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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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お盆前後から、頭の抜け毛が気になってきていませんか?

私は、ちょっと気になってきましたね~。

秋は、一番髪の毛が抜ける季節です。

だから、少々普段よりも、抜け毛が多くても、気にしなくていいんですが、春にかけてまだ戻ってきますから。

でも、特に、40歳を過ぎると、年々、髪の毛は細くなるし、頭頂部や生え際が寂しくなってきます。

これは、もうある程度は仕方ないです。

 

でも、少しでも薄くなるのは、遅いほうがいいし、髪の毛もより太いほうがいいですよね。

 

以前より、パントガール®の女性専用サプリhttp://www.aiko-hifuka-clinic.com/mt/info/2011/05/post-35.htmlと、女性用のロゲイン®の塗り薬で、様子を見てもらっていましたが、ホームケアだけでは、足りないと感じる方、ホームケアは続かないから、クリニックで何かしてほしい、という方のために、育毛メソセラピーを始めました。

http://www.aiko-hifuka-clinic.com/mt/info/2012/09/post-104.html

 

「メソセラピー」というのは、直訳すると、薬剤を使って治療をすることを本来は言うんですが、注射針など針を使って、薬剤を注入する治療のことを、こういうふうに呼ばれています。

 

うちのやり方は、医療用の剣山のような、細~い針がついたスタンプのようなもので、頭の気になるところに、サクサクと刺して、穴を開けて、そこに薬剤を塗ります。

そのまま頭に塗るよりも、穴が開いた分、より毛根に吸収されやすくなるというわけです。

 

このスタンプは、使い捨てですので(針がすぐにダメになりますし、衛生上の問題もあります。そのせいで、ちょっと施術料金が高くなります。

 

私もやってみましたが、血は出ませんでした。

血がちょっとは出るかな~、と思いましたが、その場所場所によったり、体調などによっても違うでしょう。

血が出たとしても、すぐに止まりますけどね。

痛みは、サクサク、チクチク、確かに刺されているのはわかりますし、痛みは多少ありますが、まあ、たいした痛みではありません。

もちろん、麻酔もいりません。

 

血があまり出ないということは、そこまで針が長くない(深く穴を開けたわけではない)ということなので、(だから、そこまで痛くないんだと思うんですけど)、もっと奥に薬を確実に入れてほしい、という方には、直接、注射の針で、1回ずつ注射していきます。

これはね、多分、痛いんじゃないかな。。。。

もし、これで薬を入れるなら、針は、別料金で、極細新にしたほうがいいと思います。これは、血が出てもおかしくないと思いますよ。まあ、すぐに止まりますけどね。

 

最初、簡単に消毒もしますし、薬も塗りますし、血が出たら拭き取りますから、施術の後の髪の毛は、ちょっとベタベタすると思います。

その後、くくって帰られるか、帽子とかかぶって帰られるか。。。シャンプーしたての髪とは違います。

ホントは、その後、シャンプーするなりして、きちんと整えて差し上げられないんだったら、育毛メソセラピーはやめておこう、とずっと思っていたんですが、私も含めて、そんなことくらいは我慢するからしてほしい、という方が多くて、それで、今回、洗髪施設はありませんが、始めることにしました。

 

それでやったからと言って、いきなり毛がぼうぼうにはえてくるわけではありません。

いい栄養素をバンバン毛根に送りこみますが、それでも、3か月・6か月という単位では考えてください。

できれば、パントガールとロゲインのホームケアも一緒に。

(できれば、ビオチンと亜鉛のサプリも一緒に。)

 

使う薬剤は、メソラインヘア®という、育毛専用の薬剤です。

今注目されている、「成長因子」というのが、たっぷり入っています。

これに、プラセンタとビオチンを足します。

プラセンタは、「成長因子」の元祖ですね。

ビオチンは、髪の毛の成長を助けてくれます。

このメソラインヘア®が、個人輸入でいれる薬で、ちょっと高いので、全体のお値段が上がります。

私は、最初、プラセンタだけでもいいやん、と思っていたんですが、やっぱり髪の毛専用の成長因子を入れてあげたほうが、もっといいみたいなので、薬剤セットを2種類用意しました。

手軽にされてみたい方は、とりあえずプラセンタとビオチンだけでもいいかもしれません。

 

やっていく間隔は、最初は、ちょっとこまめに、1週間~2週間くらいで、したほうがいいようです。

できれば、3回くらいは。

そのあと、もう少しそのペースで続けてもいいし、間を空けて様子を見るのも、ありはありです。

最初から、間を空けても、ダメではないですが、毛が伸びるのって、時間かかりますし、1回で刺激できる分って、ほんの少しでしょうから、あまり間を空けると、効果はよけいわかりづらいような気はします。

ホームケア中心で、できる時だけ、メソセラピーをする、という御希望でも、OKはOKです。

様子を見て、適宜間隔を変えてみてください。

 

とりあえずは、ご相談・カウンセリングにお越しください。

現在、病気のせいで、脱毛になっている方の場合、その病気を治すほうが先決です。

でないと、病気が原因の場合、やっても効きません。

また、病気が長引くから治るのを待っていられない場合、されるのは構いませんが、すべて自費治療となります。

保険でいろいろ治療したけど効かないから、やってみたい、というなら、構いませんが。。。

あくまで、加齢に伴う薄毛治療用ですから、病気の分には、一切のデーターがありませんから、効くかどうかもわかりません。

それだけは、ご了承ください。

 

 

平安神宮の庭の話の続きでしたが、サーバーの調子が悪いのか、ちょっと途中で中断しました。

庭の続きなんですが、来られる患者さんの、エステや、○○サロンとかによる被害が依然として減らないので、注意喚起を先にしておきます。

 

先日も、まつ毛エクステが、美容師の資格もないのに営業していて、お客さんがかぶれて、逮捕されていましたよね。

 

私が、以前、美容師さんにお話しを聞いたときに、まつ毛エクステをするのに、資格(美容師の)がいるわけじゃないけど、(法律で決まっているわけではないから)、業界全体として、暗黙の了解で、資格がある人だけが、エクステをやっていい、ということになっている、とのことでした。

美容師・理容師は、国が認めた国家資格です。エステティシャンに、国家資格なんて存在しません。適当~の言ったもの勝ちです。それぞれに協会があり、どういう判定基準になっているのかも知りませんが、ゆるゆるの誰でももらえる級から、結構大変なものまで、さまざまで、協会全体として統一されているわけでもなく、もちろんそういう資格がないと、働けないわけでないので、エステティシャンによって、技術に、むちゃくちゃ差があるわけです。)

その以前にも、エクステの接着剤で、失明した方が出たり、無資格のところだと、質の悪い接着剤を使っているし、もちろん、そんなところだから、スタッフの教育もなっているわけがなく、技術も接客も最低、という。。。でも、安いから、お客さんは行っちゃうんでしょうね。。

安いところにいくほうが悪いのか、質の悪いエクステを提供しているほうが悪いのか。。。

普通だったら、質の悪いところというのは、なんでもそうですが、誰も行かなくなりますから、自然淘汰されて、潰れちゃうんですけど、今の時代、ちょっと宣伝して、格安と、誇大広告で、お客さんが行くんですね。評判が悪くなったら、そこいったん潰して、また別のところで、名前を変えて、また同じことをやるわけです。

向こうのほうが、一枚上手ですから、私たちが賢くなって、そういうのに引っかからないようにしないと、お金も時間も体も持ちません。

 

さて、今回、警察が動いたのが、「無資格だから」、ということが報道されていました。

エクステについての、実際の法律がどうなっているのか知りませんが、エステやサロンなんて、医療じゃありませんからね、ある程度のかぶれは仕方ないかもしれないし、化粧品でも合う・合わないがありますから、やる以上、かぶれくらいは覚悟しないといけませんが、かぶれの程度があまりにひどすぎると、やっぱりおかしいし、その後、シミになった・赤みが取れないなどは、行き過ぎでしょう。

(そもそも、接着剤の、ちゃんとした安全性って、一体、どこのメーカーが確認しているんでしょうね。ちゃんと検査しているのかしら。。)

今、エステやサロンのトラブルは、警察が動いてくれる時代です。

悪徳エステと悪徳サロンは、根絶してくれれば、と私は、願います。

 

悪徳クリニックもそうですが、医療となると、これまた、副作用が起こってもややこしく、(医療だから、副作用なり合併症なり、起こるのは当たり前ですから)、先日の脂肪吸引の事件のように、患者さんが亡くなるとか、よほどのことがない限り、医療で、警察は動きにくいです。

何をもって、「悪徳」というのか、難しい問題ですね。見解の相違もありますし、そんな悪徳でも、喜んで通っている患者さんがいるかもしれないわけで。。知りませんけどね。。

 

エステとサロンの場合は、もちろん医者じゃないので、医療のまねしをするとか(育毛サロンに多いですね。これは完全な医師法違反です。)、資格の問題が、完全に法律に違反するわけなので、警察も動きやすいというわけです。確実に起訴できますからね。

 

まつ毛をなんとかしたいと思っていらっしゃる方。

ちゃんとしたエクステのサロンでやってもらっても、接着剤がその業界でどんないいものを使ったとしても、皮膚科医から言わしてもらうと、皮膚にもまつ毛にもいいわけないです。そして、そんなものが、まして目の中に入っていいわけないので、そうそうに止めましょう。

(いつも、エクステしてもらうとき、目が沁みませんか?それは、体が止めて!と言っているサインです。止めてあげましょう。)

そのうち、まつ毛、ホントに抜けちゃって、全部無くなりますよ。だから、つけまつ毛が、一方で流行るわけですが。。。

 

なんとかしたい方は、悪いことは言わないので、クリニックのまつ毛育毛剤を使ってください。

市販のどんなものよりも、確実なのと(医療論文などで、データーがちゃんと取られていますから)、クリニックですから、もしかぶれても安心です。

(ルミガンでかぶれても、止めれば、治ります。あんまりひどい時は、ステロイド塗ってもらいますけどね。)

ルミガンは、完全に医薬品ですから、かぶれなどの副作用が心配な方は、オバジメディカル(アメリカ本国の、本物のオバジです。医療機関限定で扱えます。ドラッグストアのオバジとは違うわけです。)が出している、エラスティラッシュ®なら、副作用はないので安心して使えます。

(合う・合わないはあるかもしれませんが、ルミガンのような副作用は、ないです。)

クリニックで相談するのが一番です。

(処方できない方ももちろんいます。病状・肌の状態などです。欲しいからって、嘘ついて困るのは、自分の体ですから、ちゃんと申告しましょう。エラスティラッシュ®は、皮膚に問題ない限り、(今、すっごいかぶれているとか。先にかぶれを治してからですね。)処方できますから、持病をお持ちの方でも安心です。)

 

さて、もうひとつ、エステで売られている美白クリームの話です。

うちに通っている患者さんで、毎月来られているわけではないんですが、ついついホームケアに熱中してしまって、反ってお肌を痛める、ということを繰り返してしまう方なので、毎回毎回、いらんことしていないか、確認しないといけないことが多い方です。

美顔器もダメですよ~、と初診で言ったにもかかわらず、2回目か3回目の時に、家庭用のイオン導入器を買っていて、あ~あ~、ということがあったり、

(イオン導入器自体は、悪いものではないんですが、家庭用であっても、やり方がみなさん、むちゃくちゃで、それで結局、お肌ボロボロになるので、私は、一切の美顔器を使うのを、うちの患者さんには、止めるように言っています。)

毛穴掃除で出した、ピーリングの石けん、(家でするのって、誰も止めませんから、自分ではまらないように、注意して使わないと、こんなものでも、鼻ボロボロになるから、はまっちゃダメですよ~、とコンコンと言って、適応のある方にだけ、処方するやつです。)で、止められなくなって、次来られた時、鼻の皮がめくれて、赤くなっていて。。。

こういう方は、ホントは、ホームケアしたら、ダメなんですけどね。

何回か痛い目に合われて、ピーリングの石けんは、なんとかうまく、使えるようになっていた矢先、先日来られた時、鼻全体が、灰色と赤みの混じった色で覆われていて。。。

「また、なにか、いらんことしましたね。。。。」

 

友達から、エステで売っているハイドロキノンのクリーム(美白クリーム)を、よく効くから、ともらって、それを鼻に塗っていたそうで。。。

(鼻の毛穴の色が気になったそうで。。。はっきり言って、クリニック用のハイドロキノンを使ったところで、効きません。鼻の毛穴の色には、フォトなどのライムライトを使っていきます。それでも完全に消すことはできません。)

そしてら、あっという間に、こんなことになってしまったそうです。。。

もう二度と使わないことと、医療用のエクイタンス®(アトピーの黒ずみにも使います。市販のものとは違います。これは、クリニック専用の美白クリームです。)を使うようにしてもらいました。

ようは、ハイドロキノンでかぶれて、その後、かぶれや紫外線の影響で、シミ(色素沈着)を起こしたわけです。

 

後日来られて、まだ色は残っていましたが、かなりマシになってました。

その患者さんが、友達から聞いた話によると、その美白剤は、ドクターズコスメとして、売られていて、よく効く、と評判だそうです。

 

ホントに、ドクターズコスメと言うなら、クリニックでもないエステで売っていることもおかしいし、(注:クリニック併設エステではありません。「クリニック提携サロン」と書いてあっても、そんなの、なんの関係もありません。その場に、医者はいないんですから。火傷とかよっぽど困ったら、そのクリニックに連れて行って、自分たちに都合のいいように話をつけてもらう、というためのものです。

だから、どのエステも、クリニックと提携したいわけで、そしたら、何か起こっても、都合よく処理できますからね。

ごく一部に、ちゃんとしたエステで、お客さんのことを考えて、クリニックと提携しているところがあるかもしれませんが、たいていは、お互いの都合が折り合ったから。エステから、クリニックには、患者さんを紹介してもらって、エステでなにかあったら、面倒みてやる、という、ギブアンドテイクな関係なわけです。

しかも、そんなあやしいところと提携しているのって、どこかは知りませんが、きっとロクなクリニックではないと思います。

だって、違法行為の片棒を担いでいるようなクリニックですからね~。

おかしなことをやっているエステを助けようとすること自体、そのおかしなことを認めてるわけですから。どっちも、おかしいですよ。

 

ものすごい低い濃度のハイドロキノンであれば、かぶれなかったかもしれません。濃度はもちろんわかりません。

使い方の説明も、まともに受けていないようで、ハイドロキノンは、使い方を間違えると、副作用がひどく出て、あるいは出やすくなって、よけいにかぶれて、ひどくなるだけです。

クリニックでも、ちゃんと説明して出していないところも多く、エステなんかで、そんなこと、してるわけないでしょ。

濃度が低くても、使い方を間違えば、副作用は出ます。

 

そもそも、ハイドロキノンをエステで売っていいのかな、と思いました。

その辺の法律がちょっとわかりませんが、「ドクターズコスメ」で、「よく効く」となったら、おそらく、クリニックで作って、エステで売っているのか、エステで作らせているのか、わかりませんが、クリニックで扱うのと同等の濃度だったんじゃないかな、と推測します。

 

この患者さんが直接、このエステから買ったんだったら、警察に被害届を出してもらいますが、友達からもらったのであれば、どうなるんでしょう~。

 

エステやサロンで、なにか困ったことが起こったのなら、迷わず、警察に相談してください。違法行為をしていたのかどうか、警察が調べてくれます。

他にも被害者はたくさんいうはずで、「あなただけ、特殊体質で、かぶれやすい」とか、「火傷しやすいようでした」とか、そんなの、嘘ですよ。

どんな体質やねん!って。医者でも、そんな体質です、って、診断書書いてくれ、って頼まれても、よう書きません。

そこが、なんか違法行為をして、被害に遭ったわけですから、体質とか関係ないです。

資格もないのに、「お医者さんごっこ」をするからダメなんですよ。

そんなエステやサロンは、つぶれたらいいんです。

普通に、アロマとかのマッサージしている分いは、なにも問題がないわけで、せいぜいアロマオイルでかぶれるくらいで、こんなことで警察は動きません。

ちゃんとしたエステやサロンって、ハンドで行う施術だけで、変な機械やあやしい薬は使いませんからね。

悩んでいるなら、警察に行って、相談してください。他の被害者を出さないために。

告知が遅くなり、申し訳ありません。

さて、9月のキャンペーンですが、夏の紫外線ダメージで、お肌もかなり疲れてきたり、シミが増えたのを実感されている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

まだ、9月は、夏と同じくらいの紫外線対策が必要ですから、気を抜かずに、頑張ってくださいね。

今回のキャンペーンは、ほとんど、光・レーザー治療をされている方が対象となります。

クリニックでも、おうちでも、ケアを頑張っていただく趣向です。

 

それでも、一旦、美白や肌荒れを何とかしたい、と思っていらっしゃる頃ですので、やはりトラネキサム酸を含めたキャンペーンは、はずせないでしょう。

そこで、ナビジョンのTA(W)のシリーズですね。

まだまだ、暑い日は続いていますが、朝晩、涼しい日もあったりして、少し空気が乾燥してきて、お肌の乾燥が気になる頃でしょうか。

ひと夏、クーラーにさらされたお肌も、結構乾燥していたり、合わない日焼け止めを塗って、お肌がガサガサになった方もいらっしゃると思います。

おうちで、しっかり、保湿と炎症(ダメージ)回復に頑張っていただくキャンペーンです。

 

また、今の季節、目元のシワも気になってくる頃です。

紫外線と乾燥の影響が強いですね。

いつもの、目元のシワ乾燥対策のキャンペーンセットです。

乾燥ジワが気になる方には、即効性のある、ヒアルロン酸が浸み込むHAフィルパッチがおススメです。

持続させようと思ったら、ちょっと続けないといけないので、少し(かなり?)お金がかかります。

時々ヒアルロン酸で、目元をふっくらさせておく、というのは、とてもいいと思います。もちろん、普段の保湿も、目元はたっぷり、少し濃い目がポイントです。

 

本当の小じわには、やはりエラスチダームですね。

ある程度の小じわがないと、エラスチダームをしたからと言って、シワがなくなるわけではないですから、ビフォーアフターがわかりにくいと思います。

まあ、市販のアイクリームを買うくらいなら、断然エラスチダームのほうが、効果も値段も、おススメですけど。

 

全体の乾燥ジワに、たまに、レチノールのマスクを足してあげるのもいいと思います。

(ナビジョンのRTマスクですね。お肌の状態により、レチノールをおススメしないこともありますので、ご了承ください。ナビジョンのレチノールは、医薬部外品なので、安全性は、市販の類似品と比べても、かなり安心していただけると思いますが、レチノールはレチノールなので、合わない方もらっしゃいます。まあ、実際やってみないと、レチノール自身に、合うかどうかは、わからないんですけどね。)

 

そして、お待たせしました!

エラスチダームのシリーズの、体バージョン、デコルタージュシステムの、キャンペーン(初でしたっけ?)です。

入荷した時に、短い期間だけ、キャンペーンしましたっけ?

今回のキャンペーンは、2万円以上の処置されている方限定です。

これだけ、安いからと、買いに来られると、困りますので、こういうキャンペーンは、うちで治療されている方のみとさせていただきます。

デコルタージュシステムは、「デコルタージュ」という名前通り、デコルテ専用に発売されたものですが、顔以外であれば、体中、どこ塗ってもいいですよ。(粘膜以外)

腕や脚の、日焼け後の気になるシミや黒ずみ、おなかや脇の、シワやタルミの気になるところ、背中の日焼け跡など。

美白剤とシワ用のクリームの2本セットなので、若い方は、シワ用がいらないかもしれませんが、バラ売りは、今のところ、していません。

そういう意味では、ある程度の年齢の方用の、ホームケア用ですね。なんせ、出しているのが、オバジですから。

若い方で、美白剤だけ欲しい、という方は、キャンペーンではありませんが、ナビジョンの体用の美白クリームを購入されてください。

 

そして、ご好評いただいている点滴ですね。

夏のお疲れは、まだまだ引きずっていらっしゃるのではないでしょうか。

お疲れには、点滴で、濃い~いビタミンを入れるのは、とてもいいですよ。私も好きですけど、なんか体、やっぱり楽ですね。点滴の中身は、疲れた体にもお肌にも、いいものばかりですから、まだされたことのない方は、一度、処置と同じ日にどうぞ。はまる方は、はまります。

 

9月のキャンペーンのお菓子は、福知山市の「足立音衛門」さんの焼き菓子です。

先日、患者さんが、本店で買ってきてくださり、秋と言えば、栗ですよね。足立音衛門さんの栗のお菓子は、絶品ですから、これだ!と思いました。

ネットで、お取り寄せもできます。(種類が限られていますが)

他に買えるのは、この辺だと、梅田阪急百貨店ですね。お近くの方は、一度どうぞ。

10月は、ハロウィーンですね。かぼちゃのお菓子が見つかるといいな~。

まだ日焼け止めの話の続きです。

もう夏が終わると思って、安心している貴女!甘いです!

9月は、まだ夏と同じだけの紫外線と思って過ごしてください。

10月は、少しマシになりますが、気候が良くなって、外にいるのが気持ちいいので、気が付いたら、長時間外にいたのに、日焼け止めを塗っていない!なんてことになって春と秋は、油断焼けが増えますから、気を付けてくださいね。

紫外線対策は、年中です。

その季節によって、使う日焼け止めも変わることもありますが。

 

さて、日焼け止めの話です。

患者さんで、よく資生堂のアネッサ ゴールド(海用やハードなアウトドア用ですね、基本)を使う方って、結構いらっしゃいます。

私も、もし明日、海に行くとなったら、アネッサゴールドを使うと思います。

資生堂のアネッサゴールドは、耐水テスト80分と、ちゃんと表示があります。

そういう表示のある、ウォータープルーフは、そうそうないです。

(逆に言えば、アネッサゴールドであっても、80分しか持たない、ということです。)

 

炎天下のゴルフで、汗もかなりかく時に、アネッサゴールドを塗って、しかもちゃんと塗り直しをする、というのは、確かに正しい、と思います。

ただし、貴女のお肌にあっていれば、ということです。

 

市販の日焼け止めは、大半のものが、サラサラして塗りやすくなっています。

ベタベタしたら、イヤ、という方が多いので、市販の化粧品の場合、やはろ質感が一番大事なんですね。あちらも、商売ですから、売れる商品を、売る、というのが、資本主義の姿でしょう。

日本の湿度の高い夏、外で、サラサラタイプの日焼け止めを塗る、というのなら、それほど乾燥せずにいけるかもしれませんし、一度塗ったくらいなら、平気かもしれません。

でも、乾燥肌の方や50代、60代、それ以上の方が、何度も塗り直ししたら、ガサガサになるかもしれません。

大丈夫な方もいらっしゃいますが、合っていない方もいらっしゃいますから、やっぱり自分に合った化粧品を使わないと、TPOさえ合っていればいいというものではありません

 

先日来られた60歳の患者さんが、ゴルフをした時に、アネッサゴールドを2時間におきに塗られたそうで。。。。

確かに、正しい行動で、ホントなら、素晴らしいことなんですが。。。

皮脂がそれほど出る方ではなかったので、案の定、お肌がガサガサになったそうです。

 

乾燥肌の方は、ウォータープルーフでも、しっとりタイプを選ばないと、塗り重ねた時に、なんか調子が悪くなりますし、手持ちの日焼け止めで、なんとかしたいなら、塗りい直しする前に、乳液とか保湿を追加してから、日焼け止めを塗るか、ですね。

 

ちょっと前の、美STに載っていましたが、「日焼け止めは、SPF値よりもPA値に注意しましょう」みたいな、記事が載っていました。

確か、「SPF50 PA++」と、「SPF30 PA+++」だったら、「SPF30 PA+++」を選びましょう、みたいな記事でした。

(要は、PA値の高いものを選べ、ということがいいたいようです。)

今、日本で売っている日焼け止めで、私は、一度も、「SPF50 PA++」なんて、商品は見たことがないです。

SPF50を使う時点で、かなりの紫外線を浴びることが想定されているわけで、その場合、PA値は、+++でしょう。

(日本の表示は、PA値は、+++が最高表示となります。)

SPF30で、+++というのは、ひとつだけ見たことがありますが、これもそうそう売っていません。

SPFが15や20で、PA値が高いものは、私の知っている限り、存在しません。

 

同じSPF30を買うのに、++か、+++か、迷ったら、できれば+++のほうがいいと思いますが、まあ、スリー+のSPF30なんて、そうそう売っていませんから、悩むことはほとんどないと思います。

同じように塗っているのに、色黒になりやすい、という方には、特に、PA値の高いものを勧めますが、普通の方は、SPFを目安にしていいと思いますよ。数値は、大半の商品が、連動していますからね。

(ただし、質の悪い日焼け止めを塗っていて、すぐに黒くなる、とか日焼けした、というのは当たり前なので、質のいい日焼け止めを塗る、というのが、一番大切です。)

 

 

で、いつも私が言っている日焼け止めの話は、あくまでも、お肌が健康な方の話です。たまに肌荒れするとか、お肌が乾燥している、と言う方は、健康な方に含みます。

(敏感肌状態の方で、どんな日焼け止めを塗っても合わないという方は、ピーリングやクレンジング、市販の高機能化粧品(たいてい、ピーリングに似た成分が入っています)を止めれば、しばらくしたら、日焼け止めがかゆくなったり、しみることは、かなり減るはずです。

特定のものが合わないのは、貴女にそれが合っていないだけで、日焼け止めとい化粧品が合っていない、と判断するのは、止めておきましょう。

クリニック用の日焼け止めとか、質のいいものを試してから、判断しましょう。

質の悪いもの、あるいは、外資系のモノのきついヤツとかしか塗ったことがないくせに、「日焼け止めが合わない」という方って、結構いらっしゃって、どんな日焼け止めが合わなかったのか、話を聞いていると、そりゃ、かぶれるでしょ!みたいな、日焼け止めだったりすることがあります。

誰でも、かゆくなりますよ~、みたいな日焼け止めです。)

 

アトピーや慢性湿疹のある方は、これは、健康ではないので、全然話が違います。

さきに、湿疹を治すなり、アトピーの場合、完治させることは難しいので、少しでもいい状態にすることを目指していきます。

お肌が落ち着いていない時は、私も、一切の化粧品は止めてもらっています。治療の邪魔になりますからね。

でも、ちょっと落ち着いて来たら、赤い湿疹や湿疹後って、紫外線で、黒くシミ(色素沈着)に変わりやすいんですよね。

だから、紫外線カットって、シミになってほしくないところは、大事なんですが、なかなか合う日焼け止めが見つからないことが多いです。

(お肌のバリア機能が破壊されているので、化粧品の害を、直接受けやすいわけで、しみたり、かゆくなったり、刺激が出ることがあります。)

 

そういう方の場合、日焼け止めが塗れるようになるまでは、そりゃ、日傘や帽子、ストールとかで、紫外線をカットするしかありません。

他に、方法がありませんからね。

後は、なるべく日に当たらないように、暮らすくらいしか、ないですね。

歩く時は、あんるべく日陰を歩いて、直射日光に当たらないようにするか。。

それくらいしか、仕方ないんです。

こんなことで、紫外線カットはできないし、もちろん、紫外線は防ぎきれないので、シミになりやすいです。

当たり前です。

 

でも、仕方ないです。

肌が落ち着くまで、そのほうが肌のためにいいわけですから。状況を診て、どちらがメリット・デメリットがあるか、を考えないと。

 

私の一番のおススメは、日焼け止めをちゃんと塗って(塗り直しをして)、体はある程度、服で隠して、お日様に当たる、というのが、一番のおススメです。

明るいところで、日常生活を過ごす、というのが一番いいです。できるなら。

 

でも、肌の状況で、日焼け止めが塗れないなら、できることをする、しかないです。

悩んでも仕方ないので、早く、ちょっとでも良くして、それから、シミの治療も、日焼け止めの合うのも探すのも含めて、やったらいいです。

人生、長いですから。できることをしましょう。工夫したら、いいんです。完璧を目指さなくても。

アトピーの方でも、できる美肌治療(メインに、ジェネシスを使いますが)もありますから、アトピーだから何もできないわけではないですよ。

イオン導入(成分にもよります。ビタミンCは、お勧めしませんけど。)も、アトピーの方でもやります、というか、おススメの成分もあります。

お肌が落ち着かないと、合う日焼け止めは、なかなか見つからないと思いますが、美白クリームは使ってもらえるものがあるので、なんらかの対処はできるわけです。

人間、あきらめなければ、なんとでもなりますから、アトピーで美白・美肌治療を考えていらっしゃる方は、一度ご相談ください。

 

お肌が健康な方は、せっかく日焼け止めが塗れるお肌があるんですから、日焼け止めをちゃんと塗らないと、ホント、もったいないですよ。

 

すみません、ブログの調子が悪くて、せっかく書いたものが消えてしまったので、昨日は、もう疲れて寝てしまいました。

 

さて、続きです。

 

色黒で、(色黒じゃなくても)日焼け止めを塗ることを放棄した方の、肌の汚いことと言ったら!

シミがわからなくなるまで、焼いてしまう!という方、ごくまれにいらっしゃいますが、所詮、アジア人は、黒人ほど黒くすることはできません。

どんなに黒くなったところで、インド人やアラブ人くらいでしょうか。

褐色の肌に、人によったら、グレイがかっているような。。。

アジア人にしたら濃いので、遠目に見る分には、ただの「色黒」ですが、そばで見ると、いろんな肌色といろんなシミがさまざまな濃さで、混じっていて、と~っても汚いです。

おまけに、シワも深くて、肌も硬そうで(実際、硬いです)、キメもなく、乾燥していて、チリメンジワももちろん多くて、漁師さんの皮膚を想像していただくと、わかりやすいかな、と。

 

一昔前は、鈴木その子さんのように、真っ白がいい、みたいな時代がありましたが、今は、白でも黄色でもピンクでも褐色でも黒でも、何でもいいんです、肌色なんて。まだら感のない、均一な肌色、というのが、キレイに、若々しく見せるコツです。

だって、黒人のモデルさんなんて、とても肌がきれいでしょう~?ブラックダイヤモンドのように。

黒くても、ツヤがあって、キメも整っていて、均一な黒さ、です。

 

以前に、インド人の高齢の方の肝斑を診たことがあります。

息子さんが気にして、シミを治してほしい、と一緒に受診されました。

もちろん、インド人ほど肌が黒ければ、シミ治療はできません。

火傷するか、反って、色素が抜けて、水玉みたいに、光を当てたところが白くなってしまいますので、シミ治療はお断りしました。

その時も、遠目で見る分には、全くわかりません。

でもそばで、じ~っと診ると、わかるし、ご本人と息子さんは気にしておられるわけなので、やっぱりわかるわけです。

まだら感が汚く見せるってことを。

 

紫外線に対する皮膚の感受性というのは、人それぞれで、これだけは、その人の、ある程度の持って生まれた体質(肌質)なので、まあ、変えられません。

紫外線に当たったら、すぐ赤くなる人(黒くはならない)、赤くなってから黒くなる人、赤くもならずに黒くなる人、さまざまです。

長い人生生きていくと、環境に順応して、赤くなっていたのが(あまり黒くならなかったのが)、ちょっとずつトーンダウンするようになった(黒くまではならなくても)、という変化は起こりえますが、黒くなっていた人が、黒くならずに赤みだけが出る、という逆に肌質が変わることは、ないでしょう。

 

黒くなる方の場合、同じ日焼け止めを塗って、同じ環境にいてても、一人だけ黒くなる、ということになります。

でも、ここで腐らずに、ちゃんと日焼け止めさえ塗っていれば、ピンポイントで出てくる水玉みたいなシミくらいなら、防げるわけです。

あと、シワもマシだし、キメもツヤも保たれるわけで、全然、肌の質感が変わってくる、運命の分かれ道なんですね~。

日焼け止めを塗っていても、全体が黒くなった分は、しばらくしたら、どうせ色覚めてきますから、大丈夫です。

 

実際、日に当たれば黒くなる、という肌質の患者さんで、日常生活すっごい頑張って、紫外線カットをして、ライムライトもマメにあてて、私よりも白くなっている患者さんというのを、数人知っています。いわゆる、色白、と言う方です。

(多くはないですが。。。それだけ、患者さんの努力がモノを言うので。。)

色白まで行かなくても、ご自分の努力で、色黒からは、ワントーン、明るくできるわけですよ。

どこまでしたいのかも、患者さん次第だし、色黒はいいけど、まだら感がイヤ、で、日焼け止めを頑張って塗るのも、患者さん次第です。

 

もう日焼け止めは塗りたくないし、一生、光・レーザー治療をしない!と決心された方、そういう方は、プチ整形と手術しか頼るしかなくなるわけですが。。。世の中、そんなに甘くないです。

 

ちなみに、光・レーザーではない、サーマクールとかのRF系もそうですが、日焼け止めを塗らずに、光老化が進んでしまった皮膚は、RFも効きません。もう光とかRFとか、刺激に慣れちゃって、コラーゲン、そうそう出ないんですよね~。全体の老化も早いし。。

70代の方でも、タイタンはしますが、そりゃ、60代・50代と、ちょっとでも若いほうが、細胞が元気なので、老化のスピードも、増えるコラーゲン量も、違うでしょう~。

RFで、フォトのような、シミ治療はできません。

 

話が飛びましたね。

光老化した肌のプチ整形と手術ですが、これまた、成績が悪いです。

だって、老化がそれだけ進んでいるんですもの。

手術で切って、引っ張ったら、いいだけやん、と思うかもしれませんが、皮膚がね、硬いんですよ。思うように引っ張れません。都合のいいようには、伸びてくれないんですよね。

ホントのフェイスリフトみたいに、がバッと、切り取って、上げる、ということができないんですね。

それに、手術したって、老化は、その切った瞬間からも進んでいて、止まっているわけではないので、他の方よりも、また手術の持ちも悪いわけです。

(手術の持ちは、その方の老化のスピードで決まります。)

 

そうなると、もうプチ整形(ボトックスや、ヒアルロン酸・レディエッセなどの注入系)しかなくなるんですが、皮膚も硬いから、思うようにはボリュームアップしにくいし、たくさんの量がいったりするし、(シワが深いから)、ボトックスだけでは、シワを目立たなくさせるのは、かなり難しいかと。。。(老化が進んでいるから。)

 

日焼け止めを塗らないせいで、光・レーザー治療をしなかったとしても、アンチエイジングや美肌にとっては、ホントに、ろくでもないことばかりで、お金は1億あっても、足りませんよ~。費用対効果は、ムチャクチャ悪いです。

 

特に、日焼け止めを塗らずに、しかもタバコを吸う人というのは、老化して!して!と言ってるようなものです。

普通の老化に、光老化と活性酸素の増加、という二重苦が追加されるわけです。

タバコをすぐに止めるというのは、なかなか難しいので、日焼け止めくらいは、せめて頑張って、塗りましょうよ。

 

悪いことは言いません。

日焼け止めを毎日塗る(365日、当たり前です)、環境に合わせて、塗り直しをする、TPOに合った日焼け止めを選。

これだけで、とりあえずいいので、(ホントは、もっといろいろ必要ですが)、とりあえず、頑張ってください、老化が嫌なら。

一番、お金をかけずに、済む方法です。

 

 

「ホンマでっか?!TV」の紫外線の話、言い忘れていたことがあったので、付けたしです。

 

途中で、日焼けサロンの話が出たと思いますが、皮膚科医・アンチエイジングをしているドクターで、日サロを、「大丈夫」というものは、誰ひとりいません。

日サロには、絶対行ってはいけません!!

 

番組の中で、池田先生でしたか、日サロのライトは、有害な紫外線をカットしてあるから大丈夫、とおっしゃってましたが、これは、紫外線C波のことです。

このC波というのは、殺菌ランプとかに使われている紫外線のことです。

これは、皮膚ガンを引き起こします。

殺菌するわけですからね、ばい菌だけを殺すなんて、そんな器用はことはできません。

なんでも破壊していくわけです。そりゃ、皮膚ガンにもなるわな~。

 

まともな日サロであれば、当たり前ですが、C波をカットしている紫外線ランプを使っているはずですが、これまた、そんなまともなことをしている日サロばかりではないんですよね~。

私が大学にいた頃、ちょっと紫外線の研究をしていたましたが、研究するのに、紫外線ランプが絶対必要です。

また、大学には、紫外線ランプがあり、一部の治療で、紫外線を使う治療があります。

 

研究に使うランプはA波とB波です。

もちろん、実験用のちゃんとしたメーカーのランプですが、それでも、わずかにながら、C波が混ざってきます。絶対C波のみカットするというのは、もっと高い装置ならできるのかもしれませんが、その時、研究室にはありませんでした。

治療で使われるのは、もちろんA波です。これは、A波だけだったと思いますが。

 

全部の日サロが、ちゃんとしたメーカーを使っているなんて、保障はどこにもありません。

だって、そういうちゃんとした機器は、お金がかかりますからね~。

どんな紫外線が出ているのかなんて、まあ、ムチャクチャです。

質の悪い日サロだと、目の保護もさせずに、注意もせずに、そのまま顔を焼かすサロンもあり、ホントにムチャクチャでした(この当時ですら、目の保護は、A波であっても、絶対保護でした。)。

当時、ニュースとかにもなっていたと思いますが、日サロで、この一番有害なC波が混ざっているので、注意喚起されていたこともあったし、皮膚科医は、患者さんが日サロに行っていると言われれば、普通は、止めておけ、と言います。

A波だけ、という保障が何もないですからね。

 

私の記憶では、大学で、研究していた時も、A波もガンになる可能性がある、ともうデーターが出ていたはず、と思うんですが、違ったかな。。?

ずっと全ての紫外線は、当たった量が増えるにつれ、A波であっても、ガンになると私は認識していました。そう習ったはず。。

 

大学で研究していた時、微量の放射線もガンになるから、微量でもダメ、というデーターを勉強会とかで見せられて、ラドン温泉とか行ってはいけない、というふうに習いましたが、この15年以上の間に、微量な放射線被曝は、かえって健康にいい、というデーターが出てきて、だから、昔からあるラドン温泉とかいいんだろう、という風に変わってきました。もちろん、微量と言っても、年齢とか妊娠とか被曝量によっても全然違いますけどね。

医学も進歩したら、全く逆のことが出てくるわけです。

 

でも、紫外線に関しては、悪いことだらけ、という印象です。

今でも、といういうか、前からずっとA波もダメです。

(治療で使われる場合は、ちゃんと主治医が計算して、メリットデメリットをわかった上で、治療に使っていますから、それは安心されてください。

一定の期間やっても、全然効果がない場合は、紫外線治療は中断されるはずですので、その辺は、しっかり説明を聞いてくださいね。)

だから、C波を混ぜていない質のいい日サロだったとしても、日サロはダメなわけです。皮膚ガンを考えておかないと、見た目と命と、どっちが大事か、ということです。

 

先日のセミナーだか学会でも、どなたかおっしゃってましたが、白人というのは、褐色の肌に憧れるらしく、特に、アメリカの若い方は、日サロに行くのが流行っているそうで、でも、日サロに行かないように、と注意喚起していても、若者は行きたがるので、問題になっているとかいないとかの話をされていました。

白人は、皮膚の色がないので、紫外線の害が、皮膚の奥に、バンバン行っちゃうから、我々有色人種であるアジア人よりも、もっと紫外線に注意しないと、ホントはいけないんです。

アジア人でも、白人のように、色白(オークル系の色白の方はまだマシかもしれませんが、ピンク系の方は特に注意です。)の方は、紫外線に注意です。

 

私の肌は、化粧品会社のカウンターで色をみてもらうと、黄色くて、明るい(オークル系の色白目、というヤツです。)です。

そこまで色白でもないですけどね、昔に比べたら。

10代の時は、日焼けすると、赤くなることが多かったので、それで18~19歳頃より、自主的に日焼け止めを塗っていました。塗り直しは、今ほどはしてなかったかと思いますが、まだ日焼け止めを塗ろうと言われていた時代ではなかったので、同世代の子から比べたら、日焼け止めを塗っていたほうでした。

それが幸いしたと思います。

日焼け止めを塗り続けて20年以上ですか、そのおかげで、、同世代の方よりも、肌年齢は若いと思います。

そりゃ、ライムライトやジェネシスやタイタンを定期的にしていますが、日焼け止めを塗らずにやっても、ホントの効果が出ませんからね、ちゃんとした効果が出てくれるのは、日焼け止めを塗っているおかげだと思うし、そういう治療を、ちょっとお休みしても、効果が、ある程度、「持つ」のも、日焼け止めを塗っているおかげだと思います。

 

紫外線に当たったから、すぐにガンになるわけではないですが、要は蓄積した結果なので、どこで、ガンになるかなんて、ずっと測っているわけではないので、誰にもわかりません。

街中で、暮らしていく分くらいなら(紫外線に積極的にあたる機会がなければ)、ガンになる方は、かなり確率としたら、少ないとは思いますが、ガンにならなかったとしても、皮膚障害は、遅かれ早かれ来るわけです。

老化のスピードが変わりますからね。

 

時々、患者さんで、もうすでに、テニスやゴルフで、真っ黒に日焼けしている50代前後~もっと年上の患者さんにお会いすることがあります。

紫外線の害を説明して、心を入れ替えて、美容・美肌治療に頑張る、と言う方が大半ですが、(私は、70代の方にも、今からでも遅くないから、日焼け止めを塗るように申し上げます。手遅れ、なんて、ないわけです。気づいた時から、やり直せばいいわけで、そこから人生は変わってきますよ。)

 

そういう方の肌をワントーン明るくするくらいであれば、患者さんも日焼け止めを塗るのを頑張ってくだされば、時間と回数をかければ、そんな難しいことではありません。

でも、色黒の中に、いろんなトーンのシミがたくさんあって、そのシミを取ってほしい、あるいは、かなり目立たなくしてほしい、というのは、至難の業で、患者さんが日焼け止めを頑張っても、時間とお金がかかりすぎて、患者さん側があきらめることもあります。

そういう肌って、ちょっとでも強い治療をすると、地肌の色が火傷してしまいますからね。下手すると、水玉みたいに、色が抜けてしまいます。

日焼け止めを塗らずに治療するというのは、理論上、できるわけないんですよ。→続く

 

 

日焼け止めの話の続きをするところですが、先週、「ホンマでっか?!TV」を観ていて、気になったので、一言申し上げておきます。

ちょうど紫外線の話だったので。

 

紫外線がらみで、ビタミンDの話になって、ビタミンDは、皮膚で作られるから、紫外線にあたって、ビタミンDを作りましょう、適度に紫外線にあたったほうがいい、というような内容だったかと思います。

紫外線の話をするなら、皮膚科医と紫外線の第一人者の先生を、あの場に呼べ!と思いますが、あの番組自体がそういう番組ではなく、みんなして好き勝手なことを言う番組なので、専門家を呼んでくるわけありません。

番組の最後に、いつもテロップが出ますよね。あくまでも、あれはバラエティですからね~。

でも、TVを観ているほうは、あんなにはっきり毎回毎回言い切られると、何でも本当と思っちゃいますよね。

 

ビタミンDの研究をしていらっしゃる先生方は、紫外線にあたれ、あたれ、とおっしゃいますが、皮膚科医はそんなこと言いません。

あの時、TVでも言われてましたが、「皮膚科の先生は、紫外線にあたらないように、って言いますね」って、その通りです。

 

確かに、紫外線にあたったら、皮膚でビタミンDが作られますが、紫外線にあたらなくても、バランスよく食事を摂っていたら、それで十分です。

食事だけで、完全にビタミンDをホントに摂れているのか、となると、食生活によっても差があるかもしれませんが、全身紫外線カットして、生活している人って、そうそういないでしょう?

 

顔に、しょっちゅう日焼け止めを塗り直ししていたとしても、顔以外のところって、そこまで日焼け止め塗っていないでしょうし、服で隠すとはいっても、薄い色の服だと、紫外線は皮膚に、届いています。頭だって、分け目のところとか、耳とか、紫外線は普通に当たっています。

年中、帽子をずっとかぶっている方も少ないし、建物の中にいる時は、帽子も脱ぐことも多いでしょう?

建物の中にいても、窓から、カーテンやブラインドをしていても、紫外線って、入ってきてます。

なんやかんやで、紫外線って、ちょっとずつですが、浴びているわけです。全く浴びていない人なんて、いないんです、普通だったら。

 

その浴びた分と、食生活で、充分だと思います。わざわざ浴びなくても。

北欧とかの紫外線の少ない地域に暮らしているなら、いざしらず、日本で、日光浴はいらないと思いますよ。

 

そんなに、ビタミンDが気になるなら、ビタミンDのサプリを飲めば、済むことです。日光浴しなくても。

 

どうして、皮膚科医が、そんなに紫外線を嫌うかと言うと、皮膚ガンになるからです。

皮膚ガンを通常見るのは、皮膚科医と、形成外科医くらいのもので、ビタミンDを研究している先生は、見ないでしょう。

皮膚ガン見たら、紫外線に、バンバン浴びろ、なんて、言いませんよ~。

 

ご存知の方も多いと思いますが、今の母子手帳には、赤ちゃんの日光浴の項目は、無くなっています。

昔は、ビタミンDのために、赤ちゃんや子供に、日光浴をしましょう、と勧められていました。

オゾン層が破壊され、昔よりも、紫外線が、きつくなり、皮膚ガンが増えています。

また、紫外線の研究が進んで、紫外線の有害さ、というのが、どんどんわかってきているんです。

 

紫外線が、いかに有害か、ということを知らない人は、そりゃ、紫外線にあたれ、というでしょう。

必要なビタミンDを作るのに、紫外線に当たる時間は、日陰で15分くらいと言われています(データーによって、多少の差はあります。環境の条件とかで変わります。)。

でも、それくらいの時間だったら、普通、充分、浴びていますよ、トータルで。

 

黒い新興宗教みたいに、全身黒づくめで、家にいる時も、遮光カーテンや雨戸をして暮らしていて、あらゆる露出しているところは、日焼け止めを塗りまくって、塗り直ししていたら、これは、ちょっと問題です。

紫外線は、皮膚ガンのことを考えたら、有害ですが、そこまでカットするものではなく、そんなことしてたら、いつが朝で、昼で、夜か、脳がわからなくなって、体内時計がおかしくなります。うつ病にもかかりやすくなるんですよ。

紫外線は敵ではなく、どうしても付き合っていかないといけない、友達(いや、知り合い程度かな?)と思って、うまく付き合っていってください。

 

私も、朝起きたら、まずカーテンを開けて、朝日を全身に浴びます。

寝室も洗面所もお風呂場も、うちは全部南向きなので、紫外線入りまくりです。

シャワーを浴びて、洗顔した後は、保湿の後に、必ず日焼け止めを、顔と、手と、他露出するところ(その日の服によって、首~デコルテ、うで全部にも塗ります。脚は、ストッキングを履くので、脚には、塗りません。海とかリゾートに行く、とかなったら、脚にも塗りますけどね。)に、日焼け止めを塗ります。

朝、シャワーを浴びるまで(日焼け止めを塗るまで)、家の中を、うろうろすることがありますが(窓から紫外線は入っています)、10分もしていないし、シャワー中も、紫外線は浴びていますが、それくらいはヨシとしています。

 

みなさんの日常生活では、もっと紫外線を浴びていると思いますが、どうですか?

顔には日焼け止めを塗っていても、首や手・腕には塗っていなかったりするでしょう?

それで、充分です、ビタミンDのことから考えたら。

むしろ、首や手や腕の、老化(シミやシワやイボとか)のほうが、私は心配ですけれど。

 

閉経された女性は、骨粗鬆症になりやすくなりますから、閉経後は、日光浴よりも、ビタミンDのサプリをおススメします。

骨粗鬆症と診断されたら、ちゃんと保険で、薬(ビタミンDも)がもらえますから、更年期前後は、定期的に、人間ドッグとかで、骨密度を調べておくことをおススメします。

 

例えば、関西の都会で暮らしていて、あまり直射日光にあたる生活をしていない方だと、皮膚ガンにかかるリスクがそれほど高いとは思いませんが、紫外線にあたると、細胞に傷ができます。

それで、受けたキズは、修復されて、治るんですが、繰り返していくと、キズが治らなくて、そのままになると、ガンになっていくわけです。

いきなりガンになるわけではないかもしれませんが、紫外線に当たれば当たるほど、どんどんキズをつけていくので、ガンになる確率を上げていくわけです。

だから、年をとればとるほど、たくさん紫外線を浴びていますから、皮膚ガンが増えていくわけです。

若い方にも、ごくまれに、皮膚ガンができますから、全部が全部紫外線が原因というわけではありませんが、レアケースというのは、予防というのがなかなかできませんから、レアケースのことまで、なったらどうしよう?と心配するのは止めましょう。

とりあえず、紫外線をカットして(しすぎるのではなく)、皮膚ガンの確率を下げよう、と皮膚科医は思うわけです。

 

皮膚ガンにならなかったとしても、紫外線は老化を早めるんです。

これは、困りませんか?女性として。男性も。

 

抗加齢医学会という、学会があって、皮膚だけでなく、内臓や眼・耳・生殖器・歯など全身のアンチエイジングを考える学会です。

アンチエイジングというと、イコール美容みたいに思われるかもしれませんが、老化を抗うというより、遅らせて、いつまでも健康に若々しく、というのを目指す学会です。

長寿といっても、ぼけずに、健康に元気でないと意味ないですよね?

ぽっくり死にたい、長生きはしなくてもいい、と思っているかもしれませんが、いわゆるぽっくり死のうと思ったら、健康でないと、これ、ダメなんですよね~。

いわゆる、寿命がつきる、というヤツですか。

 

この学会で言われている、老化を遅らせる方法は、①紫外線カット ②抗酸化  ③抗糖化 です。大きく分ければ、この3つです。

もちろん、バランスのいい食事と、適度な運動、というのは、とても大事なことは、言うまでもありません。

 

紫外線が、体に及ぼす、老化に対する影響、という項目は、毎年発表されていて、紫外線カットは、ものすごく言われています。

去年の学会では、紫外線の研究の第一人者である市橋先生が、10歳未満の子供に、大量の紫外線を浴びさせるのは良くない、ということで、夏のプールの時間の前に、学校がちゃんと日焼け止めを塗って塗らせないといけないくらいなのに、保健婦さんとかが、「日焼け止めは、肌に悪いから」と言って、塗らせない学校がある、といって、怒っていらっしゃいました。

日焼け止めの害と紫外線の害と、どっちが、ひどいねんっ?って話ですよね。

10歳までの子供は、まだまだ細胞が目まぐるしく生まれてきているので、細胞に紫外線でキズを付けられても、修復している暇がないそうです。

キズが治らないまま、どんどん行っちゃうので、ガンになりやすくなるわけです。

 

日焼け止めでかぶれることはあっても、皮膚ガンにはなりませんからね。

それに、ちゃんと質のいい、肌に合った日焼け止めを塗れば済む話で、質の悪い安物を使うから、ダメなんですよ。

 

市橋先生が発表された内容を、以前にもブログに書きましたが、シミを作らないでおこうと思っているなら、SPF50を塗っても、直射日光にあたって、効果が持っているのは、2時間です。

日焼け止めを塗らずに、直射日光にあったっていい時間は、1日3分です。

それ以上あたったら、シミができてくるのは、当たり前なわけです。

だから、シミが嫌なら、紫外線カット(日焼け止めの塗り直し)が必要なわけです。

 

紫外線は、普通の老化に加えて、「光老化」という余分な老化を足していきますから、シミだけでなく、シワ・たるみ・毛細血管などの赤みを増やし、キメを荒らして、ツヤがなくなり、お肌が乾燥して、皮膚も硬くなり、と、美肌と逆のことを、どんどんしていくわけです。

 

美容医療を、ちゃんと考えてやっているドクターは、絶対紫外線カットを、うるさく言います。

当たり前ですね。

どこまで紫外線カットをしていくか、というのは、多少ドクターによっても差がありますが、日焼け止めの具体的な塗り直しの話まで、してくれないクリニックは、真剣に、美容医療をやっているとは、まあ、言えないんじゃないでしょうか。

ごく一部のドクターで、そこまで塗り直ししなくてもいい、と信念を持って、治療をしているドクターもいらっしゃるかもしれませんが、まあ、めったにはいらっしゃいませんし、アンチエイジングを取り扱っているドクターの中では、ものすごい少数派、と思っておいてください。

 

皮膚ガンにならないとしても、気になっているシミやシワを誰に治療してもらうのか、治療しないにしても、マシにする方法、予防法はないのか?

皮膚科医に相談したら、紫外線カットと言うのは当たりまえです。

そんなに日光浴して、ビタミンDも作りたい!と言うなら、ビタミンDを研究しているドクターに、一緒にシミの治療をしてもらってください。

(できませんけどね、シミ治療。。。)

日焼け止めをあまり塗らなくても、こう工夫しませんか?と具体的に指導してくれる先生は、日本中探せば、いると思います。

(どうやって、シミの治療をされているのか、私には想像ができませんが。。。)

でも、日光浴を勧める美容皮膚科医・美容外科医は、普通いません。

 

私が朝、朝日を浴びるくらいの時間、紫外線にあたるくらいなら、問題ないですが、TVでああいう風に言われると、それを言い訳に、紫外線カットをしない人が増えるので、それが困りますね。

日焼け止めを塗らない方というのは、なんやかや言い訳を作って、塗りませんからね。自分が楽なほうに、逃げますからね~。逃げたって、困るのは、自分なんですけどね。

どうして、わからないですかね。

美容医療に、お金と時間を費やしても、ドブにお金を捨てるようなもので、クリニックが儲かるだけです。

まあ、そんな方がうちに来られても、心を入れ替えてくれない限り、うちで治療はやりませんけどね。

 

 

 

 

 

 

よく患者さんから、「日焼け止めは、肌に悪いんでしょ?だから塗らないほうがいいんでしょう?」「だから、塗っていないんですけど」ということを聞かれます。

 

患者さんの言うところの、「肌に悪い」という言い方をするなら、肌の塗るものの大半は、何でも肌に悪い可能性があります。

「肌に悪い」というなら、化粧品のほとんどは、肌に悪いでしょう。界面活性剤が入っていますからね。

病院でもらう塗り薬でも、界面活性剤の代わりに、乳化剤というものが入っていて、合成界面活性剤よりはマシですが、「肌に悪い」というなら、「悪い」でしょう。

 

そんなことを言いだすと、それこそ、石けんで顔を洗って、ワセリンだけ塗っとけ!って話です。

化粧品でかぶれて皮膚科を受診された方であれば、一度は経験がおありでしょう。

特に、年配の男の先生の皮膚科に受診したりすると、ホントに、ワセリン以外塗るな!と言われたことないですか?

いまどきの女性で、まあ、そのまま言うことをきく方は、ほとんどいません。数日くらいなら、我慢する方もいらっしゃいますけどね。ずっと続ける方は、皆無とは言いませんが、圧倒的な少数派でしょうね~。

 

私も、アトピーのひどい方は、化粧品かぶれのひどい方には、しばらく化粧品は一切止めて、ワセリン系の軟膏基剤のものくらいしか勧めないことがあります。

クリーム系は、極力さけて、たいていワセリン基剤のベタベタするヤツです。

だって、一番肌への刺激が少ないからです。

それは、界面活性剤(あるいは乳化剤)が入っていないから。

 

皮膚科医で、ちょっと考えれば、そんなことは当たり前の話で、女性の肌が、化粧品で、実はとても荒れている、というのはわかっていることです。

あまり化粧品を使っていない男性の肌のほうが、界面活性に荒らされていない分、お肌がキレイだったりするんです。

(子供のお肌がそうですね。だから、子供に早いうちから、化粧品なんて、使わせるものじゃないんですよ。せいぜいお子様リップクリームくらいで。)

 

でも、女性に、全部化粧品止めなさい、と言ったところで、誰も聞きません。

でも、クレンジングだけ止めさせるっていうのは簡単なんですね。

基礎化粧品やファンーションは、そのまま使っていていいので、クレンジングの代わりに、純石けんを使ってもらう、という話です。

(クレンジングの話で、何度もお話しましたよね。)

 

患者さんご本人が、「前に、日焼け止めを使って、お肌にぶつぶつができたから」とか「ガサガサになった」とか、そういう経験があるなら、まだ「日焼け止めは肌に悪いんでしょ?」と言われる気持ちもわかります。

ただこれは、ご自分に合っていない日焼け止めを使われるからです。

 

「何塗っても、合わないんです~。」と言われるので、よくよく聞いてみると、使ったのは、レブロンとかクリニークとか、外資系のものばかりで、それは、日本人用のメーカーと比べたら、中身違うんじゃないですか?という話です。

もちろん、レブロンでもクリニークでも外資系でも、ホントに合っているなら、どこのを使ってもいいんですが、そういう外資系のを使って合わない、という方に限って、アトピーだったり、超敏感肌だったり、なんでやねんっ?!と突っ込みどころ満載だったりします。

 

また、国産である、資生堂であっても、海用の、ゴールドのアネッサを、冷房の効いた屋内で、これまた乾燥肌の方が使っていたり、60代の方が、ゴルフで、2時間毎に塗り直しして、ガサガサになっていたり、とTPOがムチャクチャです。

外資であろうと、国産であろうと、TPOが間違っていれば、仮に、それが1万2万しようが、全くムダなわけで、肌にも負担になるのは当たり前なんです。

 

患者さんは、確かに素人ですから、正しい日焼け止めが選べなかったり、日焼け止めなら、何を塗っても同じで(質が)、SPFがきついほうがいいと思って、ついつい、アネッサのゴールドを、50代や60代でも使いたくなるのは、仕方ないです。

だって、ドラッグストアに、そうそうSPF50で、ウォータープルーフって、売っていませんし、デパートで売っている日焼け止めの90%以上がウォータープルーフではありませんから、クリニックにこないと、そうそう質のいい、汗に強い日焼け止めは、見かけないと思います。

 

まず、使う環境とTPOに合っているのか、(汗をかくかもしれないのか、SPF/PA値は、低すぎないか)

自分に合っている(気持ち悪くない、かゆくならない、カサカサしない、ぶつぶつがでない、乾燥しない・乾燥肌の人は、しっとりタイプを使わないと、ダメでしょう~)というのが、大事ですが、それと同時に、日焼け止め自体の「質」ですね。

高いからいい質、安いから中身も安物、と絶対言えるわけではありませんが、ある程度、化粧品ていうのは、質と価格が相関していると思ったほうがいいです。

そりゃ、ドラッグストア店頭山盛りの、298円のものが、デパートで売っているのと、質が同じわけないでしょう。

塗った時の、気持ちよさ、というか、不快感がまるで違います。

 

だからと言って、6千円も8千円もするもの、まして、1万円以上超える日焼け止めはいらないと思います。

そうなってくると、合っていれば、絶対ダメ!とは言いませんが、ケチって、少量を無理やり伸ばして使う方もいらっしゃいますし、(擦っちゃうので、よくないです)、擦らず、たっぷり使ったとしても、いらん成分(アンチエイジングや美白の)が入っているおかげで、かぶれたり、赤くなったり、しみたりする方が多いです。

せっかく高いお金を払って、お肌に負担をかけるわけです。

 

また、そういうことを、化粧品の販売員が煽って、売っていることがあり(向こうも商売ですからね)、またこれがタチが悪い。

 

先日来られた患者さん、いつも使っている化粧品の販売員から、「日焼け止めは、肌に負担になるけど、これなら大丈夫」と言われて、買ったそうです。

サンプルのミニチューブを持ってきてくださったんですが、「なんとかかんとか デイプロテクト」と書いてあるから、、まあ、日焼け止めではあるんでしょうが、どこにも、SPF/PA値が書いていないんです。

いくらサンプルとはいえ、日本の企業では考えられないことで、「表示がない」といことは、「SPFを測定していないから書けない」、あるいは、「数値が低すぎて、書けない」のどちらかになるはずなんですが。。。。

そういう数値も書いていないのに、「日焼け止め」と言って、売るな!と思いますが、まあ、サンプルだからかな、と患者さんと話して、家に帰って、表示を見てみます、とおっしゃってました。

ちなみに、こちらは、フランス製の、超=お高いブランドです。

おかしいな、と思って、ネットで、そこのHPを確認しました。

「サン プロテクト」のページを見ても、SPF50やSPF30とちゃんと表示がありますが、患者さんが持っていたものと、パッケージも名前も違います。

(店員が、「日焼け止めは肌に負担になるから、」と言って、自分のとこも売ってるやん!と、おかしな話です。じゃあ、それを買いたい、というお客さんに、この店員は、「これは、肌に負担になりますから」と売るんですかね?)

あれっ?違うな~、と思って、他のページに、日焼け止めらしきものがあるようには、HP上、わからなかったんですが、どう考えても、基礎化粧品のページでしょうから、「アンチエイジング」のページを見てみると、ありました!!

なんど、1本¥38,325円(50ml)!!!

外資系のアンチエイジング系は、ホントムチャクチャですね。

こんなのに、こんな大金払うなら、肝斑セット1回するほうが、よっぽどいいでしょう~。(当たり前ですが。。)

しかも、この会社の最悪なのは、これまた、どこにもSPF PA値の表示がHPになく、(本体見本にも)、そのくせ、「8時間効果持続」と、ムチャクチャぼかして書いてあって、何が一体、8時間やねんっ!!と突っ込みまくりです。

どうやって、「8時間」という数値をはじき出したのか、根拠もデーターも書いていないし、これらが全部英語、あるいはフランス語で書いてある本社のHPなら、勝手にすればいいと思いますが、(フランスやアメリカでは、化粧品に関する考え方も違うし、日本の厚生労働省の管轄外ですからね。他国のことまで、知りません。)

日本語で、日本支社のページに、書いちゃいかんでしょう~。これ、消費者庁、OKなんですかね?紛らわい表現は、今、かなり規制対象になっていて、(消費者が損をするので、詐欺まがいの表現は止めろ、ということです)、なんで、これ、通りますか、っていうか、普通、こういう一応大手は、自分たちで、日本のルールに沿って、広告(HPも)を作るはずなんですけどね。

この企業、ダメですね。わざとかしら。。。?

しかも、これ、(当たり前と言えば当たり前なんですが)、ウォータープルーフではありません。汗をかいたら、流れるわけです。

 

可哀想な患者さんは、ジムによくいかれるそうで、(ジムは、明るくて、紫外線入りまくりです。しかも、汗だくで、頑張っておられます。)、この店員のおかげで、汗をかいたら、流れる、このバカ高い日焼け止めもどきを、一生懸命塗っておられました。。。

この苦労は、水の泡かな、と。。。時間もお肌もお金ももったいない、という3重苦です。

 

ホントに、店員というのはいい加減で、このお客さんなら、高いこちらを買うだろうと、踏んで、普通の日焼け止めを勧めずに(肌に負担になる、と言って)結局売っているのも、自称日焼け止めで、中身は、もどきで、最低ですね。

 

化粧品を売っている方は、わかっておられる思いますが、ウソついて売ったりしたら、もう二度とそのお客さんは戻ってこないですよ。そこのメーカーごと、信用は地に落ちます。貴女の心無い営業のせいで、そのブランドそのものがイヤになるわけです。

ちゃんと営業していたら、日焼け止めはよそで買っても、保湿はここのを続けえるわ、となったかもしれないのに、バカだな~と思います。

まして、もともとがバカ高い基礎化粧品なわけですから、医者からからくりを明かされて、その後も、そんな高い化粧品を使い続ける方は、ごく少数派です。

だって、保湿と日焼け止めなら、そんなにお金かかりませんからね、その分、光やレーザー治療に回すほうが、よほど費用対効果がいいですからね。

因果応報ですね。

 

「汗に強い」「ウォータープルーフ」と、パッケージに表示がなければ、汗をかいたら、流れて、効果はありません。

店員は、いくらでもウソつきますからね、「以外に強いんですよ」とわけわからんことを言います。

どこに、その証拠があるのか。そんなものはないです。だって、本社が言っていないだから(表示がない、ということは、そういうことです)。

今の季節、「汗かいたら、流れて効果がないから塗り直ししてくださいね。」「汗かく時には、向いていませんよ」と言って、売ってくれる店員が、一体日本に何人いるんでしょう。

(こんなこと言ったら、売れませんからね。誰も言いません。ウソばかり言って、1本でも多く買わせようとします。)

汗かかない環境で過ごす、なら構いませんけどね、この猛暑、屋内だけで過ごす、移動は車にすぐ乗るから、ホントに汗をかかない、という生活ならありでしょうけど、ちょっと、四条通り歩くだけでも、止まったら、汗ふきだしてきませんか?

いつ流れてもいいように、私は、真冬以外は、ウォータープルーフや汗に強いタイプです。

(わざと、というよりも、塗りやすいものを使っているので、真冬でもよほどのことがない限り、気にならないので、そのまま、夏を同じものを使っています。)

 

 

 

次回は、もう少し、日焼け止めの話をさらに突っ込んで、お話します。

 

 

 

時々、お電話をいただくのですが、私のブログを読んでいただいていて、クリニックに受診したいけど、遠方なので、行けないから、東京などの関東方面で、私と同じ考え方の先生を紹介してください、という問い合わせです。

 

はっきり言って、そんなクリニックはありません。

 

医者は100人いたら、100人とも考え方は違って、その先生が信念を持って、治療にあたっているのなら、何が正しくて、何が間違っているというのはありません。

考え方の違いであって、患者さんも、同じように、皆さん、考え方はお一人お一人違いますから、医者も同じだけ、違う考え方が必要でしょう。

 

学会で、講演などをお聞きして、尊敬している先生や、この先生なら、あやしいことはないし、患者さんのことを一番に考えて治療されていらっしゃるんだな、と思う先生はいますが、実際の外来を見たわけでもないですし、尊敬はしていても、考え方は全然違う先生は、たくさんいらっしゃいます。

また、そういう違う考え方が、自分の治療に役立つこともあるし、必ず、その先生の発表なら、聴きたい!と思っても、全然違うわけです。

 

また、そういう先生方は、学会でも一般のみなさんからしても、超有名人で、とてもお忙しく活躍されていらっしゃいますから、うちみたいに、診察・カウンセに、30分~1時間くらいかけてるクリニックも少ないでしょうし、処置はすべて(今のところ、脱毛からイオン導入・ケミカルピーリングまで)、医師である私自らやっているクリニックは、ほぼ皆無でしょう。

 

尊敬している先生の中には、患者さんがシワの相談でいっても、シミがあれば、シミ治療がある程度終わるまで、シワの治療はしない、とおっしゃっていた先生もいらっしゃいますし、形成外科の先生は、タイタンとかよりも手術を推奨される方もいらっしゃいます。

私は、ダウンタイムが嫌いで、できれば、ない治療のほうがいいんですが、ダウンタイムは仕方ない、とバンバンされていらっしゃる方もいます。

 

また、学会で素晴らしい先生だと思っていたのが、そこで治療された患者さん複数からお話しを聞くと(うちに変わってこられたりしたので)、「え、そうなんですか?!」「そんなことが?!」ということがあり、確かに患者さんからの一方的な話で、自分の目や耳で確認したわけではないんですが、やはり複数の方のお話にも共通点があり、ある程度は、信憑性がある話かな、という感じの時もあり、学会の時と外来の時で、雰囲気というか、ちょっと違うようだな、ということもあります。

 

また、どんなにいい先生でも、患者さん自身と、そのドクターとの相性が、かなり重要で、美容医療って、全部自費治療ですから、わからないこと不安なことなど、聞きやすいドクターのほうがいいでしょう。自分にとっての、相性がいいというか。。ひとの好みは、それぞれですからね。

 

私は、はっきり言うほうで、できることとできないこと、わからないこととわかること、できるだけ、はっきり申し上げます。

それがいいという患者さん(そういう方ばかり、もちろん残っていくわけですが)もいれば、はっきり言い過ぎて嫌だ、という方もいるでしょう。

ぼかして言われて、いらん期待をして、お金を払うのは患者さんですからね、やっぱり、はっきりと限界は特に言わないといけないと思います。

私が尊敬している先生方は、たいていが、そう方々で、あいまいで、治療方針をぼかすような方は、一人もいません。

(まあ、当たり前ですけど。。薬を飲んで、しばらく様子を見て、と言う治療とは、全く内容が違いますものね。)

 

東京で、私がいいと思うクリニックを紹介したところで、貴女がどんな方で、どういったことを思っていらっしゃるのかわかりませんから、貴女に合うかどうか、なんて、わかるはずがないんです。

当院に通っていらっしゃる方であれば、大体のキャラやどうしていきたいのか、何がイヤなのか、わかっていることも多いですから、もし引っ越しとか長期滞在とかの時に、「ここのクリニックに行って見たら?」というのは、いくつかありますが、どんな方かもわからない方に、おススメすることはできません。

おいしいケーキ屋さんやレストランンをお知らせするのとは、訳が違うわけです。

 

ちなみに、一番遠方の患者さんは、うちでは、東京の方です。

毎月ではないですが、お仕事で来られた時に、寄って行かれます。

関西以外なら、静岡・愛知・富山・福井・岐阜の方々です。一番西は福岡だったかな。

南は、和歌山です。

兵庫・大阪・滋賀・奈良の方は、交通の便がいいのか、普通に来られています。

大阪でも、ミナミに近い方は、乗継とか結構めんどくさいようですが。。京阪・阪急に乗れれば、楽でしょうか。

1~1か月半で通っておられる方もいらっしゃれば、2か月とかもっと空いたり、あるいは、都合のついた時に、たまに来られたり、と人さまざまです。

(これは、ご近所の方でも、そうです。)

その方が満足されているのであれば、病気の治療ではないので、何か月空こうがOkです。

その間、スキンケアを頑張っていただければ、全然問題なしです。

全然来れないのに、バンバン効果を出してくれ、というのは、ナシですよ。それは、お断りしています。

 

京都に観光・ショッピングもかねて、うちがメインなのか、ショッピングがメインなのか、わかりませんが、確かに遠方から来られている方の大半が、京都に関連することがあって、来られるきっかけにはなっていらっしゃるようです。

日帰りの方もいらっしゃるし、泊まりの方もいらっしゃるし。

 

お近くで、なかなか合うクリニックが見つからなくて、やっぱりうちに来たい!と思っていただけるのであれば、京都に用事を作って、観光がてら、受診されませんか?

京都は、いいですよ~。

夏は蒸し暑いは、冬は、底冷えで寒いは、最高です。

今の季節、東南アジアの熱帯とはまた違う、このムシムシさ、冬は冬で、四条駅から地上に出た途端、雪女が前にいるのか、と疑うほどの、底冷えです。なんで、京都盆地だけ、こんなんんりますかね~。

奈良も大阪も、こんなにひどくなったけど。。

 

劇的に変えることは無理でしょうが、なにか得るものがあるかも、よ。(多分。。きっと。。恐らく。。)

うちの治療は、受けた方でないと、わからない良さがあるのです。うん、うん。(と、自画自賛をしておきましょう。)1回でも、その良さがわかる方もいっらっしゃいます。

(でも、強い治療を期待されている方は、うちは向いていませんよ。)

 

遠方からの方で、光・レーザー治療ご希望の場合、ある程度の通院は大丈夫なのか、今後どうしたいのか、お聞きしています。

自分が通える範囲で、できるところまでと、理解されている場合は、全く問題ありません。

1~2回通って、間をどんどん空けていかれる方もいらっしゃいます。

どこで満足されるか、というのが焦点ですね~。

 

ただし、もし何かあった場合(副作用や合併症など)、やはり受診して診せに来ていただかないと、対処できませんから、対処できない分、落ち着くのに時間がかかる、ということはあり得ます。

処置された方には、メールでもご相談していただけるようにしていますが、実際診ないとわからないこともあります。ケースバイケースですね。

それは、ご了承ください。

 

一般的に、どういうスキンケアがいいのか、どういう化粧品がいいのか、TVや雑誌のウソホントは、このブログを読んでいれば、わかるはずですから、(プリントアウトして、持っていただいてる方がいらっしゃいます。感激です~。)頑張って、さかのぼって読んでみてください。

(すごい、時間がかかると思いますが。。。)

 

「HPを見て、来ました」「ブログを見て来ました」という方が大半なんですが、そういう方の中に、私がやっていはいけない、とダメ出ししていることばかり、止めずにされている方がいらっしゃって、「???」になる時もありますが、なんでしょうね。自分には関係ないと思ってらっしゃるのかな。。はてさて。。何しに来られたんだか。。。よくわからない時がたまにあります。

 

 

 

 

 

 

 

オーレリー (2).JPG

今月のオーレリーのケーキの第二弾です。

 

オーレリーの名物ケーキの一つである、「クレーム・プチリアーニ」。

こちらは、チョコチップとナッツがたくさん入ったアイスケーキで、これまた絶品なんですが、今月のケーキは、このチプリアーニの夏バージョンだそうです。

 

「アントルメ・グラッセ」と言って、上にかかっているのは、イチゴの生クリームで、甘酸っぱくて、絶品です~♪

写真を撮るのを忘れて、慌てて撮ったので、こんな切り口になってしまいましたが、スポンジと、クリームとナッツとドライフルーツが入ったものがサンドされていて、むちゃくちゃおいしい~んです♡

密閉して、冷凍庫に入れておけば、1週間は持ちますね。

まあ、それまでに、とっくに食べてしまいますけれど。。。

しっかりと濃いんですけど、嫌な濃さではなく、スーッと入るんですよね。矛盾している表現ですが。。。あっ!と言う間に、食べちゃいますから、ご注意を。いくらでもね、入るんです~。あああ。。。恐ろしい・・・・。

 

オーレリーのケーキって、私からすると、ハズレなしで、この味は、他では食べられないので、他のケーキも、いろいろ食べますが、やはりオーレリーでないと。

ケーキって、人によって、好みがありますが、私の周りで、オーレリーの味が合わない、という方は会ったことないです。

キャンペーンに、オーレリーの焼き菓子をした時は、患者さんみなさんに喜んでいただいています。

どこがどう違うのか、って、具体的に言うことは私にはわかりませんが、ここでしか出せない味なんですよね~。

まず、材料は、とてもいいです。(と思います。見たわけではありませんが、絶対そう!と言い切らせていただきましょう~。)

そして、ひとつずつ丁寧に、すべて手作業で、しかもおひとりで愛情込めて、作っておられるので、パティシエの方の心遣いが行き届いているというか、そういう味がします。とても幸せな味です。

そこまでおひとりで全部されているケーキって、あんまりないですよね。

受注生産だから、できることです。

(だから、数に限りがありますが。)

 

店舗を構えて、たくさん売ろうとしたら、一人では限界がありますから、人をたくさん雇って、たくさん作らないといけません。

それで、うまくいくときもありますが、味が落ちることもありますよね~。

工場生産なんかになると、味が落ちるのは当たり前で、京都で有名なケーキ屋さんは、全部、人を雇ってはいらっしゃいますが、チェーン店みたいにはあまりされてないですよね。あくまで、一つの店舗で、大勢でたくさん作るスタイル。

 

そう考えると、オーレリーのケーキの作り方・売り方って、うちの「完全予約制」というのに、似てますね。同じです。

オーレリーのケーキが食べたい!という方だけが、わざわざ頼んで食べる、という形です。

いつケーキが食べたいのか、なんて、わかりませんが、前もって頼んでおくと、その日が来るのがとても楽しみです。

ケーキが届いた日が食べたい日ですね。

前もって、頼むに値するケーキであることは、間違いないですよ~。

だって、月に1回は絶対に食べたくなるもの~。

(糖質制限ダイエットは、うまくガンガン痩せるところまではいっていません。。お菓子、食べ過ぎです。。。

私のブログを読んだ患者さんと、付き合っているうちの家族が、みんなガンガン痩せていっています。。。どうして?私は、そこまで痩せていないのに。。?)

 

オーレリーと同じで、うちも少数精鋭ってやつです。(自画自賛です。)

あくまで、自分の目の行き届くように。院内全部隅々まで、というのが、目標です。

もちろん、治療・診察も、私一人ですから(準備まで)、1日10人も患者さんを診ません、というか診れません。

時々、10人前後の予約が入ることがあって、(おひとりの時間が短い場合)、そんな日は、私も受付もフラフラです。

(準備がね、思っている以上に、結構かかるんですよ~。スミマセン。。片付けは、まとめてすることが多いですが。)

 

レーザーを当てる時は、キレイになりますように、と心の中で唱えながらあててますから、魔法がかかってますよ~。(と思っています。まあ、おまじないレベルでしょうけど。。)

毛穴、無くなれ!とか、縮め!とか思いながら当てているので、私の願いは、完全にはかないませんが、願掛けみたいなもんですか。

注:呪いではありません。

治療を理解されていないのに、受けている方には、あまりこの魔法はかからないんですけどね。。これまた不思議です。

っていうか、当たり前なんですけどね。私と目指してるところが違いますからね~。

レーザーの神様も、どっちについていいのか、わからないのかも。。患者さんと私の両方で、同じ方向に行く、ということが大切です。

 

受付も、ご来院の患者さんの対応と、電話がバンバン鳴っていることが重なって、ご来院の方も、お電話の方にも、、お待たせしていることがあると思いますが、申し訳ありません。

ちょっと人手が足りませんよね。

少数精鋭でいくので、誰でもいいから、スタッフの数を増やせばいい、というものではありませんので、もうしばらくお待ちください。

スタッフの質って、私と同じくらい大切ですものね。

ご迷惑をおかけしております。

 

おひとりに時間がかかることが多いので、予約が混んでしまう時は、一気に混んでしまうので、それも、ご了承くださいませ。

再診の処置の方は、処置だけの時間ですから、まだ予約が取りやすいと思いますが、(すみません、日によりますね。)初診で、処置まで希望された場合は、かなりの時間をお取りするので、うまく空いていないと、なかなかご予約をお取りできないことがあります。

申し訳ありません。

お急ぎの場合は、診察・カウンセだけで、先に取られるか、ですが。。。

直前で、キャンセルが出て、予約が取れることもありますから、一度いっぱいだったところも、またお電話いただいたら、いけることがあります。(日にもよりますが。。)

ちょうどキャンセルが出たところに、当日電話があって、当日予約がす~っと入ることも多々ありますから、行ける日は行けるんですけどね。

ただ、いつか、と聞かれると、これがわからないんですよね。

 

お盆休みが、うちはないので、(18日は、学会で休みますが)、まだ日によったら、空きがありますので、お考えの方は、一度お電話ください。

普段通っておられる方は、お盆とかイベント関係の日には、あまり来られず、それまでに済ませておくか、終わってから、ゆっくり来られる方が多いので、初診の方は、ご予約が取りやすいかもしれません。

まあ、1日の枠自体が、少ししかありませんから、ご予約はお早目に。

いつでも、どの時間でも大丈夫、となると、もちろんどっか空いているんですが、曜日や日にち・時間を限定されると、こればっかりは、早いもの勝ちなので、何とも言えません。

 

オーレリーのケーキも、直前言っても大丈夫なこともあるとは思いますが、受注生産ですから、食べたい日があるなら、お早目にどうぞ。