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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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先日栄養療法オーソモレキュラーご希望で来られた患者さんですが、ご自身でいろいろ調べられて、いろいろなクリニック(一般の内科などで、栄養療法オーソモレキュラーをしているところではありません)で、血液検査だけ定期的にされていました。

その結果を見て、ネットの、前回に書いた、なんかあやしそうなところのサプリを買って、飲んでおられました。

症状が改善しないため、うちに来られたわけですが。

いろいろとご自身で調べて、この方みたいに検査だけ、どこかで無理にやってもらって、市販のサプリを購入して飲む、という方は、結構いらっしゃるのかもしれませんね。

みなさんは、血液検査なんて、どこでやっても同じとおもっていらっしゃるかもしれませんが、医師によって検査の考え方は全く違うので、同じ内容で検査をされていることは、例え病気であっても、ちょっとずつ違うことがあります。

患者さんがよく言われるのが、「こないど血液検査したから、何も問題はないはずです」ということですが、一体何の病気で(目的ですね)、何を検査したのか、で話は全く変わってきますし、検査結果を見たら、最低限のことしか(最低限のこともないことも。。患者さんが、コピーを持ってくるのを忘れたのかな、と思うくらい、え、これだけ?ということもあります)。

ひどい方だと、1回の血液検査で、心臓腎臓肝臓脳、ガン、アレルギーに至るまで、全部検査されているとおもっていらっしゃる方もいて、そんなことをしてくれる病院はまずありません。

まあ、自費なら別でしょうけど。

自費で、これだけ全部やったらとしたら

(血液検査で、全てが問題ない、とわかるものではもちろんありません。血液検査上、問題がない、という程度です。検査をして、ある程度のことから、かなりのことまでわかることもありますが、CTやエコーやカメラ・レントゲンなどに替われるものではありません。それぞれの検査に、意味があります)

まあ、えげつないお金を、血液検査だけで取られると思いますよ。まあ、そら、金額聞いて、のけぞるくらい。。

自費でない場合、多分ほとんどがそうだと思いますが、まず病名や疑い病名に対して、保険で通そうと思ったら、通せる範囲というのがあります。

一般のクリニックや病院で、自費での血液検査に慣れているところもあれば、あまりしたくないところもあるでしょうし、様々です。

(自費の場合は、課税対象となりますから、ちょっとややこしいのです。)

保険でしてもらう場合、例えば、うちでやっている栄養解析の項目全部は通りません。どんな病気であったとしても。多分。。

通そうと思ったら、関係ない疑い病名を、たくさんつけないとダメで、やみくもに疑い病名をつけるのも、もちろんダメですし、どんな病気であっても保険すら通っていない項目も調べます。

普通の内科に行って、病気でもないのに、「血液検査をしてください」と健康診断の感覚でいっても、それが自費だとしても、たいていのところでは、最低限のことしか調べてくれないと思います。

たくさんの項目を調べることの必要性を感じていらっしゃらないから。

いわゆる、この項目に異常があったら、という代表的な分のみ、ちょっと調べて終わり、というパターンです。

まして、保険で検査してもらうとなると、病名をつけてやられるんだと思いますが、

だからと言って、なんでもかんでも検査して保険が通るわけではありません。

特に、大学病院とか公的な病院であれば、保険が通っていない検査も、病院が被ってでも調べる、ということが、病気によったらありますが、そうでなければ、保険請求というのは、昔に比べてすごく厳しくなっているので、たくさん検査して(しかも一度に)、保険切られたら、クリニックでその検査代を被ることになりますから、患者さんが病気でもないのに、「検査してくれ」と言われて検査して、被ることになったら、イヤですからね。最低限のちょっとしか調べていないと思います。

私は人間ドッグをほぼ毎年受けていますが、今年改めて見直したら、血液検査、

たったこれだけか?!とちょっとビックリしました。

こんな少ないんだ、と。

人間ドッグの基本(ガンのマーカーなどのオプションではなく)の血液検査は、まあ、異常かどうか(基準値からどれだけ逸脱するか)をひっかけるためのものですから、細かいことまで調べても大きく影響しない、ということもあるんでしょうけど、項目を増やせば増やすほど、クリニックの儲けが減りますからね、そりゃ、最低限しか調べませんよ。

会社の検診でもそうでしょう?たくさんの項目をやってくれる会社もあれば、最低限の(どこのラインが最低限なのかよくわかりませんが)項目しかやっていない会社も。実施すらしていない会社もありますよね。

だって、その費用は会社の持ちだしですから。

(ちなみにですが、栄養解析の料金は、うちのクリニック側には、ほとんど儲けはありません。採血する手技料すら多分ないかも。

自費の検査は、たくさん調べることもあって、患者さんの自己負担が高いので、ギリギリにしています。)

栄養療法オーソモレキュラーを勉強したり、実践している医師でないと、これらの検査の必要性や判断する基準というのは、絶対にわかりません。

だって、全ての医師は、そういうことを習ってきていないし、一般の教科書のどこにも載っていないんです。

だから、実践していないクリニックで、検査してほしいと頼んだところで、全然意味がないんです。

基準値に対する考え方も違うし、検査されたところで、「何も異常はない」と言われて、終わりです。

(異常があったら、病気に対しての疑いが出てくるので、また話は変わりますが)

かなり以前の話ですが、「ためしてガッテン!」でフェリチンの話が出たそうですね。

でも、栄養解析では、フェリチンだけ診ても、意味がありません。他のデーターと合わせて評価するので、どれか1個の数値だけでは、判断ができません。

数値だけ満たせばいい、というものでは全然ないんです。それぞれの兼ね合いと意味があります。

血液検査をどう解釈するか、という詳細は、ネット検索では出てこないでしょうし、

(仮にあっても、ひとつふたつ、数値が書いてあるだけで、それではなにもわかりません)

そういう本も、売られていないと思いますよ。

なので、一般の患者さんが、自分で勉強して、ひとりで実践する、というのは、まず無理です。

一般の方ができるのは、「オーソモレキュラー.jp」http://www.orthomolecular.jp/

でも紹介されていますが、溝口先生始め、栄養療法されている先生方の本を読んで、食事を実践するとか、もっと勉強したい方は、このHPに、公開講座というか一般の方用の講演会(全て入場無料です)載っていると思いますが、そういうのを聴きに行かれるとか。

まずは、食事です。

とても重要です。食事ありき、ですよ~。

溝口先生の書かれた一般書を、ほとんど全部読みましたが(あまり昔のは読んでいませんが)、とても勉強になりました。

今でも、時々読み返したり、ああ、そうだったか!と治療のヒントになることも満載です。

こんな情報が、2000円もせずに得られるわけですから、本って、スゴイですね~。

実際の栄養療法オーソモレキュラーの勉強は、私はかなりのお金を時間を割いて、勉強しています。資料を取り寄せたり、セミナーに行ったり、結構大変です。

学生時代勉強した生化学がベースではありますが、ホントにそれを一から勉強する、しかも人間の病態というか、体に実際あてはめて、臨床に活かす、といいますか、生化学って、こんななっていたんだ!という、衝撃ですね。

生化学を勉強されている方であれば、医師でなくても、その辺のことは理解されると思いますが、それを実際の人間の体にあてはめていかないといけないので、病気を含めた医療も勉強していないと、ついていけません。

ものすごい大変と言えば大変で、私もまだまだです。

ネット検索って、便利ですし、私もやりますが、タダの情報には限界があります。

また、そのタダの情報が正しいのかどうかまで、判断する必要があり、それに振り回されると、結局お金と時間のムダになります。

一般の方が実践できる栄養療法は、普段の食事、これにつきます。

検診などは、体のために行かれたらいいと思いますが、栄養療法オーソモレキュラーは、専門のクリニックに行かれてください。

そこで栄養解析をして、食事も改善して、サプリメントも飲んだほうがいいとなると思いますが、サプリに関しては、何度も言いますが、市販のサプリメントで、栄養療法オーソモレキュラーできるものは、なにひとつありません。

治療として耐えうるレベルのものはありません。

なので、ネットで検索して探しても、時間のムダどころか、またステマかやらせかサクラか、アフィりティエ(でしたっけ?)か、わけわからんサイトにたどりついて、ロクでもないサプリを買うところに誘導されるだけです。

医薬品のビタミン剤ですら、無理ですから。

私も、最初は、医薬品のビタミン剤で代わりに使えるものがないかといろいろ探してみましたが、全然ダメなことがすぐにわかりました。

ごく一部に、う~ん、飲んでもいいけど。。。というものもありますが、栄養療法オーソモレキュラーのサプリにはかなりません。

まずは、食事です。

それと、自覚ですね。

本はいろんな本があるので、何冊か読んでみてください。

料理をされる方もされない方も、料理に関係した本もあるので、それも読むと、具体的な食材(NGも含めて)が載っています。

かなり細かく載っているので、とても役立ちます。

よくあるのが、NG食材をいいと思って、結構摂っていらっしゃったり。。。

せっかくするなら、効率よくやたほうが良くないですか?

NG食材を食べたら絶対にダメ!ということはないですが、NGという自覚がないと、止めるきっかけもないし、止めないのです。自覚があれば、いつか必ず止められます。ムダな努力ではなく、結果に結びつく努力にしたいですね。

さて、問題のサプリ第2弾です。

私は全然知らなかったんですが、なんでもアメリカの多くの医師が(3割だったか4割だったか)患者さんに処方している(勧めているだったか)という触れ込みのサプリ。

それが、そこのHPに、そう書いてあります。

アメリカのサプリ事情を知らないので、私には真実がわかりません。

ただ、アメリカって、サプリ大国ですよね。

日本みたいな国民皆保険ではないので、歯にしても体にしても、予防医学の考え方がかなり発達していますよね。

でないと、本当の病気をして、バカ高い治療費を払うのは自分なので、予防医学を自分にやるのは、結局自分の総医療費が安くて済む、ということになるので、ドクターじゃなくても、多くの方がサプリには一生懸命かもしれませんね。

サプリに対する考え方は、日本とは全然違うのかもしれません。

でも、そのHPに書いてあるのを見て、ホントかな~?と思いました。

だって、そこのサプリ、誰でもHPから買えるんです。

アメリカで多くの医師が患者さんに処方するようなサプリが、どうして日本で、しかもネットで誰でも買えるねん?

そう思いません? そんななんでもいいのを、アメリカでは、医師が患者さんに勧めているのか?

普通に考えて、信じられませんけどね~。

先日、こちらのサプリをかなり勉強熱心に飲んでいらっしゃる方が栄養解析にいらっしゃいました。

それまで、ちゃんとそこのサイトを見たことがなかったので、まあ見たんですが。。。

なんか、よくわかりません。。。

患者さんが、誘導されて、バカ高いサプリを買わされるサイトにしか私には写りませんでしたが。。。

サプリのそれぞれの配合量や成分が書いてあるんですが、こちらもよくわからない。。

でも、私が勉強していることとは、全然違うのがわかります。

このサプリは、私は自分の患者さんには処方しようとも思わないし、タダでもらっても、自分でも飲まないです。

おかしなモノを飲むと、それを分解するのに、また栄養素を使って、マイナスになってしまうし、まして、中身なんて、配合どおりなんて、保障も一切ありません。

あやしいサイトで売っているものは、一切、信用しません。

なんかどういいのかわからんものが山ほど入っています。。

しかも、値段は結構していまして。。。一般の方が買うサプリにしては、高いです。

ヘタすると、栄養療法オーソモレキュラーで使うモノよりも高いモノもあります。

なんじゃ、こりゃ~っ?!

(松田優作風にお願いします。)

患者さんは、ネットで検索してたどり着いたようでした。。

一体、どこの誰が仕掛けているんだ、これ?

ステマ? アフィりティエ(でしたっけ?)?  やらせ?サクラ?

なんでも、こちらのサプリは、原材料などが書いてあって、情報が誰でも見れるようになっている、ということを、どこかの誰かが言っているらしく、栄養療法オーソモレキュラーのサプリは、一般の方が全情報を見れるようになっていない、とかなんとか。

それは、当たり前です。

だって、栄養療法オーソモレキュラーは、ネット販売もしていませんし、サプリと言えども、医療として治療に薬と同様に使うためのモノですから、私からしたら薬と同じです。

だって、それで病態改善を助けたりしますし、栄養失調が原因であれば、足りない栄養素を補うだけで治ったりするわけですが、その補充で使うものです。

誰でも買えるものを同じにされては困ります。

医薬品にしても、一般の方がネットで見れる情報と、医療関係者(特に医師)が見れる・知ることができる情報量は、全然違います。

医師専用の製薬会社に問い合わせする電話番号だってあります。

これは、差別でもなんでもなくて、医師としての知識(今まで学んできたことと経験なども踏まえて)をもった上で、判断してください、という意味も入っています。

与えられた情報をどう受け取るのかは、医師の自由ですが、最低限の知識を持って、解釈しろ、というのが条件です。

でないと、作用・副作用にしても、知識のないせいで、誤解して全然違うほうに釈されたら困りますから。

みなさんのされていらっしゃるお仕事でもそうでしょう。

専門性というかそれぞれの業種の特殊性というか、その業界なりの常識ってありますよね。

それがいいか悪いかは別として、業界の人はみんな知っている当たり前のことだけど、違う業界の人がいきなり聞いても、理解もしにくいだろうし、誤解されるかもな、っていうこと、ないですか?

それと同じです。

それなりの知識がないと、専門性の高い情報というのは、扱いが、ちと難しい。

そういう意味では、患者さんからしたら、信頼しているドクターから勧められた薬なり、サプリを使う、というのが一番いいと私は思います。

そこを調べる手間と知識を、その処方してくれる医師に任せるわけですから、自分は治療に専念できるわけです。でないと、キリがないですからね。

役割分担ですね。そうすることで、時間も短縮できます。

(だからこそ、医師選びって、とても大切です。)

患者さんの中には、全部知りたい!(医師と同じレベルまで?)という方もいらっしゃるでしょうけど、同じところまで知りたいなら、医師と同じだけ、その知識を得るのに時間をかけないと、それは無理では。。?

ポイントだけ言われたら、イヤってことですよね。

全部説明するなら、全部同じ時間はかかるでしょう。

患者さんの病状・今の現状の説明もして、治療の説明もして、処方される薬やサプリの説明もした上で、さらに、サプリの製造工程から材料から添加物まで、説明しろってことなら、一体、何時間、時間を割け、というんでしょう。

そこまで時間を割けというなら、医師の時間を拘束するわけですから、それ相応のカウンセリング料金もいただきますし、お一人でそれだけ時間を割くというのは、とうてい1日では無理なので、何回もに分けて、受診してもらわないと無理でしょう。それを、毎回されるおつもりですか?

まだうちであれば、ある程度の時間を割きますが、それでもそういうこと全部確認と説明を受けてからでないと、サプリは購入もしないし治療も受けません、というのであれば、いつまでたっても、何も進まないし、お一人にそれだけ時間を割くなら、次回受診までは一定期間を空けていただきます。

だって、そこまでの時間を割くことが早急にしないといけないことには、私には思えないので、他の急いでいる患者さん優先です。

ところは、ネットで買う・ドラッグストアで買うなどは、違います。

説明してくれる人が誰もいないわけですから、自分で確かめて、買ってもらうことが条件ですから、なので、情報を開示するのは、当たり前です。

買ってから、確認して、やっぱりいらないから返品します、って、なかなかメンドクサイし、消費者目線に立っていない売り方ですよね。

化粧品でも、パッケージに表示義務はありますが、ネット販売する際に、全成分表示をする義務はないそうです。

だって、そういう法律って、今ほどネットでの販売が主流になるとは思っていない時代に作られたものですから、時代に追いついていないわけです。

でも、だからって、ネットで売ってるクセに、表示も見れないなんて!

そんなメーカーからは、私はまず買いません。なんでもそうですが、企業としての姿勢を疑います。

誰でも買える、ということは、買う側への情報提供の義務があるわけで、そこがクリニック専用のモノや医薬品と、決定的に差があるわけです。

世界が違うというか、モノが違いすぎるというか。。

さて、その中身のよくわからない、アメリカの・・・という触れ込みのサプリを買った患者さんの買われたサプリメント、これがホントにちゃんとしていれば、患者さんのいろいろ困っている症状は、もうちょっと良くなっているんじゃないのかな。。。率直な疑問です。

で、実際、良くもならないので(そりゃそうだ)、うちに、ちゃんと栄養解析をしに来られたわけです。良かった、良かった~。

ちなみに、こちらのサプリメント、配合量なども?と首をかしげるような表示になっていて、昔調べてみたら、表示成分、ゼロ!だったそうです。。

(ちなみに、ヘム鉄のサプリだったそうです。。。)

いろいろなサプリ、わざわざお金を出して、第3者機関に調べてもらうと、表示内容はうそっぱちで、ごく微量に検出されたり、薄~くだけ、入っている、という、質の悪いサプリが、ものすご~く多いです。

化粧品も同じで、特に紫外線カットの強さを表す、SPFやPA値、信用できるメーカーがごくわずかでは。。。と思うことも多いです。

まあ、どの世界にも悪いヤツはいものですね。

配合量、ゼロって。。。

ちなみに、こちらの企業は厚労省だったか消費者庁だったか、どちらかから、勧告がなされたようです。あまりに悪質で。。。

そんなことは、そこのHP読んでも載っていないような気もしますが。。。

で、こちらのメーカーが、今回の抗加齢医学会にも出展していて、そのまま信じて、仕入れて患者さんに売っているクリニックやドクターもいるそうな。。。

あ=あ=。。。

信じる医者も悪いけど、一番困るのは患者さんですよね。結構なお金は取られるので。

機能性表示食品との続きと言いますか、以前に書いた、「情報をどこまで信じるか」シリーズとも結局被ってきます。

化粧品にしろ、サプリにしろ、ピンキリで、ちょっと冷静になって考えれば、何があやしくて、何があやしくないか、なんとな~く見えてきたり、もうピン!ときて、わかったりしますが、う~ん?みたいなものって、ありますよね。

そういうものも、世の中には山ほどあるので、その辺が、消費者からしたら、ますますややこしいことにもしているんでしょうね。

さて、今日は、その中でも、ドクターにも関わってくる話です。

クリニックで患者さんに処方されるというか、販売されているサプリって、どこのメーカーだと思います?

みなさんは、クリックで売られているんだから、なんか特別なもの・体に害がないもの・あるいは役立つもの・市販品よりもすごく良いモノ、くらいの感覚でいらっしゃいますよね。

私も、そう思います。

市販のモノより、良いモノでないと、わざわざクリニックで、診察まで受けて買う意味がないですよね。

ところが!

医師向(クリニックに)卸せるようになっているサプリメントって、あやしいものが山ほどあります。

ベンチャー企業もたくさんあるし、ちゃんとしたところに、わざとなのか、たまたまなのか、すごく名前を似せていたり

(これは、もう騙される医者が悪いと思いますが。。素人じゃないんだから。世間知らずにもほどがある。結局、そういう医者が質の悪いものを売って、それを買うのは患者さんですから、特に自費診療の場合は、ドクター選びもかなり重要になってきます。)

なんかもっともらしい名前をつけていたり、とあやしさてんこ盛りです。

医者の学会にもいろいろありまして、例えば、皮膚科学会や形成外科学会などの総会などの企業展示は、審査なり、信用調査?がどこまで入っているのか知りませんが、そうそうどこの企業でも、いきなり、あんた誰?みたいな業者があまりいないような気もします。。(気がしているだけ?)あまりにもおかしすぎる企業は入らせないというか。。。(違いましたかね?)

でも、かなり昔(最近はわかりませんが)、抗加齢医学会の学会になると、サプリ系の会社が山ほど増えます。

毎年出店している企業も増えてきたので、そういう意味では、なじむというか、また出してるわ、と慣れで、社名を知っているという会社もありますが、昔は、全然「?」みたいな会社が合って、学会の抄録だったかなにかに、「出展している企業全部が、学会推奨ではありません」みたいな文言が。。

なんじゃそりゃ?!と思いましたが、その辺は学会の規模や出展企業の数などによって違うのかもしれないし、わざわざ表示してくれているだけ、良心的な学会とも言えるのかも。

他の学会が、出展企業全部が、学会推奨?!と言われると、え~っ?!というところもあるはずでしょうから。

話を戻します。

さて、そのサプリ。

ビタミン剤にしても、いろんな成分にしても、一般の方と同じで、メーカーの口車に乗って、どんどん仕入れていては、在庫ばかり抱えることになるし、まして、そんなわけわからんものが効くわけがないので、買うほうもダメでしょ、となります。

なので、うちでは、医薬品で存在していたら、よほどのことがない限り(まあ、ないです)、サプリではなく、医薬品で摂る、医薬品にないサプリの場合は、エビデンス(効く証拠)が出ているものなど、信用ができるところのものじゃないと仕入れないし、患者さんにも売らない、としていました。

(正規ルートで買うのは、もちろん当たり前です。でないと、どんな偽物をつかませられるのか、わかりませんから。)

もともと、サプリメントは、医薬品のビタミン剤を含めて、大好きで、栄養療法オーソモレキュラーをする前から、かなり飲んでいましたが、どうしてもヘム鉄が医薬品でないので、どっかないかな~、と思っていたんですが、なかなか信用できるメーカーがなく、よく学会で企業展示したり、セミナーをしているメーカーから、ちょっとだけ入れて、様子を診ていました。

ここのメーカーは最初から、なんかあやしくてね~、学会でのセミナーも、ドクターよりも歯医者さんのほうが多くないか?みたいな感じで、取り扱っているサプリも、よくわからんモノが多く、なんか、ドラッグストアのあやしいサプリみたい。。。とあまりいい印象はなく、ヘム鉄だけちょっと仕入れて、他は一切仕入れませんでした。

資料も定期的に送ってくるんですが、う~ん?みたいな内容もあったり、学術的な話というよりは、営業のやり方だったり、経営だったり、サプリの売り方だったり、一体これはなんのセミナーやねん?と、なんかお金の話ばっかりで、患者さんの体のためというよりは、お金儲けしか興味ないのか?と思っちゃうくらい、う~ん。。でした。

溝口先生の本は、この時点でも読んでいたんですが、溝口先生のセミナーに行っても、本を読んでも、一体どこで、溝口先生の使っているサプリが卸せるのか、一体どこのサプリを使っているのかがよくわからなくて(そういう企業宣伝のようなことはされないので、なんでもいいのか?と思っちゃうくらい、企業名とか言われず、学術的な話だけで終わってしまっていたのです)、ずっと探しておりました。

そうこうしている間に、ヘム鉄を仕入れいてたメーカーから、とあるビタミン剤を作る際、量を間違えていました、と連絡が入りました。

(しかも、一桁!!幸い、ヘム鉄ではなく、うちには関係のない話でしたが)

これはホントに、この企業に関わったら、アカンわ~、とどこで買えばいいの~?!となった時に、偶然というか必然というか、「オーソモレキュラー.jp 」のHPにやっとたどり着き(以前に数回くらいは見てたんですが、気付きませんでした。。)

で、そちらに連絡をして、すぐに説明に来てくださって、早速契約して、今に至ります。

良かった、良かった~♪

最近知りましたが、なんとその前のサプリのメーカーは、ネットで、患者さんも買えるらしく(クリニックに来なくても)、なんじゃそりゃ~?!

ホントに効くものは、それなりの注意事項がありますから、ネットで誰でも、となると、大問題です。

患者さんは、便利~!と喜ばれるかもしれませんが、診察もなしに好きに買えるって、、それ、ホントに貴女の望んでいることですか?治りもしないのに?

なにかあったらどうする?!ってことです。

なんでそんな代物が、クリニック用なわけ。。?

まあ、それでもまだこのメーカーさんは、そういう学会に出展できるくらい、マシ、ということでしょうか。。

前のメーカーのと、今のオーソモレキュラーのとでは、雲泥の差と言いますか、かたや、ホントにただのサプリで、こちらは、うちでもカウンターで買おうと思えば、症状にもよりますが、診察なしで一応購入OK(診察カウンセは済んでいて、続けて飲む場合など)としていましたが、オーソモレキュラーのは違います。

こちらは、症状の改善という、治療として、そのサプリを使っているので、続きであっても、必ず診察が必要です。(と、うちではしています)

間違った飲み方(量とかタイミングとか)をしていたら、治療にならないし、食事がかなりの重要ポイントなので、食事も改善せずにサプリだけ飲んでも、お金と時間をいくら使うつもり?(1億使っても、食事はかなり重要です)となりますから、診察して、体調の変化や食事・サプリはどうですかと確認しています。

何をどれだけ使うのか、他の治療の補助なのかメインなのか、ドクターによって、考え方は様々なので、このうちが昔使っていたメーカーを使っているところももちろんあります。

まあ、うちとは考え方が全然違うんでしょう。

オーソモレキュラーのとは、中身も、ホントに違うので、うちでは使えません。

こういうことって、患者さんの場合、そりゃわかるわけないよ~!ってなりますよね。うん、うん。

だからこそ、医者選びって大事なんですよね~。

最近は、オーソモレキュラーで使うサプリのメーカーも、学会などでちょっとサプリの紹介をされるようになったので、良かったです~。

私のように、露頭に迷っているドクターもいるはず。

さて、同じような感じで、別のメーカーのサプリがあります。

それは時間がかかるので、また明日書きます。

サプリメントって、薬ではないので、扱いは食べ物と同じになりますから、本当は効果効能というのは、うたってはいけないんですが(特保は、またちょっと違いますが)、今年の4月から、「機能性表示食品」という項目といいますか、分類と言いますか、そういうものができます。

すっごい簡単に言うと、「これ食べたら(飲んだら)、こういう効果があります、こういう効果が期待できます」とメーカーが勝手に(?)言ってよくなりました。

ま、「勝手に」と言うと、語弊がありますが、そこは特保と違って、別のところがチェックはするんですが、まあ、言ったもん勝ちというか(一応、それなりのデーターは示さないといけませんが)、企業側の姿勢によると言いますか、かなりゆるくというか、企業を信じたのか、悪い企業を押し出したいたいのか、まあ、始まりました。

また詳しく書きますが、4月1日から申請が始まって、こういうお役所関係の書類というのは、約2か月くらいかかると言われているので、この6月からそろそろ販売かなと言われていました。

どうでしょう、そんな宣伝を見かけてきましたかね?

こういった情報は、消費者庁のHPから誰でも見れるように、情報公開がなされています。

http://www.caa.go.jp/foods/

あまりにも怪しい業者の誇大広告が増え、被害者も増えているので、そういう意味では、消費者側にたったわけですが、坂手にとられやしないか、便乗して誇大広告を混ぜてくる業者はいないか、誰がそこまで確かめるねん、という問題も残されていて、どうなるのかは、始まったばかりで誰もわかりません。

だからこその情報開示になっているんでしょうけど。

国民生活センターのHPは、以前にもご紹介しましたが、時々見ると面白いですよね。

あと、こちらも前に紹介した、

「「健康食品」の安全性有効性情報」https://hfnet.nih.go.jp/

こちらは、厚労省ではないですが、独立行政法人だったか、天下りと言われるやつかもしれませんが、私はこちらにメールアドレスを登録しているので、定期的に情報が送られてきます。

(ちなみに、誰でもアドレスは登録できます。医療関係者専用のサイトではありません。一般の国民のためのサイトです。)

サプリメントの有効性の証拠を探すのに、便利です。論文で効果を評価しているものしか、有効性を示すのに使われていなかったように思います。

消費者庁と似ていますが、こちらは、食品やサプリに特化していて、その証拠t記載されているので、

怪しい企業の誇大広告ばかり見ていないで、こういうサイトを見ましょう。

ちょっと冷静になるというか。。

すみません、続きはまた明日。

PCの調子もすごく悪いのと、ものすご=く眠くて、また日本語がむちゃくちゃになりそうなので、もう寝ます。。

学会やらなんやかやで、6月のキャンペーンのことをすっかり忘れておりました。。。申し訳ありません。。

やっぱり、博多は遠いですね。新幹線で行ったからでしょうか。飛行機でも結局同じくらいかかりますよね。空港まで移動するのに。

2時間半以上、ずっと乗りっぱなしですものね。東京よりも遠いわ~。

お土産に買って帰った明太子が、辛くて~!

前の私だったら、「博多とおりもん」と「ひよこ」は絶対にはずさなかっと思いますが、

今回はナシです。私も頑張ってるね~。

おいしいのはわかっていますし、知っていますが、買いませんものね~。

いつもだったら、明太子でもリサーチをするんですが、忙しくて忘れてました。。

できれば、添加物の少ないモノがいいな~。

ごはんではなくて、お豆腐などにのっけて、食べます。

この2日間、ホテルの朝ごはんも明太子は、お豆腐につけていただきました。

あ~、もっとちゃんと調べておくんでした。次回、博多に来た時は、それを買います!絶対に!!

さて、6月のキャンペーンです。

さっき、思いついて書いたので、追加が途中から出るかもしれません。

思いついたら、すぐに足しますね。

6月と言えば、ジューンブライドと思いきや、最近は梅雨になるから、5月や7月のほうが多いらしいですね。

ジューンブライドは、日本の気候のことは考えていませんものね。

ま、でも毎年恒例の、ジューンブライドフェア(?)で、ウェディングプランをされた患者さんに、スキンケアセットをお渡しします。日焼け止めも!

新婚旅行などの時にあったら便利、とよく言っていただくので、付けてみます。

そして、暑くなってくる季節、やはり毛穴と毛穴のつまり・汚れが気になる季節本番到来ですね。

毛穴強化キャンペーンです。

それと、ボディですね~。脱毛ももちろんですが、あ、ワキボトックスもね、クリニックでのケアも大事ですが、ホームケアも大事です。

かかとのピーリングとか背中や胸のニキビ(ニキビじゃないこともしばしば)、脚や腕のシミ、手や腕のシワ、肘や膝の黒ずみなどなど、体の露出度が上がる季節ですね。

体のシミやシワに、レーザーなどはもちろんあてればいいんですが、かなり贅沢な話ですし、お金もかかります。。。

なので、ホームケアですね。

よほどのコンプレックスか、急いでなんとかしたい、という方以外は、ホームケアでのんびり、というのも一つの方法です。

そして、ダイエットが気になる季節ですね。

全体痩せか部分痩せか。。

どちらの方でも、栄養解析はおススメです。

効率よく、科学的に、痩せましょう!

若い方は、代謝がまだいいから(栄養不足でも)、頑張れば、すぐに効きますよ~。

トゥルースカルプもいいですが、AC BODYで汗をかくのもいいと思います。

なにせ、ご本人は寝ているだけなので、そういう意味では楽ちんです♪

筋肉がついてこないと、体も動かせられませんしね。

まだ、やったことのない方は、ぜひどうぞ。

酵素のサプリや酵素たっぷりの食事って、流行ってますか。誰が流行らせてるでしょうね、一体。

患者さんでも、時々酵素を飲んでいらっしゃる方がいて、患者さんに目的を聞いても、はっきりと答えられる方は、誰ひとり、いません。

その販売しているサイトもいくつか見ましたが、イメージだけで、一体何にいいんだか、どういいんだかは、書いていません。。。。

そりゃ、そうだ。データーがないから、書けるわけ、ないですよね。

イメージとして、いつまでも元気、みたいな感じで売られていることが多いですかね。

商品によったら、黒くてドロドロしていて、決しておいしいとは言えないような代物で、よく口に入れるな~、と感心してしまいますが、みなさんは平気ですか?

体にいいと思ったら、口に入れれますか。。ああ、そうですか。

私は、ヤダナ~、わけわからんものを口に入れるのは。

サプリで摂ることの意味がよくわからない。。

一体、何がいいんですか?いや、マジで!

私は、野菜で摂ってる、ローフード(なんでも生で食べる)で摂っている、という方も時々いらっしゃいます。

確かに、野菜でも肉でも卵でも魚でも、生で食べる時と、火を通した時とで、栄養素は摂れる栄養量は変わりますが、何でも生ばっかりで食べるわけにいきませんし、生で食べるには限界があります。火を通したほうが食べやすくなったり、その分、量がたくさん食べられたりと、ひとつの食材も、いろんな調理法で食べるということが大切です。

全部の酵素ってわけではないんでしょうけど、酵素は熱に弱いので、火を通すことで、酵素が失活したりするので、食材から酵素を摂りたければ、生で、となるのかもしれません。

ローフード推奨派の人の意見は、そういうことで合ってますか?

さて、その酵素ですが、サプリで摂ろうが、食材で摂ろうが、全然関係ありません。

酵素を摂っても、酵素にはなりません。

牛食べても牛にならないのと同じです。

消化吸収されるのに、バラバラにして吸収しますから、酵素の形では吸収されません。

ただ、消化酵素は別です。

特に、たんぱく質をたくさん食べた時や、なかなか消化酵素が出ていなくて(足りなくて)、消化吸収がうまくいかない方が、うまくいかせるために、消化酵素剤を摂るのは、私もやりますが、これは全然話が違います。

消化吸収を助けてくれるものなので、これは、サプリでもなんでもなく、体からしたら、胃薬ですね~。

酢豚にパイナップルが入っているのと同じで、パイナップルの酵素が豚肉を柔らかくしてくれます。果物は(種類にもよりますが)酵素が多いですね。

そういう意味では、消化酵素の働きをする果物を食べれば、消化を助けてくれる働きはあると思いますが、果物は種類にもよりますが、血糖値を上げて、皮下脂肪もつきやすくなりますから、消化のためにたくさん食べるんだったら、胃薬飲めば?と思います。

果物として食べるなら、それはその方の自由ですが、それなりの欠点が、何にでも、あります。

さて、いろいろ話題になっている酵素ですが、酵素の種類はたくさんあって、食べ物やサプリで摂っても、私は意味がないと思います。

だって、酵素って、自分で作り出すものだから。

自家製じゃないと! 自給自足でないと!

外から摂ってもね。。

キムチや納豆、チーズなどの発酵食品は、また意味が別ですよ。酵素とは、ちょっと違う。発酵食品は、適宜適量摂られたらいいと思いますが、これらは、消化酵素でもありません。

野菜を発酵させたものとか、なんでも「発酵」とか「酵素」と言えばいいと思って、という商品が巷に溢れています。

一体、何がいいんでしょう。。

(あやしい人が、「とてもいいんです~」とかいう、いわゆる「個人の感想」というのは載っていますが、医学的にどうか、という話は、一切ない。。。

そんなにいいなら、何か証拠を見せてほしいものですね。)

さて、その酵素を自分でちゃんと作る方法ですが、酵素の材料は蛋白質なので、たんぱく質を食べていない人は、酵素が全然作れません。作っていても、全然足りていません。

野菜をいくら食べても、たんぱく質はほとんど入っていないので、酵素は作っていません。

一番いいのは、お肉ですね!蛋白質として食べるなら、お肉はとても優秀です。

栄養価がとても高い。しかも吸収率も。

焼肉でも鉄板焼きでも野菜炒めでも、とりあえずなんでもメニューはかまいませんもちろん、肉ばっかり食べているわけにいかないので、魚介類も豆類も卵もいろんなモノをバランスよく食べないといけませんが。

また詳しく書きますが、なんちゃってベジタリアンの人、ちょっと増えてきましたかね。。

野菜は、かなり食べておられます。

なんちゃってベジタリアンでなくても、大体の女性の方が、新興宗教「野菜の友」(今、勝手に私が命名しました)の信者か?!というくらい、野菜は食べている方が多いです。

でも、いくら野菜を食べても、全然栄養がありません。

栄養価ゼロとは言いませんが、さっさと牛肉ステーキ1枚食べたほうが、よほど栄養価は高い。。

バランスのよい食事、というのが、とても大事です。

今、酵素を飲んでいる方は、何がどういいのか、どこかに書いてあるか調べてください。

どこ探しても、そんなことが書いていないのであれば、(書いていないと思いますが)、それ、飲まなくてもいいんじゃないでしょうか。

ムダなお金を使うより、そのお金で牛肉を買ってり、お惣菜を1品でもたくさん、のお金に使ってください。

診察・カウンセリングを受けられる際の注意事項なんですが、初診の方で、た~くさん聞かれたいことがあるのは、よくわかりますが、お取りしている枠に限りがありますから、そんなたくさんのことを全部聞く、というのは無理です。

例えば、シミも、うちの取り扱っている化粧品の説明も、今使っている化粧品を見てほしい、髪の毛も、サプリメントや栄養療法のこと、ついでにトゥルースカルプやダイエットのことも、などなど、ここまで盛りだくさんでは、これ、最低でも5時間以上はかかります。

シミがらみで、うちの化粧品についてとか、今使っておられる化粧品のことに触れることもありますが、基本は、スキンケアの話とからめて、シミの治療とシミに対しての自宅でのホームケアの話になりますから、これだけでも1時間でも足りません。

なので、その方がどうしたいのか(予約時点での)で、話を進めていきます。

特に、その日にできれば処置ご希望となると、もちろんその後の時間は空いていないとダメですが、治療の話もしっかりしておかないと、お金を払うわけですので、いい加減ではいけません。

また、病気をお持ちの方・検診で引っかかった・薬を飲んでいるなどとあると、その説明もしないといけないことがあり(治療に絡んでくることがあるので)、その経過を聴いて確認するだけでも時間がかかります。

頭の中でまとめて来られている方や、普段からブログを結構読んでおられる方の場合は、スムーズにいくので、説明が早く進めば、他のことの話までいきますが、まあ、なかなか全員の方がそうはいきません。

たくさんの情報を与えたほうがいいのかなと、私はほとんどしゃべっりぱなしですが、途中で、話を飛ばす方がいらっしゃって、飛ばしたければ飛ばしていいんですが、そこで話は全然別の方向に行きますから、さっきの話、まだ途中ですけど、話を変えますか?と聞くと、時々、変えます、という方がいらっしゃいます。

もちろん、さっきの話はまだ終わっていないので、その処置をやりたいと、カウンセ後に言われても、説明が済んでいないので、できません、というか、やりません。

そういう方は、あちこち飛ばすだけ飛ばして、まさに抜粋したように思っていらっしゃるかもしれませんが、全てが中途半端で、前後の話も聞かずに、そこだけ聞いても、何も身につきません。ベースがあれば、「抜粋」でもいいんですけど。

カウンセ内容がかなり濃いし、ブログを読んでいない方からすれば、寝耳に水というか、初めて聞く話ばかりで、ちょっとカルチャーショックというか、パニックというか、今までいいと思ってされたきたことを、下手すると180度全否定になりますから(ここまで否定される方も珍しいですが。。)、なかなか受け入れられるのに時間がかかるようで、そこでちょっとフリーズされるのか、1個1個、話が止まっていきます。

これでは、時間がいくらあっても足りませんわな。。。

なので、あらかじめ、ブログ内の関係していそうなところはさかのぼって読んでおかれると、とてもいいんですが、予約時に言っても、読まない方も、稀にいます。

カルチャーショックを受けても、スっと入る方は、パッと切り替えられるのでいいんですが、そりゃまあ無理な方もいて、頭が飽和状態というか、もう情報漏れているし。。。処理能力を超えたようです。。

そういう方が、スキンケアは聞くは、ヘアケアは聞くわ、サプリや健康相談などなど、分野が違うことをたくさん聞かれても、ますます飽和がひどいことに。。

診察・カウンセが終わって、時間もあって、処置をするこになれば、処置は全部私がするので、処置中にも、さっき足りなかったところを説明はできますが、どんな処置をされるかで、時間が全然変わって来ますかから、短い処置だと、説明する時間も短くなります。全部は無理です。。

長い時間のかかる処置であれば、その間もたくさん聞けるので、そういう意味では、ラッキーですね。

例えば、タイタン・ジェネシスとか、肝斑セットとか。。

初めての場合、聞かれたいことをまとめておく、というのは、とていいことですよ。頭の中が整理できますし。。

再診の方であれば、今までの話もいろいろ聞いて来られたわけですから、何回かした話であれば、短い処置中に十分話は終わるでしょうけど、カウンセ自体が長そうな内容であれば、時間が足りません。

その場合、もっと説明が聞きたいとなると、カウンセ時間を別にとって(カウンセ代がかかります)、となります。

また、再診の方で、予約時の電話では何も言っていなかったのに、肌なり体に変化があって、その説明をしておかないといけないとなると、必然的に、お金を払っていらっしゃる処置に対して、説明をしないといけません。でなにとお金を払った意味がないですから。

その中で、他に聞きたいことが山ほどある(これも電話でおっしゃっていない)と、そりゃ、これも無理でしょう~、となります。

初診・再診に関わらず、時間が限られていますので、お一人に、診察・カウンセリングに3時間も4時間も取っていませんから、できるだけブログ内を検察して、先じ読んでおかれたほうがいいですし、お電話時など、あらかじめてお教えください。

昨日の夜から東京に移動して、今日も朝からみっちり栄養療法オーソモレキュラーのセミナーに行って来ました。

今日の内容は、これまた濃い内容でした。

すご~く濃かった。。

医師であれば、誰でもみんな学生時代や国試の時、その他もろもろ習ってきたこと・勉強してきたことではありますが、それが人間の体に全然結びついていなかったというか、まさに机上の空論のような。。

いえ、内科のドクターで専門の方であれば、ご存知の内容も今日はあったと思いますが、そこは分子整合栄養医学からの切り口で、はは~っ!とちょっした感動と衝撃~。

そうなっていたのか!

いや、ホントに、学生時代、何を勉強したんだか。。

いえ、医師になってからも、一体何を勉強してきたのか、という感じです。

ひとつ言えるのは、体調で気になることがあれば、何であったとしても、基本は糖質制限ですね。

これ、全ての基本です。

これにつきます。

蛋白質をいくら食べようが、良質の油を摂ろうが、高級なサプリをたくさん摂ろうが、糖質制限で血糖値のコントロールがついていなかったら、症状にもよりますが、なかなか大変です。。

症状によったら、根本的な原因が、まさに糖質にあったりするので、糖質制限をしない限り、ホントに難しいことがあります。

どこまでの糖質制限をするのか、というのは、まさに症状と個人の体の状態によって全然違いますから、それは、やはり診察と栄養解析が必要です。

でも、食事内容を見直すくらいなら、溝口先生の本を買って読んで、ご自分である程度のところまではやれますよね。

(持病や検診で異常を指摘されたなど、なにかある方は、勝手に判断せず、主治医に相談してからにしてください。病気によっては、自己判断をしてはいけない場合があります。

また、自己流にアレンジしすぎて、本に書いてあることとは似ても似つかないことをされている方がいて、その自己流が持病に影響する場合もあり、そこまでは誰も責任はもてません。

ご心配な方は、専門のクリニックに受診してくださいね。)

うちで栄養解析をされた方に、解析結果の説明をする場合、大体の方がレーザーなどの処置中に聞かれるわけですが(解析結果だけで時間枠を押さえるなら、別途診察・カウンセ委料金がかかるので)、レーザーの処置内によったら、説明時間は足りません。

解析のためだけに来られている方も、1時間枠をお取りしても、全然時間が足りていません。

解析する前から、食事の改善は言っているわけですが、ほとんどの方が自分には関係ない(自分はできていると思っているので)と、あまり本気にされていなかったり、聞き流していたり、関係もないし、やりたくないから、自己流にアレンジして全然違うことをされていたり、と、その再確認から始まりますから、時間が足りるわけはないんです。

最初の現状把握がなかなかできない方が半分くらいでしょうか。いらっしゃいます。

「結構食べているのに~」とおっしゃるので、全員の方に、例えば普段の食事、ここ数日の食事内容を聞いていますが、「そうですね、食べてるのにね」と答えたことは一度もありません。

よくあるのが、何度も書いていますが、たんぱく質がほとんど何も入っていない食事が何度もある、普通の食事内容(いわゆる定食屋さんみたいな感じ)からごはんを抜いただけ、とか。

ご飯を抜いでいるんだから、いいんじゃないの?とお思いでしょうが、糖質を減らす分、エネルギーの確保も必要ですし、たんぱく質・良質の油、もちろんビタミン・ミネラルと必要なわけです。

ただでさえ、今までの食事で栄養失調だったのに、そこからさらにごはん類を一切抜くわけですから(おかずが増えることなく)、カロリー不足の栄養不足となります。

余分な脂肪がついていた方は、これはカロリーも減りますから、まあ痩せますが、カロリーは足らんわ、栄養は足らんわ、となると、脳から猛烈に、「もっと食え~!」という命令がおります。

このままだと、危機的な栄養失調になると脳は思っているので。

そこでリバウンドですね。

こんなのを繰り返していると、ホントに体を壊すかもしれませんよ。

もちろん、今の糖質三昧・肉なし生活の食生活も、体を壊しますが。。。

1時間時間を取ったところで、まず認めることをされないので、ますます話が進まないことがありますが、他にも説明しないといけないこともたくさんあって(改善が急務なのは、糖質の問題だけではありませんから。。。基本、みなさん栄養失調なので、大事な栄養素が欠落しているわけです。。。)、話は終わるわけがありません。まして、お一人に、2時間も3時間もカウンセだけではお取りできません。

(日にちを変えて、来られるか、ですが。。)

話しを聞いて、ちょっとご自分でも思い当たるところが出てくるはずです。

まあ出てこないと困るんですが。。(十分、ひどい食事内容ですから。。)

それをちょっと認めた頃には、私がした他の話はかなり忘れておられるようです。

食事内容を見直す、思い出す、というのも、ご本人にはストレスなんでしょうね。

そこで、ちょっと落ち着いたところで、お渡しした資料を読まれると、わかりやすいと思います。

読まない、というのは、もうその方の勝手ですが。。栄養療法オーソモレキュラーの主役は、サプリではなく、ご本人の食事の内容と摂り方ですから、お金を少しでもかけずに、早く良くなるコツは、どれだけ食事内容を変更できるかにかかっていると言っても過言ではありません。

まあ、この落ち着いたところで、一番いいのは、溝口先生の本を、とりあえず1冊買って、読んでください。

どうして糖質制限しないといけないのか、他はどうなのか、などなど、いろんなことが具体例と合わせて、書いてあります。

本のいいところは、何度でも読み返せるし、前後の流れや必要性がとてもわかりやすく書いてあるので、とても便利です。

(このブログでもだいぶ書いてきましたが、形としてまとまっていないので、読み返す時がメンドクサイでしょう。)

ネットではダメですよ。無料の情報なんて、有益性は限られていますから。

ちゃんとお金を出して、本を買ってください。

それも、お金をかえずに、栄養療法オーソモレキュラーをする方法です。

(もちろん、実践しないと効果が出ませんよ。)

今日、ココナッツオイルが入荷してきました。

もちろん、白澤先生の顔写真入りの、本家本元です。

スーパーなどで、なんちゃってココナッツオイル、みたいな商品を見かけますが、品質が良くなさそう。。。

ここには書きませんが、いろいろと必要な条件下で採取されたわけではなさそう。。

同じお金を出すなら、ちゃんとした良いモノを買わないと、偽物というか、質の悪いモノだったら、摂らないほうがマシでは?というモノもしばしば。。

違う種類を買われる場合は、ちゃんと確認しましょうね。

今日は眠いので、この辺で。。。お休みなさい。。

大阪都構想、ダメでしたね。。

大阪は、最後の変わるチャンスを無くしたんでしょうか。。橋下さんの政権前の大阪にまた戻ることを、大阪市民が選んだということですね。

大阪がどれほどの財政難で、エライことになっているのか、なっていたのか。

一体、反対派の方々は、今までムダ使いをしてきたのが誰だと思っているのか、これからどうするつもりなんでしょう。。

「大阪市」を残して、夕張市みたいになったら、どうするつもりなんでしょうね。。

私は、大阪市民ではないので、関係はないんですが、二重行政の税金のムダ使いは、大阪のために止めてほしいと他府県民ながら応援しておりました。

二重行政が続行することで、一体、誰が得をするのか。

税金のムダ使いを無くそうと、どれだけ橋下さんが貢献されてきたのか。

橋下さんが、今までされてきたことで、橋本さんに、どれほどの犠牲があって、なにかメリットでもあったのか、と思いますが。

議論が不十分って、かなり前から(5年前?)橋下さん、ずっと説明していましたよね。らちが明かないから、今回住民投票に踏み切ったのではなかったんでしょうか。

何が不十分なのか、よくわからないな~と思うのは、他府県民だからでしょうか。

橋下さんの言い方が反感を買うことが多いんでしょうけど、実行力のある政治家、失敗を恐れない政治家って、スゴイと思います。でないと、改革って、できませんよね。行動あるのみ!ダメだったら、やりなおせばいいわけですものね。

都構想反対派の議員の方々に、頑張って税金をムダ使いをしない努力をしてほしいものですね。

橋下市長、松井知事、長い間本当にご苦労様でした。橋下市長や松井知事と一緒に、大阪を良くしようと頑張って来られた役所の方々・関係者の方々も、本当にお疲れ様でした。

大阪は、関西の要ですので、大阪が良くなることをお祈りしています。

さて、私の3回目の栄養解析の結果が出ました。

判定は、「B」!! 2段階、アップです!!

うちのクリニックで、初です、D以外が出たのが!!

私も含めて、全員、判定は、「D」で、「D]の中でも、ホントは、「E」や「F」じゃないの?(Dまでしかありません)という結果の場合もあり、すっごい嬉しいですっ!

栄養解析の時に、詳しい問診票を書くんですが、そこに、「気になっている症状や改善したい症状」などを書く欄があります。

一番重要と言えば、重要ですよね。

でも、私、言われてみれば、何が気になるかな~?と考える羽目になりました。

まあ、ダイエットは年中課題ですが、先に重篤な栄養不足があったわけですから、それどころではありませんでした。

で、「気になる症状・・」のところには、「ダイエット」と「近視」、しかも「近視」は、敢えてあげるなら、という感じです。

う~ん、幸せだ=!健康って、素晴らしい!!

体がホントに楽です。精神的にも。あまりイライラもしなくなりました。元気いっぱい?(ちょっと言い過ぎ?)

忙しいのは忙しいので、ヒャ~っ!てなることもありますが、どんと来~いっ!て、感じです。

とは言っても、まだまだ問題点はあります。

サプリも、もちろんまだ必要ですが、種類も減って、量も減ったのもあって、新しくダイエットメインのも加わり、ちょっと内容が変わりました。

(サプリを飲み始めて、2か月半くらいでの結果です)

糖質制限は、もうすっかり呪いも解けて、目の前にお菓子があっても、そう食べたいとは思わなくなっているくらいで、糖質を食べることももちろんありますし、超~糖質制限ってわけではないですが、やっとここまでこれた!って感じです。
(呪いをここまで解くのに、何年かかったことか。。。)

エベレストとまではいかないけど、乗鞍岳くらい(いや、富士山か?!)を登頂に成功したような達成感です。

やっと、まともな人間に慣れた~!という実感です。良かったです~。

でないと、今頃、ホントに糖尿病でした。

これだけ、糖質制限をしているにも関わらず!思っている以上に、皮下脂肪が減らない!

内臓脂肪はあまりないんですけどね。

ちょ~っとずつは体脂肪率も減っていて、服のラインや隙間というか余裕も違うんですけど、もっとガンガン行ってもいいのでは?マイナス3キロとかマイナス5キロとか。

。。。行ってないんですよね~。

ちょっと前なら、糖質制限を真剣にやれば、3キロくらいすぐに痩せたのに。。。

これは、今までのツケが回って来まして。。。

たくさんいらんことをしてきたので。。。(また、それについては書きます)

私は、もともと運動をホントにしないと言いますか、家族から言わせれば、運動どころか動かない、と言われました。。。

処置中も、処置室で座りっぱなしですし、立つって言っても、1時間も2時間も立っているわけではないし、診察中もずっと座りっぱなしで、。。。院内で、ウロウロするっていっても、そこまで広いわけでもないし。。。

通勤などは、エスカレーターは使わず、ほとんど階段を使います。

(でも、昔と違って、たかが駅の階段がツライ。。。)

自転車に、毎日合計15分くらい?乗ります。

う~ん、あまり歩いていないな。。

カロリー過剰か?!とも思いましたが、まあ、過剰かもしれませんが、それよりも、私の基礎代謝がものすごく下がっていると考えます。。

これも、今までのツケです。。省エネな体になっているわけです。。

皮下脂肪がガンガン減っていないのに、何でエネルギー、作っとんねんっ?!と体を揺さぶってでも聞き出したいくらい。

ちょ~っと摂取している糖質で、細々とやっているようです。。。

ケトン体を測ってみたら、え?!こんだけ?!という数値で。。何してんねっ?!と叱らなければ~!!

スイッチがまだ入っていませんね~。

まあ、いいや、これからです。

栄養もちょっと足りて来たし。

ていうか、ちょっと運動しないとね、というよりも、体を動かさないとね。

というわけで、家で、家庭用EMSも、スタイリフトも、ちょっと続けてやっています。

AC BODYをやる時間がなかなかないんですよね。。。

まあ、なんとかなにかやらないとね。

患者さんも、食事も頑張っているし、サプリも結構飲んでいるし、という方は、いつでも2回目をされていいんですよ。お金の問題だけです。

まあ、1か月くらいは空けたほうがいいです。

そんなみなさんガンガンサプリを飲む方は少数派ですし、食事の改善もいきなりでは難しいので、大体3~6か月後くらいに、2回目の採血をしたら?と言っていますが、確かめたい方は、もちろんどうぞ。

食事だけで、という方は、それでもやったら、食事での改善度合いがわかります。

このまま食事だけでもいけるのか、サプリをやっぱり足したほうがいいのか。

数値になって出てくるので、楽しいですね。嬉しいものです。

血液検査は、ウソをつかないので(マスクされて、本当の値がわからないことはありますが)、貴女の体調の改善を一番願っているツールです。

スゴイですね!オーソモレキュラー!分子整合栄養医学!(っていうと、なんかカッコいいでしょ)

まだ解析をされていらっしゃらない方は、ぜひどうぞ。

もっと元気に、いつまでも元気でいるために。