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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今日は、って、日付が変わってしまい、昨日の話です。

土曜日、クリニックが終わってから、リッツカールトン大阪で開催されたナビジョンのセミナーに行って来ました。

今回は、11月1日(4日からでした、クリニックに入るのは、5日になります)から発売になる、ナビジョンDRシリーズのレチノール美容液の発表会でした。

レチノールは、市販の化粧品からクリニック専用のものまで、様々に販売されていますが、実は、中身は、レチノールと言っても、調べてみると、全然違ったりします。

まず、種類が違ったり、濃度が違ったり、安定したものを使っているかどうか、容器の問題などなど。

今回は、なんせDRシリーズですから、本物です。

純粋レチノールが、かなり入っています。しかも医薬部外品ですから、厚労省のお墨付きと申しますか、(カネボウの白斑はさておき)、厳しいチェック基準がいろいろありますから、かなりのデーターを揃えて、資生堂が自信を持って、今回DRシリーズとして、出してきました。

いつもセミナーの後に、懇親会と言って、立食パーティがあるんですが、仏滅で結婚式がなかったので、ホテルが張り切ってくれたのか、岩城製薬・資生堂が張り切ったのかはわかりませんが、いつもより、お料理も気合が入っていて、量もたくさんありました(何度も新しいのを持ってこられてました)。参加人数が多かったせいかもしれませんが、今回は気合、入ってんな~、とお料理を見て、資生堂側の本気具合を確認しましたね。(って、これは私の独断と偏見ですから、実際は、料理と化粧品は何にも関係ないと思います。)

さて、レチノールですが、うちで今扱っている、純粋レチノールは、ブログにもよく登場するドクターオバジの新しいシリーズ、「ZO スキンヘルスケア」のものです。

こちらのシリーズは、レチノール製品の種類がいろいろ選べるので、その中から、私が使ってみたい、うちの患者さんに使ってほしい、ぜひおススメしたいものだけを仕入れています。

レチノイド反応が私は困るので、うちの患者さんでも、私はやってみたい!という方がもしいらっしゃれば、取り寄せますが。。。濃い~い分は、入れていません、今のところ。。

ZOシリーズがあるから、資生堂のを入れるとなると、かぶるな~、と思って、

(被った商品というのは、患者さんに勧めるにしても、違いがはっきりしていないと、使い分けが私も患者さんもできないし、下手すると、どっちが在庫を抱えることにもなるので、同じような商品は、その辺を良く考えて仕入れています)

資生堂と岩城製薬には申し訳ないけど、リッツに行って、お土産(いつも資生堂パーラーのお菓子を参加者全員にくださるのです。そして、発表分の現品をテスターとしてもくださいます)もらって、タダメシいただくだけだわ、ついでにレチノールのおさらい、させてもらいますわ、とスタッフの研修も兼ねて、行ったんです。

IMG_20141026_002054809.jpg 今回のおみやの、資生堂パーラーの、チョコクランチ ハローウィンバージョン カボチャの粉がチョコクランチの中に入っていて、とってもおいしい♡

夜中なのに、3個も食べてしまいました。。。

これがね!良かったんです!

(お菓子じゃないですよ、セミナーのことです)

最初に、資生堂の研究員の方から、いろいろなデーターが解説があって、商品説明がありました。

話を聴いていて、これ、日本人にいいかも、というのが、率直な感想です。

その辺は、やはり資生堂で、日本人が日本人(主に女性)のために作った化粧品(医薬部外品)なので、痒いところい手が届くと申しましょうか、おおっ!かなりいいんちゃう?!ちょっと使ってみたいわ~、と思って聴いてました。

全部の発表の後に、懇親会場でゴハンも食べずに、研究員の方にいろいろ気になっていたことを全部お聞きました。

ナビジョンの発表研究会は何度も行っていて、毎回テーマは違うし、発表される研究員の方も違うわけですが、資生堂の研究員の方はみなさん、いつも私の疑問に的確に答えてくださり、おおっと!やはりそうですか!ということもあれば、おおっ!そうなんですね!ととても勉強になることも多く、資生堂の研究員の方、好きだわ~。

まさに、研究大好き熱が伝わってきますし、誇りを持って、開発にあたっていらっしゃるし、良いモノを作る情熱が感じられます。

さすが、世界の資生堂研究所ですね。

開発したもの全てが、商業ベースに乗るわけではありませんし(コストなどの問題もあるので)、研究部門と営業部門で、考え方の違いなどもあるとは思いますが、この研究員の方々が、資生堂の底力でしょうか。素晴らしいですね。

(資生堂の回しものではありませんよ。

研究員の方々の姿勢と研究所にこれだけお金を回してくれる資生堂は、すごいな~といつも純粋に尊敬してしまいます。

だからといって、資生堂全部の商品を推奨しているわけではないですし、患者さんにも勧めるものもあれば、勧めないモノもあります。)

詳しいことは、今回ははしょりますが、ものすごく品質のいい、純粋レチノール商品です。

IMG_20141026_002155149.jpg レチノールは、2種類あります。

酸化しないように、レチノールの安定性を保つために、容器にものすごくこだわったそうで、この資生堂のこの商品のためだけに、わざわざ作ってもらったそうです。

確かに、さっき開封しましたが、よくできています。

なんちゃってレチノール商品も見習え!というか、なんちゃっては、やっぱり使ったらダメですね。。

なんちゃってレチノールではない、ドクターオバジのZOシリーズは、確かにこれも素晴らしいモノです。

化粧品(クリニック専用で、ドクターの診察が必ず必要ですが)で、ここまでの効果が出せるのか?!と、そりゃ、ハリウッドセレブも買うわな、という代物。

ドクターオバジの科学の技術を詰め込んだ商品です。

ただ、オバジ先生の考え方が、皮膚に油分をのせない(油分を使わない)という考え方で、よけいな脂があるから、毛穴は大きくなるし、目立つし、皮脂が酸化して過酸化脂質になって、皮膚に炎症を起こすし、と皮脂を取る立場です。

これは、これで正しいです。

皮膚を甘やかすのではなく(保湿クリームなどを塗るのではなく)、自分の皮膚が保湿因子がちゃんと出せるようにしていく、という考え方です。

ZOでも、一応、クリームと名の付くものはありますが、塗り心地は、一般のクリームとは全然違います。

一般の化粧品に慣れてしまっていると、これは、ものすごくスパルタである時もあり、ついていける方とついていけない方と、やはり分かれてきます。

誰にでも合う化粧品というのは、存在しませんから、エビーゼあり、オバジあり、ナビジョンあり、といろいろあって、患者さんも選択肢がいろいろあって、その時々に応じて選べて、楽しくもあります。

いろんなモノの中から、その時に自分に合うものを選べばいいんです。目的や肌の状況に合わせて。

さて、オバジのZOのレチノールですが、今、うちで扱っているモノで物足りなくなった時に、どうしよっかな~と思ってました。

濃い~いのに、行く勇気はないし。。。いや、やりたくなってくるのか、どうだろう、と思案していたところ、ナビジョンDR、いいかもしれません。

私の思うところの使い分けもできそうだし、なにより、使いやすいように工夫されています。

そこは、オバジと違って、保湿にもなるように、配慮もされています。アレンジもしやすいです。

オバジはオバジで、あれはもう、独立しているというか、完成しているものですから、コンセプトの違った商品を足せないわけではないですが、実際、患者さんによったら、足してもらっていますが、ちょっといろいろ使ってみたい時に、どうしようかな、と悩む時があります。

まあ、足せばいいんですけどね、それでどこまで効くのかな=と思う時もあります。

やっぱり、効きが悪くなるのかな、どうなんだろう。(コンセプトを変えているので)

そういう意味では、資生堂は、他社のものでも、一緒に使いやすいです。(モノによりますよ。使う場合は、ご相談ください)

ナビジョンが、完成していないわけではないんですが、足し算引き算しやすいというか、便利なんですよね。

さっき、顔を洗って、早速塗ってきました。

楽しみです~♪

早い方で、数日~1週間で、なにかしらの変化に気付くことがあるそうなので、ぷぷぷ。綺麗になれるかしらん。。

皆さんも楽しみにしていてくださいね。

クリニックでの施術もそれはそれでいいですが、ホームケアの幅が広がると、ある意味、楽ですよね。

最近、忙しくて、自分の顔にレーザーがあてられなかったんですが、結構持たせることができました。

前みたいに、もうせなアカンやんっ!と焦らなくて済みました。

ホームケアが充実しすぎちゃうと、レーザーとかの回数が減って、美容クリニックとしては、困るのかもしれませんが、ホームケアで助けてもらえると、美容医療の施術が、もっと効いてきて、持ちが良くなるというか、相乗効果というか、より良くなるので、いいですよね。

最低限のスキンケアは、まず基本ですが、スペシャルなことを家でしたい場合には、クリニック専売化粧品が一番ですね。

脂肪が多いと、女性ホルモンが増えるそうで、結果的に、おっぱいが大きくなるようです。

(太っていて、胸が小さい。。となったら、ちょっと悲しいですよね。せめて、おっぱいくらい大きくないと。。女性で太っていて、おっぱい小さいってあるのかな。。おすもうさんでも、おっぱい大きいですよね。体の割に小さいくらいで、おっぱいとしたら、やっぱり大きいのかなと思うんですけど、太っているけど、おっぱいの小さい女性というのを診たことがないので、わからないですね。。)

それから考えると、ある程度の脂肪は必要で、脂肪があったほうが若々しくみえるし、医学が進歩したとはいっても、脂肪移植は、まだまだ一般的ではないです(結果がね。どこの病院でやっても、結果は同じではないくらい、治療成績にものすごく差があります。それくらい、定着が難しかったり、手術というか施術のコツがいるようです。どこでもいいから、安かったし、という理由で選んだら、ホントにムダかなと思います)

ちょっと前にTVで、なんか遺伝子検査なんですが、おっぱいが大きくなるかどうかを血液検査で調べることができるとかなんとかやっていて、若いタレントさんが、「知りた~い!!」って言っていて、何故かというと、「遺伝子レベルでダメだったら、おっぱいを大きくする体操をしてもムダなんでしょ?それだったら体操止めてしまいたい(メンドクサイから)から、教えてほしい」という話題が出てました。

機会があれば、血液検査をしたい方は、されたらいいですが、体操なんかしたって、大胸筋が太くなるだけで、おっぱいは大きくなるわけではないので、体操なんて、さっさと止めたらいいのに、と思って聞いていました。

それより、肉を食べろ~っ!

いまだにバストアップ体操って、モデルさんやタレントさんがやっているんですね。番組のやらせとかでなく、本気で?

バストアップって、上に引き上げるってこと?それともサイズアップ?

みなさんは、どっちのつもりで、期待されているんでしょうか。。

残念ながら、大胸筋を鍛えてもどちらもアップしません。

まあ、大胸筋が太くなることで、アンダーを含めた、いわゆる胸囲ってヤツは、大きくなるでしょうけど、ボディビルダーの女性の胸ってわかります?筋肉の上に、乳腺がのっかっている感じ。体脂肪率もかなり低くされますしね。

筋肉を鍛えても、おっぱいなんて、脂肪の塊ですから、関係ないんです。

ある程度の大胸筋は必要ですが、丸みの女性らしい体とは、全然別物です。

また、バストトップを上を向かせるというか、おっぱいが垂れないようにするには、ちゃんと体にあったブラジャーをすること!(お休みブラもね)、そして、おっぱいを揺らさない!

重力に負けないようにすることが大切です。

どうしても、重力がありますから、頬だけでなく、おっぱいもおしりも膝上も肘上も、もうどこでも下がります。

下がったせいで、変なところでシワが出ますね。

ジム行ったって、おかしなバスト教室行ったって、ホント、意味ないですよ。

バストアップに関しては。

バスト自体のサイズを大きくしたいのなら、太るのが一番の早道ですが、太ったのに、全然大きくならなり!とお嘆きに貴女。

おっぱいを大きくしようと思ったら、3キロくらいではダメですよ。5キロくらい太ると、ささすがに、おっぱい大きくなりますよ。(アンダーもね)

でも、5キロ太ったら、かなり大変ですよね。

服が着られなくなる。。。

乳がんの術後は、シリコンバッグで豊胸されたらいいと思いますが、がんや病気でもないのに、バッグ入れなくてもいいんじゃない?と思っています。

個人の価値観なので、リスクなどわかった上でされるのはその方の自由ですが。

だって、痛いし、大変じゃないですか。あとのマッサージも。。。泣きながらやるくらい、痛いと聞いていますが。。

(さすがに、経験したことがないので、わかりません)

そこまでやりたいと思いつめていらっしゃるのであれば、5キロ太ってから、(太りながらでもいいですが)、おっぱい以外、トゥルスカをあてて、部分痩せというか、ほぼ全身にあてればいいんですよ(笑)。

一番安全だったりして。

お金はむちゃくちゃかかりますが、ゆっくりやれば、ある程度おっぱいの大きさは大きいまま維持できて、他はむしろほっそり、ということが可能です。

(あくまでも、理論上の話ですよ。)

とりあえず、おかしなところに近寄らない。変な体操は止めましょう!

まずは、これです!

昨日の続きです。

合わない化粧品は、コイツだ!と見つける作業が難航する場合があります。

皮膚科に行って、パッチテストまで、ものすごい数をされているのに、肝心の犯人らしきものがなぜか入っていなかったり。。。

(これは、そのクリニックが悪いんですが、何をパッチテストをするのかを、患者さんに決めさせていて、これを調べなきゃ!と、誰も客観的に判断しないまま、されていました。

患者さんが調べたいものは、一緒に混ぜてやればいいんですが、患者さんだけで判断したものだけしかやらないと、いつまでたっても、犯人は見つかりません。)

こういう場合、順番に、容疑者を絞っていくために、順番に止めるか、一切止めて治ってから、1個ずつ始めていくか。。

ホントは、一斉に止めて、しばらく何もせずに、その間にパッチテストをするなり、皮膚のバリア機能を強くするなりして、完全に良くなったら、怪しくなさそうなモノから順番に使っていくか、ケースバイケースです。

実際は、患者さんが、いきなり全部止めるのはイヤだとなりますから、

(皮膚の程度によります。いくとこまで言っちゃうと、ホントに全部止めないと、えげつないことになりますよ、となるので、そういう意味では、早め早めに、適当に止めておいて、さっさと皮膚科に行くのが正解ではあります。)

使っている中から、それはいらないでしょ、というのは、どんどん止めてもらって、最後に、患者さん側から必要だと判断するものの中から、怪しい順番に止めて、良くなるかどうか、様子を見るかな。

原因が1個だけではない時もあり、1個だと大したことがなくても、複数かぶると、ダメ、ということもあるので、単純に犯人が見つけられないこともあります。

肌が荒れちゃったら、何を塗ってもダメ、ということも多いです。

バリア機能が破壊されてしまうと、こういうことにも一気になることもあります。

なかなか化粧品を止めてもらえない時に、順番に止めさせていく場合もそうですが、悪化するまでの、その前後も含めて、何を塗っていたのか、どういう状況だったのか、かなり事細かに聞いて、犯人捜しです。

そうやって、経過を整理していくと、こいつじゃないんかいな、というものが出てきます。

でも、患者さんは、それとは思っていなかったり、使い続けたいので、いろいろと、いかにそれが原因ではない、ということをコンコンと言ってくれますが、大体それが原因です。

本当に、薄々わかっていらっしゃることも。

よくあるのが、検討違いの濡れ衣が多いです。

例えば、「C」という化粧品を患者さんが、「このせいで、顔が真っ赤になるんです」と言ってこられ、実際、受診しても赤くもなく、たった1度赤かったようですが、すぐに治ったそうです。

でも、「絶対にC!」と思っていらっしゃいます。

でも、この「C」は、半年以上前から使っているもので、半年間何も問題はありませんでした。

(年使ったから、絶対にかぶれない、ということはないですが、かなり確率から言えば、ものすごく下がるかな、と。。

急に赤くなるとか、いきなりのかぶれの場合、それ前後で使った化粧品を順番に聴いています。)

半年以上でかぶれるかな、新しくとか、久しぶりにとか、他になにか使ったものはないですか? →「ないです。」

で、「C」はもう使いたくないから、AとBを使いたいと言われました。

変えるのは構わないんですが、原因がどうかは別として、「C」が怖くて使いたくないだろうし、違ったとしても、気持ちはわかります。

でも、実は、「A」「B」にも、同じ成分は入っていて、「C」でかぶれるなら、「A」「B」でもかぶれるよね?

「AとBは大丈夫です」と言われます。

。。。じゃあ、「C」も大丈夫では。。?

実は、この時、久しぶりに、2年前のファンデーションを使われ、それで真っ赤になったようでした。(その時しか赤くなっていないそうで。。。)

パッチテストをしたわけではないですが、私はこれだと思いました。

経過からの判断です。

ここまで聞き出すのに、ものすごく時間がかかり、最初、患者さんは何も変えていない(2年前に使っていたものですから、変えていないと言えば変えていませんが、ものすごく久しぶり(2年ぶりくらい)ですから、中身も蒸発したり、酸化したりと成分変わりますからね)と、悪気なく、ず~っとおっしゃってました。

結局、「C」は「A」と「B」に交換されたわけですが、するのはいいんですが、もし、「C]なら、AとBでもいずれかぶれてきますし、濡れ衣のせいで使われなくなったC、Cを使わないことでの不便さが、いつか出てくるだろうな、という商品でした。

患者さんの中には、思い込んだら、こうっ!という方がいて、正解の時もあるし、違う時もあるんですが、客観的にみていかないと、人生、肌荒れなんて、これからも起こりますから、思い込みで全部止めて行ったら、使うものがなくなっちゃうんですよね。。

で、そういう時に限って、止めていないモノの中に、新犯人がいるので、事態はますます悪化をたどります。。

渦の中に入ってしまうと、自分のことですから、なかなか冷静な判断・客観的にみることが難しいのかと思います。やっぱり、あせっちゃいますかね。

診察の最後のほうになって、実はこの方、クレンジングを止めていないことが判明いたしました。。。クレンジングジェルだかミルクのあとに、純石けんは使っておらず、赤ちゃんでも使えるせっけん?赤ちゃん用石けん?なんだ、そりゃ?誰が赤ちゃんで実験したわけ?どこの病院で?とツッコみを山ほど入れたくなるようなネーミングの石けんでした。

思わず聞いた時に、イスから転げ落ちそうになりました。。気を失いそうで。。

トホホ。。。

去年や今年はやっていませんでしたが、キャンペーンで何度か、純石けんをお配りしたことがあります。

クレンジングを止めてもらうためです。

もちろん、この方にも差し上げていて、もう2年以上通っていらっしゃいます。

。。まだまだ私のクレンジング廃止運動が足りなかったようです。

凹みますね。。まだ、足らんのか。。道は遠いですね。

ず~っとクレンジングをやることで、肌のバリア機能がちょっとずつちょっとずつ破壊されていて、そこに、2年前のファンデーションがとどめを刺したのかな、と。

(受診時には治っていらっしゃったので、推測でしかないです。ホントの急性の化粧品かぶれは、原因をさっさと止めれば、薬を塗らなくても、すぐに治ります。原因と取り除くだけです。)

また、クレンジングを止めていない中で、クレジングが原因かと思って、クレンジングもいろいろ変えられてたようです。。うう。。最悪の事態突入。。

(不幸中の幸いというか、このクレンジングを止めていない間、極度の乾燥はありましたが、赤みなどの皮膚炎は起こらなかったんです。エビーゼをオイルも含めてたっぷり塗っているのに、乾燥する、と言われていて、エビーゼの上から、ナビジョンの乳液やクリームまで塗っておられて、もともと乾燥肌の方でしたが、え~?と不思議でした。そんなに乾燥するのか?!と、ここで気づけばよかったんですね。私のほうも、純石けん洗顔だと思いこんでいました。すみません、気づけなくて。。

赤みなんかがちょっとでも出れば、気づいたかもしれないところが、運が悪かったのか、良かったのか。。)

当院に通院中の方が、化粧品かぶれと思ったら、とりあえず原因かな、と思うものは止めていただいたらいいんですが、ホントに検討違いなこともあるし、そこで自己判断すると、いらん化粧品まで買う羽目になるし、それで余計かぶれるし、といいことひとつもないですから、何かあったら、とりあえず、メールをください。

同じ止めていくなら、怪しいものから、サッサと止めていきたいし、他に刺激がないか、もう一度全部見直したほうがいいので、確認もさせてください。

特に、長引いている時、あまりにもひどい時は、ターゲットをさっさと絞らないとね。取り返しがつく間に、防御しないといけません。

化粧品って、健康な肌のためのものなので、好きな時に、好きな化粧品が使えるように、トラブルは早めに封じ込めましょうね。

季節の変わり目は、お肌のバランスを崩す方も多いですが、アレルギー性のものは、また別として、おかしなことをせず、保湿ができていれば、しばらくしたら戻ります。

自分の肌の力で、ちゃんと季節や環境に順応していきます。

保湿を足したりしなくても、時間は余分にかかるかもしれませんが、落ち着くこともあります。

バランスの崩し方・崩している程度にもよるんでしょうけど。

女性の肌にトラブルが起こったら、見た目(皮膚炎の様子のことです)にもよりますが、真先に疑うのは、化粧品です。

化粧品という言い方がおかしければ、肌に塗るモノ全て、です。

ホントに、ホントに、何にも塗るモノを変えていなければ、化粧品以外のモノを次に疑いますが、順番は化粧品です。

化粧品かぶれは、季節の変わり目の肌荒れ・なんか調子が悪い、というのとは、全然違います。

原因を止めない限り、一時的にごまかすことはできるかもしれませんが、その後、もっとひどくなります。

おかしいな、と思ったら、その原因をすぐさま止めて様子を見るということが一番大事ですが、これが、できない方というのがいらっしゃいます。。

かぶれとか、赤みとか、痒み・痛みもなんでもそうですが、体が、「これ、イヤだから、止めてね」とサインを送っているわけです。

サインを送っているのに、止めてくれないから、「まだ気づかないわけ?!」と、どんどんサインを大きくしていくわけです。

なので、ホントに原因であるモノを止めないと、そりゃ~ひどいことになります。

化粧品のどれかが原因なわけですが、患者さん自身で止めていて、どんどん良くなって、受診された時には、かなりマシになっていた、というのは、とても喜ばしいパターンです。

一番多いかもしれません。良かった、良かった。

一部の方が、どんどんこじらしていくという、恐ろしいことに。。。

実は、こういうこじらせてしまった方のうちの半分(くらいかな?)は、ホントはどれが一番悪いのかわかっているんです。

でも、止めない!

どうしてかというと、その化粧品を使いたいから!です。

ず~っと、しかもどんどんかぶれがひどくなり、まあ、エライことになっています。特に、目の周り(上まぶたや下まぶた)は、とてもデリケートな場所ですから、茶色い、シワシワのパンダみたいになっています。

これを、皮膚科用語で、「色素沈着を伴った苔癬化」状態と言います。

目の周りの黒ずみですら、治すのはかなり大変なのに(完全に消せないことも多いです。ものすごく時間とお金をかけて、薄くしていく、というのが目標です)、この苔癬化は、果たして消えるのかな?といつも思います。

皮膚がダルダルになっているし、ごわごわだし、普通の皮膚の状態ではないので、切り取るしかないんじゃない?とまで思います。

アトピーの方の、ごわごわ茶色い皮膚って、わかりますか?

まだ、首とか肘や膝の後側なら、少々ごわごわ硬くなっていても、色素沈着が少しでも薄くなって、保湿でしっとりさせておいてあげれば、時間はかかりますが、かなり良くなることがあります。(もう、アトピーは出なくて、昔の名残に限ります)

でも、目の周りの苔癬化だけはね、多少は良くなるかもしれませんが、ホントに多少であって、う~ん。。。というレベルのような。。時間をかければ良くなるのかな。。

そもそも、目の周りに苔癬化を起こす人って、また起こしていることが多いです。

繰り返すんですね。

それが肌質の問題なのか、おかしな化粧品ばかり使って、皮膚炎を繰り返しても、また止めないのか、根本的に皮膚の触り方やスキンケアが間違っているのか、

(大体全部のことも多いです。肌質の方の場合は、スキンケアをちゃんとやろうが、ホントにホントの(なんちゃってじゃなくて)敏感肌用を使っていても、荒れる時は荒れるので、これは可哀そうで、仕方のないことで、早く再生医療が美容医療でメジャーになればいいなと思います)

ちょっとでも良くなったかな、と思っていたら、またおかしくなるので、結局いつまでたっても、良くならない、ということがとても多い気がします。

どうしてもその化粧品が使いたい場合は、女性は、見て見ぬふりをして、使い続けますね。

どうして、そんなに、その化粧品にこだわるのか、私の理解の範囲を超えます。

一生使うな!と言っているわけではないんですよ。

ただの化粧品かぶれですから、アレルギーなら、もうその成分は一生ダメ!ということもありますが、良くなるまでの間止めて、良くなったら、同じような目的のもので、肌に優しいものを探せばいいわけで、見つからないこともありますが、とりあえず、早く治すなり、悪化を止めないと、もっとエライことになるわけで。。

。。でも、止めない。

なんでですかね。

こういう方は、ホントのエライことにならないと、いくら言ってもわからないんでしょうけど、自分は大丈夫、このままで治る、みたいに、変なところだけ楽観的です。

(現実逃避と言ったほうが正しいのかも)

絶対に止めないんですよね。

カウンセ中に、黙ったまま、わかったようなふりをしていても、家に帰ったら、また使う。

誰のためだと思っているんでしょうね。

私は、全く困らないし、私の皮膚が荒れるわけでもなんでもなくて、自分自身の皮膚が取り返しのつかないことになるから、少しでも早く止めろとくどくどと言っているわけです。

こういう方の場合、カウンセ中の大半(30分以上~1時間くらい。ひどい時は、もっとです)を、その化粧品を止めさせる説得になることがあって、途中でバカらしくなってくることもあります。

なんで、ここまでして、説得せなあかんねん、って。

本人が言ってもきかないんだから、もう好きにしたらいいんちゃうん?困るのは、この人やし。。。と思いつつ、説得が続くわけですが、それだけしても、実際、家に帰って、止めているかどうかは、はなはだ疑問です。

(カウンセ終了まで、使いたいオーラ満載なので。

しかも、逆に、いかにこれが必要か、どうして自分は使ってしまったのか、今も使っているのか、という言い訳を延々と語られます。私を説得しようとされているのかもしれません。

要は、私に、「それ、使っていていいですよ。使っていても、治りますよ。良くなるから、大丈夫ですよ。」と言ってほしんだと思います。

言うわけ、ねーだろっ!!

 

女性は、言い訳好きですか。もちろん全員ではなく、女性の中のこういう人たち。

女性の中には、言い訳が好きな方が多い?気がする?

言い訳人生~♪

男性って、どうですか?

今は、男性患者さんって、ほとんど診てないし、患者さん以外で、男性と話していても、あまり言い訳人生の人って、私は見たことないですね。

昔働いていたクリニックや病院でも、同じ数くらい男性診てましたが、男性ってあまり話さない方も多いせいか、言い訳をしてまで、原因を止めないとかって、あまりいなかったですね。ゼロではなかったと思いますが、あまり記憶にないです。

あ!以前に働いていた美容クリニックで、男性患者さんで、日焼けをバンバンして真っ黒で、日焼け止めを塗る気もないけど、シミを取ってくれ、という方は、多かったです。(だから、男性のシミ治療ってやりたくない。性別に関わらず、女性でも日焼け止めをちゃんとン塗らない方は、お引き受けしませんが。)

男性のほうが、女性よりも、肌のトーンが黒い方が多いです。

(これは、ファンデーションや日焼け止め成分の入ったものを、使ってきた期間の影響が一番大きいかなと)

なので、強い治療は、とても危ないです。

でも、取りたがる。

日焼け止めを塗っていない方の場合、性別に関わらず、30代、40代と年を重ねる毎に、どんどんシミが濃くなりますから、いくら地肌が黒いといっても、シミはもっと黒いんです。さすがに気になるようで。。

そう言えば、女性の場合は、自分は塗ろうとは思ったけど、どうして塗れなかったのか、延々と言い訳をされます。

言い訳をされたところで、強い治療をやるわけでもなんでもないんですが、日焼け止めを塗っていないんだから、理由に関わらず、治療をやらないだけなんですが、同情してもらって、感情に訴えようとされるんでしょうか。仕方ないですよね、と私が治療をすると思っていらっしゃるんでしょうか。。科学もくそもないですよね、感情論でレーザーがあてられるんだったら。

男性の場合は、言い訳はされずに、「塗ります、塗ります」と、とりあえず、その場だけは、やり過ごすというか、ごまかすというか。

その時は、本気なのか、てきと~に言っておられるのかはわかりません。でも、結局、次回来られたら、塗っていないので、結果、やらない。同じです。言い訳をあまりされたことはなかったような気がします。

言い訳をしたいなら、いくらでもされたらいいですが、現実から目をそらしたって、何も解決しません。

治したいのか、治したくないのか。どっちかです。

治したいなら、イヤでもやらなきゃ仕方ないです。でないと治療も改善もないんですから。

ちょっとでも良くしたいなら、過去の言い訳をしたって、仕方ないです。

未来のために、前を向きましょう。

さっさと止めて、さっさと治して、それから、またやればいいんです。

ただし、質のいい、化粧品を使って、です。

客観的にみる、ということがとても大切なので、なかなか自分では難しいことも多いので、そのために、診察というものがあります。

客観的にみると、原因はすぐに見つかることも多いです。

 

すっかり秋ですね。

本当だったら、春や夏の間の露出の高い時期に、体のお手入れというのはやるべきなんでしょうけど、体のメンテナンスまでなかなか手が回りませんし、逆に春や夏というのは、湿度もある程度あるので、そこまで気にならない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ところが、秋~冬は、湿度が下がって、かかとも含めて、全身カサカサになりやすい。。。

顔も乾燥しますが、皮脂腺の少ない体も粉をふいたり、乾燥したり、痒くなったりと、また違ったトラブルが。。。

まず、乾燥ですが、顔に限らず、人間の体の中で、擦っていいところは、どこにもありません。かかとですら、です。

かかとを擦ると、その時は、しばらくツルッとするかもしれませんが、その後で、余計に硬くなったり、ひどくなります。

擦っていじめるから、防御反応が働いて、余計に硬くなって、かかとを守ろうとするんです。

絶対に、擦ってはいけません。

手と純石けん(石けん素地100%で、他に何も全く添加されていないもの)の泡とお湯さえあれば、十分です。

純石けんが乾燥すると言う方は、お湯だけで十分です。

乾燥もするけど、やっぱり何か石けんは使いたいと言う方は、ご相談ください。

お肌を診て、どうしたらいいか、何を使ったらいいのか、ご提案しますね。

お湯だけかかっている方だと、普通であれば、乾燥するってあまりないですが、それでも乾燥する、という方は、やはりなにか保湿剤を使うしかありません。

じっと待っていて、自分の保湿成分が出てくる方は、待っていればいいんですが、いつになるのかわからないのと、やはり待てないことも出てきます。

待っている間に、掻いてしまって、湿疹皮膚炎ができてしまったり、ただれたり、そこにバイキンが入ったり、よけいにひどくなったり、ひろがったりと、悪循環にはまることもあって、どこまで待てばいいのか、難しいところです。。

そういう場合は、とりあえず、お肌にちょっと手助けしてあげて、元気になったら、ちょっとずつ、何もしなくてもいけるように、なじませていってあげられると理想ですね。時間と根気もいりますが。

さて、何か保湿剤を塗るなら、なるべく刺激にないモノがいいですね。

敏感肌用・クリニック専用のボディの保湿剤もご用意していますから、ご希望の方は、処置中にテスター希望をおっしゃってくださいね。

保湿剤を塗っても、カサカサしてひび割れてくるのが、かかとですよね。

もちろん、水虫がないかも大事ですが、かかとガサガサ軟膏もおうちで塗っていただくのも大事ですが、手っ取り早く、かかとのケミカルピーリングもおススメです。

クリニック専用のヤツです。

かかとだと、ちょっと強めにもできますから、その後のホームケアがちょっと楽になります。

保湿剤も塗りやすくなるし、角質が薄くなることでしみこみやすくなりますから、おススメです。

かかとにケミカルピーリングをされる場合も、1回¥15.000+消費税ですが、かかとの場合は、水虫かどうかを検査してからやりますから、お値段は、かかとの場合は込みです。

かかとのみのピーリングですけどね。

足全部の診察も入りますが、(足の指の間に水虫とかただれているとかあったら、水虫移りし、ピーリングもメチャクチャ沁みるかもしれないので)、カウンセは必要です。

処置で通っている方は、処置中に相談・カウンセをされる場合は、カウンセ料が無料ですが、処置以外でわざわざカウンセ枠を取られる場合は、カウンセ料は、¥10.800です。水虫検査代含みます。

(当日、処置されたら、通院中の方は、カウンセ料はお返ししています。初診の方は、カウンセはカウンセです。初診料は、どれも¥10.800です)

足が気になるなら、手の甲も気になりませんか?

手の甲のシミが増えてきていませんか?

顔と同様、ひと夏終わると、どんなにケアしても、なんとなく黒ずんだかも、ちょっとシミが増えたかも?!と思いませんか?

この辺は、普段のケアと普段過ごす環境によっても、多少の違いはありますが、年縁、手の甲のシミって、ちょっとずつ、増えてくるものです。

今の季節も、手の甲でもシミ治療をするなら、日焼け止めが必要ですが、夏ほどの厳しい環境ではないので、まだケアしやすいものです。

秋とは言っても、環境に合わせた日焼け止めをちゃんと手の甲にも塗って、(もちろん年中ですよ)、そして、ライムライトをあてて、シミを減らしていきましょう!

元々の手の肌色や肌質、日焼け止めを塗るのかどうかなどなど、誰にでも合う治療ではありません。

手の甲は、人によっては、シミが悪化して、炎症後色素沈着になりやすいこともあり、手のシミは、100万円もらっても絶対にやらない!というドクターもいるくらい。。。

ま、ケースバイケースです。

お断りしない場合でも、人によったら、ものすごく回数がかかり、お金も根気も必要ですから、気になる方は、処置中にご相談ください。

擦りもしないし、保湿くらいならするけど、もうちょっとホームケアでなんとかならないかな、という方。体に本格的な美容医療まではちょっと。。という場合ですね。

顔もして、体もすると、お金かかりますからね。

そういう方には、ドクターオバジの新しい「ZOスキンヘルス」のシリーズのボディエマルジョンがおススメです。

保湿はもちろん、アンチエジング対策ですが、くすみにも効くようです。

トーンアップですね。

細かいシミにまで、どこまで効くのかは、なんとも。。効きます!というと、ちょっと言い過ぎになる場合もあるかもしれません。

薄いシミくらいなら、いけるのかな。。

以前のデコルタージュシステムのように、ハイドロキノンクリーム、というのとは、ちょっと違います。

ハイドロキノンのデメリットもありますから、ZOの分は、ハイドロキノンなしのボディクリームで仕上げられたようです。

ハイドロキノンも悪いわけではなく、勝手に使う、診察もなしで濃い濃度を使う、かなり長期に診察も受けずに使っている、などなど、こういうのは、とても危ないです。今回のボディエマルジョンは、その心配がないみたいですね。

ボディのシミに対して、もっと効果的なのを!という方には、診察が絶対に必要ですが、必殺技を使います。

(これは、どなたでも使えるわけではないので、擦っている方・紫外線カットをしない方には、絶対に出しません。どんなに欲しいと言われても。よけいに悪化して黒くなる可能性があるからです。

ま、理解の悪い方には、何を出しても、危ないんですけどね。)

なんでもそうですが、化粧品と言っても、クリニック専用だったり、薬だったり、効くものというのは、デメリットである、副作用は必ず、多かれ少なかれ、あります。

その辺をご理解いただける方でないと、非常~に危ないのです。

とりあえず、気になる方は、一度ご相談ください。

ちなみに、手の甲のライムライトは、1回¥25.000+消費税です。顔1回分と同じです。

ただ、手の甲の場合は、手首~腕にもちょっと当てることがあります。

腕の長さにもよります。

何をするにしても、時間も回数もかりますから、症状のひどい方は、来年に向けて、今からが始め時ですね。

年末年始とイベントもありますしね。

ご準備は、お早目に。

すっかり寒くなってきて、いろんなところが冷えてしまって、栄養が回りませんね。

頭の薄毛・抜け毛は大丈夫ですか?

普段のホームケアも大事ですから、シャンプーや頭皮・髪の毛につけるものの選択も大事だし、体の中からのケアも大事だし、頭や髪の毛の触り方も大事です。

でも、やはり効果があるのは、医療になってきます。

医療用のサプリメントや塗り薬ですね。

医療用までいかなくても、クリニック専用のスカルプ用のエッセンスとか。

最近、TVのCMでリアップの宣伝、頑張ってますね。

医薬品とそうでないものとの違いを、ホントはもっとTVや雑誌で知らしめてほしいところですが、(おかしなモノ騙される方が多いから)、なかなかできないんですよね。

いろいろな事情があるんでしょう。

特に、医療になってくると、広告規制というのがかなりかかってきますし、医療者側に立つと、広告ではあまりおかしなことはしないというか、できないので(全部ではないです。おかしな広告も結構あります)、どうしても怪しいサロンばかりが目立ってしまいますね。

騙されないように、心の隙を狙われないように、怪しいところには関わらないようにすることが大切です。

さて、ホームケアを医療用のものを使っても、時間もかかりますし、劇的に効くものではあまりないです。

ドンピシャで効けばいいですか、そんな場合だっかりでもないです。

あくまでも医療用のホームケアは、基本中の基本、となってきます。

そこで追加するのが、頭の育毛メソせセラピーです。

剣山みたいなので、一度にたくさん針を頭皮に刺して、薬を塗る、というのもいいんですが、塗った薬のうち、全部が入るわけではないので、効率が悪いです。

でも、短時間でたくさんの穴が開けられるし、広範囲も可能なので、これはこれでアリかな、と。

特に、広範囲に薄毛の場合に、効きやすいところはサッサと改善させてしまうことができるかな、と。(限界はありますよ。もちろん、回数も要ります。)

薄毛の範囲が小さい方や、もっと効率よく薬を入れたい方・確実に薬を入れたい方は、針で、直接刺して、1か所ずつ薬を入れていく方法です。

これは、ホントに確実に中に入れられるんですが、欠点は痛みです。

剣山も痛みがありますが、たくさん穴が開けられるから、早く終わりますが、一個ずつ針を刺していくのは、かなり時間と、薬が皮膚を引っ張る痛みというのが一番痛いです。

先日、ブログでも書きましたが、局所麻酔をしてから、育毛メソセラピーをする、というのが、今一番おススメです。

この局所麻酔は、神経ブロックですから、結構いいんではないでしょうか。

完全に止まる、と言えば言い過ぎかもしれませんが、先日、いつも来られている方の、育毛メソセラピーに、神経ブロックをしました。

(前からしていただいている方は無料で、初めてされる方は、別途麻酔代¥3.240が必要です)

思った以上に、痛みはマシだったようです。

時間も少し余ったので、患者さんとも相談して、まだ大丈夫と言われたので薬の量を増やしました。良かったです~。

自分にもやってみないと、本当の痛さがわからないので、何とも言えませんが、私もやってみます。

理論上は、痛みがほぼ取れるはずで、ただ理論と実際は、ちょっと違うので、誰にでも絶対に痛みがないですよ、というと、誤解を生むかと思います。

でも、だいぶましじゃないですかね~。

痛みを気にされて二の脚を踏んでいた方は、まずは診察・カウンセに起こしくださいね。

今日は、東京でキュテラのユーザーズミーティングが開催されました。

でも、業界最大手のジェイメックも同じ日に、東京でアンチエイジングセミナーが、ほぼ同じ時間帯に開催され,アラガン社のまつ毛育毛剤発売記念のセミナーも、今日なんです。

まあ、アラガン社のは、まつ毛だけの話だから、残念だけど仕方ないとして、キュテラとジェイメックの、秋の大きなセミナーをかぶせるのは、ユーザー側としては非常に困ります。

この辺は、ライバル会社であっても、企業同士、ちゃんと話あって、日程を決めていただきたいものです。

(ジェイメックで機械は買ってはいないんですけどね。化粧品とかは買っています。機器は持っていなくても、今後はわからないし、情報はいろいろ欲しいので、企業主催のセミナーは、なるべく出たいんです。)

ジェイメックは、今年は、創立20周年というのもあって、かなり盛大にされるようで、セミナーの内容ももりだくさんです。

かなり早くから準備もされているようで、学会で有名な先生方のご講演が目白押しです。

それに引き替え、キュテラのほうは、案内もものすごく遅く、出遅れていたのか、被っているせいで、先生方を押さえることもできなかったのか、講演が例年よりも、ものすごく少ない。。。。

。。手抜き。。?

しかも、トゥルースカルプの講演は、ゼロで、学会のランチョンセミナーなどでお願いしたドクターにまたお願いしてと、内容もちょっとかぶり気味。。

(内容自体は、素晴らしいもので、また聴きたいと思っていたので、それはちょうど良かったんですが)

新しく発売するピコレーザーと新しい脱毛機の準備でてんやわんやなのか。。。う~ん。。。

もっとマーケティングには、力を入れてほしいものです。

ジェイメックは、とっくに案内が来ていたので、早々に参加の申し込みをして、キュテラがいつまでたっても来ないから、担当の方に日程を聞いたら、全く同じ日で、キュテラは、丸の内、ジェイメックは品川と、場所もちょっと違う。。

とりあえず、行き来できないわけではないから、両方参加で申し込みました。

セミナーが被ると言えば、今年一番残念なのが、日本抗加齢美容医療学会のメディカルビューティーフォーラムと、日本美容抗加齢医学会のセミナーが、これまた全く同じ日で、東京と横浜、さすがに行き来というわけには行きません。

名前は似ていますが、全然違うのです。

メインの先生方が、多分全く被っていないから、たまたま日程が被る、ということが起こってしまうんですね。。。

秋は、学会やセミナーが多いので、どうしてもかぶりやすいようですが、今まで被ったことなかったのに。。うう。。まさか被るとは夢にも思いませんでした。。うう。。悲しい。。

どちらも、大好きなセミナーで、通常の学会では聴けない内容がとても多く、日常診療にすぐに役立つ知識も得られるし、企業主催のセミナーとは違うので、公平性はある程度あって、毎年楽しみにしています。

先に、東京のほうが知っていたので、申し込んでいて、あとから横浜のほうを知りました。

横浜のほうも、内容はもりだくさんで、全部聴きたい内容ばかりで、本当に本当に残念です。

二度とかぶせるのは止めてください。お願いします。

さて、キュテラのほうですが、最初に湘南鎌倉の山下先生の総論的なお話しです。総まとめから最新のことまで広く教えてくださるので、いつもとてもタメになります。

(山下先生は、このあと、多分ジェイメックに移動されたのかなと。)

その後は、セイコメディカルビューティクリニックの聖子先生と聖子先生のところのホスピタリティマネージャーの方の、「チーム医療を考える」「自由診療における魅力あるホスピタリティ」というご講演でした。

その後が、ロングパルスヤグレーザー(ジェネシスと接触照射による)のご講演。

これは、すでにあった学会のセミナーと内容は同じかな?

その後、企業からの宣伝で、最後にZOスキンヘルスの野本真由美先生とアメリカからオバジ先生が来られてのご講演です。

聖子先生と野本先生のは、絶対に聴きたいので、ヤグレーザーはもう聴いているし、ジェイメックに行くなら、この間しかないと計画を立ててました。

(ジェイメックさん、すみません。結局、めんどくさくなったのと、ヤグレーザーをもう1回聴いておこうと思ったのと、新しいピコレーザーを聴きたかったので、行きませんでした。。

ちょうど抜けて行こうと思っていた時間帯は、私の持っていない機器の話で、それはそれで勉強になるんですが、自分の持っているヤグレーザー(ジェネシスや接触照射でする方法)を復習も兼ねて勉強するほうが大事かなと思いました。結果正解でした。)

聖子先生のクリニックの理念や実際されていることは、私が思い描く理想ともいえるもので、チーム医療を徹底されて行われています。カウンセラー・ナース・ドクターと全て情報を共有して、患者さんの様子や困ったことや良かったこと、常にミーティングが行われ、患者さんの経過とともに、治療方針は続行でいいのか、他のものに変えるほうがいいのか、みんなの技術が同じレベルに保たれているのかどうかなどなど。ホスピタリティも含めて、勉強会が開かれ、スタッフ・患者さんも子供を連れていても治療が受けられるように、スタッフが働けるようにと、託児所が院内に設けられていて、常勤の保育士2名と完璧です。素晴らしい!

いや~、ちょっと感動しました。

理想論で終わりそうなとお思いでしょうが、実際、こちらのクリニックでは実現できていらっしゃるんです。

患者さんから見たら、そんなの当たり前だし、してくれないと困ると思われるかもしれませんが、まあ、こんなこと、なかなかできません。

ここまで徹底されているクリニックというのは、人数が少なければ、ある程度は可能ですが、大所帯になってくると、まあ、できません。日本でも数少ないと思います。

男性専門美容医療にも力を入れていらっしゃって、男性ドクターと男性スタッフで対応されていて、女性スタッフでは必ず限界がありますから、それも素晴らしいですね~。

座長の新橋先生が、「うちの近所でなくて、良かった」とおっしゃってました。いや、ホントに。

(新橋先生は素晴らしい先生なので、何をおっしゃっる、という感じですが)

鹿児島の方は、幸せですね、こんな素晴らしいクリニックがあって!

新潟の野本先生(ビューティフルスキンの生みの親の先生です。アトピーの方でも安心して使えるように、と化粧品を開発されました)もそうですが、女性ドクターがホームケアの化粧品にも力を入れて、相談に乗ってくれて、スタッフも総出で対応してくれて、となると、オジサンドクターのてきと~にやっている美容クリニックでは、ホントに歯が立たないのではないでしょうか。。

私も、もっともっと頑張らねば!!

さて、ジェネシスの良さを再認識した、今回のロングパルスヤグレーザーですが、数あるロングパルスヤグレーザーの中でも、中空照射のできるキュテラのジェネシスは、これまた特殊で、他の類を見ません。

これは、1台あると、ホントになんにでも使えるので、クリニック側にも患者さん側にもメリットがあります。

クリニックが、美容医療をするにあたって、最初に何か機械を買うなら、ジェネシスを私は勧めますね。肝斑を悪化させることもなく、むしろ良くなることも多く、大した副作用もなく、ナースも簡単に照射できるし、(ドクターの診察と設定は必要ですが)、ランニングコストもなく、そのくせ、結構いい結果が出るので、これは、おススメです。

私はあまりしていませんが、ジェネシスは、爪水虫に効くんですよね。あとは、巻き爪の矯正にも使ったり、グリーンネイルにも効くそうです。ジェルネイルが流行って、グリーンネイルが出てきちゃいましたよね。

接触照射と設定を変えて、陥入爪のせいでできた不良肉芽やケロイド・肥厚性瘢痕(白い傷跡ではなく、赤く盛り上がったキズ跡のことです)にも効きます。ジェネシスも追加で足したりして。

ケロイドや肥厚性瘢痕は、真皮網状層に病変があるので、真皮乳頭層までしか届かないダイレーザーではダメなんですね。

ただ、レーザーの適応があるから、その辺はちゃんと選ばないといけません。

爪水虫や巻き爪陥入爪やケロイド・肥厚性瘢痕にあまり力を入れていませんでしたが、もっと力を入れてもいいかも。ここまで良くなるんだったら。

さて、今回の本命、ドクターオバジの「ZO スキンヘルス」です。

前のニューダームは、もうオバジ先生の手を離れてますから、そういう意味では、オバジ先生の考え方は、もう何も反映されてはいません。時が止まったままとでも言えばいいんでしょうか、今のドクターオバジとは関係がないものと言ってもいいのかも。

この「ZO」シリーズは、世界100か国以上でもう使われていて、野本先生とも今日お話ししていましたが、ホームケア用品としては、世界最高峰と言っても過言ではないかも。

アメリカでは、このドクターオバジのクリニックに、ハリウッドセレブがこぞって来院し、世界中からも患者さんが来て、この「ZO」シリーズを購入して、使うわけですから、世界ブランドなわけで、他のクリニック専用化粧品よりも高いのも仕方ないかなと。

実際、そこまでの価値もあって、効果も出ますから。

ホームケアでここまでできれば、スゴイっ!の一言です。

うちでは、「ZO」シリーズの全部を揃えているわけではありませんが、(あまりダウンタイムが出るものは好きではないので)、でも、本格的なZOをやりたい方がいれば、どうぞおっしゃってくださいね。発注しますから。(ダウンタイムOKの頑張れる方ね)

本格的でなくても、そこそこいい結果は出るので、改めて、ドクターオバジの凄さを感じましたね。

今日の講演は、あまりに長く、(日本のドクターは、みなさん35分の割り当てで、もっと話してほしいのに、といつも思いますが)、オバジ先生だけ、1時間で、しかも最初、2時間しゃべらせろと言われていたらしく。。。今日の講演の途中でも、1時間を過ぎても止める気配はなく、1時間半と聞いているとまで途中で言って、ほっておいたら、多分2時間しゃべるんだろうなと、ず~っと大きな声で、マイクいらんのちゃう、といういうくらい、同時通訳のイヤホンで聞いている声をもかき消すくらいの大声で、御年70歳でしたっけ?元気なオッサンやな~(お肌ぴかぴかです。70歳には、全く見えません。普通白人は、日本人よりも老けて見えるんですけどね。)、というオバジ先生でした。

いつも、ZOは高いな~と思ってましたが、この品質と効果なら、仕方ないと納得の1日でした。

新しいモノ(アメリカではすでに発売されている)が、どんどん日本に入ってくるので、今までのものも含めて、もうちょっと入れようかしらん。検討中です。

ピコレーザーの実物は見られませんでしたが、それなりに充実の1日でした。

昨日の続きですが、うちを受診していただく条件のひとつに、「日本語がわかること」というのがあります。

漢字を含めた日本語が読めて、日本語で、母国語のように、コミュニケーションが取れることが条件です。

なぜなら、私が英語ができないからです。

世界共通語とも言われる英語が、私はできません。

普段、私が日本語で1時間ほどしている診察・カウンセを、全部英語でやれ、と言われたら、できません。

前もって、訳しておいて、と頼まれても、無理、と言っておきましょう。

それが正しく伝わっているのか、誰がチェックするの?ということになり、チェックしてくれる人はいないので、できません。

海外から来ていただいている患者さんも、みなさん日本人で、今は海外在住というだけで日本語がもともとの母国語の方ばかりです。

なので、来られて、問診票や診察に時点で、今、海外にいるんです、と初めてわかります。患者さんが、それで問題なければ、うちはかまいません。

(何かあった時に、うちに受診していただかないと、対処はできませんが。)

時々、カタコトの日本語で、予約のお電話をいただきます。

外国人タレントさんのように、カタコトだけで、日本語ペラペラという方は、何も問題はありません。

そのまま、予約です。

でも、ホントのカタコトで、日本語がわからない方は、電話の途中で、話が全くかみ合わなくなり、おかしいな、と思って、受付が、日本語わかりますか?とお聞きすると、「チョットダケ。デモ、ダイジョーブ」。なにを聞いても、「ダイジョーブ」。

。。。大丈夫じゃないから。。

それでは、私が困ります。

理解できない方は、治療はできません。スキンケア相談にしても、日本語でしか説明しませんから、話噛み合いませんよね。。

すみません、私が英語ができないばっかりに。。

うちは、ほとんど、私との会話が全てなので、最低限の説明だけで、レーザー当てれば終わり、というスタイルではないのです。

人種・国籍、そういったことが問題ではなく、日本語がわかるかどうか、です。

日本人であっても、ずっと海外在住で、日本語がわからない方は、受診できません。

うちのクリニックの電話は、かけてきてくださった方の、ナンバーがわかるようになっています。ナンバーディスプレイです。

なので、国内か海外かは、すぐにわかります。

先日、電話があり、スタッフは、海外だというのはわかったんですが、国までわかりませんでした。

電話に出たら、いきなり、男性の声で、ず=っと英語で話され、どうも、奥さんを診てほしい、というようなことをおっしゃっていたようで、スタッフは、日本語で、「日本語がわからないと、ご予約はお取りできません」と返したら、またず=っと英語でなにかおっしゃって、結局、「No,English?No,English?」(スタッフも日本語しか話さないから)と言われて、「No.No.」で、電話を切られたようです。

また、次の日も、おそらく同じ男性で、またしても、英語で、ず~っと話され、こちは日本語でしか話さないので、結局電話を切られたそうです。

国番号を調べてみると、なんと、ケニア!でした。

英語で電話してきているってことは、誰かが、私のブログを英語で訳しているか、英語で紹介してくれているということでしょうか。。?

ご親切にありがとうございます。

グーグルの翻訳機能でも、訳せるんでしょうけど、ああいうのって、機械的だから、全然意味通じないことも多いですよね。

人間が訳したものではないですものね。

日本語って、ものすごい曖昧で、表現もたくさんあって、ややこしいじゃないですか。微妙~な表現って、英語になかったりするらしいし。。一体、どう訳されているんでしょうね~。

ところで、ケニアの方は、予約を取ったら、ケニアから来られるんでしょうか。。。?

アフリカ大陸は初めてですが、他の国の方は、日本や京都に用事があって、それのついでという感じでした。うちのついでに、日本や京都に来た、という、ありがたい方もいらっしゃいましたが、お世辞かどうかはわかりません。

奥さん連れてケニアから、いらっしゃるんでしょうか。。

素晴らしいダンナさんですね!! 

もし、どなたかが、英語で訳して紹介してくださっているなら、そのケニアの方にお伝えください。

私が(スタッフも)英語でできないので、予約をお取りできません。

すみません、国際派でなくて。。。

もうね、英語はあきらめました。

むか~し、英語で学会発表するときに(日韓形成外科学会だったかと思います)、今は懐かしいNOVAに通っていたこともありました。

15年ほど前でしょうか。。?

大学受験の時は、英語が一番得意科目でしたが、受験英語と日常会話も含めた実践って、全然違いますからね。。

普段英語を全く使わないので、覚えても忘れるし、言葉も聞き取れないし、たまに海外旅行に行っても、ショッピング会話と医療って、全然違うし、日本の学会だったら、同時通訳入るし、海外の学会にも行かないし、旅行も日本語スタッフのいるホテルに泊まるし、もう~、いいやっ!と英語、あきらめました。

すみません。。

それでも、もしうちに受診されたい場合は、通訳をそちらで用意していただくか、ですかね。。

でも、用意された通訳の方のレベルがわからないので、正しく訳しておられるのか、私にはわかりませんよね。

その場合、誰が困るのかというと、患者さんが困るんですよね。。

昔、一般病院に勤めていた時に、大手企業の工場があり、海外からの研修生をたくさん取っておられる企業で、中国からの研修生が多い時期がありました。

英語がダメで、中国語のみなので、企業から、通訳が来られてましたが、たまたまその時のナースが中国語ができる方で、その通訳がむちゃくちゃ訳しているので、ビックリして、(湿疹皮膚炎だったので、ステロイドの塗り方で、その部分だけ、はみ出さずに、薄く、1日2回まで、と説明したのに、通訳が、たくさんどんどん塗れ!みたいに訳したそうです。。。)正しく訳しなおしてくれました。

こんな大手企業の用意している通訳でもダメなんだ。。。と思いましたね。

(だって、そちらの職場では、その通訳が入って、研修しているんですよ。いいの、それで。。?って感じです。研修になっていないのでは。。?)

通訳って言っても、国際学会や国同士の話とかでは全然ないので、そこまで専門用語は、うちのカウンセで入らないと思うんですが、患者さんにも、専門用語って使ってないですし。。。

でも、私の言いたいこともわかってくれて、なおかつ、正しく相手に伝えよう!という熱意ですよね。

いい加減に、ちょっとはしょってもいいよね、では困ります。

真面目に訳してくれている、という自信のある、通訳の方をご用意されるのであれば、一度ご相談ください。

でも、私の言いたいことがわかっていただくには、ある程度、美容医療にも素人さんなりにも詳しくないと、意味がわからないでしょうし、私のブログ等読んでいただいていて、私の考え方を理解いただいていないと、そのまま訳しても、わかりにくいのではないかしらん。。

意味わかっていない人の通訳って、通訳されても、意味わかんないことないですか?経験ないですか?

う~ん、どうしたものでしょうね。

なにかいい案があれば、教えてください。

初診の方から、たくさんお電話をいただいて、大変ありがたく、感謝しております。

ご縁のある方もいらっしゃいますし、ご縁のない方もいらっしゃいます。

ご縁のない方というのは、当院と考え方の違う方のことが多いです。

ま、当たり前ですが。。

考え方の合わない方も、どうぞどんどんお越しください、とは、うちではしていません。

初診料もかかりますし、うちまで来るのに、時間もお金もかかるわけです。

わざわざ来ていただいて、絶対に処置します、というわけでもないですし、適応のない方はお断りしていますし、うちでできる美容医療の限界もあります。

説明の上、患者さんのほうが違う選択をされる場合もあります。

最初から考え方が全く違う方は、ご自分の合うクリニックに行かれたほうが、時間もお金も、もったいなくないと思っているので、最初のお電話で、受診を勧めない、あるいは、それでもいいですか?と確認させていただいています。

とりあえず、HPのトップにあります、「初めての方は必ずお読みください」と「よくある相談」をお読みください。

何度も書いていますが

(いつもブログを読んでいただいている方には、またかとお思いでしょうが、前から読んでおられない方もいらっしゃるので、定期的に載せないとダメなようです。すみません。。)、

お電話でのカウンセリングは、一切行っておりません。

お電話は、予約専用の電話ですので、予約を取らないけど、いろいろ電話で教えてほしい、という問い合わせが多いですが、そういうお電話は、すぐに切らせていただいています。

そういう方の中に、遠方だから教えてくれ、と言われますが、近かろうが遠方であろうが、同じです。

どうして、遠方だから、という理由で、特別扱いされるんでしょう?

遠方だったら、適応がなくても、やればいいんですか?遠方だから、適応がないかもしれないのに、他の方を断ってまで、処置枠を押さえろと?それで、当日やらなかったら?その枠はどうするんですか?

どこからが遠方ですか?

近くても、京都市内であっても、うちの隣に住んでいても、人にはそれぞれ事情があります。

遠方でも(国外でも)通われる方は通われますし、近くても、忙しくて、なかなか来れない方もいらっしゃいます。仕事をしていようが、専業主婦であろうが、独身で仕事をしていなくても、関係ありません。時間が取れない方は、取れないんです。

子供を理由に、特別扱いしてもらえないかと言われる方もいますが、介護をされている方だって、大勢いらっしゃいます。人には、事情があるんです。

みなさん、平等です。

初診の方でも、再診の方の再カウンセリングでも、カウンセリング後に、適応があって、時間も空いていれば、処置もご希望されますか?というのは、全員の方にお聞きしています。

できれば、処置をしたいと言われた方の後は、そこがもともと空いていたのであれば、なるべく、その後は、予約を入れないようにはしています。その方の事情に関わらず、です。

ただ、処置枠を取っているわけではないので、予約を取った時は空いていても、直前でも(カウンセ中でも)、予約が入ってしまう場合もありますし、お約束はできません。無理な時もあります。

もともと、空いていないところで、カウンセ枠しかないところで予約を取られたら、それは最初から無理です。

直後の枠が空いていなくても、少し待っていただいたらできることもありますし、かなり待ったらできることもありますし、どんなに待っても、その日は絶対無理、ということもあります。

院内で、化粧品やサプリなど、気になっていたモノのパンフやテスターを見て、待っている方もいらっしゃるし、一旦外に出られる方もいらっしゃいます。

光・レーザー系の場合(注射でも、体のことでも)、一番大事なのは、スキンケアや自宅でのホームケア(体の場合もです)だったりすることが多いので(プチ整形以外)、その日にできなくても、次回の処置の予約が1か月先なのか、2か月先なのか、もっと先かもしれませんが、そうであったとしても、その間に、ホームケアを頑張ればいいと思いますし、実際、そうされている方がとても多いです。焦ってする必要はありません。

(ブログを読んでいらっしゃっても、ホームケアが全然できていないことがとても多いので。)

その後の時間も空いていて、お電話でも処置したいと言われていたにも関わらず、あまりにスキンケアができていないから、スキンケアができるようになってから、処置します、と帰って行かれる方もいらっしゃいます。

そのほうが、より効いたりするので、費用対効果が上がります。

今日からスキンケアも頑張るから!と早速処置も始める方と、人それぞれです。

(その日からちゃんと頑張れば、今までが出来ていなかったとしても、1回目の処置もそれなりに効くことが多いので、今日から頑張る!と言われている方は、全然OK!の大歓迎です。)

ブログでも何度でも書いていますが、その方の肌なり、状況なりを、直に診ないと、何もわかりません。いくつかある処置の中で、何が合うのかどうかもわからない時もあります。

電話で事細かく言われても、実際診たら、全然違うやん、ということも多々あります。

それは仕方ないことなので、だからこそ、診ないとわからないんです。

お電話でも、実際の診察の段階でも、これがいいだろうな、というモノはあっても、それが実際、その方にできるかどうか(お金と時間、メンテナンスも含めて)、また患者さんが満足されるかは、全く別の問題で、何もわかりません。

無責任なことは申し上げません。

だから、電話でのカウンセリングは、一切行っておりません。わかるわけがないからです。

電話でのカウンセリングをしてほしい方は、そういうクリニックに電話されて受診してください。電話カウンセリング通り、本当のことだったのか、満足されるのか、ご自身でお確かめください。それで、満足されたら、いいじゃないですか。

一番多いのが、回数を聞かれます。

何回したらいいのか教えてほしい、と。

はっきり言って、そんなことはわかりません。

(上記リピートです)

状況も診てもいないのに、わかるわけないと思いませんか?

状況もわからない上に、患者さんがどうしたいのかもわからないのに、どうしてそんなことが言えるんでしょう。

それが、遠方だったら、教えられるというんでしょうか?「遠方だから」と言われて、教えていたら、なんで?って思いません?

おかしいでしょ。

処置の内容によったら、これくらいはしないと、という目安はあります。

(ボディ系の場合とか。トゥルスカとか。それでも、患者さんのほうで、もっとやりたいとか、私はしたほうがいいなと思っていても、患者さんは大満足とか。いろいろです。)

でも、肌系の場合は、老化も変化も止められないし、進む一方ですから、終わりはないんです。

どこで、妥協するか、折り合いをつけるか、です。

お金と時間をかければかけるほど、良くなることが多いので(適応があって、適切に処置等を行った場合に限ります)、お金も時間もキリがないです。

フルマラソンを、いきなり100メートル全力疾走して、その後棄権するんではなくて、のんびりカメでもウサギでもいいので、休みながらも、自分なりのペースで続ける、ということが一番大事と私は思います。

平均も目安もありません。だって、終わらないんだから。

対象物が全く違うもので、平均値を出しても、何の意味もありません。

人間は機械じゃないんだから、「○○回使ったら、買い替え時ですよ」なんて、言えるわけがない。

そういうことが理解できない方は、うちには向いていません。

「平均は出すのが無理でも、目安を教えてください」と言われます。

。。。一緒でしょ、それ。。全然カウンセを理解しておられない典型例です。

意味がわからない方は、美容医療は止めておきましょう。

目標地点に、一瞬なったから終り、ってわけにいかないでしょう。

維持はしなくていいんですか? どれくらい維持させますか?期間の話?レベルの話?

美容医療は、魔法じゃないし、変化を止めることはできません。

二十歳に戻すこともできません。

(30歳、40歳になら戻せるのか、という話でもありませんし、マイナス○○歳、と約束できるものではありません。

処置をやった結果、その方が、○○歳、若く見える、ということはありますが、あくまでも結果論です。予言は無理です。医療は万能ではないんです。まして、他力本願で、うまくいくはずもないです。)

お電話で、回数を聞かれて、うちの受付がわかりませんと言っても、全然引かない方は、残念ですが、予約をお取りしません。

そういう方は、「3回したら、いいですよ。」「5回したら、5歳若返りますよ」「これさえすれば、いいですよ」というクリニックに行ってください。

それでもうちに受診されたいのであれば、もう一度ブログやHPを、ちゃんと読んで理解された上で、またお電話ください。

本当に理解されているのであれば、そういう質問自体が出てこないはずなんですが。。。

電話で言わなきゃいいのね、と思った方。

そういう方は、診察・カウンセに来られた時に、そういうことを言われるので、結局、おススメしません。

じゃあ、とにかく黙っておこうと思った方。

この時に、わかったふりして、処置がしたいがために、聞きたいのを我慢して、処置される方が時々いらっしゃいます。

(カウンセを聞いた上で、まだ理解できていないということです。

理解していないのであれば、美容医療はやっていはいけません。

それでもやるなら、全部まかせないと仕方ないと思いますが、クリニック側に全部まかせるということは、もうお金と時間を、好きなだけ搾取されると思っておいたほうがいいです。それに伴う結果が、ある程度ついてくると思いますが、どれだけセレブやねん、という話です。

誰のためにやっているのか、ということが根本的に理解されていないのかな、と。。

貴女が損をするんですよ。

双方が誤解なく、適切な治療をしていくためにも、コミュニケーションは必ず必要です。

でないと、私も、その方に適切な処置をご紹介もできないし、価値観が同じかどうかわからないのに、勧めようがないと思いませんか?

お金出すのは患者さんなのに、テキト~にされて、いいですかね。

理解していないまま、処置されていくと、何回かやっているうちに、ふつふつと、湧いて出てくる疑問「何回やればいいですか?」と、こういう方もさすがに聞いてこられます。

(理解していないから、劇的に変わると信じておられるようです。いつまでたっても、劇的に変わらないので、我慢できなくなるんだと思います。)

スキンケアもできていないのに、効くわけがありません。

こういう方の多くは、毎回毎回、スキンケアの徹底の話ばかりしているのに、他力本願が抜けないという状態です。

結局、こういう方は、途中で処置をお断りします。スキンケアもされないことも多いので。

もちろん、何回も何回も説明して、やっとわかる方もいらっしゃいますが、こういう方に限って、処置の予約は取るんですよね。

ここまで来るのに、お金と時間をいくら遣いましたか、という話で。。

処置する前に、先に理解していたら、もっと早く、良く効いたのに、といつも思うんですが、ご本人は、理解しているから大丈夫と予約を取るので(あまりにひどい場合は、予約時に、理解しているか確認もしているんですが)、ご本人がそれでいいならいいですけど、私が困るわけでも、私がお金を払うわけでもないので。。。でも、ものすごくもったいないと思います。

理解ができていなくても、その人なりのスキンケア(あんまりできていなかったとしても)、それだけ回数をかければ、初診時よりは、多少良くなります。

それだけお金をかけたのに、そんな程度でいいんですか?ということです。

いいならいいんですけど、ホントにもったいないお化けが出ますよ。

美容整形ならともかくとして、それ以外の美容医療は、ホームケアが最優先だし、処置をするしないに関わらず、まずは、診断と、患者さん個人に合った、治療方針と、患者さんの理解です。

やった場合、やらなかった場合、どう違うのか、とかも含めて。

他に選択肢はないのか、そもそも本当に必要な処置なのかどうかも含めて。

医療である以上、副作用なり、デメリットは、多少なりとも、必ずあります。メリットが勝たないと、やる意味もありません。

診ないことには、何もわかりません。また、診たからといって、神様みたいに、なんでもわかるわけでもないのです。

運動嫌いの方・効率良く運動したい方に人気のAC BODYの開発元の伊藤超短波さんより、このたび、家庭でできるホームケア用機器として、「スタイリフト」という機器が発売されました。

お値段は、¥148.000(税別)だったと思います。

まだ、伊藤超短波のHPに載っていません。

AC BODY好きの方や、ホームケア好きの方であれば、とてもいい機械だと思います。

実は、私は、10年以上くらい前だったか、この会社の、「シェイプビート」という家庭用EMSを買いまして、買う前に、レンタルして、おおっ!と思って、12,3万円くらいだったかと思うんですが、買いました。

多分、今は、バージョンも変わって、「Ⅱ」とかになっているのかと思います。

ディノスの通販でも売っていたと思います。

これはこれでいいんですが、ホームケア用ですから、深い筋肉(インナーマッスル)には届きません。表面だけですし、体調や貼る場所にもよりますが、結構ピリピリする時もあって、マッサージと思えば全然平気ですが、その辺は、医療用とは感じが違います。

(機械の大きさも全然違いますが)

おなかに巻くベルトみたいなヤツ、一時流行りましたよね。あんなんのは、期待しちゃダメですが。。。

これは、表面の筋肉は、ちゃんと動くし、あまり使っていないところは、筋肉痛も起こるし、続けると締ってくるので、それなりに良しっ!です。

 

効果からいったら、ホームケアが医療用に勝てるわけはありませんが、まあ、使い分けとしてなら、いいと思います。クリニックに通って、AC BODYをするのも、大変ですからね。

今回出た、「スタイリフト」は、ホームケアでは望めないくらい、インナーマッスルに届くそうで、今までのバージョンアップで、ピリピリもかなりマシなようです。

まだ、私は試していませんが、(旧バージョンを持っているので)どうしようかな、と思っていましたが、クリニックで1台置いておいて、使いたい方には、レンタルもありかもしれませんね。

1日1000円くらいかしらん。。?

もちろん、患者さんで欲しい方は、医療機関限定品ですので、当院で取り寄せいたします。

好きな時に、筋トレをマッサージが出来るというのは、ご本人の頑張り次第ですね。

刺激の仕方も、かなり本物に近づけたようです。

AC BODY好きの方が、一度は通る道が、肩こりをなんとかしてほしい、ということですが、肩にされた方は、大絶賛です。

終わったら、肩コリなくなっているそうな。。!

、、羨ましい。。。肩コリのためにされた方は、全員リピーターです。

私も肩にやりたいんですが、座ったまま、自分で装着するので、肩は落ちてくるし、落ちなかったとしても、貼りたい場所にうまく貼れません。。。うう。。

私も、肩こり、なんとかしたいです。。

こういうEMSは、のんびりであっても、続けることに意味があるので、例え1か月1回でも2か月に1回でも、やらないよりはマシです。

自分で30分運動する何倍もの運動をさせてくれるので、マッサージ効果もあるし、できるペースでやったらいいと思います。

されるペースは、人それぞれですが、続けていると、どんどん体も動かしやすくなり、筋肉が締ってくるので、ラインが変わります。おススメです。

「スタイリフト」が欲しい方は、言っていただければ、お取り寄せいたしますので、どうぞおっしゃってください。

(予約時に、前もって、おっしゃってくださいね。)

突然だと対応のできないこともあります。

レンタルは、今すぐにはしませんが、患者さんからの要望が多かったら、始めるかもしれません。