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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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さっき、「ホンマでっか?!TV」をちょっと見ていたら、「ワキ毛はあったほうがいい」「ワキ毛がないと、モテ度が下がります」と、またまたビックリするようなことが流れてました。

この頃、民放のTV番組って、どれだけ見てる人にインパクトを与えられるかで勝負してるようなところがありますね。一般的に知られていることを逆のことを言い切ることが大切と言い渡されているのかと思わせるゲストの方々・・・。番組のテロップにも出ますが、何でも鵜呑みにはなさらないように。情報発信番組ではなく、ひとつのお笑い番組の感覚で、見てくださいね。話のネタですよね。

美容業界(医療業界のことです。化粧品やエステ業界の話ではありません)で、全く話題にもなっていないウソッぱちのことでも、「ハリウッドセレブの間で流行ってる!」とか、TVで言い切る方もいて、また番組終了後、皆してネット検索するので、類似品(そもそもその、話題という化粧品とかも、かなり怪しいと思うんですが)が出回って、買ってしまう方も結構いらっしゃいます。誰も本物を知らないから、「TVで話題の!」とか言い切って売ったもん勝ち!みたいな業者もいるので、くれぐれもご注意を!

さて、ワキ毛ですが、何故ワキ毛があるとモテるのかという理由が、ワキにはアポクリン腺といういわゆる「ワキガ」のもとになる汗の腺があります。これがたくさんあると、独特のニオイがするので、「ワキガ」と呼ばれます。多少は誰でもあります。

ワキ毛があるほうが、そのニオイが遠くまで運んでくれるそうです。そうすることで、いろんな人にアピールできるとのこと。う~ん・・・。

アポクリン腺がどれくらいの数があるのかは個人差が大きいです。特に、日本人は少なめで、欧米人は多いです。その人によっても、汗などののニオイは人それぞれなので、欧米では、香水と自分のニオイを合わせて、唯一無二の香りにして、セックスアピールを上げるというのが一般的なようです。欧米のものって、結構香料何でも強いですよね。元々、香水好きな民族なのか、ワキとかのニオイを隠すため(合わせてより良いものにするため?)に、香水の文化が進んだのかは私は知りませんが、日本とは対照的ですね。

日本人は、昔からニオイに敏感というか、どちらかというと、あまり好まない人種なんでしょうか。アポクリン腺も少ない人が多いため、少数派のアポクリン腺が多い人は、「ワキガ」と言って、嫌われてきたような気がします。欧米の小説とかでは、セクシーとか、素敵みたいに表現されているのを見たことがあります。

欧米と文化も湿度などの環境も考え方も、かなり違うので、あの番組内で、医師や学者の先生方がおっっしゃっていることは、どこかの論文などに載っていたこととは思いますが、どこの国の論文か、どんなデータかを確認しないと、アジア人、特に日本人に当てはまるかは、また別の話です。

まあ、女性のワキ毛は見た目から言っても、ないほうが私はいいと思います。私もワキは10年以上前にすでに脱毛しています。(医療脱毛は、すっごい楽です。お手入れしていた頃がウソみたいです)香りをふりまきたい方は、香水をつければいいし、医学的に「ワキガ」という方は、毛が無くても結構ニオイは周りに届いていますので、番組でいうところのアピールは充分かと思います(気にしている方は、毛がないほうが、雑菌の繁殖が少なくなるので、ニオイは少しマシです)毛が一体、どれだけの距離の差を生むと言うのでしょう。そのデータを見てみたいですね。「ためしてガッテン!」を見た後だったので、余計に、あ~あ~・・・と思ってしまいました。

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