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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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「あいこ皮フ科クリニックの栄養療法」
https://www.facebook.com/groups/492256380898792/

「お知らせ」にも書きましたが、あいこ皮フ科クリニックで、栄養療法を実践されている方のためのページ(グループ)を作りました。メンバーでないと、投稿内容もメンバー一覧も見れないように設定しました。
まめに受診されている患者さんには、あまり関係のない話ですが。

*メンバーになる条件は、当院で栄養解析をして、食事療法もある程度実践し、サプリメントも購入している方に限らせていただきます。

 

来られている遠方の患者さんを始め、案内を院内で配り出したところです。

食事方法もサプリの飲み方も(マイペースであっても)、ちゃんと理解されている方であれば、放っておいていいんですけどね。

そういう方でも、「あれ?どっちだったっけ?」とド忘れすることもあるでしょうし、日常生活過ごしていて、「これって、どうなんだろう。。」ということにも遭遇しますよね。

もちろん、自分の体調の変化もあるでしょうし。

いよいよ年末ですから、こういう仕事もプライベートも忙しい、普段よりもお酒も飲む、無理なスケジュールをこなす、しかも湿度は低し、インフルエンザやノロは流行っているし、と体からしたら、えらいこっちゃっ!!という世界です。

体調を崩したら、とりあえずクリニックにお電話いただいていいんですが、電話での相談はやっていませんから、「受診されたほうが。。」となるだけだったりします。。

メールアドレスを持っている方も、メールでの栄養療法相談はしていませんので、必要な方が出てきたらいけませんから、なんとか年末年始に間に合った~!という感じです。

メンバーのなり方がわからない時は、とりあえず、メールかお電話ください。

私も、Facebook初心者ですが、自分でグループを作った以上、ちょっとはアドバイスができるかな。。。?

まあ、とりあえずご連絡ください。

ノロウィルスが流行ってますね。インフルエンザも。

それ以外の病気も体調が悪いとかいろいろあると思います。

 

病気になると、体も治すのに必死ですからね、口から入ってきた栄養が足りないとなると、胃腸に回す栄養は、真っ先に切られますね~(皮膚もね)。

「食べて消化吸収する」というのにも、栄養がいりますから、そこに栄養を使っている場合ではない。肝心のところを早く治したいのが体が考えているところ。

まして、胃腸に炎症がある時に、絶対に食べ物を入れて炎症をひどくしたくないと体は考えます。水飲んで寝る。これに限ります。動物と同じです。しんどい時は水も飲まずに、じっとして、体力を病気を治すことにだけ使う。

(人間の場合は、脱水が心配。動物ほどタフではないから。。)

ある程度食欲があれば、カロリー確保だけはしておいて

(おかゆやスープ、アイスクリームなど糖質の頼るのは仕方ないです。果物で糖質補給してエネルギーとするのも仕方ないです。だって、ガンガン食べたって、消化もしないし、かえって体に悪いから)、

卵や豆乳やお豆腐、白身の魚や鶏のささみなどの脂の少ないところなどが食べられそうだったら、タンパク質を摂ったほうがいいですが、こういう時は無理しないこと!

 

さて、こういう時にも、普段でも役に立つのが、「消化剤」をお勧めしていますが、Facebookで「胃薬」とどう違うんですか?と質問を受けました。

(ちょっとだけ、facebookの回答とかぶっています。)

 

「胃薬」とは?

 

「皮膚の薬」と言っても、保湿剤なのかステロイドなのか水虫なのか、抗菌剤なのか、いろいろな種類があります。「胃薬」=「胃に対して、なにかの働きがある薬」というただの総称です。

「ジュース」と言って、コーラや炭酸飲料、清涼飲料水(商品名は出しませんが)、などなどたくさんの種類があるのと同じで、なんの「ジュース」?って話です。「ジュース買ってきて」と言われても困るでしょ?

内科や薬局に行って、「胃薬ください」と言ったら、どんな症状が出て困っているのか、詳しく聞いてこられるはずです。でないと、薬選べませんから。

「胃薬ください」と言って、なにも聞かずに、「はい、これ」と渡して来たら、その医者と薬剤師はただのバカです。

(最悪なのが、全部混ぜてるとか? えげつないですね。。。頭、使え!頭を~!!)

 

市販されている胃薬(病院のも)は、今流行りの胃酸を抑える薬、消化を助ける消化剤、胃腸の動きを活発にするもの、胃粘膜を保護するもの、漢方薬でも細かくわかれたりもします。漢方も患者さんの症状で、種類は変わります。

私が勧めているのは、まずは「消化剤」です。

皆さん、私も含めて、消化がうまくいっていないから。

今まで糖質中心の食生活をしてきた方であればあるほど、消化できません。

だって、消化液は、タンパク質でできていますから、タンパク質をたくさん摂ってきていないのに、消化液が作れるわけがありません。

(脂質の分解には、タンパク質だけではなく、コレステロールがちゃんと作れてないと、胆汁酸という脂質の分解に必ず必要な消化液が作れません。ちなみに、コレステロールを作るのにも、タンパク質が必要です。あと、良質の油とね。)

自分で、消化液がちゃんと作れるようになるまで待てればいいですが、そんなの待っていたら、いつのことかわかりません。そこは、現代医学に助けてもらいましょう。(もちろん、漢方併用することもあります。消化に関しては、漢方だけ、ってのは、私はあまりしませんが)

なので、薬局に行って、「消化剤をください」と言えばいいです。

メーカーによって、ちょっとずつ入っているもの(酵素の種類や数)が違ったり、市販の薬は、病院のものほど効きませんから、その代わりに、他の働きを混ぜている場合もあるでしょうし、値段もピンキリでしょうし、自分に合うかどうかはまた別の話なので、試していくしかないでしょうね。

薬局では、いくつか種類がありますから、その相談した薬剤師さんの好みも結構反映されます(これは病院でも同じ)。

いくつか出して来て、1個ずつ説明してくれる場合もあれば、これがお勧めです、と指定されることもあるかもしれません。

いくつか出して来て、その方のおススメがあれば、「どう違うんですか?」ととりあえず聞いてみる。説明がわかることもあるし、わからないこともあるし、間違っている(!)かもしれませんが、とりあえず聞く!

いろんな薬局でそれをやっていると、そのうちなんとなくわかってきます。

あと、いろいろ試すことも大事です。

市販の薬は、私は飲まないので、細かい違いは知りません。

 

「消化剤」を欲しい方が絶対に買ってはいけないのが、「胃酸を抑える薬」です。

病院に行って、「胃がいたい」「胃が持たれる」などの胃の不快感を言うと、何も話しも聞かず、これを出す医者が多いので、患者さんに、消化器内科に行ってください、と言うのはあまりしていません。病院受診して、「消化剤ください」と言って、症状を聞いてもらえればいいですが、もらえないこともあります。

どんな薬が必要なのかは、その診てくれた医師が診断して決めることですから、消化剤以外をもらうかもしれません。。それは、わかりません。。

(薬を指定されて、腹が立って逆に意固地になって違う薬を出されることもあれば、本当のその医師が親切で(ここポイント!)、消化剤以外を検査もせずに、くれたりすることがあります。。。親切なので、しかもとても感じが良かったりすると、患者さんはまず疑いませんよね。ここが罠です。。親切で優しくしてもらったから、話をちゃんと聞いてくれたからって、正しい医療をされているのか、他では実はどうなのか、というのは、全く別の話で、これが医療の恐ろしいところです。。

私も、専門外でそういうことをされると、自分ではその場で判断つかないでしょう。それくらい、今は専門が特化してきているので、とりあえず持ち帰ってから調べたり、他の先生に聞いたりしないと、わからないでしょうね~。

また、考え方というのは、医者100人いたら、100人とも違いますから、正しい医療というか、正解はひとつ、というわけでもないんです。

要は、患者さんが良くなればいいんですが、それが正解ではあるんですが、短期間で答えをだすものもあれば、時間のかかることもあります。時間のかかる場合、患者さん側が理解をちゃんとしているということも大事なポイントです。

所詮、西洋医学のほとんどは対症療法なんですが、その対症療法でも、ごまかすだけのものなのか、根本的なことに迫っているものなのか、大きく分かれます。

もちろん、根本に迫る薬や治療がない場合もあります。

実際は、単純なものではありません。)

 

うちに通っている患者さんには、症状を聞いて、消化剤くらいは私が処方します。というか、もう、飲め~!!という世界です。だって、もう無理だから。見た目も今までの食生活も現状も検査結果も。

(神社さんが飲むかどうかは別の問題ですが)

 

私の手に負えない時(ピロリを疑う時、ピロリがいる!と判断した時、患者さんの症状から胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などを疑って、検査が必要と判断した時など)には、信頼している消化器内科の先生のとこ(すぐそばにあるので)に紹介しています。

検査の上、胃酸を抑える薬は必要です。

検査していなくても、患者さんの症状により、検査を待っていられず、処方する場合もあります。

 

薬剤師さんだと、検査できるわけでもないし、そこまでひどい患者さんが来て薬を欲しがったら、病院に行くことを勧めないとダメなわけですが、この胃酸を抑える薬は高いので(本当に高いっ!!)、ちょっとだけ話を聞いて、すぐに勧めるバカな薬剤師もいるかもしれません。

潰瘍の時は仕方ありませんし、検査して、潰瘍までいっていなくてもびらん(浅くただれている)の状態がひろいとかひどいとか、そういう場合は胃酸を抑える薬も使わないと、患者さんはかなり痛いので仕方ありません。

昔は、保険適応が、潰瘍だったんですが、今は胃炎でも保険が通るようになって(量は違いますが)、検査されていなくても、バカスカ使われています。

だって、胃酸で胃の粘膜が荒れていたわけで、それで胃の不快感が出ていてノを、これ飲むと、すぐに効きます。本当に嘘のように。

魔法みたいに効くから、医者も使いたがるし、患者さんも欲しがります。

 

ただ、そんなうまい話があるわけがない。

 

しばらくすると、根治どころか、薬がないと胃が痛い、しんどい、とどんどんひどくなっていくことに気付きます。でも、飲まないとそれはそれでしんどいから、飲まずにいられない。。だって、根本的な解決になるようなこと何もしていないから。

胃酸が出過ぎているわけではなくて、実は、胃の粘膜を守る胃粘液が足りない、そして、傷んだ胃の粘膜をすぐに直してくれる栄養が足りない、ということが実に多いそうです。

 

一番困るのが、これを使うと、胃酸を抑えますから、タンパク質の第一消化ができません。消化しにくくなります。ただでさえ、胃腸の悪い方、特にいままで炭水化物中心の食生活をしてきた方は、消化液が全然出ていないのに、ますます減らされて、消化ができるわけがない。そうなると、自然と糖質しか食べたくなくなる。だって、タンパク質が食べられないから。もたれて、もたれて、仕方ないので、糖質しか食べるものがなくなるわけです。

そうなると、ますます消化液が作れなくなるので(材料がないから)、ますます悪循環にはまっていって、体調はどんどん悪くなります。

こういう方は、胃だけではなく、腸も悪い。だって、繋がっていますしね。(他にもいろいろとありますが、長くなるので今回はカット)

 

ず~っと胃の調子が悪い方は、ピロリがいることも多いですから、そういう意味では、さっさと消化器内科を受診して、胃カメラしたほうがいいです。

調子が悪くなくても、タンパク質が子供のころから、あまり好きではない、たくさん食べられない、という方も、ピロリをチェックしたほうがいいです。

ピロリがいなかったら、とてもラッキーです。いたら、保険でできますから、ちゃんと除菌しましょう~!

すぐに内科にもいけそうもないと思いますので、とりあえず、薬局で、「消化剤」は買って飲んでみてください。試してください。

胃腸の負担を軽くしてくれるはずです。きっと。変な薬を買わされたのでなければ。

栄養の話が続いているので、閑話休題。

 

先日お伝えした、アラガン社の新しい、厚労省認可を取ったヒアルロン酸組織注入剤

IMG_20161213_162554 ボリューマ®XC

「XC」というのは、麻酔剤が入っているという意味です。

早速、自分の顔に、自分で打ってみました。

自分で自分に注射する(しかも顔)というのは、無茶苦茶やりにくくて、まず手が逆手になるのと、鏡も逆ですから、そりゃ~もう大変です。

おまけに、一応自分にするのも逆血(血管の中に万が一入っていないか、確認しているわけです)の確認もするんですが、確認している間に(片手でやるから、ものすごく不安定)、針先がずれます。ずれたら、もう1回刺せばいいわけですが、ずれてもう1回刺すということは、逆血ももう1回見ないとダメ、というわけで、そのうち嫌になって、最初に逆血(の有無)見たら、もう入れちゃうこともあります。患者さんには絶対にしないことを自分にはやります。でないと、いつまでたっても終わらないから。。

 

さて、思った以上に、注射器押し出しやすかったです。

新品の場合、めいっぱいシリンジの中に入っていますから、片手で、皮膚を固定して(これ、すっごい大事なので、自分の顔と言えど、この手は離せません!)、片手で逆血の確認→注入、となりますが、シリンジを押すのがやりづらいと、またここでも針先がずれます。

片手というのは、ほんと大変です。

(患者さんの場合は、片方の手で、皮膚も固定しながら、逆血注入の介助もできるので、全然やりやすさが違います)

思った以上にやりやすくてよかったです。

 

入れた直後は、今までのウルトラプラス®よりも硬めで、しっかり入っているのがよくわかりました。

ずれにくいし、ボリューム力は確かにありますね。

 

入れた直後は、手がずれたのと、ちょっと入れすぎたかな?と思ったので、少し盛り上がって、ぼこぼこしていましたが、翌朝にはかなりなじんで自然になってました。

一部、やっぱり入れすぎだ!と思っていたところは、まだ膨らんでますが(これはちょっと時間がかかるから、修整必要)、それでも前日よりはかなり自然です。

 

ふ~ん、使いやすいかも。

 

一応、治験(認可されるまでのデータ)では、24か月、ボリューム減少の改善を実現し、満足度が7割を超えていたそうです。参考までに。

 

厚労省が認可していない、カルシウムハイドロキシアパタイト注入剤のレディエッセ®は、頬にはどんどん使わなくなって、ヒアルロン酸にほぼ全員移行していて、アゴと鼻だけやっていましたが、アゴも打ち方を変えたので、ヒアルロン酸に変えて、打ち方のやり方が広がったので、アゴはヒアルロン酸のほうがいい(結果の形がね)という方が多く、アゴもヒアルロン酸に変えていました。

 

でも、鼻だけはレディエッセ®にしていたんですが、鼻が実は一番レディエッセ®を使いかうないところ(万が一、溶かせないから)。

私が普段入れる量くらいは、なんの問題がないような量ですが(それでも慎重にはやらないといけません)、鼻に注入剤を入れる患者さんの中には、もう自分で止められなくなっちゃって、「もっと入れてほしい」「もうちょっと入れてほしい」とどんどんエスカレートしていく方がたまにいます。

「もっと」入れることはあまりないですが(皮膚がよほど余っていない限り)、「もうちょっと」というのは、仕方なくやることもあり、そのたったちょっとがすべてのバランスを崩すことがあるので、本当はやらないほうがいいのに、と私自身思うし、そのまま患者さんに言うことも多いですが(入れる前の確認です。しばらく減りませんからね)、そういうことを言う方は、ほとんど「入れてください」派です。

バランスが崩れて、いかにもやりました感が出たり、美人が台無しになったり、さっきのほうが綺麗だったのに、ということも多く、見た目の好みの問題と言えばそりゃそうなので、納得しない方は押し問答になるだけで、説明の上、それでもやりたいなら、安全を確認の上やることになります。

でも、一度だけ、結構怖い目に遭ったので、できればそういう追加ってもうやりたくない。。

 

レディエッセ®は、コラーゲンの増生を誘導しますから、注入剤がなくなっても、増生したコラーゲンが残ります。これは、ヒアルロン酸では見られない重要ポイントです。

(ヒアルロン酸も全くないわけではないですが、レディエッセ®の誘導性には勝てません)

なので、鼻でも他でもそうですが、コラーゲンが増えることで、皮下組織のボリュームが増えて、そのおかげでボリュームが増えたりします。お得です。

皮下など入れているところは、コラーゲンのネットが張りめぐされていると思っていただくとわかりやすいです。

何回も同じ場所にされる方だと、結構なネットができあがっています。

なので、見た目、時間が経っても、私からしたら、そんな変わっていません。触ったら触るし、コラーゲンらしきもの増えてるのがわかります。(個人差あります)

ごくわずかにそりゃ減りますが、こういう方は、その微量をなんとか戻したい、維持したい、という美意識の強い方々です。

 

ヒアルロン酸もレディエッセ®もそうですが、持つ方は持つんですよね~。

 

先日、レディエッセ®を3年前にされた方(頬と法令線です)が来院されて、レディエッセ®ご希望で、ちょうどラストの1本でした。

「いつから気になったんですか?」とお聴きすると、半年くらい前からだそうです。

それまで全然気にならなかったそうです。

(ちなみに、3年前も、使ったのは1本1.5ccで、何度かに分けて入れています)

この方は、レーザー等に通う時間の取れない方で、手っ取り早い注入系をされていらっしゃるんですが、初診と次回来院時に指導したスキンケアを、そのまま素直にちゃんと実践されていて、ほんとにこの3年間、あまりいらんことはしていらっしゃいませんでした。

レディエッセ®が予想以上に結構もったというのもありますが(こういう方はわりといます)、スキンケアを頑張られたのも貢献かなりしているのでは?と思いました。

 

次回は、多分レディエッセ®ないですよ~という話をして帰って行かれましたが、他のレディエッセ®大ファンという患者さん方々から、レディエッセ®をなくさないでほしい、と言われています。。

私のためだけに(個人)輸入して!とおっしゃった方もいて、その方のためだけにというのは無理ですが(1本だけ買うことはしませんから。まあ、できないし。かといって、1回の輸入で仕入れた分全部を使われるわけではないから)、人数が集まったら、レディエッセ®再輸入もありえるかもしれません。う~ん。。。

とりあえず、当分しなくていいから、様子を見るように言っています。次回する時は、ヒアルと比べてみては?と提案しておりますが。

 

どんどん承認された注入剤が出てくるので、まあ、承認にこだわる必要はないと言えばないのですが、私は、「承認」というお守りが好きなので

(承認を国内で取るということは、日本人のデータがあることなので。白人と日本人で、同じ美容医療をしても大違いです。アメリカ人なんか、日本人の3倍肉食っているんですよ。いろいろ体の作り(皮膚も含めて)も文化も考え方も違いますから、日本人のデータがある、というのは、結構大事です。白人には出ないような副作用合併症が出たりします。)

う~ん、、先のことはわかりません。

ただ、思った以上に、使いやすかったです。ボリューマ®XC。

 

あとは、経過ですね~。

アラガンが出しているデータも大事ですが、聞くのと、自分でやって(自分にも患者さんにも)経過を診るのとでは大違い!ということが、医療では多い(特に美容医療の場合)。

 

 

糖質制限をしている方の、糖質制限をしている理由というのは人それぞれだと思います。

絶対に糖質を徹底してカットしないといけない方と、そこまでではない方で、まず大きく分かれます。

徹底して糖質をカットしないといけない方というのは、まずガンの方。

どこまでの糖質制限をするのかは、個人の考え方ですが、ガン細胞は糖質が大好きですから、糖質を摂ること自体がガンに餌をやっていることと同じなので、糖質カットが必要だと私が思います。

ただし、ガンの種類や病態によって、糖質制限が禁忌の方もいらっしゃるので、必ず医師と相談したうえでやらないと命にかかわることがありますから、自己判断は絶対に止めておくこと。

医師に相談もせずにやっている人がいたからって、マネをするのはやめておきましょう。

主治医が理解がなくても、自費治療でそういうことをしている医師は理解がありますから、そういうクリニックで相談しましょう。

 

糖尿病の方も糖質は徹底したほうがいいですが、これは糖尿病の重症度や今の病状によって全然違います。

糖尿病の方の場合、低GIと言われているものであっても、糖質を摂ったら、絶対に血糖値は上がりすぎますから、低GIだから食べてもいい、というわけではありません。

ただ、病態によって、時には薬を併用することもあっても、血糖値が上がりすぎなければ、膵臓に負担がかからないのであれば、量や質にもよりますが、少々ならということもあると思います。

(自己血糖測定も必要なことあり。どれだけの糖で、どれくらい血糖値が上がるのか、かなり個人差が大きいことがあります。)。

血糖降下剤・インスリン注射を使っていて、主治医に声をかけることもなく、自己判断でやるのは絶対におやめください。命にかかわることがあります。

 

副腎疲労の方も、本当は徹底した糖質制限をしたほうが、ホルモンの無駄使いをしなくて済むでの、本当はいいんですが、あまりにも病態が悪すぎて、体がついていけないことも多く、こちらも専門の医師に相談しながら、どこまでやるのか、どれくらいのスピードでやっていくのか、人によって全然違いますから、こちらも自己判断はおやめください。

命にはかかわらないでしょうけど、間違ってしまうと、ますます疲れてしまうこともあるので、注意しましょう。

 

大きく分けて、今あげた方々以外の方の糖質制限の場合、糖尿病予備軍や副腎疲労予備軍の方は、上のつもりで過ごしたほうがいいのかもしれませんが、そうでない方の場合、ほとんどの方が、もっと健康になりたい・もっと元気になりたい・肥満のダイエット目的などかと思います。

こういう方々の場合、糖質そのものが悪いのではなく(質や量は大事ですが)、グルコーススパイクを起こさないように、血糖値が乱高下をしないようにさえすればいいことが多いです。

(これも個人の病態や症状によりますよ。絶対ではありませんよ。)

 

これからの季節、イベントが増えますよね~。となると、糖質を自分が食べたくなくても、なんやかやと食べざるを得ないときがあります。(自分が食べたいときもあるでしょうし)

で、こういうときは、食べたらいいんですが、せめて血糖値の乱高下を起こさないように工夫する、ということくらいはしましょう。

せめてもの抵抗、というより、この抵抗がかなり大切で、これだけで全然違うことがありますから、お試しください。

 

まず、空腹時にいきなり糖質を食べない、ということはとても大事ですが、イベントや皆でとなると、無理なこともありますよね。旅行の時もそうですよね。

本当は、先に、糖質以外のたんぱく質か食物繊維が脂質を摂れればいいんですが、いきなり!ということもあります。。

いろいろ料理の種類があるときは、糖質・砂糖などの甘い味付けのものは最後のほうに食べればいいんですが、いきなり!という場合。

私がよくするのが、ココナッツオイルは持ち歩いています。

お店に入る前に、それを舐めてから、お店に入ります。

お店の中で舐めてもいいですが、なんか持ち込みしていると思われても、お店側も自分もなんか嫌な気持ちがしますから、お店に入る前に舐めます。

 

最初から、いきなり糖質!とか、糖質が絶対に入っている食事を摂るとわかっている場合(旅館のお料理や、その土地の名物料理など)、前もって飲んでおく、血糖値を上げないようなサプリがあるので、私はそういうのを使います。

私の場合、血糖値をリアルタイムで測ったわけではないので、実際はどうかわかりませんが、グルコーススパイクを起こしやすい(と思っている)ので、血糖値が下がってきた時がとてもしんどいし、おなか空いた感が結構来てツライので、血糖値を上げたくないのです。

実際は、そこまで上がっていないけれど、ちょっとした変動が体が嫌がっているだけかもしれませんが、しんどいのはしんどいので、私自身は糖質を食べる時はかなり気をつかいます。

その後、寝てしまえば(食べたのが夜だったら)、おなか空いた感も血糖値が下がってツライのもわからなくなりますが、意識がないだけで、寝ている間に実は低血糖症状が起こっていたりしますから、脳はずっと起きているし、いろんなホルモンが出まくっているので、自律神経は振り回されてボロボロです。ご本人はぐっすり寝たつもりかもしれませんが(睡眠時間が長いと)、実は睡眠の質がとても良くない。体も脳も全然寝ていないのです。

だから、翌日すっごい疲れる。。。だって、「寝てない」から。

 

え=っとなんの話でしたっけ?

 

そうそう、糖質をいきなり摂る場合。

私は他にも糖質を摂る直前に、糖質の吸収を緩やかにしてくれるサプリを飲みます。

(クリニック専用の医師の診察がいるものです)

 

でも、そんなサプリも持っていない、ココナッツオイルももっていない場合、しかも単品で摂らなきゃいけない、場合。

とりあえず、よく噛む!噛むことで、胃腸にいきなりいかないように、時間を稼ぐしかありません。少量ずつゆっくり入ってくれば、血糖値の上昇もかなりマシです。

 

私は、以前に広島に旅行に行った時、本場のお好み焼きを食べに行きましたが、お好み焼きが出てくるまでの間、とんぺい焼きを頼んで、先に食べて待っていました。

うえののあなごめしも大好きで、広島初日と帰りの新幹線でいただきましたが、食べる前にいろいろ工夫はして、せめてもの抵抗をしています。

あなごめしは、先にあなごを食べてから、たれのかかったごはんを後からちょっとずつよく噛んでいただきました。

(サプリも飲んでいますよ)

どこまで成功したのかはわかりませんが。。

 

つい食べてしまった場合ですね。もう戻すことはできませんし、よく噛めばよかった、と後悔している場合でもないので、次回にいかせばいいんですが、でも今回のをどうする?!となった場合。

とりあえず、その後、立つ!動く!体を動かして、糖を使ってもらいましょう。

そしたら、乱高下ちょっとマシなはずです。

 

糖質をずっと摂っていると、少量であっても、糖質の呪いが解けませんから、呪いが解けている方が、たまにするのはいいんですが、呪いが解けていない方が糖質を摂ると、また食べたくなってツライのがよけいひどくなります。

最後のほうにちょっと食べるくらいなら全然OK!という方もいらっしゃるので、この辺はほんとにどこまでやるのかは、個人個人の病態(血液検査が絶対に必要)によって違います。

また、間違った糖質制限をしている方は、とても多いので、いろんな本をたくさん読んで理解するというのはもちろん必要ですが、自分のこととなると思い違いしていることもあるので、糖質制限の指導をしている医師に相談しながらやりましょう。

本に載っていることを頭で理解しているつもりと、実際に行動してやってみることで大違いです。

実際にやっていくと、本でわかっていたことが、ポーンっ!と忘れてしまったり、大きな勘違いを結構したりします。

本だけでいけたらいいんですけどね。

協力してくれる医師を獲得しておくことが、これからの人生とても大事です。

 

 

返ってきた検査結果の私の腸内環境の菌たちの状況を見比べてみました。

4段階だと、変わりませんが、「やや太りやすいです」については、ポイントが上がってました!おお!!

(だからといって、「やや痩せやすい」の次の段階に入っているわけではないし、ポイントとしては、まだまだなんですが。。)

腸内環境、変わっていたんですね!!

頑張って、続けましょう!

 

私が検査した遅延型食物アレルギー検査ですが、検査結果が、0、1,2、3 と4段階で出ます。

1と出たのが、わりとあって、確かによく食べているものが多かった印象です。

でも、全然食べてないものも1のものがあって、これは、その食べ物のたんぱく質が似ていると、それ自体はあまり食べていなくても、その似たなにかで「1」と出るように出てくるらしい。

「1」なので、特にそれで食事制限もしませんが、今までよりも、頻繁に食べていたものは、もう少し食べる間隔をあけるよう気を付けようと思いました。

ただ、「パン酵母 3」「ビール酵母 2」と出て、パンもめったに食べないし、ビールはもともともっと口にしないので、食べ物ではあまり気にしなくていいんですが、酵母の入ったサプリを摂っているので、これが気になり、まあ、気になるなら、サプリですから変えればいいんですが、そのサプリが飲みたかったので、先日の講演会で溝口先生に診ていただいたら、「気にしなくていい」とおっしゃってくださいました。

(誰でもではないですよ、私の他のを全部診た上でおっしゃっているので、自分にあてはまると思わないでくださいね。)

私の腸は優秀~!と褒めていただきました。(溝口先生は、褒め上手♪)

グルテンもカゼインも引っかかっていなかったので、一安心です。

グルテンフリー・カゼインフリーするまでは、チーズ大量に食べてましたから(糖質制限を始めたころはよくチーズに助けてもらいました)、ちょっと心配してましたが、もう最近乳製品はほんとにたまににしか食べないから、抜けたのかもしれません。

でも、胃酸の出が私は悪いので、胃腸には気を遣ってあげないとね。

 

グルテンもカゼインも引っかかっていないから、どんどん摂っていいわけではないですよ。

どちらも腸の粘膜に炎症を起こして、最後には粘膜に穴をあけますから(肉眼で見えるような穴ではないですよ。)、摂る際は、結構間隔も開けましょうね。そして普段から腸の粘膜を強くしておきましょう。

そしたら、たまに食べるくらいだったら、問題ないことが多いです。

できれば、国産で。

でも、国産でも、カゼインもグルテンも脳に麻薬と同じように働いて中毒性があるのはありますから、中毒にならないくらい、量にはお気を付けください。

 

私の3回目の腸内環境の腸内フローラの検査結果が返ってきました。

 

。。。結果は、

「変わらない」!!!

細かい点数まで今見れないので、そこは見直さないとわかりませんが、4段階評価では、まったく変わっていません。。。

 

7月に、うんこちゃんがムチャクチャ美人なので、意気揚々と検査したんですが、1月の悪い結果と同じで、こんな綺麗な臭いもしないうんこちゃんなのに?!と驚愕したのを覚えています。

(バラの香りまでしないと、変わらないのか?!

*便は、どんなに頑張ってもバラの香りはしません。念のため。。)

 

ちなみに、この7月の結果を、患者さんに見せて説明している間に、どっかいっちゃって(おそらく他の資料とともに患者さんに渡してしまったと思われる)、再発行していただきました。

 

腸内フローラは、ちょっとやそっとでは変わらないといわれていて、10月のセミナーの時に、免疫の超大家の先生にお聞きしたら、「変わらないよね」と言われ、ガーンっ!!とショックを受けておりました。

(なぜショックかというと、私の腸内フローラは、「やや太りやすい」のです。。

「変えられない」ということは、一生「やや太りやすい」ということです。。。)

でも、腸内フローラのバランスを変えることはできます。

ここでいう、「変わらない」というのは、菌の種類ですね。

今まで存在しなかった菌が、どっかから入ってこない限り、いきなり沸いてはこないので、なので、医療では「便移植」という治療法があるわけですが。。。

口から何かで摂っても、そのまま腸の中で、いついてくれるかというのがこれまた難しく、絶対にいつかないわけではないでしょうけど、菌との相性もあるから、たくさん入れたから、いつく、というわけでもないようです。

 

この10月のころは、悪い菌を殺すサプリといい菌を「植菌」できるサプリとわりと飲んでいましたが、腸もうんこちゃんもとても調子がいいので、なにかあったときだけ飲む、というようにしていました。

ラクトフェリンはずっと続けていましたが。

 

やっぱり続けないとダメか。。。

 

IMG_20161215_231518[1] 先日の学会で存在を知った森永のサプリ。

http://www.slimbifi.com/index.html

 

まだ1か月も飲んでいませんが、さぼりながらとつけていkますが。。

この1か月くらい、昼のごはんは、ごはんの代わりに、ずっとプロテイン飲料(医療用。完全な置き換えができる、オーソプロテインを飲んでました。

時間がないのと、液体なので、これなら仕事によったら、仕事しながら摂れるから便利でした。

さすがに、半月もすると、ちょっと痩せました。これも途中から一緒にやっていますが、ちょっと脂肪が減ったのは、これはいまのところ関係ないと思います。

もし、これが私にあっているなら、これからかな。

こういうのって、1か月、2か月単位で診ていかないとね。

さあ、どうなることやら。

 

 

IMG_20161213_162554https://www.facebook.com/aikohifukaclinic/

 

Facebookにも先に載せましたが、アラガン社の厚労省承認のヒアルロン酸製剤「ジュビダームビスタ® ボリューマXC」が発売されました。

この12日発売でしたっけ。

このパッケージに日本語と日の丸が書いてあるのが、なんか可愛いと思ってしまいます、のほほんとしているというか、なんか可愛い。日本語というだけで、日の丸というだけで、親近感なんでしょうかね。

 

私が講習会を受けるのを忘れていたので、遅くなりましたが、早く受けていたら、土曜日だったかには届いたのかな。まあ、いいや。

本日、やっと届きました。

http://vst-beauty.jp/juvedermvista/consumer/pc/

アラガン・ジャパンのHPを見ましたが、まだボリューマXCのことは載っていないのかな、乗っているところが別なのか、ちょっと見ただけではわかりませんでした。

ボリューマになって、もっと、ボリュームアップに特化したことができるのかしらん(法律上ね)

美容医療で、どんな製剤を使うのかは、医師の全責任において、何を使ってもいいという、考えてみたら恐ろしい世界ですが、うちでは注入系は、基本認可されているもの優先です。

Facebookでも書きましたね~。

ここでは値段のお知らせでした。

こちらのボリューマXC(麻酔入りです)、かなり持つんだそうです。

ハイドロキシアパタイト製剤であるレディエッセ®よりも持つ?ことがあるそうで、平均はそこまで持っていないはずですが、今までのウルトラプラスよりは断然持つそうですから、かなりいいのではないでしょうか。

 

ボリューマXC 1本1.0cc  ¥90,000(税抜き)→¥97,200(税込み)

ですが、

恒例のモニターを募集します。

モニター料金

1本1cc  ¥80,000(税抜き)とさせていただきます。

モニターなので、顔写真を使うことがあります。

顔写真は、誰かわからないように修正は変えています。

どの部分に適してるのかは、診察やカウンセ時、もしくは処置中におたずねください。

価格は、よくわかりませんが、レディエッセを基準に書きました。

今度、価格のほうは、変わる可能性はありです。

その際は早めにお知らせいたします。

 

 

 

 

 

今日、仕事がまたやっと一段落しました。

先日の一段落の後から、また怒涛の仕事が始まり、寝不足が続き、寝落ちするという事態が、とりあえず終わりました。

今日は、晩御飯食べながら、NHKの「コピーフェイス」観て(栗山千明さん、昔よりもかなり綺麗になりましたよね~)、今、「ウタフクヤマ」観ながら、書いています。

患者さんとメールのやり取りしてたので、ブログは簡単に、で勘弁です。

今日は、ゆっくり寝るぞ~!!

 

さて、マグネシウムの補充に、保険薬の「マグミット(酸化マグネシウム)」が使われるようですが、これは、胃酸を抑えるのと下剤ですので、残念ながらマグネシウムの補充のためのサプリメント代わりにはなりません。。。

絶対にならないかというと、絶対ならない!とは言えないかもしれませんが、そんなになるまで飲んだら、下剤の影響のほうがかなり大きい。。。下痢ばかりしていたら、肝心の栄養もどんどん流されてしまいます。

うちでは、マグミットは使いません。(下剤としても。昔はちょっと使っていたこともありますが、今は、便秘の方には保険薬では違うものを使っています。)

薬剤師の方が作ってくださっているサイトを見つけました。

全項目は読んでいませんが、マグミットについてとてもわかりやすかったです。

http://www.fizz-di.jp/archives/1035304324.html

「お薬Q&A ~Fizz Drug Information~」というサイトです。

マグネシウムの補充は、必ずカルシウムと1対1で入っている、CaMgのサプリメントで摂ります。

ミネラルは単独で大量の摂ると、他のミネラルが入らなくなるので、余計にバランスがおかしくなったりします。

また、カルシウムとブラザーイオンなので、両方、しかも1対1で必要です。

マグネシウムがたくさんいる方は(マグネシウムの補充が食事では難しいので。特殊な病態の方は、マグネシウム欠乏がかなり重篤で、そういう必要があります)、個人輸入でマグネシウム製剤を足すか。です。

 

個人輸入は、あやしい業者ばかりなので、ネットでなんでもいいから、特に安いのは、最悪と思ったほうがいいです。

人の弱みに付け込む業者がたくさんいます。

個人輸入の原則は、すべて自己責任ですから、業者が知っていて偽物や質の悪いのを輸入して売っていても、それを信じて買った人の全部責任です。

医薬品とか、危ないのや衛生状態が劣悪なものが出回っているので、厚生労働省は、個人輸入の医薬品は買わないように呼びかけています。

時々、そういうので亡くなっている方がニュースになったりしているでしょう。

医薬品の個人輸入はおやめください。

クリニック用の学会出入り業者でも怪しい時があるのに、まして、ネットの一般の方用のサイトなんて、私は絶対に使いませんし、うちの患者さんには、そんなところで買ったものはすべて捨てるよう言っています。安全第一だからです。中身自体が信用できません。

 

同じお金を払って、自分の体の中に入れるわけですから、安全なものを入れたいと思いませんか?楽して便利、安いなどは、やはり、そういうものだったりもします。

なんでもメリットデメリットがありますから、両方をよく考えて飲んでください。

 

三島学先生の「「糖質制限」が子供を救う」が、数日前にやっと届きました。

こちらは、組合を通して、丸善に11月に早々予約をしていたんですが、ぜ~んぜん来なくて、これだったら、大垣書店行ったわ。。。(大垣書店とクリニックはとても近いのです)

でも、もう注文しているから、待っておこうと待ってました。

ただ、いざ届いたら、実は忙してく読んでいる時間がない。。。ガーン。。

もうちょっと我慢、我慢。。

 

こちらの本、まだ読んでいないのですが、三島先生の多く子どもたちに実践されてこられた話だと予想しております。まさに実践の現場のお話なのかとワクワクしております。

日本で初めての子ども糖質制限の本とご紹介されていましたが(世界で初めてとも)、実は、日本で初めてなのは、溝口徹先生の「子供の「困った」は食事でよくなる」(青春出版)

 

IMG_20161207_003024 2011年9月発刊でしょうか。今から5年以上前ですね。

実は、こちらの本、もう絶版になっておりまして、古本屋さんか、キンドルでしか買えません。

この本は、とてもいい本なので、うちでもMSSさんに在庫があった時は、そのまま買って、クリニックで売ってました。患者さんがどこ行っても買えなかったから。

でももう、その分もとっくになくなりました。MSSにもとっくにもうありません。

中古で買えるかな。

中古は、高い!と思ったら(プレミアがつくので)、しばらくしたらいきなり値段が下がっていることもあるので、こまめにチェックするのもいいかも。

 

私もしばらくこの本読み返していないので、細かい内容は忘れましたが、三島先生の本を購入されて興味のある方にはぜひ読んでいただきたいです。

この溝口先生の本は、ほんとに素晴らしいですよ。

 

栄養療法でやっているのは、糖質制限だけではありません。

糖質制限もどこまでさせるのかは、個人差がとても大きいです。

体にとって、3大栄養素というよりも、3大代謝は、糖・たんぱく質・脂質です。

糖質制限で糖代謝は良くなっても、同じくらい、たんぱく質代謝・脂質代謝が重要です。そして、もちろんビタミン・ミネラルも重要です。

 

栄養素だけではなく、腸の問題もとても大事です。

実は、この本、5年以上前なのに、グルテンとカゼインの話が出ていて、小麦。乳製品の制限について書かれています!改めて考えると、スゴイ!!

5年以上前ですから、今と違うのは、

①玄米勧めない

→フィチン酸で、ミネラル出ちゃうから。どうしても食べたかったら、その分のミネラルの補充も必要です。

②全粉粒のパンが、パンを食べるならおススメ

→今は、勧めていません。

栄養に関する医学も進歩しますからね~。

古い本の場合は、注意してくださいね。知識のアップグレードが必要です。

ネットでも、私のブログでもなんでも、それを書いたのはいつか?と必ずチェックしてくださいね。

 

この本が世の中に出るのが早すぎて、あんまり売れなかったらしく、それで絶版ということですが、あまりにもったいないので、ちょっと書き直してまた出してほしいな~と関係者の方に言ったことがありますが、「子供の本は、ほんとに難しくて。。。出版社がなかなか、いいよ、と言わないそうです。まして、糖質制限の本ですから、三島先生の本が世の中に出てくるのに、どれだけ大変だったのか、江部先生のブログ読んだらわかりますよね。

 

子供に元気に育ってほしいので、悩んでいる親御さんは、この本買ったほうがいいです。

今日は、時間がないので簡単に。

 

昨日の11月30日、ついに「はたらく細胞」の4巻が発売されました!!

と~っても楽しみに待っていたんですよね!!

これ、なかなか新刊が出なくて。

待望の4巻でした!

 

今回は、黄色ブドウ球菌、デングウィルス、カンピロバクター、大量出血、パイエル板のお話です。

どれも良かったわ~。

体の中でいろいろと起こっている化学反応。

気づいていないだけで、実は体は大忙しで、それぞれの反応にひとつずつちゃんと意味があって、それを知るだけで、体の気持ちがわかりますね。細胞たちがちゃんと働けるように労わってあげなきゃね。

 

この漫画家さんに、栄養療法のこと、マンガにしてほしいわ~。

そしたら、もっと広がるのに。

やっぱり、マンガや絵って、わかりやすいですよね。ストンと腑に落ちるというか。実感しやすいです。

この漫画家さんもよく調べていらっしゃいますね。

でも、今回から「医療監修」が載ってませんね。3巻は載っていたような。。勘違い?

最後のところに、「物語の特性上、学術的な事実とは異なる点があります」と記載がありました。

3巻もあったっけ?

まあ、おもしろいからいいや。

 

医療監修つけたほうがもっといろいろとネタがあるけど、医学書や健康本じゃないから大変ですよね。

作家さんも、細胞たちをネタに好きなように書きたいわな。

医学的事実とこの辺が難しいですよね~。

いろんな意見もあるし。

糖質制限のことなんて、書けないかも。まして、ケトン体が役にものすごくたっているなんて、もっと書けませんよね。。。

 

あ、今日の午後、お昼食べる前にケトン体測ったら、いつもより高めに出ました。テルモの器械ですが、正常値上限Maxでした。私としては、今までで最高値! おおっ?!!

(基本糖質制限です)

。。。でも、全然低い。。。もっと出ろよ~!!ケトン体回路回せよ~!!

ほんとに、こいつ(私の体)、何をエネルギーに使っとるんじゃ~!!

難儀な体やね~。すっごい省エネ。そんなとこ、エコにせんでも。。

(いや、、もっと動けばいいんですけどね。。)