プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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TVや雑誌で、「バストアップ」と書いてあっても、サイズのアップなのか、垂れたオッパイを上に向かせることなのか、はっきりわかりませんよね。

書いているライターの方も、ホントはちゃんとわかってないんじゃないでしょうか。

若い方には関係ありませんが、年々、オッパイは、重力があるので、下に下にと垂れてくるわけです。体中の全てのモノが、顔だけでなく、おしりも重力で下がってきます。下に引っ張れる力に、打つ勝つほど、皮膚のがしっかり支えることができなくなってきているわけです。

若くても、オッパイが大き目だと、元々下がっていたりすることもありますが、まあ、若くて大きくて下がっている分には、反ってエロい、っていうんですか?まあ、いいじゃないですか。とりあえず、若いんですから。

さて、年々下がってくるオッパイですが、これは、以前からお伝えしているように、体操も筋トレも役に立ちません。

オッパイを支えてる靭帯の線維を、いかに切らずに、ちゃんと維持してあげるのか、というのが最重要課題になってくるわけです。

だから、オッパイをぶるぶる振る体操やマッサージは、靭帯を切れやすくしますから、逆効果なわけです。

ノーブラで、激しく動いて、オッパイがぶるぶる振れば、またこれも靭帯が切れますから、おうちでお休みの日も、楽なヤツでいいので、下がらないように、靭帯を切らないように、ブラジャーは必要だと思います。

 

それ以外で、何ができるか。。?

やはり紫外線カットして、光老化を遅らせる、ということも、とても大切です。

紫外線をたくさん浴びた皮膚というのは、老化が早く進んでいるため、弾力性も無くなって、コラーゲンは、伸びたままのヘロヘロになっていたり、逆に、プチっと切れやすくなっていたり、と若い子の皮膚とは明らかに変わってきます。ツヤもなく、キメも荒れ、皮膚は硬くなり、まさに老化していっているわけです。

オッパイの皮膚を、日焼けしたり、日光に当てている方は、かなり少数派(マリンスポーツがお好きな方は、オッパイに紫外線たっぷりの可能性がありますが)で、ほとんどの方は、オッパイの皮膚は、白いと思うんですが、デコルテを忘れてはいけません。

デコルテの皮膚は、そのままオッパイに繋がって、オッパイを支えている皮膚の端を担っているわけです。

デコルテに日焼け止めを塗っていない方って、結構いらっしゃるんです。盲点になるようです。

完全に服で隠れるなら、日焼け止めは要らないと思いますが、夏とかにデコルテをかなり空けて、ファッションを楽しまれる方は、デコルテにも日焼け止めを塗っておきましょう。

もちろん、保湿剤もです。

私は、顔に保湿クリームやアンチエイジングの美容液を塗る時に、一緒に、首からデコルテにも塗りますし、デコルテの空いた服を着る時は、顔に日焼け止めを塗るついでに、デコルテ(もちろん首にも)にも日焼け止めを塗ります。

アンチエイジング用の美容液を塗るなんて、もったいない、と言う方は、塗らなくても、保湿と日焼け止めだけでも十分だと思いますよ。

(逆は、意味ないですよ。日焼け止めや保湿をせずに、アンチエイジング美容液だけ塗る、っていうのは。)

市販のバスト用っていうのを、わざわざ買わなくても、顔のを塗れば、いいと思います。

市販の体用って、ことは、使う量が多い(塗る面積が広いから)ため、いろんな成分が濃度が薄くなっていることがあります。

顔と同じ濃さにすると、商品の値段が高くなって売れないからです。

目元のアイクリームが、すっごく小さいのに、とても高いのと同じことですね。

顔用・体用と分ける必要はなく、単にコストの問題で、化粧品会社は分けているだけなんです。

それと、内容はあまり変えずに、濃さだけ変えて別の商品を作る分には、あまりコストがかかりません。そうやって作っておいて、売ると、顔用と体用と二倍売れるわけです。

顔・体兼用にすると、1種類しか売れませんからね。

話がそれました。

さて、オッパイのお手入れですが、オッパイは、触ると少しひんやりしてることって、ないですか?

体から飛び出ているいるので、血行は他のところよりも悪いのかもしれません。

だから、マッサージとかで、オッパイに行く血行を良くしてあげることは大切だとは思いますが、マッサージでは、垂れてしまったオッパイは上を向きません。

じゃあ、医療では何ができるのか?ということですが、はっきり言って、確実にこの治療で!とおススメできるものはありません。

たまに、手術で、バストの牽引術(引っ張って、上に引き上げる)を聞かれることがあるかもしれませんが、治療効果はあまり良くない、と聞いています。

欧米人のオッパイって、日本人と違って、かなり巨大だったり(太りすぎもあると思いますが)するわけですが、そういう方が欧米ではされたりするようです。はっきりは知りません。

ただ、年齢で下がったオッパイをツンと上向き、みたいな感じにはならないはずです。

垂れたオッパイに、豊胸のバッグを入れる、というのも、一つの選択肢ではあります。。。美容外科によっては、豊胸を勧められることもあるかもしれません。私は、あまりおススメしませんが。。。

うまくいく場合もあるとは思いますが、上を向かせる、というのがやはり難しいらしく、垂れ下ったオッパイの根元に、バッグがある、みたいなおかしなことになったり、こんなはずじゃなかった、。。。とならないためにも、もしそのために豊胸を考えていらっしゃる方は、セカンドオピニオンというか、いくつか美容外科を回ってください。(必ず、ちゃんとしたところですよ。格安クリニックも、担当医がころころ変わるチェーン店も、お勧めしません。いつ受診しても、同じ医師が責任を持って、アフターケアもしてくれるクリニックを最低選びましょう。)

仮に、うまくいっても、バッグの重みで、皮膚がまた垂れやすくなる、ということもありますから、ご用心を。

そうなっちゃうと、どんどん大きなバッグに入れ替えていく羽目になって、人間っぽくなくなってきますよ。

顔のタルミ治療に使う、サーマクールやタイタンをオッパイにできますか?と聞かれることがありますが、うちではやっていません。

私がサーマクールをやっていた時、サーマージ社(サーマクールを作っている会社)からは、バストにはあてないでください、と言われました。

アメリカ本国でもやっていないそうです。

その理理由は、アメリカは訴訟社会なので、万が一、乳がんになったら、大変な訴訟になるから、と言われました。

サーマクールやタイタンで、乳がんになるわけではないですし、そんなデーターは一切ありません。

ただ、データーもない以上、チャレンジすることもメーカーーとしてはしてないんでしょう。

(今は、どういう見解かは知りませんよ。)

理論上、サーマやタイタンをあてても、オッパイが下がっているのは、脂肪や乳腺の重みですから(顔のタルミとは、脂肪の量が違います。巨大過ぎます)、こんなモノで、上向きにできるわけもありませんから、そこまで危険をおかして、実験をするのは、あまりないかと思います。

(一部、やっているクリニックはあるかもしれません。それは、そこの医師が自分の考えと責任においてされているので、医師が患者さんに提供すること自体は、自由は自由です。)

サーマにしろ、タイタンにしろ、引き締めで使う機械ですから、キレイにオッパイが引き締まればいいですが、もし変に効きやすいところと、効きにくいところとできてしまうと、オッパイはデコボコになる可能性もあるわけです。(あくまで可能性ですが。。)

やっぱり、メリット・デメリットを考えると、高いお金を払ってまで、する価値は、私はないかな、と思います。

でも、デコルテや、オッパイ周りには、ご希望があればタイタンを照射します。

デコルテ~ワキ・ワキ下って、感じでしょうか。その周りの皮膚を引き締めて、コラーゲンを増やしてあげる、というのは、アリですが、オッパイは上がりません。周りの皮膚を、ちょっと良くする、老化を遅くする、っていう感じです。

どうしても、オッパイの皮膚のアンチエイジングをされたい場合は、うちなら、ジェネシスです。

ジェネシスは全然構いませんし、やったら、やっぱりお肌がキレイになるから、お手軽にコラーゲンも増やせるし大変おススメですが、オッパイは上がりません。あくまで、オッパイのお肌のお手入れ・医療バージョン、という形です。

かなり贅沢ですけどね。

オッパイ全部にあてるとなると、顔2個分の料金はかかるかな、と思います。顔1個分でもできないことはないですが、その分、効果は薄くなるかな、と。エステ感覚でよければ、1個分でもいいのかもしれませんが。。

結論ですが、オッパイの垂れを、治す治療はないと思います、満足度から言えば。

予防が一番大事ですね。

とにかく、ブラジャー命!です。(ワコールの回しモノではありません。)

体とTPOに合ったブラを必ずつけること!きつすぎるのは、良くないです。

血行を良くすることは大切ですが、おかしなマッサージは、靭帯を切りますから、TV番組を決して鵜呑みにされませんように。

 

 

 

以前に、大きな胸を小さく見せるブラのお話をしたら、患者さんから、逆が知りたいと言われましたので、今回のテーマは、「胸を大きく見せる方法」です。

日常生活に簡単にできる方法から、まずご紹介しますね。

ちまたで、バストアップに、筋肉(大胸筋など)を鍛える体操(胸の前で、手を合わせるとか、腕立てを壁に向かってするとか、いろいろです)とか言われてますが、あれは何度も言ってますが、真っ赤なウソです。

確かに大胸筋の上にオッパイはのっていますから、大胸筋がしたに垂れれば、オッパイも下側に移動することになるでしょうが、そこまで大胸筋は下がらないし、土台が下に行くのと、オッパイ自体が、垂れ下がるのとは、何の関係もありません。

オッパイは、筋肉ではなく、脂肪と乳腺とでできていて、その上に皮膚が被さっています。

それらをつなげて、支えているのが、靭帯という線維です。

(オッパイマッサージしたら、オッパイが大きくなる、というのも、ウソで、ぶるぶる、むちゃぶりすると、靭帯の線維がブチブチ切れて、よけいに早く垂れ下がってしまいます。血行を良くすることは大切ですが、むちゃブリして、靭帯を切るようなマネはやめておきましょう。

靭帯を大事にするという観点から、ワコールでは、運動の時とか、どれだけ、オッパイが揺れて、靭帯が切れやすくなるか、というのを、映像で見せてくださって、スポーツブラやお休みブラ、家にいる時もそうですが、それぞれの場面に適したブラジャーの大切さ、というのがよくわかりました。

ワイヤー入りが絶対しないといけないことはないので、その時自分がしんどくないのを選べばいいと思います。アンダーがきつすぎるのも、血行を悪くする原因になりますから、絶対ダメですね。

ワコールの所長さんがおっしゃってたのが、ブラジャーは必ず試着して買いましょう(ブラに限りませんが)、ということでした。

毎回試着して買われるお客さんがおっしゃってたそうですが、(いいブラは高いので)せっかく買うんだから、自分にあったサイズでないと、もったいないでしょ?とのことでした。

ごもっともです。スタイリストの方も、服を買う時に、絶対試着を言われますよね。)

話が逸れましたが、何でしたっけ?

そうそう、胸の筋肉を鍛えても厚い胸板の上に、おっぱいがちょこんとのってしまいますから、そういう体型に合ったブラは作っておられないようで、すごく困る、とワコールの所長さんがおっしゃってました。

体のラインをキレイに保つために、筋トレ・ストレッチなど、必要で、大胸筋ももちろん他の筋肉と同様、鍛えるのはいいと思いますが、ボディビルみたいな体を、皆さん目指してるわけではないですよね?

大半の女性は、できればほっそりした、キレイなラインの体に、ふくよかなオッパイがのっている、というのが理想かろ思うんですが、それは、筋トレとは全く関係ありませんので。

オッパイを垂れないようにするお手入れは、靭帯が切れないようにと、その上の皮膚のお手入れが大切です。(オッパイを大きくする話ではありませんが)

それは、次の機会にでも。

さて、オッパイを大きくするお手入れですが、私は、そんなものはない!と思います。

まあ、太るしかないでしょうか。。

元々痩せている方には、これがとても難しいことなので、非現実的なことはわかっていますし、オッパイが大きくなるほど太ったら、多分、今までの服が、上だけでなく、下も着られなくなるでしょうし、いろいろ弊害がでますよね。。

よくあやしい通販とかで、オッパイを大きくするクリームとかサプリとか売ってますが、そんなの効くわけありません。

もし、ホントに、サプリで大きくなったら、ホルモン剤が入っている可能性があるので、かなり危険です。

昔、牛乳を飲んで、オッパイが大きくなった、という、伝説がありましたが、あれは、乳牛が食べた餌の中に、オッパイの出を良くさせるために、ホルモン剤を混ぜていて、そのホルモン剤が乳から出て、牛乳に混ざって、牛乳を飲んだ人のオッパイが大きくなった、と聞いています。

今は、そんなことないと思いますけどね。かなり昔の、そういうことが適当にされていた時代の話だと思います。

食べ物とかサプリでは、ちょっと無理でしょう。

自然に、手術とかもせず、自分のオッパイ自体を大きくする方法は、私はないと思います。

でも、とりあえず見た目だけ変える、というのであれば、ブラのサイズは、同じままでも、ブラのとこだけ開いたボディシェイパーが、売ってますよね。

ウエストからおなかのラインをキレイに見せてくれる下着です。

私も実際着けてみて、わかりましたが、アレは、ブラ周りを押さえて、ブラだけ押し出すような形になるので、オッパイがかなり強調されるような気がします。

ワキやウエスト・背中・おなかと、締めてくれるので、より細くみせて、なおかつオッパイも少し大きく見せると、一石二鳥ではないかしら。。?

ワコール・グンゼ(神田うのさんのブランドのヤツ)・トリンプと、いろいろ試しましたが、私の一番のお気に入りは、やっぱりワコールですね。

よく計算されつくしてあるな~、と感心します。これは、他のメーカーのを着たから初めてわかったことですが。。。

やっぱり、ワコールは、いいですね~。(お値段も一番高いですが。。。だから、やっぱり試着しないともったいないですね。)

で、小さいオッパイの方は、やっぱり必ずワイヤー入りのほうが、強調されると思いますよ。

パッド入りのブラもありますが、ヌーブラを中に入れて、オッパイ自体を寄せる、というのもいいらしいです。パッド入りとは違って、ヌーブラだと自分の好きな場所に入れれるのがいいらしいです。

まあ、見た目だけだと、ブラと取った時のギャップが気になる、という方が多い、というのもわかってます。

でも、ホントに大きくしたかったら、豊胸術しかありません。

豊胸は、本格的に、シリコンバッグを入れる方法がメインですが、その他なら、ヒアルロン酸や自分の脂肪を取ってきて、注入する、という方法くらいしかないですね。

(ニューハーフの方が、女性ホルモン注射で、オッパイを大きくする、ということをされてましたが、巨乳にはなれません。(のはずです)

今でもしてるクリニックあるのかな。。裏メニューとかではあるのかもしれませんね。あやしいところとか。。?普通の美容クリニックでは、もうやっていないところのほうが多いかも。

女性ホルモン剤の投与というのは、いろいろリスク(乳がんとか)があって、専門の医師とちゃんと相談しながらでないと、ホントに勧めません。)

豊胸のバッグで、年末フランスで逮捕された事件がありましたね。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012012600898 

今の豊胸バッグは、ほtんどが、外側がシリコンでできていて、中身がシリコンジェルでできています。

(液体のシリコンは、絶対にダメです。ホントに大変なことになるし、戦後とか昔は使われていましたが、今は、人体に使うのは、世界的にも禁止されていたと思うんですが。。)

シリコンの固体(塊り)は一応いいんです、今のところ。(ごくまれに、固体のシリコンでのアレルギーの報告がありますが、ホントに、ものすごく稀です)

この逮捕された会社は、「PIP」っていう会社なんですが、中身のシリコンジェルを、医療用ではなく、工業用を使っていたらしいです。

もう倒産したそうでが、私が、以前に勤めたいた美容クリニックでも豊胸術をやっていて、私は、外科にはノータッチでしたが、確かに、PIPの豊胸バッグは、すっごい卸値が安かったです。

私がいた頃(5~6年前でしょうか)には、もうPIPのバッグは危ないと聞いていたので、仕入れはされてなかったですが。

豊胸術が格安のクリニックだと、使用するバッグが、悪質の格安のモノを使用している可能性があります。

今日、お昼、たかじんさんの番組を見ていたら、格安の話が出て、高いところと同じ品質のわけないやん、という話をされてました。

当たり前ですよね。

豊胸術にしても、医者の品質は、ちょっと置いておいたとして(実は、これが一番大事なことですが)、豊胸にかかる時間・手間暇を考えると、どこのクリニックも、その辺はあまり変わりないかと。。

そうなってくると、原価というかかかる経費を抑えられるところは、入れるバッグのコストになってきます。

そりゃ安いほうが、原価を抑えられるのに決まってますよね。

後は、手術の時の麻酔をどうするか、麻酔科医をわざわざお願いして、手術するのか、(これが、また余分な経費がかかります)、麻酔科医に頼まず、自分たち(美容外科医の医者たちだけで)で、麻酔をかけて手術するのか、で、大きく変わってきます。

もちろん、麻酔科医なしの手術は、むちゃくちゃ危険です。死んでもおかしくないですし、今までも麻酔科医がいなくての死亡事故は、大変多いです。

ひどい悪徳美容クリニックだと、麻酔科医を雇うのもイヤだし、自分も麻酔はかけられないから、局所麻酔でするクリニックもあって、もう無茶苦茶です。

(普通、豊胸術は、全身麻酔でしょう。しかも日帰りです。下半身麻酔にして、胸のところまで、麻酔を効かせてやっているクリニックもありますが、下半身麻酔も、かなり危険です。まあ、麻酔科の先生の腕にもよりますが、いい麻酔科医というのは、またコストも高いものです。)

手術、しかも豊胸手術が格安って、やっぱりなんかあるでしょう。

でないと、どっから利益が出ているのか、と考えたら、あまりにおかしいと思いませんか?

豊胸術って、ちゃんとするのであれば(ちゃんとした麻酔科医がいて、全身麻酔で、ちゃんとしたバッグを使って、アフターケアも含めてスタッフがみんなちゃんとしている)、クリニック側は、かなりの手間暇でリスクも高いわけです。

流れ作業で行うようなモノでは決してありません。

それだけのことをクリニックはするわけですから、そりゃ~高い値段をいただかないと、割が合わないと思います。

格安って、おかしいでしょう。。他のプチ整形なら、いざしらず、豊胸術を薄利多売するわけにもいかないだろうし、薄利多売をホントにしているようなクリニックで、手術を受ける、って、命賭けますか。。。。

豊胸術は、患者さんの術後の痛みも大概かと思います。

私は、経験したことがないからわかりませんが、された患者さんの術後を見ていたら、ホントに大変です。

また、術後の痛みが落ち着いたら、次は、マッサージ(バッグが固まって、コチコチの胸にならないように)が始まりますから、これがまた地獄のようだったと聞きます。毎日、泣きながらする方もいらっしゃるそうで、痛いからとやらないと、カチンカチンになってしまうそうで、オッパイの柔らかさが出るどころか、すごく不自然なオッパイもどきになってしまいます。

でも、コンプレックスのある方は、そういうことも覚悟して、オッパイが大きくなった自分を夢に見ながら、頑張って、チャレンジされるわけです。

そういう覚悟なく、豊胸術って、するものじゃないと思いますよ。

そんな簡単で都合のいい魔法はありませんから。

ちゃんとしたクリニックでは、そういう術後のことも含めて、説明があるはずです。

副作用もほとんど言わず、アフターケアもほったらかしで、いいことだけ言うクリニックは、何であっても絶対ダメですけどね。

ちなみに、豊胸術でオッパイが大きくなっても、本物みたいにはなりません。

元々、C~Dカップくらいの大き目のオッパイがあって、わりとぽっちゃりしていて、乳腺下とかにバッグを入れたらかなり本物に近いかもしれませんが、所詮、バッグはバッグです。

今のバッグは、昔に比べたら、すごく性能が良くなっていると思いますが、本物の大きなオッパイのフルフル感というか、あのふにゃふにゃの柔らかさは出なさあにいでしょうし、出るわけがないでしょう。

だって、シリコンの膜で覆ってますし、大胸筋の下に入れた場合、バッグの上にまだ筋肉がのりますから、さらに違う感触になります。

本物と全く同じ、と思って、手術を受けると、あとでショックを受けますよ。

比較的うまくいって、柔らか目になっても、本物とは違います。

(そういうことも言ってくれるクリニックで、受けましょうね。)

ちゃんとしたクリニックだと、触感はともかく、見た目は本物そっくりのいい形のオッパイにはしてくれると思います。

(横になった時に、ワキに流れるのか、というのは、かなり難しいですが。。手術方法によっても違うかもしれませんけどね。少なくとも、大胸筋下に入れて、ワキに流れるのは、普通無理でしょう。)

豊胸の場合、若い時はいいんですが、年をとって、おしりも太もももしわくちゃなのに、オッパイだけは、バンっ!としてる場合があり、あれは、温泉とか銭湯とかで、バレちゃいますし、ちょっと(いや、かなり)変です。ぽっちゃりされている方は、かなり誤魔化せると思いますが、豊胸する方の大半が、痩せている方のことが多いので、50~60代過ぎたら、人前で、裸になるのに、勇気がいると思います。

手術って、何でもそうですが、無理やりしていることなので、どこかに無理が出てきますし、手術の時のリスクだけでなく、その後、人生かけてしょい込むことがいろいろあると思います。

美容手術自体を否定するつもりはありませんが、悪徳美容クリニックのHPや広告には、そういったリスクも何も書いてなくて、患者さんをお金をくれる財布くらいしか思っていないので、患者さん側が賢くならないと、ひどい目にあってからでは、特に手術は取り返しがつきません。

入れたバッグは取り出すことはできますが、また麻酔して、もちろん手術して取り出すわけです。

体の負担は、相当なものです。

それだけの覚悟して臨まないといけないものだと思います。簡単になんて、あるわけないんです。

バッグは、やめてヒアルロン酸や脂肪注入で、と思っている方、どちらも同じことです。

バッグを入れることを思えば、お手軽はお手軽でしょうけど。。。

バッグとは違う副作用があり、悪徳美容外科に、お金を巻き上げれるだけです。

これも、ちゃんとしたクリニックなら、副作用などきちんと経過のことも含めて説明があります。

その上で、了承されてヒアルロン酸をどうしても入れたい、というのであれば、まあ、その方の人生です。

でも、魔法はありませんから、いいことだけ、っていうのは、有り得ません。顔のヒアルロン酸とは、オッパイは全然違います。

(入れる量は、50~100倍以上ですから。顔では出ないようなトラブルがあるわけです。)

ちなみに、左右それぞれに、50ccずつヒアルロン酸入れても、ブラのカップは、そんな変わらないと思います。

50ccって、コップ半分もないんですよ。(コップ1杯200~250ccくらいだと思ってください。)

カップまで変えようと思うなら、最低100ずつ(両方で、200cc)入れたら、結構なお値段になるでしょう。しかも無くなるわけです。

吸収のスピードも場所によって違いますから、減っていくのに、全体に小さく縮むのではなく、差が出ます。早いところも遅いところもあるわけです。(ボコボコになることがあります)

しこりになることも多いし、ひどいクリニックだと入れた瞬間の出来上がりから、ボコボコです。

ヒアルロン酸だからと言って、オッパイの場合、広告で書かれているほど、簡単ではないんです。

注入とバッグだったら、どっちがマシかな~。

(ちなみに、どちらも乳がん検診のマンモグラフィーは、受けられません。特に、注入系は、触診やエコーでも、ガン疑いとかでひっかかる可能性大です。細胞診(直接針を刺して、ガンかどうか、細胞を直に確かめる検査です)をすれば、疑いは晴れると思いますが、わざわざその検査までさせられるわけです。(普通、誰でも受けたくないと思います)

もし、自分だったら、バッグを選びますかね、どちらか絶対選ばないといけないんだったら。。

絶対選ばなくていいなら、豊胸術は、受けません。下着とかで工夫しますね。

ホントに、後が大変だから。

コンプレックスが強くて、覚悟のある方は、その方の人生ですから、エンジョイされたらいいと思いますが、必ず、ちゃんとしたクリニックでカウンセを受けること!1つのクリニックだけではなくて、2つでも3つでも、納得がいくまで、クリニックを回りましょう。絶対に、妥協はダメです。(格安クリニックもね)

豊胸術は、一生の問題です。マイホームを買うより、重要です。

 

 

 

私のブログを読んでいただいて、受診してくださる患者さんが大勢いらっしゃって、嬉しい限りです。

読まれて、「そう、そう、そうやねん~!」と、共感して来てくださる方、「ええ~っ?!」とビックリして受診される方、様々です。

共感される方の大半は、化粧品やエステ・他院(美容クリニック)で、散々お金を使われて、なんかおかしい・・。こんなにお金を使っているのに、なんで??、という方が、ネットで検索して、うちのHPにたどり着かれ、そう!そう!となることが多いそうです。

(もっと早くたどりつけるようにしてください、と何度か言われたことがあります。あまり宣伝をしていないので、たどり着かれる前に、違うクリニックで、またムダなお金を使って、身をもって、ダメだ、ということを体験してしまわれたそうで。。。すみません、あまり宣伝していくつもりは、今後も今のところありません。広告にバンバンお金を使うくらいなら、その分、患者さんに、いいサービスとお値段に還元したいと思います。)

そういう方の使われたお金というのも、決して無駄ではなく、使ったことで、やっとたどり着くことができたわけですので、気付かれるための「投資」です。よかったです。その程度で済んで。

その一方、美容クリニックも行かれたことはなく、エステも1~2度くらい、化粧品もそれほど高額なものを使っていない、という方で、初めての美容クリニックが、うちであったことは、とてもラッキーな方だと思います。ホントによかった、と私は心から思います。(自画自賛です!)

ただ、そういう方は、ブログを読んでビックリされて来られる方がとても多いんですが、来られた皆さんに(ブログでも書いてますが)、雑誌やTVで良いと言われている美容法は、一切信用しないでください、と言います。

(全否定するつもりは、ありませんが、ひどいモノが多過ぎて、被害に合われている方が圧倒的に多いです。TVや雑誌は、過剰に効果を言い過ぎです。責任も持たないし。「個人差があります。」とか「個人の感想です」とテロップを流せば、いいと思っているのか、責任逃れができると思っているのか。。)

先日来られた患者さんにも、そういうお話をしている時、

「でも、ちゃんとした本ですよ。医学の本とかではないですけど。」とおっしゃったので、どなたか皮膚科医のドクターが書かれた美容法の本か何かかな?と思ったら、「美ST」(以前の「美STORY」のことです)のことでした。。。

資本主義の典型のような雑誌ですが、どの雑誌も、スポンサーがいないと成り立ちません。

そのスポンサーというのは、化粧品会社がメインですし、エステや健康食品やサプリの会社も、スポンサーでしょう。

スポンサーからお金をもらっている以上、スポンサーの困ることは言わないし、触れないし。これ、当たり前です。お金をもらって、雑誌を出版しているわけですから。

モデルさんが、「この商品がお気に入り!」「これのおかげで、お肌の調子がいい」なんて、紹介も、もちろんスポンサー絡みがほとんでしょう。

わかった上で、最近はこんなのがあるのか、とか、他の人はこういうことをしてるのか、と参考程度にされるのはいいと思いますが、1つの流れていく情報として。普通の女性誌と一緒ですね。

だって、ただの雑誌ですから。

広告も、最近は手が込んでいますから、長期にわたって、仕掛けられていることもありますし、やらせというか桜というか、地味~に仕掛けていることもあるでしょう。

でも、それって、「広告」「宣伝」っていうものが存在するようになった時代からあったことだと思います。

それに、知らずに乗るのか、気づいて乗るのか、ですが、知らずに乗ったとしても、それが広告の効果っていうヤツですから、ある程度は仕方のないことだと思います。

私も、「美ST」を待合室の雑誌用に購入して、サ~っと目を通しますが、アチャ~、という記事もありますし、ホホ~、という時もあります。(美容法の記事は、ホホ~、とは思いませんが。。)

でも、読者の方の中には、完全に全ての記事が、「真実」と思われる方がいらっしゃるようで、そこまで読者に信じ込ませるほど、今の雑誌やTVは、いきすぎだと思います。

そういうところで、紹介された美容法で、ひどい目に遭ったら、TV局や雑誌社に、クレームをつけない限り、どんどんエスカレーターしていくと思いますよ。

消費者センター(国民生活センター)に、相談するのも、1つの方法です。

最近のあまりにもひどい誇大広告とかで、エステやマッサージ店とかでもトラブルが増えています。

あの痛すぎるマッサージとかでも、被害者の届けが出てますから(まあ、そうなるでしょう。ひどいのになると、もうあれは、暴行でしかないと思いますよ。)、もっと取り締まってほしいんですが、キリがないので、ああいうのは、昔から無くなりませんよね。

でも、消費者センターに、クレームが増えれば増えるほど、なんとかしないと!とゆっくりではありますが、動いているようなので、困ったら、どんどん報告してください。

(先日も、NHKのニュースで、国民生活センターで、美容医療などのクレーム相談を1週間無料で受け付けています、と言われてました。ちゃんと聞いていませんでしたが、基本、国民生活センターの相談は、無料です。時間内であれば、消費者が困っていることは、何でも相談に乗ってくれます。

ただ、この1週間は、美容専門の方を多めに置くとか、そういう部署に、電話が回るようにされているとかなのかな、と思いました。強化週間みたいなヤツですね。)

よく、時々患者さんから言われるのが、「夜、顔をいつ洗えばいいですか?」ということです。

そう聞かれる患者さん、皆さん、揃って言われるのが、「ファンデーションは、お肌に良くないから、早く落とさないといけませんよね?」ということです。

どうも、雑誌で、そういうことを議論されていたそうで。。。

はっきり言って、どうでもいいことです。いつ顔を洗ったって、かまいません。

ただ、その記事で、「ファンデが悪い、悪い」と書くから、患者さんの中には、仕事から帰ってきたら、まず洗顔して、寝る前に、お風呂に入って、またそこでも洗顔して。。と言う方がいらっしゃって、これは洗い過ぎです。大人の女性は、たいがい乾燥肌、もしくは混合肌で(クレンジングとか間違った美容雑誌で紹介された洗顔方法などのせいも、かなりあると思ってますが)、そんな1日3回も顔を洗わないといけないくらいの脂性の方は、私は見たことありません。

水かぬるま湯をかけるだけなら、3回はありですが、毎回洗顔フォームを使ったら、お肌ボロボロです。

私が勧める無添加石けん(石けん素地100%)であっても、3回はダメでしょう~。

どうせ、お化粧なんて、2~3時間もしtら、最初塗った時よりもかなり落ちてるでしょう?

混合肌の方で、脂と化粧品が混ざって、気持ち悪い、というなら、帰ってすぐに洗顔されればいいと思いますが、しなきゃいけないものでもないですし、好きな時間にしたらいいと思います。好きな時間がわからないなら、一番都合のいい時間にしたらいいと思います。

もし、帰宅してすぐに洗顔して、(もちろん、その後、保湿はしてくださいね)寝る前に、お風呂に入るなら、その時に、顔を洗う必要はないですし、洗いたいなら、ぬるま湯をかけるくらで、もう十分です。

帰宅後すぐに落とさないといけないようなファンデーションなら、日中、顔に塗ってること自体、アウトだと思いますが。。

アトピーがあるとか、ニキビがたくさんあって、でも仕事に行ったり、出かけたりしないと行けなくて、その時にどうしてもファンデーションをする、という場合、帰宅後、洗顔する、というのは、わかりますが、

湿疹とかなにもないなら、そこまでして急いで落とさなくてもいいんじゃないですか?

だって、もうすでに、1日中、塗ってたんですよ?そんな悪いと思っているものを。。。

舞台用のメイクとか特殊な化粧品を使っているなら、まだしも、普通のファンデーションなら、元々の目的がお肌をキレイに見せてくれることが本来の目的ですよね。

また、日焼け止めにファンデを重ねて塗ると、SPFは足し算にはなりませんが、プラスαはあるでしょうし、ファンデの色で、多少紫外線も吸収されますから、紫外線カットの観点から見ると、いいことがあるわけです。

ファンデーションみたいに、色をつけて、お肌の色むらをカバーする、って、確かに、お肌にいいものだけで作るというのは、難しいようで、資生堂のクリニック専用化粧品の、ナビジョンの日焼け止めも、去年の9月にやっとBBクリームのような色つきの日焼け止めが出たくらいで、使いやすく、しかもお肌にも比較的いい日焼け止めに、ファンデのように、色をつける、ということは、開発が大変だったみたいです。

でも、肌にアトピーやニキビとか、トラブルがないなら、そこまで過敏になる必要は、ホントにないと私は思います。

私なんか、疲れてしんどい時は、顔は洗わずに寝てしまいますよ。化粧を落とすことよりも、体のほうがよほど大切です。10分でも20分でも、睡眠時間と休息にあてるほうが、よほどお肌のためになると思います。

石けんで顔を洗って、落ちてないかも、思う時はありますが、それで困ったことはないです。

確かに、生理前とかにそういうことすると、ニキビが出やすいような気がしますが、生理前って、顔をちゃんと洗って、時には、軽めのピーリングをしても(生理前の脂っぽいのが気になって)、ニキビ出る時は出ます。体調にも、もちろんよります。出る時はね、なにしても出るんですよ。何したって、毛穴が詰まる時は、詰まるんです。大事なのは、その後の、対処です。予防は、あくまで予防であって、完全に防ぐ方法なんて、ありません。

しかも、雑誌などで、「クレンジグしなきゃ!」「化粧は、キレイに落とさなきゃ!」と、また煽るもんだから、きついクレンジングを使ったり、何度も顔を洗ったり、ふき取りしたり、と、そうやって使っているクレンジング剤・洗顔フォーム・ふき取り化粧水などなど、そんなもののほうが、中身は洗剤と同じような成分か、ピーリング剤満載のモノで、そんなものを一生懸命使って、洗顔するほうが、よほど肌に悪いと思います。

肌に負担のかからないもので、ちゃんと洗顔して、キレイに化粧品が落ちれば、それに越したことないと思いますが、たいていのお肌にやさしい洗顔料というのは、洗浄力もマイルドなこともあり、(全部が全部ではないですし、マイルドさ加減もピンキリです)しっかりしたファンデを使っている方の場合、落ちてないように感じるかもしれません。

でもね、そんなの、構いませんから、ほっといてください。翌朝、また洗顔したら、落ちてますから。

落ちてないと思って、また何度も洗顔したり、きついクレンジングを足したり、とそんなほうが、結局お肌に反って悪さを引き起こしていると思います。

なんとなくお肌の調子が悪い、という患者さんって、ものすごい多いんですが、たいてい、皆さん、クレンジングや洗顔のやり過ぎです。

それを止めてもらうだけで、お肌の調子が良くなる、というくらい、クレンジングって、きついわけです。

クリニック専用化粧品の、メイクも落ちるクレンジングソープ(1回の洗顔でOK)も、うちには、置いていますが、私は、無添加石けん(石けん素地100%)の洗顔1回で、いいと思ってますし、私もそうです。

うちの家には、クレンジングは、存在しません。

(アイメイク専用クレンジングはありますが、ほとんど使ってませんね~。)

患者さんのお肌でも、変に赤い方や、キメやツヤのない方、乾燥肌で荒れている方など、大勢の方にも、クレンジングを止めて、無添加石けんのみで洗うか、抵抗があるなら、そのクレンジングソープのみ、というのを勧めています。

もし、落ちてないように感じても(無添加石けんの場合)、放っておいてください、とお話します。

でも、中には、やっぱり不安になって(落ちていないように感じて)、今までのクレンジングに、無添加石けんを足される方が時々いらっしゃいます。

無添加石けんは、それだけでも、かなりの化粧品を落としますから、だからクレンジングなしで、これ1回でいいです、と私は言うわけですが、普通のクレンジングとその石けんでダブル洗顔したら、洗い過ぎです。よほどの脂性なら大丈夫かもしれませんが、大人の女性では、まず乾燥がひどくなるでしょう。洗い過ぎですから。

クレンジングオイルでも、ダブル洗顔不要、とされているモノと、ダブル洗顔してください、と言うモノと、2種類あると思いますが、「ダブル洗顔不要」と書かれているモノは、それで洗顔が完結するわけですから、その中に、オイルを水で洗い流せるために、界面活性剤(洗剤のようなもの)がたっぷり入っている可能性があるわけです。

でないと、オイル成分が残るハズですから。

オイルで汚れは落とすわ、界面活性剤でさらに、洗われるわ、で、お肌に必要な保湿成分も一緒に洗い流しているわけで、その後に、石けんでさらに洗うと、そりゃ、お肌の乾燥はひどくなると思います。

理由があって、無添加石けん1回洗いにしてください、と言ってるわけなので、自己流にアレンジしたら、そりゃ、ダメでしょう。

クレンジングがどれほどお肌に悪いのか、ということもお話して、無添加石けんを勧めているのに、併用してたら、またまたやり過ぎです。。。

それで気持ち悪いなら、メイクも落ちる、そのクレンジンソープを使うか、です。

(それも、一緒にご紹介していますが。。)

それだけ説明しても、どうして、患者さんがまたも市販のクレンジングに戻ってしまうのか。。?

(ごく少数ですが)

やっぱり、雑誌とかで、ファンデや化粧品は、必ずきちんと落としましょう、と煽るから、もう、刷り込み現象ですよね。洗脳ですよね。

化粧品会社は、クレンジングや洗顔フォームを売らないと、売上上がりませんからね。クレンジングで、乾燥させておいて、さらに保湿の化粧品を売るワケです。

そして、どんどんきつい成分を入れて、新商品として、さらに売り出して、余計乾燥したら、もっと保湿力のある高いクリームとかを勧めてくるわけです。

「負の連鎖」というか、資本主義の奴隷と言おうか、まあ、よくある話です。

顔を洗うな、化粧を落とすな、と言ってるわけではないですよ。

ファンデが悪いとか云々議論する前に、そういう雑誌は、クレンジングがどれほど負担になっているのか、そっちの議論のほうが大事でしょう。

(ファンデは議論しても、みんな使わざるを得ないので、絶対買うけど、クレンジング悪い、ってして、みんな買わなくなったら、スポンサーが困るからですかね?)

そういうことを消費者に知らせずに、なんで、ファンデだけが悪者。。?

雑誌も、よほどネタがないんでしょうか。。。

ちなみに、皮膚科でパッチテストと言って、お肌にどれだけ負担になるのか、かぶれの原因はどれか、どれだけの刺激になるのか、というテストをする時の話ですが、

これは、その調べるものを、原則2日間(48時間)貼りっぱなしにして、テープとかで塞いでしまいます。(塞ぐ時間も2日間です)

刺激の強いモノは、たいてい寝てる間に、患者さんが痒さのあまりかきむしって、ぐちゃぐちゃになって、次の日、外来に来られることもあります。

1日早くても、その部分を剥がしてみると、かぶれて赤く、小さな水ぶくれが出てることもあります。

2日目で反応が出るモノもあるので、原則2日後の外来で剥がす、というのが通常です。

このテストの際、化粧水・乳液・クリーム・ファンデなどは、もちろん原液というか、商品そのまま塗りますが、クレンジングや洗顔フォームなどは、原液(現品そのまま)を2日間も貼ったら、皮膚がただれてしまい、エライことに絶対なりますから、オープンパッチっといって、テープとかで塞がずに、直接皮膚に塗って、10分とかそのまま様子を見る、という方法を取ります。

その際、原液を10分も置いておけば、赤くなるのは、これ、誰でも、たいていの商品がそうなるので、原液をそのまま使うことはあまりないです。

(わかってて、どれくらいの反応が出るのか、ということを確認するためにすることはあるかもしれません)

洗浄剤系の場合、10倍・100倍・1000倍とか薄めて、いろいろな濃度で、オープンパッチテストをします。

何が言いたいかというと、洗顔するときって、もちろん薄めて使うのではなく、原液を直接肌に塗っているわけで、そのお肌への刺激は、ファンデの比ではないわけです。

だって、洗剤ですから。

手洗い石けんにしても、どんなに優しい石けんを使っても、何度も手洗いしてると、こんな冬場なんか特に、手荒れしますよね。放っておくと、ガサガサになって、ひどくなると、湿疹・痒み・ひびわれになりませんか?

汚れを落とす、ということは、そういうことなんです。

汚れを落とすことも大事は大事ですが、そのために何が犠牲になっているのか、その時その時で、一体何が優先されるのか、大事なほうをとればいいと思いますが、何事もやり過ぎ・きつ過ぎは、絶対ダメです。

まあ、ホントにファンデは悪いと思うなら、もう塗らないことです。

そんなに悪いと私は、思いませんけど。

ファンデがキライ、と言う方も、もちろんいらっしゃいます。そういう方は、あまり塗られません。

それは、それでいいと思います。

でも、悪い、悪い、と思いながら、塗ってるのは、精神衛生上、反って良くないと思いますよ。

そういうのって、体もお肌も、感じるんじゃないでしょうか、悪いことされてるのかな~?って。

そう感じたら、どんなにいいモノ塗っても、良くならないと思います。

(プラセボ効果の逆ですね)

ファンデ塗って、お肌がスッピンよりキレイに見えたら、嬉しくないですか?

私も、休みの日は、メンドクサイので、日焼け止めだけ、っていう日もありますが、ファンデ塗って、ちゃんとたまにお化粧すると、嬉しいですよ。

ファンデって、女性にとっては、大切な友達と同じだと思いますけど。

武装するよろいというか、お守りというか、自分を上げてくれるというか、なんかよくわからないけど、使い分けも大事ですが、やっぱり有ったほうがいいモノだと思います。

同じ顔に塗るなら、「良いモノ」と思って、使いましょうよ~。

ただし、品質のいいファンデーションで、必ず自分に合うものを使いましょうね。

使って調子が悪くなるのは、どんなに高くても、貴女のお肌には合っていない、ちうことですよ=。

(何の化粧品でもそうですが)

 

先日、ゑびす神社の十日えびすに行くなら、ついでにあの辺でご飯を食べようと思いました。

祇園のほうはあまり行きませんから。

何を食べようかと考えていたところ、すっごく寒かったので、温かいモノがいいな~、と「銀の塔」を思い出しました。

「銀の塔」って、銀座しか知らなかったんですが、京都にもあると1年ほど前に知って、いつか行ってみたいと思ってましたが、機会がなかなかなく、これは今回行くべき!と言ってまいりました。

http://www.ginnotou.com/kodawari.html 

中は、昭和レトロというか、ホントの創業当時から変わっていない感じの、京都によくある老舗の洋食屋さんという感じで、歴史を感じます。

シチュー定食(シチュー・サラダ・ご飯・香の物)が¥2,415と、少々お高めですが、洋食屋さんのシチューなら、大体それくらいのお値段はするかと。。

シチューは、タンシチューかミックスか野菜が選べて、私はミックスにしました。

すっごい柔らかいタンがたくさん入っていて、これなら、このお値段は仕方ないですね。タンシチューは、どこの洋食屋さんでも高いです。手間暇がとってもかかりますから。

こちらのシチューは、和風で、ドミグラスとはまた全然違う味つけで、確かにご飯によく合います。

南座のすぐそばなので、市川海老蔵さんも、出前を頼まれるとか。

シチュー好きの方は、一度ご賞味ください。

シチューソースがお持ち帰りでき、ハンバーグソースやロールキャベツにいい、と書いてあったので、買って帰って、その日の晩は、そのソースで、煮込みハンバーグにしました。ソースは、結構な量があって、お得です。

ご飯の後、お参りをして、一旦クリニックに笹を置きにいって、今度は、「然花抄院」へ、キャンペーンのお菓子を会に。ついでに、カフェでお茶を。

(自転車なら、どこでも行けますね~♪)

室町通りをず~っと上がっていくと、二条を過ぎたところで、「フリップアップ!」のパン屋さんを見つけました!http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260202/26004579/ 

ここだったのか~!!あまりこの辺もわざわざ来ないから、何か機会があれば、と思っていたんですが、超ラッキーです!

こちらのパン屋さんも、京都のおいしいパン屋さんでは、必ず名前が上がるパン屋さんだと思います。

パンは、人によって好みがわかれますが、私はこちらのパンは、ドンピシャにOKでした!!むっちゃ、おいしい~♪

お惣菜系のパンがいっぱいあって、ワインにも合うのもとても多くて、おいしそう~。

常連さんの男性が、ピザをたくさん頼んでいた分を取りに来ておられました。

ピザもとってもおいしそう~。欲しいパンがたくさんありましたが、そこはグッと我慢して、二日ほどで食べられる量に限定して、買いました。

人気店でも、平日なら、たくさんの中から買えるので、とっても良かったんですが、土日なら大変だろうな~、と思います。

とても小さなお店なので、こじんまりとされていますから、大勢は入れません。譲り合いながら、お客さん同士、パンを取る場所も移動するような感じです。

京都のおいしいお店って、パンでもケーキでもご飯屋さんでも、こじんまりと店長さんの目が行き届く範囲でされているお店がとても多いので、すぐに売り切れたり、予約が取れなかったり。。。仕方ないですけどね。その日は、ホントにラッキーでした。

さて、パン屋さんの前に、「然花抄院」へ。http://zen-kashoin.com/index.htm 

水曜日の2時過ぎ頃、お客さんどころか、店員さんも誰もいません。。。(土日は、エライ混んでるらしいですけど)

「すみませ~ん」と声を出して、お店の方を呼んで、まずはカフェに。

どうもお店は、アルバイトの方ばかりで回しておられるのかな?そういう感じです。

カフェの店内は、とてもいい感じで、お庭も見えて、観光客や外国人の方が来たら、とっても喜ばれると思います。ホントにプロデュースがお上手ですね。

お菓子は、やはり長崎堂ですから、何を食べてもおいしいと思います。

かすてらとお抹茶のセットにしました。

カフェの中に、お茶を点てる場所があり、立ったままですが、ちゃんと茶釜も置いてあって、お点前ができるようになっています。

私は、大学時代茶道部で、表千家でした(教えてくださる先生が表だったので)。

すっかり作法とか忘れてしまいましたし、お茶を点てることも、もう無理ですね。全然そういう機会もないし、わざわざ自分から、そういう時間を作る余裕もなく、そういう余裕ができればいいな、と常々思ってはいるんですが。。。

お抹茶を頼むと、どうもそこで点ててくれるようで、勇気あるな~!と感心しました。

だって、ここ京都ですよ!!この、京都で!しかも人前で!お茶を点てるなんて!!スゴイっ!!

お茶を点てておられるところを拝見させていただきました。

。。。。裏と表の作法の違いとか、もうすっかり忘れてますが、少なくとも、このバイトさんが、お茶の作法を全く知らない人だということは、すぐにわかりました。。

勇気ではなかったんですね。。。

まあ、京都の甘味処に行っても、お抹茶は適当に入れてるだろうから、味は、ホントにどちらでいただいても、まあ、そう変わりませんよね。抹茶の値段で、味が変わることはもちろんありますが。。

せっかく、キレイに、作ってあるのに、ちょっと残念ですね。せめて、少しは知っている人にさせたらいいのに、って、知っていたら、こんなことできないでしょうけどね、恥ずかしくて。。

でも、雰囲気はとてもいいので、空いている時間帯にいけば、お菓子はおいしいし、一度覗いてみてください。

その後、販売のほうで、お菓子をいろいろ購入しました。

こちらは、ラッピングとかとても可愛らしいし、個別の袋とかもお願いすればいただけるので、プレゼントには、ホントに最適です。お値段もまたお手頃です。

なにより、半生カステラは、とってもおいしいです。量も多過ぎず、飽きることなく、パクパク食べてしまえます。ミニサイズもありますから、お一人でも大丈夫です。

他にギャラリーとかもあるそうで、今回は見ませんでしたが、お散歩にちょっと寄られると、いいと思います。

周りには、確かにパン屋さん以外ありませんが、ぶらぶら京都の街中歩きには、いいかも~。

最寄駅は、地下鉄の丸太町ではなく、御池のほうが、ちょっと近いかな。。?

烏丸御池は、最近、ケーキ屋さんとかパン屋さんとかカフェやご飯屋さんが、とても増えているので、御池界隈の散歩なら、ぜひコースに加えてください。こちらは、駐車場もあったはず。。です。。

ちょっとこの日は、食べ過ぎましたが、まあ、いっぱい自転車に乗ったから、いいか、と。。。

福笹も買ったし、おいしいものばかりいただいて、パン屋さんも見つけて、いい日でした~。

京都って、狭いから、ちょっとした散歩や自転車って、楽しいですね。(すっごい寒かったですけど。。)

 

またTVでやってましたね。フジテレビ=。

全部見ていたわけではありませんが、「あるある大事典」を彷彿とさせるような。。。懲りませんね、フジテレビ。。。そうまでして、視聴率、取らないとヤバイんでしょうか。。

なんの番組でもそうですが、2~3人の結果を、例え科学者がまともに検証したところで、数が少なすぎるため、個人差が結果に反映し過ぎて、いい結果が出たとしても、なんの役にも立ちません。

統計学的にどうのこうの、ということを知っていなくても、番組でやっていたような、あんな適当なものさしで測ったって、2~3ミリなんて、誤差ありまくりで、測る場所をほんの少しずらしたら、いくらでも変わりますし、きつめに挟むだけで、2~3ミリなんて、いくらでも変わります。

同じポイントで測っているのか、印をつけているわけでもないし、元々、番組自体が、わざと差が出るように、ビフォーアフターが変わるように、測っているんですから、正しく結果を出そうなんて、思ってもいないんでしょう。

正しい結果が出ても、番組としては、困ることになるんでしょうね~。とにかく、結果を出さないと。

3組の、実際にあるエステサロンや鍼灸院が出てきて、「小顔にします!」と意気込んでいて、どうしてその3組が選ばれたのか、またその中でのグランプリ(?)をどうやって選んだのか、私には、あやしいお金のニオイがプンプンする気がしましたが、気のせいでしょうか。。。。

「小顔にします!」といっても、ただリンパを流してむくみをとっているだけで、どうせまたむくんで、元の大きさに戻るわけです。

ホントにただリンパを流しただけですから。。。

私は、無料でしてあげる、と言われても、断りますね。マッサージはいりません。おかしくなるだけだと思ってます、特に、番組でされていたようなことは。

(私には、タイタンがあるから。)

「マッサージで、筋肉を矯正する」とか、医学的におかしな、絶対ありえないことをおっしゃっているサロンがありましたが、じゃあます自分の顔の筋肉の位置を変えてみては?と、思わず突っ込んでしまいますね。

最初から、「リンパを流してむくみを取ります。一時的ですが。。」と言えばいいものを、どうして、ずっと小顔になるかのうように、宣伝されるんでしょうね。

(まあ、そういわないと、誰もしませんからね。。)

宣伝文句のいうように、視聴者に、さもずっと小顔になるかのように、錯覚させるのであれば、どの代表者の方も、誰が見ても、「顔、小っさ~!」とビックリするくらい、顔を小さくされたら、まだ説得力があるのにね。

(なるわけないですけどね。。)

どうも、まだTV番組を鵜呑みにされる方が多いようなので、改めていいますが、あれはあくまで、ただのショーというか、娯楽番組ですから、信憑性もあるものではないので、本気にされませんように。

マッサージで、筋肉の位置が変わったりしたら、エライことです。粘土細工じゃないんだから。

観方を変えれば、「これさえすれば、億万長者になれる!お金持ちになる!」っていう番組と同じことだと思うんですけどね。

そういう番組だと、皆さん、興味半分では見るけど、真剣には見ないでしょ?

どうして、美容のことだと、信じてしまうんでしょうね。

TVや雑誌なんて、スポンサーが絡んでるのは当たり前ですから、資本主義の広告戦略にいい加減、慣れないと。世の中、悪い人、いっぱいいますから。

いくらお金と時間があっても、騙されてばかりになってしまいます。

以前にもありましたよね。海老の養殖かなんかで、高齢者を中心に、お金だまし取られの。事件になりましたよね。

同じことです。

普通に考えたら、専門的な知識がなくても、そんな都合のいい話、あるわけないですよね。

医学の治療でもなんでもないのに、マッサージや鍼で、顔の形や大きさが、ずっと変わるなら、医者いらんでしょう。

「ノーベル賞の理論を使った」エレクトロポーションは、確かに、その技術自体すごい発明なんですが、いまやエステや美容クリニックで、応用がどんどんされていて、置いているところは探せば山ほどありますよ。

(うちは、置いていませんけど。

まあ、費用対効果で、どう考えるか、ですね。

ある程度の即効性はあるはずですが、大体、持続しませんからね。光やレーザーの根本的な治療、というのでもないし。。その割に、中途半端なお金を取られることが多いので。。

どうしても、皮膚を押しながらの治療なので、同じお金を出すなら、私は、光やレーザー治療のほうが好きです。

光・レーザーでは、確かに、中に入れるってことはできませんが、どうせ外から入れたものって、吸収してすぐになくなりますからね。

定期的に入れれば、イオン導入と同じ考え方で、塵も積もれば、いいのはいいと思いますが、一体1回いくらで、どんなものを入れてくれるか、でしょうね。

同じするなら、エステよりも、医薬品の使えるクリニックのほうがいいとは思いますが、クリニックにもよりますね。)

あと、胸が大きくなるマッサージか体操かなんかでしたっけ?

ワキや胸の周りのリンパを流すっていうのは、擦り過ぎなければ、いいと思いますが、残念ながら大きくはありません。

そんな方法はありません。

体操で、胸の筋肉を鍛えたら、胸板が厚くなるだけで、男性はいいですが、女性が胸板厚くなっても、ボディビルじゃないんだから、おかしいでしょ?

ボディビルみたいなオッパイになりたいですか?

(ちなみに、アレは、ブラジャーがすごく困るらしいです。ワコールの人間科学研究所の所長さんがいっしゃってました。)

胸板を大きくしたいんじゃなくて、いわゆるオッパイを大きくしたいんですよね?女性らしく、ほっそりした体に、丸みのある、適度な大きさのオッパイで、谷間が出ればいう事なし!みたいなオッパイになりたいんですよね?

答えは、できません。

はっきり言って、マッサージや体操で、おっぱいが大きくなったら、番組みたいに、AカップがFでしたっけ??DでもEでもかまいませんが、医学的に有り得ないので、もしそんなことになったら、それは病院に行って、検査してもらわないといけません。

病気の可能性があります。だから、検査・治療が必要です。それくらい、おかしなことなんです。

病気じゃないのに、大きくさせる方法は、何か(シリコンバッグやヒアルロン酸・脂肪など)入れないと、おっぱいは無理だと思いますよ。

体操やマッサージで、ホントに大きくなった、と言う方は、病院で、CTやレントゲン検査とかの写真を撮って、実際検証すればいいんですけどね、誰もしませんよね。。

(検査をすると、シリコンバッグとか入っているのは、わかりますからね。ヒアルロン酸も量によっては、写ります。

ちなみに、シリコンバッグ・ヒアルロン酸注入もそうですが、入れてしまうと、乳がん検診のマンモグラフィーは、受けることができません。バッグが破裂したり、注入物が潰れておかしくなる可能性があります。人体にもどういう影響がでるのかもわかりません。

特に、シリコンバッグが破れて、中身が体の中に出てきたら、すぐに手術で取り出して、全部洗い流さないと、大変です。

普通に破れたくらいなら、まだ時間の猶予もあるかもしれませんが、マンモグラフィーとかって、ものすごい力で挟みますから、潰れて破けたら、中身のジェルがどこまで、細かく広がるかわかりません。かなり危険だと思います。

今の、シリコンバッグって、ちゃんとしたトップブランドのものだと、めったに破れることはありませんが、交通事故とかの物凄い力だとわかりませんし、まして、マンモグラフィーは、想定外というか、バッグいれてる方が、やっちゃいけないことです。

豊胸術をされる際には、いろいろなデメリットも考えて、手術に臨んでくださいね。)

昔の番組だと、誰が見ても、信じないように、わかりやすかったかもしれませんが、最近の番組は、ホントにタチが悪いというか、信じてしまう方も多いくらい、かなり手が混んでますね。

そういうのを信じてしまって、ひどい目にあったら、TV番組の倫理委員会に苦情を言うとか、、視聴者の方がどんどん意見を言っていかないと、視聴率さえ取れればいい、という極論に今向かってるようなので、ストップをかけないといけないと思います。

(わかって観てるなら、いいんですけどね。信じる方がいらっしゃるようなので。)

TVでもやっていた、きついドSのマッサージっていうんでしょうか。消費者センターに、そういうきついマッサージで、腰痛がひどくなった、打撲のようにアザになった、痛くて眠れない、などなど苦情が多く寄せられています。力まかせにやっているひどいサロンが後を絶ちません。詳しくは消費者センターのHPに載っています。

私は、手術とかでもないのに、そこまで痛いのって、やっぱりおかしいと思います。

「痛い」っていうのは、体がやめて、と言っている信号ですから、やっぱり止めてあげないと。

下手なマッサージいったら、痛いだけで、自分も力が入るから、もみ返しってヤツですかね。なったことないですか?力をいれているところを、相手も力で押したりもんだりされたら、痛いのは当たり前です。無茶苦茶ですよ~。

なんで、お金払って、時間をとって、いじめられないといけないんでしょうか。。SMクラブじゃないんだから。

(SMが好きな方は、いかれたら、いいと思いますよ。)

そういう、痛すぎることって、インパクトがありますから、話題になりやすいんですよね。いつの時代も同じでしょうか。流行りの周期があって、忘れたころに、また少し形を変えて、流行ってきますよね。

(誰かが仕掛けてるんでしょうけどね。)

TVや雑誌は娯楽ですから、はあ~、と思ってTVを見てるだけなら、害はありませんが、実際、そういうサロンに行く前に、冷静に考えましょう。

ネットで調べたら、何がホントに正しいのか判断は難しいでしょうが、反対意見がどっかにあるはずです。

その反対意見を聞いてから、行っても遅くないですよ~。

マスコミに踊らされないように、冷静に。違う視点から見てみてください。おかしなことに気づきますから。

(「ためしてガッテン!」は、いいと思います!今のところ。毎回見てるわけではありませんが。)

 

さんまさんが、ホンマでっか?!と言われると、ホンマちゃいまっせ~、とつい突っ込みたくなってしまいますね。

さっき、聞いていたら、ビタミンDの有用性をいろんな先生がおっしゃってました。

ビタミンDを摂る方法は、確かに日光に当たる、ということは正しんですが、、バンバン日焼けしなさい、という意味ではありません。

番組を見てると、日焼けを推奨するかのうような、シミを気にしている女性が悪いかのように、ちょっと感じてしまう印象でしたね。

心配な方は、食事で摂られたいいと思いますが、魚に多く含まれていて、ネットで検索したら、すぐに出てくると思います。結構、きくらげって、ビタミンD、多いんですね。

ビタミンDでも、なんでもそうですが、過剰に摂取する必要はなく、何でもバランスよく食べるっていうことですね。

きくらげばっかり食べれないですよね。

食べ物で少々食べ過ぎたくらいでは、大丈夫ですが、恐いのは、サプリで摂る場合で、世の中には、摂れば摂るほどいいんだと、無茶苦茶な量のサプリを取る方がいらっしゃいます。

サプリは、成分が凝縮されていますから、普通の食事ではなかなか摂れないくらいの量が入っています。

一時、イソフラボン(大豆の成分)が流行ったことがあって、女性ホルモンと似てるから、更年期障害にいいとか、他にもいろいろいい、とか言われて、バンバンサプリを、用法用量を守らずに摂られる方がいらっしゃいました。

ちゃんとした報告がありますが、イソフラボンの過剰摂取で、肝障害を引き起こしました。肝臓に負担になっちゃったわけです。

普通に、お豆腐や大豆製品を食べ物で摂るなら、そんな無茶な量は取れないので、肝障害は起こしません。でも、サプリって、そういうことが起こるんです。

何でも、摂り過ぎは、かえって毒になってしまうわけです。バランスよく、そこそこに。

それよりは、定期的に摂取する、ということのほうが、よほど大切です。

妊婦さんの場合、ビタミンDだけでなく、いろんな栄養素がバランスよく必要であって、ビタミンDだけがたくさんいるわけではありません。

母子手帳に、確か妊娠中の栄養のことって、ちょっと書いてましたっけ?

妊娠された方はご存知だと思いますが、妊娠中の栄養に関する本って、ほとんどが、正しいダイエット本みたいに、バランスよく食べましょう、と書いてあるはずです。

煮干しだけたくさん食え、とも野菜だけたくさん、魚だけ、とか極端なことは書いていないはずです。

昔は、妊娠したら、煮干しを食え、と言われた方もいらっしゃったでしょうが、カルシウムやビタミンDのためですかね。昔って、今みたいに食生活が充実し過ぎていて、何でも食べられる、という状況ではなかったから、かと思います。

ビタミンDは、サプリでも取ることはできますが、これこそ過剰摂取すると、おしっこで流れるビタミンではないので、これはどんどん蓄積されて、それこそおなかの赤ちゃんに影響が出ますから、サプリで摂る場合は、必ず用法用量は守ってください。いろいろなものを飲んでる場合は、ちょっとずつ混ざってるのを飲んでると、合計で、摂り過ぎって、ことにもなりますから、妊娠中は、必ず確認してくださいね。いろんなところでわけわからん間に買って飲まないように。

ビタミンDは、私が昔聞いた話では、日陰で15分いたら、それで十分、と言われました。

どういう計算で出されたのか、根拠はわかりませんので、絶対正しい、と今言い切ることはできませんが、それほど大量の紫外線がいるわけではないはずです。

私は、日焼け止めを塗りますが、南の島にも行きたいし、散歩や日光浴も好きなほうです。お日さんに当たって、お天気のいい日の散歩や外出は、気持ちいいですよね。

患者さんにも、日焼け止めは、塗り直しも含めて、口やかましくいいますが、テニスしようがゴルフしようがスキューバーダイビングしようが、南の島に行こうが、どうぞどうぞ、楽しン出来てください、と患者さんを送り出します。

ただし、TPOに合った日焼け止めを正しく塗って、必ず紫外線量に合わせて塗り直しをするようにお願いしてます。

(シミやシワ・タルミが気になるなら。。)

でも、普通の人であれば、(あくまで普通の人の場合です。普通じゃない人の場合は、この後で話しますね。)そこまで、100%紫外線をカットできていないと思うんですけどね。恐らく、私も含めて。

日焼け止めのSPF50を塗ったところで、環境にもよりますが、完全に紫外線をいつでもどこでも防いでるわけではないでしょう。

また、気を使っている方でも、首・デコルテ・手・ウデなどは、顔ほど塗り直しはされていないでしょう。

私も、顔に塗る回数ほどには、首や手は塗っていません。首は、普段なら、1日1回ですし、手は、顔を塗るついでに塗り直しするっていう感じです。

(夏は、首ももう少し塗るかな)

また、服でも、明るい色の服は、紫外線を通しますから、裸よりはマシですが、服に覆われているからって、完全に防いでいるわけでもないし、頭の分け目とか(耳もそうですが)も、紫外線に当たってますから、顔を塗り直ししている方でも、必要な紫外線は取ってると思いますよ。

職場が、完全に地下とか、全く窓のない部屋に1日中いるとか、そういう方は、番組でも言われてましたが、体がおかしくなっちゃうので、少し意識して、日に当たったほうがいいとは思います。

やっぱり、うつ病も心配ですが、いつが朝で昼で夜なのか、っていうのが、体が日光に当たらないとわからなくなってしまうので、体内時計が狂っちゃうんですよね。体内時計が狂うと、いろいろ体のバランスを崩しやすくもなるんじゃないでしょうか。

普通に考えて、昼夜逆転の生活(夜の仕事とか)が、体に悪いだろうな、というのは、誰でも想像できますよね。

一番いいのは、顔の老化を気にするなら、日焼け止めをちゃんと塗り直して、よく洗う手も塗り直しして、他の場所は、まあ、適当に。(街中での日常生活の場合ですよ。アウトドアとか屋外で仕事されている場合は、また違ってきます)

それで、必要なビタミンDも十分だと思いますけどね。

今、母子手帳から、赤ちゃんを日光浴させなさい、という項目がなくなったと聞いています。学会で、紫外線のセクションでも言われてましたが、子供(特に10歳以下)に、強い紫外線を浴びさせないように、夏のプールや海は、ちゃんと日焼け止めを塗らすことの重要性が言われてました。

(皮膚がんの心配があるわけです。昔と違ってきてるんです。)

ビタミンDの必要性を言われる学者の方は、必ず日に当たることの重要性を言われます。まあ、当たり前なんですが、肝心のどれくらいの時間、当たればいいんですか?ということを言ってくれないんですよね。

何でもそうですが、物事を一部の面からみると、バランスが悪く、また全然違う面から見たら、全く逆の考え方になるわけです。

何を重要視するか、によっても変わってきますけどね。

(例えば、歯医者さんは、よく噛んで噛んで、と噛むことの大事さを言われます。これは正しいです。ただ、噛めば噛むほどエラはどんどん大きくなっていきます。エラ張り顔になっていくので、顔は大き目に見えてしまいます。その人にとって、何が大事か、またどこまで大事なのか、ということです。何でも、バランスが一番大事なわけです)

紫外線カットをしている、普通じゃない人の場合。。。これが一番ダメだと思うんですが。。。

何が普通じゃないって、宇宙人みたいな恰好で、夏とかでている人いますよね?黒い手袋・スカーフも首に巻いて、長袖・パンツ(あるいは、長いスカート)・ものスッゴイ大きなサンバイザーにサングラスに、さらにマスク。。。

街でいきなり会うと、ギョッとするような。。よく銀行で、止められないな~、と思います。そのうち、そういう恰好の銀行強盗が出てくるンじゃないかと。。だって、顔が全くわかりませんよね。。

(でも、こういう人の中に、かなりのおまぬけがいて、そこまでしてるのに、日焼け止めは全く塗っていないとか、家にいる時も、もちろん日焼け止めは全く塗っていないとか。しかも家にいる時間のほうが長いのに。。。マスクは白いのは紫外線を通してますし、サンバイザーでは、隙間から紫外線は入り放題で、家の窓からも遮光カーテンではない、普通のカーテン・ブラインドは、紫外線入りまくりです。こういうおまぬけさんは、本人は、紫外線カットしまくっているつもりが、むっちゃ浴びてるし~!、という、ただの近所のおかしな人になってしまうんです。努力もむなしく。。)

問題は、そういう恰好に、さらに日焼け止めも徹底して塗っていて、顔以外は、黒っぽい服やストール・手袋とかで、完全防御をしていて、さらに、家の中は、遮光カーテンを引いていて、日中は外にめったに出ない(日に当たるのがイヤだから)、という方の場合。

こうなると、体に必要な紫外線は、足りないでしょう~。

全身の皮膚は、まっちろで、もはやちょっと病的な青白さかもしれませんね。

ここまですると、ビタミンD不足もでてきますが、もっと他の病気になってしまうと思います。これはダメでしょう~。

ここまでできる方というのは、ちょっと病的というか、紫外線を憎んでるというか。。。極端すぎますね。

太陽は敵ではなくて、友達にならないと!

うまく、ほどほどに付き合っていく、しかも一生長く、というものです。

ちなみに、体のアンチエイジングでもビタミンDは、注目されています。確かに、効果はあるようです。

ただ、紫外線にどこまで当たるのか、紫外線以外でうまく摂取していく、というのが重要です。

ホントになんでも、ホドホドに。

これだけすればいい!みたいなモノは絶対ありませんから。いい面があれば、観方を変えれば悪い面になることもあるので、極端な番組の意見は、ホントに、半分(以上)は聞き流してくださいね。そういうこともあるのかな~、くらいの軽い気持ちで。

昨日、今日とセンター試験だったんですね~。

もう、自分が受けてから20年以上経っているのかと思うと、大人になったんだな~、としみじみ思ってしまいました。

受験生が緊張しているこの2日間ですが、、私は昨日仕事の後に、イタリアンに行って、むっちゃ食べて、その後四条河原町のカラオケ行って、バーに行って、もっと飲もう!となりましたが、気付いたら、先斗町まで歩いてきていて、バーを探しいたら、ずっと行きたかった焼き鳥屋さんがあって、ワインをたくさん置いているお店だったので、バーのつもりが、そこにふらふらと入ってしまいました。

もう、そんなに入らなかったけど、ホントにおいしかったです~。その後、タクシーに乗って帰ってきました。

久しぶりの夜遊びです~♪ おいしかったし、楽しかった!!

受験生も、冬の後には必ず春が待っているので、頑張って乗り切ってほしいですね~。

自分が受験生の時なんて、そんなこと考えることもできませんでしたが。。。

私は、2浪して、医学部に入りました。

現役の時は、センター試験ではなくて、共通一次試験と呼んでたんだっけ?いや、センター試験の1回目だったっけ??もう忘れてしまいました。。。あまりに昔過ぎて。。。

英語が一番得意だったのに、現役のセンター試験は、英語がボロボロだったのを覚えてます。

1浪目のことはほとんど覚えてないですね~。2浪目は、さすがにセンター良かったです。(でないと医学部受かりませんからね。)思った以上に、センターができたんですが、自分の実力はわかっているので、2次試験は、予定通りに受験しました。

2浪目の時は、さすがに滑り止めに、薬学部を受けました。さすがに3浪を女でやる、というのは、結構なストレスで、自分にはもう無理だな、と切羽詰まっていたのを覚えてます。

いや~、受かって良かった。(国家試験も。)

大学に勤めていた時に、センター試験の試験監督をしたことがあります。

さすがにセンター試験ですから、バイトで誰でも試験監督ができるわけではありません。

(カンニングの手助けできちゃいますからね)

大学の助手だった時、順番が回ってきました(というより、下から順に行くことになります。休みの日がつぶれますからね。バイト代というか、日当が微々たるモノですが、いただきましたね。それでも、休みのほうがいいくらいの安い日当ですが。。。)

試験監督は、その大学の正規職員によって、されるわけです。

(医師国家試験は、厚生労働省の役人の方たちだと思いますが。この時の会場は近畿大学でしたが、もちろん近大の職員の方ではありません。)

センター試験は、大学構内の、あらゆる教室を使って、されていたと思いますが、2人一組になって、1教室を監督したように記憶してます。

受験生の方は、ご存知でしょうが、机の上に置いていいのは、鉛筆・シャーペン・消しゴム(定規も良かったでしたっけ?)で、ペンケースやシャーペンの芯ケースとかは、出してはいけませんよね。これ、常識です。

(いらんものを出していると、カンニングしてると疑われても仕方ありませんからね。)

時間が来たら、机の上の指定のモノ以外を置かないように、放送が入ったんだったかな。。?その後、ホントにちゃんと守っているか、教室中を見まわるわけです。

そしたら、ペンケースとか芯ケースとか平気で出しているヤツっているんですよね。

(塾や予備校や学校でも、何度も注意されているはずだし、模擬試験とかもおないやり方のはずですが。。まして、しまうように言われて、全員しまっているのに、です。こういうヤツって、こんな時でもいるんですよね~。)

そうなると、注意しないといけないわけです。「片付けなさい」とか「しまいなさい」とか。

そしたら、ギロ~って睨むんですよ!!ちょっと信じられませんけどね。

まあ、私が受験するわけではないので、私がムカついたとことで、私には影響しませんが、今から試験を受けようとしている時に、注意されて、睨んでムカついていたら、自分の試験に影響って、すると思うんですけどね。

その子は、その日何度も、毎回出すんですよね。その度に、注意するんですが。。謎ですね。。。

(私が受験した時なんて、そんな注意される人なんて、1度も見かけたことすらないですけどね。仕舞うのって、当たり前でしたから。。)

寒くて、ひざかけをしているブランケットとかも1人ずつ確認していきます。肩とかに上着を中途半端にかけているのはダメだったのかな?ちゃんと着るか、ひざにかけるか、細かいことまで、試験監督のマニュアルに、注意する事項が書いてあって、それをしないといけないわけです。

で、テストが始まると、静かに、教室を回って、不審な行動がないかチェックするわけです。

受験してきた自分が、試験監督をする立場に立とうとは、感慨深いものがありましたね~。貴重な体験でした。

どの科目か忘れましたが、答案回収で、もう一人の監督の先生(他科のドクターです)に、「これ、点にならないですよね。。。?」と聞いて来た子がいて、見たら、マークシートにチェックだけしていて、塗りつぶしていないんです。

受験生からしたら、これも当たりまえですが、零点の答案用紙ですよね。

これも、学校でも塾でも予備校でも、何度も何度も注意されていて、聞くたびに、わかってるっつーのっ!!とくどいぐらい、注意されることです。

(ちなみに、センター試験とか、二次試験は忘れましたが、最初に、答案に名前だけを書く時間というのがあって、これも何度も何度も、名前をちゃんと書きましたか?と確認されます。それでも、名前を書き忘れるヤツがいて、もちろん零点になります。あれだけ過保護にされて、名前を書くのを忘れるというのは、ちょっとしたパニック状態なんでしょうけどね。)

マークシートは、仮に全然時間がなかったとしても、途中で、問題解くのを止めて、マークシートを塗らないといけません。これ、受験の鉄則ですよね。

(そういう時間配分ができない人は、残念ながらマークシートは向いていないので、筆記試験とか論文とか面接とか、そういう方法で採点されるほうがいいわけです。)

その聞いて来た子にしても、零点なるのはわかっていて、でも不安になって、監督先生に聞いたんでしょうが。。そうですね、とも大丈夫(大丈夫なわけないですが)とも、まあ、言えませんよね。。。まあ、何も言わなくても、暗黙の了解なんでしょうけど。。。仕方ないですね。受験のルールがありますからね。

そこで終了するはずが、その先生が(会場では、その先生が責任者です)、私に、「本部に、なんとかなるか聞いてきて。」と言うんです!!

「はあ?それは無理でしょう。聞いても、ダメに決まってますよ。」と言いました。

「わかってるけど、念のため、聞いてきて!」と言うんです。

もし、なんとかなったら、そんなことが、まかり通れば、それこそエライことです。

そもそもセンター試験は、受験性全員が、全く同じ条件で、受験する、というのが、一番大事なことで、条件が変わったりしたら、そりゃエライことです。

なんで、その子だけ、マークシートを塗りつぶす時間、もらえるねん?そんなわけないやろ?!日本中に、同じ状態の子いたら、その子らは、じゃあ、どうすんねん?じゃあ、時間中に塗りつぶした子たちにも、同じ時間あげるっちゅーんか??と頭の中をぐるぐる回りますが、責任者のほうから言われたら、私は、聞きにいかないといけません。

各建物に、大学入試センター本部があるわけではないので、とりあえず、その建物の入っている電話のある事務所まで走っていって、そこから、うちの大学におかれている試験本部みたいなところに電話して、大学の本部から、大学入試センター本部に電話するわけです。その間、返事をずっとその場で待ちます。

その間、試験会場はどうなっているかというと、本来、答案用紙を回収したら、その時間は終わりなので、休憩時間です。ちょうと昼休みだったんですが、その会場は、休憩できないわけです。誰ひとり、会場から出てはいけないんですよね。他の会場は、全員が休憩に入っているというのに。。。

散々待って、入試センターからの返答は、「その場では、一切何も答えずに、本人が受験終了後、大学入試センターに電話して、直接聞いてください、と言ってください。」というものでした。まあ、妥当な返事です。これだけ、待って、解答はそれか!と、やっぱり、というのとやや肩透かし、とまた気持ちがぐるぐる回ります。

また、走って戻って、会場に行きます。そしたら、その部屋で、友達と一緒にお昼を食べようと来ている子たちがドアのところにいっぱい溜まってます。

でも、この会場だけ、まだ解放されていないので、入れないわけです。

「ここ、なにしているわけ~?なんで入られへんの~?」みたいな声をかき分けて、入っていきます。

そして、責任者の先生に言って、その子に伝えて、やっとその会場は休憩となりました。

もちろん、受験生(そして私たちも)の休憩時間は、短くなってしまったわけです。。。。

(まあ、センター試験のお昼休みって、わりと長いですけどね。私たちも受験生もご飯を食べる時間はあります。受験生は、空いた時間は勉強したいとおもいますけど。。。)

試験監督に聞いた受験生が悪いのか、本部に聞いてきて、と言った先生が悪いのか、あるいは誰も悪くないのか、まあ、聞かれた以上、勝手なことは言えませんから、確かに本部の指示を仰ぐしかないのはないんですが。。。

聞いてきた子は、可愛かったし、ほっとけない、と思ったのかな~?(男性の先生だったので)というのと、勝手なことを言えないから、問い合わせてるんだと思っていたんですが、その先生は、その後、本気で、本部の対応に腹を立てていて、「おかしい!ひどい!」と。。。

「みんな時間は平等ですから、その子だけ、時間を余分にあげるなんて、不公平じゃないですか」と言っても、「わかってるけど、それで、あの子は零点ですよ!あまりにひどい対応だ!!」とお昼ご飯の間、ずっと怒ってました。。

まあ、元々熱い先生ではあるんですが。。。。(今でも熱いんでしょうか。。)

大学入試の、しかもセンター試験で、感情的な試験監督というのも、ちょっと困るかも。。

先生がやろうとしていることは、特別扱いって、ヤツですよ。。しかも言ったもん勝ちですか??言った人だけ、特別扱い??と、私は、ちょっとその先生に、引いてしまいましたけど。。

これ以来、センター試験、という言葉で思い出すのは、自分の受験した時でも何でもなく、この一件が思い出されるようになってしまいました。いいんだか、悪いんだか。。。

でも、その受験生からしたら、自分のことのように心配してくれる人がいて、良かったですね。

毎年、センター試験会場の、どこかで、なにかトラブルがあった、というニュースが流れると、試験監督の責任もあるんだろうな~、と思って聞いています。

一斉テストって、大変ですね。いろいろ大人の事情で、振り回される受験生もいるとは思いますが、受験をうまくいかすコツは、なにかトラブルがあっても、頭をさっさと切り替えることです。

(と、エラそうなことが言えるのは、今受験じゃないからですね。私もアガリ症なので、試験とかは頭真っ白になるタイプなので、うまく切り替えができません。。)

これから、二次試験が本格的に始まりますが、受験生のみなさん、もうちょっとだから頑張ってくださいね!!

 

京都にもえびす神社があり、ホントは9日や10日に行きたかったんですが、時間がなくて、11日にクリニックに行く用事があったので、行って来ました。

京都ゑびす神社http://www.kyoto-ebisu.jp/ は、南座の裏くらいにあります。

去年も、残り福に行ったんですが、空いていてよかったんです。

今年も残り福で、と思い、自転車で行くと、露店が結構出てます。

あれっ?と思いました。去年は、露店は一切出てなかったから。。

去年は、11日ではなく、12日(今日までやってました)に行ったようでした。

まさか露店が出てるとは思わなかったので(10日で終わってると思ってました)、自転車で来てしまいました。。。

露店は、私も見たかったので、自転車は押して、通り抜けしますが、自転車をどこに止めようかと。。。去年は、空いていたから、神社の前に止めさせてもらいましたが、両側にまで露店があっては、ちょっとはばかられます。。

少し離れた工場(?)の裏側のところに、たくさん路駐の自転車があったので、そこに一時間借りさせていただきました。

2時まで待てば、舞妓さんが来て、舞妓さんから福笹を買うことができます。

神社に着いて、一通り、お参りも済ませたら、まだ1時です。。。2時まで待てません。

ということで、可愛らしいバイトの女の子たちから、いただくことに。

「よう、お参りやす~」と声をかけてくれます。

大阪の今宮ゑびすで、そんなこと言われたかな。。?なんか京都らしいです。また、イントネーションが、「よう、お参りやす~」と、文字で書いてもわかりませんが、花街のようにはんなり言ってくれます。またまた可愛らしい~♪

先に、福笹を買って、いろいろとお飾りを別にお金を出して、付けていってもらいます。

(写真は、また明日にでも、貼りますね)

去年は、意味がわからなくて、福笹だけを買ってしまい、えらいシンプルやな~、京都だから?とわけわからんことを考えながら帰りましたが、後から自分で足す、ということを知って、今年はリベンジです。

いろんなお飾りに意味があるそうで、1個ずつ意味を聞くと、教えてくれます。

赤い鯛があり、「これはなんですか?」と聞くと、しばらく無言。。。あれっ?と思ったら、隣の子に、「鯛の意味、何?」って、小声で聞いてました。すかね

そしたら、隣の子が、「めでたい」と教えてくれて、ほほ~、そりゃそうだ!と一緒に関心していると、「めでたい、です。」と自信を持って教えてくれました。

可愛らしいですね~。

お飾りも1個1000~1500(1200円だったかも)円くらいとするので、調子に乗ってつけてもらっていると、飾りだらけで、えらいお金になります。

結局、メデタイと宝船と千両箱とあとなんかいっぱい付いてるやつの4個にしました。去年のことから思えば、むっちゃ出世してますかね。

それだけでも、重さで、結構笹は、しな~っとなって、大丈夫かしら?と心配してしまいました。

帰りに気づきましたが、去年の笹やお札を持ってくるのを忘れてしまって、げ~っとなっちゃいました。。どうしよう。。

お札やら祇園祭りの粽やら、もう吉田さんしかない!!

(節分に、吉田神社で、古いお札を焼く儀式があって、毎年ニュースになっているアレです)

吉田神社以外でも、してくれているところもありますし、古いお札をちゃんとしてくれるのは、どこの神社でもたいていされていると思うんですが、たくさんとなると、申し訳ないし、吉田神社の場合、京都では、毎年こちらで全部納める、というのが習わしのようで、そうされている方がとても多いそうです。

(「火炉祭」ですね)

今年の節分は、休診日にかぶらないため、どうしようかな~、と思ってました。

4日の土曜日、クリニックが終わってから、お札(節分の時にだけ、いただけるお札です)だけもらいに行こうかな~、と思ってましたが、火炉祭が終わってるので、納めても、いつ焼いてもらえるのでしょう。。。

やっぱり、去年のヤツは、節分までに持っていかないと!!

ああ~、うっかりでした。。福笹のことしか考えてませんでした。来年こそ、ちゃんとお参りできるように、またまたリベンジです!!

今年のお札は、やっぱり2月1日(休診日)に、自転車で、のんびり行ってこようかしら。。お札だけ納めて、新しいのは、4日にまた行くかな。。

去年は、自転車で、出町のふたばでおもち買って、そのあと、みたらし団子食べて、吉田神社に行って、お蕎麦食べて、といろいろ堪能しました。

今年も、やっぱりふたばを通るコースでしょうか。

2月1日だと、露店は出てないですけどね。。さびしい。。。

昨日、ゑびすさんに行って、珍しい屋台を見ました!

なんと!インド料理です!!

シシカバブみたいなのは、トルコ人の人ですか?中東っぽい方が、吉田神社の露店でも4店ほど見かけて、へ~と思っていたんですが、なんとインド料理とは!!

タンドリーチキンを、目の前で焼いていて、他に、ナンとカレー数種類です!!おいしそう~!!

で、やっているのは、おそらく日本人っぽいです。(少なくとも、アジア人で、インド人ではありません)

これは、個人でされているんですよね。

食べたかったんですが、ご飯済ませてところで、残念っ!!

来年も出てほしい!!来年こそ、リベンジ!

そうそう、おみくじは、大吉でした!!

来年のゑびすさんに、またまた宿題を残したまま、今年も終わってしまいました。。。

また、来年~。来年こそは、100点満点のお参りをします!

(でも、今年は、ちゃんと、本殿横の板をたたいて帰りました!大黒さんは耳が遠いので、この板をたたくとしかして、音を出さないと、気づいてもらえないそうです。去年は、知らずに、たたかずに帰ってしまいました。。。)

先日、未成年の子たちが3人で、ワキ脱毛をしたい、という電話があったそうです。

スタッフが、もちろん保護者同伴でないとダメ、という説明をしたら、電話を切られたそうです。

3人のうち、一人は成人していたのかな?「いとこでもダメですか?」と言われたそうなので。。

いとこって。。。親に言えよ、親に。

親に内緒で、いとこ同士、美容医療を受けにくるっていうのは、私は賛成しません。

ソニプラやドラッグストアで、アイプチや化粧品を買うワケじゃないんだから。

3人のうちの一人は、中学生だったらしく、親に内緒で、なんて、もってのほかです。

たかが、ワキ脱毛くらい、と思っているなら、大人になるまで待つか、ちゃんとお母さんに相談して、一緒に付いてきてもらいましょう。

それを誘導する、その一番年上の子が言いだしっぺなのかわかりませんが、そんな中学生だけで受けさそうなんてさせる子は、いくら成人してても、私は、保護者とは認めませんね(いとこは保護者ではないですけどね。)

基本、うちでいう保護者は、「親」のことです。事情があって、別の大人が保護者になっている方ももちろんいらっしゃいますが、文字通りの保護者で、戸籍上の親でなくても、名前が別の大人であっても、それは構いません。

(その場合、なにか法的に保護者であると、証明できるものを見せていただきますが)

よそのクリニックで、保護者(親)の同意書があれば、治療OKというところもありますし(同伴しなくても)、同意書をネットからダウンロードできるところもあるそうです。

そんなの、ホントの親が同意したのか、友達に書いてもらったのか(親の名前を騙って)、判断つくわけありません。

うちはね、そういうことはしません。

いくらお小遣いでできるくらいの金額と言っても、やっぱりおかしいでしょう。子供だけでやったら。

親に言えない、っていうことは、その子自身が、なんか言えないような、ばれたらダメなのかな、とか、怒られるかも、とか、思っているんだと思うんですけど。

そんなこと、お母さんに相談できるような親子関係じゃない!というなら、成人して、自分ひとりで自由にできるようになるまで、待ちましょう。

それでも、未成年の間にやりたい、というのであれば、うち以外の美容クリニックでやってください。

ホントの親の同意書か全く確認せずに、お金さえ払えば何でもやってくれる美容外科は、山ほどありますよ。そんなにやりたいんだったら、そんなところに行けば、いいんです。

でも、そういうところは、あやしいから、やっぱり怖いし、イヤなわけですよね。

じゃあ、当たり前のことですが、親の同意を取る、ということが必要でしょう。

未成年というのは、仕方ないです。そういうものです。

何故、未成年はいけないのか?

まあ、どっかで区切りをつけないといけないので、法的に成人の20歳で、うちは切りました。

19歳も21歳も、40歳を過ぎた私からしたら、同じ子供ですが、大人になったらわかると思いますが、21歳になったら、多分19歳の時の自分は、子供だったな~、って気づくはずです。

若い人にありがちですが、副作用とかリスクは全く考えず、説明をちゃんとされたとしても、いいことばっかりだけ、強調されて、頭の中にイメージができちゃって、美容医療を魔法みたいに思っていることが、とても多いです。

まあ、若いから仕方ないんですが。。。誰でも通る道です。

ただ、その中でも、説明してわかる子とわからない子がいます。

説明してわからない子でも、お金さえ出せばやってくれる、となると、もう後の人生、悪徳美容外科のいい餌食になるだけです。

そんなね~、魔法なんて、ないんですよ~。

ある程度、年齢がいくと、魔法なんてないって、自然にわかるんですけどね。

小6~中学生の間、思春期って、ムダ毛にとても敏感になります。誰でも、です。

でも、そこまで悩むなら、お母さんに相談しましょう。

私の若いころなんて、脱毛医療なんて、なかったわけです。

エステの針脱毛しかなくて、大人になったら、全身脱毛してやる!なんて、ずっと思ってました。

私が研修医の時に、出張先のクリニックに、日本で2番目の脱毛レーザーが入ってきて、画期的でした!脱毛界に、まさに革命が起こったわけです。

いつか開業したら、全身脱毛してやる!と思っていましたが、結局開業しても、全身脱毛はしてません。

だって、メンドクサイから。。。夏前にでも、気になるところがあれば、またちょっとやるかもしれませんが、もうあまり気にしてません。

開業までに、今までの人生、せっせと働いて、脱毛医療をまあまあ受けて、ある程度気が済んだのと、残りは剃ったらいいかな、というくらいに、気が済んだから、というのもあると思います。

(見学もかねて、いろんなクリニックにやりに行きました。あやしいところは、やっぱり限りなくあやしかったです。治療を受けてみないと、HPとかだけではね、似たりよったりで、違いはないので、事前にはわかりません。)

何でも苦労せずに、手に入るなんて、無理なんですよ。

お母さんに相談することが、まず最初のハードルです。

反対されたら、説得することが、最初の苦労です。

それができないなら、ホントにあきらめたほうがいいです。

たかが脱毛です。大きくなるまで、待ってください。

医療脱毛は、カミソリで毛を剃るのとは、訳が違います。

副作用としては、やはり火傷したり、赤みが出たり、痒みが出たり、その後、シミになる人もいるし、ひどい場合だと、水玉みたいに色が抜けちゃうこともあるわけです。

もちろん、日光アレルギーの人は、全く受けられません。ものすごいアレルギー反応が出て、腫れあがることもあります。

最悪の場合ばっかり言いましたが、可能性はあるわけです。

今までの体質や肌質のことを、中学生に聞いて、まあ、わかる子はほとんどいないでしょう。お母さんに聞くしか、たいていの場合、ありません。

そういうのを踏まえた上で、ちゃんと説明したうえで、うちは、やっていますから、子供だけなんて、絶対やりません。(いとこが体質なんて、わかるわけありませんからね)

昔、勤めていたところは、何でもOKでした(一応同意書さえあれば)。でも、そういうのは、イヤだったので、私は、未成年は全部断ってましたが、他のドクターが引き受けて、何回目かの治療の時に、高校生の子一人だけで来て、カルテと見た目が変わっていたので、治療方針も変えたほうがいいわけですが、案の定、説明してもわかるわけありません。

リスクと、その結果とのバランスが、どちらがいいかなんて、判断できるわけありませんからね。

若い子は、勢いだけやその場のフィーリングとか、メンドクサイから、という理由で、安易なほうに流れがちです(リスクそっちのけで。)。

そっちは、勧めませんよ、と説明したところで、「いいんです!」みたいになって、まあ、私はしませんけどね。

今、20歳前後~20代の方なら、わかるでしょ?中学や高校生の時が、いかに子供だったか。

中には、お母さんよりもしっかりしている子供って、いると思います。

たま~に、そういう親子、見かけますから。

でもね、電話だけの初対面で判断なんてできないんです。

どっかで区切らないと。

いとこなんかに相談していないで、保護者であるお母さんに、です。

お母さんに言いにくいなら、それこそ、そのいとこから、説得してもらうかです。

格安クリニックとかにもありますが、安いから、値段は大丈夫だけど、一人で行くのは怖いから、友達みんな一緒に集団でいく、という。。。

1人で行くのが恐いなら、それ、止めておくべきです。

1人で行こうが、集団で行こうが、恐いところは恐いんです。集団で行って、ごまかす分だけ、もっとタチが悪いです。

まあ、女の子って、集団好きな人は好きですけどね。

でも、ああいう集団って、全員が同じ意見じゃないんですよね~。1~2人(あるいはもっと)、全く反対の意見で、仲間外れにされるとメンドクサイから、一緒に行動してる、っていうだけって、とっても多いでしょう?1人リーダーみたいな人がいて、周りはそれに従う、みたいな。。。全員がやりたいわけじゃないんです。

ホントに仲がいいのは、せいぜい2~3人、まででしょう。

私の独断と偏見ですが、一人で美容クリニックに恐くていけない、という方は、大人でもね、やったらダメでしょう。

だって、友達と来て、ごまかしたって、お金を払うのも、何かされるのも、困るのも自分ですからね。

友達が困るわけではありませんから。

そういうことが1人でできない方は、美容医療をしてはいけません。自分自身で、ちゃんとハードルを越えて来てくださらないと。

私は、迷っている方や恐がっている方の背中を押して、させてしまう、ということはしませんから、ご自分でやりたい、という方のために、美容医療をしています。

だから、診察室には、友達は入れませんし、お断りしています。だって、赤の他人ですからね。何の責任ももたない野次馬的に入ってこられても、診察の邪魔ですし、なにより、カウンセの受けている方の一番の邪魔をされるのが、その一緒にカウンセを受けたい、という友達です。

以前のところでもありましたが、2人や3人一緒とか、また最悪なのが、それぞれが内緒で、美容医療をやっていて、それぞれ別々に小声でこっそり、内緒にしておいてください、でも、○○は言ってもいいです、みたいな、わけわからん耳打ちをされるわけです。

基本、医師には、守秘義務というのがありますから、聞かれても第3者に答えるのは絶対ダメなんですけどね。耳打ちされなくても。

やりまくりの3人が、内緒と内緒でないのがそれぞれあって、さすがに、もう3つカルテを誰にも見えないように抱えながら、内緒にしなくてもいいことだけ話して、さらに新しい治療の説明をする、って、考えただけでゾッとしますから、3人一緒は断りました(一度、そういうカウンセがあって、ホントに大変でした。。。)

3人で一緒に、となると、一人ずつ話を聞いていくと、一緒に来いと言われたから来ただけ、みたいな人も交じることがとっても多かったです。

(だから、うちでは、友達の分も一緒に予約を取る、ってことは絶対しません。ご本人でないと、予約不可です。

自分もやりたいから、あの子もやりたいはず!っていうのはね、時には、全然検討違いだったりするんです。無理やり連れてこられたのに、みたいなことって、結構言われることありました。

じゃあ、ついて来なきゃいいのに、って思いますけど、そこは、難しんでしょうね。女同士のグループって。。。)

2人なら、いいのか、というと、またこれがそうでもなくて。。お2人とも治療希望であっても。。

どちらかが、希望の処置に向いていない、としますよね。そしたら、できなかったほうは、やろうとしている方の足をひっぱるわけです。自分ができなくて、その方だけキレイになるのが、我慢できないわけです。

(違う処置を勧められても、お互い、これを一緒にやろう!と決めていたようで、違ったことがイヤみたいです。なんで、同じ処置を、お揃いでしないとダメなんでしょうね。。。自分に合うのが一番なのにね。)

女同士で、ホントの友達ではなくて、なんかつるんですだけ、という場合、立場が強いほう、自己主張の強いほうって、いますよね。そっちができなかった時は、間違いなく、も一人の邪魔を絶対します。

女同士の、見た目だけの関係って、そういうものですよね。お互い都合のいい関係というか。。。

ああいう関係、私は苦手ですね。それなら、一人のほうがよっぽどマシだと思います。

ホントの友達同士なら、そんなことはありませんが、そういうお互いを認めている関係の方たちは、ちゃんと別々にカウンセを受けられますね、たいがい。自分は自分、友達は友達です。

予約の時間を待ち合わせて、その後、ご飯に行くとか、買い物に行くとか。そういうことは、よくあります。

どんなに子供でも、やっぱり女って、つるんじゃうんですね~。

でも、私は、そういう、みんなでやれば怖くない的な、子供がつるんで医療を勝手に受けるのは、ホントにイヤなので、絶対やりません。

お母さんと来るようなことを言っておいて、1人で来たら、予約は取り消しです。(確信犯ですからね。まあ、予約の段階で、お母さんに連絡とりますけど。)

そういう子は、もう予約は取りません。他の方のご予約を断って、予約取ってますからね、脱毛とはいえ。

美容医療って、患者さんとのお互いの信頼関係で成り立っていますからね、ウソはダメです。いくつであっても。

前置きですが、今回は、男性の方は読まれて、あまり意味がわからないと思います。

大きく分けて、太りやすい方と痩せやすい方といらっしゃいますよね。

私は、断然太りやすいほうです。

痩せやすい方の場合、年々痩せていく、という方もいらっしゃって、皆さんおっしゃるのは、「顔から痩せていく、次に胸で。おしりや足は全然痩せてくれない。。。上から順番に痩せてしまう。。」ということです。

多少の個人差はあると思うんですが、脚って、体を支えないといけませんから、脚から痩せちゃうと、人間生きていくのが大変なので、(脚の場合、脂肪よりも筋肉のほうが多いでしょうから)、脂肪のついていて、いらない部分から痩せていくのでしょうか。。

まあ、痩せやすい方というのは、元々そんなにムダな脂肪がついていらっしゃらないので、顔であったり、おっぱい(おっぱいは、乳腺と後のほとんどは脂肪でできています)であったり、そういうところくらいしか、もう脂肪が残っていないのかも。

そういう方って、太ももも細いし、おなかも肉なんてあまりついてないし、おしりも痩せているし、背中になんて肉つきませんからね。太りやすい方と根本的な何かが違うのか、と思わずにいられないくらい、真逆ですよね。

人間というのはないものねだりで、そういう痩せている方が、ほっぺたをふっくらしたい、先生(私)のようなほっぺたになりたいと言っていただけることがあり、どうしたら、そんなほっぺたになれるんですか?と、よく聞かれます。

「これは、太っているからです」と答えるしかないんですよね~。

もし私がそういう方であれば、ガンガン食べて太ろうと思うんですが、そういう方皆さんおっしゃるのは、そんなに食べられないそうです。

すぐにおなか一杯になると。。。(うらやましい。。。)

じゃあ、ハーゲンダッツの500mlカップの一気食いは?と提案しますが、そんなことをしたら、おなかを壊して、よけいにやせてしまうそうです。(うらやましい。。。)

たまに、太ったら、胸や顔につかずに、おなかに来るだけなんです、とおっしゃる方もいらっしゃいました。

なかなか難しいですよね。

逆に太りやすい方の場合、もうどこにでも肉がつきます。

どこにでも脂肪がつくので、おっぱいも大きくなりますが、背中にもおなかにもあらゆるところに脂肪がつくので、ブラのカップが上がっても、当たり前ですが、アンダーバストも大きくなってしまうわけです。。。

元々太りやす方というのは、脂肪がとてもつきやすいので、おっぱいもどちらかというと、大き目になる傾向があり、(だって、おっぱいはほとんど脂肪ですから)、ちゃんとウエストラインをマークしておかないと、すっごく太って見えたり、あるいは妊婦さんと間違えられたり、と悲しいことが待っています。

また、最近の服って、とっても細見なんです。。。若い子たちが細いからなんですね。。

服のブランドによったら、これホントに9号?っていうのもあるし、そんなところの11号なんて、これこそ9号やん!みたいな細さです。

かといって、そういうブランドの13号を着てみると、ホントの13号で、じゃあ、この間はどこやねん?!って怒りたくなります。細見の13号ではないわけです。。ううう。。。

おっぱいが大きいと、服もすっごい中途半端で、シャツのボタンが閉まりにくかったり、隙間が出たり、丁度のを着ると、肩が落ちたり、他がぶかぶかだったり、これも難しいですね。

私もすごくバランスが悪いんですが、太ったことで、ますますバランスが悪くなり、3キロ痩せるまで新しい服は買わない!と決めて、もう結構な時間が経っています。。。

普段は、それでもユニクロとかでもなんとかなってりしますが、どうしてもちゃんとした服が必要になる時がごくたま~にあるんですが、それが今回来てしまいました。

昨日の日曜日、医師会の新年会があり、去年は着物を着たので、太ってても関係なかったんですが、やっぱり着付けとか結構大変だったので、今年は洋服で、と思っていました。

でも、何を着るのか、全く考えていなくて、それでも家の中にある服のうち、どれか着れるだろう、とタカをくくっていました。

年も明けて、ちょっと落ち着いて、いろいろ着てみたところ、どれもエライことになっています。。。

そりゃ、どれも今の体重で買ったものは1着もなく、3キロ痩せていた時ですら、ダイエットしてそれから着ようと思って、まだ1度も着ていない服もあって、ホントに真っ青です。。

一応どれもはまるのははまるんですが、胸はさらし状態ならOK!みたいな。。。どうみても、おかしな恰好になります。また、ノースリーブからははみ出した肉と、ワキのシワとで、どう見てもノースリーブを着て、ウデ(というよりワキの下)を出すのは犯罪です。。。人様に迷惑をかけてしまいます。。。

新しい服を買うしかない!と気づいたのが1月2日でした。。

ちゃんとした服を買うなら、いつも買っているのは大阪のお店で、ちょうど4日に大阪に行くので、その日で買ってしまうしか方法はありません。。

どうして、ああ、デパートの試着室の鏡というのは、現実を映し出すんでしょうね。。。

家の鏡と全然違います。。現実を真のあたりにして、またショックにくれてしまいますが、ショックになって現実逃避をしている時間はなく、結局入った服の中から、まだマシなのを選ぶしかなく、またバーゲンで、中途半端に売り切れたりで、自由には選べません。

ああ、、私が普通サイズだったら、京都でなんなく、いろいろなお店から選べるのに。。。経済効率が悪いったら、ありゃしない。。。

結局、まあ、買えたんですが、もっと太ってみえてしまうような服になってしまいました。

(上はアンサブルだったんですがインナーが売れてしまって、仕方なくボレロ代わりに、そのカーディガンを買いました。普通サイズのお店に行けば、ちゃんと揃ってるものを。。。ううう。。。)

でも、ずーっと「余計に太って見える」というのが気になっていて、そこで思い出したのが、ワコールの「胸を小さく見せるブラ」です。

http://store.wacoal.jp/site/chiisakumiseru/chiisaku.jsp?utm_source=google&utm_medium=adwords&utm_campaign=adw_0423_%E8%83%B8%E3%82%92%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%8F%E3%81%BF%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%83%96%E3%83%A9_3423

前にTVで見て、へ~と思っていたのをすっかり忘れてました。

何人かにお聞きしたら、付けてみたことはないけど、いいらしい、ということで、早速クリニックの帰りに大丸へ。

また、どうして試着室の鏡って。。。特に、下着売り場の鏡って、もっと現実を映し出しますね。。。

もうね、ブラでもガードルでも、あの弛んだ肉に食い込んでいるのほど、老けて、太って見えることってないんです。皮膚がすっごい柔らかくなりますからね。

若い太ってる子は、皮膚がまだパ~ンとしてますから、食い込み具合もちょっと違います。まあ、若いからOKって感じですよね。

(それでも、食い込ませないほうがいいですけどね。)

前は、毎日ボディシェイパーをつけて、ブラとの間に段差が出ないようにしてました。おなかも抑えてくれるし、体に緊張感も出て、良かったんですが、太ったら、同じサイズがきつくなって、付けずにいたら、あああ。。。緊張感がなくなって、ますます太っていくという。。

とりあえずボディシェイパーなしで、ブラだけでも大丈夫なように、店員さんに、いつものアンダーよりひとつ上のサイズを言って、出してもらったんです。

そしたら!新しいブラって、生地も硬いせいか、サイズ的にはきつくないんですが、肉が恥ずかしいくらいにはみ出しまくりです。。。

これは、どう考えても買っちゃダメしょ。。。ボンレスハム状態です。。

ううう。。。。またワンサイズ、アンダーを上げます。。(サイズがあって、良かったです。。)

(ちなみに今、お店には、スタジオファイブのしかないそうで、春に次のが発売みたいです。ネットだと、、いろいろ買えるみたいですが、これは試着してサイズ確認したほうが絶対いいと思います。サイズ確認が終わったら、ネットありでしょう。)

今までの人生の中で、ビックリするようなサイズのブラを買いました。もし、それが本当なら、家中のブラを捨てないといけません。。うう。。。

その時、ワコールの人間科学研究所の箱崎さんの学会での言葉が甦えってきました。

「女の方ってね、小さいサイズを付けたがるんですよ~。なんでですかね?小さいの付けたって、小さくなんかならないのに。20年前のサイズをそのままず~っと買い続けるから。」とおっしゃって、笑いを取っていらっしゃいました。。

ちゃんとしたサイズを試着して買わないと、もったいないですよ、という話の流れで出てきたんですけどね。。

まあ、小さくなるとは思ってはいないんですが、信じたくないんですよね。現実を受け入れたくないというか。。。特に、ブラのアンダーは変えたくないですよね。。

でも、仕方ないです。受けいれないと!

そのせいで、結構、下着選びも、遠回りしてしまったこともあるので。。あの時、恥ずかしがらずに、もうワンサイズ大きいのを買っておくべきだった。みたいな。。

小さいと、えげつなく食い込みますから、ごまかせないんですよね。隠しようがない。よけいデブにみえる。。デブをごまかそうと、無理してるのが丸わかりなんですよね。。

それで、その新しいブラをつけて、新しく買った服を見てみたら、全然違う!(ちょっと)スッキリ!!

おお~っ!!これはスゴイ!

いい気になった私は、同じ服屋さんの普通サイズに行って、同じ仕様のインナーが売れ残っていたので、試着もせずに買っちゃいました!

(普通サイズのお店だと、山ほど商品が残ってました。。ずるい~。うらやましい。。。)

こんな無謀なことをするのは初めてです!3キロ痩せていた時は、インナーであれば、ごくたま~に普通サイズで買うこともありましたが、それでもめったになかったわけです。

それが今!この体型で、買うなんて!!

(いろいろ服から下着から試着して、もうそんな普通サイズで服を買うなんて、おこがましい。。あと、やはり真剣にダイエットしないと。。。年末にちょっと痩せた分は、お正月2日で、戻ってしまいました。。完全に戻ったわけではありませんが。。。)

普通サイズのインナーを、家で試着する前に、かなりドキドキして、やっぱりお店で試着してから買うべきだったのでは??と何度も頭をリフレインしましたが。。。

(ビーズとかがいっぱいついていて、バーゲンでもいいお値段するわけです。着れなかったら、どうする?!今度こそ、ダイエットを真面目にするのか??と自問自答です)

着てみたら、いけました!もちろん、1枚では絶対着られませんが、インナーなら、全然OK!しかも、普通サイズなので、ワキの下にピッタリとラインがきて、ワキの下のシワを隠してくれます!

(大きいサイズだと、ワキぐりもかなり大きくて、下の下着は見えるは、ワキの下のシワは見えるはで、絶対上着なしには着られないわけです。)

おお=っ!このブラ!スゴイっ!!

普通サイズの服を、例えインナーでも買うのは、ホントに何年ぶりでしょう~。普通サイズなんて、ユニクロでしか、買いませんよ~。

皆さんの中でも、バランスが悪くて、服に困る、という方、ぜひデパートで試着されてみてください!

人生変わると思います!

そのブラをつけて、新しい服を着たら、服着るのって、楽しい!!って、思っちゃいました。

次に服買う時には、普通サイズの服屋さんにも行ってみようかしら。。と秘かに企ててます。。

家中の着られなかった服も、全部着れちゃうかも?!

それくらい、スゴイかも。。。?!

(太ってから、服着るの、あんまり楽しくなかったことが多いので。。。)

とりあえずタンズの中の、あまりに小さいサイズのブラは、やっぱり捨てないといけませんね。

痩せたら、着るから、と思って、置いてましたが、今のサイズからしたら、ほど遠い道のりです。待ってたら、お婆さんになっちゃいます。