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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ヒアルロン酸、注入剤と言えば。。。。

パンパンマンって、ご存知ですか?

いえ、私が勝手に命名したんですけどね。

アンパンマンじゃないですよ、いや、アンパンマンの親戚かもしれません。

顔が丸くて、デカいから。

中に、餡子は入っていないし、食べることもできませんし、アンパンマンのアニメにも登場はしません。

<パンパンマン>

ヒアルロン酸やレディエッセなど、なんでもいいんですが、何かの注入剤を顔(主に、頬全体)に入れすぎて、頬全体が膨らみ過ぎて、顔が大きくなっている状態を、揶揄した表現。

体は細いのに、顔だけが大きすぎることから、アニメの「アンパンマン」に似ていることから、名づけられたと考える。

肥満による脂肪が付き過ぎて、頬が膨らんでいるのではなく、何かしらを注入することによって、人工的に作り上げられた状態の時のみ、使用する。

本人の以前の顔よりも、膨らみ過ぎるため、注入した事実が露呈することもあるが、以前の顔を知らなくても、あまりにも不自然なため、強く疑われる場合も多数存在する。

注:男性でなくてもよい。女性であっても、表現することあり。

ウィキペディア風、あるいは、大辞林風に書いてみました。

最近、TVを観ていると、女性だけでなく、男性の「パンパンマン」も増えてきましたね。。

女性と男性で、名前を変えておくべきたったでしょうか。。

男性でされているのは、50代以上かしらん。。

男性の場合、頬がこけていても、頬のトップの脂肪が減っても、シワが出てきても渋いですよね。また、別の魅力が出てくるというか、女性の場合だと、周りから、「この人も老けたな。。」と思われることも、男性の場合だと、確かに老けても、それはそれでいい味が出てるかなと、私は思うんですけど。

特に、男性の40代だったら、少しくらいのシワやこけは、アリと思います。

ところが、50代に入ると、もともと痩せていらっしゃる方の場合、肌のツヤも減ってきますから、コケやシワが一気に来ることも。。。

男性の場合、昔のイメージを維持されたい方も、そりゃ、女性同様いらっしゃいますよね。その点は、女性も男性も同じです。

俳優さんだったら、シワができたら、またその年齢に合った役を演じられるわけですから、あまり顔をいじられない方が多いように思います。

男性の眉間のシワは、あれはあれで、いいシワですよね。(キャラにもよりますが)

パンパンマンは、女性だけかと思うくらいの勢いで増殖していたので、ちょっとビックリしました。。

ああ、この人も、とうとうパンパンマンか。。と。

(もうちょっと太ったらいいのに、と思いましたが、50代前後で、痩せていらっしゃる方というのは、もう体質的に、太れない方で、仮に、たくさん食べて太ったとしても、おなかの皮下脂肪や内臓脂肪になるだけで、顔などついてほしいところにつくわけではないから、意味ないんでしょうね。。)

40歳を過ぎると、女性もそうですが、自分の力だけで、なかなか、「ちょうどいいところ」に、体型などを維持するというのが、かなり難しくなってきます。

できる方もいらっしゃいますが、ホントになかなか難しい。。。

女性の場合、男性もそうですが、頬のトップのところ、目の下側のところね、ここに、脂肪がついている、というのが若さの象徴です。

ここに、脂肪があると、若々しく見えるんです。

例えば、タレントの柳原加奈子さんとか。ほっぺたふっくらして、可愛らしいですよね。

もともと、ぽっちゃり体型ですから、頬にも脂肪がついていらっしゃるわけですが、ああやって、頬のトップに脂肪があると、実年齢よりも若く見えます。

逆に、頬のトップの脂肪が減ったり、ゴルゴラインが出てくると、疲れて見えるし、老けて見えます。

フェイスラインには、脂肪はないほうが、若く見えるんですが。。。

頬がこけているのは、こけ方や、その他の要因(肌にツヤがあるかとか、肌が綺麗で若く見えるとか、などなど)で若く見えていたら、あまり関係ないかも。

こけ過ぎは老けて見えますが、耳前からフェイスラインにかけて、スッキリしているのは、それはそれで羨ましいです。

「頬のこけ」=「老けている」のは、直結しないこともあります。

でも、頬中央のトップは、脂肪がないといけません。

ここ数年、顔の若々しさの目指すところの例えでよく言われるのが、「ハート型」です。

まさに、頬のトップには、ボリュームがないと、若々しくは見えないんですよね。

ほとんどのパンパンマンの方が、痩せていらっしゃる方です。

アラフォーであろうが、50代以上であろうが、ぽっちゃり体型の方は、頬(顔全体もですが)に脂肪はたっぷりついていますから、法令線に、何か注入剤を入れることはあっても、あまり頬には入れないです。

むしろ、減らしたいくらい。。。

ホントに、人間ってないものねだりというか、年をとると、いろいろ調整って難しいんですよ。若い方には、まだまだわからないと思いますが。

痩せている方が、顔にだけ、しかもついてほしいところにだけ、脂肪をつけるというのは、自分の力では無理ですから、注入剤に頼るしかありません。

手術という方法も、いろいろあるんでしょうけどね。なかなか手術は、ダウンタイムのことやいろいろ考えると、簡単に手を出す方は少ないでしょう。

それに引き替え、注入剤は比較的簡単ですから(もちろん、副作用はいろいろありますよ)、施術する人数から言ったら、圧倒的多数です。

ちょっと入れるだけで、頬がふっくらして見えるし、法令線にしろ、マリオネットライン(口角下のたるみ)にしろ、いろんなところが、溝を浅くすることによって、若く見えますから、とてもいいと思いますし、私もお勧めです。

「膨らます」というのは、レーザーではできませんからね~。

患者さんがどこまで望むのか、にもよりますが、注入剤の力を借りないと、レーザーで全て済む、というわけではないんですよね。

ちょっと注入したら、もっといいのに~、という方は、いくらでもいらっしゃいます。

それは、ヒアル・レディエッセだけでなく、ボトックスもそうです。

それぞれに役割があります。(もちろん、デメリットもあります。)

TVで観た男性のパンパンマンさんは、ボトックスもちょっと不自然でしたが、なんか目が前より小さいな、と思って気になったんですが、多分、目の下までめいっぱい入っていて、ちょっと頬が押し上げているのかな?と思いました。

あるいは、おでこのボトックスが効き過ぎて、まぶたが下がっちゃったか。

(この方は、おそらく、めいっぱい入れたほうかと思いましたが。

先日、別の番組で、全然見たことのない女性タレントさんが出ていて、名前を聞いてもも本人ってわからなくて、何でこんなに顔が違うんだろう?と思ってしばらく見ていたら、ああ、まぶたが下がっているのか!と気づきました。

久しぶりだから、ボトックスもめいっぱいやっちゃったんでしょうか。。

メイクも変えて、鼻もいじったのか、それもメイクのせいなのか、ホントに顔がわかりませんでした。

こういう方がどんどん増えてくると、市民権を得るというか、当たり前になってきますね。少数派でなくなりますものね。

「美」への考え方が、両極端になっていきますかね。

パンパンマンであろうとなかろうと、ご本人が満足されていて、またそれを見て、「若い!キレイ!」と思う人が増えれば、新しい「美」の誕生ですね。

平安時代は、しもぶくれ・一重まぶたなどが流行ったみたいに、時代によって、流行りの「顔」って違いますものね。。「キレイ」の基準も、こうして変わっていくんでしょうか。。

私は、やり過ぎの「パンパンマン」は、「キレイ」とは思わないんですが。。

ほどほどがいいかな、と。それこそ、周りの人からバレないくらいの自然さがいいのでは?

うちの患者さんで、パンパンマンの方は一人もいません。

(私が、注入をしている方の中でです。脱毛だけ、とか、レーザーだけとか、注入と関係ない方だったら、数人くらいはいるかもしれません。。思い当たる方は浮かんできませんが。)

初診の方で、他のクリニックですでにパンパンマンになっていて(自分の意思なのか、やられてしまったのかはわかりませんが)、クリニックを変えるために、うちにたまたま来られた方というのが、ごくたまにですが、来られます。

引き続き、パンパンマンにしたい方は、あまりうちには来られないと思うんですが(私が基本勧めないですから。初診の予約時に、「絶対に入れてほしい!」というお電話の場合、「診察によったら、できないこともありますが、それでもいいですか?」と確認しているので、「絶対に入れたい!」という方は、来られません。

(そう言って、了承を取って、予約を取っているのに、「自分は入れてもらえる」と思いこんでいる方も、ごくたま~にいます。

医学上、危ないと判断した場合は、絶対に入れません。

(これ以上入れたら、皮膚が腐るかも、とか、何が入っているのかわからないから混ぜないほうがいいとか、入れることで余計にひどくなる場合などです。余計に弛むとかねもね。)

他院でいろいろされている方の場合、何がどうなっているのかわからないので、「安全面」から入れられないことがあります。

「見た目」で勧めないけど本人の好みの問題ですから、とやる方とやらない方と、いろいろです。

先日来られた方も、3か月前ほどに、他院でレディエッセを頬・法令線に入れていて、予約時に、「入れられないこともあります」と言って、予約を取りました。

で、来られると、見事なパンパンマンで、これほど間近で、パンパンマンを見たのは久しぶりかも。。うちでは、絶滅危惧種だったので。。(新患でも、久しぶりでした。ホントに、そういう方は、うちに来られませんから。。)

そんなにパンパンマンなのに、ゴルゴラインが出ていて、法令線は、そんなに深くなかったんですが、レディエッセの1年くらい前に、ヒアルロン酸も同じ場所に入れておられます。

入れた量を聞いたんですが、どうも入れた量と今の状態が合っていない。。。

もっと入っているのでは?

入れて経っている時間から考えて、その量がそれだけ残っているかな。。

(1年前のも、ホントに、ホントのヒアルロン酸?と疑いたくなります。)

これだけ入っているのに、ゴルゴラインが出ているのも、入っている深さがおかしいのかな、と思いましたが、(完全にゴルゴラインを消すのは難しいことがあります)、ちょっとずつ入れていって、この深さ!と思っているところで違ったら、また違う深さに入れて、調整していくんですが、これだけパンパンマンだと、もうそんなに入れられない。。

なにしろ、顔がデカい!!

体は細い方だし、フェイスラインの感じや頭の骨の大きさなどから言っても、もともと、そんな顔の大きさじゃないでしょ?もっと顔小さかったでしょ?と患者さんに聞くと、もっと小さかったとおっしゃってました。

「その顔が大きくなったのは、イヤじゃないんですか?」と聞くと、「顔が大きいのは、やっぱりイヤ」とのこと。

「入れるのは構いませんが、顔は余計にでかくなりますよ?それでもいいんですか?」

 →「もうちょっと入れたいけど、顔がさらに大きくなるのはイヤです。」

もうちょっとだけで、そのゴルゴラインが消せるという約束は、ようしません。

しかも法令線は入れる必要がないほどの深さで、入りますが、顔はフグみたいになってしまいます。

(法令線って、もともと膨らんでいる場所ではありませんから。)

パンパンマンから抜け出すなら、今しかありません!

私が提案したのは、とりあえず、もう少し吸収するのを待ってから、新たに注入する(ある程度、深さをいろいろ変えて注入しても余裕が出るくらいになるまで)、その間に、顔のタルミが気になるわけで、タイタンなどをして、ついでにスキンケアをする(顔中、ひどい肝斑で、肌もボロボロでした。ついでに、イタいエクステも止めて、まつ毛育毛に切り替えるように説得する)というものです。

(今、うちの患者さんで、肌治療をされている方は全員と言っていいくらい、エクステからまつ毛育毛に変えられました。

似合っておられる、少数の方々でしたが、先日の厚労省の危険性の発表を受けて、みなさん、切り替えられました。良かった、良かった。)

さて、法令線は、ひどいわけではないので、タイタンで十分ですし、顔全体のタルミ治療にも役立ちます。

ゴルゴラインは、私はタイタンの適応ではないと思いますが、注入剤と合わせて使うと、結構持ち上げてくれたり(回数は必要です)、注入剤が無くなっても、ゴルゴラインが目立たなくなったり、注入がイヤな方でも、タイタンを定期的にやることで(回数はかなりいりますが)、ゴルゴラインが目立たなくなる方もいるので、注入はしないけど、もうちょっとなんとかしたい、という方には、タイタンをお勧めしています。

肌さえキレイだったら、ちょっとのシワや法令線やゴルゴラインって、そこまで目立ちませんけどね。先になんとかするんだったら、肌が先では?と私は思うんですが。。。

まあ、どこまで目指すのかは、患者さんの価値観と好みですが。。。

結局、この方は、肌のお手入れもする気はなく、注入のみにこだわっておられて、入れてほしいけど、顔が大きくなるのはイヤ、という、うちの治療方針と真反対を選択され、最後まで入れてほしいと言われましたが、顔が大きくなるのは了承してくれるんですか?と何度も念を押したところ、大きくなるのはイヤだから、少し考えると帰って行かれました。

他のクリニックだったら、何も言わずに、入れているんでしょうね~。

商売下手ですか?、いいんです、下手で。

入れたいけど、大きくはしないで、という無理難題は、私には無理です。

だって、ボリュームアップの治療だから。

全てを了承してくださるなら、やりますが。。(いやいやですが。。)

まあ、こういう方は、ゴルゴラインがもうちょっと消えれば、顔が多少さらに大きくなっても、気にされないんでしょうけどね。もう麻痺しちゃってるのか。

でも、パンパンマンの片棒はかつぎたくないな~。

他院だと、まず断らないでしょうし(だって、患者さんが入れてほしいんだもの)、大きくしないで、と言われたところで、「そんなに大きくなりませんよ」とやっちゃうから、パンパンマンは、どんどん生産されていくんですね。世の中のからくりが見えました。

なるほど!

まあ、ドクター自身がパンパンマンで、パンパンマンが美しいと思っておられたら、迷うことなく、入れられるんでしょうしね~。

注入剤が悪いのではなく、たくさん入れること自体が悪いのではなく、一番大事なことはバランスですから、バランスを崩さない程度に多めに入れるのは、(入れたい人は)入れたらいいと思います。

この「バランス」というのが、人によって、バラバラではありますが。。。

お待たせしました。ジュビダーム®ビスタの発売開始です。

私は、勘違いして、6月発売だと思っていました。危ない、危ない。

国内承認のヒアルロン酸は、初めてですが、ジュビダームの持ちが、他の比べていいらしく、他のメーカーでもいい、いい、と(取扱い企業は)言うんですが、ジュビダームは、データーがあるヒアルロン酸になるそうです。

詳しくは、アラガン社のHPをお読みください。

http://vst-beauty.jp/gen/pc/hyaluronic/

厚労省承認注入剤ということで、やはりお高い。。。。仕方ないですね。。今後、いつか値段が下がるかもしれませんが、当面、このままです。

それに合わせて、うちの値段設定をとりあえず決めましたが、また変わるかもしれません。

とりあえず、これでやって、あまりにも困ったら(割に合わなさすぎとか。。)、値段を変えさせていただくかもしれません。

私としては、注入剤は、患者さんサービスでやっているところがあり、光・レーザー治療中に、(ある程度)お気軽に足していただけるように、と、お値段控え目にさせていただいているつもりです。

(だから、光・レーザーと同じ日にしたら、10%オフの割引き(注入剤のみね)が元々作ってあります。

ジュビダームも適応です。)

ジュビダームの割高感がどうしてもありますから(スミマセン。。)、セット料金なるものも作ってみました。

これも、また値段は変わるかもしれません。

若い方は、そんなに注入剤っていりませんけどね。

鼻とかアゴとか、法令線に入れるにしても、浅いし、そんなたくさんは使いません。

あ!頬が痩せていて、こけている方は、ちょっと使いますね。どこまでふくらませるか、ですけど。ちょっとたくさんいりますね、他のに比べると。

でも、アラフォー以上になると、いろいろと気になってくるところがありまして。。。

まず、法令線でしょ、目の下でしょ、シワでしょ、しかも細かいシワから大ジワまで。。

ゴルゴライン(頬の中央のななめのくぼみ)やマリオネットライン(口角下からまっすぐ下に向かう、ブルドッグみたいなシワ、というかタルミ)などなど。。。

もちろん、笑いジワや眉間やおでこのシワまでも。。

程度の差は、人それぞれですが、注入剤どれか1種類、あるいは、1本で全部が済まないのが悲しいところ。。。(お金がかかるので。)

注入剤のセミナーでは、何本も、何種類も使うことがありますから、そりゃ、結構、ものすごく良くなります。

注入剤で、ここまでいくのか~!と、ちょっと興奮したくなるくらい、良くなります。

。。。でも、同じだけ、患者さんがやろうと思ったら、値段を聞いたら、ビックリするかも。。

2本、あるいは、2種類、2か所というか、それくらいの量や施術でよければ、

(眉間のボトックスと、シワにヒアルロン酸1本とか。 法令線にレディエッセと小じわにヒアルロン酸とか。)

それであれば、2種類セットは、注入系合計から10%オフと、前からやっている割引きを使ったほうがお得かな。

レディエッセ2本使用も、割引きです。10%オフです。

3本以上、3種類以上とかになってくると、結構大変(お金が)ですが、シワ2か所セットって、元々あったな~(シワ2か所分の正規料金から、5%引きだったっけ?3か所が10%オフだったっけ?わからなくなってしまいました。。また調べて載せます。)、

それとヒアルロン酸1本追加、もしくはレディエッセ1本追加だったら、それらの合計から10%オフなので、ボトックス2か所以上と組み合わせするのは、結構お得かな、と思っています。

でも、ヒアルロン酸たくさんとか、レディエッセもして、ヒアルロン酸もして、さらにボトックスとなると、そりゃ、もう大変です。

一度に、気になっていたところ全部をなんとかしたい!という方や、例えば、50~60代以上の方が、初めて注入系や美容医療系をするとなると、シワも結構深いし、かなり老けてみえることもあるので、(また、初めての方は、ある程度の劇的な、でも自然な、改善を期待されている方も多いです)、たくさんの種類や本数が必要なこともしばしば。。

そういう方には、おまかせセットとか、いいのかな、と思っていましたので、作りました。

いっぺんにやりたい方は、どうぞ。

ただし、それだけ全部やるとなると、結構な時間もかかりますので、いきなり言ってもダメですよ。

アラフォー以上になると、目の下のシワや凹みは、必ず出てくると言っても過言ではないくらい、目の下・周りが気になる方は多いです。

目の周りのヒアルロン酸注入は、一番気も遣いますし、時間は一番かかります。

注入の施術中に多いのが、ここも入れはったら、いいのに、と思うこともありますが、同じ注入剤ではできないことも多く、また別の種類のモノを買っていただいて、となります。

年を重ねる毎に、いろんなところのシワが深くなり、また増えるので、悩みの種ですね。

そういう意味で、ボトックスで、溝を深くしない、というのは、とてもアリだと思います。

でも、なんでもやり過ぎは、勧めていません。

まあ、個人の好みですが。。(安全の範囲の中で施術さされているなら。)

パンパンマンにならないように。。。

今日は、タイタン・ジェネシス・ライムライト・アキュチップ・プロウェーブがのっているXEO(キュテラ社の複合治療機)の定期点検でした。

1年に1回だったか、2回だったか忘れましたが、うちは、ちゃんとキュテラ社の保守の契約を結んでいるので、いつでも、レーザーはバッチリ!です。

もちろん、保守の点検以外の日でも、何かあれば、電話1本ですぐにベテランの技術が方が飛んできて、バッチリ使えるようにしてくださいます。

レーザー機器というのは、精密機械ですから、絶対に壊れないとか絶対にいつも同じ出力で、というのは、機種にもよりますが、あり得ません。

機械ですから、調子の悪いこともあるし、壊れることもあります。

だから、絶対に保守に入っておかないといけないと私は思うんです。

患者さんは、そんなの当たり前やん、とお思いでしょう。

私も当たり前だと思うんですが、どうも世の中のクリニックでは、その当たり前がそうでないところもあるそうで。。。

レーザー機器というのは、ホントに、メーカーによっても違うし、同じメーカーでも種類というか、機種によっても全然違って、一番怖いのが、機械も立ち上がっていて、光も普通に出ているのに、全然パワーが違う、という機械があることです。

保守すら、そんな契約が最初から存在しない企業もあり、なんじゃそりゃ?!と思いますが、本当の話です。

私は、レーザー機器の導入を考える時、保守契約料(どこもたいていは最初の1年は無料でアフターケアはしてくれますが、その次の年からは、有料です。何が起こってもおかしくないということの表れかしらん。。)はいくらくらいですか?と聞くんですが

(この値段が、企業によってすごい差があったり、サービス自体にも差があるので、最初の機械の購入金額が安かっても、結局高くついたりする場合も。。。)

以前、キュテラ以外のメーカーに聞いた時、「壊れないから、入らなくていいですよ。誰も入っていないし。」と言われました。

「壊れない」って、言い切るんて、おかしくないですか。。?

そんなレーザー機器って、ホントに大丈夫?(精密じゃないってこと?)

ありきたりの家電って、なかなか壊れなかったりしますよね。単純だから?

その辺は、よくわかりませんが、仮に、その機器がそうだとしても、営業として、これから買おうか迷っている側に伝えることかな、とその姿勢を疑いたくなりました。

さらに、「もし壊れたら、壊れる前の日付で、保守に入っていたことにしますから、その時に入ってくれたらいいですよ。保守代も結構しますし。」

。。。一見良心的ですよね。

でも、こんなの、外資系企業相手に、どこまでホント?と思います。

営業の人の契約が欲しいから、口からでまかせもかもしれないし、それは、その場になってみないとわかりません。

ただ、こういうことを当たり前のように言う営業を置いている企業が、信用できませんでした。

(結局、買っていませんが)

確かに、一番簡単な炭酸ガスレーザー(コンピューター制御されていないモノ)は、単純そうなので、ホントに壊れないかも。。。

昔使っていた時もそうでした。

レーザーメスと同じ感覚の、単純なものです。よく働いてくれるお利口さんです。

(でも、炭酸ガスレーザーって、ピンキリで、コンピューターが照射する形や光の出方やいろいろ設定を変えられるのがあって、フラクショナルCO2レーザーもそうですが、こんなのは完全に精密機器ですから、とても繊細ですよね。これは、絶対保守がいるでしょう。コンピューターの機嫌がおかしかったら、アウトですもの。)

トラブルの出る可能性って、機器の精密具合によるのか、その辺の詳しいことはわかりません。

少なくとも、今まで私が使ってきた機器は、全て保守契約に入っていました。

全部、業界では一流の企業ばかりだったし、機器も一流のものでした。

パッチものやジェネリック系の機器は、幸い、一度も使ったことがないので、使いやすさやトラブルも、長所も欠点も知らないんですよね~。

でもね、同じ一流メーカーの保守でも、アフターケアには微妙に(大幅に?)差があり、「え~っ?!なに、それっ?!」という対応をする企業もあったし、一流と言えど、ホントに、様々なんだな、ということを学びました。

これだけ、機器が出てくると、どこまでを一流というのかよくわかりませんが、業界のシェアが大きくなれば、それなりに対応もちゃんとしていないと、クリニック側の評判は悪くなりますから、以前のマイナー企業のことを思えば、よりマシになっているのかな。。どうなんでしょう。。

(自分でお金を出して、確認のために関わるのは、イヤですから。)

ちなみに、最近の機器は、立ち上げも早くて、とても便利ですね。

でも、立ち上げが時間がかかる時代から、キュテラの機械は、立ち上げが早かったんです。

今では、ホントに珍しくないですけど、昔は、ホントに大変でした。

まず立ち上げにも時間がかかるし、音がでかいし、部屋は熱くなるし、機械はずっと使っていると、熱を持ってくるし、キャリブレーション(出力調整)はしなきゃいけないし、それでも、なんか変じゃない?というフォト系もありましたね。

同じようにあてているけど、なんか強い気がする。。。証拠はないんですが、きぇりぶレーションもしたはずなのに、なんか違う気がする。。。という機械も昔働いていたところにはありました。

そういう機械も多かったような気もします。

また、昔の機械は、ムダにでかいというか、ホントに邪魔なくらい大きくてね~、かなり広めの部屋を用紙しないと、ちょっと大変。狭い部屋だと身動きがとれなくなるくらいでした。

今では、キャリブレーションはいらない機械がほとんどだそうですし、機械が勝手にしてくれていて、こちらは何もしていないから知らないだけで、実はしている機械とか、いろいろみたいです。

キュテラの機械は、立ちあがって、「レディ状態」になったら、それは正常に作動しているそうですから、安心して照射していいそうです。

異常が出れば、その時点でエラーが出て、動かないので、動いている限り、安心なわけです。らくちんです~。

保守に入っていたら、どの部品であっても、調子が悪かったら、変えてくださいますから、場合によっら、エンジンにあたる部分も保守契約中は無料で変えてくれるようです。

(そこまで壊れたことはなかったと思いますが。)

どこのクリニックでも、キュテラの機器は、じゃあ安心、とはならないんですよね。。

キュテラの保守は、各クリニックの自由で、入っていないところもあるそうな。。。

なんて、恐ろしんでしょう。。。

まあ、キュテラの場合、立ちあがったら正常なわけですから、何かあった時だけ見てもらったらいいや、というクリニックもあるでしょう。ちゃんとキュテラと付き合いもあって、保守は入っていなくても、異常はすぐに連絡して(お金は高いですが)なんとかしてもらう。こういうクリニックもあります。

(1回ずつ何かあったら払うのと、保守とどっちが得か、は、運しだいでしょうから、どちらが得かはわかりません。)

でも、ホント、中には、もうず~っとほったらかしで、しかも途中、他の技術(キュテラじゃなくて)に触らせて、改造して、おかしくなっていて(メンテを安くあげるために)、そのまま患者さんにあてているところもあって。。。

これが一番恐ろしい。。。

パワーが出ていない場合はいいですが、設定以上の出力が出ていると、ホントに火傷のリスクはムチャクチャ上がります。

こういうのから患者さんが身を守るためには、どうしたらいいですかね~。

企業側に問い合わせるしかないのかな。。?

「○○クリニックは、保守受けていますか?」って、聞くしかないのかな。。

全然関与していません、っていうなら、ちょっと止めたほうがいいかも。。

(壊れた時だけ、来てもらっている、というクリニックは、それはそれでアリかな、と。

私はようしませんが。)

レーザー機器って、数年で買い換えるんじゃないの?と思った貴女。

貴女は、おかしな美容雑誌の読み過ぎです。

そんなクリニックは、日本中探してもありませんよ。

そう思うなら、今通っているクリニックで、何年前に買ったのか聞いてみては?

レーザー機器って、数百万円(ウォンじゃないですよ)で買えたらいいですが、まあ、そんな破格な機械は圧倒的少数派で、たいてい、そこそこの高級車と言われる車が買えるでしょうし、モノによったら、安いマンションが買えます。

ものすごく高いんです。

なので、いくら経費とはいえ、1年で減価償却できませんから、何年もかかって、経費にちょっとずつ計上されていきます。

もちろん、固定資産税も来ます。

そんな機械を、よほど気に入らなかったんだらまだしも、簡単に捨てて、しかも全く同じ機械を買うクリニックって、ホントにないですよ。

もし、そのクリニックに、3台機械が入っていたとしたら、3台全部、数年ごとに買い替えるのか?って。

(税理士さん、卒倒です。)

新しく出たバージョンのに変えたいとか、全然違う機種のに変えたい、とか、そういうことはよくあります。

でも、こういうレーザー機器の場合、ほとんどが厚労省未認可の機械ですから、転売って、かなり複雑なようで(手続きが)。。。大変そうです。

(やったことがないので、よく知りませんが。)

お互い良く知っている、信頼できあうドクター同士じゃないと、売る方が困ったことになる場合が。。。あるそうな。。。

ヤフオクで美容家電を売るのとは、わけが違うのです。

高いお金を出して買った機器を、数年で、ぽいっ!って、誰がするんですかね。ホントに。

元が取れたら、変えるのかな? 税金対策?

元が取れたら、それこそ本望で、そっからがその機械の働き時だと思うんですが。。。

そのために、みんな機械を導入するんだと思いますけど。元だけ取ってもね。。

その辺に捨てるわけにはいきませんし、粗大ごみの日に引き取ってはくれません。

レーザー機器に、「粗大ごみ」って紙が貼って、ごみ置き場にあったら、ちょっと笑ける~♪

メーカーに返すの?お金払うの?もらうの?謎です。。。

患者さんであるみなさんが確認できることは、まずその受けている機器が保守に入っているのか、入っていない場合メンテはどうなっているのか、メンテがいらないくらい単純な機械なのか、他に理由があるのか、その辺の確認くらいしかできないですよね。

数年ごとに買い換えていない!と嘆く必要はありません。

まず、そんなクリニックは、ありません。少なくとも、私の知っている限りありません。

どれくらいで、ホントに本体から全部買い換えたほうがいいのかなんて、機種によっても全然違うはずです。

10年経ってたら、精密機器のヤツは、バージョンアップしたほうが良いモノもあるかもしれませんが、何の施術をするのか、でしょうしね。

そういうもろもろが心配な方は、少なくとも、一流の機器(一流のメーカー。って、よけいわかりにくいですか。。。)で行う施術を行う、とかしかないかも。とりあえず。

で、企業側とクリニック側に確認するくらいしかないですかね。

でも、施術をちゃんと理解して受けていて、疑問があれば、ドクターにちゃんと聞けるようになっていて(なっていないクリニックも多いらしいですね。。)、それに対して、ドクターからも説明があるなら、そんな確認なんかする必要もないと思いますよ。

そこまで説明があるクリニックは、たいがいちゃんとメンテされているはずですから。

そんなことに気を回すくらいなら、他のことを考えたほうが楽しいし、そんなことも信用できなさそうなクリニックなら、お金を払って施術を受けるのを止めておきましょう。

広島の旅行記の、「うえの」さんのところの写真をアップしました。

よろしければ、ご覧ください。

さて、少し前にエステの脱毛の危険さと意味のなささ、詐欺まがい行為等々、お伝えしました。

じゃあ、医療脱毛なら、なんでもいいのか、どこでもいいのか、というと、これが全くそうではありません。

ある程度のレベル(まあ、ふつうのレベルの話ですが)を超えれば、似たりよったりかもしれません。

それ以下の場合は、お金と時間の無駄です。

それ以上のレベルが望ましい方は、医療脱毛でトラブルがあった方や、皮膚にトラブル(アトピーや湿疹・皮膚炎、色素沈着など)があり、いろんなクリニックで断られる、あるいは、あまり効果がない方などでしょうか。

ようは、ちゃんと個別に対応してくれるところ、という意味です。

たいていの医療脱毛は、普通のところなら、まずドクターの説明・カウンセリングがあります。

ここで、ドクターは全く出て来ず(たとえ男性医師であっても)、受付やいわゆるカウンセラーだけで説明を終えるところでは、絶対にやってはいけません。

医療ですから、説明は医師から、というのが、最低レベルの話です。

さて、いざするとなったら、誰が肌の診察をしているの?という一番大事なことです。

診察もそうですが、光やレーザーの「設定」という、さらに重要なことがあるわけですから、診察せずに、誰がいつどうやって決めているのか、となります。

前にも書きましたが、男性ドクターしかいないクリニックで、患者さんが女性の場合、部位のよったら、男性ドクターであっても、男性に診られることに抵抗のある方がいらっしゃって、(そういう方は、最初から女医のいるクリニックのよって、女医指定にしたらいいと思いますが)、そういう場合に、ホントは診るべきなんだけど、あえて診てない、あるいは、ナースがポラロイド写真を撮ってきてみせる、とか。

脱毛にベテランのナースがいて、ある程度の決定権を任されていることがあり(まあ、ホントは、ドクターが設定は決めないといけないわけですが。。。正確に言えば、ナースが決めていいものではありません。)、例えば、クリニックによりますが、ある程度のマニュアルがあって、それにしたがって、設定を決める、マニュアルに沿わない場合などは、ドクターを呼んで診察をする、など、クリニックによって、この辺はいろいろです。

私個人としては、脱毛などレーザーに全くノータッチのドクターが、わけわからん設定をするくらいなら、ベテランナースだけで施術するほうがマシなこともある、とは思っていますが、この判断なんて、よそのクリニックの内情がわかるわけもなく、素人の患者さんからしたら、見分けるのは、まず不可能だと思います。

だって、口だけで、適当に言って、ごまかすのなんて、得意な人いっぱいいますからね。

人件費の問題ですが、脱毛料金のあまりに安いところは、ドクターノータッチの場合が多いかと。。。(その間に、医師は脱毛よりももっと儲かることをしたらいいわけですから)

じゃあ、女医さんなら、安心やん!と思った貴女!

これが、またまた甘いんだな~。

どこまで理想を追い求めるか、ですが。。。

法律で言うと、医療脱毛は、医療行為ですので、必ず医師がその施術中に院内にいないといけません。

ナースだけで、勝手にやる(医師のいないところで)、というのは、違法行為なわけです。

医師の説明も診察もなかったら、ホントに、このクリニックに医者はいるのか?!となりますよね。

だって、見かけていないから。

いるのかもしれないし、いないのかしれないし。。。

そういう意味では、説明や診察で、医者が顔を見せないクリニックは、お勧めはしません。

あと、多いのが、初回は医者がいたけど、2回目以降見たことない、というパターン。。。。

これ、結構多いかも。。。

まあ、なにかあったら、ドクターを呼ぶとは、思いますが。。。そう信じたいですよね、だって、院内にいるはずなんだったら。。。いれば、ですけど。。。

その場合、2回目以降のレーザーの設定は、誰がしてるのか?となります。

クリニックによっては、これまたマニュアルで、ちょっとずつパワーを上げていくよう指示されていて、一応テスト照射をしてから、上げるように、と指示されているクリニックもあるでしょう。

ちゃんとしたクリニックであれば、ナースだけでテスト照射して、ちょっとずつパワーを上げても、問題ないことも多いです。

でも、これまたナースによったら、何も考えずに、ガンガン上げていって、火傷させるとか、水玉みたいに色が抜けるとか。。。

(色黒や日焼けしている患者さんは、パワーを上げていけないことが多いので、全然脱毛が進まないのです。

そういう人に限って、ナースには、パワーをマックスにしろとか、もっと上げろとか、わけわからんことを言って、まあ、言うこと聞く必要はないんですが、真に受けた、何も考えていないナース(医師のこともあり)が、パワーを上げて、大火傷。。。というのは、よく問題になっているパターンです。。

この火傷や水玉みたいになった時に、医師がいなかったことなんか発覚しようもんなら、全面敗訴ですよ~。お気を付け下さい。

患者さんも、そういうトラブル、イヤでしょ。

だから、そういうところでやったら、ダメなんですよ。

脱毛は、とりあえずカウンセに言って、観察してきてください。

まあ、やってもいいかな、と思ったら、とりあえずワキとか、小さいところをまずやってみて(どうしてもやりたいならね)、それから、(クリニックの)様子をみて、広いところをやっていく、というのがおススメです。

いきなり、コースなんて、買わない!

そこでされるのが、ものすごく不快だったらどうします?

ま、コース解約したらいいんですけどね(応じてもらえないなら、消費者センターに相談してみてください)、ほとんどの良心的なクリニックが返金に応じてもらえると思いますが、解約手数料というのは、取られるかな、と。。。

おいしい話には裏があるのです。

解約手数料は、消費者センターに相談しても、これは払わないといけないかな、と。。。

(相談ついでに聞いておいたほうがいいですよ。

もちろん、コースを買う前に、そういうことは確認しておきましょう。)

解約手数料は、よほどの法外な金額でない限り、各クリニックの自由な気がしますから、確認をしてくださいね。

で、毎回医師が診察するのは当たり前と私は思いますが、そう思っていないクリニックもあるので、その辺は、患者さん次第かな、と。

それでOK!という人もいるでしょうし。

(値段が安いから、という理由だったり。。。

何かあったら、クリニックに文句を言えばいいとお思いでしょうが、文句を言っても、火傷が消えるわけでなし、たかが脱毛でも取り返しのつかないこともあります。

お金の問題ではありません。)

で、肌にトラブルのある方(アトピー、湿疹、皮膚炎、色素沈着、かぶれ、赤みなどなど)は、必ず毎回医師が診察してくれるところで!

場合によったら、脱毛が一旦中止なることもあるでしょうし、脱毛とは関係ない薬を塗らないといけないこともあります。

それは、仕方ないです。

安全第一に考えたら、当たり前です。

最近は、脱毛も、「クリニックだから安心!」「デリケートな肌にも大丈夫!」とか、なんでもかんでも、みたいに宣伝されているのも多いですが、ちゃんとその辺は、どう大丈夫で安心なのか、説明通り、安心できる体制なのか、等々、確認しましょう。

ちなみに、日本広しと言えども、ドクター自ら脱毛の施術をしているのは、うちくらいのもんでしょう。。ワハハハ!

レーザーは、なんでもあてるのは好きですが、毛に光をあてた瞬間の反応を見るのが、すっごい好きです。

その後の肌の反応も。経過を診るのも大好きです。良くなっていく様が、いいっ!

(脱毛に限らずね)

効いてる~♡、と実感できることもあるし、ヨシヨシ!と悦に入ることもあります。

まあ、脱毛の広範囲すぎて、疲れてくると、一人でせんでも、と思わんでもないです。(うちには、ナースがいないので、診察どころか、照射も医師である私です。)

医師が直接して何がいいかって、何かあった時もホントのその場ですぐに対応できるし、設定を決めるのに、思っていたよりも、もうちょっと上げてもいいかな、と変えられるところです。極端な話、1発ずつ設定を変えることも可能です。まあ、そこまで細かくは変えませんが。

ナースにしてもらう場合、あまりに細かい設定だと、文句が出るので(メンドクサイし、時間がかかるから)、気にして、指示しないドクターもいるでしょうし、細かい設定を指示しても、ナースがちゃんとやっているか、確認できませんしね。処置室は密室ですから~。

(クリニックのよったら、ナースにある程度の裁量権を渡していて(違法かどうかは別として)、ナースだけで結構パワーを上げていくところもあるでしょうけど、教育熱心なクリニックはいいですが、ダメなところは、こんな恐ろしいところはありません。火傷の温床です。)

普通、医師が決めた設定よりも、勝手に(ここ大事!)ナースがさらに強くする、強く変える、ということはできません。

それで何かあったら、全部ナースの責任です(まあ、医師も監督不行き届きで責任を問われますが)。指示にも背いて、患者さんに火傷を負わせたわけですから。責任は重大です。

なので、普通は、ナースだけで、パワーは上げません。だって、火傷させたら、メンドクサイって思うほうが先でしょう~、なんで、責任をかけてまで、パワー上げたらな、あかんねんっ!と思っているじゃないでしょうか。。

だって、とりあえず、テキト~に、弱くても、効かなくても、レーザーをあててしまえば、お給料もらえるわけですから~。やっかいごとをかかえるナースって、少ないんじゃないですか。

クリニック側の教育とナースの仕事熱心さ(どれだけ、患者さん側にたって、安全で、なおかつ効果的にしてあげられるのかと、親身になって考えて処置してあげられるか)というのは、じつは、ものすごく大変だと思います。

特に、人数の多いクリニックは、ナースの質を均一に保つ、ということに、かなり苦労されているかと。。

(ナースの指名を断っているクリニックもありますね。予約が回らなくなるので。

指名が偏ること自体、ちょっとおかしいと思いませんか?)

うちもナースが絶対いらない、というわけではないんですが、将来的に、脱毛はナースがやって全然いいと思いますが(診察はドクター)、このナースによって、技術が変わる、というのが、とてもイヤですよね。

だって、患者さんの払う金額は同じですもの。

美容院みたいに、トップナースは高くて、新米ナースは安いとか。。。プププ。。

(患者さんは、こういう時、どうするんですかね)

どこも、いいナースの獲得というのは難しいことも多いんでしょう。

(ナースによって、全然違う、というのは、患者さん方々が一番よくご存知だと思いますが。。。)

まあとりあえず、診察・カウンセに行って、様子を見てきましょう。

それで、細かいところを確認しましょうね。

エステよりは、医療用のほうが、実はもう安かったりします。

(安く見せておいて、もっと高いコースを行って来たり、回数が無限大にかかったり、と結局高くつきます。時間も莫大にかかっても、効かないか。。。)

金額も大事ですけど、火傷とかトラぶったら、ケチったのが悔しいでは済まされません。

高いからいい、というわけではないですが、いきなり高額コースは申し込まない!

ちょっとずつやって、それでよかったら、別の部位をする時に、コースを買ったらいいんじゃないですか。

もし、コースを買ったら、解約条件は確認しておきましょうね~。

さっき、またまた「アリスの棘」を観ていて、気づいたんですが、「医者に見えない岩城滉一さん」と以前に言っていましたが、「こんなひどいことをするヤツは、医者じゃない」という設定のようなので、わざと医者に見えないように演じていらっしゃるのかもしれませんね。失礼しました。

さて、本題です。

去年、美容皮膚科学会で、トゥルースカルプの使用経験を発表したんですが、今年の美容皮膚科学会にも演題を出していまして、アクセプトされましたので、ご報告です。

(まあ、普通に出したら、アクセプトされると思うんですが。。採否通知が来るまでは少しドキドキ。。。大学の後ろ盾があるわけでなし、一開業医ですから。)

今回は、トゥルースカルプを導入して、1年経ちましたので(今年の秋で2年なります)、その間の経過報告になります。

おもに、効果と副作用について。

それと、アゴ下への応用の使用経験です。

まだ、データーの整理ばかりで、全然できていないんですけどね。。

どうなることやら。

そして、トゥルースカルプのセミナーが春に大阪であって、その時に講演をさせていただきましたが、今度は、東京で、6月22日に、前回と同じボディメイキングセミナーが開催されるんですが、同じ内容でいいですから、とのことで、また講演させていただくことになりました。

内容をどこまで変えるかなんですが、学会に出す分があるので、大阪でした時とあまり変わらないかな。。

学会に出す分と関係ない分は出せますが、実は、講演時間が前回もいっぱいいっぱいで、あれ以上何かを削って、別のものを追加する時間はなさそう。。。う~ん。。。

ま、ちょっと考えますが、西日本バージョンと東日本バージョンみたいなものですから、同じ方が聴かれるわけではないので、ほぼ同じ内容でも問題はないのかも。。と自分に甘い私です。。

(でないと、学会発表が間に合わないかも。。。それと、内緒ですが、ちょっと別の用事もありまして、学会発表が終わるまでに、下手すると不眠不休かくらい忙しいかもしれません。。。って、早くから準備すれば、済む話ですが。。。)

学会と言っても、いろんな学会がありまして、大きく分けて、皮膚科系と形成外科系になります。

皮膚科系は、日本皮膚科学会と日本美容皮膚科学会です。

美容部門は、完全に、美容皮膚科学会になっていますので、皮膚科学会では、企業主催のセミナーで美容を扱うことはあっても、学会自体の演題ではまあありません。

レーザーのセクションがあっても、アザやホクロとか、何かの病気に対して治療したことなど、直接美容とは関係ない場合がほとんどです。

私は、皮膚科医なので、私にとってのメインの学会は、美容皮膚科学会になります。

形成外科学会は、手術が主ですが、美容関係もちょっと演題がありますし、企業主催のセミナーは当たり前のように、わりとたくさんあります。

美容メインは、形成外科学会系の、美容外科学会になります。

(「美容外科学会」という名前の学会が2つあるので。)

こちらは、美容ばっかりで、手術からレーザー系、注入系、美容医療なんでもありです。

こちらの美容外科学会は、形成外科専門医でないと入会できませんので、私は入ることができません。

ただ、総会は、会員以外にも参加の機会が与えられているので、いける時は参加するようにしています。

それ以外には、アンチエイジングに特化した、抗加齢医学会。

こちらは、皮膚だけでなく、全身です。歯も内臓も目も耳も、ホントに全部です。

栄養学もスポーツ医学も。健康と老化に関係することは全部なので、医師でなくても、学会員になれます。チーム医療ですね。

あとは、それぞれの分化した学会がたくさんありまして、抗加齢でも、見た目に特化した学会だったり、抗加齢の中の美容医療に特化していたり、小さいモノも含めると結構あります。

それぞれのカラーがあって、開催されるセミナーの内容も特徴があって、参加できる限りは参加しています。

どの学会・セミナーも、とても勉強になるので。

(ちなみに、形成外科医が主体の美容外科学会ではないほうの、主に他科出身の開業医ドクター中心の、「美容外科学会」というのがありまして、こちらは、総会とは言っても、学術的なレベルが、なんかちょっと違っていて。。。まあ、おもしろいっちゃあ、おもしろいんですが。。ぶっちゃけ、と言えば、ぶっちゃけなのか。。。実際の現場の実態が中心と言いますか。。。

参加できる時は、参加していましたが、美容外科手術メインですし、あまり聴いても、皮膚科医の私には参考にならない演題も多く(こんなことしてるんや~、くらいの参考にはなります)、クリニックを休診にしてまで行くのはな、と思っていたところ、去年は確か、皮膚科学会総会と同じ日にあって、今年は、確か、抗加齢医学会と同じ日にぶつけてこられました。

。。。なんで。。?

両方の会員のドクターも大勢いらっしゃると思うんですが、普通は、開催日はぶつけないと思うんですが。。。そんなにその日しかなかったのかな。。。

大学メインの学会はどの学会もそうですが、結構先まで、開催される場所と日時が決まっているんですが。。。美容外科学会も決まっているんですかね。。

ずらさないんですね。。

なので、2年連続出ません、というか出れません。

場所も全然違うし。

まあ、皮膚科医にはあまり関係ない学会ですが。。)

さて、一般演題と言うのがありまして、学会側から頼まれて講演される先生方と違って、学会会員であれば、誰でも発表ができる会というのは、限られています。

(地方会は別として、総会の話です。総会というのは、大体どこも年1回の、一番大きい会です。)

形成外科学会員ではあるので、形成外科学会で発表してもいいんですが、やはり私は皮膚科医なので、形成外科学会で、というのは、ちょっと違うのかな、と思って、美容皮膚科学会で発表しています。

学会発表をする必要はなく、これも別にキュテラに頼まれたからでもなんでもなく、日本で最初に買った医師としての義務かな、と勝手に思っているので、つたない発表ではありますが、自主的に発表しています。

発表する以上、自分にとっても勉強になるし、日々の診療にも生かすことができるので、そういう意味で言えば、自分頑張ってるな、と応援したくなります。

(大学のドクターからしたら、当たり前のことでしょうけど、開業すると、なかなかね、やらなくなるので。。ちょっと褒めさせてください。)

欧米や韓国から、どんどん新しい美容医療が日本に入ってきます。

ほとんどのモノが、厚労省承認ではありません。

なので、情報がホントにないんです。

その治療に興味があっても、企業側の一方的な情報だけで、たいがいいい情報しかなく、都合の悪いことは黙っている企業も、ホントに多いです。

(ちなみに、キュテラは違いますよ。

数少ない良心的な企業のひとつだと思います。)

企業以外の情報となると、導入したクリニックのHPだったり、宣伝広告だったり。

怪しいモノも多いと思いませんか?

良く言い過ぎというか、過大に誇張された広告というか。。

そんな魔法みたいなモノはねーだろっ!!とツッコみたくなるような。

お前は神か魔法使いなのかっ!!と言うくらい、思わずやりたくなるような情報だけってことが多いでしょ。

(多いんです、実際に。)

よく効くものは、副作用・合併症も大きいし、効果もそこそこのものは、副作用もあまりなかったり、どっちよりかになります。

「ちょうどいい」ところ、というのは、患者さんの立場・状況・目標・費用などによって、変わるわけです。

万人受けする治療というのは、まあ、そうそうありません。

(もちろん、クリニック・ドクターによって、やり方が全然違うので、同じ治療でも、効果や副作用は全くバラバラです)

情報がないままだと、あまり導入するクリニックが少なくて、しかも学会発表などするクリニックが全然ないと、ますます情報がなくて、世間からも忘れ去られて、いずれ廃れてしまうことも。。。

それが本当にいい治療だったら、もったいないですよね。

その施術が世の中に広がるには、誰かがマスコミ等を使って、大々的に仕掛ける場合は別として、買おうかなと思っているドクターに多く情報がいくことだと私は思います。

その結果、それが、患者さんにとっても、いい結果につながると信じています。

企業主催のセミナーの場合、ちょっと都合の悪いことはあまり言われなかったりすることもあり、わかっている人は、「ああ。。またか。」で済むんですが、全然知らないと騙されるドクターもいらっしゃるでしょう。

真に受けますよね。

信じて、その機械などを購入して、フタを開けたら、あら!びっくり!!って、一番困るのは、患者さんなので、そういうのって、みんな困ると思うんです。

光・レーザー・RF・超音波など、機械を使った美容医療は、何故か形成外科のドクターのほうが、有名な方が多くて、学会発表にしろ、企業主催セミナーにしろ、形成外科・美容外科学会のほうが、講演が多い気がします。

手術をしない皮膚科医で、美容医療をされておられて、有名なドクターってもちろんいらっしゃるんですが、形成外科医よりも数が少ないような。。

昔は、美容皮膚科学会も、プロフェッショナル用の講演と初心者用の講演と、2つ並んであって、結構おもしろかったんですが、ここ最近はずっと初心者用の講演が多くなって、主催の大学によっては、プロ用を多めに準備してくれている時もありますが、プロ用のレベルの高いディスカッションや演題は、形成外科医主体の美容外科学会に移行しているような。。。気のせい。。?

美容医療をちゃんとやっている大学の皮膚科が、形成外科に比べて少ないのもあるかもしれませんね。

患者さんからしたら、学会の違いって、どうでもいいことだと思いますが、実際の現場では、皮膚科医と形成外科医の最大の違いは、私が思うに、何か施術をした後のダウンタイム(副作用や合併症などで、腫れたり、内出血したり、患者さんが人前に出たくなだろうな、という期間です)の、とらえ方が違うような気がします。

形成外科のドクターは、普段から手術もされるので、腫れ・内出血はイヤというほど当たり前に見慣れていらっしゃることが多いです。

なので、レーザーで、ちょっとかさぶたが出ようが、腫れようが、赤くなろうが、注射で腫れようが、内出血しようが、手術に比べたら、軽いわけです。(当たり前ですが)

なので、ドクター自身、ちょっと軽めに患者さんに説明されたり、気にしていらっしゃらないような。。。手術に比べるとマシなので。 そして、強めの治療が好きなドクターが多いような気がするのは、私だけでしょうか。。手術の効果になるべく近づけようとされるのかもしれません。私の独断と偏見ですが。

(強い方が、副作用などはあっても、早く良くなることが多いので。ただし、ダウンタイムが覚悟してください)

それに引き替え、皮膚科医は、普段、血なんて、めったに見ませんから、赤くなって腫れる、とは言っても、じんましんやアトピーや湿疹・皮膚炎の赤み・腫れを見慣れているわけで、レーザーや注射の腫れ等のほうが強いことが多いです。

皮膚科に来られる患者さんには、ひどい皮膚炎や湿疹の方もいらっしゃいますが、ちょっとした赤みや小さい範囲でも、気にしてこられる方も多いので、施術による赤みや腫れ・内出血は、患者さんに言っておかないと、ビックリされるだろうな、と思うことも多い気がします。

「大したことないですよ」というレベルが、専門を何にしているかで、日常接する症状のひどさ(というか見た目)の違いもあって、ドクターによって違うと思います。

もちろん、形成外科医・美容外科医のドクターで、ちゃんと患者さんの立場にたって、副作用等、ダウンタイムを説明してくれるドクターもいらっしゃいますが、なんか少ないような。。。

気のせい。。。?

皮膚科医だと、手術も大体しませんから、そう大きく変わるような、副作用の大きなことは、もともとあまりしないドクターが多いような気もします。

その辺が、美容医療導入の際の基準になることも多いのかもしれません。

ここ数年で、いろんな部分痩身の医療機器が出そろってきましたが、ちょっと副作用軽く言いすぎてない。。?と思う時もたまにあります。

そりゃ、個々の感じ方なので、そのドクターが軽く感じていたら、それは、真実であって、ウソではないんですが。。。果たして、同じように、患者さんは思っていますかね。。?

ホントに、その発表通り、効果もすごくて、副作用も軽ければ、そりゃ、患者さんからしたら、夢のような治療なんでしょうけど。。。

ホントかな~?

私は、導入して、今で1年半ちょいですが、一応全員の方に、経過を診せに来ていただいています。

ブッチするヤツも出たので、1年以上経った今では、診せに来ない方と来られる方とで、料金を変えました(それまでは、来れない方は断ってました。ところが、ウソ言ってやるヤツ(来ないクセに)が出ましたので、1年経ったこともあり、料金を変えました)が、大体1か月くらいまでの経過は、ほぼ全員診てます。あ、一人ひどいウソつきがいて、来ませんでしたね。その人だけです、診てないのは。

(私が全部処置して、経過のサイズ測定も写真撮影も一人でしていますから、診せに来られている方全員の経過を把握しています。)

2か月以上になると、勝手に来なくなった人がいるので、全員の2か月が診れているわけではありません。

大体のことはわかって、日常の処置で支障が出ることはありませんが、まだ2年経っていませんから、今後どんな副作用が出るのかはわかりません。

(それは、何の治療でも同じです。)

その辺のことをまとめて、学会発表するつもりです。

トゥルスカ♡ラブの私ですが、副作用がゼロではないし、軽微と言っても、軽微だと感じるかは患者さん個人によって違いますし、火傷のリスクも熱系の施術の場合はなんでもそうですが、ゼロには絶対になりません。

(誤った施術方法以外の火傷(水泡など)は、今のところはゼロですが)

これから部分痩身の機械の購入を考えておられるドクターがいらっしゃったら、その辺の効果と副作用をちゃんと見極めてられてから(企業側の話を鵜呑みにするのではなく)、導入を決められたほうがいいですよ。

いくつも揃えるなら、話は別ですが。

どの機械も一長一短がありますから、あとは、ドクターの好みと、どの患者さんの層を狙うのか(どんな脂肪をターゲットにするのか)、副作用の程度は?効果のほどは?お互いのバランスですね。費用対効果と言いますか。。

機械の値段も大事でしょうけどね。

ついでにメーカーのバックアップ体制というか、アフターケアがちゃんとしているところは貴重です(口だけのところもあるようです)。

東京のセミナーでは、大阪同様、私のつたない講演が、みなさんのお役に立てれば幸いです。

(学会発表もね)

よろしければ、どうぞ聴いて見てやってくださいませ。

なんか厚労省の研究班が、まつ毛エクステの健康被害の調査をして、その調査結果を公表されたそうですね。

本当は、広島の旅行記を書くつもりでしたが、先にこちらのほうをちょっと。

読売新聞が詳しく書いてあったので、よろしけば、こちらをどうぞ。

 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=72824

ついでに、消費者庁と厚労省の見解も載せておきます。

よろしければ、参考にどうぞ。

 http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100217adjustments_1.pdf

今回の調査結果も、氷山の一角と言われていて、実際の被害者は、今回の10倍はあるのでは?とも言われています。

みなさん、よく怖くないんですね~。

私も昔、まつ毛パーマをかけてみたいなと思ったことがあるんですが、聞くところによると、約1時間かかるらしいじゃないですか!

しかも、パーマ液を目の際際のまつ毛にところに塗るなんて!絶対、目に入るし!

頭のパーマ液でも頭皮にかかると気持ち悪いのに、目なんてっ!!

目用、とは言え、医療用なんてありませんからね。どこのだれが作ったパーマ液かもわからないのに、そんなの、耐えられないっ!!

と思って、一度も行かず仕舞いです。

エクステは、接着剤使いますからね~。

ヤバいでしょ。かなり。

今は、美容師の資格があれば、一応OK、ということになっていますが、最低ライン、ということで、資格がある=安全ではありません。

大体、業界に流通している接着剤というのは、ある程度決まっているんじゃないですかね。そんな何十種類もないと思います。

入手手段も似たりよったりですから。

結果、どこに行っても、似たりよったり。

なので、価格競争になるんです。だから、粗悪な施術者が出てきて、テキト~にやるエステが増えるんです。

まともにやったら、利益上がりませんからね。

あとは、施術者の技術で、どれだけ(どんなものが)目の中に入るかどうか。

よく宣伝で、「オリジナルの接着剤」みたいなことを謳っているエステがありますが、それもどうなん?って感じです。

一体、どこの誰が作って、どう安全やねん?!って。

何度も言いますが、医療用の本当に安全性が確保されている、エクステ用の接着剤はありません。

どこかのドクターが開発したとしても、じゃあ、安全性を調べた、ちゃんとしたデーターを出してから言え、と思います。「ドクター開発」と言う裏には、「安全性」をにおわしているわけですよね。

(ちゃんと、皮膚科系の学会誌で論文発表してからね。)

それくらい、目って、危ないと思います。

粘膜ですから、吸収は皮膚とは全然違います。

皮膚にしても、目の周りって、一番皮膚の薄いところですから、一番刺激に負けやすい部分です。

その辺の皮膚に塗るのとは、訳が違う。

ホントに失明しますよ、下手すると。

失明まで行かなくても、かぶれて、赤くなって、掻いて、掻き破って、その後シミになって。。。そのうち、まつ毛は全部抜けますよ。

まあ、エステの脱毛と同じで、アートメイクも、もちろん医師法違反の行為で、違法行為ですが、アートメイク・脱毛・エクステで、トラブルがあったら、警察に相談に行ってください。

そんな違法行為をするエステと話合いって言っても、話合いになんかなりませんからね。

あわよくば、お金をふんだくってやろう!とお思いかもしれませんが、そんなところから、どうせ大した金額も取れません。

そういうお金をケチるようなところだから、そんな違法行為をやるんですよ。

ちなみに、「警察に言うぞ!」と脅して、お金をもらうのは、脅迫罪っていう犯罪にあたると思いますが。。。逆に捕まりますよ。

次元の低いところに、いつまでも関わっていないで、サッサと警察に行って、けりをつけてしまいましょ。

皮膚科の診断書もお忘れなく。

(エクステの被害は、眼科も大事です。メインはどちらかと言うと、眼科かな。

どこに症状が出ているかで、変わりますが、両方に出ていたら、両方の専門科で診てもらったほうがいいです。

皮膚科では、目の中がどうなっているのかは、わかりません。

眼科の専門のレンズで拡大して診てもらわないといけません。

眼科で皮膚(まぶたの)を診てくれるところもありますが、むしろ診ない(診れない)クリニックも多いので、皮膚にも症状があったら、程度にもよりますが、皮膚科に行ったほうがいいです。)

厚労省も、どんどん、違法行為による健康被害は、取り締まっていってほしいです。

どうしても、エステの怪しい広告のほうが圧倒的に多いので、一般消費者の目についてしまいますから、防ぐところまで、なかなか行きません。

1軒でも怪しいところは減るにこしたことはありません。

なので、警察にご相談ください。

違法行為なら、警察が動いてくれるし、違法じゃなければ、動けないし。

その判断は、警察におまかせしましょう。

さて、アラガン社から、まつ毛の医療用の育毛剤が、厚労省の認可を取ったらしいですね。

まだ発売日は未定だったと思いますが。。(おそらく、高い。。。)

とりあえず、厚労省のお墨付きが出た、ということで、使う分には、ちょっと一安心ですかね。

(副作用は必ずあるので、医師の診察・処方が必要です)

これを機に、まだエクステをしている方は、医療用のまつ毛育毛剤に変えてみてはどうでしょう。

神のお告げですよ。グッドタイミング!

うちの患者さんの中にも、かなりエクステをしている方は減りましたが、(私が止めるように言うので)、まだしている方もいらっしゃいます。

40代以上でもされている方もいらっしゃいます。

今されている方は、みなさん、目も二重で似合ってはいらっしゃるんですが、やはり心配なのは、目と周りの皮膚の健康です。

(注射系しかされていない方とは、あまり肌の話はしないので、止めるようまで言うことは少ないです。

そういう方の中に、似合っていないけど、しているイタイ人、というのは、たまにいらっしゃいます。

あまりにイタイ時は、止めるように言うこともありますが。。。ご本人にしたら、余計なお世話でしょう。。

(でも、みんな陰で、笑ってますよ。 か・げ・で! 

今のうちに、止めておきましょう。)

エステのメニューの中で、違法行為が疑われるモノ、グレーゾーンのモノ(そのうち、クロになるでしょう)は、今の世の中どんどん取り締まるほうに変わってきています。

エステ関係者の人は、サッサと、そういうところには関わらない、撤退するなりしたほうがいいと思いますよ。

逮捕されるか、莫大な借金を残して倒産する前に。

健全なメニューでやっていく方向に変えないといけない時代だと思います。

これだけ美容皮膚科クリニックが増えてきて、各雑誌でも、以前よりもかなり特集が組まれて、一般の方への認知度も上がってきました。

クリニックとのいい関係での共存に、方向転換されてください。

リラクゼーションに徹する、というのは、一番安全ですよね。これは、エステでないとできないことですから。

最近は、まつ毛育毛系の化粧品もよく販売されていて、宣伝もよく見るようになりましたが、まつ毛美容液みたいなのと、本当の発毛剤違いますよ。

髪の毛もそうですが、「発毛」と「育毛」は違うんです。

まつ毛関係のモノの中に、マスカラみたいに塗るタイプのが多いでしょ?

髪の毛を伸ばしたくて、育毛剤を塗るのに、髪の毛に塗る人、いないでしょ?

髪の毛の付け根の、地肌に塗りますよね?

まつ毛も同じです。

マスカラみたいに塗ったって、仕方ないんです。

塗るんだとしたら、それは、「発毛剤」ではありません。

ただの、「トリートメント剤」みたいなものです。

医療用の、医薬品、クリニック専用化粧品は、全て、まつ毛の根本、アイラインを引くみたいに、塗ります。

で、ネットで、医療用のや、クリニック用化粧品を買う方がいますが、はっきり言って、「アホ」です。

たいがい、偽物の可能性大ですし、医療用は、医師の診察と説明がいるから、医療用なんですよ。

それを、診察も説明もなしで、使うなんて、どんな副作用出ても、おかしくないでしょう。

エクステ同様、ホントに失明しますよ。

失明しなくても目の周りがただれたり、かぶれたり、エライことになったり。。

市販のモノでも、クリニック用でも、必ず、用法用法量を守る、ということは、当たり前です。

勝手に、ネットで購入して、目の周りがおかしな色がついて、エライことになっている人、というのは、結構いらっしゃいます。

見たら、すぐにわかるので、すぐに止めるように言いますが、戻すのにも、すごい時間がかかるので、レーザーで簡単に、とかいうのは無理です。

副作用が出ても、止めない人とかね。

数か月では、治りません。

まるで、ドラッグやっているみたいに、怪しく見えますよ。

そのうち、職務質問されますよ。

そういうモノを購入するなら、ちゃんとクリニックを受診する!

診察のないクリニックは問題外ですし、もちろん説明もないのも、問題外です。

そういうところで、買うから、どんどんおかしくなるんですよ。

クリニックに行くのがメンドクサイなら、そういうのは、買わない、市販品で我慢するか、どちらかです。

そんな都合の良いモノはありません。

欲にかられないように。

少しのお金を惜しんで、綺麗にはなれません。

間違った使い方で、副作用が出るのは、貴女自身の顔であり、目であり、まぶたなので、その辺をお忘れなく。

ちょっと前ですが、姫路のエステで、脱毛をお客さんにしていて、火傷を大勢に負わせたとして、医師法違反で逮捕されましたね。

検索をかけたら、こんなサイトを見つけたので、貼っておきます。

http://datsumou-news.com/

どこのどなたが作ったサイトか全然わかりませんけど。。。エステの脱毛で逮捕された記事ばっかり載っていたので。

これだけしか逮捕されていないのか、と逆に思っちゃいましたけど、以前より逮捕が増えていると思います。

最近は、エステでも、「永久脱毛」と言わなければ、違法じゃない、みたいに言っているエステ店もあるようですね。

「一時的な脱毛だから」と。

そこまで言うなら、広告や値段表に、「脱毛(一時的)」と書け!と思います。

そこまでちゃんとお客さんに堂々と知らせているなら、まあ、アリじゃないでしょうか。

どうせ脱毛できないんだから、「除毛」と書くべきと私は思います。

エステ協会側は、「除毛」「減毛」と言うように言っているはずが、エステ店が全然守っていないという実態も問題です。

 http://www.jsa-cpe.org/press/developments/

「脱毛」って宣伝されていたら、みなさんは、「=永久脱毛」って、思って、エステに行くんじゃないですかね。

「永久」って、一体いつまでかかるの?「永久にやれってこと?」と疑いたくなるくらい、恐ろしく時間がかかっていたら、「なんか思っていたのと違~う!!」と誰でも思うんじゃないですかね。

宣伝自体が、詳しくは言っていないけど(あんまり言うと、誇大広告や違法行為になるから)、消費者にそれと勘違いさせるように、うまくもっていく、という最近よくあるパターン。。。

騙されるほうが悪いのか、騙すほうが悪いのか。。

いや、騙すほうが悪いんですけどね。

何も知らない方であれば、そのまま信じちゃいますよね。だって、「ウソ」だなんて、疑わなかったんですものね。

そういう時は、公共広告機構や消費者庁に、誇大広告だったり、紛らわしい広告だと、文句を言うべきではないでしょうか。

みんなで、この広告、おかしい!と言えば、数がそろえば、行政指導が入ると思います(おそらく)。

さて、この逮捕されたエステですが、私は朝の情報番組でちらっと見ただけなんですが、その情報番組の報道によると、「医療機器」を使って、脱毛行為をやっていた、とのことでした。

そして、写っていた機械のうちの何台かは、美魔女で有名な雑誌が、今年はこのメーカーの機械がスゴイ!と絶賛していたメーカーの機械が見えましたが。。気のせい。。?

この時の報道では、「どうして医療機器がクリニックではないエステで使えたんですか?誰でも医療機器が購入できるんですか?」と司会者やコメンテーターの方が聞かれて、担当の方が、「購入できます」と返事されてました。。

朝の情報番組とはいえ、ちゃんと調べて報道しろよ!と思いましたね~。

医療機器は医師免許がないと購入できません。

当たり前です。

誰でも買えるのに、なんで、「医療機器」やねんっ!

そんな恐ろしいこと~!

火傷したら、どうするんですかね。医者でもないのに。皮膚が診れるわけないでしょ。

お鍋で火傷して、オロナイン塗ったらいいや、という問題ではありません。

他人からお金をもらって、施術して、しかも火傷という健康被害を起こして、そりゃ、逮捕されるでしょう~。

エステ店がお客さんに火傷させて逮捕は当たり前ですが、使っていた機器が、医療用なのか、エステ用なのか、詳しく載っている記事が見当たらなくて、私の見た番組は、「医療機器でした」という情報だけでした。

中国製のなんちゃって医療機器そっくりバージョンの機械というのも、あるようですが、本物かどうかは、報道で映された機械だけではわかりません。

医療用の機械を作っているメーカーの中には、エステ用の機械も作っているところも実は結構あるようで。

もちろん、それが悪いわけではないんですが。。

エステ用は、パワーを落として、効果が出ないように(?)、してあるようです。

ただ、それでは、エステ側も困るわけで。。。

エステ用として購入しておいて後から、パワーを上げられるように工夫されていたり、設定を後からメーカー側から変えてもらうのか、どこまで約束されて購入しているのかは、わかりかねます。

また、メーカーによったら、クリニック用とエステ用と、見た目を全く同じにしておいて、搬入する時に、こっそりエステに、クリニック用を搬入してあげるという、裏ワザを使うメーカーもあるようです。

もう買ってくれたら、誰でもいいんですね、メーカー側も。

担当者にもよるのかもしれませんし、エステ担当と、クリニック担当とで、担当者が全然違うのか同じなのかは、知りません。

そういうメーカーと付き合いがないので、直接聞いたことがありませんので、わかりません。

ウワサはチラホラ。。。まあ、敢えて名前は出しませんが、ヤバいヤバいことをしている企業もあったりするようです。

で、エステ店が逮捕されて、ヤバいことをしていたことがばれて、学会出入り禁止になったりということもあったそうですよ。

そういうことをしている企業も、素晴らしい技術はもっていたりするので、医学の発展のために、正しく使っていただきたいものです。

(エステ相手に儲けたお金が、技術開発に遣われているんでしょうか。。

売る方が悪いのか、無理して作らせるほうが悪いのか、欲しがるほうが悪いのか。。)

ちなみに、うちのタイタン・ジェネシス・ライムライトのXEO、トゥルースカルプを売っているキュテラ社は、そういう会社ではないので、どうぞご安心ください。

前にも書きましたが、エステの脱毛で、もし火傷など困ったことがあったら、皮膚科に受診して、診断書をもらって、警察に行ってください。

「一時的な脱毛だから違法じゃない」とかわけわからんことを言っていても、火傷させたら、その時点で、医師法違反です。

本当に違法じゃないというなら、警察に決めてもらってください。

本当の大手エステは、脱毛メニューがほぼなくなっているんじゃないでしょうか。

一流ホテルに入っている、高級エステサロンには、光脱毛・針脱毛のメニューは絶対にありません。(ワックスはあるかもしれません。ワックスは、医療行為ではないので。)

どうしてか考えたことあります?

お客さんに、何かあったら、逮捕されるし、違法行為ですから、ホテル側もそんなエステ、絶対に入れません。信用問題ですから。

火傷させないくらいのパワーであてたらいいんじゃない?となるところが、そんなの効くわけないですから、お金も時間もムダです。

どんなに安くても、本当~に時間のムダっ!!

さっさとクリニックで脱毛すれば、短期間で済む話が、延々とエステに引っ張られるから、その間も剃り続けるわけで、その刺激で反って、毛深くなってしまった患者さんを大勢見てきました。

ホントにロクなことがない。。

こんなに、美容クリニックが増え、「脱毛は医療機関で!」と、以前に比べたら、わりと見かけるようになったと思うんですが、それでも、まだまだあやしいエステで脱毛に行く方、エステもクリニックも同じだと思っている方の、なんと多いことか!

嘆かわしい。。。

ちょっと知っていたら、ネットで検索かけたら、エステはおかしい、ということがわかりますが、疑わなければ検索かけませんものね。

どうして、そこまで消費者側が、「脱毛と言えば、エステ」となっているかというと、雑誌やTVがかなり悪いんじゃないですかね。

(TVで、エステの脱毛を紹介するのは、最近減ってる気が。。。かなりやばいからかな。)

雑誌の後ろのほうの広告やフリーペーパー紙の広告で、たくさん載っているのは、仕方ないとして、途中の記事で、「ムダ毛特集」とかがあれば、平気で、クリニックとエステの脱毛を並べて紹介していますよね。

クリニックのみで、エステ脱毛を載せていない雑誌って、まあ、見たことないかも。。

「確実にしたい方は、クリニックへ」とまだ書くようになっただけ、マシですが、エステの脱毛に関しては、「回数がかかる」「美肌になる」とか書いてあります。

「回数」って、一体どれくらい。。。?一生やるの?20回なの?30回なの?そしたら、終わるの?ってか。。

「美肌になる」って、誰が言ったの?証明されているの?消費者センターに火傷の被害がたくさん報告されているというのに、「火傷=美肌」なの?

と、突っ込みまくりの記事だらけです。

雑誌側としては、エステサロンは、スポンサーですから、そこが困ることは、そりゃ言わないし、記事にも載せたくないし、スポンサー降りられたら困りますからね。

中には、ヨイショ記事も載せておかないと、となるんでしょう。

載せたくなくても、そこな載せないといけない、という大人の事情なんでしょう。。

でもね、読者は、それを信じて、エステに行くわけでしょう。

だって、雑誌に、いいことばっかり書いてあるんだから、記事として。

そんな記事ばっかり載せて、読者を誘導するようなことばかりしていたら、そのうち、雑誌自体が、「誇大広告」「違法行為に誘導させられた」と、訴えられる時代が来るかもしれませんね。

最近の雑誌のやらせ記事・ヨイショ記事は、ひどいものはひどい。。。

みなさん、わかって記事を読んでいると思っていたら、そのまま信じてる方も結構いらっしゃるようで。。。

(だから、悪徳エステはなくならない。。)

あれだけ、誰かがなんか言ったら、「発言に責任もて!」とかマスコミは大騒ぎするクセに、自分たちの報道(広告含む)には、とても甘いと思うのは私だけでしょうか。

情報番組で、そんな揚げ足とるんだったら、記事の内容に、もっと責任を持ってほしいです。

こういうのって、どこに言えばいいんですかね。。

せめて、エステの管轄が、厚労省になったらね~。

(なった瞬間、エステの脱毛・ピーリング・などなど、無くなるメニューが続出するでしょうね~。

要は、やり方によったら、健康被害が起こる可能性のあるものは、全て禁止です。

だって、なにかあった時に、対処できないから。)

私は、エステサロンは好きですし、旅行の時とか、旅行じゃなくても、たま~に行きます。リラクゼーションしに。

ボディのアロママッサージは大好きです。

「癒し」に徹してほしいものです。医療では、「癒し」はなかなかできませんからね。

海外のサロンに比べると、日本のエステのレベルが低すぎです。。

おかしな商売というのは、昔から無くなることはありません。手口が変わるだけです。

騙されないように、消費者が賢くなるしかありません。

逮捕のニュースも、もっとガンガン流してくれたら、気づく方も増えるのに、スポンサーからのクレームが入るのか、あんまり特集って、組まれませんよね。

ちょっと調べたら、危険は回避できますから、「安いから」という理由でエステに行くのは止めておきましょう。

どうせ脱毛できませんから、結果、安くつくのは、クリニックです。

お肌になにかあっても、ドクターがいるので安心です(のはずです。。)

普通のちゃんとしたクリニックの場合、火傷というのは、めったにありません。

医療機器だから、パワーが強いと言っても、安全性というのは、科学的に実証されている機器ですから、安全なわけです。

(もちろん、リスクはゼロにはなりません。それはなんでもそうです。)

そもそも、美容医療で、火傷や副作用が、たかが脱毛程度の処置でバンバン起こっていたら、クリニックはやっていけません。

クリニックが行う美容医療の中で、一番ナースにさせるので多い処置が脱毛ですから。

(ナース任せで、ドクターノータッチのクリニックもあるくらい、美容医療メニューの中では、比較的安全な処置に位置付けられ手いるかと思います。

うちは、ドクターである私があてますが。)

機械にしろ、処置を行う施術者も、使える薬もなんでもですが、エステとは全く違うのです。

今日も患者さんがおっしゃってましたが、某美容外科クリニックで、糸を使ったフェイスリフトの手術で、集団訴訟が起こっているそうですね。

訴訟の争点は、手術の副作用が合併症など事前に説明がなかった、また効果に関して、誇張しすぎた(術前に言われたほどの効果がなかった)、等々。。。

ちゃんと説明していても、患者さんが、術後に、「聞いていません」ということは、どこのクリニックでも時々ありますが、集団訴訟とは。。。

いやはや。。。

真偽のほどは当事者でないとわからないし、これから裁判ではっきりしていくんでしょうけど。。

一般的な話をしますと、格安大手チェーン店的クリニックの場合、あんまり副作用とか言ったら、患者さんやりませんからね、言っていなかったり、言っていても軽~くしか言っていないこともあるのかもしれませんね。

(実際、言っていないことも多いでしょう。そういうトラブルのセカンドオピニオン受診って、結構来られますから。患者さんからの一方的な話なので、向こう側の意見はなしの状態で聞くわけです。

言った言わないというのは、真偽のほどは調べないとわかりませんが、同じクリニックばかり、患者さんが来られると、やっぱりそうなのかな(言っていないな)と思ってしまいますね。)

格安チェーン店の場合、そもそも、広告に載っている手術代がおかしい。。

この手術代金が、広告でいくらになっていたのか知りませんが、なんでもそうですが、モノには相場というのものがあるわけで。。。明らかにおかしい値段って、やっぱりおかしいでしょ。。。

例えば、シャネルのバッグが、1980円とかで売っていたら、誰だって偽物って思うでしょ?

「本物って言われたし、本物だと思って買ったのに!」と怒ったら、信じて買う方もダメでしょ、って思いませんか?

そりゃ、一番悪いのは、「本物」って言って、売ったほうですけどね。

悪い人って、世の中にいっぱいいるんだから。。

シャネルが1980円だったら偽物ってわかるよ!という方でも、どうして、美容医療だと、疑わないんでしょうね~。

相場がわからなかった、って、ネットで検索したら、いくらでも他のクリニックのサイトが見られるんですから、すぐに値段がおかしいってわかりますよね。

これが人間の不思議なところで、誰だって、心の弱っている時とかのちょっとした隙間に、するっと入ってこられたり、あるいは、安いお金でキレイに若返れるんじゃない?!と欲望にかられた瞬間にかすめ取られるというか、世の中には、悪い人が大勢いてですね、自分が儲けるためなら、人を騙して悪いことをしても平気な人というのがいるものです。

全部が全部悪い人ばっかりってことはないかもしれませんが、悪い人が、立場的にも精神的にも強かったら、自分がそういう精神状態の時に接触すると、やられちゃうんじゃないですかね。。

なので、あやしいところには、近寄らない!というのが、一番正解ですっ!!

どこが怪しいのかは、これまた難しいですかね?

全然怪しく見えないの(例えば、学会で有名とか)に、行って見たら、ムチャクチャ怪しかった!というところであれば、これは防ぎようがないですが、多くの方が、「これは怪しいだろう」と思うポイントって、結構共通点多いと思うんですけど。。

光・レーザー治療よりも、リスクが上がるのが、手術です。

特に、顔は、服で隠せませんから、毎日鏡で簡単に見えるところだし、また他人からもすぐに見られるところです。

そういうところが、何かなったら、すごく困るでしょう。

悪い人はたくさんいるんですから、自分で自分の身を守るしかないわけで、顔に手術するなら、もうちょっと慎重になりましょう。

(今回の原告側の患者さん方は、もうすごく身に染みてわかっていらっしゃると思います。

裁判に勝ったとしても、お金を返してもらったり、慰謝料もらったところで、顔の傷も心の傷も癒えないのではないでしょうか。傷跡は消せませんしね。。。)

糸を入れた手術が、7年前くらいだったか、すごく流行った時がありました。

アプトスとかワプトスとか、名前がよくフリーペーパー紙に載っていましたね。

今は、いろいろ名前が変わったり、クリニックオリジナルの名前になっていたり、手術方法も使う糸の種類も様々です。

昔流行った時もそうですが、「切らないフェイスリフト」というのが宣伝文句で、患者さんは、「顔に糸を入れるだけだから」となぜか納得するという。。

顔に糸を入れるって、そんなに、みなさん抵抗ってないんですかね?

私自身、医者でも、かなり抵抗ありますよ。美容医療をやっていて、糸を入れる手術は見たこともありますし、セミナーが学会でも症例写真とか山ほど見ていて、特殊な手術だとは思いませんが、それでも、私はやりたくないです。

そこまでするなら、「切る」ほうの、フェイスリフトをやります。

「メスで切る」などという言葉にとても敏感な日本人。

「糸」なら、「切らない」のなら、いいのか。。?

。。。どして。。?

糸によるフェイスリフト手術を簡単に言いますと、糸を、顔の皮膚の下の脂肪の中(浅い・深いはそれぞれあります)に通して、ひっかけると言いますか、法令線やフェイスラインのたるんでいる部分を、糸でひっかけたり、ひっぱたりして、場所を移動させるんです。

昔は、法令線のたるみを、頬っぺたの上のほうに持ってきて、頬を膨らます、アプトスというのがありました。

以前勤めたいたところでは、外科もやっていたんですが(私じゃなくてね)、30代前半の患者さんが、出来上がった術後の顔を見て、仰天され、知り合いから、「江川卓みたいと笑われたから、糸を抜いてほしい」と言ってこられ、糸を抜いてましたね。

手術代はどうなったのかは知りません。

年配の方で、頬がふっくらして嬉しい!と喜んでおられた方もいらっしゃいました。

法令線のタルミを耳の上のほうに引っ張る手術もありましたが、口元~耳の上までって、結構な距離なんです。

その時は、引っ張って、目じりも少々上がって、かなり不自然でも、すぐに戻ります。

重力に勝てないんです。

引っ張り過ぎたら、脂肪のかけているところがちぎれますしね。

重すぎても切れますしね。

で、この場合、引っ張った先のところはピンと張っていいかもしれませんが、根本の手繰り寄せたところは、ムギュっと皮膚が余っているわけです。

キンチャクの袋の入り口と同じです。

切らない以上、タルミを取った分、どこかにそれをもってこないといけないんです。

そのしわ寄せがきつければきついほど、タルミは取れますが、片方はシワシワムギュムギュです。

シワシワがイヤなら、そこまで引っ張ったらいけないので、まんべんなく、シワを分散させるとなると、タルミは思ったほど取れません。

だって、切っていないんだもの。

糸を入れるとは言っても、麻酔の注射はするし、(どこまで麻酔するかは、ドクターの考え方にもよりますが)、糸は通すわけで、糸を通すのに、針はいるわけで、針だけではダメだったり、ストローみたいな空洞のある針じゃないとダメだったり、やり方もいろいろですが、顔に針(たぶん長い)を通す以上、血は出るわけで、内出血ゼロ!という広告を信じていたら、どえらいことになりますよ。

(たまたま内出血が少な目、ということはあり得ますし、超一流のドクターであれば、その辺は最大限配慮されますから、かなりゼロになるように努力されていると思います。)

切らない、とは言っても手術は手術ですから、多少の腫れと内出血、痛みはゼロではありません。

また、浅いところに入ったり、ひっぱり過ぎたりなど、いろいろ重なるんでしょうけど、変なところに、えくぼみたいに、凹みが出たり。。。引き連れたり。。。左右非対称だったり。。

そんなものに、高いお金を払うなんて。。。(おそらく、光・レーザー治療よりも高いかなと。。)

それだったら、タイタンでいいんじゃない。。?と私は思うし、私はタイタンを選びますね~。

初診・再診の患者さんからも、糸のフェイスリフトのこと、たまに聞かれますが、(ちょっと興味があったり、やってみたかったりされる方混ざっているので)、そういう時、必ず、超一流の先生だったら、選択肢のひとつじゃないですか、とお答えしています。

ただし、超一流ですよ!

学会でも有名とか。糸のフェイスリフトの手術でね。

その辺の美容クリニックで適当~に入れるのは?と聞かれたら、止めておいたら?と勧めています。

昔、頬にたくさんの糸を入れている患者さんの頬に、ヒアルロン酸を入れなきゃいけないことがあって、おそらく片頬に、5~10本くらい。(何人かいらっしゃいました)

そこまで来ると、注射の針を入れたら、どこ刺しても糸にあたって、うまく入りませんし、ヒアルロン酸入れても、うまく膨らみません。

糸でがんじがらめになっているんですね~。

あ~あ~。。。

ここまで糸が入っちゃうとね。。

「溶ける糸」って言っても、そんなすぐに溶けませんよ。

超一流のドクターなら、メリット・デメリットの両方をちゃんと説明してくれるでしょうし、そもそも貴女の顔の悩みにとって、それが一番いい方法なのか、ということも含めて、アドバイスをしてくれると思います。

いろいろ工夫されているでしょうし、どれぐらいもつのか、期待通りでいいのか、効果の限界はどんなものか、などなど、ちゃんと説明してくれると思います。

逆に、そういう説明もなかったら、とりあえず止めたほうがいいです。

「糸入れたいんです」「ああ、そうですか、わかりました」とは、ならないはず。

糸が一番良かったなら、それはいいんですが。。。

(一番、というのは、あり得ないです。

糸が悪いんじゃなくて、何をどうしたいのか、で、いくつか選択肢があるはずです。)

超一流の先生がされた結果と、私のタイタンが同じだけの効果を出せるのか、と言われると、そこはなんともわかりません。

糸がいいこともあるでしょう。

その辺は、患者さんの価値観や肌の状態によっても、ベストな治療というのは、刻一刻と変わります。

でも、とりあえず簡単に、というのであれば、やっぱり光・レーザー系がおススメです。

ちなみに、こういう糸のフェイスリフトの手術と、以前に書いた「金の糸」手術は、全z年違うものなので、ご了承ください。

おかげさまで、この5月21日で4周年を迎えることができました。

これも、患者さんをはじめ、皆さんのおかげです。

私と関わってくださった全ての方に感謝を申し上げます。

さて、5月の開院4周年記念キャンペーンです。

まずは、キャンペーンのお菓子は、オーレリーに、特別にお願いしました!

って、いつも特別にお願いしているんですが、今回は、開院記念のキャンペーンなので、いつもよりさらに特別です!

オーレリー自慢のキャラメルで~す!!

なんだ、キャラメルか。。と思われた方。

一度、召し上がってみてください。ただのキャラメルではございません。

3月のマシュマロ(ギモーブ)を召し上がった方も、カルチャーショックだったのではないでしょうか?

これが、本当のマシュマロ(ギモーブ)なんです。ホントは、とってもおいしいものなんですよね~。

IMG_20140428_17444909.jpgラッピングも凝ってくださいました。特別って、感じですね~。

IMG_20140428_174512516.jpgIMG_20140428_174532252.jpg中身のキャラメルです。

もちろん、防腐剤などの添加物はなしですから、お早目に。(濃いので、1か月持ちますが、暑い日が出てきましたから、保管は、冷蔵庫でお願いします。)

さて、キャンペーンの内容ですが、気温が上がってきたので、少しずつですが、皮脂が増えてきましたね。

でも、梅雨が始まるまで、湿度は結構低いので、お肌の乾燥はご注意ください。

皮脂は増える、気温は上がる、となると、湿度は低くても、ちょっと毛穴が開いてきます。

真夏ほどまでにはいきませんけど、脂性の方は、結構気になってきたんじゃないでしょうか。

そこで、かねてから考えていた、毛穴重点キャンペーンです。

特に、ホームケア用のピーリング石けんを、鼻のジェネシスのオプションをされた方に、プレゼントします!

あ、ジェネシスのオプションと言っても、タイタンやライムライトをされる方は、ジェネシスをしなくても追加できます。

ジェネシスの鼻オプションをされる方自体、鼻の毛穴が開いていて、皮脂の多い方なので、ピーリング石けんで毛穴掃除をすると、ちょっと小さくなります。

でも、皮脂はまたずっと出るので、定期的にやることが維持するコツになるんですが、

ここでやりすぎる方というのが非常~に多いんですね~。

また、市販のピーリングの石けんでは、効果が弱いクセに、肌の乾燥はひどくさせてしまうという、デメリットのほうが多くなっちゃうことが多いです。

乾燥の手前で止めれば、被害は出ないんですけど、効果が弱いから、みなさん、やりすぎるんですよね~。お肌、ボロボロです。。。

毛穴は小さくなったかもしれないけど、肌は乾燥して、ひりひりして、赤くなって、皮めくれて。。。よくあるパターンです。

普段、ピーリングをクリニックでされる方、ホームケア商品を買われる方、それぞれの方のお肌に合わせて、どの強さをしたらいいのか、顔のどの部分にするのか(全体なのか、一部なのか)、どれくらいの頻度でやるのか、そういったことをお話ししてから、処置をするなり、買うなりしてもらっています。

それが、守れない方は、ホームケア用は、お売りしていません。

クリニックでやる処置なら、当日中止もできて、止めさせることができますが、おうちですることは、誰も止められませんから、次回1か月後に来たら、肌ボロボロのカサカサ、ということがたまに。。。

どうしても、自分でやり過ぎてしまう、とわかっておられる方は、クリニックでの処置をお勧めしています。

今回のキャンペーンのピーリング石けんも、処置の時にお肌を診ますから、その時に、肌に合わせて処方しますね。使い方の説明も。

なので、絶対誰でも処方するわけではありません。

まあ、ピーリングの種類と頻度とかで調節できればいけるかもしれません。

あまりに毛穴が開いていない方には、ジェネシスの鼻オプションは勧めてはいませんし。。。

元々の状態が良すぎると、レーザーをしたからと言って、毛穴がなくせるわけではないので、処置をしても、効果がよくわからないことがあります。

極端な話、ビフォーがひどいと、アフターはわかりやすいんです。

わかります?

なので、ビフォーのいい方の場合、ちょっとした差に気が付いて、満足されればそれで構いませんが、オプションの鼻は、ジェネシスよりも強い治療なので、場合によったら、腫れたり、赤くなったり、水膨れやかさぶたが絶対できない、という保障はできません。

まれにですが、そういうことも起こりえます。

パワーを下げれば、リスクの確率も下がりますが、効果も下がるので、その辺が難しいところです。

めったに副作用の出ない設定にはしていますが、毛穴の数などにもよりますし(毛穴1発ずつあてていくような感じなので)、熱の入り方は個人差があります。

で、ちょっと痛いです。テープを貼ったりとかはありませんが。

、あまり目立っていない方には、勧めていません。

どうしてもやりたい場合は、副作用などご理解の上であれば、止めませんが、勧めていないのに、やる方はいませんね。。

まあ、断れた方も、もっと暑くなってきたら、やってもいいかも。毛穴も開いてくるし。

鼻オプションまでしなくても、ピーリング石けんは、やってもいいかもしれません。

処置時にご相談ください。

でも、鼻オプションの追加は、当日時間が空いていないとできませんから、ご予約時に、お電話で、できるならやりたい、とおっしゃってくださいね。お時間を取っておきますので。

そして、毛穴の開きと言えば、グリシルグリシンのイオン導入なので、これも無料追加です~。

これを機会に、グリシルグリシンのイオン導入を体験されてみてください。

ドドーン!と、大判振る舞いです~。

そして、ご好評のビタミンCのイオン導入の無料追加です。

無料のグリシルグリシンのイオン導入には、つきませんので、ご了承ください。

トラネキサム酸かプラセンタのイオン導入をされる方が、鼻オプションをされたら、グリシルグリシンも、ビタミンCも、両方無料でついてきますね。

時間が結構長くなるので、当日言われても、その後の予約が空いていないとできませんので、もう予約を取っていて、追加されたい方は、お早目にご連絡くださいませ。

脂症以外の方も、皆さんにお楽しみいただけるよう、全ての化粧品・サプリメントは、処置(料金の発生する)と同日のご購入であれば、10%オフとさせていただきますので、この機会に、試されたい化粧品やサプリメントは、どうぞご購入ください。

ただし、オバジメディカルのモノやプラセンタサプリ(ラエンネックP.O)は、1回につき、各1個までですので、どうぞご了承ください。

別日に来られて、また料金のかかる処置をされて、またご購入というのであれば、アリになりますが。。

数量が限定されているモノですので、多くの方に、お使いいただきたいので、ご了承ください。

そして、紫外線・近赤外線と両方が、ものすごく強い季節となりました。

日焼け止めは、質のいいモノを、ガンガンお使いいただきたいので、大人気のナビジョンのBBプロテクトのミニチューブを、日焼け止めをご購入された方全員におひとつプレゼントいたします。

ただ、ミニチューブは、数に限りがありますので、料金の発生する処置をされた方限定とさせていただきます。

あの、ミニチューブ、ひとつあると、持ち運びに便利ですものね~。

日焼け止めは、ナビジョンのものでなくても、当院取扱いのモノ全てが、キャンペーン対象ですので、どれを買われても大丈夫ですよ。

そして、今回も、大島椿より協賛いただきました。

大島椿の椿油(市販用)をいただきましたので、こちらもプレゼントいたします。

大島椿ブランドの椿油を、この機会にお試しください。

これは数にかなり限りがありますので、欲しい方はどうぞお早目に。

もっとサラサラして、酸化しにくい椿油が欲しい方は、クリニック専売品のアトピコシリーズのほうの、椿油をお買い求めください。

さらに、プレゼント商品は、大人気のドクターエビーゼのオイルとクリームのサンプルセットか、ナビジョンのサンプルセットのどちらかも追加です。

大判振る舞いです!

ただ、どちらも数に限りがありますので、ご了承ください。

エビーゼをご存知ない方が時々いらっしゃって、あまり化粧品にも興味のない方の場合、エビーゼの使い方が私の勧めるようにできないこともあるので、そういう方用に、ナビジョンのサンプルセットをご用意しました。

ナビジョンだと、使い方は、普通の化粧品と同じですから、使いやすいのは使いやすいと思います。

4月のエビーゼのプレゼントの時に、化粧品に全然興味のない方がいらっしゃって、エビーゼのサンプルセットを説明してお渡ししたものの、多分使いこなせないだろうし、エビーゼの価値も理解されていないかな。。と思ったことがあり、それだったら、エビーゼのサンプルは価値がわかる方に使ってほしいなと思いました。

数に限りがありますからね。

で、急きょ、ナビジョンのサンプルセットを作ったんですが患者さんの中には、ナビジョンのほうが好きだからナビジョンが欲しい、という方もいらっしゃって(エビーゼを試されたわけではないんですが)、患者さんが好きなほうを選べるほうがいいかなと思い、今回、両方の掲示をしました。

ナビジョンのサンプルセットのほうが、種類が多いので、エビーゼをご存知ない方にはお得に映るかもしれません。

まあ、化粧品は、好みの問題が大きいですから、お好きなほうで。

数に限りがありますので、ご注意ください。

サンプルセットは、無くなり次第終了です。

5月にお勧めの美容医療は、まあ、どの季節でも、うちの治療はダウンタイムが出るものが少ないので、やりたい時・気になる時・気になり始めた時がやり時だと私は思いますが、光・レーザー・注入系は、いつでもお勧めです。

(詳しくは、「お知らせ」のほうの5月キャンペーンをご覧ください。)

薄着の季節に向けて人気なのは、やはり脱毛や顔以外のことが増えてきます。

腕にしろ脚にしろ、ワキにしろ、ワキボトックス・ふくらはぎボトックスもそうですし、ダイエットは部分痩せも全身痩せも人気です。

むくみを取るのもいいですよね。

脚のシミ(蚊に咬まれた跡や間違った自己処理でできた色素沈着など)もなんとかしたい、という方が増えます。

おしりとかもね。

おしりと言えば、ニキビもニキビ跡も治療をされる方が増えたり、体のニキビと言えば、背中や胸も増えます。

5月は、この春に環境が変わって、少し慣れてきて、身の回りを気にする余裕が出てきて、ストレスで薄毛・抜け毛が増えたことに気づかれる方が増えます。

春に薄毛の相談って、ちょっとありますね。秋ほどではないですが。

この週末は、ワキボトックスをしました。

久しぶり?

そろそろ気になってきたので、もうやっておかないとな~という今日この頃。

気温が上がってきましたね~。

気温が上がってくると同時に、ワキ汗が気になってきました。

もちろん、針は、34Gで!!

(美容医療用の、超極細針です。これ以上細いのを、さらに特注で使っておられるクリニックも探せばあるかもしれませんが、これ以上細いと、針の値段が恐ろしいことに。。。また、そういう針を使っているクリニックというのは、全体的なお値段も、それなりに張るかと。。。)

私は、絶対にイタイのはいやっ!というタイプではないので、34Gの針を患者さん用に導入しても、自分には使っていませんでした。

でも、何事もやってみないと、本当に34Gを使う意味ってあるんですか?と患者さんから聞かれた時に困りますから、34Gで、ワキボトをすると。。。

もう、戻れなくなってしまいました。。。

34Gでも、ものすごい数を刺しますから、イタイのは痛いですが、30Gのことを思えば、全然マシです。

30Gでも我慢できたし、麻酔なしでやったらどうか?!というのも試したことがあるので、34Gを体験しても30Gに戻れると思っていましたが、これはもう戻れませんね~。

顔のボトックスをする時もそうですが、今まで30Gでやっていて、問題なかったのに(痛みなど)、34Gをやってしまうと、恐ろしいことに戻れません。。。人間って、弱いもんですね。。

幸い、34Gでやったワキボトは、内出血も腫れも少なく、この日は、ノースリーブだったんですが、あまり気になりませんでした。

(ストールは念のため持っていたし、患者さんは、やはりノースリーブの日に、ワキボトはしないほうがいいと思います。。全く気にされない方は止めませんが。。)

34Gは、別途料金が必要です。うちでは、1本¥1500+消費税です。

顔のシワは、1本でいけることが多いですが、ワキボトはたくさん刺しますから、1本では済みません。

この日は、合計6本くらい使いました。(状況によります。)

麻酔が効いてしまえば、30G(料金込みなので、別途料金は発生しません)に戻すのも手です。

細い針は、すぐに針先がダメになりますから。そうなると、刺される方も痛いし、刺すほうもやりづらく、時間が余計にかかりますから、余計痛いです。

ワキボトックスですが、まず注射しても、効果が出て、汗が止まるのに、約2~3日かかります。

人によっては、もう少しかかる場合があるようです。

効果の持続期間は、3~4か月と言われていますが、緊張して汗がドッ!と出やすい方など気にされる方は、「効果が早く切れた」と感じることがあるようです。

そういう方の場合、ワキ以外の部分から出ている汗も多いため、どこから出ているのかわかりづらく、受診されて診察すると、処置部分は、まだ効いていることもあったりします。

効果の感じ方は、個人差というか、主観の問題ですから、その方からしたら、「切れた」と感じた瞬間が、「効果がなくなった」となってしまうわけで、効果持続期間に個人差があるのは、そういうのも関係しています。

顔のシワにボトックスを打った場合でもそうですが、眉間のシワの効果が切れたのかどうか、まだわからないという時に、わざと自分で、眉間に「ふんっ!」と力を入れて、確認しようとされる方がいるので、自分で神経の回復を早めるようなことはしなさんな、と申し上げています。

もう切れたのかな、切れたのかな、と気にすればするほど、神経のことを考えてしまいますから、早く回復してしまうような気が私はします。

逆に言えば、リハビリなどで、回復した自分を思い浮かべたりしてリハビリを行うように、イメージトレーニングをやると、そうなっていきやすいように、神経につながれ!と命令を出すようなことは、ボトックスの場合は、逆効果だと私は思いますね~。

効果が切れたかどうか、じゃあどうやって気づくかというと、それこそ、気づいた時が、「効果が切れた」時です。

よくわからない、という場合は、ほっておく、気にしないように忘れておく、というのが、もたすポイントかな、と思います。

あれっ?そういえば。。。となるまで、置いておいてください。

ボトックスが切れるのも、いきなり、100%効いていたのが、0%になるのではなく、2か月くらいで、70%くらいに落ちてきて、ゆっくり下降線になったような。。(すみません、数値に関しては不確かです。)

何が言いたいのかというと、階段状に、ガクンと一気に垂直に効果が下がるのではなく、坂状に落ちていきます。

この落ち方は、個人差がまたありますが、この下がりかけた時に、100%の時のことを覚えている方で、このちょっとした「差」が、「効果が切れた」とおっしゃる方がたまにいます。

ワキ汗に関して、ものすごく気にしている方、敏感な方ですね。

普通だったら、気づかないくらいの差が、気にし過ぎているから、気づいてしまうのかな、と思います。

細かいことをどこまで気にするかですが、美容医療って、なんでもそうですが、気にすればするほど、お金がかかります。

早め早めに治療をすることになったり、他のいろんな治療を足したり、などなど、普通以上の治療を追加することに結果なってしまうので、「ほどほど」で満足する、というのが、一番幸せなんですが。。

例えば、ワキボトックスだと、4月終わり~5月初めくらいにしたとしたら、3~4か月持つとして、8月くらいですかね。うまくいけば、9月くらいまで効いています。

ちょっとだけ涼しくなりますから、市販の制汗剤などを追加して、来年までもうしない、という方も多いです。

うちの患者さんは、大体半年くらいは気にならなかった、という方が多いですが、注射している時期が、ちょうど一番汗の多い時にされている方が多く、切れてきたころが、秋~冬なので、切れたのかどうかわからないけど、気にならなかったから、と言われます。

そしたら、1年に1回でいいわけです。

5月終わり~6月にされた場合は、秋の残暑のように暑い日があっても、心強かったりしますし、いつされるのかは、「気になった時」というのが正解です。

最近は、真冬であっても、着物を着るから、とか、カシミアのセーターやシルクのブラウスを着るから、冬でもノースリーブという方もいらっしゃるので、年に2回される方もいらっしゃるし、間を取って、1年に3回くらい(真冬の時期だけはずして)という方もいらっしゃいます。

皆さん、ライフスタイルに合わせて、という感じです。

すごく気にされている方というのは、服に合わせて、とかではないので、「とにかく気になる!」というので、2月の厳寒の時でも、ノースリーブでワキを出すわけでもないのに、されます。

ワキから汗らしきモノが出るのが許せないようです。

2月にすること自体は悪くないですが、ボトックスの効果が下がってくるのが、春~初夏にかぶりますから、汗が全体に多くなる季節に完全にかぶることもあって、余計に早く切れたように感じるみたいです。

ワキだけでなく、全体に多汗症の方の場合、気になったら、やるのはいいんですが、その部分以外からも汗は出ますし、多少なりとも、多汗症じゃなくても、誰でも汗は出ます。

ワキボトックスのする範囲は、主に、わき毛の生えているところになります。

脱毛して、毛のなくなった場合、立毛筋といって、わき毛を支えていた小さい筋肉があるんですが、脱毛しても立毛筋は残りますから(皮膚がブツブツと盛り上がっているやつです)、その部分に注射します。

男性で毛の範囲が広い方(胸毛につながっていく方とか、ワキの下のほうにまで、わき毛がある方とか)は、普通の人の2~3倍はやらないといけないようで、薄めて注射したらいい、という問題ではないので、ボトックスもその分、2~3倍必要かなと。。。

(そんなに打って、大丈夫なんでしょうかね。。。

私は、今までも、そこまでの広範囲の男性のワキボトックスというのをしたことがないので、毛深い男性にあたったことがないというか。。自分で経過を診たわけではないので、その辺の実際はわかりません。

やったことのあるドクターからは、そう聞いていますが、2倍打ったことは聞いていますが、3倍というのは聞いたことがないです。

ちなみに、うちでは、美容医療は、男性にはしていませんので、お電話をいただいても治療はお断りしておりますので、他院を受診されてください。最近、男性からの問い合わせが多いので、今一度ここにも書いておきます。)

ごくたまに、「倍打ってほしい」という方がいらっしゃいますが、ボトックスの量を増やすこと自体は、私自身はお勧めしていません。

重症の方なら、話は別になりますが。

ワキでもどこでもそうですが、たくさん使ったら、量も心配ですが、顔やそれ以外の場所に、ボトックスしたくなっても、打つ余裕はないでしょう。

「いくらでも打ってもいい」という薬ではないですし、同じ日じゃないならいいでしょ?という薬でもありません。

量も大事ですが、患者さんはご存知ないことが多いですが、「打ち方」というのが、美容医療の場合、重要です。打ちかたが悪いと、大量に打っても、アチャー!な結果になります。

また、打つ量にもよりますが、大量に使ってしまうと、4か月以上、場合によりもっとかも?(そこまで打つことがさすがに、日本ではないでしょうけど)、体のどこであろうと、注射できません。

打ったからと言って、すぐに何かが起こるわけではないかもしれませんが(いい切れるわけではありません。大量に打てば、その分の副作用のリスクも上がるわけです)、確率の問題でしょうけど、すぐさまの副作用がなかったとしても、抗体(耐性ができてしまいます。)ができてしまうリスクも増やすわけで、もし抗体ができたら、一生ボツリヌストキシン製剤は効かないと言われています。

以前勤めてたところに、2か月毎にワキボトックスを予約されている方がいて、(ボトックスビスタがなかった時代で、ボトックスをアメリカから個人輸入している時代です。教科書的には、2か月過ぎたら、やってもダメではない、とこの当時は、記載がありました。それでも、3か月以上と間を空けるにこしたことないと推奨はされていました。)、ものすごくワキ汗を気にされている、ちょっと神経症的な方でしたが、こういう方に、間をもっと空けたほうがいいですよ、と説得したところで、聞く耳もたず、という感じです。

リスクも抗体のことも何も考えていないというか、聞いても、自分には絶対起こらないと思っている患者さんというのは、こういう方の中にはかなりいらっしゃって、確率から言ったら、高いものではないんでしょうけど、もし起こってしまったら、その方からしたら、100%の確率で出てしまったわけで、一般的な確率なんか関係ないわけです。

アラガン社のボトックスの場合、ボツリヌストキシン製剤の作り方が他社の全然違うらしく、不純物は、圧倒的に他社よりも少なく、一番抗体はできにくいと言われています。

アラガン社のもので、抗体ができた?!というくらい、珍しいようです。

また、もしできてしまっても、アラガンのものは、毒素から薬を作る時のたんぱく質の構造が特殊らしく、抗体ができても、また効くようになるらしい、とも言われています。

絶対か?!と言われると、それは私にはわかりませんので、やはり抗体ができにくいように、必要最低限度の量を、ちゃんと間隔を空けて打つ、というのが一番体にとってもいいのかな、と思います。

他社(イギリス製や韓国製など)製品を一度でも打たれていたら、話は全然変わりますから、途中からアラガンだから、と言っても、ダメかもしれません。

また、アラガン社を使っている、と言って、アラガンじゃないこともあるようですので、必ずご確認ください。

あまりにも値段がケタ違いに安いクリニックは、やっぱりおかしいです。原価割れしてるのもありますから。。。

ホントにアラガン。。?と疑いたくもなるというもの。

ちなみに、うちは、顔などに光・レーザー治療をされている方がお気軽に追加できるように、お値段抑えめでさせてもらっています。患者さんサービスの一環です。

もちろん、アラガンのボトックスビスタです。

なので、同じ値段で誰でもできるとすると、レーザーもしないけど、ボトックスだけしたい、という方がたくさん来て、困ったことがあったので(レーザーなどをしてくれるからのサービスですから、ボトックスだけされると、手間暇のわりに利益になりません。また、値段だけで検索して来られても、当院の治療方針等を理解していただいていない方は困るわけです。)、現在は、レーザーをしない方とで、値段を変えさせてもらっています。

ボトックスは、サラサラの汗のほう(エクリン腺から出る汗)にはよく効きますが、独特のニオイを出す、アポクリン腺のほうの汗には効きませんから、ボトックスが効いている期間であっても、アポクリン腺の汗は出ます。アポクリン腺の多い方は、ボトックスがだけで制汗、というのは、ちょっと無理があります。

制汗剤を追加してできるレベルと、無理なレベルがあります。

無理な場合は、他の治療法を考えたほうがいいことも多いので、それは診察時にご相談ください。