プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2024年4月
« 12月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近投稿した写真

ホーム > 医療



よく患者さんから、「先生は、どんなサプリを飲んでいるんですか?」と聞かれることが多いです。

かなり以前にもブログで書きましたが、また変わってるモノもあるので、今の段階で飲んでいるモノをお知らせします。

 

①アスタキサンチン

これは、富士化学工業のアスタリール®でないといけません。他のメーカーのではいけません。

1日2個でいいですが、私は4個飲んでいます。(4個飲んでいいんですが、あっ!と言う間になくなりますから、みなさんは、マネしなくても、1日2個でいいですよ~。)

飲む時間のない時は、これだけは欠かさずに飲むようにしてます。タバコを吸う方は、これ、絶対おススメです!

②プラセンタ(ラエンネックP.O.®)

ヒトの胎盤から作ったエキスのサプリです。通販やドラッグストアで売っているのは、ブタか馬です。あと、魚ですね。ヒトのは、クリニックでないと、買えません。

プラセンタならどれも同じと思われるかもしれませんが、抽出したエキスの成分はそりゃ、人間とは違うでしょう。

魚なんて、「魚類」ですよ!哺乳類ですらないんですから。魚の胎盤エキスなんて。。。

(ちなみに、魚に胎盤はありません。メスの卵を包んでいる膜が原料となっていることが多いと思います。筋子の外側のつつまれている膜ですね。捨てるだけのものが廃物利用です。栄養はあるかもしれませんが、美肌になりたい!と思って飲んでも、筋子の膜の成分で、人間の皮膚に役立つモノが一体どれだけ入っているんでしょうね。。。)

馬やブタは、同じ哺乳類ですから、もちろん胎盤もありますし、いろんなものを成長させる成分は、たくさん入っていると思いますが、ヒトと皮膚の構造は違いますからね。。そりゃ、人間同士、同じ成分がいいでしょう~。(馬やブタだと、たくさん原料が取れますから、業者は生産しやすいわけです。)

ちなみに、昔は市販は牛が多かったですが、狂牛病以来、牛で作っている会社は、ありません。まあ、普通のちゃんとした会社は、牛では作らないでしょう。

(先日、なにかの広告で、牛から作ったプラセンタ系の化粧品だったか、サプリだったかの商品を見かけました。いけてない会社です。。。そんな医療界の常識を知らないような会社が作るものなんて、ロクなものではないでしょう。。プラセンタと言えば、何でも儲かる!と思って、そういう商品をこぞって作って売りだそうとしている悪徳会社が増えて来ました。ちゃんとしたメーカーのモノを買いましょう。おかしなところは、何が入っているのかわかりませんから。)

このクリニック用の、プラセンタのサプリは、2個飲んだら、プラセンタ注射と同じエキス量が入ってます。注射のほうが、そりゃ吸収はいいですが、毎日クリニックで注射するわけにもいきませんし、初めて注射するなら、同意書(血液製剤と同じ扱いになるので)が必要といろいろありますし。。その点、サプリは、感覚としては、モツを食べるのと同じことですから、同意書入りませんし、毎日摂ることもできるし、自分の体調に合わせて増量減量も可能なのが大きいと思います。

濃いのをたまに入れるくらいなら、私は、定期的に摂るほうが大事かな、と思います。

昔一度、患者さんから、「この胎盤は、日本人ですか?」と聞かれたことがあります。人種はわかりませんが、日本製です。何人なら、その方はイヤなんでしょうね。。

何人が特定の病気を持っているわけでもないですし、日本国内に住んでいたら、環境でかかる病気は、日本人も外国人も条件は同じですけどね。

作っている工場が日本かどうかのほうが、私はよっぽど気になります。日本の工場のチェックは、とても素晴らしいですから。

製造する原料として、適切かどうか、というのは、いただいた胎盤全てが、厳重なチェックにかかりますし、ひっかっかたら、原料としては使われません。何かウィルスに感染してるとか病気を持っているとか、あらゆる感染症のチェックがされます。

人種云々よりも、正しい検査がちゃんと行われたかどうかが大事なわけです。それでも、未知のウィルスとかは調べようがありませんから、血液製剤と同じで、注射するなら、ご本人の同意がいるわけです。

「そんな薬でもいいですか?」と。(ちなみに、一度でもプラセンタ注射をしたら、今は、献血が禁止されています。輸血をしたことと同じ扱いがされます。)

サプリはいいんですが、注射は、完全に医薬品ですから。

私は、これを1日2個飲むようにしています。でも、海外からの個人輸入なので、入荷がすごく遅れることがあって(人気で在庫がなくて)、その時は、自分の分が無くなっていても、患者さんの分の確保のために、グッと我慢します。

③ビタミン剤各種など

ビタミンC、 E 、総合ビタミンB剤(Bにはいろんな種類があるので、まとめてあるヤツです)  ビオチン(ビタミンH)  コエンザイムQ10  アリナミン(ビタミンB1誘導体)  ビタミンB12  亜鉛 です。

その時によって、切れていたら、飲まない日もありますし、体調に合わせて選ぶ日もあるし、しばらく切れてて、再開することもあるし。。いろいろです。

アスタキサンチンが最強の抗酸化剤と思っているので、ビタミンをはしょることも日によってはあります。

でも、ビタミンならではの働きもありますから、きっちりではないですが、一応ちゃんと飲んでます。美肌と髪・体の健康・体のアンチエイジングのためですね。

④パントガール®

頭の育毛用のサプリです。ツメがもろい方にもお薦めです。

業界初の、女性用サプリメントです。

(ちなみに、市販の髪用のサプリで、効果が実証されたものなんて、存在しませんから、騙されて購入されませんように。塗る育毛剤も同様で、市販で女性が買ってもいいのは(効果を期待していいのは)、大正製薬のりアップ®だけです。他のモノは、効果の実証なんてされていません。わけわからんモノを買って悩むくらいなら、専門のクリニックで相談しましょう。)

1日3回なんですが、どうしても2回になる日もあります。気にかけて、これも飲むようにしてます。

秋になって薄くなるのがイヤで、もう1年以上飲んでるかな?フサフサにはなっていませんが、飲む前よりは、予防は充分にできてると思います。抜けても前より気にならなくなったので。

⑤EPA

魚の油です。それの医療用。これは、毎日ではなくて、脂っぽいものを食べたけど、ゼニカル®を飲むほどではないしな、という時に、飲んでます。血液はサラサラになりますよ~。メタボ改善にもいいです。

魚の油は健康にとてもいいんですが、生でないと、油の質が変わって、栄養素が変わります。刺身ばっかり、しょっちゅう食べてるわけにもいきませんから。

 

そんなものかな~。生理前や整理中のむくみのひどい時は、漢方を足すとかそれくらいです。

よく聞かれるますが、コラーゲンドリンクは飲んでません。私は、コラーゲンは食事で、いろんな栄養と一緒に摂取する派です。(だって、そのほうが安いし、おいしいし、いろんな栄養も取れて、材料の質もわかって買えますから、安心です。)

 

サプリって、飲みだすとキリがないので、ある程度、効果が実証されているモノの中で、自分が気になるモノを選んで飲んでいます。

ちなみに、私が飲んでいるのは、全て医療用か、クリニック専用サプリです。当院で、取り扱っているものですので、気になる方は、一度ご相談ください。

 

「ためしてガッテン!」毛穴編の続きになります。

実際の医療なら、どこまで毛穴の開きが改善できるのか、ということです。

うちのHPの毛穴のところhttp://www.aiko-hifuka-clinic.com/symptom/pore.html にも、簡単に書いていますが、今問題にしているのは、毛穴の開きですね。

(ニキビ跡の凹みレベルまでいくと、話が少し変わってくるので、あくまで毛穴の開きについての話を思ってください。ニキビ跡の場合は、凹みの大きさや深さや原因が全然変わってきますから。)

 

まず、グリシルグリシンシリーズは、やっぱり使ったほうがいいです。日々のお手入れは、大切です。皮脂の中の成分で、すり鉢状になってしまいますから、毎日皮脂は出てますものね。

そこに追加して、クリニックでできることは、やはり光・レーザー系で、ケミカルピーリングは、毛穴の汚れを掃除したりする分にはいいんですが、そんな詰まっていないけど、毛穴が開いている場合に、私は勧めてません。デメリットのほうが大きいことがありますから。

大人の女性は、たいてい乾燥肌がベースにあるので、めったにピーリングは勧めません。ピーリングって、確かに毛穴掃除してくれて、毛穴はキレイになりますから、汚れやすい方には、お肌の乾燥具合に合わせた強さで使ってもらいますが、私はあまり毛穴の開きには使いませんね~。

ケミカルピーリング(クリニックのね)は、確かに(微々ですが)コラーゲンを増やしてくれますが、なんか毛穴の開きに効く場合って、少数派だと思います。

ものすごい脂性で、そのせいで皮脂の中のオレイン酸もバンバン出てて、毛穴がどんどん開いていくような方だと、ピーリングでちょっと脂を減らす(というか乾燥させて)ことで、オレイン酸も減って、結果毛穴がマシになる、という場合かなと。

ほとんどの大人の女性は、乾燥肌・混合肌で、ピーリングをすることで乾燥が一気にひどくなりますから、ガッテンで言っておられた、「お肌を傷める」状態なわけです。その結果、余計に毛穴はひどくなるし(番組でもやっておられましたね)、お肌の荒れて反ってボロボロになるし、ツヤもなくなり、まあ、ひどいもんです。乾燥がひどくなるから、よけいに時間が経つと、皮脂がどんどん出て来ます。その結果、混合肌になるわけですが、また皮脂が嫌!脂っぽい!とピーリングをして、ボロボロになって、と負の連鎖に突入です。

全体にボ~っと赤くなって、洗顔後はすぐに化粧水とかつけないと、痛いくらい乾燥している、という悲しい状態になっていくわけです。

お肌も診ずに、ピーリングをバンバンやらせるようなクリニックは、アトピーみたいにならない限り(アトピーでもやるかもしれませんね)、ドクターも診てないし、そんなところのナースは、やったらいけない、とは考えもしないわけですから、ご自分で、なんかおかしい!と気付かれない限り、悪循環から脱出できません。誰も助けてくれません。お金取られて、肌ボロボロにされるだけです。

ピーリングはね、ホントにやっていい方と、ダメな方、やっていい方でも、やっていい時とダメな時、やる時でも適切な強さを選ぶ、というのが大事なので、誰でもクリニックのピーリングをバンバンやっていいわけではありません。

 

それじゃあ、私は何を使うかというと、一番多いのはジェネシスです。次にライムライトです。

まず、毛穴のアップを診て、どんな毛穴で、なにが原因で目立っているのか、を診断して、ジェネシスかライムライトかを選ぶわけです。より、メリットの多いほうからをお勧めします。

あと、患者さんに、両方説明して、こっちがしたい、となった場合に、私のおススメと違った場合、どうして私が最初に勧めないのかのデメリットを説明します。

それをご了承の上、お勧めじゃないほうをされるのは全然構いません。納得しない方(デメリットを受け入れない方)には、治療をお断りしますけどね。

しばらく、そのどちらかをやって、落ち着いたら、もう片方の気になっていたほうにチェンジされる方もいらっしゃいますし、ずっとそのまま気にいって、続ける方もいらっしゃいます。

お肌の状態も、どんどん変わって行きますからね~。

 

肌荒れの方がとても多いわけですが、そういう方の場合、顔全体が赤いので、下に肝斑が隠れていてもわかんないんですよね。

肝斑がもしあると、ライムライトのみ当てるということは私はやりませんから、肝斑にあててもよくて(ちょっと良くなる方もいます)、肌荒れ・赤みの炎症を抑えて、コラーゲンも増やして毛穴を引き締めるジェネシスから始めることを勧めてます。

やってるうちに、正しいスキンケアとジェネシスで、赤みが薄くなって、肝斑がないとわかれば、ライムライトのみに変えてもいいし、やっぱり肝斑かな、となったら、肝斑セットに変えてもいいし、ととりあえず状態を落ち着かせてくれるんですよ。

ジェネシスは、アトピーの方の美肌治療や痒みや赤みの炎症を抑えるのにも使いますから(自費です)、どんだ肌荒れにもやっていきます。安心して、お肌の弱い方も使えるわけです。むしろ、ジェネシスで元気に回復させてくれるような、早く落ち着くように手助けしてくれる感じでしょうか。

ガッテン流に言うと、お肌が傷んだせいで、毛穴が目立っていたのが、ジェネシスで肌荒れを改善してくれるのから、その結果毛穴の目立ちも改善する、というおまけもついてきます。

ジェネシスって、実はとっても素晴らしいレーザーなんです。(シミとタルミには効きませんけどね)

5年ほど前に、ジェネシスで学会発表をしたことがあって、毛穴の開きの改善度を測ったものです。

TVでやっていた目立つ毛穴の数を測ってくれる装置を使って、ジェネシスを2週間~1か月毎に、4回やった場合のデーターの集計をまとめました。

結果は、約20%改善(目立つ毛穴の数が20%減りました)でした。

ただ、集計しながら気付いたのは、かなり個人差があったのと、ジェネシスをやる間隔が、2週間~1か月と、人によってかなりまちまちだったので、ホントのジェネシスの効果がこれ!というわけではありません。

実感としては、ちゃんと通ってやれば、確かにもっといいな、という感じです。(マメに来られている方の結果が圧倒的に良かったので。まあ、そりゃそうですよね。)

 

今、うちで当てているジェネシスと、この発表の時にやっていたジェネシスとで、機械の設定が違いますから、今は、もっとバージョンアップしてると思っていただいて構いません。

 

データーでもそうでしたが、元の状態がひどい(毛穴が目立ち過ぎている)と、ビフォーアフターって、とってもわかりやすいんですが、元の状態がいいと、毛穴を無くすことはできませんから、美意識の高い方は、毛穴はちっとも変わってない、と思われます。(だから、最初に、「毛穴の診断と適応」というのが大事になるわけです。お金も時間もかかりますからね。)

それ以上は、毛穴は縮みませんよ、とご理解の上、治療をされると、他の付加価値の効果がありますから、美肌治療として、お手軽なアンチエイジングの治療として、喜ばれるんですけれど。。

 

化粧品のCMみたいな毛穴レスなんて、あれ、人間じゃありませんから!CGで加工されてますから!

光やレーザー治療をしたら、誰でもああなれる、と思っておられる方がたまにいて、まあ、悪徳美容クリニックの誇大広告が言い過ぎのせいなんですが、そりゃ無理ですよ、とお伝えします。

(過度な期待を抱く方は、治療をお断りしています。医療は、なんでもできると、つきつめていけば信じておられるので、話が全くかみ合いません。

そんなわけないでしょ?ということがわからないようです。こういう方は、老化が止められる、と思っておられるようですね。)

 

話を戻します。

毛穴は、茶色い色がついているんですが、その色がとても濃い方がいらっしゃって、スッピンになると、茶色く点々の目立つわけです。

そういう時は、ライムライトをすると、茶色に熱が入りますから、熱の力で、毛穴が少しキュっとなります。ライムライトも、コラーゲンを少し増やすので、すり鉢毛穴にも茶色がついていると、より熱が入って、効果的です。

ライムライトは、肌荒れがあんまりひどいと(炎症が強いと)、照射をお断りしたり、その部分を避けることがあります。ここがジェネシスと違うところです。

 

うちで、毛穴に使うメインの機器は、この二つです。(ホホならタイタンを足すこともありますが、毛穴だけのために足される方は、少ないです。シワもタルミも毛穴も、たくさん気になる時に、タイタンを足されます。)

クリニックによって、置いている機械も違うし、考え方も全然違うので、ご自分の目的と合った経過のモノをされるのが一番です。

 

ただ、ジェネシスにしろ、ライムライトにしろ、ある程度よくするのに回数も要りますし、あんまり間隔を空けちゃうと、変化がわからなかったりしますから、満足していない時に間隔を空けていくのは勧めてません。

やっていても楽しくないでしょうし。変化に気付いていて、わざと空けるのは、いいと思いますよ。エステ感覚で時間のある時だけする方もいらっしゃいます。

続けてやって、ある程度改善したからといって、そこで老化が止まるわけではなく、お肌は変化していきますから、どので維持したいのか、その方の価値感ですが、またどっかでやらないと、皮脂の中のオレイン酸で、広がって行きます。(お肌をやさしく扱い続けていて、皮脂が減っていけば、当分やらなくてもいいと思いますが。)

 

何の治療でもそうですが、「完治」は無理です。生きてる以上、変化もするし、老化も毎日進んでいきます。だからこそ、維持をしたい、改善したい、となると、メンテナンスが必要なんですね。

それが、毎日の正しいお手入れだったり、化粧品だったり、医薬品だったり、光・レーザー治療になるわけです。

今日洗顔して化粧水塗ったから、もう一生化粧水は塗らなくていいや、とはなりませんよね。それと同じことです。

 

昨日の続きです。

毛穴が詰まる話から、ニキビのお話をされてましたね。

番組中に出てきたのが、薬品名をアダパレンと言いますが、商品名は、ディフェリンゲル®と言います。

わざわざ名前が隠してありましたね。

NHKならではの配慮ですね。

一般のグッズとかだと、商品名を教えて欲しい時がありますが、まあ、今回は、必ず診察が必要な、市販はされていない薬ですから、皮膚科に受診されて、ニキビの画期的な薬が出たんでしょ?と聞かれたら、皮膚科医ならディフェリンゲル®のことだと気付きます。

これ以降、新しいニキビの薬って、保険で出せる分では出ていませんから。

 

毛穴の詰まりと、皮脂と乾燥のバランスから、今回大人ニキビの話が及んだんでしょうか。

いきなりディフェリンゲル®の登場だったので、「?」と思いましたが、番組のいいたいことは、何でも皮脂が悪いわけじゃない!皮脂が多いからなるわけではない!と言うことが言いたかったんですね。

 

さて、大人のニキビですが、できやすい場所は、中高生と違って、どんどん下に降りて来ますね。アゴ周りが多いのは多いです。もちろん、おでこや頬っぺたにもできますし、鼻にもできますが、圧倒的にアゴ周りに出きる方が増えるのも事実です。

いわゆるTゾーンの脂っぽいところではなく、Uゾーンのどちらかというと乾燥しているところにできるのが、大人のニキビの特徴と言われてましたね。

番組の中で、若い子と大人のニキビで、状況が違うから、ディフェリンゲル®は、乾燥肌の大人のニキビに塗ったら、副作用が出て、反って悪くなる場合を取り上げておられました。

 

ディフェリンゲル®って、簡単に言うと、ピーリング剤のきついヤツみたいなもんです。洗い流さないタイプの。

他のピーリング剤(クリニックのも、ホームケア用も)何でもそうですが、基本乾燥肌の方には向いていません。

(私は、乾燥肌の方には、処方もしないし、治療もお断りします。夏などの暑い日が続いていて、毛穴の汚れがたまっていて、お肌の乾燥が大丈夫な季節などに、その方に合わせたピーリングの強さ(弱さ)を選んで、ホームケアをしてもらう、ということはありますが、まだ今の季節でもなかなか処方しませんね。

一部、処方している方もいらっしゃいますが、もちろん毎日じゃないし、鼻だけとか、生理前の脂っぽい時だけ、とか、ご自分でちゃんと管理できる方のみ、処方しています。

管理したり、お肌の状況がわからない方に、ホームケアできるピーリング剤を

 

これは、そのドクターの好みですが、私は、ディフェリンゲル®を顔中塗らせて予防のための使い方は、患者さんには言いません。

ディフェリンが発売されてから、まだ、そこまで脂性の患者さんに出会ってない、というのが一つと、混合肌の方が実はとっても多くて、いわゆる高校生であっても、乾燥肌との混合肌で、そんな子が予防のために、ディフェリンゲル®を塗ると、副作用も軽くて済んだとかあるかもしれませんが、たいてい、赤むけ・皮向け・乾燥・刺激・痛みなどなど、副作用が我慢できずに止めたり、クリニックを変わったりする方が多いです。

その大半の方が、ディフェリンゲルの詳しい説明をしてもらってなくて、副作用がいきなり出たからビックリして、治療を中断したり、クリニックを変わったりされます。

私も、ディフェリンゲルを処方することは、時々ありますが、うちに来られる大人のニキビの方の場合、乾燥肌がベースに合って、なかなか使えなかったり、私自身がおススメしなかったりで、ニキビの方全員に出してるわけではありません。

じゃあ、大人のニキビは、どうするか、となると、クリニック専用の化粧品や自費の美容医療になってきます。

また、そういう患者さんの大半がひどいニキビ跡でも悩んでいらっしゃって、ニキビの治療だけしてニキビが落ち着いても、見た目はニキビ跡がひどすぎて、全然変わらない、となるのため、ニキビ跡も同時に治療していくほうが、見た目の改善は、全然違うし、早くキレイになります。

そういう治療をしていくのは、保険診療ではもちろんできませんし、ニキビの治療で、保険と自費を混ぜることは、混合診療と言って、今のところ禁止されてますから、うちは全て自費になります。

若いから絶対ディフェリンゲルが合う、という保証もないため、実際は使ってみないと、どれだけの副作用が出るのかもわからないですが、やっぱり若くても乾燥肌のある混合肌のある方の場合は、ちょっと難しいかも。。。

私は、基本どの方にも、予防で全体に塗るのではなくて、ニキビの部分のみに塗って、まず副作用を様子を見てください、とお願いしてます。広めに塗れる方は、なかなかいないんじゃないかな、というのが私の印象です。

顔中、カリフラワーみたいに、ニキビでボコボコで、全部が真っ赤かで、となったら、ディフェリンゲルの副作用のほうがまだマシなので、顔中予防も兼ねて塗っていきましょうか、となるかと思うんですが、うちに来られる患者さんの大半は、年齢に関わらず、乾燥肌がベースにあるので、難しいことが多いです。

やっぱり、その方のお肌の状態によっても違うし、ニキビ跡がどれだけ目立っているのかでも違うし、ニキビの数や種類によっても違うので、何でもディフェリン、というのでは、そりゃ、無理でしょう~、と思います。

皮膚科医も、100人いたら、みんな考え方は違うので、どの考え方でも、患者さんがキレイになって満足されればいいわけなんですが、自分の考え方とお肌に合ったドクターを探すのが一番大変かもしれません。

自費治療だと、ディフェリンだけにこだわるわけではありませんから、ニキビでお悩みの方は、一度診察にどうぞ。初診料が2100円かかりますが。保険とは違った治療があります。

ディフェリンゲルは画期的な薬ですが、万能ではありませんし、保険診療には限界があるので、ンキビしかないのに、いきなり自費から始める必要はありませんが、いろんな皮膚科で薬をいろいろもらって試したけど、うまく行かない、というのであれば、一度ご相談ください。

ただし、ニキビ跡は、保険で効く薬は一切ないし、ニキビとニキビ跡は、治療が全然変わってきますから、ニキビのご相談で来られたら、実は、ニキビ跡でした、ということもかなり多いです。

まあ、診てみないと、そりゃわかりません。

それと、ニキビの方は、洗顔を強くしたり、きつい化粧品を使ったりすることが多いですが、ガッテンでも言われてましたが、お肌は優しく、扱ってくださいね。

 

 

 

 

今回は、ホントは、日焼け止めの重要性の続きを書くつもりでしたが、今日の「ためしてガッテン!」が久しぶりに、お肌のことだったので、嬉しくて、書いちゃいます。

 

全部の回を毎回チェックしているわけではありませんが、観るたびに、ちゃんとした皮膚科医は、みんな考えてること、同じやんな~、ということです。

基本、ちまたのTVや雑誌で流行っている要らんことはせず、お肌を優しく扱う、こすらない!ということです。

今回もおっしゃってましたね。

 

さて、番組の中で、出てきた大手化粧品会社というのは、資生堂のことです。

毛穴がすり鉢状になっているのは、皮脂の中のオレイン酸であることを発見されたのが資生堂の研究所だったので、途中からすぐに、わかりました。

(NHKですからね、直接メーカーの名前は出されません。宣伝行為になってしまいますから。特定の企業だけを取りあげる場合は、そこの企業自体の取材の時くらいでしょうか。)

番組の中で、「漏斗状になった毛穴は、治せません」と言われてましたが、これは本当です。

「完治」させることはできません。

 

番組のなかで言われていたのは、漏斗状になった周りの環境を整えて、目立ちにくくさせましょう、という普段のスキンケアの話です。

肝斑やキメ・シワ・タルミ以外にも、毛穴の開きにも、優しく洗う、要らんことはしない、というのが、やはり一番大切なわけです。

(私の言う要らんことというのは、ゴシゴシ洗う、ブラシを使って洗う、何度も洗う、きつい(特に市販の)洗顔料で自己流で洗う、ということです。

そんなことをしても、皮脂は減りませんし、お肌を傷めるだけですからね。また、本当に必要な皮脂を、「過剰」と思いこまれて、きつい洗顔料(ピーリング系とか)を使って、余計ひどくされてる方が大勢いらっしゃいます。)

 

さて、じゃあ、ホントに広がってしまった毛穴は、スキンケアをするしかないのか?ということです。

ここからは、番組では言えない話になってきます。

 

うちでは、毛穴を気にされている方の場合、番組でも見ておられたように、ダーマスコピーという50倍でお肌を診るレンズがあるんですが、それを使って毛穴の状態を見ます。

毛穴が目立っている原因が、あの漏斗状に広がっているのか、汚れがつまっているのか、うぶ毛が濃いのか、毛穴に色(シミ)がついちゃっているのか、タルミ毛穴なのか、などなど、ということを見つけます。

複数の原因がある方もいらっしゃるし、他は全然目立ってないのに、どれかの状態が飛びぬけて目立っていることもあります。ホントに人それぞれです。

だから、美容クリニックに行っても、毛穴はピーリングですよ、このレーザーがいいですよ、と詳しい原因を探ってもいないのに、(肉眼の診察で、そこのドクターが原因を見抜いていれば、もちろんいいわけですが。。肉眼だけで状態を見抜くのは、視力が良くても無理でしょう。実際、パッと見た目の感じと50倍にして見た時に、アラ?こっちが目立ってるな、ということが多々ありますから。よほど、すり鉢状がクレーターみたいに大きければ肉眼でも見えますが、それは毛穴ではなくて、ニキビ跡とかの凹みだと思います。)お金を払って、適当に治療されても、まあ、効くわけないんですよ~。

運が良ければ、自分の毛穴の状況と治療がマッチすることもあるでしょうが、そんな運だめし、やりたくないですよね。数万円も払って。。

毛穴を治療される場合は、ちゃんと診てもらえるところで相談するのが、大事です。

 

さて、鼻~ホホの内側にかけて、毛穴が漏斗状になっている場合、(ガッテンでは、皮脂の量は関係ない、とはおっしゃってましたが、皮脂の多い部分で、毛穴の漏斗状が目立つのも、これ事実です。皮脂の少ない目の周りやホホの外側まで、毛穴が漏斗状に広がっている方って、あんまり見かけません。番組でおっしゃっていた刺激の頻度の問題も、もちろんあると思いますが、皮脂の多いところは、当然毛穴をすり鉢状にしてしまうオレイン酸も多いわけなので、いわゆる乾燥肌の方のほうが、オレイン酸の絶対量も少ないですから、毛穴の開きは目立ちません。

自己流のダメなお手入れ(ご本人はいいと思ってやれているお手入れ)をずっと一生懸命されてきて、そのせいで混合肌になって、毛穴はどんどん広がるし、肝斑にはなるわ、キメは荒れるわ、シワになるわ、と散々な目に自分から招いていく方もいらっしゃいますから、確かに、お肌をやさしく扱っていない方のほうが、混合肌になっていってしまう確率も多いかと思います。

うちに来られる混合肌の患者さんのほとんどが、なんか要らんことをされていて、お肌に負担になっていることが多いです。その場合は、まず要らんことを全部止めてもらって、優しく扱い、お肌に合わせた治療をしていく、化粧品を使う、ということをご提案しています。

 

そこで、資生堂の登場なわけです。

オレイン酸が原因と見つけられたわけですから、対策もされます。

それが、「グリシルグリシン」です。資生堂の研究所が見つけて名づけられたのか、詳しくは知りませんが、毛穴特許を取られていたと思いますが。

具体的には、クリニック用の化粧品シリーズ「ナビジョン」のGGシリーズが、このグリシルグリシンです。

毛穴のレプリカ(番組で毛穴がどれくらい漏斗状になっているか、模型みたいなのを見せておられたヤツです。)を使って、GGシリーズで良くなっていった資料も、見せていただきました。

専門的に、この漏斗状のところを、「角化異常」と言います。(もっと詳しくいうと、「不全角化」と言います。原因は、なにか炎症(=ダメージ)が起こってるのかな、と推測できます)

このGGが、角化異常を落ち着かせていってくれるわけです。

 

市販の毛穴用の化粧品にも、このグリシルグリシンは入っていると思いますが(せっかくの発見ですから、研究は有効に使われますので)、やっぱりクリニック専用化粧品であるナビジョンのほうが、そりゃいいでしょう~。だって、クリニックに来て、ドクターの診察を受けないと買えないわけですから。市販の誰でも買える、というのと訳が違います。

ドクターの診察なしで、初診でも買えるクリニックも、ひょっとしたらあるかもしれませんが、診察なしで買っても、グリシルグリシンの適応がある毛穴かどうか、診断してもらわないと、お金もったいないですよ。

 

ただ、私も患者さんに説明の時にも申し上げてますが、このGGシリーズを使ったからと言って、「完治」はしません。あくまで、開いた毛穴を閉じていくように、目立ちにくくさせてくれるもので、しかも皮脂は毎日出ますから、目立ちにくくなったから、とGGを使うのを止めてしまうと、戻ってしまいます。

日々の保湿のお手入れと同じで、GGで毛穴もお手入れをする、というあくまでメンテナンスです。毛穴が気になるなら、続ける、というわけです。皮脂が出続ける限り。

 

毎日は、GGエッセンスで、朝晩毛穴の気になるところに塗って、時々イオン導入で濃いのを入れたり、GGのマスクを週末とかに足したり、と、合わせ技です。

GGエッセンスに、どこまで追加していくのかは、やればやるほどいい状態が保てますが、その分お金がかかりますから、これはもう、その方の価値観です。

もちろんGGだけで良くなって、気に行っている方もいらっしゃれば、必ずマスクは時々するし、イオン導入もたまにする、という方もいらっしゃいます。効果の出具合も、持続時間も、人それぞれです。だって、その人によって、オレイン酸の量も違うでしょうからね。

 

NHKが、グリシルグリシンの化粧品を勧めるわけにはいきませんから、そういうお話はガッテンでもされません。

(ガッテンの趣旨は、やはりおうちで誰でもやればできること、あるいは、特殊な病院でないと受けられないような治療法の紹介ではなくて、自分で勝手に病気じゃないと思っていたけど、専門の病院を受診したら良くなる可能性が高い病気の紹介、だと思ってるんですが、どうでしょう。

特殊な、全国に数えるほどしかない施設でやっている治療や、自費治療をバンバン煽ったら、やっぱり良くないでしょう。TVの影響って、大きいですからね。ましてNHKですから。専門の病院なら、町内にはなくても、探せば、市内や県内の、それほど遠くないところに大体あると思うんですけどね。

ガッテンの病気の治療法の時でも、専門の病院に行ったほうがいい、といお話はされます。もちろん、保険診療です。具体的な薬の名前などを言われないのは、病院によって、使う薬が違ったり、症状に合わせて薬も色々変わるからです。薬の種類って、山ほどありますから。こんな薬、と漠然と言われるだけで、あとは、診察した専門医の判断に任せられて、TVが診察の邪魔をしないように、かなり配慮されてると思います。

民放みたいに、具体的なことを放送されないので、じれったいと思われる方もいらっしゃるでしょうが、ガッテンのほうが正しいと私は思います。

民放は特定のモノを煽りすぎです。スター登場!みたいに、特定の医療を魔法のように表現したりとやりすぎです。お金で動いている時もあるでしょうし。。鵜呑みにされてはいけません。)

 

話を戻します。

グりシルグリシンですが、私もエッセンスを毎日使ってます。私は、結構な脂性で、放っておくとかなり毛穴の開きが目立ってきます。でも、忙しい日が続くと、マスクまでしてられませんね。早く寝てしまいたい。。だから、そんな時は、エッセンスを塗るだけで、他はあまりしません。

(優しいスキンケアはしてますよ)。だって、睡眠のほうが私には大事だから。

要は、どこまで自分が気になるのか、です。そのために、他のなにかをどこまで犠牲にするのか、です。

犠牲になるのは、時間だったり、手間暇だったり、お金だったり、と色々です。毛穴の開きは、病気ではないですから、自分が気になるなら、やるしかありません。

 

グリシルグリシンを試してみたい方は、今ちょうどキャンペーンでジェネシスのレーザーとセットになったのもありますし、グリシルグリシンのマスクが1枚からお試ししていただけるようになりましたから、気軽に試すことができると思います。

ただ、やっぱり普段のお手入れに、GGエッセンスを使って、その上でマスクやイオン導入を足す、という形でないと、マスク1枚だけ、イオン導入1回だけ、というのでは、ちょっと効果はわからないと思います。

 

光やレーザー治療は、ご自分の毛穴に合わせた治療をちゃんと選ばれたら、効果はある程度ありますが、毛穴をなくすことはできませんし、お肌の変化や老化は止められませんから、いい状態になったとしても、また放っておくと、気になってくるわけです。

光・レーザー治療も、万能ではありませんから、こちらも化粧品と同じで、メンテナンスが必要で、どこまで目指すのか、どこで維持していきたいのか、で、かける費用も時間も変わってきます。これも人それぞれです。

 

何をするにしても、その辺のところを理解されていないと、お金かけたのに、時間かけたのに、元に戻っちゃった、意味なかった、となってしまうわけです。

うちでは、説明しても理解されていない方は、治療も(化粧品の販売もお断りすることがあります)お断りしますが、他院は、お金をくれるなら、どうぞどうぞ、良くなりますよ~、と適当にカウンセして治療をさせるところもありますから、自分でも、考えることをしないと、ホントにお金も時間ももったいないですよ。ウマすぎる話なんて、おかしいと思わないと。何にでもメリット・デメリットがありますから。

 

ガッテンでその後されていたアダパレンというニキビの薬の話は、次回に続きます。ガッテンは、ホントによく調べていらっしゃいますね。感心します。

かなり優秀なドクター軍団が、いろんなご提案をされているんでしょう。もちろん、プロデューサーや制作に関わっておられる方々が、いろんなところに、アンテナを貼っておられるからでしょうけど。ホントにいい番組です。

突然ですが、3月の雛祭りキャンペーンを追加します。対象期間は、本日3/6から3/31までです。

ライムライト・ジェネシス・タイタンをされる方で顔のシワのボトックスやエラのボトックス、顔のヒアルロン酸やレディエッセを、同時にされる場合、ボトックス・ヒアルロン酸・レディエッセの料金を、10%オフのキャンペーン価格にさせていただくことにしました。

光・レーザー治療をして、さらに、ボトックスやヒアル・レディエッセを顔に追加するとなると、かなりいい感じに、普通は変わります。

やはり、春はイベント事も増えますし、デビューの季節ですよね。

ホントは、ボトックスやヒアル・レディエッセのキャンペーンは、四月にするつもりでしたが、何人かの患者さんから、それではデビューに間に合わないとツッコミをいただき、それもそうだ、と急遽キャンペーン追加となりました。

昨日までに、レーザーとボトックスやヒアルロン酸などを同時にされた方には申し訳ありませんが、すみません、突然の思いつきです。

すっかりバタバタして忘れてましたが、3月は卒業式シーズンでしたね。4月のことしか考えていませんでした。

卒業式や謝恩会が一体いつごろなのか、全然わからないんですが、3月中旬から下旬の感覚でいるんですけれど。。。

まあ、そういうイベント前のお手入れと簡単な変身~っ!て、ヤツでしょうか。

ボトックスもヒアル・レディエッセにしろ、効果が出て落ち着けば、結構変わりますから、確かにプチ整形と人気になるのもわかります。そういう意味では、劇的です。

(万能ではないですよ。できないモノも、もちろんあります)

 

注射をされる患者さん全員の方に申し上げていますが、ホントに大事な用事の前日とか数日前とかには、顔の注射はしないほうがいいです。私の個人的な考えですけどね。

注射の後、針穴が、ピンク色に、プチっと盛り上がることが、ごく稀にあります。たいがい、すぐに消えますが、大事な用事の前に、そんなことで気をもむのってイヤじゃないですか?

それに、内出血の確率は、それほど大きなモノでなくても、やはり可能性はゼロではないので、かなりのカバーファンデやコンシーラーまで買って、準備万端だからやってください、とまで言われればお引き受けしますが、危険な賭けに出なくても。。。と私は思います。

 

顔に何を注射するのかにもよりますが、ボトックスなら、まず効果が出るのに、2,3日かかりますし、落ち着くのに約1週間かかります。

ヒアルロン酸やレディエッセは入れすぎなければ、やった直後でも、とても感じはいいでしょうが(入れた直後に、いい感じ、ということは、1~2週間で、減る分というのが必ずありますから、しばらくすると、再注入したほうが患者さんの満足度は上がります)、シワに入れた場合やちょっと入れ過ぎたかな、みたいな時であれば、こちらも1週間ほどで落ち着いて、自然になじんできますから、できれば1週間、よくを言えば2週間前までに、注射を済ませておくことが、私のおススメです。

何度もやっているから、と急に慌ててやっても、ほとんどの場合、問題ないとは思いますが、あくまで確率の問題です。何も絶対困ることは起こらない、なんて、あり得ません。

トラブルが起こる可能性がゼロではない以上(低かったとしても)、危険を冒すのはあまり勧めません。

(絶対内出血をしない、なんて、謳っている美容クリニックでの処置は、勧めません。比較的内出血が出にくい処置、と言っておられるなら、まだわかりますが、人間の体で、「絶対大丈夫」なんてあり得ませんから、そのまま信じて、困るのは貴女自身です。)

 

もし、うまくいかなかった場合、落ち着くまでに時間がかかりますから、止めておけばよかった(イベントに間に合わず、気にいらない状態で出席することになりますからね。下手すると、元の状態よりも、ひどい場合もあります)、とならないためにも、余裕を持って、準備するのも大切です。

光・レーザー治療も、絶対大丈夫ということはなく、何をどうあてるのか、イベントの大事さにもよるかもしれませんが、全く初めての処置は、直前は止めておきましょう。

何度もやって、経過もわかっている光・レーザー治療であれば、よほどのことはないとは思いますが、タイタンでむくみを取って小顔にするにしろ、ライムライトでシミを薄くするにしろ、ジェネシスでツヤを出すにしろ、やってから何日目が自分にとって、一番いい時、というのが人によって違いますからね。

それに、万が一、ということもありますから、自分の結婚式とかかなり重要度の高いイベントに備えての場合も、光・レーザー治療も1週間前後くらい前には終わらせておく方がいいのかもしれません。

(タイタンでむくみを取るくらいなら、2,3日までもいいと私は思いますが。私の場合は、顔がより小さくなるのは、2,3日から1週間くらいしてからなので、前日するよりも、やはり余裕を持ってやったほうが、より顔が小さく見えます。)

全く初めての場合(レーザーでも注射でも)、慌ててクリニックを探して、カウンセ・診察を受けて、なんか不安だったり、アレっ?と思っても、まあいいか、時間ないし、と流してしまって、治療を受けてしまった場合。。うまくいく場合もありますが、カモにされて、大した説明もないまま、吟味する間もなく、やってしまって、副作用を考えてませんでした、という患者さんも、やっぱりいらっしゃると思います。

(他院で初めてやって、2回目をうちに変わられた方がよくおっしゃるのが、最初のところでは、全然説明なんかなかった、やっと意味がわかった、という方がかなり大勢いらっしゃいます。それだけ、あまり説明も聞くことなく、初めてだから、そういうものなのかな、と思ったまま、されてしまう方が多いということです。

時間がたって、なんか違う気がする、2回目はもうちょっと調べたほうがいいのかな、と調べてみたら、1回目は、やっぱりアカンっぽくない?と気付かれるわけです。)

焦ってる時って、副作用やリスクなどの都合の悪いことはあまり考えずに、いいことだけ考えてやっちゃいますもんね。

 

久しぶりでTVで出てきた女優さんとかが、ホントに久しぶりのドラマとかで、顔がおかしくなってて、慌ててやりすぎはったのかな。。。と思って観ることがあります。

やった後に、しばらくおいて、自分も、おかしくないかなと考えるとか、日にち薬で自然になじむのを今しばらく待つとか、やっぱりそういうことって、絶対あったほうが、より自然で私はいいと思います。

(まあ、あのやりすぎた顔が気にいっておられるのであれば、それはもう好みの問題ですが。。)

 

確かに、デビューするのに、光・レーザー治療をして、注入系を(やりすぎなければ)さらに足せば、かなりの部分をカバーしてくれますから、見違えるように若々しくはなると思います。

1回でどこまで良くなるのかは、その方のお肌や状態によっても全く変わってきます。

さすがに注入系を足すと、劇的に変わる方も出て来ますが、ピカピカのお肌などのスキンケア系を求めるなら、回数と時間が必要です。そういう意味でも、直前よりは、できればせめて数カ月前、よくを言えば半年以上前から考えておくのが一番理想です。(結婚式とかね)

それでも、時間もないし、とりあえずなにか1回受けるなら、エステよりは全然いいでしょう、医療ですから。

それに、なにかあれば、医療では薬が使えますから、なにかあっても、アフターケアがちゃんとしているところなら、その場で薬ももらえて、すぐに対処してくれるでしょう。

エステは、そうはいきません。エステの場合、少しでも隠そうとしますから、中々クリニックに行くように言われず、わけわからんクリーム(もちろん、薬ではないですよ)を塗られて、さらに悪化して、収集がつかなくなってからやっと皮膚科に紹介、みたいな、恐ろしいことがあったりします。はっきり言って、皮膚科にはそういう患者さんが、よく来られます。さっさと皮膚科に連れていってもらっていれば、ここまで悪化しなくて済んだのに。。。ということが多いわけです。

すぐに皮膚科に行くように言ってくれたエステは、良心的だと思ってください。

よほど、慣れ親しんで、いつも使ってるクリームを使って、いつものエステを、直前にする、というのは、まだいけるかもしれませんが、新しいことは、エステでは絶対やらないこと!

ブライダルエステを直前にやって、かぶれる方というのが、結構多く皮膚科に来られます。顔そり・アロママッサージ・ピーリングやパックなどなど。。なんでもかぶれる可能性やお肌を傷める可能性は、あるわけです。

ブライダル前の美容になにかしたい、と言って来られる方って、結構いらっしゃいますが、どっかのエステのブライダルプランと、うちのブライダルプランとを比べる方がいらっしゃいます。

聞いてみたら、エステもそこそこいいお金を取られるわけです。

たいした金額の差でないなら、そりゃ断然美容医療ですが(確実ですからね。医学的に実証されているものですから)、ライムライト何回でシミが全部消えるとか、いくら出せば、ここまでキレイになりますよ、なんて、悪徳商法まがいのことは言いません。

でも、エステって、お金欲しさに、何でも言うだけ言いますからね、エステの人は、これだけ出せばキレイになれるって、言った、と患者さんは、そのまま真に受けてます。

「アホちゃう?もったいな~。そんなわけないやん。」と心の中で思います。今時、ネットで調べれば、エステが効果なんてないこと自体、たくさん書いてあると思うんですけどね。。そもそも、エステって、効果を言ったらいけませんしね。

(効果・効能を言っていいのは、医療だけです。エステなんて、なんの国家資格もない一般人がやっていることですから、そんな人達が効果の出るなにかを使って、お客さんの顔や体を触るって、恐ろしいと思いませんか?だから、効果の出るもので、触ったらいけないように、法律で規制されているわけです。)

ご本人に、心の声のまま、アホちゃう?とは言いはしませんが、若干ニュアンスを変えて、もう一度、エステと医療の違いを説明をします。

その場合でも、値段を比べられたりされて、エステをされる方も、ごくたまにいらっしゃいます。お金の問題で、少しでも安いほうと言われるなら、こちらが口をはさむことではありません。

(でもまあ、金額的に、ケタが違う、というレベルなら、もうどうしようもないですが、ほんの数千円や1万2万くらいまでの差でも、「安いほうがいい」というなら、これも仕方ないですね。)

 

体のリラクゼーションが目的なら、エステで、もちろんいいんです。結婚式前って、忙しくて疲れますしね。医療って、リラクゼーションをするところではありませんから。

 

でも、顔をキレイにするとか、白くするとか、シワを減らすとか、それって、医療でないと無理だし、ということを、エステの営業トークをそのまま信じてエステを選ぶ方は、もうどうしようもないですね。

まして、敏感肌やアトピー体質というなら、なおさらエステはダメでしょう~。

そういう方は、ご自分で、「エステにこれだけお金をかけたのに、全然キレイになってへんけど。。。?」と気付かれるまで、何を言っても無駄ですね~。

 

一通りの説明をして、それでもエステがいいという方は止めません。

その場合、うちでの治療はお断りしてます(ホントに今のエステって、ロクでもないことをするところが多いので、顔を変に触られると治療に差し障りが出ますから、うちで触る以上、他では触らないようにしてもらってます。何かあった時に、一体なんでそうなったのか、全くわけわかんなくなるからです。)。

あんまりその場で、そこのエステの悪口言ったり、何度も説得したって、私が無理やり営業をかけてるようになりますから、まあ、説明するにしても2回くらいまでですかね。患者さんのほうか聞いて来られたら、その都度毎回言いますが、聞いてもこられてないのに、何度もエステはダメですよ、医療でないと!なんて、言いませんから、こちらから頼みこんでやっていただくことでもないので、エステと効果を比べる方自体、引き留めはしませんね~。私とは縁のない方です。

ご本人の意思で、やりたい、と思ってやっていただく、というのが、治療をお引き受けする場合の条件です。いくつかの治療の提案はしますし、向いていないとか適応がない場合はもちろんお断りしますし、先にこっちをやったほうがいいと思います、ということはいいますが、最終的に決められるのは、お金を払う患者さんなので、ご本人が決断していただきます。

(ごくたまに、「何をしたいのかわからないので、先生(私)のおっしゃるおススメの治療をやります!」という方がいらっしゃって、まあ、そこまで信じていただいて、それは嬉しい限りですが、そういう方に限って、顔中トラブルがたくさんあって、どの治療とかよりも、全部やんっ!全部せなアカンやんっ!っていうレベルのことがあり、じゃあ全部されるのかというと、その分お金がかかるわけで、結局されないわけで。。。じゃあ、これからしてみられては?とおススメすると、「あ、それは別に気にしてませんから、いりません。」って。。。どやねん?。。。まあ、患者さんの中では、やりたい治療はある程度は決まっているわけです。決まっているのに、何をしたいのかわからない、とどうして言われるのかは、はっきり言ってよくわかりません。。。謎です。。???

あと、ホントに、「全くわからない!」という方がいらっしゃいます。その場合は、パッと見た第一印象で、目立つものから治療されては?と順に説明していくんですが、とりあえず、シンデレラのように、パ~っとキレイに変えてください!みたいなご希望です。

こういう方は、医療を魔法みたいに思っていることもかなり多いでの、説明は一通りしますが、結果お断りすることもあります。説明した上で、理解もされ、ご自身もスキンケアを頑張るなどされるのであれば、治療をお受けしてます。

(この場合、ホントにタイタンからジェネシス・ライムライト・イオン導入までのフルコースでされる方と、予算の都合で、ライムライトだけ、とかジェネシスだけ、とか、ケースバイケースです。患者さんのいうところの、「パ~っとキレイ」という漠然とした基準がわかりませんから、一つの治療で、どこまで満足されるのか、それは経過をみないとわかりません。そういうことも含めて理解されませんと、治療はお受けいたしません。)

ちなみに、タイタン・ジェネシス・ライムライト・イオン導入とフルコースをされたところで、一般人が、いきなり女優さんやモデルさんのようになれるわけではありません。その人なりの綺麗さは手に入りますが。。

 

エステも美容医療も、全くやったことのない方からしたら、両方の違いも、実際のところどうなのか、ということもわからないんだと思います。エステのなんの根拠もない営業トークを怪しいと思わない方は、美容医療にも過度な期待をされることもあるので、色々ご自分で体験していって、情報を増やしていくしかないですね。

 

エステと医療の違いがわかっている方には、光・レーザー治療と注入系の組合わせは、デビューのためにされるのにはいいと思います。費用対効果は、一番です。ただし、リスクもできる限界も、ちゃんと聞いてくださいね。

 

最近あまり日焼け止めやスキンケアの話を書いていませんでした。

初診で来られる患者さん方が皆さんおっしゃるのが、「いろいろ検索していて、やっとこちらにたどり着きました~」ということです。

検索の仕方によっては、すぐにたどり着く方と、ものすご~く周り回って来られる方がいらっしゃるようで。。。すみません、広告もしてませんし、SEO対策でしたっけ?何もしていないので、検索単語によっては、たどり着きにくのかもしれません。

 

以前から、このブログを読んでいただいている方や、お通いいただいている方は、ご存知でいらっしゃいますが、最近読み始めた方は、まだまだご存知ないのが日焼け止めの大事さ!です。

自分に合う日焼け止めというのは、まさに、親友以上の存在で、もうそれなしには、生きていけないくらい(生きていけますが)大切な大切なものなんです。

 

今日肝斑で受診された方が、「家にいる時は、日焼け止めは塗っていません。。。出かける時だけです」と言われました。

あら、私のブログに書くのが足らないかしら。。。まだまだ、ご存知ない方が多いってことですね。

 

まず、日焼け止めは、毎日塗るのは、これ美容皮膚科の常識です。

1年中、季節関係なく、曇りはもちろんのこと、雨の日でも台風の日でも。(家や命に関わるような災害の時は、塗ってる場合ではないですよ。どっちが大事か、という話です。)

夜以外は、全て、です。

朝起きて、顔を洗って、基礎化粧品をつけたら、最後に日焼け止めを、基礎化粧品として、もう塗ってしまうわけです。後から塗ろうとするから、めんどくさくなるので、一緒に塗るわけです。

休みの日に、顔を洗う前に、庭の水やりを私はすることがありますが、まだ洗っていないベタベタの顔に、日焼け止めをベタベタとさらに塗って、水やりをして、その後シャワーを浴びる時に、どうせ一緒に顔を洗いますから、ぐちゃぐちゃに気持ち悪かろうが、構いません。とにかく紫外線をカットすることが大切なわけですから。

 

そして、あまり初診の方がご存知ないのが、日焼け止めの塗り直しです。

お化粧直しもされない方も大勢いらっしゃいます。化粧直しは、お好みでいいと思うんですが、私もファンデの化粧直しって、あんまりしません。

濃いお化粧(ファンデ厚塗りとかの)をされている方で、化粧直しも、絶対ちゃんとする!という方は、それが日焼け止めでなくても、ファンデが少し紫外線をカットしてくれますから、化粧直しを全然しない方よりは、人生トータルで見た時の、浴びてしまった紫外線量は、全然違うでしょうね。

そこまで濃いファンデを塗る方は、化粧直しも前に、下地として、日焼け止めを塗られると、実はとってもお肌にとっていいわけです。

まあ、いくらファンデを厚く塗ったとしても、日焼け止めを塗ることを思えば、紫外線のカット効果は全然違うと思います。ファンデーションで、SPF50っていうのもあまりないですからね。

 

お化粧直しをしないという方、その場合、朝したメイクなんて、どうせお昼にはかなり取れてきてるじゃないですか。だったら、どうせその上から塗り重ねたって、なにか困ることがありますか?

ファンデ塗りたてのところに、日焼け止めを重ねたら、そりゃ、メイクはむちゃくちゃになると思いますが、もうほとんど取れてるんだから、別に支障はないと思いますよ。

私たちは、雑誌やTVの影響で、わかわからんことがたくさん刷り込まれてて、既成概念にとらわれてることがとても多いです。

これも何度もブログでも言ってますが、患者さんで、「顔を洗わずに塗っても(塗り重ねても)いいんですか?」と聞かれることがあります。

どこにも顔を洗ってから塗り直せ、とも書いてないし、夏用の日焼け止めでも、ちゃんとしたメーカーでも、「2時間毎に塗り重ねてください」「汗で流れたら、塗り直してください」とは書いていますが、どこにも「洗ってから」なんて、書いていません。

海に行って、腕とかに日焼け止めを何度も塗り直すのに、いちいちシャワー室に行って、洗いませんよね。

どうして、腕や体は直接塗ってるのに、顔だけ洗わなきゃいけないんですか?ということです。

雑誌とかの間違った情報(大半がそうかもしれません。)をそのまま、どんどん受け入れていたら、エライことになって、自分が困るだけですから、「なんでそうなの?」「ホントにそうなの?」と、自分でちゃんと考えないと、大量にある情報に振り回されるだけです。その結果、無駄なお金をどんどん使って(時間もね)、老化は、ますます進んでいく、という、悲しい結果が待っています。

ちゃんと自分でも考えないと。

その上で、クリニックで相談するとか、化粧品を買うのは、もう少し待ってみるとか。。

ホントに、雑誌がいうほど、化粧品が万能だったら、美容皮膚科というクリニック自体、いらないわけで、美容整形の手術と、化粧品だけで、やっていけるはずです。でもいけるはずないんですから。

だって、たかが化粧品で、医薬品ではありませんからね。目的が根本的に違います。

有名な月刊誌も、週刊誌も、私からしたら、どっちも医学的な信憑性というのは変わりません。

ある一部分を強調して、不安を煽っていたり、医学的な監修もせずに、適当にライターの方が書いていたり、まあ、ひどいもんです。

以前に、そういう取材を受けたことがありますから、マスコミのいい加減さというのは、よくわかります。

どっから手直ししていいのか、全くわからないくらい、ひどいもんで、その横に、私の顔を載せて、「今回お話を伺った先生」とか書くのは、ホントに止めてください、と思いました。

週刊誌の書いてることって、一体皆さんどこまで信用されてるんでしょう。まあ、出版社も訴えられないように、言葉尻はぼかしてたり、決定的なことは匂わすだけで、はっきりとは断言してなかったりする記事も多いですが、見出しとか、一見飛びつかせておいて、よく読んだら中身が全くない、ウワサにもなっていないんじゃない?というような内容だったり。。。一種の娯楽と思って、読むのはいいと思いますが、週刊誌の情報が全て正しい真実と思って、一体どこまでの方が信じてるんでしょう。

月刊誌であっても、同じことです。

美容皮膚科医が監修しているわけでもなく、エステと化粧品会社がスポンサーですから、スポンサーの困ることは絶対書かないでしょ~。

そんなこと、大昔からわかりきってることです。

言葉巧みに書く雑誌も悪いですが、そんなのに真剣に付き合ってたら、体もお金も(お肌も)持ちません。

適当に、流さないと!自分でちゃんと考えないと!

真実かどうかを調べるまでは大変でしょうが、ちょっとネットを調べたら、化粧品の悪い面もたくさん載っているサイトもありますし、反対意見も必ず見つかるはずです。

両方の考え方を知ってから、判断する、というのが一番わかりやすいかと思います。

それに、多分雑誌を作っている方々も、「たかが雑誌なんだから、そこまで絶対的に信じるのは止めてほしい。医学書じゃないんだから。」と思っていらっしゃるんじゃないでしょうか。

雑誌って、昔から、そういうもんでしょ?読者もわかってあげて買わないと。

そういう垂れ流しの情報があるから、いろんなモノが実際売れて、経済が回っていきます。出版業界も潤ったら、次に、ホントにいい本を出版してくれるかもしれません。

出版社って、いろんな分野の本や雑誌を出してますからね。お金は回ってます。

私も時間があれば、目を通しますが、ふ~ん、と思って眺めてます(あちゃ~、の時ももちろんありますけどね。)。

バブル世代って、マニュアルとかがすごく流行った時代で、雑誌でも、今年の流行はコレで、絶対買わないと!みたいに、踊らされた時代って、ありましたよね。

まあ、ファッションは、信じて服を買ったところで、お金がかかるだけで、それほど害はないですが、煽るだけ煽られて、そのまま信じて、結構ファッションにお金を使ってしまった経験ってないですか?

「着やせテク」とか「モテメイク」「モテファッション」などなど、のせられて、マネしたけど、全然自分には合わなかったり、こんなはずでは。。。みたいなことって、なかったですか?

で、結局、自分の好みに合うものに落ち着きませんか?適度に流行を取り入れるのは楽しいですか、自分に合ってないと、いくら最先端でも楽しくないですよね。スキンケアも化粧品も同じです。

雑誌は、あくまでも情報誌で、来月になれば、また全然違う情報が載ってくるわけで、教科書みたいに残していくものではないですよね。

すっごく気に入った記事だけ、残しておく、というのはあるでしょうが、雑誌全部を残していたら、大変でしょう~。だって、毎月、言っていること、コロコロ変わりますからね。ひどい時は、真逆の記事、平気で載せてますから。

スポンサー次第で、記事の内容もどんどん変わります。その辺は、資本主義の原理をわかってあげないと。

医学的に正しいことだけ、雑誌に載せても、日本医師会の番組みたいに、お堅いだけで、ちっとも楽しくないから、(それに難しいし)雑誌も売れませんよね。

必要悪とかいうレベルではなくて、あくまで娯楽なんですから、サラッと流してください。

教科書とは違うわけですから、いい加減、雑誌をそのまま真に受けるのは止めましょう。そういう雑誌は、基本、情報の垂れ流しなので、今の流行りというか、こういうことをしてる人たちはいるんだな~、と、それこそ他人事のように眺めるだけにしておいてください。

有名な皮膚科の先生が出版した本を、まだ信じるというなら、また話は違ってきます。

あくまで、書いて監修しているのは、皮膚科医ですから、あんまりおかしなことを書いて出版すると、業界であまり相手にされなくなりますからね。その辺は、慎重だと思いますよ。

(有名ならいいというものでもないですけどね。TVに出てて有名でも、中身の全くない、あやしいドクターはいますので。またそういう方も、本を出版されますから、そういう中から選ぶのは、確かに難しいかもしれません。でも、少なくとも、雑誌ではないので。

自分でちゃんと考えない方は、カウンセしてても、この人、絶対詐欺にあいやすいやろな~、と思うことがあります。

中には、もう実際エステや美容外科で高額な出費をされている方もいらっしゃって、さらにその中には、それだけ高額を使って、なんかおかしいと気づかれて、うちにたどりついた方もいらっしゃいます。

でも、中にはまだ気づかれていない方もいて、私が悪人だったら、この人終わってるで。。。と思います。

(たいてい、そういう方は、理解もされずに、回数や金額にこだわるだけなので、結果うちでの治療はお断りしますけどね。)

 

話がだいぶそれてしまいました。

あまりに、TVや雑誌の記事を真剣に信じてる方が、時々いて、実際お肌がエライことになっているので、脱線してしまいました。

日焼け止めの必要性の話は、また次回に続きます。

 

。。。3月のキャンペーン、すっかり忘れてました。。。。

2月、早いっ!!気が付いたら、終わってました。。今年は、1日多いというのに。。

3月のキャンペーンを全く考えてなかったわけではないんですが、かなり漠然としていて、どうしようかな、と思っている間に、今日になってました。。どうして。。?

 

今回のキャンペーンですが、そろそろ春デビューの準備が必要でしょうが、まだまだ寒い日が続きます。

季節の変わり目、お肌のトラブルも増えますから、光・レーザー治療をしながら、イオン導入やホームケアのマスクを足す、というのが、やっぱりいいかな~、と思いました。

乾燥肌と脂性と両方でお悩みの混合肌の方、私もそうですが、そろそろ毛穴も気になるマックスに近づいてきていることかと思います。

毛穴ケアがそろそろ必要かな、と思い、ケミカルピーリングの家用の石けんを含めたキャンペーンを考えてましたが、まだ乾燥の季節ですから、ちょっと早いかな。。。と。

もちろん、できる方もいらっしゃいますが、キャンペーンで、勧めるほど、そこまで脂性の方は、少ないだろうな~、と思いました。

私も、最近、時々ピーリング系を鼻にだけ足したりしてますが、本格的なのをやってないのと、たまに寒さがマシな日があって、毛穴が冬の間よりも少し気になってきました。

もうちょっと本格的なのを足さなきゃな、と思いますが、脂性の私でも、簡単なのをやった後の次の日とかしばらくの間、昼間脂取り紙で脂を取ると、ちょっとヒリヒリすることがあるので、皮脂減ってるな~、と感じます。

そう感じてる時に、本格的なピーリングをやると、反って、お肌を痛めますからね。何でもやればいいというものではありません。

例え鼻だけでも、ピーリングのキャンペーンは、4月か5月ですかね~。

 

ピーリングみたいに皮脂を減らしたり、お肌に負担をかけたり、というのではなく、皮脂のせいで毛穴がすり鉢状に凹んでしまうのは、やはりグリシルグリシン(GG)でしょう。

毛穴を気にされている方用に、GGのイオン導入や美容液や家でするマスクなどの毛穴セットは、時々キャンペーンにも登場しています。

GGだと、お肌を痛めずに、保湿剤もたっぷり入ってますから、毛穴のすり鉢状になうのを押さえてくれる働きがあります。

皮脂を減らすわけではないので、乾燥肌で毛穴の凹みも気になる、と言う方にも安心して使っていただけるモノであるので、お勧めです。

GGのイオン導入やマスクも気になるけど、、いきなり買うのはな~、と躊躇されていた方には、お得なセットです。

一度に、GGシリーズ全部が試せますから、その中で気に入られたら、また購入されればいいですし、どれくらいの効果があって、どれくらい自分は満足するのか、がわかっていれば、何かある勝負の前に、イオン導入やマスク1回分だけやっておいたら、ここまで変われるかな、という目安にもなりますから、いい機会かもしれません。

 

ナビジョンのクリニック専用化粧品は、私も愛用していて、確かにいいですが、たかが化粧品ですから、ある程度の効果を目指すなら、やはり光・レーザー治療を足していかれないと、「効果」というのは難しいと思います。やはりホームケアは、ホームケアなので。

なので、今回のキャンペーンは、タイタンでシワやタルミを気にされている方には、レチノールのマスクであるRTマスクと目元のヒアルロン酸マスクのHフィルパッチの1回ずつがセットで、毛穴の凹みを気にされている方は、ジェネシスをされてる方が一番多いので、GGのセットは、ジェネシスにくっつけました。

そして、ライムライトと言えば、シミ・そばかすなどの色味の治療ですから、トラネキサム酸のTAマスクやトラネキサム酸のイオン導入のセットです。

肝斑セットの方は、元々トラネキサム酸のイオン導入が付いていますから、そういう方は、TAマスクだけのキャンペーンです。

トラネキサム酸は、肌荒れや赤みにもいいので、茶色い色だけでなく、赤みで悩んでおられる方に、いいことがあります。(毛細血管による赤みには効きません。肌荒れや乾燥などのトラブルによる赤みの場合ですね。)

今、書いていて、気づきましたが、シワを気にされて、ジェネシスをされている方もいらっしゃいます。

タルミは、まだあまり気にならないけど、細かいシワやチリメンジワが気になるとか、アンチエイジングの予防みたいなことを始めておきたい、と言う方で、ジェネシスだけ、されている方って、結構多いんです。

そういう方もRTマスクやHAフィルパッチ、試してみられたいですよね。。

ちょっとキャンペーンに追加しておきますね。

 

今回のキャンペーンは、光・レーザーの値段をお引きしているわけではないので、継続お値引は、もちろんいつも通りのままで、カウントしていきます。ご安心ください。

 

キャンペーンを忘れていたくらいですから、3月のお菓子のこともすっかり忘れてました。

今日、大阪の伊勢丹三越に行ってきて、少し買ってきました。

「アンリ・ルルー」http://www.henri-leroux.com/concept.html 

ご存知ですか?キャラメルで有名なお店だそうで、全然知りませんでした。だから、私も食べていないんですが、見た目、絶対おいしいと思い、パッケージも可愛かったので、ちょっと買ってみました。

「ロりポップ」と言って、棒が付いているタイプのヤツです。

真ん中にキャラメルが入っていて、飴でコーティングされてるそうです。むっちゃ可愛いです~。

お店の方が、1個ずつプレゼントされるんですか?と聞いてくださり、1個ずつ可愛らしくラッピングしてくださって、個別の袋もくださいました。感謝です!

とりあえず、数量限定です。いつも、大阪三越に行けるわけではないので、第一弾のお菓子は、アンリ・ルルーのキャラメルです。

第二弾は、まだ未定で~す。

他のキャラメルも、とってもおいしそうでした。(自分用に買っておけばよかった、と今HPを見て、かなり後悔しています。。ううう。。。)

 

今日、クリニックに問い合わせがありましたが、ビックリしました。

若い女性らしき方から、子供(7歳!)のシミ?そばかす?が増えてきたから、レーザー治療をしてくれませんか?というものだったらしいです。

うちは、子供の美容医療はお断りしていますので、受付がそうお断りしたら、光治療でもダメですか?と突っ込んで聞かれたそうで、光治療であっても、7歳の子には、うちではしません、とお断りしておりますと言ったら、ブチっ!と電話を切られたそうです。

光治療を一体なんだと思っているんでしょう。。医療っやっちゅーねん!(もちろん、エステでも、7歳の子には私は反対ですけどね)

。。その前に、正直、「アホちゃうか?!」(失礼)と思いました。

 

以前に、5歳だったか、それくらいの子供の二重手術をする親(主に母親)と、またそれを受ける美容外科クリニックの話題を、ワイドショーかなんかで見たことがありますが、それにもビックリしました。

5歳にしろ、子供なんて、まだまだ成長して、どんどん顔は変わります。

ヘタすると、高校生くらいになって、二重のクセがつくようにテープとか貼っていたら、ホントにクセがついて、二重になった、という話も聞きますし、実際そうなった子を見たことあります(かなり親しい人なので、ホントに手術とかはしてないことは知っています。何もしてない、と言って、手術とか実はしてる、というのは、良くある話ですが、ホントに二重になった子をちゃんと知っています。)

それくらい、まだ大人じゃない場合、変わっていくんです。

鼻ペチャだったのが、いきなり高くなったり、アゴが出てたり、出っ歯だったのが、自然に縮むこととかはありませんが、二重に関しては、ようはクセがつけばいいわけで、変化する可能性は、まあ、あるわけです。

確率としたら、それほど大きいわけではないと思いますが。

でも、5歳や7歳なんて、まだまだどんな顔になるのかも、はっきりしませんし、ちょっとぽっちゃりしてると、痩せて顔の印象が変わることもありますし、、痩せて、脂肪で埋もれていた二重が出てきて、はっきり見えてくることもあるでしょう。

 

今の若い子たちは、美容外科の手術に、かなり抵抗がなくなっているみたいで、メイクを変える感覚で、気軽に手術を受ける子がかなり増えたと思います。

それは、格安美容外科クリニックの責任がかなり大きいんですが、今まで美容外科の手術代金なんて、めちゃくちゃ高くて、ある程度の年齢でお金があるとか、若い子なら、特殊な仕事をいているとかくらいしか、なかなかできませんでした。

やりたくても、お金が足りないから、そう簡単にはできなかったわけです。

ところが、格安クリニックが出てくると、若い子のお小遣いでできたりするわけですから、またそういうクリニックは、保護者の同伴もありませんし、保護者の同意書がHPからダウンロードできて、プリントアウトして持っていけば、お金さえ払えばやってくれるわけです。

若い、何も考えていない子・世間知らずの子・流行や勢いに流される子などなど。。。そういうクリニックだと、誰も止めてくれません。

そういうクリニックは、副作用とかもまともに説明もしませんから(ちゃんとしたら、誰もやりませんからね。売上が減るわけです。)、若い無知な子たちは、どんどんやっちゃうわけです。

エステが、詐欺まがいに、クリニックのマネをして、光やレーザーをあててますから、美容クリニックでやっている光・レーザー治療もエステと変わらないんでしょ?みたいに、思っている若い子たち(若くなくても、時々いますが)が多くなったような気がします。

勘違いも甚だしいんですが、誰もそういう人に教えてあげないし、そういう人たちがいくところは、肯定だけして、お金を払えばやってくれるので、何も知らないまま、年を重ねていきます。恐ろしい話です。

医療知識のない患者さん側が、宣伝文句に踊らされて、そのまま信じてしまうのは、ある意味仕方ないかもしれませんが、そういう暴走を止めるのは、やはりクリニック側というか、医師の役目で、そんな5歳の子に、二重手術なんて、受けるクリニックも、またそれを嬉々としてTVで放送させる医者の気がしれません。医者の良心もクソもありませんね。

先天異常とか、事故や火傷でケガをして、顔の形が変わってしまって、手術をする、というのは、また全然違う話で、シリコンを入れたり、二重にしたりというのはできませんが、そういう場合の手術は、ちゃんと保険が通っていて、形成外科で適応があれば、手術をしてくれます。

「保険の適応」というのは、主に「機能異常」を伴っている場合です。成長の邪魔になるとか、日常生活が困難になることが予想されるとか、先天異常による場合も発育不全や発達異常があるとか、明らかに通常と違う場合です。もちろん、ちょっと美人の顔にしてくれとかは、保険適応はありません。

顔の骨などの発育が、ちょっとおかしくないのかな。。?みたいに思われたら、とりあえず形成外科(美容外科ではありませんよ)で診てもらう、というのはアリだと思います。

診てもらって、問題ないですよ、と言われればそれで安心ですし、このまま発育障害が出るかも、となれば、いくつくらいで手術をしていきましょう、とかの計画が持ち上がってくると思います。成長期の手術は、特に骨や軟骨を触る場合、何段階にも分けて手術を行っていくこともあります。状態にもよりますね。成長のスピードや程度にも。

これを間違って美容外科なんかに行くと、良心的なところだと適応がないと断られるだけで済みますが、悪徳なところだと、さも異常であるかのように脅かされて、法外な値段を払って、手術をされていくわけです。

患者さんの、知識のないのを悪用する医者も増えましたね。

需要と供給のバランスかもしれませんが、美容医療を甘く魔法のように考えている女性が増えて、自分の子供にも同じように受けさせようとする母親も、その分増えてきて、断ってばかりいる美容医療業界の中に、隙間産業っていうんでしょうか、受け入れるクリニックが出てきたわけです。

たいていのところは、断るわけですから、そういうことをしてほしい母親が、そのクリニックに集中しますね。

母親も満足する・クリニックも儲かる、一見お互いの私利私欲を満たしていいように見えますが、一番可哀想なのは、やはりそんな母親の元に生まれた子供です。

一度つけた手術跡は、一生消えません。

また、その手術跡のせいで、ゆくゆく成長障害を来し、とんでもない顔になるかもしれないわけです。へんなところがつっぱたり、引っ張られたり。。。またそれを治すために、手術を繰り返すわけです。。泥沼です。。

それくらいね、子供の成長って、大変なことなんです。

皮膚もそうでうが、骨や軟骨を気軽に美容外科で触っていいものではないんですよ。

どうしても触らないといけないなら、形成外科(保険のね)で触ってもらいましょう。

ちゃんとした(ここがポイントですが。。。)形成外科のドクターであれば、そういうことまで考えているはずです。

 

光・レーザー治療の場合、手術ほどの副作用や成長障害で出るとか考えにくいですが、アザのレーザー治療以外で、子供(まして7歳)に、大人がする光・レーザー治療をやっていって続けた場合のデーターなんか、あるわけないんですよ。

そんなことしたら、それは、営利目的ですから、医者としての道徳上、批判されますから。まあ、そんなデーターは、なかなか出ないでしょう。

あくまで、アザの治療のみです。子供のアザを対象にしたレーザー治療の治療成績とかは、学会発表もありますし、論文もあるし、データーがあります。

それは、子供の成長のために、必要な治療の一部だからです。

アザの治療にしても、厚生労働省が認めているレーザーの機種というのが決まってますから、それ以外の機種でやって、もしなにかあれば、完全にやった医師の責任です。

医師に全責任があるのは、大人の治療でも、保険でも自費でもそうですが、病気ではないけど、理解されたのであれば自費でレーザ治療をお受けしますよ、という場合と、アザでもないのに7歳の子に国も認めていないレーザーをあてるのとでは、わけが違うでしょう。

まあ、子供に、そんな治療をばんばん(しかも自費で)やっている医者は、よほどの悪徳詐欺か、無知すぎるか、あるいはよほどの信念を持ってでないと、普通やりません。

(この信念を持ってされているドクターは、全責任も負う覚悟でされてることと思います。でないとできませんね。)

何かあったら、大変どころでは済みませんからね。

そういう大変なことを平気で「やってくれないんですか?!」と聞いてくる母親に説明して、あきらめさせ気力は、私にはありません。

もう考え方が根本的に違いますから、いくら説明したって、平行線です。

話は、全くかみ合いません。(これは、大人の患者さんでもそうですけどね)

また、そういうお母さんの中には、ホントに美容医療は魔法みたいに思っていて、レーザーさえあてれば、完全に消えるとか良くなる、と完全に副作用は無視で、もう治療をしてもらうことに意地みたいになっている方もいて(行くクリニック全部で断られるから)、もう目がいっちゃってて、「だって、可哀想じゃないですか?!」みたいな感情論だけで、やってくれ、と言う方も混じってくるので、困ったことがあります。(「可哀想」と決めつけているのは、そのお母さん自身なんですけどね)

こうやって、クリニックめぐりをしてることは、ご主人はご存知なんですか? ご主人は納得されているんですか? 賛成させれてますか?と、聞いてみたこともありますが、ほとんどの方は、「主人は気にし過ぎと相手にしてくれない」、と訴えられます。

そりゃそうだろう~。別に、全然ひどくないもの~。そんなの、大勢の子供が1個2個あるよ~、みたいなことがとっても多いです。

ひどい時は、「これのせいで、将来いじめられる」、とどんどん妄想が進んでいかれるようです(注:まだいじめには、子供はあっていません。)。

そうやって、お母さんが、ヒステリー状態にキイキイなるほうが、よほど子供の精神衛生上、悪いと思いますが、そんなこと、短い外来で、ちょっと説明したところで、もう精神状態が一点集中されていますから、聞く耳ももたれませんし、こちらも説得するパワーもありません。

とにかく、意地でも、やれ!の一点張りですからね。

 

大学病院にいた時に、子供のアザの治療でレーザー治療をしていましたが、まあ、子供にレーザーをあてる、というのはホントに大変で、まず恐がりますから、暴れるわけです。暴れて、他のところにレーザーが当たっても困りますし、まして、顔に当てるなんてなったら、間違って目に当たったら、エライことです。(エライことどころではありません)

どうしても当てないといけない場合、ナースや下の先生に押さえ込んでもらって、レーザーを当てていくわけです。

子供にしたら、一体何をされているのかわかりませんから、レーザーが当たった瞬間、パチっとちょっとは痛いわけで、そこに何人もから押さえられ、自由を奪われ、母親から離され、ほとんど虐待でしょう。。

必死に子供も抵抗します。こちらも、処置を一刻も早く終わらさないといけないわけですが、そんな状況で、ジッとしているところに当てられるわけもないので、そりゃもう大変な処置になるわけで、子供もドクターもナースも、終わったら、みんな汗だくで、どっと疲れるわけです。

次からは、子供も、どんなことされるのかわかってますから、あちらも賢くなって、余計に暴れたりするわけです。

子供に、点滴や注射するのと同じような感覚ですね。

形成外科の時は、重症の火傷の子とかのガーゼ交換とかは、本人もかなり痛いので(大人の患者さんでも大変だったりしますから)、痛いことをされると、暴言を吐く子・噛んでくる子もいたし、ツバを吐き掛ける子もいました。(親のしつけの問題もあるとは思いますが。。)

小児科なら、子供ばっかり診ておられるから、ドクターもナースもみんな子供に慣れていますが、形成外科・皮膚科病棟というのは、そこまで子供が多くて、慣れているわけではないし、また形成外科で手術をする子というのは、基本体は元気いっぱいですから、そりゃ暴れられると大変です。

まあ、レーザー治療で、子供がジッとできるのは、中学生からと私は思います。

その年齢なら、少なくともジッとしているので、こちらも、ある程度安心してレーザーを照射できると思います。

(中学生に、自費の光・レーザー治療を、だからやっていいのか、というのは、また別の問題です。中学生は、まだ成長期ですから。体質も、まだまだ変わりますし、ホルモンの分泌は、一番不安定な時です。)

女の子のアザの場合、小学生高学年でも、本人がすごくそのアザを嫌がっていて、早く治療して取りたい、と真剣に思っていたら、高学年でもじっとできる子はいると思います。

小学校中学年は、ジッとする、と約束しても、無理なことがありますね。

外来では、母親がまたコンコンと言って聞かせて、無理やり頑張ると言わせる場面も多いんですが、「本人もジッとしてる、と言っているので、治療をしてください」というヤツです。

でも、実際、レーザー室だと、レーザー独特の音がしますし(今のレーザーは、かなり静かになりましたが、昔のは、ホントに、大人もかなり緊張するかも。目隠し(レーザーから目を守るための保護メガネ:ゴーグルのことです)、知らない人ばかりに囲まれて、ちょっと痛いことをされるわけですから、緊張マックスで、途中で泣き出す子もいて、そうなると、(静かに泣くわけではないので)治療は、中止です。

大学とかだと、レーザーの枠にも限界がありますから、一度に取れる予約も数が決まってますし、子供の処置は時間がかかるため、かなりの時間枠を押さえることがあるのに、それが中止になるわけです。。(その時間、他の患者さんはできないし、急遽中止となっても、誰もできないわけで、後回しにされた患者さんも大勢いらっしゃるわけです。)

同じアザの治療でも、急を要しない場合は、子供のキャラ(お母さんのキャラも大きいかもしれませんが)にもよりますが、ある程度の大きさでないと、いろいろ大変なわけです。

まあ、そんな裏事情は、一般の方は、もちろん知る由もないことなんですけどね。

 

うちには、アザで保険が通っているレーザー機器が一切ありません。

うちにあるレーザー全て、自費治療のみのものです。

最初から、子供のレーザー治療は、もちろん全く考えていませんし、美容医療に関しては、初診の子供の診察・相談もお受けしていません。

通っていらっしゃる患者さんの子供さんのことで、相談を受けて、危険性や考えられるアザの種類や今後の治療のことなどは、お話を聞いてわかる範囲でお答えしていますが、新規の相談はお断りしています。

 

アザだから、保険でしょ?と言われても、保険でできる機械自体がそもそもないので、診察もお断りしています。

(大人の方のアザのご相談・診察も、うちは全て自費です。)

 

アザかどうかが気になる、というのであれば、(生まれるつきあれば、アザですが、少し大きくなってから出る場合も、もちろんありますが)、まずは、保険でやっている大き目の形成外科、もしくは皮膚科(できれば、保険適応のレーザーの置いている)に受診するのが、一番最短で最良だと私は思うので、うちではお断りしています。

(生まれつきのアザは、回数がかかりますから、(ということはお金も)最初はかならず保険でしてくれるところがおススメです。個人の形成外科クリニックでもやってくれるとこも探せばあるとは思いますが、どこまで保険なのか、クリニックによって違いますから、いくつか回るほうがいいと思います。)

うちの機械は、あくまで、大人のシミ・そばかす用です。

 

小さな子の髪の毛まで、金髪にしたり、パーマをかける親(主に母親)って、いるじゃないですか。

私は、あれが大っ嫌いで、子供は、おもちゃじゃないっつーの!と思います。

(最近は、小さい子に、化粧までさせるそうですね。ファンデや口紅・アイシャドウやマスカラまで。。。)

大人になって、あるいは、高校生くらいですかね、まあ、自分の意思で、そういうお肌に悪いことをするのは、本人の勝手でですが、小さい子なんて、親のいいなりですよ。ああなると、やっぱり着せ替え人形の延長とかになるんでしょうか。。着せ替えするにも限度があると思うんですが。。。

子供の肌に、そんな小さい時から、悪いモノをいっぱいして、細胞を傷つけてどうするんでしょ。

子供は、母親が喜んでくれたり、周りの大人が、「可愛い~」とか「オシャレ~」とかちやほやするから、なんかわからんけど、いいことなのかな?と受け入れていますが、私は、ああいうのを見るたびに、ドン引きです。

ああ~ああ~。。。肌ボロボロやん。。。子供の細胞分裂の活発な皮膚に、あんだけキズつけて。。。この子、ある程度の年齢になったら、人一倍肌汚くなるんやろうな。。かわいそうに。。。母親も、自分だけにしときや。。。

化粧品なんてね、子供はやんなくていいんですよ。

乾燥肌の子なら、保湿剤とか、日焼け止めは、子供でもしたほうがいいと思いますが、それ以外の化粧品は、ホントに不要です。

イベントの時に、ちょっとカーラーで巻いてあげるとか、子供用の色つきリップ(子供は、そんなものつけなくても、血色がいいから、リップなんていりませんけどね)を写真を撮るからつける、というくらいなら、そんな害はないと思いますが、金髪(先に脱色してるっていうことですよね)やパーマなんて。。。金髪でなくても茶髪もそうですけどね。ヘアカラーってヤツを、子供にするんですか。。。

ヘアマニキュアなら、子供も大丈夫って、話ではないですよ。

そもそも子供にやっても大丈夫なんて、データー自体、化粧品メーカーは取っていないんじゃないでしょうか。対象年齢は、大人のはずです。

美容院にしろ、客商売ですから、客である母親から言われたら、子供の金髪もやっちゃうんでしょう~。断ったところで、やってくれる別の美容院を探されるだけですからね。

美容医療も同じだと思いますが、うちで断っても、他のやってくれるクリニックを、そういう母親というのは、探されるわけです。

どうしてやっちゃダメなの?もしかして、危ないの?と、そこで、そういう考え方に気づけば、またこちらもアプローチの仕方もあるでしょうし、話合いというヤツができるかもしれませんが。。

恐らく、お電話の子供さんの場合は、普通そばかすだと思いますが、そばかすなら、まだまだどんどん増えていきます。光をあてても、数回で終わるとか、そんなものではありません。

子供の金髪同様、私には、そういう治療を望んで、その小さな子に受けさせようとする母親の気持ちは理解できません。リスク考えなさすぎと思います。医療、というか、光・レーザー治療、なめすぎです。

何でもやればいいってもんではありません。

大人の方でもそうですが、私が、どうしてそういう治療をされたいのか、理解ができない場合(メリット・デメリットを検討した上で。まあ、いわゆる適応なし、という場合ですが)、お金を払うし、絶対に文句は言いませんと、サインをされたとしても、絶対に治療はお受けしません。

自分が納得のいかない治療をして、うまくいくわけがないと思います、特に美容の場合。

また、私も、そういう患者さんの考え方が理解できないので、その方の思うような医療は提供できないでしょう。

美容医療こそ、お互いが理解しあってやっていかないと一番ダメだと思ってます。

だって、命に関わりませんから、性急にすることでもないし、まして保険も通らずに高額な治療費を払われるわけですから。

それを思いつめて、焦ってやること自体、やっぱりなんかおかしいです。

結婚式とかなにかイベントがあって、急いでなんとかしたい、というなら理解できますが(モノにもよりますけどね)、思いつめ方がちょっとおかしいというか。。普通と違う方というのは、そんな時に、冷静な判断なんかできるわけありません。

何千人という患者さんを診ていると、その方の理解度というのは、おのずと見えてくるわけです。

理解されている、と思っていても、えっ?!っていうこともあるのに、カウンセから全然かみ合わないなんて、治療をやったらダメでしょう~。

お互い不幸ですね。

ちょっと落ち着かれて、リラっクスできるようになられたら、医療の限界や副作用も理解できるようになると思うんですが。。そうなると、話もかみ合ってくると思うんですけどね。

 

 

 

 

今日は、本の紹介です。

抗加齢医学でご高名な順天堂大学大学院の白澤卓二先生のご本です。

三笠書房から出版されています。

本屋さんで、たまたま見つけました。

(たまたま、と言っても、白澤先生のご本は、たくさん出ていますから、ホントに、本屋に行ったら、目の前にあった、という感じです。)

白澤先生のご本は、以前にもご紹介したことがありますが、食事でアンチエイジングなど、普段の日常生活に取り入れることができることを、わかりやすく教えてくださいます。

ご講演も、とてもわかりやすく、とってもタメになることをお話してくださいますので、いつも学会で、楽しみにしております。

たくさんご本を出版されていると思います。

私も、料理本を2冊持っています。

カレーの本とジュースだったかな。。

カレーはスパイスたっぷりなので、アンチエイジングには、とってもおススメなわけです。

色の濃い、カラフルな野菜もたくさん一緒に摂って、アンチンエイジングに役立てましょう、という料理本です。

 

今回のご本は、副題が、「100歳をこえても、ずっと元気なアンチエイジングダイエット」です。

私は、まだ40代ですが、この本は、いや~、タメになりました。

あんまり無理しても続きませんしね。

対象が50代の方ですから、40代の方には少し早いかもしれませんが、先に知っておくと、いいと思います。

ダイエットに挫折してこられた方も、50代対象ですから、この本の中で、できることだけでもマネできると、少しいい感じに変わるかも~♪

 

TVや雑誌で、家でできるアンチエイジングの美肌や健康のためのあやしい情報がたくさん毎日毎日出ていますが、そういうのは、一切信用しないほうがいいと思っておいてください。

もちろん、ちゃんとした先生が、おっしゃってることもありますし、この白澤先生もTV番組に出ていらっしゃることもありますが、あやしい人と、ちゃんとした方が、TVや雑誌では、ごちゃまぜにされてしまうところが、マスコミって、ホントに無責任だと思います。

 

若い方には、この本は、やっぱり少し早いですが、本屋さんに行けば、ホントにいろんな本が白澤先生執筆でありますから、食生活や生活態度で、日常生活でできることからしていきたい、と言う方には、おススメです。

どうして、そういうことが必要なのか、ということもわかりやすく書いてくださっていますから、理屈がわかればこっちのものです!いろいろ応用ができそう。

まあ、なんでもバランスですが。

いろいろ行かせるヒントが隠れていますから、よければ、一度ご覧ください。

白澤先生のお話は、とっても楽しくて、いつも引き込まれてしまうんですが、本の中身も、おんなじような感じで、読みやすくできていますから、本が苦手と言う方でも大丈夫ではないでしょうか。

 

美容医療も日焼け止めも大切ですが、食生活や運動などこそ、体の中からの健康あってのものですから、一番基本となるものです。

食事も、フカヒレやすっぽんを食べろ、と言われているわけではないので、すぐにでも取り入れやすいですよ。

できることから始めてみる、というのが、一番のアンチエイジングだと私は思います。

無理しても、続きませんからね。一歩一歩、ゆっくりでいいから、ちゃくちゃくと。老化と仲良く、長~い付き合いがいりますから、気長に、のんびり、でも、定期的に。

老化にあらがうのでなく、逆らうのでもなく、味方につけて、老化の進み具合を、遅くしていく、というのが目標でしょうか。

そうしたら、不自然でない、若々しさが維持できると思います。

 

先日の日曜日は、アスタキサンチンのシンポジウム(研究会みたいなもんです)が、京都国際会館で行われたので、行って参りました。

 

やっぱり、こっちは寒いですね。

土曜日は、京都も雪が降って、四条界隈も、屋根に雪が積もりましたが、日曜日には全くなかったと思いますが、国際会館周辺は、まだ十分に屋根に雪が積もってました。

でも、京都で学会や大きなシンポジウムを開くとなると、やはりこちらの会場になってしまうんですよね。

 

アスタキサンチンは、今注目の抗酸化作用の優れた物質です。なんと、ビタミンCの6000倍の抗酸化力があるんです。(体もお肌も、鉄と同じで、どんどん酸化して、老化がすすんじゃうわけです。抗酸化というのは、さびにくくさせてくれる、みたいに思っていただくとわかりやすいと思います。)

サプリメントや化粧品は、最近有名で、注目されています。

「アスタリフト®さん」って、松田聖子さんとかがCMされてますよね。あれは、富士フィルムという会社の商品です。一般の方でも、誰でも買えます。市販品です。

クリニックで取り扱うアスタリール®とアスタリズム®は、ホントにクリニック限定で、クリニックに来ないと買えません。

(正確には、診察・カウンセを受けないと。うちは、そうです。違うところもあるかもしれませんが)

これらの商品は、富士化学工業という会社で、富士フィルムと、「富士」という名前は似ていますが、なんの関係もない会社です。

富士化学工業は、製薬会社なので、やはり吸収させるノウハウがちゃんとわかっておられると思います。

例えば、アスタキサンチンの塗る方ですが、市販のヤツの6倍濃いそうで、しかも6倍吸収率がすごい!だから、36倍スゴイんです、とふざけておっしゃってましたが、確かにそれくらいスゴイと思います。

市販品と、全然色とニオイが違って、富士化学工業のは、かなり濃いんです。見た目だけでわかります。

 

京都府立医科大学の吉川先生(学長でいらっしゃいます)が、アスタキサンチンの研究や開発にもかなり関わっておられるようで、(だから、京都でシンポジウムなんでしょうか?助かります。)以前、新聞にもコラムを書いていらっしゃいましたが、阪神の選手に皆さん、アスタリール®を飲ませてデーターを取っておられたようです。

金本選手も飲んでいらっしゃるはず。

このアスタキサンチンは、筋肉の疲労を貯めないというか、回復させる力が大きくて早いというか、アスリートの方には、とてもいいらしいです。(私は、運動しないので、わかりませんが)

オリンピック選手が飲んでいても大丈夫と認められたサプリだそうです(ドーピングの対象になりません)。

 

今回のシンポジウムは、動物実験から、人間のデーターまで、いろいろ集計され、多数の大学け医療機関から発表がありました。

ホントに、アスタキサンチンは、どんどんいろんな効果がデーターとして出てくるので、そのうち、これで何でも良くなるんじゃないか、と思わず錯覚してしまうほど(ちょっと言い過ぎですか。。。)。

 

何に効果が期待できるのか、という発表で、筋肉・ドライマウス・眼精疲労・難聴・美肌やアンチエイジング・育毛・メタボリックシンドローム・更年期障害・糖尿病・NASH(非アルコール性脂肪肝)・心機能・動脈硬化・前立腺肥大などなど。。。効果の差は、様々ですが、飲んでみる価値ありです。

副作用って、ほとんどありませんからね。

元々、鮭やいくら・桜鯛・カニやエビの赤い色素は、アスタキサンチンです。食べ物に入っていた成分ですから、アスタキサンチン自体にアレルギーのある方は飲めませんが、それ以外は、まあ大丈夫でしょう。

これらのいろんな症状に効果が見込める、というのは、前から知っていましたが、これだけ、一度にデーターや、発表を聞かされると、圧巻ですね~。

より納得もしやすいし、ちゃんと今のうちから、飲んでおこう、という気にさせられます。

 

中でも、ちょっとビックリしたのが、育毛効果なんです。

去年の美容皮膚科学会でも確か同じ発表がポスターであったと思うんですが、実際スライドで見せられると迫力が違います。説得力ありますね。ポスターには、載せておられなかったデーターも見せておられて、大変興味深かったです。

ネズミの背中の毛を剃って、アスタキサンチンを塗った場合と塗っていない場合と比べたデーターですが(ものすごく簡単にはしょって言ってます)、アスタキサンチンを塗ったほうは、とっても早くボボボ~っと生えて来ました。

アスタキサンチンに期待できる効果として、メラニン色素の増強というのがあり、白髪の予防にもなる、ということを示唆されました。

白髪を黒くするサプリや育毛剤って、ないんです(医学的にちゃんと実証されているもので、です。市販のわけわからん、自称効きます、みたいな詐欺商品は、存在はしていますが、効きませんから。)。

育毛の医療用サプリや育毛剤はあるというのに。。。

もちろん、育毛効果もあり、かなり薄毛の男性の禿げてた部分(失礼)が、飲むことで、かなり増毛されてました。

飲むサプリで、元々毛が薄くない方が、多毛にフサフサになるわけではないはずなので、薄い方には、ビフォーアフターがわかりやすいと思います。

美肌と体のいろんなアンチエイジングと健康のために飲んでみて、それで毛にも効けば、一石二鳥で嬉しいですね。

毛は伸びるのも時間がかかりますから、気長にのんびり飲んでみてください。

 

私は、おでこの生え際に白髪がとても多いんですが、美容院で染めてもらっても、ヘアマニキュアなので、落ちるのも早いし、根元は染めるのは中々難しいものです。目立ってきたら、部分染めのマスカラみたいなのを足すんですが、メンドクサイんですよね、意外と。

そこで、アスタリズム®(塗るアスタキサンチン)です。

顔にどうせ塗っていますから、その時ついでに、生え際のところにも塗っておきます♪  さて、どうなりますかね。楽しみです。私も効いたらいいな~。

 

アスタリール®のサプリも、最近は、ずっと倍飲んでます(1日4粒。その代り、すっごいスピードで無くなって行きます。やっぱり飲みすぎ?!)。

1日2粒で、充分なんですが、メタボも私は気になるので、倍飲んでも問題ないことを知っていますから(どの薬やサプリでも、倍飲めばいい、っていうものではないですよ)、最近、ずっと倍なんです~。

(痩せはしませんが、これで、運動すると、キレイに体脂肪が落ちていくそうですよ。)

 

今回のシンポジウムは、プロビーチバレー選手の朝日健太郎さんが、講演にグアムのキャンプ中からわざわざ来られて対談形式でお話が聴けました。

恥ずかしながら、私は、スポーツ全般に疎いので、存じあげませんでした。。。

さすがに真っ黒に日焼けされていました。精悍で背も高く(身長199センチとかおっしゃってましたね)スラッとされていて、遠目で見てもカッコ良かったです。

(すみません、写真撮ってません。この日は、携帯電話すら忘れてくるという失態をおかしてしまいました。。。)

顔は真っ黒ですが、ちゃんと日焼け止めを塗っておられるそうで、でも、プロのビーチバレー選手ですから、紫外線を完全にシャットダウンすることはできません。

朝日さんも、アスタリール®の子会社が出してる、BCAA入りのサプリだったかな、摂っておられるのと(筋肉疲労しにくいそうです)、顔にももちろんアスタリズム®を塗ってるそうです。

そのおかげで、これだけ紫外線にあたっているのに、シワがないんですよ~、とても若く見られるんです、とおっしゃってました。手放せないそうです。
(一応、何もしてない、とおっしゃってました。この「何も」というのは、美容医療のことを指すんだと思います。)

やはりビーチバレーはお肌にとって、かなり過酷らしく(そりゃそうだ)、その過酷さを和らげてくれてるようですね。

 

アスタキサンチンは、いろんな外からのストレスから守って、強く負けないようにしてくれるイメージと思ってください。

決して、コラーゲンを増やしてシワを減らす、とかシミを直接攻撃して白くする、とか、そういうものではありません。

 

全部の発表を聞いたら、かなり遅くなるので、聞きたい分だけ聞いて帰ってきましたが、結構充実した内容でした。

サプリや化粧品で、ここまでの効果が期待できるのは、ホントにスゴイです。

 

アスタキサンチンって、ホントにいいと思いますが、ご購入される場合、どこのメーカーの商品を買うか、です。

メーカーによっては、中身は、うっすいうっすいこともあり、そのくせ、べらぼうな値段を取られたりしますから、アスタキサンチン製剤を買うなら、やはり富士化学工業のヤツでしょう。

いきなり、飲んだり、塗ったりしたから、なにかが目で見えて変わるわけではないですが(時々、飲んでると、なんか違う、と違いに気付く方もいらっしゃいますが)、続けることに意味があります。

同じ続けるなら、意味がわかって飲んでる方が、目指す目標が具体化されやすいので、よりいいかと私は思います。

アンチエイジングな肌と体を持った私。。。みたいに、イメージしやすいですよね。健康に若々しく、です。

サプリもキリがないので、興味のあるものから飲んでいく、というのが一番いいと思います。

データーもないのに、なんとなくずっと飲んでる、って、害はそんなにないですが、お金もったいないですよね。