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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今日、うちにやっと、レーザートーニングの機械が入りました!

003.jpg004.jpg キュテラ社の「myQ dual」です。

厚生労働省の承認機ですので、日本人のデーターが多くあります。

そういう意味では、安心して受けていただくことができると思います。

(もちろん適応のある方のみ)

ホントだったら、とっくにトーニングを導入するべきだったんでしょうが、私の大好きなトゥルースカルプを先に買ってしまったことと(すみません、私利私欲にかられました。。)、前のクリニックでは、狭くて、トーニングを置けないこともなかったですが、きつきつで大変になってしまうので、引っ越してからでないと、これ以上、レーザーは増やせないな、と思っていました。

やっと少し落ち着いてからの導入です。

もともと、肝斑にトーニングを使うつもりもなく、メインはADM(遅発性太田母斑様色素斑)です。他にも使っていますが、肝斑の治療には、私は、トーニングではなく、フォト系を使って(うちではライムライト)の治療のほうがいいと思っているので、

(ライムライトだと、1週間毎に来なくてもいいので。肝斑のトーニングは基本1週間毎です。無理なら、2週間毎。それも無理なら、もっと空けるクリニックもあるんでしょうけど、トーニングだったら、うちではあまり勧めません。。)

ライムライトを使って、肝斑は結構良くなります、と言っても、メインは患者さんがスキンケアを頑張っておられるからであって、クリニックでする治療は、ちょっと手助けするだけです。

でも、最後に深いところのアザが残ってきます。

設定をいろいろ変えて、ちょっと薄くはできるので(全員ではないです)、わざわざQスイッチしなくていいや、という方も多かったんですが、やはりなんとかしたいな~、と思っていました。

いくつかのトーニングの機械をお借りして、使ってみましたが、ADMをお持ちの方は、全員の方が私の予想以上にいい結果が出たので、モニターの患者さん方から、早く導入してほしい、とお声をいただき、今日やっと入りました!

お待たせしました~っ!!

続きは、また明日。かなり眠くなったので、もう寝ます。。

さて、ビタミンKの続きですが。。。

「赤ら顔に効く!」と思って、ビタミンK、飲まないでくださいね。例え医療用のを飲んでも効かないです。副作用が出て、終わりです。

市販のは、何の目的で販売されているのかは、知りません。

一体、どういう方が、市販(医療用は、ビタミンKが必要な病気であったり、状態があるので)のモノを購入されるのかも、私には謎です。

で、その患者さんが、ネットで見つけられた、ビタミンK配合(?)クリームですが。。。

ちゃんとした製薬会社が出しているならともかく、医薬品でもないわけですよね。

ドラッグストアにすら、置いてなさそうですかね。ネット販売のみですか。。

私もちらっといくつかのサイトを見ました、「ビタミンKが赤ら顔に効く」と効能をうたっているサイトです。

赤ら顔で悩んでいる個人の方のブログのようになっていて、結局は、それを販売するところにリンクしているものばかりでした。

あるいは、話を引っ張っておいて、これまた別の何かを売っていて、そこに誘導していくモノでした。

見るからに、あやしいし、やらせというか、ただの宣伝ですよね。

こんなクリームに関わらず、なんでもそうですが、その会社なり、その人は、その商品が売りたいわけですから(自分の利益のために)、そりゃ、いいことばっかり書くでしょう。

医薬品でもないのに(効くわけがない、という意味で)、副作用のことばっかり言ったら、一体、誰が買ってくれるというんでしょう。

そりゃ、いいことしか、言わないんじゃないですか。

正しい営業姿勢と言えば、そりゃそうだ、ですが、そんなことは、どこのお店でも、何の業種でもあるでしょう。

服を見に行っても、自分で似合わないな~と思っていても、店員さんがベタ褒めにしていることって、今まで1度くらいはあったでしょう?

それを真に受けるかどうか、ですよね。

化粧品だから、薬だから、特別、というわけではありません。

世の中、そういう、誇大広告をしてでも売る人というのが必ずいて、本当にまっとうに商売している人があまりに少人数過ぎて、埋もれてしまって、わかる人にはわかるんですけどね、わからない人には、砂漠でダイヤモンド探すような感じ。。?

自分の売っている商品の悪口をいう、営業マンはいませんよ。

それをどこまで信じて買うのかは、消費者側の問題です。

全部信じて買っていたら、破産ですよ~。

こういうクリームを作って、一体、どこの誰が「効く」ことを確認したのかわかるはずもないサイトで売られているようですが、昔から、こういう、人の弱みにつけこむ商品は、売られています。

一番有名なのは、「アトピービジネス」と言われた頃でしょうか。

その後も、おかしなモノは後を絶ちません。

「顔が赤いからなんとかしてほしい。赤いのがイヤ。」と、アトピーでも、普通の湿疹皮膚炎でもかぶれであっても、多くのクリニックを受診すると、ステロイドのホルモン剤が処方されることが多いです。

ステロイドが悪いわけではなく、他の薬同様、効くものには必ず副作用があります。

診察もせずにバカバカと強いステロイドを出す医者がいて、塗ったら、すぐによくなるから、ステロイドが欲しい(しかも大量に、とか)とダダをこねる患者さんもいて、それを説得して、あの時は使ってよかったけど、今回がダメですよ、今回はそこまで強いのを使ったらダメですよ、と説明する時間もムダだと考える医者もいて、また説得したところで、話も聞かず、ステロイド欲しさにケンカを吹っ掛けてくる患者さんもいて、全てが悪循環なんでしょうけど、そのうち、多くの医師が、サッサと、(とりあえず)落ち着かせるために、ステロイド、しかも、本当は思っているよりも、ちょっと強めを、ちょっと多めに処方して、サッサと次の患者さんを診る、となってしまっているクリニックも結構あります。

かぶれとか、ホントい一時的なものであれば、少々強いのを、その部分だけに使うのは構わないんですけどね(診察の上で)、アトピーとか慢性湿疹皮膚炎などの長い付き合いをうまくしていかないといけない病気なのに、どううまくステロイドと付き合っていくか、が最も重要で、どんなに親身になってくれる皮膚科医と巡り会えたとしても、なかなか難しいこともあります。

多くは、皮膚科医以外から処方された適切じゃないステロイドを大量に、しかも強いのを塗っていたり、あるいは、皮膚科医なのに、そういうことをしていることも多々あって、その結果、ステロイドの副作用がバンバン出て、それがまた問題になって、ステロイドが悪いわけではありませんが、使う側。処方する側の問題なのに、「ステロイド全面拒否!」という患者さんが多数出ました。

今でもそういう方はいらっしゃると思います。

「ステロイド=悪」みたいな、新興宗教に洗脳されたかのように、「ステロイドは絶対使わないでください!!」という患者さんが出てしまいました。

その結果、皮膚科にいくと(皮膚科でなくても)、「ステロイドを処方される!」と行かない人も出てきて、その挙句、「ステロイドじゃない、アトピーに効く塗り薬」「漢方のアトピー用塗り薬」など、中身が何かも全くわからないものが、クリニック・薬局・ネット・会員制サロンのようなところで、様々なものが販売されました。

その中でも、「アトピーがウソのように治った!すぐに治った!すごいっ!!」となって注目されたものがいくつかあって、ネット販売のこともありますし、クリニックで医者が患者さんに処方していたこともあります。

あまに効くから、おかしい、と思って、調べてみると、これ以上強いものはない、というくらいの最強レベルのステロイドが入っていて、大問題となりました。

そんなもの、そりゃ塗ったら、すぐに症状は治まります。

ただ、ホントひと時で、そこまで強いのを使ったせいで、副作用がエライことになります。

患者さんも、中毒みたいに、なくなったら、また出てくるから!と絶えず塗り続けることにもなり、そりゃもうエライ騒ぎで。。。

止めたくても、患者さん側も副作用で止められない。。。

(不適切なステロイドの使用をしてしまった場合、それが長期であればあるほど、また強ければ強いほど、元に戻すのは、ムチャクチャ大変です。。。

その中でも、毛細血管拡張が全部自然消滅する、というのは、あまり期待しないほうがいいです。。)

「赤みを抑えるクリーム・薬」に、ステロイドが混じっているのは、ホントに今までにいくつも事例があって、ステロイドが入っているのに、「入っていないのに、効く」と言って売るわけですから、そりゃ、多くの人が買うでしょう。ボロ儲けってヤツですね。

(ちなみに、そんな業者には、必ず天罰が下ります)

昔から、こういう、人の隙をついて、付け入る商売というのは、山ほどあるでしょう。

ステロイドが入っていないのに、誰でもネットで買えて、誰でも効く、しかもすぐに、って、おかしいに決まっているでしょう。

なので、「赤ら顔に効くクリーム」と最初聞いた時に、「ステロイド混ぜて、売られてんのかな」と正直思いました。

赤ら顔でもアトピーでも、それ以外の方でも、わけわからんものだったら、顔に塗るのは止めましょう。

ホントにステロイド入っていたら、どうするんですか。副作用でもますます赤く、ひどく、しかもその後、黒ずんで、ホントに大変なことになります。

元に戻すのに、どれだけの莫大なお金と時間がいるか。。場合によったら、元には戻せないかもしれません。。。

・いらんことはしない

・でどころのわからないモノ、中身のわからないモノは使わない・飲まない

・あやしいモノには、近付かない。

・信頼して、なんでもとりあえず相談できるドクターを、かかりつけで見つけておく、というのがいいんですけどね。。

あやしいかどうか、自分で判断できない時に、なにか助言してくれると思います。

一人で、どの科でも見られるドクターというのは、まあいませんが、かかりつけの自分の患者さんから、いろいろ相談されて、自分の守備範囲じゃなかったら、あの先生がいいんじゃない?○○病院に行ってみる?こんな検査をしてみたら?などなど、どうしたらいいのかを教えてくれると思いますよ。

自分の家族同然、親身になってくれると思います。

(一般病院では、なかなか難しいですよ。1日に対応する患者さんの数も重症度も違ったりしますから。開業医のドクターでないと、なかなか、お一人に時間を取るのは、すごく難しいと思います)

そういう意味でも、かかりつけ医はあったほうがいいですよ。元気なうちに探しておきましょう。

今日は、京大の二次試験の日だったんですね。 私は、人間ドッグに行っていたんですが、いつもよりもタクシーがつかまらなくて、おかしいな、と思っていたら、その時間帯、タクシーがかなり出払って、特に京大周りは、バスとタクシーと自家用車で、溢れかえっているそうな。。。受験でタクシーとは、今時の受験生は、リッチですね。確かに、京大は地下鉄だけではいけない場所なので、車が必要です。。

頑張れ、受験生!ラストスパート~っ!!

さて、赤ら顔の治療の本題です。

どうして、だらだらと赤ら顔の話をしているのかというと、今回のことを書きたかったからです。

肝斑の患者さんで、初診時は、擦り倒しの刺激しまくりの、おかしな化粧品を使いまくりの、挙句のはてに、大阪の悪徳で有名な美容クリニックで、肝斑にレーザートーニングを受け、しかま飲み薬も何もなし、もちろん、スキンケアの話なしで、お金を巻き上げられた挙句、肝斑の見事な悪化、体の色素沈着(昔、アトピーみたいになって、かなりの広範囲、色素沈着が起きってしまった)にも効くからと、体の広範囲に、そこでトーニングをされ、これまた見事に悪化、悪化したことを言ったら、続けたらよくなるからと、またまたお金を巻き上げられ、ますますひどくなって、さすがにこれはおかしいとうちに来られた方です。。。 安いからと、韓国で、ボツリヌストキシン(注:ボトックス®ではないでしょう)だったか、ヒアルロン酸(どこのメーカーなのかも詳細は一切不明)だったか、もわざわざやりに行ったことがある方です。。。

(雑誌に、美容医療は韓国が安くて、しかも素晴らしい!みたいなことが書いてあったから、そのまま信じちゃったパターン。。。)

次から次へと、あ~あ~という典型的な、おかしなことはおかしなことを呼んでくる、類友状態だったんですが、長時間に渡り、何度も何度も説明して、患者さんも頑張って実践されて、時々、またおかしなことにフラフラ~といきそうになるのを、行く前に、私に聞いてからにしようと、とりあえず「止まって考える、考えてもわからない時は聞く」ということができるようになった方です。

最初は、お肌はボロボロで、顔全体にドス黒い、まだらの色素沈着(顔中、肝斑と思ってください。)の中に、さらに濃い肝斑があり、そして全体を覆い尽くすように、顔も赤く、正確には、赤黒く。。。

そういう方の場合は、まずは、スキンケアとおかしな化粧品は使わないことと、早くよくするのに、うちではジェネシスを使います。

こういう方って、実はこの方だけでなく、とても多いんです。

使っている化粧品の名前が違うとか、やっていたおかしなスキンケアが違うとか、引っかかったクリニックが違うという、名前の違いくらいで、韓国に行って美容治療を受けていなくても、韓国製の化粧品を使っている方も多いですし、エステでの施術もそうですし、TVと雑誌の影響ですね

そのまま、視聴率・購買獲得のための戦略に、まんまとはまってしまった方々。。

みなさん、肌ボロボロです。。ええ、そりゃもう、ひどいんです。。パッと見ただけで、どれだけアカンことをやってきたのか、推測できるくらい。。。

一刻も早く治すコツは、さっさと、そういうおかしなことから、一刻も早く逃げ去ることです。もう、関わらないっ!!

それにつきます。

医療は、あくまで、その補助です。ちょっと助けてくれて、早くよくしてくれる手助けをしてくれるもので、優先順位が一番になるものではありません。

さて、その患者さんもかなり頑張って、赤みが落ち着いたところで、ジェネシスから肝斑セット(ライムライト使用)に変更になり、今ではまだら感もなく、色白ではないですが、均一の綺麗な肌になり、キメも整って見えているし、ほっぺたのトップの位置には赤みがあるものの、チークを引いているように見える、という、とてもお得な肌になっています。

日焼け止めを塗ったら、ファンデいらないんじゃない?というレベルになり、前回から、肝斑やくすみはそれほど目立たないので、肌が明るくなって、赤みが見えやすくなってきたから、ジェネシスに変えましょうか、と戻したところでした。

いろいろ気になることもある方で、

(おかしなことに引っかかりやすい方は、みなさん、欲張りな方が多いです。

欲張りは、悪いことじゃないんですが、欲張りの方向が、いい方向に向かっていないというか、他力本願というか、棚から牡丹餅というか、簡単に飛びつき過ぎというか、そんなうまい話、あるわけないやん、という欲張りです。

欲しいモノは、自分が一番頑張る!そういう欲張りだったら、すっごいいい方向に行くんですけどね=。)

お近くの方ではないので、そうしょっちゅう来れるわけでもないし、冷えのぼせもあり、漢方もいろいろ試していたところで、そこに花粉症も合わさって、真冬で湿度が下がって、お肌も乾燥してバリア機能が落ちていたところに、花粉のアレルギーもあって、ちょっとお肌がピリピリしちゃっていたところに、エビーゼの日焼け止めを塗って、さらにその上にナビジョンの日焼け止め(SPF50 PA++++)を塗って、さらにその上からビューティフルスキンの日焼け止めパウダーをはたくということをされていました。。。

一体、どの地域で、紫外線にさらされるというんでしょう。。。

真冬は、アウトドアや雪山登山、南の島への旅行時などを除いて、日焼け止めは、なるべく刺激にないものを最低限に、乾燥させないようにをメインに、塗るように、シミ・肝斑の方には申し上げています。

紫外線の強い季節であれば、日焼け止めはかなり重要ですが、肌が荒れている時、調子の悪い時には、順位が下がります。

調子の悪い時には、肌に触るのは最低限にしないと。触ることでの刺激というのもありますから。

どの程度まで触るのか、保湿はどこまでのモノなら塗っていいのか、化粧はどうするのか、洗顔は?と考えないといけないこともたくさんあって、冬であれば、ホントに後回しにしていることが多いです。

使われた日焼け止めは、どれもその方には合っていたものですし、商品自体も質のいいものですが、調子の悪い時に、なんで、日焼け止めだけのために3回も触るねん、って話で、直接の赤みも原因ではないですが、「触る」という刺激が、赤みを増強させた原因にはなっていると思います。

そのことは、患者さんもご存知のはずなんですが。。。

だって、そういう経過を一緒に歩いてきたから。。

花粉症が皮膚のほうにも出てきていたので、少し赤みが増えていましたが見た目は全然おかしくもないし、私は、その割にいい状態を保てているな、と思っていたんですが、患者さんからしたら、顔色が明るくなった分、余計に気になるようで。。。

気になるから、、また触る、触るから、また赤くなる、という、鶏が先か卵が先か、と同じですね。

やっと落ち着いてきたかな、と思うと、新しい刺激がなにか起こるんですね。

患者さんが意図してやったことでなくても。

花粉症の時期は気を付けないとね。

その新しい刺激を最初の一撃を受けてしまうのは、これは誰であったとしても、一生避けて過ごせるものではありませんが、その一撃を受けた後ですね、大事なのは。

おかしい、と思って、逃げ切れるか、そのまま、刺激の攻撃を受け続けるのか。。。

ご自身で、受診するまでの期間の間に、どこまで気付くかどうか、にかかっているわけですが。。。

おかしなことをまたやってしまうと、類友なので、またおかしなことを呼んでくるようで。。。

その方が、「赤ら顔に、ビタミンKが効くらしい」と言い出されました。。

また、エライところに飛んでいったな。。。

う~ん。。。。

医薬品で、ビタミンK剤というのは確かにありますが、赤ら顔で使うものではありませんし、もちろん、飲んでも効きません。

めったにない病気ですが、ビタミンK欠乏症という病気で使うものです。

他の病気でも使うこともありますが、かなり特殊な場合だし、そうめったに使う薬ではありません。

一般に飲むビタミン剤(BとかCとか)とは、全然違うものです。

市販で売っていたとしても、はあ?と思います、副作用をどう考えているつもりなのか、と思いましたが、市販のもので副作用が出るほどのモノが売れるわけがないので、ということは効果も出るわけありませんから、一体どういう目的で、市販で、「ビタミンK」を売っているのかは、知りませんし、わかりません。

で、患者さんがネットから得られた情報によると、ビタミンKのクリームを塗ったら、赤ら顔が治ると。。。。

私の勉強不足かもしれませんが、私は、そんな治療法は知りません。

ホントに勉強不足だったら、申し訳ありませんが、う~ん、聞いたことがありません。。すみません。。。

まず、ビタミンK配合の医薬品の塗り薬というものがありません。

(勉強不足だったら、すみません。。大学で皮膚科を勉強した間、一度も名前を聞いた記憶もないです。。。)

もし、あるとすれば、医師が自分で、クリーム基剤などに、ビタミンKの薬物を混ぜて作るか、どこかの専門の会社に個人的に作らせるか、になると思うんですが。。。

昔は、いい化粧品も医薬品の塗り薬もなかったですから、飲み薬や注射薬を、なにかに混ぜて、皮膚に塗るようなことがありました。ないものは仕方ないから、自分で作るしかなく、患者さんをなんとかよくしようと考えた、昔のドクターたちの努力であり、苦悩です。それが効いたかどうかが別として、悪化がなければ、使っておられたと思いますよ。

でも、これだけ化粧品の科学が進歩して、いろんなことがわかってくると、ただ混ぜただけでは、肝心の効かせたい深さまで(場所まで)全然届いていなかった、ということも、薬の種類によっては、わかってきました。

製薬会社や大学などの研究施設などがちゃんと実験で確認して、データーを提出して、厚労省が認可した薬とは別物で、医師が勝手に作った自家調剤の薬は、その作った医師の全責任として、患者さんに処方はしてもいいのはいいんですが、だからと言って、それが効いているのかどうかは別問題です。

どこかのドクターが、ご自分なりの理論で効くと考えて、自家調合して、実際、自分の患者さんに試してもらったら、大勢の方が効いて、やっぱり効くんだ!と思ってやっている分には、学会発表なり、医学論文なりにならないと、表には出てきません。

で、その治療法も、ある程度メジャーにならないと(多くの医師に受け入れられないと)、知っている医師は全然いない、ということにもなります。

まあ、知らしめるのが目的ではなく、患者さんさえ満足してくれたらいいや、という場合は、大体的にされているわけでもなく、目立たずに、処方されているわけですが。

ビタミンK剤のクリームを塗って、赤ら顔に効くとは、私はちょっと考えにくいです。

理論上、やりたいことはわかりますが、果たして、毛細血管の深さまで、入っていって(皮膚から)、しかも毛細血管を破壊するところまで血栓を形成するとは、ちょっと考えにくい。。。

もし、ホントに、これが効いたら、大量に、広範囲に塗ったら、血栓だらけになる可能性があるわけで、効く=副作用がある、ということですから、大変なことになりますよ。効くような薬は危なくて、処方は、ようしません。

ビタミンK剤の塗り薬の使い道がなければ、製薬会社も儲かりませんし、需要もなければ、売りもしないし、開発もしません。

医学的な使い道が、果たして外用にあるのか。副作用の問題もあるのに。

今後、もしデーターを取って、発売までこぎつければ、使う機会もあるのかもしれませんが。。

美容医療では、レーザー等を使います。

うちでは、毛細血管拡張には、ジェネシスの設定を変えて、ロングパルスヤグレーザーを、血管1本1本に照射して、血管を潰していきます。

うまくいけば、1回で血管は消失しますし、回数や時間のかかることもありますが、効果はいいです。

どの大きさの血管までやっつけられるのかは、レーザーの設定によります。

大きい血管を破壊できればできるほど、副作用(血栓の形成・血管の破綻による内出血・内出血による紫斑)などのリスクも増えます。

あと、強いレーザーなので(1回で血管が消えることも多いですから)、痛いです。

(麻酔はしませんが、うちでは、たくさんあてるのは、勧めていません。最初は、2~3発で様子をみたら?と言っています。慣れてきたら、患者さん次第ではありますが、大量にあてるものでは、私はないとおもっています。)

うちのは、1発が直径3ミリですから、届く深さも、範囲も、限定できるわけです。

塗り薬(がもしあったとして)で、広範囲に塗った時に出るだろうと予想される副作用とは違います。

治療範囲が小さいということは、安全性をより高くしている、ということです。

(あくまで、塗り薬が本当に効くと仮定した場合の話で、そんなものは多分ないので、あくまで架空の話です)

さあ、その架空の話だと思っていたら、なんと!ネットで売っているらしい。。。医薬品でもないと思いますが。。。

医薬品でないなら、どうして効くんでしょう。血栓ができるものをネットで売るんですか?血栓ができなかったら、なんで毛細血管が減るんですか?どういう機序で赤ら顔に効くんですか?誰でも買えるんですか?

恐ろしいですね~。厚労省や警察は知っているんでしょうか。。。効くなら、医師法違反では?薬事法違反では?製薬会社だったらいいの?薬なの、それ?

本物だったら、そりゃ大変ですよ!すぐに通報しないと!(笑)危ないんじゃない?

→続く

赤みのこと、どこまで書きましたっけ?

「透けて見える」ってことに話をちょっと戻しますが、例えば、顔のシミ、シミの茶色が見えたからって、「透けて見えてる」って思います?

シミだって、皮膚の一番外側にのっているんじゃなくて、皮膚の中に埋まっているわけですよ。毛細血管がある場所よりは、上ですが。

だからと言って、「透けて見えてる」って思いませんよね。

じゃあ、アザは?赤ちゃんの時の蒙古斑、覚えていますか?

おしりの青アザです。

青アザも顕微鏡でみると、黒っぽい色素が皮膚の中に埋まっているだけです。

その黒っぽい色が、皮膚の中でも、深めにあるのか、浅目にあるのかで、茶色く見えたり、グレイっぽく見えたり、青っぽく見えたりするわけです。

(ベージュなのか、焦げ茶なのかは、色素の多さの違いです)

青アザも、「皮膚が透けている」って思います?おしりだけ、皮膚が薄いんですか? ってね。

エステや化粧品を売っている人って、人にもよりますが、なんかもっともらしく言って、自分たちの売りたい商品がさも、それに都合よく合うように、素晴らしいように誘導していこうとしているだけですから、まともに話聞いていたら、お金も顔ももちません。

特に、エステでは、毛細血管拡張を見かけると、「お客様の肌は薄いので、施術をすると赤くなりやすいので、ご了承ください」とか言って、お金払わせるんですよ。

「肌が薄いから、赤くなりやすい」と事前に言うなら、お金取って施術するな!と言いたいっ!皮膚科への受診を勧める、っていうのが、先ではないですか~。

そんな赤い皮膚に、医者でもないのに、わかわからんことして、責任取れるんですか~っ!!

挙句の果てに、わけわからんことを、そんな赤い肌にするから、赤みがひどくなるのは当たり前なのに、「赤くなったのは、貴女の肌が薄いからだ」と言われるわけです。

(ちなみに、まともで良心的なエステであれば、何かあったら困るから、施術はしないはずです。そして、皮膚科に行くように言うはずですよ。)

ちなみに、ちなみに、エステやサロンで、なにかされて、赤みなど皮膚がトラぶったら、すぐに皮膚科に行って、診断書をもらいましょう。そして、警察に相談に行ってください。当たり前ですが、エステやサロンは、何かを治すところではありません。悪化することはあっても。

顔が赤いのって、茶色のシミもそうですが、皮膚(体)が、何かに気付いてほしくて、信号を出しているわけです。

なにかイヤなこととか、困っていることが、皮膚(体)にあるんだと思います。

気付いて~!!って。

生まれつきのアザとか、あとから出てくる後天性のアザは、もう決められた運命みたいなものですから、何かに対しての皮膚(体)の抗議でも叫びでもありません。

なにかの刺激によって、皮膚(体)は必要だと思って、赤くなったり、拡張したり、場合によっては、増えたりします。

その刺激が一時的なものであれば、そのまま消えていくこともあるし、増やしたり、拡張したものの、もう必要ないかな、と判断されれば、体のほうで元に戻す場合もあります。

実際、おかしなことを止めるだけで、赤ら顔はかなり落ち着くことも多いです。

ただ、その刺激が続いた時間経過があまりに長いと、あるいは、そんなに長くはなかったけど、刺激が強すぎた場合など

(この期間の長さや刺激の強さは、数字で平均などがわかるものではありません。

ホントに千差万別なので、これだけは、どこまでやったから、赤くなる、赤みが取れなくなる、とわかるものではありません。今の医学では。)

ビタミンも漢方も栄養療法もレーザーも大事ですが、どれが大事なのかは、個々の状態によって、全く違います。

そして、何より大事なのは、皮膚の機嫌を良くしてあげること、です。

労わるというか、優しくするというか、過保護ではなく、いらんことやおかしなことは止めてあげる、というのが最優先課題です。

コンプレックスって、人によったら、もう気になって気になって、気が気じゃない時って、ありますよね。

そういう時こそ、少しでも冷静にならないと、折り込みチラシやネットやTV雑誌の誇大広告など、どこにでも、そういうのはあって、冷静でない時であればあるほど、そういのに心の隙を突かれて、引っかかったりします。

ものすごく気になって、悩んで悩んで、というなら、まずは、自分を冷静に見て、いらんことを全部、きっぱりと止めましょう。

一瞬で消えるわけはありませんが、日一日と、ボワーッとした赤みは徐々に薄くなるはずです。(限界はありますよ)

ただ、毛細血管拡張は、なかなか難しい。。。

いらんことを止めてあげて、時間をかければ、体が、「必要ないのね」と消してくれたらいいんですが。。。

今まで散々、いらんことを続けていたのであれば、体も、もう、自然には消してくれないかも。。いえ、ものすごく時間をかければ、消える可能性はあるのかもしれませんが、いつまで待ちます?1年?2年?5年?10年?

待てる方はいいですが、気にしている方は、待てないですよね。

待てないんだったら、サッサといらんことを止めるっ!!

1分1秒でも早く止めたんだったら、ちょっとでも早く良くなります。

イメージとして、足し算ではなく、掛け算、あるいは、二乗くらいに思ってください。

拡張してしまった毛細血管は、基本レーザーや光でやっつけて、消していくしか、なかなか効果のある治療はないと思います。

この拡張した原因は、種類のよらないです。

どんな原因だとしても、拡張してしまったら、なかなか難しい。。。

拡張する瞬間を見たわけではありませんから、あくまで患者さん方の話を聞いての経験による私の考えですが、

血管が拡張する前に、ボワ~っと赤くなるとか、繰り返すとか、なにか「前触れ」があったはずです。

それを無視するから、どんどんひどくなったのではありませんか?

また、そういう経過に限って、ほんのちょっとだけ、マシになる期間があって、それでまた、いらんことを再開して、と繰り返している方がとても多いです。

マシになった後でぶり返した時って、以前よりももっとひどくなってなかったですか?

どんどんレベルアップしているような。。

マシになった時って、ちょっと皮膚の機嫌が戻りかけたのか、回復しようとはしていたんでしょうね。でも、またいらんことをするから、皮膚が本気で怒ってしまったんでしょう。。

気が付いたら、とんでもないところまで来てしまった。。。という感じなんですかね。

でも、着実に、その階段を上っていた原因が、なにかあるはずです。貴女がわざとしたことでなくても。

気が付いたら、突然、拡張していた!ということがあるかもしれませんが、じつはずっとあって、目立たなかっただけ、とか気付かなかっただけ、という場合も多いと思います。

その経過を診ていないので、確信ではないですが。。

ホントに、いらんことをさっさと止めた方は、レーザーするにしても、早く良くなります。良く効く、というか。

それは、シミも肝斑でも、なんでもそうです。

機嫌のいい皮膚というのは、治療がよく効きます。一緒に、綺麗になるのに、協力してくれますよ。

→続く

さて、昨日の続きです。

でも、多分かなり以前にも赤ら顔のことって書いていたと思います。よろしかったら、ブログ内を検索してみてください。

どの治療のことも、化粧品やサプリのことも、日々一刻と私の中でアップグレードされていて、最初は、これ、いいかも、と思っていたことも、実際自分が使っていて、患者さんが使っていた経過も診ていて、1か月、3か月、半年と時間が経って、う~ん、こういう使い方はよくないなとか、こういう時でないと使えないかもとか、こういう人にしか向かないな、とか、どんどん私の中での適応が変化していきます。

通われている方には、そのアップグレードはお伝えしていますが、ブログだけの方だと止まったままですものね。時々は、以前に書いた内容も、アップグレードしないといけませんね。

なので、いくつか、いろいろな時期に書いたものでも、新しいモノからお読みくださいね。

まあ、赤ら顔の場合、そんなに変わっていないと思いますけど。

レーザー等では届かない、自律神経によるものと考える赤ら顔の場合、漢方を追加処方するようになったことくらいでしょうか。

さて、治療の前に、まずは、状態からお話ししましょう。

赤ら顔で悩んでいらっしゃる方の場合、赤みの状態なんですけどね、ボワ~っと赤いですか?それとも、糸ミミズのように、細い赤ペンで、ピロピロと書いたような、赤い毛細血管がたくさんありますか?

それとも、両方混ざっていますか?

ボワ~っとした赤みが治療などで良くなって、霧が晴れたみたいにどんどん良くなってくると、その霧の中から毛細血管が見えてくることがあります。

あまりにひどくて、下に隠れていた毛細血管がやっと見えるようになったような感じでしょうか。

もちろん、新しく出てきた毛細血管もあるでしょう。

(毛細血管は、年齢とともに増えていきます。増えるスピードは人によって違います。)

突然出てきたように見えて、実は前からあったのか、それとも本当に突然出てきたのかはわかりません。

赤ら顔で悩んでいる患者さんで、例えばエステや化粧品会社やそういう類のサロンで、いろんなわけわからんことを買ったり、されたりしていた方の大半が言われるのが、「皮膚が薄いから、透けて見えてる、と言われた」です。

そういうことを言われる方のこれまた大半が、いらんことをたっくさんしてきて、皮膚に炎症も起こりまくりなんですが、確かに、角質が薄くなっている方が多いです。

(ピーリング系のことをやり過ぎていることが多かったり。。)

バリア機能が破壊されている方も多いです。

でも、真皮層が薄くはなっていません。当たり前ですが。。

ご高齢の方や、ステロイドのホルモン剤を適応外なのに、ず~っと顔に塗っていた、となると、真皮はぺらっぺらになってくることがあります。

ご高齢の方であれば、いわゆる、老化ってやつですし、あとのは、ステロイドの副作用です。

「皮膚が薄いから、透けて見えるのは仕方ないんですよね」と聞かれることがありますが、100歩引いて、まあ、かりに、透けて見えているとしましょう。

じゃあ、どうして、皮膚が薄いんですか?って、考えたこと、あります?

赤ら顔の方全員にお聞きしていますが、いつから赤いですか・赤みに気づきましたか?気になって来ましたか?という問いに、「生まれつきです」「子供の頃から」という方は、めったにいません。

ゼロはいいませんし、事実ゼロではないとは思いますが、その方の幼少時代から診ているわけではないので、本当にそうなのかも確認できません。

大体の方が、子供の頃に赤ら顔でも、大人になるにつれ、消えていくことが多いです。

皮膚の新陳代謝がいいのか、本当に、一時的な反応だったんだろうな、と私は思っていますが、子供と大人で、肌質も体質もガラッと変わることもあります。

体も肌も変化していますから。

ほとんどの方が、赤くなりだしたのは、「化粧品を使いだしてから」どんどん、毎年ひどくなっている、ということです。

(これがどういう意味かわかります?

化粧品が悪いのか、その中でも特に悪かったものがあるのか、スキンケアなどの皮膚の触り方が間違っているのか、ということがかなり重要ポイントです。)

角質には毛細血管というのはありませんから、真皮層にある毛細血管が透けて見えているのか、って話ですが。。。

ホントに透けているわけですか?オーガンジーみたいに?他には透けて見えるものはないですか?毛細血管が透けて見えるなら、毛穴の汚れも、産毛も透けて見えていませんか?ひょっとして、脂腺や汗腺まで透けて見えるんじゃない?

ってか。

見えませんよね。

ホントに、そういうことを、根拠もなく、お客さんに言うのは、エステ・化粧品会社は止めてほしいです。

大勢の方がいらっしゃいますから、透けて見える肌というのも、存在するのかもしれませんが、多分、いえ、きっと、違うでしょう。。

肉眼で見えた段階で、もうそれは、「毛細血管」ではないんじゃんですかね。。。

糸ミミズみたいに赤いピロピロは、透けて見えているのではなく、「毛細血管拡張」といいます。

じゃあ、どうして、「毛細血管拡張」が起こるのか、起こったのか。

いろいろな代謝異常(栄養が足りなくて、うまくいっていないとか。)があって、ということももちろんありますが、それ以上に、「刺激」が一番でしょう。

まずは、①紫外線、②摩擦などの刺激・ダメージ です。

紫外線で増えますから、年齢とともに、増えても仕方ないんです。

正しく日焼け止めを使っていれば、その分はかなりの予防ができると思います。これはもう患者さんの努力です。

②の刺激も、患者さんが、どこまで刺激を減らすことができるかにかかっています。

この刺激というのは、皮膚の触り方はもちろんのこと、肌に塗る化粧品の質や刺激もかなり問題になります。

自律神経に関係する赤ら顔の場合は別ですが、肝斑の治療と同じで、日焼け止めを塗ること(適宜の紫外線カット)と刺激・摩擦を一切止めることが、ものすごく重要になってきます。

この一番重要なことが、患者さんの普段のお手入れにかかっているわけです。

何をするにしても、皮膚の触り方を見直すことがとても大切です。

→続く

HPのトップの「症状について」「治療方法」のところに、サプリメント外来、栄養療法(オーソモレキュラー)など新しく追加しています。オーソモレキュラーにリンクできるようにもしていただきました。

ご興味のある方は、ぜひどうぞ。

栄養・サプリメントのことばかり続いたので、顔の皮膚の話を久しぶりに。

まあ、栄養に関係しないことなんて、あまりないと思いますが。。。

栄養だけ補えばいい、というわけでもありませんから。

さて、赤ら顔で通っていらっしゃる患者さんって、実は結構いたりします。

気になっていらっしゃる方は、よろしければ、うちのHPのトップの「症状について」の赤ら顔のところをクリックしていただいて、一度ご覧ください。

最初から、赤ら顔の治療目的に来られる方もいらっしゃいますし、ご本人はあまり自覚されていなくて、私が「いつから赤いですか?」と聞いたので、初めて自覚される方もいらっしゃいますし、肝斑があって、と同時に擦ったりなどの刺激もあって、肝斑も赤みも両方ある方、肝斑治療をして、顔全体のまだら感やくすみが取れて、顔の色が明るくなって、赤みが以前よりも見えやすくなってくる方もいらっしゃいます。

どんな方であれば、一番大事なのは、まず、状況を把握することです。

変化がある場合は、その変化が、どういう時にどう変わるのか、それを客観的に正しく把握すること。

その状況に合わせて、それぞれの治療をしていきます。

いくつもの原因が合わさっている方もいらっしゃるし、まずはこれから!と圧倒的順位の存在する方もいらっしゃいます。

完全になくす、ということまでは、期待しないほうがいいです。

何かしら、治療をすることで、良くなっていきますが、原因にもよりますが、何年も、何十年も赤かったものを治療していくわけですから、簡単に行けばいいですし、行く場合もありますが、なかなか時間のかかることもあります。

時間がかかるということは、患者さん側にも結構な根気(とお金と時間)が必要となります。

普段は全然赤くないのに、お風呂に入ったり、運動したり、お酒を飲んだり、体温が上がったり、緊張したりすると、すぐに顔が赤くなる方、赤くなった後、他の人と比べて、なかなか戻らない方などは、自律神経の問題だったりします。

恐らく、体の中のバランスがうまく取れていないんでしょうけど、それでお困りの場合は、漢方薬を使うことが多いです。

緊張してなる、という場合でも、私はあまり精神安定剤は使いません。。

どうしても、そういう薬が欲しいという方は、心療内科・精神科を受診されて相談されるか、ですが、薬に頼りだすと、ず~っと薬漬けになっていくこともありますから、依存してしまうというか、精神的にも肉体的にも、薬いよりますが体にも負担がなんらかの形であるわけですので、できれば使わないにこしたことはないと思います。

それだったら、心理カウンセリングなどを受けるのもありなのかもしれません。

栄養療法をする前からも、ビタミン剤(内服)は使うことが全くないわけではありませんが、この人には効くだろうな、という確信の元、お勧めしています。

栄養療法をしている今であれば、体調も含めて、一度専用の検査をしてみるのはいいと思います。

ですが、栄養を補ったから、絶対に良くなる、というわけではありません。

足りない栄養素を補うことでの改善はあると思いますし、体のためにもとてもいいと思いますが、赤みの問題が栄養だけで済まない場合が、女性の場合はかなり多いです。(男性も)

それは、皮膚に対する、直接的な刺激です。

それを止めない限り、栄養をいくら摂っても、ムダかもしれません。

まあ、ちょっとビタミン剤を飲むのとは、栄養療法は訳が違いますから、ある程度の刺激には負けにくい肌にはなると思いますが、刺激を止めれば、もっと早く(かかるお金も少なく)良くなるのに、と思います。

ちょっと前までは、肌の調子、良くなっていたのに。。。

とおっしゃる方がいらっしゃいます。

体調も肌もそうですが、なんでも機嫌って、あると思います。

なるべく、いつでも機嫌良くしてもらうたけの努力って、必要ですね。

でも、冬になると、湿度も下がる、暖房もきつい、風も冷たい、などなど、夏も肌にとって過酷ですが、厳寒も過酷です。

乾燥によって、肌のバリア機能が壊れてしまうこともあります。

ちょっとしたバランスが、なんやかやと原因が重なって、崩れてしまうんでしょうね。

いつもだったら、大丈夫だったのに、ちょっと疲れていた、仕事が忙しかった、寝不足だった、などなどが重なって、と、誰にでも起こりえる話です。

風邪を引くのと同じようなものです。引かない時もあるし、かかることもあるし。

特に、2月に入ると、花粉症が本格的になって、乾燥してバリア機能が落ちていたところに、花粉が入ってきますから、お肌には堪ったものではありません。

ず~っと一生同じ状態でなんか、いれるわけはないんです。生きていますし、老化は死ぬまで続きますから。絶えず、変化しているわけです、いいほうにも悪いほうにも。

体ともお肌とも、うまく付き合っていってあげないといけません。

→続く

今日は、ちょっともう遅いので、手短に。。

すみません、なんか仕事が終わらなくて、自分の顔にもいろいろやりたいことが溜まっているのに、なんにもできていません。。

全然ここ最近やっていないのに、なんとかマシな状態を保てているのは、スキンケアと化粧品と漢方薬と栄養療法のサプリのおかげかなと。

サプリをお勧めして飲み始めて、髪の毛・まつ毛がしっかりしてきた患者さんも多いですし、その経過を、ふんふん、と思って診ていましたが、なんと!私の栄養療法を始めて、今で3日くらいでしたっけ?もうちょっとでしたっけ?今日ね、手荒れが良くなってました。

もうここ何年か、冬になると、乾燥・ひびが指先周りに入るようになり、あ~、年とったんだな~と思っていたんですが(若い頃は、週に2~3回手術場に入るのに、イソジン原液とブラシで手洗いしても、手荒れなんてしなかったし、消毒薬もへっちゃらでした。

外科医ではないので、そこまでの消毒薬も開業してからは使っていないですが、医療に使う器具などは全て合成界面活性剤を使うため(よく汚れが落ちるから。ものすごいすすぎますけどね。すすぎはしばらく流しっぱなしにします。)、続けると手荒れして、落ち着いてと繰り返し、冬場は落ち着く暇がなく、仕方ないな~と思っていました。

(ムチャクチャ困るほどでもないし、ステロイドを塗るほどではないので、保湿くらいしかしませんが、すぐ手洗いしますからね、仕事上仕方ないです。)

それがっ!!今日、指の角のごわごわのひび割れがっ!!自然に塞がってますっ!!

スゴイっ!!

皮膚粘膜も修復促進させる栄養分も摂っているので、そりゃ当たり前といえば当たり前なんですが、今までの医薬品のビタミン剤などでは、それだけでは治らなかったんですね~。

まさに、栄養療法の素晴らしさを実感した今日でした。

あと、今朝は、寝不足のはずですが、スッと起きられました。嬉し=!!

このままいったら、スキンケアだけで、高い化粧品もレーザーも注射も要らなくなったりして♡ ウシシ。。。♡ 自分で自分にするのは、ものすご=くメンドクサイので、その辺、省けたり、回数を減らしていけたら、便利だな~。

いや、そういう状態で、またやるから、もっといいのかしらん。。

こうご期待っ!!

さて、本題です。(本題なのか。。?)

蘭1.jpg 蘭が咲きました!まだいっぱい蕾がついています。

蘭アップ.jpg 花のアップ!

実は、こちらの蘭、引っ越し祝いでいただいた蘭なんです。

花はかなり長くもって、蘭って、こんな長く持つんだ!と感心したものですが、順次一応切り戻して、お水と蘭用の栄養剤を上げてました。葉っぱはずっと元気でしたが、また花が咲くとは!

最初の開業の時にもたくさん蘭の鉢をいただいたんですが、花が散った後、前のクリニックでは置いておくところがなくて、ベランダ側と言いますか、外に出していたんです。(もう、結構昼間は暑かったのと、ホントに置き場がなかったんです。)

みんな、その後、枯れてしまいました。。可哀そうなことをしました。。

今回、引っ越しして、花が散っても、幸い置いておく場所があります。

でも、かなりの数なので、待合室と院長室に分けておきました。

そのうちの何本かが、どんどん芽が伸びてきて、葉っぱが出るのかな、と思っていると、膨らんできて、蕾になりました!

どんどん膨らんで、今日、初めて、2回目の花が咲きました!嬉しいです~!!

咲いたこの子は、一番暖房の風がほどよくあたって、温かい場所に陣取っていた子です。だからかな?

次に咲きそうなのは院長室にいた子なんですが、まだ蕾が小さくて、弱弱しい感じ。。(院長室は、ちょっと寒くて、ちょっと暑いのです。冷暖房が効きづらくなっていて、私がエアコンをケチったせいですが、隣の部屋から引いているので、ちゃんとドアを閉めれば、効いてくるんですけど、院長室にいる時って、ドアも開けていることも多くて。でもダイソンのほっとアンドクールがあるから、全く困りません!でも、私のいる時しかつけないから、蘭からしたら、ちと寒かったかも。。

なので、待合室にもっていける子達を待合に移しました。あったかいかな?蕾はもっと膨らむかな?

全部が芽を出してきているわけではありませんが、結構出しています。

とても楽しみです。

蘭以外の観葉植物は、5年前の開業時にいただいた子達、全員、元気です!

全員、連れてきて、待合やら廊下で、酸素を出して、二酸化炭素を吸ってくれています!ご苦労様です!

弱ったりしたこともありましたけど、先日、空気洗浄機の横に置いていた子がどんどん黄色くなるから、おかしいな、と思っていたら、風が寒かったんですね!やばかった~!慌てて、場所を変えました。緑にちょっとなってきているところです。

あまりに伸びるので、芯止めをしたつもりなのに、伸びていく子もいて、切ったところが悪かったのか、そこに、ワッサ=と新しい葉をつけているもんだから、次にどこを芯止めしたらいいのか、わからず。。。それ以上伸びたら、天井につくから、止まってほしんですけど。。あまりに伸びすぎて、ヒョロッとなっちゃって、倒れてこないか心配です。。

ホントは、生花ももっとおきたいところですが、花を買いに行く時間も毎日水替えと生け直しと、とやっている時間がないので、ほとんどうちはアートフラワーです。

今日は、クリニックが終わってから、お雛様を出して、桃や梅・菜の花などの黄色い春の花に変えました。

こういう衣替えじゃなくて、なんていうんでしょう。行事って楽しいですね。いつもは、キャンペーンに合わせて、3月に入ってから変えるんですが、お雛様が好きなので、思い出したうちに、とやっちゃいました。。溜まっている仕事をほったらかしにして。。(現実逃避だったか。。)

もうすぐ春ですね~。季節の変わり目、ご自愛ください。

奈良の春日大社神苑のイルミネーション「イルミ奈~ら」が22日日曜日で終わるので、写真をアップしておきたいのですが、これは先に書いておかねば!ということがあったので、すみません、後回しにします。

ただ、この「イルミ奈~ら」、また書きますが、おもしろいので、行ってみてください。普通のイルミネーションとは、違った趣味のモノが見られます。

さて、今日の話題です。

先日、久しぶりの患者さんにお会いしました。

1年ぶり以上かな。タイタンで通っていらっしゃる方です。

もともと痩せていらっしゃって、BMい18くらいのスラッとした、スタイルのとてもいい方です。

仕事でお疲れになると、ちょっと頬がこけたように見えて疲れて見えてしまうこともある方ですが、いつも元気いっぱいの方でした。

でも、今回、いつものように笑顔でいらっしゃるんですが、なにかいつもとは違って疲れて見えてしまいます。

タイタンの処置中(私が施術するので)、ず~っと顔を診ているわけですが、目の下のクマが灰青っぽいというか、今までそんなクマをその方で診たことがなかったので、かなりお疲れなのかと思ってお聞きすると、体調がちょっと悪いそうで。。疲れやすくなったり、寝ても疲れが取れにくかったり、立ちくらみも起こるようになったそうで。。。

健康診断は、直近で受けておられ、何も問題なし、でした。

女性で、疲れやすいとか、仕事が忙しくて大変で、という話を聞くと、いろいろ症状とか経過をお聞きして、「お肉食べてますか?」「お肉食べてください。」「卵食べてください」とアドバイスしています。

なので、今回もお聞きしたら、今まで結構お肉を食べていたのに、TVでなんか肉は食べてはいけないとかいうのをやっていたのか、おうちで料理担当だったお母様が、肉を一切止めて、大量の生野菜と魚一辺倒に変わってしまったそうです。

それからちょっとずつ体の調子が悪くなっていたそうです。

「もうすぐにお肉食べましょう!今晩はお肉にしましょう!」となりました。

しかも、率先してお肉を食べなかったお母様は、もっと体調が悪いそうで、とうとう朝起きられなくなったそうで、いろんな病院に行って検査をしたけど、どこも悪くないと言われたそうです。

「すぐに、食生活を元に戻してくださいっ!!」

ヤル気が出ない、疲れが取れない、朝起きられない、すぐに疲れる、しんどい、だるい、などなど、こういうのがずっと続くと、で、病院で検査をされても何も見つからない、となると、うつ病かも?!と精神科・心療内科に受診することになってしまうことが多いかと思うんですが。。。

そりゃ、うつ病かもしれませんけどね、もしまだ精神科に行かなくても待てるなら、(「死にたい」とか死に向かっている時は、必ずすぐに行ってくださいね。それはとりあえず薬が必要なはずです。)

お肉や卵、食べてみてください。

栄養療法の本もたくさん読んで。

体調が悪い=栄養療法でなんとかなる、というわけではもちろんありません。

特に、40歳を過ぎた方の場合、検診や人間ドッグに行っておられない方の場合は、早目にそういう全身チェックを勧めています。

車検と同じです。

40歳も過ぎると、体もメンテナンスしておいてあげないと、まだ頑張れるのか、ちょっと治しておくほうがいいのか、などなど、チェックは必要だと私は思います。

症状によったら、ドッグにいくよりも、まずは普通の病院ですね。病気を疑うような症状がある場合は、ドッグの結果なんて待っていられませんし(2週間~1か月くらいかかるでしょ)、病気疑いですから、保険診療の範囲内のことです。

それでなにか見つかったら、その見つかったことの治療や検査の邪魔にならない範囲で、食事の内容を改善してもらいます。

何がひっかかるのか、まだわからない段階で、食事内容を一変するのは、止めておいてもらっています。何が影響するのかわからないから。

(インスタンやファストフードばっかりとか、そんなのは、即刻止めないといけませんよ。)

今回は、患者さんもお母様も、検査が先に済んでいて、内臓の病気が見つかっていない、ということが前提です。

お母様も、食事を戻してしばらくしても、やっぱり元気が出てこないようであれば、精神科・心療内科にかかる必要があるとは思います。

また、今の時期、というか、冬ですね、あまり紫外線に当たらないと、「冬季うつ」と言って、うつ病にかかりやすかったりしますから、朝は、めいっぱい朝日を浴びるように言いました。

私も、朝は、カーテンを思いっきり開けて、朝日を浴びています。

朝日を浴びて、体内時計を正常に働かせる、というのは、とても大事です。

栄養も大事ですけど、同じくらい大事。

大事なことは、ひとつでもかけたら、いけないんですよ。

精神科・心療内科のクリニック、増えましたね。。需要と供給の両方が増えているってことでしょうか。。

双方で処方する薬の量(お金も)がすごいことに(ものすごい増えている)なっている、というのを、聞いたことがあります。

そのドクターにもよりますけどね、まあ、ドクターの診察と心理カウンセラーは違いますが、話も全然聞かずに、薬漬けにするドクターも中にはいます。

それは、精神科に関わらず、どの科でも、そういう医者いますよね。

精神科のそういう薬は、最初はちょっといいかもしれませんが、すぐに効かなくなるというか、足らなくなるというか、慣れてくるのか、症状が良くならないから、またすぐ増やされる、挙句の果てにどんどん増えていく。。という悪循環になっていることがあります。

うちに来られる初診の方で、問診票の内服薬のところに、精神科の薬をズラズラ~っと書かれる方がいるので(でも、病名は書いていない)、どんな重病なんだろう、と思っていると、普通~の方です。もちろん、笑顔もあるし。

???

なんで、この人、こんな大量の薬出ているんだろう。。?(躁病とかではないですよ

話を聞いていくと、ちょっと不眠だったら、いつの間にかたくさん処方されていた、とおっしゃる方が結構いらっしゃいます。

そういう方には、必要がなければ、担当医と相談して、減らせるなら減らしてみては?と言っています。

(実際、みなさん、なしで十分いけていて、ほとんどの方がゼロになっています。)

病気の種類にもよりますから、減らせないこともありますし、薬でなんとか押さえているだけ、ということもありますから、みんながみんな、うちの患者さんのように減らせたり、ゼロにできるわけではありません。

私は精神科医ではないので、薬をどう減らしていいのか、わかりませんので、減らし方の相談には乗れません。

たいてい、話を聞いていると、受診したら、精神科の担当医とは何も話さず、薬だけ出されている、もらうから、だらだら飲んでいる、ということも多いのです。

ビタミン剤ではないので、そういう飲み方は、ホントにいらないんだったら、ちゃんと相談して、止めましょう。

内容によったら、急に止めると反って、体の負担になる薬もありますから(精神科に関わらず)、飲むように指示が出ているなら、わからないのに勝手にするんじゃなくて、必ず相談して、やってください。

主治医が話を聞いてくれない、というなら、薬のあるうちに、他のクリニックに変わりましょう。

誤解がある場合もあるでしょうけど、そこまで話し合いが主治医とできないなら、貴女とは相性が悪いのです。相性のいいドクターのクリニックにかかればいい話です。

薬を出せば儲かる時代が、まだちょっとあるんですかね。その辺はよくわかりません。

あそこは、たくさん薬をくれるから、と院外処方でも、薬をたくさん欲しい人からしたら人気のクリニックになってしまうんでしょうか。。。

ホントに必要な薬なら、いいんですけどね。。。

普通の検査で、何も異常がなかった場合、心の病気です、と片付けられそうになったら、うつ病なのか、栄養が足りていないのか、それとも両方なのか、全く違う病気なのか、(私では、精神科医・心療内科の病気かどうかはわかりませんし、それに対応する薬も出せません。ちょっとイライラする、生理前に気落ちする、などくらいであれば、対応できますが、誰にでもあるようなこと、までです)

鑑別というか、診断がとても大切です。

こういう時、皆さんも困りますよね。

精神科・心療内科のドクターでも栄養療法をされているクリニックはありますから、うつ病なのかな、とか疑ったら、栄養の改善ももちろん必要でしょうけど、栄養療法もされているところを受診されてみれば、一石二鳥でいいですよ。

受診しなくても大丈夫、と自分で判断できるなら、栄養を口からバンバン摂らないといけませんが、食べられる量って限界がありますから、栄養療法専用サプリももらったほうがいいと思います。

うつ病を疑うくらいってことは、かなり、栄養が足らないはずだから。

ホントにTVや雑誌って、いい加減ですね~。

万人に合う食事っていうのはないので、全ての方に、お肉が合うわけではもちろんないですし、そういう方の場合は、別のもので、たんぱく質摂取をしていきます。

サプリや点滴も使うことがあります。

ひとつの健康法、みたいに、TVや雑誌で紹介するのはいいと思いますが(医学的根拠があるなら。あんた、誰?みたいな、あやしい栄養法は、ギャグにするならいいですけど。。)

万人に合うのがない以上、TVの影響力って偉大ですよね。

だからこそ、テロップをそれこそ、画面いっぱいに、「合う合わないは、個人差があります。万人に合うあけではありません」とか、「医学的根拠はありません。」「マネをしないでください」とか、流すべきだと思います。

あたかも、最高の、誰にでも合う健康食事法、みたいな報道は止めてほしいです。

視聴率、取れたら、ホントになんでもいいですかね。

どういう風に、番組が流れていたのか、わかりませんが、最近のTVを観ていると、すごく煽っているのがとても多いので、報道の倫理委員会とかどうなっているんかな、と不思議に思います。報道の自由でしょうけど、あたかも医学的にすばらしい!みたいな、「効果、ありますっ!!」的な番組は、ダメでしょ。ウソでしょ。効果なんて、言うこと自体、医療でも医者でもないんだから、ダメでしょ。

(医者で言っていたら、それはその人の責任で発言されているわけなので。。それは、もう仕方ないです。そのドクターは、それが効くと思っているわけですから。。)

TVや雑誌の記事など、話半分以下で聞き流してくださいね。特に、なんでも信じてマネしてしまう人は。。。

今日は、おからでポテトサラダを作りました。

じゃがいもは使っていないので、正確にはポテトサラダではないんですが。

結構おいしかったですよ。

もちろん、マヨネーズはしっかり使います。マヨネーズは、糖質制限では全然OKなので。(商品によりますから、必ず成分表を確認してくださいね)

ポテトサラダがダメなのは、じゃがいもであって、マヨネーズではありません。

ジャガイモをちょっと食べる分には悪いことではないですが、「ポテトサラダ」のような単品をたっぷり食べる、ということが悪いです。

頑張って糖質制限したい時には、イモ類は炭水化物ですから、避けておくにこしたことありません。

ちゃんと頑張って糖質制限をしばらくしたら、炭水化物の呪いは解けますから、おなかは空いているけど、全然我慢ができるし、糖質を食べたいとあまり思わなくなります。

呪いは、すぐに解けるんですけどね、私の悪いところは、またすぐ呪いにかかることです。

(油断して、続けて糖質を摂取するから)

さて、解析結果が返って来てからというもの、一応久しぶりに糖質制限を頑張っている私です。

解析結果には、溝口先生からのアドバイスがあるんですが、

実は、私、糖の代謝がかなり悪いことはわかっていたので(糖尿病ではありませんし、検診等で引っかかったこともありませんが、このままだと一生痩せない。。)

糖質をちょっと食べる時は、ちょっとだけ薬を飲んでいました。

痩せるかなという期待もなくはなかったんですが、血糖値の乱高下はとても体に良くないので、毎日飲んでいたわけでありませんが、ちょっと飲んでいました。

ただ、そういうことをしていると、そのうち体のほうが怒って来て、仕返しをされます。

大きな副作用が出たわけではありませんが、仕返しもイヤだし、そろそろ止めないとな、と思っていたので、あまり飲まなくなっていました。

(ちなみに、患者さんには出さない薬です。

薬の作用の理解と副作用の理解をわかって使わないと、ヤバいです。

ほとんどの患者さんが適応外なので、私からお話しもしません。)

で、溝口先生からのワンポイント・アドバイス。

「薬などよりも糖質を制限することが最も有効です。」

読んだ瞬間、プッ!と笑っちゃいました。

おっしゃる通りでございます~。

とうとう、ドクターストップ、いただきました~。

(病気ではないので、ドクターストップとは言わないのかもしれませんが)

飲める限り、お勧めのサプリを飲んでみようと思います。

忙しくて、飲めないこともあるでしょうし、私は結構な栄養不足なので、お勧めのサプリ量も結構いります。

私、サプリ大好きなんですが、実は、薬とかサプリでも、飲むのが苦手で、いつまでも口の中に残るタイプというか、うまく飲め込めないんです、小さい頃から。

食事は、ムチャクチャ早食いだし、早食いの人って、私も含めて、あまり噛まずに飲み込んでいるわけですが(だから、早い。その結果、胃腸にも負担がかかります。消化吸収が悪いわけです。)、薬やサプリの、あんな粒が呑み込めないというのは、精神的なもので。。。サプリ好きのため、かなり毎日飲みますから、かならい慣れましたけど、大き目の粒は、口に水をいっぱいに入れたまま、しばらくウロウロしたり、気合いをいれて、フンっ!と飲み込む、という繰り返しなので、ちょっと時間がかかるのです。。。

飲める限りは、頑張って飲もうと思います。

昼間がなかなか飲めないので、スタッフルームに置いておいたこともあったんですが、スタッフルームに戻れないこともあった日は、飲めないんですよね。

診察室か処置室に置いておこうかしらん。。

なにかちょっと食べてから、飲むほうがいいんですけどね、サプリは。(特殊なものを除いて)

マネして、市販のサプリとかネットで買わないでくださいね。

ろくでもないモノが多すぎます。。

まだ、大手製薬会社とか有名なサプリメーカーのを買って飲む、という気持ちはわかりますが、よくもまあ、全然聞いたこともないような、製薬会社でもどこのだれが作っているのかもわからないサプリを、口から入れれるなっ!と思いますね。

私だったら、飲めないな~。だって、何が入っているのか、わからないじゃないですか。

そんな知らないところのなんて、信用できませんね、私は。

サプリの違いについては、また詳しく書きますが、必要な理由がわかっていないのに、なんかいいんでしょ?みたいに飲むのは止めておきましょう。

まだ、通っている、信頼しているドクターから、貴女の体調を考えて勧められた、飲んでいるのは、医療用のもの、という場合は、よほどあやしくない限り、続けてもらっていますが、一体どこのなんだかわからないようなもの、病気でもないのに、飲んでいる理由がわかっていない、市販の質の悪いモノを飲んでいる(ネットもです)、などなどは、すぐに止めてもらっています。

おかしなモノは、添加物で肝臓やられるだけですよ。逆にマイナスなんですよ。

続きは、また明日で。

コンビニの

奈良のイルミネーションは、ちょっと置いておいて、先日私が自分でした採血結果を、栄養解析に依頼して、その結果が返ってきました。

。。。結果は、最悪。。チーン。。

総合判定、Dっ!!

。。。Dって。。。一番下?まだ、Eがある。。?

Aが一番いいんですよね。。?

採血結果を見た時に、代謝悪いんやろな~と漠然と思っていて、最近、ちょっと頑張って糖質制限しても、全然体重も体脂肪も動かなくて。。。(正確には、体脂肪は、かなり変動するんですが、下がった!と思ったら、翌日にはすぐ戻ります。。。)

体重や体脂肪が増えてくると、ああ、生理前なのか、と今までなら納得していたのが、いつまで、生理前やねんっ?!と自分に突っ込むくらい、体重がうんともすんとも言いません。

先日、タニタの新しい体重計を買ったんですが、体重は今までののあまり変わりませんが、なんと!体脂肪が5%ほど、上に出ますっ!!ビックリするような、数値が出ました。。もう、ホントにビックリですよ!心臓、止まるかと思いましたよっ!!

思わず、叩き割ろうかと本気で思いましたね~。

。。。壊れているのかな。。?

家族に、どうやった?違いって、なんか出た?と聞くと、どっちもあまり変わらないとのこと。。

新しいほうが、より正確。。?(この辺は、何とも言えません。。)

プラス5%って。。。じゃあ、今までのって、何。。?(一番太っていた時よりも、体脂肪率は6%下がって、これ、なので。。。)

体脂肪率というのは、メーカーによって、同じ人が続けて測っても、体脂肪率は変わります。

体重は同じですが、体脂肪率に関しては、あくまでも基準値を出そうと集めた人たちの基準(母集団と言います)によって、基準はバラバラなのです。

だって、正確に、体を輪切りにして、実際に見て、測定するって、できませんものね。

いつも、どうやって、体脂肪率を測っているんだろう。。と不思議です。

大勢集めた(一体どれくらいでしょう)データーで、大体これくらい?という感じで目安と作って、数値化しているようなものでしょうか。。

世界における絶対的評価、みたいなモノが統一されないので、世界的に肥満度を表すのは、どうしてもBMI(身長と体重のみで評価する数値)になってしまうんでしょうね。。筋肉がたくさんついている人は、絶対に重くなりますから、みなさんが、体重の増減にショックを受けたりされている時に、筋肉が付いたのなら、いいじゃないですか、と言っています。体脂肪が増えていたら、困るでしょうけど。。

が、しかしっ!! 絶対的評価とは言えないかもしれませんが、ここまで無視するわけにもいきませんね。。。

結構長い期間、昔に比べたら、糖質も減らしているし、ご飯はホントに食べていないし(私にしては、ですが、家ではごはんはめったに炊かないし、お昼もお米食べていないし、夜も食べていません。)、お菓子は食べているけど、なんちゃって糖質制限でも、以前のことを思えば、ホントに全然食べていないんですよ。

(昔、どんだけ、えげつないっちゅーねんっ!って、話ではないです。)

たんぱく質、特に、肉は、女性にしては、摂っているほうだし、運動は全くしていませんが、栄養が全然足りていないとは思っていませんでした。

でも、最近、ホントに痩せないな~。なんかすっごい代謝がうまくいっていないんだな~、と思っていて、たまに、ご飯を食べると(お菓子もですが)、数時間してから、機能性低血糖になって、「たった、あれだけの炭水化物で、機能性低血糖って。。。どんだけ、インスリン、出てるんねん。。まだ、アカンのか。。」と思っていました。

ヤバいな、と。

インスリンは、別名肥満ホルモンと呼ばれていて、インスリンがバンバン出るということは、皮下脂肪がどんどん溜まる、ということです。インスリンがそれだけバンバン出ていると、そのうち、膵臓がへばってきて、糖尿病、まっしぐら!になるわけです。

多分、ちょっと糖質制限して、あと一歩!みたいなところで、炭水化物をドーンっ!と、なんか、コイツ、食べているんですよね。

で、食べると、また一からです。

そうしている間に、糖代謝全体がおかしくなっているようです。。うう。。。痩せないはずだわ。。

一般の人よりも、私はサプリは飲んでいるほうですし、しかも全部、クリニック専用のものか、医薬品のビタミン剤とかです。厚労省承認のヤツです。

1日3回、きっちり毎日飲めているわけではありませんが、普通の人よりは飲んでいると思います。

1か月のサプリ代だけで、結構になりますからね。

ところが、今回の解析結果で、全く足りていないことが判明しました。

摂っている以上に、消費もしている量が多いんでしょうかね。

せっかくのトゥルスカで、かなり減っていたおなかも、見る影なし?というくらい、ホントにやったのかな、これでもやる前よりもマシなのかな、ていうか補充されていないか、脂肪?

これは、おかしいっ!と検査結果が返ってから、ちょっと心をさすがに入れ替えて、

(だって、着る服がホントに困るんですよね。。春の買い物に行く気も失せます。。)

今、頑張っているところです。

ホントに、もっとちゃんと糖質制限をしようっ!と、再度心に誓いました。

ついでに、自分にどれだけの栄養素が足らないのか、栄養療法の第一人者でいらっしゃる、溝口先生からのアドバイスに従い、足りない栄養素は、全て発注しました。

忙しくて、飲めない時があるので、なんとかしないとね。

ちゃんとしたサプリというのは、当たり前ですが、お高いです。

でも、意味のないサプリを飲んでも仕方ないので、ちょっと今までのを整理します。

私が今まで飲んでいたのは、もちろんいいんですが、もっと吸収率の高いものに変えます。

いろいろ続けたいサプリもありますが、これだけ栄養が足りていないのなら、最優先事項はこっちですから~。

漢方で、かなり体調も良くなって、今ではつい忘れてしまうことも多くなったのに、栄養が足りていないとなると、漢方でうまくバランスを取ってもらうと言っても、さすがに限界がありますよね。。

もっと疲れないように、頑張れるように!

でないと、トゥルスカの論文がいつまでたっても、完成しませんね。。。