プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2013年12月
« 11月   1月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

最近投稿した写真

ホーム > 2013年12月18日



昨日は書く時間が無くなったので、クルスカの続きです。

 

クルスカがおもしろい機械だということと、私の考える欠点を書きました。

では、私の考える長所は?

(何の施術でも、メリットデメリットがありますから。)

 

クルスカは、やったことはありませんが、数か月かかるようですが、効くのは効く、という話は昨日しましたね。

 

では、それ以外の特徴は?

 

自分で使っていないので、具体的なことはわかりませんが、部分痩せの機械で、冷やすのは、これだけなんですね。多分、今のところ。

(エステのヤツのは、論外ですよ。)

 

「冷やす」と聞いて、思い出したのが、映画の「南極料理人」です。

堺雅人さんが好きで、堺さんの出た映画は結構観たんですが、「南極料理人」面白かったです。

その時の番宣だかなにかで、実際の料理人のモデルになった方が出て来られて、おっしゃっていたのが、「南極は、普通の6倍のカロリーを摂取しないと死んでしまう」ということ。

なので、南極では、1日6回だったか、たくさん食事を摂らないといけないそうです。

私も、南極に行って、ご飯食べなかったら、痩せられるのかしらん、と思ったのを覚えています。

 

数年前だったか、いつか忘れましたが、日本肥満学会で確か発表があったんですが、体を冷やしたら体重減少を認めた(脂肪だけが減ったのかどうかまで忘れましたが)、とにかくちょっと痩せた、というような発表がありました。

飲み物で冷やしたのか、何か飲食物だったと思いますが、体温を何度か下げて、冷やしますから、体温を上げようとして、脂肪が燃焼されるわけですね。

(どれくらい冷やしたら、どれくらい脂肪が減るのか、など詳細は忘れました。スミマセン。。。

「冷やす」ことが嫌だったので、あまり調べませんでした。

でも、ものすごく脂肪が減ったわけではなかったような気がします。食いつかなかったので。違っていたら、スミマセン。。)

 

「南極料理人」の話と合わせて、体を冷やすことは、脂肪燃焼には役立つはずです。

(程度がわかりませんが。。)

 

それからすると、クルスカ後に、氷の塊みたいなものが体に張り付いているわけですから(というか、自分の体の一部が凍っているわけで)、しばらく(数時間、とやった患者さんはおっしゃってました)の間、体は冷えますよね。

逃れられない「冷え」ですよね。

その間、脂肪はどこまで燃焼するのか?

とても面白い機械です。

ま、氷のまま何日も続くわけではありませんから、そんな対して燃焼はしないかとは思いますが。。

 

私は、真冬になると、腰にカイロを貼って、寒いのが嫌いなので、真冬は、なりふり構わず、温かく!というのが普段のテーマなんですが、おととしの冬の時に、痩せていらっしゃる患者さんが、みなさん薄着(それ、寒くないんですか?!というレベルの薄着です。車の方も多かったのかもしれませんが。)で、薄着にしたら、美人でスタイルも良くなるのでは?!と、患者さん方を見習って、その冬は、カイロを使いませんでした。

。。。ものすごく寒くて、(筋肉があまりないから熱を出さないんですよね。)、痩せるかな、痩せるかな、と一冬越しましたが、結局痩せず、腰も痛いし、とにかく寒いのがツライし、で、次の年から、またカイロの生活を始めました。

(スタイルのいい患者さん方が、薄着で痩せたわけではなく、食生活や普段の運動など、とても気を付けていらっしゃるから、細くていらっしゃるわけですが。。)

 

次の年、カイロをやっぱりしようと思ったきっかけは、腰痛で、家の廊下で、ただ歩いていただけなのに、いきなり、腰がギクッとして、幸い、ちゃんと動けましたが、これ以上なら絶対ヤバいっ!と焦るような前兆で、これは温めなければ!!と思ったのがきっかけです。

(整形外科医ではないので、腰痛に関しては無知なんですが、ギックリ腰がどうしてなるのかは、まだ解明されていないそうです。

自分なりに考えるに、まず、筋肉が全然足りないので(特に、腸腰筋のインナーマッスルと腹筋やワキ腹(腹横筋など)の筋肉など。ま、全てなんですけどね、私の場合。。)、腰痛が起こりやすいのと、補強してくれる筋肉がない中でも、一応筋肉が体を支え動くわけですから、結構な負荷(力)がいろんなところにかかっているのでは?と思います。

へなちょこ筋肉なので、余計に負けやすいでしょうね~、と思ってます。

 

プロのアスリートの方が、いきなりダーッと動くんじゃなくて、先に、ちょっと体を動かして、温めてから、本格的に動かれますよね。

体を温めていないと、筋膜や腱が硬いので、弾力性がなく、切れやすいようなイメージです。

牛スジも冷たいと硬いけど、ゆっくり温めてあげると、トロットロッ!に溶けておいしくなりますよね。

話がまた食べ物に行きましたが、イメージわかりますか?

全然運動もしていないし、筋肉もないので、せめて筋膜が動きやすいように、温めておいて、動きやすくしておこうと思ったのが、カイロ再開のきっかけです。

 

なので、今年は、寒くなったけど、カイロまだ早いかな~?と思いましたが、早速始めて、今は毎日幸せです。

カイロを発明した方に感謝です。

カイロを腰に貼っていると、ジワーッと腰から体全体が温まって、ムチャクチャ気持ちいい~♡

楽だわ~♡

(おなかに貼っている患者さんもいらっしゃいます。おなか・腰とダブルの方も。)

毎日カイロです。家にいる時も。

寒いほうが脂肪は理論上燃焼しますが、私は絶対冷やすのはイヤですね~。

だって、体調悪くなるんですもの。

疲れ取れないし、免疫も下がるでしょうし、胃腸の働きは悪くなるし、何よりじっとして動きたくなくなるから。。。などなど。

(ホントは、寒さを吹っ飛ばすくらい、そこで動いて体温を上げることで、脂肪が燃焼されるわけですが。。。そういうこと、したくない。。。)

 

東洋医学の先生の中には(東洋医学でなくても)、「体を温めるだけで病気は必ず治る!」

まで言い切る先生もいらっしゃいます。

 

実際は、なんでも治るわけではないですが、そう言うくらい、体は冷やすな!温めろ!というのが、大事なわけです。

中医学が本場の中国は、生野菜ばかりの料理って、あまりないでしょ。

ほとんどが火を通した料理ですよね。

口から入るものと健康が密接に関わっていますもの。

汗かくくらい暑いのもイヤなんですが、私は温める派です。

だから、私は、クルスカは最初から除外していたわけです。

(私のおなかなら、クルスカ挟めると思います。。でも、トゥルスカでkなり減ったから、しゃがんでお肉集めないと、難しいかな。。ちょっとは挟めるかな。)

 

冷やすのが好きな方、あるいは平気な方で、挟める方は、ひとつの選択肢です。

冷やすことで、人一倍効く方もいらっしゃると思いますよ。

 

でも、冷え症の方は、かなりツライでしょうから、止めておいては?

(冷え症には、トゥルスカがおススメ! むくみもセルライトも取れるし!

って、結局、トゥルスカの宣伝になってしまいました。。)

 

どちらにしろ、クルスカは、挟めないとね。。。

ちゃんとしたクリニックは、そういうこと(副作用とかダウンタイムとか挟めなかったからどうなるのか、など)の説明もあるかと思います。

何をするにしても、ちゃんと話を聞きましょね。

(鵜呑みにするのもダメですが。。)