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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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東京医科大学の医学部入試問題、まだまだ解決はしませんね。

 

今日、って昨日の産経新聞に、「医学部入試 面接で不正 女子・浪人生 不利な扱いか 一部の私大」と見出しで記事が出てました。

 

私が医学部に入ったのは、29年ほど前ですが、私の学年で約3割女性でした。

だいたい、毎年3割前後、女性になっていたようです。

(私の出身は、県立医科大学の医学部です)

私の時は、後期試験が、センター試験プラス小論文(面接あったのかな?)というのがあって、他大学を1回出て働いていた方とか、主婦の方、他大学の他の学部からの編入だったか(これは後期とは関係ないののかな)、いろんな人材を、ということで、30代後半~40代の方もおられたような。。

前期試験でも、社会人や他大学中退して医学部入り直しの方もいました。

もちろん、多浪生も。5浪とか7浪いったけな。思い出せないや。5浪はいました。もちろん、3浪、4浪も。

(ちなみに私は2浪してます)

 

 

今まで(って、すごい昔は知りませんが)、3割を切る年もあれば、少し超える年もある、ほんとに3割前後。

 

でも、4学年くらい下だったかな、4割近く女子だったかで、女性のロッカーが足りないとかで学生のいるロッカールームが大移動されたっけかな。

この学年は、女子がとても華やかでオシャレで、医学部とは思えないような雰囲気になってました。

 

美人の子は医学部でもいますが、そこに「オシャレ」とつくと、なかなか。。それがこの学年では、医学部、っていう雰囲気がかなり減ってたかと(見た目ね)。

これくらいの学年から、どんどん全体にオシャレになっていったのかもしれません。

 

話を戻します。

 

私が2浪目の受験の時、さすがに3浪する精神力はなかったので、とある県立医科大学を別にもう1校受けてました。

 

約30年前に、ネットも情報もありません。

そんな時代ですら、その県立大学は(小論文、面接あり)、「県外・女子・多浪は受からない」というウワサがあって、まさに見事全部、私はあてはまります。

(正式な発表はされていません)

 

地元出身じゃない女子は、医者になっても自分の地元に帰ることが多いので、せっかく県の税金を使って県内の医者を増やしたいのに、出ていかれては困るということです。

 

で、試験結果は、私の卒業大学の試験よりもずっとできて、手ごたえがありました。

一緒に受験した男友達と試験問題の話をしていても私のほうが多分点は取れていたと思います。

 

で、私は落ちて、男友達(同じ2浪で県外)は受かりました。

 

私の小論文と面接の結果が悪かったのかもしれないし、そこはわかりません。

 

今回、東京医科大学のことが発覚して、私立だからそりゃああるだろうと思いました。

医者は、ほとんど皆思っているんじゃないでしょうか。

 

私立の場合、親がそこの大学卒業していたら受験の時優遇されるとか、お金で下駄はかせるとか、ウワサやら、友達の友達から聞くとか、友達から聞くとか、よくあります。

 

今回は、東京の大学でも、女子はいらないのか~とそこで初めてそうなのかとは思いましたが、あってもおかしくないと思いました。

 

そんなに女子が要らないなら、私立なんだから、「東京男子医科大学」にしたらいいのに、と思います。

(そういう大学できても、多分、患者としては、私は行かないけど)

 

「東京女子医大」があるのは、昔は男尊女卑で、女性が学問なんて!まして医者になるなんて!という差別があったから、女性が学べるようにと作った大学だと認識してますが、合ってます?

 

さて、女性が働いて行く上での問題点、いろいろありますよね。

男性の口からは言いにくいでしょうけど、働いている女性が一番、女性の問題点をわかっているはず。

 

医者じゃなくても、普通の会社で、わかりやすく言えば総合職とか、男性と同じ仕事をしている女性の場合、女性の仕事の足を引っ張るのも女性のことがありますよね。

 

女性が働くと言っても、皆が皆、フルタイムでバリバリ働いて、できれば出世もしたい、上にいきたい、いろいろチャレンジしたい!、結婚しても妊娠してもフルタイムで働いて、法的に定められているぎりぎりまで働いて、産後はすぐに復帰します!という人ばかりではないです。

 

そうなりたいとバリバリやっていると、結婚相手を見つけるために就職してたり、お給料は全部おこづかいで親が生活費も出してくれるから、嫌になったら止める~、みたいな人が職場にいて、で、またそういう人が職場で迷惑をかけて、「これだから女は!」とバリバリやっている自分にまでとばっちりを受ける、受けたことがある女性は少なからずいるはずです。

 

会社によったら、最初から女性に、そういう仕事をまかせないところもあるでしょう。

女性の先輩が先陣を切って苦労して、女性でも上にいきたい人はいけるように道を切り開いてくれた先輩もおられるでしょう。

働く女性の理想の、一般の男社会の会社の中で出世された女性。

 

「これだから女は!」の声にも負けず、体調が悪かろうが、家庭でなにか起ころうが、すべてを犠牲にして来られた方もいるでしょう。

(これは男性もでしょうけど。男性の場合、やはり基本男社会ですから、「これだから男は!」とは言われない。)

 

ほんとに大変だったと思います。

 

医者の世界の場合、男も女もありません。

科によっては、「女性お断り」とはっきり言う科は、私の入局の時にはうわさは聞きませんでした。

(私の時は、卒業して医者になって研修医として勉強する時点で、入局する科(専門)を決めていないといけない。私の大学の場合。総合ローテートするわけではありませんでした)

 

でも、普通、女性は外科系にはあまりいかない。

外科系が体力勝負だってわかっているので。

自分の体力がもたないので、普通は女性でも敬遠するし、あちらでも、まさか女が入局希望は言ってこないだろう、と思っているんだろうな~くらいには思います(ほんとはどうか知りませんよ)。

 

私の学年でも、外科系に行った女子もいました。

1人?だったかな。もう少しいるのかな。

その程度です。

 

先輩か後輩で、家が外科系の開業医で、外科系に進んだ女性はいたような気もします。

 

外科系に行ったんだってと聞いた時には必ず皆で「大変だろうね」と言います。

(ここまで書いて、私は最初、形成外科に行ったことを忘れてました。

外科系の中で、形成外科は、女性の割合は他の外科に比べると圧倒的に多く、他の外科ほどには体力が比較的いりません。

頭ずっともったり、脚1本もったりとかがない。)

 

女医だからと、医者としての仕事が軽くなるわけではなく、そういう意味では、仕事の内容は同じです。

医者は医者です。

 

仕事の内容は同じなので、全体の仕事量を、人数で単純で割ることにどこでもなると思います。

 

ところが、女性の中には、当直はいやだとか(妊娠関係なくですよ)、あれはいやだ、これはいやだ、というやつが出てきて、言うだけならいいんですが、実際にやらないやつが出てきます。

 

そこに、ほんとに妊娠出産でできないこともあるし、妊娠を理由に当直免除を言う女性も出てくるでしょう。

誰も妊婦さんに当直はしてほしくないところですが、じゃあ誰が代わりにするんですか?となると、kろえは全部男性医師に負担がかかります。

妊娠だからと、男性医師が我慢してくれているから、まだなんとか表面上はなんとかなってるのかもしれませんが、男性医師も普通に当直しているところに、さらに増えるわけです。

妊娠でもないのに、やりたくないとなったら、そりゃあ、男性医師も切れるでしょう。

 

この辺は、上の先生の考え方によって、職場はかなり違うかも。

 

もう女性と言い争うのも嫌で、言って来たら、そのまま我慢して男性医師たちでかぶる職場もあるでしょうし、入局時に、妊娠しても仕事内容は同じだから、と言われている職場もあるでしょうし、いろいろかと。

 

出産後も、子供が小さいからと当直免除や入院患者はもちません、という女医も出てきます。

(常勤医ですよ、パート医ではなくて。)

それも全部男性医師がかぶります。

 

 

だいたいどこの病院も医者が足りないわけで、その中に女性がいて、妊娠であろうとなかろうと、急に抜けられたら、全部男性医師の仕事がさらに増えるわけで、男性医師が過労死したり、体を壊したりしたら、誰の責任?ってことです。。。

 

妊娠出産にまつわることは仕方ないとして、たとえ当直はしません、入院患者は持ちません、子供が小さいからとなっても、他の仕事(外来とか検査とか)をばりばりやって、男性医師を助けてくれる働いていたら、男性医師から不満は出ないかと思いますが、現実問題として、めったにそういう女医さん、少ないかと。。

 

きっとへとへとだから。

(妊娠、出産、授乳、育児で栄養ますます減ってますから)

 

なので、だいたい出産後は、医局止めたり、事情を話してしばらく休んだり、パートになったりと、なるべく迷惑をかけないように頑張っている女医さんも多いし、妊娠も、上司に相談してたり、病院の忙しさと考えて、移動願いを言う女医さんもいると思います。

忙しすぎる勤務の時は、避妊しているとか。

 

ただ、妊娠は突然のこともあるので、こればっかりは仕方ないことも。

 

妊娠しても多くの女性は普通に働いているでしょうし、切迫早産で絶対安静とか特殊な事情は急病と同じですから、そういうのも絶対に止めろ!と思っている男性医師は、むちゃくちゃ多くはないと思います。

(そう信じたい)

でも、口に出さないだけで、勘弁してよ~くらいは思っていると思います。

だって、ますます自分の負担が増えるから。

でも、特殊は事情だから、皆我慢してる。自分も病気になって休むこともあるかもしれないし、病気に男性も女性もないし、と我慢している。

 

でも、女性の中には、妊娠関係なく、なんとなるしんどい、つらい、やりたくないと急に休む人、出てきます。

皆さんの会社にもそう言う人いるでしょう。

急に、前触れもなく。

でも、遊びに行ったり、仕事関係なかったら、楽しそうだけど。。?みたいな人。

 

男性にもこういうことする人、いると思いますが、やはり圧倒的に女性が多いかと。

 

これで負担がかかってきたら、そりゃあ男性医師は我慢も限界でしょう。

問題にもなります。

 

私が大学病院で働いていた時、その時の指導医だった女性医師が全然やる気が途中からなくなって、外来で診ていた自分の患者さんが、皮膚科とは直接は関係ないことで入院することになって、かなり重症の肺炎が直接の入院する原因。

私が主治医で、その先生とペア。肺炎は内科が診てくれるんですが、ベッドの関係で皮膚科病棟に入院。

こうなると、私はもう全然帰れません。

女性の指導医は、外来でず~っと診ていた自分の患者さんで、入院も主治医なのに、ほんとに全然診ませんでした。

 

そのうち、普通の勤務も来なくなって、外来やら、その先生が行っていた出張先の病院やら、日替わりで、皆で回してました。

来るかどうかもわからないので、いきなり、「今から○○行って!」みたいに言われたり。。

大変でした。。

 

しばらくして、辞めましたけどね。

ズル休み?というか、こういうことをすると、まずます来にくくなりますね。

妊娠関係ないです。

 

今から思うと、アラフォーでしたから、かなりの鉄不足。。

それまでもストレスも多かったんでしょう。

やる気がなくて、なまけものみたいに思われるのって、うつっぽい初期症状と同じですから、わかりやすいうつ症状じゃないと、まさかと周りも思っていたりもするので、いつまでたってもなまけもの扱い。

 

 

学生時代、同級生の女子が、卒業試験の前くらいから学校に来なくなって、本来、卒業試験は隣同士協力しあって乗り切るんですが、席の順番で私がその子の隣で、その子が来ないから一人で乗り切らないといけなくて大変でした。。

(意味がわからなくて結構です(笑))

 

卒業試験受けてないので、その子は、大学医学部中退です。

もうほんとに卒業間近だったのに。

 

なんでも、実家が大きな病院で、医者にならないといけないと親から言われていて、しぶしぶ医学部に来たけど、やっぱり嫌で、医者にならならなら、自分の代わりの医者を捕まえてこい(医者と結婚しろという意味です)と言われていたらしく、同級生と結婚して、ほんとに、その男の子はそこの病院継いだはずです。

医者と結婚するには、医学部に行くのが一番いいと何かで読んだことがあります。

 

いろんな女性がいます。

 

女性は、私の本でも書いてますが、男性と違って月経があり、毎月男性の倍の鉄欠乏を起こします。

年を重ねるごとに雪だるま式に鉄欠乏が増えていく。。。

(口から肉やレバー、魚もそれほど食べないから)

 

なので、男性よりも、やる気も起こりづらかったり、うつっぽくなったり、なんとなくしんどい、だるい、やりたくない、などなど精神的なトラブルが増えます。

それが一番、女性が働いて行く中で、脚を引っ張る。

 

実際は、鉄欠乏は精神的なトラブルだけではなく、肉体的にもトラブルが起こっているので、体調が悪いのは当たり前なわけです。

 

なのに、スタイルを気にして、肉全然食べないし、でもお菓子やパンやパスタは食べる。

どんどん体調も精神的にも悪くなる。。。という悪循環に入ってしまっている女性が出てきます。

昔よりも増えているのでは。。?とも思います。

 

 

医学部教育はとてもお金がかかるらしいです。

詳しい金額は知りません。昔聞いたけど忘れました。

 

国公立の医学部は、1人医者を作るのに莫大な税金が使われています。

私立は補助金があるとは言え、多額の入学金や授業料をもらっても大変、ということも聴いたことがあります。

 

そうやって、莫大にお金をかけて、やっぱり医者になりたくない、医者になったけど働きたくない(事情はどうあれ)、というのが、女性のほうが圧倒的に多いわけですから、大学や病院としては、やはり女性よりも男性にたくさん来てほしいとなるのも致し方ないかと。

 

マスコミが、「医学部入試 女性不利」と報道しますが、女医や女子医学生の実態も同じように報道しないと、そこはいけないんじゃない?と思います。

 

今、そういう女性が好き勝手?というか、いきなり仕事を休めるのは、男性医師が助けてくれているからで、同僚の女性医師も助けてくれているでしょうけど、圧倒的に男性医師が助けてくれているほうが大きいはず。

 

ほんとに男女平等というなら、女性は、ほんとに男性医師と同じだけ働くようにしないといけないわけで、出産の時は休んでも仕方ないとしても、法的な産休以外は、同じように働くことを強いられることになりかねず、女性がますます女性の首を絞めることにもなりかねないかと。

(男性医師も育休取ってませんから、男女平等なら女性にだけ育休は、医者の世界では取れないでしょう。)

 

同じ給料で、負担が大きいとなるから、結局、できる人は皆辞めていって、他の病院にいったり、開業したりと、残るのは、できない人ばかり。。みたいになると、病院も困るでしょう。

(だから、女性はいらないとなるんでしょうけど)

 

男性と同じように働きたい女性が働けるように、やっぱり肉魚卵をしっかり摂って、男性並みの栄養状態になっていたら、多くの問題は起きないのになと思います。

月経による鉄不足は、ほんとに大きなハンディですから、女性側がそこはなんとかするとか、文科省や厚労省、大学、病院側も、知っていたら、いくらでも対策ができるのに。

女性全員にヘム鉄飲ませるとか、それがほんとに対策なんですけどね~。

 

 

 

 

 

 

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