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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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先日、電車に乗ろうとした時のことですが、ホームで電車が来るのをみんな並んで待っていて、このお天気ですから、日差しもきつく、まぶしいのと暑いのとで、少しでも早く電車が来てほしいところですね。

そんな中、みんな並んでいるところに、日傘を差す女性が数人。。。

あれ、なんですかね。

うちの患者さんでやっていたら、即刻止めてくださいね。そんなの、意味ないですから。

そんな狭いところで、すぐ後ろに人もいるのに、危ないじゃないですか。

後ろの人のこと、全然考えていませんよね。自分の日焼けのことしか考えていない。。

日傘を差していた全員が、まず普通に紫外線を通す素材や色の日傘でした。

ちょっと日陰はできますが、紫外線カットには全然なっていません。

しかも日傘の差し方が、普通に雨傘を差すように差しているので、顔には紫外線が当たりまくりです。

日傘で紫外線をカットしたければ、柄を短く持って、顔のすぐそばに傘が来て、完全に顔が陰に入るようにしないと最低限意味ないです。

そしたら、まあ、前は何も見えません。すごく危ないので、歩けません。

で、そこまでしても、下からも横からも紫外線は跳ね返って、顔に当たるのです。

日傘で紫外線カットをかなりしてもらおうと思うなら、それなりの工夫も必要で、それでも足りません。

絶対に日焼け止を塗ることが必要なわけです。

重症のアトピーで合う日焼け止めが見つかっていない時などで、どうしても出かけないといけない、という時などは、日傘や帽子に頼るしか他どうしようもありまえせんが、もちろん日焼けはしてしまいますが、しないよりはマシなわけで、できることをするしかないですし、紫外線を浴びたらいけない病気の方であれば、そもそもそんな時間帯にあまり外に出ることもされませんし、外に出る場合は、暑くても、かなり完全防備で出かけないと、自分の皮膚や体調がどんどんひどくなるので、そういう恰好で出かけていらっしゃるはずです。

紫外線で皮膚癌になる病気の方は、全身黒ずくめでも、完全ではありません。普通の衣服では無理です。

 

で、並んでいるホームで日傘を差していた女性は、ノースリーブの

ワンピースや半そでは普通の格好で、せいぜい長い手袋をしているくらいで(もちろん、半そでとの間に隙間は空いている)、恰好からも日傘の選び方・差し方からも、病気の方にはまず見えませんね~。

 

ただの自分のため、でしょうね。。。

 

みなさん、顔つきというか目つきというか、ちょっとおかしい。。

皮膚もシワも多いし、遠目に見ても、肌は綺麗そうではないです。。

 

紫外線カットのやり方が間違っているんでしょうね。。おそらく、全てのスキンケアが間違っている可能性も高いんでしょうね。。

 

これまた別の時なんですけど、地下鉄でも地上に出るのがありますよね。

そういう地下鉄に乗っていた時、たまたま前に座っていた女性が、ずっと顔を両手で覆っていて、最初泣いているのかな?体調が悪いのかな?と思っていたら、地下鉄が地下に入った途端に、手で覆うのを止めてました。

あ~、紫外線からカットしているつもりだったのね。。。

 

黒のズボン。白黒のチェックのシャツ。黒の長手袋。

紫外線を気にし過ぎている女性に多い恰好ですかね。まあ、モノトーンを着ている女性って、日本は多いですけど。

 

やはり顔つきというか目つきというか、ちょっとおかしい。。

肌は白っぽくは見えましたけど、シワとタルミはひどかった。。。

きっと何か間違っているんだと思うんですけど。。

 

少しでも、若々しく、シミ・シワ・タルミなど光老化の少ない皮膚を維持しようと思ったら、確かに紫外線カットはとても大事です。

でも、紫外線というか太陽の光は光で、人間が生きていくために絶対に

必要で、特に、明るさ、ですね。

体内時計を守っていくのに、絶対に大事です。

朝起きたら、かならず朝日をたくさん浴びる!窓越しでも構いません。

この朝日を浴びるのに、日焼け止めを塗っておく必要はありません。

それくらいの日焼けは、はっきり言って、どうでもいいです。

カーテンは思いっきり開けましょう!

洗顔後は、すぐに日焼け止めを塗りましょうね。

 

昼間はなるべく明るいところで過ごす!

仕事で窓のない部屋で過ごさないといけない方は仕方ありませんが、自分で選べる方は、ちゃんとカーテンを開けて(レースのカーテンくらいはいいですが)、太陽の光で明るい部屋でなるべく過ごしてください。

日焼け止めの塗り直しは、環境とTPOに合わせて適宜お願いします。

 

夜はなるべく明るいところでは過ごさず、特に寝る直前は、暗くして、直前までのパソコン・テレビ・スマホなどのブルーライトは、脳を覚醒させるそうですから、それでもすぐに寝ちゃうから、という方はいいんでしょうけど、不眠なのでお悩みの方は、なるべく夜は使わないか、使うなら、ブルーライトカットのメガネをかけるなど工夫してくださいね。

 

夜寝る時は暗い方がいいですが、足元ライトくらいはいいですが、電気つけっぱとかは睡眠の質を落としますから、止めましょうね。

でも、窓から朝日がちょっと入るように、カーテンを少し開けておくと、朝起きやすいですよ。

 

体内時計にちゃんと働いてもらうというのは、当たり前なんですが、これが狂うと、かなり体はしんどいと思います。

 

シミの相談などで、紫外線カットの話をすると、あるいは、初診の方などで、紫外線が怖いから、ずっと遮光カーテンを引いて過ごしています、絶対に外には出ません、全身黒づくめ(もしくは変な紫外線恐怖宗教のようなおかしな恰好)などなど、行き過ぎる方が時々いらっしゃいます。

気にし過ぎるのも限度を超えているというか、止められないというか。。ご本人もどうしていいのかわからないのか。。

昔は、脅迫神経症というか、どこまでが病気なのか、どこまでが性格なのか、よくわからなかったんですが

(こういうことをされる方の多くが、本末転倒というか、やっていることが極端だったり、筋が通っていなかったり、?なことが多いです)

栄養療法を始めてから、こういう人って、栄養足りていないんだろうな、と思うようになりました。

恐らく栄養が足りていなくて、脳の細胞も酸欠で、いろんな調節する神経の多くがうまく働いていない。

制御するホルモンも、コントロールしているところも、うまく働いていない。

ちゃんと栄養が足りると、きっと今よりも、いろんなことが気にならなくなるはずです。

栄養が足りたら、皮膚もとても綺麗になりますから、おかしな紫外線カットをしなくても、十分大丈夫ということも理解できるようになるし、そんなくらいの紫外線には負けない皮膚になります。

 

日焼け止めを塗るにしろ、日傘や帽子の限界を知った上での利用にしろ、正しい努力を、どうせならしたいと思いませんか。

どうしても自分でわかっているけど、紫外線が怖くて仕方ない、という方は、ぜひ栄養療法をとりあえずしてみてください。

そういう方は、紫外線以外のこともたくさん気になっているはずでしょうから、きっといろんなことがいい方向に向かうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビ番組で、最近医者ばっかり集めての番組、多いですよね。

全部見てるわけではないですし、テレビって、視聴率も取らないといけないし、盛り上げないといけないし、多少の誇張は仕方ないのかもしれませんが。。。

 

でも、皮膚癌(メラノーマ)の話を放送するんだったら、皮膚科医専門医に聞きにいけばいいのにね。

さすがに癌は、命に関わる病気ですから、ちょっと皮膚科を勉強しました、というくらいで、放送するんだな、と思いましたね~。

だから、この番組は、信用できないんですよね~。

癌のことをテレビで話してくれる皮膚科専門医って、探せばいらっしゃると思うんですけど。。

探す手間も省いているってことですかね。。経費削減でしょうか。時間がないから?

 

うちにも、「ホクロがガンかどうか診てほしい」という初診の電話がかかることがありますが、最初から、「ガンかどうかの診断」希望の方は、個人開業医ではなくて、大きな病院の皮膚科に行くように勧めています。

普通にホクロの診察や処置ご希望の方や、うちの患者さんが、心配で、と言われた時は、もちろん診ますし、悪性を少しでも疑う場合は、手術も含めて大きな病院に紹介したりしています。

まあ、たいていただのホクロかイボか、良性のモノですし、確率から言っても、良性が大半ですが、ごく稀に、ガン、あるいはガン疑いの時があります。

そういうのは、絶対に、触りませんね。

中途半端に、ガンを触るってことは、絶対にしてはいけないことなので。

種類にもよりますが、その後、拡大切除もしていただかないといけませんし、ガンに切り込んだ以上、なるべく早く切除したほうがいいし、次の手術をやりづらくしたり、治療の邪魔になってしまうので、絶対に触りませんね。

うちでは、ホクロは、切除ではなく、炭酸ガスレーザーで焼いてしまいますから、顕微鏡で見る検査にも出せませんから、なんでもやっていいわけではありません。

 

皮膚科・形成外科で、皮膚癌をちゃんと診るトレーニングを受けた医師であっても、「え?!これ、ガンだった?!」と顕微鏡の検査でビックリすることもあるくらいで、今はダーマスコピーで、ある程度の事前診断が以前よりはできるようになりましたが、昔は、迷ったら、万が一のことも考えて、手術で取る、あるいは、一部切り取って検査する、というのが一般的でした。

でも、誰でも、切りたくないですよね、良性であれば。

ダーマスコピーの診断にしても、奥が深すぎて、そんな典型例ばかりではありませんから、万能ではないし、私も、それで、確定診断を下せ、と言われても、自信はありません。

 

皮膚癌のトレーニングを全く受けていないドクターが(特に美容外科)、よくホクロ(らいしいモノ)やイボ(らしいモノ)を、触るな~、と思いますね。

皮膚癌、特に、メラノーマの怖さを知らないから、何もわかっていなくても、触るヤツがいるんですよね~。

 

昔、外科や整形外科で、ホクロだと思って、手術されて、でも、何度手術しても、また出てくるし、そのたびに、どんどん大きくなって、さすがにおかしいとやっと思われて、皮膚科に紹介。。と大変なことになってしまっていることも。。

 

地域によったら、皮膚科がないところがあるので、外科や整形外科のドクターが、小さい時に、手術してしまうのは、ある意味仕方ないところはあります。

皮膚科、しかも手術できる施設のあるところが、患者さんの家から、かなり遠い場合に、全部そこの病院に行くようにするわけにもいかないこともあるんでしょう。

見た目だけで判断しろ、と言われても、顕微鏡で(切除したものを)診ないと、わかりません。

(ただ、再発した時点で、え?おかしくないか?と、そこで、紹介は必要だったと思いますが。。)

 

顕微鏡で(病理診断と言います)診れば、じゃあ、絶対にガンかどうかわかるかと言うと、これも、わからないことがあります。

ホクロの細胞でも、活発なモノがあって、ガンとはっきり言えるものではないが、正常でもないし、じゃあ、今拡大切除か?!と言われれば、それはあまりにもひどい。。

(メラノーマの場合、普通の皮膚癌よりも大き目に取ることが多いので、できた場所によったら、患者さん側からしたら、大変な手術になることがあります。

術後の患者さんの日常生活がかなり制限してしまう場合もあるので、なんでも取ればいいやん、とはならないわけです。

 

追加切除するのか、追加切除しないのであれば、今後絶対に慎重に経過観察をしていかないといけないこともあり、おかしな兆候があったら、すぐに手術するつもりでいておく、ということも。

 

病理組織で、え~?!となることもあり、大学病院などであれば、大学内でも決着がつかない場合は、第一人者のドクター何人か(日本中のね)に診ていただいて、それでも意見が分かれたことがありました。

患者さんの今後の人生がかかっていますから、そんな簡単に終わらないこともあるわけです。

それくらい、ガンの診断は大変なことがあります。

皮膚癌に限らないと思いますが。

 

テレビで、「こんなのが皮膚癌」みたいに簡単に言うのは勝手ですが、それ以外の皮膚癌もあるし、番組によったら、こういう場合もあるし、違う場合もある、と前置きとか注意書きをフィリップにちゃんと書いてあったりしていますが、なんか、えらい簡単に言い切ってましたね。

一体、誰が、医療監修しているのか、と。

ホントに、番組によって、全然違いますね。

 

一般の方からしたら、見分けがつかないと思います。

なので、テレビや雑誌で言っていることって、極論だったり、ほんの一部だったり、誇張だったり、あるいは全くのウソだったりすることもあるわけですから、まず、信じない!

ただの、バラエティですから、誰もなんの責任も取ってくれないし、貴女の話をしているわけでもありません。

自分には関係ない、と思って、テレビや雑誌は楽しみ、と。客観性といいますか、一方的に鵜呑みにしない、と。

 

医師が紹介する「顔ヨガ」もやっていましたね。

私の患者さんは、絶対にやらないでくださいね。

シワもたるももひどくなりますから。

常々やらないでください、と言っていることは、テレビでやっていようが止めてください。

どうしても気になる場合は、メールなりで聞くなり、確認してからにしましょう。

おかしなことをすると、戻すのに、倍以上のお金と時間がかかります。

まだ、戻ることならいいですが、戻らない場合もあるので、ご注意ください。

 

 

 

 

さて、8月キャンペーンの詳細です。

 

イオン導入の追加キャンペーンは、毛穴のひどい方でないと、あまりやっても効果の実感がわからないのかなあ?と思っていて、あまりひどくない方は、やるのはいいですが、やっても実感あまりないと思いますよ、とやっていました。

そしたら、結構、患者さんからは好評で(無料というのもあるのかもしれませんが)、やった後、毛穴が気にならなくなったから、またやってほしい(料金を払って)と言われる方が多かったです。

ふ~ん、これくらいの毛穴でもやる価値はあるんだな、と改めて実感しました。

まあ、イオン導入だけやっているのではなく、レーザーと組み合わせたり、そのレーザーやイオン導入にしても、患者さんの肌を診て、適応がないものはあまりさせていなので、トータルの結果かもしれません。

そういう意味では、ホントに誰でも効くわけではないとは思っていますが、案外いいこともあるので、まずはご相談ください。

 

当日、いきなり言われても、その後のご予約が空いていればいいですが、空いていないと、適応があってもできませんので、必ず事前に、予約時におっしゃってくださいね。

 

毛穴系にガンガン何かするとしたら、皮脂の多い夏がある意味無難は無難ですが、そこは、肌を診てでの話ですから、誰でも、何でも、OK!というわけではありません。

また、エステや他院でわけわからんことをされてトラぶっても、私は一切知りませんから、肌を診てくれないところでやる方にも責任があると思います。一番悪いのは、そこのエステやクリニックですが、お金返してもらって、済むことと済まないことがありますから、何でもやればいい、という問題ではありません。

もちろん、スキンケアができていることが前提での話ですので、スキンケアもできていないのに、機械や施術に頼ろうとしても、餌食にされるだけですから、ご注意ください。

 

本格的な夏到来と、夏休み、引き続き、9月の大型連休に海外に行かれる方など、体型や体のことは、早くなんとかしてしまわないと!

脱毛は、はっきり言って、間に合いませんが、ちょっとお手入れを楽にしたり、減らしたり、薄くしたりする分にはいいと思いますから、まだ脱毛していない・途中、という方は、お急ぎください。

夏は、ボディ系の化粧品も大活躍ですね。見えますからね~。

まあ、そういう意味では遅いんでしょうけど、夏くらいしか、頑張ってお手入れしよう!と思いませんよね。

そういう意味では、やり時ですね。

AC BODYやトゥルースカルプもね。

特に、セルライトの分解はとても早いので、太もも周り~腰~おしりを気にされている方には、とてもいいです。

あと、おなかの内臓脂肪ですね。

 

夏と言えば、細い女性で、食も細い方は、夏バテ必須!ですよね。

もっとお肉、特に牛肉・豚肉を食べましょう。

もちろん、魚も貝も卵もね。いろんな種類を、たくさん!

栄養療法のサプリも大事ですが、なにより大事なのは、食事と睡眠です。

もちろん、お通じも!便秘・下痢は、美容と健康の大敵です。

 

なかなか食事は無理、という方は、いろいろな裏の手で乗り切りましょう!

処置中などにご相談ください。

それと、点滴をいろいろ足すのもアリです。

とりあえずの、即効性といいますか、ちょっと楽になります。

体調に合わせて、点滴の中身を選んでいますが、いらない、と言われない限り、ほぼ全部のせ、というか、トッピング全部入れ、状態です、今は。

まだ、点滴メニューを完成させていないのと、これ、全部、入れたいやん?と思ってしまっている結果です。。

将来的に変わるかもしれませんが、とりあえず、今は、ほぼ全部のせ状態です。

 

頭にしろ、まつ毛にしろ、刺激はよくないのと、冷やさないように!

自己ケア、勘違いしないように、頑張ってくださいね。

日々の努力で、変わるところは変わりますから。

あとは、医療の力に頼るのが、一番効果的です。

お金と時間は有効に。

 

何がどれだけ足りていないのかは、血液検査をしないとわかりませんから、てきと~に、いろんなサプリを飲んでも、お金のわりに効かない・よくわからない、となってしまうので、もったいないです。

本格的になんとかしたい方は、ぜひ、血液検査(栄養解析)を!!

 

「よくある食事の間違いシリーズ」の途中ですが、ちょっと脱線。

みなさんは、病院やクリニックでもらったり、買ったりしたものって、市販で売っていなかったら、医療用だと思いますよね。

さて、「医療用」って、なんでしょう?

医療者側からすると、「医療用」というのは、医薬品までいかなくとも、医師の処方が必要だったり、許可が必要だったり、ちょっと特殊なモノ。

保険が通っているモノが多いので、市販では売っていないことが多いです。

保険が通っていないモノでも、目的が、「医療」なので、市販では売れないモノが多いです。

あとは、「クリニック専売品」という管轄で、医薬品でもないし、医師の処方が必要なわけでもないんですが、医師が患者さんに使うモノで、市販のモノとは区別されているモノです。

市販で売って、なにか危ないというわけではないモノが多いので、違法というわけではないんでしょうけど、企業と医師・クリニックとのしょうか。

この医薬品でもない、医療機器でもない、というのは、素晴らしいモノから、あやしいモノまでピンキリで、あやしいモノを使われる患者さんからしたら、もちろんたまったものではないんですが、それを選んだのは、医師なわけで、わかっていて使っているのか、ようは使いようと言いますか、あるいは、わからずに企業のいうことをそのまま真に受けて、何も確かめずに使っているか。。。

やっていることは同じでも、中身は全然違う。。。

ここまでくると、患者さんが、それを見破るというか気付くのは、ちょっと無理でしょうし、医師でも専門外となると、全然わからないことが多いと思います。

さて、まどろっこしい前置きはこれくらいに。

先日、とあるセミナーで、とあるフィルムテープの存在を知りました。

患者さんの傷口など、傷が治るまで覆っておく、バンドエイドのもっと進化したモノ、早くキズを治すために工夫されたモノ、値段が高い分、使いやすかったり、防水が効いたり、そのくせ蒸れにくかったり、などなど、商品によって様々です。

部厚めで、浸出液をよく吸ってくれるものもあるし、とても薄くて、目立ちにくくさせてくれるものもあります。

種類によっては、ドレッシンぐ剤と言ったりします。

目的に応じて、使い分けしたり、医師の好みが出たりもします。

単純に、ガーゼなどを止めるためのテープも、医療用となるといろいろです。

薬局でも、似たようなモノが売っていたりしますよね。

似てるモノあるし、医療用のほうがちょっと優れているけど、市販のでも結構いいですよ、というモノもあります。

さて、そのとあるフィルムドレッシング、無色透明で、とても薄く、医療関係者だと、テガダームみたいと思っていただいたら、わかりやすいです。

防水・蒸気は出すそうで、厚さまでテガダームと比べてどうかまで確認はしていませんが、見た目は同じような感じです。

上からパウダリーファンデーションが塗れる、というのが企業の売りで、そういうテープって、他の商品でもあるのはあるんですが、なんと、これ、紫外線カットができるらしく、すごい紫外線カット効果を前面にプッシュされているパンフになっています。

これが本当だと、すごいです!便利です!

今まで私の記憶によると、こういう商品は見たことがないです。

美容皮膚科でテープを貼ると言えば、シミやアザの時のQスイッチレーザーや、ホクロやイボの時の炭酸ガスレーザーが、あるあるパターンですが、私は、このテープを貼る、というのがあまり好きではないので、なんとかテープを貼らずに、なんとかできないかな~、他に方法がないかな~、と模索するわけですが。。

炭酸ガスはもうどうしようもないですけど、アザやシミは、患者さんにどうしたいのか、何が困るのか、どこまでなら許せるのか、聞いて、治療方法を勧めます。

でも、同じテープを貼らなきゃいけないなら、なんとか患者さんの負担を軽くしたいんですよね~。苦痛を少なくできないかな~、というのがポイントなわけです。

このテープを使えば、苦痛が減るんじゃない?しかも紫外線カットがかなりしっかりできるというのは皮膚科医からしたら、とても安心、となりますわな。

ぜひ、使ってみたい!

と思いましたが、さて、ここで、

どうして、紫外線カット、できるの? 無色透明のフィルムで?

これを読まれている医師のみなさん、どう思われます?

どうやって、紫外線をカットしているのかは、パンフにもどこにも一切書いていません。

これがわからないと、もちろん患者さんに使えません。

患者さんも私も、紫外線カット~♡ と思って使っていて、実は、日焼けしてました!てへっ!あれ?!おかしいな?!とかなると、目も当てられませんからね。

そこで、そこの企業に確認いたしました。

まず、

これは、未滅菌なので、傷には使えないそうです。使う場合は、医師個人の責任において使うしかありません。傷になにか薬を塗ったとしても、です。メーカーは勧めていない商品です。

もちろん医療機器承認ではありません。パンフには、承認番号の記載なし。

(ほとんどの医療用テープは、おそらくほとんどが医療機器承認を取っています。)

さて、肝心の紫外線カット効果。

何で、カットしているかというと、

このテープの粘着剤の中に、紫外線吸収剤を入れているそうです。

最初、これ、聞いた時に、なんじゃ、そりゃ?と思いました。

もちろん、パンフには記載もないです。

どんな種類の紫外線吸収剤を使っているのか(皮膚に付くわけですから)、聞くと、「わかりません」と言われました。

営業には知らされていないそうです。

患者さんの皮膚に付けるもので、しかも紫外線吸収剤の薬品名すら、営業に教えないわけです。

紫外線吸収剤が完全にアウトな、絶対にかぶれる!という患者さんには、この商品は使えないわけで、その確認すら、できないんですよね~。

だって、紫外線吸収剤を使っています、とどこにも記載がないので、医師が気付いて自分で確認しない限り、確認して、医師が患者さんに説明しない限り、患者yさんは知らずに、紫外線吸収剤を塗られるわけですね。

で、紫外線吸収剤ということは、紫外線があたった瞬間から吸収が始まるので、日焼け止めクリームでも、汗をかいていなくても、ふき取っていなくても、塗った瞬間からどんどん効果は落ちていくわけです。

なので、塗り直しが必要なんですね。

このフィルム、紫外線吸収剤でカットしている、ということは、もつ時間というのがあるわけで、じゃあ、そのたんびに貼り換えないといけないわけで、

「それ、どれくらい、紫外線をカットしているんですか?」

「2週間です」

っ!!!

私は、「何時間くらい」という時間単位で聞いたつもりが、ケタが全然違いました。

なんで、たかが紫外線吸収剤が2週間ももつねん?!

一体、何を使っているねんっ?!

(薬品名はわからないそうです。)

紫外線吸収剤は、さっきも書きましたように、「光劣化」というのが起こります。

で、どんどん効果がなくなるわけで、みなさんが塗っているつもりが、日焼けしている!という時は、この「光劣化」の激しい商品(まあ、粗悪品ということです)か、塗る量が足りないか、その両方か、本来ならとっくに塗り直しをしていないといけない時間を無視して塗っていないか、などなどです。

ちなみに、資生堂の日焼け止めは、この「光劣化」に対して、劣化しにくいように工夫されていて、特許を取っています。

その成分を入れているので(全商品かは知りませんよ)、資生堂の日焼け止めは、他社に比べたら、持つのです。

(もつ、ということは、正しく塗れば、塗り直しの回数も減らせるし、同じ焼けるにしても、焼け方がかなりマシ、となります。)

少なくとも、私の使っている資生堂のヤツは、全て、それです。

それが、2週間も持つとは!

一般の化粧品に使う、紫外線吸収剤とは、種類が違うんでしょうか?

一体、何が違うんでしょう?

テープを2週間貼りっぱなしにするかどうかは別としても、下手すると、何日も貼りっぱなしですから、そんなもの、ずっと皮膚についていていいんでしょうか。

いいなら、どうしていいの?大丈夫というのデーターはあるんでしょうか?

また、用途からして、紫外線のあたるところに、患者さんに貼らせることが多くなるはずですが、ばんばん日に当たりますから、そのうち、かぶれる可能性は高くなってきます。

だって、紫外線吸収剤だから。

塗っている時間が長くなればなるほど、かぶれる可能性は、日焼け止めクリームでもあるわけで、吸収剤を使わずにカットできれば、それに越したことはないですが、そうも言っていられないので、その辺が難しいところですが、吸収剤が嫌いな方・使いたくないという方も、もちろんいらっしゃいます。

で、しかも、それを、密閉するわけです!

(皮膚科の塗り薬の治療方法に、上からテープや布を貼って、より効果を強くする方法というのがあります。

パックみたいな感じですね。)

紫外線吸収剤を密閉。。。。

。。。安全性が確立しているならいいのかもしれませんが、私にはかなりの抵抗がありますね。。今の時点では。。

安全性のデーターがちゃんと揃っていて、その上であれば、ケースバイケースでありなのかもしれませんが。。。それでも、患者さんに、「大丈夫ですよ!」と自信を持っては、よう言えません。

おかしかったら、すぐに剥がしてくださいね!とは言うでしょうけど。

ただでさえ、テープやフィルム剤というのは、かぶれるというのに、そこに追加ですからね~。

いや~、2週間もつ、というのも合点がいかない。。

科学的根拠を教えてくれるように言うと、

「紫外線がカットできているデーターがあればいいですか?」

根拠も示されていないのに、そんな結果だけ出されて、信じる医者はいねーよっ!!

と、もうちょっと敬語で言いましたが。。。

意味がわかっておられるんだか。

結果だけって、もうこれは科学でも医学でもないですよね。

メーカー側のデータでは、かぶれた人は今のところはいないらしいですが、一体何人されたのかもわかりません。

そう多くはない、と言われていましたが。

でも、理屈からいって、そのうち出てきます。

だって、紫外線吸収剤だから。

こういうのが普通に医師が患者さんに使うわけですか。。

確認された上でなら、考え方の相違ですから、患者さんも納得の上であれば、ありでしょうけど。。

今日は、大阪で開催されたキュテラ社のセミナーに行って来ました。

思った以上に、中身の濃い~い講演ばかりで、改めて、ホホーっ!と思ったこと多数あり、新しい発見や再認識などなど。

明日から早速やってみよう!自分にもやってみよう!と思うこともあり、とてもタメになりました。

宮崎の中野先生の、最新式のピコレーザーのご講演は、ははーっ!と感動するばかり。。。

(途中、ちょっとうたた寝をしてしまいましたが。。。いや、ちょっと暑かったもので。。

こういう会場は、空調が利きすぎたりするので、寒い時の場合はジャケットやストールを持って行っているのですが、途中で冷房を弱められると、暑くなってしまうので、心地よい眠気が。。。ずっとここまで全く寝ることなく、聴いていたというのに、最後のトリで、うたた寝するとは!くう~、不覚。。。)

中野先生のご発表は、開業医レベルをはるかに超えていらっしゃいました。

ここまでのことが、大学病院や大きな病院でなくても、できるんだ、と言っても、誰でもできるわけではありません。やる気だけでも無理で、頭もかなり必要です。。

学術的な内容があまりに濃くて、とても勉強になるだけでなく、私ももっと頑張らねば!と奮起させていただきました。

ありがとうございます。

(だからと言って、ピコレーザー、買えませんけどね。)

鹿児島の曽山聖子先生(相変わらず、お美しい~)に、久しぶりにお会いして、「痩せたね!」と言っていただけました。

嬉しいです~。

1か月毎に通っていらっしゃる患者さん数人から、「痩せた!顔が小っちゃくなった!」と言っていただき、おお!やはり?!と一人ほくそ笑んでおります。

(どんだけ、顔、でかかってん?!という話でもありますが。。)

ちなみに、私のちょびっと甲状腺機能低下症は、ホルモン剤は一切使わず、他の栄養療法で頑張っております。あとは、食事と。

そのおかげなのか、体重は言うほど変わりませんが(ゆ~っくりと減ってはいますが)、体脂肪がチョロチョロと下がっております。

全然なかった筋肉量が、こちらもチョロチョロと増えているようなので、体重としては、ガンガンは減りません。

(筋肉のほうが重いから)

ホルモン剤が必要な方ももちろんいらっしゃいますし、必要な時は使いますが、乱用するものではないので(どんなホルモン剤でもね)、他に方法があるなら、先にそちらからやる、というのが、私は自然でいいかな~と思います。

体に負担なく、健康に、もっと元気に!

同じ薬を使うのでも、栄養が足りていると、副作用が軽くて済んだり、ほんのちょっとで良く効いたりするので、食事(と、質のいいサプリメント、ただし本当に必要なもの)はとても重要です。

もうちょっとしたら、また検査するつもりです。

またまた楽しみです~♪

聖子先生のご講演は、オバジとレーザーの組み合わせで、改めて、またオバジの良さを認識しました。

私は、オバジもナビジョンのレチノールも大好きなので、交互に使っている感じですが、それぞれの長所が違いますからね、どっちも使いたい。

患者さんの場合は、あまり若い方に、オバジを勧めることはとても少ないです。

高いこともありますし、新しいオバジは、アンチエジング目的なので、あまり若い人には、まだいらないかな、と思っています。

その分のお金は、他に回しましょう!と思います。

(シワとかに直接関係しないモノは、若い人にも使うことがあります。やっぱり、良いモノはいいから~。)

アラフィフというか、40代半ば以上だと、オバジはとてもいいです。

もちろんナビジョンもいいので、どうしたいのか、予算のこともあるし、どこまで目指すのかにもよります。

ですが、一番大事なのは、その方の肌の状態なので、「オバジ買いたい」「はい、どうぞ」とは、私はしていません。

オバジが向いている方と向いていない方がいらっしゃるし、比較的使いやすいオバジを中心に揃えていますが、それでも誰でも、はい!どうぞ!と言えるわけではありません。

レーザーをされている方は、普段から皮膚を診ていますから、お勧めできるかどうかはすぐにわかりますが、顔の肌を診ていない方は、化粧を落として、素肌を診せていただかないと、うちでは最初買えません。

時々あるのが、他院で、オバジを、フルセットで買わされ、しかも肌も診てもらわず、ろくな説明も受けずに、全部使って、しかも、おそらく向いていない方だったようで、ちょっと説明を受けていたら、また違ったんだろうな、とは思いますが、何の説明も受けていないので(患者さんが忘れてしまっている可能性もなきにしもあらずですが、クリニック名を聞くと、多分何にも説明されずに売りつけられたんだな、とわかっているクリニックだったりします。)、ひりひりするわ、赤くなるわ、乾燥するわ、皮がめくれるわ、とビックリギョーッテン!されて、「捨てちゃいました。。。」ともったいなことがっ!!!

もったいな=いっ!

とりあえず、使うのを止めて、相談してくれたら、残り使えるのに~!!

肌の状態が落ち着いたら、こういうことが起こるけど、またチャレンジしますか?と使ったり、あるいは他の部分に応用したりできるのに!

(ネットで買ったのは、ダメですよ。

というか、新しいオバジはネット販売禁止なので、正規品は出回りません。全部偽物でしょう。何が入っているのかわかりません。

だから、ダメ!なんです。)

何でもそうですが、クリニック専売品の化粧品というのは(サプリメントもそうですが)、メリットもあれば、デメリットもあるし、メリット・デメリットの大小もそれぞれで、また使い方を間違えれば、デメリットしかない、ラッキーだったら、「効かない」で済むけど、ってことになるので、だからこそ、クリニックで診察なり、説明なりがいるわけです。

あ~あ~。。

栄養が足りても、サプリを飲んでいても、スキンケア頑張ってても、レーザーをあてても、注射をしても、それでも気になるのが、ホームケアですかね。

欲が出る、というか、まだこれの上があるのかしらん。。と上が見たくなる。

(私もです。)

問題は、どこまでやるか、ですね~。予算のこともあるし。

まあ、メリット・デメリットも含めて、処置中にご相談ください。一緒に考えましょう。

もう7月ですね。

今日、四条を歩いていて気づきましたが、祇園祭りでしたね~。早いですね~。

正しくは、「衹園祭り」です。「衹園」という漢字がすぐに出ませんね~。

さて、7月!

月末で、引っ越して、1年ですね。早かったです。

すっかり快適になった院内。間取りを変えていないせいか、ずっと最初からここにいたような錯覚を起こします。

移転の時にいただいた蘭が次々に花がたくさんついて、満開です。

やっぱり蘭って、華やかでいいんですね~。

話を戻します。

6月よりも、鼻の毛穴が気になっている方が増えてきてませんか?

6月に気になっていたけど、ピーリングは不向きと言われた方も、できるのかもしれません。

ピーリングは、バリア機能を破壊する行為ですから、誰でも、いつでも、顔中どこでも、やっていい、というものではありません。

適応がないと、逆に肌に負担になるんです。

特に、普段のスキンケアができていない方が、他力本願でやるものではありません。

気になる方は、どこまでの毛穴処置や毛穴用の化粧品が向いているのかは、個々によって違うので、処置中などにご相談ください。

今日気付いたんですが、「ドゥーエ」の取扱いを開始しました、のお知らせが、アップになっていませんでした。。。ガーンっ!!

保存になっていて、公開になっていませんでした。。。ああ。。申し訳ないです。

それと、今月のキャンペーンで、肌の弱い方の肌荒れ相談やスキンケア相談に、サンプルを差し上げようと思っていたのを、これまたすっかり忘れていて、さっき追加で載せました。

すみません。。。

今までも、肌の弱い方のご相談の場合、敏感肌用の化粧品の購入をお考えの方で、サンプルには限りがありますので(ない時もあります)、1回分とか、在庫のある時で、、3回分くらいしか、お一人には上げられませんでしたが、今回は、5回分セットです。

日焼け止めが使える方には、日焼け止めもセットです。

(全種類あるわけでは、ありません。)

今の状態なら使っていいですよ、という場合です。

いろいろなシリーズがあるので、それは、肌を診て、選びます。

普通のが使える方は、サンプルセットはありません。

どういうレベルの化粧品を使っていいのか、個々によって違いますから、それも含めてご相談ください。

日焼け止めの季節まっただ中ですので、日焼け止めのキャンペーンです。

光・レーザー治療をされている方ですね。

日焼け止めの説明を受けた方と言いますか。

10%オフと、サンプルセットです。持ち歩きにも便利ですね。

。。すみません、すごく眠いので、今日はここまで。

お休みなさいzzzz

昨日、焼肉に行って来ました。

何時に仕事が終わるかもわからなかったし、近くで簡単に、ということで、「焼肉 北山 四条東洞院店」にまたお伺いしました。

昨日は、全然食べる時間がなくて、栄養療法専用のプロテインを、水に溶かして飲むしかない、と思って、朝一にまず1杯だけ作っておきましたが、1杯しか飲めませんでした。今度から、1リットルくらい作っておこうかな~。

(市販のプロテインは、成分で勧めないモノがたくさん入っているものが山ほどあります。成分表を見ても、わからない方は、マネして、市販のプロテインを買うのは、勧めていません。そのお金は、食費に回してください。

当院にお通いの方は、処置中にご相談ください。)

昼のサプリも摂っていないので、焼肉の後、多めに飲みました。

焼肉は、たくさんの野菜と赤みのお肉山ほどとレバー(焼きです)とユッケを頼んで、どんどん並んでいって、食べられるかな。。。と心配になりましたが、全部おいしくいただきました。

健康って、ありがたいですね。

そんな私も、先月、東京のセミナーが2週間毎あって、しかも帰りの新幹線で、品川駅の、「Table Ogino」(でしたっけ?)で、肉肉しいお惣菜2人前とサラダを買って、お酒も飲まずに食べるんですが、食べた後、疲れて寝ちゃったり、資料を見たり、まあ、動きませんよね。

すっごい胃がもたれて、医薬品の消化剤を飲みましたが、効かず、栄養療法用のを飲んで、落ち着いたんですが、さすがに、頻繁になって、胃腸が全然動いていないのがわかって、漢方薬を飲んで、寝る前に、やっとおなかが動き出しました。

あ~、疲れてるんだな、と思ったと同時に、来週、福岡か。。(抗加齢医学会が福岡であったので)とちょっとブルーになりましたが、これは、サプリで乗り切らなければ!

6月もセミナー目白押しです。

やっぱり新幹線の移動がダメみたい。

医薬品も使いつつ、サプリも使いつつ、6月は問題なしです。

胃腸って、ものすごく大事ですね。

だって、食べたモノを消化吸収してくれなかったら、栄養も摂れないし、サプリで摂るって言っても、サプリの吸収も種類のよったら、悪かったり、たくさん飲めなかったり、サプリで全部摂る!って、お金いくら使うねん!という話にもなってくるので、基本は食事です。

お肉をあまり食べない方って、大体体型は細いことが多いです。

痩せ方や肌の状態で、その方の栄養状態がちょっとわかります。

私のように、炭水化物は摂るわ、肉は食べるわ、卵も食べるわ、魚も食うわ、果物も食べるわ、などなんでもたくさん食べていると、そりゃ、太るわな。

お肉食べていない方で、魚と卵はたくさん摂っています!という方は、あんまりいらっしゃいません。

魚は確かに召し上がっていますが、量が全然少なすぎ。。

そういう方は、おそらく小さい頃から、あまりお肉などの動物性蛋白質を食べずに、糖質中心の食生活をしてこられているような。

動物性蛋白質をちゃんとした量を摂っていないと、いろいろと問題が出てきて、直接命に関わらないかもしれませんが、長く続けいていくと、体調がどんどん悪くなっていくことが多く、病気とは診断のつかない不調とか、あるいは、薬だらけになっているけど、全然体調は良くならない、ということも出てきます。

動物性蛋白質は、一番大事!と言ってもいいくらい、大事です。

一番困ることのひとつに、動物性たんぱく質を摂っていないと、まず消化酵素がちゃんと作れません。

皮膚だけでなく、粘膜が強くなく、荒れやすいです。傷んだまま、補修もされないというか。。(材料がないから)

なので、消化吸収がとても大変。

糖質って、しんどい時でも、消化吸収、楽ですよね。

熱が出ていても、おかゆくらいなら食べようか、となりますよね。スープとか果物とか。

熱が出て、しんどい時に、ステーキ持ってきて!という人はあまりいませんよね。

お肉の塊を消化吸収するには、たくさんの消化酵素が必要になります。体も大変です。

それが、栄養が足りていないせいで、できにくいんです。

栄養が極端に足りていない方の場合、いきなり、肉の塊を食べようとしても、すごく気持ち悪くなるか、ホントにちょっとしか食べられないか、下痢したり、おなか痛くなったり、不調になったりします。

(こういう方は、胃の調子が悪いだけでなく、腸の状態も良くないことが多いです。

つながっていますし、同じ粘膜ですから。粘膜を作る栄養も来てないし、腸内環境も、いろいろ理由があって、よくない。)

いろいろお話を聞いて、特に胃薬を飲んでいらっしゃる方など、それでは無理でしょう~、と血液検査するまでもなく、胃腸が悪いですよね、となりますが(患者さんご自身が一番わかっていらっしゃいますが)、病院で薬をもらっているけど、ずっと薬を飲むしかないんです、とおっしゃいます。

医薬品のいろいろな胃薬は、種類にもよりますが、急性の症状はとてもよく抑えてくれますから、もちろん必要な時もありますが、根本的な治療には関係ない薬もあります。

急性期の対処をしたら、今後のことを考えないと、ずっと薬を飲む羽目にもなるし、いつまでたっても、それは栄養が摂れません。糖質ばっかりの生活が続いてしまいます。

そういう方も、栄養療法オーソモレキュラーで、胃腸の状態を改善させる手助けができます。

食事で全部済む、というのが、理想ですものね。そのためには、胃腸を元気にしてあげないとね。

好きな時に、好きなものを、気にせず食べられる

(糖質は、ちょっと気にしたほうがいいですが。。)

それくらい、元気な体になれたら、とてもいいと思いませんか?

肉が食べられるお年寄りになりたいと思いませんか?

お年寄りで肉が食べられるということは、消化酵素もちゃんと作れていて、消化酵素が作れるということは、他のホルモンや酵素もちゃんと作れているということですから、とても元気、ということです。

肝心のことを忘れていました!

お肉は、赤身で!

霜降りを食べるな~!とは言いませんが、食べてほしいのは、たんぱく質なので、霜降りにしちゃうと、脂が半分以上になってしまいます。

ただでさえ、消化酵素もないのに、霜降りだと、すぐに胸焼けしませんか?

量も稼げないし。少々のお肉の脂身はいいんですが、目的は蛋白質なので、赤身でお願いします。

胃腸を元気にする方法は、人によって、症状によって、あるいは血液検査の結果によって、違いますから、使う薬もサプリも食べ方も。

なので、処置中やカウンセ中にご相談ください。

胃腸の調子の悪い方は、やはり胃カメラなどの定期検査はしてください。

粘膜の状態だけは、胃カメラなどで直に診てもらわないと、わかりません。

お問い合わせが多いので、「お知らせ」で昨日アップしておきました。

昨日、寝ながら書いていたので、ちょっと補足です。

レーザーや何かの処置中に、ご相談いただく場合は、栄養解析の検査代しか、かかりません。

栄養療法オーソモレキュラーの初診カウンセリング料金はいただいていません。

処置中に話が終わらないくらい、長引くような、長~い話だと別ですが。。

普段から、いろいろご相談してくださっている方の場合は、何か新しいことが起こらない限り、説明が長引くことはないと思いますけど(笑)。

全く初めての、初診の方ですと、一体何をどう悩んでいらっしゃるのか、何が問題なのか、経過をしっかりお聞きしないといけません。

みなさん、今まで溜まっていたものを、いっぺんにおっしゃるので、初めてお聞きする経過ですから、経過を理解するのに、かなりのお時間がかかることがあります。

ご自身で、まとめて来られると、よりスムーズに、診察が進みます。

食事日記みたいに、例えば1週間何を召し上がったのか、何を飲まれたのか、書いてきていただくと、よりわかりやすいかもしれませんね。

摂取されているものに、悩んでおられる症状が、ドンピシャ!で当てはまっていることがありますから。

そういう方の場合は、まずは、食事の改善が早急な課題です(お酒もね)。

食事も大事な治療のひとつですが、これからのことに、十分時間がお取りできます。

で、血液検査ですね。

食事指導だけで、血液検査はいらない、という方がもしいらっしゃったら、無理強いはしませんが、サプリを飲む飲まないにしろ、血液検査はされたほうがいいです。

だって、一番大事なのが、「自覚」なので。

これが一番実は、難しい。。。そのための検査でもあります。

だって、ホントに、数字になって出てくるんですよね。ええ、そりゃ、もう、ビックリするくらい。。。食べてきたもの、見られてた?どうして、ばれたの?!とビックリされます。

初診の診察で、早速これは飲んだほうが!という栄養素は、サプリをお勧めしています。

どこまで買われるのかは、ご自由です。

お急ぎの方は、解析結果が返ってくるまで、待つ必要はありません。処方できます。

血液検査をどこまで足されるのかはご自由ですが、お勧めした検査は、されたほうがいいかと。。

ホントは、全部いるんですけどね、不必要なものはないんですが、ルーティンにしてしまうと、検査代が高くなってしまうので、任意にしています。

とりあえず、最低限だけ診てほしいと思われる場合には足さなくてもいいんですが、食事の改善やサプリを摂っても、なんかいまいち効果が悪いな、おかしいな、となったら、結局追加して検査しないといけないのと

(追加分だけ、というわけにはいきません。総合的に判断するので。やってはいけないわけではないですが。。他の数値と合わせて判断もしますから。もうこれ以上のムダな時間を取るのは止めておきましょう。)

そこまでかけた時間とお金がもったいないかと。。

まあ、ご自由ではあるんですが。

とりあえず、血液検査の結果が出るのが、3,4日~1週間くらいで出ます。

(再検がかからない限り)

ここで、お急ぎの方は、検査結果を踏まえて、お勧めのサプリを改めてご説明して、処方できるので、本格的な解析結果が出るまで、始めるのはOKです。

一刻も早く始めたほうが。。という方・患者さんのほうが早く始めたいという方は、1週間後くらいに、ご予約を取られたほうがいいです。

そこまでお急ぎじゃない方はみなさん、大体1か月後ですね。

約1か月で、解析レポートが返ってくるので。

その頃に、ご予約を取られる方がほとんどです。

この時は、かなりのお時間がいります。

レーザーなどの処置中に、ご説明が終わればいいんですが、症状も結構大変とか、結果が結構大変とか。。そういう場合は、ジェネシスやワキの脱毛とかの短い時間の処置では、ちょっと無理です。。

そういう場合は、別途、ちゃんとお時間をお取りするよう、お願いしています。

食事だけで、様子を診る方もいらっしゃいますし、サプリを購入される方もいらっしゃいます。

食事は、絶対的な基本ですが、どこまで改善させたいのかにもよりますが、やはりサプリも、ある程度足さないと、なかなか難しい場合もあります。

ただ、どこまでのサプリを足すのかは、人それぞれです。

、最低限の基本の栄養素が足りていないと(まあ、足りていないんですが。。)、その補充は大重要課題になるので、それ以外の栄養素も必要!となると、種類もいりますよね。

また、全然っ!足りていないっ!ヒエエ~っ!!とギョーテンするくらいの方もいらっしゃって、これは食事だけって。。。無理なんじゃあ。。。ということも。。

サプリの種類や、どれだけの量を飲むのかは、症状にもよりますが、お金の問題もありますから、この辺は無理のない範囲で、となります。

(症状によったら、一刻も早く!と年齢がネックになる場合がありますから、そういう方は、他の出費(化粧品やレーザーや美容院とかネイルとか洋服やバッグとか)を抑えてでも、サプリ代に回すほうがいいかと私は思いますが、この辺は、個人の価値観ですから、まあ、その方次第です。

例えば、アラフォーの不妊治療とか、妊娠中とか、深刻な病気などが、1分1秒が大事、とまではいいませんが、ホントに早く始めたほうがいいと思います。

食事も頑張って、サプリも頑張って飲まれている方だと、1か月もしたら、減ってくるサプリもあるし、早い方だと、飲んでいる内容にもよりますが、1か月過ぎに採血をお勧めしている場合もあります。

この辺は、症状やサプリによって、全然違います。

最初に、お勧めされたサプリで、一生行くわけではありません。

その時の、その症状によって処方されたわけですから。改善したら、減ったり、無くなったりするわけです。

でも、食事もあまり頑張っていない、サプリもそれほど飲んでいない、という方の場合、変化はどの程度あるのかわかりませんから、3か月後でも半年後でも、って感じです。

それではダメですよ、ということを知るためであれば、1か月で検査してもいいですが。

検査にはお金がかかりますから、患者さんさえよければ、早くされる分には全然かまいません。

栄養療法オーソモレキュラーのサプリは、治療として使っていく、特別なものですから、こないだちょっとしか買わなかったから、と、追加分を、診察なしでカウンターで買うことはできません。

昨日、買って帰るのを忘れた!くらいなら、いいんですが。

必ず診察が必要です。

その際に、食事の改善ができているか、食事やサプリを摂っていて、何か不都合が出てきていないか、など確認しています。

要は、「時間」ですね。

話を聴いたのが、まだ1回だけとかだと、勘違いされていらっしゃることがとても多いので、(特に、食事内容やサプリの摂り方など。)

その確認がとても大事です。

レーザーなどの処置をされている方は、確認とサプリの処方でしたら、処置中に終わりますから、再診カウンセリング料金はかかりません。

ですが、栄養療法オーソモレキュラーだけでお時間をおとりするなら、再診料¥10.800かかってきます。

何度も言いますが、食事はとても重要です。

好き勝手なモノを食べておいて、サプリでなんとかしてもらう、となると、病状によったら、改善は無理なこともありますし(原因が食事内容にある場合)、そこまで深刻な症状じゃなくいても、一体、いくらサプリ代に使うねん、という話にもなってきますから、費用を浮かすためにも、食事は大事です。

これは、食べたらいけないよね、飲んだらいけないよね、と自覚があれば、いつか必ずちゃんと止められますが、よくあるパターンが、勧めていないものを、ガンガン摂っておられたり(しかも、いいと思って。。。)、止めるように言ったものを、そこは聴いていらっしゃらないのか、止める気がないのか、「知りませんでした」パターン。。

こういう無自覚は、改善の邪魔はするし、なにより時間のムダになりますから、お渡しした資料は、ちゃんと読めれたほうがいいと思います。

それだけでは、わからない、と言われる場合は、全部、再診料をいただいて、説明しているわけにいきませんから(そんなお金があるなら、食費やサプリ代に回してください)、溝口先生やオーソモレキュラーの先生方が書かれた本を買って、お読みください。

食材1個1個、何が良くて、何がダメなのか、詳細に書いてありますから。

本というのは、スゴイです!スゴイ情報量です!

ぜひ、ご購入ください。絶対に役に立ちますよ。

昨日クリニックが終わってから、またまた東京に移動して、今日も朝から栄養療法オーソモレキュレラーのセミナーです。

今日は、高濃度ビタミンC点滴のお話しでした。

まともにちゃんと聴いたのは、全くの初めてで、今までも、いろいろとそういうセミナーの案内は見たことがあったんですが、受講料がむちゃくちゃ高く、またなんか商売っぽいというか、なんかお金儲けのニオイがプンプンしていて、偏見かもしれませんが、学術的なことを話してくれるドクターからちゃんとした話を聴いてみたいな~、とずっと思っていたんです。

その点、溝口先生の講義であれば、安心ですね。

ちゃんと、根拠というかエビデンスも見せてくださるし、メリットやデメリット、実践方法なども含めて、どうするのが一番患者さんのためになるのか、を教えてくださいます。

 

私は、もうちょっと、美容とかに関係する話もあるのかと思っていましたが、メインは、ガンに対しての治療でした。

ガン治療の、いわゆる抗がん剤や放射線治療が無理な時の代替医療だったり、そういう治療の副作用を軽減させたり、より効果を高めるために使ったり、といろいろです。

目的は、患者さんのQOLを上げることと、特に末期の方など一般の病院ではもう無理と言われてしまった場合に、少しでも延命できるように(少しでも元気で)、なにか手助けができないか、という内容でした。

もちろん、ガン以外の病気にも使いますが、全然知らない世界の話だったので、大変勉強になりました。

やってみたいと思いますが、なにせうちにはナースがいませんので、さすがに私一人では、高濃度のはちょっと無理です。。。

もしやったら、お一人にかなりの時間をお取りすることになってしまうので、そうなると値段に跳ね返ります。。現実的ではありません。

やるなら、人手がいないとね。

でも、肌のために、いくつかのヒントもいただきました。

今も、美肌点滴ってうちでやっていますが、いいと思うものはぜ~んぶ混ぜています。

代謝メインの方も、肌荒れメインの方も、美白などがメインの方も別れるところですが、もう今は、わりとその方の肌と体調に合わせて、全部のせ(トッピングみたいな)って感じです。

これを、さらにパワーアップさせようと思います。

今しばらくお待ちくださいませ。

 

あ、ナイアシンを点滴で入れることも可能ですが、私のようにナイアシンのホットフラッシュが出る方もいるので、ナイアシンも、とご希望の方はあらかじめ、ナイアシンの内服で、ホットフラッシュが出ないか、先に確認しますので、どうぞお聞き下さい。

問題なければ、追加しています。(追加料金は、今はなしでしています。全部のせですから(笑) 

今日、帰りの地下鉄で、ちょっとの差で、私が座ることができたんですが、私のせいで座れなかった方が私の前に立たれて、顔を上げるとお腹が目の前に。

おお、妊婦さんでしたか!

と、よろしければ、どうぞ、と席を譲って立ち上がったところ、え?という、あまり好意的ではない目つき。。その後も全然座られなくて、?と思っていると、どうぞ妊婦さんではないようで。。。

(結局、また私が座りました。他の席が空いても、座られなかったので、やはり妊婦さんではなかったようです。。)

お腹の出方が、太って出ているというよりも、妊婦さんの出方だと思ったんですけどね~。

失礼しました。

私も若い頃、何度か妊婦さんに間違われたらしいことがあります。

「らしい」と書いたのは、自覚がないから。

席、詰めてくれはったわ、ラッキー!!みたいな感じ、でしょうか。

(私一人、そう思っていたようで、連れが、妊婦さんと間違えられてる!と大ウケでした。。)

今では、あまり間違われたことがない(かと思っていますが)のは、昔よりお腹の出方がマシになったからなのか、年をとったから妊娠していると思われないのか、その辺はわかりません。

さて、いわゆる「ぽっこりお腹」ですが、皮下脂肪タイプと内臓脂肪タイプがあります。

女性に多いのは、皮下脂肪タイプで、ムニュっとつまめますが、男性に多い内臓脂肪タイプはまさに内臓なので、つまめません。

ところが、女性でも50代以上になると女性ホルモンが減ることもあるんでしょうけど、食事やどれくらい普段動いているのかで、内臓脂肪が結構着く方が増えてきますね。

若い女性で、内臓脂肪がついていたら、それはもう、そりゃもう大変なことですが。。。

どんだけ、食うとんねん!どんだけ動いてへんねん!となります。

皮下脂肪の悪いところは、みっともない、ということでしょうか。

いわゆる、ぽっちゃり、というかおデブというかコデブというか、まあ太っているわけです。

でも、命を脅かすものではあまりありません。

でも、内臓脂肪の場合、そりゃ~悪いモノがたくさん分泌するので、これは、いろいろな健康被害が出てきます。

なので、国を挙げて、メタボ対策をされているわけです。

内臓脂肪は付くのも早いけど、分解も早いのがいいところです。

トゥルースカルプをお腹にすると、内臓脂肪を分解している可能性があるそうで、

(なので、病気によったら、トゥルスカをするのは危ない可能性があるので、お断りしたり、先に体調を整えてから、するように申し上げることがあります。)

結構な運動したのと同じような生理的現象が体の中で起こっている可能性が示唆されています。

皮下脂肪もそうですが、食事のコントロールができていない方が、トゥルースカルプをやっちゃうと、やったらやっただけそりゃ脂肪は減るので、付いている脂肪の量にもよりますが、2回3回とかやると、3キロくらい太っても、やったところは、やる前よりも脂肪は少ないです。5キロ太ると、元と同じくらい。ただし、5キロ太ると、やっていないところは5キロ分太りますから、結構全体にデカくなってしまいます。。

経験者は語りますね~。

この食事コントロールができていないのに、機械系(というか他力本願系)をやっちゃうと、渡りに船、とばかりに、我慢していた食欲がむくむくと湧き上がってきて、またいらんものを食べてしまうのです。。

ここで我慢すれば、部分痩せ成功となるところを、だって、痩せたいところが減ったわけですから、食べていい気になるわけです。

それでまた太ると、またトゥルスカをやる、という無限地獄に落ちます。。

あああ。。。

経験者は語ります。

逆に、食事コントロールができている方、太っていないけど、部分痩せがしたいという美意識の強い方(大体BMI20前後、あるいは20以下。BMI22以上の方はあまりなかったです)は、やったらやった分、必ず維持されます。ええ、1年経っても。。。素晴らしいですね~。

ここが、食に対する、BMIの壁か?!

(栄養療法オーソモレキュラーをやり始めると、食事のコントロールできているから、栄養が足りていて本当に健康か?!というと、これまた違うところではありますが。。。無理なダイエットというか、お肉を全然食べないので、ちょっと精神的に普通じゃない方も中にはいらっしゃいます。周りが見えずに、部分痩せに目がいっちゃっているというか。。。こういう方は、こういう他力本願系はやったらダメですね。キリがなくなります。すごく痩せているのに、全身トゥルスカやりたい、と言われたり。。。まあ、うちでは断りましたが。。。)

内臓脂肪はいりませんが、皮下脂肪は、ある程度ないと女性らしい丸みのラインが出ません。

好みではありますが、ある程度の皮下脂肪が、私は女性には必要と思います。

(そのほうが女性ホルモンも多いはずです。)

まあ、皮下脂肪はいくつになっても、ほっといていいんですが、内臓脂肪はいけません。

糖質制限をすると、男性のほうが圧倒的な速さで、ぽっこりお腹が凹むのは、内臓脂肪が多いからです。

もともと筋肉量も女性よりも多いし、筋肉が多い分、代謝がいいですからね。

余談ですが、私の基礎代謝はすごく下がっているな~と思っていましたが(私の人生において最大級の糖質制限をしているのに、体重(と体脂肪)が微妙~に下がるだけで、ガンガン下がらないのです。

ちょっと前だったら、3日~1週間、すっごい頑張ったら(と言っても、今のレベルほどではありませんが)、2~3キロはすぐに減ったのに、その時と比べると、びくともしていない感じ・・・・。

一体、何で、私の体はエネルギーを得ているのだ?!と不思議でしたら、かなり省エネのようで。。。。地球に優しいのか?!そんなとこ、省エネしても、何の役にも立たないぞ?!と体に言い聞かせているんですが、なかなか時間がかかるようです。

まあ、いろいろいらんことをやってきてしまったので、仕方ないな、気長に機嫌が直るのを待ちましょう、と思っていたところ!

なんと!私、甲状腺機能、ちょっと低下気味。。。

いわゆる「基準値」内なので、もちろん病気のレベルでもないし、今それで何か困っているわけではないので(痩せたいのは痩せたいので、それが困っていると言えば困っていますが。。)、栄養療法オーソモレキュラーでも、薬をいくレベルでもありません。これで、いったら、アカンやろ~!というレベルです。

ま、原因は蛋白質がまだまだ足りない。。。

結構なたんぱく質を、以前に比べたら摂っていますし、晩御飯時は、基本おかずは倍です(毎日は無理なこともありますが)。

先週した血液検査の結果が返ってきて、まだ蛋白質が全然足りていないことがわかりました。

まあ、摂っていても、使っているのと、吸収も悪いことがあるしな。

もう一工夫です。

炭水化物の呪いって、ホント、なかなか解けません。

患者さんも、結構頑張る方と、あまり頑張らない方、みなさんそれぞれです。

目標がダイエット(皮下脂肪タイプの)の方は、まあのんびりでもいいんですが、50歳以上の内臓脂肪タイプの方や、疲労や病気(というか改善したい症状)の原因が糖質にある場合は、やはりすぐにでもなんとか呪いを解かなければ!!

おなかが空くと、お菓子を食べていらっしゃった方が、おやつを、栄養療法用のプロテインビスケットに変えられただけで、ウエスト7センチ、減ったそうです!!

期間は約1か月だったかな。

普段の食事は、それほど炭水化物も減らしてはおられませんし、たんぱく質もガンガン、というレベルではありません。

でも、減ったんです!

たった1か月でそこまで結果が出るということは、それは、そんなに内臓脂肪あったのか!という話と、どんだけお菓子食ってってんっ!!という話にもなりますが、内臓脂肪が一気に減らすことができて、良かった、良かった。良かったです~。

(この方、もともととても細かったんですが、2~3か月くらいで、なんか太ってしまわれて、小さかった顔が丸くなってしまって、太ったと言っても、標準内なので、私も気付きにくかったんですが、3か月くらいしてから、あれ、太られました?と判明したわけです。

この2~3か月で、加速度的に炭水化物を召し上がってしまったようです。。)

女性の場合、40歳を過ぎると女性ホルモンがかなり減りますから(20歳の半分くらいらしいです)、ますます痩せづらくなります。

お菓子の量としては、それほど食べてはいらっしゃらないんでしょうけど、食べていなくても、インスリンの反応は悪いというか、今までのツケがまわってきますから、年が行けばいくほど、悪循環にはまるわけです。

内臓脂肪が減ると、体も元気になるし、お菓子の代わりに食べたのが、たんぱく質ですから、栄養として大活躍できます。

どんどん元気になります!

う=ん、素晴らしい!

(それでも、まだ糖質の毒は抜けませんが。。)

切り替え中は、かなり一工夫も二工夫も必要ですね。

そういう時にお役に立つ食品(というかサプリというか)は、オーソモレキュラーには揃っていますから、どうぞお使いください。

ただ、自力で、普段の食事で工夫するよりは、お金がかかります。それは、仕方ないです。

そういうのを買わなくても、自力でも十分できますよ。

ただ、「やる気」は必要です。これ、一番大事。

でも、お役立ちグッズは、便利だし、たんぱく質は摂れるし、と一石二鳥にも三鳥にもなるんです。

そういうのをうまく使い分けると、かなり助かることも事実。

忙しくて、時間のない方にはうってつけです。

ぜひ、頑張ってください!

ぜひ、内臓脂肪は減らしましょう!!