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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今月号の「DRESS」に、ヒアルロン酸注入が載っていますね。

「DRESS」は、創刊の時から購読しています。今は定期購読にしてしまったので、毎月クリニックに送られてきます。

米倉涼子さんが表紙だったのと、最初の頃、よくワンピースが載っていて、ワンピースが好きなので、買ってました。

40代以上の女性が対象の雑誌が増え、男性誌も増えたので、景気はちょっとずつ良くなっているんのかな~、と思っています。

景気の悪い時は、雑誌がどんどん廃刊になってましたものね。。。

雑誌自体は大好きなので、あの情報垂れ流しのところというか、今の旬のもの(というか、業界全体で流行らそうとしているもの)がわかりやすいので、眺めるのが好きです。

綺麗なモデルさんが、綺麗な服を着ている写真とか見惚れますね。

「流行」も誰かが仕掛けているものとわかっていても、やっぱり旬のモノを身に付けたりすると、ちょっとワクワクしたり、靴でもバッグでもアクセサリーでもなんでもいいので、ちょっとその季節の新しいモノがなにか欲しくなりますね。

(だからって、オシャレになっているわけではないんですけどね。)

最初、「DRESS」も、広告ページが多く、あまり他の雑誌では見ない会社の広告も結構載っていたので、雑誌の創刊って、大変なんだろうな、と思って、眺めてました。

最近は、他の雑誌と遜色ないような気がしますが、そこまで気にして見ていないだけかもしれません。

さて、この「DRESS」には、毎回、「名医に聞く」(という感じの題名だったと思うんですが。。違いましたっけ。。)美容医療のコーナーがあり、学会・セミナーで講師をよくされていらっしゃる黄先生の肝斑のレーザートーニングの話や宮田先生の話なども取り上げられ、他の雑誌に比べて、副作用のことなどちゃんと書いてあることが多く、一般の方があまり誤解をされないように、意識して記事が書かれているのかな、と感じました。

全部の記事をはっきり覚えているわけではないですが、いいことだけを煽る、メーカーとグルなのか?!と疑うような記事ではなかったと思います。

グルでもいいんですけどね、スポンサーになったっていいわけですから、ただ、ちゃんと副作用も記載していほしいです。

そんなに甘いものじゃないよ、リスクもあるよ、ということを言わない雑誌があるので、困りものです。

全く知らない方で、信じて治療したら、エライことになってしまうことも。。

さて、今回はヒアルロン酸で、アラガン社のジュビダームが、厚労省の認可を取りましたから、堂々と記事に名前も書けて、説明もちゃんとできるというものです。

そのページの次に、おそらくアラガンがスポンサーになっていると思われるページになっていて、ヒアルロン酸注入のことがいろいろ書いてあります。

もちろん、副作用も。

厚労省認可の何がいいって、こうやって、雑誌やTVで、ちゃんと大きくページや時間を割いて、表示してもいい、ということですね。

未承認だと、正々堂々とはなかなかいきません。

個人で言うのは勝手なんですけど、企業が表だって、となると、いろいろ問題が出てくるようです。

法律上の問題は、もう仕方ないんですが、実際、そういう美容医療は一般的に行われていて、多くの患者さんが、やるクリニック側提供の一方的な話だけを信じてやってしまうことも多く、正しい情報にまでたどり着けない場合も多々あります。

そういう意味では、承認を取っているアラガン社には、バンバン宣伝もかねて、副作用やリスクも広めていってほしいですね。

(今もされていますが、もっとして!と思います。)

今回の「DRESS」の記事の、特にアラガン提供ページは、一般の方に、結構わかりやすいと思うので、ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

若い方は、ヒアルロン酸って、あんまり関係ないでしょうけど、アラフォー以上、特に、アラフィフ以上は、注入系って、とても大事です。

レーザーとかだけで、注射は怖いからいらない、という方も大勢うちでもいらっしゃいますが、光・レーザー・RF・超音波など、効果に限界があります。

こういう皮膚に何かをあてるだけのもので、なんでもできるわけではないんですよね。

ボトックス注射も、ボトックスの代わりになるものって、そうそうないです。

他のもので代用すると言っても、真の意味での代用にはなりません。

ボトックスは、やはりボトックスでないと、同じ効果が出せないんですよね~。

注入系もそうです。

ボリュームアップをしたい場合、レディエッセにしろ、ヒアルロン酸にしろ、「膨らます」という効果は、やはり注射による注入じゃないと、なかなか難しい。。

レーザーとかでは無理と思ってください。

手術をする、というのも、一つの方法ですが、そう簡単に手術に踏み切れる方は、そう多くないでしょう。

でも、注射であれば、比較的お気軽で、リスクもないわけではもちろんありませんが、効果とリスクとの費用対効果というかコストパフォーマンスというか、やはり人気の治療です。

私は、手術はしませんが、アンチエジングをやっていく上で、光・レーザー治療だけでは限界があることを知っていますから、注入系は取り入れていますし、自分にも、自分でできる範囲のことは、時間のある時にしています。

輪郭形成というか、「形を整える」ということが、年とともに必要というか、やったほうがいいです。

年とともに、いろんなところが、凹んだり、逆に出てきたり、顔に凹凸が出てくるんですよね。

タルミもそうです。

口元・フェイスラインを中心に、滑らかなラインにはなっていないんですよね~。

頬に、ゴルゴラインも、疲れたら出てくるようになるし。。あちこち気になってきます。

特に、むくんだり、疲れたりすると、年齢がもろに出てしまう。。。

こんなに老けていたっけ?!と疑いたくなるような。。

むくみはタイタンでも取ることができますが(なので、キュッと余計に引き締まります)、手術みたいにタルミに効くわけではありませんから、患者さんの要望によったら、レーザーだけでは心もとない、となるわけです。

でも、ちょっと注入を足してあげると、下から支えるというか、お互いがお互いを補い合って、相乗効果が出るんですよね~。

シワもそうです。

いきなり、光やレーザーで、コラーゲンがババッと出るわけではありませんから、効果が出て、シワが浅くなるまで、ちょっとヒアルロン酸でドーピングしておこう。。と、便利ではあります。ダウンタイムがあっても。

どこまでのレベルを目指すのか、人それぞれですが、ちょっと足してあげただけで、結構見違えたりしますから、「もっと早くやっておけば良かった」という方もとても多いです。

適応不適応はありますが、アンチエジングにはおススメです。

場所によって、レディエッセがいい時もあるし、ヒアルロン酸にしろ、メーカーというか、種類を選ばないといけませんから、どこでもジュビダーム(の承認済みのもの)が入れられるわけではありません。

どこをどうしたいのかで、ヒアルロン酸の種類を変えないと、なかなかいい結果になることは難しいです。。

レーザートーニングに関わらず、何かをして肝斑がひどくなった場合の話をします。

何度も言いますが、レーザートーニングが悪いんじゃないですよ。それを使う人間の使い方が悪いので、それをお間違いなく。

トーニングでもなんでもそうですが、肝斑に対して、普通だったら悪化するような治療をやるリスクやプレトリートメントやホームケアでの注意事項の説明もなく、お金さえ払えば(しかも他よりは安い料金で)キレイになれる!と信じ切って、やってしまった場合も、クリニック側から注意事項はいろいろ言われていたけど、そんなの関係ないと思って実践しなかった場合も、ちゃんとやっていたし、そこのクリニックもちゃんとやってくれていると思うけど、なんか悪化した場合も、全ての場合を含みます。

やる前にクリニック側もちゃんと説明してくれたし、自分もちゃんとやっていたし、施術もクリニック側もちゃんとやっていたのに、たまたま悪化した場合は、簡単です。

そこの先生に、そのまま相談したらいいし、「処置後濃くなってしまった」と予約を取れば、ちゃんと診てくれて、原因を探ってくれるはずです。

(一時的に悪化します、濃くなります、と説明がなかったのであれば、なにか悪化させるモノがあったんでしょう。

それがたまたまなのか、ドクターも患者さんも気付いていなかったモノが何かあるのか。)

まあ、信頼しているクリニックに通っている場合は、何も問題はありません。

どんなに素晴らしい治療でも、素晴らしいドクターでも、人間の体相手ですから、「たまたま何かが起こる」ということはありますから、ホントにたまたまなら、しばらくしたら、落ち着くことがほとんどです。

原因が見つかって、それを止めれば済む話で、しばらく時間はかかるかもしれませんが、ちゃんとそこのクリニックで、最善の方法を提案したり、治療してくれると思います。

クリニック側から指示されていたことを守らず、勝手に「自分だけは、そんなことをしなくても大丈夫」と思って、やらなくて、悪化した場合は、よほど懲りて、心を入れ替えて、ホームケア(スキンケア含む)にも専念されるのであれば別ですが、指示を守らず、今後も守る気もなく、トラブルを起こした人に、また肝斑治療をするクリニックは皆無でしょう。

相手にしてくれるのは、お金さえ払えば後は知ったこっちゃないクリニックだけで、そんなところに、またお金払って、もっと悪化させられた!と、文句を言ったところで、いい加減気づかないと。。となるだけです。

まあ、ご自分の人生、お好きにどうぞ、という感じですね。

クリニック側に騙されて、やったらダメなことをされて、肝斑が悪化した場合、こんなひどいことはなく、こんなクリニックに文句を言ったところで、相手にされませんから、もう関わらないのが一番の得策だと思います。

関わる時間がもったいないです。ひっかかった自分が悪いと思って、次の人生に踏み出したほうがいいと思います。高くついた社会勉強代と思って、早く忘れる努力をしたほうがいいかな、と思います。

闘う!という方は、結構大変だと思います。

詳細はまた長くなるので、ここには書きませんが、(カウンセで相談された方には申し上げていますが)、明らかに、ひどい場合を除いて、やっぱり関わらないほうがいいと思います。

大事な人生、時間を大切に。

手術とかの場合は、アフターでひどくなった場合、第三者から見ても、わかりやすいですが、肝斑の悪化の場合、悪化の原因はひとつに限定できないことも多く、患者さん自身も焦って、おかしなことをして、ますます悪化させていることが多いです。

まず、原因はなんであれば、絶対に焦らないこと!

ホームケアもスキンケアも大事ですが、その前に、焦っておかしなことに手を出さない!ということが一番大切です。

何から手をつけていいか、どうしていいかわからない場合、ちゃんとしたクリニックに、診察・相談に行く、というのが次に取る行動かなと思います。

そこのクリニックに行くまで、絶対にいらんことをせんことです。

一切の刺激・摩擦を止めて、紫外線カットを心がけてください。

この時、また質の悪い日焼け止めを塗って、肌に負担になって、肝斑が悪化する、ということも多いので、軽めのモノだけにして、あまり外に出ないようにしたほうがマシかもしれません。

(窓のある部屋にいたら、紫外線は入っているし、外に全く出ないわけにもいかないでしょうし、軽めの日焼け止めで、ちゃんと防ぐのは無理だと思いますが、質の悪いものを塗るよりもマシかと思います。)

さて、肝斑の悪化ですが、なにかいらんことをしたせいで、悪化した肝斑は、必ず良くなります。

ただ、ホントに、いらんこと全部止めないとダメですよ。

ちょっとずつ止めた場合、それだけ長引きます。時間がかかるということは、お金もかかるわけです。

でも、ちゃんとスキンケアをすれば、薬も必要ですが、必ず良くなります。

どのレベルまで持っていけるのかは、それはわかりません。

悪化するまでの前の状態がわからないので、よく言われるのが、「元通りにしてほしい」ということですが、そのわけわからんことをされたのが、半年前とします。

そしたら、半年分、老化をしているわけです。

その老化の分も合わせて、時間を戻せ、ということを要求されているわけです。

濃くなった分は、ある程度の元のシミの薄さに近づけることは可能だと思いますが、その部分の老化の分までさかのぼって、「元通り」にできるかと言われれば、わかりません。

そこまでもし行くなら、普通以上に、時間とお金はかかると思います。

命に関わるものではないので、どこまで目指すのかは患者さん次第ですが、おかしなことをしてしまったら、していない時よりも、お金と時間がかかるのは、もうそれは仕方ないです。

患者さんの中には、そりゃもうすぐに、スキンケアもホームケアも徹底されて、こちらがビックリするくらい、みるみる良くなる方って、いらっしゃいます。

肌質だったり、頑張り具合だったり、薬や治療との相性だったり、いろいろです。

共通点は、ホントにいらんことをすっぱり止めて、必要なことだけをしている場合ですが。。

そういう方は、おかしなことをする前以上に、ホントに短期間で、肝斑があまり見えなくなることってあります。

肝斑治療をさっさと終わらせて、次の治療、例えば濃いシミとか、シワとかタルミとか、いろいろできるわけです。

患者さんがすごく努力しても、肌質というのがあって、ダメージがあると、すぐに黒くなりやすい方の場合は、可哀そうですが、どうしても時間がかかります。

強いことをすると、すぐにシミになってしまうので、お肌を落ち着かせて、なおかつ騙しながら機嫌を取る、みたいな、そーっとそーっと肝斑に眠ってもらわないといけません。眠ったところで、そーっと追い出す。。みたいな。

時間とお金がかかります。

この間、もちろん、患者さんは、普段おかしなことを一切やってはいけません。

またすぐに悪化しますから、徹底して、いらんことを止めることをコンコンとクセ付けないといけません。

患者さんがわざとじゃなく、無意識で摩擦を止められない時というのも、多々ありますが、根気よく気を付けていれば、いつか必ず良くなります。

なので、肝斑の色が濃くなった分は、絶対にあきらめず、腐らず、頑張ってください。

おうちで気を付けること、普段のスキンケアで気を付けることがたくさんあります。

そこまで悪化させた方というのは、そういうことが全くできていないので、前のクリニックのことをいつまでも言っている場合じゃないですよ。

新しく踏み出したんなら、もう振り返らず、自分の今後のために、時間を使いましょう。

悔しいですよね。忘れろって言ったところで、鏡を見るたびに思い出しますよね。

これが、悪徳商法にひっかかって、商品を買ってしまった場合と違うところで、自分のしかも顔に、その騙された跡が残っていますから、見える限り、思い出しますよね。

そういう場合は、鏡を見ないようにしましょう。必要最低限で。

朝夜の洗顔、お化粧する時、日焼け止めを塗り直しする時のみとか。その時も数分で止めておくとか。

気にする方は、何度も何度も見るんです。

そして、最悪なことに、その見るたびに、触る方がとても多くて、また触り方が、指で引っ張ったり、皮膚を伸ばしたりとず~っと触っています。

これで、肝斑を良くしてくれ、と言われても、そりゃ無理です。

気になるから、その部分のメイクも濃くなる方が多く、ファンデ(スポンジで)何度も重ねたり、(指だからいいわけでじゃないですよ)、洗顔でごしごし擦ったり、と、どんどんおかしなことを止めないんです。

また、タチの悪いことに、こういうことをしている自覚がご本人に全くないので、診察中に指摘しても、「これはたまたま、」とか「○○だから」と言い訳ばかりされて、認めようとされません。だから、診察中に何度も触ります。また注意しますが、また言い訳で、と繰り返しで、これは、もうそりゃ、無理ですよ。

「肌への刺激」というのは、止められるのは、ご本人の自覚だけですから、早く良くするコツは、自覚して、止める、ということです。

自覚がないと、これまた絶対に止められないんですよね。いつまでも良くなりません。

でも、自覚できていれば、ホントに必ず良くなりますから、本当に頑張ってください。

悪化させられた方は、すぐに、何か機械(レーザーとか、強いこと)をすれば良くなる、と思い込んでいる方が多いです。

違いますよ、と言って、すぐにわかっていただければ、そりゃいいんですが。。

一番大事なのは、おうちでするスキンケアで、バカにしたら、いけません。

早く何か治療をしたい!と焦ってはいけません。

スキンケア(薬含む)だけが、怒らせてしまった肝斑を、落ち着かせてくれて、眠らせてくれると私は思います。

悪化させた後というのは、肝斑はもう怒り狂っています。これ以上怒らせたらいけません。どんどん意固地になって、復讐されますよ。

とにかく、焦らないこと!変なことはしないこと!

やっていいことと悪いことがあるので、すぐに飛びつかないこと。

また騙されたら、目も当てられないでしょう?

「時間がたつのを待つ」というのも、とても大事です。

「わざとほっておく」ということを、敢えてやるわけです。そしたら、「炎症(=赤みなど)」が、自然にひいてくれます。何もしなくても。

こじらせるうちに、お早目に、診察を受けましょう。

くれぐれも、信用しているクリニックでね。

またしても、よくあるパターンが、このひどい目にあった悪徳クリニックで、しかも信用もしておらず、不快なことも頻繁に起こっていて、不信感も多いに出てきているのに、また適当なことを言われて、その都合のいいところだけをまた信じて、さらにお金を払って、次のことを、「良くなります」とやってしまう。。という方が時々います。

1回で止めときゃいいものを。。また何で、わざとこじらせるかな、という行動をされる方というのが、時々いらっしゃいます。

なんか思い込んでいるでしょうかね。

そこのクリニックが、「良くなるから」と無料でしてくれるなら、いざしらず、またお金を払うように「営業」をかけられているだけだというのに。。。

不信感を持ったら、診察には行ったらいいと思いますが、お金を払うことは絶対にしたらダメですよ。これ以上、被害を大きくさせないために。

説明を受けていて、すっかり自分が忘れていて、それで悪化して、その悪化を良くするのに、実費で治療費は必要、という場合はありますが、説明を受けたかどうか、覚えているにしろ、覚えていないにしろ、とりあえず、不審に思ったのなら、どちらが悪いにしろ、お金を払う処置をするのは止めておきましょう。

慌ててすることはありません。ほとんどの場合。

慌ててしないといけない処置もあるかもしれませんが、そこまで緊急性のある処置がホントに必要なんだったら、良心的なクリニックだったら、その費用は、そこのクリニックが持つような気がしますけどね、そこまで緊急なんだったら。

(緊急性のないものを勧められた場合、料金が発生する場合は、良心的なところでも、あると思います。)

緊急性の理由を聞いてみては?そこまで急ぐなら。

理解できないなら、本来やるべきではないですし、理解できないのにやらなきゃいけないくらい緊急性が本当にあるんだったら、もうお任せするしかないです。

そういう処置をしてしまったのも、自分なわけですから、それは受け入れるしかありません。

何をするにしても、「副作用もなく、安い金額で、効果がちゃんと出る」なんて、都合のいいことはありません。なにか欠点が必ずあります。

高いから、そういうトラブルがないわけではないでしょうけど、とりあえず、安いところ、安すぎるところ(他院と比べたら、安いかどうかって、わかりますよね。ケタが違うって、おかしすぎでしょう。)

肝斑治療で、流れ作業のところは止めましょう。

そこがどういうところかもわからないのに、お得だからといきなりコースを買うのは止めましょう。

不審に思っても、コースを買った方は、続けてやる傾向が多いです。(被害の拡大ですね。。)

途中で、返金を言えばいいんですが。。

綺麗になりたい、と思う気持ちが悪いわけではなく、女性として当たり前に思っていいんですが、欲をかき過ぎると、ロクなことがありません。

「欲」って、全ての原動力なので、もちろん持っていいと思いますが、お手軽に叶うわけはないので、それなりの努力(お金も)が必要です。

お金がかかる「キレイになりたい欲」の場合は、「様子を見ながら、ちょっとずつ欲を出していく」くらいが、ちょうどいいんじゃないでしょうか。

間違ったかな、と思ったら、一旦立ち止まってくださいね。

いつでも引き返す・引き返せる、というのが、大事なポイントです。

「ひどい目」というのが、ホントにクリニック側が全面に悪い場合というのは、やはり説明が全然足らないという時でしょうか。

特に、きつい副作用が出ることが当たり前の治療の場合。

肝斑のレーザーニングもそうですし、以前よくあったのは、フラクショナル系レーザーです。

再三書いていますが、肝斑のレーザートーニングは、適応もありますし、レーザーだけあてればいいというものでは全くありません。

でも、そういう説明(特にスキンケアとか)を説明したところで、そこのクリニックは儲かるわけではないし、逆に、スキンケアで良くなったら、レーザーをしてもらえなくなって、儲からないわけですから、困るわけなので、、知っていても言わないのかもしれません。

肝斑のレーザートーニングにおいて、スキンケアの重要性をわかっていない、軽視していること自体がかなり問題ではあるんですが。。

(そのドクターの信念で、薬を出さないというのと、スキンケアを軽視するというのは、全然違うことなので、お間違いなく。

ちゃんとしたドクターで、特に肝斑治療でスキンケアを軽視されているドクターはいないと思っていただいていいと思います。)

フラクショナル系もそうですが、きつくしたほうがダウンタイムも出ますが、一般的に効果が高いことが多いです。

マイルドにすると、副作用も弱いですが、効果も弱いです。

ということは、その分回数(お金も時間も)が必要ということです。

どこで妥協するのか、は、患者さんの価値観なので、自分の価値観にあったクリニックを選ばないと、後で困るのが自分です。

こんなに副作用が出るとは思わなかったとか、逆にこんなに費用がかかると思わなッたなどなど。。

手術でもレーザーでも注射系でもそうですが、何か効き過ぎた、あるいは副作用が出たところの場合、「何もしないで様子を見る」ということが、一番必要だったりします。

絶対何もできない、ということはないですが、できても、ちょっと代謝を上げるだけの手助けとか、元々の治療に対して、積極的な治療をガンガンできるわけではないことが多いです。

賢い方が、まずそういう怪しいクリニックには近づかないようにされています。

でも、実際、どこのホームページも似たりよったりで、受診してみないと、そこがどういうところかわかりませんから、とりあえず、受診してみて、様子を見る方、そして何か治療を受けてみる方(もちろん、納得の上で。納得されていない方の場合、治療は断って、ちゃんと帰って来られます)、1度ではよくわからないけど、困ったことはなかったから、2回目を受けてみる方、などなど。

あまり大した被害もなく、メリットもありませんでしたが、そんな困った自体はなかったから、何回か通ったけど、満足はしていない、というところで、別のところを探す方。

こういう方は、ちゃんとご自身で見極められているので、大丈夫なんですが、完全に引っかかってしまった方ですね、一番大変なのは。

こういう引っかかった時というのは、大体の方が、安さにひかれて、というのが多いようです。

話を聞いてみると、初回キャンペーンで、ケタが違うくらい安かったとか、元々が他院とケタ違いに安いとか。。。

そういう安売りクリニックで、どう考えても流れ作業でしょう。でないと、やっていけませんよね。

そういうところで、接客がどうこう、説明がちょっとしかなかった、ドクターと話していない、と言ったところで、その値段ではそりゃそうなるでしょう~と納得の値段。。。

ひっかけたクリニックが、そりゃ一番悪いですけどね、悪い人なんて、世の中たくさんいますから、こちらがしっかりしないと、こういうのって、連鎖したりしますから、また別のクリニックに引っかかるだけです。

この「簡単にキレイになれる」「安くてキレイになれる」というのが、かなりの曲者で、悪化した途端に、急に焦り出して、自分でさらに要らんことをしてしまって、またさらに悪化させる、ということもとても多いです。

それで、二度とレーザートーニングはやらない、フラクショナルはやらない、というのではなく、使う側が悪いんです。

包丁持ってたから、殺人するのか?というのと同じです。

モノではないんですよね。人なんですよ。

要らんことをされた場合、うちでおススメするのが、スキンケアの徹底した見直し(自分でいらんことをしないように)、化粧品の見直し、レーザーの設定などなど。。

ケースバイケースです。

言っておきますが、他院でひどくさせられた場合、回復するのに時間がムチャクチャかかります。

ドクターによったら、なったのと同じ年数、あるいは、それ以上と言われる方も。。

それくらい、大変なんです。

この「何もしないで待つ」ということができる方とできない方がいらっしゃって。。。

できないのに、新しい治療をやっている場合ではありません。

焦って、また調べもせずに、またやって、お肌にホントにそれは負担はないんですか?

その治療は、いろいろ調べてみましたか?

とにかく、ひどくなったら、(専門のクリニックに行くまで)、勝手に触らない!

これが一番大切です。

その上で、クリニックで足せること、追加したほうがいいことをお教えしています。

あきらめないで、でも、ダメ、いらんことはしない!

人によったら、鏡もあまり見ないように、申し上げることもあります。

「気にしない」ということが大切です。

→ 続きはまた今度。寝てしまっていたので、寝ます。お休みなさい。。

何をもって、「ひどい」というかにもよりますが。。。

美容クリニックで、何か治療を受けて、受ける前よりもひどくなった場合、どうしたらいいのか、元通りに戻るのか、いろいろ悩みだしたらキリがないくらい、たくさんの後悔と悔しさなどなど、焦る気持ちもどんどん湧いてくると思います。

真実がどうあれ、もし「ひどくなった」と思うのなら、まずは処置をしたクリニックにちゃんと聞きましょう。

医学的にどうなのか。「ひどくなった」のか、当たり前の反応なのか、あるいは、元々あったのか。

その時の、クリニック側の対応はどうですか?

ちゃんと説明がされて、悪化だった場合、仕方のないことでしたか?事前に聞いていた内容でしたか?

場合によったら、それが落ち着くまで、クリニックのほうで無料で何かをしてくれることもあるでしょうし、なにか対応があったりするかもしれません。

どうなったのか、処置の内容にもよります。

でも、なんか適当にあしらわれているという対応を受けたこともあるでしょう。

この「適当に」というのも、主観の問題ではあるんですが、どんなにちゃんと対応したとしても、患者さんの思っていたことと違った場合全てを、「適当に」と思われても、それも医療者側は困ったりもするわけですが。。

まずは、それは、「悪化」ですか?ホントに?

よくある副作用なのか、とても珍しいことなのか、それとも治療の過程で必要な、普通に出る症状なのか。普通に出る症状を患者さんが「悪化」と思っていることも。

よくあるのが、

①医者は説明したけど、患者さんが聞いていない(理解していないという意味です)

 説明の中で、副作用の話はすっかり忘れていて、文句を言っているパターン

 

→ これは、もう患者さん側に責任があるので、文句を言っても仕方ないです。美容医療を過信して、やればいい、やりさえすればよくなる!みたいな考え方を、ちょっと改めたほうがいいです。

理解ができない人は、美容医療をやったらダメです。

それでもやりたいなら、そりゃもう、そこにおまかせで、文句を言ったら、ダメですよ。

医療は万能ではないですし、合う合わないもあります。同じ反応でも強く出ることもあれば、あまり出ないこともあります。

絶対大丈夫、なんてうまい話はないのです。

②その副作用の説明がすごく軽すぎた、あるいは、医者側と患者さん側で、重さ軽さに相違があった場合

 → これは難しい問題ですね。。

価値観がそれぞれ人によって違いますから。。

やる側の医者は、当たり前のことで、もっとひどい状態も見ているから、これくらいの副作用、と軽く思ってしまっていて、おそらく悪気はないから、その先生は、ずっとそういう説明なんだと思います。きっと。処置内容によっても違うんでしょうけど。

患者さん側は、やっぱりやりたいし、良くなったことしか考えていなかったり、副作用を聞いても自分には関係ないと思っていたりすることも多いです。

なので、余計に、何かあった時のショックは大きいわけで、難しい問題なんですが。。

誰も悪化することにお金を払っているわけではないですが、絶対安全という保障はないんです。

だからと言って、副作用を軽く言われたら困ると思いますが、何をもって軽いというのか、難しいです。。

そういう意味で、自分と同じような感覚かな、と思えるドクターの治療を受けたほうがいいのはいいと思います。

副作用が軽い場合、効果もマイルドならそりゃそうですが、効果もすごくあるのに、副作用が軽いなんて、ありえないでしょう、普通。

結構な効果がある治療を受けようとしているのに、副作用を軽く言われたら、ちょっと受けるのを待ったほうがいいです。

ホントに、他のクリニックでも、そういう説明がされているのか、何軒か回ってから、ネットでも「○○ 副作用」とか調べて、最初のところと同じような内容だったら、とりあえずは、受けてもいいのかもしれません。自己責任ですけどね。

③やった処置とは関係ないことが、たままた起こった。あるいは、元々あったが気づいていなかった。

→ これもよくあるパターンです。

患者さんも決して悪気があるわけではないんですが、何かあったからこそ、注意して顔を見るようににあって、前からあったのに、まるで今回初めて出てきたかのように言われることって、結構あります。

なので、学会では、美容医療初心者のセミナーや教科書の心得的なところには、必ず、施術前に、ビフォーアフターの写真を撮るように指導されています。

もちろん、なにかあった時に、元の状態に近づくようにする必要があるので、患者さんのためでもあるんですが、医療者側を守るためでもあるんです。

④何も説明を受けていない。後から言われた。

⑤騙されたというくらい、過大に効果を誇張され、副作用は全くないと言われた。いいことしか言われていない。

③④⑤について、詳しくは次回に。

長くなったので、ここで切らせていただきます。

さて、トーニングの続きです。

どこまで書きましたっけ?

学会での推奨のやり方というのは、ある程度ありますが、それが必ずしも、というわけではなく、各ドクターでやり方が違うのは当たり前で、特にご自身でこだわってされていらっしゃるところだと、全然違う、ということもあるのかもしれません。

何の治療をするにしてもそうですが、美容医療の場合ね、まず事前に、ちゃんと説明がありましたか?

いいことばっかりじゃなくて、副作用も言われましたか?

作用がマイルドなものというのは、副作用も少なく、厳しめに言っておかないと!という副作用も少ないので、そういう場合はあまり言われないかもしれません。

軽くさらっと、ということもあると思います。

そういう治療がおススメ!というのではなく、そういうマイルドな治療は、逆に回数が必要だったりするわけです。効果が出るのに時間がかかったり、あるいは、即効性はあるけど、すぐに戻るとか。

副作用もほとんどなく、回数も少なく済んで、患者さんもダウンタイムも出ずに、でも、効果はすごく出るので、喜んでされている治療、というのは、皆無と言っていいでしょう。

そんなうまい話、あるわけないんです。

副作用と効果のバランスが大事なわけで、どの辺を選ぶかは、患者さんの価値観と、今の状況をどうしたいのか、どこまでしたいのか、で全然選ぶ基準が違います。

納得された上であれば、何をするのも患者さんの自由なわけですが、少しでも後悔しないためには、あまり欲にかられないことかと思います。

「冷静さ」をどこかに残しておくというか。。。

もう思いつめている時は、言ってもムダかもしれませんし、これを読んでいただいている方はおわかりなので、今更言う必要もないと思うんですが、問題は、こういうことをご存知なくて、悪徳クリニックの手に、まんまと乗ってしまう方々ですよね。

でも、こういう都合の悪い(やりたい!綺麗になりたい!なるはず!と思い込んでいる時には)ことは、聞かざるでしょうから。。

ちょっと検索をかければ、トーニングの副作用なんて、ネットでもヒットすると思いますよ。

私も何度か書いていますし。

普通の方だったら、どこかで治療を受ける前に、ちゃんと副作用も含めて調べてから受診されるので、変なクリニックには、まず行かれないことが多いです。

わりと地元や周辺のメジャーなクリニックに行かれることが多いようです。

地元で有名、友達が通っている、雑誌やTVに載っていた、ネットでの評判がいい、HPの印象が良かった、などなど、いろんなアゲアゲの情報がありますよね。

それを見ているだけで、そこのクリニックに行けば、全て解決してくれそうな。。肝斑もあっ!という間に治るんじゃないか、と思っちゃいますよね。

で、とりあえず受診しないと、わかりませんから、まあ、受診します。

ここまではよくあるパターンです。

やっぱり行ってみて、自分の目で確かめないとね。

レストランでもそうですよね。

有名な口コミサイトがやらせだらけと思っていても、全部がやらせというわけでもないし、どちらにしろ、行ってみないと、自分の好みもありますよね。それと同じです。

受診して、どうでしたか?

ドクター・受付・ナースなど、クリニックの雰囲気など、貴女にとって通いやすいですか?

肝斑はどうしても時間がかかりますから、一定の期間は通うことに普通は鳴ると思います。

ここの雰囲気、なんかイヤだな、と感じたところは、やっぱり貴女には合っていないのかもしれません。

ここがどうこう、と具体的に言えなくても、なんかイヤ、というのは第六感がそう思わせているのかもしれません。

いや、でも、通わないなら通わないちゃんとした理由が欲しいところですよね。

だって、苦労して探してきたクリニックですもの。ネットで評判だったから、検索で一位だったから、有名なクリニックだから、などなどまだ様子をみないと、あきらめる根拠が欲しいですよね。

じゃあ、診察を受けましょう。

ここで、かなりのことがわかるはずです。

普通の方なら、納得できる説明じゃなければ、されません。

そのまま何もせずに帰ってきて、別のクリニックを探されます。

納得はできなかったけど、美容クリニックって、初めてだし、こういうものなのかな、と思った方の一部が、とりあえず1回目をされます。

やっぱりやってみないとわからないこともあるでしょう。

(ほんとは、納得していないのなら、やるべきではないです。やる場合は、ある程度の覚悟はしておかないと。

お金と時間がムダになるだけでなく、お肌も反ってひどくなるかもしれません。)

さあ、1回目。もうお金も払って、同意書にサインもしました。

(同意書には、さっき聞いていない副作用が山ほど書いてあったけど、カウンセでは何も触れられていないけど。。)

処置されて、なんかモヤモヤする。。。いい気はしない。

ドクターは診にも来ないし、スタッフの対応もなんかイヤだ。お金を払ったとたんにほったらかしだ、などなど。

なんか納得がいかないどころか、ひどすぎる!と思ったこともあったり、もうやりたくない!となったとします。

ここまできて、2回目はもうやらないと、止められたら、まだ被害は少なくて済みます。

(やらないのが一番ですが。。)

ここでイヤな目に遭い、さらに家に帰ってから、どんどん悪化して、黒くひどくなって、それをクリニックに言っても、相手にされません。

というか、悪化の説明すら全くされていない。

とにかく回数がいるからと、悪化した説明もなく、2回目の治療を熱心に勧められた(もちろん、お金はいります。)、コースを勧められた、などなど。。

美容医療は、ちょっとひっかかったら、一旦ストップしましょう。

一晩考えるとか、帰って副作用を調べるとか、調べたら、カウンセでは言われていないことが出てきたとか。

いろいろ出てくるかもしれません。

新しいことが出てきたら、とりあえず、もう一度カウンセで、疑問点を全部聞くとか、別のクリニックだったら、何と言うのか聞きにいくとか。

なにかと比べてみる、というのが一番です。

中には、説明の簡単(過ぎる)ドクターもいるかもしれません。

簡単過ぎるのも、ちょっと、と思いますが、そういうのが好きな患者さんもいらっしゃるでしょう。

問題は、なにかあった時に、どうしてくれるか?!です。

脱毛でも、以前に書きましたが、うちみたいにドクターが自ら照射しているクリニックというのは、ほとんどないでしょうし、照射前に、ドクターの診察があって、設定を決めているクリニックというのも、少ないかもしれません。

予約制と言っても、かなり待たされるクリニックだと、ドクターが脱毛をいちいち設定していたら予約が回らなくて、その結果、患者さんも予約が取りづらくて困る、という場合もあります。

ナースの教育が徹底されていて、ある程度ナースに裁量権が持たせられていて、ナースもしっかりしていて、大体のことは聞いたら、テキパキ答えてくれる、安心してナースだけでもいいか、と任せられるクリニック、というのは、探せばあると思います。

女医・男性医師に関わらず。

ちゃんとしたところは、なにかあった時に、必ずドクターを呼ぶように教育されていると思います。

(この「なにか」は、レーザー等に伴う当たり前の反応の場合は、ドクターは呼ばれないこともあると思います)

どこでそういうことを見分けるのか?

って、もうここまで、そのクリニックに長居したら、気づきませんか?

金儲け主義だな、とか口だけだな、とか、わかるでしょ。

流れ作業だな、とか。

(ちゃんとしたクリニックだと、流れ作業とは感じにくいような気がします。願望?

同じことをされても、機械みたいに流れ作業的に扱われているのか、一人の患者として扱われているのか、なんとなくわかりますよね。

これがわからない、と言われたら、う~ん、どうしようもないんですが、そういう方は、一度別のクリニックに行って、とりあえず比べましょう。)

最近来られたトーニングの被害者の方々は、やる前に、もう思い込んでいらっしゃいました。

副作用を調べることもなく、「トーニング(となにか)」というので、検索をかけていっちゃったみたいです。。

ネットの検索で1位だったとか、上位だったとか。

地元で有名とか。

また、そういうところの中には、大手格安チェーンのこともあり、値段がケタが1つ~2つ違うこともあり、さすがにビックリですよね。

ネットって、便利ですけど、ひとつの情報ですから、参考にしないと。信じ切ったら、エライ目に遭います。

あまりに安すぎるところも、(なんでも)止めたほうがいいと思いますが、高くてぼったくり、とうのも、おなじくらい最低ですよね。

もうね、相手のほうが1枚上手ですから、自分でかしこくなって、身を守るしかありません。

トーニングの害が出てしまったら、ホントに目立たなくするのに、莫大な時間とお金がかかります。

また完全に戻せる保障はありません。

なので、心の隙をつかれないように、途中でもいいから冷静になれるように、欲をかかないように、かき過ぎないように。

今日は、終わってから、前のクリニックに掃除機をかけに行って来ました。

台車に、ダイソンの掃除機とモップをのせて、四条通りを歩いて行くのです。約200メートルほど。。

ちょっと楽しい。。

今日もたくさんお花や観葉植物をいただき、みなさん本当にありがとうございます。

移転を機に、さらにいっそう精進いたします。!!

さて、肝斑治療として、「レーザートーニング」って、名前聞かれたことがありますか?

一時期、「肝斑の救世主!」「肝斑に唯一あてていいレーザー」など、企業側も購入したクリニックも、わりと誇大広告気味で宣伝されたりしました。

その宣伝に飛びついた、ロクでもないたくさんのクリニックが、大金を使って、雑誌やネットに、宣伝をバンバンしたおかげで、大勢の人が認知するようになり、またそれに乗っかる悪徳クリニックもたくさん出ました。

もちろん、ちゃんとされているドクターも大勢いるはずなんですが、どう考えても、いい加減にやっているクリニックが多いらしく、被害者が続出し、葛西先生が、「肝斑にレーザートーニングは禁忌!」とまで問題提起され、警告を出されました。

 一方、学会では、学会で肝斑のレーザートーニングについて講演をされる先生方は大体決まっているわけですが(それだけ肝斑でデーター等を整理して、発表するというのは、ものすごく大変な作業なので、そうそういらっしゃいません)、ちょっと前から、レーザートーニングの副作用についても議論されるようになり、トーニングが登場した時のようにはいかず、「肝斑治療の第一選択」からはかなりはずれ、「最後の選択」となるくらいの勢いにトーンダウン。。。

もちろん、スキンケアの徹底、トラネキサム酸などの内服を含めたプレトリートメント(レーザーをあてる2~3か月前から飲むこと。飲むだけではありませんが)が必須です。

そして、昔よりもレーザーの出力がかなり下げられ、パワーダウンするように、となりました。

「脱色素斑」と言って、水玉みたいに色が抜けてしまう、ということが続出したわけです。

ちゃんとされているクリニックであっても、多少の水玉抜けはあって、もちろんひどいものではありませんが、生じてしまってました。

逆に、ちゃんと診ておられるから、小さな(目立たない)脱色素斑に気づかれた、とも言えます。

(悪質なところの脱色素斑は、えげつなく目立ちますから。。。)

ま、主観の問題ですが。。。。

一部のドクターで、プレトリートメントをやらずに、いきなりされるドクターもいらっしゃいます。

こういう場合、学会が言っていることを守らず、逆のことをするわけですから、わかってやっているのであれば、かなり勇気のいる行為です。

こういう先生方は、信念を持って、敢えてされていて、設定などやり方も、もちろんオリジナルだし、単純に、学会で推奨されているやり方とは違うことも多いので、これはこれで、アリなわけです。

ちゃんと説明も事前にされるし、いいことだけ言って、だまし討ちみたいなことは普通ならされないでしょうし、ご自分なりのデーターなどを元に、やっておられるわけです。

そのドクターの信念でされていて、しかも患者さんが満足されているのであれば、結果オーライで、いいわけです。

はっきり言いますけど、こういう「いい」クリニックは、ものすごく少ない、と念頭においてください。

一時多かった他院でトーニングして悪化した患者さんが、ちょっと減っていたので、落ち着いたのかと思っていましたが、最近また増えてきたような。。。

遠方から来られる方もいらっしゃいますが、大体決まっています。

自分の身は自分で守らないと!!

。。。。また寝ていました。。。すんごい眠いので、今日はこれで失礼します。おやすみなさい。。

いや~、無事学会発表が終わりました。

もうホントに、ポスター作製が間に合わなくて、今回こそ、ホントにダメかと一時あきらめそうになりながら、絶対間に合うから!と自分に言い聞かせ、寝不足を続け、間に合いました~。

いや~、良かった良かった。

間に合わない=演題取り下げになるので。。

自分で決めたことは、やり遂げないとね。と何度も言い聞かせました。

これだけ、寝不足続いても、人間って、丈夫なんだな~、と改めて感心。

途中ブログやポスターを作っていて、完全い寝てしまっていることもあり、作ったスライドを保存している途中で、寝てしまったことがあり、ハッ!と目が覚めたら、古いほうで更新しようとしていて、いっぺんで目が覚めたり。。危ない、危ない。。これ、消したら、もう絶対間に合わない~っ!!

今、ヘルペスなったら(すっごい疲れたら、帯状疱疹が出る場合があるので)、終わりだな。。。といらん想像をして、ぞ~っとなったり。

いや~、良かったです。

発表時に読み上げる原稿が間に合わず、金曜日の夜中から書いていたんですが、そもそも発表内容を詰め込み過ぎて、これ、1回で発表する内容じゃないから、。。。と自分であきれ果て、ポスターの枚数、納まらない。。。う~ん。。。(結局、本来なら空いているスペースまでポスターを貼って、枚数を増やすことで決着をつけました。)

その長い内容を、3分間の発表でまとめるのは絶対無理!と開き直り、もう詳細はポスターを勝手に読んどいてくれ!という投げやりな発表、というか、それしか無理状態。。

ホントに要旨だけかいつまんで言うしかないのです。まあ、いいや。

ただ、この原稿、泊まったホテルには、ビジネスセンターがないので、パソコンで作っても、プリントアウトができないのです。。。

開催ホテルであれば、ビジネスセンターがあることを後から知って、失敗したか。。。

。。結局、夜中から作った原稿を、紙に清書して、仕上げました。。

これだけ寝不足だと、一番心配したのは、学会の講演中、居眠りをしないか、ということで。。

美容皮膚科学会は、学会の中でも一番楽しみにしている学会で、皮膚科医の私からしたら、美容外科学会も勉強になりますが、やっている内容は、手術メインではないので、やっぱり美容皮膚科学会が一番近くなります。

一日中聴きたいことの目白押しで、居眠りしてたら、何しに行っているのか、わかりません。。。うう。。。

今日の朝からは、アラガンのヒアルロン酸セミナーを申し込んでいて、担当者のに、寝てたら、起こして!とお願いして、参加しました。

(寝ずに済みました!

これがまた、グループ毎にわかれて、一流の先生方がついてレクチャーしてくださるんですが、また詳細は書きますが、良かった~!すっごい勉強になりました。ヒアルロン酸・レディエッセもそうですが、注入系の疑問が全て解消され、スッキリしました!ありがとう、アラガン!)

ランチョンセミナー(これもアラガン)、ちょっと寝てしまいました。。。とても興味深いご講演だったのに。。。うう。。

他は寝てません。明日も頑張ります!

さて、トゥルスカでしたね。

やっと学会発表が終わり、私の気が済んだと言ったら、おかしいですが、いろいろ(1年8か月半)経過を診させていただいて、まだまだ未知のことはありますが、とりあえず何起こった時の対処法や合併症など、かなり理解できたかな。。?と効果と安全と副作用の、この3つのバランスを最大限引き出す努力ができそうと思います。

今まで、モニターとして参加してくださった方、モニターじゃなくても、1か月目・2か月目と経過を診せに来てくださった方々に感謝いたします。

勉強させてくださって、ありがとうございます。

そこで、新しくトゥルスカをされる方は、もう経過を診せに来なくていいことにします。

なので、追加料金はありません。

値段表のみのお値段です。

また、経過を診せに来て下さった方々は、せめてもお礼と言えばおかしいですが、今後もやろうと思ってきてくだされば、また私もさらに長期の経過が診させていただけますので、トゥルスカの処置は、今後全て10%とさせていただきます。

次回が、同じ場所の、3回目、4回目という方は、3回目以降は全部お値段同じですが、そのお値段から10%オフです。

違う場所は、1回目のお値段です。そこから10%オフ。

アラカルト照射を追加される場合も、1スタンプの料金も10%オフとさせていただきます。

お値段で悩んでおられた方は、ぜひどうぞご利用ください。

そして、また私に経過を(処置の時のみで結構ですから)診せに来ていただけると嬉しいです。

とてもいい機械なので、おかしなエステや変なサプリや健康商品に、大金注ぎ込んでいないで、ぜひ医療の世界へ!効率良く、健康に、部分痩せ・全身痩せを実現させましょう!

(全身痩せは、患者さんの努力と協力が必要ですよ。)

学会が済んだら、今までさぼっていた移転の準備を本格的にやらないと!

忙しいのもラストスパート!

先日新しいところを見に行ってきて、今よりも広くなるので、ちょっと夢のようで楽しみです。(ホントに家具を発注しないと、スカスカです。。。いえ、処置には支障はないのですが。。)

患者さんにも、パウダールームでも落ちついて過ごしていただけるかな、と。

(パウダールームが狭かったので、2人並ばれると、ちょっと落ち着かなったですよね。すみません。)

もう引っ越すんだ、と実感がわいて、なんか今のところとお別れかと思うと、ちょっとセンチになっちゃいました。4年という長いような短いような。。

お世話になった今のビルにも感謝です。あともう少しお世話になります。

そうそう、新しいところですが、HPにも地図をアップしてもらいますね。

ホントにほったらかしだったので。。。業者さんにもFAXしなくちゃ。。。

今日は、簡単に失礼します。

かなり前の話ですが、今年の抗加齢医学会での講演の話です。

今年は、あまり美容医療の話がなくて残念だったんですが、その中で、簡単に、美容医療とは、みたいな総論的なお話しがありました。

そこで、各年代毎に、気を付けたほうがいいこと、美容医療をやるとしたら、と簡単にまとめていらっしゃいました。

シンプル イズ ベスト!

まず、10代、20代は、日焼け止めなどの紫外線カット、タバコを吸ってるなら止める、スキンケア中心だったかな。。

若い子のタバコは、しゃれになりませんよ。

今時、流行らないし、脳がマヒしてしまう前に、今吸っている人は、さっさと止めてしまいましょう。

タバコが肌だけでなく、老化全体とした体全部に悪いことなんて、もう医学の世界では当たりまえですから、議題にも上がりません。

若いうちに、止めましょうね。

50代60代は、光レーザー治療よりも、やはり手術を勧める年代であるようなことをおっしゃってました。

もちろん、光・レーザーをやってみたい方はされたらいいんですが、どのレベルまでの改善を目指すのかにもよりますが、今まで全然美容医療をやったことがなくて、スキンケアもボロボロで、となると、光レーザーだと、時間がかかり過ぎることがあり、ちょっと簡単に変えてほしい、おっしゃることも多いし、適応があれば、そりゃいいと思います。

ビフォーがひどいと、アフターがわかりやすかったりと、患者さんからしたら、初めてしたら、おお!スゴイ!となるのかもしれません。

それと比べて、30代40代は、光・レーザー・RF・超音波など、プチ整形もお忘れなく、

いろいろやったらいいんですが、この年代に大切なのは、知性と教養だとおっしゃってました。

この知性と教養があると、ちょっとくらいシワやシミがあろうが、結構かくしてくれますよ。

美容医療の学会では、当たり前のことでも、他の(内科系)科のドクターからみたら、眉唾ものだったり、うまくいきませんね~。

どうしても、怪しい仕事のように見られてしまうんですね~。

ただ、この「30代、40代に必要なのは、知性」(ってな、感じでしたけど。違いましたっけ?)って。。。。笑ってしまいました。

美容医療以外の方も参入する、大きな学会では、「見た目若くても、中身空っぽでは。。」と悪態をつく方もいらっしゃったそうで。。

見た目がある程度若い、というのも、とても大事なんですが、知性・教養がある方は、少々のシワ・シミも全部、跳ね返しますから、ますます美肌になるわけです。

 

どうしたら、知性と教養が身につくか。。。1日では さすがに難しいところもあるんでしょうけど、なかなか難しいところです。

なにを持って、知性と教養を身に付けたと言えるのか、難しいですね。。

そう簡単に、つくわけ、ありませんから、その辺は、頑張ってください。

それまでは、無邪気で済んでいたことが済まなくなります。

「女の子」と「大人の女性」の違いを観せたほうがいいかなと思います。

ひよっこと同じ土俵で勝負しない! 自分の得意分野にのっていきましょうね

育毛・薄毛相談というのは、案外多いんですが、前にも書きましたが、みなさん気にし過ぎで、加齢の変化と言えども、同年齢の人と比べても、全然薄毛ではなく、その人の周りの人は、そんなに剛毛で多毛なのか?!と思うくらい、みなさん、正常です。

確かに、20代、30代と年々毛が細くなり、毛と毛の間も広くなり、病的な範囲では全くないんですが、前と違う、微妙~な差に気づいて来られる、20代、30代の方もいらっしゃいます。

こういう若い方は、やり過ぎているカラーリングやCMや美容院、ネットの広告に載せられて買ったシャンプー・トリートメントを止めれば、少なくとも、どんどん薄毛かも?!と心配するのは、止まるはずです。

(加齢の変化まで、止めるのは無理ですよ。)

40代は、さすがに30代との差に気が付いてこられる方が増えます。

気になってきたら、どこまでするのかは、その方次第ですが、なにか始めてもいいと思います。

お金かかりますけどね。治療に終わりはないので。老化は進む一方ですから、治療して良くなったからと言って、そのままでずっといけるわけではありません。

のんびりカメでいいので、休み休みでいいので、継続していくことが大切です。

うちでしている育毛・薄毛治療は、あくまでも「加齢」による変化であって、病気の分はしていません。

気にし過ぎという方が大勢いらっしゃる中、同年齢の人と比べても、薄毛、かなり薄毛、という方が時々いらっしゃいます。

すぐメソセラピー!とは、うちではしません。

いつから、薄毛になってきたのか、経過が大事です。

AGA専門のところだど、AGAの原因がなにか、かなり専門的に(本当かどうかまでは知りません)血液検査をするそうですが(もちろん、自費で、かなりの高額のようです。自費の検査ですから、仕方ないと思います)、うちでは、そこまで専門的にやっていません。

血液検査も時間かかるし、わかったところで、治療費は別で、その原因以外のアプローチから始めても、育毛できることもあるし、スタンダードなサプリ・塗り薬から始める方が多いですが、それに追加して、もうちょっと専門的な薬や治療を、となると、どんどんお金がかかるし、1回や2回で終わるわけではないし、その方に必要な説明はしますが、関係と思った薬や治療の話はしません。

(いろいろ聞かれて、話が脱線して、時間がなくなったら、「話はしない」じゃなくて、「できませんでした」ですが。。)

その全部の話をしたからといって、全部をされる患者さんは、そう多くはないです。

サプリ・外用剤だけでも、継続すると結構かかりますからね。

血液検査も大事ですが、その分のお金をスタンダードな治療にとりあえず最初回してみて様子をみてもいいんじゃない?と思います。

最初から検査したい方は、そういう専門のところに行ったらいいと思いますよ。

いくらでも、検査してくれます。ホントに。

(いくらかかるのかは、知りません。)

私は、スキンケア同様、まずはベースはヘアケアだと思っているので、検査をするにしろ、薬を使うにしろ、ヘアケアありきだと思います。

ヘアケアだけで、なんでも、誰でも、どうにかなるというものでもありませんが。

育毛・薄毛を気にするなら、当たり前にやることだと思います。

その同年齢の方と比べての薄毛が、加齢の変化が疑わしい場合は、薬やサプリを使うにしろ、メソセラピーをするにしろ、リスクもご承知の上なら、いくらでも始められたらいいですが、加齢。。。ではないかな、という方もいらっしゃいます。

もちろん加齢かもしれませんが、ちょっと先に体の中を調べたほうがいいですよ、と経過を聞いて、判断します。

最初に、電話で簡単に、うちの受付が経過などをお聞きしますが、医師ではない受付でも、それは加齢ではないかも。。?と思うような方がいらっしゃいます。

育毛を扱っているクリニックで働いているわけですから、一般の方よりは、知識があるのかもしれないので、そう思うのかもしれませんが、加齢だけで片付けられる?ちょっと違うんじゃないかな。。という経過の方が、たまにいらっしゃいます。

体の中を調べたほうがいいと判断した場合、うちでは、治療は開始しません、患者さんが希望されても。

専門の保険が効く病院に紹介する、あるいは受診するよう、勧めます。

シャンプーくらいなら、買われてもいいですが、塗り薬やサプリメントは、もし本当に病気のせいであれば、そんなものは何の役にも立たないこともあり、お金がもったいないからです。

役に立つ、というか、併用してもいいこともありますが、それは内臓のことが白黒はっきりしてから、の話です。

もし、何か見つかったら、体の負担にならない範囲で。

検査の結果、異常なし、となったら、それからの治療でいいと思います。そうなったら、心おきなく、始められたらいいです。

電話で、受付が、多分紹介になるかも、と思った場合、「うちに来られても、治療できないこともありますし、紹介になることもありますよ。それでもいいんですか?」とお伝えするんですが、来られる方もいらっしゃいます。

先に、保険の病院にいくほうがいいと思うんですけどね。

(なので、事前に前フリをしてもらっています。じゃあ、先に言ってくれればいいのに、となるのがイヤなので。)

もし、それでも来たい、私に診てほしい、とまで言われるなら、構いませんが、初診料は全て自費ですし、内臓疾患を疑った場合は、ヘアケアもそりゃ大事ですが、内臓のほうがもっと大事なわけです。ヘアケアでどうにかなるものではありません。

紹介して欲しいとなったら、紹介状を書きますが、もちろん、紹介状も自費です。

(混合診療できませんから、自費でしたなら、全て自費です。)

京都府以外の方であれば、ここに行ったら?とお勧めの病院は知りません。

宛名なしの紹介状でいいなら、書きます。(自費です。)

紹介状を書きましょうか、と聞いても、最初いらないといっておいて、もうカウンセ時間終了と言う時に、書いてほしいと言われた方が何人かいらっしゃっいました。

(電話予約の時に、紹介になるかもしれませんよ、とご本人に確認して、それでもいいと予約を取られています。)

そうなると、完全に時間オーバーですから、次の予約の方にご迷惑がかかるので、これは困ります。

私一人でやっているので、次の方の準備も後片付けもあるので、ナースが準備して整っている部屋に呼ばれていく、というわけではないんです。

(だから、完全予約制で、ご予約の内容の分しか、、予約の枠はお取りしません。

次に空いていれば、当日追加されても大丈夫ですが、空いていなければ、準備する時間もありませんので、追加できません。

たかが点滴や注射でも、必ず事前に、追加できるか電話にてご確認くださいね。)

紹介状に話を戻します。

そういう方が何人か続くと、対策を練らないといけなくなりました。

もし紹介状を書くとなったら、お取りしているカウンセ時間を使って、書かせてもらいます。(紹介状代は別途必要です)

余った時間は、ヘアケアの話をさせていただきます。

薬は原則出しません。サプリも、です。

もし、先にヘアケアやサプリ・外用の話をして、紹介状を書く時間がなくなったら、別の日にまた来ていただいて、とさせていただくことにしました。

受付だけで判断できるわけではありませんが、うちの受付から、「紹介かも」と言われたら、まずは、保険診療の病院に行かれて、加齢のせいです、とわかってから、うちに受診されうほうがいいと思います。

患者さん側で、じつは、そういう場合、ちょっと病院に行った方がいいかも、とは薄々みなさん気づいていらっしゃって、でも、病院に行く勇気はなくて、サプリや外用でごまかそうと言ったら、言い方は悪いですが、現実逃避される方もいらっしゃいます。

もし、病気だったら、怖いから。。「治りません」と診断されたら怖いから、という方もいらっしゃいますが、保険の治療は限界があるので、「(これ以上は)無理」ということも、そりゃあります。

他に全身状態が健康であれば、お金と時間が許すのなら、自費治療を追加されたらいいと思います。

自費の場合、毛母細胞など、毛を作る細胞がまだ生きているのであれば、復活する可能性はあります。

(いつそれがわかるのか、というのは、わかりません。お金もいくらかかるのかも知りません。)

完全に毛が死んじゃう前に、助けてあげる、というのが理想です。

現実逃避しても、本当に病気があったら、ますます悪化進行して、事態が悪くなるだけです。

ホントに、病気か加齢かわからない方は、とりあえず先に病院に行っては?

病院に行くのはイヤだと言うのであれば、40歳を過ぎた方は、まずは人間ドッグに行ってください。

40歳過ぎても、全然検診をしていない方も、結構いらっしゃいます。

20代からしていない、という方も。。。

体調管理は、特にアラフォー以上はされてください。車の車検と同じです。

体あっての、肌や髪の毛です。

病院にしろ、人間ドッグにしろ、健康で問題なし!とわかってから、治療をしても、何も遅くはありません。むしろ、安心して、治療できます。

(その場合は、検査結果をお持ちくださいね。ドッグだと、髪の毛関係の検査ばかりでは、もちろんありませんし、検査したけど、肝心のことはわからない、ということもあります。

病気で検査するのとは違うわけです。)

それでもいいから、うちに受診したい!予約を取ってほしい!と思われるなら、止めはしませんが、ホントに何も処方しないこともありますので、ご了承くださいね。

当院のニキビ治療は、全て自費です。

何故かというと、保険で使える薬だけを使っているわけではなくで、保険が通っていない薬も使うので、保険と自費を混ぜることは混合診療と言って、禁止されています。

今、政府が混合診療を勧める方向で検討されているようですが、癌とか難病とか一部の重病で、しかも限られた医療機関にだけ認められるとかになるんじゃないでしょうか。

ニキビで混合診療OK!とはならないと思いますよ。

さて、じゃあどんなことをするのか、ですが、ニキビ跡もある場合は、レーザー治療も併用です。

ニキビ跡の赤みや凹みは、飲み薬や塗り薬では、そうそう治らないからです。

ニキビ跡もニキビもバンバン出ている場合は、両方の治療を同時進行するか、まずするなら、ニキビ治療からです。

うちのニキビ治療は、ニキビの状態にもよりますし、肌質やいつも出ているのか、生理前にひどくなるのか、などなど、ケースバイケースです。

ただ、どの治療をするにしても、いつから、どんな感じで出てきたたのか、普段の生活はどうしているのか、などなど、細かく聞きます。

普段の生活の中で、やったらダメなこと、やったほうがいいこと、日常生活でニキビを悪化させることと良くすることを説明します。

それに加えて、薬の説明になるので、かなり時間がかかります。

保険の薬だけでやってくれ、という方もいるかもしれませんが、美容の他の治療と同じで、一番大事なのは、ニキビであっても、スキンケアだと思っていますから、その説明を時間かけてするのに、保険でやったら、うちは潰れてしまいます。

保険の薬だけ欲しいのであれば、普通の皮膚科に行けば、どこでもくれます。わざわざうちに来なくてもいいわけです。

また、保険の薬で良くなる人は、それでいいわけで、うちに来なくていいんです。

保険では使えない薬も使って、説明もする以上、保険では無理なんですね~。

メインで使うのは、漢方薬、塗り薬各種、医療用サプリメント、クリニック専用化粧品などの中から、これがいいなと思うのを、まずは使ってもらって、様子を診ます。

保険で出されている薬もごくたまに使うことがありますが、その場合は、もちろん自費です。

レーザーをしない場合は、まあ、薬代のみになりますが、うまくいけば、合う漢方と、塗り薬ちょっと使う、って感じです。

はっきり言って、時間を取った割に、あんまり儲かるものではありません。

でも、ニキビって、やっぱり若い子に多いし、予算も自費となると、それほどあるわけでなし、薬代を高くするわけにはいかないし、早く良くなってほしい、という親心みたいなものでしょうか。。

初診料は、¥10.800いただきますが、次回、薬の処方だったら、再診料は、¥1.080だし(全く別のことを相談したいとか、そういう場合は、違いますよ。)、それに薬代です。

良くなってくると、薬も減らしていけるし、かなり持ちます。

合うのがみつかった場合は、維持費に、それほどはかからないと思うんですけど。。

もちろん、合うのがなかなか見つからない場合もあるし、落ち着いていたのが、ぶり返すこともあります。

薬も大事ですけど、日常生活、食べるモノもとても大事です。

野菜ばっかり、というのもダメですよ。野菜は大事ですが、野菜だけでは、栄養は全然足りませんからね。

先日、ニキビ・ニキビ跡・赤ら顔(痒みもあったそうです)で悩んで、うちで治療された方がおっしゃってくださったんですが、保険治療もいろいろされてきて、全然良くならなくて、それでうちで自費治療をされたら(ジェネシスやサプリや塗り薬など)、痒みも落ち着いて、良くなったから、自費治療をしてよかった、とおっしゃってくださいました。

保険では限界があるのが、両方したからよくわかる、と。

日本の保険診療というのは、素晴らしいシステムなんですが(悪用する人がいるから、破綻の危機ですが)、なんでもかんでも、好きなことができるわけではありません。

保険診療の目的は、まず、病気を治すこと、生命の危機を救うこと、生命の危機を回避すること、です。

ニキビのバイ菌が、体中に回ってしまわないように、抗生物質はもちろん保険が通るし、いろいろ新しい(って、もう発売されて長いですが)薬も追加されて、以前のことを思えば、かなりニキビ治療は、保険の範囲内で、従来は一切認められていなかった予防まで(予防することで、ひどいニキビ跡になるのを、ある程度防ぐことができます。その結果、見た目のことを考えた治療が)、以前よりは、できるようになったわけです。

どこまでの予防ができるのか、合うのか合わないのか、副作用の問題は、ちょっと置いておきます。

若い人の場合、化粧をしても隠せないニキビとニキビ跡の赤みや凹み。

(凹み治療は、本格的にやろうと思ったら、結構なお金とリスクがかかりますが)

もし、すっごく悩んでいて、お金もちょっとだけ余裕があるのであれば、やっぱり早い目に治療を始めたほうがいいと思います。

ひどいニキビ跡になる前に。

ひどくなると、時間がたっても消えないことも多いし、またそれを治す(改善程度と思ったほうがいいです。完全に消すのは、不可能とはいいませんが、ニキビの程度によったら、結構大変です)のに、すっごいお金と時間がかかります。

市販のニキビのおかしな薬(?化粧品?)で良くなったら、それはそれでラッキーですが、肌大丈夫ですか?ガサガサになったり、赤くなったり、痒みひどくなったりしていませんか?

そんなひどい状態になったわりに、ニキビ、そこまで良くなっています?

良くなっているだったらいいですが。。

そこまでことをするなら、ちゃんとしたクリニックで、治療をするほうが、多分効くし、副作用も少ないかも。。

副作用がもっと大きいこともありますが、その分、効くんだと思います。

(治療費は、市販品よりはかかるでしょうけど、その分、一番気にしている見た目にとっては、最善だと思います。)

若い時って、気になるから、余計に化粧で隠そうとして、でも、若いし、そんないい化粧品は買えないし(また、なかなか売っていませんしね)、何を使っていいのかわからないし、友達にも言えず、ネットで検索するしかなく、ネットのSEO対策で上位にランキングされているモノにとびついちゃったり、それで余計に肌ボロボロになったり、全てが悪循環にはまっているなら、一度専門のクリニックに、ホントに早めに行きましょう。

ニキビは、50歳になっても出ます。

60代のニキビは、まだ診たことがないですが。。

ニキビを、医療の力で、全く出なくさせることは無理ですが(体質が変わって、出なくなることはあります)、出ること自体が悪いわけではありません。

出ても、早く、跡形もなく、治ってくれればそれでいいんです。

うまく付き合っていく、という感じです。

肌が少しでも綺麗になるなら、少しでも早めのほうがいいでしょう。

どこまで良くしたいのか、どれくらいの予算でするのか、どこまでするのか、個人差があるでしょうけど、とりあえず、どんなモノがあるのか、「知る」って大事です。

お早目に、受診してください。