないんですが、もすこし、なんとかならんかな=、というので、漢方を足してみました。(今日からね)

ちょっと楽しみ~♪

漢方にご興味ありのドクターは、一度クラシエの方に、いろいろ聞いてみられては?

(ツムラの方も、親切に教えてくださたり、資料をくださったりはしてくれますが、各メーカーによって違う、というお話はされないような。。)

ツムラにしかない漢方もありますが、クラシエだと、1日3回だけでなくて、1日2回で処方できるものがあります。1回量が多いんすよね。

何種類か飲む時に、飲む時間帯を変えると、なかなか飲めなかったりするので、1日2回でいいのはありがたいですね。

ご希望の患者さんには、2回に切り替えていきますね。(1か月分の値段は同じです)

クラシエだと、錠剤タイプもあり、患者さんの選択肢が増えます。細粒で、味や香りは確認されたほうがいいように思いますが。

(大きな声では言えませんが、価格も、ちょっとお安いようですよ。モノにもよるそうですが。)

京都支店の担当者の方が、とても積極的で、たくさん文献もいただき、私自身もいろいろ飲んでみたくなりました。

(野本先生のセミナーの時も、東京本社の方も、みなさん親切で、対応が早かったです。この対応の早さって、実はなかなかできるものではないのです。)

ちょっと気になっておられたドクターは、ぜひ一度、お話しを聞いてみられては?

資料をもらわれるだけでも、即、毎日の診療にお役に立てるはずだと思います。

以前にブログで、3キロ減って、ウハウハ!と書いておりましたが、その後、ちょこっと体重が戻りました。

少し重くなったので、(全く戻ったわけではありませんが、プラストータル2キロ、結局1キロ減という感じでしょうか)、もうすぐ生理なのかな(女性は、生理前に、重くなることが多いです。むくみますものね~。)、と思っていたら、いつまでたっても生理が来ず。。。あれれ~?と思っている間に、結局1キロ減まで重くなってしまいました。

ちょうど家のタニタの体重計を新しく変えたんですが、体重は前の体重と変わらないのに、体脂肪率がガンっ!と減っていて、筋肉量が増えていて、超~ビックリ!!

やはり高い体重計は違うのですね!!

アスリートと比べてどうか、みたいな指標が出るヤツなんですが、なぜか、アマチュアアスリートとセミアスリートの間を行ったり来たりしています。

???

そんなに、筋肉ついてんの???

この体脂肪率で??

(大きな声では言えませんが、体脂肪は、30%超えています。

。。内緒ですよ。いいふらさないでくださいね。

昔、体脂肪率が30%くらいは普通だと思っていました。

そしたら!

30%超えてたら、「肥満」なんですってね~!!超~ビックリ!!こんなに衝撃を受けたのは、人生で数えるくらいしかありません。)

身長の割に、(体脂肪は置いておいて)筋肉がついているってこと?アマチュアアスリートと同じくらいに?

???

だから、こんなに、ふくらはぎが太いのかっ?!

完全なシシャモ脚で、この体重を支えるのに、こんなにふくらはぎは発達する必要があるのか?!といつも疑問の私のふくらはぎです。

だって、運動も全然していないのに、ふくらはぎが発達するような運動と言えば、この体を支えることくらい。。。

う~ん。。。。

家族がこのタニタにのると、なぜか体脂肪は今までのよりも、上に出ました。

細みの筋肉質なんですが、アマチュアで出てしまいました。

身長の割に、筋肉が少ないってこと?

う~ん、よくわかりません。

でも、私の体脂肪が減ったことはとても喜ばしいですね!

でも、何故。。。?何も運動はしていません。

AC BODYも、週1~2回やりたいところですが、なぜかわかりませんが、やる時間が取れず、月1~2回がいいところ。

日常生活、運動は大嫌いなので、やっているわけがありません。

糖質制限といいつつ、オーレリーのお菓子をほどほどに食べたり、ローソンのブランパンを食べ過ぎたりと、なんちゃって、のままで、すっごいやっているわけではないので、う~んって感じです。

ゆっくり糖質制限が効いているのかな?

(体重計を変えたことだけではなく。体重計を変えた後も、ちょっとずつ体脂肪が減って、筋肉量が増えています。

その分、体重が増えているようです。)

体のラインは、トゥルスカのおかげで、維持、もしくは、ちょっとずつさらに減っているようで、ホントはもっとやりたいんですが、これまた時間が取れません。。。うう。。。

患者さんから、「今度は、背中をやったら?」と言われておりますが、背中は自分でできないんですよね。。うう。。。

さて、この体脂肪が減って、筋肉が増えた原因が、糖質制限以外で何が考えられるかな、と考えたところ、3か月ちょっと前から、医療用のディカルフードを試してまして。。

FDA承認で、本来は、年齢とともに、筋肉が減っていくので、それを阻止するというか、うまくいけば増やしてくれるような、減っていく成長ホルモンの分泌をうながしてくれるだとか、どこまでホントはわからないんですが、とりあえずFDA承認なので、3本仕入れてみました。

患者さんに、処方する前に、自分で試さないといけないし、自信を持って、お勧めできるものじゃないと、仕入れることすらしませんので、一応ね~。

基本、こういうサプリ系は、害がなさそうとか、最低FDA承認が取れてるとかで、取扱いをするかどうかを決めています。

ちょっと怪しそうで、FDA承認じゃないと、自分で試しはしますが、う~ん、やっぱりやめておこうと思うこともしばしば。。

結構な値段を出して、ホントにこれ、副作用ないのかな、と悩みながら飲むようなモノは、御免です。

「FDA承認」が全てではないんですが、どっかでラインを引くとしたら、ひとつのラインはここになります。

この試したメディカルフード、1本が1か月分です。業者さんの話によりますと(全然情報が一方的なものしかなくて。。)、2か月くらいで効果が出てくるらしい、ということです。

2本飲んでも(毎日飲めたわけではありませんが)、もひとつよくわからんな。。。。

(そら、そうだ)と思ってました。

とりあえず、3本買ったので、飲んでしまえ、と思って飲んでおりました。

(これ、ムチャクチャ高いんです!

患者さんにお売りするとしたら、多分1本3~4万円くらいになるかな、と。。。

それを2か月以上続けるんですよ!それだったら、そのお金、他に回すほうが、効率良くないですか?

これだけの値段するなら、もうちょっと、何か効果を感じないと、う~ん。。

こういうのが好きな方はいいんですが。)

効いた原因は、これ~?2か月以上経ったし?

う~ん、と思っていたところ、もう1個あったことに気づきました。

先日のセミナーで、野本先生にアドバイスをいただき、私に合っている漢方を、わりときっちり飲むようにしました。

そしたら、出るわ出るわ、オシッコばんばん出ます。

(なので、仕事中はあまり飲まなかったんですが。)

これだけ、いらん水が溜まっていたのか?!と思うと、そりゃ、出さなきゃいかんわな、と思う今日この頃。。

漢方のいいところは、脱水にはならないんですよね~。)

それが効いてきたのかも。

そっちのほうが、信憑性が自分の中ではあるような。。

ま、わかりません。何が効いているのか。両方なのか。またまた違うのか。

うちの場合、漢方は、自費ですが、レーザー治療をされている方は、処置中にご相談いただいたら、薬代は、1週間で、800円ちょっと(消費税5%の時で、740円か780円くらいだったかと)、4週間分で、3.240円だったと思います(消費税5%の時、3.150円だったので。違ったかな。。)。

値段から言ったら、漢方試したらいいんとちゃう?と思っちゃうんですけど。

(ご自分に合うものでないと、効果らしいものは見えませんよ。)

もし、FDA承認のモノが欲しい方で、仕入れほしい、とおっしゃるなら、仕入れますが、2~3か月以上続けることと、1本1か月分3~4万円くらいを覚悟されてくださいね。

お時間も、2週間前後頂戴します。

先日、アラガン社の担当の方が来られて、

「4月8日って、何の日か知ってますか?」と聞かれたので、

「4月8日 シバの日、うちの結婚記念日です。」

と答えたら、大爆笑っ!!でした。。

そんな答えが返ってくるとは~!!

とのこと。。

いろんなドクターに聞いても、こんな答えを返したのは、私だけだったそうです。。(そりゃ、そうだ。)

4月8日は、「シワの日」なんですって。

なるほど。それで、アラガンね。ボトックスで、シワ治療ですね。なるほど、なるほど。。

4月8日前後(いつまでだったかな)に、大々的に、アラガン・ジャパンが、眉間のシワ(厚労省の認可が下りているのが、眉間のみなので)の治療のキャンペーンをされるそうです。

眉間のシワ、と言えば、

般若2.gifそう!般若ですっ!!

般若のキャラで、キャンペーンをされます。

合言葉は、般若ってる.jpg

ポスターに使われる写真など、もろもろのデーターをいただきました。

電車A_Allergan_0310.jpg

よくこういう光景、見ませんか?眉間にシワを寄せながら、スマホをいじっている人。。

スマホだけでなく、仕事中でも、電車に乗っていて、何もしていないのに、ず~っと眉間をしかめている人。。

私は、眉間のシワは、女性はなくてもいいと思うんですよね。

男性の場合は、眉間のシワは渋い感じもして、まあ、あってもいいか、と思いますが、(あまりに深すぎるのは、もうちょっと浅くしたら?と思いますけど)

女性はいりませんね~。

眉間のシワは、怒りジワというか、不幸ジワというか、あったら、まず幸せには見えない、見えにくくさせてしまいます。

目元がず~っとニコニコ笑っていらっしゃる方だと、そこまで不幸ジワには見えませんが、せっかくの笑顔のパワーも半減してしまって、もったいないです。

せっかく、その方の柔らか~い、優しい雰囲気にとって、マイナスです。

以前、なにかのセミナーで、接遇の講演をあって、講師の方が、「眉間のシワも大事です」とおっしゃってました。

何か粗相があって、お客さんに謝るときに、眉間のシワを寄せて、すみません、という気持ちを表現しないといけない、とおっしゃっていました。

確かに、それはそうなんですが、眉間のシワを寄せなくても、他の態度で謝罪の気持ちは伝わると思いますから、私は、やっぱり眉間のシワはいらないと思います。

(サービス業の場合、笑顔の時間のほうが圧倒的に多いわけで、普通は謝罪の時間のほうが圧倒的に少ないはず。

深い眉間の立てジワ(深くなくても)は、せっかくの笑顔が台無しです。)

イライラしていなくても、目の悪い方は、すぐに目を凝らして、眉間にシワを寄せて見るクセがついちゃっているので、自分ではなかなかクセは止められません。知らず知らずですから。

眉間にシワを寄せたからって、見えるようになるわけではないので(ボトックスをして、眉間にシワがよらなくなっても、視力には影響しませんから)、シワを寄せないように、努力で無理なら、医学の力を借りるしかありません。

シワを引っ張ろうが、伸ばそうが、戻せません皮膚が伸びて、シワやタルミがひどくなるだけですよ。

結局、表情ジワというのは、折り畳みジワですから、折り畳んできた年数と回数です。皮膚も昔と質が変わりますから、どんどん折り畳みジワが目立つ状態になっていきます。

患者さんで、起きている間は、頑張って寄せないようにしているけど、朝起きたら、(寝ている間にうなされているそうで)、眉間に深いシワが刻まれている。。。とおっしゃっている方がいて、眉間ボトックスをされていました。

悪夢でシワを寄せちゃうんですね。。かわいそうに。お疲れですね。

うつ病の治療でも、眉間ボトックスは使うことがある、と聞いたことがあります。(もちろん、保険は通りませんよ。)

うつ病の方が、朝鏡で、自分の眉間のシワが寄っているのをみると、それでますます気が滅入ってしまうそうです。

そこで、眉間ボトックスをして、眉間のシワが目立なくなると、気分も上がってくる助けになるようです。

「病は気から」というでしょう?

うつ病じゃなくても、なにかで落ち込んでいたら、眉間ボトックスもいいですが、無理やりでも口角を上げて、笑顔を作るんです。

ひきつったって、かまいません。不自然でも構いません。(イヤなら、人に見せなくていいです)

笑顔を無理でも作ると(笑っていなくても)、脳は、「笑っているから、なにか楽しいんだ、幸せなんだ」と勘違いして、気分を変えていってくれますから、「気分は形から」。

これは、本当ですからやってみてください。

それでもついつい眉間にシワを寄せてしまう方。

しんどい時、頭痛い時、生理痛など、眉間にシワを寄せて、我慢しちゃいますよね。

でも、家族や友達、同僚からしたら、そんなことは本人が言わない限り、我慢していることなんてわかりませんから、「機嫌が悪いのかな。。?」と勘違いされてしまいます。

(そういう意味でも、言葉でちゃんと説明するって、大事なんですよね。誤解を減らすために。)

しんどい時に、「何が機嫌悪いの?」と家族から言われたら、キレそうになりませんか?

「こんなに我慢しているのにっ!!」

それなら、眉間にボトックスをして、シワを寄せないようにしましょう。

そしたら、「機嫌が悪い」とは思われなくなります。

(眉間にシワを寄せなくても、他の動きでしんどいのはわかってもらえます。)

機嫌が悪くないのに、「機嫌が悪い」と思われたら、と~っても損ですよね。

立てジワは、きつそうにも見えますし。

まずは、ボトックスで、寄せないように、それ以上折り畳ませないように、やってしまいましょう。

ボトックスが効いても、シワが残ったままの方がいます。

長い年月、折り畳んできた証拠です。

寄せていないのに、溝になっていたら、ヒアルロン酸で埋めて、浅くしたほうがいいです。(完全に消せるわけではありません。ネジをはめるようにはいきません。)

ボトックスをせずに、ヒアルロン酸を入れても、ダメではないですが、入れたヒアルロン酸ごと、また折り畳まれますから、また溝になります。

よく動く場所というのは、血行もよく、というか、吸収が早いです。

ボトックスと併用している方のほうが、動かないので、ヒアルロン酸の吸収も遅いです。

ボトックスが苦手、という方(適応のない方も)は、ヒアルロン酸くらいしか、仕方ないんですけどね。

表情ジワ(動きによって、出来たり、深くなるシワ)は、ボトックスが、一般的にファーストチョイスになります。

アラガンから、キャンペーンに参加します、ということで、「般若グッズ」を送ってくださいました。

般若パンフレットに、般若ポスターに、般若シールです。

いきなり、般若が、そこら中にあるので、ビックリされないでくださいね。

「ウォーリーを探せ」じゃないけど、「般若を探せ」くらいの勢いで、あちこち般若シールを貼ってしまいました。

(剥がすのが大変かも。。)

ついでに、般若のお面も。ちゃんと目に穴が開いていて、かぶれるようになっています。

IMG_0199.JPGかなりリアルで、ドン引きです。。クリニック受付カウンターの後ろに飾ってみました。ドン引きされないでくださいね。

もう四月ですね~。早いですね、一年経つのは。

四月と言えば、桜の季節で、一番好きな季節かも。

桜の花は大好きですが、なかなかお花見に行くことができません。

予定が合わなかったり、週末、花見とはかけ離れて街中にいたり、セミナーに行っていたり、となんか時間があいません。

今年こそは!と毎年意気込むんですけどね。

死ぬまでに、一度でいいから吉野の桜を見たい!と、ず~っと言い続けています。

(奈良に住んでいた時に行っておくべきでしたが、吉野は、奈良と言っても、とても遠いし、この時期、えげつない混み方をしますから、行くのがなかなか億劫なものです。。)

死ぬまで、と言うと、オーバーな、とお思いでしょうが、桜は年に1回です。期間がとても短い。

人生80年として(平均余命としては、もうちょっとありますが、元気に一人で出歩けることを考えると、人生80年も言い過ぎかもしれませんね)、もう半分以上過ぎているわけです。

桜を見に出かけられるのって、もう30回くらいかも。。?と考えると、1年1年大事ですよね。

一回見れば、吉野の桜は、気が済むと思っているんですが。。。

(たぶん、遠いから。近鉄電車は、途中から単線になります。。。)

この季節、大好きな桜を、クリニック内に、アートフラワーではありますが、散りばめて、患者さんをお出迎えさせていただいております。

何度か、生の桜や桃を飾ったことがありますが、虫がスゴイっ!フンだらけ(黒い粉がたくさんでます)にされるし、気づいたら、小さな虫が、カウンターを這っていることも。。。生花は大変ですしね。。4月いっぱい、桜が売っているわけではないので、アートフラワーに変えました。

さて、4月のキャンペーンです。

大好評のナビジョンDRのBBプロテクトUV!

でも、お好みは人それぞれですし、その方に合った日焼け止めを、環境やTPOに合わせてお使いいただきたいので、今回は、日焼け止めを購入された方(料金の発生する処置と同日に)に、このBBプロテクトUVのミニチューブを差し上げます。

日焼け止め兼ファンデーションとしてお使いいただくと、朝の時間のない時に、とても便利です。

塗り直しは、このBBでもいいですし、別のモノでも、お好みに合わせて。

そして、気温が高くなるのと同時に、皮脂がちょっとずつ増えてきましたかね。

でも、梅雨が始まるまで、まだまだ湿度は低めですから、保湿はしっかりと!

皮脂も出てくるし、保湿を油断しがちですが、気を付けて。

皮脂が出てくると、毛穴もちょっとずつ開いてきます。

好評のビタミンCのイオン導入のキャンペーンは、引き続き、続行です。

3月に乾燥しているから、とおススメしなかった方も、できるようになっているかも。。?わかりませんが。

毛穴の開き(凹みですよ)のためのものですから、あとは、ニキビや脂性肌の方のためですので、お間違いなく。

コートも脱いで、そろそろ薄着の季節ですね。

腕・脚が出てきますね。

そうなると、ムダ毛・ワキ汗(ニオイも)・脚のラインが気になりますかね。

ミニスカート・ショートパンツと、黒タイツを履いて、というのも、せっかくの春ですから。

生足っぽいストッキングがおススメですが、生足派の方は、とりあえず、ムダ毛と虫さされ跡のシミは、薄くしておきましょうね。

ボディ用のクリニック専用化粧品を、今回のキャンペーンとしました。

ボディのお手入れに、夏までに力を入れられてはいかがでしょう。

そして、今月のキャンペーンのお菓子は、桜のシフォンケーキです!!

(すみません、写真を撮ってくるのを忘れました。。。後日アップします。)

私もいただくのは初めてで、まだいただいていません。

去年は、桜のメレンゲのお菓子でした。メレンゲ大好きですが、シフォンケーキも大大好き~♡

楽しみです~♡

桜の塩漬けを、そのまますり潰して、シフォンケーキの生地に混ぜておられるそうで、茶色っぽいブツブツがチラホラ見えるかもしれませんが、これは、桜の花の塩漬けですので、ご心配なく。

色や風味を残すため、淡目の色にされているそうです。

さて、この時期に、よくされている施術のご紹介です。

イベントはまだまだ続きますよね。ゴールデンウィークくらいまで?

注射系は、こういう時は人気です。

ボトックスも、ヒアルロン酸もレディエッセも。

ボトックスは、シワだけでなく、ワキ汗やふくらはぎの縮小(エラもね)も、人気です。

紫外線もかなり強くなってきました(近赤外線も)。

シミが増える季節、本格到来です。

部屋の中で一日中過ごす日でも、今までの冬よりも、ちょっと厚めに塗るとか、外に出る時間が長くなりそうだったら、真冬の時よりも、1回多めに塗りなおすとか、環境に合わせて、塗ってくださいね。

まだ、シミの治療も、(人にもよりますが)まだ間に合いますから、ラストスパート、頑張ってください。

夏の間止めるのもいいんですが、夏の間、すっごい予備軍が溜まります。

それを、秋に一気にやっつけるのは結構大変です。。。

今からこまめにやっつけておく、というのが理想でしょうか。

そして、薄着の季節ですから、トゥルスカやAC BODYがお役に立てるでしょう。全身痩せは、食事と適度な運動(AC BODYもありです)ですが、部分痩せは、医療を使わないと無理ですよ~。

ゴールデンウィーク前や週末に、ホクロやイボを取る方が増えています。

テープを貼りますから、腫れる時を、うまく選んでくださいね。

(いきなり当日処置、というのは、枠が空いていないと無理ですお。)

お待たせして申し訳ありません。なんかバタバタしちゃって。。。

家の点検や大阪ガスの点検やら、なんか重なっちゃって、ぐちゃぐちゃになっている家の中を、ちょっと片付けていました。

ものすご~く久しぶりに片付けたり、掃除したところもあって、結果、家の中が、ちょっとマシになりました。

このまま勢いをつけて、もっと片付けてしまいたいですね~。

さて、お待ちかねの石川先生のショッピングスレッドの話ですね。

今更かもしれませんが。

というのも、美STが、美容医療に流行りを作ってしまうものだから、本当にいい治療なのに、「流行り」を作ることで、おかしなクリニックも含め、いろんなクリニックで、マネして、一気に全国区で広がります。

ちゃんとされている分には、全く問題もないし、いい治療が全国どこでも受けられるとなれば、患者さんの選択肢は増えて、とてもいいことなんですが、そこはそれ、そんなことはなく、洋服や雑貨を売るのとは訳が違います。

各ドクターの知識や経験などの力量にかかっていますから、ちゃんとやっているドクターと、ろくな技術もないのに、流行りだからと金儲けに使っているドクターとが、同じ効果が出せるわけがありません。

昔だったら、雑誌でここまで煽られることもなかったので、一部の最先端の優秀なドクター方がたくさんされて、ある程度の効果・副作用などわかった上で、学会やセミナーで、お披露目されて、ゆっくりと広まっていく、というイメージだったような気がします。

それなりに、他のクリニックのHPなどを参考にして、企業に問い合わせたり、勉強に行ったり、という感じでした。

「流行り」と言えば、流行りかもしれませんが、もうちょっと息が長かったというか。

アレンジも各ドクターで出てきたり。

もちろん、消えて行って、広まらない美容医療というのも、その陰でたくさんあります。

雑誌で煽られると、「早くうちも取り入れなきゃ、乗り遅れちゃう!」とばかりに、知識も技術も中途半端なまま、患者さんにやってしまうクリニックが多数出て、その結果、「広告と違う!」「こんな副作用聞いていない!」と、患者さんの評判を落とし、全然誰もやらなくなってしまう。。。と図式です。

一流のドクターの技術(知識もね)が、そんな簡単にマネできるのか?と言えば、やっぱり、無理じゃないのかな?と私は思います。

それなりの経験(症例の数が全然違います!)が必要であることは必須で、ホントのちょっとしたコツは、セミナーでも言っておられないこともあると思いますし、全く同じは、そりゃ、無理でしょ~。

良心的なドクターは、そういうのをきっかけに、ご自分なりに、アレンジしたりして、ちょっと違う施術になっていて、それはそれでとてもいい結果になっていることも多いです。

どうやって見抜くかですけどね。。。

さて、ショッピングスレッドに話を戻しましょう。

最初、美STで記事を見た時に、全く血が出ないし、腫れないから、ショッピングの合間にやる患者さんが多い、みたいなことが書いてあって、「ウソつけっ!」と思って見てました。

腫れ・内出血が少ない、という施術はあり得るし、ごくまれ、というのも、あるかもしれませんが、全くない!って、お前は人間かっ?!と、突っ込みたくなります。

石川先生がショッピングスレッドをされているところを拝見しましたが、ものすごく細心の注意を払っておられるのが、とてもよくわかりました。

IMG_20140316_132031726.jpg鍼が刺さっているモニターさんです。

(前回でも書きましたが、石川先生が今回のは撮影OKと許可を出されたので、撮影させていただきました。)

片頬に、50本ですかね。両頬で、100本。

(今回は、右頬のみです。左は、前回の鍼灸をされましたから。)

素早く適当に刺さっているようでいて、当たり前ですが、ちゃんと計算して刺しておられると思います。

押さえているガーゼに、血はちょっとついていましたが、出血はありませんでした。

腫れも、見た目ではわかりませんでした。

私の結論。

石川先生のショッピングスレッドは、とても素晴らしいと思いますが、同じことが誰にでもできるわけでありません。

まして、金儲け主義のクリニックでは、患者さんが、「腫れたり内出血して困らないように」という努力をしないのので、これは、施術が終わったら、患者さんは大変でしょう。。。たくさん刺されるだけあって、細心の注意を払わずに、こんなことをやったら、そりゃ、エライこっちゃっ!!ですよ。

美容クリニックの広告というのも、雑誌やフリーペーパー紙でも、最近はめっきり減ったし、そんな広告の中にも、「ショッピングスレッド」という言葉は見てないな。。。

(広告に関して、厚労省からの指導が来ていますから、、まともなクリニックは、それにのっとった広告しか出していませんから。)

雑誌でも、あまり見なくなりました。

煽るだけ煽っておいて、取り上げなくなるのも早いですね。

美容医療特集をやっておいて、施術のビフォーアフターを間違えるような雑誌の「流行り」に、振り回されるのは、もういい加減、みなさん、止めましょう。

施術中の写真も、機械の写真が全然違うのが載っていたり、内容自体が、ホントにおかしな記述が載っていたり。。。と、美容医療を理解されているとは思えません。

美容医療って、流行りでするものではないですよ。

「何が流行っているのか?」ではなくて、「貴女のどこをどうしたいのか?」です。

その治療法として、何があるのか?です。

オーソドックスなものがいいこともあるし、ロングセラー&ベストセラーだったりもします。

スタンダードな治療で当たり前にあるもの、というのは、それだけ安全性が比較的確保されているわけです。

スタンダードに多くの医師に広がった、ということは、それだけ、技術もやりやすかったということでもあり、危険性が少なかった、ということです。

それはそれで安心でしょ?

最先端の治療が好きな方もいらっしゃいます。

美容医療でも、真先にやりたいような方。

そういう方は、日本のトップレベルのクリニックに、受診されたらいいだけのこと。

(お金がかかるのは、もちろん覚悟の上で、というか、そういう方は、気にされていないので。)

ショッピングスレッドも、いい治療なのにね。

患者さんが、メリットデメリットをちゃんと理解された上で、受けられるなら、なんの問題もありません。

私の個人的な意見ですが。。

私は、昔ちょっとだけ(3年ほど)形成外科をやっておりましたが、皮膚科医です。

皮膚科医として働いているのは、もう13年くらいですかね。

頭の中は、皮膚科医です。

j形成外科は今でも愛しておりますので、手術を否定するつもりは全くありませんが、やっぱり、糸を入れたりとか、私はいいです、という感じです。。。

ショッピングスレッドは、溶ける糸ですが、顔に、片頬に、50本、糸が入るなんて。。。すぐに吸収するものではないので。。

私、タルミ治療するなら、タイタンでいい、いえ、タイタンがいい!

脂肪が重いけど、もうすぐ、(きっと多分)、キュテラから顔の脂肪を減らすハンドピースが出るはずなので、それが出たら、タイタンがあれば、わりといいところまで、いけるのでは?

そこは手術じゃないと!というところは手術をしてもらおうと思いますが、それ以外は、光・レーザー・RFがいいかな、というのが、私の考え方です。

血が出る治療は、あまりしたくないし、ダウンタイムは、限りなくゼロに近いほうが、私はいいし、私の患者さんにもしたくないです。

まあ、年とってくると、上まぶたが目にかぶってきますからね。たれ目みたいに。

眼瞼下垂(筋肉もダメになったら)は、手術でないと無理ですが、皮膚のタルミだけなら、マドンナリフトというレーザーで、ちょっといけます。

いずれ、マドンナリフトをやろうと思っていました。

ただ、これは、結構なダウンタイムが出るので、それなら、とりあえず、眉毛下で切開切除してもらったらいいかな、と最近思うようになりました。

眉毛下なら、まぶたは腫れませんからね~。

二重のラインで切ってもらってもいいんですが、腫れますからね。

それで普段仕事したら、患者さん、ビックリするだろうし。。。

再診の方ばっかりだったらいいかな。。?

でも、ブログ読んでいない方は、ビックリしますよね。

(去年、目の下に、ヒアルロン酸を入れすぎて、腫れすぎた時に、ブログには書いていましたから、読んでいらっしゃる患者さんはわかっていらっしゃいましたが、読んでいない方は、ビックリされていたかも。。イタイ人と思われていたりして。。。フフフ。。)

流行らされて、アッ!という間に、消えていった美容医療、で思い出しましたが、「水光注射」です。

これ、デモ(企業から機械などを借りて、試すこと)もしていませんが、私は、これ、機械もコンセプトも、とてもいいと思っています。

ただ、肌に外から入れたところで、すぐに吸収して無くなってしまうし、

(私は、注射をする場合、注射以外に対応できない場合に限る、というのが、注射をする条件です。

なので、スキンケア重視のうちでは、水光注射をやる予定はありません。)

すぐになくなるのに、患者さんから、いくらいただくのか、ということも、とても問題だし、患者さんに、その辺もちゃんと説明せずにやっちゃうと、これまたクレームになるだけで。。

(実際、なっているようですね。。)

水光注射の機械自体も、わりとするので、「流行りだから」と買ってしまったクリニックも、患者さんが来ない以上、使い道がなくなってしまい、育毛治療に使っている、と聞いたことがあります。

(雑誌が、美容医療の「流行り」を煽って、振り回されるのは、患者さんだけではなく、クリニック・ドクターも、振り回されるわけです。

その場合は、仕方ありません。騙される方が悪いんです。厚労省が認可していない治療・薬剤を使う場合は、全て医師個人の自己責任ですから、業者に騙された!と怒ったところで、仕方ありません。業者は、いいこと言うに決まっていますから。

そこも、見極めないと、お金がいくらあっても足りません。

医療機器の場合、捨てることも大変だし、転売も、難しいことも。。まあ、大変です。未承認はね~、いろいろとね。。。個人の責任だから。)

TV/や雑誌、特にネットは、誰かが「流行り」を仕掛けています。作っているんです。「流行らせたい」ものを。

広告というのは、そういうものです。それは昔からで、今に始まったことではありません。

それはそれで、楽しいし(オシャレなんて、特に楽しいですよね!)、経済も発展していいことですが、美容医療は、自分が実験台だし、副作用も大なり小なり副作用がなにかしらあります。メリットだけ、なんて、ないんです。

利用されるのではなく、賢くなって、うまく情報を使ってくださいね。

日曜日のセミナーの、クロスクリニックの石川先生のご講演、「美容鍼灸とショッピングスレッド」編です。

太っ腹の石川先生が、写真撮影OKと許可を出されたので、石川先生のお写真を撮らせていただきました。

IMG_20140316_130145309.jpg美容鍼灸をされている石川先生

モニターさんの、左頬で美容鍼灸、右側でショッピングスレッドをされました。

美容鍼灸が流行って、鍼で小顔に!、とか、鍼でタルミ改善!みたいな記事が雑誌やTVで特集されるから、真偽を確かめに、勉強しに行かれたそうです。

最初、鍼などの東洋医学の話から始まって、こういう鍼灸って、医師免許があれば、鍼も買えるし、鍼灸をやるのも、全く法的に問題ないそうで。

鍼灸師の資格がいるのかと思っておりましたが、医師であれば、要らないと定められてるそうです。

医師って、なんでもありなんですね。やりたい放題ですか。。なので、医師個人の道徳観や倫理観によるところがかなり大きいですね。

性善説にのとって昔に作られた法律なんでしょうね。

私は、またしても、最前列にも関わらず、石川先生の総論的なお話しの最中に、

寝てしまいましたっ!! 最前列で寝るとは、なんて失礼なヤツっ!!

。。いや、わざとじゃないです。。気が付いたら、意識がなくなっておりました。。

すみません、、疲れてたようです。

ああ、、、ホントにもったいないです。石川先生の、こういったお話しは、めったに聴けるものではありません。。。ああ。。。自業自得ですが。。

気が付いたら、総論的なお話しの終わりかけでした。。

次は、実践です。

私、石川先生のされている美容鍼灸って、なんか特別なのかな、と思っていました。

(美容外科医らしく、というか。、→ショッピングスレッドスレッドが、石川式スレッド美容新鍼でした。)

ああ、ホントに、鍼灸なんですね。TVでよくやっている美容鍼灸と同じような感じでした。

でも、さすがに手慣れていらっしゃる。

石川先生の使っていらっしゃる鍼灸の針は、もちろん使い捨てです。

(鍼灸院で、ホントに使い捨てで使っているのかまでは、知りません。

使い捨て、と聴いて、ちょっと安心しました。

また、医師免許があって、医療機関であれば、鍼灸鍼も買えるそうです。)

私たち医師は、こういう針って、もちろん使い捨てが当たりまえだし、針の刺す部分は触らない、というのが当たり前です。

清潔・不潔、という考え方は徹底して教育されています。

美容でなくても、鍼灸の場合、皮膚の浅いところに刺すことも多いですが、症状によっては、深く、結構深く刺すこともあります。

(顔の場合は、まっすぐ、真下に、というのは、あまりないとは思いますが。体はね、深く、ってあると思いますよ。)

なので、普通絶対、針の部分は触らないし、触らないように持とうとするし、もし触ってしまったら、その針は、捨てます。新しいのに変えます。

ところが!鍼灸の世界では、医師ではないので、そこまで清潔・不潔の概念が全然違って、(まあ、注射をするのとは違うし、メスで切るわけでもないので)、針も触るそうです(!!)。

ビックリ!です。

皮膚の浅いところはよくても(角質内とか)、奥に絶対刺すなよ!と思っちゃいますね~。

実は、私、むか~し勤めていたところで、ツボ注射をしていたことがあります。

強制されたわけではなく、ちょっと興味があって、そういうツボの本とかで勉強して、ツボを針だけで、刺激するだけでもいいんですが、何か液体を注射すれば、吸収されるまで、ツボを刺激し続けてくれるし、どうせ何か要れるなら、プラセンタ(やビタミン剤)がいいんじゃない?とちょっとやっていた時期があります。

顔は、ツボ注射の場合、内出血の可能性がありますから、顔は避けて、体、頭とか、脚とか、にしていましたが、患者さんが、服を脱いだりの手間がかかったり、プラセンタを1Aも使うわけではないし、手間暇がかかるのに、いくらもらうねん、という話になり、あんまり高いと、まあ、しませんよね。常連さんが、そういう症状があったら、やってみるかお聞きしてやる、という、患者さんサービスみたいな形でやってましたが、割が合わないので、結局、止めました。

肩や首はね、私の勉強不足もありますが、人によっても、またその時の体調によっても、かなり改善度合いに差があり、場合によったら、刺したところは、良くなる半面、やっていないところが余計にコル、ような、あるいは、全然変化なし、とばらつきがあり、スタッフ以外にはやってませんでした。

でも、頭のてっぺんにある、百会というツボがあって、そこは、全ての気が出入りすると言われるくらい(正確にいうと、ちょっと違いますが)、スゴいツボなんですが、ここはかなりいいツボ、というのは、たいていどの教科書にも載っていて、スタッフに、(ここに)打たせて~、と言っても、頭にツボ注射なんて、痛いからイヤだ!とほとんどのスタッフが断っていたんですが、一人、やってもいい、というスタッフがいて、ここにツボ注射をすると、「痛ーっい!!でも、ムッチャ、気持ちいいー!!」とクセになっていて、やって、やって、とせがまれるようになりました。

やるたびに、「痛ーっいっ!!気持ちいいーっ!!」の繰り返しで、私もしてもらいました(自分ではできないので)が、私はよくわからなかったです。。

あとは、よく効いたのは、三陰交のツボですね。

ここは、女性のトラブルでは、超有名なツボです。

冷え症、むくみ、生理痛など、女性にまつわるトラブルにはもってこいで、(男性は効かないと思います。実際、男性スタッフには効きませんでした。)即効性のある方も。

すぐにポカポカしてきたり。

生理痛のひどい方には、ここを優しく押してみては?と、今でも勧めることがあります。

百会のツボに、真先に石川先生が鍼を刺されて、ここはリラックスのツボです、と言われたので、昔のことを思い出しました。

ツボ注射は、薬剤とはいえ、液体をごく少量注射しますから、内出血のリスクもゼロではないし、患者さんも、打つ場所、量によったら(症状により量を変えます)、ちょっと痛かったりします。

でも、こういう美容鍼灸なら、浅いところに入れるだけなら、鍼だけなら、あんまり痛くないし、内出血もほぼないし(どこに、どう刺すのかによりますが)、いいかも。

また、ちょっとやってみようかな、と。

(今、いろんなことに手を出していて、実は、いっぱいいっぱいで。。ちょっとお預けかしらん。。)

もし、このまま学会発表になったら、私、死ぬんじゃ。。。?(いえ、死にませんけどね)と、ちょっと心配。

それにしても、石川先生、尊敬ですね! なんでもされますね~。ホントにスゴイです!

実際の普段の診療では、石川式スレッド美容鍼(ショッピングスレッド)をされていて、よく鍼灸院でされている美容鍼灸をされているわけではないようです。

(クロスクリニックのメニューには、単純な美容鍼灸が載っていないので)

もし、医師自ら美容鍼灸を患者さんにする場合、一体いくらもらうのか。。難しいところです。。

わざわざ鍼を使わなくても、うちだったら、タイタンやジェネシスで、顔の血行は良くなるし、むくみは取れるし、メインはコラーゲンは増えるし、タイタンは引き締まるし、顔に鍼はしなくていいでしょ、って感じですから。

う~ん、、

やるとしたら、趣味ですかね。。

ま、考えておきます。

次回は、ショッピングスレッドのお話しです。

(うちでは、やりませんけどね。)

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