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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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#肉食美肌 

#肝斑 

#赤ら顔 

#敏感肌 

#顔の触りすぎ 

#いらないことが多すぎる 

#栄養欠損ひどい

フェイスブックのコピペです。 

鏡を見ながら洗うと、「見てしまう」からこそ、気になるところばかり、見やすいところばかり、触りたくなります。。。

鏡を見ながら洗うのは、止めましょう。 

 

 

以下、コピペです。

 

 

 

肌関係の相談、診察、処置の時、患者さんが洗顔されるところを診てますが、肝斑やくすみ、色素沈着、赤ら顔の方の多くが、やはり顔の触りすぎです。

 

洗顔で、ずーっと鏡見ながら、もうホントに延々と同じところばっかり触ってます。

 

1番多いのが、

目の下の頬骨のところ。

鼻の黒ずみなどが気になる方は、鼻も。

口回りに色素沈着(だいたい肝斑であることが多い)がある方は口回りも。

 

ゴシゴシ擦りながら洗ってる方も多いし、擦ってるつもりはないんでしょうけど、ぐいぐい押しながら、思いっきり凹ませながら洗っていたり、擦っても押してもいないんだけど、延々と触ってる…。

 

どんなに優しい洗顔料を使おうが、洗浄成分はあるわけで、皮膚に何分も置いておいて良いものではありません。

 

さっさと汚れをなじませて、さっさと洗う。すすぐ。

(詳しくは、私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」にイラスト入りで、書いてます。
もうわかってる、という方も見直してみてください。
自分の洗顔を動画にとってもらうと、全然違うことをやってることがわかります。
見直し、確認が大事です。)

 

 

鏡を見ながら洗うということは、その間、目の周り全然洗ってないということです。

 

 

もう他で時間もかけたせいか、目の周りを短時間でさっさと落とそうと思うのか、指圧してるのか?!というくらい、力を入れて、ゴシゴシ擦って洗ってる方多数…。

 

1番触ったらいけないところなのに…。

 

 

アイメイクが濃ければ濃いほど、落とさなきゃ!と思うので、余計力を入れてしまう、という構図です。

 

人によったら、今まで延々と顔触っていたところに、今度は、目の周りを延々と触り出す方も中にはおられます。

擦ってはいませんが、何分洗剤顔に、目の周りに、のせておく気?!(*_*)
ということに…。

 

普段の洗顔として診るために、初診の方で、洗顔の途中で止めるということはしませんが、もうすすいだほうが…と止めに入ることがたまにあります。

 

洗顔後、肌を、ダーマスコピーで50倍でアップで診ると、化粧品残りまくりです…。
(-_-;)

 

あんなに、延々と洗ってたのに、擦りまくって洗っていたのに、です。

 

石けんで落ちる日焼け止めやファンデーションと患者さんが言っても、クリニック用のなんでもかんでも落ちるクレンジングオイルと純石けんで二度洗いしてるのに、です。

 

全然落ちていません。

 

洗い方が悪いんです。

 

汚れは落ちずに、触ってる指先に力が一点集中して、ものすごい力です。

 

きっと皮膚の奥では、表皮の基底層は破壊され、シミの色素が落ち込んでいるでしょう…。
(こうなると、表面のシミ、くすみではなくなります…。治療は大変です…)

 

そこまでいかなくても、皮膚のバリアは破壊されまくりですから、そりゃあ肝斑であることがもしみも色素沈着もひどくなるし、炎症起こして赤くなるから、赤ら顔ひどくなるし、敏感肌になるのは当たり前です。

 

栄養状態が良くてしっかりした皮膚だったとしても、それだけ毎日延々と触っていたら、元気な皮膚もおかしくなってしまいます。

 

で、実際、そこまで皮膚が元気な女性は診たことがなく、だから、肌トラブルが出るんでしょうけど、栄養欠損がひどい肌は、バリアがへなちょこですから、ちょっとしたことにもすぐに負けます…。

 

そこに、あの洗顔です。

 

ヒイィィ(゜ロ゜;三;゜ロ゜)ヒイィィ
と、そのうち肌は、言う元気もなくなります…。

 

 

とにかく、触らない!

 

触る時間は、必要最低限に。

 

どんなに優しい洗顔料でも、1分もあれば十分です。
(洗浄成分の種類とか化粧品に合わせて変える必要がありますよ。
ウォータープルーフは落とせません、という洗顔料で、ウォータープルーフのものを落とそうと思っても、落ちるわけありませんよ)

 

洗顔は、氷山の氷山の一角です。

 

洗顔でそれだけ擦ったり、押してるということは、保湿や日焼け止め、ファンデを塗る時も、擦ったり押してる可能性が高い。

 

自分は大丈夫かな?と見直しができる方だけが、美肌を手に入れます!

 

その上で、少々のことに負けてほしくないなら、皮膚にもっと栄養を行き渡らせることです。

 

タンパク質と脂質、ビタミン、ミネラルの宝庫である、肉魚卵をたくさん食べることですね。

食べられる胃腸にしておくことです。

#肉食美肌 

#環境の変化 

#環境が体質をつくる 

#遺伝子に支配されるわけではない 

#環境で未来は変えられる 

#食事で体質改善 

#食事で未来は変えられる

フェイスブックからのコピペです。

患者さんが教えてくださったとてもいい話なので!!

 

 

患者さんからとても興味深いお話しを聴かせて頂きました。

 

その方は、医療の国家資格を持っておられる方で、うちでオーソモレキュラー療法始めてすぐに妊娠されてしまい、
(されてしまい、というのは、初めだばかりで栄養補充がそこまでいっていないのに、もう妊娠しましたか!という意味です。)

 

妊娠途中で少し体調崩され、オーソモレキュラー療法も止めちゃって、
(受診されなくなったので、かなり心配してました)、
無事出産されて、体調も落ち着いてまた今再開されている方です。

 

体調としてはかなり良くなられましたが、体重増えるのが頭打ちのようで、BMIが元々18.5なかったと思います。
痩せておられます。

 

初めよりは体重は増えましたが、46kg超えるようにはならないそうです。

 

 

元々痩せている方は、ピロリ菌がいなくても、消化液もそれほど作れてないし、胃腸の粘膜もそれほど強くないこともあるので、なかなか食事の量やカロリーを増やしていくのが(糖質以外で)難しいことがあります。

 

口から無理矢理入れても、消化吸収しないと意味もないですし。

 

なかなか体重が増えない、という前フリで、

この方、一卵性双生児でお姉さんがおられるそうです。

 

お姉さんは、体重50kg超えていて、もっと元気だそうです。

 

一卵性双生児ですから、遺伝子も全く同じ。

 

赤ちゃんの時から別々に育った、となればそれもアリですが、

 

お二人の環境は、どこで変わったんですか?

 

と聞くと、

 

高校で、
お姉さんは共学、理数系の学校。
友達は、男の子ばかり。

 

患者さんは女子校で、友達女の子ばかり。

 

友達と遊びに行っても、
お姉さんは焼肉とか牛丼食べてて、
患者さんは、ケーキ🍰とか流行りのスイーツのお店。

 

当時は、自分のほうがオシャレ~と思っていたそうです。

 

たしかに、そうなりますよね。

 

高校生という、まだ成長期に、これだけの食生活の違いは大きいですよね~。

家で食べる食事は同じだとしても。

 

高校生でそうなら、そのまま大学、社会人となってからも、その食生活で培われた、食の好みというのが出来上がってしまっていることがあるので、そのままいってしまうことも…。

(食生活が変わるきっかけは、実家から一人暮らし始めてから、というのも多いです)

 

 

一卵性双生児のお姉さんが体重50kg超えてると言うことは、そこまでは、遺伝子学的にも問題なくいけるわけです。

 

環境の違った年月分をとりかえすのに、数か月で、というのはなかなか大変ですが、

いわゆる「体質」で太れないわけではない。

(患者さんによったら、数か月で体質増えて、BMI18.5から一気に20超えられた方もおられます。
おなかが出るんじゃなくて、全体にふっくらと筋肉と骨身にちゃんと栄養がいって、です)

 

皆さんが思い込んでる、自分の「体質」って、実はほとんどが環境によって、どうとでも変えられるものなんです。

 

遺伝子異常があったとしても、その後の環境によって改善したり発症しなくて済んだりと、ちゃんと証明されています。

 

ちゃんとすれば、必ず代償機能が働いて、からだのほうでなんとかしてくれます。

 

でも、栄養をちゃんと補充してあげないと細胞は動きませんし、なんともできません。

 

だから、「体質だから、どうしようもない、あきらめるしかない」と思う方もいますが、イヤ、まだなにも変えるようなことしてませんよ?

 

 

今までの日常生活、特に食生活が、体調(や実は性格もある程度)や「体質」を作ってきたので、食生活を変えれば、変えられるわけです。

 

まさに、

 

あきらめないで~!

 

です。

今日は、って土曜日のことですが、クリニックが終わってから、資生堂ナビジョンDRの新作発表会でした。

 

「ナビジョンDR フォーカス アイプログラム」

目の下のクマに特化したクリニック専売化粧品です。

 

 

目の下のクマと言っても、クマの種類はいろいろあって、青ぐま、茶ぐま、黒ぐま。

いくらクリニック専売品とは言え、レーザーなどの効果に匹敵できるわけではないですが、レーザーではあてられないところや、レーザーは不向きなところをカバーしてくれたりする化粧品(医薬部外品)が、クリニック専売化粧品にはあったりします。

 

ちょっと前ですが、資生堂ナビジョンで、宮沢りえさんでCMがテレビでも(関東地方だけ)流れましたよね。

 

「HAフィルパッチ」という、ヒアルロン酸100%でできたマイクロニードル(ものすごく細い針)を、皮膚に直接刺して、乾燥や細かいシワを改善させようというもの。

 

ビフォーが結構ひどい方だと、シンデレラ効果と言って、違いがよくわかったりもします。

(あまりにもひどすぎると、こんなものでは立ちうちできません。。。。そういう方は、手術が第一選択?!ということもあります)

 

程度の軽い方が、もうちょっと。。という時にとてもいいこともあるでしょうし、程度が軽いからわかりづらい(期待が大きすぎて気づきにくい)ということもあるでしょうし、まあ、その辺は、その方がどこまで違いがわかるか、でしょうか。

 

全くなにもほんとにない方は、わからないでしょうけどね。

 

で、今回は、ナビジョンでもナビジョンDRのクリニック専売品ですから、さらに進化させたそうです!!

 

乾燥やチリメンジワだけでなく、血流改善による、目の下のクマの改善にも対応。

 

 

ちょっと前に、サンプルをいただいて、1回使ってみました。

今回のは、美容液もセットで使います。

 

 

前のHAフィルパッチよりも取り出しやすく、貼りやすく。

前のは、失敗しやすいというか、ゲっ!みたいなことを私もやらかしたことがあります。

今回のは、貼るのに失敗しにくくなっていると思います。

 

その時は、1回しただけなのと、あまりクマがなかったので、1回だけではわかりませんでした。

 

 

うちでは、クマの治療は、クマの種類にもよりますが、光・レーザー治療やオーソモレキュラー療法やクリニック専売化粧品(時々ヒアルロン酸注射)など組み合わせたり、患者さんの要望で変えるので、ちゃんとやれば結構良くなります。

 

私自身は、オーソモレキュラー療法して目の下のクマはほんとに気にならなくなりました。

ごくたまに、青グマ出てたら、ああ、今そんなに栄養減ってんだ。。と教えてくれたりもします。

 

 

なので、目の下のクマ用化粧品か~、おもしろいけど、うちで必要かな~?と思って、今日の新作発表会に臨みました。

 

 

いつも想像をはるかに上回る研究結果を発表されるのが、資生堂グローバルイノベーションセンターの研究員の方々です。

 

おお!!そんなことまで知らべられるのか!!と毎回、驚嘆ですっ!!

いつも大変勉強になるので、資生堂の基礎研究の発表を聴くは楽しみにしています。

 

 

研究って、お金も莫大にかかりますからね、大手だから、と言っても、今の世の中、なかなか大変なことだと思います。大手だからこそできることもあるし、資生堂は、その中でも、やはり安全面に徹底して予算を割いておられます。

(資生堂のアレルギーテストは、群を抜いてほんとに徹底されていますよ。ただ、アレルギーは個人の問題も大きいので、どんなに検査を重ねたところで、出る人には出ます。)

 

また、ものすごく根気のいることでもあります。

このヒアルロン酸のマイクロニードルの研究は、2008年から始めれたそうです。

10年以上。。。う~ん。。。すごい。。。

 

 

で、今回、目の下のクマということで、目の下、目の周りの血流に着目されました。

 

 

若い人と50代や60代の毛細血管の数や太さを比較されてました。

 

こういう研究というのは、皮膚を切り取って、血管を測る必要がありますが、それだと大勢の方のデータを取ることがとても難しい。

 

そこで、皮膚を切り取らずに、皮膚の上から、毛細血管の数や太さを測定るする方法を発明されて、データを取っておられました。

 

切り取らずに測定できるなんて!!

 

その発想もすごいし、それを測る機械を作れるところもすごい!!

 

実際の毛細血管のモデルを3Dで見せてくださって、とてもよくわかりました。

 

 

ちょっと前にもNHKのガッテン!でしたっけ?他の番組でしたっけ? ゴースト毛細血管、特集やっていたと思います。

 

こうやって、皮膚の老化と組み合わされて教示してくださると、とても合点がいきました。

ガッテン!ガッテン!!

 

やっぱり血流大事ですね~。

 

その血流をどうやって上げるのか?

その結果が、今回の、アイフォーカスセラムです。

 

そう来たか!!   非常~にリーズナブルでした。

 

 

その着眼点がすごい!

 

研究って、ほんとは、まず仮想の話から始まるんですけど、

(結果が決まっていて(事実はどうであろうと)、その結果に合わせて実験結果を出して論文を書く、という話ではなく。実際、ちゃんと結果が出ないと、商品として、自信を持って売れませんからね)

 

こうなるのは、こういうことが原因じゃないか? ここがポイントなんじゃないか。。?

そこをどう注目して、斬新なアイデアが思い浮かぶかどうか。 常識にとらわれていると、新しい発見てできないんですよね~。

柔軟な考え方がないと。それと、ベースとなる莫大な知識と。

 

 

う~ん。。素晴らしい研究結果でした。

 

 

血流を良くするのに、うちではレーザーやオーソモレキュラー療法をすすめますが、ホームケアとして、とりあえず簡単にやってみたい、というのに、これはアリかと思いました。

 

継続することで、いろいろな恩恵も出てきます。 血流が良くなることで、栄養もいきわたるようになりますから、肌色が明るくなったり、ハリが出たり。

(青黒さは取かなり改善するので、色素沈着の茶色いのは、血流だけで全部取ることはさすがにできません。)

まさに、美白、美肌。アンチエジングです。

それくらい、血流を良くすることは大事。

 

この新しいフィルパッチ、貼っている箇所だけが血流が良くなるのかと思いきや、血管って、繋がっていますから、

(言いだすと、全身の血管、全部繋がっていますから)

貼った周りまで、血流が良くなっていることを証明されました。

 

確かに、血管、繋がっているんだ=!!という実感ですね。

 

 

 

適さない方もおられますし、なんにでも効くわけではないです。適応もありますし、手術やレーザー、注射の効果とはまた全然違うものです。役割分担です。

 

あと、使い方も含めて、洗顔してお肌をちゃんと診察した上で説明してくれるクリニックで、ご相談ください。

それが、なんでもトラブルを回避するコツです。